JPH09228263A - 可変虹彩色転写シート及び可変虹彩色物品 - Google Patents

可変虹彩色転写シート及び可変虹彩色物品

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JPH09228263A
JPH09228263A JP8061814A JP6181496A JPH09228263A JP H09228263 A JPH09228263 A JP H09228263A JP 8061814 A JP8061814 A JP 8061814A JP 6181496 A JP6181496 A JP 6181496A JP H09228263 A JPH09228263 A JP H09228263A
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JP
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iris color
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JP8061814A
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English (en)
Inventor
Yosuke Kitagawa
陽介 北川
Ryuichi Hoshikawa
隆一 星川
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Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
Original Assignee
Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から受けるエネルギの変化を一切必要と
することなく、色彩および/または図柄が変化して見
え、而もその変化する色彩および/または図柄が真珠光
沢様の色彩である図柄模様を形成する。 【解決手段】 ベースシート1上に剥離層2を形成し、
その上に、合成樹脂中に虹彩色パール顔料を分散含有し
てなる可変虹彩色層3を形成する。その上に、極淡灰色
の隠蔽力のある背面層4を形成する。その背面層4上に
接着層5を形成することにより、可変虹彩色転写シート
を得る。その可変虹彩色転写シートの接着層5側を黒色
綿ニット8に当接させ、熱転写機により加熱・加圧した
後、ベースシート1を剥離させる。黒色綿ニット8上に
転写形成されたアルファベット柄Bは、視認する方向に
より、真珠光沢色と背面層4の色彩が互変的に観察され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、方向によって色が
現れたり消えたりする転写物を、繊維製品を始めとする
被転写物品に転写することができる転写シート、及び方
向によって色が現れたり消えたりする部分を有する物品
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ベース
シート上に剥離可能な図柄模様層を設け、その図柄模様
層を接着層を介して加熱・加圧により被転写物品上に接
着転移させ、その被転写物品上に図柄模様を形成するよ
うにした転写シートは既に広く知られている。現在その
ような転写シートの図柄模様層に様々な新しい機能を付
与する努力がなされているが、図柄模様の色彩が変化す
るものは、サーモクロミック現象やフォトクロミック現
象を利用したもの(例えば実公昭61−19040、実
公平7−48711)等が知られているに過ぎない。
【0003】サーモクロミック現象やフォトクロミック
現象を利用した転写シートによる転写物の色彩変化は、
それぞれ気温の変化、或いは直射日光等の比較的強い光
の照射の有無等の外部から受けるエネルギの変化を必須
とするので、その転写物に色彩変化を生じさせるための
使用環境は非常に制約を受けるものであった。また、こ
のような転写シートに使用されて前記のような現象によ
り色彩変化を起こす特定の有機化合物によっては、例え
ば金属光沢や真珠光沢様の色彩を付与することは非常に
困難であった。
【0004】ところで、所謂パール顔料を含んだ偏光イ
ンキ層と通常の色インキ層を特定の積層状態とすること
により、その色インキ層によって構成される図柄模様に
対して真珠光沢を付与する転写シートが知られている
が、この転写シートにより得られる転写物は、単に真珠
光沢様の静的な色彩効果を有するに過ぎず、図柄模様が
可変状態となる動的な色彩効果を得ることはできなかっ
た。
【0005】本発明は、従来技術の上記のような状況に
鑑み行われたものであって、その目的とするところは、
外部から受けるエネルギの変化を一切必要とすることな
く、色彩および/または図柄が変化して見え、而もその
変化する色彩および/または図柄が真珠光沢様の色彩で
ある図柄模様を有する物品及びその図柄模様を転写形成
することができる転写シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、特定のパー
ル顔料すなわち本発明における虹彩色パール顔料を含む
層に対し、特定の背面層を組み合わせることにより、そ
の虹彩色パール顔料含有層の色彩が、入射光の方向や視
認する方向の変化に応じて変化するという、全く予測で
きなかった新知見を得、これに基づき研究を進めること
により本発明を完成するに至った。
【0007】本発明の可変虹彩色転写シートは、少なく
ともベースシート、剥離層、可変虹彩色層、背面層及び
接着層が、この順序で積層された部分を有してなる転写
シートであって、前記接着層は、被転写物品に転写され
る転写部分を被転写物品に接着させるためのものであ
り、前記剥離層は、被転写物品に転写される転写部分と
ベースシートとを剥離させるためのものであり、前記可
変虹彩色層から見て背面層側は、淡色であると共に、転
写部分を被転写物品に転写した状態において被転写物品
の色彩を隠蔽するものであり、前記可変虹彩色層は、少
なくとも虹彩色パール顔料を含んでなり、被転写物品に
転写された転写部分における背面層上の可変虹彩色層へ
の入射光の方向の変化、又はその転写部分における背面
層上の可変虹彩色層に対する、それを光学的に検知する
検知手段の方向の変化に応じ、その可変虹彩色層が所定
の光沢色を有する状態に検知されたりその光沢色が実質
上消えた状態に検知されたりすることを特徴とする。
【0008】また本発明の可変虹彩色物品は、物品上
に、少なくとも背面層及び可変虹彩色層が、この順序で
積層された部分を備えてなる積層部を有し、前記可変虹
彩色層から見て背面層側は淡色であると共に前記物品の
色彩を隠蔽するものであり、前記可変虹彩色層は、少な
くとも虹彩色パール顔料を含んでなり、背面層上の可変
虹彩色層への入射光の方向の変化、又は背面層上の可変
虹彩色層に対する、それを光学的に検知する検知手段の
方向の変化に応じ、その可変虹彩色層が所定の光沢色を
有する状態に検知されたりその光沢色が実質上消えた状
態に検知されたりすることを特徴とする。
【0009】本発明の転写シートにおけるベースシート
(図1乃至図9の例における1)としては、例えば、セ
ルロース紙、合成繊維紙、合成紙、セロファン、合成樹
脂フイルム等、従来の転写シートのベースシートとして
用い得るあらゆるシート状材料を使用することができ
る。
【0010】本発明の転写シートにおける剥離層(図1
乃至図9の例における2)は、ベースシート上の全面又
は部分に、例えば下記の剥離物質を含むインキ組成物を
印刷あるいは塗工することによって形成される。この剥
離層は、少なくとも可変虹彩色層、背面層及び接着層、
により構成される転写部分、すなわち被転写物品に転写
される部分と、ベースシートとを剥離させるためのもの
である。
【0011】剥離層は、例えば、ベースシートに対する
接着性が強くて転写部分に対しては剥離性が強いもので
あってもよく、ベースシートに対し剥離性が強くて転写
部分に対しては接着性が強いものであってもよい。後者
の態様においては、被転写物品上に転写された転写部分
の保護層としての役割をも担うものとすることができ
る。このような保護層は、透明性を有することを要す
る。好ましくは無色透明である。また、転写の際に加熱
される転写シートの場合、その加熱により剥離層とベー
スシートとの剥離性又は剥離層と転写部分との剥離性が
強まる構成とすることもできる。
【0012】剥離層の主成分となる剥離物質は、ベース
シートや転写部分の材質に応じ適宜選択することができ
る。使用し得る剥離物質の例としては、メチルセルロー
ス、アセチルブチルセルロースのようなセルロース誘導
体;カルナバワックス、ロジン、パラフィンワックスの
ような天然又は合成ワックス類;ポリオレフィン樹脂、
ビニル樹脂、アクリル樹脂、架橋アクリル樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、アミド樹脂、メラミン樹脂、ウレタ
ン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、イミド樹脂のよ
うな熱可塑性又は熱硬化性の合成樹脂類等を挙げること
ができ、これらのそれぞれを単独で又は2種以上のもの
を組み合わせて使用することができる。
【0013】なお、本発明の剥離層は、異なった組成の
複数の層を積層してなるものとすることもできる。
【0014】次に、本発明の転写シートにおける、少な
くとも虹彩色パール顔料を含んでなる可変虹彩色層(図
1乃至図9の例における3)は、剥離層上の全面又は部
分に積層形成される。他の無色若しくは有色の透明層、
半透明層又は不透明層等を、剥離層と可変虹彩色層の間
の一部に、或いは透明層の場合一部又は全体に介在させ
ることもできる。また、本発明の可変虹彩色物品におけ
る可変虹彩色層は、少なくとも一部が背面層上に積層さ
れた状態をなす。本発明の最大の特徴は、この可変虹彩
色層と背面層等との組み合わせにある。
【0015】本発明でいう虹彩色パール顔料とは、雲母
等の薄片粒子上に酸化チタン等をコーティングしてなる
所謂一連のパール顔料類中、以下に示す特定の性質を有
する一群の顔料類を意味する。すなわち、その顔料を透
明な媒質中に含む層の色彩が、その層に接して設けられ
る下地が黒色である場合には、黄、赤、紫、青、緑等の
特定の光沢色を呈するが、下地が白色である場合には、
その光沢色が極淡色化するか又は消失する性質である。
このような性質は、おそらく雲母等にコーティングされ
たコート層の厚さが関係するものと思われる。
【0016】可変虹彩色層は、可変虹彩色転写シートの
転写部分を被転写物品に転写した状態、あるいは可変虹
彩色物品上において、背面層上の可変虹彩色層への入射
光の方向の変化、又はその転写部分における背面層上の
可変虹彩色層に対する、それを光学的に検知する検知手
段(例えば人間の目、カメラ、ビデオカメラ等)の方向
の変化に応じ、その可変虹彩色層が所定の光沢色(上述
の、下地が黒色である場合の光沢色)を有する状態に検
知されたり、その光沢色が実質上消えた状態(背面層側
の色彩がそのまま現れた状態)に検知されたりする。す
なわち、このような光沢色が現れたり消えたりする変化
は、可変虹彩色層に対する入射光の方向の変化のみによ
って生じることもあれば、また、可変虹彩色層に対する
検知手段の方向の変化のみによっても生じ、またあるい
は両者の変化によっても勿論生ずる。そのため、直接見
た場合と鏡にうつったものを見た場合とで色彩や模様が
異なることも生ずる。入射光の有無や、複数の光が入射
する場合における各入射光の強さの変化によっても可変
虹彩色層の光沢色が現れたり消えたりする。しかしなが
ら、この可変虹彩色層を背面層等と組み合わせた場合に
のみ特異的にこのような色彩変化を示すようになる詳し
いメカニズムは、未だ解明されていない。
【0017】可変虹彩色層は、上述のような虹彩色パー
ル顔料を各種合成樹脂等の透明な(好ましくは無色透明
な)媒質中に分散させたものにより形成し得る。具体的
には、例えば従来の転写シートにおける層の形成に用い
られる通常処方のインキ組成物に、顔料として虹彩色パ
ール顔料を分散させたものにより形成することが可能で
ある。
【0018】可変虹彩色層の形成のために虹彩色パール
顔料を分散含有して例えば前記のようなインキ組成物を
構成するための合成樹脂類の例としては、塩化ビニル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−アク
リル酸エステル共重合樹脂、アクリル酸エステル樹脂、
クロルスルフォン化ポリエステル樹脂、塩素化ポリオレ
フィン樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリウレタン樹脂、イソシアネート樹脂、スチレン−ブ
タジエンラバー、ニトリル−ブタジエンラバー等を挙げ
ることができるが、これのみに限定されるものではな
い。
【0019】本発明の転写シートにおける背面層(図1
乃至図9の例における4)は、可変虹彩色層上の全面
(例えば図1のような態様)又は部分に、或いは可変虹
彩色層以外の部分をも覆うように(例えば図2のような
態様)積層形成される。他の無色若しくは有色の透明
層、半透明層又は不透明層等を、可変虹彩色層と背面層
の間の一部に、或いは透明層の場合一部又は全体に介在
させることもできる。また、本発明の可変虹彩色物品に
おける背面層は、直接、或いは本発明の転写シートにお
ける接着層等の他の層を介して、物品上に形成される。
【0020】本発明の転写シートにおいては、可変虹彩
色層から見て背面層側は、淡色であると共に、転写部分
を被転写物品に転写した状態において被転写物品の色彩
を隠蔽するものであることを要する。転写部分を被転写
物品に転写した状態において、可変虹彩色層から見て背
面層側が被転写物品の色彩を隠蔽するものであることを
要するのは、もし被転写物品の色彩が可変虹彩色層に影
響を及ぼすと、その部分において可変虹彩色層に前述の
ような色彩変化が起こらない可能性があるためである。
従って背面層は、淡色であり且つ転写した状態において
背面層単独で下地の色彩を隠蔽し得るものであることが
望ましい。また本発明の可変虹彩色物品においては、可
変虹彩色層から見て背面層側が淡色であるとともに、下
地である物品の色彩を隠蔽することを要する。
【0021】前述の虹彩色パール顔料の説明からも明ら
かな通り、本発明において、黒色及び白色は、淡色から
除外される。また、ここでいう淡色の色濃度は、従来の
転写シートに用いられる色インキにより構成される通常
の色濃度よりも薄い。淡色として好ましいのは、ベージ
ュ色、クリーム色、灰色、淡赤色、淡青色、淡緑色、淡
紫色等であり、特に好ましいのは極淡灰色であるが、そ
の色濃度を明確な数値で決定することは難しく、可変虹
彩色層が前述のような色彩変化を呈するように適宜調整
することが求められる。
【0022】背面層は、例えば、酸化チタンや硫酸バリ
ウム等の白色顔料若しくは体質顔料、アルミ粉、銀粉、
白色パール顔料、銀色パール顔料等から選ばれるもの
を、それぞれ単独で、又は2種以上組み合わせたもの
を、例えば合成樹脂類等の媒質中に着色成分として含有
してなるものにより形成し得る。このような合成樹脂類
としては、前述の可変虹彩色層の形成に使用し得るもの
と同様のものを使用することができる。具体的には、例
えば従来の転写シートにおける層の形成に用いられる通
常処方のインキ組成物に、上記着色成分を分散させたも
のにより形成することが可能である。
【0023】着色成分として酸化チタン等の白色顔料を
単独で用いた場合、可変虹彩色層から見て背面層側が白
色を呈して目的に合致しなくなることがあるので、この
ような場合には、例えば一般の着色顔料類を、白色顔料
の重量に対し、好ましくは5%未満、更に好ましくは1
%未満の量で添加することが望ましい。しかしながら、
被転写物品が濃色のものであったり、あるいはこのよう
な背面層上に更に濃色の層を積層するような場合におい
て、可変虹彩色層から見て背面層側が淡色状態を呈する
ときには、必ずしもそのような一般着色顔料の添加は必
要とされない。
【0024】この後者の例のように、背面層は2層以上
を積層した構成とすることもできる。この場合の他の例
としては、一層のみの背面層では転写後における被転写
物品の隠蔽性が不十分となる場合に、アルミ粉や銀粉等
を含んでなる光学的隠蔽性に優れる第2の背面層を積層
して隠蔽性を完全なものとするような態様を挙げること
ができる。
【0025】また例えば、接着層と協働して可変虹彩色
層から見た隠蔽効果や淡色化を実現するよう構成するこ
ともできる。
【0026】なお、上述の着色成分の少なくとも1種と
して、白色パール顔料又は銀色パール顔料を用いると、
背面層の色彩を可変虹彩色層の光沢色消失時の状態とほ
ぼ完全に一致した状態とすることができるため特に好ま
しい。この場合、図2(a)に示されるように、背面層
4に対しその一部に可変虹彩色層3が積層し、可変虹彩
色層3が図柄模様を構成する態様においては、(b)に
示されるように被転写物品8に転写された転写部分にお
ける可変虹彩色層3の光沢色が現れている場合(c)に
はその図柄模様が見え、一方可変虹彩色層3の光沢色が
消失した場合(d)にはその図柄模様がほぼ見えなくな
るという、顕著な効果を奏する。
【0027】本発明の転写シートにおける接着層(図1
乃至図9の例における5)は、被転写物品に転写される
転写部分を被転写物品に接着させるためのものであり、
可変虹彩色層や背面層等の被転写物品上に転写される層
の全面を少なくとも覆うように形成される。本発明の可
変虹彩色物品は、例えば本発明の転写シートを用いて転
写部分を対象物品に接着転写することによって製造する
ことができ、また例えば、対象物品上に印刷等により背
面層及び可変虹彩色層等を形成することによっても製造
し得る。
【0028】本発明の可変虹彩色転写シートが、その接
着層を被転写物品に当接させた状態で、ベースシート側
から加圧しつつ加熱(例えば、アイロンやホットプレス
などを用いて80乃至220℃で2乃至30秒間加圧・
加熱)することにより、転写部分を被転写物品に転写す
るものである場合、接着層としては、転写の際の加熱に
より溶融し、その後の冷却(通常の場合自然冷却)によ
る固化により被転写物品上に転写部分を堅牢に接着保持
させ得るものとすることが望ましい(この場合、加熱・
加圧後、被転写物品からベースシートのみを剥離させ、
あるいはベースシート及び剥離層を一体的に剥離させる
ことにより転写が完了する)。このような接着層は、加
熱により溶融し、冷却固化により接着するホットメルト
樹脂を主成分として構成される。使用し得るホットメル
ト樹脂の例としては、ポリアミド系、飽和ポリエステル
系、ポリウレタン系、エチレン−酢酸ビニル共重合系、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合系、ポリ塩化ビニル系、
ポリアクリル酸エステル系等の熱可塑性ポリマーを挙げ
ることができるが、これらのみに限定されるものではな
く、この種の用途に用いられるいかなるものをも使用し
得る。2種以上のホットメルト樹脂を組み合わせて用い
ることもできる。
【0029】接着層の形成方法に特に限定はなく、いか
なる方法によって形成してもよい。例えば、水又は有機
溶剤に上述のようなホットメルト樹脂を溶解させるか、
あるいは乳化又は分散懸濁させて印刷インキを調製し、
それを印刷することにより接着層を形成し得る。この印
刷インキには、必要に応じ、熱硬化性樹脂、可塑剤、界
面活性剤、安定剤、滑剤、粘度調節剤、吸着剤等を共存
させることができる。また例えば、接着層に接すべき可
変虹彩色層や背面層等が乾燥する前に、それらの層上に
ホットメルト樹脂の粉末を直接散布することによって
も、接着層を形成することができる。この場合、ホット
メルト樹脂がより強く坦時されるようにするために、前
記のような可変虹彩色層や背面層等の上に、その可変虹
彩色層や背面層を構成するために用い得る前記のような
合成樹脂類からなる補強層を予め設けるようにすること
もできる。
【0030】なお、背面層と接着層が一体をなすもの、
すなわち、一つの層が背面層と接着層の両方の機能を奏
するものとすることも可能である。
【0031】本発明の転写シートにおいては、上記剥離
層と接着層の間の任意の位置に、上記可変虹彩色層及び
背面層以外の着色層を、例えば図3乃至図5に6として
示すように別途設けることにより、被転写物品に転写さ
れた転写部分の装飾効果を更に多様なものとすることが
できる。図3に示す態様では、接着層5の全面に積層し
た背面層4に対し、その一部に可変虹彩色層3及び着色
層6が積層している。図4に示す態様では、接着層5の
全面に積層した背面層4の全面に可変虹彩色層3が積層
し、その可変虹彩色層3に対しその一部に着色層6が積
層している。図5に示す態様では、接着層5に対し、そ
の一部に着色層6が積層し、他の部分には背面層4が積
層すると共にその背面層4の全面に可変虹彩色層3が積
層している。また本発明の可変虹彩色物品においても、
同様の着色層を設けることができる。
【0032】このような着色層は、可変虹彩色層等を形
成するのと同様のインキ組成物により、印刷形成するこ
とができる。その着色成分としては、通常の染顔料類を
始め、蛍光顔料、蓄光顔料、サーモクロミック色素、フ
ォトクロミック色素等のいかなる着色剤をも用いること
ができる。
【0033】なお、着色層の色彩は、例えば白色パール
顔料や銀色パール顔料等を着色成分として用いることに
より、背面層の色彩と実質上同一にすることもできる。
このようにした場合に、図4(a)に示すように、転写
された状態における可変虹彩色層3の表面側の一部に着
色層6が形成されていると、転写された可変虹彩色層3
の光沢色が現れている状態(b)では、可変虹彩色層3
及び着色層6によりそれぞれ構成される何れの模様も見
えるが、可変虹彩色層3の光沢色が消失した状態(c)
では、着色層6の色彩と背面層4の色彩を区別するのが
困難となって何れの模様も見えなくなるという、意外性
に富んだ図柄模様の構成が可能となる。
【0034】また、可変虹彩色層における部分に実質上
それと同一色の可変虹彩色層(図6及び図7の例におけ
る7)が積層され又は上記可変虹彩色層が部分的に肉厚
に形成されることにより、可変虹彩色層における所定の
光沢色が実質上消えた状態に検知される場合に、その積
層部分又は肉厚部分が模様状を呈するよう構成すること
もできる。図6の場合、背面層4側に積層され、図7の
場合、剥離層2の側に積層されている。このような可変
虹彩色層7は、可変虹彩色層3の何れの側に積層されて
もよい。肉厚に形成する場合も同様である。この場合、
可変虹彩色層が着色状態であるときには、積層部分によ
る模様はほとんど認められず、可変虹彩色層が消色状態
にある場合には、積層部分による図柄模様が現れるの
で、変化に富んだ図柄模様の構成が可能となる。
【0035】なお、本発明の転写シート及び可変虹彩色
物品の各層中には、本発明における可変虹彩色層の発色
及び消色機能が損なわない限り、必要に応じ、香料、防
虫剤、忌避剤、抗菌剤、消臭剤、熱膨張性カプセル剤、
吸着剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、界面
活性剤、消泡剤、難燃剤、調湿剤、保温剤、ガラスビー
ズ類、再帰反射剤、熱硬化性樹脂、架橋剤、触媒、可塑
剤、安定剤、及び滑剤等のいかなる薬剤が添加されてい
てもよい。
【0036】本発明の可変虹彩色転写シートの転写対象
である被転写物品及び本発明の可変虹彩色物品における
物品の例としては、木綿、麻、絹、羊毛等の天然繊維;
レーヨン、キュプラ、ポリノジック、アセテート等の再
生又は半合成繊維;ポリアミド系、ポリエステル系、ポ
リアクリル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポ
リビニル系などの合成繊維;並びに、ガラス繊維、炭素
繊維等の、あらゆる繊維により構成される織物、交織織
物、混紡織物、編物、交編編物、混紡編物、及び不織
布;並びにそれらの織物、編物、不織布等を縫製加工さ
れてなる加工品;皮革;天然ゴム、合成ゴム、塩化ビニ
ル樹脂、ポリウレタン樹脂等のフィルム又はシート等の
シート状物などを挙げることができるが、特に限定され
るものではない。勿論、合成樹脂、セラミック、ガラ
ス、金属等からなる立体成形物であってもよい。被転写
物品の表面に各種の加工が施されている部分に転写又は
形成することもできる。
【0037】なお、本発明の可変虹彩色転写シートは、
枚葉の状態の転写シートを予め特定の図柄模様状にカッ
トもしくはハーフカットした上で転写操作にかけること
もでき、そのようなカットを施さずにそのままの状態で
転写操作にかけることもできる。
【0038】
【発明の効果】本発明の可変虹彩色転写シートによれ
ば、外部から受けるエネルギの変化を一切必要とするこ
となく、色彩および/または図柄が変化して見え、而も
その変化する色彩および/または図柄が真珠光沢様の色
彩である図柄模様を転写形成することができる。とりわ
け、どのような色彩を有する被転写物品に対しても、目
的とする可変虹彩色効果を有する色彩および/または図
柄を提供することができる点において、特に顕著な産業
有用性を有する。
【0039】本発明の可変虹彩色物品は、外部から受け
るエネルギの変化を一切必要とすることなく、色彩およ
び/または図柄が変化して見え、而もその変化する色彩
および/または図柄が真珠光沢様の色彩である図柄模様
を有する。
【0040】
【実施例】以下に具体的な実施例を挙げ、本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるも
のではない。
【0041】なお、以下の記述において、「部」及び
「%」とあるのは、それぞれ「重量部」及び「重量%」
を意味する。 [実施例1]図8を参照しつつ説明する。
【0042】先ず64g/m2 のベースシート1(グラ
シン紙)上に、シリコン樹脂の5%トルエン溶液をグラ
ビアコーターにて全面に塗布して剥離層2を形成した。
【0043】その上に、CRISVON S-125 (ポリウレタン
系樹脂の商品名、大日本インキ社製)50部、MIBK20
部、イソホロン10部、虹彩色パール顔料(商品名:Ir
iodin 219 Rutile Lilac Pearl 、メルク社製)20
部、及び消泡剤1部からなるインキ組成物により、12
0メッシュスクリーン版を用いて、実際の図柄とは反対
のアルファベット柄を通常のシルクスクリーン方式にて
印刷し、可変虹彩色層3を形成した。
【0044】その可変虹彩色層3が乾燥した後、その上
に、スーパーフレックスE-2000(ポリウレタン系樹
脂水溶液の商品名、第一工業製薬社製)75部、CMC 5
部、酸化チタン19.9部、カーボンブラック0.1部
からなるインキ組成物により、上記と同一のスクリーン
版を用いて背面層4を形成した。
【0045】その背面層4が乾燥した後、その上に、ス
ーパーフレックスE-2000(前出)5部、ダイアミド
450P−1(ポリアミド系樹脂よりなるホットメルト
接着剤の商品名、ダイセル化学社製)30部、CMC 5部
及び水60部からなるインキ組成物により、可変虹彩色
層3と同一模様型の50メシュスクリーン版を用いて重
ね刷りして接着層5を形成し、この接着層5を乾燥させ
ることにより、図8(a)・(b)に示されるような本
発明の可変虹彩色転写シートを得た。図8(a)は、図
8(b)におけるA−A線断面図である。
【0046】熱転写機を用い、得られた可変虹彩色転写
シートを、その接着層5側を被転写物品たる黒色綿ニッ
ト8に当接させた状態でその黒色綿ニット8上に載置
し、10秒間にわたり160℃で500g/cm2 の加
熱・加圧を施した後、速やかにベースシート1を剥離さ
せたところ、図8(c)・(d)に示されるように黒色
綿ニット8上にアルファベット柄Bが転写形成され、本
発明の可変虹彩色物品を得た。図8(c)は、図8
(d)におけるC−C線断面図である。
【0047】このアルファベット柄Bは、視認する方向
により、紫色真珠光沢色と背面層4の色彩である極淡灰
色の色彩が互変的に観察され、極めて美麗で卓越した装
飾効果を有するものであった。 [実施例2]ポリエステルフィルム製のベースシート上
にシリコーン樹脂の5%トルエン溶液をグラビアコータ
ーにて全面に塗布して剥離層を形成した。
【0048】その上にCRISVON3454(ポリウ
レタン系樹脂溶液の商品名、大日インキ社製)75部、
MIBK5部、虹彩色パール顔料(商品名:Iriodin 22
5 Rutile Blue Pearl 、メルク社製)20部、及び消泡
剤1部からなるインキ組成物により、120メッシュス
クリーン版を用いて、実際の図柄とは反対のアニメキャ
ラクター柄を通常のシルクスクリーン方式にて印刷し、
可変虹彩色層を形成した。
【0049】その可変虹彩色層が乾燥した後、その上
に、上述のインキ組成物における虹彩色パール顔料20
部を白色パール顔料(商品名 Iriodin 153 Flash Pear
l 、メルク社製)20部に置き換えてなるインキ組成物
により、前記のアニメキャラクター柄より一回り大きな
正方形状のバックグラウンドを120メッシュスクリー
ン版を用いて印刷し、第1の背面層を形成した。
【0050】その第1の背面層が乾燥した後、その上
に、同インキ組成物において白色パール顔料20部をア
ルミ粉10部に置き換えてなるインキ組成物により、上
記と同じスクリーン版を用いて、正方形状の第2の背面
層を形成した。
【0051】その第2の背面層が未だ乾燥せず湿潤状態
にあるうちに、ダイアミド450P−3(ポリアミド系
樹脂よりなるホットメルト接着剤の商品名、ダイセル化
学社製)を散布して接着層を形成し、その後95℃で3
分間のベーキングを施すことにより可変虹彩色転写シー
トを得た。
【0052】熱転写機を用い、得られた可変虹彩色転写
シートを、その接着層側を被転写物品たる赤色綿ニット
に当接させた状態でその赤色綿ニット上に載置し、20
秒間にわたり150℃で300g/cm2 の加熱・加圧
を施した後、速やかにベースシートを剥離させたとこ
ろ、赤色綿ニット上に図柄模様が転写形成された。
【0053】その図柄模様は、視認する方向により、青
色真珠光沢色のアニメキャラクター柄が現れたり、完全
に消失したりして、極めて美麗で卓越した装飾効果を有
するものであった。 [実施例3]図9を参照しつつ説明する。
【0054】ポリエステルフィルム製のベースシート1
上に、カルナバワックス15部、トルエン80部及びエ
トセル100(エチルセルロースの商品名、ハーキュレ
ス社製)5部からなるインキにより、200メッシュス
クリーン版を用いてスクリーン印刷を施し、第1の剥離
層2aを形成した。
【0055】その上に、後述の可変虹彩色層3及び着色
層6に対し接着性を有するところの、CRISVON
NB−130(ポリウレタン系樹脂の商品名、大日本イ
ンキ社製)70部、DMF10部、MIBK20部、及
び消泡剤1部からなるインキにより、200メッシュス
クリーン版を用いてスクリーン印刷を施し、第2の剥離
層2bを形成した。
【0056】その上にCRISVON NB−130
(前述)60部、DMF5部、MIBK15部、虹彩色
パール顔料(商品名:マーリン・パール顔料9820
C、MEARL社製)20部、及び消泡剤1部からなる
インキ組成物により、120メッシュスクリーン版を用
いて、横幅2cmのM字柄を通常のスクリーン方式にて
印刷し、可変虹彩色層3を形成した。
【0057】その可変虹彩色層3が乾燥した後、上記の
インキ組成物において、虹彩色パール顔料20部をHo
staperm Yellow H−10G(黄色顔料
の商品名、ヘキスト社製)2部に置き換えてなるインキ
組成物により、横幅2cmのM字柄のふち取り(3mm
幅)柄を、120メッシュスクリーン版を用いて印刷
し、着色層6を形成した。
【0058】次に、前述の可変虹彩色層3上に、その可
変虹彩色層を形成したのと同じインキ組成物により、5
mm四方に納まるアルファベット柄7を複数個、実際の
柄とは反対に120メッシュスクリーン版を用いて印刷
した。
【0059】そのアルファベット柄7が乾燥した後、そ
の上に、前記可変虹彩色層を形成したインキ組成物にお
いて、虹彩色パール顔料20部を白色パール顔料(商品
名Iriodin 151 Lustre Pearl, メルク社製)10部及び
アルミニウム粉10部に置き換えてなるインキ組成物に
より、可変虹彩色層3(アルファベット柄7を含む)を
覆うようにして、120メッシュスクリーン版を用いて
背面層4を形成した。
【0060】次に、その背面層4が乾燥した後、この背
面層4部及び前述の着色層6部の両者を覆うようにし
て、その上にフレックス300(ポリウレタン系樹脂の
水溶液の商品名、第一工業製薬社製)90部、CMC5
部及び水5部からなるインキにより、200メッシュス
クリーン版を用いて、第1の接着層5aを形成した。
【0061】第1の接着層5aが未だ乾燥せず湿潤状態
にあるうちに、バイロン902P(飽和ポリエステル系
樹脂よりなるホットメルト接着剤の商品名、東洋紡社
製)を散布して、第2の接着層5bを形成した。
【0062】その後130℃で3分間のベーキングを施
すことにより、図9(a)に示される本発明の可変虹彩
色転写シートを得た。
【0063】熱転写機を用い、得られた可変虹彩色転写
シートを、その第2の接着層5bを被転写物品たる黒色
ポリエステルニット8に当接させた状態でその黒色ポリ
エステルニット8上に載置し、5秒間にわたり160℃
で500g/cm2 の加熱・加圧を施し、常温まで冷却
後、ベースシート1及び第1の剥離層2aを一体的に剥
離させたところ、黒色ポリエステルニット8上に、図9
(b)・(c)・(d)に示される図柄模様が転写形成
された。
【0064】この図柄模様は、視認する方向により、M
字柄状の緑色真珠光沢色が現れたり(c)、緑色真珠光
沢色が消えてそのM字柄の中に小さいアルファベット柄
7が現れたり(d)する、非常にユニーク且つ美麗なも
のであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図である。
【図2】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図(a)並びに可変虹彩色物品の模式的断
面図(b)及び模式的平面図(c)・(d)である。
【図3】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図である。
【図4】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図(a)並びに可変虹彩色物品の模式的平
面図(b)・(c)である。
【図5】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図である。
【図6】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図である。
【図7】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図である。
【図8】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図(a)及び模式的平面図(b)並びに可
変虹彩色物品の模式的断面図(c)及び模式的平面図
(d)である。
【図9】本発明の実施例としての可変虹彩色転写シート
の模式的断面図(a)並びに可変虹彩色物品の模式的断
面図(b)及び模式的平面図(c)・(d)である。
【符合の説明】
1 ベースシート 2 剥離層 2a 第1の剥離層 2b 第2の剥離層 3 可変虹彩色層 4 背面層 5 接着層 5a 第1の接着層 5b 第2の接着層 6 着色層 7 可変虹彩色層、アルファベット柄 8 被転写物品、黒色綿ニット、黒色ポリエステルニ
ット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 3/12 B41M 3/12 B44C 1/165 B44C 1/165 H

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともベースシート、剥離層、可変虹
    彩色層、背面層及び接着層が、この順序で積層された部
    分を有してなる転写シートであって、前記接着層は、被
    転写物品に転写される転写部分を被転写物品に接着させ
    るためのものであり、前記剥離層は、被転写物品に転写
    される転写部分とベースシートとを剥離させるためのも
    のであり、前記可変虹彩色層から見て背面層側は、淡色
    であると共に、転写部分を被転写物品に転写した状態に
    おいて被転写物品の色彩を隠蔽するものであり、前記可
    変虹彩色層は、少なくとも虹彩色パール顔料を含んでな
    り、被転写物品に転写された転写部分における背面層上
    の可変虹彩色層への入射光の方向の変化、又はその転写
    部分における背面層上の可変虹彩色層に対する、それを
    光学的に検知する検知手段の方向の変化に応じ、その可
    変虹彩色層が所定の光沢色を有する状態に検知されたり
    その光沢色が実質上消えた状態に検知されたりすること
    を特徴とする可変虹彩色転写シート。
  2. 【請求項2】上記背面層が、淡色であると共に、転写部
    分を被転写物品に転写した状態において被転写物品の色
    彩を隠蔽するものである請求項1記載の可変虹彩色転写
    シート。
  3. 【請求項3】上記背面層と接着層が一体をなす請求項1
    又は2記載の可変虹彩色転写シート。
  4. 【請求項4】上記剥離層と接着層の間に、上記可変虹彩
    色層及び背面層以外の着色層が設けられた請求項1、2
    又は3記載の可変虹彩色転写シート。
  5. 【請求項5】上記着色層の色彩と上記背面層の色彩が実
    質上同一である請求項4記載の可変虹彩色転写シート。
  6. 【請求項6】上記可変虹彩色層における部分に実質上そ
    れと同一色の可変虹彩色層が積層され又は上記可変虹彩
    色層が部分的に肉厚に形成されることにより、可変虹彩
    色層における所定の光沢色が実質上消えた状態に検知さ
    れる場合に、その積層部分又は肉厚部分が模様状を呈す
    る請求項1、2、3、4又は5記載の可変虹彩色転写シ
    ート。
  7. 【請求項7】上記背面層が少なくとも白色パール顔料又
    は銀色パール顔料を含む請求項1、2、3、4、5又は
    6記載の可変虹彩色転写シート。
  8. 【請求項8】上記背面層が少なくともアルミ粉又は銀粉
    を含む請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の可変
    虹彩色転写シート。
  9. 【請求項9】上記背面層が白色であり、転写部分を濃色
    の被転写物品に転写した状態において、前記可変虹彩色
    層から見て背面層側が淡色となる請求項1、3、4、5
    又は6記載の可変虹彩色転写シート。
  10. 【請求項10】物品上に、少なくとも背面層及び可変虹
    彩色層が、この順序で積層された部分を備えてなる積層
    部を有し、前記可変虹彩色層から見て背面層側は、淡色
    であると共に前記物品の色彩を隠蔽するものであり、前
    記可変虹彩色層は、少なくとも虹彩色パール顔料を含ん
    でなり、背面層上の可変虹彩色層への入射光の方向の変
    化、又は背面層上の可変虹彩色層に対する、それを光学
    的に検知する検知手段の方向の変化に応じ、その可変虹
    彩色層が所定の光沢色を有する状態に検知されたりその
    光沢色が実質上消えた状態に検知されたりすることを特
    徴とする可変虹彩色物品。
  11. 【請求項11】上記背面層が、淡色であると共に、上記
    物品の色彩を隠蔽するものである請求項10記載の可変
    虹彩色物品。
  12. 【請求項12】上記背面層及び上記可変虹彩色層以外の
    着色層を有する請求項10又は11記載の可変虹彩色物
    品。
  13. 【請求項13】上記着色層の色彩と上記背面層の色彩が
    実質上同一である請求項12記載の可変虹彩色物品。
  14. 【請求項14】上記可変虹彩色層の部分に実質上それと
    同一色の可変虹彩色層が積層され又は上記可変虹彩色層
    が部分的に肉厚に形成されることにより、可変虹彩色層
    における所定の光沢色が実質上消えた状態に検知される
    場合において、その積層部分又は肉厚部分が模様状を呈
    する請求項10、11、12又は13記載の可変虹彩色
    物品。
  15. 【請求項15】上記背面層が少なくとも白色パール顔料
    又は銀色パール顔料を含む請求項10、11、12、1
    3又は14記載の可変虹彩色物品。
  16. 【請求項16】上記背面層が少なくともアルミ粉又は銀
    粉を含む請求項10、11、12、13、14又は15
    記載の可変虹彩色物品。
  17. 【請求項17】上記背面層は白色であり、上記物品が濃
    色であって、上記可変虹彩色層から見ると背面層側が淡
    色となる請求項10、12、13又は14記載の可変虹
    彩色物品。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004001434A (ja) * 2003-03-24 2004-01-08 Dainippon Printing Co Ltd 印画物の形成方法
JP2011073437A (ja) * 2009-08-10 2011-04-14 Seiko Epson Corp 転写媒体製造方法、転写媒体
KR101065919B1 (ko) * 2009-09-11 2011-09-19 주식회사 파인딜인터네셔날 패널, 패널 어셈블리 및 패널 제조방법
JP2021008675A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 パイロットインキ株式会社 光輝性可逆光変色性平糸及びそれを用いた製品

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