JPH09228341A - 水際植生用護岸構造物 - Google Patents
水際植生用護岸構造物Info
- Publication number
- JPH09228341A JPH09228341A JP8035276A JP3527696A JPH09228341A JP H09228341 A JPH09228341 A JP H09228341A JP 8035276 A JP8035276 A JP 8035276A JP 3527696 A JP3527696 A JP 3527696A JP H09228341 A JPH09228341 A JP H09228341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- revetment
- vegetation
- mat
- blocks
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
- Revetment (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
物が生育しにくいために水際の緑化が実現できない場合
があった。 【解決手段】 水際に沿って護岸壁20が設けられ、護
岸壁20と陸地との間に形成された凹所40に、水生植
物Pが根をはる土壌50が満たされ、土壌50の上に、
水生植物Pが活着されるヤシ繊維マット60が敷設さ
れ、このヤシ繊維マット60の上に、ヤシ繊維マット6
0を押さえる複数のコンクリートブロック71、72が
敷設されている。
Description
築される水際植生用護岸構造物に関する。
の復元再生を望む声が強くなっており、様々な建築構造
物において、その周囲に木々を植えたり、周囲の自然環
境に馴染みやすい外観を備えるものが多くみられるよう
になっている。そうした流れのひとつとして、例えば河
川の改修工事等においては、単なる護岸壁を設けるだけ
ではなく、この護岸壁に近接して水生植物を植栽する区
画を設けることによって水際の緑化を図り、川岸に自然
な環境を再現することが試みられている。
って護岸壁を設けるとともに、この護岸壁よりも陸地側
に石積壁を設け、この護岸壁と石積壁との間に形成され
る凹所に土壌を満たし、この土壌の上にヤシ繊維マット
を敷き詰め、このヤシ繊維マットに水生植物を活着させ
ることによって、河川の水際の緑化を図っている。
ような水際の緑化技術によると、植栽された水生植物、
ヤシ繊維マット、土壌が、時間が経過するにつれて波に
浸食され、水生植物が生育しにくかった。特に、打ち寄
せた波がぶつかる石積に近接した部分や、返す波に激し
く洗われる護岸壁のすぐ後の部分では、水生植物、ヤシ
繊維マット、土壌が洗い流されてしまい、水際の緑化が
実現できない場合があった。
であり、波による浸食を防ぎ、水生植物の生息に適した
環境を造ることによって緑化を図り、これによって水辺
に自然な環境を再現することができる水際植生用護岸構
造物を提供することを目的としている。
際植生用護岸構造物は、水際に沿って護岸壁が設けら
れ、該護岸壁と陸地との間に形成された凹所に、植物が
根をはる土壌が満たされ、該土壌の上に、植物が活着さ
れるマットが敷設され、該マットの上に、マットを押さ
える複数のブロックが敷設されていることを特徴とす
る。
物は、請求項1に記載された水際植生用護岸構造物にお
けるブロックが板状であり、さらに該ブロックには、前
記マットを露出させて植物が植栽される開口部が、ブロ
ックの上下面にわたって貫通状態に形成されていること
を特徴とする。
物は、請求項2に記載された水際植生用護岸構造物にお
いて、護岸壁側と陸地側とに配置されたブロックの開口
部の面積が、これら両側のブロックの間に配置されたブ
ロックの開口部の面積よりも小とされていることを特徴
とする。
物は、請求項2、または3に記載された水際植生用護岸
構造物におけるブロックが平面視略矩形であり、ブロッ
クは平面視略矩形であり、しかも四隅が除去された形状
とされ、マット上に配置されたときに隣り合うブロック
との突き合わせ部とされていることを特徴とする。
物の実施の形態を図1ないし図5に示して説明する。図
1に示す水際植生用護岸構造物10は、水際に沿って設
けられた護岸壁20と、護岸壁20よりも陸地側に設け
られた石積壁30と、護岸壁20と石積壁30との間の
凹所40に満たされた土壌50と、土壌50の上に敷き
詰められたヤシ繊維マット(マット)60と、ヤシ繊維
マット60の上に配置されたコンクリートブロック70
とを備えている。
コンクリートBに一体的に立設配置されており、護岸壁
20の高さは水かさが増したときの水位よりもやや低く
設定されている。また、護岸壁20には凹所40と河川
との間に水抜き孔21が貫通状態に形成されており、こ
の水抜き孔21を通じて凹所40に溜まった水が河川側
に流出し、土壌50の排水が行なわれるようになってい
る。
され、水位が増しても影響を受けない十分な強さと高さ
とを備えている。なお、石積壁30には、既存の護岸壁
を利用する場合や、石積壁30そのものを設けず、自然
の陸地の隆起した斜面を利用する場合もある。
には必要に応じてコンクリート51が打設される等して
地業が施されて捨石52が配され、その上に土壌50と
なる土砂が入れられている。
盤となるもので、護岸壁20の上部よりもやや低い位置
まで満たされている。ヤシ繊維マット60は、この土壌
50の上に隙間なく敷き詰められており、目が粗く水は
けの良いものが採用されている。
ット60の上に隣接配置されてヤシ繊維マット60を押
さえている。これらコンクリートブロック70は略矩形
の形状とされてその材質には透水性を有するものが採用
されており、しかも図2に示すように開口部の形状が異
なる2種類がある。
ち、護岸壁20および石積壁30に沿って敷設されたコ
ンクリートブロック71の開口部71aは、複数の円形
の孔が上下面にかけて貫通状態に形成されたもので、詳
しくは円形の孔が縦横に3列ずつ、計9個設けられてい
る。
間に敷設されたコンクリートブロック72の開口部72
aは、大きな矩形の孔が上下面にかけて貫通状態に形成
されたもので、矩形の孔の周囲には等しい幅の枠部分7
2bが残されている。また、コンクリートブロック7
1、72の四隅は、それぞれ1/4の円弧状に除去され
た状態に形成されて凹部(突き合わせ部)71c、72
cとされている。ここで、コンクリートブロック71の
開口部71aの総面積は、コンクリートブロック72の
開口部72aの面積よりも小さく設定されている。
は、図3および図4に示すようにヤシ繊維マット上に規
則正しく隣接配置されている。特にコンクリートブロッ
ク72は、四隅の凹部72cを周囲のコンクリートブロ
ック71、72にそれぞれ突き合わせて千鳥模様に配置
されている。また、コンクリートブロック71、72の
が向き合う部分に空間73が形成されている。
トブロック74が挿入配置されて空間73が閉じられた
状態とされているが、適当に離間した所々の空間73に
は、高さがまちまちに丸太杭80が打ち込まれている。
71a、72aから露出した部分には、葦等の水生植物
Pが植栽されている。これら水生植物Pはヤシ繊維マッ
ト60に活着し、土壌50に根を伸して生育している。
造物10において、河川の水位が上昇し、護岸壁20を
越えると、川面に起こる波が直接、水生植物Pに当るよ
うになる。このとき、護岸壁20沿いおよび石積壁30
沿いにおいては、コンクリートブロック71が敷設され
ており、開口部71aから伸びた水生植物Pが小さな集
りを形成した状態となって疎に生育している。その他の
部分はコンクリートブロック71に覆われて押さえられ
ており、波による浸食が特に激しいこれらの部分におい
ても、水生植物Pやヤシ繊維マット60、土壌50が波
に洗い流されにくくなっている。
岸壁20と石積壁30との中間付近においては、コンク
リートブロック72が敷設されて水生植物Pが一面に広
がって密に生育しながらも、コンクリートブロック72
の枠部分72bでヤシ繊維マット60が押さえられてい
るため、少なからず波の浸食を受けるこの部分において
も、ヤシ繊維マット60や土壌50が波に洗い流されに
くくなっている。
のものに透水性があり、コンクリートブロック70上と
ヤシ繊維マット60との間で水の移動が容易に行われる
ため、水生植物Pを含めて生物が生息し易くなってい
る。
太杭80は鳥や昆虫の休息場所となり、水辺に多くの生
物が集ってくるようになる。
去された形状となっているので、コンクリートブロック
どうしの収まりが良く配置における連続性が保たれる。
によれば、波によって引き起こされる水生植物Pやヤシ
繊維マット60、土壌50の流出を防ぎつつ、水生植物
Pの生息に適した環境を造ることによって水際の緑化を
図り、これによって水辺に自然な環境を再現することが
できる。
積が小さいコンクリートブロック71を護岸壁20側と
石積壁30側とに1列ずつ配したが、波の強さは場所に
より様々なので、状況に応じてコンクリートブロックの
配列を自由に決定して構わない。例えば、波の非常に強
い場所にはコンクリートブロック71を2列ずつ配して
もよい。
の形状をそれぞれ円形と矩形としたが、例えば三角形や
その他の多角形、直線や曲線により形成された異形の形
状等を採用しても構わない。
大きさ、重量は、施工時の作業性を考慮して決定される
ものとする。例えば、縦横サイズをそれぞれ600m
m、重量を30kgから50kg程度とされると、作業
者が人力のみで移動、設置可能である。
の形態について説明する。図5に示すコンクリートブロ
ック172は、先に説明したコンクリートブロック72
と異なり、四隅の形状が、隣り合う二側面172x、1
72yに対して等しい角度をなして切除された状態に形
成され、平面部(突き合わせ部)172cとされてい
る。
いに配置したとき、この四隅の平面部172cどうしが
突き合わされるので、コンクリートブロック172どう
しの収まりが良く配置における連続性が保たれる。
用護岸構造物によれば、波による浸食を防ぎ、植物の生
息に適した環境を造ることによって緑化を図り、これに
よって水辺に自然な環境を再現することができる。特
に、請求項1に記載された水際植生用護岸構造物によれ
ば、植物が活着されるマットの上に複数のブロックが敷
設されており、このブロックがマットを押さえているの
で、マットやその下の土壌が波に洗い流されにくくな
り、これによって植物をしっかりと根付かせておくこと
ができる。
物によれば、マットの上に敷設される板状のブロックに
は、その上下面にわたって貫通状態に開口部が形成され
ており、ブロックの周囲の枠部分によってマットを押さ
え、開口部に植物が植栽されるので、例えばブロックを
隣接させて敷設すると、マットを押さえつつも植物が生
育する場所を確保することができる。
物によれば、護岸壁側と陸地側とに配置されたブロック
の開口部の面積が、これら両側のブロックの間に配置さ
れたブロックの開口部の面積よりも小とされており、護
岸壁側と陸地側のマットが開口部の面積の小さいブロッ
クで広く押さえられているので、波の力が強く作用する
護岸壁側と陸地側とにおいても波の浸食を受けにくくす
ることができる。
物によれば、ブロックが平面視略矩形であり、マット上
に配置されたときに、隣り合うブロックに突き合わせて
配置される四隅が除去された形状とされているので、ブ
ロックどうしの収まりが良くなり、配置されるブロック
の連続性を保つことができる。
態を示す側方断面図である。
トブロックの形状を示す斜視図である。
である。
す斜視図である。
トブロックの他の実施の形態を示す平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 水際に沿って護岸壁が設けられ、 該護岸壁と陸地との間に形成された凹所に、植物が根を
はる土壌が満たされ、 該土壌の上に、植物が活着されるマットが敷設され、 該マットの上に、マットを押さえる複数のブロックが敷
設されていることを特徴とする水際植生用護岸構造物。 - 【請求項2】 請求項1に記載された水際植生用護岸構
造物において、 前記ブロックは板状であり、 さらに該ブロックには、前記マットを露出させて植物が
植栽される開口部が、ブロックの上下面にわたって貫通
状態に形成されていることを特徴とする水際植生用護岸
構造物。 - 【請求項3】 請求項2に記載された水際植生用護岸構
造物において、 護岸壁側と陸地側とに配置されたブロックの開口部の面
積が、 これら両側のブロックの間に配置されたブロックの開口
部の面積よりも小とされていることを特徴とする水際植
生用護岸構造物。 - 【請求項4】 請求項2、または3に記載された水際植
生用護岸構造物において、 前記ブロックは平面視略矩形であり、しかも四隅が除去
された形状とされ、前記マット上に配置されたときに隣
り合うブロックとの突き合わせ部とされていることを特
徴とする水際植生用護岸構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03527696A JP3703194B2 (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 水際植生用護岸構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03527696A JP3703194B2 (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 水際植生用護岸構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228341A true JPH09228341A (ja) | 1997-09-02 |
| JP3703194B2 JP3703194B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=12437269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03527696A Expired - Fee Related JP3703194B2 (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 水際植生用護岸構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3703194B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103696435A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-04-02 | 杨文革 | 水利工程挡土墙 |
| CN104594287A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-05-06 | 南通航运职业技术学院 | 一种生态经济型护岸结构 |
| CN110195425A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-09-03 | 上海勘测设计研究院有限公司 | 一种反射波浪挡土墙 |
| CN114451205A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-05-10 | 北京正和恒基滨水生态环境治理股份有限公司 | 滨海潮间带生态修复体系及其构建方法 |
| CN116065526A (zh) * | 2022-11-23 | 2023-05-05 | 四川大学 | 高海拔地区水库消落带植被恢复方法 |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP03527696A patent/JP3703194B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103696435A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-04-02 | 杨文革 | 水利工程挡土墙 |
| CN104594287A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-05-06 | 南通航运职业技术学院 | 一种生态经济型护岸结构 |
| CN110195425A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-09-03 | 上海勘测设计研究院有限公司 | 一种反射波浪挡土墙 |
| CN114451205A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-05-10 | 北京正和恒基滨水生态环境治理股份有限公司 | 滨海潮间带生态修复体系及其构建方法 |
| CN116065526A (zh) * | 2022-11-23 | 2023-05-05 | 四川大学 | 高海拔地区水库消落带植被恢复方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3703194B2 (ja) | 2005-10-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100917790B1 (ko) | 제방 생태복원용 격자형 중공블록 및 그것들을 이용한 제방의 구축공법 | |
| JP3703194B2 (ja) | 水際植生用護岸構造物 | |
| KR100433496B1 (ko) | 하천 제방용 호안블록 | |
| KR101628201B1 (ko) | 생태 블록 구조물 | |
| JP2500358B2 (ja) | 護岸ブロック及び護岸構造物 | |
| KR200436734Y1 (ko) | 다단형 식생 조성틀 | |
| JPH10121437A (ja) | 水陸両用護岸ブロック | |
| KR100406812B1 (ko) | 격자형 망태블럭 | |
| JP2001172936A (ja) | 地面防護構造及びその施工方法 | |
| KR100478158B1 (ko) | 에코투인박스 | |
| JP3785155B2 (ja) | 生物生息空間を有するブロック及びそのブロックを用いたブロック壁構造 | |
| KR100392506B1 (ko) | 생태블록 | |
| KR200356111Y1 (ko) | 호안블록 | |
| JPH10212714A (ja) | 河川の改修方法及び河川構造 | |
| JP2852879B2 (ja) | 河川用覆土ブロックおよびコンクリート覆土ブロック護岸 | |
| JP3462474B2 (ja) | 生態系に配慮した護岸構造及び生態系護岸用ブロック | |
| JPH07197429A (ja) | 植生および魚巣機能を備えた法覆工護岸 | |
| JP3297402B2 (ja) | 低水護岸及び低水護岸の構築方法 | |
| JPS6232290B2 (ja) | ||
| JP2000129650A (ja) | 護岸用敷石セグメント | |
| JPH09228340A (ja) | 水際植生用護岸構造物 | |
| KR200356104Y1 (ko) | 바구니형 식생호안블록 | |
| JPH086094Y2 (ja) | 護岸用ブロック | |
| JPH08193317A (ja) | 河川用護岸ブロックおよびコンクリ−トブロック護岸 | |
| JP2000199213A (ja) | コンクリ―トブロック護岸構造体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050303 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050512 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050628 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050719 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |