JPH09228347A - コンクリートダム提内仮排水路の構築工法 - Google Patents

コンクリートダム提内仮排水路の構築工法

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JPH09228347A
JPH09228347A JP6541896A JP6541896A JPH09228347A JP H09228347 A JPH09228347 A JP H09228347A JP 6541896 A JP6541896 A JP 6541896A JP 6541896 A JP6541896 A JP 6541896A JP H09228347 A JPH09228347 A JP H09228347A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構築の手間や労力を軽減し、高度な専門技能
員も必要とせずに安全にしかも工期を短縮して工費を軽
減することを可能とする。 【解決手段】 構築する仮排水路の断面形状に倣った中
空トンネル形に成形されたプレキャスト鉄筋コンクリー
ト部材で、天端部の内面にトンネル軸線方向に沿って排
出溝4が設けられ、その一端は排出ボックス5に連通し
ており、この排出ボックス5には排出口7が連通して設
けられ、また上部から下部にかけて両側部の内部に内部
埋立グラウトGの導入路8,8’が設けられ、導入路
8,8’にそれぞれ連通する吐出口11,11’が複数
箇所に設けられた仮排水路セル1を用い、仮排水路の設
置部に沿って所要数連設し、接合一体化された所要数の
仮排水路セル1の底面部周辺を残して所定高さに堤体コ
ンクリートを打設した後、高流動性固結材23を打設し
て仮排水路セル1を埋設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリートダムの
堤体内に構築して堤体完成までの間に越流水を流下さ
せ、堤体完成後は内部を埋め立てて封鎖するための仮排
水路を構築する工法、特にプレキャスト部材を用いて構
築する工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリートダム提内仮排水路の
施工法として、幌型や上部台形型等の仮排水路の形状に
倣って鋼製あるいは合板で型枠を現場で組立て、その内
側に支保工を設置すると共に、外側に鉄筋を配筋し、さ
らに堤体完成後の閉塞コンクリート工に使われるグラウ
トの配管、注入孔、排水溝を型枠に設置した後、コンク
リートを打設し、コンクリート硬化後、型枠および支保
工を解体・撤去することにより構築する方法が一般に採
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の堤内仮排水
路の構築工法では、型枠や支保工の組立て、あるいは鉄
筋の組立てに一時的に型枠工や鉄筋工などの専門作業員
を必要とするばかりではなく、多くの労働力を必要とす
るという問題がある。
【0004】また、グラウト配管の設置を必要とするた
め、型枠周辺での作業が輻輳するだけでなく、堤体を横
継ぎ目によって分割して広範囲にコンクリートを打設す
るRCD工法や拡張レア工法などのレア工法においては
提内仮排水路の構築作業のために堤体コンクリートの打
設工程が延びることがあった。
【0005】さらにコンクリート打設後の型枠解体およ
び撤去は、狭隘な空間で全て人力で行うため、苦渋作業
であり、危険も伴う作業であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記従来の
課題を解決するために、構築する仮排水路の断面形状に
倣った中空トンネル形に成形されたプレキャスト鉄筋コ
ンクリート部材で、天端部に仮排水路セル1の外側から
排出管6を接続可能な排出口7が設けられ、また上部か
ら下部にかけて内部埋立グラウトの導入路8が設けら
れ、この導入路8には仮排水路セル1の外側から内部埋
立グラウトの供給管9を接続するための供給口10が連
通して設けられ、さらに内面には導入路8にそれぞれ連
通する吐出口11が複数箇所に設けられた仮排水路セル
1を用い、仮排水路を設置する前のリフトの堤体コンク
リート上に立ち上げた左右の支脚鋼材14,14と、そ
れらの上端に架渡した水平受け鋼材15とからなる載置
架台17を、仮排水路の設置部に沿って所要数連設し、
この載置架台17上に仮排水路セル1を順次前後の接合
端面を接して連続的に載置支持し、前後に接合した仮排
水路セル1,1同士を相互に接合端面に相対して設けた
継手部2,2同士を締結金具19により締結し、各仮排
水路セル1の排出口7に排出管6を接続すると共に、供
給口10に供給管9を接続し、接合一体化された所要数
の仮排水路セル1の底面部周辺を残して所定高さに堤体
コンクリートを打設した後、仮排水路セル1の底面周辺
部分に締め固め不要で流動性に優れた高流動性固結材2
5を打設して仮排水路セル1の底面下方の空隙に流動さ
せて充填し、その後上層に順次堤体コンクリートを打設
してこれに仮排水路セル1を埋設するようにしたコンク
リートダム提内仮排水路の構築工法を提案するものであ
る。
【0007】またこの発明は、構築する仮排水路の断面
形状に倣った中空トンネル形に成形されたプレキャスト
鉄筋コンクリート部材で、天端部の内面にトンネル軸線
方向に沿って排出溝4が設けられ、その一端は排出ボッ
クス5に連通しており、この排出ボックス5には仮排水
路セル1の外側から排出管6を接続可能な排出口7が連
通して設けられ、また上部から下部にかけて両側部の内
部に内部埋立グラウトGの導入路8,8’が設けられ、
左右の導入路8,8’の上端には仮排水路セル1の外側
から内部埋立グラウトGの供給管9,9’を接続するた
めの供給口10,10’が連通して設けられ、さらに内
面には左右の導入路8,8’にそれぞれ連通する吐出口
11,11’が複数箇所に設けられた仮14排水路セル
1を用い、仮排水路を設置する前のリフトの堤体コンク
リート12上に立ち上げた左右の支脚鋼材14,14
と、それらの上端に架渡した水平受け鋼材15とからな
る前後2組の載置架台17を、仮排水路の設置部に沿っ
て所要数連設し、この載置架台17上に仮排水路セル1
を順次前後の接合端面を接して連続的に載置支持し、前
後に接合した仮排水路セル1,1同士を相互に接合端面
に相対して設けた継手部2,2同士を締結金具19によ
り締結し、各仮排水路セル1の排出口7に排出管6を接
続すると共に、供給口10,10’に供給管9,9’を
接続し、接合一体化された所要数の仮排水路セル1の底
面部周辺を残して所定高さに堤体コンクリートを打設し
た後、仮排水路セル1の底面周辺部分に締め固め不要で
流動性に優れた高流動性固結材25を打設して仮排水路
セル1の底面下方の空隙に流動させて充填し、その後上
層に順次堤体コンクリートを打設してこれに仮排水路セ
ル1を埋設するようにしたコンクリートダム提内仮排水
路の構築工法を提案するものである。
【0008】
【作用】仮排水路セル1はプレキャスト部材で、これを
順次接合してその据えつけ精度の管理を行いながら設置
すればよいため、型枠および支保工の組立、埋立グラウ
ト用の配管作業およびコンクリート打設後の解体および
撤去、型枠部材の移動運搬等の作業が不要となり、作業
の安全を確保できると共に、構築の手間が少なくて労力
も軽減でき、さらに高度な専門技能員も必要としないた
め、工期を短縮して工費を軽減することが可能となる。
【0009】仮排水路セル1は、プレキャスト部材とし
て厳正な品質管理の実施されている工場で製造されるた
め、高品質で品質のばらつきが少ないものが得られ、施
工管理が容易である。
【0010】仮排水路セル1の底版下に高流動コンクリ
ートを打設するため、底版下に密実に打設でき、仮排水
路セル1との付着一体性を確保できる。
【0011】仮排水路セル1に必要な鉄筋を組み込んで
いるため、仮排水路セルと打設堤体コンクリートを継ぐ
ための鉄筋の突出がなくなる。
【0012】堤体完成後、仮排水路内を埋立グラウトG
で埋め立てる際には、埋立グラウト圧送設備によりコン
クリート等の埋立グラウトGを供給管9,9’を介して
導入路8,8’に圧送し、吐出口11,11’から仮排
水路セル1群内に順次吐出させて充填することができ
る。
【0013】この埋立グラウトGの充填の際、内部のエ
アーや仮排水路セル1の天端部に達した埋立グラウトG
の上部に溜まった水を、排出溝4および排出ボックス5
に導入して排出管6から確実に排出することができる。
【0014】
【実施例】先ず、この発明の堤体仮排水路の施工に用い
る仮排水路セル1について説明すると、仮排水路セル1
は図3〜図6に示すように、構築する仮排水路の断面形
状に倣った厚さ15〜20cm前後で前後長さ1〜数m程
度の中空トンネル形に成形されたプレキャスト鉄筋コン
クリート部材で、その前後の接合端面には図3、図4に
示すようにジョイントボックス等の継手部2が所要箇所
に設置されている。
【0015】また、仮排水路セル1は、堤体コンクリー
トとの一体性を確保するために前後端部の外周にリブ3
を形成し、このリブ3の部分にその前後の端面間を貫通
するボルト挿通孔あるいはジョイントボックス等の継手
部2を所要箇所に設置した形態としてもよい。
【0016】仮排水路セル1には図3および図4に示す
ように、その天端部の内面にトンネル軸線方向に沿って
排出溝4が設けられ、その一端は排出ボックス5に連通
し、他端は仮排水路セル1の接合端面に開放されてお
り、この排出ボックス5には仮排水路セル1の外側から
排出管6を接続する排出口7が設けられている。
【0017】さらに仮排水路セル1には、その上部から
下部にかけて両側部の内部に内部埋立グラウトGの導入
路8,8’が設けられ、左右の導入路8,8’の上端に
は仮排水路セル1の外側から内部埋立グラウトGの供給
管9,9’を接続するための供給口10,10’が連通
して設けられており、また仮排水路セル1の内面には左
右の導入路8,8’にそれぞれ連通する吐出口11,1
1’が複数箇所に設けられている。
【0018】なお、埋立グラウトGの導入路8は、必ず
しも左右に別個に設ける必要はないが、複数別個に設け
ることにより多数の吐出口11,11’からの単位時間
当たりのグラウト吐出量を増大し、かつ圧送圧力の減退
を防止することができる。
【0019】次に、上記仮排水路セル1を用いて仮排水
路を構築する施工方法について説明する。
【0020】図9〜図13はこの発明の施工手順の概要
を示したもので、仮排水路を設置する前のリフトの堤体
コンクリート12の打設時に仮排水路セル1の設置部
(上下流方向)に沿ってそのセル底面の横巾より若干小
さい間隔で左右一対をなす差し筋13,13をセル底面
の縦巾より若干小さい間隔で順次一連に立てておき、こ
の差し筋13にそれぞれ支脚鋼材14を溶接固定する。
【0021】左右一対の支脚鋼材14,14の上端間に
水平受け鋼材15を溶接により連結し、さらに隣接する
支脚鋼材14,14間に筋交い状等の補強鉄筋16を溶
接固定し、この支脚鋼材14と水平受け鋼材15とから
なる前後2組の門型の台枠により仮排水路セル1を載置
支持する載置架台17を構成し、これを仮排水路の設置
部に沿って所要数連設する。
【0022】この載置架台17の前後の水平受け鋼材1
5,15上に所要数のクレーンで吊り上げた仮排水路セ
ル1,1を順次前後の接合端面を接して連続的に載置
し、据付けの平面位置出しおよび鉛直位置出しを行いな
がら前後に接合し(図1,図3参照)、水平受け鋼材1
5の端部に溶接したズレ止め金具18により各セル1の
側面を係止し、前後に接合した仮排水路セル1,1同士
を相互に対接した継手部2,2同士をボルト又はコッタ
ー等の締結金具19により締結する。
【0023】この締結の際に図19〜図21に示すよう
に、仮排水路セル1,1相互の接合端面間にゴム等の弾
性板からなる止水板20を介在させ、さらに接合部の内
面に合板や鋼板からなる保護板21をアンカーボルト2
2等により取付ける。
【0024】また、各仮排水路セル1の排出口7に排出
管6を接続すると共に、供給口10,10’に供給管
9,9’を接続し、これらの管を仮排水路埋立用グラウ
ト圧送設備に配管する。
【0025】なお、仮排水路の全長にわたってプレキャ
スト部材を用いて施工すると車両の通行が遮断されるた
め、図15に示すように上下流方向の全長の内で数カ所
に仮排水路セル1を設置しない不連続横断箇所を設け、
後日この部分は在来工法により型枠23を組立ててその
周囲に構造鉄筋24を配筋して施工してもよい。
【0026】このようにして接合一体化された所要数の
仮排水路セル1の底面部周辺を残して所定高さに堤体コ
ンクリートを打設した後、仮排水路セル1の底面周辺部
分に締め固め不要で流動性に優れた高流動コンクリート
等、空隙に確実に流動して密実に充填可能な流動性固結
材25を打設して仮排水路セル1の底面下方の空隙に流
動させて充填し、その後上層に順次堤体コンクリートを
打設してこれに仮排水路セル1を埋設することにより、
外周面に打ち継ぎ面処理をした仮排水路セル1と堤体コ
ンクリートとが確実に一体化した仮排水路が構築され
る。
【0027】なお、流動性固結材25を打設する際に
は、接合した仮排水路セル1群の底部の所要位置に止め
板26を設けて流動性固結材25の流動を所定区間で止
め、堤体コンクリートの打継に対して調整を図る。
【0028】このように構築した提内仮排水路は、堤体
完成までに生じた越流水を流下させる機能を持っている
ため、内部を流れる越流水から仮排水路セル1の内面に
表出する排出溝4、排出ボックス5および吐出口11,
11’を密閉して保護する必要があり、そのために排出
溝4内には木材等の詰物27を装填し、その下方に鋼板
等の保護板28を当てがって釘あるいはボルト等で取付
け、また吐出口11,11’にはその前面周囲に同様の
保護板29を当てがって釘あるいはボルト等で取付け
る。
【0029】堤体完成後、仮排水路内を埋立グラウトG
で埋め立てる際には、仮排水路セル1内の保護板28,
29および詰物27を取り外し、この状態で埋立グラウ
ト圧送設備によりコンクリート等の埋立グラウトGを供
給管9,9’を介して導入路8,8’に圧送し、吐出口
11,11’から仮排水路セル1群内に順次吐出させて
充填する。
【0030】このとき、内部のエアーや仮排水路セル1
の天端部に達した埋立グラウトGの上部に溜まった水
を、排出溝4および排出ボックス5に導入して排出管6
から確実に排出することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の通りこの発明によれば、型枠およ
び支保工の組立、埋立グラウト用の配管作業およびコン
クリート打設後の解体および撤去、型枠部材の移動運搬
等の作業が不要となり、作業の安全を確保できると共
に、構築の手間が少なくて労力も軽減でき、さらに高度
な専門技能員も必要としないため、工期を短縮して工費
を軽減することが可能となる。
【0032】仮排水路セルは、プレキャスト部材として
厳正な品質管理の実施されている工場で製造されるた
め、高品質で品質のばらつきが少ないものが得られ、施
工管理が容易である。
【0033】仮排水路セルの底版下に高流動コンクリー
トを打設するため、底版下に密実に打設でき、仮排水路
セルとの付着一体性を確保できる。
【0034】仮排水路セルに必要な鉄筋を組み込んでい
るため、仮排水路セルと打設堤体コンクリートを継ぐた
めの鉄筋の突出がなくなる。
【0035】また堤体完成後、仮排水路内を埋立グラウ
トで埋め立てる際には、埋立グラウト圧送ポンプ設備に
より埋立グラウトを供給管を介して導入路に圧送し、吐
出口から仮排水路セル群内に順次吐出させて充填するこ
とができる。
【0036】この埋立グラウトGの充填の際、内部のエ
アーや仮排水路セル1の天端部に達した埋立グラウトG
の上部に溜まった水を、排出溝4および排出ボックス5
に導入して排出管6から確実に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の施工状態を示す部分側面図。
【図2】この発明の仮排水路セルの据え付け状態を示す
正面図。
【図3】この発明の仮排水路セルの配管状態を示す縦断
側面図。
【図4】この発明の仮排水路セルの配管状態を示す縦断
正面図。
【図5】この発明に用いる仮排水路セルの一態様を示す
斜視図。
【図6】この発明に用いる仮排水路セルの一態様を示す
正面図。
【図7】この発明に用いる仮排水路セルの他の態様を示
す斜視図。
【図8】この発明に用いる仮排水路セルの他の態様を示
す正面図。
【図9】この発明の施工手順の一態様を示す正面図。
【図10】この発明の施工手順の他の態様を示す正面
図。
【図11】この発明の施工手順の他の態様を示す正面
図。
【図12】この発明の施工手順の他の態様を示す正面
図。
【図13】この発明の施工手順の他の態様を示す正面
図。
【図14】この発明の施工手順の他の態様を示す正面
図。
【図15】この発明の施工手順の他の態様を示す正面
図。
【図16】この発明の施工手順の他の態様を示す正面
図。
【図17】この発明に用いる仮排水路セルの天端部の一
態様を示す縦断正面図。
【図18】この発明に用いる仮排水路セルの側面部の一
態様を示す縦断正面図。
【図19】この発明の仮排水路セルの接合前の状態を示
す縦断側面図。
【図20】この発明の仮排水路セルの接合状態を示す縦
断側面図。
【図21】この発明の仮排水路セルの埋立状態を示す縦
断側面図。
【符号の説明】
1 仮排水路セル 2 継手部 3 リブ 4 排出溝 5 排出ボックス 6 排出管 7 排出口 8 導入路 8’ 導入路 9 供給管 9’ 供給管 10 供給口 10’ 供給口 11 吐出口 11’ 吐出口 12 堤体コンクリート 13 差し筋 14 支脚鋼材 15 水平受け鋼材 16 補強鉄筋 17 載置架台 18 ズレ止め金具 19 締結金具 20 止水板 21 保護板 22 アンカーボルト 23 型枠 24 構造鉄筋 25 流動性固結材 26 止め板 27 詰物 28 保護板 29 保護板 G 埋立グラウト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築する仮排水路の断面形状に倣った中
    空トンネル形に成形されたプレキャスト鉄筋コンクリー
    ト部材で、天端部に仮排水路セルの外側から排出管を接
    続可能な排出口が設けられ、また上部から下部にかけて
    内部埋立グラウトの導入路が設けられ、この導入路には
    仮排水路セルの外側から内部埋立グラウトの供給管を接
    続するための供給口が連通して設けられ、さらに内面に
    は導入路にそれぞれ連通する吐出口が複数箇所に設けら
    れた仮排水路セルを用い、仮排水路を設置する前のリフ
    トの堤体コンクリート上に立ち上げた左右の支脚鋼材
    と、それらの上端に架渡した水平受け鋼材とからなる載
    置架台を、仮排水路の設置部に沿って所要数連設し、こ
    の載置架台上に仮排水路セルを順次前後の接合端面を接
    して連続的に載置支持し、前後に接合した仮排水路セル
    同士を相互に接合端面に相対して設けた継手部同士を締
    結金具により締結し、各仮排水路セルの排出口に排出管
    を接続すると共に、供給口に供給管を接続し、接合一体
    化された所要数の仮排水路セルの底面部周辺を残して所
    定高さに堤体コンクリートを打設した後、仮排水路セル
    の底面周辺部分に締め固め不要で流動性に優れた高流動
    性固結材を打設して仮排水路セルの底面下方の空隙に流
    動させて充填し、その後上層に順次堤体コンクリートを
    打設してこれに仮排水路セルを埋設することを特徴とす
    るコンクリートダム提内仮排水路の構築工法。
  2. 【請求項2】 構築する仮排水路の断面形状に倣った中
    空トンネル形に成形されたプレキャスト鉄筋コンクリー
    ト部材で、天端部の内面にトンネル軸線方向に沿って排
    出溝が設けられ、その一端は排出ボックスに連通してお
    り、この排出ボックスには仮排水路セルの外側から排出
    管を接続可能な排出口が連通して設けられ、また上部か
    ら下部にかけて両側部の内部に内部埋立グラウトの導入
    路が設けられ、左右の導入路の上端には仮排水路セルの
    外側から内部埋立グラウトの供給管を接続するための供
    給口が連通して設けられ、さらに内面には左右の導入路
    にそれぞれ連通する吐出口が複数箇所に設けられた仮排
    水路セルを用い、仮排水路を設置する前のリフトの堤体
    コンクリート上に立ち上げた左右の支脚鋼材と、それら
    の上端に架渡した水平受け鋼材とからなる前後2組の載
    置架台を、仮排水路の設置部に沿って所要数連設し、こ
    の載置架台上に仮排水路セルを順次前後の接合端面を接
    して連続的に載置支持し、前後に接合した仮排水路セル
    同士を相互に接合端面に相対して設けた継手部同士を締
    結金具により締結し、各仮排水路セルの排出口に排出管
    を接続すると共に、供給口に供給管を接続し、接合一体
    化された所要数の仮排水路セルの底面部周辺を残して所
    定高さに堤体コンクリートを打設した後、仮排水路セル
    の底面周辺部分に締め固め不要で流動性に優れた高流動
    性固結材を打設して仮排水路セルの底面下方の空隙に流
    動させて充填し、その後上層に順次堤体コンクリートを
    打設してこれに仮排水路セルを埋設することを特徴とす
    るコンクリートダム提内仮排水路の構築工法。
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