JPH09228817A - 自動車における液体量特にエンジンオイル量の検出方法 - Google Patents

自動車における液体量特にエンジンオイル量の検出方法

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JPH09228817A JP9024542A JP2454297A JPH09228817A JP H09228817 A JPH09228817 A JP H09228817A JP 9024542 A JP9024542 A JP 9024542A JP 2454297 A JP2454297 A JP 2454297A JP H09228817 A JPH09228817 A JP H09228817A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の密閉系統内に存在し走行状態に関係
して充填状態が変動する液体特にエンジンオイルの量を
検出する方法において、走行車が停止しエンジンが止ま
っているときだけでなく、走行運転中も連続してエンジ
ンオイルの量を監視できるようにする。 【解決手段】 走行運転中に走行状態を示す大きさを検
出し、そこからその瞬間の走行状態を求め、少なくとも
選択された走行状態において走行運転中に連続して充填
レベルを検出し、そこから液体量と走行状態および充填
レベルとの所定の関係を参照してその瞬間の充填量を決
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の密閉系統
内に存在し走行状態に関係して充填レベルが変動する液
体特にエンジンオイルの量を検出する方法に関する。特
に本発明はエンジンオイル量の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許第0191458B1号
明細書において、その都度の点火後でエンジンの始動前
にエンジンオイル充填レベルを検出し、今までの充填レ
ベル値と比較するような自動車におけるエンジンオイル
の劣化を警報する装置が知られている。実際に検出され
たオイルレベル値が今までの値より大きくないとき、今
までの値は新たに測定された値によって実際化される。
エンジンの始動後の走行運転中に、進んだ走行距離(走
行出力)、オイル温度およびエンジン速度の検出により
オイル劣化を示す積分量が導き出され、それと並行して
オイル使用時間が求められる。この積分量が所定の限界
値に達するや否や、オイル交換警報が発生される。新た
に測定されたオイルレベルを今までの値と比較した際、
前者の値が後者の値より大きいことが明らかになったと
き、これは先の走行車停止時間中にオイル補給あるいは
オイル交換が行われたというふうに解釈される。この場
合オイル劣化特有の積分量並びにそれと並行して検出さ
れたオイル使用時間は、所定の按分量で新鮮オイルが添
加されたことを考慮に入れる実際値に設定される。
【0003】ドイツ特許第4038972C1号明細書
において、オイル注入管内の適当な個所に配置されてい
る流量計あるいはエンジンオイルパンに組み込まれたオ
イルレベル計によってエンジンオイル補給過程の際に補
給されたオイル量が検出され、検出されたオイル補給量
に関係して通常の点検時間間隔が所定の時間ないし規定
の走行距離(走行出力)だけ延長されるような自動車の
点検時間間隔を計算するための装置が記載されている。
点検時間間隔の計算に、例えば始動回数、クランク軸回
転数、走行時間および停止時間、エンジン温度、エンジ
ンオイル圧、過給空気圧、オイル消費および燃料消費の
ような種々の運転データが関係する。
【0004】米国特許第4306525号明細書におい
て、エンジンを始動する際にオイルレベルが測定され、
将来の時間間隔中にエンジン劣化状態を評価するために
不透明性が測定されるようなエンジンオイル表示装置が
開示されている。
【0005】上述したすべての公知の方法の場合、走行
状態に関係して変動する充填レベルに対する測定ミスを
避けるために、充填レベルの測定は走行車が止まり且つ
エンジンが停止している時間だけに限られている。連続
走行運転中に液体量従って液体消費を監視することはで
きない。しかしこれはしばしば例えば点検診断目的のた
めに連続走行運転中に既に走行出力(走行距離)に関係
してエンジンオイル消費を検出するためおよび過剰なオ
イル消費あるいはオイル補給の必要性を検出するために
望まれる。
【0006】ドイツ特許出願公開第4429234A1
号明細書において、オイルレベルスイッチあるいはその
代わりに温度センサが使用されている走行車におけるエ
ンジンのオイル消費の検出方法が記載されている。オイ
ルレベルスイッチによってその瞬間の充填レベルが所定
の応答レベルの上にあるか下にあるかが確認される。温
度センサによって所定のオイルレベルの超過ないし下回
りの原因となる温度跳躍が確認される。頻繁に確認され
る所定のオイルレベルの超過ないし下回りはヒストグラ
ムにおいてエンジン回転数に関係して質問される。その
場合、オイル温度が所定の温度範囲の内部に位置しおよ
び又はエンジントルクが過大に変化しないような所定の
オイルレベルの超過ないし下回りだけしか考慮に入れな
い。ヒストグラムは回転数に関する考え得る二つのオイ
ルレベル質問状態の一つの相対頻度について評価され
る。得られた結果はオイル量をエンジン回転数およびこ
のオイルレベル質問状態の相対頻度に関係して表す所定
のオイル量特性と比較され、そこから実際のオイル量が
査定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭
に述べた形式の方法を、自動車の密閉系統内に存在する
液体量が、走行状態に関係して充填レベルが変動するに
もかかわらず、連続走行運転中でも充填レベルの測定に
よって非常に確実に求められるように改良することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は特許請求の範囲請求項1の特徴部分に記載の手段によ
って達成される。
【0009】即ち本発明において走行運転中に走行状態
を示す大きさが検出され、そこからその瞬間の走行状態
が求められる。走行運転中に少なくとも選ばれた走行状
態中に連続的にその都度の走行状態に対応する液体充填
レベルが検出され、液体量と走行状態および充填レベル
との所定の関係を参照してその瞬間の充填量が決定され
る。この液体量決定(検出)方式は走行状態に関係する
液体充填レベルの変動によってほとんど影響されない。
何故ならばその変動がそれに合わせて予め与えられた液
体レベル従って液体量と走行状態との関係によって計算
され、更に連続的な測定値の獲得によって静的に平均化
されるからである。これはその充填レベルが走行状態に
関係して変動する液体の量を、充填レベルの測定によっ
て走行車が止まりエンジンが停止しているときだけでな
く連続的な走行運転中でも確実に検出することを可能に
する。これによって例えばエンジンオイルにおける充填
不足あるいは過剰充填あるいは最少オイル量の到達が走
行中に連続的に認識され、表示される。更に獲得された
その都度のエンジンオイル量についてのデータは走行距
離に関してオイル消費を求めるために関与され、これに
よって中断されずに長い時間にわたって走行運転する運
転サイクルにおいても非常に精確なオイル消費データを
獲得できる。オイル消費データは実時間において直接的
にオイル消費を監視するために利用され且つ点検診断目
的で記憶される。
【0010】請求項2記載の本発明の実施態様におい
て、液体の温度に関係する熱膨張に基づく変動を考慮し
て、液体量を温度補償して決定することを提案する。
【0011】請求項3に記載の本発明の特に有利な実施
態様において、エンジンオイル量を決定する場合、エン
ジン回転数並びに走行状態特有の大きさを検出すること
およびこれをオイル量を決定する場合に考慮することを
提案する。これは、エンジンが連続的に運転する間に現
存するエンジンオイル量のうちの一部がエンジン回転数
に関係していわゆる飲込み量として回転して流れ、その
瞬間の充填レベル測定では検出されないという事を考慮
している。この飲込み量の分量はエンジン回転数の認識
により求められ、測定された充填レベルをその瞬間のオ
イル量に換算する際に補正して考慮する。
【0012】請求項4に記載の本発明の実施態様におい
て、液体補給過程間の走行出力(走行距離)が走行出力
等級に例えば50kmあるいは100kmの距離間隔で
細分され、各走行出力等級に対してそれぞれ個々の充填
量平均値がこれらの等級に対してそれぞれ求められた充
填量測定値から計算される。この静的な平均値処理によ
って例えば走行車の激しい制動あるいは瞬間的なエンジ
ン回転数変化によって引き起こされる非典型的な充填レ
ベル測定値が平均化され、これは液体量の決定(検出)
の確実性を高める。更にこの処置は走行出力に関係する
液体例えばエンジンオイルの消費の経過を確実な静的な
平均的データを参照して求めることを可能にする。
【0013】請求項5に記載の本発明の実施態様におい
て、考え得る全走行状態から例えば異なった走行速度お
よび又はエンジン回転数の互いに別個の複数の走行状態
範囲が選択され、求められた液体量はその瞬間的な走行
状態特有に対応される。例えばこのようにして液体量の
決定(検出)が市街走行区域、郊外走行区域および自動
道走行区域において区別させられ、必要な場合に異なっ
て評価させられる。即ち自動道走行における充填レベル
変動が走行速度が頻繁に変化する市街走行の場合よりも
平均的に小さいことを考慮するために、自動道走行中に
おける充填レベル測定に基づく充填量値は市街走行中に
おけるものよりも重要視される。
【0014】請求項6に記載の本発明の実施態様におい
て、追加的に充填量の決定(検出)は点火後でエンジン
の始動前に充填レベル、オイル温度および走行車停止時
間に関係して行われる。エンジンの停止後にオイルがオ
イルパンに戻るのに必要な十分長い停止時間を経過させ
て、この充填レベル測定を行い、続いて温度補償するこ
とによって、非常に確実な液体量値が得られる。この液
体量値は例えば走行の始めに運転手に液体の不足を最大
充填量とその瞬間の充填量との差として示すために利用
される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図に示した本発明の有利な実
施例を詳細に説明する。
【0016】図にプログラム経過が示されているプロセ
スは、走行車が止まりエンジンが停止しているときだけ
でなく連続走行運転中においても連続的な充填レベル測
定によってその都度の瞬間的なエンジンオイル量を機内
検出(オン・ボード・検出)するために使用する。この
プロセスは当該技術者において以下の説明からその作用
が簡単に理解できる方式でその自動車の電子回路におい
て実行される。特にそのハードウェアは計算機、十分な
容量の電子メモリおよび例えばデータを入力するためお
よび警報信号並びにその都度の所定のエンジンオイル量
を表示するための周辺機器を含んでいる。更に、オイル
充填レベル、オイル品質およびオイル温度を検出してこ
れらの情報を計算機に伝える通常のオイルセンサが設け
られている。
【0017】まず第1のステップ1において走行車を製
造する際あるいは工場で一度、特殊なエンジンにゆだね
る最大オイル量に充填レベルが目盛られ、この目盛りに
よってその最大オイル量に対応する最大充填レベルが精
確に決定される。これによってエンジンオイル回路の例
えばオイルパンの幾何学形状における製造誤差および変
化が考慮される。得られた目盛り値は、点火を遮断した
際も記憶内容を保持する非揮発性メモリとして実現され
ている長期メモリ25のメモリ部分35に記憶される。
【0018】次のプロセス部分2において走行状態に関
係してその都度のオイル量の決定(検出)が行われる。
このために入力量として、オイルセンサから供給される
オイルレベル、オイル温度およびオイル品質についての
情報のほかに、エンジン回転数、走行車速度、走行出力
即ち走行距離(キロメータ)および点火状態が使用され
る。プロセス部分2は入力側のステップ3で始まり、こ
のステップ3において点火装置が投入されエンジンがま
だ始動されていないか否かが検出される。この条件A1
が所定の待機時間例えば10秒間にわたって中断なしに
存在しているとき、充填レベル測定によって実際のオイ
ル量Ma が充填レベルに関係する所定のオイル量特性を
参照して求められる(ステップ4)。待機時間を予め与
えることによって、おそらく前に回転していたエンジン
オイルがオイルパンに戻ることが保証されるので、この
測定過程によってエンジン回転数に関係して補正するこ
となしに正しいオイル量値が検出できる。その場合た
だ、充填レベルから導き出されたオイル量が約0.07
%/°Cの一定の目盛り係数TS によって100°Cの
不変の基準温度に度盛りされて、温度補償される。それ
からそのオイル量値Ma は目盛られたオイル量最大値M
max と比較され、それにより生じた差がオイル量不足M
d として運転手に光学的な表示装置を介して表示される
(ステップ5)。
【0019】次のステップ6において、点火装置が投入
され且つエンジンが始動されているか否かおよびオイル
温度が既に所定の最低温度例えば60°Cより高いか否
かが質問される。十分に温められたエンジンによる走行
運転を特色づけるこの状態が達成されるや否や、実際の
エンジンオイル充填レベルが周期的に所定の繰り返し率
で測定される(ステップ7)。しかしこの連続走行運転
において充填レベルが大きく動的に変動し、特にエンジ
ンオイルのいわゆる飲込み量が生ずる。即ちエンジンが
連続回転する際に回転しオイルパンにおける充填レベル
に貢献しないエンジン回転数に関係するエンジンオイル
分量が生ずる。更に車体の動きおよび傾きによってエン
ジンオイルレベルの波うちおよび傾斜が引き起こされ
る。走行運転中における種々のエンジンオイル温度の作
用は、最低オイル温度の規定および基準温度値における
上述した度盛りによって予防される。
【0020】充填レベル測定値はまず第1に臨界オイル
充填レベルを認識するために再処理される。個々のオイ
ル跳ね上がりが平均値を害してはならず、従って隣接値
から過大にずれた測定値は無視されるか、あるいは瞬間
的な充填レベル変動に対して緩慢な充填レベル検出を達
成するための一般的な減衰処理によって隣接値に類化さ
れる。後者の方式はここではソフトウエア式に適当なデ
ジタルフィルタによって実現される。フィルタ作用は例
えば、フィルタ済み充填レベル値が実際の未補正の測定
値からの所定の分量と先の測定値からの残留部分との和
であると言える。例えば実際の測定値は75%で、先の
測定値は25%である。フィルタ済みの充填レベル測定
値はそれから上述したように、エンジンオイルのその都
度の熱膨張を考慮するために基準温度値に目盛られる
(ステップ9)。このステップ9において充填レベル測
定値がその都度の瞬間的な飲込み量分だけ補正される。
そのために、飲込み量分従ってこれにより引き起こされ
る充填レベル変動をエンジン回転数に関係して示すエン
ジン特有の特性が予め与えられている。そのように補正
された充填レベル測定値は例えば最後の20個の値につ
いてスライド的平均値形成処理が行われる(ステップ1
0)。相応したフィルタ処理およびスライド的な平均値
形成はここでは詳述されていない一般的なオイル品質測
定から補正値を得るためにも、この測定量に対しても充
填レベルに関して例えば走行車の激しい制動あるいは瞬
間的な回転数変動によって生ずるような異様な測定値の
影響を減衰するために行われる。このようにして求めら
れたスライド的な充填レベル平均値がいま目盛られた最
大充填レベルの上に位置しているか、所定の充填レベル
最小値に低下されているか、あるいは既にその最小値よ
り明らかに下にあるとき、警報ランプを介して相応した
過剰充填警報、最小充填状態警報ないし充填不足警報が
発生される(ステップ11)。
【0021】測定され続いて温度および飲込み量に関し
て補正された充填レベル測定値はこの充填レベル警報監
視と並行して、連続走行運転中に実際のオイル量値を連
続的に検出するために四つの種々の走行運転範囲(B、
C1、C2、C3)に分けて関係させられる。その走行
運転範囲Bとして走行速度が5km/h以下でエンジン
回転数が100〜800rpmの走行運転範囲が規定さ
れている。これは例えばエンジンが回転している走行車
が赤信号の前で停止するときに生ずる。残りの三つの走
行運転範囲C1、C2、C3はそれぞれ、回転数がそれ
ぞれ1000rpm以上であり走行速度が5〜60km
/h、60〜110km/hないし110km/h以上
であることによって規定され、これらは代表的には市街
走行、郊外走行ないし自動道走行に相応している。それ
らのプロセスステップ12、13において、四つのそれ
ぞれの走行運転範囲B、C1、C2、C3に対する条件
が満足されているか否かが質問され、そしてその都度の
タイミングサイクルの補正された充填レベル測定値から
上述したようにエンジン特有のオイル量・充填レベル・
特性を参照して、その走行状態範囲特有に対応するオイ
ル量値が決定される。従って充填レベル測定によって連
続走行運転中に得られ走行動的な変動作用について修正
されたオイル量値が次の述べるように再処理され、プロ
セス部分2の間において最も近い実際のオイル量値を得
るために、点火装置の遮断が認識される(ステップ1
4)までタイミング的に繰り返される。
【0022】その都度得られたオイル量値を再処理する
ためにまず、実際の走行距離(キロメータ)状態が最後
に認識されたエンジンオイル補給以後に或る走行出力等
級から次に大きな走行出力等級に変化しているか否かが
質問される(ステップ15)。その最後のオイル補給以
後の走行出力は所定の間隔距離の走行出力等級に細分さ
れ、例えば0〜50kmの第1等級、50〜100km
の第2等級などに分けられる。これが当てはまらない場
合に新たなオイル量値は走行状態範囲Bに対する中間メ
モリ16ないし走行状態範囲C1、C2、C3に対する
中間メモリ17のそれぞれの部分に記録され、そのオイ
ル量値は四つの走行状態範囲B、C1、C2、C3に応
じて別々に記憶される。そうでない場合に走行出力等級
の変化が認識されたとき、次の質問ステップ16におい
て、今までの走行出力等級における実際の走行状態範囲
に対する中間メモリに既に20個以上の個別値が存在す
るか否かが確認される。これが当てはまらないとき、こ
の値は実際の中間メモリが消去される(ステップ18)
ことによって考慮に入れられない。これに反して20個
以上の値が存在するとき、実際の中間メモリの消去(ス
テップ18)前に、まず平均値XZWが形成され(ステッ
プ19)、そして新たな中間メモリ部分が開始し(ステ
ップ20)、最新のオイル量値が第1の個別値として新
たに開始した中間メモリ部分に記録される。
【0023】新しいオイル量値を中間メモリ範囲16、
17に記録し且つ点火装置を遮断した後(ステップ1
4)、実際の中間メモリ範囲に20個以上の個別値の存
在について同じような質問が同様に行われる。四つのそ
れぞれの走行状態範囲B、C1、C2、C3の同じ中間
メモリ部分に20個の個別値が連続して記録されていな
いとき、この値は考慮されないままにされ、実際の中間
メモリが消去される(ステップ18)。20個以上の個
別値が存在しているとき、その例えば算術平均値XZW
決定され(ステップ23)、そしてはじめて実際の中間
メモリ部分が消去される(ステップ18)。
【0024】中間メモリ個別値のその都度の平均値を形
成した後(ステップ19、23)、続く質問ステップ2
4において、このオイル量平均値XZWが実際の走行出力
等級および実際の走行状態範囲に対して今まで存在しそ
の長期メモリ25に記憶されている平均値Xakと例えば
0.5lの増分dx との和より大きいか否かが質問され
る。これが当てはまるとき、これは系統によって先にオ
イル補給が行われたと解釈される。その増分dx は目的
に適って典型的には最小の補給量単位である大きさに選
択される。これを考慮に入れて続いて補給済みのオイル
量が、中間メモリ平均値XZWと実際の等級の長期メモリ
平均値Xakとの差が求められることによって検出され、
続いて例えば0.5lの最小補給量単位の倍数に切り上
げられるか切り捨てられる(ステップ27)。求められ
たオイル補給量は走行車の対応した実際の走行距離(キ
ロメータ)状態と一緒に記憶され(ステップ28)、こ
のデータが将来において点検診断目的のために再び呼び
出される。オイル補給過程の認識によって更に、まずオ
イル量値に関係する長期メモリ内容が消去され、再び第
1の走行動力等級にリセットされ(ステップ29)、そ
して新たな中間メモリ平均値XZWが補給過程後における
第1のオイル量値として長期メモリに記録される(ステ
ップ30)。
【0025】既に上述したオイル補給認識質問(ステッ
プ24)が否定的な答えを出した場合、実際の走行出力
等級に関する長期メモリ25における平均値が入力され
ていないか否かおよびこの場合に中間メモリ平均値XZW
が次に低い走行出力等級の長期メモリ25に記憶された
平均値Xlkと増分dx との和より大きいか否かが確認さ
れる(ステップ31)。これが当てはまるとき、これは
オイル補給が予め行われたと解釈され、上述したように
継続して進行し、その場合長期メモリ25における実際
の等級の存在していない平均値の代わりに次に低い走行
出力等級の平均値Xlkが入る。これに反してこの質問
(ステップ31)も否定されたとき、オイル補給過程が
行われておらず、次に長期メモリ25に既に実際の走行
出力等級に対するオイル量平均値Xakが記憶されている
か否かが確認される(ステップ32)。これが当てはま
らないとき、求められた実際の中間メモリ平均値XZW
この走行出力等級に対する第1のオイル量平均値Xk
してその走行出力・長期メモリ範囲に記憶される(ステ
ップ33)。これに反してこの走行出力等級および実際
の走行状態範囲に対する長期メモリ25に平均値Xak
既に記憶されているとき、この従来記憶されていた値X
akおよび新たな中間メモリ平均値XZWから考量される新
たな平均値Xk が求められ、長期メモリ25の関連する
記憶内容が活動され(ステップ34)、その都度の平均
値に貢献する個別オイル量値の数に相応して考量k1、
k2が行われ、即ち0≦k1、k2≦1、k2=1−k
1である。
【0026】このようして長期メモリ25に、オイル補
給過程以後に求められたオイル量値がオイル補給以後の
その都度の走行動力特有に且つ個々の走行状態範囲B、
C1、C2、C3に対応して記憶される。オイル補給過
程が確認されるや否や、長期メモリ25に記憶されてい
たオイル量平均値Xk を消去する前に、各走行状態範囲
に対して別個に個々の走行出力等級の値から再帰率(Re
kursionsgrade)が求められる。その再帰率の上昇はその
都度の走行状態範囲におけるエンジンオイル消費に相応
し、消費メモリに記憶される。その場合目的に適って所
定の先の走行出力例えば最後の1000kmに対するオ
イル消費値が以前の走行出力等級の数を考慮して求めら
れるので、個々の走行状態範囲B、C1、C2、C3に
対する消費メモリに例えば1000kmの格子間隔で連
続するオイル消費値が存在する。種々の走行状態範囲
B、C1、C2、C3の区別は更に、オイル量平均値な
いしオイル消費値の考量を行うことを可能にする。特に
自動道走行範囲C3を郊外走行範囲C2より高く、これ
を更に市街走行範囲C1より高く、自動道走行中におけ
る走行状態に関係する平均的に僅かな充填レベル変動に
相応して、充填レベル測定を高い精度で考量することが
考えられる。
【0027】上述の説明から明らかなように、本発明の
プロセスはエンジンが停止しているときだけでなく、走
行運転中でも実際のエンジンオイル量を連続的に機内で
(オン・ボードで)監視および検出することを可能にす
る。過大あるいは過少のオイル状態に関する警報のほか
に、特にオイル補給過程が系統から自動的に認識され、
その場合補給されたオイル量が自動的に求められる。追
加的にオイル消費が最後の補給過程以後に走行出力に関
して且つ種々の走行状態に対して特有に求められる。な
お、自動車の内部における密閉系統内で利用されている
別の液体も、本発明に基づく方法によって充填レベル測
定によって実際に存在する液体量に関しておよびそこか
ら導き出される液体消費のような情報に関して監視でき
る。その場合、用途に応じて個々のプロセスパラメータ
は適当な方法で上述の実施例のパラメータ値と異ならさ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンオイル充填レベルを参照してエンジン
オイル量を決定する方法のプロセス経過の流れ図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス ハルトマン ドイツ連邦共和国 78532 トウツトリン ゲン ブルクシユトラーセ 9 (72)発明者 クラウス ランド ドイツ連邦共和国 73770 デンケンドル フ ビスマルクシユトラーセ 41 (72)発明者 アルフレツト ヴアインシエンク ドイツ連邦共和国 70736 フエルバツハ エルツゲビルゲヴエーク 13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の密閉系統内に存在し走行状態に
    関係して充填レベルが変動する液体特にエンジンオイル
    の量を検出する方法において、走行運転中に走行状態を
    示す大きさが検出され、そこからその瞬間の走行状態が
    求められ、少なくとも選択された走行状態において走行
    運転中に充填レベルセンサによって連続的に充填レベル
    のその瞬間的な値が検出され、そこから走行状態および
    充填レベルと液体量との所定の関係を参照してその瞬間
    の充填量が決定されることを特徴とする自動車における
    液体量特にエンジンオイル量の検出方法。
  2. 【請求項2】 液体の温度が検出され、液体量が所定の
    度盛り係数(TS )を参照して所定の基準温度(TR
    に関係づけられることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 走行状態を示す大きさとしてエンジン回
    転数が検出され、エンジンオイル量が所定の飲込み量分
    ・エンジン回転数・関係を参照して求められる飲込み量
    分を考慮して決定されることを特徴とする請求項1又は
    2記載のエンジンオイル量の検出方法。
  4. 【請求項4】 液体補給過程間の走行出力(走行距離)
    が走行出力等級に分けられ、各等級に対して別個に充填
    量平均値がそれぞれの等級に対して求められた個々の充
    填量値から決定されることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 考え得る全走行状態から互いに異なって
    いる複数の速度範囲(B、C1、C2、C3)が選択さ
    れ、そのそれぞれの範囲に充填量値が対応されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 点火の投入後で且つエンジンの始動前
    に、充填レベル、液体温度および走行車停止時間が検出
    され、そこからその瞬間の液体量が決定されることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方
    法。
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