JPH09229137A - ダイナミックダンパーの取付構造 - Google Patents
ダイナミックダンパーの取付構造Info
- Publication number
- JPH09229137A JPH09229137A JP3823696A JP3823696A JPH09229137A JP H09229137 A JPH09229137 A JP H09229137A JP 3823696 A JP3823696 A JP 3823696A JP 3823696 A JP3823696 A JP 3823696A JP H09229137 A JPH09229137 A JP H09229137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary shaft
- dynamic damper
- tightening
- ring
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 11
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 3
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドライブシャフト等の回転軸に装着されるダ
イナミックダンパーの取付構造として、取付作業を容易
にしてその自動化を可能にし、コスト低減を図り、耐久
性を高める。 【解決手段】 回転軸10に装着される円筒部1の一端
側外周部に、金属製筒体よりなる締付リング5を加硫成
形によりゴム部に一体的に付設しておき、回転軸10に
嵌装した後、前記締付リング5を絞り加工により縮径さ
せて、ゴム部を介して回転軸10を締付ける。一部をリ
ング状部として残余させて軸方向スリットを設けた金属
製筒体よりなる締付筒を、円筒部に加硫成形により埋設
しておき、回転軸に圧入手段により嵌装して回転軸を締
付ける。
イナミックダンパーの取付構造として、取付作業を容易
にしてその自動化を可能にし、コスト低減を図り、耐久
性を高める。 【解決手段】 回転軸10に装着される円筒部1の一端
側外周部に、金属製筒体よりなる締付リング5を加硫成
形によりゴム部に一体的に付設しておき、回転軸10に
嵌装した後、前記締付リング5を絞り加工により縮径さ
せて、ゴム部を介して回転軸10を締付ける。一部をリ
ング状部として残余させて軸方向スリットを設けた金属
製筒体よりなる締付筒を、円筒部に加硫成形により埋設
しておき、回転軸に圧入手段により嵌装して回転軸を締
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に自動車のドラ
イブシャフト等の回転軸に装着されるダイナミックダン
パーの取付構造に関するものである。
イブシャフト等の回転軸に装着されるダイナミックダン
パーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】自動車の
ドライブシャフト等の回転軸には、回転に伴う振動を抑
制するために、ダイナミックダンパーが装着されてい
る。
ドライブシャフト等の回転軸には、回転に伴う振動を抑
制するために、ダイナミックダンパーが装着されてい
る。
【0003】従来、この種のダイナミックダンパー(A
1 )は、図8に示すように、回転軸(60)に装着される
円筒部(51)の径方向外方に、径方向の連結部(52)を
介して同一軸心をなすようにウエイト(54)を保持した
ウエイト部(53)が設けられており、これらがゴム弾性
体により一体に加硫成形されている。
1 )は、図8に示すように、回転軸(60)に装着される
円筒部(51)の径方向外方に、径方向の連結部(52)を
介して同一軸心をなすようにウエイト(54)を保持した
ウエイト部(53)が設けられており、これらがゴム弾性
体により一体に加硫成形されている。
【0004】そして、ダイナミックダンパー(A1 )を
回転軸(60)に取付け固定する手段として、円筒部(5
1)を回転軸(60)に弾力的に嵌装すとともに、円筒部
(51)の一端部外周に締付け用の特殊なクランプ(55)
を嵌めて、該クランプ(55)をかしめることにより円筒
部(51)端部の素材ゴムを圧縮させて、締付け固定して
いる。
回転軸(60)に取付け固定する手段として、円筒部(5
1)を回転軸(60)に弾力的に嵌装すとともに、円筒部
(51)の一端部外周に締付け用の特殊なクランプ(55)
を嵌めて、該クランプ(55)をかしめることにより円筒
部(51)端部の素材ゴムを圧縮させて、締付け固定して
いる。
【0005】前記のクランプ(55)としては、図9
(a)(b)に示すものが代表的なもので、回転軸(6
0)の外径よりやや小さい内径を有しかつ一部が拡開可
能な非連続のリング状をなしており、弾性を利用して円
筒部(51)の端部外周に嵌着して、端部係止片(58)を
凸起状の止め部(56)(56)間に折曲げてかしめる折曲
げタイプのもの〔図9(a)〕か、あるいは一端部に有
する係止突部(59a )を他端部の係止孔(59b )に引掛
けてかしめる引掛けタイプのもの〔図6(b)〕であ
る。これらのクランプの材料としては、防錆力を考慮し
てステンレス材を用いることが多い。
(a)(b)に示すものが代表的なもので、回転軸(6
0)の外径よりやや小さい内径を有しかつ一部が拡開可
能な非連続のリング状をなしており、弾性を利用して円
筒部(51)の端部外周に嵌着して、端部係止片(58)を
凸起状の止め部(56)(56)間に折曲げてかしめる折曲
げタイプのもの〔図9(a)〕か、あるいは一端部に有
する係止突部(59a )を他端部の係止孔(59b )に引掛
けてかしめる引掛けタイプのもの〔図6(b)〕であ
る。これらのクランプの材料としては、防錆力を考慮し
てステンレス材を用いることが多い。
【0006】しかし、前記のクランプは、ステンレス材
よりなるためにコスト高となる上、人的手段によるかし
めを要するために、取付け作業に人手を要し、取付け作
業の自動化の障害となっている。
よりなるためにコスト高となる上、人的手段によるかし
めを要するために、取付け作業に人手を要し、取付け作
業の自動化の障害となっている。
【0007】また自動車の走行時に生じる飛び石等によ
り、クランプの止め部が破損し、締付けが弱くなって、
ダンパーの緩みや抜けが生じるおそれもある。
り、クランプの止め部が破損し、締付けが弱くなって、
ダンパーの緩みや抜けが生じるおそれもある。
【0008】本発明は、上記に鑑みて、取付け作業の自
動化を可能にし、コスト低減を図り、飛び石等による耐
えるダイナミックダンパーの取付け構造を提供するもの
である。
動化を可能にし、コスト低減を図り、飛び石等による耐
えるダイナミックダンパーの取付け構造を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、回転軸に装着される円筒部の
径方向外側にウエイト部を有するゴム弾性体よりなるダ
イナミックダンパーの取付構造であって、前記円筒部の
一端側外周部に、絞り加工可能な金属製筒体よりなる締
付リングを一体的に付設してあり、回転軸に円筒部を嵌
装した後、前記締付リングを絞り加工して、ゴム部を介
して回転軸を締付けてなることを特徴とする。
めに、請求項1の発明は、回転軸に装着される円筒部の
径方向外側にウエイト部を有するゴム弾性体よりなるダ
イナミックダンパーの取付構造であって、前記円筒部の
一端側外周部に、絞り加工可能な金属製筒体よりなる締
付リングを一体的に付設してあり、回転軸に円筒部を嵌
装した後、前記締付リングを絞り加工して、ゴム部を介
して回転軸を締付けてなることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、前記同様のダイナミッ
クダンパーの取付構造として、金属製筒体よりなる締付
筒を前記円筒部に埋設してあり、回転軸に対し圧入手段
により嵌装して、ゴム部を介して回転軸を締付けてなる
ことを特徴とする。
クダンパーの取付構造として、金属製筒体よりなる締付
筒を前記円筒部に埋設してあり、回転軸に対し圧入手段
により嵌装して、ゴム部を介して回転軸を締付けてなる
ことを特徴とする。
【0011】この場合、締付筒は、請求項3のように、
一部をリング状部として残余させるように軸方向スリッ
トを設けたものとし、圧入による締付け力を前記リング
状部で確保するようにしたものが望ましい。
一部をリング状部として残余させるように軸方向スリッ
トを設けたものとし、圧入による締付け力を前記リング
状部で確保するようにしたものが望ましい。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、ダイナミックダンパ
ーの取付けの際、回転軸の所定の位置に嵌装した後、円
筒部の一端側外周部に一体的に付設されている締付リン
グを絞り加工により縮径させるだけでよく、これにより
締付リングがその内側の円筒部ゴムを圧縮して回転軸を
強く締付けることになって、ダイナミックダンパーは回
転軸の所定位置に取付けられる。しかも従来のクランプ
のような止め部を有さないため、飛び石等による締付け
部分の破損のおそれがなく、絞り加工されていることも
あって、緩みや抜けが生じることがない。
ーの取付けの際、回転軸の所定の位置に嵌装した後、円
筒部の一端側外周部に一体的に付設されている締付リン
グを絞り加工により縮径させるだけでよく、これにより
締付リングがその内側の円筒部ゴムを圧縮して回転軸を
強く締付けることになって、ダイナミックダンパーは回
転軸の所定位置に取付けられる。しかも従来のクランプ
のような止め部を有さないため、飛び石等による締付け
部分の破損のおそれがなく、絞り加工されていることも
あって、緩みや抜けが生じることがない。
【0013】請求項2の発明の場合は、ダイナミックダ
パーを回転軸の所定の位置に圧入手段により嵌装すれ
ば、円筒部に埋設されている金属製の締付筒によりゴム
部を介して所定の締付け力が与えられるもので、これに
よりダイナミックダンパーが所定位置に取付けられる。
また締付筒は円筒部のゴム部により包被されて保護さ
れ、かつ錆等の発生が抑制される。
パーを回転軸の所定の位置に圧入手段により嵌装すれ
ば、円筒部に埋設されている金属製の締付筒によりゴム
部を介して所定の締付け力が与えられるもので、これに
よりダイナミックダンパーが所定位置に取付けられる。
また締付筒は円筒部のゴム部により包被されて保護さ
れ、かつ錆等の発生が抑制される。
【0014】特に、請求項3のように、締付筒が、一部
をリング状部として残余させて軸方向スリットが設けら
れていると、回転軸に対し嵌装する際にスリットで分離
された部分が僅かに拡がって容易に圧入でき、嵌装作業
を容易に行なうことができるとともに、前記リング状部
により所定の締付け力を保有する。また前記のスリット
を通して締付リング内外のゴムが連続一体化するので、
締付リングが円筒部に埋設されていても充分な強度を保
有する。
をリング状部として残余させて軸方向スリットが設けら
れていると、回転軸に対し嵌装する際にスリットで分離
された部分が僅かに拡がって容易に圧入でき、嵌装作業
を容易に行なうことができるとともに、前記リング状部
により所定の締付け力を保有する。また前記のスリット
を通して締付リング内外のゴムが連続一体化するので、
締付リングが円筒部に埋設されていても充分な強度を保
有する。
【0015】さらに前記いずれの発明においても、締付
リングあるいは締付筒をダイナミックダンパーの加硫成
形によって円筒部に付設もしくは埋設しておくことによ
り、製作が容易になるばかりか、締付リングや締付筒と
円筒部ゴムとの間の接着強度が高くて、緩みのおそれな
く使用できる。
リングあるいは締付筒をダイナミックダンパーの加硫成
形によって円筒部に付設もしくは埋設しておくことによ
り、製作が容易になるばかりか、締付リングや締付筒と
円筒部ゴムとの間の接着強度が高くて、緩みのおそれな
く使用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。
基いて説明する。
【0017】図1は本発明によるダイナミックダンパー
の取付構造の第1の実施形態を示している。
の取付構造の第1の実施形態を示している。
【0018】ダイナミックダンパー(A)は、取付け対
象となる自動車のドライブシャフト等の回転軸(10)に
嵌装できる内径を有する円筒部(1)と、この円筒部
(1)から径方向外方に延びる連結部(2)、該連結部
(2)により円筒部(1)の外方において同一軸心に配
されたウエイト部(3)とからなる。これらはゴム弾性
体により一体に加硫成形されており、ウエイト部(3)
には金属よりなるウエイト(4)が埋設されている。
象となる自動車のドライブシャフト等の回転軸(10)に
嵌装できる内径を有する円筒部(1)と、この円筒部
(1)から径方向外方に延びる連結部(2)、該連結部
(2)により円筒部(1)の外方において同一軸心に配
されたウエイト部(3)とからなる。これらはゴム弾性
体により一体に加硫成形されており、ウエイト部(3)
には金属よりなるウエイト(4)が埋設されている。
【0019】円筒部(1)は、少なくとも一端部(1a)
が取付部として軸方向に延成されており、特にこの取付
部となる一端部(1a)の外周部には、主として鉄等の絞
り加工可能な金属製筒体よりなる締付リング(5)が一
体的に付設されている。この締付リング(5)は、ダイ
ナミックダンパー(A)のゴム弾性体による加硫成形と
同時に該ゴム部に加硫接着させて付設しておくのがよ
く、これにより製作が容易になる。また締付リング
(5)には必要に応じて防錆処理を施しておくのがこの
ましい。
が取付部として軸方向に延成されており、特にこの取付
部となる一端部(1a)の外周部には、主として鉄等の絞
り加工可能な金属製筒体よりなる締付リング(5)が一
体的に付設されている。この締付リング(5)は、ダイ
ナミックダンパー(A)のゴム弾性体による加硫成形と
同時に該ゴム部に加硫接着させて付設しておくのがよ
く、これにより製作が容易になる。また締付リング
(5)には必要に応じて防錆処理を施しておくのがこの
ましい。
【0020】図の場合、取付部となる一端部(1a)の内
周面に周方向に延びる凸部(6)が設けられている。一
方、回転軸(10)には、ダイナミックダンパー(A)の
取付け個所に、前記の凸部(6)に対応する周方向の溝
(11)が設けられており、円筒部(1)を回転軸(10)
に嵌装した際に凸部(6)が嵌合して位置決めされるよ
うになっている。この凸部(6)と溝(11)とは、周方
向に連続したものである必要はなく、周方向に断続状に
形成しておくこともでき、特にこの場合、周方向にも位
置決めでき、回り止め作用を果す。
周面に周方向に延びる凸部(6)が設けられている。一
方、回転軸(10)には、ダイナミックダンパー(A)の
取付け個所に、前記の凸部(6)に対応する周方向の溝
(11)が設けられており、円筒部(1)を回転軸(10)
に嵌装した際に凸部(6)が嵌合して位置決めされるよ
うになっている。この凸部(6)と溝(11)とは、周方
向に連続したものである必要はなく、周方向に断続状に
形成しておくこともでき、特にこの場合、周方向にも位
置決めでき、回り止め作用を果す。
【0021】上記のダイナミックダンパー(A)の取付
けの際は、円筒部(1)を回転軸(10)に弾力的に嵌装
して、円筒部(1)の内周に有する凸部(6)を回転軸
(10)の所定位置に有する溝(11)に嵌め込んで軸方向
に位置決めする。こうして、円筒部(1)の一端部(1
a)に有する締付リング(5)を絞り加工して縮径させ
ればよく、これにより内側のゴム部を圧縮して、該ゴム
部を介して回転軸(10)を締付リング(5)で締付け
る。この締付力により、ダイナミックダンパー(A)は
回転軸(10)に対して所定位置に取付け固定される。
けの際は、円筒部(1)を回転軸(10)に弾力的に嵌装
して、円筒部(1)の内周に有する凸部(6)を回転軸
(10)の所定位置に有する溝(11)に嵌め込んで軸方向
に位置決めする。こうして、円筒部(1)の一端部(1
a)に有する締付リング(5)を絞り加工して縮径させ
ればよく、これにより内側のゴム部を圧縮して、該ゴム
部を介して回転軸(10)を締付リング(5)で締付け
る。この締付力により、ダイナミックダンパー(A)は
回転軸(10)に対して所定位置に取付け固定される。
【0022】前記の絞り加工は、締付リング(5)の全
周全幅にわたって均一に縮径させる全周均一絞りのほ
か、図2に拡大して示すように幅方向の一部、あるいは
図3のように周方向の1もしくは複数個所の部分絞りと
することもでき、回転軸の構造や強度に応じて適宜設定
できる。例えば図2のように絞り加工した場合、締付リ
ング(5)自体の円筒部(1)からの抜け止め効果が大
きくなる。また図3のような絞り加工とした場合におい
て、回転軸にも対応個所に凹部が設けられていると、軸
方向の抜けや回転方向の滑り止め効果が大きくなる。
(5a)は部分的な絞り部分を示す。
周全幅にわたって均一に縮径させる全周均一絞りのほ
か、図2に拡大して示すように幅方向の一部、あるいは
図3のように周方向の1もしくは複数個所の部分絞りと
することもでき、回転軸の構造や強度に応じて適宜設定
できる。例えば図2のように絞り加工した場合、締付リ
ング(5)自体の円筒部(1)からの抜け止め効果が大
きくなる。また図3のような絞り加工とした場合におい
て、回転軸にも対応個所に凹部が設けられていると、軸
方向の抜けや回転方向の滑り止め効果が大きくなる。
(5a)は部分的な絞り部分を示す。
【0023】なお、締付リング(5)としては鉄等のス
テンレス材に比して比較的安価な材料を使用できる。ま
た前記の締付リング(5)は、錆等による機能低下、飛
び石による外傷等を考慮して、2.5〜3.0mm程度
の肉厚とするのが望ましく、幅(軸方向長さ)について
も絞り締付けの効果等を考慮して決定すればよい。さら
に必要な場合、前記の締付リング(5)を円筒部(1)
の両端部に配して実施することもできる。
テンレス材に比して比較的安価な材料を使用できる。ま
た前記の締付リング(5)は、錆等による機能低下、飛
び石による外傷等を考慮して、2.5〜3.0mm程度
の肉厚とするのが望ましく、幅(軸方向長さ)について
も絞り締付けの効果等を考慮して決定すればよい。さら
に必要な場合、前記の締付リング(5)を円筒部(1)
の両端部に配して実施することもできる。
【0024】図4は、ダイナミックダンパーの取付構造
の他の実施形態を示している。
の他の実施形態を示している。
【0025】この実施形態のダイナミックダンパー
(A)の構成は、上記の実施形態の場合と基本的に同構
成をなしているが、前記の絞り加工により締付け力を与
える締付リング(5)に代えて、鉄等の金属製筒体より
なる締付筒(7)を、円筒部(1)の少なくとも一部に
埋設して、回転軸(10)に対する圧入により所定の締付
け力を確保するようにしている。
(A)の構成は、上記の実施形態の場合と基本的に同構
成をなしているが、前記の絞り加工により締付け力を与
える締付リング(5)に代えて、鉄等の金属製筒体より
なる締付筒(7)を、円筒部(1)の少なくとも一部に
埋設して、回転軸(10)に対する圧入により所定の締付
け力を確保するようにしている。
【0026】すなわち、円筒部(1)、連結部(2)お
よびウエイト部(3)をゴム弾性体で加硫成形する際、
ウエイト部(3)のウエイト(4)とともに、前記締付
筒(7)を円筒部(1)の少なくとも一部、例えば一端
部(1a)側のゴム部内に埋設するように成形して一体化
させておく。この際、圧入による締付け力を考慮して、
締付筒(7)の内側のゴム部の内径が回転軸(10)の径
よれり僅かに径小となるように設定しておく。
よびウエイト部(3)をゴム弾性体で加硫成形する際、
ウエイト部(3)のウエイト(4)とともに、前記締付
筒(7)を円筒部(1)の少なくとも一部、例えば一端
部(1a)側のゴム部内に埋設するように成形して一体化
させておく。この際、圧入による締付け力を考慮して、
締付筒(7)の内側のゴム部の内径が回転軸(10)の径
よれり僅かに径小となるように設定しておく。
【0027】前記の締付筒(7)は、その一部、例えば
図5や図6に示すように、一端部をリング状部(7a)と
して残余させるように軸方向スリット(8)を周方向の
等分角度位置に複数設けておくのが好ましく、このスリ
ット(8)を有する側を圧入時の先行側にして、円筒部
(1)の一端部(1a)側に埋設しておくのがよい。この
スリット(8)の幅や長さ、形状は、使用する金属材の
特性によって締付け力が充分に得られるように設定すれ
ばよい。
図5や図6に示すように、一端部をリング状部(7a)と
して残余させるように軸方向スリット(8)を周方向の
等分角度位置に複数設けておくのが好ましく、このスリ
ット(8)を有する側を圧入時の先行側にして、円筒部
(1)の一端部(1a)側に埋設しておくのがよい。この
スリット(8)の幅や長さ、形状は、使用する金属材の
特性によって締付け力が充分に得られるように設定すれ
ばよい。
【0028】このようにスリット(8)を形成しておく
ことにより、埋設された締付筒(7)の内外のゴム部が
該スリット(8)を通して連続一体化することで、締付
筒(7)が埋設されているにも拘らず、充分な強度を保
有する。
ことにより、埋設された締付筒(7)の内外のゴム部が
該スリット(8)を通して連続一体化することで、締付
筒(7)が埋設されているにも拘らず、充分な強度を保
有する。
【0029】そして、ダイナミックダンパー(A)の取
付けに際しては、前記同様に、円筒部(1)を回転軸
(10)に嵌合させるようにして、ダイナミックダンパー
(A)を所定の位置に嵌装する。この際、締付筒(7)
は軸方向スリット(8)で分離された部分(7b)が僅か
に拡がって容易に圧入でき、嵌装作業を容易に行なうこ
とができる。そしてこのように嵌装した後、締付筒
(7)を絞り加工して縮径させることにより、特にリン
グ状部(7a)の部分で内側のゴム部を介して回転軸(1
0)を締付けることにより、取付け固定できる。
付けに際しては、前記同様に、円筒部(1)を回転軸
(10)に嵌合させるようにして、ダイナミックダンパー
(A)を所定の位置に嵌装する。この際、締付筒(7)
は軸方向スリット(8)で分離された部分(7b)が僅か
に拡がって容易に圧入でき、嵌装作業を容易に行なうこ
とができる。そしてこのように嵌装した後、締付筒
(7)を絞り加工して縮径させることにより、特にリン
グ状部(7a)の部分で内側のゴム部を介して回転軸(1
0)を締付けることにより、取付け固定できる。
【0030】なお、前記の締付筒(7)の長さや埋設位
置は、要求される締付け力に応じて任意に設定でき、図
4のように円筒部(1)の一部に埋設するほか、図7の
ように円筒部(1)の全長にわたって埋設しておくこと
がてきる。このように全長にわたって埋設した場合、回
転ときの浮き上がりも防止でき、安定した特性が得られ
る。
置は、要求される締付け力に応じて任意に設定でき、図
4のように円筒部(1)の一部に埋設するほか、図7の
ように円筒部(1)の全長にわたって埋設しておくこと
がてきる。このように全長にわたって埋設した場合、回
転ときの浮き上がりも防止でき、安定した特性が得られ
る。
【0031】
【発明の効果】上記したように本発明のダイナミックダ
ンハーの取付構造によれば、請求項1の発明の場合は、
回転軸に対し嵌装した状態での締付リングの絞り加工に
より、回転軸の所定位置に確実に取付け固定でき、また
請求項2,3の発明の場合は、回転軸に対する圧入手段
によって嵌装するだけで、円筒部に埋設されている締付
筒による締付け力で回転軸に取付け固定できる。それゆ
え、従来のかしめ手段を要するクランプを用いるものに
比して、取付け作業が容易であり、特に自動化するのも
容易に可能になる。
ンハーの取付構造によれば、請求項1の発明の場合は、
回転軸に対し嵌装した状態での締付リングの絞り加工に
より、回転軸の所定位置に確実に取付け固定でき、また
請求項2,3の発明の場合は、回転軸に対する圧入手段
によって嵌装するだけで、円筒部に埋設されている締付
筒による締付け力で回転軸に取付け固定できる。それゆ
え、従来のかしめ手段を要するクランプを用いるものに
比して、取付け作業が容易であり、特に自動化するのも
容易に可能になる。
【0032】しかも前記の締付リングあるいは締付筒
は、ダイナミックダンパーの加硫成形により一体的に付
設あるいは埋設しておくことができ、クランプ使用の場
合に比して製作が容易である上、その材料として、鉄等
の比較的安価な金属材を使用できるので、取付け作業を
簡略化、自動化できることと相俟って、コスト低減を図
ることができる。
は、ダイナミックダンパーの加硫成形により一体的に付
設あるいは埋設しておくことができ、クランプ使用の場
合に比して製作が容易である上、その材料として、鉄等
の比較的安価な金属材を使用できるので、取付け作業を
簡略化、自動化できることと相俟って、コスト低減を図
ることができる。
【0033】特に請求項2および3の発明の場合は、締
付リング自体がゴム部内に埋設されて保護されて、防錆
効果および損傷防止効果に優れる上、ダイナミックダン
パーの嵌装作業も容易なる。
付リング自体がゴム部内に埋設されて保護されて、防錆
効果および損傷防止効果に優れる上、ダイナミックダン
パーの嵌装作業も容易なる。
【0034】また、かしめによる止め部を有さないため
に、使用中の飛び石等に対しても強く耐久性があり、信
頼性が高くなる。
に、使用中の飛び石等に対しても強く耐久性があり、信
頼性が高くなる。
【図1】本発明のダイナミックダンパーの取付構造の1
実施例の断面図である。
実施例の断面図である。
【図2】絞り状態の例を示す一部の拡大断面図である。
【図3】絞り状態の他の例を示す横断面図である。
【図4】本発明のダイナミックダンパーの取付構造の他
の実施例の断面図である。
の実施例の断面図である。
【図5】同上の取付構造に使用する締付筒の1例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】(a)(b)それぞれ締付筒の他の例を示す側
面図である。
面図である。
【図7】締付筒の埋設状態の他の例を示す断面図であ
る。
る。
【図8】従来のクランプによるダイナミックダンパーの
取付構造を半部断面図である。
取付構造を半部断面図である。
【図9】(a)(b)それぞれ同上の取付けに使用され
るクランプを例示する斜視図である。
るクランプを例示する斜視図である。
(A) ダイナミックダンパー (1) 円筒部 (1a) 一端部 (2) 連結部 (3) ウエイト部 (4) ウエイト (5) 締付リング (7) 締付筒 (7a) リング状部 (8) 軸方向スリット (10) 回転軸
Claims (3)
- 【請求項1】回転軸に装着される円筒部の径方向外側に
ウエイト部を有するゴム弾性体よりなるダイナミックダ
ンパーの取付構造であって、 前記円筒部の少なくとも一端側外周部に、絞り加工可能
な金属製筒体よりなる締付リングを一体的に付設してあ
り、回転軸に嵌装した後、前記締付リングを絞り加工し
て、ゴム部を介して回転軸を締付けてなることを特徴と
するダイナミックダンパーの取付構造。 - 【請求項2】回転軸に装着される円筒部の径方向外側に
ウエイト部を有するゴム弾性体よりなるダイナミックダ
ンパーの取付構造であって、 金属製筒体よりなる締付筒を前記円筒部に埋設してあ
り、回転軸に対し圧入手段により嵌装して、ゴム部を介
して回転軸を締付けてなることを特徴とするダイナミッ
クダンパーの取付構造。 - 【請求項3】締付筒は、一部をリング状部として残余さ
せるように軸方向スリットが設けられており、圧入によ
る締付け力を前記リング状部で確保するようにしたこと
を特徴とする請求項2に記載のダイナミックダンパーの
取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3823696A JPH09229137A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | ダイナミックダンパーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3823696A JPH09229137A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | ダイナミックダンパーの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229137A true JPH09229137A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12519674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3823696A Pending JPH09229137A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | ダイナミックダンパーの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229137A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040036203A (ko) * | 2002-10-23 | 2004-04-30 | 한국델파이주식회사 | 다이내믹 댐퍼 |
| KR20040036205A (ko) * | 2002-10-23 | 2004-04-30 | 한국델파이주식회사 | 클램핑 립을 갖는 다이내믹 댐퍼 |
| WO2010013447A1 (ja) | 2008-07-28 | 2010-02-04 | キーパー株式会社 | ダイナミックダンパ |
| KR20170136314A (ko) * | 2016-06-01 | 2017-12-11 | 현대자동차주식회사 | 다이내믹 댐퍼 |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP3823696A patent/JPH09229137A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040036203A (ko) * | 2002-10-23 | 2004-04-30 | 한국델파이주식회사 | 다이내믹 댐퍼 |
| KR20040036205A (ko) * | 2002-10-23 | 2004-04-30 | 한국델파이주식회사 | 클램핑 립을 갖는 다이내믹 댐퍼 |
| WO2010013447A1 (ja) | 2008-07-28 | 2010-02-04 | キーパー株式会社 | ダイナミックダンパ |
| KR20170136314A (ko) * | 2016-06-01 | 2017-12-11 | 현대자동차주식회사 | 다이내믹 댐퍼 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0982518B1 (en) | Mechanical seal | |
| US7070355B2 (en) | Ball- and -socket joint | |
| EP1333216A1 (en) | Hose and clamp assembly | |
| JPH03107611A (ja) | 密封スリーブを備える自動車のボールジヨイント | |
| JP4046010B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
| JP2008514873A (ja) | ガス発生器カートリッジを固定するためのクランプリング | |
| US5664936A (en) | Fan mounting arrangement | |
| JP2009511841A (ja) | 軸受けシール板と一体化されたプロペラシャフトブート | |
| JP2002276714A (ja) | 防振装置 | |
| JPH0448364Y2 (ja) | ||
| JP5907329B2 (ja) | 動力伝達要素及びその製造取付け方法 | |
| JPH07248045A (ja) | ダイナミックダンパ | |
| JP2021165582A (ja) | ダストカバー | |
| JPH08128576A (ja) | 吸気ホースの締結構造 | |
| JPH02168024A (ja) | 等速ジョイントのブーツ取付け方法 | |
| JPH071395U (ja) | ホースクランプ装置 | |
| JP2598534Y2 (ja) | 等速ジョイント用ブーツ | |
| JPH0231623Y2 (ja) | ||
| JP2584042Y2 (ja) | 密封装置 | |
| JPH11101306A (ja) | ダイナミックダンパ | |
| JPH0722533Y2 (ja) | リップパッキン | |
| JP2007078105A (ja) | ダイナミックダンパ付き等速自在継手用ブーツ | |
| JPH0455275Y2 (ja) | ||
| JPH07239081A (ja) | ホ−スクランプおよびこれを用いたホ−ス接続装置 | |
| JPS60159469A (ja) | 弾性ブ−ツの圧入固定方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050829 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060131 |