JPH09229615A - 位置検出装置および位置変化検出装置 - Google Patents
位置検出装置および位置変化検出装置Info
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- JPH09229615A JPH09229615A JP3856096A JP3856096A JPH09229615A JP H09229615 A JPH09229615 A JP H09229615A JP 3856096 A JP3856096 A JP 3856096A JP 3856096 A JP3856096 A JP 3856096A JP H09229615 A JPH09229615 A JP H09229615A
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厳密な微調整が不要で低コストの部品を用
い、光源の取り付けができない対象物についても位置検
出および位置変化検出ができる位置検出装置および位置
変化検出装置を提供する。 【解決手段】 対象物の一部の領域に反射率の良い反射
領域2がある。光源1からの拡散光によって照射される
反射領域2が仮想的な光源となり、反射領域2の対象物
の位置を光電変換素子を内蔵する位置検出デバイス3に
よって検出する。位置検出デバイス3は、光電変換手
段,遮光手段などで構成され、光の直進性と光電変換素
子の特性を十分に生かしたものを用いる。
い、光源の取り付けができない対象物についても位置検
出および位置変化検出ができる位置検出装置および位置
変化検出装置を提供する。 【解決手段】 対象物の一部の領域に反射率の良い反射
領域2がある。光源1からの拡散光によって照射される
反射領域2が仮想的な光源となり、反射領域2の対象物
の位置を光電変換素子を内蔵する位置検出デバイス3に
よって検出する。位置検出デバイス3は、光電変換手
段,遮光手段などで構成され、光の直進性と光電変換素
子の特性を十分に生かしたものを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物の位置検出
および位置変化検出に関するものである。例えば、距
離、移動速度、物体形状の検出等、より具体的には、回
転物体の偏心や回転速度、ロボットの可動部の位置およ
び速度の制御、生産ライン上の部品の形状確認等、位置
検出および位置変化検出技術一般に広く利用することの
できる位置検出および位置変化検出に関するものであ
る。
および位置変化検出に関するものである。例えば、距
離、移動速度、物体形状の検出等、より具体的には、回
転物体の偏心や回転速度、ロボットの可動部の位置およ
び速度の制御、生産ライン上の部品の形状確認等、位置
検出および位置変化検出技術一般に広く利用することの
できる位置検出および位置変化検出に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の対象物の位置検出技術において
は、位置検出に対して過剰な性能とコストを必要とする
か、または、厳密な微調整を必要とする部品,装置類を
用いているのが現状である。例えば、従来、特開昭60
−60502号公報や特開昭63−238510に記載
されているように、カメラを複数台用いるものがある。
しかし、カメラは、本来、画像を全て入力するための装
置であるにもかかわらず、単に発光領域を検出するため
だけに用いているため、余計なコストが必要であるばか
りでなく、画像処理による発光領域の抽出という複雑な
画像処理過程まで必要となる。
は、位置検出に対して過剰な性能とコストを必要とする
か、または、厳密な微調整を必要とする部品,装置類を
用いているのが現状である。例えば、従来、特開昭60
−60502号公報や特開昭63−238510に記載
されているように、カメラを複数台用いるものがある。
しかし、カメラは、本来、画像を全て入力するための装
置であるにもかかわらず、単に発光領域を検出するため
だけに用いているため、余計なコストが必要であるばか
りでなく、画像処理による発光領域の抽出という複雑な
画像処理過程まで必要となる。
【0003】特開平3−196326号公報に記載され
ているように、レンズと2分割ピンフォトダイオードを
用いるものもある。レンズについては、その構造上、焦
点を有するため、その焦点からはずれた距離にある発光
領域については、正確な3次元位置を検出することが困
難であり、収差の補正のための補正回路またはビットマ
ップ等が必要不可欠となる。もし、ズームレンズを用い
て正確な3次元位置を知ろうとすれば、位置検出時に焦
点合わせのための部品と焦点合わせの過程が必要とな
る。
ているように、レンズと2分割ピンフォトダイオードを
用いるものもある。レンズについては、その構造上、焦
点を有するため、その焦点からはずれた距離にある発光
領域については、正確な3次元位置を検出することが困
難であり、収差の補正のための補正回路またはビットマ
ップ等が必要不可欠となる。もし、ズームレンズを用い
て正確な3次元位置を知ろうとすれば、位置検出時に焦
点合わせのための部品と焦点合わせの過程が必要とな
る。
【0004】特開平3−150623号公報等に記載さ
れているように、複数の2次元PSDとピンホールを用
いて3次元空間で位置検出または形状測定をするものが
ある。ピンホールは、直進性の良好な光学部品として位
置づけられるが、通過する光量の絶対量が小さくなるた
め、原理的に光量を十分にとれず光源の出力または光電
変換素子の出力での増幅に負担がかかる。
れているように、複数の2次元PSDとピンホールを用
いて3次元空間で位置検出または形状測定をするものが
ある。ピンホールは、直進性の良好な光学部品として位
置づけられるが、通過する光量の絶対量が小さくなるた
め、原理的に光量を十分にとれず光源の出力または光電
変換素子の出力での増幅に負担がかかる。
【0005】特開昭54−116258号公報に記載さ
れているように、複数の1次元CCDを互いに直交方向
に対向させるものがあるが、1次元CCDを配置する位
置が限られてしまうため、検出装置の小型化および低コ
スト化が困難である。
れているように、複数の1次元CCDを互いに直交方向
に対向させるものがあるが、1次元CCDを配置する位
置が限られてしまうため、検出装置の小型化および低コ
スト化が困難である。
【0006】特開平6−42919号公報に記載されて
いるように、PSDと遮光手段を用るものがある。PS
Dは、発光領域検出に適するが、2〜4個の各端子から
誤差のない正確な電流値を得るためには、均一性の高い
薄膜を得る必要がある。したがって、製造工程での歩留
りが低くなり、コストアップに大きく影響を与えている
ので、簡易なデバイスでの代替が求められている。さら
に、正確な電流値を得るためには、照射される光量を大
きくとる必要があり、特に光量を多く取れないピンホー
ルと組み合せた場合は非常に不利な状況となる。
いるように、PSDと遮光手段を用るものがある。PS
Dは、発光領域検出に適するが、2〜4個の各端子から
誤差のない正確な電流値を得るためには、均一性の高い
薄膜を得る必要がある。したがって、製造工程での歩留
りが低くなり、コストアップに大きく影響を与えている
ので、簡易なデバイスでの代替が求められている。さら
に、正確な電流値を得るためには、照射される光量を大
きくとる必要があり、特に光量を多く取れないピンホー
ルと組み合せた場合は非常に不利な状況となる。
【0007】一方、3次元の位置検出技術として、商品
名「FASTRAK」(日商エレクトロニクス)、商品
名「3D MOUSE」(旭エレクトロニクス)などが
商品として発売されている。商品名「FASTRAK」
は、磁場を用いるものであり、測定範囲が3m程度と広
範囲であるが、測定範囲およびその2倍程度の距離内に
磁性体が存在する場合には、磁場が歪められ、補正不可
能な誤差が残るため、測定条件が限定される。商品名
「3D MOUSE」は、超音波を用いるものである
が、周辺の物体からの超音波の反射によるノイズが多く
発生し、やはり測定条件が限定される。
名「FASTRAK」(日商エレクトロニクス)、商品
名「3D MOUSE」(旭エレクトロニクス)などが
商品として発売されている。商品名「FASTRAK」
は、磁場を用いるものであり、測定範囲が3m程度と広
範囲であるが、測定範囲およびその2倍程度の距離内に
磁性体が存在する場合には、磁場が歪められ、補正不可
能な誤差が残るため、測定条件が限定される。商品名
「3D MOUSE」は、超音波を用いるものである
が、周辺の物体からの超音波の反射によるノイズが多く
発生し、やはり測定条件が限定される。
【0008】また、もう1つの大きな問題点として、光
によって3次元位置検出をする場合、回転物体や微小領
域等、光源の取り付けができない対象物については、位
置検出が不可能である。カメラの測距装置においては、
対象物からの反射光を利用して、比較的簡単な構造のデ
バイスによって距離を測定している。しかし、1次元位
置しか測定できず、3次元位置検出への拡張は簡単でな
い。
によって3次元位置検出をする場合、回転物体や微小領
域等、光源の取り付けができない対象物については、位
置検出が不可能である。カメラの測距装置においては、
対象物からの反射光を利用して、比較的簡単な構造のデ
バイスによって距離を測定している。しかし、1次元位
置しか測定できず、3次元位置検出への拡張は簡単でな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、厳密な微調整が不要でかつ
低コストの部品を用い、光源を取り付けにくい対象物に
ついても位置検出および位置変化検出をすることができ
る位置検出装置および位置変化検出装置を提供すること
を目的とする。光の直進性と光電変換素子の特性を十分
に活かし、光源,光電変換素子,遮光手段などで構成さ
れる簡易なデバイスを使用して位置検出および位置変化
検出を行なうことができる。
情に鑑みてなされたもので、厳密な微調整が不要でかつ
低コストの部品を用い、光源を取り付けにくい対象物に
ついても位置検出および位置変化検出をすることができ
る位置検出装置および位置変化検出装置を提供すること
を目的とする。光の直進性と光電変換素子の特性を十分
に活かし、光源,光電変換素子,遮光手段などで構成さ
れる簡易なデバイスを使用して位置検出および位置変化
検出を行なうことができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、位置検出装置において、光の照射を受ける対
象物の位置を該対象物からの反射光を少なくとも1つの
位置検出デバイスで検出する位置検出装置において、前
記位置検出デバイスは、前記対象物からの反射光を遮光
する遮光手段と、少なくとも1つの第1の光電変換手段
を有し、第1の光電変換手段は、前記遮光手段により前
記対象物の位置に応じて前記反射光の一部が遮光される
位置に設置されることを特徴とするものである。さら
に、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載
の位置検出装置において、前記位置検出デバイスは、少
なくとも1つの第2の光電変換手段を有し、第2の光電
変換手段は、前記遮光手段により前記反射光が遮光され
ることのない位置に設置されることを特徴とするもので
ある。
おいては、位置検出装置において、光の照射を受ける対
象物の位置を該対象物からの反射光を少なくとも1つの
位置検出デバイスで検出する位置検出装置において、前
記位置検出デバイスは、前記対象物からの反射光を遮光
する遮光手段と、少なくとも1つの第1の光電変換手段
を有し、第1の光電変換手段は、前記遮光手段により前
記対象物の位置に応じて前記反射光の一部が遮光される
位置に設置されることを特徴とするものである。さら
に、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載
の位置検出装置において、前記位置検出デバイスは、少
なくとも1つの第2の光電変換手段を有し、第2の光電
変換手段は、前記遮光手段により前記反射光が遮光され
ることのない位置に設置されることを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項3に記載の発明においては、位置検
出装置において、光の照射を受ける対象物の位置を該対
象物からの反射光を少なくとも1つの位置検出デバイス
で検出する位置検出装置において、前記位置検出デバイ
スは、対象物からの反射光を反射する反射手段と、前記
反射光を遮光する遮光手段と、少なくとも1つの第1の
光電変換手段を有し、第1の光電変換手段は、前記反射
手段または前記遮光手段の少なくとも1つの手段により
前記対象物の位置に応じて前記反射光の一部が反射また
は遮光される位置に設置されることを特徴とするもので
ある。さらに、請求項4に記載の発明においては、請求
項3に記載の位置検出装置において、前記位置検出デバ
イスは、少なくとも1つの第2の光電変換手段を有し、
第2の光電変換手段は、前記反射手段および前記遮光手
段により前記反射光が遮光および反射されることのない
位置に設置されることを特徴とするものである。
出装置において、光の照射を受ける対象物の位置を該対
象物からの反射光を少なくとも1つの位置検出デバイス
で検出する位置検出装置において、前記位置検出デバイ
スは、対象物からの反射光を反射する反射手段と、前記
反射光を遮光する遮光手段と、少なくとも1つの第1の
光電変換手段を有し、第1の光電変換手段は、前記反射
手段または前記遮光手段の少なくとも1つの手段により
前記対象物の位置に応じて前記反射光の一部が反射また
は遮光される位置に設置されることを特徴とするもので
ある。さらに、請求項4に記載の発明においては、請求
項3に記載の位置検出装置において、前記位置検出デバ
イスは、少なくとも1つの第2の光電変換手段を有し、
第2の光電変換手段は、前記反射手段および前記遮光手
段により前記反射光が遮光および反射されることのない
位置に設置されることを特徴とするものである。
【0012】請求項5に記載の発明においては、請求項
1ないし4のいずれか1項に記載の位置検出装置におい
て、前記光を照射する光源を有することを特徴とするも
のである。請求項6に記載の発明においては、請求項1
ないし5のいずれか1項に記載の位置検出装置におい
て、前記反射光の光電変換出力に基づいて前記対象物の
位置を演算する位置演算手段を有することを特徴とする
ものである。請求項7に記載の発明においては、請求項
1ないし6のいずれか1項に記載の位置検出装置におい
て、前記対象物の少なくとも一部に反射領域が設けら
れ、該反射領域で反射される反射光を前記少なくとも1
つの位置検出デバイスで検出することを特徴とするもの
である。
1ないし4のいずれか1項に記載の位置検出装置におい
て、前記光を照射する光源を有することを特徴とするも
のである。請求項6に記載の発明においては、請求項1
ないし5のいずれか1項に記載の位置検出装置におい
て、前記反射光の光電変換出力に基づいて前記対象物の
位置を演算する位置演算手段を有することを特徴とする
ものである。請求項7に記載の発明においては、請求項
1ないし6のいずれか1項に記載の位置検出装置におい
て、前記対象物の少なくとも一部に反射領域が設けら
れ、該反射領域で反射される反射光を前記少なくとも1
つの位置検出デバイスで検出することを特徴とするもの
である。
【0013】請求項8に記載の発明においては、請求項
7に記載の位置検出装置において、前記対象物は感光体
であり、電子写真記録機構における位置検出装置である
ことを特徴とするものである。請求項9に記載の発明に
おいては、請求項7に記載の位置検出装置において、前
記対象物はレンズまたはレンズ支持体であり、レンズ移
動機構における位置検出装置であることを特徴とするも
のである。請求項10に記載の発明においては、請求項
7に記載の位置検出装置において、前記対象物は透明基
板であり、前記透明基板の片面側に前記反射領域が設け
られ、前記透明基板の他面側に前記少なくとも1つの位
置検出デバイスが設けられることを特徴とするものであ
る。
7に記載の位置検出装置において、前記対象物は感光体
であり、電子写真記録機構における位置検出装置である
ことを特徴とするものである。請求項9に記載の発明に
おいては、請求項7に記載の位置検出装置において、前
記対象物はレンズまたはレンズ支持体であり、レンズ移
動機構における位置検出装置であることを特徴とするも
のである。請求項10に記載の発明においては、請求項
7に記載の位置検出装置において、前記対象物は透明基
板であり、前記透明基板の片面側に前記反射領域が設け
られ、前記透明基板の他面側に前記少なくとも1つの位
置検出デバイスが設けられることを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項11に記載の発明においては、請求
項1ないし6のいずれか1項に記載の位置検出装置にお
いて、前記対象物自体の表面が反射表面であり、該反射
表面で反射される反射光を前記少なくとも1つの位置検
出デバイスで検出することを特徴とするものである。さ
らに、請求項12に記載の発明においては、請求項11
に記載の位置検出装置において、前記対象物は反射表面
を有する紙であり、紙の位置検出装置であることを特徴
とするものである。
項1ないし6のいずれか1項に記載の位置検出装置にお
いて、前記対象物自体の表面が反射表面であり、該反射
表面で反射される反射光を前記少なくとも1つの位置検
出デバイスで検出することを特徴とするものである。さ
らに、請求項12に記載の発明においては、請求項11
に記載の位置検出装置において、前記対象物は反射表面
を有する紙であり、紙の位置検出装置であることを特徴
とするものである。
【0015】請求項13に記載の発明においては、請求
項5または6に記載の位置検出装置において、前記対象
物の複数の領域を前記光源で順次照射する照射手段を有
し、順次の照射に同期して前記複数の領域の位置検出出
力を得ることを特徴とするものである。請求項14に記
載の発明においては、請求項5または6に記載の位置検
出装置において、前記光源は前記対象物の複数の領域を
前記領域ごとに照射光の特性を異ならせて照射するもの
であり、前記反射光の特性に基づいて前記複数の領域の
位置検出出力を得ることを特徴とするものである。
項5または6に記載の位置検出装置において、前記対象
物の複数の領域を前記光源で順次照射する照射手段を有
し、順次の照射に同期して前記複数の領域の位置検出出
力を得ることを特徴とするものである。請求項14に記
載の発明においては、請求項5または6に記載の位置検
出装置において、前記光源は前記対象物の複数の領域を
前記領域ごとに照射光の特性を異ならせて照射するもの
であり、前記反射光の特性に基づいて前記複数の領域の
位置検出出力を得ることを特徴とするものである。
【0016】請求項15に記載の発明においては、位置
変化検出装置において、請求項1ないし14のいずれか
1項に記載の位置検出装置と、前記位置検出装置の出力
に基づいて前記対象物の速度,加速度,角速度等の位置
変化量を演算する位置変化演算手段を有することを特徴
とするものである。
変化検出装置において、請求項1ないし14のいずれか
1項に記載の位置検出装置と、前記位置検出装置の出力
に基づいて前記対象物の速度,加速度,角速度等の位置
変化量を演算する位置変化演算手段を有することを特徴
とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の位置
検出装置の概要説明図であり、図1は、拡散光を反射領
域に照射するものにおいて、図2は、細い光束を反射領
域に照射するものにおいて、図3は、対象物に複数の反
射領域があるものにおいて、光源、対象物の反射領域、
光電変換素子の位置関係を示す概要説明図である。図
中、1,5,7は光源、2,6,8は反射領域、3は位
置検出デバイス、4は小孔である。
検出装置の概要説明図であり、図1は、拡散光を反射領
域に照射するものにおいて、図2は、細い光束を反射領
域に照射するものにおいて、図3は、対象物に複数の反
射領域があるものにおいて、光源、対象物の反射領域、
光電変換素子の位置関係を示す概要説明図である。図
中、1,5,7は光源、2,6,8は反射領域、3は位
置検出デバイス、4は小孔である。
【0018】図1において、対象物の一部の領域に反射
率の良い反射領域2がある。光源1からの光は拡散光で
あり、その拡散光によって照射される反射領域2が仮想
的な光源となり、反射領域2の対象物の位置を光電変換
素子を内蔵する位置検出デバイス3によって検出する。
率の良い反射領域2がある。光源1からの光は拡散光で
あり、その拡散光によって照射される反射領域2が仮想
的な光源となり、反射領域2の対象物の位置を光電変換
素子を内蔵する位置検出デバイス3によって検出する。
【0019】光源1はスポット状の点光源またはこれに
近いものが望ましく、例えば、小型の赤外LEDを用い
る。光源は主に赤外光を発光するものがよい。赤外光は
一般的な作業環境において外乱光として比較的少ない波
長であり、さらに、位置検出デバイス3内の光電変換素
子の前に赤外透過フィルタを設ければ外乱光をより効率
よく除去する作用を有している。
近いものが望ましく、例えば、小型の赤外LEDを用い
る。光源は主に赤外光を発光するものがよい。赤外光は
一般的な作業環境において外乱光として比較的少ない波
長であり、さらに、位置検出デバイス3内の光電変換素
子の前に赤外透過フィルタを設ければ外乱光をより効率
よく除去する作用を有している。
【0020】光源1をパルス点灯し、光パルスを所定周
期で発生させるように光強度変調すると、位置検出デバ
イス3内において光電変換素子の出力からオフセット成
分として現われるような外乱光の除去ができる。光源1
におけるパルスに同期して光電変換素子の出力を取り込
むと、外乱光の除去に一層好適である。
期で発生させるように光強度変調すると、位置検出デバ
イス3内において光電変換素子の出力からオフセット成
分として現われるような外乱光の除去ができる。光源1
におけるパルスに同期して光電変換素子の出力を取り込
むと、外乱光の除去に一層好適である。
【0021】反射領域2は、光を拡散するものが望まし
い。拡散しないで正反射により一定方向に偏った反射光
を発すると、その方向に光電変換素子がない場合に位置
検出ができない。反射板または反射塗料またはメッキが
対象物の少なくとも一部に設けられるか、対象物自体の
一部の表面または全表面が反射表面になっていてもよ
い。
い。拡散しないで正反射により一定方向に偏った反射光
を発すると、その方向に光電変換素子がない場合に位置
検出ができない。反射板または反射塗料またはメッキが
対象物の少なくとも一部に設けられるか、対象物自体の
一部の表面または全表面が反射表面になっていてもよ
い。
【0022】位置検出デバイス3としては、光源の位置
を検出できるものであれば、従来の位置検出デバイスを
用いることもできるが、本発明の実施の形態では、光の
直進性と光電変換素子の特性を十分に生かした簡易なデ
バイスの組合せからなるものを用いる。位置検出デバイ
ス3は、図4ないし図11を参照して後述するため、こ
こでは要約して説明する。反射領域2からの反射光を光
電変換素子で受光すると、光電変換素子では、遮光手段
によって反射光の来る方向に依存して受光面積が変化
し、この面積に応じた光量を電圧に変換し、電圧値を演
算することによって、反射領域2の1次元位置や2次元
位置、3次元位置を検出することができる。
を検出できるものであれば、従来の位置検出デバイスを
用いることもできるが、本発明の実施の形態では、光の
直進性と光電変換素子の特性を十分に生かした簡易なデ
バイスの組合せからなるものを用いる。位置検出デバイ
ス3は、図4ないし図11を参照して後述するため、こ
こでは要約して説明する。反射領域2からの反射光を光
電変換素子で受光すると、光電変換素子では、遮光手段
によって反射光の来る方向に依存して受光面積が変化
し、この面積に応じた光量を電圧に変換し、電圧値を演
算することによって、反射領域2の1次元位置や2次元
位置、3次元位置を検出することができる。
【0023】受光量は、反射領域2の位置以外の要因で
ある、反射領域2と光電変換素子間の距離、反射光の方
向、反射率などに依存するため、基準となる光電変換素
子を設けることが望ましく、そのため、通常は、遮光手
段を設けない第2の光電変換素子を1個設けて、反射領
域2からの光を受光してこれを基準とする。特に、上記
複数の光電変換素子を略同一平面内に設置することによ
って、組立て時の位置合わせの簡略化および演算式の簡
素化を実現することができる。
ある、反射領域2と光電変換素子間の距離、反射光の方
向、反射率などに依存するため、基準となる光電変換素
子を設けることが望ましく、そのため、通常は、遮光手
段を設けない第2の光電変換素子を1個設けて、反射領
域2からの光を受光してこれを基準とする。特に、上記
複数の光電変換素子を略同一平面内に設置することによ
って、組立て時の位置合わせの簡略化および演算式の簡
素化を実現することができる。
【0024】図2において、光源1からの出射光は絞り
等の小孔4で細い光束に絞られ、その光束上にある対象
物に反射領域2がある。出射光が細く絞られているた
め、反射領域2が広範囲にわたっていてもよく、出射光
を反射する対象物の位置を光電変換素子を内蔵する位置
検出デバイス3によって検出する。
等の小孔4で細い光束に絞られ、その光束上にある対象
物に反射領域2がある。出射光が細く絞られているた
め、反射領域2が広範囲にわたっていてもよく、出射光
を反射する対象物の位置を光電変換素子を内蔵する位置
検出デバイス3によって検出する。
【0025】図3において、対象物の複数の一部領域に
反射領域2,6,8を設け、これらからの反射光によ
り、複数の反射領域2,6,8の位置を光電変換素子を
内蔵する位置検出デバイス3によって順次検出する。反
射領域が複数箇所にあるため、対象物の形状を測定する
こともできる。
反射領域2,6,8を設け、これらからの反射光によ
り、複数の反射領域2,6,8の位置を光電変換素子を
内蔵する位置検出デバイス3によって順次検出する。反
射領域が複数箇所にあるため、対象物の形状を測定する
こともできる。
【0026】光源1で反射領域2を照射し、次に光源5
で反射領域6を照射し、最後に光源7で反射領域8を照
射する。光源側から同期信号を送るなどして、位置検出
デバイス3内またはこれに接続される情報処理装置にお
ける演算処理回路において、光源1,5,7の発光の切
換に対応して光電変換素子の出力の切換を行なうことに
より、対象物の複数の反射領域2,6,8の位置を個別
に検出する。あるいは、光源1,5,7の光の波長を異
ならせ、各反射領域2,6,8からの反射光の波長を変
え、位置検出デバイス3が光の波長ごとに位置検出して
もよい。例えば、カラーフィルタにより光源の波長を異
ならせたり、反射光の波長を選択することができる。
で反射領域6を照射し、最後に光源7で反射領域8を照
射する。光源側から同期信号を送るなどして、位置検出
デバイス3内またはこれに接続される情報処理装置にお
ける演算処理回路において、光源1,5,7の発光の切
換に対応して光電変換素子の出力の切換を行なうことに
より、対象物の複数の反射領域2,6,8の位置を個別
に検出する。あるいは、光源1,5,7の光の波長を異
ならせ、各反射領域2,6,8からの反射光の波長を変
え、位置検出デバイス3が光の波長ごとに位置検出して
もよい。例えば、カラーフィルタにより光源の波長を異
ならせたり、反射光の波長を選択することができる。
【0027】パルス光を用いる場合には、光源1,5,
7のパルス周期を異ならせ、位置検出デバイス3内また
はこれに接続される情報処理装置において、パルス周期
ごとに光電変換素子の出力を分離することにより、対象
物の複数の反射領域2,6,8の位置を個別に検出する
ことが可能である。上述した光源の発光時点、光の波
長、パルス周期の中から、2つ以上を組み合わせて複数
の反射領域2,6,8の位置を個別に検出することも可
能である。
7のパルス周期を異ならせ、位置検出デバイス3内また
はこれに接続される情報処理装置において、パルス周期
ごとに光電変換素子の出力を分離することにより、対象
物の複数の反射領域2,6,8の位置を個別に検出する
ことが可能である。上述した光源の発光時点、光の波
長、パルス周期の中から、2つ以上を組み合わせて複数
の反射領域2,6,8の位置を個別に検出することも可
能である。
【0028】3個の光源1,5,7を1個の光源に置き
換えることも可能である。例えば、1個の光源1の照射
方向をミラー等により走査して反射領域2,6,8を順
次照射するか、光源1の出射光を透過波長の異なる3個
のカラーフィルタに個別に通し、反射領域2,6,8ご
とに照射される光の波長を異ならせるか、反射領域2,
6,8ごとに反射面を着色し反射光の波長が異なるよう
にすればよい。
換えることも可能である。例えば、1個の光源1の照射
方向をミラー等により走査して反射領域2,6,8を順
次照射するか、光源1の出射光を透過波長の異なる3個
のカラーフィルタに個別に通し、反射領域2,6,8ご
とに照射される光の波長を異ならせるか、反射領域2,
6,8ごとに反射面を着色し反射光の波長が異なるよう
にすればよい。
【0029】図1ないし図3において、反射領域2に代
えて対象物に光源1を設け、位置検出デバイス3で光源
1の位置を検出しても対象物の位置検出および位置変化
検出ができる。これと比較して、反射領域2を用いるも
のでは、反射領域2に必要な大きさおよび形状が厳しく
なく、また、給電線や信号線などを必要としない。した
がって、対象物が小さくてもよく、対象物の任意の場所
に設けることも容易であり、また、移動物体や回転物体
など固定的に設置されていないものでも問題がない。そ
の結果、光源を取り付けにくい対象物についても位置検
出および位置変化検出が可能となる。
えて対象物に光源1を設け、位置検出デバイス3で光源
1の位置を検出しても対象物の位置検出および位置変化
検出ができる。これと比較して、反射領域2を用いるも
のでは、反射領域2に必要な大きさおよび形状が厳しく
なく、また、給電線や信号線などを必要としない。した
がって、対象物が小さくてもよく、対象物の任意の場所
に設けることも容易であり、また、移動物体や回転物体
など固定的に設置されていないものでも問題がない。そ
の結果、光源を取り付けにくい対象物についても位置検
出および位置変化検出が可能となる。
【0030】図1ないし図3においては、光源1を位置
検出デバイス3から離して設置したが、両者を1つのパ
ッケージに収容し、さらに、プリント基板等へ実装する
ために従来のICと同様の外部接続ピンを設けてもよ
い。典型的には、反射領域2を有する対象物,光源1,
位置検出デバイス3が固定的に設置される。しかし、反
射領域2と位置検出デバイス3間の相対位置を検出する
ものであるため、反射領域2を有する対象物が移動体
で、光源1および位置検出デバイス3を固定的に設置し
たり、反射領域2を有する対象物が固定され位置検出デ
バイス3が移動体側にあるものでもよい。光源1も固定
される必要はない。
検出デバイス3から離して設置したが、両者を1つのパ
ッケージに収容し、さらに、プリント基板等へ実装する
ために従来のICと同様の外部接続ピンを設けてもよ
い。典型的には、反射領域2を有する対象物,光源1,
位置検出デバイス3が固定的に設置される。しかし、反
射領域2と位置検出デバイス3間の相対位置を検出する
ものであるため、反射領域2を有する対象物が移動体
で、光源1および位置検出デバイス3を固定的に設置し
たり、反射領域2を有する対象物が固定され位置検出デ
バイス3が移動体側にあるものでもよい。光源1も固定
される必要はない。
【0031】図1ないし図3においては、位置検出デバ
イス3を1個使用したが、複数個を併用し、複数の出力
を用いて位置検出精度を上げることもできる。位置検出
デバイス3内の光電変換素子の出力を比較して、その最
大値等の基準をもとに1つ以上の位置検出デバイスを選
出して、選出された位置検出デバイスが有する光電変換
素子の出力の平均値等の演算によって、前記反射領域2
の位置を求めることができる。
イス3を1個使用したが、複数個を併用し、複数の出力
を用いて位置検出精度を上げることもできる。位置検出
デバイス3内の光電変換素子の出力を比較して、その最
大値等の基準をもとに1つ以上の位置検出デバイスを選
出して、選出された位置検出デバイスが有する光電変換
素子の出力の平均値等の演算によって、前記反射領域2
の位置を求めることができる。
【0032】さらに、位置検出デバイス3を用いて位置
の検出をし、所定時間後に再度位置の検出をすることに
より位置の変化が検出できる。同様にして、位置の検出
出力に基づいて反射領域2の速度,加速度,角速度等の
位置変化量を演算することができる。また、位置検出装
置を応用して、検出した対象物の反射領域2の位置をC
RT画面等にカーソル等として表示することができる。
その際、位置検出デバイス3内の光電変換素子の1個以
上の出力の合計または平均値等を演算し、その結果が予
め設定した値の範囲外となった場合に、カーソルの表示
を中止してもよい。
の検出をし、所定時間後に再度位置の検出をすることに
より位置の変化が検出できる。同様にして、位置の検出
出力に基づいて反射領域2の速度,加速度,角速度等の
位置変化量を演算することができる。また、位置検出装
置を応用して、検出した対象物の反射領域2の位置をC
RT画面等にカーソル等として表示することができる。
その際、位置検出デバイス3内の光電変換素子の1個以
上の出力の合計または平均値等を演算し、その結果が予
め設定した値の範囲外となった場合に、カーソルの表示
を中止してもよい。
【0033】次に、図4ないし図11を参照して、位置
検出デバイス3の詳細を説明する。光源1と反射領域2
の記載は省略し、位置検出デバイス3から見たとき反射
領域2が実質的に光源となるため、これを光源18とし
て説明する。
検出デバイス3の詳細を説明する。光源1と反射領域2
の記載は省略し、位置検出デバイス3から見たとき反射
領域2が実質的に光源となるため、これを光源18とし
て説明する。
【0034】図4は、位置検出デバイスの第1の基本構
成の平面図である。図5(A)は、図4のx−y平面の
断面図、図5(B)は、図5(A)における光源と各部
の位置関係を示す説明図である。図6(A)は、図4の
x−z平面の断面図であり、図6(B)は、図6(A)
における光源と各部の位置関係を示す説明図である。図
中、11〜13は第1の光電変換素子、14は第2の光
電変換素子、15〜17は遮光板、18は光源、19は
原点である。
成の平面図である。図5(A)は、図4のx−y平面の
断面図、図5(B)は、図5(A)における光源と各部
の位置関係を示す説明図である。図6(A)は、図4の
x−z平面の断面図であり、図6(B)は、図6(A)
における光源と各部の位置関係を示す説明図である。図
中、11〜13は第1の光電変換素子、14は第2の光
電変換素子、15〜17は遮光板、18は光源、19は
原点である。
【0035】この第1の基本構成は、光源18からの光
を遮光する遮光板15〜17により光源18の位置に応
じて光の一部が遮光される位置に、第1の光電変換素子
11〜13が設置される3次元位置検出装置である。さ
らに、遮光板15〜17により光源18からの光が遮光
されることのない位置に、第2の光電変換素子14が設
置されるものである。
を遮光する遮光板15〜17により光源18の位置に応
じて光の一部が遮光される位置に、第1の光電変換素子
11〜13が設置される3次元位置検出装置である。さ
らに、遮光板15〜17により光源18からの光が遮光
されることのない位置に、第2の光電変換素子14が設
置されるものである。
【0036】図4に示すように、説明を簡単にするた
め、3個の第1の光電変換素子11〜13と1個の第2
の光電変換素子14が、同一のy−z平面上に設置さ
れ、これらはy軸またはz軸方向に端を有する同一の矩
形であるとする。この平面からx方向に所定距離hだけ
離間した平面上に、第1の光電変換素子11〜13のそ
れぞれに対応して遮光板15〜17が設置され、これら
はy軸またはz軸方向に端を有する同一の矩形であると
する。
め、3個の第1の光電変換素子11〜13と1個の第2
の光電変換素子14が、同一のy−z平面上に設置さ
れ、これらはy軸またはz軸方向に端を有する同一の矩
形であるとする。この平面からx方向に所定距離hだけ
離間した平面上に、第1の光電変換素子11〜13のそ
れぞれに対応して遮光板15〜17が設置され、これら
はy軸またはz軸方向に端を有する同一の矩形であると
する。
【0037】第1の光電変換素子11および遮光板15
の組は、第1の光電変換素子12および遮光板16の組
とy軸方向に対向し、これに直交して、z軸方向に第2
の光電変換素子14と、第1の光電変換素子13および
遮光板17の組とが対向して設置されている。第2の光
電変換素子14は、第1の光電変換素子11〜13と同
一の矩形とする。
の組は、第1の光電変換素子12および遮光板16の組
とy軸方向に対向し、これに直交して、z軸方向に第2
の光電変換素子14と、第1の光電変換素子13および
遮光板17の組とが対向して設置されている。第2の光
電変換素子14は、第1の光電変換素子11〜13と同
一の矩形とする。
【0038】図5(A),図6(A)に示すように、光
源18からの無指向性の光は、遮光板15〜17を介し
て第1の光電変換素子11〜13で受光され、遮光板1
5〜17を介さずに第2の光電変換素子14の全面で受
光される。このとき、第1の光電変換素子11〜13に
おいては、光の入射方向、言い換えれば、第1の光電変
換素子11〜13の各位置から光源18を見たときの立
体角に依存して、遮光板15〜17の影になる遮光領域
が変化することにより、受光領域の面積が変化する。図
中、第1の光電変換素子11〜13の遮光領域は、黒く
塗りつぶされている。
源18からの無指向性の光は、遮光板15〜17を介し
て第1の光電変換素子11〜13で受光され、遮光板1
5〜17を介さずに第2の光電変換素子14の全面で受
光される。このとき、第1の光電変換素子11〜13に
おいては、光の入射方向、言い換えれば、第1の光電変
換素子11〜13の各位置から光源18を見たときの立
体角に依存して、遮光板15〜17の影になる遮光領域
が変化することにより、受光領域の面積が変化する。図
中、第1の光電変換素子11〜13の遮光領域は、黒く
塗りつぶされている。
【0039】第1の光電変換素子11〜13は、この受
光面積に応じた総光量を電流または電圧に変換して出力
する。第1の光電変換素子11〜13の光電流を電流電
圧変換部を通して電圧に変換してもよい。各第1の光電
変換素子11〜13から得られる電流値または電圧値を
演算することによって、光源18の1次元位置や2次元
位置、または3次元位置を検出することができる。第1
の光電変換素子の個数は、光源18の1次元上の位置を
検出する場合には1個、2次元上の位置を検出する場合
には2個、3次元上の位置を検出する場合には3個でよ
い。
光面積に応じた総光量を電流または電圧に変換して出力
する。第1の光電変換素子11〜13の光電流を電流電
圧変換部を通して電圧に変換してもよい。各第1の光電
変換素子11〜13から得られる電流値または電圧値を
演算することによって、光源18の1次元位置や2次元
位置、または3次元位置を検出することができる。第1
の光電変換素子の個数は、光源18の1次元上の位置を
検出する場合には1個、2次元上の位置を検出する場合
には2個、3次元上の位置を検出する場合には3個でよ
い。
【0040】本発明は、後述する他の実施の形態を含
め、レンズを用いないため、焦点距離や収差を考慮した
設計を必要とせず、組立て時の調整の困難さもない。ま
た、ピンホールやスリットとは異なり、単に第1の光電
変換素子11〜13の一端からの遮光という方法をとっ
ているため、受光面積を大きくとることができる。その
結果、光量も大きく、遠方を含む広範囲での位置検出を
行うことが可能となる。
め、レンズを用いないため、焦点距離や収差を考慮した
設計を必要とせず、組立て時の調整の困難さもない。ま
た、ピンホールやスリットとは異なり、単に第1の光電
変換素子11〜13の一端からの遮光という方法をとっ
ているため、受光面積を大きくとることができる。その
結果、光量も大きく、遠方を含む広範囲での位置検出を
行うことが可能となる。
【0041】なお、図5(A),図5(B)は、x−y
平面の断面図であるから、z=0である一断面を表わす
にすぎないが、x−y平面に平行な他の断面において
も、第1の光電変換素子11,12と、遮光板15,1
6や光源18との断面上の位置および角度関係は同様で
ある。光源18の位置の座標は、図4においては(x,
y,z)で表わされているが、このような断面上では、
光源18の位置のz座標に無関係に位置および角度関係
が決まるため、図5(A),(B)においては、光源1
8の位置の座標を(x,y)として示している。
平面の断面図であるから、z=0である一断面を表わす
にすぎないが、x−y平面に平行な他の断面において
も、第1の光電変換素子11,12と、遮光板15,1
6や光源18との断面上の位置および角度関係は同様で
ある。光源18の位置の座標は、図4においては(x,
y,z)で表わされているが、このような断面上では、
光源18の位置のz座標に無関係に位置および角度関係
が決まるため、図5(A),(B)においては、光源1
8の位置の座標を(x,y)として示している。
【0042】同様に、図6(A),図6(B)は、y=
0であるx−z平面の断面図であるが、x−z平面に平
行な他の断面においても、第1の光電変換素子13と、
遮光板17や光源18との断面上の位置および角度関係
は同様である。光源18の位置の座標も、このような断
面上では、y座標に無関係に位置および角度関係が決ま
るため、図6(A),(B)においては、光源18の位
置の座標を(x,z)として示している。
0であるx−z平面の断面図であるが、x−z平面に平
行な他の断面においても、第1の光電変換素子13と、
遮光板17や光源18との断面上の位置および角度関係
は同様である。光源18の位置の座標も、このような断
面上では、y座標に無関係に位置および角度関係が決ま
るため、図6(A),(B)においては、光源18の位
置の座標を(x,z)として示している。
【0043】しかし、第1の光電変換素子11〜13の
受光面においては、受光領域においても、光源18から
の距離および光の入射する方向、光源18の照射光の強
度等に依存して単位面積当たりの光量が変化するため、
この変化も第1の光電変換素子11〜13の出力に表わ
れる。その結果、光の入射する方向と受光面積との関係
に基づいて光源18の位置を検出する際には、誤差が生
じる。このため、光源18からの光を全面で受光する第
2の光電変換素子14が設置され、この出力を用いて、
光源18からの距離および光の入射する方向、光源18
の照射光の強度等に依存する単位面積当たりの光量の変
化等を補償することができる。
受光面においては、受光領域においても、光源18から
の距離および光の入射する方向、光源18の照射光の強
度等に依存して単位面積当たりの光量が変化するため、
この変化も第1の光電変換素子11〜13の出力に表わ
れる。その結果、光の入射する方向と受光面積との関係
に基づいて光源18の位置を検出する際には、誤差が生
じる。このため、光源18からの光を全面で受光する第
2の光電変換素子14が設置され、この出力を用いて、
光源18からの距離および光の入射する方向、光源18
の照射光の強度等に依存する単位面積当たりの光量の変
化等を補償することができる。
【0044】なお、第1,第2の光電変換素子11〜1
4の位置が若干異なるため、各受光面における、上述し
た光源18からの距離等の相違に依存して、単位面積当
たりの光量が異なるが、これはわずかである。なお、こ
の実施の形態は、各受光面における光の入射する方向の
相違に依存して受光領域と遮光領域の面積比が変化する
ことを利用して位置を検出するものである。しかし、こ
の面積比は、距離hの存在により、各受光面における光
の入射する方向の相違に依存して大きく変化するため、
光の入射する方向の相違による単位面積当たりの光量の
変化の影響は相対的に小さくなる。
4の位置が若干異なるため、各受光面における、上述し
た光源18からの距離等の相違に依存して、単位面積当
たりの光量が異なるが、これはわずかである。なお、こ
の実施の形態は、各受光面における光の入射する方向の
相違に依存して受光領域と遮光領域の面積比が変化する
ことを利用して位置を検出するものである。しかし、こ
の面積比は、距離hの存在により、各受光面における光
の入射する方向の相違に依存して大きく変化するため、
光の入射する方向の相違による単位面積当たりの光量の
変化の影響は相対的に小さくなる。
【0045】図4に示すように、第1の光電変換素子1
1〜13の原点19側の端は、本来、原点19に一致さ
せた方が演算が簡単になるが、第1の光電変換素子11
〜13は、それぞれある面積を有しているため、原点1
9から距離a1 ,a2 ,a3だけ離れて設置されるもの
とする。また、第1の光電変換素子11〜13の原点1
9側の端とこれに対向する端との間の距離をLとする。
第2の光電変換素子14も、同一の矩形としているが、
後述するように必ずしもこの必要はない。原点19から
原点19側の端までの距離についても厳密な制約はな
く、第1の光電変換素子11〜13と同一の平面上にあ
る必要もなく、これらの近傍に設置されていればよい。
1〜13の原点19側の端は、本来、原点19に一致さ
せた方が演算が簡単になるが、第1の光電変換素子11
〜13は、それぞれある面積を有しているため、原点1
9から距離a1 ,a2 ,a3だけ離れて設置されるもの
とする。また、第1の光電変換素子11〜13の原点1
9側の端とこれに対向する端との間の距離をLとする。
第2の光電変換素子14も、同一の矩形としているが、
後述するように必ずしもこの必要はない。原点19から
原点19側の端までの距離についても厳密な制約はな
く、第1の光電変換素子11〜13と同一の平面上にあ
る必要もなく、これらの近傍に設置されていればよい。
【0046】図5(A),図6(A)に示すように、遮
光板15〜17は、各第1の光電変換素子11〜13か
らx軸方向に一定の距離hとなる平面上に設置され、図
4に示したように、y軸またはz軸方向に端を有する同
一の矩形であり、遮光板15,16の原点19側の端
は、原点19からy軸方向に距離A1 ,A2 、x軸方向
にhだけ離れて設置され、遮光板17の原点19側の端
は原点からz軸方向に距離A3 、x軸方向にhだけ離れ
て設置される。なお、遮光板15〜17は十分薄くされ
るか、少なくともこれらの原点19側の端が鋭いエッジ
状にされることが望ましい。
光板15〜17は、各第1の光電変換素子11〜13か
らx軸方向に一定の距離hとなる平面上に設置され、図
4に示したように、y軸またはz軸方向に端を有する同
一の矩形であり、遮光板15,16の原点19側の端
は、原点19からy軸方向に距離A1 ,A2 、x軸方向
にhだけ離れて設置され、遮光板17の原点19側の端
は原点からz軸方向に距離A3 、x軸方向にhだけ離れ
て設置される。なお、遮光板15〜17は十分薄くされ
るか、少なくともこれらの原点19側の端が鋭いエッジ
状にされることが望ましい。
【0047】また、第1の光電変換素子11において、
受光領域と遮光領域の境界線は、原点よりd1 の距離に
あるとする。同様に、第1の光電変換素子12における
境界線は、d2 の距離、第1の光電変換素子13におけ
る境界線は、d3 の距離にあるとする。したがって、光
がy−z平面に垂直に入射するような、例えば、光源1
8が、原点19を通りy−z平面に垂直な軸上の十分遠
方にある場合には、光電変換素子11〜13の受光面上
が、それぞれ、原点19からd1 =A1 ,d2=A2 ,
d3 =A3 の位置を境界線として、受光領域と遮光領域
に分けられることになる。
受光領域と遮光領域の境界線は、原点よりd1 の距離に
あるとする。同様に、第1の光電変換素子12における
境界線は、d2 の距離、第1の光電変換素子13におけ
る境界線は、d3 の距離にあるとする。したがって、光
がy−z平面に垂直に入射するような、例えば、光源1
8が、原点19を通りy−z平面に垂直な軸上の十分遠
方にある場合には、光電変換素子11〜13の受光面上
が、それぞれ、原点19からd1 =A1 ,d2=A2 ,
d3 =A3 の位置を境界線として、受光領域と遮光領域
に分けられることになる。
【0048】次に、図5(B),図6(B)を用い、各
部の位置と光源18の位置との関係を数式を用いて説明
する。光源18から第1の光電変換素子11〜13への
光路を基に三角形の相似を利用して、境界線の原点から
の距離d1 〜d3 を求める。まず、図5(B)におい
て、次式が成り立つ。
部の位置と光源18の位置との関係を数式を用いて説明
する。光源18から第1の光電変換素子11〜13への
光路を基に三角形の相似を利用して、境界線の原点から
の距離d1 〜d3 を求める。まず、図5(B)におい
て、次式が成り立つ。
【0049】(d1 −y)/x=(d1 −A1 )/h (d2 +y)/x=(d2 −A2 )/h これより、 x=−h・y/(d1 −A1 )+h・d1 /(d1 −A1 ) …(1) y=(d2 −A2 )・x/h−d2 …(2) (2)式を(1)式に代入すると、 x=h・(d1 +d2 )/(d1 +d2 −A1 −A2 ) …(3) (3)式を(2)式に代入すると、 y=(A1 ・d2 −A2 ・d1 ) /(d1 +d2 −A1 −A2 ) …(4) が得られる。このように、x,yの座標が求まること
で、まず、x−y平面上の2次元での位置検出が可能と
なる。
で、まず、x−y平面上の2次元での位置検出が可能と
なる。
【0050】図6(B)においては、同様に、次式が成
り立つ。 (d3 +z)/x=(d3 −A3 )/h これより、 z=(d3 −A3 )・x/h−d3 …(5) (5)式を(3)式に代入すると、 z=((A1 +A2 )・d3 −A3 ・(d1 +d2 )) /(d1 +d2 −A1 −A2 ) …(6) が得られる。
り立つ。 (d3 +z)/x=(d3 −A3 )/h これより、 z=(d3 −A3 )・x/h−d3 …(5) (5)式を(3)式に代入すると、 z=((A1 +A2 )・d3 −A3 ・(d1 +d2 )) /(d1 +d2 −A1 −A2 ) …(6) が得られる。
【0051】また、各第1の光電変換素子11〜13の
出力をV1 〜V3 とし、第2の光電変換素子14の出力
をV0 とする。第1,第2の光電変換素子11〜14の
出力は、それぞれの受光領域の面積に比例するから、次
式が成り立つ。 (d1 −a1 )/L=V1 /V0 (d2 −a2 )/L=V2 /V0 (d3 −a3 )/L=V3 /V0 これより、 d1 =V1 ・(L/V0 )+a1 …(7) d2 =V2 ・(L/V0 )+a2 …(8) d3 =V3 ・(L/V0 )+a3 …(9) となる。
出力をV1 〜V3 とし、第2の光電変換素子14の出力
をV0 とする。第1,第2の光電変換素子11〜14の
出力は、それぞれの受光領域の面積に比例するから、次
式が成り立つ。 (d1 −a1 )/L=V1 /V0 (d2 −a2 )/L=V2 /V0 (d3 −a3 )/L=V3 /V0 これより、 d1 =V1 ・(L/V0 )+a1 …(7) d2 =V2 ・(L/V0 )+a2 …(8) d3 =V3 ・(L/V0 )+a3 …(9) となる。
【0052】(7)〜(9)式を(3)〜(6)式に代
入すると、 x=h・(V1 +V2 +(a1 +a2 )・V0 /L) /(V1 +V2 +(a1 +a2 −A1 −A2 )・V0 /L) …(10 ) y=(A1 ・V2 −A2 ・V1 +(a2 ・A1 −a1 ・A2 )・V0 /L) /(V1 +V2 +(a1 +a2 −A1 −A2 )・V0 /L) …(11 ) z=((A1 +A2 )・V3 −A3 ・(V1 +V2 ) +(a3 ・(A1 +A2 )−(a1 +a2 )・A3 )・V0 /L) /(V1 +V2 +(a1 +a2 −A1 −A2 )・V0 /L) …(12 ) によって、x,y,zの座標が求まる。
入すると、 x=h・(V1 +V2 +(a1 +a2 )・V0 /L) /(V1 +V2 +(a1 +a2 −A1 −A2 )・V0 /L) …(10 ) y=(A1 ・V2 −A2 ・V1 +(a2 ・A1 −a1 ・A2 )・V0 /L) /(V1 +V2 +(a1 +a2 −A1 −A2 )・V0 /L) …(11 ) z=((A1 +A2 )・V3 −A3 ・(V1 +V2 ) +(a3 ・(A1 +A2 )−(a1 +a2 )・A3 )・V0 /L) /(V1 +V2 +(a1 +a2 −A1 −A2 )・V0 /L) …(12 ) によって、x,y,zの座標が求まる。
【0053】実際に、第1,第2の光電変換素子11〜
14の出力V1 〜V4 を用いてx,y,z座標を求める
ための演算回路を実現する場合には、演算上の誤差を小
さくするために、第1の光電変換素子11〜13の原点
側の端部は、いずれもx−z平面内の原点から一定の距
離aの位置に配置し、遮光板15〜17の原点側の端
部、すなわち、第1の光電変換素子11〜13上に境界
線を投影する部分は、原点から平面内をy軸またはz軸
方向に一定の距離Aにある点から、さらにこの面に垂直
なx軸方向にhの位置に配置されるようにする。
14の出力V1 〜V4 を用いてx,y,z座標を求める
ための演算回路を実現する場合には、演算上の誤差を小
さくするために、第1の光電変換素子11〜13の原点
側の端部は、いずれもx−z平面内の原点から一定の距
離aの位置に配置し、遮光板15〜17の原点側の端
部、すなわち、第1の光電変換素子11〜13上に境界
線を投影する部分は、原点から平面内をy軸またはz軸
方向に一定の距離Aにある点から、さらにこの面に垂直
なx軸方向にhの位置に配置されるようにする。
【0054】すなわち、 A1 =A2 =A3 =A a1 =a2 =a3 =a として、(10)〜(12)式を以下のように簡略化す
ることが望ましい。 x=h・(V1 +V2 +2a・V0 /L) /(V1 +V2 −(2A−2a)・V0 /L) …(13) y=A・(V2 −V1 ) /(V1 +V2 −(2A−2a)・V0 /L) …(14) z=A・(2V3 −(V1 +V2 )) /(V1 +V2 −(2A−2a)・V0 /L) …(15) と表すことができる。このように、各素子の配置を工夫
することによって、簡単な回路を用いて光源の3次元位
置の検出ができる。
ることが望ましい。 x=h・(V1 +V2 +2a・V0 /L) /(V1 +V2 −(2A−2a)・V0 /L) …(13) y=A・(V2 −V1 ) /(V1 +V2 −(2A−2a)・V0 /L) …(14) z=A・(2V3 −(V1 +V2 )) /(V1 +V2 −(2A−2a)・V0 /L) …(15) と表すことができる。このように、各素子の配置を工夫
することによって、簡単な回路を用いて光源の3次元位
置の検出ができる。
【0055】また、第1,第2の光電変換素子11〜1
4の出力は、演算上の誤差を小さくするために、オペア
ンプで、増幅やオフセット除去を行うことが望ましい。
演算は、電流または電圧をA/D変換によりディジタル
量に変換してからディジタル演算を行なうか、または、
オペアンプ等を用いて電流または電圧のままアナログ演
算を行なってもよい。
4の出力は、演算上の誤差を小さくするために、オペア
ンプで、増幅やオフセット除去を行うことが望ましい。
演算は、電流または電圧をA/D変換によりディジタル
量に変換してからディジタル演算を行なうか、または、
オペアンプ等を用いて電流または電圧のままアナログ演
算を行なってもよい。
【0056】上述した説明では、演算を簡単にするた
め、第1,第2の光電変換素子11〜14が、同一平面
上に規則的に設置され、この平面から所定距離だけ離間
した平面上に遮光板15〜17が規則的に配置されたも
のについて説明したが、第1,第2の光電変換素子11
〜14は、必ずしも、同一平面上に規則的に配置される
必要はなく、遮光板15〜17についても同様である。
ただし、遮光板15〜17と第1の光電変換素子11〜
13とは、光源18からの光の入射方向に応じ、光の一
部が遮光される位置、例えば、第1の光電変換素子上の
受光領域と遮光領域の面積が変化するような位置に設置
し、上述した式も配置に応じて変える必要がある。
め、第1,第2の光電変換素子11〜14が、同一平面
上に規則的に設置され、この平面から所定距離だけ離間
した平面上に遮光板15〜17が規則的に配置されたも
のについて説明したが、第1,第2の光電変換素子11
〜14は、必ずしも、同一平面上に規則的に配置される
必要はなく、遮光板15〜17についても同様である。
ただし、遮光板15〜17と第1の光電変換素子11〜
13とは、光源18からの光の入射方向に応じ、光の一
部が遮光される位置、例えば、第1の光電変換素子上の
受光領域と遮光領域の面積が変化するような位置に設置
し、上述した式も配置に応じて変える必要がある。
【0057】第1の光電変換素子11〜13は、必ずし
も同一の矩形である必要がない。遮光板15〜17につ
いても同様である。それぞれの形状および大きさが互い
に異なっていても、光源18の位置からの光の入射方向
に応じて、受光領域と遮光領域の境界線が規則的に移動
するから、演算により光源18の位置座標を求めること
ができる。光源18からの光の入射方向に応じ受光面上
を受光領域と遮光領域との境界線が移動する際に、光の
入射方向に依存せずに、この境界線の形状が常に一定、
例えば、一定長の直線になるように、遮光板15〜17
および第1の光電変換素子11〜13の形状および設置
位置が定められていれば、上述した式を、そのままま
か、わずかに修正するだけで光源18の位置座標を求め
ることができる。
も同一の矩形である必要がない。遮光板15〜17につ
いても同様である。それぞれの形状および大きさが互い
に異なっていても、光源18の位置からの光の入射方向
に応じて、受光領域と遮光領域の境界線が規則的に移動
するから、演算により光源18の位置座標を求めること
ができる。光源18からの光の入射方向に応じ受光面上
を受光領域と遮光領域との境界線が移動する際に、光の
入射方向に依存せずに、この境界線の形状が常に一定、
例えば、一定長の直線になるように、遮光板15〜17
および第1の光電変換素子11〜13の形状および設置
位置が定められていれば、上述した式を、そのままま
か、わずかに修正するだけで光源18の位置座標を求め
ることができる。
【0058】また、第2の光電変換素子14は、受光領
域において光の入射方向に依存して単位面積当たりの光
量が変化することを補償するものであるから、どのよう
な形状でもよい。上述した(13)〜(15)式などに
おいては、第2の光電変換素子14の受光面の面積に応
じて、係数(V0 /L)の値を変えるだけでよい。
域において光の入射方向に依存して単位面積当たりの光
量が変化することを補償するものであるから、どのよう
な形状でもよい。上述した(13)〜(15)式などに
おいては、第2の光電変換素子14の受光面の面積に応
じて、係数(V0 /L)の値を変えるだけでよい。
【0059】上述した説明では、第2の光電変換素子1
4を用いた場合を説明した。高精度で位置検出する場合
には、第2の光電変換素子14が必要である。しかし、
第2の光電変換素子14を用いなくても実用上差し支え
ない場合もある。単位面積当たりの光量があらかじめわ
かっている場合、例えば、光源18の検出すべき位置が
狭い範囲に限られていたり、あるいは、光源18の基準
位置からのわずかな相対位置変化を検出する場合などで
ある。逆に、光源18の検出すべき位置が十分離れた数
カ所に限られており、位置検出精度が低くてもよい場合
には、第1の光電変換素子11〜13の出力変化が大き
く、単位面積当たりの光量の変化が誤差にしかならな
い。
4を用いた場合を説明した。高精度で位置検出する場合
には、第2の光電変換素子14が必要である。しかし、
第2の光電変換素子14を用いなくても実用上差し支え
ない場合もある。単位面積当たりの光量があらかじめわ
かっている場合、例えば、光源18の検出すべき位置が
狭い範囲に限られていたり、あるいは、光源18の基準
位置からのわずかな相対位置変化を検出する場合などで
ある。逆に、光源18の検出すべき位置が十分離れた数
カ所に限られており、位置検出精度が低くてもよい場合
には、第1の光電変換素子11〜13の出力変化が大き
く、単位面積当たりの光量の変化が誤差にしかならな
い。
【0060】また、第1の光電変換素子11と遮光板1
5の組と、第1の光電変換素子12と遮光板16の組
は、線対称に配置されている。この場合、光源18が遠
方にあり、x座標値が大きいときには、第1の光電変換
素子11からみた光の入射角と第1の光電変換素子12
から見た光の入射角が等しくなるため、第1の光電変換
素子11上の受光部分の面積と第2の光電変換素子12
の受光部分の面積の和が、入射方向にかかわらずほぼ一
定になり、第2の光電変換素子14の受光部分の面積に
等しくなる。したがって、このようなときには、第2の
光電変換素子14の出力V0 に代えて、第1の光電変換
素子11の出力V1 と第2の光電変換素子12の出力V
2 の和を用いることもできる。現実には光源18が十分
遠方にはないため、誤差が生じるが、位置検出精度が低
くてもよい用途には、この方法を用いることもできる。
5の組と、第1の光電変換素子12と遮光板16の組
は、線対称に配置されている。この場合、光源18が遠
方にあり、x座標値が大きいときには、第1の光電変換
素子11からみた光の入射角と第1の光電変換素子12
から見た光の入射角が等しくなるため、第1の光電変換
素子11上の受光部分の面積と第2の光電変換素子12
の受光部分の面積の和が、入射方向にかかわらずほぼ一
定になり、第2の光電変換素子14の受光部分の面積に
等しくなる。したがって、このようなときには、第2の
光電変換素子14の出力V0 に代えて、第1の光電変換
素子11の出力V1 と第2の光電変換素子12の出力V
2 の和を用いることもできる。現実には光源18が十分
遠方にはないため、誤差が生じるが、位置検出精度が低
くてもよい用途には、この方法を用いることもできる。
【0061】第1,第2の光電変換素子11〜14に
は、例えばフォトダイオード(PD)が用いられるが、
光電変換素子に限られず、光電変換手段であればよい。
また、1次元PSDの全電流を出力として用いることに
より、1次元PSDをフォトダイオード的に使用するこ
ともできる。
は、例えばフォトダイオード(PD)が用いられるが、
光電変換素子に限られず、光電変換手段であればよい。
また、1次元PSDの全電流を出力として用いることに
より、1次元PSDをフォトダイオード的に使用するこ
ともできる。
【0062】一般的なフォトダイオードの光量の分解能
力は、1/30000であるので、例えば60cmの距
離を0.02mm/dot、6mの距離を0.2mm/
dotという非常に高い密度で分解することができる。
光源18からの光は、無指向性のものが望ましいが、指
向性があっても、指向特性が第1,第2の光電変換素子
11〜14の位置の差によってあまり変化しなければ、
わずかな誤差しか生じない。
力は、1/30000であるので、例えば60cmの距
離を0.02mm/dot、6mの距離を0.2mm/
dotという非常に高い密度で分解することができる。
光源18からの光は、無指向性のものが望ましいが、指
向性があっても、指向特性が第1,第2の光電変換素子
11〜14の位置の差によってあまり変化しなければ、
わずかな誤差しか生じない。
【0063】図7は、位置検出デバイスの第2の基本構
成の説明図であり、図7(A)は平面図、図7(B)は
正面図である。図8は、図7の位置C−C’における部
分断面図および等価な部分断面図であり、図8(A)は
光が遮光されるときの部分断面図、図8(B)は図8
(A)に等価な部分断面図、図8(C)は光が反射され
るときの部分断面図、図8(D)は図8(C)に等価な
部分断面図である。図中、図4と同様な部分には同じ符
号を用いて説明を省略する。21〜23は反射兼遮光板
である。
成の説明図であり、図7(A)は平面図、図7(B)は
正面図である。図8は、図7の位置C−C’における部
分断面図および等価な部分断面図であり、図8(A)は
光が遮光されるときの部分断面図、図8(B)は図8
(A)に等価な部分断面図、図8(C)は光が反射され
るときの部分断面図、図8(D)は図8(C)に等価な
部分断面図である。図中、図4と同様な部分には同じ符
号を用いて説明を省略する。21〜23は反射兼遮光板
である。
【0064】この第2の基本構成は、光源18からの光
を反射または遮光する反射兼遮光板21〜23により光
源18からの光の入射方向に応じて光の一部が反射また
は遮光される位置に、第1の光電変換素子11〜13が
設置される3次元位置検出装置である。さらに、反射兼
遮光板21〜23により光が遮光および反射されること
のない位置に、第2の光電変換素子14が設置されるも
のである。
を反射または遮光する反射兼遮光板21〜23により光
源18からの光の入射方向に応じて光の一部が反射また
は遮光される位置に、第1の光電変換素子11〜13が
設置される3次元位置検出装置である。さらに、反射兼
遮光板21〜23により光が遮光および反射されること
のない位置に、第2の光電変換素子14が設置されるも
のである。
【0065】図7(A)に示すように、第1の光電変換
素子11〜13と第2の光電変換素子14が、図4ない
し図6を参照して説明した第1の基本構成と同様の位置
に設置される。ただし、第1,第2の光電変換素子11
〜14の原点19側の端とこれに対向する遠い端との間
の距離はいずれもL/2とする。第1の光電変換素子1
1〜13の原点19から遠い端に、各第1の光電変換素
子11〜13に対応して反射兼遮光板21〜23が設置
される。この位置は、原点19からA1 〜A3の距離に
あるとする。
素子11〜13と第2の光電変換素子14が、図4ない
し図6を参照して説明した第1の基本構成と同様の位置
に設置される。ただし、第1,第2の光電変換素子11
〜14の原点19側の端とこれに対向する遠い端との間
の距離はいずれもL/2とする。第1の光電変換素子1
1〜13の原点19から遠い端に、各第1の光電変換素
子11〜13に対応して反射兼遮光板21〜23が設置
される。この位置は、原点19からA1 〜A3の距離に
あるとする。
【0066】この反射兼遮光板21〜23は、原点側が
反射面でこの反対側が遮光面である矩形の板状体であ
り、図7(B)に示すように、y−z平面に垂直なx軸
方向に設けられ高さをhとする。第1の光電変換素子1
1および反射兼遮光板21の組は、第1の光電変換素子
12および反射兼遮光板22の組とy軸方向に対向し、
これに直交して、z軸方向に第2の光電変換素子14
と、第1の光電変換素子13および反射兼遮光板23の
組とが対向して設置される。
反射面でこの反対側が遮光面である矩形の板状体であ
り、図7(B)に示すように、y−z平面に垂直なx軸
方向に設けられ高さをhとする。第1の光電変換素子1
1および反射兼遮光板21の組は、第1の光電変換素子
12および反射兼遮光板22の組とy軸方向に対向し、
これに直交して、z軸方向に第2の光電変換素子14
と、第1の光電変換素子13および反射兼遮光板23の
組とが対向して設置される。
【0067】図8(A),図8(C)に示すように、反
射兼遮光板23は、第1の光電変換素子13に対し、光
源18が第1の光電変換素子13側と反対側にあるとき
は遮光手段として作用し、光源18が光電変換素子13
側にあるときは反射手段として作用する。図示を省略す
るが、他の反射兼遮光板21,22も第1の光電変換素
子11,12に対し、同様に作用する。
射兼遮光板23は、第1の光電変換素子13に対し、光
源18が第1の光電変換素子13側と反対側にあるとき
は遮光手段として作用し、光源18が光電変換素子13
側にあるときは反射手段として作用する。図示を省略す
るが、他の反射兼遮光板21,22も第1の光電変換素
子11,12に対し、同様に作用する。
【0068】図8(A)においては、光源18からの光
は、反射兼遮光板23を介して第1の光電変換素子13
で受光される。このとき、第1の光電変換素子13で
は、光の入射する方向に依存して遮光領域が変化するこ
とにより、受光領域の面積が変化する。図中、第1の光
電変換素子13の遮光領域は黒く塗りつぶされ、受光領
域には受光面に沿って矢印が記入されている。なお、反
射兼遮光板23は、両面が反射面であっても、第1の光
電変換素子13に対して遮光板となる。第1の光電変換
素子11〜13は、この受光面積に応じた総光量を電流
または電圧に変換して出力する。
は、反射兼遮光板23を介して第1の光電変換素子13
で受光される。このとき、第1の光電変換素子13で
は、光の入射する方向に依存して遮光領域が変化するこ
とにより、受光領域の面積が変化する。図中、第1の光
電変換素子13の遮光領域は黒く塗りつぶされ、受光領
域には受光面に沿って矢印が記入されている。なお、反
射兼遮光板23は、両面が反射面であっても、第1の光
電変換素子13に対して遮光板となる。第1の光電変換
素子11〜13は、この受光面積に応じた総光量を電流
または電圧に変換して出力する。
【0069】このように、反射兼遮光板23の第1の機
能は、光源18からの光をその入射方向に依存した量だ
け遮光して、第1の光電変換素子11〜13で受光させ
ることであり、この第1の光電変換素子11〜13の出
力を読み取ることにより、光源18の方向を知ることが
可能となる。
能は、光源18からの光をその入射方向に依存した量だ
け遮光して、第1の光電変換素子11〜13で受光させ
ることであり、この第1の光電変換素子11〜13の出
力を読み取ることにより、光源18の方向を知ることが
可能となる。
【0070】図8(C)においては、光源18からの光
は、反射兼遮光板23を介して第1の光電変換素子13
で受光される。このとき、第1の光電変換素子13で
は、光の入射する方向に依存して反射光受光領域が変化
し、直接光および反射光により2重に受光する領域の面
積が変化する。第1の光電変換素子13は、直接光およ
び反射光のそれぞれの受光面積の和に応じた総光量を電
流または電圧に変換して出力する。このように、遮光兼
反射手段23の第2の機能は、光源18からの光をその
入射方向に依存した量だけ反射して、第1の光電変換素
子11〜13に受光させることであり、この第1の光電
変換素子11〜13の出力を読み取ることによって、光
源18の方向を知ることが可能となる。
は、反射兼遮光板23を介して第1の光電変換素子13
で受光される。このとき、第1の光電変換素子13で
は、光の入射する方向に依存して反射光受光領域が変化
し、直接光および反射光により2重に受光する領域の面
積が変化する。第1の光電変換素子13は、直接光およ
び反射光のそれぞれの受光面積の和に応じた総光量を電
流または電圧に変換して出力する。このように、遮光兼
反射手段23の第2の機能は、光源18からの光をその
入射方向に依存した量だけ反射して、第1の光電変換素
子11〜13に受光させることであり、この第1の光電
変換素子11〜13の出力を読み取ることによって、光
源18の方向を知ることが可能となる。
【0071】図8(B)は図8(A)と等価である。図
8(B)においては、反射兼遮光板23がなく、第1の
光電変換素子13が遮光板17の先まで延長されて長さ
が2倍のLとなり、図8(A)の反射兼遮光板23の上
端と同じ位置に遮光板17の原点側の端があるものとす
る。図8(A)と同様に、光源18からの光のうち一部
が遮光板17で遮光され、第1の光電変換素子13で受
光されて、その分の出力が第1の光電変換素子13から
出力されることになる。図8(D)は、同様に、図8
(C)と等価であり、構成自体は図8(B)と同じであ
る。光源18からの光のうち、図8(C)では反射兼遮
光板23で反射されるべき光量が、延長された第1の光
電変換素子13で受光され、その分の出力が加えられて
第1の光電変換素子13から出力されることになる。
8(B)においては、反射兼遮光板23がなく、第1の
光電変換素子13が遮光板17の先まで延長されて長さ
が2倍のLとなり、図8(A)の反射兼遮光板23の上
端と同じ位置に遮光板17の原点側の端があるものとす
る。図8(A)と同様に、光源18からの光のうち一部
が遮光板17で遮光され、第1の光電変換素子13で受
光されて、その分の出力が第1の光電変換素子13から
出力されることになる。図8(D)は、同様に、図8
(C)と等価であり、構成自体は図8(B)と同じであ
る。光源18からの光のうち、図8(C)では反射兼遮
光板23で反射されるべき光量が、延長された第1の光
電変換素子13で受光され、その分の出力が加えられて
第1の光電変換素子13から出力されることになる。
【0072】図8(B),図8(D)における第1の光
電変換素子13および遮光板17は、図4ないし図6を
参照して説明した第1の基本構成における第1の光電変
換素子13および遮光板17と同様のものであるが、図
面上では、第1の光電変換素子13の長さが2倍で面積
も2倍の関係になる。図示を省略するが、図7における
他の第1の光電変換素子11,12および反射兼遮光板
21,22についても、第1の基本構成における第1の
光電変換素子11,12および遮光板15,16と同様
の関係にある。
電変換素子13および遮光板17は、図4ないし図6を
参照して説明した第1の基本構成における第1の光電変
換素子13および遮光板17と同様のものであるが、図
面上では、第1の光電変換素子13の長さが2倍で面積
も2倍の関係になる。図示を省略するが、図7における
他の第1の光電変換素子11,12および反射兼遮光板
21,22についても、第1の基本構成における第1の
光電変換素子11,12および遮光板15,16と同様
の関係にある。
【0073】しかし、図7,図8(A),図8(C)に
示されたように、第1,第2の光電変換素子11〜14
の長さを、上述したように便宜的にL/2に定めれば、
第1の実施の形態の説明において得られた式において、
V0 を2V0 に置き換えることによって光源18の位置
座標を求めることができる。もちろん、Lの具体的な数
値は任意である。
示されたように、第1,第2の光電変換素子11〜14
の長さを、上述したように便宜的にL/2に定めれば、
第1の実施の形態の説明において得られた式において、
V0 を2V0 に置き換えることによって光源18の位置
座標を求めることができる。もちろん、Lの具体的な数
値は任意である。
【0074】なお、第2の光電変換素子14の長さもL
/2に定めたが、第1の基本構成において説明したよう
に、もともと第2の光電変換素子14の形状は任意であ
り、受光面積に応じて適宜係数を変更すれば同様の式を
用いて光源18の位置座標を求めることができる。例え
ば、図8(B),図8(D)で示した等価な第1の光電
変換素子13と同じ長さLにすれば、上述した式をその
まま用いて光源18の位置座標を求めることができる。
/2に定めたが、第1の基本構成において説明したよう
に、もともと第2の光電変換素子14の形状は任意であ
り、受光面積に応じて適宜係数を変更すれば同様の式を
用いて光源18の位置座標を求めることができる。例え
ば、図8(B),図8(D)で示した等価な第1の光電
変換素子13と同じ長さLにすれば、上述した式をその
まま用いて光源18の位置座標を求めることができる。
【0075】この第2の基本構成においても、第1の基
本構成と同様に、第1,第2の光電変換素子11〜1
4、特に第1の光電変換素子11〜13は、必ずしも同
一平面上に規則的に配置される必要はなく、反射遮光板
21〜23についても同様である。ただし、反射遮光板
21〜23と第1の光電変換素子11〜13とは、光源
18からの光の入射方向に応じ、光の一部が反射または
遮光される位置、例えば、第1の光電変換素子11〜1
3上の反射光受光領域または遮光領域の面積が変化する
ような位置に設置し、上述した演算式も配置に応じて変
える必要がある。
本構成と同様に、第1,第2の光電変換素子11〜1
4、特に第1の光電変換素子11〜13は、必ずしも同
一平面上に規則的に配置される必要はなく、反射遮光板
21〜23についても同様である。ただし、反射遮光板
21〜23と第1の光電変換素子11〜13とは、光源
18からの光の入射方向に応じ、光の一部が反射または
遮光される位置、例えば、第1の光電変換素子11〜1
3上の反射光受光領域または遮光領域の面積が変化する
ような位置に設置し、上述した演算式も配置に応じて変
える必要がある。
【0076】同様に、第1の光電変換素子11〜13
は、必ずしも同一の矩形である必要がない。反射遮光板
21〜23についても同様である。それぞれの形状およ
び大きさが互いに異なっていても、光源18からの光の
入射方向に応じて、反射光受光領域の境界線または遮光
領域の境界線が規則的に移動するから、演算により光源
18の位置座標を求めることができる。
は、必ずしも同一の矩形である必要がない。反射遮光板
21〜23についても同様である。それぞれの形状およ
び大きさが互いに異なっていても、光源18からの光の
入射方向に応じて、反射光受光領域の境界線または遮光
領域の境界線が規則的に移動するから、演算により光源
18の位置座標を求めることができる。
【0077】光源18からの光の入射方向に応じ受光面
上を反射光受光領域の境界線または遮光領域の境界線が
移動する際に、光の入射方向に依存せずに、この境界線
の形状が常に一定、例えば、一定長の直線になるよう
に、反射遮光板21〜23および第1の光電変換素子1
1〜13の形状および設置位置が定められていれば、上
述した演算式をそのままか、わずかに修正するだけで光
源の位置座標を求めることができる。第2の光電変換素
子14を用いなくても実用上差し支えない場合があるこ
とは、第1の基本構成の場合と同様である。
上を反射光受光領域の境界線または遮光領域の境界線が
移動する際に、光の入射方向に依存せずに、この境界線
の形状が常に一定、例えば、一定長の直線になるよう
に、反射遮光板21〜23および第1の光電変換素子1
1〜13の形状および設置位置が定められていれば、上
述した演算式をそのままか、わずかに修正するだけで光
源の位置座標を求めることができる。第2の光電変換素
子14を用いなくても実用上差し支えない場合があるこ
とは、第1の基本構成の場合と同様である。
【0078】反射兼遮光板21〜23は、第1の光電変
換素子11〜13の受光面積を実質的に2倍にするもの
であることがわかる。それに伴い、受光可能な光の入射
方向の角度範囲が拡大し、光源の位置検出可能な範囲が
拡大することになる。反射兼遮光板21〜23は、必ず
しも平面状で、かつ、第1の光電変換素子11〜13の
端部から受光面に対し垂直に設置される必要はない。し
かし、平面状でかつこのように設置されることにより、
光源18の位置座標を求めるための演算式が簡単になる
という利点がある。
換素子11〜13の受光面積を実質的に2倍にするもの
であることがわかる。それに伴い、受光可能な光の入射
方向の角度範囲が拡大し、光源の位置検出可能な範囲が
拡大することになる。反射兼遮光板21〜23は、必ず
しも平面状で、かつ、第1の光電変換素子11〜13の
端部から受光面に対し垂直に設置される必要はない。し
かし、平面状でかつこのように設置されることにより、
光源18の位置座標を求めるための演算式が簡単になる
という利点がある。
【0079】また、図8(A),図8(C)を参照して
説明したように、反射兼遮光板21〜23の反射および
遮光の機能は、光源18の位置によっていずれか一方の
機能が働くものである。したがって、光源18の検出す
べき位置の範囲があらかじめ限られている場合には、反
射兼遮光板21〜23の中には、実質的にいずれか一方
の機能しか果たさない場合がある。
説明したように、反射兼遮光板21〜23の反射および
遮光の機能は、光源18の位置によっていずれか一方の
機能が働くものである。したがって、光源18の検出す
べき位置の範囲があらかじめ限られている場合には、反
射兼遮光板21〜23の中には、実質的にいずれか一方
の機能しか果たさない場合がある。
【0080】そのため、反射兼遮光板21〜23は、場
合により、3個の反射のみの手段、あるいは、3個の遮
光のみの手段、さらにまた、反射のみの手段と遮光のみ
の手段を適宜組み合わせたものとすることもできる。第
1の基本構成の遮光板15〜17も、遮光のみの手段の
一形態であるから、場合により、第2の基本構成におけ
る反射兼遮光板21〜23の一部を第1の実施の形態の
遮光板15〜17に置き換えることもできる。
合により、3個の反射のみの手段、あるいは、3個の遮
光のみの手段、さらにまた、反射のみの手段と遮光のみ
の手段を適宜組み合わせたものとすることもできる。第
1の基本構成の遮光板15〜17も、遮光のみの手段の
一形態であるから、場合により、第2の基本構成におけ
る反射兼遮光板21〜23の一部を第1の実施の形態の
遮光板15〜17に置き換えることもできる。
【0081】図4ないし図8を参照して、位置検出デバ
イス3の基本構成を説明したが、以下、この構成を多少
変形させた種々の構成について説明する。
イス3の基本構成を説明したが、以下、この構成を多少
変形させた種々の構成について説明する。
【0082】図9は、図4に示した第1の基本構成の第
1の変形例を説明する平面図である。図中、図4と同様
な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。31は遮
光板である。この変形例は、図4ないし図6を用いて説
明した第1の基本構成における遮光板15〜17を原点
19側に移動させ、さらにこれらを1枚の遮光板31に
置き換えた位置検出デバイスである。
1の変形例を説明する平面図である。図中、図4と同様
な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。31は遮
光板である。この変形例は、図4ないし図6を用いて説
明した第1の基本構成における遮光板15〜17を原点
19側に移動させ、さらにこれらを1枚の遮光板31に
置き換えた位置検出デバイスである。
【0083】この場合は、受光領域と遮光領域が図4な
いし図6の場合と逆になるだけであるから、同様の演算
によって、光源18の3次元位置の座標を得ることがで
きる。なお、図4においても、遮光板15〜17をつな
いで1枚の遮光板にしたものに置き換えることもでき
る。例えば、矩形状の中心穴が開けられた額縁状の遮光
板に置き換え、この中心穴の下であって、光源18から
の光がこの遮光板に遮られない位置に第2の光電変換素
子14を設置してもよい。
いし図6の場合と逆になるだけであるから、同様の演算
によって、光源18の3次元位置の座標を得ることがで
きる。なお、図4においても、遮光板15〜17をつな
いで1枚の遮光板にしたものに置き換えることもでき
る。例えば、矩形状の中心穴が開けられた額縁状の遮光
板に置き換え、この中心穴の下であって、光源18から
の光がこの遮光板に遮られない位置に第2の光電変換素
子14を設置してもよい。
【0084】また、図9において、図示の遮光板31お
よび第2の光電変換素子14を取り除き、図示の遮光板
31の位置に、これと同形状とした第2の光電変換素子
14を設置することにより、遮光板31と第2の光電変
換素子14とを兼用することができる。あるいは、図示
の遮光板31の上に、これ以下の大きさの第2の光電変
換素子14を載せて設置してもよい。この場合、さらに
小型化が可能となる。なお、このような手法は、図4に
おいても可能であり、3個の遮光板15〜17の中の適
当な遮光板を選んで、これを第2の光電変換素子14に
置き換えるか、この上に第2の光電変換素子14を載せ
ればよい。
よび第2の光電変換素子14を取り除き、図示の遮光板
31の位置に、これと同形状とした第2の光電変換素子
14を設置することにより、遮光板31と第2の光電変
換素子14とを兼用することができる。あるいは、図示
の遮光板31の上に、これ以下の大きさの第2の光電変
換素子14を載せて設置してもよい。この場合、さらに
小型化が可能となる。なお、このような手法は、図4に
おいても可能であり、3個の遮光板15〜17の中の適
当な遮光板を選んで、これを第2の光電変換素子14に
置き換えるか、この上に第2の光電変換素子14を載せ
ればよい。
【0085】図10は、図4に示した第1の基本構成の
第2の変形例を説明する平面図である。図中、図4と同
様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。この実
施の形態は、図4〜図6を参照して説明した第1の基本
構成における、第1の光電変換素子11〜13とこれに
対応する遮光板15〜17の各1個を1組とし、この複
数組が互いに離されて設置され、さらに、各組に近接し
て、1個の第2の光電変換素子14が個別に設置され、
合計3個の第2の光電変換素子14を用いた位置検出デ
バイスである。
第2の変形例を説明する平面図である。図中、図4と同
様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。この実
施の形態は、図4〜図6を参照して説明した第1の基本
構成における、第1の光電変換素子11〜13とこれに
対応する遮光板15〜17の各1個を1組とし、この複
数組が互いに離されて設置され、さらに、各組に近接し
て、1個の第2の光電変換素子14が個別に設置され、
合計3個の第2の光電変換素子14を用いた位置検出デ
バイスである。
【0086】第1の光電変換素子11〜13を互いに離
して設置することにより、各光電変換素子11〜13に
おいて、光源18からの光の入射方向が比較的大きく異
なることになるため、位置検出の精度が向上する。しか
し、仮に第2の光電変換素子14を1個のままにしてお
くと、第1の光電変換素子11〜13と第2の光電変換
素子14との間でも、光源18からの距離および光の入
射方向、光源18の照射光の強度分布等が大きく異なる
ことになる。
して設置することにより、各光電変換素子11〜13に
おいて、光源18からの光の入射方向が比較的大きく異
なることになるため、位置検出の精度が向上する。しか
し、仮に第2の光電変換素子14を1個のままにしてお
くと、第1の光電変換素子11〜13と第2の光電変換
素子14との間でも、光源18からの距離および光の入
射方向、光源18の照射光の強度分布等が大きく異なる
ことになる。
【0087】第1の基本構成においては、第2の光電変
換素子14の出力を用いて、上述した光源18からの距
離等に依存する単位面積当たりの光量の変化を補償して
いた。すなわち、第1の光電変換素子11〜13と第2
の光電変換素子14の出力の比がそれぞれの照射面積ま
たは長さの比に相当することを利用して光源の位置を検
出していた。したがって、両者が離れていると、光源1
8からの距離等の相違によって位置検出の精度が劣化す
る可能性がある。
換素子14の出力を用いて、上述した光源18からの距
離等に依存する単位面積当たりの光量の変化を補償して
いた。すなわち、第1の光電変換素子11〜13と第2
の光電変換素子14の出力の比がそれぞれの照射面積ま
たは長さの比に相当することを利用して光源の位置を検
出していた。したがって、両者が離れていると、光源1
8からの距離等の相違によって位置検出の精度が劣化す
る可能性がある。
【0088】そのため、この実施の形態では、第1の光
電変換素子11〜13のそれぞれに、個別に第2の光電
変換素子14を隣接させ、第1の光電変換素子11〜1
3の出力と、それぞれに近接した第2の光電変換素子1
4の出力とを組み合わせて演算することにより、第1の
光電変換素子11〜13の出力を正確に照射面積または
長さに関連づけることを可能とした。この場合、第1の
基本構成で説明した(7)〜(9)式までに用いたV0
は、第1の光電変換素子11〜13に共通の値ではな
く、各々の場所にある個別の第2の光電変換素子14の
出力を表わすことになる。したがって、この式以降の演
算式は修正されることになる。
電変換素子11〜13のそれぞれに、個別に第2の光電
変換素子14を隣接させ、第1の光電変換素子11〜1
3の出力と、それぞれに近接した第2の光電変換素子1
4の出力とを組み合わせて演算することにより、第1の
光電変換素子11〜13の出力を正確に照射面積または
長さに関連づけることを可能とした。この場合、第1の
基本構成で説明した(7)〜(9)式までに用いたV0
は、第1の光電変換素子11〜13に共通の値ではな
く、各々の場所にある個別の第2の光電変換素子14の
出力を表わすことになる。したがって、この式以降の演
算式は修正されることになる。
【0089】なお、この実施例においても、第2の光電
変換素子14を遮光板15〜17と兼用させたり、遮光
板15〜17の上に載せることにより更に小型化が可能
となる。第1の光電変換素子,遮光板,全面で受光する
第2の光電変換素子からなる組が2組の場合は光源の2
次元位置を検出することができる。
変換素子14を遮光板15〜17と兼用させたり、遮光
板15〜17の上に載せることにより更に小型化が可能
となる。第1の光電変換素子,遮光板,全面で受光する
第2の光電変換素子からなる組が2組の場合は光源の2
次元位置を検出することができる。
【0090】図11は、図4に示した第1の基本構成に
おいて、第1の光電変換素子と遮光板の距離を変化させ
た場合の説明図であり、図11(A)は距離を長くした
場合、図11(B)は距離を短くした場合の部分断面図
である。図中、図4と同様な部分には同じ符号を用いて
説明を省略する。いずれの場合も、光源18からの光が
遮光板15を介して第1の光電変換素子11の全受光面
に照射されているときを図示している。
おいて、第1の光電変換素子と遮光板の距離を変化させ
た場合の説明図であり、図11(A)は距離を長くした
場合、図11(B)は距離を短くした場合の部分断面図
である。図中、図4と同様な部分には同じ符号を用いて
説明を省略する。いずれの場合も、光源18からの光が
遮光板15を介して第1の光電変換素子11の全受光面
に照射されているときを図示している。
【0091】このとき、光源18は位置検出の限界位置
にあり、光源18をこれ以上x軸方向に接近させると、
第1の光電変換素子11の遮光板15側の端から光がも
れてしまい、位置検出が不可能となる。ただし、第1の
光電変換素子11と遮光板15の距離hを大きくした方
が検出感度が高い。したがって、図11(A)のよう
に、第1の光電変換素子11と遮光板15の距離h1 を
長くした場合は、x1 以上の遠距離を検出するのに適
し、図11(B)のように距離h2 を短くした場合は、
x2 以上の近距離を検出するのに適している。例えば、
遮光板15の位置の設定を変化させることによって、数
m立方から数cm立方の範囲に存在する光源18の位置
を、それぞれ、数10μmからサブμmオーダーの高精
度で検出することが可能となる。
にあり、光源18をこれ以上x軸方向に接近させると、
第1の光電変換素子11の遮光板15側の端から光がも
れてしまい、位置検出が不可能となる。ただし、第1の
光電変換素子11と遮光板15の距離hを大きくした方
が検出感度が高い。したがって、図11(A)のよう
に、第1の光電変換素子11と遮光板15の距離h1 を
長くした場合は、x1 以上の遠距離を検出するのに適
し、図11(B)のように距離h2 を短くした場合は、
x2 以上の近距離を検出するのに適している。例えば、
遮光板15の位置の設定を変化させることによって、数
m立方から数cm立方の範囲に存在する光源18の位置
を、それぞれ、数10μmからサブμmオーダーの高精
度で検出することが可能となる。
【0092】したがって、第1の光電変換素子11と遮
光板15の距離をh1 とした組とh1 より短いh2 とし
た組を同じ配列で近接設置して、各組の出力を手動また
は自動で切り換える位置検出装置とすることにより、遠
近両方の位置検出に対応できるようになる。あるいは、
第1の光電変換素子11および遮光板15の組が1組で
あっても、モータやプランジャ等により遮光板15を動
かし、距離hの値を可変にしてもよい。他の第1の光電
変換素子と遮光板の組についても同様にして遠近両方の
位置検出に対応させることができる。光源18の検出す
べき位置があらかじめ限られている場合には、第1の光
電変換素子11〜13のそれぞれから光源18までの距
離の長さの程度に応じて、それぞれに対応する遮光板1
5〜17の長さhを個別に設定してもよい。
光板15の距離をh1 とした組とh1 より短いh2 とし
た組を同じ配列で近接設置して、各組の出力を手動また
は自動で切り換える位置検出装置とすることにより、遠
近両方の位置検出に対応できるようになる。あるいは、
第1の光電変換素子11および遮光板15の組が1組で
あっても、モータやプランジャ等により遮光板15を動
かし、距離hの値を可変にしてもよい。他の第1の光電
変換素子と遮光板の組についても同様にして遠近両方の
位置検出に対応させることができる。光源18の検出す
べき位置があらかじめ限られている場合には、第1の光
電変換素子11〜13のそれぞれから光源18までの距
離の長さの程度に応じて、それぞれに対応する遮光板1
5〜17の長さhを個別に設定してもよい。
【0093】次に、図12ないし図20を参照して、本
発明の位置検出装置または位置変化検出装置のより具体
的な実施の形態を説明する。
発明の位置検出装置または位置変化検出装置のより具体
的な実施の形態を説明する。
【0094】図12は、本発明の第1の実施の形態の説
明図であり、図12(A)は衝撃センサ,加速度セン
サ、図12(B)は従来例の説明図である。図中、図1
と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。4
1は支持棒、42は衝撃センサまたは加速度センサ、4
3は圧電素子である。この実施の形態は、衝撃センサま
たは加速度センサに代表される片持ちばりを用いたセン
サを、本発明の位置検出装置によってさらに高精度化し
た例である。衝撃センサは、物品に取り付けられ物品の
輸送時に衝撃が加わったかどうかを輸送後に検出するた
めのバッチとして用いられる。
明図であり、図12(A)は衝撃センサ,加速度セン
サ、図12(B)は従来例の説明図である。図中、図1
と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。4
1は支持棒、42は衝撃センサまたは加速度センサ、4
3は圧電素子である。この実施の形態は、衝撃センサま
たは加速度センサに代表される片持ちばりを用いたセン
サを、本発明の位置検出装置によってさらに高精度化し
た例である。衝撃センサは、物品に取り付けられ物品の
輸送時に衝撃が加わったかどうかを輸送後に検出するた
めのバッチとして用いられる。
【0095】図12(B)に示すように、従来の衝撃セ
ンサまたは加速度センサは、圧電素子43などの積層構
造からなる片持ちばりを用いているために、その検出特
性が片持ちばりの材料や張り合わせの特性に大きく依存
しており、検出特性に極力影響を与えない材料を選択す
るか、または出力の補正が不可欠であった。さらに、圧
電素子43の積層構造からなる場合には、1次元方向の
衝撃または加速度しか得られなかった。
ンサまたは加速度センサは、圧電素子43などの積層構
造からなる片持ちばりを用いているために、その検出特
性が片持ちばりの材料や張り合わせの特性に大きく依存
しており、検出特性に極力影響を与えない材料を選択す
るか、または出力の補正が不可欠であった。さらに、圧
電素子43の積層構造からなる場合には、1次元方向の
衝撃または加速度しか得られなかった。
【0096】しかし、図12(A)に示すように、圧電
素子等を用いることなく自由な材質の支持棒41によっ
て反射領域2を支持し、その位置を位置検出デバイス3
によって検出する。光源1および位置検出デバイス3を
1つにまとめ、これに反射領域2を先端の小部分に有し
た支持棒41をケースに収納することにより衝撃センサ
または加速度センサ42となる。反射領域2の位置の時
間的変化はCPU等による演算によって算出されるが、
このケース内に演算手段を内蔵するか、外部のパーソナ
ルコンピュータや専用の情報処理装置において演算する
ことができる。支持棒41の材質に制限は少なく、また
1次元のみならず2次元方向の衝撃および加速度を検出
することが可能である。
素子等を用いることなく自由な材質の支持棒41によっ
て反射領域2を支持し、その位置を位置検出デバイス3
によって検出する。光源1および位置検出デバイス3を
1つにまとめ、これに反射領域2を先端の小部分に有し
た支持棒41をケースに収納することにより衝撃センサ
または加速度センサ42となる。反射領域2の位置の時
間的変化はCPU等による演算によって算出されるが、
このケース内に演算手段を内蔵するか、外部のパーソナ
ルコンピュータや専用の情報処理装置において演算する
ことができる。支持棒41の材質に制限は少なく、また
1次元のみならず2次元方向の衝撃および加速度を検出
することが可能である。
【0097】反射板を設ける代わりに、支持棒の先端部
自体が光を反射する表面を有していてもよい。もちろ
ん、反射領域2外の部分は測定用の光をなるべく反射し
ないようにすることが望ましい。なお、位置検出デバイ
ス3も比較的小さく形成できるため、位置検出デバイス
3と反射領域2の配置を逆にして、位置検出デバイス3
を支持棒41に取り付けてもよい。
自体が光を反射する表面を有していてもよい。もちろ
ん、反射領域2外の部分は測定用の光をなるべく反射し
ないようにすることが望ましい。なお、位置検出デバイ
ス3も比較的小さく形成できるため、位置検出デバイス
3と反射領域2の配置を逆にして、位置検出デバイス3
を支持棒41に取り付けてもよい。
【0098】また、図12(B)の圧電素子43の先端
に反射領域2を設け、光源1および位置検出デバイス3
を用いるとともに圧電素子43も用いて衝撃センサまた
は加速度センサ42としてもよい。この場合、異なる2
つの方法で衝撃や加速度を検出することができ、両者を
補完的に用いたり、一方で他方の校正をすることができ
る。
に反射領域2を設け、光源1および位置検出デバイス3
を用いるとともに圧電素子43も用いて衝撃センサまた
は加速度センサ42としてもよい。この場合、異なる2
つの方法で衝撃や加速度を検出することができ、両者を
補完的に用いたり、一方で他方の校正をすることができ
る。
【0099】図13は、本発明の第2の実施の形態の説
明図であり、図13(A)は反射領域を感光ドラムの外
周面に設けたもの、図13(B)は反射領域を感光ドラ
ムの側面に設けたもの、図13(C)は反射領域を感光
ドラムの回転軸に設けたものの説明図である。図中、図
1と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。
51は感光ドラム、52は回転軸である。この実施の形
態は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真記
録機構への応用例であって、感光ドラムの動作測定など
に用いるものである。
明図であり、図13(A)は反射領域を感光ドラムの外
周面に設けたもの、図13(B)は反射領域を感光ドラ
ムの側面に設けたもの、図13(C)は反射領域を感光
ドラムの回転軸に設けたものの説明図である。図中、図
1と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。
51は感光ドラム、52は回転軸である。この実施の形
態は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真記
録機構への応用例であって、感光ドラムの動作測定など
に用いるものである。
【0100】図13(A)においては、感光ドラム51
の感光面上の一小部分に反射板等による反射領域2を設
け、感光ドラム51とは非接触でこれに近接した位置に
光源1と位置検出デバイス3を設置し、感光ドラム51
が回転して反射領域2が位置検出デバイス3に近づいた
時に反射領域2からの反射光によって、反射領域2の位
置を検出し、その値から感光ドラム1の角速度,偏心,
軸方向のずれ等の3次元の位置変化情報を演算して測定
することができる。なお、反射領域2の反射板を蛍光体
に置き換えることができる。感光ドラム51の全面露光
の過程において、蛍光体が露光光源の照射を受けて発す
る蛍光を反射光とする。
の感光面上の一小部分に反射板等による反射領域2を設
け、感光ドラム51とは非接触でこれに近接した位置に
光源1と位置検出デバイス3を設置し、感光ドラム51
が回転して反射領域2が位置検出デバイス3に近づいた
時に反射領域2からの反射光によって、反射領域2の位
置を検出し、その値から感光ドラム1の角速度,偏心,
軸方向のずれ等の3次元の位置変化情報を演算して測定
することができる。なお、反射領域2の反射板を蛍光体
に置き換えることができる。感光ドラム51の全面露光
の過程において、蛍光体が露光光源の照射を受けて発す
る蛍光を反射光とする。
【0101】反射領域2の位置は、図13(B)に示さ
れるように感光ドラムの側面の一部分、または、図13
(C)に示されるように感光ドラム51の回転軸52の
外周面の一部分に設置することもできる。反射領域2を
1箇所に設置した場合には、その1箇所での角速度、偏
心、軸方向のずれなどの測定を行うことができるが、反
射領域2を多数箇所に設置した場合は、感光ドラム51
の全体での回転方向の速度、偏心、軸方向のずれを常時
測定することで、より詳細な測定が可能となる。 反射
板を設ける代わりに、反射領域2の感光ドラム51また
は回転軸52自体が光を反射する表面を有していてもよ
い。もちろん、反射領域2外の部分は測定用の光をなる
べく反射しないようにすることが望ましい。なお、位置
検出デバイス3と、反射領域2の位置を入れ替え、位置
検出デバイス3を感光ドラム51側に設置することもで
きる。
れるように感光ドラムの側面の一部分、または、図13
(C)に示されるように感光ドラム51の回転軸52の
外周面の一部分に設置することもできる。反射領域2を
1箇所に設置した場合には、その1箇所での角速度、偏
心、軸方向のずれなどの測定を行うことができるが、反
射領域2を多数箇所に設置した場合は、感光ドラム51
の全体での回転方向の速度、偏心、軸方向のずれを常時
測定することで、より詳細な測定が可能となる。 反射
板を設ける代わりに、反射領域2の感光ドラム51また
は回転軸52自体が光を反射する表面を有していてもよ
い。もちろん、反射領域2外の部分は測定用の光をなる
べく反射しないようにすることが望ましい。なお、位置
検出デバイス3と、反射領域2の位置を入れ替え、位置
検出デバイス3を感光ドラム51側に設置することもで
きる。
【0102】図14は、本発明の第3の実施の形態の説
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。61は対象物である基板、62は
PAD、63は検査用プローブである。この実施の形態
は、検査用プローブ63への応用例であって、対象物で
ある基板61と検査用プローブ63の相対位置関係を検
出して位置合わせするものである。半導体のチップまた
はウエハを対象物である基板61とすることができる。
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。61は対象物である基板、62は
PAD、63は検査用プローブである。この実施の形態
は、検査用プローブ63への応用例であって、対象物で
ある基板61と検査用プローブ63の相対位置関係を検
出して位置合わせするものである。半導体のチップまた
はウエハを対象物である基板61とすることができる。
【0103】対象物である基板61上には所定の位置に
ワイヤボンディング用等のための金属のPAD62と反
射領域2が設けられている。光源1からの光を反射させ
る反射領域2は、例えば、対象物である基板61上にP
AD62と同様な方法で形成されるか、別に貼り付けら
れた反射板であり、この位置を検査用プローブ63の先
端または近傍に設けた位置検出デバイス3によって検出
し、PAD62と検査用プローブ63との相対的な位
置、すなわち、水平面上の位置および垂直高さを測定す
る。同時に、測定値をフィードバックさせながら相対位
置を図示しない駆動装置によって変え、正確にプロービ
ングを行うことができ、検査用プローブ63の先端がP
AD62を切断してしまうようなことがない。
ワイヤボンディング用等のための金属のPAD62と反
射領域2が設けられている。光源1からの光を反射させ
る反射領域2は、例えば、対象物である基板61上にP
AD62と同様な方法で形成されるか、別に貼り付けら
れた反射板であり、この位置を検査用プローブ63の先
端または近傍に設けた位置検出デバイス3によって検出
し、PAD62と検査用プローブ63との相対的な位
置、すなわち、水平面上の位置および垂直高さを測定す
る。同時に、測定値をフィードバックさせながら相対位
置を図示しない駆動装置によって変え、正確にプロービ
ングを行うことができ、検査用プローブ63の先端がP
AD62を切断してしまうようなことがない。
【0104】図15は、本発明の第4の実施の形態の説
明図である。図中、図1,図14と同様な部分には同じ
符号を用いて説明を省略する。64はワイヤボンディン
グ用プローブ、65はワイヤである。この実施の形態
は、ワイヤボンディング用プローブ64への応用例であ
って、対象物である基板61とワイヤボンディング用プ
ローブ64の相対位置関係を検出し、ワイヤボンディン
グ時の位置合わせを行うものである。
明図である。図中、図1,図14と同様な部分には同じ
符号を用いて説明を省略する。64はワイヤボンディン
グ用プローブ、65はワイヤである。この実施の形態
は、ワイヤボンディング用プローブ64への応用例であ
って、対象物である基板61とワイヤボンディング用プ
ローブ64の相対位置関係を検出し、ワイヤボンディン
グ時の位置合わせを行うものである。
【0105】ワイヤ65が引き出されるワイヤボンディ
ング用プローブ64の先端または近傍に光源1と位置検
出デバイス3が設けられ、位置検出デバイス3によっ
て、PAD62とワイヤボンディング用プローブ64と
の相対位置を測定し、測定値をフィードバックさせなが
ら相対位置を図示しない駆動装置によって変え、正確に
ワイヤボンディングを行うことができる。
ング用プローブ64の先端または近傍に光源1と位置検
出デバイス3が設けられ、位置検出デバイス3によっ
て、PAD62とワイヤボンディング用プローブ64と
の相対位置を測定し、測定値をフィードバックさせなが
ら相対位置を図示しない駆動装置によって変え、正確に
ワイヤボンディングを行うことができる。
【0106】図14または図15において、反射領域2
を複数箇所に設けることもできる。この場合、対象物で
ある基板61のねじれを検出することができる。反射領
域2を検査用プローブ63またはワイヤボンディング用
プローブ64側に、位置検出デバイス3を対象物である
基板61側に設けることも可能である。また、光源1は
位置検出デバイス3側に設けたが、別の部分に設けても
よい。PAD62など対象物である基板61上に比較的
光を反射させやすい部分がある場合には、これを反射領
域2とすることも可能である。
を複数箇所に設けることもできる。この場合、対象物で
ある基板61のねじれを検出することができる。反射領
域2を検査用プローブ63またはワイヤボンディング用
プローブ64側に、位置検出デバイス3を対象物である
基板61側に設けることも可能である。また、光源1は
位置検出デバイス3側に設けたが、別の部分に設けても
よい。PAD62など対象物である基板61上に比較的
光を反射させやすい部分がある場合には、これを反射領
域2とすることも可能である。
【0107】なお、類似の応用例として、検査用プロー
ブ63を一般的な製造ラインにおいても使用される作業
用ロボットの可動アームに置き換えると、可動アームの
位置検出および位置制御に用いることができる。
ブ63を一般的な製造ラインにおいても使用される作業
用ロボットの可動アームに置き換えると、可動アームの
位置検出および位置制御に用いることができる。
【0108】図16は、本発明の第5の実施の形態の説
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。71は透明基板、72は低反射
膜、73は保護膜、74はステッパのステージ、75は
遮光フードである。この実施の形態は、TFT液晶製造
用等の半導体プロセスへの応用例であり、ステッパのア
ライメント用等の装置に用いるものである。
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。71は透明基板、72は低反射
膜、73は保護膜、74はステッパのステージ、75は
遮光フードである。この実施の形態は、TFT液晶製造
用等の半導体プロセスへの応用例であり、ステッパのア
ライメント用等の装置に用いるものである。
【0109】従来は、図示を省略するが、透明基板を保
持するステッパのステージの近辺にレーザ光等の光源を
設置し、特定形状の光束を基板に照射し、その照射した
光束(マーク)と基板上に作製済のマークとを、顕微鏡
に取り付けたCCDカメラで撮影し、これらの位置合わ
せを、自動画像処理と目視による画面確認によって行っ
ていた。しかし、単に位置合わせを行うために、レーザ
光の精密な出射方向の制御と、カメラでの撮影と画像処
理という複雑な過程を経ている上に、これを目視により
確認して正常と判断すれば確認信号を入力しなければな
らない。この方法によっても、制御可能な精度はサブμ
m程度である。本発明の位置検出装置によれば、簡易な
手段と、簡単な演算回路によって同様のサブμm程度の
精度を可能にする。
持するステッパのステージの近辺にレーザ光等の光源を
設置し、特定形状の光束を基板に照射し、その照射した
光束(マーク)と基板上に作製済のマークとを、顕微鏡
に取り付けたCCDカメラで撮影し、これらの位置合わ
せを、自動画像処理と目視による画面確認によって行っ
ていた。しかし、単に位置合わせを行うために、レーザ
光の精密な出射方向の制御と、カメラでの撮影と画像処
理という複雑な過程を経ている上に、これを目視により
確認して正常と判断すれば確認信号を入力しなければな
らない。この方法によっても、制御可能な精度はサブμ
m程度である。本発明の位置検出装置によれば、簡易な
手段と、簡単な演算回路によって同様のサブμm程度の
精度を可能にする。
【0110】TFT液晶はガラス基板上に形成される。
このようなガラス基板等の透明基板71上に反射膜が形
成されこれを反射領域2とする。反射領域2は、ガラス
基板上の複数箇所に設けてもよく、この場合には3点,
8点といった多点位置検出ができる。この反射面は反射
膜の下面、つまり透明基板71に接する側にあり、透明
基板71側から入射した光を拡散する。透明基板71を
載せているステッパのステージ74の上面に凹部が設け
られ、ここに光源1と位置検出デバイス3が透明基板7
1とは非接触で設置され、光源1から反射領域2に光を
照射し、反射光を光電変換素子を有する位置検出デバイ
ス3によって検出し、仮想的な光源としての反射領域2
の3次元位置を読み取る。
このようなガラス基板等の透明基板71上に反射膜が形
成されこれを反射領域2とする。反射領域2は、ガラス
基板上の複数箇所に設けてもよく、この場合には3点,
8点といった多点位置検出ができる。この反射面は反射
膜の下面、つまり透明基板71に接する側にあり、透明
基板71側から入射した光を拡散する。透明基板71を
載せているステッパのステージ74の上面に凹部が設け
られ、ここに光源1と位置検出デバイス3が透明基板7
1とは非接触で設置され、光源1から反射領域2に光を
照射し、反射光を光電変換素子を有する位置検出デバイ
ス3によって検出し、仮想的な光源としての反射領域2
の3次元位置を読み取る。
【0111】このようにして、2次元平面での透明基板
71のアライメント、および透明基板71の垂直方向の
浮きの量を検出する。なお、透明基板71と位置検出デ
バイス3とが接触していても位置検出できる。光源1は
反射領域2が存在する範囲にのみ光を照射させる遮光フ
ード75または反射鏡を有してもよい。
71のアライメント、および透明基板71の垂直方向の
浮きの量を検出する。なお、透明基板71と位置検出デ
バイス3とが接触していても位置検出できる。光源1は
反射領域2が存在する範囲にのみ光を照射させる遮光フ
ード75または反射鏡を有してもよい。
【0112】反射領域2となる反射膜の作製は、半導体
プロセスなどにより、まず、アルミニウム等、反射率が
高く光が拡散しやすい膜をガラス等の透明基板71上の
所定の領域にパターニングする。TFT液晶製造の場合
には、ゲート電極のメタル作成と同時に行なうこともで
きる。光を拡散しやすくするために、透明基板71の表
面に細かい凹凸を設けてもよい。次に、反射膜がその後
の工程において、エッチング等により変質および形状変
化を起こさないように、保護膜73としてポリイミド等
を積層する。
プロセスなどにより、まず、アルミニウム等、反射率が
高く光が拡散しやすい膜をガラス等の透明基板71上の
所定の領域にパターニングする。TFT液晶製造の場合
には、ゲート電極のメタル作成と同時に行なうこともで
きる。光を拡散しやすくするために、透明基板71の表
面に細かい凹凸を設けてもよい。次に、反射膜がその後
の工程において、エッチング等により変質および形状変
化を起こさないように、保護膜73としてポリイミド等
を積層する。
【0113】さらに、その上に低反射膜72を積層すれ
ば、反射膜以外からの反射光が位置検出デバイス3内の
光電変換素子に到達することを避けることができる。低
反射膜73が保護膜としても使える場合には、保護膜7
2は省略することもできる。これらの膜の作製は、少な
くとも、アライメントが必要となる露光工程より前に行
う必要がある。また、透明基板71から離れた場所で、
これらの反射領域2等を作製して、後で透明基板71と
貼り合わせることも可能である。
ば、反射膜以外からの反射光が位置検出デバイス3内の
光電変換素子に到達することを避けることができる。低
反射膜73が保護膜としても使える場合には、保護膜7
2は省略することもできる。これらの膜の作製は、少な
くとも、アライメントが必要となる露光工程より前に行
う必要がある。また、透明基板71から離れた場所で、
これらの反射領域2等を作製して、後で透明基板71と
貼り合わせることも可能である。
【0114】さらに、アライメントを行う度に透明基板
71を光学的に同一の状態に保ち、各アライメントの工
程において高精度な位置合わせを行うことができる。こ
のためには、照射光および反射光の光路となる領域の傷
や汚れを避けることが必要であり、アライメントおよび
露光の工程はもちろん、他の工程においても、この光路
にあたる領域に接触する治具がないようにプロセスを設
計する必要がある。また、アライメント工程の前に十分
な洗浄を行い、透明基板71の裏面の汚れを落とすこ
と、および、反射領域2や保護膜73、低反射膜72な
どが、次工程によって変質したり剥離したりしないよう
なプロセスの選択が必要となる。
71を光学的に同一の状態に保ち、各アライメントの工
程において高精度な位置合わせを行うことができる。こ
のためには、照射光および反射光の光路となる領域の傷
や汚れを避けることが必要であり、アライメントおよび
露光の工程はもちろん、他の工程においても、この光路
にあたる領域に接触する治具がないようにプロセスを設
計する必要がある。また、アライメント工程の前に十分
な洗浄を行い、透明基板71の裏面の汚れを落とすこ
と、および、反射領域2や保護膜73、低反射膜72な
どが、次工程によって変質したり剥離したりしないよう
なプロセスの選択が必要となる。
【0115】また、反射領域2以外からの迷光の入射を
避けるために、反射領域2から位置検出デバイス3内の
光電変換素子へ至る光路上に、光源1から照射される光
の波長を選択的に透過するフィルタを設けることが望ま
しい。また、空気と透明基板71の界面を光が通過する
ため、これらの屈折率差の補正が必要となる。ただし、
ステッパのステージ74側に設けられた光源1および位
置検出デバイス3内の光電変換素子を、透明基板71と
同様の屈折率の材料で覆って、反射光が通過する空気の
層を極力薄くするか接触させてなくすことにより、この
補正を不要とすることも可能である。
避けるために、反射領域2から位置検出デバイス3内の
光電変換素子へ至る光路上に、光源1から照射される光
の波長を選択的に透過するフィルタを設けることが望ま
しい。また、空気と透明基板71の界面を光が通過する
ため、これらの屈折率差の補正が必要となる。ただし、
ステッパのステージ74側に設けられた光源1および位
置検出デバイス3内の光電変換素子を、透明基板71と
同様の屈折率の材料で覆って、反射光が通過する空気の
層を極力薄くするか接触させてなくすことにより、この
補正を不要とすることも可能である。
【0116】図17は、本発明の第6の実施の形態の説
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。82,84はレンズ、81,83
はレンズ支持体である。この実施の形態は、複写機、フ
ァックシミリ、プリンタ、カメラ、望遠鏡、光ディスク
ドライブ等における、レンズ機構への応用例であって、
レンズ82,84またはレンズ支持体81,83の動作
測定等に用いるものである。
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。82,84はレンズ、81,83
はレンズ支持体である。この実施の形態は、複写機、フ
ァックシミリ、プリンタ、カメラ、望遠鏡、光ディスク
ドライブ等における、レンズ機構への応用例であって、
レンズ82,84またはレンズ支持体81,83の動作
測定等に用いるものである。
【0117】2枚のレンズ82,84が、それぞれ、レ
ンズ支持体81,83に取り付けられ、水平方向に所定
間隔で置かれ、それぞれ、レンズ移動機構により水平移
動し両者の相対位置が変化する。レンズ支持体81,8
3の一小部分に、反射板を取り付けるなどして反射領域
2を設置し、これらと近接した位置に、それぞれ、光源
1と位置検出デバイス3を設置する。反射領域2はレン
ズ82,84の端部に設けてもよい。レンズ82,84
およびレンズ支持体81,83が移動した時に、各反射
領域2からの反射光により、レンズ支持体81,83の
位置を検出し、その値からレンズ82,84またはレン
ズ支持体81,83の位置を測定する。
ンズ支持体81,83に取り付けられ、水平方向に所定
間隔で置かれ、それぞれ、レンズ移動機構により水平移
動し両者の相対位置が変化する。レンズ支持体81,8
3の一小部分に、反射板を取り付けるなどして反射領域
2を設置し、これらと近接した位置に、それぞれ、光源
1と位置検出デバイス3を設置する。反射領域2はレン
ズ82,84の端部に設けてもよい。レンズ82,84
およびレンズ支持体81,83が移動した時に、各反射
領域2からの反射光により、レンズ支持体81,83の
位置を検出し、その値からレンズ82,84またはレン
ズ支持体81,83の位置を測定する。
【0118】さらに、位置の時間変化を演算することに
より、速度、加速度等の位置変化に関する3次元の情報
を測定することもできる。これらによって、レンズ8
2,84の位置を定量的に解析することができるので、
位置ずれなどのトラブルを未然に発見することができ、
このずれ量をフィードバックすることにより位置ずれを
なくすこともできる。
より、速度、加速度等の位置変化に関する3次元の情報
を測定することもできる。これらによって、レンズ8
2,84の位置を定量的に解析することができるので、
位置ずれなどのトラブルを未然に発見することができ、
このずれ量をフィードバックすることにより位置ずれを
なくすこともできる。
【0119】また、ズームレンズ機構においてレンズ位
置の検出をすることができる。レンズ82,84を垂直
面内において移動させるレンズ移動機構においては、レ
ンズ82,84の各中心軸のずれを検出して中心軸を合
わせることもできる。なお、レンズ移動機構は、一方側
のみに取り付けられてもよく、この場合は、本発明を用
いてレンズ82,84間またはレンズ支持体81,83
間の相対距離を検出することができる。
置の検出をすることができる。レンズ82,84を垂直
面内において移動させるレンズ移動機構においては、レ
ンズ82,84の各中心軸のずれを検出して中心軸を合
わせることもできる。なお、レンズ移動機構は、一方側
のみに取り付けられてもよく、この場合は、本発明を用
いてレンズ82,84間またはレンズ支持体81,83
間の相対距離を検出することができる。
【0120】図18は、本発明の第7の実施の形態の説
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。91はリング状パイプ、92は支
柱、93は回転角等の検出センサである。この実施の形
態は、小さな回転物体への応用例であって、回転物体の
位置、オイラー角などの回転角、角速度、角加速度等を
測定するものである。
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。91はリング状パイプ、92は支
柱、93は回転角等の検出センサである。この実施の形
態は、小さな回転物体への応用例であって、回転物体の
位置、オイラー角などの回転角、角速度、角加速度等を
測定するものである。
【0121】透明な中空のリング状パイプ91に液体ま
たは気体を封入し、この中に反射領域2となる光反射性
の物体として、ウエイトまたは浮きを入れ、この物体の
回転運動を、支柱92に光源1とともに取り付けられた
位置検出デバイス3によって検出する。反射領域2とな
る物体を除く部分が回転するときにこの物体が静止して
いるようにすれば、これらの部材を収納して回転角等の
検出センサ93となり、このセンサが取り付けた物体の
回転角等を検出することができる。光源1は位置検出デ
バイス3と離して設置してもよく、光源1を回転角等の
検出センサ93外に設け、この中へ光を照射するように
してもよい。
たは気体を封入し、この中に反射領域2となる光反射性
の物体として、ウエイトまたは浮きを入れ、この物体の
回転運動を、支柱92に光源1とともに取り付けられた
位置検出デバイス3によって検出する。反射領域2とな
る物体を除く部分が回転するときにこの物体が静止して
いるようにすれば、これらの部材を収納して回転角等の
検出センサ93となり、このセンサが取り付けた物体の
回転角等を検出することができる。光源1は位置検出デ
バイス3と離して設置してもよく、光源1を回転角等の
検出センサ93外に設け、この中へ光を照射するように
してもよい。
【0122】従来は磁気センサによりオイラー角などの
測定を行っていたため、測定範囲に存在する磁性体によ
り磁場が歪められて補正不可能な誤差が残ることが常識
であったが、光による測定のため、このような誤差は存
在せず、しかも簡易に測定することが可能となる。ただ
し、リング状パイプ91に封入した液体または気体の特
性に依存して、反射領域2である物体の運動に慣性力が
含まれてしまうため、例えば、半径の異なるリング状パ
イプ91をいくつか用意し、それぞれに入れられた反射
領域2となる物体の抵抗を変え、順次反射領域を照射す
ることにより、慣性による移動量を補正することも可能
である。
測定を行っていたため、測定範囲に存在する磁性体によ
り磁場が歪められて補正不可能な誤差が残ることが常識
であったが、光による測定のため、このような誤差は存
在せず、しかも簡易に測定することが可能となる。ただ
し、リング状パイプ91に封入した液体または気体の特
性に依存して、反射領域2である物体の運動に慣性力が
含まれてしまうため、例えば、半径の異なるリング状パ
イプ91をいくつか用意し、それぞれに入れられた反射
領域2となる物体の抵抗を変え、順次反射領域を照射す
ることにより、慣性による移動量を補正することも可能
である。
【0123】図19は、本発明の第8の実施の形態の説
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。101は紙である。この実施の形
態は、複写機、ファックス、プリンタ等における、紙送
り機構への応用例であって、紙または紙送り機構の位置
検出や動作測定を行なうものである。
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。101は紙である。この実施の形
態は、複写機、ファックス、プリンタ等における、紙送
り機構への応用例であって、紙または紙送り機構の位置
検出や動作測定を行なうものである。
【0124】紙101の紙面の縁または角といった端部
近傍を反射領域と見なして、紙面の端部に近接した位置
に光源1と位置検出デバイス3を設置し、紙101が移
動して紙面の端部が位置検出デバイス3に近づいた時に
紙101からの反射光によって、紙面の端部の位置を検
出し、その値から紙101の位置、速度、加速度等に関
する3次元の情報を測定する。この例では、光源1から
の光がスポット状であり、この光を反射する反射領域の
面積が紙101の移動ととも変化するがこれは誤差とし
て扱うことができる。
近傍を反射領域と見なして、紙面の端部に近接した位置
に光源1と位置検出デバイス3を設置し、紙101が移
動して紙面の端部が位置検出デバイス3に近づいた時に
紙101からの反射光によって、紙面の端部の位置を検
出し、その値から紙101の位置、速度、加速度等に関
する3次元の情報を測定する。この例では、光源1から
の光がスポット状であり、この光を反射する反射領域の
面積が紙101の移動ととも変化するがこれは誤差とし
て扱うことができる。
【0125】紙101が紙送り機構によって供給される
ものであれば、紙101の位置情報などから、紙送り機
構の動作測定を行なうことができる。また、紙送り機構
自体に反射領域を設ければ、図14における対象物であ
る基板61と同様に紙送り機構の位置検出を行なうこと
もできる。
ものであれば、紙101の位置情報などから、紙送り機
構の動作測定を行なうことができる。また、紙送り機構
自体に反射領域を設ければ、図14における対象物であ
る基板61と同様に紙送り機構の位置検出を行なうこと
もできる。
【0126】これらによって、単に紙送り不能のトラブ
ルの検出にとどまらず、紙101のずれの方向やその大
きさ、および紙の浮きの量についても知ることができる
ので、トラブル対策のための情報を提供し、かつ、トラ
ブル発生前に発生の危険性を知ることも可能となる。も
ちろん、紙送り機構の制御の際の紙101または紙送り
機構の位置検出などに用いることもできる。
ルの検出にとどまらず、紙101のずれの方向やその大
きさ、および紙の浮きの量についても知ることができる
ので、トラブル対策のための情報を提供し、かつ、トラ
ブル発生前に発生の危険性を知ることも可能となる。も
ちろん、紙送り機構の制御の際の紙101または紙送り
機構の位置検出などに用いることもできる。
【0127】図20は、本発明の第9の実施の形態の説
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。111はレーザ光源、112は反
射面を有する対象物体である。この実施の形態は、物体
形状の測定への応用例であって、物体の形状を位置検出
デバイスで検出するものである。接触測定の不可能な遺
物や柔らかい物質などの3次元形状測定が可能となり、
形状が時間的に変化してもよい。
明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。111はレーザ光源、112は反
射面を有する対象物体である。この実施の形態は、物体
形状の測定への応用例であって、物体の形状を位置検出
デバイスで検出するものである。接触測定の不可能な遺
物や柔らかい物質などの3次元形状測定が可能となり、
形状が時間的に変化してもよい。
【0128】レーザ光源111から発する細く絞られた
光をスキャンして、拡散性の反射面を有する対象物体1
12に照射することにより、その反射光を光電変換素子
を有する位置検出デバイス3で検出して物体の3次元形
状を検出する。スキャンには、例えば、ミラーを用いる
ことができる。スキャンと同期する信号を位置検出デバ
イス3内または外部に設けられた演算手段に出力して、
レーザ光の照射角度と演算された位置との対応をとって
もよい。
光をスキャンして、拡散性の反射面を有する対象物体1
12に照射することにより、その反射光を光電変換素子
を有する位置検出デバイス3で検出して物体の3次元形
状を検出する。スキャンには、例えば、ミラーを用いる
ことができる。スキャンと同期する信号を位置検出デバ
イス3内または外部に設けられた演算手段に出力して、
レーザ光の照射角度と演算された位置との対応をとって
もよい。
【0129】光源としては、直進性がよく細い光束のも
のがよいが、LED光をレンズで収束したものでも、図
2に示した小孔4を用いて細い光束に絞られたものでも
よい。非接触で、位置検出およびその時間変化である速
度、加速度等3次元での測定ができる。
のがよいが、LED光をレンズで収束したものでも、図
2に示した小孔4を用いて細い光束に絞られたものでも
よい。非接触で、位置検出およびその時間変化である速
度、加速度等3次元での測定ができる。
【0130】最後に、位置検出精度の向上対策について
説明する。広範囲で高精度の3次元位置検出を行うため
には、本発明の位置検出デバイス3のユニットを複数個
設けることが望ましい。そして、最も光源1との距離が
近く、高精度で位置検出を行えるユニットを選ぶ。その
ために、例えば、各ユニットの全面照射を受ける図4等
に示した第2の光電変換素子14の出力の中から、出力
が最大となるユニットを選び、そのユニットを用いて3
次元位置を検出することができる。選ぶユニットは1つ
に限らず、例えば、出力の大きい方から2〜3を選ん
で、そこから得られた3次元位置の平均値を求めるよう
にしてもよい。
説明する。広範囲で高精度の3次元位置検出を行うため
には、本発明の位置検出デバイス3のユニットを複数個
設けることが望ましい。そして、最も光源1との距離が
近く、高精度で位置検出を行えるユニットを選ぶ。その
ために、例えば、各ユニットの全面照射を受ける図4等
に示した第2の光電変換素子14の出力の中から、出力
が最大となるユニットを選び、そのユニットを用いて3
次元位置を検出することができる。選ぶユニットは1つ
に限らず、例えば、出力の大きい方から2〜3を選ん
で、そこから得られた3次元位置の平均値を求めるよう
にしてもよい。
【0131】また、図4等に示した第1,第2の光電変
換素子11〜14のそれぞれの端部近傍の受光面におい
ては、素子の中央部等の他の部分に比べ、光電変換出力
のリニアリティが劣るなど精度劣化要因を有する場合が
ある。このような場合には、端部から精度劣化要因を有
する部分までの受光面に接して遮光板を設けるか、精度
劣化要因を有する受光面に遮光塗料を塗布するなどし
て、精度劣化要因となる部分を用いずに位置検出を行う
ことが可能となる。
換素子11〜14のそれぞれの端部近傍の受光面におい
ては、素子の中央部等の他の部分に比べ、光電変換出力
のリニアリティが劣るなど精度劣化要因を有する場合が
ある。このような場合には、端部から精度劣化要因を有
する部分までの受光面に接して遮光板を設けるか、精度
劣化要因を有する受光面に遮光塗料を塗布するなどし
て、精度劣化要因となる部分を用いずに位置検出を行う
ことが可能となる。
【0132】本発明の位置検出装置は、発光源により照
射される反射領域を対象物に設けることにより、一般的
な1次元ないし3次元位置検出装置、さらには、位置変
化検出装置となる。図示を省略するが、通常用いられる
ボールペンまたはこれと同様な形状のペンや、指示棒に
反射領域を設けてもよい。例えば、ペン筺体や指示棒の
先端部またはこの近傍を反射領域とする。バーチャル・
リアリティ関連の技術への応用も可能であり、例えば、
使用者の体の一部に反射領域を設けることにより、体の
動きや身ぶりを検出する入力装置となる。このように、
一般的な物体または反射領域を取り付けた物体の3次元
位置および運動の速度や方向、または、一般的な物体の
3次元形状を測定することが可能になり、広く、3次元
計測の分野に応用することができる。
射される反射領域を対象物に設けることにより、一般的
な1次元ないし3次元位置検出装置、さらには、位置変
化検出装置となる。図示を省略するが、通常用いられる
ボールペンまたはこれと同様な形状のペンや、指示棒に
反射領域を設けてもよい。例えば、ペン筺体や指示棒の
先端部またはこの近傍を反射領域とする。バーチャル・
リアリティ関連の技術への応用も可能であり、例えば、
使用者の体の一部に反射領域を設けることにより、体の
動きや身ぶりを検出する入力装置となる。このように、
一般的な物体または反射領域を取り付けた物体の3次元
位置および運動の速度や方向、または、一般的な物体の
3次元形状を測定することが可能になり、広く、3次元
計測の分野に応用することができる。
【0133】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、位置検出デバイスが、対象物
からの反射光を遮光する遮光手段と、少なくとも1つの
第1の光電変換手段を有し、第1の光電変換手段が、遮
光手段により対象物の位置に応じて反射光の一部が遮光
される位置に設置されることから、厳密な微調整が不要
であり、光電変換手段,遮光手段などで構成される簡易
なデバイスを使用して位置検出を行なうことができると
いう効果がある。対象物からの反射光を受光するもので
あるため、光源を取り付けにくい対象物についても位置
検出をすることができるという効果がある。
1に記載の発明によれば、位置検出デバイスが、対象物
からの反射光を遮光する遮光手段と、少なくとも1つの
第1の光電変換手段を有し、第1の光電変換手段が、遮
光手段により対象物の位置に応じて反射光の一部が遮光
される位置に設置されることから、厳密な微調整が不要
であり、光電変換手段,遮光手段などで構成される簡易
なデバイスを使用して位置検出を行なうことができると
いう効果がある。対象物からの反射光を受光するもので
あるため、光源を取り付けにくい対象物についても位置
検出をすることができるという効果がある。
【0134】請求項2に記載の発明によれば、位置検出
デバイスが、少なくとも1つの第2の光電変換手段を有
し、第2の光電変換手段が、遮光手段により反射光が遮
光されることのない位置に設置されることから、光源か
らの距離および光の方向、光源の照射光の強度等に依存
する単位面積当たりの光量の変化などを補償することが
できるという効果がある。
デバイスが、少なくとも1つの第2の光電変換手段を有
し、第2の光電変換手段が、遮光手段により反射光が遮
光されることのない位置に設置されることから、光源か
らの距離および光の方向、光源の照射光の強度等に依存
する単位面積当たりの光量の変化などを補償することが
できるという効果がある。
【0135】請求項3に記載の発明によれば、位置検出
デバイスが、対象物からの反射光を反射する反射手段
と、反射光を遮光する遮光手段と、少なくとも1つの第
1の光電変換手段を有し、第1の光電変換手段が、反射
手段または遮光手段の少なくとも1つの手段により対象
物の位置に応じて反射光の一部が反射または遮光される
位置に設置されることから、請求項1に記載の発明と同
様の効果に加え、反射手段によって第1の光電変換手段
の実質的な受光面積が増加するため、受光可能な光の方
向が拡大し、光源の位置検出可能な範囲が拡大されると
いう効果がある。
デバイスが、対象物からの反射光を反射する反射手段
と、反射光を遮光する遮光手段と、少なくとも1つの第
1の光電変換手段を有し、第1の光電変換手段が、反射
手段または遮光手段の少なくとも1つの手段により対象
物の位置に応じて反射光の一部が反射または遮光される
位置に設置されることから、請求項1に記載の発明と同
様の効果に加え、反射手段によって第1の光電変換手段
の実質的な受光面積が増加するため、受光可能な光の方
向が拡大し、光源の位置検出可能な範囲が拡大されると
いう効果がある。
【0136】請求項4に記載の発明によれば、位置検出
デバイスが、少なくとも1つの第2の光電変換手段を有
し、第2の光電変換手段が、反射手段および遮光手段に
より反射光が遮光および反射されることのない位置に設
置されることから、請求項2に記載の発明と同様の効果
がある。
デバイスが、少なくとも1つの第2の光電変換手段を有
し、第2の光電変換手段が、反射手段および遮光手段に
より反射光が遮光および反射されることのない位置に設
置されることから、請求項2に記載の発明と同様の効果
がある。
【0137】請求項5に記載の発明によれば、光を照射
する光源を有することから、あらかじめ光源と位置検出
デバイスの位置関係が定まるため、位置検出装置の設置
場所を決めることが容易であるという効果がある。請求
項6に記載の発明によれば、反射光の光電変換出力に基
づいて対象物の位置を演算する位置演算手段を有するこ
とから、容易に位置を検出することができるという効果
がある。請求項7に記載の発明によれば、対象物の少な
くとも一部に反射領域が設けられ、反射領域で反射され
る反射光を少なくとも1つの位置検出デバイスで検出す
ることから、対象物から反射光を容易に得ることができ
るという効果がある。
する光源を有することから、あらかじめ光源と位置検出
デバイスの位置関係が定まるため、位置検出装置の設置
場所を決めることが容易であるという効果がある。請求
項6に記載の発明によれば、反射光の光電変換出力に基
づいて対象物の位置を演算する位置演算手段を有するこ
とから、容易に位置を検出することができるという効果
がある。請求項7に記載の発明によれば、対象物の少な
くとも一部に反射領域が設けられ、反射領域で反射され
る反射光を少なくとも1つの位置検出デバイスで検出す
ることから、対象物から反射光を容易に得ることができ
るという効果がある。
【0138】請求項8に記載の発明によれば、対象物が
感光体であり、電子写真記録機構における位置検出装置
であることから、感光体の回転位置を容易に検出できる
という効果がある。請求項9に記載の発明によれば、対
象物がレンズまたはレンズ支持体であり、レンズ移動機
構における位置検出装置であることから、レンズまたは
レンズ支持体の位置を容易に検出できるという効果があ
る。請求項10に記載の発明によれば、対象物が透明基
板であり、透明基板の片面側に反射領域が設けられ、透
明基板の他面側に少なくとも1つの位置検出デバイスが
設けられることから、反射領域に対し透明基板をはさん
だ場所において透明基板の位置を容易に検出できるとい
う効果がある。
感光体であり、電子写真記録機構における位置検出装置
であることから、感光体の回転位置を容易に検出できる
という効果がある。請求項9に記載の発明によれば、対
象物がレンズまたはレンズ支持体であり、レンズ移動機
構における位置検出装置であることから、レンズまたは
レンズ支持体の位置を容易に検出できるという効果があ
る。請求項10に記載の発明によれば、対象物が透明基
板であり、透明基板の片面側に反射領域が設けられ、透
明基板の他面側に少なくとも1つの位置検出デバイスが
設けられることから、反射領域に対し透明基板をはさん
だ場所において透明基板の位置を容易に検出できるとい
う効果がある。
【0139】請求項11に記載の発明によれば、対象物
自体の表面が反射表面であり、反射表面で反射される反
射光を少なくとも1つの位置検出デバイスで検出するこ
とから、付加的に反射板,反射塗料,メッキ等を用いる
ことなく対象物自体の特徴を利用して反射領域を設ける
ことができるという効果がある。請求項12に記載の発
明によれば、対象物は反射表面を有する紙であり、紙の
位置検出装置であることから、紙の位置を容易に検出で
きるという効果がある。
自体の表面が反射表面であり、反射表面で反射される反
射光を少なくとも1つの位置検出デバイスで検出するこ
とから、付加的に反射板,反射塗料,メッキ等を用いる
ことなく対象物自体の特徴を利用して反射領域を設ける
ことができるという効果がある。請求項12に記載の発
明によれば、対象物は反射表面を有する紙であり、紙の
位置検出装置であることから、紙の位置を容易に検出で
きるという効果がある。
【0140】請求項13に記載の発明によれば、対象物
の複数の領域を光源で順次照射する照射手段を有し、順
次の照射に同期して複数の領域の位置検出出力を得るこ
とから、複数の領域の位置を容易に検出できるという効
果がある。請求項14に記載の発明によれば、光源が対
象物の複数の領域を領域ごとに照射光の特性を異ならせ
て照射するものであり、反射光の特性に基づいて複数の
領域の位置検出出力を得ることから、複数の領域の位置
を容易に検出できるという効果がある。
の複数の領域を光源で順次照射する照射手段を有し、順
次の照射に同期して複数の領域の位置検出出力を得るこ
とから、複数の領域の位置を容易に検出できるという効
果がある。請求項14に記載の発明によれば、光源が対
象物の複数の領域を領域ごとに照射光の特性を異ならせ
て照射するものであり、反射光の特性に基づいて複数の
領域の位置検出出力を得ることから、複数の領域の位置
を容易に検出できるという効果がある。
【0141】請求項15に記載の発明によれば、請求項
1ないし14のいずれか1項に記載の位置検出装置と、
この位置検出装置の出力に基づいて対象物の速度,加速
度,角速度等の位置変化量を演算する位置変化演算手段
を有することから、対象物の位置変化量を容易に検出す
ることができるという効果がある。
1ないし14のいずれか1項に記載の位置検出装置と、
この位置検出装置の出力に基づいて対象物の速度,加速
度,角速度等の位置変化量を演算する位置変化演算手段
を有することから、対象物の位置変化量を容易に検出す
ることができるという効果がある。
【図1】 拡散光を反射領域に照射するものにおいて、
光源、対象物の反射領域、光電変換素子の位置関係を示
す概要説明図である。
光源、対象物の反射領域、光電変換素子の位置関係を示
す概要説明図である。
【図2】 細い光束を反射領域に照射するものにおい
て、光源、対象物の反射領域、光電変換素子の位置関係
を示す概要説明図である。
て、光源、対象物の反射領域、光電変換素子の位置関係
を示す概要説明図である。
【図3】 対象物に複数の反射領域があるものにおい
て、光源、対象物の反射領域、光電変換素子の位置関係
を示す概要説明図である。
て、光源、対象物の反射領域、光電変換素子の位置関係
を示す概要説明図である。
【図4】 位置検出デバイスの第1の基本構成の平面図
である。
である。
【図5】 図4のx−y平面の断面図および光源と各部
の位置関係を示す説明図である。
の位置関係を示す説明図である。
【図6】 図4のx−z平面の断面図および光源と各部
の位置関係を示す説明図である。
の位置関係を示す説明図である。
【図7】 位置検出デバイスの第2の基本構成の説明図
である。
である。
【図8】 図7の位置C−C’における部分断面図およ
び等価な部分断面図である。
び等価な部分断面図である。
【図9】 図4に示した第1の基本構成の第1の変形例
を説明する平面図である。
を説明する平面図である。
【図10】 図4に示した第1の基本構成の第2の変形
例を説明する平面図である。
例を説明する平面図である。
【図11】 図4に示した第1の基本構成において、第
1の光電変換素子と遮光板の距離を変化させた場合の説
明図である。
1の光電変換素子と遮光板の距離を変化させた場合の説
明図である。
【図12】 本発明の第1の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図13】 本発明の第2の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図14】 本発明の第3の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図15】 本発明の第4の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図16】 本発明の第5の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図17】 本発明の第6の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図18】 本発明の第7の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図19】 本発明の第8の実施の形態の説明図であ
る。
る。
【図20】 本発明の第9の実施の形態の説明図であ
る。
る。
1,5,7,18…光源、2,6,8…反射領域、3…
位置検出デバイス、4…小孔、11〜13…第1の光電
変換素子、14…第2の光電変換素子、15〜17,3
1…遮光板、21〜23…反射兼遮光板、41…支持
棒、43…圧電素子、51…感光ドラム、52…回転
軸、61…対象物である基板、63…検査用プローブ、
64…ワイヤボンディング用プローブ、71…透明基
板、74…ステッパのステージ、82,84…レンズ、
91…リング状パイプ、101…紙、111…レーザ光
源、112…反射面を有する対象物体。
位置検出デバイス、4…小孔、11〜13…第1の光電
変換素子、14…第2の光電変換素子、15〜17,3
1…遮光板、21〜23…反射兼遮光板、41…支持
棒、43…圧電素子、51…感光ドラム、52…回転
軸、61…対象物である基板、63…検査用プローブ、
64…ワイヤボンディング用プローブ、71…透明基
板、74…ステッパのステージ、82,84…レンズ、
91…リング状パイプ、101…紙、111…レーザ光
源、112…反射面を有する対象物体。
Claims (15)
- 【請求項1】 光の照射を受ける対象物の位置を該対象
物からの反射光を少なくとも1つの位置検出デバイスで
検出する位置検出装置において、前記位置検出デバイス
は、前記対象物からの反射光を遮光する遮光手段と、少
なくとも1つの第1の光電変換手段を有し、第1の光電
変換手段は、前記遮光手段により前記対象物の位置に応
じて前記反射光の一部が遮光される位置に設置されるこ
とを特徴とする位置検出装置。 - 【請求項2】 前記位置検出デバイスは、少なくとも1
つの第2の光電変換手段を有し、第2の光電変換手段
は、前記遮光手段により前記反射光が遮光されることの
ない位置に設置されることを特徴とする請求項1に記載
の位置検出装置。 - 【請求項3】 光の照射を受ける対象物の位置を該対象
物からの反射光を少なくとも1つの位置検出デバイスで
検出する位置検出装置において、前記位置検出デバイス
は、対象物からの反射光を反射する反射手段と、前記反
射光を遮光する遮光手段と、少なくとも1つの第1の光
電変換手段を有し、第1の光電変換手段は、前記反射手
段または前記遮光手段の少なくとも1つの手段により前
記対象物の位置に応じて前記反射光の一部が反射または
遮光される位置に設置されることを特徴とする位置検出
装置。 - 【請求項4】 前記位置検出デバイスは、少なくとも1
つの第2の光電変換手段を有し、第2の光電変換手段
は、前記反射手段および前記遮光手段により前記反射光
が遮光および反射されることのない位置に設置されるこ
とを特徴とする請求項3に記載の位置検出装置。 - 【請求項5】 前記光を照射する光源を有することを特
徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の位置
検出装置。 - 【請求項6】 前記反射光の光電変換出力に基づいて前
記対象物の位置を演算する位置演算手段を有することを
特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の位
置検出装置。 - 【請求項7】 前記対象物の少なくとも一部に反射領域
が設けられ、該反射領域で反射される反射光を前記少な
くとも1つの位置検出デバイスで検出することを特徴と
する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の位置検出
装置。 - 【請求項8】 前記対象物は感光体であり、電子写真記
録機構における位置検出装置であることを特徴とする請
求項7に記載の位置検出装置。 - 【請求項9】 前記対象物はレンズまたはレンズ支持体
であり、レンズ移動機構における位置検出装置であるこ
とを特徴とする請求項7に記載の位置検出装置。 - 【請求項10】 前記対象物は透明基板であり、前記透
明基板の片面側に前記反射領域が設けられ、前記透明基
板の他面側に前記少なくとも1つの位置検出デバイスが
設けられることを特徴とする請求項7に記載の位置検出
装置。 - 【請求項11】 前記対象物自体の表面が反射表面であ
り、該反射表面で反射される反射光を前記少なくとも1
つの位置検出デバイスで検出することを特徴とする請求
項1ないし6のいずれか1項に記載の位置検出装置。 - 【請求項12】 前記対象物は反射表面を有する紙であ
り、紙の位置検出装置であることを特徴とする請求項1
1に記載の位置検出装置。 - 【請求項13】 前記対象物の複数の領域を前記光源で
順次照射する照射手段を有し、順次の照射に同期して前
記複数の領域の位置検出出力を得ることを特徴とする請
求項5または6に記載の位置検出装置。 - 【請求項14】 前記光源は前記対象物の複数の領域を
前記領域ごとに照射光の特性を異ならせて照射するもの
であり、前記反射光の特性に基づいて前記複数の領域の
位置検出出力を得ることを特徴とする請求項5または6
に記載の位置検出装置。 - 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれか1項に
記載の位置検出装置と、前記位置検出装置の出力に基づ
いて前記対象物の速度,加速度,角速度等の位置変化量
を演算する位置変化演算手段を有することを特徴とする
位置変化検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3856096A JPH09229615A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 位置検出装置および位置変化検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3856096A JPH09229615A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 位置検出装置および位置変化検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229615A true JPH09229615A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12528691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3856096A Pending JPH09229615A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 位置検出装置および位置変化検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229615A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000284686A (ja) * | 1999-03-30 | 2000-10-13 | Toyota Motor Corp | 撮影画像マッチング方法、その方法を利用した地図更新装置および更新方法 |
| JP2003031991A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路基板加工機の回路基板検出方法及び回路基板検出装置 |
| WO2017039170A1 (ko) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | (주)이오테크닉스 | 물체의 두께 또는 높이 변화를 측정하는 장치 및 방법 |
| CN109253697A (zh) * | 2017-07-13 | 2019-01-22 | 台濠科技股份有限公司 | 光学尺读头的感测晶片结构 |
| CN116294986A (zh) * | 2022-10-12 | 2023-06-23 | 唐山不锈钢有限责任公司 | 一种高炉槽上料车定位系统及方法 |
| CN119683304A (zh) * | 2024-12-20 | 2025-03-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 运餐模块及膳食柜 |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP3856096A patent/JPH09229615A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2003031991A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路基板加工機の回路基板検出方法及び回路基板検出装置 |
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