JPH09230559A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH09230559A
JPH09230559A JP8032450A JP3245096A JPH09230559A JP H09230559 A JPH09230559 A JP H09230559A JP 8032450 A JP8032450 A JP 8032450A JP 3245096 A JP3245096 A JP 3245096A JP H09230559 A JPH09230559 A JP H09230559A
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JP
Japan
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roller pair
photosensitive material
cover lid
rack
processing
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Application number
JP8032450A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Endo
育宏 遠藤
Atsushi Ikeda
淳 池田
Yoshie Nozawa
良衛 野沢
Takero Yamamoto
健朗 山本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 覆い蓋の通過孔の開口面積が小さくても感光
材料を覆い蓋に接触させることなく通過させて、覆い蓋
との接触に起因する傷や現像ムラの発生を防止すること
ができ、通過孔の開口面積を低減化して通過孔を通して
の処理液の大気との接触を極力抑制する。 【解決手段】 フィルムが現像槽10の上部へ側方から
搬送され、ガイド部26で下方へ屈曲され、案内ローラ
対28で下方へ搬送され、覆い蓋64の通過孔66を通
って現像液中に入り、案内ローラ対28の下方に位置す
る第1の液中ローラ対30、それに続く他の液中ローラ
対32、34を経て、現像液中に浸漬されて搬送され
る。覆い蓋64は、液中ローラ対30、32、34を支
持した現像ラック18に固定されて、現像液との接触を
保つ。通過孔66においてフィルムの通過姿勢は常に一
定で、フィルムは同一平面内に保たれたまま通過孔66
を通過する。フィルムの通過位置が安定化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を処理槽
内の処理液中に浸漬して処理する感光材料処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】感光材
料処理装置、例えば、X−レイ用感光材料のような写真
感光材料を現像する自動現像機では、感光材料としての
フィルムが現像液、定着液、水洗水の各処理液で処理さ
れる。現像液、定着液、水洗水は現像槽、定着槽、水洗
槽の各処理槽に溜められており、フィルムは、現像槽、
定着槽、水洗槽の順に、配置された各槽内の処理液中に
浸漬されて搬送される。
【0003】図2に示すように、現像槽112について
見れば、従来は、フィルム(フィルムの搬送路100を
一点鎖線で図示する)が挿入ローラ対102を構成する
ローラ間へ向けて略水平(矢印INの向き)方向に挿入
され、挿入ローラ対102の出口側に対向位置するガイ
ド部104で下方へ方向を変えて案内されて、処理液中
に入るようにされる。処理液中には、3対の液中ローラ
対106、108、110が配置され、処理液中を下方
へ向けて案内されたフィルムは、第1、第2、第3の各
液中ローラ対106、108、110を順に経て処理液
中をU字型に搬送される。
【0004】ところで、現像液は、空気中の酸素によっ
て酸化されて劣化を生じ、また、蒸発によって液量が減
る。
【0005】そこで、現像槽112には、現像液面(液
面の高さ位置をHLで図示する)に覆い蓋114が配置
される。覆い蓋114としては、処理液を補充して液面
の高さを維持することにより常に現像液との接触を保
ち、現像液面との間の空気層をなくして現像液と大気と
の接触を断つようにした固定蓋や、現像液面に浮かせ、
液面の変位に応じて上下し、常に現像液との接触を保た
せることにより現像液と大気との接触を断つようにした
浮き蓋が用いられる。
【0006】さて、覆い蓋114には、フィルムを現像
液外から現像液中へ導入するため、及び、現像液中から
現像液外への排出を許容するために、通過孔116、1
18が形成される。その通過孔116、118は、現像
液の液面と大気との接触を断つように、できるだけ開口
面積を小さくするのがよい。
【0007】しかし、次のような問題がある。すなわ
ち、フィルムを現像液外から現像液中へ導入するための
通過孔116について見ると、フィルムが挿入ローラ1
02と第1の液中ローラ対106との間で搬送方向を変
えながら案内されるので、通過孔116におけるフィル
ムの通過姿勢が大きな通過スペースを要求するととも
に、フィルムの通過位置が安定を欠く。例えば、シート
状フィルムは、フィルムの前後端とその他の箇所とでは
軌跡が異なることが考えられる。開口面積をあまり小さ
くする(狭くする)と、フィルムが通過孔116の口縁
で覆い蓋114と接触することが予想され、これは、現
像ムラや傷の発生の原因となる。従って、通過孔116
の開口面積を低減するにも限界がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、覆い蓋の通過
孔の開口面積が小さくても感光材料を覆い蓋に接触させ
ることなく通過させて、覆い蓋との接触に起因する傷や
現像ムラの発生を防止することができ、通過孔の開口面
積を低減化して通過孔を通しての処理液の大気との接触
を極力抑制する感光材料処理装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の感光材料処理装置は、処理液表面に接するように配置
されて処理液と大気との接触を小さくするための覆い蓋
を有し、感光材料を処理槽内の処理液中に浸漬して処理
する感光材料処理装置において、前記覆い蓋の上方に配
置され、感光材料を下方に挟持搬送する案内ローラ対
と、前記案内ローラ対によって挟持搬送される感光材料
の通過を許容するように前記覆い蓋に設けられた連通孔
を介して前記案内ローラ対から感光材料を受け取って挟
持搬送するために前記覆い蓋の下方に配置された液中ロ
ーラ対と、を備え、前記案内ローラ対と前記液中ローラ
対とを、これらのローラ対により挟持される感光材料の
搬送経路が前記連通孔を通る同一の平面上にあるように
配置したことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明の感光材料処理装
置は、請求項1の構成において、前記液中ローラ対が処
理槽内の処理液中に位置するように処理ラックに支持さ
れ、前記案内ローラ対が処理ラックとは別体であって感
光材料を処理液外で案内するガイドを備えたラックに支
持されていることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の本発明の感光材料処理装
置は、請求項1又は2の構成において、前記覆い蓋が液
中ローラ対を支持する処理ラックに固定されていること
を特徴とする。
【0012】上記構成によれば、感光材料は覆い蓋の上
方に配置された案内ローラ対で下方の液中ローラ対へ向
かって搬送され、覆い蓋の通過孔を通って処理液中に入
る。処理液中に入った感光材料は、液中ローラ対に挟持
され、これに続く他の液中ローラ対を含む複数の液中ロ
ーラ対で処理液中に浸漬されて搬送される。これによ
り、感光材料の処理がなされる。
【0013】覆い蓋は、処理液の表面の略全面に接触す
ることにより処理液が大気と接触する機会を低減し、処
理液が空気中の酸素によって酸化されて生ずる劣化や、
蒸発によって生ずる液量の減少を低減させる。覆い蓋と
しては、液面の変位に応じて上下して現像液との接触を
保つようにした浮き蓋が可能であり、また、請求項3に
あるように、液中ローラ対を支持した処理ラックの液面
相当部分に固定された固定蓋も可能である。固定蓋の場
合には、覆い蓋を処理液面の変位に応じて上下させるの
ではなく、処理液の液面を維持するように処理液を適宜
補充することにより覆い蓋と現像液との接触を保つ。
【0014】感光材料は、案内ローラ対によって送られ
て覆い蓋の通過孔を通過して液中ローラ対で受け取られ
る間、搬送方向を変えないで搬送され、通過孔における
感光材料の通過姿勢は平らな状態であり、しかも、感光
材料はこの面に沿って搬送される(フィルムはこの表面
に直交する方向に偏倚することがない)ので、感光材料
の通過位置が安定化し、通過孔の幅は感光材料の厚さ方
向のブレを許容する程度の小さいものでよい。
【0015】従って、覆い蓋の通過孔の開口面積を小さ
くしても感光材料を覆い蓋に接触させることなく通過さ
せることができ、しかも、覆い蓋との接触に起因する現
像ムラの発生を防止することができる。そして、通過孔
の開口面積を低減化して通過孔を通しての処理液と大気
との接触を極力抑制することができる。
【0016】請求項2にあるように、液中ローラ対が処
理ラックに支持され、案内ローラが、処理ラックとは別
体のラックに支持される構成とすることによって、処理
ラック、別体のラックを処理槽に取り付ける際に、ある
いは、処理装置が稼働中に処理液が飛び散って案内ロー
ラ対のローラを汚したときの清掃を別体のラックだけを
取り外して容易に行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る感光材料処理
装置の一の実施の形態を図1に基づき説明する。
【0018】図1に示すように、感光材料処理装置とし
て、例えばX−レイ用感光材料のような写真感光材料
(以下フィルムという)を現像する自動現像機では、現
像槽10、定着槽12、水洗槽14の各処理槽を備え
る。現像槽10、定着槽12、水洗槽14はこの順に自
動現像機に設けられ、各処理槽内にはそれぞれ、現像
液、定着液、水洗水の各処理液が溜められている。感光
材料としてのフィルム(感光材料の搬送路16を鎖線で
示す)は、現像槽10、定着槽12、水洗槽12をこの
順に経て各処理液を通過することにより現像処理、定着
処理及び水洗処理される。この後、フィルムは、図示し
ない乾燥部を通って乾燥され、乾燥後に装置外へ排出さ
れる。
【0019】具体的には、現像槽10には、現像ラック
18と挿入ラック22とが配置されている。
【0020】挿入ラック22には、挿入ローラ対24及
び案内ローラ対28が支持され、円弧状のガイド部26
が形成されている。挿入ローラ対24、ガイド部26及
び案内ローラ対28は挿入ラック22を現像槽10に配
置したときに現像液外に位置する。挿入ローラ対24
は、フィルムを、現像槽10外の左側の側方から現像槽
10の上部へ、矢印INの向きに略水平に搬送する。ガ
イド部26は、挿入ローラ対24の出口側と対向する位
置に配置され、挿入ローラ対24によって略水平方向に
搬送されるフィルムを円弧状の搬送路に沿って下方へ向
きを変えるように搬送方向を変える。案内ローラ対24
は、ガイド部26の下方に位置し、ガイド部26によっ
て下方へ向きを変えて送られるフィルムを受け取って更
に下方へ搬送する。
【0021】現像ラック18には、3対の液中ローラ対
30、32、34が液中において支持されている。液中
ローラ対30、32、34は、案内ローラ対28の下方
に位置して案内ローラ対24により搬送されるフィルム
を受け取って更に下方へ案内する第1の液中ローラ対3
0と、現像槽10の底中央に位置する第2のローラ対3
2と、第2のローラ対32を介して第1の液中ローラ対
30と反対側に位置する第3ローラ対34とで構成され
ている。現像ラック18にはまた、第1の液中ローラ対
30と第2のローラ対32との間及び、第2のローラ対
32と第3ローラ対34との間とにそれぞれ円弧状ガイ
ド面を持つガイド部36が形成されている。案内ローラ
対28で搬送されて現像液中に入ったフィルムが、第1
の液中ローラ対30、第2の液中ローラ対32、第3の
液中ローラ対34をこの順に経て、ガイド部36によっ
て搬送方向を変え、現像液中に浸漬されてU字型に搬送
される。
【0022】なお、第1の液中ローラ対30の対向する
2つのローラの共通接線を含む面と、案内ローラ対28
の対向する2つのローラの共通接線を含む面とが同一の
面となるように、本実施の形態においては、案内ローラ
対28及び第1の液中ローラ対30は略水平に配置され
ている。
【0023】排出ローラ対38は、現像ラック18の上
部ラック部20に支持され、第3の液中ローラ対34の
上方に位置する。
【0024】定着槽12、水洗槽14にも、定着ラック
40、水洗ラック42がそれぞれ配置され、それらは、
現像槽10の現像ラック18と同様に3対の液中ローラ
対30、32、34と2つのガイド部36を備える。定
着槽12の定着ラック40の上部ラック部44には、定
着ラック40の第1の液中ローラ対30の上方に位置す
る挿入ローラ対48と、定着ラック40の第3の液中ロ
ーラ対34の上方に位置する排出ローラ対50とがそれ
ぞれ支持されている。水洗槽14の水洗ラック42の上
部ラック部46には、定着槽12の上部ラック部44と
同様に、水洗ラック42の第1の液中ローラ対30の上
方に位置する挿入ローラ対48が支持される。
【0025】また、現像槽10の現像ラック18の上部
ラック部20と定着槽12の定着ラック40の上部ラッ
ク部44との間には槽間ラック52が掛け渡されるとと
もに、定着槽12の定着ラック40の上部ラック部44
と水洗槽14の水洗ラック42の上部ラック部46との
間には槽間ラック54が掛け渡されている。槽間ラック
52、54にはそれぞれガイド部56が形成されてい
る。槽間ラック52のガイド部56には、現像槽10の
排出ローラ対38の出口側から、定着槽14の挿入ロー
ラ対48の入口側に渡って円弧状の案内面が形成され、
フィルムが排出ローラ対38から挿入ローラ対48に向
けて倒立U字型に反転されて現像槽10から定着槽12
へ案内されるようになっている。槽間ラック54のガイ
ド部56にも、槽間ラック52のガイド部56と同様
に、定着槽12の排出ローラ対50の出口側から、水洗
槽14の挿入ローラ対48の入口側に渡って円弧状の案
内面が形成され、フィルムが排出ローラ対50から挿入
ローラ対48に向けて倒立U字型に反転されて定着槽1
2から水洗槽14へ案内されるようになっている。
【0026】更に、水洗槽14には、水洗ラック42の
上部ラック部46の下流側に排出ラック58が配置され
ている。排出ラック58には、排出ローラ対60が支持
されるとともに、水洗ラック42の第3の液中ローラ対
34と排出ローラ対60との間に渡って円弧状の案内面
を持つガイド部62が形成されている。液中ローラ対3
4によって上方へ搬送駆動されるフィルムは、そのガイ
ド部62の案内面により水平方向に向きを変え、排出ロ
ーラ対60によって水洗槽14外へ排出される。
【0027】ここで、現像槽10の現像ラック18の上
部ラック部20の下部には、現像液面(液面の高さ位置
をHLで図示する)をその厚さの中に含み現像液の液面
を覆うように覆い蓋64が固定される。すなわち、現像
液面が蒸発や補充等により上下しても覆い蓋64に接し
ている状態を保つように液面の上下を覆い蓋64の厚さ
の中に吸収するのが好ましい。覆い蓋64には、通過孔
66がスリット状に形成されている。通過孔66は、案
内ローラ対28と第1の液中ローラ対30との間に位置
し、通過孔66を介してフィルムが現像液外から現像液
中へと搬送される。
【0028】なお、覆い蓋64には、第3の液中ローラ
対34と排出ローラ対38との間に位置して現像液中か
ら現像液外へのフィルムの搬送を許容するスリット状の
通過孔72が形成されている。
【0029】なお、排出ローラ対38は、対向する2つ
のローラの対向方向が水平ではなく定着槽12の側のロ
ーラが低位となるように傾斜させて配置されている。そ
の低位側のローラの下の覆い蓋64には、そのローラを
クリアするような樋型の溝が形成されており、この溝の
底と現像槽10内の現像液と連通する連通孔70が形成
され、現像槽10内の現像液の液面がこの溝の中にも現
れるのでそのローラは現像液と接触している。
【0030】定着槽12の定着ラック40の上部ラック
部44の下部、水洗槽14の水洗ラック42の上部ラッ
ク部46の下部にも覆い蓋が固定され、これらの覆い蓋
にも、フィルムの処理液外から処理液中へ、及び、処理
液中から処理液外への通過を許容する通過孔が形成され
ている。
【0031】上記構成によれば、フィルムが現像槽10
の上部へ側方から搬送され、ガイド部26で下方へと搬
送方向を変えられる。下方へ案内されたフィルムは、案
内ローラ対28で下方へ搬送され、覆い蓋64の通過孔
66を通って現像液中に入る。現像液中に入ったフィル
ムは、第1の液中ローラ対30、それに続く第2の液中
ローラ対32、第3の液中ローラ対34を経て、現像液
中に浸漬されて搬送される。現像液中を搬送中に、フィ
ルムが現像される。液中ローラ対30、32、34で現
像液中に浸漬されて搬送されたフィルムは、排出ローラ
対38で現像槽10外へ排出されて定着槽12へ移送さ
れる。定着槽12では、液中ローラ対30、32、34
で定着液中に浸漬されて搬送され、排出ローラ50で定
着槽から水洗槽へ移送され、水洗槽14では、液中ロー
ラ対30、32、34で水洗水中に浸漬されて搬送さ
れ、水洗槽14から排出される。
【0032】現像槽10の覆い蓋64は、現像液の表面
を覆ってこれと接触した状態を保つことにより現像液の
大気との接触を低減し、現像液が空気中の酸素によって
酸化されて生ずる劣化や、蒸発によって生ずる液量の減
少を低減させる。覆い蓋64としては、液面の変位に応
じて上下して現像液との接触を保つようにした浮き蓋も
可能であるが、液面の上下で通過孔の位置が変動しフィ
ルムが通過するときに浮き蓋に接触して現像ムラを発生
させることが考えられる。従って、本実施の形態の覆い
蓋64のように、排出ローラ対38を支持した現像ラッ
ク40の上部ラック部20の下部に覆い蓋64を固定す
るのが好ましい。固定蓋の場合には、現像液の補充によ
って液面の高さを維持して、覆い蓋64と現像液との接
触を保つ。
【0033】フィルムは、挿入ローラ対24と案内ロー
ラ対28との間で搬送方向を変更するように案内され、
フィルムを下方に搬送する水平に配置された案内ローラ
対28によって覆い蓋64の通過孔66へ挿入されて通
過孔66を通過し、水平に配置された液中ローラ対30
がそれを受け取って現像液中に引き込む。これによっ
て、通過孔66におけるフィルムの通過姿勢は常に一定
で、フィルムは、同一平面内に保たれたまま通過孔66
を通過する。また、フィルムの通過位置が安定する。従
って、通過孔66の幅を小さくすることができる。
【0034】その結果、覆い蓋64の通過孔66の開口
面積が小さくてもフィルムを覆い蓋64に接触させるこ
となく通過させて、接触に起因する現像ムラの発生を防
止することができ、通過孔66の開口面積を低減化して
通過孔66を通しての現像液の大気との接触を極力抑制
することができる。現像槽10から排出されるフィルム
が覆い蓋64の通過孔72を通過するときに覆い蓋64
に接触しても影響は小さいため、第3の液中ローラ対3
4と排出ローラ対38とは平行にしていない。
【0035】なお、第1液中ローラ対30のローラ径と
して案内ローラ対28のローラ径より大きいものを使用
している。例えば、ローラ周速度を伝達ギヤの歯数で増
速し同一の速度としているが、以下のような構成にして
もよい。すなわち、第1液中ローラ対30と案内ローラ
対28との周速度を前者が後者より大となるようにし
て、案内ローラ対28と第1液中ローラ対30との間で
フィルムを緊張させる。これにより、フィルムは、弛む
ことなく、通過孔66を真っ直ぐに搬送され、通過孔6
6におけるフィルムの通過姿勢が一層に適正化され、ま
た、フィルムの通過位置が一層に安定化させる。
【0036】また、液中ローラ対30、32、34が現
像ラック18に支持され、案内ローラ対28が、現像ラ
ック18とは別体の挿入ラック22に支持されているの
で、現像ラック18、挿入ラック22のセット時の液は
ねや、案内ローラ対28のローラの汚れに対する清掃
が、挿入ラック22を取り外すことにより可能となるの
で、その作業が容易となる。
【0037】本発明の感光材料処理装置が、X−レイ用
感光材料のような写真感光材料を現像する自動現像機に
限定されないのは勿論のことである。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の感光材
料処理装置では、覆い蓋の通過孔の開口面積が小さくて
も感光材料を覆い蓋に接触させることなく通過させて、
覆い蓋との接触に起因する傷や現像ムラの発生を防止す
ることができ、通過孔の開口面積を低減化して通過孔を
通しての処理液の大気との接触を極力抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る感光材料処理装
置を示す縦断面図である。
【図2】従来の感光材料処理装置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 処理槽 16 フィルム(感光材料)の搬送路 18 現像ラック(処理ラック) 20 現像槽の現像ラックの上部ラック部 22 挿入ラック 24 挿入ローラ対 26 ガイド部(ガイド) 28 案内ローラ対 30 第1の液中ローラ対(液中ローラ対) 32 第2の液中ローラ対(他の液中ローラ対(液中ロ
ーラ対)) 34 第3の液中ローラ対(他の液中ローラ対(液中ロ
ーラ対)) 64 覆い蓋 66 通過孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 健朗 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液表面に接するように配置されて処
    理液と大気との接触を小さくするための覆い蓋を有し、
    感光材料を処理槽内の処理液中に浸漬して処理する感光
    材料処理装置において、 前記覆い蓋の上方に配置され、感光材料を下方に挟持搬
    送する案内ローラ対と、 前記案内ローラ対によって挟持搬送される感光材料の通
    過を許容するように前記覆い蓋に設けられた連通孔を介
    して前記案内ローラ対から感光材料を受け取って挟持搬
    送するために前記覆い蓋の下方に配置された液中ローラ
    対と、を備え、 前記案内ローラ対と前記液中ローラ対とを、これらのロ
    ーラ対により挟持される感光材料の搬送経路が前記連通
    孔を通る同一の平面上にあるように配置したことを特徴
    とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記液中ローラ対が処理槽内の処理液中
    に位置するように処理ラックに支持され、前記案内ロー
    ラ対が処理ラックとは別体であって感光材料を処理液外
    で案内するガイドを備えたラックに支持されていること
    を特徴とする請求項1に記載の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記覆い蓋が液中ローラ対を支持する処
    理ラックに固定されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の感光材料処理装置。
JP8032450A 1996-02-20 1996-02-20 感光材料処理装置 Pending JPH09230559A (ja)

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