JPH09230869A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPH09230869A JPH09230869A JP8061863A JP6186396A JPH09230869A JP H09230869 A JPH09230869 A JP H09230869A JP 8061863 A JP8061863 A JP 8061863A JP 6186396 A JP6186396 A JP 6186396A JP H09230869 A JPH09230869 A JP H09230869A
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- Japan
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- filter
- changed
- musical instrument
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音量を変えたときに聴感上の周波数特性が変
化して音色が不自然に変わって聞えてしまう不都合を防
止する。 【解決手段】 電子楽器のボリュームなどで設定した音
量設定情報に基いて、その音量に最適なフィルタ特性を
実現するためのフィルタ係数情報を発生し、フィルタ2
にセットするフィルタ係数情報発生手段4を設け、楽音
信号発生部1の複数の同時発音チャンネルの出力を加算
器3で加算し、その加算出力であるディジタル楽音信号
を音量の設定に応答して特性が変更されるフィルタ2を
介して出力することにより、音量に対応する等ラウドネ
ス曲線に沿った最適な周波数特性を楽音信号に与えるこ
とができるようにして、音量を変えたときの耳の聴感特
性による影響を軽減できるようにする。
化して音色が不自然に変わって聞えてしまう不都合を防
止する。 【解決手段】 電子楽器のボリュームなどで設定した音
量設定情報に基いて、その音量に最適なフィルタ特性を
実現するためのフィルタ係数情報を発生し、フィルタ2
にセットするフィルタ係数情報発生手段4を設け、楽音
信号発生部1の複数の同時発音チャンネルの出力を加算
器3で加算し、その加算出力であるディジタル楽音信号
を音量の設定に応答して特性が変更されるフィルタ2を
介して出力することにより、音量に対応する等ラウドネ
ス曲線に沿った最適な周波数特性を楽音信号に与えるこ
とができるようにして、音量を変えたときの耳の聴感特
性による影響を軽減できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラウドネス機能を
有する電子楽器に関する。
有する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子楽器は通常、音量を設定するための
つまみ又はスイッチを有している。このつまみやスイッ
チを操作することで、電子楽器の総合の音量を調整する
ことができる。ここで言う音量とは、鍵盤を強く弾くと
大きな音になり、弱く弾くと小さな音になるような、演
奏による音量の変化ではなく、発生した楽音信号をどの
位の大きさで放音するかを設定するいわゆる「ボリュー
ム」のことである。これにより、電子楽器を使用する際
に、その時刻や場所などに応じて適切な音量で演奏する
ことができる。
つまみ又はスイッチを有している。このつまみやスイッ
チを操作することで、電子楽器の総合の音量を調整する
ことができる。ここで言う音量とは、鍵盤を強く弾くと
大きな音になり、弱く弾くと小さな音になるような、演
奏による音量の変化ではなく、発生した楽音信号をどの
位の大きさで放音するかを設定するいわゆる「ボリュー
ム」のことである。これにより、電子楽器を使用する際
に、その時刻や場所などに応じて適切な音量で演奏する
ことができる。
【0003】なお、最近は、この音量制御をディジタル
で行う電子楽器も実現されている。アナログの場合は、
楽音信号発生器から出力されて増幅器に入力される信号
を可変抵抗器で制御しているが、ディジタルの場合は、
楽音信号発生器に音量制御信号を送って、発生する楽音
の振幅を制御している。
で行う電子楽器も実現されている。アナログの場合は、
楽音信号発生器から出力されて増幅器に入力される信号
を可変抵抗器で制御しているが、ディジタルの場合は、
楽音信号発生器に音量制御信号を送って、発生する楽音
の振幅を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人間の耳
は、音の大きさによって聴感上の周波数特性が異なるこ
とが知られている。人間の耳は、3KHz〜4KHz付
近が最も感度がよく、それより低い周波数や高い周波数
は感度が低くなる。特に、100Hz以下の低い周波数
はかなり感度が低いため、小音量時には低音成分がほと
んど聞えなくなる。この特性は、一般にFletcherの等ラ
ウドネス曲線として知られている。
は、音の大きさによって聴感上の周波数特性が異なるこ
とが知られている。人間の耳は、3KHz〜4KHz付
近が最も感度がよく、それより低い周波数や高い周波数
は感度が低くなる。特に、100Hz以下の低い周波数
はかなり感度が低いため、小音量時には低音成分がほと
んど聞えなくなる。この特性は、一般にFletcherの等ラ
ウドネス曲線として知られている。
【0005】このため、例えば、ある音量設定では最適
であった楽音信号が、音量を小さくすることによって低
音成分や高音成分が聞こえにくくなり、3KHz〜4K
Hz付近の中音成分が目立って聞えてしまう。つまり、
音量を変えると、電気的な周波数特性は変わらないにも
かかわらず、聴感上の周波数特性の変化により音色が不
自然に変わって聞えてしまう問題があった。
であった楽音信号が、音量を小さくすることによって低
音成分や高音成分が聞こえにくくなり、3KHz〜4K
Hz付近の中音成分が目立って聞えてしまう。つまり、
音量を変えると、電気的な周波数特性は変わらないにも
かかわらず、聴感上の周波数特性の変化により音色が不
自然に変わって聞えてしまう問題があった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、音量を変えたときに聴感上の周
波数特性が変化して音色が不自然に変わって聞えてしま
う不都合を防止することを目的とする。
に成されたものであり、音量を変えたときに聴感上の周
波数特性が変化して音色が不自然に変わって聞えてしま
う不都合を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明の電子楽器は、複数の発音チャンネルを有
し、演奏情報に対応した発音情報を発生する楽音信号発
生器と、上記楽音信号発生器の複数の発音チャンネルの
出力を加算する加算手段と、上記加算手段の後段に接続
されたフィルタと、楽器の音量を設定する情報を発生す
る音量設定情報発生手段と、上記音量設定情報発生手段
により発生される音量設定情報によって、設定された音
量に応じた周波数特性を上記フィルタに設定するフィル
タ係数情報発生手段とを具備する。
めに本発明の電子楽器は、複数の発音チャンネルを有
し、演奏情報に対応した発音情報を発生する楽音信号発
生器と、上記楽音信号発生器の複数の発音チャンネルの
出力を加算する加算手段と、上記加算手段の後段に接続
されたフィルタと、楽器の音量を設定する情報を発生す
る音量設定情報発生手段と、上記音量設定情報発生手段
により発生される音量設定情報によって、設定された音
量に応じた周波数特性を上記フィルタに設定するフィル
タ係数情報発生手段とを具備する。
【0008】本発明はこのような技術手段より成るの
で、楽器の音量を変更すると、その音量に対応する周波
数特性に沿った楽音信号が生じるようにフィルタ特性が
最適に設定され、小音量時の聴感上の音色変化や帯域劣
化が補正されるようになる。しかも本発明では、楽音信
号発生器の複数の発音チャンネルの出力を加算合成して
からフィルタ処理を行なうので、複数の発音チャンネル
に関し単一のフィルタでラウドネス補正ができる。
で、楽器の音量を変更すると、その音量に対応する周波
数特性に沿った楽音信号が生じるようにフィルタ特性が
最適に設定され、小音量時の聴感上の音色変化や帯域劣
化が補正されるようになる。しかも本発明では、楽音信
号発生器の複数の発音チャンネルの出力を加算合成して
からフィルタ処理を行なうので、複数の発音チャンネル
に関し単一のフィルタでラウドネス補正ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の要部構成を示す
ブロック図である。図1において、楽音信号発生部1よ
り出力されるディジタル楽音信号は、等ラウドネス曲線
に従った周波数特性を与えるディジタルフィルタ2を介
してアンプ、スピーカに出力される。
ブロック図である。図1において、楽音信号発生部1よ
り出力されるディジタル楽音信号は、等ラウドネス曲線
に従った周波数特性を与えるディジタルフィルタ2を介
してアンプ、スピーカに出力される。
【0010】なお、同時発音チャンネルが複数個ある電
子楽器では、夫々が楽音信号発生部1からなる発音チャ
ンネルch1、ch2……が複数個用意され、それらの
チャンネル出力が加算器3で1つに加算されてから、デ
ィジタルフィルタ2に出力される。
子楽器では、夫々が楽音信号発生部1からなる発音チャ
ンネルch1、ch2……が複数個用意され、それらの
チャンネル出力が加算器3で1つに加算されてから、デ
ィジタルフィルタ2に出力される。
【0011】フィルタ2の乗算係数などの情報は、フィ
ルタ係数情報発生手段4から供給される。このフィルタ
係数情報発生手段4は、電子楽器のボリュームなどで設
定した音量設定情報に基づき、その音量に最適なフィル
タ特性(各音量の等ラウドネス曲線に沿った周波数特
性)を実現するためのフィルタ係数情報を発生する。
ルタ係数情報発生手段4から供給される。このフィルタ
係数情報発生手段4は、電子楽器のボリュームなどで設
定した音量設定情報に基づき、その音量に最適なフィル
タ特性(各音量の等ラウドネス曲線に沿った周波数特
性)を実現するためのフィルタ係数情報を発生する。
【0012】図2に本発明を適用した電子楽器の概略構
成を示し、図3にその電子楽器の操作パネルを示す。本
実施形態の電子楽器は、基本的にはマイクロコンピュー
タシステムであり、バス10で結合されたCPU11、
ROM12、RAM13を備え、CPU11のI/O端
子には、パネルスイッチ群14、ペダルスイッチ15、
MIDIインターフェイス16が結合されている。
成を示し、図3にその電子楽器の操作パネルを示す。本
実施形態の電子楽器は、基本的にはマイクロコンピュー
タシステムであり、バス10で結合されたCPU11、
ROM12、RAM13を備え、CPU11のI/O端
子には、パネルスイッチ群14、ペダルスイッチ15、
MIDIインターフェイス16が結合されている。
【0013】パネルスイッチ群14は、図3にも示す音
量スイッチ14a、14b(アップダウン釦)を含む。
なお、図3に示すように、パネル面には、トランスポー
ズスイッチ14c、14dや音色選択スイッチ14e、
14f……14iなどが設けられている。ROM12
は、電子楽器のデータ入出力及び内部動作を処理するプ
ログラム、音色データおよび等ラウドネス曲線を実現す
るフィルタ係数などのメモリエリア12a、12b、1
2cを含む。
量スイッチ14a、14b(アップダウン釦)を含む。
なお、図3に示すように、パネル面には、トランスポー
ズスイッチ14c、14dや音色選択スイッチ14e、
14f……14iなどが設けられている。ROM12
は、電子楽器のデータ入出力及び内部動作を処理するプ
ログラム、音色データおよび等ラウドネス曲線を実現す
るフィルタ係数などのメモリエリア12a、12b、1
2cを含む。
【0014】バス10には更に、電子楽器に付属する鍵
盤22がタッチセンサ回路23を介して接続されるとと
もに、図1に示した多チャンネルの楽音信号発生部1及
びチャンネル加算器3からなる音源回路17が接続され
ており、CPU11から転送される演奏データと波形メ
モリ18から与えられる波形データとに基づき発音デー
タが形成される。
盤22がタッチセンサ回路23を介して接続されるとと
もに、図1に示した多チャンネルの楽音信号発生部1及
びチャンネル加算器3からなる音源回路17が接続され
ており、CPU11から転送される演奏データと波形メ
モリ18から与えられる波形データとに基づき発音デー
タが形成される。
【0015】上記音源回路17で加算合成された発音デ
ータは、ラウドネス用フィルタ2を介して振幅制御部1
9に与えられ、更にD/A変換器20を介してアンプ、
スピーカなどからなるサウンドシステム21に導出され
る。振幅制御部19には、パネルスイッチ群14の中の
音量スイッチ14a、14bにより設定した音量情報が
CPU11からバス10を介して与えられ、ここで発音
音量を増減するために発音データの振幅が制御される。
ータは、ラウドネス用フィルタ2を介して振幅制御部1
9に与えられ、更にD/A変換器20を介してアンプ、
スピーカなどからなるサウンドシステム21に導出され
る。振幅制御部19には、パネルスイッチ群14の中の
音量スイッチ14a、14bにより設定した音量情報が
CPU11からバス10を介して与えられ、ここで発音
音量を増減するために発音データの振幅が制御される。
【0016】図4〜図6は、図2に示したマイクロコン
ピュータシステムの制御フローを示すフローチャートで
あり、図4はメイン処理、図5はパネルイベント処理、
図6は鍵盤イベント処理の各ルーチンを示す。
ピュータシステムの制御フローを示すフローチャートで
あり、図4はメイン処理、図5はパネルイベント処理、
図6は鍵盤イベント処理の各ルーチンを示す。
【0017】図4において、まずステップS1でCPU
11、RAM13、音源回路17(音源LSI)などの
初期化が行われる。その後、パネルイベント処理R1、
ペダルイベント処理R2、鍵盤イベント処理R3、その
他の処理R4の各ルーチンが順次実行され、これらのル
ーチンが繰り返される。
11、RAM13、音源回路17(音源LSI)などの
初期化が行われる。その後、パネルイベント処理R1、
ペダルイベント処理R2、鍵盤イベント処理R3、その
他の処理R4の各ルーチンが順次実行され、これらのル
ーチンが繰り返される。
【0018】パネルイベント処理R1では、図5に示す
ように、ステップS10、S11、S12で、音量スイ
ッチ14a,14b、音色選択スイッチ14e〜14
i、その他のスイッチの何れかが操作されたかどうかが
調べられる。
ように、ステップS10、S11、S12で、音量スイ
ッチ14a,14b、音色選択スイッチ14e〜14
i、その他のスイッチの何れかが操作されたかどうかが
調べられる。
【0019】音量スイッチ14a,14bが操作された
場合には、ステップS13で、図2のCPU11を介し
て振幅制御部19に音量情報がロードされる。これによ
り、上記音量スイッチ14a,14bで指定した通り
に、サウンドシステム21から発音される音量が変化す
る。
場合には、ステップS13で、図2のCPU11を介し
て振幅制御部19に音量情報がロードされる。これによ
り、上記音量スイッチ14a,14bで指定した通り
に、サウンドシステム21から発音される音量が変化す
る。
【0020】次に、ステップS14で図2のROM12
内のフィルタ係数メモリエリア12cからフィルタ係数
がCPU11(図1のフィルタ係数情報発生手段4を含
む)に読み出され、その読み出されたフィルタ係数が次
のステップS15で音量の設定値に対応するように変換
される。この変換は、音量設定値に対応した等ラウドネ
ス曲線に沿うようにフィルタ2の周波数特性を設定する
ために行われる。
内のフィルタ係数メモリエリア12cからフィルタ係数
がCPU11(図1のフィルタ係数情報発生手段4を含
む)に読み出され、その読み出されたフィルタ係数が次
のステップS15で音量の設定値に対応するように変換
される。この変換は、音量設定値に対応した等ラウドネ
ス曲線に沿うようにフィルタ2の周波数特性を設定する
ために行われる。
【0021】例えば、この変換処理は、音量設定値をキ
ーとして所定の補正係数を読み出すための変換テーブル
を用意し、音量設定値に基づいて補正係数を読み出し、
ROM12のフィルタ係数メモリエリア12cから読み
出した標準のフィルタ係数に補正係数をかけて、音量に
対応した最適なフィルタ係数に変換することによって行
う。なお、ラウドネス用フィルタ2として、例えば10
段のFIRフィルタを用いれば、各係数に対応した10
個の変換テーブルが必要である。
ーとして所定の補正係数を読み出すための変換テーブル
を用意し、音量設定値に基づいて補正係数を読み出し、
ROM12のフィルタ係数メモリエリア12cから読み
出した標準のフィルタ係数に補正係数をかけて、音量に
対応した最適なフィルタ係数に変換することによって行
う。なお、ラウドネス用フィルタ2として、例えば10
段のFIRフィルタを用いれば、各係数に対応した10
個の変換テーブルが必要である。
【0022】そして、上記ステップS15で変換された
フィルタ係数は、ステップS16でラウドネス用フィル
タ2に乗算係数としてロードされる。フローはその後メ
インルーチンに戻る。
フィルタ係数は、ステップS16でラウドネス用フィル
タ2に乗算係数としてロードされる。フローはその後メ
インルーチンに戻る。
【0023】また、図5のステップS11またはステッ
プS12で音色選択スイッチまたはその他のスイッチが
操作されたことが検出された場合には、対応した音色選
択処理R5またはその他の処理R6のルーチンが行われ
た後、メインルーチンに戻る。なお、何れのスイッチも
操作されなかった場合は、何も処理を行わずにメインル
ーチンに戻る。
プS12で音色選択スイッチまたはその他のスイッチが
操作されたことが検出された場合には、対応した音色選
択処理R5またはその他の処理R6のルーチンが行われ
た後、メインルーチンに戻る。なお、何れのスイッチも
操作されなかった場合は、何も処理を行わずにメインル
ーチンに戻る。
【0024】図6に示す鍵盤イベント処理のルーチンR
3では、ステップS20、S21でONイベント、OF
Fイベントの判定が行われる。ここで、ONイベントで
あれば、楽音パラメータ演算処理のルーチンR7が実行
され、それにより得られる楽音パラメータが次のステッ
プS23で図2の音源回路17(音源LSI)にロード
され、更にステップS24で発音処理が行われる。
3では、ステップS20、S21でONイベント、OF
Fイベントの判定が行われる。ここで、ONイベントで
あれば、楽音パラメータ演算処理のルーチンR7が実行
され、それにより得られる楽音パラメータが次のステッ
プS23で図2の音源回路17(音源LSI)にロード
され、更にステップS24で発音処理が行われる。
【0025】上記ルーチンR7における楽音パラメータ
の演算は、必要な音色データをROM12の音色データ
メモリエリア12bから読み出して、鍵盤22のタッチ
情報などを加味し、音源回路17を構成する図1の楽音
信号発生部1で楽音を発生するのに必要なパラメータを
演算する処理である。
の演算は、必要な音色データをROM12の音色データ
メモリエリア12bから読み出して、鍵盤22のタッチ
情報などを加味し、音源回路17を構成する図1の楽音
信号発生部1で楽音を発生するのに必要なパラメータを
演算する処理である。
【0026】また、ステップS21でOFFイベントが
検出された場合には、ステップS25でダンパーペダル
がオンかオフかが更に調べられ、オンであればそのまま
発音が継続され、オフであればリリーススピードが音源
回路17にセットされて、減衰消音となる。
検出された場合には、ステップS25でダンパーペダル
がオンかオフかが更に調べられ、オンであればそのまま
発音が継続され、オフであればリリーススピードが音源
回路17にセットされて、減衰消音となる。
【0027】図7は、音量設定値に応じて最適なフィル
タ係数を求めるための変換テーブルの一例である。図5
のステップS15の例は音量設定値に基づいて補正係数
を読み出すものであったが、図7の例では、横軸の音量
設定値をアドレスとして縦軸のフィルタ係数値が図2の
フィルタ係数メモリエリア12cより読み出される。こ
の場合には、この変換テーブルにより、音量スイッチ1
4a,14bで設定した音量設定値に対応する最適なフ
ィルタ係数値が得られる。
タ係数を求めるための変換テーブルの一例である。図5
のステップS15の例は音量設定値に基づいて補正係数
を読み出すものであったが、図7の例では、横軸の音量
設定値をアドレスとして縦軸のフィルタ係数値が図2の
フィルタ係数メモリエリア12cより読み出される。こ
の場合には、この変換テーブルにより、音量スイッチ1
4a,14bで設定した音量設定値に対応する最適なフ
ィルタ係数値が得られる。
【0028】以上の実施形態では、アップダウンスイッ
チを用いたボリュームを使用しているが、スライド式や
つまみ式のアナログ可変抵抗器を使用し、これにより得
られる信号をA/D変換して音量設定情報を得ることも
できる。また、音量設定値に対するフィルタ係数を得る
ために変換テーブル(例えば図7)を使用しているが、
関数式によりフィルタ係数値もしくはフィルタ係数の補
正係数を演算により直接算出してもよい。
チを用いたボリュームを使用しているが、スライド式や
つまみ式のアナログ可変抵抗器を使用し、これにより得
られる信号をA/D変換して音量設定情報を得ることも
できる。また、音量設定値に対するフィルタ係数を得る
ために変換テーブル(例えば図7)を使用しているが、
関数式によりフィルタ係数値もしくはフィルタ係数の補
正係数を演算により直接算出してもよい。
【0029】また、以上の実施形態では、設定された音
量に応じた周波数特性を実現するために、FIRディジ
タルフィルタを用いて等ラウドネス曲線に対応した周波
数特性を与えるようにしているが、コスト面を考慮し
て、FIRフィルタよりも規模が小さい2次のIIRフ
ィルタを用いるようにしても良い。
量に応じた周波数特性を実現するために、FIRディジ
タルフィルタを用いて等ラウドネス曲線に対応した周波
数特性を与えるようにしているが、コスト面を考慮し
て、FIRフィルタよりも規模が小さい2次のIIRフ
ィルタを用いるようにしても良い。
【0030】このように、2次のIIRフィルタを用い
た場合には、等ラウドネス曲線に対応した周波数特性を
正確に実現することは困難であるが、それに準じた周波
数特性は得ることができる。したがって、小音量時にお
ける耳の聴感特性を、完全ではないが問題にならない程
度にまで補正することができる。
た場合には、等ラウドネス曲線に対応した周波数特性を
正確に実現することは困難であるが、それに準じた周波
数特性は得ることができる。したがって、小音量時にお
ける耳の聴感特性を、完全ではないが問題にならない程
度にまで補正することができる。
【0031】なお、このような耳の聴感特性を逆に利用
して、2次のIIRフィルタを用いて、例えば音量を大
きくしたときに低音域が少し大きくなるような周波数特
性を意図的に設定することにより、音の迫力を増して、
音量感が大きくなるようにすることも可能である。
して、2次のIIRフィルタを用いて、例えば音量を大
きくしたときに低音域が少し大きくなるような周波数特
性を意図的に設定することにより、音の迫力を増して、
音量感が大きくなるようにすることも可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によると、音量の設定に応答して
フィルタの周波数特性を変更し、例えば等ラウドネス曲
線に沿った周波数特性を楽音信号に与えるようにしたの
で、音量を変えたときの耳の聴感特性を補正し、聴感上
の音色変化や帯域劣化を軽減することができる。これに
より、音量を変えても、それによって音色が不自然に変
わることがなく、常にバランスの良い楽音信号を発生す
ることができる。しかも本発明では、楽音信号発生器の
複数の同時発音チャンネルの出力を加算してからフィル
タ処理を行うので、フィルタが1個でよく、簡単な構成
でラウドネス補正を行うことができる。
フィルタの周波数特性を変更し、例えば等ラウドネス曲
線に沿った周波数特性を楽音信号に与えるようにしたの
で、音量を変えたときの耳の聴感特性を補正し、聴感上
の音色変化や帯域劣化を軽減することができる。これに
より、音量を変えても、それによって音色が不自然に変
わることがなく、常にバランスの良い楽音信号を発生す
ることができる。しかも本発明では、楽音信号発生器の
複数の同時発音チャンネルの出力を加算してからフィル
タ処理を行うので、フィルタが1個でよく、簡単な構成
でラウドネス補正を行うことができる。
【図1】本発明の要部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した電子楽器の概略構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】電子楽器の操作パネルの概略図である。
【図4】電子楽器の制御フローのメインルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】パネルイベント処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】鍵盤イベント処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】音量設定値に応じて最適なフィルタ係数を求め
るための変換テーブルの一例を示す図である。
るための変換テーブルの一例を示す図である。
1 楽音信号発生部 2 フィルタ 3 加算器 4 フィルタ係数情報発生手段 10 バス 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 パネルスイッチ群 15 ペダルスイッチ 16 MIDIインターフェイス 17 音源回路 18 波形メモリ 19 振幅制御部 20 D/A変換器 21 サウンドシステム 22 鍵盤 23 タッチセンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の発音チャンネルを有し、演奏情報
に対応した発音情報を発生する楽音信号発生器と、 上記楽音信号発生器の複数の発音チャンネルの出力を加
算する加算手段と、 上記加算手段の後段に接続されたフィルタと、 楽器の音量を設定する情報を発生する音量設定情報発生
手段と、 上記音量設定情報発生手段により発生される音量設定情
報によって、設定された音量に応じた周波数特性を上記
フィルタに設定するフィルタ係数情報発生手段とを具備
する電子楽器。 - 【請求項2】 上記フィルタ係数情報発生手段は、上記
音量設定情報に応じて等ラウドネス曲線に対応した周波
数特性を上記フィルタに設定することを特徴とする請求
項1に記載の電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8061863A JPH09230869A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8061863A JPH09230869A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 電子楽器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230869A true JPH09230869A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13183390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8061863A Pending JPH09230869A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 電子楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09230869A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017506038A (ja) * | 2014-01-30 | 2017-02-23 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | オーディオ信号を圧縮するためのオーディオ圧縮システム |
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1996
- 1996-02-23 JP JP8061863A patent/JPH09230869A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017506038A (ja) * | 2014-01-30 | 2017-02-23 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | オーディオ信号を圧縮するためのオーディオ圧縮システム |
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|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040427 |