JPH09232945A - 分周器、リングカウンタ及びpll回路 - Google Patents

分周器、リングカウンタ及びpll回路

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JPH09232945A
JPH09232945A JP8038270A JP3827096A JPH09232945A JP H09232945 A JPH09232945 A JP H09232945A JP 8038270 A JP8038270 A JP 8038270A JP 3827096 A JP3827096 A JP 3827096A JP H09232945 A JPH09232945 A JP H09232945A
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frequency divider
clock
flop
flip
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JP8038270A
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Hidetoshi Naito
英俊 内藤
Miki Kubota
幹 久保田
Katsuaki Aizawa
克明 相沢
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信分野などの高速なデータ転送器に用いら
れる分周器,リングカウンタ及びPLL回路の改善に関
する。 【解決手段】 入力クロックCKを2分周するフリップ
フロップ11と、分周クロックCK/2の位相を制御す
る位相制御信号Pを、入力クロックCKの立上がりに同
期して出力するラッチ素子12と、フリップフロップ1
1の出力とラッチ素子12の出力との論理演算をし、そ
の結果を分周クロックCK/2として出力する二入力の
論理素子13を備えたことを特徴とする2分周の分周
器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分周器,リングカウ
ンタ及びPLL(Phase locked loop)回路に関し、よ
り詳しくは、通信分野などの高速なデータ転送器に用い
られる分周器,リングカウンタ及びPLL回路の改善に
関する。
【0002】
【従来の技術】以下で、従来例に係る分周器について説
明する。例えば通信分野においては、入力クロックに基
づいて符号化されたシリアルデータを分周したのちにパ
ラレルデータに変換している。この分周器には、一般に
図8(a)に示すようなT型フリップフロップ(T−F
F)が用いられている。
【0003】図示されている分周器は、2つのD型フリ
ップフロップFF1,FF2が直列接続されている4分
周の分周器である。入力クロックCLKが前段のフリッ
プフロップFF1に入力されると、図8(b)に示すよ
うに後段のフリップフロップFF2の出力波形は元のク
ロックの4倍の周期に分周される。しかし、初期状態に
おいてフリップフロップFF1,FF2に保持されてい
るデータは不定であって、このデータの保持状態によっ
て出力される分周波形の位相がずれてしまうという問題
があった。
【0004】図8(b)〜(e)にデータの保持状態と
出力波形の位相との関係が示されている。すなわちフリ
ップフロップFF1,FF2に保持されているデータが
それぞれ(0,0)の場合には図8(b)に示すような
分周波形になるが、保持されているデータが(0,1)
の場合には同図(c)に示すように同図(b)の波形が
反転した波形が出力され、保持されているデータが
(1,0)の場合には同図(d),(1,1)の場合に
は同図(e)のような位相が異なる波形がそれぞれ出力
されることになる。
【0005】このように、フリップフロップFF1,F
F2の初期状態によって4種類の位相を有する波形が出
力されてしまい、これを外部から制御して所定の位相に
することは容易ではない。かりに以上のような分周器を
図9(a)に示すような高速のシリアル/パラレル変換
回路に適用すると、分周器の初期状態により出力される
データが4種類出力されてしまうことになる。この問題
について以下で図9〜図11を参照しながら簡単に説明
する。
【0006】図9(a)において、BBは分周回路であ
り、入力クロックCLKを4分周した分周クロックCL
K/4を出力する。この分周クロック信号CLK/4
は、4つのD型フリップフロップ(D−FF)111〜
114のクロック入力端子Ckに入力される。同時に入
力クロック信号CLKは、4つのD−FF101〜10
4のクロック入力端子Ckに入力されている。
【0007】この4つのD−FF101〜104は4段
のシフトレジスタを構成しており、シリアルデータDa
taはD−FF101に入力されると、このシフトレジ
スタに順次供給される。4つのD−FF101〜104
の出力端子Qのそれぞれの出力は、4つのD−FF11
1〜114のそれぞれの入力端子Dに供給される。この
4つのD−FF111〜114は、分周クロック信号C
LK/4の立上がりに同期してデータを取り込んで出力
する。こうしてシリアルデータはパラレルデータに変換
される。
【0008】上記回路では、以上述べたように、分周器
BBの分周クロック信号CLK/4の立上がりに同期し
てデータを取り込んでいるので、この分周クロック信号
CLK/4の位相がずれると変換されるデータの配列も
異なる。図9(b),図10(a),(b),図11は
この分周器を構成するフリップフロップFF1,FF2
の保持するデータの初期値の違いによる変換データの配
列の状況を説明する図である。
【0009】図9(b)はフリップフロップFF1,F
F2の初期値が(0,0),図10(a)はフリップフ
ロップFF1,FF2の初期値が(0,1),同図
(b)はフリップフロップFF1,FF2の初期値が
(1,0),図11はフリップフロップFF1,FF2
の初期値が(1,1)の場合をそれぞれ示す。このよう
にして、分周器のフリップフロップFF1,FF2のデ
ータの初期値により、変換されるパラレルデータのデー
タ配列はやはり4種類あることになる。
【0010】このようにして、分周器BBのフリップフ
ロップFF1,FF2の初期状態によっては所定のデー
タの配列が得られないので、この回路の後段にデータを
並べ変える回路を設ける必要があり、分周クロック信号
の位相を外部で容易に制御できないという問題があっ
た。この問題を解決すべく、図12(a)に示すような
回路が本発明の発明者などによって提案されている。
(特開平2−285715) これは、図12(a)に示すように、D型フリップフロ
ップFF1の出力とD型フリップフロップFF2の入力
との間に排他的論理和(以下EX−ORと記す)回路E
X1を接続し、フリップフロップFF2の出力にEX−
OR回路EX2を接続し、これらを位相制御信号P1,
P2で外部から制御することで、位相のずれを是正して
所定の位相の波形を出力する回路である。
【0011】この回路において、当初はフリップフロッ
プFF1,FF2に保持されていたデータが(0,0)
であってかつ位相制御端子から位相制御信号(0,0)
が入力されていたが、これでは所定の波形が得られない
ので位相制御信号P1,P2を(0,1)に切替えて所
定の波形を得ようとした場合について考える。このとき
“0”から“1”に切り替わる位相制御信号P2が、同
図(c)に示すように時刻tで切り替わるので、フリッ
プフロップFF2の出力がこの時点で反転する。このよ
うにして位相の制御を位相制御信号P1,P2でするこ
とができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図12(a)
に示す回路においても、以下に示すような問題が生じて
いた。すなわち、当初はフリップフロップFF1,FF
2に保持されていたデータが(0,0)であってかつ位
相制御端子から位相制御信号(0,0)が入力されてい
たが、これでは所定の波形が得られないので位相制御信
号P1,P2を(0,1)に切替えて所定の波形を得よ
うとした場合に、“0”から“1”に切り替わる位相制
御信号P2が、同図(c)に示すように速やかに立ち上
がれば同図に示すように時刻tの時点で出力波形が切り
替わり、なんら問題ないが、入力クロックCLKの周波
数は数GHz程度なのに対して位相制御信号P1,P2
の周波数は数MHz程度と遅いので、実際には同図
(d)に示すように緩やかに立ち上がってしまい、実際
にフリップフロップFF2の波形が切り替わるまでにタ
イムラグがあるので、同図(c)に示すようにはいか
ず、同図(d)に示すように本来のデューティDRと異
なる不正なデューティDR′のパルスが出力されてしま
い、これを適用した回路の動作が不安定になってしまう
という問題があった。
【0013】また、別の例として図13にPLL回路を
示す。この回路は図13に示すようにVCO(Voltage
Controlled Oscilator)1,分周器2,位相比較回路
3,Lowパスフィルタ4からなり、出力クロックPo
utをリファレンスクロックCLKに追従させるように
動作する回路である。この回路において従来の分周器を
用いると、電源投入後の不安定な時期,すなわち分周器
の動作が定常状態になる以前(図13(b)中「正常動
作範囲」の以前の期間)に位相比較を開始することによ
り、同図(b)に示すように分周器出力においてデュー
ティの不正なクロックが出力されるため、PLL出力ク
ロックの波形が不正になってしまうという問題が生じて
いた。
【0014】本発明は、係る従来例の問題点に鑑みて創
作されたものであり、分周器の位相のずれを是正しつ
つ、不正なデューティのパルスが発生することで生ずる
諸問題を極力抑止することが可能となる分周器の提供を
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであって、図1に例示するように、入力
クロックを分周して分周クロックを生成する分周器であ
って、入力クロックを2分周するフリップフロップと、
前記分周クロックの位相を制御する位相制御信号を、前
記入力クロックの立上がりに同期して出力するラッチ素
子と、前記フリップフロップの出力と前記ラッチ素子の
出力との論理演算をし、その結果を分周クロックとして
出力する二入力の論理素子を備えた事を特徴とする2分
周の分周器や、前記フリップフロップはD型フリップフ
ロップであって、かつ前記論理素子は排他的論理和ゲー
トであって、前記フリップフロップの出力と前記ラッチ
素子の出力との非排他論理和をとることを特徴とする本
発明に係る分周器や、本発明に係る分周器がn個カスケ
ード接続されたことで構成される2n 分周の分周器や、
本発明に係る分周器が搭載されたことを特徴とするリン
グカウンタや、リファレンスクロックに追従するような
PLL出力クロックを出力するPLL回路であって、内
部クロック信号を生成する電圧制御発振器と、前記内部
クロック信号を分周し、PLL出力クロックとして出力
する分周器と、前記リファレンスクロックと前記PLL
出力クロックとの位相を比較してその結果を前記電圧制
御発振器に出力する位相比較回路とを有し、かつ前記分
周器は本発明に係る分周器からなることを特徴とするP
LL回路により、上記課題を解決するものである。
【0016】引き続いて、本発明の作用効果について以
下で説明する。本発明によれば、図1に例示するよう
に、入力クロックCKを分周して分周クロックCK/2
を生成する分周器であって、入力クロックを2分周する
フリップフロップ11と、分周クロックの位相を制御す
る位相制御信号Pを、入力クロックCKの立上がりに同
期して出力するラッチ素子12と、フリップフロップ1
1の出力とラッチ素子12の出力との論理演算をし、そ
の結果を分周クロックCK/2として出力する二入力の
論理素子13を備えており、好ましくは、フリップフロ
ップ11はD型フリップフロップ11であって、かつ論
理素子13は排他的論理和ゲート13であって、フリッ
プフロップ11の出力とラッチ素子12の出力との非排
他論理和をとっている。
【0017】このため、位相が反転するなどして所定の
位相が得られず、位相制御信号Pを例えば“0”から
“1”に切替えることにより論理素子の出力の論理を反
転させて所定の位相を得る際に、図1(b)に示すよう
に、分周クロックCK/2の位相が所定の位相でなかっ
たため、時刻tで位相制御信号Pを切替えたとすると、
この位相制御信号Pは数GHzの入力クロックCKに比
して数MHz程度の周波数なので遅く、従来でも説明し
た様にこれが完全に立ち上がるまでにはかなりのタイム
ラグがある。
【0018】しかし実際に閾値を超えて位相制御信号P
の切替えが有効になる際の時刻をt′とすると、従来で
は図1(b)に示すようにこの時刻t′で分周クロック
CK/2が立ち上がってしまい、不正なデューティdr
のパルスが出力されてしまうという問題があったが、本
実施形態の回路ではラッチ素子12によって、時刻t′
の直後の入力クロックCKの立上がり時である時刻
t′′で、入力クロックCKの立上がりに同期して位相
制御信号Pを出力しているので、同図(b)に示すよう
に不正なデューティのパルスは出力されず、切替後のデ
ューティDR′は切替前のデューティDRと同じであ
る。
【0019】このため、従来生じていた不正なデューテ
ィのパルスが出力されてしまい、回路の動作が不安定に
なってしまうという問題を極力抑止することが可能にな
る。なお、本発明に係る分周器において、上記の2分周
の分周器がn個カスケード接続されることで2n 分周の
分周器が構成されている。上記の2分周の分周器はそれ
らが各々不正なデューティのパルスが生成されることを
抑止しているので、これらがn個カスケード接続されて
いる分周器においても不正なデューティのパルスが生成
されることを抑止する事が可能になる。
【0020】また、本発明に係るリングカウンタは、図
3に例示するように本発明に係る分周器が搭載されてい
るので、上記の不正なデューティのパルスが出力されて
しまい、回路の動作が不安定になってしまうという問題
を極力抑止することが可能になる。さらに、本発明に係
るPLL回路によれば、クロック信号を生成する電圧制
御発振器と、クロック信号を分周し、PLL出力クロッ
クとして出力する分周器と、リファレンスクロックとP
LL出力クロックとの位相を比較してその結果を電圧制
御発振器に出力する位相比較回路とを有し、かつ分周器
は本発明に係る分周器からなる。
【0021】本発明に係る分周器の出力段には上述のよ
うに論理素子が設けられており、位相制御信号でその出
力を制御することができる。この機能を利用して、位相
制御信号により、電源投入後の不安定な時期,すなわち
分周器の動作が定常状態になる以前には分周クロックを
出力しないように動作させることが可能になる。これに
より、分周器の動作が定常状態になる前に位相比較回路
が位相比較を開始することにより、デューティの不正な
クロックが出力されるため、PLL回路の出力波形が不
正になってしまうという、従来生じていた問題を抑止す
る事が可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下で本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。 (1)第1の実施形態 図1に本発明の一実施形態を示す。この回路は、2分周
の分周器であって、図1に示すようにD型フリップフロ
ップ11、ラッチ素子12、EX−OR素子13からな
り、入力クロックCKを2分周して分周出力CK/2を
出力する回路である。
【0023】D型フリップフロップ11の非反転出力Q
は、EX−OR素子13の一入力に接続され、またラッ
チ素子12の非反転出力QはEX−OR素子13の他方
の入力に接続されている。D型フリップフロップ11は
入力クロックCKを2分周してEX−OR素子13に出
力するものである。
【0024】ラッチ素子12は、分周出力CK/2の位
相を変える信号である位相制御信号Pをラッチして入力
クロックCKの立上がりに同期してEX−OR素子13
に出力するものである。EX−OR素子13はラッチ素
子12の出力とD型フリップフロップ11の出力との排
他的論理和をとり、分周出力CK/2として出力するも
のである。
【0025】上記回路の動作を以下で説明する。まずD
型フリップフロップ11に入力クロックCKが入力さ
れ、同時に位相制御信号Pがラッチ素子12に入力され
る。D型フリップフロップ11によってこの入力クロッ
クCKは2分周されてEX−OR素子13の一入力に出
力される。同時にラッチ回路12によって位相制御信号
Pがラッチされたのちに入力クロックCKの立上がりに
同期して出力される。
【0026】ラッチ素子12の出力とD型フリップフロ
ップ11の出力とのExclusive−ORがEX−OR素子
13によってとられ、入力クロックCKが2分周された
分周クロックCK/2として出力される。この出力波形
が所定の位相であれば問題ないが、位相が反転するなど
して所定の位相が得られない場合には、位相制御信号P
を例えば“0”から“1”に切替えることにより、EX
−OR素子13の出力の論理が反転して所定の位相を得
ることができるというものである。
【0027】図1(b)に、この位相制御信号Pを
“0”から“1”に切替えた場合の動作タイミングチャ
ートを示す。図1(b)に示すように、分周クロックC
K/2の位相が所定の位相でなかったため、時刻tで位
相制御信号Pを切替えた。この位相制御信号Pは数GH
zの入力クロックCKに比して数MHz程度の周波数な
ので遅く、従来でも説明した様にこれが完全に立ち上が
るまでにはかなりのタイムラグがある。
【0028】実際に閾値を超えて位相制御信号Pの切替
えが有効になる際の時刻をt′とすると、従来では図1
(b)に示すようにこの時刻t′で分周クロックCK/
2が立ち上がってしまい、不正なデューティdrのパル
スが出力されてしまうという問題があったが、本実施形
態の回路ではラッチ素子12によって、時刻t′の直後
の入力クロックCKの立上がり時である時刻t′′で、
入力クロックCKの立上がりに同期して位相制御信号P
を出力しているので、同図(b)に示すように不正なデ
ューティのパルスは出力されず、切替後のデューティD
R′は切替前のデューティDRと同じになる。
【0029】このため、従来生じていた不正なデューテ
ィのパルスが出力されてしまい、回路の動作が不安定に
なってしまうという問題を極力抑止することが可能にな
る。 (2)第2の実施形態 図2に、本発明の第2の実施形態に係る分周器を示す。
第1の実施形態と共通する事項については重複を避ける
ため説明を省略する。
【0030】これは図2(a)に示すように、本発明の
第1の実施形態の分周器が2個カスケード接続されてな
る4分周の分周器である。同図においてBB1はラッチ
素子L1,D型フリップフロップFF1、EX−OR素
子EX1からなり、構成も動作も第1の実施形態で説明
した2分周の分周器である。
【0031】またBB2はラッチ素子L2,D型フリッ
プフロップFF2、EX−OR素子EX2からなり、構
成も動作も第1の実施形態で説明した2分周の分周器で
ある。本実施形態によればこれらの分周器BB1,BB
2が2個カスケード接続されているので、分周器BB1
に入力された入力クロックCKは2分周されたのちに分
周器BB2に出力され、これでさらに2分周され、合計
4分周されて出力されることになる。
【0032】所定の位相が得られなかった際には、位相
制御信号P1,P2を切替えて所定の位相に変えればよ
い。その際に従来生じていた不正なデューティのパルス
が出力されてしまうという問題は、第1の実施形態で説
明したように、各々の2分周の分周器BB1,BB2ご
とに抑止されており、これらがカスケード接続された構
成を有するので分周器全体として上記の問題は生じな
い。
【0033】従って、位相制御信号P1,P2を切替え
て外部から位相の制御を容易にすることができる。図2
(b)にその位相制御信号P1,P2の組み合わせに応
じた分周クロックCK/4の出力波形を示す。なお、本
実施形態では4分周の分周器について説明しているが、
本発明はこれに限らず、第1の実施形態で説明した2分
周の分周器をn個(nは自然数)カスケード接続するこ
とにより、2n 分周の分周器を得たとしても、同様の効
果を奏する。
【0034】(3)第3の実施形態 図3は、本発明の第3の実施形態に係るリングカウンタ
を説明する図である。このリングカウンタは図3(a)
に示すように、リングカウンタを構成するD型のフリッ
プフロップFF1,FF2と、ラッチ素子L1,L2と
セレクタS1とEX−OR素子EX3とを有する。
【0035】入力クロックCLKはフリップフロップF
F1,FF2で分周される。図3(b)に示すようにこ
の出力波形は位相が1クロック分ずれており、ラッチ素
子L1でラッチされた位相制御信号P1によりセレクタ
S1を通して以上の2つの位相を選択できる。またセレ
クタS1の出力はEX−OR素子EX3の一入力に接続
されている。EX−OR素子EX3の他方の入力はセレ
クタS1の出力に接続されているので、ラッチ素子L2
でラッチされた位相制御信号P2によりEX−OR素子
EX3の出力極性を反転させ、最終的に出力される出力
クロックCLK/4の位相を180度変化させることが
できる。
【0036】これにより、位相制御信号P1,P2の4
つの状態に対応して同図(b)に示すような4種類の出
力波形を得ることが可能になる。また動作中で所定の位
相の出力クロックCLK/4が得られず、途中で位相制
御信号P1,P2を切替えるような場合においても、第
1,第2の実施形態と同様にして、出力波形に不正なデ
ューティのパルスが出力されることが抑止されている。
【0037】(4)第4の実施形態 以下で本発明の第4の実施形態について説明する。この
回路は、リファレンスクロックRCに追従するPLL出
力クロックPoutを生成するPLL回路の分周器とし
て第1の実施形態の回路を適用したものであって、図4
に示すようにVCO21,位相比較回路22,Lowパ
スフィルタ23及び分周器BBを有する。
【0038】分周器BBは分周部FF11,ラッチ素子
L11,ANDゲートANDからなり、第1の実施形態
の回路と同様の回路である。論理素子がANDゲートに
変わっている点だけが第1の実施形態と異なるので、説
明は省略する。なお分周器BBにおける分周部FFは通
常のD型のフリップフロップである。上記回路によれ
ば、電源投入後の分周器の動作が不安定な時期には位相
制御信号Pを“0”にしておき、動作が安定した後(図
中の「正常動作範囲」)に位相制御信号を“1”に切替
えてはじめてPLL出力クロックPoutとして出力す
る。
【0039】このため、従来のように、電源投入直後の
分周器の動作が定常状態になる以前に位相比較回路22
が位相比較を開始することにより、分周器出力において
デューティの不正なクロックが出力されるため、PLL
出力クロックの波形が不正になってしまうという問題の
発生を抑止する事が可能になる。 (5)第5の実施形態 以下で本発明の第5の実施形態について説明する。この
回路は、本発明の第4の実施形態に係るPLL回路のう
ち、分周器の出力に接続される論理素子をANDからN
ANDに変えたものである。第4の実施形態の回路とP
LL出力クロックPoutの波形が反転しているだけで
あとは第4の実施形態と同様であり、また第4の実施形
態と同様の作用効果を奏する。
【0040】(6)第6の実施形態 以下で本発明の第5の実施形態について説明する。この
回路は、本発明の第4の実施形態に係るPLL回路のう
ち、分周器の出力に接続される論理素子をANDからN
ANDに変えたものである。第4の実施形態の回路とP
LL出力クロックPoutもほぼ第4の実施形態と同様
であり、また第4の実施形態と同様の作用効果を奏す
る。
【0041】(7)第7の実施形態 以下で本発明の第5の実施形態について説明する。この
回路は、本発明の第4の実施形態に係るPLL回路のう
ち、分周器の出力に接続される論理素子をANDからN
ANDに変えたものである。第4の実施形態の回路とP
LL出力クロックPoutの波形が反転しているだけで
あって第4の実施形態と同様であり、また第4の実施形
態と同様の作用効果を奏する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る分周
器によれば、位相が反転するなどして所定の位相が得ら
れず、位相制御信号Pを例えば“0”から“1”に切替
えることにより論理素子の出力の論理を反転させて所定
の位相を得る際に、入力クロックの立上がりに同期して
位相制御信号を出力しているので、不正なデューティの
パルスが出力されてしまい、回路の動作が不安定になっ
てしまうという従来生じていた問題を極力抑止すること
が可能になる。
【0043】なお、本発明に係る分周器において、上記
の2分周の分周器がn個カスケード接続されているの
で、不正なデューティのパルスが出力されてしまい、回
路の動作が不安定になってしまうことを極力抑止するこ
とが可能となる。また、本発明に係るリングカウンタ
は、本発明に係る分周器が搭載されているので、上記の
不正なデューティのパルスが出力されてしまい、回路の
動作が不安定になってしまうという問題を極力抑止する
ことが可能になる。
【0044】更に、本発明に係るPLL回路によれば、
その分周器は本発明に係る分周器からなるので、電源投
入後の不安定な時期,すなわち分周器の動作が定常状態
になる以前には分周クロックを出力しないように動作さ
せることが可能になる。これにより、分周器の動作が定
常状態になる前に位相比較回路が位相比較を開始するこ
とにより、デューティの不正なクロックが出力されるた
め、PLL回路の出力波形が不正になってしまうとい
う、従来生じていた問題を抑止する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る分周器を説明す
る図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る分周器を説明す
る図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るリングカウンタ
を説明する図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るPLL回路を説
明する図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に係るPLL回路を説
明する図である。
【図6】本発明の第6の実施形態に係るPLL回路を説
明する図である。
【図7】本発明の第7の実施形態に係るPLL回路を説
明する図である。
【図8】従来例に係る分周器を説明する図である。
【図9】従来の分周器を用いたシリアル/パラレル変換
回路を説明する図である。
【図10】従来のシリアル/パラレル変換回路の動作を
説明する第1の図である。
【図11】従来のシリアル/パラレル変換回路の動作を
説明する第2の図である。
【図12】従来の位相制御が可能な分周器を説明する図
である。
【図13】従来の分周器を用いたPLL回路について説
明する図である。
【符号の説明】
11 D型フリップフロップ(フリップフロ
ップ) 12 ラッチ素子 13 EX−OR素子(論理素子) 21 VCO(電圧制御発振器) 22 位相比較回路 23 Lowパスフィルタ BB 分周器 BB1,BB2 分周器 FF11 分周部 L1,L2 ラッチ素子 L11 ラッチ素子 P 位相制御信号 P1,P2 位相制御信号 Pout PLL出力クロック EX1,EX2 EX−OR素子 CK/2 出力クロック CK/4 出力クロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロックを分周して分周クロックを
    生成する分周器であって、 入力クロックを2分周するフリップフロップと、 前記分周クロックの位相を制御する位相制御信号を、前
    記入力クロックの立上がりに同期して出力するラッチ素
    子と、 前記フリップフロップの出力と前記ラッチ素子の出力と
    の論理演算をし、その結果を分周クロックとして出力す
    る二入力の論理素子を備えたことを特徴とする2分周の
    分周器。
  2. 【請求項2】 前記フリップフロップはD型フリップフ
    ロップであって、 かつ前記論理素子は排他的論理和ゲートであって、前記
    フリップフロップの出力と前記ラッチ素子の出力との非
    排他論理和をとることを特徴とする請求項1記載の分周
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の分周器がn
    個(nは自然数)カスケード接続されたことで構成され
    る2n 分周の分周器。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3記載の
    分周器が搭載されたことを特徴とするリングカウンタ。
  5. 【請求項5】 リファレンスクロックに追従するような
    PLL出力クロックを出力するPLL回路であって、 内部クロック信号を生成する電圧制御発振器と、 前記内部クロック信号を分周し、PLL出力クロックと
    して出力する分周器と、 前記リファレンスクロックと前記PLL出力クロックと
    の位相を比較してその結果を前記電圧制御発振器に出力
    する位相比較回路とを有し、 かつ前記分周器は請求項1,請求項2又は請求項3記載
    の分周器からなることを特徴とするPLL回路。
JP8038270A 1996-02-26 1996-02-26 分周器、リングカウンタ及びpll回路 Withdrawn JPH09232945A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432883B1 (ko) * 2001-12-18 2004-05-22 삼성전자주식회사 클럭 듀티/스큐 보정 기능을 갖는 위상 분주 회로

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KR100432883B1 (ko) * 2001-12-18 2004-05-22 삼성전자주식회사 클럭 듀티/스큐 보정 기능을 갖는 위상 분주 회로

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