JPH09233165A - 折り畳み式機器のヒンジ構造 - Google Patents

折り畳み式機器のヒンジ構造

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JPH09233165A
JPH09233165A JP8038203A JP3820396A JPH09233165A JP H09233165 A JPH09233165 A JP H09233165A JP 8038203 A JP8038203 A JP 8038203A JP 3820396 A JP3820396 A JP 3820396A JP H09233165 A JPH09233165 A JP H09233165A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折り畳み式機器のヒンジ部のがたつきを防止
し、機能向上を図る。 【解決手段】第一ヒンジ部11と、内側面にガイド突部
22a、22bとサポート溝23a、23bを有する第
二ヒンジ部21a、21bと、第一ヒンジ部11内に固
定され一面に凸部31を形成した雄ボス30と、第二ヒ
ンジ部内で摺動自在に可動し、ガイド突部22a、22
bとサポート溝23a、23bに各々係合するガイド溝
41a、41bと突部状のサポートリブ45a、45b
を具備し且つ凸部31と係合する凹部42を有する雌ボ
ス40a、40bと、雌ボス40a、40bを雄ボス3
0に圧接させるばね50と、第一筐体10と第二筐体2
0を締結させるためのねじ60とからなり、凸部31と
凹部42が係合した際にサポート溝23a、23bとサ
ポートリブ45a、45bが係合し、雌ボス40a、4
0bが所定角度に回動しながら雄ボス30に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、ワー
ドプロセッサー及びパーソナルコンピュータ等の折り畳
み式機器に関し、特にそのヒンジ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の折り畳み式機器は、図9
にその外観の一例を示すように第一筐体10と一体であ
る第一ヒンジ部71と、第二筐体20と一体である第二
ヒンジ部81a、81bからなり、第一ヒンジ部71と
第二ヒンジ部81a、81bが各々連結して第一筐体と
第二筐体を開閉可能に結合させる仕組みになっている。
【0003】このような、従来の折り畳み式機器のヒン
ジ部の構成は、図10にその分解斜視図を示すように、
第二ヒンジ部81a、81b内のヒンジ軸方向にガイド
突部22a、22bを形成し、第一ヒンジ部71内に固
定され且つヒンジ軸方向に直交する一面に凸部31とね
じ孔32を形成した雄ボス30と、第二ヒンジ部81
a、81b内に位置し外周面ヒンジ軸方向にガイド突部
22a、22bと係合するガイド溝41a、41bを形
成するとともに、雄ボス30と対向する面に凸部31と
係合する凹部42を有し且つばね収納部43と中心孔4
4を設けた雌ボス90a、90bと、ばね収納部43に
圧入され雌ボス90a、90bを常時雄ボス30側に圧
接するばね50と、雌ボス90a、90bの中心孔44
を貫通し雄ボス30のねじ孔32に入り第一筐体10と
第二筐体20を締結させるためのねじ60とで構成して
ある。
【0004】このような構成からなる従来のヒンジ構造
は、通常、第一及び第二筐体10、20を閉じていると
きは、図14に示すように雄ボス30の凸部31と雌ボ
ス90a、90bの凹部42が係合しない状態となって
いる。そして、第一筐体10あるいは第二筐体20のい
ずれか一方、例えば、第二筐体20を開くと、図13に
示すように雌ボス90a、90bと雄ボス30の対向面
が接した状態で回動し、凹部42と凸部31の位相が一
致した点で両者が係合して、第一筐体10と第二筐体2
0は任意開閉角度(α°)開いた状態で固定される。
【0005】なお、他の先行技術としては、実開平5−
47280号公報および実開平5−31422号公報な
どがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術において、筐体が図9中のA方向またはB方向
(回転方向)にがたついてしまい、使用感を損なう心配
があった。
【0007】第2の問題点は、従来の技術において、筐
体が回転方向にがたついてしまい、携帯無線機の特性の
低下を招く恐れあった。
【0008】その理由は、上述したヒンジでは、通常、
雌ボス90a、90bのヒンジ軸方向の移動をスムーズ
に行わせるため、図11(a)、(b)に示すように、
ガイド溝41a、41bの幅をガイド突部22a、22
bより広く形成してある。
【0009】このため、図12に示すように、第一筐体
10と第二筐体20が任意開閉角度(α°)で開いた状
態で固定されたとき(雄ボス30の凸部31と雌ボス9
0a、90bの凹部42が係合したとき)、ガイド溝4
1a、41bとガイド突部22a、22bの隙間にあそ
び角θ°(1/2θ°+1/2θ°)が生じるからであ
る。
【0010】そこで本発明は、前記従来技術の問題点を
改良し、簡単な構成によって、筐体のがたつきを防止で
きるとともに、装置の小型化かつ軽量化を図れる折り畳
み式機器のヒンジ構造の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の折り畳み式機器
のヒンジ構造は、第一筐体と第二筐体とを開閉可能に結
合させる前記第一筐体と一体な第一ヒンジ部と、前記第
二筐体と一体な第二ヒンジ部とからなるヒンジ構造にお
いて、前記第一ヒンジ部内に固定されヒンジ軸方向と直
交する一面に凸部を形成した雄ボスと、前記第二ヒンジ
部内にヒンジ軸方向に形成されたガイド突部およびテー
パ付けしたサポート溝と、前記第二ヒンジ部内で摺動自
在に可動し前記ガイド突部と前記サポート溝に各々係合
するガイド溝と突部状のサポートリブとを具備し且つ前
記凸部と係合する凹部を形成した雌ボスと、この雌ボス
を前記雄ボスに圧接させるためのばねと、前記第一筐体
と前記第二筐体を締結させるために前記雌ボスを貫通し
て前記雄ボスに入るねじとからなり、前記サポート溝の
テーパ部と前記サポートリブを係合させることにより、
前記雌ボスが前記雄ボスに回動しつつ係合すべくしたも
のである。
【0012】この折り畳み式機器のヒンジ構造におい
て、前記テーパ付けしたサポート溝を前記雌ボスに、前
記突部状のサポートリブを前記第二ヒンジ部内にそれぞ
れ形成してもよい。
【0013】上記構成からなる本発明のヒンジ構造によ
れば、第一あるいは第二筐体を開閉することによって、
雄ボスの凸部と雌ボスの凹部が係合したとき、第二ヒン
ジ部内のテーパ部を有するサポート溝と、雌ボスの突部
状のサポートリブが係合し、第二ヒンジ部内で雌ボスが
雄ボスと係合しながら回動することにより、ガイド溝の
一側面とガイド突部が接し、他の第二ヒンジ部内では、
ガイド溝の他側面とガイド突部が接した状態で第一及び
第二筐体が固定されているので、ガイド溝とガイド突部
の幅の違いによる筐体のがたつきを防止することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態の開状態を示す
外観斜視図、図2はこの実施の形態のヒンジ部を示す分
解斜視図、図3は図2の雌ボスの正面図及び側面図、図
4は図2の第二ヒンジ部の側面図及び断面図、図5は図
2の第二ヒンジ部と雌ボスの位置関係を示す断面図、図
6は図2のヒンジの開閉動作を順次に表わす部分断面を
含む透視図、図7及び図8は図2のヒンジが任意開閉角
度開いたときの第二ヒンジ部と雌ボスの位置関係を表わ
す断面図及び斜視図である。
【0016】本発明の実施の形態は、図1にその外観を
示すように、第一筐体10と一体である第一ヒンジ部1
1と、第二筐体20と一体である第二ヒンジ部21a、
21bからなり、第一ヒンジ部11と第二ヒンジ部21
a、21bが各々連結して第一筐体10と第二筐体20
を開閉可能に結合させている。以下、そのヒンジ部の構
成の詳細を説明するが、図9ないし図14で示した従来
例と同一構成要素には同じ参照符号を付して説明するこ
とにする。
【0017】このヒンジ部の構成は、図2に分解斜視図
を示すように、第二ヒンジ部21a、21b内のヒンジ
軸方向にガイド突部22a、22bを形成し、第一ヒン
ジ部11内に固定され且つヒンジ軸方向と直交する一面
に凸部31とねじ孔32を形成した雄ボス30と、第二
ヒンジ部21a、21b内に位置し外周面ヒンジ軸方向
にガイド突部22a、22bと係合するガイド溝41
a、41bを形成するとともに、雄ボス30と対向する
面に凸部31と係合する凹部42を有し且つばね収納部
43と中心孔44を設けた雌ボス40a、40bと、ば
ね収納部43に圧入され雌ボス40a、40bを常時雄
ボス30側に圧接するばね50と、雌ボス40a、40
bの中心孔44を貫通して雄ボス30のねじ孔32に入
り第一筐体10と第二筐体20を締結させるためのねじ
60とで構成し、通常、第一及び第二筐体10、20を
閉じているときは、雄ボス30の凸部31と雌ボス40
a、40bの凹部42が係合しない状態となっており、
第一筐体10あるいは第二筐体20のいずれか一方を開
くと、雌ボス40a、40bと雄ボス30の対向面が接
しつつ回動する状態となる。
【0018】この実施の形態のヒンジ部においては、さ
らに第二ヒンジ部21a、21b内に位置する雌ボス4
0a、40bには、図3に示すように突部状をなすサポ
ートリブ45a、45bがヒンジ中心軸に線対称の位置
に形成されている。
【0019】一方、第二ヒンジ部21a、21bの内面
円周上には雌ボス40a、40bのサポートリブ45
a、45bと係合するよう、図4に示すようなテーパ部
24a、24bをもつサポート溝23a、23bがヒン
ジ中心軸に線対称の位置に形成されている。このサポー
ト溝23a、23bの形状は、サポートリブ45a、4
5bと係合した際、雌ボス40a、40bが第二ヒンジ
部21a、21b内で、各々1/2θ°回動できる(図
5)ように、溝幅eが設定されており、また雌ボス40
a、40bの凹部42の深さhに合わせてテーパ部24
a、24bの寸法fが設定されている(図4)。
【0020】次に、上述した構成からなるこの実施の形
態の動作について図6(a),(b),(c)を参照し
つつ説明する。
【0021】第一筐体10と第二筐体20が任意開閉角
度(α°)より小さい状態の時(第一筐体10と第二筐
体20が閉じている状態を含む)、雄ボス30の凸部3
1と雌ボス40a、40bの凹部42は係合しないで、
図6(a)の状態にある。この時、雌ボス40a、40
bのサポートリブ45a、45bは第二ヒンジ部21
a、21b内のサポート溝23a、23bの位置の設定
により、テーパ部24a、24bに軽く接した状態にあ
る。
【0022】第一筐体10と第二筐体20が任意開閉角
度(α°)近く開いた時、即ち、凸部31と凹部42が
係合し始めた時、図6(b)に示すように、ばね50の
弾性力によりサポートリブ45a、45bはテーパ部2
4a、24bに沿って、雌ボス40a、40bは図8
中、矢印方向に回転しつつ、ヒンジ軸方向へと移動し始
める。
【0023】第一筐体10と第二筐体20が任意開閉角
度(α°)に開いた時、即ち凸部31と凹部42が完全
に係合した時、図6(c)及び図7に示すように第二ヒ
ンジ部21a内ではガイド溝41aの一側面とガイド突
部22aが接し、一方、第二ヒンジ部21b内では、ガ
イド溝41bの他側面とガイド突部22bが接する。
【0024】上述した構成からなるこの実施の形態のヒ
ンジ構造によれば、雌ボス40a、40bが互いに正逆
方向に1/2θ°ずつ回動しながら雄ボス30と係合す
るので、ガイド突部22a、22bとガイド溝41a、
41bの幅の差から生じる遊び角θ°を解消することが
できる。これにより、図1のA方向のがたつきは第二ヒ
ンジ部21aで、B方向のがたつきは第二ヒンジ部21
bでそれぞれ防止することができる。
【0025】本発明においては以下に述べるような他の
実施の形態を構成することできる。
【0026】即ち、上述した実施の形態では、雌ボス4
0a、40bを雄ボス30と係合させる時に、サポート
リブ45a、45bとサポート溝23a、23bの関係
により、正逆方向に1/2θ°回動させる構成とした
が、これは特に限定されるものでなく、雌ボス40a、
40bの回動角は、サポートリブ45a、45bとサポ
ート溝23a、23bの位置関係の調整によりθ°の範
囲内で自由に変更できる。また、雌ボス40a、40b
のどちらか一方をθ°だけ回動させる構成としてもよ
い。
【0027】さらに、上述した実施の形態では、雌ボス
40a、40bに突部状のサポートリブ45a、45b
を形成し、第二ヒンジ部21a、21b内にテーパ部を
有するサポート溝23a、23bを形成したが、これを
逆にし、雌ボス40a、40bにテーパ部を有するサポ
ート溝23a、23bを形成し、第二ヒンジ部21a、
21b内に突部状のサポートリブ45a、45bを形成
してもよい。
【0028】
【発明の効果】第1の効果は、装置の商品性を向上させ
ることができるということである。これにより、使用者
に不快感を与えさせることがない。その理由は、第二ヒ
ンジ部と雌ボス間で係合時にサポート溝のテーパ部とサ
ポートリブが遊び角を生じないように作用するため、ヒ
ンジ部のがたつきがなくなるからである。
【0029】第2の効果は、無線装置の機能を向上させ
るということである。その理由は、ヒンジ部のがたつき
による通話特性の低下を防ぐことができるからである。
【0030】第3の効果は、装置の小型化かつ軽量化が
図れるということである。その理由は、簡単な構成によ
り、各筐体のがたつきを防止できるとともに、このよう
ながたつき防止を図るうえで、一切の構成部品の増加を
ともなわないためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の開状態を示す外観斜視図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係わるヒンジ部を示す分
解斜視図である。
【図3】図2のヒンジ部の雌ボスの(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図4】図2の第二ヒンジ部の(a)は側面図、(b)
は断面図である。
【図5】図2の第二ヒンジ部と雌ボスの位置関係を左右
それぞれ(a),(b)で示した断面図である。
【図6】図2のヒンジ部の開閉動作を(a),(b),
(c)の順次に表した部分断面を含む透視図である。
【図7】図2のヒンジ部が任意開閉角度開いた時の第二
ヒンジ部と雌ボスの位置関係を左右それぞれ(a),
(b)で表した断面図である。
【図8】図2のヒンジ部が任意開閉角度開いた時の第二
ヒンジ部と雌ボスの位置関係を表した斜視図である。
【図9】従来の折り畳み式機器の開状態を示す外観斜視
図である。
【図10】従来例に係わるヒンジ部を示す分解斜視図で
ある。
【図11】図10のヒンジ部の左右それぞれ(a),
(b)で示す断面図である。
【図12】図10のヒンジ部が任意開閉角度開いた時の
第二ヒンジ部と雌ボスの位置関係を表した斜視図であ
る。
【図13】第一筐体と第二筐体が任意開閉角度開いた時
の図10のヒンジ部の断面図である。
【図14】図10の雄ボスと雌ボスが係合していない状
態を表す断面図である。
【符号の説明】
10 第一筐体 11,71 第一ヒンジ部 20 第二筐体 21a,21b,81a,81b 第二ヒンジ部 22a,22b ガイド突部 23a,23b サポート溝 24a,24b テーパ部 30 雄ボス 31 凸部 32 ねじ孔 40a,40b,90a,90b 雌ボス 41a,41b ガイド溝 42 凹部 43 ばね収納部 44 中心孔 45a,45b サポートリブ 50 ばね 60 ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一筐体と第二筐体とを開閉可能に結合
    させる前記第一筐体と一体な第一ヒンジ部と、前記第二
    筐体と一体な第二ヒンジ部とからなるヒンジ構造におい
    て、 前記第一ヒンジ部内に固定されヒンジ軸方向と直交する
    一面に凸部を形成した雄ボスと、前記第二ヒンジ部内に
    ヒンジ軸方向に形成されたガイド突部およびテーパ付け
    したサポート溝と、前記第二ヒンジ部内で摺動自在に可
    動し前記ガイド突部と前記サポート溝に各々係合するガ
    イド溝と突部状のサポートリブとを具備し且つ前記凸部
    と係合する凹部を形成した雌ボスと、この雌ボスを前記
    雄ボスに圧接させるためのばねと、前記第一筐体と前記
    第二筐体を締結させるために前記雌ボスを貫通して前記
    雄ボスに入るねじとからなり、 前記サポート溝のテーパ部と前記サポートリブを係合さ
    せることにより、前記雌ボスが前記雄ボスに回動しつつ
    係合すべくしたことを特徴とした折り畳み式機器のヒン
    ジ構造。
  2. 【請求項2】 前記テーパ付けしたサポート溝を前記雌
    ボスに、前記突部状のサポートリブを前記第二ヒンジ部
    内にそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1記載の
    折り畳み式機器のヒンジ構造。
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