JPH09233268A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH09233268A
JPH09233268A JP8034484A JP3448496A JPH09233268A JP H09233268 A JPH09233268 A JP H09233268A JP 8034484 A JP8034484 A JP 8034484A JP 3448496 A JP3448496 A JP 3448496A JP H09233268 A JPH09233268 A JP H09233268A
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JP8034484A
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Inventor
Takeshi Washio
毅 鷲尾
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、原稿を搬送しつつ画像を読み取る
原稿読取装置に関し、正確なシェーディング補正および
高精度な原稿の搬送の双方を達成して、高精度な読取を
実現することを目的とする。 【解決手段】 原稿をターゲットガラス15上の読取位置
に搬送し通過させる搬送部14と、読取位置に光を照射し
て該反射光を取り込むことにより原稿画像を読み取る読
取部16と、可撓性を有し読取位置上に原稿を介して圧接
する白色基準シート26とを具備し、白色基準シート26の
白色面によりシェーディング補正を行なう際には読取部
16の姿勢をブラケット31を原稿の搬送方向に揺動させる
ことにより変化させ白色基準シート26に原稿の読取時よ
りもターゲットガラス15の読取位置を大きく覆わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿読取装置に関
し、詳しくは、原稿を搬送しつつ画像を読み取る原稿読
取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、読取位置を通過する原稿に光
を照射しその反射光を取り込むことにより原稿画像を読
み取る原稿読取装置が知られており、この原稿読取装置
では、読取位置に圧接して原稿をその読取位置上に密着
させる白色基準シートの白色面によりシェーディング補
正を行なうものがある。
【0003】この種の原稿読取装置には、互いに圧接し
て一方が回転駆動し他方が従動回転するローラ対を読取
位置の原稿搬送方向の上流側および下流側に設け、これ
らの圧接部で原稿を挟持し搬送するものがあり、原稿の
搬送経路を閉止/開放する場合には装置本体が回動自在
に支持する圧板にローラ対の一方を保持させたり、白色
基準シートを貼付したりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような原稿読取装
置は、シェーディング補正を正確に行なうために読取時
の原稿と同様に白色基準シートにより読取位置以外から
の反射光を取り込んでしまうことを防止する必要があ
る。しかしながら、従来の原稿読取装置にあっては、ロ
ーラ対は両端側を支持するため、その圧接力に原稿幅方
向の圧力分布が生じるとともに圧板に保持させる場合に
はその圧板自体も撓んでしまう。このため、白色基準シ
ートの一部が読取位置上面から浮き上がって読取位置と
の間に隙間ができるので、読取位置以外で反射された反
射光を取り込んでしまい、シェーディング補正を正確に
行なうことができず読取精度が低下してしまう。また、
原稿も読取位置上面から浮き上がってしまうという問題
があった。
【0005】この問題を解消するため、例えば、特開平
4−266259号公報に記載されている原稿読取装置
では、白色基準シートの裏面側に圧力を掛けたスポンジ
材料を設けることにより、白色基準シートおよび原稿を
読取位置に押し付けて密着させている。また、例えば、
特開平5−80614号公報に記載されている原稿読取
装置では、白色基準シートを読取位置と反対側に折り返
すことによりその反発力によって読取位置に圧接させて
読取位置に密着できるようにしている。
【0006】しかし、前者の原稿読取装置にあっては、
読取位置全体に白色基準シートを押し付けるので正確な
シェーディング補正を行なうことはできるが、薄紙等の
剛性のない原稿を搬送する際には白色基準シートによる
負荷(搬送抵抗)が大きくなっているため搬送精度が低
下してしまったり、ジャムが発生してしまうという問題
がある。なお、この問題は薄紙に限らず、使用環境によ
っては搬送抵抗の増加により同様に発生する可能性もあ
る。
【0007】また、後者の原稿読取装置にあっては、白
色基準シートの折り曲げの程度や組付によって読取位置
に圧接する圧力が変化するので、読取位置に白色基準シ
ートを適度に圧接させることができないことがある。こ
のため、高精度な加工および組付が要求されるという問
題があった。また、白色基準シートの経時的な変化によ
っても圧接する圧力が変化するので、読取位置を十分に
覆うことができなくなると正確にシェーディング補正を
行なうことができなくなる。また、原稿を読取位置に十
分に密着させることができなかったり、逆に搬送抵抗が
大きくなってしまうという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、正確なシェーディング
補正および高精度な原稿の搬送の双方を達成して、高精
度な読取を実現することのできる原稿読取装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、原稿を読取位置に搬送し通過させ
る搬送手段と、読取位置に光を照射して該反射光を取り
込むことにより原稿画像を読み取る読取手段と、を具備
する原稿読取装置であって、前記読取手段の姿勢を変化
させる姿勢制御手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】この請求項1記載の発明では、読取手段の
姿勢が変化され装置本体に対する読取位置(面)の相対
的な位置が変化される。したがって、読取手段の読取位
置と原稿や装置本体部品との相対的な位置関係を駆動モ
ードや原稿種別などの読取条件に応じて任意に設定する
ことができる。請求項2記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成に加え、前記読取手段の読取位置上に原稿を
介して圧接する可撓性を有する白色基準部材と、該白色
基準部材の白色面からの反射光によりシェーディング補
正を行なう補正手段と、を備え、前記姿勢制御手段は、
読取時に白色基準部材が読取位置上に圧接する圧接面積
よりもシェーディング補正時に該読取位置を大きく覆う
ように姿勢を変化させることを特徴とするものである。
【0011】この請求項2記載の発明では、読取時の白
色基準部材による読取位置上の圧接面積よりもシェーデ
ィング補正時に読取位置を覆う面積が大きくなるように
読取手段の姿勢が変化される。したがって、読取時には
白色基準部材により原稿の読み取る領域程度が読取位置
に密着されだけで搬送抵抗が増加することはなく、シェ
ーディング補正時には白色基準部材により読取位置が読
み取る領域以上が覆われ余分な光の取り込みがない。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の発明の構成に加え、前記姿勢制御手段は、搬送
手段が搬送する原稿の検知情報に基づいて読取手段の姿
勢を変化させることを特徴とするものである。この請求
項3記載の発明では、読取手段の姿勢は原稿の検知情
報、例えば搬送される原稿の位置や原稿の種別などに基
づいて変化される。したがって、例えば、読取モードを
実行する前にシェーディング補正を行なう場合などに
は、原稿の位置により白色基準部材に対する相対位置を
変化させ白色基準部材で読取位置を覆った高精度なシェ
ーディング補正を行なった後に搬送抵抗の増加のない原
稿搬送を実行することができる。また、強度のある原稿
を読み取る場合には白色基準部材により読取位置に十分
に密着させるようにすることもできる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の発明の構成に加え、前記搬送手段の駆動源
の駆動方向に応じて該駆動力の伝達先を切り換える切換
手段を設け、搬送手段は正逆駆動の一方向に駆動する駆
動源の駆動力により原稿を搬送し、姿勢制御手段は駆動
源を正逆駆動の他方向に駆動させ切換手段が伝達する該
駆動力により読取手段の姿勢を変化させることを特徴と
するものである。
【0014】この請求項4記載の発明では、駆動源の駆
動力が正逆駆動に応じてその伝達先が切り換えられ、駆
動力の正駆動または逆駆動の一方により原稿が搬送さ
れ、その他方により読取手段の姿勢が変化される。した
がって、駆動源を共通使用することができ、特別に駆動
源を設ける必要がない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図5は本発明に係る画像読取装置の第1
実施形態を示す図であり、本実施形態は請求項1〜3に
記載の発明に対応する。まず、構成を説明する。
【0016】図1および図2において、10は複写装置や
ファクシミリ装置などに搭載された原稿読取装置であ
り、原稿読取装置10は、原稿テーブル11上に積載された
原稿を1枚づつ分離して給送する分離部12と、給送され
てきた原稿を読取位置に搬送(通過)して排紙トレイ13
に搬出する搬送部(搬送手段)14と、読取位置に位置す
るターゲットガラス(コンタクトガラス)15上を通過す
る原稿に光を照射しその反射光を取り込んで原稿画像を
読み取る読取部(読取手段)16と、原稿テーブル11上の
原稿先端を検出して未処理の原稿が残っていることを検
知するセンサ17および読取部16手前で原稿先端を検出し
て読み取る原稿が搬送されてきたことを検知するセンサ
18を含むセンサ群からのセンサ情報(位置検知情報な
ど)を受け取って各部の駆動を制御する図示していない
制御部と、から構成されている。
【0017】分離部12は、原稿の搬送方向に回転駆動し
原稿を下流側に送り出すフィードローラ21と、所定の圧
接力でフィードローラ21に圧接する分離パッド22とから
構成されており、摩擦力を原稿間、原稿および分離パッ
ド22間、原稿およびフィードローラ21間の順に大きく設
定することにより最下の原稿を搬送部14に分離給送す
る。なお、分離部12による分離方法は分離パッド22によ
るものに限らず、例えば逆方向に回転する分離コロ等の
他の方法であってもよい。
【0018】搬送部14は、読取部16の上流側および下流
側で原稿の搬送方向に回転駆動し原稿を下流側に搬送す
る搬送ローラ23と、所定の圧接力でそれぞれの搬送ロー
ラ23に圧接し従動回転する対向コロ24とから構成されて
おり、搬送ローラ23および対向コロ24(ローラ対)は互
いの圧接部に原稿を挟持して搬送し排紙トレイ13に搬出
する。
【0019】これら分離部12および搬送部14の駆動系
は、図示していないモータ(駆動源)の駆動力をアイド
ラギヤがフィードローラ21および搬送ローラ23に伝達し
てこれらを回転駆動させる。また、分離パッド22および
対向コロ24はターゲットガラス15と共に原稿の搬送経路
を画成(形成)するとともにその搬送経路を閉止/開放
可能に図中左右側外方の一方を回動自在に支持された圧
板25に軸支されており、分離パッド22は上流側を回動自
在に支持されて自重によりフィードローラ21に圧接し、
対向コロ24は搬送経路の画成時に搬送ローラ23に所定の
圧接力で圧接するように圧板25に支持されている。
【0020】また、搬送部14には、表面が白色の可撓性
を有する白色基準シート(白色基準部材)26がターゲッ
トガラス15に圧接するようにスペーサ27と共に圧板25に
貼付されており、この白色基準シート26は読取時には搬
送ローラ23および対向コロ24が搬送する原稿を介してタ
ーゲットガラス15の上面に搬送を妨げない圧接力で圧接
することによりその原稿をターゲットガラス15に密着さ
せその浮き上がりを防止し、また後述するシェーディン
グ補正時にはターゲットガラス15の読取位置に接する白
色面が白基準として用いられる。なお、搬送ローラ23お
よび対向コロ24は、圧接部の接線が読取時のターゲット
ガラス15上面と一致あるいは交叉するように配置されて
おり、これらの位置関係からも搬送原稿がターゲットガ
ラス15の上面から浮かないように設定されている。
【0021】読取部16は、ターゲットガラス15を介して
原稿または白色基準シート26の主走査方向(幅方向)に
光を照射する光源28と、その反射光を取り込んで光電変
換するその主走査方向に複数配列された光電変換素子29
とから構成された所謂、密着センサであり、光源28が出
射した光の反射光を光電変換素子29が取り込んで画像を
読み取ったり、その読取開始前に白色基準シート26の白
色面により反射された反射光で、所謂、シェーディング
補正を行なう。なお、このシェーディング補正は、前記
制御部がセンサ18による原稿先端の検知情報を受け取っ
たときに原稿の搬送を一時停止させた状態で、光源28を
点灯して白色基準シート26の白色による基準を読み取り
その読取時の出力を補正する補正値を演算する。そし
て、原稿の読取時には読み取った出力を補正演算するこ
とにより光源28や光電変換素子29のばらつき、経時変化
による劣化等があっても読取性能に応じた一定の画像
(濃度)で読取を行なうことができるようにする。すな
わち、制御部が補正手段を構成している。
【0022】この読取部16は、搬送される原稿の幅方向
両側方をブラケット31にネジ32により固定されており、
ブラケット31は回転軸33を装置本体に支持され読取部16
を原稿の搬送方向に揺動可能に保持している。このブラ
ケット31は、原稿の搬送方向上流側をスプリング34によ
り牽引されているとともに、下流側をソレノイド35によ
り牽引されるようになっており、ソレノイド35により牽
引されないときには図4に示すように下突当部36に突き
当てられターゲットガラス15が搬送ローラ23および対向
コロ24の接線とほぼ一致する位置に保持され(姿勢を維
持され)、ソレノイド35により牽引されるときには図5
に示すようにスプリング34の弾性力に抗して上突当部37
に突き当てられターゲットガラス15が圧板25に貼付され
た白色基準シート26の取付面とほぼ一致する位置に保持
される。
【0023】ここで、白色基準シート26は、本来、シェ
ーディング補正時に読取位置に対応しない部位からの反
射光を光電変換素子29が取り込まない程度の範囲のター
ゲットガラス15の上面を覆い、読取時に原稿を介して読
取位置に圧接すればよい。しかしながら、圧板25は対向
コロ24を搬送ローラ23との圧接力が所定となるようにそ
の原稿の幅方向外方で軸支するので、その幅方向に圧力
分布が生じるとともにその圧力分布に対応して圧板25自
体にも原稿幅の中央付近で撓みを生じる。そのため、白
色基準シート26を圧板25に直接貼付し、白色基準シート
26の弾性を利用して原稿をターゲットガラス15に密着さ
せる場合に、その密着の程度が不均一になるという問題
が発生する。このことから、白色基準シート26を圧板25
に直接貼付する場合に、一般的には、その白色基準シー
ト26による密着面積を大きめにしなければならず搬送抵
抗が増加している。このため、本実施形態では、白色基
準シート26は、図3に示すように、圧板25の撓み(搬送
ローラ23および対向コロ24の圧力分布)に対応して原稿
の搬送方向下流側の中央付近を幅Lとして幅広に形成し
たスペーサ27を介して圧板25に貼付し、その圧板25の取
付面(貼付面)は延長するとターゲットガラス15と交叉
するように形成することによって、白色基準シート26を
スペーサ27の形状に倣って撓ませターゲットガラス15に
接触する境界を直線状的に圧接させて均一に密着させる
ようになっている。なお、このスペーサ27は、厚さTを
圧板25の撓みに対応させ原稿の幅方向に変化させてもよ
く、幅方向に材質を変化させてもよい。また、圧板25の
取付面の形状を変化させてもよい。
【0024】そして、白色基準シート26は、読取部16が
図4に示す下突当部36に突き当たる姿勢のときには原稿
をターゲットガラス15に読取に必要な領域程度を密着さ
せ、読取部16が図5に示す上突当部37に突き当たる姿勢
のとき(シェーディング補正時)には外部からの光を取
り込まないようにターゲットガラス15の大きく覆うこと
ができる。したがって、読取時にターゲットガラス15に
圧接する面積はシェーディング補正を考慮しなくてよい
ので小さく設定することができる。
【0025】次に、原稿の読取動作とともに作用を説明
する。まず、原稿テーブル11上に載置された原稿がセン
サ17に検知され、図示していないスタートキーが押下さ
れると、その原稿が複数枚のときには最下の原稿がフィ
ードローラ21および分離パッド22により分離給送され、
上流側の搬送ローラ23および対向コロ24に受け渡され
る。次いで、この搬送ローラ23および対向コロ24がさら
に下流へと搬送する原稿の先端がセンサ18に検知される
と、その搬送が停止されるとともにソレノイド35がON
されることによりブラケット31が揺動(回動)され読取
部16が図5に示す姿勢にされて白色基準シート26がター
ゲットガラス15の読取位置上流側をも大きく覆う位置で
保持されシェーディング補正が実行される。
【0026】このとき、白色基準シート26はターゲット
ガラス15の読取位置を大きく覆っているので、光電変換
素子29が読取位置以外の白色基準シート26等からの反射
光を取り込むことがない。したがって、白色を読み取っ
た出力波形に差異が生じることがなく、正確なシェーデ
ィング補正とすることができ、画質を落してしまうこと
がない。
【0027】次いで、ソレノイド34がOFFされ負荷が
解除されることによりブラケット31がスプリング34によ
り揺動され読取部16が図4に示す姿勢にされて白色基準
シート26がターゲットガラス15の読取位置程度を圧接す
る位置に保持される。この後に、搬送ローラ23および対
向コロ24による原稿の搬送が再開され、原稿が白色基準
シート26によりターゲットガラス15の読取位置上に押し
付けられつつ所定の速度で搬送され、下流側の搬送ロー
ラ23および対向コロ24に受け渡されて排紙トレイ13に搬
出される。この原稿の搬送と同時に、読取部16では搬送
に同期して原稿からの反射光が光電変換素子29により取
り込まれ、原稿画像が電気的な信号(出力)に変換され
る。
【0028】このとき、原稿は白色基準シート26により
ターゲットガラス15上の読取位置程度に圧接され密着す
るだけなので、搬送抵抗が増大しておらず(スペーサ27
を用いないときよりも搬送抵抗が小さく)腰の弱い薄紙
であっても先端がターゲットガラス15と白色基準シート
26との間に挿入されずにジャムとなってしまうことがな
く、またジャムには至らないまでも所定の搬送速度とな
らずに読取画像に延びが生じてしまうこともない。
【0029】このように本実施形態においては、シェー
ディング補正時には読取部16の姿勢を原稿の搬送方向に
揺動(変化)させ白色基準シート26により原稿の読取時
よりもターゲットガラス15上の読取位置を大きく(読取
時に反射光を取り込む読取位置の外方まで)覆うので、
白色基準シート26等の読取位置に対応する部位以外から
の反射光を光電変換素子29が取り込んでしまうことがな
く、正確にシェーディング補正を行なうことができる。
そして、このシェーディング補正の後の原稿の搬送時に
は、読取部16を逆方向に揺動させ白色基準シート26はタ
ーゲットガラス15上の読取位置を圧接する程度にするの
で、小さな搬送抵抗で原稿を搬送することができ、高精
度に原稿を搬送することができる。この結果、原稿を紙
質に関係なく搬送して高画質で画像を読み取ることがで
きる。
【0030】また、読取部16は、原稿の位置を検知する
センサ18のセンサ情報に基づいて揺動させるので、読取
毎にシェーディング補正を行なうことができる。次に、
図6および図7は本発明に係る画像読取装置の第2実施
形態を示す図であり、本実施形態は請求項4記載の発明
に対応する。なお、本実施形態は、上述実施形態と略同
様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を
付して特徴部分のみを説明する。
【0031】両図において、40は駆動力の伝達機構であ
り、伝達機構40は分離部14および搬送部16の原稿を搬送
する搬送系と読取部16を支持するブラケット41を揺動さ
せる揺動系の駆動源として図示していないモータ(駆動
源)を共通使用できるように構成されており、この伝達
機構40は、モータの回転軸42に揺動ギヤ(切換手段)43
が噛合してその正逆回転に応じて揺動することにより駆
動力の伝達経路を切り換え、正転時にはフィードローラ
21に噛合するアイドラギヤ44に噛合してその駆動力を伝
達して搬送系を駆動させる一方、逆転時にはブラケット
41のセクタギヤ41aに噛合するアイドラギヤ列46に噛合
してその駆動力を伝達し読取部16の姿勢を変化させる。
なお、フィードローラ21から駆動ローラ23への駆動力は
アイドラギヤ45を介して伝達される。
【0032】ブラケット41は、スプリング47により図中
左方向に牽引されており、読取時にはフィードローラ21
および搬送ローラ23にモータの駆動力を伝達し原稿を搬
送するためにアイドラギヤ列46がフリーとなることによ
ってスプリング47の弾性力により揺動して読取部16を上
述実施形態で説明した図4に示す姿勢となる位置で下突
当部36に突き当てて保持する一方、シェーディング補正
時にはアイドラギヤ列46を介して伝達されるモータの駆
動力により揺動して読取部16を図5に示す姿勢となる位
置で上突当部37に突き当てて保持する。なお、このとき
にブラケット41がスプリング46により付勢されているの
で、セクタギヤ41aはアイドラギヤ列46に再度噛合する
ことができる。このブラケット41の揺動は、上述実施形
態においてソレノイド35を駆動させたタイミングでモー
タを逆転すればよい。
【0033】なお、伝達機構40は、圧板25の側方片側に
設けた対向する側板間に取り付けたり、両側の側板に搬
送系および揺動系を別個に取り付けてもよく、例えば、
両側の側板に取り付ける場合にはフィードローラ21の両
側にギヤ部を形成して駆動力を伝達すればよい。また、
揺動ギヤ43に限らず、搬送系および揺動系のそれぞれ
に、ワンウエイクラッチを介装して駆動方向に応じて駆
動力を伝達するようにしてもよい。
【0034】このように本実施形態では、分離部14およ
び搬送部16の搬送系を駆動するモータを共通使用してそ
の逆駆動により読取部16の姿勢を変化させるブラケット
41が揺動されるので、ブラケット41を揺動させる駆動源
を特別に設ける必要がなく、コスト高になることなく本
実施形態を構成することができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、読取手段
の姿勢を変化させ装置本体に対する読取位置(面)の相
対的な位置を変えることができるので、駆動モードや原
稿種別などの読取条件に応じて原稿や装置本体部品に対
する相対的な位置関係を任意に換えることができる。そ
して、請求項2記載の発明によれば、シェーディング補
正時に白色基準部材に対する読取手段の位置関係を変化
させその白色基準部材により読取位置を大きく覆うこと
ができるので、読取時には白色基準部材により原稿を読
取位置に搬送抵抗を増加させることはなく密着させるこ
とができ、シェーディング補正時には白色基準部材によ
り読取位置を大きく覆って余分な光の取り込みを防止す
ることができる。また、請求項3記載の発明によれば、
読取手段の姿勢を搬送される原稿の位置や原稿の種別な
どに基づいて変化させるので、原稿の読取を開始する直
前のシェーディング補正時に読取手段の姿勢を変化させ
読取位置を白色基準部材により大きく覆うことができ、
原稿に応じて白色基準部材による読取位置との密着の程
度を変化させることもできる。
【0036】したがって、読取時には白色基準部材によ
り原稿の読取に必要な面積を読取位置に密着させると同
時に搬送抵抗を増加させることはなくその原稿を搬送す
ることができ、例えば、読取毎に行なうシェーディング
補正時には白色基準部材により読取位置を大きく覆って
余分な光の取り込みを防止し高精度な補正を実行するこ
とができる。この結果、原稿を紙質に関係なく原稿を搬
送して高画質で画像を読み取ることができる。
【0037】また、駆動モードや原稿種別などの読取条
件に合わせて読取手段の読取位置との位置関係を調整し
て例えば、密着の程度を変化させることもできる。ま
た、請求項4記載の発明によれば、駆動源の正逆駆動に
応じてその一方の駆動力により原稿を搬送し、その他方
の駆動力により読取手段の姿勢を変化させるので、駆動
源を共通使用して特別に設ける必要がなく、コスト高に
なることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿読取装置の第1実施形態の概
略全体構成を示す図であり、その一部断面概念図であ
る。
【図2】その要部を示す一部拡大図である。
【図3】その白色基準部材と共に取り付ける部材を示す
平面図である。
【図4】その読取手段の原稿読取時の姿勢を示す状態図
である。
【図5】その読取手段のシェーディング補正時の姿勢を
示す状態図である。
【図6】本発明に係る原稿読取装置の第2実施形態の要
部構成を示す図であり、その一部断面拡大図である。
【図7】その駆動力の伝達先を切り換える機構を示す概
念構成図である。
【符号の説明】
10 画像読取装置 12 分離部 14 搬送部(搬送手段) 15 ターゲットガラス(読取位置) 16 読取部(読取手段) 26 白色基準シート(白色基準部材) 27 スペーサ 28 光源 29 光電変換素子 31、41 ブラケット 33 回転軸 34、46 スプリング 35 ソレノイド 40 伝達機構 41a セクタギヤ 42 揺動ギヤ(切換手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読取位置に搬送し通過させる搬送手
    段と、読取位置に光を照射して該反射光を取り込むこと
    により原稿画像を読み取る読取手段と、を具備する原稿
    読取装置であって、 前記読取手段の姿勢を変化させる姿勢制御手段を設けた
    ことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】前記読取手段の読取位置上に原稿を介して
    圧接する可撓性を有する白色基準部材と、該白色基準部
    材の白色面からの反射光によりシェーディング補正を行
    なう補正手段と、を備え、 前記姿勢制御手段は、読取時に白色基準部材が読取位置
    上に圧接する圧接面積よりもシェーディング補正時に該
    読取位置を大きく覆うように姿勢を変化させることを特
    徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  3. 【請求項3】前記姿勢制御手段は、搬送手段が搬送する
    原稿の検知情報に基づいて読取手段の姿勢を変化させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の原稿読取装
    置。
  4. 【請求項4】前記搬送手段の駆動源の駆動方向に応じて
    該駆動力の伝達先を切り換える切換手段を設け、 搬送手段は正逆駆動の一方向に駆動する駆動源の駆動力
    により原稿を搬送し、姿勢制御手段は駆動源を正逆駆動
    の他方向に駆動させ切換手段が伝達する該駆動力により
    読取手段の姿勢を変化させることを特徴とする請求項1
    〜3の何れかに記載の原稿読取装置。
JP8034484A 1996-02-22 1996-02-22 原稿読取装置 Pending JPH09233268A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007180844A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Canon Inc 画像読取装置および画像形成装置

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