JPH09233864A - 振動アクチュエータ - Google Patents

振動アクチュエータ

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JPH09233864A
JPH09233864A JP8034479A JP3447996A JPH09233864A JP H09233864 A JPH09233864 A JP H09233864A JP 8034479 A JP8034479 A JP 8034479A JP 3447996 A JP3447996 A JP 3447996A JP H09233864 A JPH09233864 A JP H09233864A
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JP
Japan
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vibration
piezoelectric
drive signal
vibrator
bodies
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Pending
Application number
JP8034479A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Tomikawa
義朗 富川
Takatoshi Ashizawa
隆利 芦沢
Mitsuhiro Okazaki
光宏 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特願平6−180279号等により提案した
振動アクチュエータでは、リード線が外部に出っ張るた
め、小型化を図ることができない。 【解決手段】 側面に環状の小径部7a,7bが形成さ
れた半弾性体6a,6bと,半弾性体6a,6bの分割
面により挟まれた状態で保持され、駆動信号により励振
される圧電体4a,4b,5a,5bと,分割面によ
り、圧電体4a,4b,5a,5bに積層状態で接合さ
れて保持される電極部材8a,8b,9a,9bと,電
極部材8a,8b,9a,9bに接続されて駆動信号を
入力するための駆動信号伝達部材19a,19b,20
a,20bとを備え、小径部7a,7bの内部において
駆動信号伝達部材19a,19b,20a,20bは電
極部材8a,8b,9a,9bに接続される振動アクチ
ュエータ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側面に環状の溝部
が少なくとも一つ形成された振動子を備える振動アクチ
ュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、縦−捩じり振動型の振動アク
チュエータの従来例を示した斜視図である。
【0003】従来、この種の振動アクチュエータでは、
ステータ(固定子)101は、2つの円柱型の振動子1
02,103間に捩じり振動用の圧電素子104が配置
されるとともに、振動子103の上側に縦振動用の圧電
素子105が配置される。捩じり振動用の圧電素子10
4は、周方向に分極され、一方、縦振動用の圧電素子1
05は厚み方向に分極される。さらに、ロータ(移動
子)106は、縦振動用の圧電素子105の上側に配置
される。
【0004】ステータ101を構成する振動子102,
103及び圧電素子104,105は、シャフト107
のねじ部に螺合されて固定され、ロータ106は、ボー
ルベアリング108を介してシャフト107に回転可能
に設けられる。シャフト107の先端にはバネ109を
介してナット110が螺合し、ロータ106をステータ
101に加圧力Fで加圧接触させる。
【0005】捩じり振動用の圧電素子104と縦振動用
の圧電素子105とは、発振器111から発振される同
一周波数の電圧を、移相器112により位相制御して駆
動される。
【0006】捩じり振動用の圧電素子104は、ロータ
106が回転するための機械的変位を与え、一方、縦振
動用の圧電素子105はステータ101とロータ106
との間に働く摩擦力を、圧電素子104による捩じり振
動の周期に同期させて周期的に変動させることにより、
振動を一方向への運動に変換するクラッチ的役割を果し
ている。
【0007】図11は、この振動アクチュエータのステ
ータ101を展開した状態で示す斜視図である。捩じり
振動用の圧電素子104は、周方向に分極する必要があ
るため、圧電材料を図12に示すように、6〜8個程度
の扇形の小片に一旦分割し、各小片を分極した後に再度
環状に組み合わせていた。なお、符号104aは電極で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の振動アクチュエータでは、捩じり振動用の圧電素子1
04を環状に組み合わせる時に、形状精度を出すことが
難しかった。
【0009】一方、縦振動用の圧電素子105,及び捩
じり振動用の圧電素子104それぞれの面積は、とも
に、ステータ106の断面積と略等しいか、又は、ステ
ータ106の断面積よりも小さかった。また、シャフト
107を貫通させるために縦振動用の圧電素子105,
及び捩じり振動用の圧電素子104それぞれの中央部に
貫通孔を開ける必要もあった。そのために、縦振動用の
圧電素子105,及び捩じり振動用の圧電素子104そ
れぞれの面積はさらに小さくなり、振動アクチュエータ
の高トルク化及び高回転化をともに図ることが難しかっ
た。
【0010】このような問題を解決するため、本出願人
は、既に特願平6−180279号等により、高トルク
及び高回転で駆動することができ、しかも、製造及び構
造がともに容易な異形モード縮退型振動子を用いた振動
アクチュエータを提案した。
【0011】この提案にかかる振動アクチュエータは、
振動発生部材である柱状の振動子と、この振動子の端面
に加圧された状態で接触する相対運動部材である移動子
とを備える。
【0012】図12は、この振動アクチュエータにおい
て、振動子32を構成する弾性体33に発生する縦振動
と捩じり振動とを組み合わせることにより端面である駆
動面32aに楕円運動を生じさせる原理を経時的に示す
説明図である。
【0013】前述したように、弾性体33には複数の圧
電素子が接合されており、駆動信号によりこれらの圧電
素子が励振されると、図12に経時的に示すように、弾
性体33には捩じり振動Tと縦振動Lとがそれぞれ発生
する。発生した縦振動L及び捩じり振動Tそれぞれの共
振周波数が略一致すると、弾性体33には縦振動Lと捩
じり振動Tとが同時に生じ(以下、このような状態を
「縮退」という。)、駆動面32aには楕円運動が発生
し駆動力を生じる。
【0014】図13は、このような振動子32aに接合
される圧電体34a,34b,35a,35bの配置例
を示す説明図であって、図13(a)は上面図、図13
(b)は側面図、図13(c)は縦振動,捩じり振動そ
れぞれの振動波形例を示すグラフである。
【0015】弾性体36a,36bは、金属やプラスチ
ック等の弾性材料からなる中空円柱体を中心軸を含む平
面で縦に2つに分割することにより得られる2つの半中
空円柱体を、再度組み合わせることにより構成される。
【0016】中空円柱体の外周面には、外径が段差状に
減少する小径部37a,37b,37cが形成されてお
り、これらの小径部37a〜37cを境として、第1大
径部37A,第2大径部37B,第3大径部37C,第
4大径部37Dがそれぞれ形成される。
【0017】2つの分割面の弾性体長手方向について、
圧電体34a,34b,35a,35b及び電極板38
a,38bが積層されて挟み込まれた状態で保持され
る。圧電体34a,34b,35a,35bは一つの分
割面に1群ずつ合計2群からなり、圧電体34a,34
b,35a,35bの各群はそれぞれ2層からなる。各
群の圧電体は、圧電定数d15を用いることで弾性体長手
方向について剪断変位を発生する圧電体34a,34b
と、圧電定数d31を用いることで弾性体長手方向につい
て捩じり変位を発生する圧電体35a,35bとから構
成される。
【0018】このような圧電定数d15を用いる圧電体3
4a,34bに駆動電圧を印加すると弾性体36a,3
6bには捩じり変位が発生し、一方、圧電定数d31を用
いる圧電体35a,35bに駆動電圧を印加すると弾性
体36a,36bには縦変位が発生する。
【0019】したがって、捩じり振動用圧電体34a,
34bに正弦波電圧を印加すると、弾性体36a,36
bにはそれに応じて捩じり運動が発生し、一方、縦振動
用圧電体35a,35bに正弦波電圧を印加すると、弾
性体36a,36bにはそれに応じて伸縮運動が発生す
る。
【0020】ところで、これらの圧電体を励振させるた
めには、縦振動用圧電体35a,35b及び捩じり振動
用圧電体34a,34bそれぞれに、所定の振幅及び周
期を有する駆動信号を印加しなければならない。このよ
うな駆動信号の印加のためには、駆動信号を伝達するリ
ード線を一部に接合した電極を縦振動用圧電体35a,
35b及び捩じり振動用圧電体34a,34bそれぞれ
に接触させた状態で配置しておく必要がある。さらに、
これらの縦振動用圧電体及び捩じり振動用圧電体それぞ
れに印加する駆動信号は、互いに絶縁状態を確保する必
要もある。
【0021】そこで、本出願人は、先に特願平7−21
8593号により、リード線を接合される電極張出部
を、弾性体の外周面側及び端面側の少なくとも一方の箇
所に互いに接触しない位置に配置することを、提案し
た。
【0022】この特願平7−218593号により提案
した電極配置により、電極同士の短絡は確実に解消する
ことができる。ところで、特願平6−180279号や
特願平7−218593号により提案した電極は、いず
れも、リード線を接続される電極張出部を、弾性体の外
部に向けて突出させた状態で配置されるものである。そ
のため、電極張出部に接続されるリード線は、弾性体の
外部に向けて張り出してしまうことになる。
【0023】したがって、これらの提案にかかる振動ア
クチュエータを、機器の狭隘部等に設置しようとする
と、リード線の張出分を収容するだけのスペースを振動
子の周囲に余分に確保しなければならない。そのため、
コンパクト化を図ることができるという前記の提案にか
かる振動アクチュエータの特徴を充分に発揮することが
できないという課題があった。振動アクチュエータ全体
のコンパクト化は、振動アクチュエータの適用範囲に大
きな影響を及ぼす重要な目的の一つである。
【0024】本発明は、このような課題を解決し、充分
に小型化を図ることができる振動アクチュエータを提供
することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、側
面に環状の溝部が少なくとも一つ形成された柱状の弾性
部材を中心軸と平行な平面で複数に分割して得られる複
数の弾性体と,隣り合う前記弾性体それぞれの分割面に
より挟まれた状態で保持され、駆動信号により励振され
る電気機械変換素子と,前記分割面により、前記電気機
械変換素子に積層状態で接合されて保持される電極部材
と,前記電極部材に接続されて、前記駆動信号を入力す
るための駆動信号伝達部材とを備える振動アクチュエー
タであって、前記溝部の内部において、前記駆動信号伝
達部材は前記電極部材に接続されることを特徴とする。
【0026】請求項2の本発明は、請求項1に記載され
た振動アクチュエータにおいて、前記駆動信号伝達部材
は、前記溝部の内部に収容されることにより前記弾性体
の前記側面から突出しないことを特徴とする。
【0027】請求項3の本発明は、請求項2に記載され
た振動アクチュエータにおいて、前記駆動信号伝達部材
は、前記溝部の所定位置から外部へ取り出されることを
特徴とする。
【0028】請求項4の本発明は、請求項1から請求項
3までのいずれか1項に記載された振動アクチュエータ
において、前記溝部の内部では、前記電気機械変換素子
の一部又は全部が切り欠かれることにより前記電極部材
の露出部が形成されており、前記露出部に前記駆動信号
伝達部材が接続されることを特徴とする。
【0029】請求項5の本発明は、請求項1から請求項
3までのいずれか1項に記載された振動アクチュエータ
において、前記溝部の内部では、前記電極部材に接続さ
れるとともに前記電気機械変換素子の反電極部材側の表
面に向けて伝達部材接続部が形成されており、前記伝達
部材接続部に前記駆動信号伝達部材が接続されることを
特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、添付図面を参照しながら、本発
明の実施形態を説明する。なお、以降の各実施形態の説
明は、振動アクチュエータとして、超音波領域の振動を
利用する超音波アクチュエータを例にとって、行う。
【0031】図1は、本発明にかかる超音波アクチュエ
ータ1の第1実施形態を示す縦断面図である。本実施形
態の超音波アクチュエータ1は、大別すると、振動発生
部材である振動子2と,振動子2によって駆動される相
対運動部材である移動子3とにより構成される。まず、
振動子2について説明する。
【0032】振動子2は、駆動信号により励振される電
気機械変換素子である圧電体4,5と、これらの圧電体
4,5が接合され、その圧電体4,5の励振により1次
の縦振動と2次の捩じり振動とが生じることによって、
駆動面2aに駆動力が発生する弾性体6とから構成され
る。
【0033】弾性体6は、鉄鋼材、ステンレス鋼材又は
リン青銅等の金属部材やプラスチック部材からなる中空
円柱体6’を中心軸と平行な平面で縦に2分割すること
により得られる半弾性体6a,6bを、再度組み合わせ
ることにより得られる。
【0034】中空円柱体6’の側面には、溝型の3つの
第1小径部7a,第2小径部7b及び第3小径部7cが
環状に形成されており、これらの小径部7a〜7cによ
って区切られることにより、4つの第1大径部7A,第
2大径部7B,第3大径部7C及び第4小径部7Dが形
成される。第1小径部7a及び第3小径部7cは、弾性
体6に発生する捩じり振動の節部に形成される。弾性体
6の側面に、4つの大径部7A〜7Dと3つの小径部7
a〜7cとを形成するのは、弾性体6に発生する縦1次
振動の共振周波数と捩じり2次振動の共振周波数とを接
近又は一致させて、駆動面2aに楕円運動を発生させる
ためである。
【0035】半弾性体6a,6bの二つの分割面それぞ
れには、電気機械変換素子である圧電体4a,5aと、
圧電体4b,5bとが2層ずつ配置されるとともに、2
層の圧電体4,5の間には、駆動電圧を印加するための
薄板状の電極8a,9aと、電極8b,9bとが配置さ
れる。なお、図1においては、圧電体4a,5a,4
b,5bと電極8a,9a,8b,9bが示されていな
いが、これらの圧電体及び電極の配置については、図1
に示す断面と90°ずれた断面を示す図2や分解斜視図
である図3等を参照しながら、後述する。
【0036】第1大径部7A及び第4大径部7Dそれぞ
れには、圧電体積層方向(図面上の左右方向)と平行な
方向に向けて貫通孔10a,10bが形成される。これ
らの貫通孔10a,10bにボルト11a,11bを挿
入し、ボルト11a,11bの両端部にナット12a,
12bを螺着することにより、半弾性体6a,6bが圧
電体4a,5a,4b,5bと電極8a,9a,8b,
9bとを挟み込んだ状態で、それぞれが固定される。
【0037】半弾性体6a,6bそれぞれの内周面に
は、中心部側に向けてフランジ13a,13bが半円環
状に形成される。これらのフランジ13a,13bは、
その両面を、振動子2の中央部に形成された中空部に挿
入される上固定軸14a,14bにより挟まれることに
より保持される。
【0038】下固定軸14bのフランジ13a,13b
との接触面中央部には、雄ネジ部が突起状に形成されて
おり、この雄ネジ部は、上固定軸14aのフランジ13
a,13bとの接触面中央部に形成された雌ネジ孔に螺
着する。これにより、上固定軸14a,14bは、フラ
ンジ13a,13bを挟んだ状態で保持する。このよう
にして、振動子2は、固定軸14により固定・保持され
る。
【0039】なお、上固定軸14a,下固定軸14bそ
れぞれの外周面は、図示するように、半弾性体6a,6
bの内周面に接触させないことが、弾性体6に発生する
振動の減衰をできるだけ解消するためには、望ましい。
【0040】振動子2は、以上説明したように、固定・
保持される。次に、移動子3について説明する。移動子
3は、ステンレス鋼材やアルミニウム材等により構成さ
れる厚肉円環状の移動子母材3aと、高分子材を主成分
とし移動子母材3aの振動子2側の端面に貼付される薄
板状の摺動材3bとから構成される。
【0041】移動子母材3aの反振動子側の端面中央部
に形成された貫通孔の縁部には、環状の溝部3cが設け
られており、この溝部3cに位置決め部材であるベアリ
ング15が嵌合されて固定される。ベアリング15は上
固定軸14aに取り付けられており、移動子3は上固定
軸14aに対して回動自在に位置決めされる。
【0042】移動子母材3aの側面には、全周につい
て、移動子3に発生する出力を取り出すための出力取出
用歯車3dが設けられており、その出力は図示しない被
駆動体の歯車に伝達される。このようにして、被駆動体
は移動子3によって駆動される。
【0043】上固定軸14aの上端部側には、ネジ部1
4cが形成されており、このネジ部14cに、加圧力調
整部材であるナット16が螺合する。ベアリング15と
ナット16との間には、加圧部材である皿バネ17(ス
プリングバネや板バネ等であってもよい。)が装着され
ており、ベアリング15を振動子2の駆動面2a側に向
けて付勢する。皿バネ17のバネ力により、移動子3の
摺動材3bは振動子2の駆動面2aに加圧接触される。
【0044】加圧力調整部材であるナット16の上固定
軸14aに対する螺合位置を調整することにより、皿バ
ネ17のバネ力が調整され、移動子3の振動子2に対す
る加圧力が調整される。
【0045】図2は、本実施形態の超音波アクチュエー
タ1における振動子2の説明図であって、図2(a)は
振動子2の上面図,図2(b)は振動子2の側面図,図
2(c)は振動子2に発生する振動波形例を示すグラフ
である。
【0046】前述したように、半弾性体6a,6bは、
4つの大径部7A〜7Dと3つの小径部7a〜7cとを
有した中空円筒体を中心軸と平行な平面で縦に2分割す
ることにより得られる。
【0047】半弾性体6a,6bの二つの分割面には、
2層の圧電体4a,4b,5a,5bと電極8a,8
b,9a,9bとが挟みこまれる。圧電体4a,4b
は、捩じり振動用の圧電体であって、半弾性体6a,6
bに発生する捩じり振動の1つの節部を跨ぐように配置
される。一方、圧電体5a,5bは、縦振動用の圧電体
であって、半弾性体6a,6bに発生する縦振動の節部
を跨ぐように配置される。
【0048】圧電体4a,4bは、圧電定数d15を用い
ることで、周波電圧が印加した時に半弾性体6a,6b
の長手方向について電圧の方向に応じた剪断変位を生
じ、この剪断変位によって半弾性体6a,6bには捩じ
り振動が発生する。
【0049】捩じり振動圧電体群4は、図面上手前側2
枚の捩じり振動用圧電体4aと向こう側2枚の捩じり振
動用圧電体4bとから構成される。手前側の捩じり振動
用圧電体4a,向こう側の捩じり振動用圧電体4bを、
それぞれに同じ方向の電圧が印加された場合に互いに反
対方向へ剪断変位するように、配置すると、半弾性体6
a,6bにはある方向への捩じり変位が発生する。
【0050】例えば、図2(b)に示すように、手前側
2枚の捩じり振動用圧電体4a及び向こう側2枚の捩じ
り振動用圧電体4bが剪断変形すると、駆動面2aは図
2(a)に矢印で示す方向に捩じれる。また、これとは
反対方向への電圧を印加すると、反対方向への剪断変形
が発生するため、駆動面2aは図2(a)に矢印で示す
方向とは反対方向へ捩じれる。
【0051】圧電体5a,5bは、圧電定数d31を用い
ることで、周波電圧が印加した時に半弾性体6a,6b
の長手方向について電圧の方向に応じた伸縮変位を生
じ、それにより縦振動が発生する。
【0052】縦振動用圧電体群5は、手前側2枚の縦振
動圧電体5aと向こう側2枚の縦振動用圧電体5bとか
ら構成される。これらの縦振動用圧電体5a,5bは、
同じ方向への電圧が印加された場合に、それぞれが同方
向に縦変形するように、配置される。
【0053】このように縦振動用圧電体5a,5bを配
列することにより、縦振動用圧電体群5に同じ周波電圧
を印加すると、縦1次振動モードが励起され易くなる。
以上説明したように、捩じり振動用圧電体4a,4bと
縦振動用圧電体5a,5bとを配置し、それぞれに所定
の駆動電圧を印加すると、半弾性体6a,6bには、図
2(c)に例示するような捩じり振動及び縦振動が発生
する。
【0054】図3は、本実施形態における振動子2を構
成する半弾性体6a,6b、捩じり振動用圧電体4a,
4b、縦振動用圧電体5a,5b及び電極8a,8b,
9a,9bの配置を示す分解斜視図である。
【0055】半弾性体6a,6bの一方の分割面には、
2層の捩じり振動用圧電体4aと2層の縦振動用圧電体
5aとこれらに駆動電圧を印加するための電極8a,9
aとが挟み込まれる。また、半弾性体6a,6bの他方
の分割面には、2層の捩じり振動用圧電体4bと2層の
縦振動用圧電体5bとこれらに駆動電圧を印加するため
の電極8b,9bとが挟み込まれる。半弾性体6a,6
bと、圧電体4a,5a,4b,5bと、電極8a,9
a,8b,9bとは、接着剤等により接着されて接合さ
れる。
【0056】本実施形態における振動子2では、図3に
示すように、捩じり振動用圧電体4a,4bには、それ
ぞれ断面矩形の切欠き部18aが形成される。一方、縦
振動用圧電体5a,5bには、それぞれ断面矩形の切欠
き部18bが形成される。
【0057】切欠き部18a,18bの形成位置は、捩
じり振動用圧電体4a,4b、縦振動用圧電体5a,5
bを半弾性体6a,6bに装着した際に、半弾性体6
a,6bの外周面に形成された小径部7a,7bと一致
する位置である。
【0058】本実施形態においては、電極8a,9a,
8b,9bには切欠き部が形成されていないため、図3
に示すように、半弾性体6a,6bと圧電体4a,4
b,5a,5bと電極8a,9a,8b,9bとを積層
して接合すると、半弾性体6a,6bの側面に溝型に形
成された小径部7a,7b内に、電極8a,9a,8
b,9bの一部が露出する。
【0059】図4は、このようにして、半弾性体6a,
6bの小径部7a内において露出した状態の電極8aを
拡大して示す斜視図である。本実施形態においては、図
4に示すように、小径部7a内において露出した電極8
aに、駆動信号を伝達する駆動信号伝達部材であるリー
ド線19aを半田付け等により接合する。
【0060】図5は、本実施形態における振動子2のリ
ード線接合状況を示す説明図であって、図5(a)は側
面図,図5(b)はリード線設置高さにおける横断面図
である。
【0061】本実施形態においては、小径部7a,7b
の内部において電極8a,9a,8b,9bにそれぞれ
リード線19a,19b,20a,20bを接合するこ
とができるとともに、接合したリード線19a,19
b,20a,20bを小径部7a,7bの内部を這わせ
て外部に導くことができる。そのため、本実施形態によ
れば、振動子2の外部に、リード線19a,19b,2
0a,20bを接合するための電極張出部を突出させた
状態で形成する必要がなくなるとともに、振動子2の周
囲にリード線19a,19b,20a,20b引回しの
ためのスぺースが不要となって、リード線19a,19
b,20a,20bは駆動回路に接合する部分以外にお
いて振動子2から突出しなくなる。したがって、振動子
2を最小のスペースに設置することができる。
【0062】なお、本実施形態においては、図5(b)
に示すように、電極8a,電極8bにそれぞれリード線
19a,19bを接続するとともに、電極9a,電極9
bにそれぞれリード線20a,20bを接続し、これら
2束のリード線19a,19bと20a,20bとを電
極8b側の所定位置から外部に導くように構成している
が、図5(b)に破線で示すように、電極8aから導か
れたリード線19aを電極8bにおいて絶縁状態でリー
ド線19bで1本のリード線19cにまとめ、外部に導
くように構成してもよい。
【0063】このように構成された本実施形態の超音波
アクチュエータ1に2つの(1/4)λ(ただし、λは
波長を示す。)位相差を有する駆動信号を、それぞれ捩
じり振動用圧電体4a,4bと縦振動用圧電体5a,5
bとに入力すると、振動子2に、捩じり振動用圧電体4
a,4bが発生する剪断変形により捩じり振動が発生
し、縦振動用圧電体5a,5bにより縦振動が直接的に
発生する。
【0064】これらの駆動信号が入力された振動子2
は、各圧電体の励振によって、縦振動と捩じり振動とが
同時に生じ、これらの振動が合成された楕円運動が駆動
面2aに発生する。
【0065】楕円運動が発生する振動子2の駆動面2a
には、移動子3が摺動材3bを介して加圧接触されてい
るため、移動子3は振動子2から摩擦的に駆動力を伝達
されて、駆動される。
【0066】図6は、本実施形態における振動子2に発
生する捩じり振動(Tモード)及び縦振動(Lモード)
を組み合わせることにより、駆動面2aに楕円運動が発
生することを経時的に示す説明図である。なお、図6に
おいては、説明の便宜上移動子6は図示しない。
【0067】図6に示すように、捩じり振動の周期と伸
縮振動の周期との間の位相差を(1/4)λずらして設
定すると、駆動面2a上の定点には楕円運動が発生す
る。t=(6/4)πの時点では、捩じり振動Tの変位
は左側に最大であり、縦振動Lの変位は零である。この
状態では、移動子は、同じく図示しない加圧部材によっ
て振動子2の駆動面2aに接触した状態にある。
【0068】この状態から、t=(7/4)π〜0〜
(2/4)πまでは、捩じり振動Tは左側の最大から右
側の最大まで変位し、一方、縦振動Lは零から上側の最
大に変位して再び零に戻る。したがって、振動子2の駆
動面2aは移動子を押しながら右方向に回転し、移動子
は駆動される。
【0069】次に、t=(2/4)π〜(6/4)πま
では、捩じり振動Tは、右側の最大から左側の最大まで
変位し、一方、縦振動Lは、零から上側の最大に変位し
再び零に戻る。したがって、振動子2の駆動面2aは移
動子から離れながら左方向に回転するため、移動子は駆
動されない。このときに、移動子は、加圧部材により加
圧されているが、加圧部材の固有振動数が超音波振動域
より低いため、振動子2に発生する伸縮振動に追従しな
い。
【0070】このように、本実施形態の超音波アクチュ
エータ1によれば、圧電体4a,4b,5a,5bに接
触する電極8a,8b,9a,9bに駆動電圧を印加す
るための駆動信号伝達部材であるリード線19a,19
b,20a,20bを、振動子2の外面に溝状に形成さ
れた小径部7a,7b内において接続するとともに、接
続したリード線19a,19b,20a,20bを小径
部7a,7b内を這わせて外部に導くように構成したた
め、電極8a,8b,9a,9bが振動子2の外面から
外部に向けて突出しなくなり、超音波アクチュエータ1
を設置する際に必要となる振動子2の設置スペースを小
型化することができる。
【0071】(第2実施形態)次に、本発明にかかる振
動アクチュエータの第2実施形態を説明する。なお、以
降の各実施形態の説明では、第1実施形態と相違する部
分のみを説明し、第1実施形態と同一の部分について
は、同一の図中符号を付すことにより、重複する説明を
適宜省略する。
【0072】図7は、本実施形態にかかる超音波アクチ
ュエータ1−1を構成する半弾性体6a,6bの小径部
7a内における電極8aを拡大して示す斜視図である。
前述した第1実施形態では、図3及び図4に示すよう
に、圧電体4a,4b,5a,5bのうちの小径部7
a,7bに相当する部分に切欠き部18a,18bを設
けることにより、小径部7a,7b内で電極8a,8
b,9a,9bを露出させて、露出部分にリード線19
a,19b,20a,20bを接合するように構成し
た。
【0073】これに対し、本実施形態では、圧電体4
a,4b,5a,5bには切欠き部を設けず、小径部7
a,7b内に位置する電極8a,8b,9a,9bに、
圧電体4a,4b,5a,5bの表面をつたって小径部
7a,7bに導かれる電極接続部21a,21b,22
a,22bを形成しておき、小径部7a,7b内におい
て、電極接続部21a,21b,22a,22bにリー
ド線19a,19b,20a,20bを接続する。
【0074】本実施形態では、図7に示すように、圧電
体4a,4bの半弾性体6a,6bと接合される面に設
けられた表面電極41a,41bに、露出部に合わせた
形状の切り欠きを設けてある。また、半弾性体6a,6
bと圧電体4a,4bとを接合した際に、振動子2の側
面に形成された小径部7aにおいて露出される圧電体4
a,4bの露出部に、電極接続部21aを設けてある。
この電極接続部21aは、印刷や溶射等の適当な方法に
より導電塗料等を塗布することで形成することができ
る。そして、小径部7a内において、電極接続部21a
にリード線19aを半田付け等により接合してある。
【0075】本実施形態では、導電塗料の塗布により形
成した電極接続部21aは、圧電体4a,4bの端面を
伝わって側面まで到達し、対向する位置に配置された2
つの圧電体4a,4aによって挟まれた電極板18aに
接続されている。
【0076】本実施形態では、2つの圧電体4a,4a
の間に電極板18aを挟まれた状態で配置するように構
成したが、電極板18aを用いるのではなく導電塗料を
2つの弾性体6a,6bの対向面それぞれに塗布するこ
とにより構成してもよい。
【0077】したがって、本実施形態の超音波アクチュ
エータ1によれば、電極8a,8b,9a,9bが振動
子2の外面から外部に向けて突出しなくなり、超音波ア
クチュエータ1を設置する際に必要となる振動子2の設
置スペースを小型化することができる。
【0078】また、第1実施形態のように、加工が容易
でない圧電体に切欠きを形成する加工を行う必要がなく
なり、振動子の組み立て作業性が改善される。
【0079】(第3実施形態)次に、本発明にかかる超
音波アクチュエータ1−2の第3実施形態を説明する。
【0080】図8は、本実施形態における振動子2−2
を構成する半弾性体6a,6b、捩じり振動用圧電体4
−1a,4−1b,4−2a,4−2b、縦振動用圧電
体5a,5b及び電極8−1a,8−1b,8−2a,
8−2b,9a,9bの配置を示す分解斜視図である。
【0081】本実施形態が第1実施形態と相違するの
は、振動発生用の各圧電体及び電極の配置、すなわち、
捩じり振動用圧電体を2群の圧電体4−1a,4−1
b,4−2a,4−2bにより構成するとともに、伸縮
振動用圧電体を1群の圧電体5a,5bにより構成し、
各圧電体に駆動電圧を印加するための電極8−1a,8
−1b,8−2a,8−2b,9a,9bを配置した点
である。
【0082】本実施形態における振動子2−2は、2つ
の半弾性体6a,6bの間に、2群の捩じり振動用圧電
体4−1a,4−1b,4−2a,4−2bと、1群の
縦振動用圧電体5a,5bとを配置するとともに、各圧
電体の間には、これらの圧電体に駆動電圧を印加するた
めの電極8−1a,8−1b,8−2a,8−2b,9
a,9bが積層された状態で配置されている。各半弾性
体,各圧電体及び各電極は、第1実施形態と同様に接着
されて接合される。
【0083】捩じり振動用圧電体4−1a,4−1b,
4−2a,4−2bは、半弾性体6a,6bに発生する
捩じり振動の二つの節部を含む位置に配置され、圧電定
数d15を用いることで、半弾性体6a,6bの長手方向
について剪断変位を発生する。
【0084】一方、伸縮振動用圧電体5a,5bは、半
弾性体6a,6bに発生する伸縮振動の一つの節部を含
む位置に配置され、圧電定数d31を用いることで、半弾
性体6a,6bの長手方向について伸縮変位を発生す
る。
【0085】したがって、捩じり振動用圧電体4−1
a,4−1b,4−2a,4−2bに駆動信号として正
弦波電圧を入力すると、半弾性体6a,6bには、それ
に応じて捩じり振動が発生する。また、縦振動用圧電体
5a,5bに駆動信号として正弦波電圧を入力すると、
半弾性体6a,6bには、それに応じて伸縮振動が発生
する。
【0086】捩じり振動用圧電体4−1a,4−1b,
4−2a,4−2b及び縦振動用圧電体5a,5bそれ
ぞれには、小径部7a,7b及び7cの存在位置には、
切欠き部23a,23b,及び23cが形成される。
【0087】第1実施形態と同様に、電極8−1a,8
−1b,8−2a,8−2b,9a,9bには、切欠き
部が形成されていないため、小径部7a〜7cにおい
て、電極8−1a,8−1b,8−2a,8−2b,9
a,9bの一部が露出する。
【0088】縦振動用圧電体5a,5bに駆動信号を伝
える電極板9a,9bは、第2小径部7bにおいて露出
し、捩じり振動用圧電体4−1a,4−1b,4−2
a,4−2bに駆動信号を伝える電極板8−1a,8−
1b,8−2a,8−2bは第1小径部7a及び第3小
径部7cにおいて露出する。
【0089】以上のように、捩じり振動用圧電体4−1
a,4−1b,4−2a,4−2b及び縦振動用圧電体
5a,5bと、電極8−1a,8−1b,8−2a,8
−2b,9a,9bとを配置することにより、小径部7
a〜7cの内部において、電極とリード線とを接合する
ことができ、振動子2の外面にリード線が突出しないよ
うにすることができる。
【0090】また、本実施形態の超音波アクチュエータ
1−2は、第1実施形態の超音波アクチュエータ1に比
較すると、捩じり振動用圧電体を2群の圧電体により構
成しているため、より効率的に捩じり振動を発生させる
ことができ、超音波アクチュエータ1−2の駆動効率を
向上することができる。
【0091】(第4実施形態)図9は、本発明にかかる
振動アクチュエータの第4実施形態の超音波アクチュエ
ータ1−3を示す縦断面図である。
【0092】本実施形態の超音波アクチュエータ1−3
は、基本的に第3実施形態の超音波アクチュエータ1−
2と略同一に構成される。相違点は、半弾性体6a,6
bを締結固定するためのボルト11a,11b及びボル
ト11a,11bに螺合するナット12a,12bを振
動子2の外周面に突出させるのではなく、振動子2の外
周面にボルト24a,24bのボルト頭を収容すること
ができる止め孔26a,26b(本実施形態ではザグリ
孔)を形成した点である。
【0093】このように、振動子2の外周面に止め孔2
6a,26bを設けたことにより、振動子2の外面に出
っ張り部がなくなる。したがって、第1実施形態〜第3
実施形態と全く同様にして、リード線19a,19b,
20a,20bを外部に出っ張らせないことと併せて、
振動子2の外面に余分な出っ張りが生じなくなる。
【0094】なお、第1実施形態とは異なり、本実施形
態では、貫通孔25a,25bの内面に雌ネジ部を形成
し、ボルト24a,24bと螺合させることにより、ナ
ットを用いて締結する必要がなくなり、超音波アクチュ
エータ1−3の部品点数を低減することができる。
【0095】(変形形態)以上説明した各実施形態で
は、振動アクチュエータとして超音波振動域の振動を利
用する超音波アクチュエータを例にとったが、本発明に
かかる振動アクチュエータはこのような態様のみに限定
されるものではなく、他の振動域の振動を利用した振動
アクチュエータについて、等しく適用することができ
る。
【0096】また、各実施形態では、小径部が3つ形成
された振動子を備える振動アクチュエータを例にとった
が、本発明にかかる振動アクチュエータはこのような態
様のみに限定されるものではなく、小径部が一つ以上形
成された振動子を備える振動アクチュエータについて等
しく適用することができる。
【0097】また、各実施形態では、2つの弾性体から
なる振動子を例にとって説明を行ったが、本発明にかか
る振動アクチュエータはこのような態様のみに限定され
るものではなく、3つ以上の弾性体からなる振動子を備
える振動アクチュエータについても等しく適用すること
ができる。
【0098】また、各実施形態では、電気機械変換素子
として圧電体を用いた場合を例にとったが、本発明にか
かる振動アクチュエータはこのような態様のみに限定さ
れるものではなく、電歪素子等の電気エネルギーを機械
的変位に変換することができるものであれば、等しく適
用することができる。
【0099】さらに、各実施形態では、弾性体に2次の
捩じり振動と1次の縦振動とが生じる振動子を用いた振
動アクチュエータを例にとったが、本発明にかかる振動
アクチュエータはこのような態様のみに限定されるもの
ではなく、弾性体に1次以上の捩じり振動と1次以上の
縦振動とが生じる振動子を備える振動アクチュエータに
ついても等しく適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる超音波アクチュエータの第1実
施形態を示す縦断面図である。
【図2】第1実施形態の超音波アクチュエータにおける
振動子の説明図であって、図2(a)は振動子の上面
図,図2(b)は振動子の側面図,図2(c)は振動子
に発生する振動波形例を示すグラフである。
【図3】第1実施形態における振動子を構成する半弾性
体、捩じり振動用圧電体、縦振動用圧電体及び電極の配
置を示す分解斜視図である。
【図4】半弾性体の小径部内において露出した状態の電
極を拡大して示す斜視図である。
【図5】第1実施形態における振動子のリード線接合状
況を示す説明図であって、図5(a)は側面図,図5
(b)はリード線設置高さにおける横断面図である。
【図6】第1実施形態における振動子に発生する捩じり
振動(Tモード)及び縦振動(Lモード)を組み合わせ
ることにより、駆動面に楕円運動が発生することを経時
的に示す説明図である。
【図7】第2実施形態にかかる超音波アクチュエータを
構成する半弾性体の小径部内における電極を拡大して示
す斜視図である。
【図8】第3実施形態における振動子を構成する半弾性
体、捩じり振動用圧電体、縦振動用圧電体及び電極の配
置を示す分解斜視図である。
【図9】本発明にかかる振動アクチュエータの第4実施
形態の超音波アクチュエータを示す縦断面図である。
【図10】縦−捩じり振動型の振動アクチュエータの従
来例を示した斜視図である。
【図11】振動アクチュエータのステータ101を展開
した状態で示す斜視図である。
【図12】異形モード縮退型の振動アクチュエータにお
いて、振動子を構成する弾性体に発生する縦振動と捩じ
り振動とを組み合わせることにより端面である駆動面に
楕円運動を生じさせる原理を経時的に示す説明図であ
る。
【図13】振動子に接合される圧電体の配置例を示す説
明図であって、図13(a)は上面図、図13(b)は
側面図、図13(c)は縦振動,捩じり振動それぞれの
振動波形例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 振動アクチュエータ(超音波アクチュエータ) 4a,4b,5a,5b 電気機械変換素子(圧電体) 6a,6b 半弾性体 7a,7b 小径部 8a,8b,9a,9b 電極部材(電極) 19a,19b,20a,20b 駆動信号伝達部材
(リード線)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に環状の溝部が少なくとも一つ形成
    された柱状の弾性部材を中心軸と平行な平面で複数に分
    割して得られる複数の弾性体と,隣り合う前記弾性体そ
    れぞれの分割面により挟まれた状態で保持され、駆動信
    号により励振される電気機械変換素子と,前記分割面に
    より、前記電気機械変換素子に積層状態で接合されて保
    持される電極部材と,前記電極部材に接続されて、前記
    駆動信号を入力するための駆動信号伝達部材とを備える
    振動アクチュエータであって、 前記溝部の内部において、前記駆動信号伝達部材は前記
    電極部材に接続されることを特徴とする振動アクチュエ
    ータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記駆動信号伝達部材は、前記溝部の内部に収容される
    ことにより前記弾性体の前記側面から突出しないことを
    特徴とする振動アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記駆動信号伝達部材は、前記溝部の所定位置から外部
    へ取り出されることを特徴とする振動アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載された振動アクチュエータにおいて、 前記溝部の内部では、前記電気機械変換素子の一部又は
    全部が切り欠かれることにより前記電極部材の露出部が
    形成されており、前記露出部に前記駆動信号伝達部材が
    接続されることを特徴とする振動アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載された振動アクチュエータにおいて、 前記溝部の内部では、前記電極部材に接続されるととも
    に前記電気機械変換素子の反電極部材側の表面に向けて
    伝達部材接続部が形成されており、前記伝達部材接続部
    に前記駆動信号伝達部材が接続されることを特徴とする
    振動アクチュエータ。
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