JPH09234055A - ボツリオコッカス属に属する新規な微細藻類及びその培養方法 - Google Patents

ボツリオコッカス属に属する新規な微細藻類及びその培養方法

Info

Publication number
JPH09234055A
JPH09234055A JP4498996A JP4498996A JPH09234055A JP H09234055 A JPH09234055 A JP H09234055A JP 4498996 A JP4498996 A JP 4498996A JP 4498996 A JP4498996 A JP 4498996A JP H09234055 A JPH09234055 A JP H09234055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
botryococcus
strain
brownie
race
hydrocarbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4498996A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Murakami
信雄 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO, Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
Priority to JP4498996A priority Critical patent/JPH09234055A/ja
Publication of JPH09234055A publication Critical patent/JPH09234055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭素数33の炭化水素を産生する能力を有す
るボツリオコッカス・ブラウニー Aレースに属する新
規な微細藻類の株及びその効率的な培養方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明のボツリオコッカス・ブラウニー
Aレース株は、ボツリオコッカス属に属する微細藻類
の新規株であり、本株の藻体により産生される炭化水素
は炭素数33の炭化水素を含有する。また、前記ボツリ
オコッカス・ブラウニー Aレースに属する新規な微細
藻類の株を、人工光を間欠的に、好ましくは1日1回、
1回あたり5〜15時間の割合で、照射しながら培養す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なボツリオコ
ッカス属に属する微細藻類及びその培養方法に関し、詳
しくは炭素数33の炭化水素を産生する能力を有する新
規なボツリオコッカス・ブラウニー Aレース株及びそ
の効率的な培養方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CO2による地球温暖化が問題と
なっている中で、光エネルギーによりCO2を固定化し
炭化水素に変換する能力を有する微細藻類の利用に対す
る期待が高まっている。この様に光エネルギーを用いて
CO2を固定化し炭化水素を産生する微細藻類のうちで
も、ボツリオコッカス属に属する微細藻類は特に、炭化
水素を産生する能力に優れ、藻体全量に対する炭化水素
の含有量も乾燥重量の20〜40%と際だって高く、ボ
ツリオコッカス属に属する微細藻類の培養藻体から炭化
水素を取り出してこれを有効利用する様々な研究が既に
行われている。
【0003】ここで、上記ボツリオコッカス属に属する
微細藻類のうちでもボツリオコッカス・ブラウニー A
レースに属する微細藻類は、藻体が産生する炭化水素中
に直鎖のアルカジエン、アルカトリエンを多く含有する
という特徴を有するが、ボツリオコッカス・ブラウニー
Aレースに属する微細藻類においても、株の違いによ
り、産生される炭化水素の種類や、産生される総炭化水
素中の個々の炭化水素の含有量は様々である。現在知ら
れているボツリオコッカス・ブラウニー Aレースに属
する微細藻類では何れの株であっても、藻体が産生する
炭化水素は全て炭素数が32以下の炭化水素であること
が知られている。
【0004】一方、炭素数33の炭化水素、特に炭素数
33の直鎖アルカジエン、アルカトリエンは、燃料とし
ての利用の他に、農薬、医薬、食品添加物、生理活性物
質などの原料として有効に利用できる炭化水素として注
目されており、直鎖のアルカジエン、アルカトリエンを
多く産生するボツリオコッカス・ブラウニー Aレース
に属する微細藻類を用いての炭素数33の炭化水素の生
産が期待されているが、上述の通り、これまでに炭素数
33の炭化水素を産生するボツリオコッカス・ブラウニ
ー Aレースに属する微細藻類の株は知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記観点か
らなされたものであり、炭素数33の炭化水素を産生す
る能力を有するボツリオコッカス・ブラウニー Aレー
スに属する新規な微細藻類の株及びその効率的な培養方
法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、藻体が産生する
炭化水素が炭素数33の炭化水素を含有するボツリオコ
ッカス・ブラウニーAレースに属する微細藻類の新規株
を見出し、また、この様なボツリオコッカス・ブラウニ
ー Aレースに属する微細藻類の新規株を人工光を間欠
的に照射しながら培養することで培養効率が上がること
を見出し、本発明を完成させた。
【0007】すなわち本発明は、藻体が産生する炭化水
素が炭素数33の炭化水素を含有するボツリオコッカス
・ブラウニー Aレースに属する微細藻類の新規株を提
供する。
【0008】また本発明は、本発明のボツリオコッカス
・ブラウニー Aレースに属する微細藻類の新規株にお
いて、前記炭素数33の炭化水素が直鎖炭化水素である
ボツリオコッカス・ブラウニー Aレース株、並びに、
これらの新規株においてさらに、炭素数33の炭化水素
がアルカジエン及び/又はアルカトリエンを含有するボ
ツリオコッカス・ブラウニー Aレース株を提供する。
【0009】さらに本発明は、この様なボツリオコッカ
ス・ブラウニー Aレースに属する微細藻類の新規株の
具体的な株として、ボツリオコッカス・ブラウニー S
I−30株を提供する。
【0010】本発明はまた、人工光を間欠的に照射しな
がら培養することを特徴とする上記ボツリオコッカス・
ブラウニー Aレースに属する微細藻類の新規株の培養
方法を提供する。
【0011】本発明の培養方法において、人工光を間欠
的に照射する具体的な方法として、1日1回の光照射
を、1回あたりの照射時間が好ましくは5〜15時間程
度、より好ましくは7〜13時間程度となるように行う
方法を挙げることができる。照射する人工光に関するそ
の他の条件、あるいは、光照射以外の培養条件、例え
ば、培地、通気、温度等については、概ね従来のボツリ
オコッカス・ブラウニーAレースに属する微細藻類と同
様にすればよい。なお、培養をCO2添加空気を通気し
ながら行う場合には、これまでに知られるボツリオコッ
カス・ブラウニーAレースに属する微細藻類の増殖がC
2濃度に影響され易いのに比べ、本発明の新規なボツ
リオコッカス属に属する微細藻類の培養では、CO2
度にあまり影響を受けないことから、培養の通気の管理
は比較的容易である。
【0012】この様な本発明の培養方法によれば、本発
明の新規なボツリオコッカス属に属する微細藻類の培養
を効率よく行うことが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (1)ボツリオコッカス・ブラウニー Aレースに属す
る微細藻類の新規株 本発明の、藻体が産生する炭化水素が炭素数33の炭化
水素を含有するボツリオコッカス・ブラウニー(Botryo
coccus braunii) Aレースに属する微細藻類の新規株
は、湖水等から採取されたボツリオコッカス属に属する
微細藻類(以下、「ボツリオコッカス属藻類」という)
を含有するサンプルから以下の方法を用いて分離するこ
とが可能である。
【0014】上記ボツリオコッカス属藻類を含有するサ
ンプルは、例えば、淡水湖(池、沼等を含む)、汽水湖
等の湖水表面から、プランクトンネット(網目:1μm
〜1000μm程度、好ましくは10μm〜200μm
程度)等を用いてプランクトンネットが沈まない様に引
くことで採取できるが、ボツリオコッカス属藻類を含有
するサンプルであれば特に制限されるものではない。
【0015】この様にして採取されたサンプルから本発
明のボツリオコッカス・ブラウニーAレースの新規株を
分離するためにはまず、上記サンプルに有効塩素を作用
させ、ボツリオコッカス属藻類以外の微生物を殺菌す
る。この時、処理されるサンプルは、有効塩素処理及び
その後の処理をしやすくするために、予め適当な培地で
培養して藻体量を増やしておいてもよい。培地として
は、CHU培地、JM培地、MDM培地など無機培地が
挙げられるが、ボツリオコッカス属藻類の培養に適した
ものであれば、特に制限されない。また、有効塩素で処
理するのはサンプルまたは培養液そのものでもよく、更
に、サンプルまたは培養液から遠心分離、濾過等により
得た藻体又は濃縮液でもよい。
【0016】上記ボツリオコッカス属藻類を含むサンプ
ルに有効塩素を作用させるには、例えば、次亜塩素酸水
溶液、または次亜塩素酸ナトリウムもしくは次亜塩素酸
カルシウム等の次亜塩素酸塩の水溶液(以下、単に「次
亜塩素酸」という)に前記試料を懸濁させる方法が挙げ
られる。サンプルの処理に用いる次亜塩素酸の濃度は、
通常、有効塩素の濃度として0.01〜1000pp
m、好ましくは0.1〜100ppmであり、また、処
理時間は0.1〜1000分、好ましくは1〜100分
である。この濃度が0.01ppmよりも低いとあるい
は処理時間が0.1分より短いと雑菌が十分に殺菌され
ないことがある。また、濃度が1000ppmを越える
とあるいは処理時間が1000分より長いとボツリオコ
ッカス属藻類自体が死滅することがある。
【0017】また、上記サンプルの培養液を次亜塩素酸
で処理する場合には、次亜塩素酸を上記濃度となるよう
に加えればよく、また、藻体を次亜塩素酸で処理する場
合には、上記濃度となるように希釈した次亜塩素酸水溶
液あるいは培養液で希釈した次亜塩素酸に藻体を懸濁さ
せればよい。
【0018】上記のようにしてサンプルを次亜塩素酸で
処理した後に、これをそのまま用いてもよいが、藻体を
濾過又は遠心分離等により分離し、培養液又は緩衝液に
懸濁する操作を繰り返すことなどによって洗浄し、ある
いはチオ硫酸ナトリウム等を加えること等により有効塩
素を除去することが好ましい。加えるチオ硫酸ナトリウ
ムの量は、加えた次亜塩素酸から生じる有効塩素の全量
を除去するのに必要な量であることが好ましい。
【0019】続いて、上記次亜塩素酸処理を行ったサン
プルを、ボツリオコッカス属藻類の培養に適した平板培
地、例えば、CHU培地、JM培地、MDM改変培地な
どの無機培地、またはこれら無機培地に有機炭素源とし
てグルコース、マンノース、フルクトース等の糖類やク
エン酸、酢酸等の有機酸などを加えた培地に、塗布して
培養を行う。ここで用いる培地には、ボツリオコッカス
属藻類の生育に影響を与えない抗生物質等を添加しても
よい。また、平板培地に塗布する際に、塗布量が多すぎ
ると、平板培地に生じるコロニーが近接し、コロニーを
分離しにくくなるので、数段階で希釈したものを塗布す
るとよい。
【0020】培養は、蛍光灯等を用いて光照射下で行う
ことが好ましいが、照射照度が高すぎるとかえって増殖
が阻害される場合があるので、通常0〜300μE/m
2・s、好ましくは5〜100μE/m2・sで照射する
のがよい。また、培養温度としては、通常0〜80℃、
好ましくは15〜35℃がよい。
【0021】培養は、通常1〜60日、好ましくは1〜
30日行う。培養中に生じるコロニーが、残存する雑菌
のコロニーであるか、あるいは単一のボツリオコッカス
属藻類のコロニーであるかを判明するにはある程度の培
養期間が必要であり、培養期間が長すぎると雑菌が繁茂
するので、上記期間内で培養するのが好ましいが、培地
や培養条件、雑菌の残存の程度等によっても異なるの
で、培養中にコロニーを観察し、適宜培養を打ち切れば
よい。
【0022】上記のようにして平板培地上に生じたボツ
リオコッカス属藻類の単一コロニーを採取することによ
り、ボツリオコッカス属藻類の種々の純化株が得られ
る。平板培地からコロニーを分離する際には、顕微鏡、
好ましくは実体顕微鏡観察下で行うと、ボツリオコッカ
ス属藻類のコロニーであることを確認しながら採取でき
る点で好ましい。なお、ボツリオコッカス属藻類は、葉
緑体を細胞中に含む西洋梨型をした細胞が集合したコロ
ニーを形成する。また、コロニーを顕微鏡下観察を続け
ると油滴を生じる場合がある。
【0023】コロニーの採取の方法は特に問わず、例え
ば滅菌した白金線でかき取り、あるいはパスツールピペ
ットで吸い上げればよい。この際、空中の雑菌による汚
染を防止するために、無菌室またはクリーベンチ内で操
作を行うとよい。
【0024】上記のようにして分離した株を再び培養
し、雑菌が生育しないことを確認することによって、こ
れらが純化株であることを確認することができる。さら
に、得られた純化株が、ボツリオコッカス属藻類である
ことを顕微鏡観察等により確認しておくとよい。
【0025】この様にして得られるボツリオコッカス属
藻類の純化株を分離して、それぞれの純化株について、
これらの純化株の藻体が産生する炭化水素の分析を以下
の方法で行い、藻体が産生する炭化水素中に炭素数33
の炭化水素を含み、かつ産生炭化水素がボツリオコッカ
ス・ブラウニー Aレースに属する株の分類学的な特徴
(産生炭化水素が主に炭素数27、29、31の直鎖オ
レフィンである)を有する株をスクリーニングすること
により、本発明のボツリオコッカス属藻類の新規株が得
られる。
【0026】ボツリオコッカス属藻類の藻体が産生する
炭化水素を分析する方法としては、従来から行われてい
る方法を用いればよく、例えば、ボツリオコッカス属藻
類を培養して藻体を増殖させ、得られる培養液から濾過
等で取り出した湿藻体を凍結乾燥または加温して乾燥し
た後、この藻体乾燥物をn−ヘキサン、メタノール−ク
ロロホルム(1:1)等の抽出溶媒に浸漬して炭化水素
を抽出させ(Phytochemistry,vol.19,1081-1085,198
0)、その後、藻体、溶出溶媒を除去し、抽出された炭
化水素についてNMR、IR、ガスクロマトグラフィー
やGC−MS等で分析を行う方法をとればよい。
【0027】この様にして藻体が産生する炭化水素中に
炭素数33の炭化水素を含み、かつ産生炭化水素がボツ
リオコッカス・ブラウニー Aレースに属する株の分類
学的な特徴を有する株をスクリーニングすることで、本
発明のボツリオコッカス属藻類の株が得られる。
【0028】本発明のボツリオコッカス属藻類は、上述
の様に炭化水素産生能に関してボツリオコッカス・ブラ
ウニー Aレースに属する株の分類学的な特徴を有し、
すなわち、本発明のボツリオコッカス属藻類はボツリオ
コッカス・ブラウニー Aレースに属する株であって、
かつ藻体が産生する炭化水素中に炭素数33の炭化水素
を含むという特徴を有する。本発明のボツリオコッカス
・ブラウニー Aレース株の炭化水素産生能についての
上記特徴(藻体が産生する炭化水素中に炭素数33の炭
化水素を含む)は、後述のように、これまでに見出され
た他のボツリオコッカス・ブラウニー Aレースの株に
は見られないものであり、本発明のボツリオコッカス・
ブラウニー Aレース株は新規であると言える。
【0029】なお、この様な藻体が産生する炭化水素が
炭素数33の炭化水素を含有するボツリオコッカス・ブ
ラウニー Aレース株のうちでも、炭素数33の炭化水
素が直鎖炭化水素である株や、これらの株のうちでもさ
らに、炭素数33の炭化水素がアルカジエン及び/又は
アルカトリエンを含有する株が、産生される炭化水素の
有用性の点から本発明においてはより好ましい。
【0030】この様な本発明のボツリオコッカス・ブラ
ウニー Aレース株の1例として後述の実施の形態で分
離されたボツリオコッカス・ブラウニー SI−30株
が挙げられる。このボツリオコッカス・ブラウニー S
I−30株は、本発明により初めて得られた新規株であ
り、この株の藻体が産生する炭化水素は、炭素数33の
炭化水素を概ね2〜45%含有し、これら炭素数33の
炭化水素は全て直鎖アルカジエン又は直鎖アルカトリエ
ンであり、本発明において好ましい株と言える。
【0031】また、本株の工業技術院生命工学工業技術
研究所への寄託は拒否されたが、本発明の成立の確認の
ために本株を分譲することは、ここに保証されるもので
ある。
【0032】(2)本発明のボツリオコッカス・ブラウ
ニー Aレースに属する微細藻類新規株の培養方法 本発明のボツリオコッカス・ブラウニー Aレースに属
する微細藻類の新規株の培養方法は、藻体の増殖を効率
よく行うために、人工光を間欠的に照射しながら培養す
ることを特徴とする。
【0033】本発明の培養方法においては、培養中、人
工光が間欠的、具体的には、1日1回、1回あたり好ま
しくは5〜15時間程度、より好ましくは7〜13時間
程度の割合で照射される。人工光の光源としては、通
常、ボツリオコッカス属藻類を培養する際に用いる光
源、例えば、白熱灯、蛍光灯等を用いればよい。照射照
度についても、一般にボツリオコッカス属藻類を培養す
る際と同様でよく、具体的には、20〜800μE/m
2・s程度、好ましくは40〜500μE/m2・s程度
の照射照度とするのがよい。
【0034】本発明の培養方法は、上記の様にして人工
光を間欠的に照射しながら培養すること以外は、通常、
ボツリオコッカス属藻類を培養するのと概ね同様な方法
とすることができる。例えば、本発明の培養方法におい
ては、培地として、CHU培地、JM培地、MDM改変
培地などの無機培地、またはこれら無機培地に有機炭素
源としてグルコース、マンノース、フルクトース等の糖
類やクエン酸、酢酸等の有機酸などを加えた培地等、通
常、ボツリオコッカス属藻類を培養する際と同様の培地
を用いることができる。また、培養温度についても同様
に、通常0〜80℃、好ましくは15〜35℃程度であ
る。培養の方法としては、静置培養、振盪培養等の通常
の方法が挙げられる。
【0035】本発明の培養方法において、培地に通気を
行う場合には、CO2濃度が0.5〜20%程度のCO2
添加空気を通気量0.01〜1vvm程度に流し込むこ
とが好ましい。さらに、本発明の培養方法において上記
人工光照射を行わない時間には、通気をしてもよいが、
通気を行わないことが好ましい。
【0036】なお、これまでに知られるボツリオコッカ
ス・ブラウニー Aレースに属する微細藻類の培養にお
いては、通気の際のCO2濃度を上記の範囲0.5〜2
0%とすると、高濃度域では藻体の増殖量が減少する傾
向にあるのに比べ、本発明の新規なボツリオコッカス属
に属する微細藻類の培養では、藻体の増殖量はCO2
度にあまり影響を受けないことが後述の実施例で確認さ
れた。これは、本発明のボツリオコッカス・ブラウニー
Aレース株が新規であることを裏付けるものであり、
この特徴により本発明の新規なボツリオコッカス属に属
する微細藻類の培養の際の通気の管理は、従来の株に比
べて容易であるといえる。
【0037】
【実施例】以下に、本発明の実施例をボツリオコッカス
・ブラウニー SI−30株を例にして説明する。
【0038】
【実施例1】 ボツリオコッカス・ブラウニー SI−
30株の取得 (1)湖水のサンプリング 網目が25μmの北原式プランクトンネット用いて、満
濃池(香川県)の湖水表面のプランクトン類を採集し
た。得られた試料を顕微鏡で観察したところ、ボツリオ
コッカス属藻類に特徴的な形態をしたコロニー(顕微鏡
下、10〜30分経過するとコロニーから油滴が分泌)
が認められた。
【0039】(2)ボツリオコッカス・ブラウニー S
I−30株の分離 上記湖水サンプルを4本の試験管に分け、それぞれに有
効塩素濃度が1ppm、5ppm、10ppm、20p
pmになるように次亜塩素酸ナトリウムを加え、10分
間、室温で静置した。静置後、有効塩素を除去するため
にチオ硫酸ナトリウムを有効塩素1mgあたり7.16
mgとなるように加えた。
【0040】上記処理液を、グルコース0.1%、寒天
1.5%を含むJM培地の平板培地に塗布し、蛍光灯を
光源として約15μE/m2・sになるように照射し、
25℃にて1週間培養した。尚、JM培地の組成は以下
のとおりである。
【0041】〔JM培地の組成〕下記表1中1〜9のス
トック溶液1mLずつを混合し、蒸留水又は脱イオン水
を用いて1Lとし、pHを7付近に調整する。
【0042】
【表1】
【0043】培養後、クリーンベンチ内で実体顕微鏡
(倍率20倍)を用いてコロニー形状等のボツリオコッ
カス属藻類特有の性質を観察しながらボツリオコッカス
属藻類の単一コロニーを白金線でかき取り、グルコース
0.1%、寒天1.5%を含むJM平板培地に移植し
た。これを、蛍光灯による約15μE/m2・sの光照
射下で、25℃で4週間培養した。
【0044】上記で得られたボツリオコッカス属藻類の
藻体を白金線を用いてかき取り、JM培地の液体培地に
移し、光照射下でさらに2週間培養した。白金耳で培養
液の一部をとり、普通寒天培地(1L中に、肉エキス:
5g、ペプトン:10g、塩化ナトリウム:5g、寒
天:15gを含む;pH7.0)の平板培地に塗布し、
25℃で7日間培養し、雑菌が生育しないことを確認し
た。また、こうして得られた純化株を顕微鏡観察し、ボ
ツリオコッカス・ブラウニーのみであることを、コロニ
ー形状等の本藻類特有の性質(葉緑体を細胞中に含む西
洋梨型をした細胞が集合してコロニーを形成している。
更に、コロニーを顕微鏡下観察を続けると油滴を生じ
る。)により確認した。
【0045】ここで、この様にして得られた純化株をボ
ツリオコッカス・ブラウニー SI−30株とした。な
お、湖水サンプルをそのまま平板(JM培地及びグルコ
ースを含むJM培地)に塗布し培養したが、ボツリオコ
ッカスのみのコロニーは得られなかった。
【0046】(3)ボツリオコッカス・ブラウニー S
I−30株の同定 次に、上記で得られたボツリオコッカス・ブラウニー
SI−30株をグルコースを含むJM培地に接種し、植
え継ぎを繰り返しながら5日間培養した。この平板培養
で得られた藻体を、表2に組成を示すCHU−13×2
培地(pH7)を0.3L入れた偏平フラスコに接種
し、8日間の液体培養(培養条件;照度:350μE/
s・m2、通気量:0.5vvm(5%CO2)、温度2
5℃)を行った。
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】上記液体培養により得られた培養液から濾
紙を用いて藻体を回収し、この藻体を105℃で乾燥し
た。この乾燥藻体について、50倍量のn−ヘキサンを
用いて炭化水素の抽出を3回行った。n−ヘキサン相を
濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで炭化水
素を精製した。n−ヘキサン溶出された炭化水素画分を
濃縮し、これをNMR、IR、GC−MSを用いて分析
した。
【0050】NMR分析では、不飽和プロトン由来のピ
ークが4.8〜6.2ppmに、飽和プロトン由来のピ
ークが0.7〜2.4ppmに観察された。飽和プロト
ンと不飽和プロトンの比はほぼ10:1であった。IR
では、3080cm-1、1650cm-1に二重結合由来
の吸収が、2950cm-1、2850cm-1にCH結合
由来の吸収がそれぞれ認められた。その他、CH結合、
CC結合以外の吸収が認められないことから炭化水素と
確認された。
【0051】また、GC−MS分析より、404、43
2、458、460の親ピークが観察され、これらのピ
ークはそれぞれ炭素数29のアルカジエン(C2
956)、31のアルカジエン(C3160)、33のア
ルカトリエン(C3362)、33のアルカジエン(C33
64)を表すピークと判定された。
【0052】さらにNMR分析では、メチル基由来のピ
ークが0.78〜1ppmに、メチレン基由来のピーク
が1.05〜1.6ppmに、二重結合に隣接する炭素
のプロトン由来のピークが1.82〜2.2ppmに、
不飽和炭素に結合するプロトンに由来するピークが4.
7〜6.1ppmにそれぞれ観察され、メチル基由来の
ピーク、メチレン基由来のピーク、二重結合に隣接する
炭素のプロトン由来のピーク及び不飽和炭素に結合する
プロトン由来のピークの4種のピーク面積の比は、3:
5:44:6であった。また、GC−MS分析によって
得られた分子量測定結果から計算するとメチル基の存在
は1種であることが確認された。よって、これらの炭化
水素を、末端に二重結合を有する直鎖の炭化水素である
と同定した。
【0053】この様な分析の結果、ボツリオコッカス・
ブラウニー SI−30株の産生する上記炭化水素につ
いて、ボツリオコッカス・ブラウニー Aレースに属す
る微細藻類の産生する炭化水素の有する特徴的な性質が
確認され、これよりボツリオコッカス・ブラウニー S
I−30株をボツリオコッカス・ブラウニー Aレース
と同定した。
【0054】
【実施例2】上記実施例1で得られたボツリオコッカス
・ブラウニー SI−30株をグルコースを含むJM培
地に接種し、植え継ぎを繰り返しながら5日間培養し
た。この平板培養で得られた藻体を、偏平フラスコに入
れた0.3LのCHU−13×2培地(pH7)に接種
し、8日間の液体培養(培養条件;照度:350μE/
s・m2、通気量:0.5vvm(5%CO2)、温度2
5℃)を行った。得られた培養液からその5mlを取出
し濾紙を用いて藻体を回収し、これを105℃で乾燥し
た。次いで、この乾燥藻体に内部標準として、n−ペン
タコサンをヘキサンに1g/Lの割合で溶解した溶液1
mlを加えた後、n−ヘキサンで3回抽出した。得られ
たn−ヘキサン相を濃縮後、ガスクロマトグラフィーで
分析した。ガスクロマトグラフィーのカラムにはフェニ
ルメチルシリコン系キャピラリーカラム(25m)を用
いた。ガスクロマトグラフィー分析により、上述の液体
培養でボツリオコッカス・ブラウニー SI−30株が
産生した炭化水素の組成を確認した。
【0055】また、比較のために上記実施例2において
用いたボツリオコッカス・ブラウニー SI−30株の
平板培養で得られた藻体の替わりに、ボツリオコッカス
・ブラウニー CCAP807/2純化株(比較例1)
を用いた以外は上記実施例1と全く同様にして、また
は、ボツリオコッカス・ブラウニー Austin純化
株(比較例2)を用いた以外は上記実施例1と全く同様
にして、それぞれ液体培養を行い、得られた藻体からそ
れぞれの株が産生した炭化水素を抽出し、この炭化水素
の組成を上記実施例2と同様の方法(ガスクロマトグラ
フィー分析)で確認した。
【0056】結果を、他の実施例の結果、及び従来より
知られているボツリオコッカス・ブラウニー Aレース
株の産生する炭化水素の組成と共に、後記表4に示す。
【0057】
【実施例3】上記実施例2と同様にして植え継ぎ培養さ
れたボツリオコッカス・ブラウニーSI−30株の藻体
を、偏平フラスコに入れた0.3LのCHU−13×2
培地(pH7)に接種し、5日間の液体培養(培養条
件;照度:350μE/s・m2、通気量:0.5vv
m(5%CO2)、温度25℃)を行った。この培養に
より得られた藻体を上記実施例2と同様に処理して、こ
の液体培養でボツリオコッカス・ブラウニー SI−3
0が産生した炭化水素を抽出し、得られた炭化水素の組
成を上記実施例2と同様の方法(ガスクロマトグラフィ
ー分析)で確認した。結果を表4に示す。
【0058】
【実施例4】上記実施例2と同様にして植え継ぎ培養さ
れたボツリオコッカス・ブラウニーSI−30株の藻体
を、アクリル製の培養装置に入れた10LのCHU−1
3×2培地(pH7)に接種し、10日間の液体培養
(培養条件;照度:350μE/s・m2、通気量:
0.5vvm(5%CO2)、温度25℃)を行った。
この培養により得られた藻体を上記実施例2と同様に処
理して、この液体培養でボツリオコッカス・ブラウニー
SI−30が産生した炭化水素を抽出し、得られた炭
化水素の組成を上記実施例2と同様の方法(ガスクロマ
トグラフィー分析)で確認した。結果を表4に示す。
【0059】
【実施例5】上記実施例2と同様にして植え継ぎ培養さ
れたボツリオコッカス・ブラウニーSI−30株の藻体
を、グルコースを含むJM培地に接種し、49日間の静
置培養(培養条件;照度:30μE/s・m2、温度2
5℃)を行った。この培養により得られた藻体を白金耳
で掻き取り5mlの無菌水に希釈後、これを上記実施例
2で培養液から取り出されたその5mlと同様に処理し
て、この静置培養でボツリオコッカス・ブラウニー S
I−30が産生した炭化水素を抽出し、得られた炭化水
素の組成を上記実施例2と同様の方法(ガスクロマトグ
ラフィー分析)で確認した。結果を表4に示す。
【0060】なお、表4は上記実施例2〜5の培養で本
発明のボツリオコッカス・ブラウニー SI−30株に
より産生された炭化水素の組成についての分析結果及び
上記比較例1、2の培養で従来より知られているボツリ
オコッカス・ブラウニー Aレース株により産生された
炭化水素の組成についての分析結果並びに従来より知ら
れているボツリオコッカス・ブラウニー Aレース株の
産生する炭化水素分析値(文献値)を示す表である。
【0061】
【表4】
【0062】この結果から、これまでに見出された他の
ボツリオコッカス・ブラウニー Aレースの株が表に示
す様に炭素数33の炭化水素を全く産生しないのとは異
なり、本発明により得られた上記ボツリオコッカス・ブ
ラウニー SI−30株の藻体により産生された炭化水
素は、炭素数33の炭化水素を4.7〜33.8重量%
含有することがわかる。また、上記各分析結果からボツ
リオコッカス・ブラウニー SI−30株の藻体により
産生されたこの炭素数33の炭化水素は何れも直鎖アル
カジエン又は直鎖アルカトリエンであることがわかって
いる。
【0063】この様なボツリオコッカス・ブラウニー
SI−30株の産生する炭化水素についての特徴は、従
来より知られているボツリオコッカス・ブラウニー A
レースの株には見られないものであり、ボツリオコッカ
ス・ブラウニー SI−30株は、本発明により初めて
得られた新規株であると言える。
【0064】
【実施例6】外部・内部反射型の撹拌型培養槽に3.0
LのCHU−13×2培地(pH7)を加えて殺菌し
た。この培地に上記実施例2と同様にして植え継ぎ培養
されたボツリオコッカス・ブラウニー SI−30株の
藻体を接種し、7日間の液体培養(培養条件;照度:外
部照度が140μE/s・m2、内部照度が360μE
/s・m2、通気量:0.5vvm(5%CO2)、温度
25℃、撹拌速度:100rpm)を行った。この培養
によって得られた藻体の培養液中の藻体濃度を乾燥重量
法(培養液を3ml取り、濾過で藻体を集め、105℃
で1時間乾燥後、藻体の重量を測定し藻体の濃度を求め
る方法)により、培養期間中毎日測定して、得られた藻
体濃度からボツリオコッカス・ブラウニー SI−30
株藻体の1日あたりの増殖量を算出した。さらに、上記
培養において、CO2濃度を10%または15%に替え
た以外は全く同様の培養を行い、上記と同様にして各培
養における1日あたりのボツリオコッカス・ブラウニー
SI−30株藻体の増殖量を算出した。また、比較の
ために、ボツリオコッカス・ブラウニー CCAP80
7/2純化株を用いて同様の培養試験を行った。結果を
表5に示す。
【0065】
【表5】
【0066】この結果から、これまでに知られるボツリ
オコッカス・ブラウニー Aレースに属する微細藻類の
培養においては、通気の際のCO2濃度を10%、15
%と高濃度とすると藻体の増殖量が減少するが、本発明
の新規なボツリオコッカス属に属する微細藻類の培養で
は、藻体の増殖量はCO2濃度が5〜15%の範囲で
は、CO2濃度にあまり影響を受けないことがわかっ
た。これは、本発明のボツリオコッカス・ブラウニー
Aレース株が新規であることによるものであり、この特
徴により本発明の新規なボツリオコッカス属に属する微
細藻類の培養の際の通気の管理は、従来の株に比べて容
易であるといえる。
【0067】
【実施例7】次に、上記本発明の新規なボツリオコッカ
ス属に属する微細藻類に関する本発明の培養方法につい
ての実施例を説明する。
【0068】扁平フラスコ(A/V=41)に0.3L
のCHU−13×2培地(pH7)を加えて殺菌した。
この培地に上記実施例2と同様にして植え継ぎ培養され
たボツリオコッカス・ブラウニー SI−30株の藻体
を接種し、8日間の液体培養(培養条件;通気量:0.
5vvm(5%CO2)、温度25℃)を行った。培養
中の光照射は、照度が350μE/s・m2の蛍光灯の
光を、1日に1回、10時間照射して、残りの14時間
は非照射という間欠照射を行った。なお、非照射の間の
み通気は停止した。また、比較のために上記培養におい
て光照射を、上記と同様の人工光、すなわち照度が35
0μE/s・m2の蛍光灯の光を24時間/日で連続照
射にした以外は全く上記と同様にしてボツリオコッカス
・ブラウニー SI−30株の藻体を培養した。
【0069】上記それぞれの培養条件下で培養して得ら
れた藻体の培養液中の藻体濃度を上記実施例6と同様の
乾燥重量法により培養期間中毎日測定して、得られた藻
体濃度から、それぞれの培養条件下におけるボツリオコ
ッカス・ブラウニー SI−30株の1日あたりの増殖
量を算出した。
【0070】さらに参考のために、ボツリオコッカス・
ブラウニー CCAP807/2純化株を用いて上記と
全く同様の培養試験を行った。結果を表6に示す。
【0071】
【表6】
【0072】この結果から明らかなように、本発明の培
養方法で本発明の新規ボツリオコッカス・ブラウニー
Aレース株の藻体を培養すれば、前記藻体を効率よく増
殖させることが可能である。
【0073】
【発明の効果】本発明の新規ボツリオコッカス・ブラウ
ニー Aレース株は、本株の藻体により産生される炭化
水素が炭素数33の炭化水素を含有するという、これま
でに知られるボツリオコッカス・ブラウニー Aレース
株には見られない特徴を持つ。従って、本発明のボツリ
オコッカス・ブラウニー Aレース株を用いることで、
燃料としての利用の他に、農薬、医薬、食品添加物、生
理活性物質などの原料として有効に利用できる炭素数3
3の炭化水素や、さらに有用性の高い炭素数33の直鎖
アルカジエン、アルカトリエンを生産することが可能と
なる。
【0074】また、本発明の培養方法によれば、上記本
発明の新規ボツリオコッカス・ブラウニー Aレース株
の藻体を効率よく増殖させることが可能である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 5/02 C12R 1:89)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 藻体が産生する炭化水素が炭素数33の
    炭化水素を含有するボツリオコッカス・ブラウニー A
    レース株。
  2. 【請求項2】 炭素数33の炭化水素が直鎖炭化水素で
    ある請求項1記載のボツリオコッカス・ブラウニー A
    レース株。
  3. 【請求項3】 炭素数33の炭化水素がアルカジエン及
    び/又はアルカトリエンを含有する請求項1又は2記載
    のボツリオコッカス・ブラウニー Aレース株。
  4. 【請求項4】 ボツリオコッカス・ブラウニー SI−
    30株である請求項1〜3の何れか1項に記載のボツリ
    オコッカス・ブラウニー Aレース株。
  5. 【請求項5】 人工光を間欠的に照射しながら培養する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のボ
    ツリオコッカス・ブラウニー Aレース株の培養方法。
  6. 【請求項6】 人工光の照射が1回あたり5〜15時間
    である請求項5に記載の培養方法。
JP4498996A 1996-03-01 1996-03-01 ボツリオコッカス属に属する新規な微細藻類及びその培養方法 Pending JPH09234055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4498996A JPH09234055A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 ボツリオコッカス属に属する新規な微細藻類及びその培養方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4498996A JPH09234055A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 ボツリオコッカス属に属する新規な微細藻類及びその培養方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09234055A true JPH09234055A (ja) 1997-09-09

Family

ID=12706864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4498996A Pending JPH09234055A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 ボツリオコッカス属に属する新規な微細藻類及びその培養方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09234055A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100320786B1 (ko) * 1998-06-03 2002-05-13 박호군 미세조류로부터탄화수소의추출방법
WO2010116611A1 (ja) 2009-04-10 2010-10-14 電源開発株式会社 ナビクラ属に属する微細藻類、該微細藻類の培養による油分の製造方法、および該微細藻類から採取した油分
JP2013243943A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Univ Of Tsukuba ボトリオコッカス・ブラウニー属の新規株

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100320786B1 (ko) * 1998-06-03 2002-05-13 박호군 미세조류로부터탄화수소의추출방법
WO2010116611A1 (ja) 2009-04-10 2010-10-14 電源開発株式会社 ナビクラ属に属する微細藻類、該微細藻類の培養による油分の製造方法、および該微細藻類から採取した油分
US8927285B2 (en) 2009-04-10 2015-01-06 Electric Power Development Co., Ltd. Micro-alga belonging to genus Navicula, process for production of oil by culture of the micro-alga, and oil collected from the micro-alga
JP2013243943A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Univ Of Tsukuba ボトリオコッカス・ブラウニー属の新規株

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gerloff et al. The isolation, purification, and culture of blue-green algae
Yoshimura et al. Isolation and culture of lichen photobionts and mycobionts
CN100434505C (zh) 一种菌藻联合固定荒漠流沙的方法
CN109082396B (zh) 一种dsf群体感应信号分子淬灭菌及其在植物病害防治中的应用
CN117887591A (zh) 楚雄牛肝菌促生菌株CxBeF11及应用
CN108048327A (zh) 一种高效分离硅藻的新方法
CN107964516B (zh) 一种不动杆菌及其在降解群体感应信号分子dsf中的应用
SU1805097A1 (ru) ШТАММ БАКТЕРИЙ КНОООСОССЦЗ ЕКУТНРОРОиЗ, ИСПОЛЬЗУЕМЫЙ ДЛЯ ОЧИСТКИ ВОДЫ И ПОЧВЫ ОТ НЕФТИ и НЕФТЕПРОДУКТОВ
CN109266574B (zh) 一种微生物群体感应信号分子淬灭菌及其在病害生物防治中的应用
CN108587914B (zh) 一种分离纯化雨生红球藻藻种的方法
RU2069229C1 (ru) СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ γ -ИРОНА
JPH09803A (ja) ボツリオコッカス属に属する微細藻類から炭化水素類を抽出する方法
CN105199988B (zh) 一株具有菲降解功能的根表成膜细菌rs2及其应用
CN1234846C (zh) 一种促进水稻生长和防治水稻纹枯病的假单孢菌菌株
CN116355760B (zh) 一种枝状枝孢菌及其在制备防治植物病原线虫药剂中的应用
JPH099953A (ja) 新規なボツリオコッカス属に属する微細藻類
CN1141383C (zh) 一种蜡状芽孢杆菌及其制备方法
CN103484403B (zh) 从泥鳅体内筛选的溶藻菌及利用其去除铜绿微囊藻的方法
CN121109257B (zh) 一株叶际欧文氏菌zx-13及其在拮抗杜英疫病病原菌中的应用
RU2160718C1 (ru) Способ очистки почвы и воды от нефти и нефтепродуктов
KR101972494B1 (ko) 셀레늄 저항성 신규 미세조류
CN112358969A (zh) 一种促进饵料微藻扩繁的方法
RU2627182C1 (ru) Штамм Aneurinibacillus migulanus и его применение для получения грамицидина С
JP3553128B2 (ja) リポマイセス属に属する菌体外多糖高生産株の育種法
CN110684668B (zh) 一种降低养殖过程中铅污染的盐生杜氏藻养殖方法