JPH09234562A - バンド金物を用いた現場溶接工法 - Google Patents
バンド金物を用いた現場溶接工法Info
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- JPH09234562A JPH09234562A JP4082596A JP4082596A JPH09234562A JP H09234562 A JPH09234562 A JP H09234562A JP 4082596 A JP4082596 A JP 4082596A JP 4082596 A JP4082596 A JP 4082596A JP H09234562 A JPH09234562 A JP H09234562A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 53
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 53
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 31
- 238000011065 in-situ storage Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 3
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 仮連結に使用する部材の繰り返しての利用を
可能にするとともに、継手部の溶接連結後に切断される
仮連結部材を必要最小限にして、低コストで工期短縮が
図れるバンド金物を用いた現場溶接工法を提供する。 【解決手段】 上下に分割された鋼管等鉄骨部材1A、
1Bの各継手部6近傍の外周に複数のエレクションピー
ス2を固定し、これらエレクションピース2に該エレク
ションピース2より多数の接合プレート4を突設したバ
ンド金物3を取り付けるとともに、前記接合プレート4
の上下に対向するもの同士をスプライスプレート5によ
って仮連結して継手部6を溶接接合することを特徴とす
るものである。
可能にするとともに、継手部の溶接連結後に切断される
仮連結部材を必要最小限にして、低コストで工期短縮が
図れるバンド金物を用いた現場溶接工法を提供する。 【解決手段】 上下に分割された鋼管等鉄骨部材1A、
1Bの各継手部6近傍の外周に複数のエレクションピー
ス2を固定し、これらエレクションピース2に該エレク
ションピース2より多数の接合プレート4を突設したバ
ンド金物3を取り付けるとともに、前記接合プレート4
の上下に対向するもの同士をスプライスプレート5によ
って仮連結して継手部6を溶接接合することを特徴とす
るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築構造物や塔状
構造物における鋼管等の鉄骨柱や梁を現場にて溶接する
際のバンド金物を用いた現場溶接工法に関するものであ
る。
構造物における鋼管等の鉄骨柱や梁を現場にて溶接する
際のバンド金物を用いた現場溶接工法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、建築構造物や塔状構造物等の
構造物における鉄骨部材等の継手部溶接面をガスシール
ドアーク溶接等により行うことはよく知られている。図
7(A)に示したものは、継手部Jの溶接接合によって
順次上下の鋼管等鉄骨部材10A、10Bが塔状に構築
されていくものであり、これを簡単に説明すると、図7
(A)における継手部J周辺のG部拡大図である図7
(B)に示すように、上下に分割された鋼管等鉄骨部材
10A、10Bの各継手部J近傍の外周に複数、例えば
円周上90°毎に溶接等により固定された各4つのエレ
クションピース21A・・・および21B・・・を設置
し、これらエレクションピース21A・・・、21B・
・・の上下に対向する各エレクションピース21A、2
1B同士をスプライスプレート22・・によってボルト
連結23をすることで上下の鋼管等鉄骨部材10A、1
0Bを仮連結し、前記継手部Jの上方の外周に走行レー
ル20を設置し、該走行レール20上を走行する走行台
車30に搭載の溶接ロボット10の溶接トーチ102に
よって前記継手部Jを溶接接合するものである。
構造物における鉄骨部材等の継手部溶接面をガスシール
ドアーク溶接等により行うことはよく知られている。図
7(A)に示したものは、継手部Jの溶接接合によって
順次上下の鋼管等鉄骨部材10A、10Bが塔状に構築
されていくものであり、これを簡単に説明すると、図7
(A)における継手部J周辺のG部拡大図である図7
(B)に示すように、上下に分割された鋼管等鉄骨部材
10A、10Bの各継手部J近傍の外周に複数、例えば
円周上90°毎に溶接等により固定された各4つのエレ
クションピース21A・・・および21B・・・を設置
し、これらエレクションピース21A・・・、21B・
・・の上下に対向する各エレクションピース21A、2
1B同士をスプライスプレート22・・によってボルト
連結23をすることで上下の鋼管等鉄骨部材10A、1
0Bを仮連結し、前記継手部Jの上方の外周に走行レー
ル20を設置し、該走行レール20上を走行する走行台
車30に搭載の溶接ロボット10の溶接トーチ102に
よって前記継手部Jを溶接接合するものである。
【0003】図8は、前記図7におけるエレクションピ
ース21Aとスプライスプレート22により仮連結され
た上下鋼管等のパイプ10A、10B間の継手部Jの詳
細を示す図であり、少なくともスプライスプレート2
2、22間で仕切られた対向面を、本溶接した後、前記
スプライスプレート22を取り外して、残された継手部
の全周の溶接を行う。溶接完了後、上下パイプ10A、
10Bにそれぞれ固定されていた各エレクションピース
21A、21Bの根元10mm程度を残して切断部21
C・・・をガス切断する。これらの切断部21C・・・
に残存するエレクションピース21A、21Bを研磨機
等で研磨し、防錆塗装する。
ース21Aとスプライスプレート22により仮連結され
た上下鋼管等のパイプ10A、10B間の継手部Jの詳
細を示す図であり、少なくともスプライスプレート2
2、22間で仕切られた対向面を、本溶接した後、前記
スプライスプレート22を取り外して、残された継手部
の全周の溶接を行う。溶接完了後、上下パイプ10A、
10Bにそれぞれ固定されていた各エレクションピース
21A、21Bの根元10mm程度を残して切断部21
C・・・をガス切断する。これらの切断部21C・・・
に残存するエレクションピース21A、21Bを研磨機
等で研磨し、防錆塗装する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の仮連結による現場溶接工法では、上下の鋼管
等鉄骨部材間でそれらの軸心が互いにぶれることなく一
直線状に正確に位置させるためには、前記エレクション
ピースを連結すべき上下の鋼管等鉄骨部材の円周上に正
確に多数設置する必要があり、これらの設置のための作
業が増大する他、継手部の溶接完了後においてもこれら
多数のエレクションピースの切断除去およびそれらの残
存部の研磨の際にもまた多くの時間を要した。さらに
は、切断除去された多数のエレクションピースの地上へ
の下げ降しやエレクションピースの再利用はきわめて困
難であり、これらの部材を無駄に廃棄しなければならな
かった。
うな従来の仮連結による現場溶接工法では、上下の鋼管
等鉄骨部材間でそれらの軸心が互いにぶれることなく一
直線状に正確に位置させるためには、前記エレクション
ピースを連結すべき上下の鋼管等鉄骨部材の円周上に正
確に多数設置する必要があり、これらの設置のための作
業が増大する他、継手部の溶接完了後においてもこれら
多数のエレクションピースの切断除去およびそれらの残
存部の研磨の際にもまた多くの時間を要した。さらに
は、切断除去された多数のエレクションピースの地上へ
の下げ降しやエレクションピースの再利用はきわめて困
難であり、これらの部材を無駄に廃棄しなければならな
かった。
【0005】このため、本発明では、これら従来の現場
溶接工法における諸課題を解決して、仮連結に使用する
部材の繰り返しての利用を可能にするとともに、継手部
の溶接連結後に切断される仮連結部材を必要最小限にし
て、低コストで工期短縮が図れるバンド金物を用いた現
場溶接工法を提供する。
溶接工法における諸課題を解決して、仮連結に使用する
部材の繰り返しての利用を可能にするとともに、継手部
の溶接連結後に切断される仮連結部材を必要最小限にし
て、低コストで工期短縮が図れるバンド金物を用いた現
場溶接工法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、上下
に分割された鋼管等鉄骨部材の各継手部近傍の外周に複
数のエレクションピースを固定し、これらエレクション
ピースに該エレクションピースより多数の接合プレート
を突設したバンド金物を取り付けるとともに、前記接合
プレートの上下に対向するもの同士をスプライスプレー
トによって仮連結して継手部を溶接接合することを特徴
とするものである。また本発明は、前記エレクションピ
ースを少なくとも鋼管等鉄骨部材の1つの直径方向にの
み対向配置したことを特徴とするものである。さらに本
発明は、前記バンド金物はそれぞれ2つの接合プレート
が突設され前記鋼管等鉄骨部材の直径方向に対向配置さ
れた2つの半円弧状体から構成されたことを特徴とする
もので、これらを課題解決のための手段とするものであ
る。
に分割された鋼管等鉄骨部材の各継手部近傍の外周に複
数のエレクションピースを固定し、これらエレクション
ピースに該エレクションピースより多数の接合プレート
を突設したバンド金物を取り付けるとともに、前記接合
プレートの上下に対向するもの同士をスプライスプレー
トによって仮連結して継手部を溶接接合することを特徴
とするものである。また本発明は、前記エレクションピ
ースを少なくとも鋼管等鉄骨部材の1つの直径方向にの
み対向配置したことを特徴とするものである。さらに本
発明は、前記バンド金物はそれぞれ2つの接合プレート
が突設され前記鋼管等鉄骨部材の直径方向に対向配置さ
れた2つの半円弧状体から構成されたことを特徴とする
もので、これらを課題解決のための手段とするものであ
る。
【0007】
【実施の形態】以下本発明の1実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1〜6は本発明のバンド金物を用いた
現場溶接工法の1実施の形態を示すもので、図1はバン
ド金物によって鋼管等鉄骨部材である上下パイプが仮連
結される際の分解斜視図を示し、図2は建築構造物の屋
根トラス架構における腹材に適用された側面図を示し、
図3は上パイプにエレクションピースが固定された図を
示し、図4は接合プレートが突設されたバンド金物を示
し、図5はバンド金物が取り付けられた一部断面および
要部の拡大図である。図6は上下パイプの仮連結が終了
した状態を示す図である。図2(A)に示すように、建
築構造物の屋根トラス架構は上弦材8Aおよび下弦材8
Bとこれらの間にジグザグ状に配置された断面円形で中
空の腹材1とから構成される。前記腹材1は図2(A)
に示したような短い直線状の分割された上パイプ1Aと
下パイプ1Bとが継手部6によって溶接接合されるもの
や、図2(B)に示したような脚部の継手部6に用いら
れるもの、さらには図2(C)に示したような上弦材8
Aや下弦材8Bの継手部6によって溶接接合されるもの
等種々の形態の鋼管等鉄骨部材の現場溶接に採用され
る。
いて説明する。図1〜6は本発明のバンド金物を用いた
現場溶接工法の1実施の形態を示すもので、図1はバン
ド金物によって鋼管等鉄骨部材である上下パイプが仮連
結される際の分解斜視図を示し、図2は建築構造物の屋
根トラス架構における腹材に適用された側面図を示し、
図3は上パイプにエレクションピースが固定された図を
示し、図4は接合プレートが突設されたバンド金物を示
し、図5はバンド金物が取り付けられた一部断面および
要部の拡大図である。図6は上下パイプの仮連結が終了
した状態を示す図である。図2(A)に示すように、建
築構造物の屋根トラス架構は上弦材8Aおよび下弦材8
Bとこれらの間にジグザグ状に配置された断面円形で中
空の腹材1とから構成される。前記腹材1は図2(A)
に示したような短い直線状の分割された上パイプ1Aと
下パイプ1Bとが継手部6によって溶接接合されるもの
や、図2(B)に示したような脚部の継手部6に用いら
れるもの、さらには図2(C)に示したような上弦材8
Aや下弦材8Bの継手部6によって溶接接合されるもの
等種々の形態の鋼管等鉄骨部材の現場溶接に採用され
る。
【0008】図3に示すように、先ず、上下に分割され
た鋼管等鉄骨部材である上パイプ1Aの継手部6の近傍
の外周に複数のエレクションピース2を溶接等によって
固定する。本実施の形態では、少なくとも上パイプ1A
の1つの直径方向にのみ対向してエレクションピース
2、2が配置されている。2Hはボルト孔である。図示
は省略されているが、継手部6を対称にして下パイプに
も同様にエレクションピース2が固定される。そして、
図4に示すようにほぼ円周角で90°隔離されて2個放
射状に突設された接合プレート4、4を有する一対の半
円弧状体のバンド金物3が、図1および図5(B)、図
5(C)の上半分にて明瞭に示されるように、互いに上
パイプ1Aの直径方向に向かい合って対向配置されその
両端部の取付フランジ3Fが前記エレクションピース2
を挟持するごとくボルトナット等の取付具によって取り
付けられる。つまり、バンド金物3にはエレクションピ
ース2より多数(倍)の接合プレート4が突設されたこ
とになる。またその際、図5(B)に拡大して示される
ように、エレクションピース2とバンド金物3のフラン
ジ3Fとの間には間隙7を存在せしめ、後述する接合プ
レート4にスプライスプレート5を取り付ける際に生じ
た誤差を吸収できるように構成される。前記バンド金物
3の本体部の内周面は上パイプ1Aの外周面に適合すべ
く同じ曲率に形成されている。図5および図1に示すよ
うに、上パイプ1Aと同様にして下パイプ1Bにもエレ
クションピース2およびバンド金物3が取り付けられる
とともに、図6に示すように、これら上下および直径方
向に対向して設置された2対の計4個のバンド金物3・
・に突設されている前記接合プレート4・・の上下に対
向するもの同士をスプライスプレート5、5によって挟
持してボルトナット等の取付具によって仮連結を完了す
るものである。
た鋼管等鉄骨部材である上パイプ1Aの継手部6の近傍
の外周に複数のエレクションピース2を溶接等によって
固定する。本実施の形態では、少なくとも上パイプ1A
の1つの直径方向にのみ対向してエレクションピース
2、2が配置されている。2Hはボルト孔である。図示
は省略されているが、継手部6を対称にして下パイプに
も同様にエレクションピース2が固定される。そして、
図4に示すようにほぼ円周角で90°隔離されて2個放
射状に突設された接合プレート4、4を有する一対の半
円弧状体のバンド金物3が、図1および図5(B)、図
5(C)の上半分にて明瞭に示されるように、互いに上
パイプ1Aの直径方向に向かい合って対向配置されその
両端部の取付フランジ3Fが前記エレクションピース2
を挟持するごとくボルトナット等の取付具によって取り
付けられる。つまり、バンド金物3にはエレクションピ
ース2より多数(倍)の接合プレート4が突設されたこ
とになる。またその際、図5(B)に拡大して示される
ように、エレクションピース2とバンド金物3のフラン
ジ3Fとの間には間隙7を存在せしめ、後述する接合プ
レート4にスプライスプレート5を取り付ける際に生じ
た誤差を吸収できるように構成される。前記バンド金物
3の本体部の内周面は上パイプ1Aの外周面に適合すべ
く同じ曲率に形成されている。図5および図1に示すよ
うに、上パイプ1Aと同様にして下パイプ1Bにもエレ
クションピース2およびバンド金物3が取り付けられる
とともに、図6に示すように、これら上下および直径方
向に対向して設置された2対の計4個のバンド金物3・
・に突設されている前記接合プレート4・・の上下に対
向するもの同士をスプライスプレート5、5によって挟
持してボルトナット等の取付具によって仮連結を完了す
るものである。
【0009】かく構成されてバンド金物3における接合
プレート4を介してスプライスプレート5によって仮連
結された上下のパイプ1A、1Bの接合部6の外周の開
先状部をガスシールドアーク溶接等により少なくともス
プライスプレート5、5間で仕切られた対向面を本溶接
により接合し、次いで、前記バンド金物3に取り付けら
れたスプライスプレート5を取り外し、残された継手部
全周の溶接を行う。溶接後、バンド金物3を取り外し、
次いで上下パイプ1A、1Bに取り付けられたエレクシ
ョンピース2を根元10mm程度を残して切断部2Cを
ガス切断等により切断してパイプから取り除く。その
後、パイプ上におけるエレクションピース2の残存部や
継手部6の溶接余剰部をサンダー等により平滑に研磨し
て作業を終了する。
プレート4を介してスプライスプレート5によって仮連
結された上下のパイプ1A、1Bの接合部6の外周の開
先状部をガスシールドアーク溶接等により少なくともス
プライスプレート5、5間で仕切られた対向面を本溶接
により接合し、次いで、前記バンド金物3に取り付けら
れたスプライスプレート5を取り外し、残された継手部
全周の溶接を行う。溶接後、バンド金物3を取り外し、
次いで上下パイプ1A、1Bに取り付けられたエレクシ
ョンピース2を根元10mm程度を残して切断部2Cを
ガス切断等により切断してパイプから取り除く。その
後、パイプ上におけるエレクションピース2の残存部や
継手部6の溶接余剰部をサンダー等により平滑に研磨し
て作業を終了する。
【0010】以上本発明の1実施の形態について説明し
てきたが、本発明の趣旨の範囲内で、鋼管等鉄骨部材の
断面形状(必ずしも円形や中空でなくてもよい)、継手
部の開先形状および溶接形態、鋼管等鉄骨部材に対する
エレクションピースの設置形態、エレクションピースの
数、エレクションピースとバンド金物との関連構成、バ
ンド金物の形状、バンド金物における接合プレートの設
置形態、数、接合プレートとスプライスプレートとの関
連構成、スプライスプレートの形状、これら部材間にお
けるボルト孔の数等については適宜のものが採用できる
ことは言うまでもなく、さらには、建築構造物のトラス
架構や塔状構造物における鋼管等の鉄骨柱のみに限ら
ず、その他種々の継手部の現場にての溶接にも採用でき
るものである。
てきたが、本発明の趣旨の範囲内で、鋼管等鉄骨部材の
断面形状(必ずしも円形や中空でなくてもよい)、継手
部の開先形状および溶接形態、鋼管等鉄骨部材に対する
エレクションピースの設置形態、エレクションピースの
数、エレクションピースとバンド金物との関連構成、バ
ンド金物の形状、バンド金物における接合プレートの設
置形態、数、接合プレートとスプライスプレートとの関
連構成、スプライスプレートの形状、これら部材間にお
けるボルト孔の数等については適宜のものが採用できる
ことは言うまでもなく、さらには、建築構造物のトラス
架構や塔状構造物における鋼管等の鉄骨柱のみに限ら
ず、その他種々の継手部の現場にての溶接にも採用でき
るものである。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように本発明に
よれば、比較的少ない数のエレクションピースを被連結
部材である鋼管等鉄骨部材の外周面に溶接等により固定
するだけで、該エレクションピースに該エレクションピ
ースより数の多い接合プレートを突設したバンド金物を
鋼管等鉄骨部材の外周面に確実で着脱自在に取り付ける
ことができるので、これら比較的多数の接合プレートを
利用して多数のスプライスプレートを取り付けることに
より上下に分割された被連結部材である鋼管等鉄骨部材
を軸心がぶれることなく、1本の心の通ったパイプとし
て精度よく仮連結することが可能となる。したがって、
精度よく軸心が整合されて仮連結された上下のパイプの
接合部を溶接することによって高精度で品質の高い長大
な鋼管等鉄骨部材の連結体が現場にて得られる。しか
も、多数のスプライスプレートを使用して軸心精度の高
い連結を行ったにもかかわらず、前記連結体の完成後に
は比較的少ない数(最小で上下各2個)のエレクション
ピースを鋼管等鉄骨部材から切断して取り除けばよく、
エレクションピースの残存部の研磨等も含めて作業が短
時間で容易に行える。しかも、前記バンド金物はスプラ
イスプレートとともにエレクションピースから取り外し
た後は、これを繰り返して使用することができるので、
無駄がなく低コストにて現場溶接をすることができる。
また、バンド金物はエレクションピースに対して着脱自
在に取り付けられるように構成されていることによっ
て、接合プレートの数や形状が使用目的に応じて適宜に
選定されたバンド金物を数種類準備することによって、
多様な仮連結の形態が得られる。
よれば、比較的少ない数のエレクションピースを被連結
部材である鋼管等鉄骨部材の外周面に溶接等により固定
するだけで、該エレクションピースに該エレクションピ
ースより数の多い接合プレートを突設したバンド金物を
鋼管等鉄骨部材の外周面に確実で着脱自在に取り付ける
ことができるので、これら比較的多数の接合プレートを
利用して多数のスプライスプレートを取り付けることに
より上下に分割された被連結部材である鋼管等鉄骨部材
を軸心がぶれることなく、1本の心の通ったパイプとし
て精度よく仮連結することが可能となる。したがって、
精度よく軸心が整合されて仮連結された上下のパイプの
接合部を溶接することによって高精度で品質の高い長大
な鋼管等鉄骨部材の連結体が現場にて得られる。しか
も、多数のスプライスプレートを使用して軸心精度の高
い連結を行ったにもかかわらず、前記連結体の完成後に
は比較的少ない数(最小で上下各2個)のエレクション
ピースを鋼管等鉄骨部材から切断して取り除けばよく、
エレクションピースの残存部の研磨等も含めて作業が短
時間で容易に行える。しかも、前記バンド金物はスプラ
イスプレートとともにエレクションピースから取り外し
た後は、これを繰り返して使用することができるので、
無駄がなく低コストにて現場溶接をすることができる。
また、バンド金物はエレクションピースに対して着脱自
在に取り付けられるように構成されていることによっ
て、接合プレートの数や形状が使用目的に応じて適宜に
選定されたバンド金物を数種類準備することによって、
多様な仮連結の形態が得られる。
【図1】本発明の1実施の形態に係り、バンド金物によ
って鋼管等鉄骨部材である上下パイプが仮連結される際
の継手部近傍の分解斜視図である。
って鋼管等鉄骨部材である上下パイプが仮連結される際
の継手部近傍の分解斜視図である。
【図2】本発明の1実施の形態に係り、建築構造物の屋
根トラス架構における腹材に適用された側面図である。
根トラス架構における腹材に適用された側面図である。
【図3】本発明の1実施の形態に係り、上パイプにエレ
クションピースが固定された図である。
クションピースが固定された図である。
【図4】本発明の1実施の形態に係り、接合プレートが
突設されたバンド金物を示す図である。
突設されたバンド金物を示す図である。
【図5】本発明の1実施の形態に係り、バンド金物が取
り付けられた一部断面および要部の拡大図である。
り付けられた一部断面および要部の拡大図である。
【図6】本発明の1実施の形態に係り、上下パイプの仮
連結が終了した状態を示す図である。
連結が終了した状態を示す図である。
【図7】塔状構造物における鋼管等を現場にて溶接する
従来の仮連結法の継手部近傍を示す図である。
従来の仮連結法の継手部近傍を示す図である。
【図8】従来の仮連結法の継手部近傍を示す拡大図であ
る。
る。
1・・・パイプ(鋼管等鉄骨部材) 1A・・・上パイプ 1B・・・下パイプ 2・・・エレクションピース 2H・・・ボルト孔 3・・・バンド金物 3F・・・取付フランジ 4・・・接合プレート 5・・・スプライスプレート 6・・・継手部
Claims (3)
- 【請求項1】 上下に分割された鋼管等鉄骨部材の各継
手部近傍の外周に複数のエレクションピースを固定し、
これらエレクションピースに該エレクションピースより
多数の接合プレートを突設したバンド金物を取り付ける
とともに、前記接合プレートの上下に対向するもの同士
をスプライスプレートによって仮連結して継手部を溶接
接合することを特徴とするバンド金物を用いた現場溶接
工法。 - 【請求項2】 前記エレクションピースを少なくとも鋼
管等鉄骨部材の1つの直径方向にのみ対向配置したこと
を特徴とする請求項1に記載のバンド金物を用いた現場
溶接工法。 - 【請求項3】 前記バンド金物はそれぞれ2つの接合プ
レートが突設され前記鋼管等鉄骨部材の直径方向に対向
配置された2つの半円弧状体から構成されたことを特徴
とする請求項2に記載のバンド金物を用いた現場溶接工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082596A JPH09234562A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | バンド金物を用いた現場溶接工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082596A JPH09234562A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | バンド金物を用いた現場溶接工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09234562A true JPH09234562A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12591449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4082596A Pending JPH09234562A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | バンド金物を用いた現場溶接工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09234562A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007237206A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Ihi Corp | タンク鏡板の現地製作方法、並びに、該方法に用いるタンク鏡板組立体及び鏡板組立用仮設架台 |
| KR20140028448A (ko) * | 2012-08-29 | 2014-03-10 | 대우조선해양 주식회사 | 용접 연결용 가결합 지지장치 |
| WO2021205858A1 (ja) * | 2020-04-10 | 2021-10-14 | 株式会社神戸製鋼所 | ガスシールドアーク溶接方法及び鋼管の製造方法 |
| CN114378525A (zh) * | 2022-01-21 | 2022-04-22 | 郭清赛 | 一种双枪氩弧焊机 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP4082596A patent/JPH09234562A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2021167012A (ja) * | 2020-04-10 | 2021-10-21 | 株式会社神戸製鋼所 | ガスシールドアーク溶接方法及び鋼管の製造方法 |
| CN114981031A (zh) * | 2020-04-10 | 2022-08-30 | 株式会社神户制钢所 | 气体保护电弧焊接方法以及钢管的制造方法 |
| US12544848B2 (en) | 2020-04-10 | 2026-02-10 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | Gas shield arc welding method and method for manufacturing steel pipe |
| CN114378525A (zh) * | 2022-01-21 | 2022-04-22 | 郭清赛 | 一种双枪氩弧焊机 |
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