JPH09234900A - 記録濃度補正方法およびサーマルプリンタ - Google Patents
記録濃度補正方法およびサーマルプリンタInfo
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- JPH09234900A JPH09234900A JP6520996A JP6520996A JPH09234900A JP H09234900 A JPH09234900 A JP H09234900A JP 6520996 A JP6520996 A JP 6520996A JP 6520996 A JP6520996 A JP 6520996A JP H09234900 A JPH09234900 A JP H09234900A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】サーマルヘッドの記録特性のバラツキを補正
し、しかも画像に偽輪郭が生じるという問題を解決する
記録濃度補正方法と、その方法を適用したサーマルプリ
ンタを提供する。 【解決手段】試験印刷を行って発熱体の配列方向の記録
濃度の分布を測定し、その結果に基づいて、サーマルヘ
ッドの発熱体に対して補正を実施する発熱体を決定し、
その発熱体で印刷が行われる画素値については補正を実
施してから印刷するようにした。
し、しかも画像に偽輪郭が生じるという問題を解決する
記録濃度補正方法と、その方法を適用したサーマルプリ
ンタを提供する。 【解決手段】試験印刷を行って発熱体の配列方向の記録
濃度の分布を測定し、その結果に基づいて、サーマルヘ
ッドの発熱体に対して補正を実施する発熱体を決定し、
その発熱体で印刷が行われる画素値については補正を実
施してから印刷するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
により印刷が行われる場合に記録濃度のバラツキを補正
する技術分野に属する。特に、サーマルヘッドの表面形
状のバラツキ、発熱体の抵抗値のバラツキ等に起因し、
印刷が行われた場合に発熱体の配列方向に分布する記録
濃度ムラについて、画像データの補正を行い擬似的に濃
度ムラを回避する記録濃度補正方法、および、その方法
を適用したサーマルプリンタに関する。
により印刷が行われる場合に記録濃度のバラツキを補正
する技術分野に属する。特に、サーマルヘッドの表面形
状のバラツキ、発熱体の抵抗値のバラツキ等に起因し、
印刷が行われた場合に発熱体の配列方向に分布する記録
濃度ムラについて、画像データの補正を行い擬似的に濃
度ムラを回避する記録濃度補正方法、および、その方法
を適用したサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】昇華転写型サーマルプリンタは連続的な
階調表現を行うことができるため、極めて表現力に富
み、高品質であり、自然な画像再現が得られるという特
徴がある。そのため、品質や再現性を特に重要視する用
途にも用いられる。たとえば、印刷物の校正出力用、C
Tスキャナやレントゲン写真等の医療関係の出力用、ア
パレル関係やその他の製品の色見本等が挙げられる。こ
のような用途で、品質や再現性を特に必要とする場合に
は、画像データをそのまま印刷するのではなく、サーマ
ルヘッドの製造上その他に起因するサーマルヘッドの発
熱体配列方向の記録特性のバラツキに対して、画像デー
タの補正を行い、補正後の画像データを用いて印刷が行
われる。
階調表現を行うことができるため、極めて表現力に富
み、高品質であり、自然な画像再現が得られるという特
徴がある。そのため、品質や再現性を特に重要視する用
途にも用いられる。たとえば、印刷物の校正出力用、C
Tスキャナやレントゲン写真等の医療関係の出力用、ア
パレル関係やその他の製品の色見本等が挙げられる。こ
のような用途で、品質や再現性を特に必要とする場合に
は、画像データをそのまま印刷するのではなく、サーマ
ルヘッドの製造上その他に起因するサーマルヘッドの発
熱体配列方向の記録特性のバラツキに対して、画像デー
タの補正を行い、補正後の画像データを用いて印刷が行
われる。
【0003】サーマルヘッドは数百から数千の多数の発
熱体をライン状に配列した構造を有し、発熱体(抵抗値
R)に流れる一定電流(I)の通電時間(t)によって
決まる発熱量(Q=R*I2 *t)と、発熱体がその熱
を記録媒体に伝達する際の熱伝動効率によって各発熱体
による記録濃度が決定する。したがってサーマルヘッド
の記録特性のバラツキは、記録媒体との密着度(熱伝動
効率に関係する)に影響するサーマルヘッドの表面形状
のバラツキや発熱体の抵抗値(R)のバラツキ等に起因
する。またサーマルヘッドの記録特性のバラツキは、印
刷が行われた場合には、画像データが一定値であるにも
かかわらず発熱体の配列方向に分布する記録濃度ムラが
発生するという現象として顕在化する。
熱体をライン状に配列した構造を有し、発熱体(抵抗値
R)に流れる一定電流(I)の通電時間(t)によって
決まる発熱量(Q=R*I2 *t)と、発熱体がその熱
を記録媒体に伝達する際の熱伝動効率によって各発熱体
による記録濃度が決定する。したがってサーマルヘッド
の記録特性のバラツキは、記録媒体との密着度(熱伝動
効率に関係する)に影響するサーマルヘッドの表面形状
のバラツキや発熱体の抵抗値(R)のバラツキ等に起因
する。またサーマルヘッドの記録特性のバラツキは、印
刷が行われた場合には、画像データが一定値であるにも
かかわらず発熱体の配列方向に分布する記録濃度ムラが
発生するという現象として顕在化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この濃度ムラ
を補正する技術として、発熱体の抵抗値データの基づい
て補正する方法が提案されたが、上述のように濃度ムラ
の原因は抵抗値のバラツキだけではないため、補正して
も濃度ムラを回避することができない。また、全ての画
素値が同一値の画像データを用いて等濃度印刷を行い、
記録濃度の発熱体配列方向の分布を測定し、測定結果に
基づいて各発熱体における画素値の補正量を求め補正す
る方法が提案されたが、補正により画素値の量子化誤差
が生じるため、画像に偽輪郭が生じるという問題があっ
た。
を補正する技術として、発熱体の抵抗値データの基づい
て補正する方法が提案されたが、上述のように濃度ムラ
の原因は抵抗値のバラツキだけではないため、補正して
も濃度ムラを回避することができない。また、全ての画
素値が同一値の画像データを用いて等濃度印刷を行い、
記録濃度の発熱体配列方向の分布を測定し、測定結果に
基づいて各発熱体における画素値の補正量を求め補正す
る方法が提案されたが、補正により画素値の量子化誤差
が生じるため、画像に偽輪郭が生じるという問題があっ
た。
【0005】そこで本発明の目的は、サーマルヘッドの
記録特性のバラツキを補正し、しかも画像に偽輪郭が生
じるという問題を解決する記録濃度補正方法と、その方
法を適用したサーマルプリンタを提供することにある。
記録特性のバラツキを補正し、しかも画像に偽輪郭が生
じるという問題を解決する記録濃度補正方法と、その方
法を適用したサーマルプリンタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、試験印刷を行って発熱体の配列方向の記録
濃度の分布を測定し、その結果に基づいて、サーマルヘ
ッドの発熱体に対して補正を実施する発熱体を所定の手
続きで決定し、その発熱体で印刷が行われる画素値につ
いては補正を実施してから印刷するようにしたものであ
る。本発明によれば、記録濃度が補正されるとともに、
補正を実施する発熱体が隣接する割合を小さくすること
ができ、その結果、偽輪郭が生じ難くなる。
め本発明は、試験印刷を行って発熱体の配列方向の記録
濃度の分布を測定し、その結果に基づいて、サーマルヘ
ッドの発熱体に対して補正を実施する発熱体を所定の手
続きで決定し、その発熱体で印刷が行われる画素値につ
いては補正を実施してから印刷するようにしたものであ
る。本発明によれば、記録濃度が補正されるとともに、
補正を実施する発熱体が隣接する割合を小さくすること
ができ、その結果、偽輪郭が生じ難くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について発明の実施
の形態により説明する。本発明を実施するに当たって、
最初に行うことは記録特性のバラツキを測定すること
である。ついで、その測定データに基づいてサーマル
ヘッドの各発熱体に対して補正対象の発熱体であるか否
かが記述された補正テーブルを導出する。最後に、そ
の補正テーブルに基づいて印刷するデータに必要な補正
を実施する。このの過程においてはサーマルプリンタ
と濃度計が使用される。またの過程においてはパーソ
ナルコンピュータやワークステーションのようなコンピ
ュータが使用される。またにおいてはコンピュータま
たは補正を実施する機能を有する本発明のサーマルプリ
ンタが使用される。本発明はこの〜の過程に係わる
もので、次に、この順番に説明を行う。
の形態により説明する。本発明を実施するに当たって、
最初に行うことは記録特性のバラツキを測定すること
である。ついで、その測定データに基づいてサーマル
ヘッドの各発熱体に対して補正対象の発熱体であるか否
かが記述された補正テーブルを導出する。最後に、そ
の補正テーブルに基づいて印刷するデータに必要な補正
を実施する。このの過程においてはサーマルプリンタ
と濃度計が使用される。またの過程においてはパーソ
ナルコンピュータやワークステーションのようなコンピ
ュータが使用される。またにおいてはコンピュータま
たは補正を実施する機能を有する本発明のサーマルプリ
ンタが使用される。本発明はこの〜の過程に係わる
もので、次に、この順番に説明を行う。
【0008】の過程において、まずサーマルヘッドが
原因の記録特性のバラツキを測定するために、試験印刷
を行う。そのため、全ての画素値が同一値の画像データ
を準備する。この画像データを使用することで、サーマ
ルヘッドの発熱体の全てに対して所定の定数値を与え
て、被転写シートに印刷を行い濃度記録シートが得られ
る。通常、その画像データの画素値としては、記録濃度
のバラツキ幅が大きく現れるため最大濃度の値が用いら
れるが、印刷再現性において最もバラツキを小さくした
い中間の画素値を用いることもできる。本発明は試験印
刷を行う場合の画素値は、同一値であれば特に制約され
ず任意である。また、試験印刷は必ずしも全ての色に対
して行う必要性はなく、特定の色を代表させることがで
きる。通常、代表させる特定の色としては、記録濃度の
幅が大きく、したがってバラツキ幅が大きく顕れるシア
ン(cyan)またはマゼンタ(magenta )が用いられる
が、画素値の場合と同様で、印刷再現性において最もバ
ラツキを小さくしたい印刷色を用いることができる。な
お当然ながら、濃度記録シート上の印刷領域は、サーマ
ルヘッドの発熱体配列方向の全幅サイズと、その発熱体
配列方向に直角方向には記録濃度を測定するために必要
な反射濃度計の測定領域以上のサイズが必要である。
原因の記録特性のバラツキを測定するために、試験印刷
を行う。そのため、全ての画素値が同一値の画像データ
を準備する。この画像データを使用することで、サーマ
ルヘッドの発熱体の全てに対して所定の定数値を与え
て、被転写シートに印刷を行い濃度記録シートが得られ
る。通常、その画像データの画素値としては、記録濃度
のバラツキ幅が大きく現れるため最大濃度の値が用いら
れるが、印刷再現性において最もバラツキを小さくした
い中間の画素値を用いることもできる。本発明は試験印
刷を行う場合の画素値は、同一値であれば特に制約され
ず任意である。また、試験印刷は必ずしも全ての色に対
して行う必要性はなく、特定の色を代表させることがで
きる。通常、代表させる特定の色としては、記録濃度の
幅が大きく、したがってバラツキ幅が大きく顕れるシア
ン(cyan)またはマゼンタ(magenta )が用いられる
が、画素値の場合と同様で、印刷再現性において最もバ
ラツキを小さくしたい印刷色を用いることができる。な
お当然ながら、濃度記録シート上の印刷領域は、サーマ
ルヘッドの発熱体配列方向の全幅サイズと、その発熱体
配列方向に直角方向には記録濃度を測定するために必要
な反射濃度計の測定領域以上のサイズが必要である。
【0009】試験印刷を行った後、得られた濃度記録シ
ートにおいて発熱体の配列方向の記録濃度を測定する。
測定は反射濃度計を使用することができ、被転写シート
の非印刷部分を基準とし、その部分において濃度値
“0”となるようにキャリブレーションを行って測定す
る。測定箇所としては、後述する発熱体の部分集合に対
応する領域の中心箇所を設定することができ、そのよう
に設定することが望ましいが、そうしなければならない
ものでもない。発熱体の配列方向に沿って複数箇所を適
当に設定し、測定箇所をスプライン曲線等によって結ん
で、連続した記録濃度の分布曲線を得るようにし、発熱
体の部分集合に対応する領域の中心箇所の記録濃度値を
読み取るようにすることができる。重要な点は、サーマ
ルヘッドの発熱体配列方向の濃度分布が反映されるよう
な密度で測定箇所を設定し測定を行うことである。
ートにおいて発熱体の配列方向の記録濃度を測定する。
測定は反射濃度計を使用することができ、被転写シート
の非印刷部分を基準とし、その部分において濃度値
“0”となるようにキャリブレーションを行って測定す
る。測定箇所としては、後述する発熱体の部分集合に対
応する領域の中心箇所を設定することができ、そのよう
に設定することが望ましいが、そうしなければならない
ものでもない。発熱体の配列方向に沿って複数箇所を適
当に設定し、測定箇所をスプライン曲線等によって結ん
で、連続した記録濃度の分布曲線を得るようにし、発熱
体の部分集合に対応する領域の中心箇所の記録濃度値を
読み取るようにすることができる。重要な点は、サーマ
ルヘッドの発熱体配列方向の濃度分布が反映されるよう
な密度で測定箇所を設定し測定を行うことである。
【0010】次にの過程において、まずサーマルヘッ
ドの発熱体の全体集合を所定個数の隣接する発熱体の部
分集合に分割し、各部分集合を代表する記録濃度を前述
の濃度分布から決定し、部分記録濃度とする。たとえ
ば、発熱体の全体集合に4096の発熱体があるとする
と、256に等分割することにより、16の隣接する発
熱体からなる部分集合が256個できる。各部分集合を
代表する記録濃度は、各部分集合の平均的な濃度値に相
当する。実際の反射濃度計は所定の測定領域の集合濃度
として平均的な濃度値を計測しており、この測定領域の
サイズと、部分集合による記録領域のサイズとの関係
で、これらのサイズがほぼ等しい場合には部分集合によ
る記録領域の中心箇所の濃度値を代表値とする。また、
この測定領域のサイズが部分集合による記録領域のサイ
ズより極端に小さい場合には、部分集合による記録領域
の内部の複数の測定値の平均値によって代表の濃度値と
する。前述のように、部分集合による記録領域の中心箇
所と、測定箇所とに位置上のずれがある場合には、測定
点と測定値に基づいて濃度値の分布曲線を求め、中心箇
所の濃度値を算出する。
ドの発熱体の全体集合を所定個数の隣接する発熱体の部
分集合に分割し、各部分集合を代表する記録濃度を前述
の濃度分布から決定し、部分記録濃度とする。たとえ
ば、発熱体の全体集合に4096の発熱体があるとする
と、256に等分割することにより、16の隣接する発
熱体からなる部分集合が256個できる。各部分集合を
代表する記録濃度は、各部分集合の平均的な濃度値に相
当する。実際の反射濃度計は所定の測定領域の集合濃度
として平均的な濃度値を計測しており、この測定領域の
サイズと、部分集合による記録領域のサイズとの関係
で、これらのサイズがほぼ等しい場合には部分集合によ
る記録領域の中心箇所の濃度値を代表値とする。また、
この測定領域のサイズが部分集合による記録領域のサイ
ズより極端に小さい場合には、部分集合による記録領域
の内部の複数の測定値の平均値によって代表の濃度値と
する。前述のように、部分集合による記録領域の中心箇
所と、測定箇所とに位置上のずれがある場合には、測定
点と測定値に基づいて濃度値の分布曲線を求め、中心箇
所の濃度値を算出する。
【0011】所定個数の補正レベルを設定する。この補
正レベルにおける所定個数は、上述のようにして得られ
る部分記録濃度に対して、部分記録濃度のバラツキ範囲
を所定個数の濃度範囲に分割して、その範囲ごとに補正
する量を設定するための分割数に相当する。本発明にお
いては、部分集合に属する発熱体に対して、補正を実施
する発熱体と補正を実施しない発熱体とを、補正レベル
によって区別する。すなわち、部分集合に属する発熱体
に対して全く補正を実施しない場合(補正レベル0)か
ら、全てに対して補正を実施する場合まで補正レベルを
設定することができる。部分集合に属する発熱体に対し
て全く補正を実施しない(補正レベル0)、1つに対し
て補正を実施する(補正レベル1)、2つに対して補正
を実施する(補正レベル2)、3つに対して補正を実施
する(補正レベル3)、・・・、全てに対して補正を実
施する(補正レベル“分割数”)というように、補正を
実施する発熱体を1つづつ増加させる場合に補正レベル
の個数は最大数となり、その数は部分集合に属する発熱
体の数(=分割数)に1を加算した数となる。もちろ
ん、補正を実施する発熱体を1つづつ増加する代わり
に、2つづつ、3つづつ、4つづつ増加してもよく、そ
のような場合には補正レベルは最大数より少なくなる。
正レベルにおける所定個数は、上述のようにして得られ
る部分記録濃度に対して、部分記録濃度のバラツキ範囲
を所定個数の濃度範囲に分割して、その範囲ごとに補正
する量を設定するための分割数に相当する。本発明にお
いては、部分集合に属する発熱体に対して、補正を実施
する発熱体と補正を実施しない発熱体とを、補正レベル
によって区別する。すなわち、部分集合に属する発熱体
に対して全く補正を実施しない場合(補正レベル0)か
ら、全てに対して補正を実施する場合まで補正レベルを
設定することができる。部分集合に属する発熱体に対し
て全く補正を実施しない(補正レベル0)、1つに対し
て補正を実施する(補正レベル1)、2つに対して補正
を実施する(補正レベル2)、3つに対して補正を実施
する(補正レベル3)、・・・、全てに対して補正を実
施する(補正レベル“分割数”)というように、補正を
実施する発熱体を1つづつ増加させる場合に補正レベル
の個数は最大数となり、その数は部分集合に属する発熱
体の数(=分割数)に1を加算した数となる。もちろ
ん、補正を実施する発熱体を1つづつ増加する代わり
に、2つづつ、3つづつ、4つづつ増加してもよく、そ
のような場合には補正レベルは最大数より少なくなる。
【0012】前述のように補正レベルの個数を最大数に
設定すると、部分記録濃度のバラツキ範囲は補正レベル
の個数の濃度範囲に分割することができ、各部分集合の
部分記録濃度に基づいて、各部分集合に対し補正レベル
を割り当てることができる。このように各部分集合に対
する補正レベルの割り当てが記述されたテーブルを、補
正レベル割当テーブルと呼ぶ。補正レベルの個数が最大
数に設定されていない場合の類推は比較的容易であるか
ら説明の便宜上、以下、補正レベルの個数は最大数(発
熱体の数(=分割数)に1を加算した数)に設定されて
いるものとする。
設定すると、部分記録濃度のバラツキ範囲は補正レベル
の個数の濃度範囲に分割することができ、各部分集合の
部分記録濃度に基づいて、各部分集合に対し補正レベル
を割り当てることができる。このように各部分集合に対
する補正レベルの割り当てが記述されたテーブルを、補
正レベル割当テーブルと呼ぶ。補正レベルの個数が最大
数に設定されていない場合の類推は比較的容易であるか
ら説明の便宜上、以下、補正レベルの個数は最大数(発
熱体の数(=分割数)に1を加算した数)に設定されて
いるものとする。
【0013】次に、前述の部分集合における補正を実施
する発熱体と補正を実施しない発熱体とを、前述の所定
個数の補正レベルに対して設定する。その結果、部分集
合に属する発熱体それぞれに対応して、特定の補正レベ
ルから上のレベルの補正レベルでは補正を実施するとい
う閾値が設定されることとなる。その閾値は、部分集合
に属する発熱体の数だけ存在し、その値は補正レベルで
あるから“0”〜“補正レベルの個数(の最大値)から
1を減算した数”である。これら閾値を成分とすると、
その成分からなるベクトルを想定することができ、その
ベクトルを閾値ベクトルと呼ぶことにする。すなわち、
この閾値ベクトルは、部分集合に属する発熱体に対して
0からその部分集合に属する発熱体の数から1を減算し
た数までの数値を所定の割当方法にしたがって割り当
て、その数値を成分として発熱体の配列順に配列したベ
クトルである。
する発熱体と補正を実施しない発熱体とを、前述の所定
個数の補正レベルに対して設定する。その結果、部分集
合に属する発熱体それぞれに対応して、特定の補正レベ
ルから上のレベルの補正レベルでは補正を実施するとい
う閾値が設定されることとなる。その閾値は、部分集合
に属する発熱体の数だけ存在し、その値は補正レベルで
あるから“0”〜“補正レベルの個数(の最大値)から
1を減算した数”である。これら閾値を成分とすると、
その成分からなるベクトルを想定することができ、その
ベクトルを閾値ベクトルと呼ぶことにする。すなわち、
この閾値ベクトルは、部分集合に属する発熱体に対して
0からその部分集合に属する発熱体の数から1を減算し
た数までの数値を所定の割当方法にしたがって割り当
て、その数値を成分として発熱体の配列順に配列したベ
クトルである。
【0014】前述の所定の割当方法は、たとえば、下記
の数2に示す一般式によって計算される数列により割り
当てることができ、この割当方法によれば記録濃度のバ
ラツキの補正を適正に行うことができる。
の数2に示す一般式によって計算される数列により割り
当てることができ、この割当方法によれば記録濃度のバ
ラツキの補正を適正に行うことができる。
【数2】 Dn =〔(2*Dn/2 +Un/2 ) (2*Dn/2 )〕 ただし、 n=2K (kは整数) D1 =
〔0〕 Un =〔111・・・・・111〕 (Un は“1”がn個の数列)
【0015】上述の数列を計算して具体的な値を求める
と、次のようになる。 D2 =〔1,0〕 D4 =〔3,1,2,0〕 D8 =〔7,3,5,1,6,2,4,0〕 D16=〔15,7,11,3,13,5,9,1,1
4,6,10,2,12,4,8,0〕 D32=〔31,15,23,7,27,11,19,
3,29,13,21,5,25,9,17,1,3
0,14,22,6,26,10,18,2,28,1
2,20,4,24,8,16,0〕
と、次のようになる。 D2 =〔1,0〕 D4 =〔3,1,2,0〕 D8 =〔7,3,5,1,6,2,4,0〕 D16=〔15,7,11,3,13,5,9,1,1
4,6,10,2,12,4,8,0〕 D32=〔31,15,23,7,27,11,19,
3,29,13,21,5,25,9,17,1,3
0,14,22,6,26,10,18,2,28,1
2,20,4,24,8,16,0〕
【0016】上述の閾値ベクトルと前述の補正レベル割
当テーブルとに基づいて、サーマルヘッドの発熱体の全
てに対して補正を実施する発熱体と補正を実施しない発
熱体とを決定する。たとえば、部分集合に属する発熱体
の個数が8個であり、補正レベルが補正レベル0〜補正
レベル8まであるものとする。第1の部分集合が補正レ
ベル0であるとすると、閾値ベクトルD8 =〔7,3,
5,1,6,2,4,0〕の成分を補正レベルの値
“0”と比較して、“0”以上の成分の値に相当する発
熱体に対しては補正を行わない。補正を実施する場合を
“0”、補正を実施しない場合を“1”とすると、第1
の部分集合に対しては〔0,0,0,0,0,0,0,
0〕というように決定される。
当テーブルとに基づいて、サーマルヘッドの発熱体の全
てに対して補正を実施する発熱体と補正を実施しない発
熱体とを決定する。たとえば、部分集合に属する発熱体
の個数が8個であり、補正レベルが補正レベル0〜補正
レベル8まであるものとする。第1の部分集合が補正レ
ベル0であるとすると、閾値ベクトルD8 =〔7,3,
5,1,6,2,4,0〕の成分を補正レベルの値
“0”と比較して、“0”以上の成分の値に相当する発
熱体に対しては補正を行わない。補正を実施する場合を
“0”、補正を実施しない場合を“1”とすると、第1
の部分集合に対しては〔0,0,0,0,0,0,0,
0〕というように決定される。
【0017】同様に、第2の部分集合が補正レベル3で
あるとすると、閾値ベクトルD8 =〔7,3,5,1,
6,2,4,0〕の成分を補正レベルの値“3”と比較
して、“3”以上の成分の値に相当する発熱体に対して
は補正を行わない。補正を実施する場合を“0”、補正
を実施しない場合を“1”とすると、第1の部分集合に
対しては〔0,0,0,1,0,1,0,1〕というよ
うに決定される。同様に、第3の部分集合が補正レベル
6であるとすると、閾値ベクトルD8 =〔7,3,5,
1,6,2,4,0〕の成分を補正レベルの値“6”と
比較して、“6”以上の成分の値に相当する発熱体に対
しては補正を行わない。補正を実施する場合を“0”、
補正を実施しない場合を“1”とすると、第1の部分集
合に対しては〔0,1,1,1,0,1,1,1〕とい
うように決定される。このようにして全ての部分集合の
発熱体に対して(すなわち、サーマルヘッドの発熱体の
全てに対して)補正を実施するか、補正を実施しないか
を決定して、その決定した内容を記述したテーブルを生
成する。そのテーブルを補正テーブルと呼ぶ。
あるとすると、閾値ベクトルD8 =〔7,3,5,1,
6,2,4,0〕の成分を補正レベルの値“3”と比較
して、“3”以上の成分の値に相当する発熱体に対して
は補正を行わない。補正を実施する場合を“0”、補正
を実施しない場合を“1”とすると、第1の部分集合に
対しては〔0,0,0,1,0,1,0,1〕というよ
うに決定される。同様に、第3の部分集合が補正レベル
6であるとすると、閾値ベクトルD8 =〔7,3,5,
1,6,2,4,0〕の成分を補正レベルの値“6”と
比較して、“6”以上の成分の値に相当する発熱体に対
しては補正を行わない。補正を実施する場合を“0”、
補正を実施しない場合を“1”とすると、第1の部分集
合に対しては〔0,1,1,1,0,1,1,1〕とい
うように決定される。このようにして全ての部分集合の
発熱体に対して(すなわち、サーマルヘッドの発熱体の
全てに対して)補正を実施するか、補正を実施しないか
を決定して、その決定した内容を記述したテーブルを生
成する。そのテーブルを補正テーブルと呼ぶ。
【0018】さらに、元々の画素値とその画素値に対し
て補正を実施して得る補正画素値との関係として、その
補正を実施する場合の補正量を記述した変換テーブルを
生成する。記録濃度の最大濃度値は画素値の最大値(た
とえば255)によって得られるため、最大濃度値のバ
ラツキの補正は(画素値を増加することができないか
ら)画素値を減少させて、最大濃度値のバラツキを、バ
ラツキの内で低い濃度値に一致させる補正である。その
結果、最大濃度値以外の濃度値についてもバラツキの内
で低い濃度値に一致させる補正が行われる。
て補正を実施して得る補正画素値との関係として、その
補正を実施する場合の補正量を記述した変換テーブルを
生成する。記録濃度の最大濃度値は画素値の最大値(た
とえば255)によって得られるため、最大濃度値のバ
ラツキの補正は(画素値を増加することができないか
ら)画素値を減少させて、最大濃度値のバラツキを、バ
ラツキの内で低い濃度値に一致させる補正である。その
結果、最大濃度値以外の濃度値についてもバラツキの内
で低い濃度値に一致させる補正が行われる。
【0019】したがって、上述の変換テーブルは、元々
の画素値を補正によってどの程度減少するかを記述す
る。このどの程度減少するかを決定するのは、前述した
ように、濃度記録シートにおいて発熱体の配列方向の記
録濃度を測定して得られる記録濃度のバラツキの大きさ
を補正できる程度に決定すればよい。正確な補正を行う
ためには、前述の補正テーブルを得る過程をふまえて計
算を行うことと、実際に印刷して記録濃度を測定し、試
行錯誤を行うことにより精度を向上させる。この減少量
(補正量)は元々の画素値によって異なり、一般的に
は、元々の画素値が大きい場合には減少量が大きく、元
々の画素値が小さい場合には減少量は小さくて済む。
の画素値を補正によってどの程度減少するかを記述す
る。このどの程度減少するかを決定するのは、前述した
ように、濃度記録シートにおいて発熱体の配列方向の記
録濃度を測定して得られる記録濃度のバラツキの大きさ
を補正できる程度に決定すればよい。正確な補正を行う
ためには、前述の補正テーブルを得る過程をふまえて計
算を行うことと、実際に印刷して記録濃度を測定し、試
行錯誤を行うことにより精度を向上させる。この減少量
(補正量)は元々の画素値によって異なり、一般的に
は、元々の画素値が大きい場合には減少量が大きく、元
々の画素値が小さい場合には減少量は小さくて済む。
【0020】すなわち、全ての画素値を所定の階調値と
して印刷したベタ印刷サンプルの主走査方向の濃度分布
を測定し、最大濃度値、最小濃度値を算出し、濃度差を
濃度値の補正量とする。図10、図11の上の図はこの
濃度分布の一例を示す図である。さらに全階調値で補正
を行う場合、全幅のグラデーションパターンを印刷し
て、上記測定された最大濃度値、最小濃度値の位置で、
副走査方向(グラデーションの変化方向)に濃度測定を
行い、最大濃度値の位置および最小濃度値の位置におけ
るガンマ曲線(横軸が階調値、縦軸が濃度値)を求め
る。図10、図11の下の図はこのガンマ曲線の一例を
示す図である。
して印刷したベタ印刷サンプルの主走査方向の濃度分布
を測定し、最大濃度値、最小濃度値を算出し、濃度差を
濃度値の補正量とする。図10、図11の上の図はこの
濃度分布の一例を示す図である。さらに全階調値で補正
を行う場合、全幅のグラデーションパターンを印刷し
て、上記測定された最大濃度値、最小濃度値の位置で、
副走査方向(グラデーションの変化方向)に濃度測定を
行い、最大濃度値の位置および最小濃度値の位置におけ
るガンマ曲線(横軸が階調値、縦軸が濃度値)を求め
る。図10、図11の下の図はこのガンマ曲線の一例を
示す図である。
【0021】このガンマ曲線から、図10に示すように
各濃度値における濃度値の補正量(縦軸)を読取り、階
調値の補正量(横軸のa−a’)に換算する。この場
合、濃度値の補正量の大きさを所定の1以下の定数を乗
じて小さくして、すなわち階調値の補正量も小さく換算
することができる。また最大濃度差(濃度値の補正量)
が大きい場合、補正量が大きくなり、補正ドットと無補
正ドットの境界が目に付く等で画質が低下する場合に
は、図11に示すように補正したい区間を決め、区間内
の最大濃度差を補正量とすることができる。
各濃度値における濃度値の補正量(縦軸)を読取り、階
調値の補正量(横軸のa−a’)に換算する。この場
合、濃度値の補正量の大きさを所定の1以下の定数を乗
じて小さくして、すなわち階調値の補正量も小さく換算
することができる。また最大濃度差(濃度値の補正量)
が大きい場合、補正量が大きくなり、補正ドットと無補
正ドットの境界が目に付く等で画質が低下する場合に
は、図11に示すように補正したい区間を決め、区間内
の最大濃度差を補正量とすることができる。
【0022】次にの過程において、まず印刷を実施す
る画像の各画素に対して、補正を実施する発熱体で印刷
する補正必要画素か補正を実施しない発熱体で印刷する
補正不要画素かを、前述の補正テーブルに基づいて判定
する。画素が補正必要画素の場合にはその画素の画素値
を前述の変換テーブルに基づいて補正して印刷画素値と
する。また、画素が補正不要画素の場合にはその画素の
画素値をそのまま印刷画素値とし、印刷画素値を生成す
る。この印刷画素値により印刷を行うと、サーマルヘッ
ドの記録特性のバラツキが補正され、しかも画像に偽輪
郭が生じるということがない印刷物を得ることができ
る。
る画像の各画素に対して、補正を実施する発熱体で印刷
する補正必要画素か補正を実施しない発熱体で印刷する
補正不要画素かを、前述の補正テーブルに基づいて判定
する。画素が補正必要画素の場合にはその画素の画素値
を前述の変換テーブルに基づいて補正して印刷画素値と
する。また、画素が補正不要画素の場合にはその画素の
画素値をそのまま印刷画素値とし、印刷画素値を生成す
る。この印刷画素値により印刷を行うと、サーマルヘッ
ドの記録特性のバラツキが補正され、しかも画像に偽輪
郭が生じるということがない印刷物を得ることができ
る。
【0023】
【実施例】次に、本発明について実施例に基づき説明す
る。まず、補正テーブルを生成する過程(前述のの過
程)について説明する。図1は本発明における補正テー
ブルを生成する処理過程を示す図である。図1のステッ
プS1において部分記録濃度データ入力が行われる。こ
の部分記録濃度データ入力は、すでに実施され終了して
いる試験印刷段階と濃度測定段階(前述のの過程)の
後に行われる部分濃度決定段階と同じである。すでに説
明したように、試験印刷段階では、サーマルヘッドの発
熱体の全てに対して所定の定数値を与えて被転写紙に印
刷を行い濃度記録紙が得られる。次の濃度測定段階で
は、その濃度記録シートにおいて発熱体の配列方向の記
録濃度を測定し濃度分布を得る。図2は濃度分布の一例
を示す図である。図2において、縦軸は濃度値であり、
横軸はサーマルヘッドの発熱体配列方向の位置である。
発熱体配列方向の位置は発熱体番号によって示されてい
る。
る。まず、補正テーブルを生成する過程(前述のの過
程)について説明する。図1は本発明における補正テー
ブルを生成する処理過程を示す図である。図1のステッ
プS1において部分記録濃度データ入力が行われる。こ
の部分記録濃度データ入力は、すでに実施され終了して
いる試験印刷段階と濃度測定段階(前述のの過程)の
後に行われる部分濃度決定段階と同じである。すでに説
明したように、試験印刷段階では、サーマルヘッドの発
熱体の全てに対して所定の定数値を与えて被転写紙に印
刷を行い濃度記録紙が得られる。次の濃度測定段階で
は、その濃度記録シートにおいて発熱体の配列方向の記
録濃度を測定し濃度分布を得る。図2は濃度分布の一例
を示す図である。図2において、縦軸は濃度値であり、
横軸はサーマルヘッドの発熱体配列方向の位置である。
発熱体配列方向の位置は発熱体番号によって示されてい
る。
【0024】図2に示すような濃度分布が得られたら、
次の部分濃度決定段階では、サーマルヘッドの発熱体の
全体集合を所定個数の隣接する発熱体の部分集合に分割
し、各部分集合を代表する記録濃度を前記濃度分布から
決定し、部分記録濃度とする。この実施例においては、
図2に示すようにサーマルヘッドの発熱体が4096個
ある場合に、4096個の発熱体の全体集合を16個の
発熱体からなる256の部分集合に分割する。そして、
図2に示す濃度分布から各部分集合における平均的な濃
度値を読取り、それを代表する記録濃度として決定す
る。
次の部分濃度決定段階では、サーマルヘッドの発熱体の
全体集合を所定個数の隣接する発熱体の部分集合に分割
し、各部分集合を代表する記録濃度を前記濃度分布から
決定し、部分記録濃度とする。この実施例においては、
図2に示すようにサーマルヘッドの発熱体が4096個
ある場合に、4096個の発熱体の全体集合を16個の
発熱体からなる256の部分集合に分割する。そして、
図2に示す濃度分布から各部分集合における平均的な濃
度値を読取り、それを代表する記録濃度として決定す
る。
【0025】次に図1のステップS2において、各部分
集合に対して補正レベルを設定する。これはすでに説明
した補正レベル割当段階と同じ処理過程であり、補正レ
ベル割当段階では、所定個数の補正レベルを設定し、前
記部分記録濃度に基づいて各部分集合に対し補正レベル
を割り当て、補正レベル割当テーブルを生成する。ステ
ップS1において16個の発熱体からなる256の部分
集合に分割したから、補正レベルは最大で補正レベル0
から補正レベル16までの17段階とすることができ
る。各部分集合を代表する記録濃度の内で、濃度値の最
小値と最大値の間を17等分し、等分された濃度範囲に
対して補正レベル0から補正レベル16までの補正レベ
ルを対応させる。これにより、各部分集合を代表する記
録濃度に対して補正レベルを割り当てることができる。
図3は本発明における補正レベル割当テーブルの一例を
示す図である。図3に示すように1番から256番まで
番号が付けられた256の部分集合の各々に対して補正
レベルが割り当てられる。
集合に対して補正レベルを設定する。これはすでに説明
した補正レベル割当段階と同じ処理過程であり、補正レ
ベル割当段階では、所定個数の補正レベルを設定し、前
記部分記録濃度に基づいて各部分集合に対し補正レベル
を割り当て、補正レベル割当テーブルを生成する。ステ
ップS1において16個の発熱体からなる256の部分
集合に分割したから、補正レベルは最大で補正レベル0
から補正レベル16までの17段階とすることができ
る。各部分集合を代表する記録濃度の内で、濃度値の最
小値と最大値の間を17等分し、等分された濃度範囲に
対して補正レベル0から補正レベル16までの補正レベ
ルを対応させる。これにより、各部分集合を代表する記
録濃度に対して補正レベルを割り当てることができる。
図3は本発明における補正レベル割当テーブルの一例を
示す図である。図3に示すように1番から256番まで
番号が付けられた256の部分集合の各々に対して補正
レベルが割り当てられる。
【0026】次の図1のステップS3は、閾値ベクトル
を生成するステップである。閾値ベクトルの生成は、す
でに説明した閾値ベクトル生成段階において行われる。
閾値ベクトル生成段階では、部分集合において補正を実
施する発熱体と補正を実施しない発熱体とを、前述した
17個数の補正レベルに対して設定し、閾値ベクトルを
生成する。この閾値ベクトルの生成方法の一例として数
2に示した数列によって求める方法を説明した。数2の
ような数列によって求める代わりに、任意に0〜15の
数値をベクトルの成分に割り振って閾値ベクトルを生成
してもよい。その場合、近い値の数値が隣接した成分に
割り振られることがなく、できるだけ離れるように割り
振る。そのように割り振ることにより、記録濃度が平滑
化し補正による悪影響(偽輪郭や副走査方向の筋が現れ
る、等)がなくなる。図4は、この実施例で用いること
ができる閾値ベクトルの一例を示す図である。図4に示
すように、閾値ベクトルの成分は部分集合に属する個々
の発熱体に対応しており、成分の数とその発熱体の数は
等しい。
を生成するステップである。閾値ベクトルの生成は、す
でに説明した閾値ベクトル生成段階において行われる。
閾値ベクトル生成段階では、部分集合において補正を実
施する発熱体と補正を実施しない発熱体とを、前述した
17個数の補正レベルに対して設定し、閾値ベクトルを
生成する。この閾値ベクトルの生成方法の一例として数
2に示した数列によって求める方法を説明した。数2の
ような数列によって求める代わりに、任意に0〜15の
数値をベクトルの成分に割り振って閾値ベクトルを生成
してもよい。その場合、近い値の数値が隣接した成分に
割り振られることがなく、できるだけ離れるように割り
振る。そのように割り振ることにより、記録濃度が平滑
化し補正による悪影響(偽輪郭や副走査方向の筋が現れ
る、等)がなくなる。図4は、この実施例で用いること
ができる閾値ベクトルの一例を示す図である。図4に示
すように、閾値ベクトルの成分は部分集合に属する個々
の発熱体に対応しており、成分の数とその発熱体の数は
等しい。
【0027】次に図1のステップS4において、ステッ
プS2において設定された補正レベル割当テーブルと上
述の閾値ベクトルから補正テーブルを生成する。これは
すでに説明した補正テーブル生成段階と同じ処理過程で
あり、サーマルヘッドの発熱体の全てに対して補正を実
施する発熱体と補正を実施しない発熱体とを決定し、補
正テーブルを生成する。図5は補正レベルと部分集合に
属する発熱体について補正を実施する発熱体と補正を実
施しない発熱体との別を示した図である。図5において
“0”は補正を実施しない発熱体であり、“1”は補正
を実施する発熱体である。図5に示すように、補正レベ
ル0においては補正はどの発熱体に対しても実施されな
い。また補正レベル16においては部分集合に属する発
熱体の全てに対して補正が実施される。部分集合に属す
る発熱体の内で補正を実施しない発熱体は、閾値ベクト
ルにおいて、補正レベルの値以上の値を有する成分に対
応する発熱体である。
プS2において設定された補正レベル割当テーブルと上
述の閾値ベクトルから補正テーブルを生成する。これは
すでに説明した補正テーブル生成段階と同じ処理過程で
あり、サーマルヘッドの発熱体の全てに対して補正を実
施する発熱体と補正を実施しない発熱体とを決定し、補
正テーブルを生成する。図5は補正レベルと部分集合に
属する発熱体について補正を実施する発熱体と補正を実
施しない発熱体との別を示した図である。図5において
“0”は補正を実施しない発熱体であり、“1”は補正
を実施する発熱体である。図5に示すように、補正レベ
ル0においては補正はどの発熱体に対しても実施されな
い。また補正レベル16においては部分集合に属する発
熱体の全てに対して補正が実施される。部分集合に属す
る発熱体の内で補正を実施しない発熱体は、閾値ベクト
ルにおいて、補正レベルの値以上の値を有する成分に対
応する発熱体である。
【0028】補正レベル割当テーブルにしたがって、各
部分集合の発熱体について補正を実施する発熱体と補正
を実施しない発熱体との別を記述することにより補正テ
ーブルが生成される。図6は補正テーブルの一例を示す
図である。図6に示すように、サーマルヘッドの全ての
発熱体に対して補正実施の有無が記述される。次に図1
のステップS5において、上述の補正テーブルが記憶装
置に登録される。以上で補正テーブル生成する過程につ
いての説明を終え、次にその補正テーブルに基づいて印
刷するデータに必要な補正を実施する過程および本発明
のサーマルプリンタについて説明する。
部分集合の発熱体について補正を実施する発熱体と補正
を実施しない発熱体との別を記述することにより補正テ
ーブルが生成される。図6は補正テーブルの一例を示す
図である。図6に示すように、サーマルヘッドの全ての
発熱体に対して補正実施の有無が記述される。次に図1
のステップS5において、上述の補正テーブルが記憶装
置に登録される。以上で補正テーブル生成する過程につ
いての説明を終え、次にその補正テーブルに基づいて印
刷するデータに必要な補正を実施する過程および本発明
のサーマルプリンタについて説明する。
【0029】図7は本発明のサーマルプリンタにおける
画像データ処理を機能ブロックで示す図である。図7に
おいて、1はサーマルプリンタの画像データ処理部、2
は画像データの入力装置、3はサーマルヘッドのドライ
バ、4は画素密度変換器、5は色修正器、6は階調修正
器、7は記憶装置、8はバッファメモリ、9は濃度補正
器、10は並直変換器である。画像データ処理部1は、
全てがサーマルプリンタの本体(印刷を行う部分)に内
蔵されていてもよいが、サーマルプリンタ本体とパーソ
ナルコンピュータのような情報処理装置が組となったサ
ーマルプリンタシステムであれば、サーマルプリンタ本
体とパーソナルコンピュータで画像データの処理を分担
することができる。画像入力装置2は、画像データの媒
体が磁気テープであれば磁気テープ装置であり、フロッ
ピーディスクであればフロッピーディスク装置、CD−
ROMであればCD−ROMドライブ装置、光磁気ディ
スクであれば光磁気ディスク装置、あるいは、画像を走
査して画像データを出力するスキャナ、通信回線のター
ミナルのような画像データをサーマルプリンタに入力す
る装置である。
画像データ処理を機能ブロックで示す図である。図7に
おいて、1はサーマルプリンタの画像データ処理部、2
は画像データの入力装置、3はサーマルヘッドのドライ
バ、4は画素密度変換器、5は色修正器、6は階調修正
器、7は記憶装置、8はバッファメモリ、9は濃度補正
器、10は並直変換器である。画像データ処理部1は、
全てがサーマルプリンタの本体(印刷を行う部分)に内
蔵されていてもよいが、サーマルプリンタ本体とパーソ
ナルコンピュータのような情報処理装置が組となったサ
ーマルプリンタシステムであれば、サーマルプリンタ本
体とパーソナルコンピュータで画像データの処理を分担
することができる。画像入力装置2は、画像データの媒
体が磁気テープであれば磁気テープ装置であり、フロッ
ピーディスクであればフロッピーディスク装置、CD−
ROMであればCD−ROMドライブ装置、光磁気ディ
スクであれば光磁気ディスク装置、あるいは、画像を走
査して画像データを出力するスキャナ、通信回線のター
ミナルのような画像データをサーマルプリンタに入力す
る装置である。
【0030】入力された画像データは印刷するデータの
範囲と印刷画像サイズとの要求により、変倍が行われ
る。画素密度変換器4は、画像データの間引きあるいは
補間によってその変倍処理を行う。変倍処理が行われた
画像データは色修正器5において色修正が行われる。元
々の画像データが加色混合系の三原色(Red,Green,Blu
e)であれば、印刷における原色(Yellow,Magenta,Cya
n,Black )の画像データに変換されるとともに印刷再現
性を考慮した修正が行われる。その画像データは記憶装
置7に格納される。
範囲と印刷画像サイズとの要求により、変倍が行われ
る。画素密度変換器4は、画像データの間引きあるいは
補間によってその変倍処理を行う。変倍処理が行われた
画像データは色修正器5において色修正が行われる。元
々の画像データが加色混合系の三原色(Red,Green,Blu
e)であれば、印刷における原色(Yellow,Magenta,Cya
n,Black )の画像データに変換されるとともに印刷再現
性を考慮した修正が行われる。その画像データは記憶装
置7に格納される。
【0031】多色印刷の場合は刷り重ねを行うため、記
憶装置7に格納された画像データは印刷する順番にバッ
ファメモリ8に順次読み込まれる。バッファメモリ8は
サーマルヘッドの主走査における1ライン単位で画像デ
ータを読み込み、濃度補正器9に転送する。濃度補正器
9において本発明に係る濃度補正が行われる。補正は1
ライン分の画像データの内で、補正実施対象の画像デー
タに対して補正を実施する。そのため、濃度補正器9に
は、予め補正テーブルと変換テーブルが読み込まれて設
定されている。補正テーブルにより補正実施対象の画像
データを同定する。また変換テーブルが参照され、補正
実施対象の画像データに対応する補正後の画像データが
得られる。
憶装置7に格納された画像データは印刷する順番にバッ
ファメモリ8に順次読み込まれる。バッファメモリ8は
サーマルヘッドの主走査における1ライン単位で画像デ
ータを読み込み、濃度補正器9に転送する。濃度補正器
9において本発明に係る濃度補正が行われる。補正は1
ライン分の画像データの内で、補正実施対象の画像デー
タに対して補正を実施する。そのため、濃度補正器9に
は、予め補正テーブルと変換テーブルが読み込まれて設
定されている。補正テーブルにより補正実施対象の画像
データを同定する。また変換テーブルが参照され、補正
実施対象の画像データに対応する補正後の画像データが
得られる。
【0032】図8は変換テーブルの一例をグラフとして
示した図である。図8に示すように、補正実施対象の画
像データはその値に応じて、その値が大きい場合は大き
くその値が小さい場合は小さな所定の値が減算され、補
正後の画像データが得られる。補正後の画像データは、
図7の並直変換器10によって並列で入力されたデータ
を直列に出力するデータとなるように転送形式が変換さ
れ、ドライバ3に転送される。画像データに基づいてド
ライバ3がサーマルヘッドを駆動して被転写シートに画
像が記録される。
示した図である。図8に示すように、補正実施対象の画
像データはその値に応じて、その値が大きい場合は大き
くその値が小さい場合は小さな所定の値が減算され、補
正後の画像データが得られる。補正後の画像データは、
図7の並直変換器10によって並列で入力されたデータ
を直列に出力するデータとなるように転送形式が変換さ
れ、ドライバ3に転送される。画像データに基づいてド
ライバ3がサーマルヘッドを駆動して被転写シートに画
像が記録される。
【0033】図9は濃度補正の処理過程を示すフロー図
である。前述のサーマルプリンタによる濃度補正につい
て図9により詳細を説明する。まずステップS11にお
いて、サーマルヘッドの主走査における1ラインの画像
データをバッファメモリ8に読み込む。この読み込みは
サーマルプリンタの制御手段(図示せず)からの読み込
み要求により行われる。
である。前述のサーマルプリンタによる濃度補正につい
て図9により詳細を説明する。まずステップS11にお
いて、サーマルヘッドの主走査における1ラインの画像
データをバッファメモリ8に読み込む。この読み込みは
サーマルプリンタの制御手段(図示せず)からの読み込
み要求により行われる。
【0034】次にステップS12において、補正テーブ
ルと変換テーブルと読み込んだ1ラインの画像データと
に基づいて補正処理が行われる。ステップS12の“ブ
ロック平均濃度補正”は本発明の記録濃度補正のことで
あり、濃度補正器9において行われる。1ラインの画像
データは、この実施例では、4096の画素データによ
って構成されるから、各画素データには1〜4096の
番号、もしくは、アドレスが付いている。1ラインの画
像データを1番の画素データから処理し、最後に409
6番の画素データを処理する。また、補正テーブルには
1番から4096番までのサーマルプリンタの発熱体に
対応して補正を実施する“1”か補正を実施しない
“0”のデータが記述されている。そこで、サーマルプ
リンタの制御手段から補正指令を濃度補正器9が受ける
と、まず、1ラインの画像データから1番の画素データ
を読み込み、また、補正テーブルから1番の値を読み込
み、補正テーブルの値が“0”ならば画素データをその
まま濃度補正器9のバッファメモリに格納し、補正テー
ブルの値が“1”ならば変換テーブルを参照して補正済
みの画像データを濃度補正器9のバッファメモリに格納
する。次に2番の画素データついて同様の処理を行い、
次に3番の画素データついて同様の処理を行い、という
ように4096番の画素データまで同様の処理を行う。
ルと変換テーブルと読み込んだ1ラインの画像データと
に基づいて補正処理が行われる。ステップS12の“ブ
ロック平均濃度補正”は本発明の記録濃度補正のことで
あり、濃度補正器9において行われる。1ラインの画像
データは、この実施例では、4096の画素データによ
って構成されるから、各画素データには1〜4096の
番号、もしくは、アドレスが付いている。1ラインの画
像データを1番の画素データから処理し、最後に409
6番の画素データを処理する。また、補正テーブルには
1番から4096番までのサーマルプリンタの発熱体に
対応して補正を実施する“1”か補正を実施しない
“0”のデータが記述されている。そこで、サーマルプ
リンタの制御手段から補正指令を濃度補正器9が受ける
と、まず、1ラインの画像データから1番の画素データ
を読み込み、また、補正テーブルから1番の値を読み込
み、補正テーブルの値が“0”ならば画素データをその
まま濃度補正器9のバッファメモリに格納し、補正テー
ブルの値が“1”ならば変換テーブルを参照して補正済
みの画像データを濃度補正器9のバッファメモリに格納
する。次に2番の画素データついて同様の処理を行い、
次に3番の画素データついて同様の処理を行い、という
ように4096番の画素データまで同様の処理を行う。
【0035】次にステップS13において濃度補正器9
のバッファメモリに格納された補正済みの画素データを
並直変換器10が読み取り、サーマルヘッドのラインバ
ッファメモリに転送する。上述のように1ラインの画像
データを補正しサーマルヘッドに転送する処理が終了す
ると、ステップS14において全てのラインの画像デー
タの転送が終了したか否かの判定が行われ、終了してい
ない場合には、次に印刷される1ラインの画像データに
対してステップS11に始まる一連の処理が行われる。
また終了の場合には処理を終える。
のバッファメモリに格納された補正済みの画素データを
並直変換器10が読み取り、サーマルヘッドのラインバ
ッファメモリに転送する。上述のように1ラインの画像
データを補正しサーマルヘッドに転送する処理が終了す
ると、ステップS14において全てのラインの画像デー
タの転送が終了したか否かの判定が行われ、終了してい
ない場合には、次に印刷される1ラインの画像データに
対してステップS11に始まる一連の処理が行われる。
また終了の場合には処理を終える。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サーマル
ヘッドの記録特性のバラツキを補正し、しかも画像に偽
輪郭が生じるという問題を解決する記録濃度補正方法
と、その方法を適用したサーマルプリンタを提供するこ
とができる。
ヘッドの記録特性のバラツキを補正し、しかも画像に偽
輪郭が生じるという問題を解決する記録濃度補正方法
と、その方法を適用したサーマルプリンタを提供するこ
とができる。
【図1】本発明における補正テーブルを生成する処理過
程を示す図である。
程を示す図である。
【図2】濃度分布の一例を示す図である。
【図3】本発明における補正レベル割当テーブルの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】閾値ベクトルの一例を示す図である。
【図5】部分集合に属する発熱体について補正を実施す
る発熱体と補正を実施しない発熱体との別を、補正レベ
ルごとに示した図である。
る発熱体と補正を実施しない発熱体との別を、補正レベ
ルごとに示した図である。
【図6】補正テーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明のサーマルプリンタにおける画像データ
処理を機能ブロックで示す図である。
処理を機能ブロックで示す図である。
【図8】変換テーブルの一例をグラフとして示した図で
ある。
ある。
【図9】濃度補正の処理過程を示すフロー図である。
【図10】濃度分布とガンマ曲線の全区間から補正量を
求める方法を示す図である。
求める方法を示す図である。
【図11】濃度分布とガンマ曲線の特定区間から補正量
を求める方法を示す図である。
を求める方法を示す図である。
1 画像データ処理部 2 画像入力装置 3 ドライバ 4 画素密度変換器 5 色修正器 6 階調修正器 7 記憶装置 8 バッファメモリ 9 濃度補正器 10 並直変換器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 記録濃度補正方法およびサー
マルプリンタ
マルプリンタ
Claims (5)
- 【請求項1】サーマルヘッドの発熱体の全てに対して補
正を実施する発熱体と補正を実施しない発熱体とを決定
し、補正テーブルを生成する補正テーブル生成段階と、 元々の画素値とその画素値に対して補正を実施して得る
補正画素値との関係として、前記補正を実施する場合の
補正量を記述した変換テーブルを生成する変換テーブル
生成段階と、 印刷を実施する画像の各画素に対して、補正を実施する
発熱体で印刷する補正必要画素か補正を実施しない発熱
体で印刷する補正不要画素かを、前記補正テーブルに基
づいて判定し、画素が前記補正必要画素の場合にはその
画素の画素値を前記変換テーブルに基づいて補正して印
刷画素値とし、画素が前記補正不要画素の場合にはその
画素の画素値をそのまま印刷画素値とし、印刷画素値を
生成する印刷画素値生成段階と、 を有することを特徴とする記録濃度補正方法。 - 【請求項2】サーマルヘッドの発熱体の全てに対して所
定の定数値を与えて被転写シートに印刷を行い、濃度記
録シートを得る試験印刷段階と、 前記濃度記録シートにおいて発熱体の配列方向の記録濃
度を測定し、濃度分布を得る濃度測定段階と、 サーマルヘッドの発熱体の全体集合を所定個数の隣接す
る発熱体の部分集合に分割し、各部分集合を代表する記
録濃度を前記濃度分布から決定し、部分記録濃度とする
部分濃度決定段階と、 所定個数の補正レベルを設定し、前記部分記録濃度に基
づいて各部分集合に対し補正レベルを割り当て、補正レ
ベル割当テーブルを生成する補正レベル割当段階と、 前記部分集合において補正を実施する発熱体と補正を実
施しない発熱体とを、前記所定個数の補正レベルに対し
て設定し、閾値ベクトルを生成する閾値ベクトル生成段
階と、 前記閾値ベクトルと前記補正レベル割当テーブルとに基
づいて、サーマルヘッドの発熱体の全てに対して補正を
実施する発熱体と補正を実施しない発熱体とを決定し、
補正テーブルを生成する補正テーブル生成段階と、 元々の画素値とその画素値に対して補正を実施して得る
補正画素値との関係として、前記補正を実施する場合の
補正量を記述した変換テーブルを生成する変換テーブル
生成段階と、 印刷を実施する画像の各画素に対して、補正を実施する
発熱体で印刷する補正必要画素か補正を実施しない発熱
体で印刷する補正不要画素かを、前記補正テーブルに基
づいて判定し、画素が前記補正必要画素の場合にはその
画素の画素値を前記変換テーブルに基づいて補正して印
刷画素値とし、画素が前記補正不要画素の場合にはその
画素の画素値をそのまま印刷画素値とし、印刷画素値を
生成する印刷画素値生成段階と、 を有することを特徴とする記録濃度補正方法。 - 【請求項3】請求項2記載の記録濃度補正方法におい
て、 前記補正レベルは、前記部分集合に属する発熱体の数に
1を加算した数のレベルが存在し、 前記閾値ベクトルは、前記部分集合に属する発熱体に対
して1からその部分集合に属する発熱体の数までの数値
を所定の割当方法にしたがって割り当て、その数値を成
分として発熱体の配列順に配列したベクトルである、 ことを特徴とする記録濃度補正方法。 - 【請求項4】請求項3記載の記録濃度補正方法におい
て、 前記所定の割当方法は、下記の数1に示す一般式によっ
て計算される数列により割り当てる方法である、 ことを特徴とする記録濃度補正方法。 【数1】 Dn =〔(2*Dn/2 +Un/2 ) (2*Dn/2 )〕 ただし、 n=2K (kは整数) D1 =〔0〕 Un =〔111・・・・・111〕 (Un は“1”がn個の数列) - 【請求項5】サーマルヘッドの発熱体の全てに対して補
正を実施する発熱体と補正を実施しない発熱体との区別
が記述された補正テーブルと、元々の画素値とその画素
値に対して補正を実施して得る補正画素値との関係とし
て、前記補正を実施する場合の補正量を記述した変換テ
ーブルと、印刷を実施する画像の各画素に対して、補正
を実施する発熱体で印刷する補正必要画素か補正を実施
しない発熱体で印刷する補正不要画素かを、前記補正テ
ーブルに基づいて判定し、画素が前記補正必要画素の場
合にはその画素の画素値を前記変換テーブルに基づいて
補正して印刷画素値とし、画素が前記補正不要画素の場
合にはその画素の画素値をそのまま印刷画素値とし、印
刷画素値を生成する印刷画素値生成手段と、を具備する
ことを特徴とするサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6520996A JPH09234900A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 記録濃度補正方法およびサーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6520996A JPH09234900A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 記録濃度補正方法およびサーマルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09234900A true JPH09234900A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13280306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6520996A Pending JPH09234900A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 記録濃度補正方法およびサーマルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09234900A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020114649A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | 日本電産サンキョー株式会社 | 印刷装置、印刷方法およびプログラム |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP6520996A patent/JPH09234900A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020114649A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | 日本電産サンキョー株式会社 | 印刷装置、印刷方法およびプログラム |
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20040730 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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