JPH09234935A - 印章画像作成方法及びその装置並びに印章作成装置 - Google Patents

印章画像作成方法及びその装置並びに印章作成装置

Info

Publication number
JPH09234935A
JPH09234935A JP8253948A JP25394896A JPH09234935A JP H09234935 A JPH09234935 A JP H09234935A JP 8253948 A JP8253948 A JP 8253948A JP 25394896 A JP25394896 A JP 25394896A JP H09234935 A JPH09234935 A JP H09234935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
creating
dots
stamp
outer frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8253948A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3442230B2 (ja
Inventor
Hitoshi Hayama
均 羽山
Kenji Watanabe
健二 渡邊
Takanobu Kameda
登信 亀田
Tomoyuki Niimura
朋之 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, King Jim Co Ltd filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP25394896A priority Critical patent/JP3442230B2/ja
Priority to TW085115100A priority patent/TW363015B/zh
Priority to KR1019960072224A priority patent/KR100407086B1/ko
Priority to US08/775,079 priority patent/US6125303A/en
Priority to CN96123833A priority patent/CN1078531C/zh
Publication of JPH09234935A publication Critical patent/JPH09234935A/ja
Priority to HK98101177.6A priority patent/HK1002177B/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3442230B2 publication Critical patent/JP3442230B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C3/00Reproduction or duplicating of printing formes
    • B41C3/06Reproduction or duplicating of printing formes to produce printing blocks from plastics

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1に、陰刻作成用の個別データを各種揃え
ることなく、所望の陰刻の印章を容易に作成できる、印
章画像作成方法およびその装置を、第2に、それらを適
用して、見栄えの良い陰刻を作成できる、印章作成装置
を、提供する。 【解決手段】 対象となる印章の画像を凸部に対応する
陽ドットで表現し、前記画像の空白部分を凹部に対応す
る陰ドットで表現した陽刻データを記憶する陽刻データ
記憶工程と、前記陽刻データを読み出すと共に、当該陽
刻データに基づいて、前記画像を陰ドットで表現し、前
記空白部分を陽ドットで表現した陰刻データを作成する
陰刻データ作成工程と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印章画像作成方法
及びその装置並びに印章作成装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】陽刻の場合には、対象
となる印章の画像を凸部に対応する陽ドットで表現し、
前記画像の空白部分を凹部に対応する陰ドットで表現す
るようになっている。このため、1個の画像に対して1
個のドットマトリクスデータを準備すれば、形状を小さ
くするときには、ドットの間引きをすれば良いし、他の
画像と組み合わせて使うときには、単にそれらのドット
マトリクスデータを並べれば、所望の組み合わせのドッ
トマトリクスデータを作成できる。したがって、一般に
使用する画像のドットマトリクスデータを、標準データ
として一通り準備しておけば、所望の陽刻の印章を容易
に作成できる。
【0003】これに対して、陰刻の場合には、対象とな
る印章の画像以外の空白部分を製版する画像とみなし
て、陽刻の場合と同じように陽ドットで表現するように
なっている。このため、陰刻外枠その他から成る画像の
ドットマトリクスデータを、印章部や陰刻外枠の形状、
大きさ、製版対象の画像、またはそれらの組み合わせな
どの違いに応じて、それぞれ個別に準備する必要があ
る。そして、これらの構成要素は、本来、その印章使用
者が所望するそれぞれ個別のものとなる。したがって、
陰刻の作成においては、それらの組み合わせの全てを標
準データとして準備することは事実上不可能であった。
【0004】また、陰刻の場合、陽刻の場合と異なり、
画像を形成する線が細いときなどには、その線に対応す
る凹部が加工しにくい。すなわち、その凹部をしっかり
と深く形成することが困難で浅くなりやすい傾向があ
る。このため、押印したときに、その浅い部分についた
インク等が押印される面に付着して、押印された画像の
線がさらに細くなってしまう。特に、加工対象となる印
章本体の印章部が柔軟性のある材質から成るような場合
には、押印したときに、画像以外の空白部分に対応する
凸部が広がって、画像の線が細くなり易い。そして、こ
れらの場合、その線の細さから、押印された画像が貧相
なものになってしまう。
【0005】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたものであり、第1に、陰刻作成用の個別デ
ータを各種揃えることなく、所望の陰刻の印章を容易に
作成できる、印章画像作成方法およびその装置を、第2
に、それらを適用して、見栄えの良い陰刻を作成でき
る、印章作成装置を、提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の印章画像作成
方法は、対象となる印章の画像を凸部に対応する陽ドッ
トで表現し、前記画像の空白部分を凹部に対応する陰ド
ットで表現した陽刻データを記憶する陽刻データ記憶工
程と、前記陽刻データを読み出すと共に、当該陽刻デー
タに基づいて、前記画像を陰ドットで表現し、前記空白
部分を陽ドットで表現した陰刻データを作成する陰刻デ
ータ作成工程と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項8の印章画像作成装置は、対
象となる印章の画像を凸部に対応する陽ドットで表現
し、前記画像の空白部分を凹部に対応する陰ドットで表
現した陽刻データを記憶する陽刻データ記憶手段と、前
記陽刻データを読み出すと共に、当該陽刻データに基づ
いて、前記画像を陰ドットで表現し、前記空白部分を陽
ドットで表現した陰刻データを作成する陰刻データ作成
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この印章画像作成方法およびその装置で
は、標準データである陽刻データに基づいて、陰刻作成
用の陰刻データを作成しているので、陰刻作成用の個別
データを各種揃える必要がない。すなわち、各画像の陽
刻の標準データを使用して、従来の陽刻の作成と同じ作
成方法で、製版対象の所望の画像やその組み合わせによ
る製版用の陽刻データを作成し、その陽刻データに基づ
いて陰刻データを作成することにより、印章の所望の陰
刻画像を容易に作成することができる、
【0009】請求項2の印章画像作成方法は、対象とな
る印章の画像を凸部に対応する陽ドットで表現し、前記
画像の空白部分を凹部に対応する陰ドットで表現した陽
刻基礎データを記憶する陽刻基礎データ記憶工程と、前
記陽刻基礎データを読み出すと共に、当該陽刻基礎デー
タの前記陽ドットから成る陽ドット群を拡幅することに
より、前記画像を拡幅した強調画像を陽ドットで表現
し、残りの空白部分を陰ドットで表現した陽刻データを
作成する陽刻データ強調工程と、前記陽刻データに基づ
いて、前記強調画像を陰ドットで表現し、前記残りの空
白部分を陽ドットで表現した陰刻データを作成する陰刻
データ作成工程と、を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項8の印章画像作成装置は、対
象となる印章の画像を凸部に対応する陽ドットで表現
し、前記画像の空白部分を凹部に対応する陰ドットで表
現した陽刻基礎データを記憶する陽刻基礎データ記憶手
段と、前記陽刻基礎データを読み出すと共に、当該陽刻
基礎データの前記陽ドットから成る陽ドット群を拡幅す
ることにより、前記画像を拡幅した強調画像を陽ドット
で表現し、残りの空白部分を陰ドットで表現した陽刻デ
ータを作成する陽刻データ強調手段と、前記陽刻データ
に基づいて、前記強調画像を陰ドットで表現し、前記残
りの空白部分を陽ドットで表現した陰刻データを作成す
る陰刻データ作成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】課題として前述のように、柔軟性のある材
質から成る印章部に陰刻を作成する場合や、線の細い印
章の画像を陰刻にする場合などでは、押印された画像が
貧相なものになってしまう傾向がある。この印章画像作
成方法およびその装置では、そのような場合に、標準デ
ータである陽刻基礎データの凸部に対応する陽ドット群
を拡幅することにより、陽刻基礎データの画像より線の
太い画像、すなわち印章の画像をより強調した強調画像
を、陽ドットで表現した陽刻データを作成する。これに
より、その陽刻データに基づいて作成される陰刻作成用
の陰刻データの凹部に対応する陰ドット群を広げること
ができる。したがって、この印章画像作成方法及びその
装置によれば、請求項1と同様に陰刻作成用の個別デー
タを各種揃える必要がないばかりでなく、印章の画像が
強調された見栄えが良い陰刻画像を作成できる。この場
合、作成された陽刻データを、新たな標準データとして
記憶しておけば、さらに適用範囲が広がる。
【0012】請求項1または2の印章画像作成方法にお
いて、前記陰刻データ作成工程は、前記陽刻データの各
ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転させて、
陰刻基礎データを作成する反転論理データ作成工程と、
印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽ドット
で表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外形デー
タを記憶する印章外形データ記憶工程と、前記印章外形
データを読み出すと共に、前記陰刻基礎データと前記印
章外形データとの相互に対応するドット同士の論理積を
演算し、その演算結果の各ドットを要素とした前記陰刻
データを作成する外形論理積データ作成工程と、を有す
ることが好ましい。
【0013】また、請求項8または9の印章画像作成装
置において、前記陰刻データ作成手段は、前記陽刻デー
タの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転さ
せて、陰刻基礎データを作成する反転論理データ作成手
段と、印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽
ドットで表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外
形データを記憶する印章外形データ記憶手段と、前記印
章外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎データと
前記印章外形データとの相互に対応するドット同士の論
理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素とした前
記陰刻データを作成する外形論理積データ作成手段と、
を有することが好ましい。
【0014】この印章画像作成方法およびその装置で
は、例えば、角形の印章などの印章本体の印章部が特定
の形を有する印章に対しても、陽刻データに基づいて作
成した陰刻基礎データと印章外形を有する印章外形デー
タとの論理積をとることによって、その外形の外側の陽
ドットを削除することができ、その印章部からはみ出す
ことのない印章画像を作成することができる。
【0015】請求項1または2の印章画像作成方法にお
いて、前記陰刻データ作成工程は、前記陽刻データの各
ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転させて、
反転論理データを作成する反転論理データ作成工程と、
陰刻外枠とその内側を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠
の外側を陰ドットで表現した陰刻外枠外形データを記憶
する陰刻外枠外形データ記憶工程と、前記陰刻外枠外形
データを読み出すと共に、前記反転論理データと前記陰
刻外枠外形データとの相互に対応するドット同士の論理
積を演算し、その演算結果の各ドットを要素とした前記
陰刻データを作成する外枠論理積データ作成工程と、を
有することが好ましい。
【0016】また、請求項8または9の印章画像作成装
置において、前記陰刻データ作成手段は、前記陽刻デー
タの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転さ
せて、反転論理データを作成する反転論理データ作成工
程と、陰刻外枠とその内側を陽ドットで表現し、前記陰
刻外枠の外側を陰ドットで表現した陰刻外枠外形データ
を記憶する陰刻外枠外形データ記憶工程と、前記陰刻外
枠外形データを読み出すと共に、前記反転論理データと
前記陰刻外枠外形データとの相互に対応するドット同士
の論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素とし
た前記陰刻データを作成する外枠論理積データ作成工程
と、を有することが好ましい。
【0017】この印章画像作成方法およびその装置で
は、例えば、印章部の特定の一部分に陰刻を作成したい
ような場合に、その陰刻の外枠とその内側を含む形状、
すなわち陰刻全体の外形を有する陰刻外枠外形データを
作成し、陽刻データとの組み合わせで陰刻部分の印章画
像を作成することができる。この場合、陽刻データの反
転データと陰刻外枠外形データとの論理積をとっている
ので、印章画像を形成するときに文字等のサイズが大き
くても、陰刻外枠からはみ出す部分を削除することがで
き、一部削除されても判別可能な文字等を外枠一杯に配
置することができる。これにより、見栄えが良くて重厚
感のある陰刻画像を作成できる。
【0018】請求項1または2の印章画像作成方法にお
いて、前記陰刻データ作成工程は、所定の幅を有する陰
刻外枠の情報を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠の内側
を陰ドットで表現した陰刻外枠データを記憶する陰刻外
枠データ記憶工程と、前記陰刻外枠データを読み出すと
共に、前記陽刻データと前記陰刻外枠データの相互に対
応するドット同士の排他的論理和を演算し、その演算結
果の各ドットを要素とした排他論理データを作成する排
他論理データ作成工程と、前記排他論理データの前記陰
刻外枠の内側に対応する各ドットの、陽ドットと陰ドッ
トとの関係を反転させて、前記陰刻データを作成する内
側データ反転工程と、を有することが好ましい。
【0019】また、請求項8または9の印章画像作成装
置において、前記陰刻データ作成手段は、所定の幅を有
する陰刻外枠の情報を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠
の内側を陰ドットで表現した陰刻外枠データを記憶する
陰刻外枠データ記憶手段と、前記陰刻外枠データを読み
出すと共に、前記陽刻データと前記陰刻外枠データの相
互に対応するドット同士の排他的論理和を演算し、その
演算結果の各ドットを要素とした排他論理データを作成
する排他論理データ作成手段と、前記排他論理データの
前記陰刻外枠の内側に対応する各ドットの、陽ドットと
陰ドットとの関係を反転させて、前記陰刻データを作成
する内側データ反転手段と、を有することが好ましい。
【0020】この印章画像作成方法およびその装置で
は、例えば、印章部の特定の一部分に陰刻を作成したい
ような場合に、その陰刻の外枠を設定して陰刻外枠デー
タとして作成することにより、陽刻データとの組み合わ
せで陰刻部分の印章画像を作成することができる。この
場合、陽刻データと陰刻外枠データとは、論理和ではな
く排他的論理和をとっているので、両データの重複部分
は陰ドットとして残り、所望の画像の一部が外枠のため
に消えてしまうのを防止することができる。
【0021】請求項1または2の印章画像作成方法にお
いて、前記陰刻データ作成工程は、前記陽刻データの各
ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転させて、
反転論理データを作成する反転論理データ作成工程と、
陰刻外枠とその内側を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠
の外側を陰ドットで表現した陰刻外枠外形データを記憶
する陰刻外枠外形データ記憶工程と、前記陰刻外枠外形
データを読み出すと共に、前記反転論理データと前記陰
刻外枠外形データとの相互に対応するドット同士の論理
積を演算し、その演算結果の各ドットを要素とした前記
陰刻基礎データを作成する外枠論理積データ作成工程
と、印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽ド
ットで表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外形
データを記憶する印章外形データ記憶工程と、前記印章
外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎データと前
記印章外形データとの相互に対応するドット同士の論理
積を演算し、その演算結果の各ドットを要素とした前記
陰刻データを作成する外形論理積データ作成工程と、を
有することが好ましい。
【0022】また、請求項8または9の印章画像作成装
置において、前記陰刻データ作成手段は、前記陽刻デー
タの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転さ
せて、反転論理データを作成する反転論理データ作成手
段と、陰刻外枠とその内側を陽ドットで表現し、前記陰
刻外枠の外側を陰ドットで表現した陰刻外枠外形データ
を記憶する陰刻外枠外形データ記憶手段と、前記陰刻外
枠外形データを読み出すと共に、前記反転論理データと
前記陰刻外枠外形データとの相互に対応するドット同士
の論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素とし
た前記陰刻基礎データを作成する外枠論理積データ作成
手段と、印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を
陽ドットで表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章
外形データを記憶する印章外形データ記憶手段と、前記
印章外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎データ
と前記印章外形データとの相互に対応するドット同士の
論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素とした
前記陰刻データを作成する外形論理積データ作成手段
と、を有することが好ましい。
【0023】この印章画像作成方法およびその装置で
は、上記の印章外形データと陰刻外枠外形データを使用
することによって、双方の利点を合わせ持つことができ
る。すなわち、例えば、印章部が特定の形を有する印章
に対しても、また、印章部の特定の一部分に陰刻を作成
したいような場合にも、印章部からはみ出すことなく、
一部に陰刻部分を含むような印章画像も作成することが
できる。
【0024】さらに、請求項1または2の印章画像作成
方法において、前記陰刻データ作成工程は、所定の幅を
有する陰刻外枠の情報を陽ドットで表現し、前記陰刻外
枠の内側を陰ドットで表現した陰刻外枠データを記憶す
る陰刻外枠データ記憶工程と、前記陰刻外枠データを読
み出すと共に、前記陽刻データと前記陰刻外枠データの
相互に対応するドット同士の排他的論理和を演算し、そ
の演算結果の各ドットを要素とした排他論理データを作
成する排他論理データ作成工程と、前記排他論理データ
の前記陰刻外枠の内側に対応する各ドットの、陽ドット
と陰ドットとの関係を反転させて、陰刻基礎データを作
成する内側データ反転工程と、印章本体の印章部の外形
で囲まれた内側部分を陽ドットで表現し、外側部分を陰
ドットで表現した印章外形データを記憶する印章外形デ
ータ記憶工程と、前記印章外形データを読み出すと共
に、前記陰刻基礎データと前記印章外形データとの相互
に対応するドット同士の論理積を演算し、その演算結果
の各ドットを要素とした前記陰刻データを作成する外形
論理積データ作成工程と、を有することが好ましい。
【0025】また、請求項8または9の印章画像作成装
置において、前記陰刻データ作成手段は、所定の幅を有
する陰刻外枠の情報を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠
の内側を陰ドットで表現した陰刻外枠データを記憶する
陰刻外枠データ記憶手段と、前記陰刻外枠データを読み
出すと共に、前記陽刻データと前記陰刻外枠データの相
互に対応するドット同士の排他的論理和を演算し、その
演算結果の各ドットを要素とした排他論理データを作成
する排他論理データ作成手段と、前記排他論理データの
前記陰刻外枠の内側に対応する各ドットの、陽ドットと
陰ドットとの関係を反転させて、陰刻基礎データを作成
する内側データ反転手段と、印章本体の印章部の外形で
囲まれた内側部分を陽ドットで表現し、外側部分を陰ド
ットで表現した印章外形データを記憶する印章外形デー
タ記憶手段と、前記印章外形データを読み出すと共に、
前記陰刻基礎データと前記印章外形データとの相互に対
応するドット同士の論理積を演算し、その演算結果の各
ドットを要素とした前記陰刻データを作成する外形論理
積データ作成手段と、を有することが好ましい。
【0026】この印章画像作成方法およびその装置で
は、上記の印章外形データと陰刻外枠データを使用する
ことによって、双方の利点を合わせ持つことができる。
すなわち、例えば、印章部が特定の形を有する印章に対
しても、また、印章部の特定の一部分に陰刻を作成した
いような場合にも、印章部からはみ出すことなく、一部
に陰刻部分を含むような印章画像も作成することができ
る。
【0027】請求項15の印章作成装置は、請求項8な
いし14のいずれかの印章画像作成装置と、当該印章画
像作成装置により作成した前記陰刻データに基づいて、
機器本体に着脱自在に装着された印章本体の印章部に陰
刻を作成する印章作成手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0028】この印章作成装置では、陰刻データに基づ
いて、印章本体の印章部に陰刻を作成する印章作成手段
により、請求項8ないし14で上述した印章画像作成装
置の利点を生かして、すなわち、陰刻作成用の個別デー
タを揃える必要がない等の利点を生かして、所望の陰刻
の印章を容易に作成できる。
【0029】請求項15の印章作成装置において、前記
印章本体の印章部は、感光性樹脂で構成され、前記印章
作成手段は、複数の露光時間を記憶する露光時間記憶手
段と、前記陰刻データの前記陰ドットから成る陰ドット
群に対応する凹部を拡幅するための拡幅露光時間を、前
記露光時間記憶手段の前記複数の露光時間から選択する
露光時間選択手段と、前記拡幅露光時間に応じた露光に
より、前記印章本体の印章部に陰刻を作成する露光手段
と、を有することが、好ましい。
【0030】印章部を構成する感光性樹脂として、例え
ば、紫外線硬化樹脂を用いた場合、陰刻画像以外の空白
部分、すなわち陰刻の凸部になる部分に紫外線を当てて
硬化させ、残りの部分、すなわち陰刻画像を形成した凹
部を洗浄することにより、陰刻を作成できる。この場
合、露光時間を短くすれば、硬化しきらずに残る部分が
増加して、結果的に陰刻画像の凹部が拡幅される。露光
により軟化する可塑性樹脂等の場合には、逆に、陰刻画
像に対応する部分に露光するようにして、その露光時間
を長くすれば、陰刻画像の凹部が拡幅される。この印章
作成装置によれば、その拡幅するための拡幅露光時間
を、複数の露光時間から選択し、その時間に応じた露光
により陰刻を作成するので、凹部を拡幅した陰刻を、す
なわち陰刻画像を強調した見栄えの良い陰刻を、容易に
作成できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明の一実施形態に係る印章作成装置について説明す
る。この印章作成装置は、印面を紫外線硬化樹脂で形成
した印章本体に、インクリボンに印字(印刷)した印章
文字(絵柄を含む印章画像)をマスクとして紫外線を露
光し、所望の印章(スタンプ)を作成するものであり、
本発明の印章画像作成方法及びその装置は、インクリボ
ン上にマスクを生成するための情報となる印章画像デー
タを作成するためのものである。図1(a)は印章作成
装置の平面図、図1(b)は印章作成装置の正面図であ
り、図11は印章作成装置の制御ブロック図である。
【0032】図1に示すように、この印章作成装置1
は、上下2分割の装置ケース2によりその外殻が形成さ
れ、前部に電子装置部3を、後部に機械装置部4を配設
して、構成されている。機械装置部4の中央部には、装
置本体5に印章作成対象物である印章本体Aを装着する
ためのポケット6が形成され、ポケット6には窓付きの
開閉蓋7が設けられている。機械装置部4の左部には、
印章作成装置1を製版(印字)動作や露光動作に切り替
えると共に、開閉蓋7の開放させる機能スイッチ8が配
設されている。この機能スイッチ8の切替操作は、後述
する制御部300の入力インタフェース304に対して
報告されると共に、その操作位置には、「露光」、「入
力/製版」、「OFF」および「OPEN」の操作表示
がされていて、このうちの「露光」、「入力/製版」お
よび「OPEN」の位置には、制御部300の出力イン
タフェース305に接続された発光素子12が配設され
ている。また、機械装置部4の右側部には、印章作成装
置1に、後述する印章文字ラベル作成用の製版シートB
のための、差込み口9aおよび取出し口9bが形成され
ている。さらに、機械装置部4には、ポケット6の外側
に位置して、メンテナンスカバー10が着脱自在に設け
られ、メンテナンスカバー10の内部には、インクリボ
ンCを搭載したリボンカートリッジ11が装着されてい
る。
【0033】電子装置部3には、上面に操作部21が形
成され、後述する制御部300が内蔵されている。操作
部21には、制御部300の入力インタフェース304
に接続されたプッシュボタン群22および操作ダイヤル
23と、出力インタフェース305に接続された表示器
駆動回路24a(図示せず)と、この表示器駆動回路2
4aによって駆動される表示器24が配設されている。
操作ダイヤル23は、中心部に円形に配設された実行キ
ー31と、その外側に環状に配設された4つ割りのカー
ソル/変換キー32と、更にその外側に環状に配設され
た文字入力キー33とで3重構造を有しており、文字入
力キー33の表面には50音の平仮名などが印刷されて
いる(図示省略)。印章文字の入力は、先ずプッシュボ
タン群22の所定のボタン22aを押して文字サイズを
確定した後、文字入力キー33を三角マーク25に合わ
て回転させ、実行キー31を押して平仮名入力を行い、
この平仮名入力を適宜、カーソル/変換キー32により
漢字変換する。そして、所望の印章文字を表示器24上
に作成したところで、これを確定する。
【0034】ここで、印章を作成する場合の一連の操作
について、図1および図2を参照して簡単に説明する。
先ず、機能スイッチ8を待機位置となる「OFF」位置
から「OPEN」位置まで回転操作して開閉蓋7を開放
し、ポケット6に印章本体Aをセットする。この印章本
体Aのセットに伴い、制御部300の入力インタフェー
ス304に接続された印章検出部66によって、印章本
体Aの種別が検出される。
【0035】次に、機能スイッチ8を「入力/製版」位
置まで回転操作して製版動作に機能を移行させ、プッシ
ュボタン群22および操作ダイヤル23を操作して印章
文字を入力する。印章文字の入力が完了したら、印章文
字ラベルが作り込まれた製版シートBを、差込み口9a
に挿入してセットする。
【0036】次に、プッシュボタン群22の所定のボタ
ン22aを操作して、製版動作、すなわち印字を行わせ
る。この印字は、インクリボンCと製版シートBとに同
時に為される。印字が完了すると、インクリボン(の印
字部分)Cは露光のために先方に送られ、同時に製版シ
ートBは取出し口9bから外部に送り出される。ここ
で、送り出された製版シートBにより、印章文字に誤り
がないことを確認したら、次に機能スイッチ8を「露
光」位置まで回転操作して露光動作に機能を移行させ、
露光を行わせる。
【0037】露光が完了したら、機能スイッチ8を「O
PEN」位置まで回転操作して開閉蓋7を開放し、ポケ
ット6から印章本体Aを取り出して、これを洗浄する。
この洗浄により印章が完成するが、印章が完成したとこ
ろで、上記の製版シートBから印章文字ラベルを剥し
て、これを印章の背面に貼着する。
【0038】次に、印章作成装置1の構成部位のうち、
後述する制御部300に関連する部位について、図2〜
図10を参照して、順を追って説明する。
【0039】リボンカートリッジ11は、装置本体5に
対し着脱自在に構成されており、インクリボンCの消耗
に際しケースごと交換できるようになっている。図2に
示すように、リボンカートリッジ11には、一端に巻取
りリール13が、他端に巻出しリール14がそれぞれ設
けられ、インクリボンCは、巻出しリール14から巻き
出されほぼ「L」字状に屈曲して巻取りリール13に巻
き取られる。この「L」字状に屈曲したインクリボンC
の走行経路には、その短辺部分に後述する印字部64が
臨み、長辺部分に露光部が臨んでいる。この場合、印字
部64には、このインクリボンCと上記の製版シートB
が同時に臨み、露光部65には印字後のインクリボンC
が臨む。
【0040】インクリボンCは、透明なリボンテープと
これに塗布したインクとから成り、実施形態では、6μ
m厚のものが用いられている。印字部64においてこの
インクリボンCに印字が行われると、インクの部分が製
版シートBに転写する。これにより、インクリボンCの
リボンテープには、インクの文字の部分が剥離したネガ
画像が形成され、製版シートBには、インクの文字の部
分が付着したポジ画像が形成される。そして、インクリ
ボンCは、これをマスクとして利用すべく先方の露光部
に送られる一方、製版シートBは、印章文字の確認のた
め、またこれを作成した印章に貼着すべく、装置外部に
送り出される。
【0041】製版シートBは、図4に示すように、ベー
スシートBaと粘着シートBbとを積層して成り、全体
が短冊形に形成されている。粘着シートBbには方形に
切り線Bcが形成され、この切り線Bcに沿ってベース
シートBaから剥した粘着シートBbの方形部分が、上
記の印章の背面に貼着する印章文字ラベルBdとなる。
印章本体Aは、印章としての用途に合わせて、形状の異
なる数種のものが用意されており、これに対応して製版
シートBも、その印章文字ラベルBdの部分の形状(切
り線の形状)が異なる数種のものが用意されている。
【0042】一方、印章本体Aは、図3に示すように、
台木(実施形態は樹脂製)Aaの先端に薄手のスポンジ
(発泡ウレタン)Abが貼着されると共に、スポンジA
bに紫外線の影響を受けない樹脂ベースAcが貼着さ
れ、さらに樹脂ベースAcに印面Adを構成する紫外線
硬化樹脂が貼着されている。この印章本体Aの紫外線硬
化樹脂(印面Ad)の部分に、インクリボンCをマスク
として紫外線を露光することにより、印面Adの印章文
字に相当する部分が硬化する。この状態で印章本体A
を、ポケット6から取り出して洗浄することにより、水
溶性の未硬化部分が洗い出されて、印章が完成する。図
中の符号Aeは、樹脂製のキャップである。
【0043】次に、図2を参照して、印字部64につい
て説明する。印字部64は、制御部300の出力インタ
フェース305に接続されているヘッド駆動回路(図示
せず)56aおよびモータ駆動回路(図示せず)57a
と、ヘッド駆動回路56aによって駆動され、インクリ
ボンCに印章文字を印字する印字ヘッド(サーマルヘッ
ド)56と、モータ駆動回路57aによって駆動され、
印字ヘッド56の印字動作に対応してインクリボンCを
送るプラテンローラ57と、印字ヘッド56のヘッド表
面に設けられたヘッド温度センサ56b(図示せず)
と、を備えている。また、印字ヘッド56とプラテンロ
ーラ57との接触部分に向かって装置ケース2には、上
記の製版シートBが送り込まれる送込み通路181と、
製版シートBが送り出される送出し通路182とが形成
されている。送込み通路181の上流端には外部に開放
された上記の差込み口9aが形成され、送出し通路18
2の下流端には外部に開放された上記の取出し口9bが
形成されている。
【0044】プラテンローラ57は、上述したように駆
動ローラであり、インクリボンCを巻出しリール14か
ら巻き出すと共に、印字ヘッド56との間に製版シート
Bをくわえ込んで、インクリボンCと製版シートBとを
重ねた状態で印字ヘッド56に臨ませる。印字ヘッド5
6はサーマルヘッドであり、熱転写によりインクリボン
Cのリボンテープに塗布されたインクを製版シートBに
転写する。この転写により、インクリボンCから印章文
字に相当する部分が剥がれて、その部分に透明なリボン
テープの地が表れる一方、製版シートBには剥がれたイ
ンクが印章文字として付着する。また、ヘッド表面温度
センサ56bは、上述したように印字ヘッド56のヘッ
ド表面に密着して設けられたサーミスタなどの温度セン
サであり、制御部300の入力インタフェース304に
接続され、印字ヘッド56の表面温度を検出して報告す
る。
【0045】送込み通路181には、製版シートBの差
込みおよび送り基準位置を検出するセンサ183が臨ん
でおり、送込み通路181に差し込まれた製版シートB
は、このセンサ183の検出結果により、プラテンロー
ラ57により送られて、その印章文字ラベルBdの先端
部位置から印字が開始されるようになっている。送出し
通路182を構成する左側の壁には、その先端(上流
端)に分離爪部184が形成されており、この分離爪部
184により、重ねた状態で送られてきたインクリボン
Cと製版シートBとが引き離される。そして、インクリ
ボンCは先方の露光部に送られ、製版シートBは送出し
通路182を介して装置外部に送り出される。
【0046】次に、図2を参照して、露光部65につい
て説明する。露光部65は、制御部300の出力インタ
フェース305に接続された光源駆動回路191a(図
示せず)と、ポケット6にセットした印章本体Aの印面
Adに対峙するように設けられ、光源駆動回路191a
によって駆動される紫外線光源191と、紫外線光源1
91と印章本体Aの印面Adとの間に設けた押え板58
とを備えている。紫外線光源191は、セミホット管と
呼ばれる自己加熱型熱陰極管であり、図示しない基板上
に設けた蛍光管ホルダに支持されている。印章本体Aの
印面Adと押え板58と紫外線光源191とは、それぞ
れ間隙を存して相互に平行に配設されており、この印面
Adと押え板58との間にインクリボンCが配設されて
いる。
【0047】押え板58は透明な樹脂などで構成され、
前進してインクリボンCを印章本体Aの印面Adに押し
当てるようになっている。すなわち、露光の際には、押
え板58により印章本体Aの印面AdにインクリボンC
を押し当てた後、紫外線光源191を点灯して、押え板
58越しにインクリボンCをマスクとした露光が行われ
る(図5参照)。また、この露光部65には、制御部3
00の入力インタフェース304に接続され、露光部6
5の周囲(環境)温度を検出して報告するサーミスタな
どの周囲温度センサ67(図示せず)が設けられてい
る。
【0048】なお、押え板58の前進に伴って、第1ガ
イドピン53および第2ガイドピン54も同方向に移動
する。この移動は、第1および第2ガイドピン53,5
4間に張り渡したインクリボンCの張りを緩めるものと
なり、インクリボンCは、その張力を減じた状態で、す
なわち縦皺が生じない状態で印章本体Aの印面Adに押
し当てられる。
【0049】この状態を、図2および図5を参照して更
に詳述するに、図2において走行するインクリボンCに
は巻取りリール13により強い張力が作用し、上述のよ
うにインクリボンCは極薄のテープゆえ縦皺が生じてい
る。したがって、このままインクリボンCを印章本体A
の印面Adに押し付けると、インクリボンCは縦皺を生
じたまま印面Adに押し付けられ、印章文字が歪んで露
光されてしまう。一方、インクリボンCを弛ませると、
印章文字が位置ずれして露光されしまう。そこで、図5
に示すように、押え板58の前進に伴って、第1ガイド
ピン53および第2ガイドピン54も前進させて、イン
クリボンCの張りを緩めると共に、その際にテンション
ピン55により、インクリボンCに縦皺が生じない程度
の弱い力で張りを与えるようにしている。
【0050】また、図5の露光状態におけるインクリボ
ンCは、テンションピン55および第2経路ピン52に
より、押え板58の両端で後方に折り曲げられ、押え板
58の両端に形成した面取り部分207の作用により、
インクリボンCに無用な皺が生じないようになってい
る。
【0051】なお、上述したように、印字によって製版
シートBに形成されたポジ画像とインクリボンCに形成
されたネガ画像は、それぞれ印章文字ラベルと露光用マ
スクとして使用される。すなわち、これらの画像の出来
映えが、印章としての完成品の出来映えに直接、反映さ
れる。特に、露光用マスクとして使用されるインクリボ
ンCが歪んでしまうと、印章文字が歪んで露光されてし
まうため、上記の張力に対する機械的な構造上の工夫の
ほか、熱量に対する電気的な機能上の工夫がなされ、イ
ンクリボンCに無用な皺などが発生しないようにしてい
る。
【0052】次に、開閉蓋7の開閉に連動する印章検出
部66について説明する。この印章検出部66は、ポケ
ット6に印章本体Aが装着されたことを検出すると共
に、印章本体Aの種別を判別するものである。印章本体
Aには、角型印用、氏名印用、ビジネス印用、住所印用
などの各種形状の異なるものが用意され、これら各種の
印章本体Aは、長さは同一であるが、幅および厚みが異
なっている。このような幅および厚みの異なる各種の印
章本体Aを、幅方向および厚み方向において、ポケット
6内の一定の位置にセットするため、この実施形態で
は、図6および図7に示すように、ポケット6の底面6
bに長短4本のボス251,251,251,251が
立設され、これに対応して印章本体Aには、ボス251
が嵌合する嵌合穴Afが形成されている(図7参照)。
【0053】4本のボス251,251,251,25
1は「T」字状に配設されており、これに対応して、例
えば角型印では2個の嵌合穴Af,Afが(図7
(a))、ビジネス印では4個の嵌合穴Af,Af,A
f,Afが(図7(b))、形成されている。このよう
に、印章本体Aの嵌合穴Afの数および深さは、印章本
体Aの種別により区々であり、この嵌合穴Afとボス2
51の組み合わせにより、ポケット6に装着した各種の
印章本体Aの印面Adの中心が、常に同一の位置に来る
ように位置決めされる。
【0054】また、印章本体Aの印面Adと逆の背面A
gには、厚み方向の中間位置に横並びに複数個の子穴
(種別検出穴)Ahが形成されており、後述する印章検
出部66のスイッチアレイ262との協働により、印章
本体Aの種別が判別される(図8参照)。なお、印章本
体Aの背面Agには、印字後にインクリボンCから分離
して装置外部に送り出された製版シートBの印章文字ラ
ベルBdが貼着され、これにより子穴Ahが隠されるよ
うになっている。
【0055】印章検出部66は、図9および図10に示
すように、印章本体Aの背面Agに対向するように配設
したスイッチホルダ(ポケット6の壁面を兼ねている)
261と、スイッチホルダ261に支持させた6個の検
出スイッチ263から成るスイッチアレイ262とを備
えている。各検出スイッチ263は、プッシュスイッチ
などで構成されたスイッチ本体264と、先端がポケッ
ト6内に臨むスイッチトップ265とで、構成されてい
る。スイッチトップ265は、平板部266と、平板部
266から直角に延びる検出突起部267とから成り、
平板部266の下部でスイッチホルダ261に形成した
ガイド突起268に、且つ検出突起部267でスイッチ
ホルダ261に形成したガイド孔269に案内されて、
前後方向に移動する。
【0056】スイッチ本体264は基板270の裏面に
固定され、そのプランジャ271をスイッチトップ26
5の平板部266に突き当てるように配設されている。
この場合、プランジャ271はそのばね力でスイッチト
ップ265をポケット6側に付勢しており、この付勢に
より検出突起部267の先端がスイッチホルダ261の
ガイド孔269からポケット6内に突出する状態と、こ
の付勢に抗してガイド孔269に没入する状態とが、検
出スイッチ263のON−OFFに対応している。この
場合、スイッチアレイ262の内のいずれか1個の検出
スイッチ263が、ON状態になったときに、印章本体
Aが装着されていることが検出され、全ての検出スイッ
チ263が、OFF状態になったときに、印章本体Aが
装着されていないことが検出される。そして、スイッチ
アレイ262の各検出スイッチ263は、対応する印章
本体Aの小穴Ahの有無により、ONまたはOFFのい
ずれかの状態となる。したがって、6個の検出スイッチ
263のON・OFFのパターンにより、印章本体Aの
種別が判別される。
【0057】図8は、印章本体Aの小穴Ahと、6個の
検出スイッチ(検出突起部)263との関係を表してい
る。6個の検出スイッチ263と小穴Ahの有無との関
係から、2n−1種類、すなわち63種の判別パターン
が可能になっている。この場合、角型印などの幅の狭い
印章本体Aに対しては、両外端の2個の検出スイッチ2
63,263に対する小孔Ahがなく、この2個の検出
スイッチ263,263は、印章本体Aの両側の空間に
向かって突出する。すなわち、角型印などの幅の狭い印
章本体Aでは、印章本体Aの最外端に架空の小孔Ahが
有る判別パターンとして、認識される。
【0058】次に、図11を参照して、制御部300に
ついて説明する。この制御部300は、例えばマイクロ
コンピュータによって構成され、CPU301、ROM
302、RAM302、入力インタフェース304、出
力インタフェース305、およびこれらを接続するシス
テムバス306を備えている。
【0059】ROM302には、各種プログラムや、か
な漢字変換用辞書データ、文字・記号などのフォントデ
ータ、所定の印章枠データなどの固定データが格納され
ている。RAM303は、作業エリアとして用いられ、
また、使用者の入力に係る固定データを格納するのに用
いられる。このRAM303の格納データは、電源オフ
時にもバックアップされている。
【0060】入力インタフェース304は、前述した機
能スイッチ8、操作部21のプッシュボタン群22、操
作ダイヤル23、印字部64のヘッド表面温度センサ5
6b、露光部65の周囲温度センサ67、印章検出部6
6などからの入力信号を、システムバス306を介して
CPU301やRAMに取り込むためのインタフェース
を行う。出力インタフェース305は、CPU301、
ROM302、またはRAM303からの各種制御信号
や各種制御用データを、システムバス306を介して入
力し、前述した発光素子12、操作部21の表示部駆動
回路24a、印字部64のヘッド駆動回路56a、モー
タ駆動回路57a、露光部65の光源駆動回路191a
などに対して出力するためのインタフェースを行う。
【0061】CPU301は、入力インタフェース30
4からの入力信号や、そのときの処理内容に応じて定ま
るROM302内の処理プログラムに基づいて、RAM
303を作業エリアとして用い、また、必要なときにR
OM302やRAM303内に格納されている固定デー
タを適宜用いて処理する。
【0062】この印章作成装置1の場合、CPU301
は、以下に説明するマルチタスク処理を行っている。
【0063】図12は、本実施形態のマルチタスク処理
の概念図であり、処理すべき複数のタスクを優先順位R
DY0〜RDYn(図示の場合、n=7)に分類し、そ
の優先順位に基づいて処理順を決定して、各タスクを起
動している。以下の説明では、最も高い優先順位RDY
0に分類されたタスクをTCB0i(i=0、1、2、
…)、最も低い優先順位RDY7に分類されたタスクを
TCB7i、他の優先順位に関しても同様に、優先順位
RDYj(j=0〜7)に分類されたタスクをTCBj
iと示す。また、優先順位RDYjに分類されてその分
類の中での待ち状態になることを、例えば、タスクTC
Bm0がTCBj0として登録されたと表現することと
し、優先順位RDYjに1個以上のタスクが登録されて
いることをRDYjに「タスク有」と表現する。
【0064】また、同図に示すように、このマルチタス
ク処理では、プッシュボタン群22のいずれかのプッシ
ュボタンの押下や操作ダイヤル23の操作による割込な
どのイベント発生により、新たに必要になった処理内容
を示すタスク名(図示のTCBm0など)を登録した
り、各タスク間の通信(図示のMailm1など:以下
「メール」と略称する)を登録するエリアが確保されて
おり、以下、このエリアをメールボックスMBXと表現
する。さらに、現在実行中の処理内容を示すタスク名を
TCBr0と表現し、このタスクを実行して処理するこ
とを現タスク実行処理、または省略してRUN処理と表
現し、例えば、TCB00を選択して起動するときは、
TCB00をTCBr0として登録して起動すると表現
する。この場合の登録を、後述する階層処理ダイアグラ
ムやフローチャート上では、TCBr0←TCB00の
ように示す。メールボックスMBX内のタスクTCBm
0などは、現在実行中のタスクTCBr0の強制中断の
可否、または、どの優先順位RDYjに登録するかなど
の情報を有しており、後述するMBX処理においては、
これらの情報に基づいてタスクTCBm0を処理する。
【0065】図13は、通常のフローチャートを用い
て、本発明の実施形態の処理手順を示そうと試みたもの
である。同図に示すように、電源オンなどにより処理が
スタートすると、まず、印章作成装置1内の各部の初期
設定を行い(S01)、次に、タスク監視・切替(RD
Y)処理を行った(S02)後、メールボックス(MB
X)処理を行う(S03)。次に、何らかのイベントが
発生しているか否かをチェックし(S04)、発生して
いるときは、その発生しているイベントに対応する処理
を行い(S05)、その後、現タスク実行(RUN)処
理を行う(S06)。そして、RDY処理(S02)か
らRUN処理(S06)までを繰り返すことになる。
【0066】しかし、実際の処理では、上記のRDY処
理、MBX処理は、定期的に定められたタイミングでの
み処理され、また、各イベント対応の処理は、そのイベ
ントの発生に応じて起動される処理であり、他のタイミ
ングでは、RUN処理を行っているため、このフローチ
ャートの記述では正確に表現しにくく、また、プログラ
ムの階層構造も理解しにくい。そこで、以下の説明で
は、1つの連続する処理を説明するときは、別のタスク
を起動するなどの実際のマルチタスクの動作に拘らず、
そのタスク処理をサブルーチンとして示したフローチャ
ートを用いることとし、イベント駆動タイプ、すなわち
イベント発生などにより起動されるタスクなどの説明に
は、図14に示す記述方法(以下、「階層処理ダイヤグ
ラム」と略称する)を用いて説明する。
【0067】ここで、階層処理ダイアグラム上、◇印の
ある処理分岐は、イベント駆動形のタスク、プログラ
ム、またはサブルーチンであることを示し、割込や他の
タスクからのタスク起動などのイベントが発生したとき
に実行される。図14のタスク監視・切替(RDY)処
理は、リアルタイムモニタなどから一定間隔のタイミン
グで割込が発生し、そのタイミングでのみ起動される。
また、メールボックス(MBX)処理も、RDY処理と
は別の一定間隔のタイミング割込によって起動される。
イベント発生処理は、前述したように、操作ダイヤル2
3の操作などの種々のイベントにより起動されるタスク
をメールボックスMBX内に登録する処理であり、実際
には、各イベント発生毎に独立してメールボックスMB
Xにアクセスし、そのイベントの処理に対応したタスク
名を登録するが、図14では、それらを代表的に一つだ
け図示している。
【0068】図14に示すように、電源オンなどにより
処理がスタートすると、まず、処理分岐Inの初期設定
(以下、「初期設定(In)のように表現する)を行
う。初期設定(In)では、印章作成装置1全体の処理
の流れを決定するための、後述する主要タスク起動処理
のタスクTCBinをMBXに登録する(In1)。初
期設定(In)が終了し、仮にRDY処理のタイミング
ではなく、MBX処理のタイミングでもなく、何らかの
イベント発生もなければ、次に、RUN処理(CT)に
移るが、ここでは、まだなにも登録されておらず、実行
されていないため、RDY処理またはMBX処理の起動
タイミング待ちになる。
【0069】この状態で、RDY処理のタイミングにな
ると、RDY処理(R)が実行されるが、RDY0〜R
DY7にタスクが登録されていないため、すなわちRD
Y0〜RDY7にタスク有(R1〜R8)ではないた
め、何も処理されずに終了する。一方、MBX処理のタ
イミングになると、MBX処理(M)が実行され、MB
X内には、主要タスク起動処理用のタスクTCBinが
TCBm0として登録されているので、MBXにタスク
有(M1)の処理がされ、MBX内のタスクTCBをR
DYに登録する(M11)。すなわち、例えば、タスク
TCBinの指定された優先順位がRDY4に相当すれ
ば、タスクTCBinがTCB40としてRDY4に登
録される。
【0070】この状態で、RDY処理のタイミングにな
り、RDY処理(R)が実行されると、例えば、RDY
4にタスク有(R3)の処理が実行される。ここで、図
15を参照して、RDYiにタスク有(R(i−1))
の処理を説明する。この処理では、大きくは、新たなタ
スクを起動する場合と、タスクは起動せず、現在実行中
のタスクに対して中断依頼メールを送信する場合と、何
も処理しない場合とのいずれかに分岐する。
【0071】まず、現実行タスクがない場合、すなわち
TCBr0として何も登録されておらず、RUN処理が
なされていない場合、または、現在実行中のタスクTC
Br0の優先順位がRDY(i+1)以下であり、か
つ、その現実行タスクが中断可能の場合には、新タスク
が起動される。この中断可能な場合とは、新タスクが現
実行タスクを強制中断可能なものであるか、後述の中断
依頼メールに対する返信メールの内容が中断可メール
か、またはすでに終了したことを示す終了メールである
場合が相当する。この条件が成立したとき、すなわち、
(現実行タスク無)+(現実行タスクRDY(i+1)
以下)&((強制中断可)+(MBXに返信メール有)
&((中断可メール)+(終了メール)))の条件が成
立したとき(R(i−1)1)に、新タスクが起動され
る(R(i−1)11)。ここで、+は論理和、&は論
理積を表す。
【0072】また、現実行タスクの優先順位がRDY
(i+1)以下であり、かつ、そのタスクからの返信メ
ールがなくて中断可か不可か不明の場合、または、以前
に一度依頼したときには中断不可であり、状況により再
依頼する場合には、中断を要請する中断依頼メールをメ
ールボックスMBXに送信する。すなわち、(現実行タ
スクRDY(i+1)以下)&(強制中断不可)&
((MBXに返信メール無)+(中断不可メール))の
条件が成立したとき(R(i−1)2)には、中断依頼
メール送信を行う(R(i−1)21)。そして、これ
らの条件が双方とも成立しないとき、すなわち、現実行
タスクの優先順位がRDYi以上のときは、何も処理を
せずに、RDYiにタスク有(R(i−1))を終了す
る。
【0073】新タスク起動(R(i−1)11)の場
合、この処理以前に、例えば、より優先順位の高い他の
タスクを起動するために中断されていたり、また、子タ
スクを起動して、その子タスクの処理結果待ちの状態で
中断されていたタスクなどがある場合には、後述する再
開情報などによりその再開の可否を判断して、再開可能
の場合には、(中断タスク有)&(再開可)(R(i−
1)111)の処理が実行される。この処理では、現実
行タスク名TCBr0として中断されていたタスク名を
登録し(R(i−1)1111)、退避していたデータ
等がある場合には、それらを復帰し(R(i−1)11
12)、新たにRUN処理を起動する(R(i−1)1
113)。このイベント発生により、後述のRUN処理
(CT)において、新タスク起動(CT1)の処理が起
動される。
【0074】中断されていたタスクがない場合には、中
断タスク無(R(i−1)112)が処理され、TCB
r0←新タスク名(R(i−1)1121)の後、新た
にRUN処理を起動する(R(i−1)1122)。例
えば、主要タスク起動処理のタスクTCBinのとき
は、新タスク起動(R311)の処理において、中断タ
スク無(R3112)のTCBr0←TCBin(R3
1121)の後、RUN処理起動(R31122)が実
行される。そして、中断タスクがあるものの再開不可の
場合には、再開可能になるまで待機するため、何も処理
をせずに、新タスク起動(R(i−1)11)を終了す
る。なお、上記の子タスクは、通常、親タスクよりも優
先順位を高く設定するため、この新タスク起動(R(i
−1)11)が処理されるときには子タスクは終了して
いて、再開可能となる場合が一般的である。
【0075】次に、図14を参照して、メールボックス
(MBX)処理について説明する。この処理では、MB
Xにタスク有(M1)の場合には、MBX内のタスクT
CBm0を、そのタスクの指定された優先順位に基づい
て、対応する優先順位のRDYjに登録する(M1
1)。また、MBXにメール有(M2)の場合には、中
断依頼メールのとき(M21)は、最新依頼メールとし
て登録し(M211)、現実行タスクTCBr0に送信
(M212)するとともに、(返信メール)+(終了メ
ール)のとき(M22)は、最新依頼メールに対する返
信メールとして登録し(M221)、返信待ちRDYに
送信する(M222)。
【0076】次に、イベント発生処理(E)について説
明する。前述の初期設定(In)は、説明の便宜上、別
のものとして説明したが、実際には、このイベント発生
処理(E)の一種である。すなわちイベント処理(E)
は、操作ダイヤル23の操作などの装置外部からのイベ
ントにより起動されるタスクや、内部処理のためにプロ
グラム上発生させるタスクなどを、MBXに登録する処
理(E1)を行う。主要タスク起動処理のタスクTCB
inは、このMBXに登録後、RDYに登録され、新タ
スクとして、以下に説明するRUN処理(CT)で実行
される。
【0077】次に、図16を参照して、現タスク実行
(RUN)処理(CT)について説明する。この処理
は、上述してきた他のイベントが発生していないとき
に、現実行タスクTCBr0を継続して処理するもので
あり、この処理中に発生するイベントとしては、新タス
ク起動(CT1)、中断依頼メール有(CT2)および
現実行タスク終了(CT3)があり、これらのイベント
が発生しないときには、現実行タスク処理を継続する
(CT4)。新タスクを起動する(CT1)ときは、現
在実行中のタスクのためのデータの退避などを行い(C
T11)、現実行タスクを中断し(CT12)、再開継
続が予定されている場合(CT13)には、再開情報を
タスク情報として記録して(CT131)、その情報と
ともに、そのタスクを元のRDYに再登録する(CT1
32)。
【0078】中断依頼メール有(CT2)のときは、そ
のときの現実行タスクの状態が中断可能なものか否かを
判別し、中断可能(CT21)のときは、中断可メール
をMBXに送信し(CT211)、中断不可(CT2
2)のときは、中断不可メールを送信する(CT22
1)。なお、RUN処理(CT)中に、前述のRDY処
理(R)、MBX処理(M)、またはイベント発生処理
(E)に切り替わるときにも、一時的にRUN処理が中
断されるため、同様のことが行われるが、他のタスクと
の切替と異なり、リアルタイムモニタの基本的な処理で
あるため、説明は省略する。そして、現実行タスクTC
Br0の処理が終了したとき(CT3)には、終了メー
ルをMBXに送信し(CT31)、次の新タスク起動ま
で待機する(CT32)。
【0079】図17は、主要タスク起動処理の一例を示
している。図に示すように、主要タスク起動処理タスク
TCBinが起動すると、まず、ワーク(作業)エリア
確保(S11)のタスクをメールボックスMBXに登録
し、続いて、表示処理(S12)およびユニット(印章
本体)判定エラー処理(S13)のタスクを登録し、次
に、入力エラー判定処理(S14)、キャラクタ等入力
処理(S15)、製版(印章)画像作成処理(S1
6)、シート処理(S17)、およびブザー処理(S1
8)などのタスクを登録し、その後、印刷処理(S1
9)のタスクを登録した後、露光処理(S16)のタス
クを登録する。これらの子タスクは、MBX処理によっ
て、それぞれの優先順位RDYjに分類登録され、RD
Y処理によって次々に起動される。また、これらの子タ
スクが起動されると、必要に応じてさらに孫タスクがメ
ールボックスMBXに登録され、それぞれRDY処理に
より起動される。
【0080】すなわち、初期設定のタスクTCBinを
含めた複数のタスクは、それぞれ、何らかの処理待ち状
態になるまで処理が進められる。印章作成装置1内の内
部処理は、処理待ちの要因となっている他のタスクの処
理が進んで待ち状態が解除されれば、前述したマルチタ
スク処理によって次の処理に進むため、結果的には、使
用者の入力その他の操作待ちとなる。逆に言えば、使用
者の操作が行われた後は、また次の操作待ちになるま
で、エラー処理を含めた各タスクの処理が次々と行われ
る。
【0081】したがって、この結果、操作時の実感とし
て、種々の処理が並列かつ同時に行われる。すなわち、
この印章作成装置1の処理では、使用者の操作を一つ一
つ待ってから次の処理に移るのに比べて、後に必要にな
る種々の処理を先行して行なうことができ、これによ
り、人間の待ち時間を極力削減することができ、高速化
を図ることができる。なお、上記のマルチタスク処理の
ような並列処理は、プログラムまたは上記のようなタス
ク処理を全て割込処理とし、発生した割込の優先順位を
制御する割込制御回路を採用することによって実現する
こともできる。
【0082】図17における点線の表示は、外見上同時
に並行処理されているタスク処理のイメージを示したも
のである。また、キャラクタ等入力処理(S15)、入
力エラー判定処理(S14)および製版画像作成処理
(S16)は、同時に処理される。具体的には、最初の
キャラクタ等(文字・記号・図形など)の入力を行って
から、次のキャラクタ等の入力を行うまで(S15)の
間に、テキスト内に入力された文字数等に不具合がない
か判断し(S14)、製版用の画像を作成する(S1
6)。これらの処理途中でキャラクタの入力が行われる
と(S15)、入力エラー判定処理(S14)および製
版画像作成処理(S16)は直ちに中止され、改めて最
初から各処理を再開する。そして、これらの期間中に
も、表示処理(S12)やブザー処理(S18)、およ
び製版シートBの挿入時にはシート処理(S17)が並
行して実行されている。
【0083】この印章作成装置1の場合、本発明の印章
作成方法及びその装置は、制御部300、操作部21お
よび印章検出部66により実施されており、図18〜図
23を参照して、以下にその特徴となる動作を説明す
る。
【0084】図18に示すように、この印章画像作成方
法及びその装置は、印章作成装置1の印章画像作成処理
を行う。この処理は、前述した図17の製版画像作成処
理(S16)から起動される子タスクであり、キャラク
タ等入力処理(S15)で新たなキャラクタ等が入力さ
れる度に、製版画像作成処理(S16)が再開されるの
で、この処理もその都度、改めて処理を再開する。ま
た、図18の最初の2つの処理、印章種類判別(S4
1)と印章画像データドット数決定(S42)は、本処
理開始前にすでにユニット判定処理(S13)で実行さ
れ、また、陰刻指定(S44)は、キャラクター等入力
処理(S15)で実行されていて、ここでは、それらで
得られた情報を参照するのみであるが、説明上、処理フ
ローの中に含めている。
【0085】印章画像作成処理が開始されると、まず、
印章検出部66により、印章本体Aがセット(装着)さ
れているか否かと、セットされている場合にはその種別
を判別し(S41)、印章画像データのドット数決定
(S42)を行った後、陽刻データ作成処理(S43)
を行う。ここでは、入力されたキャラクタ等のテキスト
データに基づいて、標準データである陽刻の画像を画像
データ上に配置し、通常の陽刻用の印章画像データを作
成して、メモリに格納する。次に、陰刻が指定されてい
るか否かの判別を行い(S44)、陰刻指定がされてい
るとき(S44:Yes)には、後述する陰刻データ作
成処理(S45)を行った後、本処理を終了する(S4
7)。つまり、陰刻が指定されているとき(S44:Y
es)には、陰刻データ作成処理(S45)の処理結果
である陰刻データを印章画像データとして、また、指定
されていないとき(S44:No)には、陽刻データ作
成処理(S43)の処理結果である陽刻データを印章画
像データとして、後の処理、すなわち図17の印刷処理
(S19)や露光処理(S20)が行われる。
【0086】陰刻指定(S44)は、操作部21のプッ
シュボタン群22の所定のプッシュボタンを押し、表示
器24に選択内容を表示させ、操作ダイヤル23によっ
て表示の選択内容を変更して、「陰刻」が表示された時
点で、操作ダイヤル23の実行キー31を押すことによ
って、選択することができる。このときに選択された内
容は、印章作成装置1本体のリセットか再設定まで保存
される。
【0087】陰刻データ作成処理(S45)では、図1
9に示すように、まず、陽刻データリード(S451)
を行う。例えば、入力されたキャラクタが「A」の場
合、前述の図18の陽刻データ作成処理(S43)によ
り、画像データのドットマトリクス上に、対象となる印
章画像の凸部に対応する陽ドットの「A]が作成される
ので、その陽刻データC451のリードを行う(S45
1)。この画像データのサイズは、印章本体Aの種別や
印章外枠を使用するか否かに応じて異なる。ここでは、
そのサイズが本発明の特徴に関係することもないので、
単に印章本体Aに対応するサイズの画像データができて
いるものとする。また、例えば、図19の画像データC
451、すなわちリードした陽刻データC451と陽刻
データリード(S451)の処理が対応しているよう
に、以下特に断らない限り、処理(Sxxx)と画像デ
ータCxxxとを対応させて表すものとする。また、図
中の画像データ内の斜線部は、印章の凸部に対応する画
像のドットマトリクス上のドット情報として、陽ドット
と略称し、空白の部分は印章の凹部に対応する画像のド
ット情報として、陰ドットと略称する。
【0088】陰刻データ作成処理(S45)の第1例で
は、例えば、図19に示すように、陽刻データリード
(S451)が終了すると、次に、陽刻データリード
(S451)で得た画像データC451の、陽ドットと
陰ドットの関係を反転させた反転論理データC452を
作成し(S452)、次に、セットされた印章本体Aの
種別に対応して、その印章部の外形で囲まれた部分が陽
ドットで表現され、予めメモリ内に記憶されている印章
外形データC455をリードする(S455)。そして
次に、反転論理データC452と印章外形データC45
5との相互に対応するドット同士の論理積を演算して外
形論理積データC456を作成(S456)した後、陰
刻データ作成処理を終了する(S460)。この例で
は、図18の陰刻指定がされているとき(S44)に、
外形論理積データC456を印章画像データとして出力
し、この外形論理積データC456に基づいて、以降の
処理、すなわち図17の印刷処理(S19)や露光処理
(S20)が行われる。
【0089】この第1例では、例えば、角形の印章など
の印章本体の印章部が特定の形を有する印章に対して
も、陽刻データC451に基づいて作成した反転論理デ
ータC452と、印章外形データC456との論理積を
とることによって、その外形の外側の陽ドットを削除す
ることができ、その印章部からはみ出すことのない印章
画像を作成することができると共に、一部削除されても
判別可能な文字等を印章部一杯に配置することができる
ため、見栄えが良くかつ迫力があり、また重厚感もある
陰刻画像を作成できる。
【0090】次に、陰刻データ作成処理(S45)の第
2例では、例えば、図20に示すように、「A」および
「B」の2個のキャラクタの画像データから形成された
陽刻データのリード(S451)が終了すると、次に、
陽刻データC451のうちの陰刻を作成したい部分(図
示の場合「B」の部分)の陽ドットと陰ドットを反転さ
せた反転論理データC452を作成する(S452)。
次に、印章本体Aの種別に対応して種々用意されている
印章外枠のうち、陰刻を作成する部分の陰刻の外形を規
定する予め記憶されている陰刻外枠外形データC453
をリードし(S453)、上記の反転論理データC45
2との論理積を演算して外枠論理積データC454を作
成(S454)した後、印章画像データとして出力して
処理を終了する(S460)。
【0091】この第2例では、例えば、印章部の特定の
一部分に陰刻を作成したいような場合に、その陰刻の外
枠とその内側を含む形状、すなわち陰刻全体の外形を有
する陰刻外枠外形データを作成し、陽刻データとの組み
合わせで陰刻部分の印章画像を作成することができる。
この場合、陽刻データの反転データと陰刻外枠外形デー
タとの論理積をとっているので、印章画像を形成すると
きに文字等のサイズが大きくても、陰刻外枠からはみ出
す部分を削除することができ、一部削除されても判別可
能な文字等を外枠一杯に配置することができる。これに
より、見栄えが良くて重厚感のある陰刻画像を作成でき
る。なお、陽刻の「A」側に対応する陰刻外枠外形デー
タC453のデータは、全面陽ドットとしておき、外枠
論理積データ作成(S454)で画像データ全体の論理
積を演算するようにしても良い。
【0092】次に、陰刻データ作成処理(S45)の第
3例では、例えば、図21に示すように、「A」および
「B」の2個のキャラクタの画像データから形成された
陽刻データのリード(S451)が終了すると、次に、
印章本体Aの種別に対応して種々用意されている印章外
枠のうち、陰刻を作成する部分(図示の場合「B」の部
分)に、所定の幅を有する陰刻外枠を形成した予め記憶
されている陰刻外枠データC457をリードし(S45
7)、陽刻データC451との排他的論理和を演算して
排他論理データC458を作成する(S458)。次
に、陰刻外枠の内側の陽ドットと陰ドットとの関係を反
転(S459)させた後、印章画像データとして出力し
て処理を終了する(S460)。
【0093】この第3例では、例えば、印章部の特定の
一部分に陰刻を作成したいような場合に、その陰刻の外
枠を設定して陰刻外枠データとして作成することによ
り、陽刻データとの組み合わせで陰刻部分の印章画像を
作成することができる。この場合、陽刻データと陰刻外
枠データとは、論理和ではなく排他的論理和をとってい
るので、両データの重複部分は陰ドットとして残り、所
望の画像の一部が外枠のために消えてしまうのを防止す
ることができる。
【0094】次に、陰刻データ作成処理(S45)の第
4例では、例えば、図22に示すように、前述の第2例
と同様に、陽刻データリード(S451)が終了する
と、反転論理データC452を作成し(S452)、次
に、陰刻外枠外形データC453をリード(S453)
した後、外枠論理積データC454を作成(S454)
する。そして次に、前述の第1例と同様に、印章外形デ
ータC455をリードし(S455)、外形論理積デー
タC456を作成(S456)した後、印章画像データ
として出力して処理を終了する(S460)。
【0095】次に、陰刻データ作成処理(S45)の第
5例では、例えば、図23に示すように、前述の第3例
と同様に、陽刻データリード(S451)が終了する
と、陰刻外枠データC457をリードし(S457)、
次に、排他論理データC458を作成(S458)した
後、陰刻外枠の内側の陽ドットと陰ドットとの関係を反
転させる(S459)。そして次に、前述の第1例と同
様に、印章外形データC455をリードし(S45
5)、外形論理積データC456を作成(S456)し
た後、印章画像データとして出力して処理を終了する
(S460)。
【0096】この第4例および第5例では、陰刻外枠外
形データC453または陰刻外枠データC457と、印
章外形データとを使用することによって、双方の利点を
合わせ持つことができる。すなわち、例えば、印章部が
特定の形を有する印章に対しても、また、印章部の特定
の一部分に陰刻を作成したいような場合にも、印章部か
らはみ出すことなく、一部に陰刻部分を含むような印章
画像も作成することができる。
【0097】以上説明したように、本発明の印章画像作
成方法およびその装置では、印章本体Aの種別に対応し
て陽刻作成時にも使用する印章外形データや、陽刻の場
合の外枠データと同様の陰刻外枠データまたは陰刻外枠
外形データ等を利用することにより、標準データである
陽刻データに基づいて、陰刻作成用の陰刻データを作成
することができるため、陰刻作成用の個別データを各種
揃える必要がない。すなわち、各画像の陽刻の標準デー
タを使用して、従来の陽刻の作成と同じ作成方法で、製
版対象の所望の画像やその組み合わせによる製版用の陽
刻データを作成し、その陽刻データに基づいて陰刻デー
タを作成することにより、印章の所望の陰刻画像を容易
に作成することができる、
【0098】そして、印章作成装置1では、図18の印
章画像作成処理を含む図17の製版画像作成処理(S1
6)において、印章画像データの作成が終了すると、次
に、同図の印刷処理(S19)および露光処理(S2
0)が行われ、その結果、印章画像データが陽刻データ
の場合には陽刻の、陰刻データの場合には陰刻の、印章
が作成される。
【0099】ところで、課題として前述のように、柔軟
性のある材質から成る印章部に陰刻を作成する場合や、
線の細い印章の画像を陰刻にする場合などでは、押印さ
れた画像が貧相なものになってしまう傾向がある。この
点について、以下に簡単に説明しておく。
【0100】印章作成装置1では、図3で前述のよう
に、印章本体Aは、台木Aaの先端に薄手のスポンジA
bが貼着され、スポンジAbに樹脂ベースAcが貼着さ
れ、さらに紫外線硬化樹脂から成る印面Adが貼着され
ている。このため、露光処理(S20)では、例えば、
陽刻の場合、図24(a)に示すように、インクリボン
Cをマスクとして、陽刻データの陽ドット部分Pp、す
なわちインクが剥離された印章画像のネガ画像の部分を
通して、印章本体Aの紫外線硬化樹脂(印面Ad)の陽
刻画像の凸部になる部分に紫外線を露光することによ
り、その凸部となる部分を硬化させ、その後、残りの部
分、すなわち陽刻画像以外の空白部分を形成する凹部を
洗浄することにより、陽刻の印章が完成する(図中の
に相当)。
【0101】そして、陽刻の場合、露光時間が少々長く
なっても、通常、陽刻データの陰ドット部分Np、すな
わち露光されない部分が、露光される陽ドット部分Pp
より十分に広いために、凹部がしっかりと形成され(図
中のに相当)、印章の画像がかえって重厚さを増す程
度で実害が少ない。また、逆に、露光時間が少々短く
て、凸部が少し狭くなっても(図中のに相当)、しっ
かりと押印すれば、その分をカバーし易く、特に、印面
Adが柔軟性のある紫外線硬化樹脂のような材質から成
る場合であれば、余り問題にならない。
【0102】これに対し、陰刻の場合、陽刻の場合と異
なり、陰刻画像を形成する線が細いときなどには、その
線に対応する凹部をしっかりと深く形成することが困難
で浅くなりやすい。例えば、図24(b)に示すよう
に、マスクCの陰刻データの陽ドット部分Pnの部分を
通して、印面Adの陰刻画像以外の空白部分の凸部に相
当する部分に紫外線を露光して硬化させ、陰刻画像を形
成する凹部を洗浄して、陰刻を作成する場合、陰刻デー
タの露光されない陰ドット部分Nnが、露光される陽ド
ット部分Pnより狭いために、隣接部の硬化の影響を受
けたり、洗浄が不十分になったりして、凹部が浅くなり
やすい(図中のに相当)。
【0103】まして、露光時間が長くなると、この傾向
が強くなってしまう(図中のに相当)。そして、特
に、印面Adが柔軟性のある材質から成る場合には、押
印したときに、空白部分の凸部が広がって、その線がさ
らに細くなり、押印された画像がさらに貧相なものにな
ってしまう。なお、上述した露光による加工ばかりでな
く、機械的な切削その他による加工の場合でも、陰刻の
場合のこれらの傾向は、一般的に見受けられるものであ
る。
【0104】そこで、以下では、本発明の別の実施形態
として、上述の課題を解決して見栄えの良い陰刻を作成
するための印章画像作成方法およびその装置について、
図25〜図26を参照して説明する。
【0105】図25は、そのような印章画像作成処理フ
ローを示していて、前述の図18の印章画像作成処理の
陰刻指定か否かの判別(S44)において、陰刻指定の
とき(S44:Yes)に、前述の図19〜図23の陰
刻データ作成処理(S45)の前に、陽刻データ強調処
理(S48)を行う処理フローとなっている。この陽刻
データ強調処理(S48)では、陽刻データ作成処理
(S43)で作成した陽刻用の印章画像データ(図19
〜図23の画像データC451参照)を陽刻基礎データ
として、この陽刻基礎データの凸部に対応する陽ドット
群を拡幅することにより、陽刻基礎データの画像より線
の太い画像、すなわち印章画像をより強調した強調画像
を陽ドットで表現した、新たな陽刻データを作成し、画
像データC451として記憶する。
【0106】この陽刻データ強調処理(S48)におけ
る陽ドット群の拡幅は、陽刻基礎データのコピーを、
左、右、上、下または斜めなどの拡幅したい方向にドッ
ト単位でずらして、1または2以上の新たな画像データ
を作成し、対応するドット同士の論理和演算などの方法
で、陽刻基礎データに陽ドット群優先で重ね合わせるこ
とにより、容易に実現できる。そして、この拡幅により
強調された強調画像の陽刻データC451に基づいて、
前述の図19〜図23の陰刻作成処理を行うことによ
り、作成される陰刻作成用の陰刻データの凹部に対応す
る陰ドット群を広げることができる。
【0107】したがって、この印章画像作成方法及びそ
の装置によれば、陰刻作成用の個別データを各種揃える
必要がないばかりでなく、印章の画像が強調された見栄
えが良い陰刻画像を作成できる。この結果、柔軟性のあ
る材質から成る印章部に陰刻を作成する場合や、線の細
い印章の画像を陰刻にする場合(図26(a)参照)な
どにおいても、見栄えの良い陰刻が作成できる(同図
(b)参照)。なお、この場合、作成された陽刻データ
を、新たな標準データとして記憶しておけば、さらに適
用範囲を広げることができる。
【0108】さらに、上述と同じように、陰刻の見栄え
を良くする方法としては、印章画像作成方法を工夫する
ばかりでなく、印章の加工方法を工夫しても良い。ま
た、これらを併合して適用すれば、なお効果的である。
【0109】そこで、以下では、印章の加工方法として
印刷画像作成装置1で採用している図17の露光処理
(S20)における、陰刻の見栄えを良くするための処
理方法について、図27〜図28を参照して説明する。
【0110】図18または図25の印章画像作成処理で
作成した印章画像データに基づいて、図17の印刷処理
(S19)における印刷処理により、インクリボンCに
印章画像のネガ画像から成るマスクを生成し、そのイン
クリボンCを露光部65に送り(図5、図11、および
図24参照)、その後、露光処理(S20)を開始す
る。露光処理(S20)が開始されると、図27に示す
ように、まず、周囲温度センサ67により露光部65の
周囲温度を検出し(S51)、その周囲温度に応じた露
光時間データをRAM303から取得する。この露光時
間データは、一般的な陽刻の印章を作成するために周囲
温度に対応して定められた露光時間テーブルを参照し
て、検出した周囲温度に応じて取得される(S52)。
【0111】露光時間データ取得(S52)が終了する
と、陰刻が指定されているか否かの判別を行い(S5
3)、陰刻指定がされているとき(S53:Yes)に
は、陰刻用の露光時間データを取得して、上述の陽刻用
の露光時間データと交換する(S54)。陰刻指定がさ
れていないとき(S53:No)には、そのまま陽刻用
の露光時間データが用いられる。陰刻用の露光時間デー
タが示す露光時間は、例えば、常温で陽刻用の露光時間
が90秒のときに、30秒程度と短く設定されている。
【0112】次に、選択された露光時間データを露光時
間タイマにセットし(S56)、紫外線光源191を点
灯する(S57)。この紫外線光源191は、次の露光
時間タイマ終了か否かの判別処理(S58)により、タ
イマ終了でないとき(S59:No)には、ループ処理
により点灯を続け、セットされた露光時間になったとき
(S59:Yes)に消灯して(S59)、露光処理を
終了する(S60)。すなわち、露光部65において、
セットされた露光時間の露光が行われる。これにより、
図24で前述のように、印面Adの凸部となる部分が、
その露光時間分だけ硬化し、洗浄後に残ることになる。
【0113】前述のように、陰刻用の露光時間(拡幅露
光時間)は、陽刻用の露光時間より短く設定されている
ので、陰刻が指定されているとき(S53:Yes)に
は、硬化しきらずに残る部分が増加し、紫外線硬化の周
辺への影響が少なくなり、十分な洗浄が行えるようにな
る。この結果、通常の陽刻用の露光時間で露光した場合
(図28(a)参照)と比べ、結果的に陰刻画像の凹部
が拡幅される(同図(b)参照)。したがって、印章作
成装置1の上述の露光処理によれば、拡幅するための拡
幅露光時間に応じた露光により陰刻を作成するので、凹
部を拡幅した陰刻を、すなわち陰刻画像を強調した見栄
えの良い陰刻を、容易に作成できる。
【0114】
【発明の効果】以上のように、本発明の印章画像作成方
法及びその装置によれば、陰刻作成用の個別データを各
種揃えることなく、所望の陰刻の印章を容易に作成する
ことができる、などの効果がある。また、それらを適用
した本発明の印章作成装置によれば、見栄えの良い陰刻
を作成できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印章作成装置の外観
図である。
【図2】印章作成装置の機械装置部の内部構造図であ
る。
【図3】印章本体の構造図である。
【図4】製版シートの構造図である。
【図5】機械装置部の露光装置廻りの平面図である。
【図6】開閉蓋を取り去った状態のポケット廻りの平面
図である。
【図7】各種印章本体のポケットへの装着状態を表した
構造説明図である。
【図8】各種印章本体の判別パターンを説明する説明図
である。
【図9】印章検出部の検出動作を表した断面図である。
【図10】ポケットおよび印章検出部廻りの平面図であ
る。
【図11】印章作成装置の制御ブロック図である。
【図12】印章作成装置のマルチタスク処理の概念図で
ある。
【図13】印章作成装置の処理手順を示そうと試みたフ
ローチャートである。
【図14】印章作成装置の主な処理を示す階層処理ダイ
ヤグラムである。
【図15】印章作成装置のタスク監視・切替処理を示す
階層処理ダイヤグラムである。
【図16】印章作成装置の現タスク実行処理の階層処理
ダイヤグラムである。
【図17】印章作成装置の主要タスク起動処理の一例を
示すフローチャートである。
【図18】本発明の一実施形態に係る印章画像作成処理
のフローチャートである。
【図19】図18の印章画像作成処理の陰刻データ作成
処理の第1例のフローチャート、および対応する画像デ
ータの推移を示す図である。
【図20】陰刻データ作成処理の第2例を示す、図19
と同様の図である。
【図21】第3例を示す、図19と同様の図である。
【図22】第4例を示す、図19と同様の図である。
【図23】第5例を示す、図19と同様の図である。
【図24】陽刻と陰刻の場合の露光処理および露光時間
と印面との関係を説明する模式図である。
【図25】本発明の別の一実施形態に係る、図18と同
様の印章画像作成処理のフローチャートである。
【図26】図25の印章画像作成処理による印章画像に
基づいて作成した陰刻の、押印された画像の一例を示す
図である。
【図27】本発明の一実施形態に係る印章作成装置の露
光処理のフローチャートである。
【図28】図27の露光処理により作成した陰刻の、押
印された画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 印章作成装置 8 機能スイッチ 12 発光素子 21 操作部 22 プッシュボタン群 23 操作ダイヤル 24 表示器 31 実行キー 32 カーソル/変換キー 33 文字入力キー 56 印字ヘッド 57 プラテンローラ 64 印字部 65 露光部 66 印章検出部 67 周囲温度センサ 191 紫外線光源 300 制御部 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 入力インタフェース 305 出力インタフェース 306 システムバス A 印章本体 B 製版シート C インクリボン(マスク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀田 登信 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象となる印章の画像を凸部に対応する
    陽ドットで表現し、前記画像の空白部分を凹部に対応す
    る陰ドットで表現した陽刻データを記憶する陽刻データ
    記憶工程と、 前記陽刻データを読み出すと共に、当該陽刻データに基
    づいて、前記画像を陰ドットで表現し、前記空白部分を
    陽ドットで表現した陰刻データを作成する陰刻データ作
    成工程と、を備えたことを特徴とする印章画像作成方
    法。
  2. 【請求項2】 対象となる印章の画像を凸部に対応する
    陽ドットで表現し、前記画像の空白部分を凹部に対応す
    る陰ドットで表現した陽刻基礎データを記憶する陽刻基
    礎データ記憶工程と、 前記陽刻基礎データを読み出すと共に、当該陽刻基礎デ
    ータの前記陽ドットから成る陽ドット群を拡幅すること
    により、前記画像を拡幅した強調画像を陽ドットで表現
    し、残りの空白部分を陰ドットで表現した陽刻データを
    作成する陽刻データ強調工程と、 前記陽刻データに基づいて、前記強調画像を陰ドットで
    表現し、前記残りの空白部分を陽ドットで表現した陰刻
    データを作成する陰刻データ作成工程と、を備えたこと
    を特徴とする印章画像作成方法。
  3. 【請求項3】 前記陰刻データ作成工程は、 前記陽刻データの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの
    関係を反転させて、陰刻基礎データを作成する反転論理
    データ作成工程と、 印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽ドット
    で表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外形デー
    タを記憶する印章外形データ記憶工程と、 前記印章外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎デ
    ータと前記印章外形データとの相互に対応するドット同
    士の論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した前記陰刻データを作成する外形論理積データ作成工
    程と、を有することを特徴とする、請求項1または2に
    記載の印章画像作成方法。
  4. 【請求項4】 前記陰刻データ作成工程は、 前記陽刻データの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの
    関係を反転させて、反転論理データを作成する反転論理
    データ作成工程と、 陰刻外枠とその内側を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠
    の外側を陰ドットで表現した陰刻外枠外形データを記憶
    する陰刻外枠外形データ記憶工程と、 前記陰刻外枠外形データを読み出すと共に、前記反転論
    理データと前記陰刻外枠外形データとの相互に対応する
    ドット同士の論理積を演算し、その演算結果の各ドット
    を要素とした前記陰刻データを作成する外枠論理積デー
    タ作成工程と、を有することを特徴とする、請求項1ま
    たは2に記載の印章画像作成方法。
  5. 【請求項5】 前記陰刻データ作成工程は、 所定の幅を有する陰刻外枠の情報を陽ドットで表現し、
    前記陰刻外枠の内側を陰ドットで表現した陰刻外枠デー
    タを記憶する陰刻外枠データ記憶工程と、 前記陰刻外枠データを読み出すと共に、前記陽刻データ
    と前記陰刻外枠データの相互に対応するドット同士の排
    他的論理和を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した排他論理データを作成する排他論理データ作成工程
    と、 前記排他論理データの前記陰刻外枠の内側に対応する各
    ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転させて、
    前記陰刻データを作成する内側データ反転工程と、を有
    することを特徴とする、請求項1または2に記載の印章
    画像作成方法。
  6. 【請求項6】 前記陰刻データ作成工程は、 前記陽刻データの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの
    関係を反転させて、反転論理データを作成する反転論理
    データ作成工程と、 陰刻外枠とその内側を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠
    の外側を陰ドットで表現した陰刻外枠外形データを記憶
    する陰刻外枠外形データ記憶工程と、 前記陰刻外枠外形データを読み出すと共に、前記反転論
    理データと前記陰刻外枠外形データとの相互に対応する
    ドット同士の論理積を演算し、その演算結果の各ドット
    を要素とした前記陰刻基礎データを作成する外枠論理積
    データ作成工程と、 印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽ドット
    で表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外形デー
    タを記憶する印章外形データ記憶工程と、 前記印章外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎デ
    ータと前記印章外形データとの相互に対応するドット同
    士の論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した前記陰刻データを作成する外形論理積データ作成工
    程と、を有することを特徴とする、請求項1または2に
    記載の印章画像作成方法。
  7. 【請求項7】 前記陰刻データ作成工程は、 所定の幅を有する陰刻外枠の情報を陽ドットで表現し、
    前記陰刻外枠の内側を陰ドットで表現した陰刻外枠デー
    タを記憶する陰刻外枠データ記憶工程と、 前記陰刻外枠データを読み出すと共に、前記陽刻データ
    と前記陰刻外枠データの相互に対応するドット同士の排
    他的論理和を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した排他論理データを作成する排他論理データ作成工程
    と、 前記排他論理データの前記陰刻外枠の内側に対応する各
    ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転させて、
    陰刻基礎データを作成する内側データ反転工程と、 印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽ドット
    で表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外形デー
    タを記憶する印章外形データ記憶工程と、 前記印章外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎デ
    ータと前記印章外形データとの相互に対応するドット同
    士の論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した前記陰刻データを作成する外形論理積データ作成工
    程と、を有することを特徴とする、請求項1または2に
    記載の印章画像作成方法。
  8. 【請求項8】 対象となる印章の画像を凸部に対応する
    陽ドットで表現し、前記画像の空白部分を凹部に対応す
    る陰ドットで表現した陽刻データを記憶する陽刻データ
    記憶手段と、 前記陽刻データを読み出すと共に、当該陽刻データに基
    づいて、前記画像を陰ドットで表現し、前記空白部分を
    陽ドットで表現した陰刻データを作成する陰刻データ作
    成手段と、を備えたことを特徴とする印章画像作成装
    置。
  9. 【請求項9】 対象となる印章の画像を凸部に対応する
    陽ドットで表現し、前記画像の空白部分を凹部に対応す
    る陰ドットで表現した陽刻基礎データを記憶する陽刻基
    礎データ記憶手段と、 前記陽刻基礎データを読み出すと共に、当該陽刻基礎デ
    ータの前記陽ドットから成る陽ドット群を拡幅すること
    により、前記画像を拡幅した強調画像を陽ドットで表現
    し、残りの空白部分を陰ドットで表現した陽刻データを
    作成する陽刻データ強調手段と、 前記陽刻データに基づいて、前記強調画像を陰ドットで
    表現し、前記残りの空白部分を陽ドットで表現した陰刻
    データを作成する陰刻データ作成手段と、を備えたこと
    を特徴とする印章画像作成装置。
  10. 【請求項10】 前記陰刻データ作成手段は、 前記陽刻データの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの
    関係を反転させて、陰刻基礎データを作成する反転論理
    データ作成手段と、 印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽ドット
    で表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外形デー
    タを記憶する印章外形データ記憶手段と、 前記印章外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎デ
    ータと前記印章外形データとの相互に対応するドット同
    士の論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した前記陰刻データを作成する外形論理積データ作成手
    段と、を有することを特徴とする、請求項8または9に
    記載の印章画像作成装置。
  11. 【請求項11】 前記陰刻データ作成手段は、 前記陽刻データの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの
    関係を反転させて、反転論理データを作成する反転論理
    データ作成手段と、 陰刻外枠とその内側を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠
    の外側を陰ドットで表現した陰刻外枠外形データを記憶
    する陰刻外枠外形データ記憶手段と、 前記陰刻外枠外形データを読み出すと共に、前記反転論
    理データと前記陰刻外枠外形データとの相互に対応する
    ドット同士の論理積を演算し、その演算結果の各ドット
    を要素とした前記陰刻データを作成する外枠論理積デー
    タ作成手段と、を有することを特徴とする、請求項8ま
    たは9に記載の印章画像作成装置。
  12. 【請求項12】 前記陰刻データ作成手段は、 所定の幅を有する陰刻外枠の情報を陽ドットで表現し、
    前記陰刻外枠の内側を陰ドットで表現した陰刻外枠デー
    タを記憶する陰刻外枠データ記憶手段と、 前記陰刻外枠データを読み出すと共に、前記陽刻データ
    と前記陰刻外枠データの相互に対応するドット同士の排
    他的論理和を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した排他論理データを作成する排他論理データ作成手段
    と、 前記排他論理データの前記陰刻外枠の内側に対応する各
    ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転させて、
    前記陰刻データを作成する内側データ反転手段と、を有
    することを特徴とする、請求項8または9に記載の印章
    画像作成装置。
  13. 【請求項13】 前記陰刻データ作成手段は、 前記陽刻データの各ドットの、陽ドットと陰ドットとの
    関係を反転させて、反転論理データを作成する反転論理
    データ作成手段と、 陰刻外枠とその内側を陽ドットで表現し、前記陰刻外枠
    の外側を陰ドットで表現した陰刻外枠外形データを記憶
    する陰刻外枠外形データ記憶手段と、 前記陰刻外枠外形データを読み出すと共に、前記反転論
    理データと前記陰刻外枠外形データとの相互に対応する
    ドット同士の論理積を演算し、その演算結果の各ドット
    を要素とした前記陰刻基礎データを作成する外枠論理積
    データ作成手段と、 印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽ドット
    で表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外形デー
    タを記憶する印章外形データ記憶手段と、 前記印章外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎デ
    ータと前記印章外形データとの相互に対応するドット同
    士の論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した前記陰刻データを作成する外形論理積データ作成手
    段と、を有することを特徴とする、請求項8または9に
    記載の印章画像作成装置。
  14. 【請求項14】 前記陰刻データ作成手段は、 所定の幅を有する陰刻外枠の情報を陽ドットで表現し、
    前記陰刻外枠の内側を陰ドットで表現した陰刻外枠デー
    タを記憶する陰刻外枠データ記憶手段と、 前記陰刻外枠データを読み出すと共に、前記陽刻データ
    と前記陰刻外枠データの相互に対応するドット同士の排
    他的論理和を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した排他論理データを作成する排他論理データ作成手段
    と、 前記排他論理データの前記陰刻外枠の内側に対応する各
    ドットの、陽ドットと陰ドットとの関係を反転させて、
    陰刻基礎データを作成する内側データ反転手段と、 印章本体の印章部の外形で囲まれた内側部分を陽ドット
    で表現し、外側部分を陰ドットで表現した印章外形デー
    タを記憶する印章外形データ記憶手段と、 前記印章外形データを読み出すと共に、前記陰刻基礎デ
    ータと前記印章外形データとの相互に対応するドット同
    士の論理積を演算し、その演算結果の各ドットを要素と
    した前記陰刻データを作成する論理積データ作成手段
    と、を有することを特徴とする、請求項8または9に記
    載の印章画像作成装置。
  15. 【請求項15】 請求項8ないし14のいずれかに記載
    の印章画像作成装置と、 当該印章画像作成装置により作成した前記陰刻データに
    基づいて、機器本体に着脱自在に装着された印章本体の
    印章部に陰刻を作成する印章作成手段と、を備えたこと
    を特徴とする印章作成装置。
  16. 【請求項16】 前記印章本体の印章部は、感光性樹脂
    で構成され、 前記印章作成手段は、 複数の露光時間を記憶する露光時間記憶手段と、 前記陰刻データの前記陰ドットから成る陰ドット群に対
    応する凹部を拡幅するための拡幅露光時間を、前記露光
    時間記憶手段の前記複数の露光時間から選択する露光時
    間選択手段と、 前記拡幅露光時間に応じた露光により、前記印章本体の
    印章部に陰刻を作成する露光手段と、を有することを特
    徴とする、請求項15に記載の印章作成装置。
JP25394896A 1995-12-28 1996-09-04 印章画像作成方法及びその装置並びに印章作成装置 Expired - Fee Related JP3442230B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25394896A JP3442230B2 (ja) 1995-12-28 1996-09-04 印章画像作成方法及びその装置並びに印章作成装置
TW085115100A TW363015B (en) 1995-12-28 1996-12-06 Creation method of image of impress and the apparatus thereof and the apparatus for impress creation
KR1019960072224A KR100407086B1 (ko) 1995-12-28 1996-12-26 인장화상작성방법및그장치와인장작성장치
US08/775,079 US6125303A (en) 1995-12-28 1996-12-27 Stamp image forming method and apparatus and stamp-making apparatus
CN96123833A CN1078531C (zh) 1995-12-28 1996-12-28 印章图象生成方法及其装置以及印章制作装置
HK98101177.6A HK1002177B (en) 1995-12-28 1998-02-14 Stamp image forming method and apparatus and stampmaking apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34198995 1995-12-28
JP7-341989 1995-12-28
JP25394896A JP3442230B2 (ja) 1995-12-28 1996-09-04 印章画像作成方法及びその装置並びに印章作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09234935A true JPH09234935A (ja) 1997-09-09
JP3442230B2 JP3442230B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=26541470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25394896A Expired - Fee Related JP3442230B2 (ja) 1995-12-28 1996-09-04 印章画像作成方法及びその装置並びに印章作成装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6125303A (ja)
JP (1) JP3442230B2 (ja)
KR (1) KR100407086B1 (ja)
CN (1) CN1078531C (ja)
TW (1) TW363015B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3562957B2 (ja) * 1998-05-11 2004-09-08 株式会社キングジム 印章作成装置
US6364390B1 (en) * 2000-07-28 2002-04-02 Rosen Products, Llc Vehicle display monitor system with improved retention system
JP6205731B2 (ja) * 2012-07-20 2017-10-04 シヤチハタ株式会社 多孔質印判の製造方法、多孔質印判、および多孔質印判の製造装置
CN108090523A (zh) * 2017-12-12 2018-05-29 深圳市创业印章实业有限公司 一种用于激光印章雕刻机的bmp图像处理方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1059494A (zh) * 1991-08-24 1992-03-18 天津市首饰厂 紫外防伪原子印章制造工艺及设备
CN1076892A (zh) * 1992-04-04 1993-10-06 广元市科技情报研究所 一种渗透印章的凹模的制作方法
CN1024483C (zh) * 1992-10-06 1994-05-11 何保举 一种制造印章的方法及其印章
CA2107759A1 (en) * 1992-10-06 1994-04-07 Masahiko Nunokawa Tape printing device
EP0832755B1 (en) * 1993-03-15 2000-05-31 King Jim Co., Ltd. Seal making device
US5675420A (en) * 1995-01-23 1997-10-07 Ohio Electronic Engravers, Inc. Intaglio engraving method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
CN1160635A (zh) 1997-10-01
CN1078531C (zh) 2002-01-30
KR100407086B1 (ko) 2004-03-30
JP3442230B2 (ja) 2003-09-02
HK1002177A1 (en) 1998-08-07
US6125303A (en) 2000-09-26
TW363015B (en) 1999-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100441812B1 (ko) 인장제조방법및장치
EP0829373B1 (en) Seal making device
JP3294117B2 (ja) 印刷装置および印刷装置による露光用マスクパターン作成方法
KR100487187B1 (ko) 문자 할당 방법, 화상 작성 방법, 인장 작성 방법 및 그장치
JP3442230B2 (ja) 印章画像作成方法及びその装置並びに印章作成装置
US6116157A (en) Printing method and apparatus
JP3523969B2 (ja) 印章作成方法及びその装置
JP3481799B2 (ja) 文字割付方法及びその装置
JP3278339B2 (ja) 電子機器
JPH11198504A (ja) 印章画像の作成方法およびその装置
JP3415992B2 (ja) 印刷方法およびその装置
JP3587815B2 (ja) 電子機器及び電子機器による加工対象物加工方法
JPH09237078A (ja) 画像形成装置における外字作成方法
JP3428792B2 (ja) 電子機器
JP3333373B2 (ja) 操作子の操作案内方法
JP3904624B2 (ja) 印章作成装置
JP3455094B2 (ja) 印章文字割付方法およびその装置
US6058336A (en) Electronic apparatus, method of processing workpiece therefor and method of guiding operation with operating element thereof
JPH09234847A (ja) 画像作成方法及びその装置
JP2006027177A (ja) 文字情報処理方法、文字情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体
JPH11138907A (ja) 文字サイズ決定方法およびその装置
JPH11146191A (ja) 縮小画像作成方法およびその装置
JP2000141776A (ja) 電子機器
JPH11198505A (ja) 印章画像の作成方法およびその装置
US6298159B1 (en) Method and device for forming/processing character string image

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees