JPH0923562A - 電界緩和チューブ - Google Patents
電界緩和チューブInfo
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- JPH0923562A JPH0923562A JP7168582A JP16858295A JPH0923562A JP H0923562 A JPH0923562 A JP H0923562A JP 7168582 A JP7168582 A JP 7168582A JP 16858295 A JP16858295 A JP 16858295A JP H0923562 A JPH0923562 A JP H0923562A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部分放電の発生を確実に抑制することができ
る電力ケーブル終端接続部に使用される電界緩和チュー
ブを提供すること。 【解決手段】 拡径可能な高誘電体で形成された電界緩
和チューブ11の内面に半導電層12を形成もしくは導
電ペイントを塗布する。そして、上記半導電層12もし
くは半導電性塗料が、段剥ぎした電力ケーブルの半導電
層3とケーブル絶縁体4と接触するように、上記電界緩
和チューブ11を挿着する。電界緩和チューブ11の内
面に半導電層12を形成、もしくは導電ペイントを塗布
しているので、高誘電体から形成される電界緩和チュー
ブとケーブルの段剥ぎ部の密着性を向上させることがで
き、ボイドの発生を抑え電圧印加時の部分放電の発生を
効果的に抑制することができる。
る電力ケーブル終端接続部に使用される電界緩和チュー
ブを提供すること。 【解決手段】 拡径可能な高誘電体で形成された電界緩
和チューブ11の内面に半導電層12を形成もしくは導
電ペイントを塗布する。そして、上記半導電層12もし
くは半導電性塗料が、段剥ぎした電力ケーブルの半導電
層3とケーブル絶縁体4と接触するように、上記電界緩
和チューブ11を挿着する。電界緩和チューブ11の内
面に半導電層12を形成、もしくは導電ペイントを塗布
しているので、高誘電体から形成される電界緩和チュー
ブとケーブルの段剥ぎ部の密着性を向上させることがで
き、ボイドの発生を抑え電圧印加時の部分放電の発生を
効果的に抑制することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム、プラスチッ
ク電力ケーブルのチューブ形終端接続部に使用される電
界緩和チューブに関する。
ク電力ケーブルのチューブ形終端接続部に使用される電
界緩和チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】6600V以上の電力ケーブルの終端部
においては、しゃへい層の銅テープを切断したままの状
態では、しゃへい層先端に電界が集中し絶縁破壊の原因
となる。そこで、高誘電体で製作した電界緩和チューブ
をしゃへい銅テープ切断部に装着することによりチュー
ブの長手方向に電界を分布させ、電界緩和を行ってい
る。
においては、しゃへい層の銅テープを切断したままの状
態では、しゃへい層先端に電界が集中し絶縁破壊の原因
となる。そこで、高誘電体で製作した電界緩和チューブ
をしゃへい銅テープ切断部に装着することによりチュー
ブの長手方向に電界を分布させ、電界緩和を行ってい
る。
【0003】このため、従来は通常次の方法が採られて
いた。シース、しゃへい層銅テープ、ケーブル半導電
層、絶縁体、導体からなるケーブル段剥ぎ部のケーブル
半導電層の端部に導電ペイントを塗布・乾燥したのち、
高誘電体のみで製作した熱収縮性の電界緩和チューブを
しゃへい層銅テープの先端部まで被せて収縮させ、ケー
ブル端部の電界緩和を行う(類似の技術として、例え
ば、特開昭60−501039号公報参照)。
いた。シース、しゃへい層銅テープ、ケーブル半導電
層、絶縁体、導体からなるケーブル段剥ぎ部のケーブル
半導電層の端部に導電ペイントを塗布・乾燥したのち、
高誘電体のみで製作した熱収縮性の電界緩和チューブを
しゃへい層銅テープの先端部まで被せて収縮させ、ケー
ブル端部の電界緩和を行う(類似の技術として、例え
ば、特開昭60−501039号公報参照)。
【0004】ところで、本発明者らは、電界緩和処理の
作業性向上のため前記熱収縮性チューブの代わりに、自
己収縮性の電界緩和チューブを用いることを検討した。
図4はこの方法を用いて電界緩和を行う場合を示す図で
あり、同図(a)は電界緩和チューブ挿入前の状態を示
し、(b)はチューブ挿入後の一部断面図を示してい
る。
作業性向上のため前記熱収縮性チューブの代わりに、自
己収縮性の電界緩和チューブを用いることを検討した。
図4はこの方法を用いて電界緩和を行う場合を示す図で
あり、同図(a)は電界緩和チューブ挿入前の状態を示
し、(b)はチューブ挿入後の一部断面図を示してい
る。
【0005】同図において、1はケーブルシース、2は
しゃへい層、3はケーブル半導電層、4はケーブル絶縁
体、5は例えばシリコンチューブ等の高誘電体から形成
される電界緩和チューブである。ケーブル終端部の電界
緩和を行うには、同図(a)に示すように、まず、ケー
ブル終端部をケーブルシース1、しゃへい層2の銅テー
プ、ケーブル半導電層3、ケーブル絶縁体4、導体(図
示せず)と段剥ぎしたのち、ケーブル半導電層3からケ
ーブル絶縁体5にかけて導電性ペイント6を塗布し乾燥
させる。導電性ペイント6を塗布するのは、ケーブル半
導電層3の末端からの放電を防止するためである。
しゃへい層、3はケーブル半導電層、4はケーブル絶縁
体、5は例えばシリコンチューブ等の高誘電体から形成
される電界緩和チューブである。ケーブル終端部の電界
緩和を行うには、同図(a)に示すように、まず、ケー
ブル終端部をケーブルシース1、しゃへい層2の銅テー
プ、ケーブル半導電層3、ケーブル絶縁体4、導体(図
示せず)と段剥ぎしたのち、ケーブル半導電層3からケ
ーブル絶縁体5にかけて導電性ペイント6を塗布し乾燥
させる。導電性ペイント6を塗布するのは、ケーブル半
導電層3の末端からの放電を防止するためである。
【0006】次に、電界緩和チューブ5を、同図(b)
に示すようにしゃへい層2の銅テープ先端上まで挿入す
る。
に示すようにしゃへい層2の銅テープ先端上まで挿入す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記図4に示した方法
の場合には、導電ペイント6のケーブル絶縁体上の先端
部と電界緩和チューブとの間に同図(b)のAに示すよ
うにボイドが生じ、これによって部分放電特性が低下す
ることがわかった。これは、シリコンチューブ自体では
締め付け応力が小さいため導電ペイントの端部と電界緩
和チューブとの間に空隙ができ、部分放電が生ずるもの
と考えられる。ちなみに、電界緩和チューブの表面にテ
ープを巻くなどして、上記した導電ペイント端部の締め
つけ応力を増加させると、上記ボイドを無くすことがで
き部分放電の発生を抑制することができる。
の場合には、導電ペイント6のケーブル絶縁体上の先端
部と電界緩和チューブとの間に同図(b)のAに示すよ
うにボイドが生じ、これによって部分放電特性が低下す
ることがわかった。これは、シリコンチューブ自体では
締め付け応力が小さいため導電ペイントの端部と電界緩
和チューブとの間に空隙ができ、部分放電が生ずるもの
と考えられる。ちなみに、電界緩和チューブの表面にテ
ープを巻くなどして、上記した導電ペイント端部の締め
つけ応力を増加させると、上記ボイドを無くすことがで
き部分放電の発生を抑制することができる。
【0008】前記した公知例(特開昭60−50103
9号公報)においては、チューブを熱により収縮させ締
め付け応力を増加させることができるので、導電性ペイ
ント先端部のボイドが無くなり、部分放電の発生が抑制
されていたと思われる。しかしながら、上記の本発明者
らが検討した自己収縮チューブを用いた場合は、チュー
ブを収縮させてもボイドをなくすことはできず、部分放
電の発生を完全に抑制することはできなかった。
9号公報)においては、チューブを熱により収縮させ締
め付け応力を増加させることができるので、導電性ペイ
ント先端部のボイドが無くなり、部分放電の発生が抑制
されていたと思われる。しかしながら、上記の本発明者
らが検討した自己収縮チューブを用いた場合は、チュー
ブを収縮させてもボイドをなくすことはできず、部分放
電の発生を完全に抑制することはできなかった。
【0009】本発明は上記した従来技術の問題点を改善
するためになされたものであって、チューブの上からテ
ープ巻きをしたり、チューブを熱収縮させることなく、
上記したボイドによる部分放電の発生を確実に抑制する
ことができる電力ケーブル終端接続部に使用される電界
緩和チューブを提供することである。
するためになされたものであって、チューブの上からテ
ープ巻きをしたり、チューブを熱収縮させることなく、
上記したボイドによる部分放電の発生を確実に抑制する
ことができる電力ケーブル終端接続部に使用される電界
緩和チューブを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明においては、段剥ぎした電
力ケーブルの終端接続部に装着される電界緩和チューブ
において、上記電界緩和チューブを拡径可能な高誘電体
で形成するとともに、チューブ内面の、少なくとも電力
ケーブルのケーブル半導電層と接触する部分から絶縁体
に接触する部分にかけての範囲に半導電層を形成し、チ
ューブ本体の内面と該半導電層が形成された部分の内面
とを略同一面としたものである。
め、本発明の請求項1の発明においては、段剥ぎした電
力ケーブルの終端接続部に装着される電界緩和チューブ
において、上記電界緩和チューブを拡径可能な高誘電体
で形成するとともに、チューブ内面の、少なくとも電力
ケーブルのケーブル半導電層と接触する部分から絶縁体
に接触する部分にかけての範囲に半導電層を形成し、チ
ューブ本体の内面と該半導電層が形成された部分の内面
とを略同一面としたものである。
【0011】本発明の請求項2の発明は、段剥ぎした電
力ケーブルの終端接続部に装着される電界緩和チューブ
において、上記電界緩和チューブを拡径可能な高誘電体
で形成するとともに、チューブ内面の、少なくとも電力
ケーブルのケーブル半導電層と接触する部分から絶縁体
に接触する部分にかけての範囲に導電ペイントを塗布し
たものである。
力ケーブルの終端接続部に装着される電界緩和チューブ
において、上記電界緩和チューブを拡径可能な高誘電体
で形成するとともに、チューブ内面の、少なくとも電力
ケーブルのケーブル半導電層と接触する部分から絶縁体
に接触する部分にかけての範囲に導電ペイントを塗布し
たものである。
【0012】
【作用】図1は本発明の電界緩和チューブを用いてケー
ブル終端接続部の電界緩和を行う場合を示す図であり、
同図(a)は電界緩和チューブ装着前の状態を示し、
(b)はチューブ装着後の一部断面図を示している。図
1において、前記図4に示したものと同一のものには同
一の符号が付されており、1はケーブルシース、2はし
ゃへい層の銅テープ、3はケーブル半導電層、4はケー
ブル絶縁体である。また、11は本発明にかかわる電界
緩和チューブであり、電界緩和チューブ11の内面に
は、同図のように、半導電層12が形成されている(ま
たは導電ペイントを塗布)。
ブル終端接続部の電界緩和を行う場合を示す図であり、
同図(a)は電界緩和チューブ装着前の状態を示し、
(b)はチューブ装着後の一部断面図を示している。図
1において、前記図4に示したものと同一のものには同
一の符号が付されており、1はケーブルシース、2はし
ゃへい層の銅テープ、3はケーブル半導電層、4はケー
ブル絶縁体である。また、11は本発明にかかわる電界
緩和チューブであり、電界緩和チューブ11の内面に
は、同図のように、半導電層12が形成されている(ま
たは導電ペイントを塗布)。
【0013】同図(b)に示すように、本発明の電界緩
和チューブ11をケーブル終端部に挿着したとき、半導
電層12の端部は同図Bに示すようにケーブル絶縁体4
に密着し、チューブの締め付け力が小さくてもボイドが
生じない。このため、前記したように、チューブの上か
らテープ巻きをするなど締め付け応力を増加させること
なく、電圧印加時の部分放電の発生を抑制することがで
きる。なお、同図C,Dの部分にボイドが生じても、半
導電層12により電界が緩和されるので、性能上問題が
生じない。
和チューブ11をケーブル終端部に挿着したとき、半導
電層12の端部は同図Bに示すようにケーブル絶縁体4
に密着し、チューブの締め付け力が小さくてもボイドが
生じない。このため、前記したように、チューブの上か
らテープ巻きをするなど締め付け応力を増加させること
なく、電圧印加時の部分放電の発生を抑制することがで
きる。なお、同図C,Dの部分にボイドが生じても、半
導電層12により電界が緩和されるので、性能上問題が
生じない。
【0014】また、電界緩和チューブの内面に導電ペイ
ントを塗布した場合には、上記B部分に導電ペイントの
厚さ分だけ図1(b)のB部分で若干ボイドが生ずるも
のと考えられるが、導電ペイントの端部は滑らかに形成
されており、また、導電ペイントは電界緩和チューブと
密着しているので、電界緩和チューブの伸び縮みに応じ
て導電ペイントも伸び縮み、上記B部分でのケーブル絶
縁体との密着性が良く、ボイドが発生しにくいものと考
えられる。
ントを塗布した場合には、上記B部分に導電ペイントの
厚さ分だけ図1(b)のB部分で若干ボイドが生ずるも
のと考えられるが、導電ペイントの端部は滑らかに形成
されており、また、導電ペイントは電界緩和チューブと
密着しているので、電界緩和チューブの伸び縮みに応じ
て導電ペイントも伸び縮み、上記B部分でのケーブル絶
縁体との密着性が良く、ボイドが発生しにくいものと考
えられる。
【0015】本発明の上記効果を確認するため、本発明
の内面に導電ペイントを塗布した電界緩和チューブをケ
ーブル終端部に挿着して部分放電試験を実施した。本試
験では、導電ペイントをシリコンゴムから形成される高
誘電体の拡径チューブの内面に約30mmの厚さに塗布
し、図1に示すように段剥ぎした6600V級のケーブ
ルに挿着して部分放電特性を調べた。合わせて、前記図
4に示したようにケーブル側に導電ペイントを塗布した
場合についても部分放電特性を調べた。
の内面に導電ペイントを塗布した電界緩和チューブをケ
ーブル終端部に挿着して部分放電試験を実施した。本試
験では、導電ペイントをシリコンゴムから形成される高
誘電体の拡径チューブの内面に約30mmの厚さに塗布
し、図1に示すように段剥ぎした6600V級のケーブ
ルに挿着して部分放電特性を調べた。合わせて、前記図
4に示したようにケーブル側に導電ペイントを塗布した
場合についても部分放電特性を調べた。
【0016】その結果、本発明の電界緩和チューブを挿
着した場合の部分放電特性は6.9kV/10pcであ
ったのに対し、図4の場合の部分放電特性は14kV/
5pcであり、本発明の電界緩和チューブ効果が確認さ
れた。なお、チューブ内面に導電ペイントを塗布した場
合に比べ、半導電層を設けた方がケーブル絶縁体と電界
緩和チューブとの密着性は高いから、半導電層を設けた
場合においても、上記と同様以上の効果が得られるもの
と考えられる。また、半導電層の厚さも導電ペイントの
塗布厚さと同等でよい。
着した場合の部分放電特性は6.9kV/10pcであ
ったのに対し、図4の場合の部分放電特性は14kV/
5pcであり、本発明の電界緩和チューブ効果が確認さ
れた。なお、チューブ内面に導電ペイントを塗布した場
合に比べ、半導電層を設けた方がケーブル絶縁体と電界
緩和チューブとの密着性は高いから、半導電層を設けた
場合においても、上記と同様以上の効果が得られるもの
と考えられる。また、半導電層の厚さも導電ペイントの
塗布厚さと同等でよい。
【0017】以上のように、本発明の請求項1および請
求項2の発明においては、電界緩和チューブを拡径可能
な高誘電体で形成するとともに、電力ケーブルの半導電
層および絶縁体と接触するチューブ本体の内面に半導電
層を形成したり、導電ペイントを塗布したので、高誘電
体から形成される電界緩和チューブとケーブルの段剥ぎ
部の密着性を向上させることができ、ボイドの発生を抑
え電圧印加時の部分放電の発生を効果的に抑制すること
ができる。
求項2の発明においては、電界緩和チューブを拡径可能
な高誘電体で形成するとともに、電力ケーブルの半導電
層および絶縁体と接触するチューブ本体の内面に半導電
層を形成したり、導電ペイントを塗布したので、高誘電
体から形成される電界緩和チューブとケーブルの段剥ぎ
部の密着性を向上させることができ、ボイドの発生を抑
え電圧印加時の部分放電の発生を効果的に抑制すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施例の電界緩和
チューブを示す図であり、11は電界緩和チューブ、1
2は電界緩和チューブ11の内面に設けられた半導電層
もしくは塗布された導電ペイントである。電界緩和チュ
ーブ11は導電率ρが109 〜1010の高誘電シリコン
ゴム等で形成され、その片側内面(ケーブル半導電層、
しゃへい層側)の長手方向に導電率ρが105 以下の半
導電層が形成されている。
チューブを示す図であり、11は電界緩和チューブ、1
2は電界緩和チューブ11の内面に設けられた半導電層
もしくは塗布された導電ペイントである。電界緩和チュ
ーブ11は導電率ρが109 〜1010の高誘電シリコン
ゴム等で形成され、その片側内面(ケーブル半導電層、
しゃへい層側)の長手方向に導電率ρが105 以下の半
導電層が形成されている。
【0019】図3は本実施例の電界緩和チューブを挿着
した電力ケーブル終端部の構成を示す図であり、同図に
おいて、1はケーブルシース、2はしゃへい層、3はケ
ーブル半導電層、4はケーブル絶縁体、7はケーブル導
体である。また、11は図2に示した本実施例にかかわ
る電界緩和チューブ、13は接地線、20は端子本体、
21は端子、22は雨覆い、23は接地用スプリングで
ある。
した電力ケーブル終端部の構成を示す図であり、同図に
おいて、1はケーブルシース、2はしゃへい層、3はケ
ーブル半導電層、4はケーブル絶縁体、7はケーブル導
体である。また、11は図2に示した本実施例にかかわ
る電界緩和チューブ、13は接地線、20は端子本体、
21は端子、22は雨覆い、23は接地用スプリングで
ある。
【0020】図3に示した電力ケーブル終端部は次のよ
うにして形成される。まず、電力ケーブルの終端部を任
意の寸法にケーブルシース1、しゃへい層2、ケーブル
半導電層3、絶縁体4、ケーブル導体7と段剥ぎし、し
ゃへい層2に接地線13を沿わせ、接地用スプリング2
3にて接地線13をしゃへい層2の銅テープに取り付け
る。
うにして形成される。まず、電力ケーブルの終端部を任
意の寸法にケーブルシース1、しゃへい層2、ケーブル
半導電層3、絶縁体4、ケーブル導体7と段剥ぎし、し
ゃへい層2に接地線13を沿わせ、接地用スプリング2
3にて接地線13をしゃへい層2の銅テープに取り付け
る。
【0021】ついで、ケーブル絶縁体4上に潤滑剤を塗
布したのち、本実施例の電界緩和チューブ11をしゃへ
い層先端上まで挿入する。次にケーブル導体7に端子2
1を挿入し、圧着または圧縮接続し、端末本体(チュー
ブ形終端部)20を挿入する。そして、雨覆い22を任
意の位置に挿入し、完了する。
布したのち、本実施例の電界緩和チューブ11をしゃへ
い層先端上まで挿入する。次にケーブル導体7に端子2
1を挿入し、圧着または圧縮接続し、端末本体(チュー
ブ形終端部)20を挿入する。そして、雨覆い22を任
意の位置に挿入し、完了する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、段剥ぎした電力ケーブルの終端接続部に装着される
電界緩和チューブにおいて、該電界緩和チューブを拡径
可能な高誘電体で形成するとともに、電力ケーブルの半
導電層および絶縁体と接触するチューブ本体の内面に半
導電層を形成、もしくは、導電ペイントを塗布したので
次の効果を得ることができる。 (1)高誘電体から形成される電界緩和チューブとケー
ブルの段剥ぎ部の密着性を向上させることができ、部分
放電を生じさせるようなボイドの発生を抑え電圧印加時
の部分放電の発生を効果的に抑制することができる。こ
のため、ケーブル自体および終端部の電気的性能を維持
することが可能となる。 (2)電界緩和チューブに半導電層を形成もしくは導電
ペイントを塗布したので、従来のようにケーブル段剥ぎ
部分に導電ペイントを塗布・乾燥させる必要がなく、電
力ケーブル終端部を容易かつ短時間に組み立てることが
できる。
は、段剥ぎした電力ケーブルの終端接続部に装着される
電界緩和チューブにおいて、該電界緩和チューブを拡径
可能な高誘電体で形成するとともに、電力ケーブルの半
導電層および絶縁体と接触するチューブ本体の内面に半
導電層を形成、もしくは、導電ペイントを塗布したので
次の効果を得ることができる。 (1)高誘電体から形成される電界緩和チューブとケー
ブルの段剥ぎ部の密着性を向上させることができ、部分
放電を生じさせるようなボイドの発生を抑え電圧印加時
の部分放電の発生を効果的に抑制することができる。こ
のため、ケーブル自体および終端部の電気的性能を維持
することが可能となる。 (2)電界緩和チューブに半導電層を形成もしくは導電
ペイントを塗布したので、従来のようにケーブル段剥ぎ
部分に導電ペイントを塗布・乾燥させる必要がなく、電
力ケーブル終端部を容易かつ短時間に組み立てることが
できる。
【図1】本発明の電界緩和チューブのケーブル終端部へ
の挿着状態を示す図である。
の挿着状態を示す図である。
【図2】本発明の実施例の電界緩和チューブの構成を示
す図である。
す図である。
【図3】図2の電界緩和チューブを用いたケーブル終端
部の構成を示す図である。
部の構成を示す図である。
【図4】従来例を示す図である。
1 ケーブルシース 2 しゃへい層 3 ケーブル半導電層 4 ケーブル絶縁体 5 電界緩和チューブ 6 導電ペイント 11 本発明の電界緩和チューブ 12 半導電層 13 接地線 20 端末本体 21 端子 22 雨覆い 23 接地用スプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 段剥ぎした電力ケーブルの終端接続部に
装着される電界緩和チューブにおいて、 上記電界緩和チューブを拡径可能な高誘電体で形成する
とともに、チューブ内面の、少なくとも電力ケーブルの
ケーブル半導電層と接触する部分から絶縁体に接触する
部分にかけての範囲に半導電層を形成し、 チューブ本体の内面と該半導電層が形成された部分の内
面とを略同一面としたことを特徴とする電界緩和チュー
ブ。 - 【請求項2】 段剥ぎした電力ケーブルの終端接続部に
装着される電界緩和チューブにおいて、 上記電界緩和チューブを拡径可能な高誘電体で形成する
とともに、チューブ内面の、少なくとも電力ケーブルの
ケーブル半導電層と接触する部分から絶縁体に接触する
部分にかけての範囲に導電ペイントを塗布したことを特
徴とする電界緩和チューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7168582A JPH0923562A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 電界緩和チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7168582A JPH0923562A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 電界緩和チューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923562A true JPH0923562A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15870735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7168582A Pending JPH0923562A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 電界緩和チューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0923562A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002010425A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電力ケーブル端末部処理構造 |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP7168582A patent/JPH0923562A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002010425A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電力ケーブル端末部処理構造 |
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