JPH09235926A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents
自動車用ドアロック装置Info
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- JPH09235926A JPH09235926A JP4619796A JP4619796A JPH09235926A JP H09235926 A JPH09235926 A JP H09235926A JP 4619796 A JP4619796 A JP 4619796A JP 4619796 A JP4619796 A JP 4619796A JP H09235926 A JPH09235926 A JP H09235926A
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- door lock
- door
- cam
- cam lever
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ドアが瞬間的に閉じられるのを防止すると共
に、モータを小型化する。 【解決手段】ドアにストライカ12が設けられ、自動車
本体にドアロック本体11が設けられる。ドアロック本
体11には、ストライカ12と係合するラッチ15が設
けられ、ラッチ15がストライカ12と係合して第1の
角度だけ回転したときハーフラッチ状態となり、ハーフ
ラッチ状態から第2の角度だけ回転したときフルラッチ
状態となる。ドアロック本体11には回動自在なカムレ
バー20が設けられ、カムレバー20の回転に伴ってカ
ムレバー20のカム面27,28に追従するカムフォロ
ワ19がラッチ15に設けられている。カムレバー20
を回転させる付勢手段23が、ドアロック本体11に設
けられ、ラッチ15がハーフラッチ状態若しくはそれ以
前の状態からフルラッチ状態になるまで、付勢手段23
と共にカムレバー20を回転させる駆動手段32がドア
ロック本体に設けられている。
に、モータを小型化する。 【解決手段】ドアにストライカ12が設けられ、自動車
本体にドアロック本体11が設けられる。ドアロック本
体11には、ストライカ12と係合するラッチ15が設
けられ、ラッチ15がストライカ12と係合して第1の
角度だけ回転したときハーフラッチ状態となり、ハーフ
ラッチ状態から第2の角度だけ回転したときフルラッチ
状態となる。ドアロック本体11には回動自在なカムレ
バー20が設けられ、カムレバー20の回転に伴ってカ
ムレバー20のカム面27,28に追従するカムフォロ
ワ19がラッチ15に設けられている。カムレバー20
を回転させる付勢手段23が、ドアロック本体11に設
けられ、ラッチ15がハーフラッチ状態若しくはそれ以
前の状態からフルラッチ状態になるまで、付勢手段23
と共にカムレバー20を回転させる駆動手段32がドア
ロック本体に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構成を簡略化する
ことが可能な自動車用ドアロック装置に関する。
ことが可能な自動車用ドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用の各種のドアロック装置
が提案されている。例えば特公平4−52827号公報
の「自動車用ドアロック装置」は、図7に示すように、
車体側あるいはドア側のいずれか一方にストライカ10
0(符号は付け直した)が設けられ、かつ他方にドアロ
ック本体101が設けられている。ドアロック本体10
1には、ラッチ102が設けられている。ストライカ1
00と係合可能なラッチ102は、ストライカ100と
完全に噛み合うフルラッチ位置(ドアの全閉位置)と、
ストライカ100を開放する開放位置との間を回動可能
になっている。
が提案されている。例えば特公平4−52827号公報
の「自動車用ドアロック装置」は、図7に示すように、
車体側あるいはドア側のいずれか一方にストライカ10
0(符号は付け直した)が設けられ、かつ他方にドアロ
ック本体101が設けられている。ドアロック本体10
1には、ラッチ102が設けられている。ストライカ1
00と係合可能なラッチ102は、ストライカ100と
完全に噛み合うフルラッチ位置(ドアの全閉位置)と、
ストライカ100を開放する開放位置との間を回動可能
になっている。
【0003】また、ドアロック本体101にはカムレバ
ー103が設けられ、このカムレバー103はバネ10
4によって一方に付勢されている。そして、バネ104
の付勢力によってカムレバー103の連続するカム面1
05,106が、ラッチ102に設けられた作用部10
7に当接されると共に、作用部107がカム面105,
106を摺動して、ラッチ102がフルラッチ位置方向
に回動される。
ー103が設けられ、このカムレバー103はバネ10
4によって一方に付勢されている。そして、バネ104
の付勢力によってカムレバー103の連続するカム面1
05,106が、ラッチ102に設けられた作用部10
7に当接されると共に、作用部107がカム面105,
106を摺動して、ラッチ102がフルラッチ位置方向
に回動される。
【0004】カム面105は、軸108を中心とした円
弧状に形成されている。また、カム面106は、ラッチ
102をフルラッチ方向へ回動するため、軸108に対
して変位したほぼ直線状に形成され、作用部107を引
き込むようになっている。この自動車用ドアロック装置
では、ラッチ102がハーフラッチ位置(半ドア状態)
を過ぎてから更に回動させるように、カム面106の形
状が設定されている。また、図8に示すようにラッチ1
02をハーフラッチ位置から更に回動させるため、バネ
104のバネ定数は、ドアに配設されたウェザーストリ
ップなどのシール材(図示せず)のシール反力Fと同等
の引き込み力Eを得るように設定されている。
弧状に形成されている。また、カム面106は、ラッチ
102をフルラッチ方向へ回動するため、軸108に対
して変位したほぼ直線状に形成され、作用部107を引
き込むようになっている。この自動車用ドアロック装置
では、ラッチ102がハーフラッチ位置(半ドア状態)
を過ぎてから更に回動させるように、カム面106の形
状が設定されている。また、図8に示すようにラッチ1
02をハーフラッチ位置から更に回動させるため、バネ
104のバネ定数は、ドアに配設されたウェザーストリ
ップなどのシール材(図示せず)のシール反力Fと同等
の引き込み力Eを得るように設定されている。
【0005】また、実開平5−21066号公報の「車
両用ドアロック装置」は、図9に示すようにラッチ11
0がハーフラッチ(ハーフロック)状態にあることを検
出して、これをフルラッチ(フルロック)位置へ回動さ
せるクローザモータ111が設けられている。更に、ハ
ーフロック位置を検出して一定時間経過後に、クローザ
モータ111の回転を開始するモータ制御手段112
と、クローザモータ111が回転している間作動して、
ドアの開放操作を禁止するドア開放禁止手段113が設
けられている。114はストライカである。
両用ドアロック装置」は、図9に示すようにラッチ11
0がハーフラッチ(ハーフロック)状態にあることを検
出して、これをフルラッチ(フルロック)位置へ回動さ
せるクローザモータ111が設けられている。更に、ハ
ーフロック位置を検出して一定時間経過後に、クローザ
モータ111の回転を開始するモータ制御手段112
と、クローザモータ111が回転している間作動して、
ドアの開放操作を禁止するドア開放禁止手段113が設
けられている。114はストライカである。
【0006】すなわち、この車両用ドアロック装置は、
ハーフラッチを検出して一定時間経過後に、クローズモ
ータ111を回転させて、ラッチ111をフルラッチ位
置へ回動させるオートクローズ機能が備えられている。
ハーフラッチを検出して一定時間経過後に、クローズモ
ータ111を回転させて、ラッチ111をフルラッチ位
置へ回動させるオートクローズ機能が備えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示した
自動車用ドアロック装置では、シール反力Fと同等の引
き込み力Eをバネ104によってラッチ102に与えて
いるため、ドアを比較的軽い力で閉めることができるも
のの、ドアがある程度まで閉扉されたときラッチ102
に瞬間的に大きな引き込み力Eが加えられるため、ドア
が瞬間的に閉まってしまうという問題があった。
自動車用ドアロック装置では、シール反力Fと同等の引
き込み力Eをバネ104によってラッチ102に与えて
いるため、ドアを比較的軽い力で閉めることができるも
のの、ドアがある程度まで閉扉されたときラッチ102
に瞬間的に大きな引き込み力Eが加えられるため、ドア
が瞬間的に閉まってしまうという問題があった。
【0008】また、図10に示すように直線状のカム面
106が作用部107を回動させる場合、作用部107
の移動方向とカム面106の垂線が平行になったときに
最大効率となるが、ここでは作用部107の移動方向と
カム面106の垂線とが角度λで交差しているため効率
が悪くなり、バネ104のバネ定数を必要以上に大きく
しなければならないから、バネ104が更に大きくなる
という問題があった。
106が作用部107を回動させる場合、作用部107
の移動方向とカム面106の垂線が平行になったときに
最大効率となるが、ここでは作用部107の移動方向と
カム面106の垂線とが角度λで交差しているため効率
が悪くなり、バネ104のバネ定数を必要以上に大きく
しなければならないから、バネ104が更に大きくなる
という問題があった。
【0009】また、ラッチ102がフルラッチ位置へ回
動するに従い、カムレバー103の回転中心109と作
用部107の中心との寸法Lが減少するため、バネ10
4の長さが徐々に短くなって付勢力が徐々に減少したと
しても、作用部107には大きなラッチ回動トルクが得
られると記載されているが、実際にはカムレバー103
が回転したときに寸法Lはそれ程小さくならないので、
ドアを完全に閉めるためには、これまたバネ104のバ
ネ定数を大きくする必要がある。
動するに従い、カムレバー103の回転中心109と作
用部107の中心との寸法Lが減少するため、バネ10
4の長さが徐々に短くなって付勢力が徐々に減少したと
しても、作用部107には大きなラッチ回動トルクが得
られると記載されているが、実際にはカムレバー103
が回転したときに寸法Lはそれ程小さくならないので、
ドアを完全に閉めるためには、これまたバネ104のバ
ネ定数を大きくする必要がある。
【0010】更に、図8に示すように、ラッチ回動力は
引き込み力Eがシール反力Fと一致する位置Pを通過し
ないと得られないため、例えば乗員が車両を乗降する際
にドアを閉める力が弱いと、シール反力Fが作用して作
用部107が位置Pまで回動されなくなり、ハーフラッ
チ(反ドア)状態になってしまうという問題があった。
引き込み力Eがシール反力Fと一致する位置Pを通過し
ないと得られないため、例えば乗員が車両を乗降する際
にドアを閉める力が弱いと、シール反力Fが作用して作
用部107が位置Pまで回動されなくなり、ハーフラッ
チ(反ドア)状態になってしまうという問題があった。
【0011】また、図9に示した車両用ドアロック装置
では、一般的なオートクローズ機能と同様にクローズモ
ータ111によってラッチ110を回転させているが、
図8に示すようにドアをクローズさせるには、シール反
力F以上の回動トルクをクローズモータ111単独でラ
ッチ110に与える必要があり、クローズモータ111
の大型化及びコストアップを伴うという問題があった。
では、一般的なオートクローズ機能と同様にクローズモ
ータ111によってラッチ110を回転させているが、
図8に示すようにドアをクローズさせるには、シール反
力F以上の回動トルクをクローズモータ111単独でラ
ッチ110に与える必要があり、クローズモータ111
の大型化及びコストアップを伴うという問題があった。
【0012】更に、ドアパネル内にはウィンドウ昇降時
のスペースを確保しなければならないので、このスペー
スを避けた位置にドアロック装置を配設しなければなら
ない。そのため従来は、クローズモータ111をドアロ
ック装置本体から切り離し、連結棒(図示せず)でラッ
チ110と連結することによりラッチ110にクローズ
モータ111の駆動力を伝達しているので、部品点数が
増大してコストアップになるという問題があった。
のスペースを確保しなければならないので、このスペー
スを避けた位置にドアロック装置を配設しなければなら
ない。そのため従来は、クローズモータ111をドアロ
ック装置本体から切り離し、連結棒(図示せず)でラッ
チ110と連結することによりラッチ110にクローズ
モータ111の駆動力を伝達しているので、部品点数が
増大してコストアップになるという問題があった。
【0013】そこで、本発明の目的は上述した課題を解
消することであり、ドアが瞬間的に閉じられるのを防止
できると共に、ドアに加えられる閉鎖力に左右されるこ
となくドアを確実に閉めることができ、更にオートクロ
ーズモータを小型化して低コスト化を図ることが可能な
自動車用ドアロック装置を提供することである。
消することであり、ドアが瞬間的に閉じられるのを防止
できると共に、ドアに加えられる閉鎖力に左右されるこ
となくドアを確実に閉めることができ、更にオートクロ
ーズモータを小型化して低コスト化を図ることが可能な
自動車用ドアロック装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、自
動車本体又はドアのどちらか一方にストライカが設けら
れると共に、他方にドアロック本体が設けられ、前記ド
アロック本体に前記ストライカと係合するラッチが設け
られ、前記ラッチが前記ストライカと係合して第1の角
度だけ回転したときハーフラッチ状態となり、第2の角
度だけ回転したとき前記ストライカがロックされる自動
車用ドアロック装置において、前記ドアロック本体に回
動自在なカムレバーが設けられ、前記カムレバーの回転
に伴って前記カムレバーのカム面に追従するカムフォロ
ワが前記ラッチに設けられ、前記ラッチがハーフラッチ
状態になるまで前記カムレバーを前記ラッチ側に付勢す
る付勢手段が前記ドアロック本体に設けられ、前記ラッ
チがハーフラッチ状態若しくはそれ以前からフルラッチ
状態になるまで前記カムレバーを回転させる駆動手段が
前記ドアロック本体に設けられたことを特徴とする自動
車用ドアロック装置によって達成することができる。
動車本体又はドアのどちらか一方にストライカが設けら
れると共に、他方にドアロック本体が設けられ、前記ド
アロック本体に前記ストライカと係合するラッチが設け
られ、前記ラッチが前記ストライカと係合して第1の角
度だけ回転したときハーフラッチ状態となり、第2の角
度だけ回転したとき前記ストライカがロックされる自動
車用ドアロック装置において、前記ドアロック本体に回
動自在なカムレバーが設けられ、前記カムレバーの回転
に伴って前記カムレバーのカム面に追従するカムフォロ
ワが前記ラッチに設けられ、前記ラッチがハーフラッチ
状態になるまで前記カムレバーを前記ラッチ側に付勢す
る付勢手段が前記ドアロック本体に設けられ、前記ラッ
チがハーフラッチ状態若しくはそれ以前からフルラッチ
状態になるまで前記カムレバーを回転させる駆動手段が
前記ドアロック本体に設けられたことを特徴とする自動
車用ドアロック装置によって達成することができる。
【0015】この自動車用ドアロック装置は、カムレバ
ーが付勢手段によって付勢されて回転し、このカムレバ
ーによってカムフォロワが押圧されてラッチがハーフラ
ッチ状態になる。この後、付勢手段及び駆動手段によっ
てカムレバーが回転され、ラッチがフルラッチ状態にな
る。したがって、付勢手段はラッチをハーフラッチ状態
まで回転させるだけで済むので、付勢手段の付勢力を軽
減することができる。これによって、ドアに瞬間的に大
きな引き込み力が作用するのを防止して、ドアが瞬間的
に閉じられるのを防止することができる。
ーが付勢手段によって付勢されて回転し、このカムレバ
ーによってカムフォロワが押圧されてラッチがハーフラ
ッチ状態になる。この後、付勢手段及び駆動手段によっ
てカムレバーが回転され、ラッチがフルラッチ状態にな
る。したがって、付勢手段はラッチをハーフラッチ状態
まで回転させるだけで済むので、付勢手段の付勢力を軽
減することができる。これによって、ドアに瞬間的に大
きな引き込み力が作用するのを防止して、ドアが瞬間的
に閉じられるのを防止することができる。
【0016】また、ハーフラッチ状態又はそれ以前から
付勢手段及び駆動手段によってカムレバーが回転される
ので、駆動手段を小型化することができる。本発明の上
記目的は、前記ラッチがハーフラッチ状態に配置された
とき、前記ラッチの回転中心と前記カムフォロワの中心
とを結ぶ直線と、前記カム面に対して直角な直線とが9
0度以外の所定の角度をなすことを特徴とする自動車用
ドアロック装置によって達成することができる。
付勢手段及び駆動手段によってカムレバーが回転される
ので、駆動手段を小型化することができる。本発明の上
記目的は、前記ラッチがハーフラッチ状態に配置された
とき、前記ラッチの回転中心と前記カムフォロワの中心
とを結ぶ直線と、前記カム面に対して直角な直線とが9
0度以外の所定の角度をなすことを特徴とする自動車用
ドアロック装置によって達成することができる。
【0017】この自動車用ドアロック装置は、ハーフラ
ッチ状態のとき、カムレバーのカム面をカムフォロワと
所定の角度で当接させることにより、カムレバーの回転
力をラッチの回転力に転換することができる。これによ
って、ハーフラッチ状態でラッチが停止した場合でも、
駆動手段でカムレバーを介してラッチをフルラッチ状態
まで回転させることができる。したがって、乗員が乗降
する際にドアに加えられる力が小さくても、半ドアにな
るのを防止してドアを確実に閉めることができる。
ッチ状態のとき、カムレバーのカム面をカムフォロワと
所定の角度で当接させることにより、カムレバーの回転
力をラッチの回転力に転換することができる。これによ
って、ハーフラッチ状態でラッチが停止した場合でも、
駆動手段でカムレバーを介してラッチをフルラッチ状態
まで回転させることができる。したがって、乗員が乗降
する際にドアに加えられる力が小さくても、半ドアにな
るのを防止してドアを確実に閉めることができる。
【0018】また、本発明の上記目的は、前記駆動手段
の動作中に前記ドアの開扉用ハンドルが操作されたと
き、前記駆動手段が停止して初期位置まで復帰すること
を特徴とする自動車用ドアロック装置によって達成する
ことができる。この自動車用ドアロック装置は、乗員が
ドアの開扉用ハンドルを操作することにより、ドアに異
物が挟み込まれたまま閉じられるのを防止することがで
きる。
の動作中に前記ドアの開扉用ハンドルが操作されたと
き、前記駆動手段が停止して初期位置まで復帰すること
を特徴とする自動車用ドアロック装置によって達成する
ことができる。この自動車用ドアロック装置は、乗員が
ドアの開扉用ハンドルを操作することにより、ドアに異
物が挟み込まれたまま閉じられるのを防止することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用ドア
ロック装置の実施形態について、図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る自動車用ドアロック装置の構成
図、図2は図1のA矢視図、図3は本発明に係る自動車
用ドアロック装置の作用(1/3)を説明する図、図4
は本発明に係る自動車用ドアロック装置の作用(2/
3)を説明する図、図5は本発明に係る自動車用ドアロ
ック装置のラッチの位置とシール反力及び引き込み力の
関係を示す図、図6は本発明に係る自動車用ドアロック
装置の作用(3/3)を説明する図である。
ロック装置の実施形態について、図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る自動車用ドアロック装置の構成
図、図2は図1のA矢視図、図3は本発明に係る自動車
用ドアロック装置の作用(1/3)を説明する図、図4
は本発明に係る自動車用ドアロック装置の作用(2/
3)を説明する図、図5は本発明に係る自動車用ドアロ
ック装置のラッチの位置とシール反力及び引き込み力の
関係を示す図、図6は本発明に係る自動車用ドアロック
装置の作用(3/3)を説明する図である。
【0020】図1に示すように、本発明による自動車用
ドアロック装置(以下ドアロック装置という)1は、自
動車本体(図示せず)にドアロック本体11が取り付け
られ、ドアにストライカ12が取り付けられている。な
お、図1はドアの全開状態を示す。ドアロック本体11
は、ベースプレート13を貫通して中心軸14が回転自
在に取り付けられている。中心軸14には、ベースプレ
ート13の片側面に配置されたラッチ15と、その反対
側面に配置された胴部16が取り付けられている。ラッ
チ15には、回転時にストライカ12を係合する係合溝
17が設けられている。また、胴部16には、支持ロッ
ド18を介してカムフォロワ19が取り付けられてい
る。
ドアロック装置(以下ドアロック装置という)1は、自
動車本体(図示せず)にドアロック本体11が取り付け
られ、ドアにストライカ12が取り付けられている。な
お、図1はドアの全開状態を示す。ドアロック本体11
は、ベースプレート13を貫通して中心軸14が回転自
在に取り付けられている。中心軸14には、ベースプレ
ート13の片側面に配置されたラッチ15と、その反対
側面に配置された胴部16が取り付けられている。ラッ
チ15には、回転時にストライカ12を係合する係合溝
17が設けられている。また、胴部16には、支持ロッ
ド18を介してカムフォロワ19が取り付けられてい
る。
【0021】胴部16の上方にはカムレバー20が配置
され、このカムレバー20がベースプレート13に中心
軸21で回動自在に取り付けられている。カムレバー2
0の先端にはピン22が殖設され、このピン22に引張
バネ23の一方のフック24が係止されている。引張バ
ネ23の他方のフック25は、ベースプレート13のピ
ン26に係止されている。そして、カムレバー20は引
張バネ23の引張力で常時ラッチ15側に付勢されてい
る。
され、このカムレバー20がベースプレート13に中心
軸21で回動自在に取り付けられている。カムレバー2
0の先端にはピン22が殖設され、このピン22に引張
バネ23の一方のフック24が係止されている。引張バ
ネ23の他方のフック25は、ベースプレート13のピ
ン26に係止されている。そして、カムレバー20は引
張バネ23の引張力で常時ラッチ15側に付勢されてい
る。
【0022】カムレバー20の下端面には、第1カム面
27及び第2カム面28が連続的に形成されている。こ
れらの第1カム面27及び第2カム面28に、ラッチ1
5に設けられたカムフォロワ19が当接する。第1カム
面27及び第2カム面28については、後述する。ベー
スプレート13の図中左端部には、サブベースプレート
30が立設されている。サブベースプレート30には、
図2に示すようにモータユニット31が取り付けられて
いる。モータユニット31は、駆動手段であるモータ3
2が設けられ、モータ32の回転軸33にウォーム34
が嵌合されている。ウォーム34には、第1ギヤ35が
歯合されている。第1ギヤ35の中心軸36には、ペー
スプレート13の反対側に位置する第2ギヤ37が取り
付けられている。このモータユニット31には、モータ
32の制御部(図示せず)が設けられている。
27及び第2カム面28が連続的に形成されている。こ
れらの第1カム面27及び第2カム面28に、ラッチ1
5に設けられたカムフォロワ19が当接する。第1カム
面27及び第2カム面28については、後述する。ベー
スプレート13の図中左端部には、サブベースプレート
30が立設されている。サブベースプレート30には、
図2に示すようにモータユニット31が取り付けられて
いる。モータユニット31は、駆動手段であるモータ3
2が設けられ、モータ32の回転軸33にウォーム34
が嵌合されている。ウォーム34には、第1ギヤ35が
歯合されている。第1ギヤ35の中心軸36には、ペー
スプレート13の反対側に位置する第2ギヤ37が取り
付けられている。このモータユニット31には、モータ
32の制御部(図示せず)が設けられている。
【0023】一方、ベースプレート13のサブベースプ
レート30が立設された面の裏面に、支持プレート38
が立設されている。この支持プレート38には、扇形ギ
ヤ39の中心部が中心軸40で回動自在に取り付けられ
ている。扇形ギヤ39は、第2ギヤ36に噛合されてい
る。また、扇形ギヤ39の上端面には係止片41が設け
られ、この係止片41がカムレバー20のピン22に摺
動自在に係止されている。
レート30が立設された面の裏面に、支持プレート38
が立設されている。この支持プレート38には、扇形ギ
ヤ39の中心部が中心軸40で回動自在に取り付けられ
ている。扇形ギヤ39は、第2ギヤ36に噛合されてい
る。また、扇形ギヤ39の上端面には係止片41が設け
られ、この係止片41がカムレバー20のピン22に摺
動自在に係止されている。
【0024】さて、カムレバー20の第1カム面27
は、図3に示すように曲率半径Rの円弧状に形成されて
おり、円弧の長さはL1である。また、第2カム面28
は長さL2の直線状に形成されており、その延長線がカ
ムレバー20の中心軸21を通っている。そして、ドア
の全開位置においては、第1カム面27の開始端にラッ
チ15のカムフォロワ19が配置され、第1カム面27
の曲率半径Rの中心がラッチ15の中心軸14に一致し
ている。
は、図3に示すように曲率半径Rの円弧状に形成されて
おり、円弧の長さはL1である。また、第2カム面28
は長さL2の直線状に形成されており、その延長線がカ
ムレバー20の中心軸21を通っている。そして、ドア
の全開位置においては、第1カム面27の開始端にラッ
チ15のカムフォロワ19が配置され、第1カム面27
の曲率半径Rの中心がラッチ15の中心軸14に一致し
ている。
【0025】このドアロック装置1においては、ドアの
全開時には、ストライカ12がラッチ15の係合溝17
から離れた位置に配置されている。そして、上述のよう
にラッチ15のカムフォロワ19が、カムレバー20の
第1カム面27の開始端に配置されている。このときに
は、第1カム面27の曲率半径Rの中心がラッチ15の
中心軸14に一致しているので、カムレバー20に作用
する引張バネ23の付勢力は、中心軸14とカムフォロ
ワ19の中心を結ぶ直線上に作用している。つまり、カ
ムフォロワ19には、ラッチ15の中心軸14方向に押
圧する付勢力だけが作用し、ラッチ15を回転させる付
勢力は作用していないので、ラッチ15は全開位置に停
止している。
全開時には、ストライカ12がラッチ15の係合溝17
から離れた位置に配置されている。そして、上述のよう
にラッチ15のカムフォロワ19が、カムレバー20の
第1カム面27の開始端に配置されている。このときに
は、第1カム面27の曲率半径Rの中心がラッチ15の
中心軸14に一致しているので、カムレバー20に作用
する引張バネ23の付勢力は、中心軸14とカムフォロ
ワ19の中心を結ぶ直線上に作用している。つまり、カ
ムフォロワ19には、ラッチ15の中心軸14方向に押
圧する付勢力だけが作用し、ラッチ15を回転させる付
勢力は作用していないので、ラッチ15は全開位置に停
止している。
【0026】ドアが全開位置から閉扉方向に移動する
と、図4に示すようにストライカ12がラッチ15の係
合溝17に挿入される。この後、ストライカ12の移動
に伴って係合孔17の側壁が図中左側に押圧され、ラッ
チ15及びカムフォロワ19が時計方向に回転する。そ
うすると、カムフォロワ19に当接しているカムレバー
20が、引張バネ23によって下側に付勢されて反時計
方向に回転する。
と、図4に示すようにストライカ12がラッチ15の係
合溝17に挿入される。この後、ストライカ12の移動
に伴って係合孔17の側壁が図中左側に押圧され、ラッ
チ15及びカムフォロワ19が時計方向に回転する。そ
うすると、カムフォロワ19に当接しているカムレバー
20が、引張バネ23によって下側に付勢されて反時計
方向に回転する。
【0027】ここで、図5に示すように、ドアが閉扉さ
れるときには、ラッチ15にウェザーストリップなどの
シール反力Fが作用する。このシール反力Fは、ドアが
全閉位置に近ずくほど大きくなる。そして、ドアを全閉
にするためには、最大シール反力F1以上の引き込み力
が必要になる。一方、ドアが閉扉を開始してラッチ15
が回転しても、カムフォロワ19がカレバー20の第1
カム面27に当接している間は、引張バネ23の付勢力
によるドアの引き込み力Eは「0」である。ラッチ15
の回転が進んで、カムフォロワ19が第2カム面28に
当接すると、引張バネ23の付勢力がカムレバー20を
介してラッチ15を回転させる力に変換され、ラッチ1
5に引き込み力Eが発生する。
れるときには、ラッチ15にウェザーストリップなどの
シール反力Fが作用する。このシール反力Fは、ドアが
全閉位置に近ずくほど大きくなる。そして、ドアを全閉
にするためには、最大シール反力F1以上の引き込み力
が必要になる。一方、ドアが閉扉を開始してラッチ15
が回転しても、カムフォロワ19がカレバー20の第1
カム面27に当接している間は、引張バネ23の付勢力
によるドアの引き込み力Eは「0」である。ラッチ15
の回転が進んで、カムフォロワ19が第2カム面28に
当接すると、引張バネ23の付勢力がカムレバー20を
介してラッチ15を回転させる力に変換され、ラッチ1
5に引き込み力Eが発生する。
【0028】そして、図4に示すようにカムレバー20
の回転が進むにしたがって、ラッチ15の中心軸14と
カムフォロワ19を結ぶ直線と、第2カム面28とのな
す角度δが小さくなり、引き込み力Eが増大する。但
し、カムレバー20の回転が進むにしたがって引張バネ
23の付勢力が小さくなるので、引き込み力Eの増大率
は、ラッチ15が全閉位置に近ずくほど小さくなる。
の回転が進むにしたがって、ラッチ15の中心軸14と
カムフォロワ19を結ぶ直線と、第2カム面28とのな
す角度δが小さくなり、引き込み力Eが増大する。但
し、カムレバー20の回転が進むにしたがって引張バネ
23の付勢力が小さくなるので、引き込み力Eの増大率
は、ラッチ15が全閉位置に近ずくほど小さくなる。
【0029】ラッチ15がハーフラッチ状態の直前から
所定の位置Sまでの範囲H内に配置されたときに、引き
込み力Eがシール反力Fより大きくなるように引張バネ
23のバネ定数が設定されている。この範囲Hでは、ラ
ッチ15が引張バネ23によって付勢され、パッキンの
シール反力Fに対抗して時計方向に回転される。そし
て、ラッチ15が所定の位置Sに配置されたときに、シ
ール反力Fと引張バネ23の引き込み力Eが一致する。
所定の位置Sまでの範囲H内に配置されたときに、引き
込み力Eがシール反力Fより大きくなるように引張バネ
23のバネ定数が設定されている。この範囲Hでは、ラ
ッチ15が引張バネ23によって付勢され、パッキンの
シール反力Fに対抗して時計方向に回転される。そし
て、ラッチ15が所定の位置Sに配置されたときに、シ
ール反力Fと引張バネ23の引き込み力Eが一致する。
【0030】このように、シール反力Fと引張バネ23
の引き込み力Eが一致した後、モータ23によって扇形
ギヤ39を駆動してラッチ15を回転させることによ
り、ドアを全閉することができる。但し、ウェザースト
リップ、ドア及び自動車本体の構成部品、ドアロック本
体11の構成部品は、自動車毎に寸法や組立位置にばら
つきがあるので、本実施形態ではこれらのばらつきを考
慮して、位置Sより前のハーフラッチ状態からモータ2
3を回転させるようになっている。
の引き込み力Eが一致した後、モータ23によって扇形
ギヤ39を駆動してラッチ15を回転させることによ
り、ドアを全閉することができる。但し、ウェザースト
リップ、ドア及び自動車本体の構成部品、ドアロック本
体11の構成部品は、自動車毎に寸法や組立位置にばら
つきがあるので、本実施形態ではこれらのばらつきを考
慮して、位置Sより前のハーフラッチ状態からモータ2
3を回転させるようになっている。
【0031】つまり、ドアが全開位置からハーフラッチ
位置まで閉扉される間は、ラッチ15が引張バネ23に
よって回転され、ハーフラッチ状態からフルラッチ状態
までは、引張バネ23とモータ32の両方によってラッ
チ15が回転されるようになっている。図4に示すよう
に、ラッチ15がハーフラッチ状態に配置されたときに
は、カムフォロワ19と中心軸14を結んだ直線と、第
2カム面28に対して直角な直線とが90度より小さな
所定角度θを形成する。これによって、ハーフラッチ時
には、カムレバー20の回転力がラッチ15の時計方向
の回転力に変換されるようになっている。
位置まで閉扉される間は、ラッチ15が引張バネ23に
よって回転され、ハーフラッチ状態からフルラッチ状態
までは、引張バネ23とモータ32の両方によってラッ
チ15が回転されるようになっている。図4に示すよう
に、ラッチ15がハーフラッチ状態に配置されたときに
は、カムフォロワ19と中心軸14を結んだ直線と、第
2カム面28に対して直角な直線とが90度より小さな
所定角度θを形成する。これによって、ハーフラッチ時
には、カムレバー20の回転力がラッチ15の時計方向
の回転力に変換されるようになっている。
【0032】ラッチ15がハーフラッチ状態に配置され
ると、これが適宜な検出手段によって検出され、モータ
32(図2)が回転する。モータ32の回転力は、ウォ
ーム34、第1ギヤ35及び第2ギヤ37を介して扇形
ギヤ39に伝達され、扇形ギヤ39が時計方向に回転す
る。扇形ギヤ39が時計方向に回転すると、図6に示す
ように扇形ギヤ39の上端面に取り付けられた係止片4
1によってカムレバー20のピン22が下側に押圧さ
れ、カムレバー20が反時計方向に回転する。そして、
カムレバー20の第2カム面28によって、ラッチ15
のカムフォロワ19が図中右側に押圧され、ラッチ15
が時計方向に回転する。
ると、これが適宜な検出手段によって検出され、モータ
32(図2)が回転する。モータ32の回転力は、ウォ
ーム34、第1ギヤ35及び第2ギヤ37を介して扇形
ギヤ39に伝達され、扇形ギヤ39が時計方向に回転す
る。扇形ギヤ39が時計方向に回転すると、図6に示す
ように扇形ギヤ39の上端面に取り付けられた係止片4
1によってカムレバー20のピン22が下側に押圧さ
れ、カムレバー20が反時計方向に回転する。そして、
カムレバー20の第2カム面28によって、ラッチ15
のカムフォロワ19が図中右側に押圧され、ラッチ15
が時計方向に回転する。
【0033】ラッチ15がハーフラッチ状態から第2の
角度βだけ回転すると、ドアが全閉状態となりストライ
カ12がそれ以上移動不可能になる。これによって、ラ
ッチ15が回転不可能になり、モータ32が停止する。
このドアロック装置1においては、モータ32が回転し
てドアが閉扉されている途中で、ドア開扉用のインナハ
ンドル又はアウタハンドルが操作されたときには、モー
タ32が停止して初期位置まで逆転し、ドアがハーフラ
ッチ位置まで戻される。これによって、ドアと自動車本
体との間に異物が挟まれたままドアが強引に閉じられる
のを、乗員の意志によって防止することができる。
角度βだけ回転すると、ドアが全閉状態となりストライ
カ12がそれ以上移動不可能になる。これによって、ラ
ッチ15が回転不可能になり、モータ32が停止する。
このドアロック装置1においては、モータ32が回転し
てドアが閉扉されている途中で、ドア開扉用のインナハ
ンドル又はアウタハンドルが操作されたときには、モー
タ32が停止して初期位置まで逆転し、ドアがハーフラ
ッチ位置まで戻される。これによって、ドアと自動車本
体との間に異物が挟まれたままドアが強引に閉じられる
のを、乗員の意志によって防止することができる。
【0034】このドアロック装置1においては、上述の
ようにラッチ15がドアの全開位置からハーフラッチ状
態までは引張バネ23によって回転され、ハーフラッチ
状態からフルラッチ状態までは、引張バネ23とモータ
32によってラッチ15が回転される。したがって、こ
のドアロック装置1は、従来のように引張バネ単独でラ
ッチを全開位置からフルラッチ位置まで回転させる場合
に比べて、引張バネ23のバネ定数を小さくすることが
でき、これによって、ドアがある程度まで閉じられたと
きに瞬間的に大きなバネ力が加わって、瞬間的にドアが
閉じられるのを防止することができる。
ようにラッチ15がドアの全開位置からハーフラッチ状
態までは引張バネ23によって回転され、ハーフラッチ
状態からフルラッチ状態までは、引張バネ23とモータ
32によってラッチ15が回転される。したがって、こ
のドアロック装置1は、従来のように引張バネ単独でラ
ッチを全開位置からフルラッチ位置まで回転させる場合
に比べて、引張バネ23のバネ定数を小さくすることが
でき、これによって、ドアがある程度まで閉じられたと
きに瞬間的に大きなバネ力が加わって、瞬間的にドアが
閉じられるのを防止することができる。
【0035】また、乗員が乗降する際にドアを閉める力
がシール反力Fより弱かったとしても、ラッチ15はモ
ータ32によってハーフラッチ状態からフルラッチ状態
まで回転されるので、ドアがハーフラッチ状態、すなわ
ち、半ドアの状態で停止してしまうのを防止することが
できる。更に、このドアロック装置1は、ハーフラッチ
状態からフルラッチ状態までラッチ15を引張バネ23
とモータ32の両方で回転させるので、従来のようにモ
ータ単独でラッチを全開状態からフルラッチ状態まで回
転させる場合に比べて、モータ32を小型化してコスト
ダウンを図ることができる。
がシール反力Fより弱かったとしても、ラッチ15はモ
ータ32によってハーフラッチ状態からフルラッチ状態
まで回転されるので、ドアがハーフラッチ状態、すなわ
ち、半ドアの状態で停止してしまうのを防止することが
できる。更に、このドアロック装置1は、ハーフラッチ
状態からフルラッチ状態までラッチ15を引張バネ23
とモータ32の両方で回転させるので、従来のようにモ
ータ単独でラッチを全開状態からフルラッチ状態まで回
転させる場合に比べて、モータ32を小型化してコスト
ダウンを図ることができる。
【0036】このようにして、モータ32を小型化する
ことによって、モータ32をドアロック本体11に取り
付けることができるので、従来のようにモータをドアロ
ック本体から離して配置し、連結棒によってモータとラ
ッチとを連結する場合に比べて、部品点数を削減してコ
ストダウンを図ることができる。なお、上述の実施形態
ではドアロック本体11を自動車本体に取り付け、スト
ライカ12をドアに取り付けたが、これは逆でも良い。
また、モータユニット31は、ウィンドウの昇降に支障
がない限り、室外側又は室内側の任意の側に配置するこ
とができる。更に、本発明は自動車用のドアロック装置
以外にも、各種のドアロックに適用することができる。
ことによって、モータ32をドアロック本体11に取り
付けることができるので、従来のようにモータをドアロ
ック本体から離して配置し、連結棒によってモータとラ
ッチとを連結する場合に比べて、部品点数を削減してコ
ストダウンを図ることができる。なお、上述の実施形態
ではドアロック本体11を自動車本体に取り付け、スト
ライカ12をドアに取り付けたが、これは逆でも良い。
また、モータユニット31は、ウィンドウの昇降に支障
がない限り、室外側又は室内側の任意の側に配置するこ
とができる。更に、本発明は自動車用のドアロック装置
以外にも、各種のドアロックに適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の自動車
用ドアロック装置は、カムレバーが付勢手段によって回
転され、このカムレバーによってカムフォロワが押圧さ
れてラッチがハーフラッチ状態になり、この後付勢手段
と駆動手段の両方でカムレバーが回転されてラッチがフ
ルラッチ状態になる。
用ドアロック装置は、カムレバーが付勢手段によって回
転され、このカムレバーによってカムフォロワが押圧さ
れてラッチがハーフラッチ状態になり、この後付勢手段
と駆動手段の両方でカムレバーが回転されてラッチがフ
ルラッチ状態になる。
【0038】したがって、付勢手段はラッチをハーフラ
ッチ状態まで回転させるだけの付勢力で済むので、付勢
手段を小さくすることができ、これによって、ドアが瞬
間的に閉じられるのを防止することができる。また、駆
動手段の駆動力がカムレバーに作用しているときに、同
時に付勢手段の付勢力も作用しているので、駆動手段を
小型化することができ、コストダウンを図ることができ
る。
ッチ状態まで回転させるだけの付勢力で済むので、付勢
手段を小さくすることができ、これによって、ドアが瞬
間的に閉じられるのを防止することができる。また、駆
動手段の駆動力がカムレバーに作用しているときに、同
時に付勢手段の付勢力も作用しているので、駆動手段を
小型化することができ、コストダウンを図ることができ
る。
【0039】また、請求項2の自動車用ドアロック装置
は、ラッチがハーフラッチ状態に配置されたとき、前記
ラッチの回転中心と前記カムフォロワの中心とを結ぶ直
線と、前記カム面に対して直角な直線とが90度以外の
所定の角度をなすので、ハーフラッチ状態のとき、カム
レバーの回転力をラッチの回転力に転換することができ
る。これによって、ドアを閉める力が弱くてハーフラッ
チ状態でラッチが停止した場合でも、駆動手段でカムレ
バーを回転させることにより、ラッチをフルラッチ状態
まで回転させてドアを確実に閉めることができる。
は、ラッチがハーフラッチ状態に配置されたとき、前記
ラッチの回転中心と前記カムフォロワの中心とを結ぶ直
線と、前記カム面に対して直角な直線とが90度以外の
所定の角度をなすので、ハーフラッチ状態のとき、カム
レバーの回転力をラッチの回転力に転換することができ
る。これによって、ドアを閉める力が弱くてハーフラッ
チ状態でラッチが停止した場合でも、駆動手段でカムレ
バーを回転させることにより、ラッチをフルラッチ状態
まで回転させてドアを確実に閉めることができる。
【0040】請求項3の自動車用ドアロック装置は、駆
動手段の動作中にドアの開扉用のハンドルが操作された
とき、前記駆動手段が停止して初期位置まで復帰するの
で、ドアに異物が挟み込まれたまま閉扉されるようなこ
とを乗員の意志で防止することができる。
動手段の動作中にドアの開扉用のハンドルが操作された
とき、前記駆動手段が停止して初期位置まで復帰するの
で、ドアに異物が挟み込まれたまま閉扉されるようなこ
とを乗員の意志で防止することができる。
【図1】本発明に係る自動車用ドアロック装置の構成図
である。
である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明に係る自動車用ドアロック装置の作用
(1/3)を説明する図である。
(1/3)を説明する図である。
【図4】本発明に係る自動車用ドアロック装置の作用
(2/3)を説明する図である。
(2/3)を説明する図である。
【図5】本発明に係る自動車用ドアロック装置のラッチ
の位置とシール反力及び引き込み力の関係を示す図であ
る。
の位置とシール反力及び引き込み力の関係を示す図であ
る。
【図6】本発明に係る自動車用ドアロック装置の作用
(3/3)を説明する図である。
(3/3)を説明する図である。
【図7】従来の第1例に係る自動車用ドアロック装置を
示す図である。
示す図である。
【図8】従来のラッチの位置とシール反力及び引き込み
力の関係を示す図である。
力の関係を示す図である。
【図9】従来の第2例に係る自動車用ドアロック装置を
示す図である。
示す図である。
【図10】従来の第1例に係る自動車用ドアロック装置
の作用を説明する図である。
の作用を説明する図である。
1 ドアロック装置 11 ドアロック本体 12 ストライカ 14 中心軸 15 ラッチ 19 カムフォロワ 20 カムレバー 23 引張バネ 27 第1カム面 28 第2カム面 32 モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車本体又はドアのどちらか一方にス
トライカが設けられると共に、他方にドアロック本体が
設けられ、 前記ドアロック本体に前記ストライカと係合するラッチ
が設けられ、 前記ラッチが前記ストライカと係合して第1の角度αだ
け回転したときハーフラッチ状態となり、ハーフラッチ
状態から第2の角度βだけ回転したとき前記ストライカ
がロックされてフルラッチ状態となる自動車用ドアロッ
ク装置において、 前記ドアロック本体に回動自在なカムレバーが設けら
れ、 前記カムレバーの回転に伴って前記カムレバーのカム面
に追従するカムフォロワが前記ラッチに設けられ、 前記カムレバーを回転方向に付勢する付勢手段が前記ド
アロック本体に設けられ、 前記ラッチがハーフラッチ状態若しくはそれ以前の状態
からフルラッチ状態になるまで、前記付勢手段と共に前
記カムレバーに回転力を加える駆動手段が前記ドアロッ
ク本体に設けられたことを特徴とする自動車用ドアロッ
ク装置。 - 【請求項2】 前記ラッチが前記第1の角度αまで回転
したとき、前記ラッチの回転中心と前記カムフォロワの
中心とを結ぶ直線と、前記カム面と前記カムフォロワの
接点と前記カムフォロワの中心とを結ぶ直線とが90°
以外の所定の角度θをなすことを特徴とする請求項1記
載の自動車用ドアロック装置。 - 【請求項3】 前記駆動手段が動作中に前記ドアの開扉
用ハンドルが操作されたとき、前記駆動手段が停止して
初期位置まで復帰することを特徴とする請求項1記載の
自動車用ドアロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4619796A JPH09235926A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 自動車用ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4619796A JPH09235926A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 自動車用ドアロック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09235926A true JPH09235926A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12740360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4619796A Pending JPH09235926A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 自動車用ドアロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09235926A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002054156A1 (en) * | 2000-12-30 | 2002-07-11 | Dongjin Semichem Co., Ltd. | Method of controlling photoresist stripping process and regenerating photoresist stripper composition based on near infrared spectrometer |
| WO2002054155A1 (en) * | 2000-12-30 | 2002-07-11 | Dongjin Semichem Co., Ltd. | Method of controlling metallic layer etching process and regenerating etchant for metallic layer etching process based on near infrared spectrometer |
| JP2012149471A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Mitsui Kinzoku Act Corp | 車両用ドアクローザ装置 |
-
1996
- 1996-03-04 JP JP4619796A patent/JPH09235926A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002054156A1 (en) * | 2000-12-30 | 2002-07-11 | Dongjin Semichem Co., Ltd. | Method of controlling photoresist stripping process and regenerating photoresist stripper composition based on near infrared spectrometer |
| WO2002054155A1 (en) * | 2000-12-30 | 2002-07-11 | Dongjin Semichem Co., Ltd. | Method of controlling metallic layer etching process and regenerating etchant for metallic layer etching process based on near infrared spectrometer |
| US7112795B2 (en) | 2000-12-30 | 2006-09-26 | Dong Jin Semichem Co., Ltd. | Method of controlling metallic layer etching process and regenerating etchant for metallic layer etching process based on near infrared spectrometer |
| CN100474125C (zh) | 2000-12-30 | 2009-04-01 | 东进半导体化学株式会社 | 基于近红外分光计控制光致抗蚀剂剥离过程的方法和再生光致抗蚀剂剥离剂成分的方法 |
| JP2012149471A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Mitsui Kinzoku Act Corp | 車両用ドアクローザ装置 |
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