JPH09235930A - 第二部材に取り付けられた掛け金を締結するために第一部材に取り付けられるのに適した掛止具 - Google Patents

第二部材に取り付けられた掛け金を締結するために第一部材に取り付けられるのに適した掛止具

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JPH09235930A
JPH09235930A JP9014037A JP1403797A JPH09235930A JP H09235930 A JPH09235930 A JP H09235930A JP 9014037 A JP9014037 A JP 9014037A JP 1403797 A JP1403797 A JP 1403797A JP H09235930 A JPH09235930 A JP H09235930A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第二部材に取り付けられた掛け金を締結する
ための第一部材に取り付けられるのに適した掛止具を提
供する。 【解決手段】 掛止具は、基部材と、該基部材に接続さ
れたスリーブ部材と、該スリーブ部材内に受容され延出
または引込まれる摺動部材とを具備する。スリーブ部材
はカム機構が回転可能に受容される開口を備え、カム機
構から摺動部材に設けられたカム開口へと延びるカム部
材が設けられる。掛止具は、カム開口内でカム部材を動
かして摺動部材を延出または引込むためにカム機構を回
転するのに適した旋回手段を有し、また、摺動部材が掛
け金に締結されたときに基部材に対してスリーブ部材を
付勢するために付勢部材内に閉じ込められた付勢部材を
有する。掛止具は、摺動部材の延出または引込量が増大
しており、スリーブ部材に設けられた開口内にカム機構
を保持するのに適しており、強度を増したカム機構を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概して掛止具に関
し、特に、二つの部材を引き寄せて互いに取り付けるの
に用いられる掛止具に関する。
【0002】
【従来の技術】二つの部材、例えば、二つのパネルを引
き寄せて互いに取り付けるように作動する商業的に入手
可能な多くの掛止具がある。パネルは、幾つかを挙げる
と、携帯可能な囲い、梱包ケース、道具ケース、運搬ケ
ース、折り畳みテーブル、トランク、他の容器である。
概して、上記掛止具は二つの別々の構成要素からなり、
各々が各パネルに取り付けられる。例えば、一方のパネ
ルが容器の蓋であり、他方のパネルが容器本体である。
上記掛止具は緊密なシールを得るために用いられ、二つ
のパネル間に配置されたガスケットを圧縮するのに用い
られる。上記掛止具の例は、米国特許第2820995
号、第2853751号、第2853752号、第40
90727号、第4746151号に開示されており、
これらの内容は本願に含まれるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の掛止具で見られ
る一つの特徴的な問題は、形状が大きいものが多く、掛
止具を用いることができる利用形態をかなり制限してし
まうことである。例えば、上記掛止具は、掛止具を取り
付ける領域が限られた領域しかない場合の利用において
用いるのには適していない。更に、多くの掛止具は、掛
止具の外観が重要な感心事である利用で用いるには、い
かにも『工業的な外見』過ぎることが多い。例えば、ア
ーネストシュリュータ(Earnest Schleuter) に対する米
国特許第2820995号には一つの掛止具が開示され
ており、ここでは、ばね部材31に取り付けられ、次い
で、第一パネル10に取り付けられたブラケット16に
取り付けられる掛け金部材36を具備するばね付勢リン
クロック掛止具(spring loaded link lock fastener(商
標名))を開示している。摺動プレート部材42は掛け金
部材36内に受容され、それぞれのパネルの互いの掛止
のための第二パネル12へ取り付けられた掛け金48と
係合するために、ボルト60の回転により延出または引
き込まれる。掛け金部材36をブラケット16に締結す
ることに加えてばねブラケット31は、パネルを掛止さ
れた位置に取り付ける作動をする付加的な降状力を提供
する。
【0004】従来の掛止具で見られる他の問題は、掛止
具の延出量または『掴持範囲』が制限されるということ
である。例えば、米国特許第2820995号では、掛
け金部材36は、掛け金48と係合するためのボルト6
0の回転により特定量だけ延出するのに適している。同
様に、カイランブッシュ(Kieran Busch)およびキュイラ
ーホエン(Cuyler Hoen) に対する特許であり、本発明の
譲受人に再譲渡された米国特許第4090727号に
は、掛け金部材または摺動部材40が設けられ、掛け金
10と係合するための三つの相互ロックディスク部材5
0、55および61の回転により特定量だけ延出する。
しかしながら、多くの利用形態において、掛け金部材ま
たは摺動部材により提供される延出量または『掴持範
囲』は十分ではない。例えば、一つの例は、ラッチの
『掴持範囲』を越えて掛け金を配置する厚いガスケット
を用いることが所望である場合の利用形態である。
【0005】従来の技術における更に他の問題は、装置
の機械強度に関する。例えば、米国特許第409072
7号には、上述したように、作動中において、摺動部材
40は、三つのディスク部材50、55および61の回
転により移動される。この構成では、ディスク部材50
は、スリーブ部材31の開口37内に載置され、リベッ
ト70により残りの二つのディスク部材55、61に接
続される。更に、ディスク部材50および55は、各
々、互いにディスク部材を配置するために、これらの上
面から延び且つディスク部材55および61の対応する
開口内へ延びるボスをそれぞれ備える。作動において
は、三つのディスク部材は、摺動部材40を延出または
引き込むためにリベット70の周りで回転可能である。
一つの欠点は、ディスク部材50がスリーブ部材31の
開口37内において載置された位置から動いてしまい、
ラッチの全体強度が低下し、様々な構成要素の損傷や装
置の完全な欠陥を招く可能性があるということである。
更に、他の欠点は、摩擦抵抗が増大するために、ラッチ
を作動するためのディスク部材の回転が困難になるとい
うことである。他の欠点は、下方ディスク部材50と中
間ディスク部材55とがディスク部材間におけるボスと
対応する開口との間の接続を分離し、解放し、結果とし
て、ラッチの欠陥を招くということである。概して、ラ
ッチ作動におけるこのような問題は、例えば、装置にか
かった過剰な負荷から生じ、ディスク部材が回転される
と、または、負荷状態下にあるとき、またはラッチ自体
に直接接触することから、装置の作動中に生じる。
【0006】本発明は、上述を鑑み、従来の技術の欠点
を克服するために開発された。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は第二部材に取り
付けられた掛け金を締結するために第一部材に取り付け
られるのに適した掛止具を提供する。本発明によれば、
掛止具は、基部材と、該基部材に接続されるスリーブ部
材と、スリーブ部材内に受容されて延出または引き込ま
れる摺動部材とを具備する。摺動部材は、回転可能にカ
ム手段が受容される開口を備える。また、カム手段から
延び且つ摺動部材に設けられたカム開口へ延びるカム部
材が設けられる。また、掛止具は、摺動部材を延出また
は引き込むためにカム手段を回転してカム開口内でカム
部材を移動させるのに適した旋回手段を有する。また、
掛止具は、摺動部材が掛け金に締結されたときに、基部
材に対して摺動部材を付勢するための、基部材内に収め
られた付勢手段を有する。更に、掛止具は、摺動部材の
延出量または引込み量を増大するための増大手段を具備
する。更に、掛止具は、摺動部材に設けられた開口内に
カム手段を保持するための保持手段を有する。また、掛
止具は、強度が増したカム手段を有する。
【0008】本発明の目的は新規の掛止具を提供するこ
とにある。本発明の他の目的はコンパクトなデザイン
で、掛止された位置で二つのパネルを取り付けるのに十
分な量の力を提供する掛止具を提供することにある。更
に、本発明の他の目的は摺動部材の『掴持範囲』を増大
した掛止具を提供することにある。更に、本発明の他の
目的は、作動中にスリーブ部材内の載置位置にカム機構
を保持するのに適した掛止具を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、強度および耐久性を増したカ
ム機構を有する掛止具を提供することにある。本発明の
これらおよび他の目的は、以下の説明および添付の図面
から明らかであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を詳細に参照する。図
面では幾つかの図面を通して同一の参照番号は同一の構
成要素を示しており、図1は本発明の一つの実施形態で
あるファスナ、即ち、掛止具の斜視図である。図示した
掛止具10は、その一部として、基部材12と、スリー
ブ部材14と、摺動部材16と、カム手段18と、カム
部材20と、旋回手段22とを有する。掛止具10のこ
れら部分については後段にて詳細に説明する。
【0010】図1に示したように、掛止具10は第一部
材100に接続するのに適する。上述したように、第一
部材100は容器の本体部分のようなパネルや閉じ具な
どである。掛止具10は基部材12により第一部材10
0に取り付けられる。基部材12はねじや接着剤のよう
な他の適切な取付け手段により第一パネル100に取り
付けられる。図2の分解図に明示したように、本実施形
態の基部材12は、該基部材12を一対のねじ(図示せ
ず)によって第一パネル100へ取り付けるために、基
部材12を貫通する穴24を備えた底部プレートを有す
る。また、基部材12は、該基部材12の底部分の両側
部にそれぞれに互いに向かい合った側部分26および2
8を有する。各側部分26および28は、それぞれ該側
部分26および28を貫通する穴30および32を有
し、これら穴30および32を通って長いピン34が止
められる。本実施形態のピン34は、その端部の一方に
側部分26の外側に位置するヘッドを、他方に向かい合
った側部分28の外側に位置して金槌で打たれる部分と
を有する。
【0011】スリーブ部材14は、一体部分として、上
面38と、下面40と、中央部分42と、本実施形態で
は丸められた長い管状部分44を具備する接続部分とを
有する。ピン34の軸部が管状部分44に嵌められるた
め、スリーブ部材14はヒンジ止めされてピン34周り
で回転可能である。スリーブ部材14はピン34と管状
部分44とを具備するヒンジ手段により基部材12に対
して枢動可能とされる。
【0012】また、図3の正面図に明示したように、ス
リーブ部材14は、その両側部にスリーブ部分46およ
び48を形成する丸められた二つの側縁フランジを具備
するスリーブを有する。図2に示すように、スリーブ部
材14は、その中央部分42に、スリーブ部材14を貫
通する中央の円形の開口50を有し、この開口50は盛
り上がったボス部分52により中心を規定され、仮想上
の中心を有する。また、スリーブ部材14は、図3に明
示したように、開口50からスリーブ部材の前端まで延
びる通路53を下面40に有する。
【0013】摺動部材16は、スリーブ部材14の側部
にある二つのスリーブ部分46および48に嵌まり、側
部にあるスリーブ部分46および48内で摺動する。摺
動部材16は、スリーブ部分46および48により形成
された摺動部内を長手方向へ動かされる。図2に示すよ
うに、摺動部材16は概して長方形の部材であり、一端
で実質的に丸められてフック状のリップ部分54を形成
している。摺動部材16の平坦部分は、この平坦部分1
6を貫通する長いカム開口56を有する。また、摺動部
材16の平坦部分を貫通する略U字形状の第二開口58
が設けられて、可撓性および弾性を有する舌片60が形
成されており、この舌片60はその端部に隣接した小さ
な盛り上がったボス62を有する。ボス62は、摺動部
材16がスリーブ部材14内で長手方向へ動かされてい
る間、通路53内に載置されている。
【0014】カム手段18はスリーブ部材14の開口5
0内に開口50で回転可能に受容され、カム部材20は
カム手段18から摺動部材16のカム開口56内へと延
び、これは以下で十分詳しく説明する。
【0015】本実施形態の旋回手段22は、断面が略正
方形の内方へ突出して互いに向かい合ったフィンガー6
4および66を有する取っ手を具備し、これらフィンガ
ー64および66は、カム手段18が回転できるよう後
述のようにカム手段18内に適合する。
【0016】本発明では、カム手段18は米国特許第2
820995号および第2853751号に開示された
タイプのような少なくとも一つのディスク部材を具備す
るのが好ましく、更には、積み重ねられて相互に接続さ
れた一連の三つのディスク部材が設けられた米国特許第
4090727号に開示されたタイプのような二つ以上
のディスク部材を具備するのが好ましい。例として本実
施形態では、図2に三つのディスク部材68、70およ
び72を具備するカム手段18を示した。
【0017】図4に示すように、第一ディスク部材68
は平面図で見ると丸く、その直径は、スリーブ部材14
の開口50に嵌まるようにスリーブ部材14の開口50
の直径よりも僅かばかり小さいのが好ましい。第一ディ
スク部材68は、一対の穴74および76と、突出した
小さなボス78とを具備することが好ましい。更に、第
一ディスク部材68は、図5の側面図において鎖線で示
したように、ボス78に整列した窪み80をボス78の
反対側に有する。本実施形態では、摺動部材16におけ
る舌片60のボス62は、摺動部材16が引き込まれた
ときに戻止めとして穴76に取り外し可能に嵌まる。図
4に示すように、穴76の形状は丸く、ディスク部材6
8を貫通して延びているが、穴76はディスク部材68
を貫通して延びていない窪みを具備することも可能であ
る。また、穴76の位置は摺動部材16のボス62の位
置によって変わり、また選択可能には、ボス62が設け
られていなかったり、ボス62が窪み80と係合するの
で穴76が必要なかったりしたときには、穴76を省略
することも可能である。更に、本実施形態の穴74の形
状は略丸いが、他の形状の穴74を用いることも可能で
ある。
【0018】図6に示した第二ディスク部材70も平面
図で見ると丸く、その直径は第一ディスク部材68の直
径よりも僅かばかり大きいのが好ましい。本実施形態の
第二ディスク部材70は、スリーブ部材14のボス52
の上部に載っているが、開口50内にはない。第二ディ
スク部材70は穴82を有し、この穴82は本実施形態
の穴74と同じ形状および大きさである。尚、この限定
は必ずしも必要ではない。また、第二ディスク部材70
は、盛り上がった小さなボス84を有し、また、このボ
ス84の裏側に図7の側面図では鎖線で示した小さな窪
み86を有する。第一ディスク部材68のボス78は、
第二ディスク部材70の窪み86に適合する。選択可能
には、小さな窪み86は第二ディスク部材70を完全に
貫通して延びる穴を具備することも可能である。また、
図6に示したように、第二ディスク部材70は互いに反
対側に位置する窪み88および90を有し、これら窪み
88および90に旋回手段22のフィンガー64および
66が受容される。
【0019】図8に示すように、第三ディスク部材72
は、好ましくは、スプリングメタルのような可撓性を有
する材料、例えば、スプリングスチール製の金属シート
で、穴92を有しており、本実施形態の穴92は、穴7
4および82と同じ直径である。尚、この限定は必ずし
も必要ではない。また、第三ディスク部材72は小さな
穴94、または選択可能には、窪みを有し、これに第二
ディスク部材70のボス84が嵌まる。更に、第三ディ
スク部材72は、図9に明示するように、穴92と穴9
4との間において第三ディスク部材72の中心軸線に沿
って僅かばかり曲がっているのが好ましい。第三ディス
ク部材72は旋回手段22を所定位置に保持すると共
に、略正方形のフィンガー64および66に付勢圧力を
かけて旋回手段を平らになった位置または持ち上がった
位置のいずれかに戻す。
【0020】三つのディスク部材68、70および72
は、図1の線A−Aに沿った断面図である図10に示し
たように、ボス78および84がそれぞれ窪み86およ
び穴94に嵌まって相互にロックされ、これら三つのデ
ィスク部材が一つの単位として一緒に回転する。
【0021】図2に示した本実施形態のカム部材20
は、ヘッド98と概して長い軸部104とを有するリベ
ットを具備する。図10に明示するように、リベットの
大きくなったヘッド98は十分に大きいため、ヘッド9
8の直径が摺動部材16の長いカム開口56の幅よりも
大きく、リベットがカム開口56から抜けるのが防止さ
れる。リベット軸部104はカム開口56を通って突出
し、また、互いに整列した穴74、82および92を通
って突出して三つのディスク部材を通る。ヘッド98の
反対側にあるリベットの頂部が金槌で打たれ、第三ディ
スク部材の穴92の上方で大きなヘッドを形成し、三つ
のディスク部材68、70および72を一緒にまとめて
保持する。旋回手段22を回転すると、カム部材20が
摺動部材16のカム開口56内で動いてスリーブ部材1
4の開口50の仮想上の中心周りで回転し、以下で詳述
するように、摺動部材16が予め定められた量だけ出た
り引っ込んだりする。また、例えば、カム部材がディス
ク部材を接続するのに必要なかったり、一つのディスク
部材だけがカム手段を具備するような場合には、本発明
のカム部材が第一ディスク部材を貫通して延びずにカム
部材を第一ディスク部材に取り付けることもできる。
【0022】上記掛止具10の部品は従来の技術で製造
でき、金属シートから型抜き加工された商業的に入手可
能な材料からなる。
【0023】本発明では、摺動部材16の予め定められ
た出し入れ量を増大させる増大手段が設けられる。本実
施形態の増大手段は、第一ディスク部材68とカム部材
20との相互作用により提供される。第一ディスク部材
68を貫通する穴74は第一ディスク部材68の中心よ
りも周辺部の近くに配置され、また、カム部材20の軸
部104は、第一ディスク部材68の中心よりも周辺部
の近くに配置される。この作動は以下で説明する。
【0024】摺動部材16が飛び出した位置から説明す
ると、第二部材103に取り付けられた掛け金102に
摺動部材16のフック状のリップ部分54が係合するよ
うにスリーブ部材14をヒンジ手段の周りで回転するよ
うに動作する。尚、第二部材103は、例えば、容器の
蓋の一部である。図11に示すように、掛け金102
は、適切な取付け手段により第二部材103に取り付け
られた掛け金プレート部分と、湾曲して丸められたフッ
ク状の掛け金リップ部分とを具備する。本実施形態の平
坦な掛け金プレート部分は、ねじや他の取付け手段によ
り第二部材103に取り付ける目的で、掛け金プレート
部分を貫通する二つの穴を備える。また、掛け金102
は突出部材や他の形状の掛け金でもよい。摺動部材16
が掛け金102に係合したあとで、下向きにラッチを直
接見て時計回りに旋回手段22を回転する。また、ディ
スク部材の中心が共通の仮想線にのるようにディスク部
材が整列された状態で、カム部材20が三つのディスク
部材の仮想上の中心周りで時計回りに回転される。カム
部材20のリベット軸部104がカム開口56を押し、
カム作用によりスリーブ部材14のスリーブ部分46お
よび48の案内路内へ摺動部材16が引き込まれる。回
転運動の最終段階では、摺動部材16は図10に示され
た位置に完全に引き込まれ、摺動部材16のボス62は
第一ディスク部材68の窪み78内へと動く。リベット
軸部104の位置が第一ディスク部材68の中心よりも
周辺部に近いため、摺動部材16が飛び出した位置から
完全に引き込まれた位置へとカム部材20により動かさ
れるときのスリーブ部分46および48の案内路内にお
ける摺動部材16の移動距離は増している。完全に引き
込まれた位置では、掛け金102のフック状の端部分は
摺動部材16のフック状のリップ部分54で止められ
る。
【0025】掛止具10を解除するためには操作を逆に
行い、特に、旋回手段22を反時計回りに回転し、カム
部材20のリベット軸部104を回転させ、カム作用に
より摺動部材16を飛び出した位置に移動し、また、窪
み80をボス62から回転する。上記したロック手順と
同様に、リベット軸部104の位置が第一ディスク部材
68の中心よりも周辺部に近いために、摺動部材16が
カム部材20により完全に引き込まれた位置から飛び出
した位置へと動かされるときのスリーブ部分46および
48内における摺動部材16の移動距離は増している。
【0026】図12には、掛止具10に関する多重ディ
スク部材のカム手段の他の例を示した。本実施形態のカ
ム手段18は、三つのディスク部材68A、70Aおよ
び72Aを具備する。形状の上では、図示した第一ディ
スク部材68Aは、上述したディスク部材68に対応し
ているため、ここでは説明しない。
【0027】図13に示した第二ディスク部材70Aは
スプリングスチール製の金属シートのような十分に可撓
性を有する材料であることが好ましく、第二ディスク部
材70Aを貫通するスロット82Aを有しており、この
スロット82Aは本実施形態では実質的に丸くなった形
状を有する。作用上、スロット82Aは、カム部材を受
容するための上述した第二ディスク部材70の穴82に
相当する。また、第二ディスク部材70Aは第二スロッ
ト86Aを有しており、この第二スロット86Aは、本
実施形態では実質的に丸くなった形状を有する。作用
上、第二スロット86Aは、第一ディスク部材から延び
るボスを受容するための第二ディスク部材70の窪み8
6に対応する。また、第二ディスク部材70Aは、好ま
しくは、丸い形状の穴84Aと、実質的に正方形の形状
の互いに反対側に位置する一対の側部延在部88Aおよ
び90Aとを有する。更に、好ましくは、第二ディスク
部材70Aは、図14の側面図に示すように、スロット
82Aとスロット86Aとを二分割する第二ディスク部
材70Aの中央軸線に沿って僅かばかり曲げられてい
る。
【0028】図12に示した第三ディスク部材72Aは
上面図で見て丸く、第三ディスク部材72Aを貫通する
穴92Aを有し、この穴92Aは、本実施形態では丸い
形状を有し、カム部材を受容するための上述した第三デ
ィスク部材72の穴92に対応する。また、第三ディス
ク部材72Aは、その周辺部に下方へ延びるフランジ4
3Aを有し、このフランジ43Aは、本実施形態では実
質的に正方形の形状の互いに反対側に位置する一対の窪
み88Bおよび90B(図12では90Bのみが見え
る)を有し、この窪み88Bおよび90Bには、旋回手
段の実質的に正方形のフィンガーと、第二ディスク部材
70Aの側部延在部88Aおよび90Aとが嵌まる。第
三ディスク部材72Aの側部の窪み88Bおよび90B
は、旋回部材を所定位置に保持し、第二ディスク部材7
0Aの側部延在部88Aおよび90Aは実質的に正方形
のフィンガーへ付勢圧力をかけて旋回手段を平坦な位置
または持ち上げられた位置のいずれかに戻す。また、第
三ディスク部材72Aは、図15の底面図および図16
の側面図に示すように、その下面から延びる小さな盛り
上がったボス94Aを有し、このボス94Aは、第二デ
ィスク部材70Aの穴84A内に嵌まる。
【0029】第一ディスク部材68Aのボス78Aと第
三ディスク部材72Aのボス94Aとが、それぞれ第二
ディスク部材70Aのスロット86Aと穴84Aとに嵌
まることにより、三つのディスク部材68A、70Aお
よび72Aが一つの単位として共に回転するように相互
ロックされる。三つのディスク部材68A、70Aおよ
び72Aの残りの作用は、ディスク部材68、70、7
2についての上述の説明に対応する。
【0030】本実施形態の他の局面では、カム機構が回
転されたときにそのカム機構をスリーブ部材の開口内に
保持するための手段が提供される。本実施形態のこの特
徴を説明するために、掛止具110の分解斜視図を示し
た図17を参照し、ここでの掛止具110は、本実施形
態のカム手段の一つの実施形態を有する。分かり易くす
るために、掛止具10に関して説明した部品に対応する
掛止具110の部品については、参照番号100で始ま
る同じ参照番号を用いて説明する。掛止具10について
説明したのと同様に、本実施形態のこの局面におけるカ
ム手段は、少なくとも一つのディスク部材を具備し、好
ましくは、図2および図12で示したタイプのように二
つ以上のディスク部材を具備する。例として図17に示
すように、カム手段118は、掛止具10について説明
したディスク部材68、70および72と同様な三つの
ディスク部材168、170および172を具備する。
ディスク部材168、170および172において異な
る点は、第一ディスク部材168の形状と、カム部材1
20を受容する穴174、182および192の位置と
である。特に、本実施形態の第一ディスク部材168
は、第一ディスク部材168が取り付けられたときに、
スリーブ部材114の開口150に隣接したスリーブ部
材114の下面140と係合する手段を有する。図17
に示すように、本実施形態のこの係合手段は、第一ディ
スク部材168の下面に隣接した第一ディスク部材16
8の周辺部から径方向外方へ延びるフランジ175を具
備する。好ましくは、フランジ175は、第一ディスク
部材168の周囲部周りにおいて予め定められた範囲に
延在しており、本実施形態では図18の平面図に示すよ
うに、フランジ175は、第一ディスク部材168の全
周にわたり延在する。フランジ175は第一ディスク部
材168の増大した直径を有する領域を形成し、第一デ
ィスク部材168は、カム開口150の内縁およびスリ
ーブ部材114の下面140と第一ディスク部材168
が係合することにより、スリーブ部材114の開口15
0内にカム手段118を保持する働きをする。特に、図
10に示したのと同様の線に沿った図19の断面図に示
すように、フランジ175の上面177は、カム手段1
18が取り付けられたときに、スリーブ部材114の下
面140に隣接して位置するが、必ずしも下面140と
係合する必要はない。本実施形態では、図17に示すよ
うに、スリーブ部材114の底部から上方へ第一ディス
ク部材168を挿入して、下面140から上面138の
方向へと開口150を通すことにより取付けが行われ
る。掛止具10について説明したのと同様に、三つのデ
ィスク部材168、170および172は、これらディ
スク部材を貫通して延びる互いに整列した穴174、1
70および172を通って延びるカム部材120により
相互接続される。更に、図18に示すように本実施形態
では、第一ディスク部材168用の穴174の位置は、
第一ディスク部材168の中心よりも周辺部に近い。
尚、この限定は必ずしも必要ではない。特に、第一ディ
スク部材168を貫通する穴174の位置は、例えば、
第一ディスク部材168の中心からその周辺部まで延在
する位置であればいかなる場所でもよい。同様に、第一
ディスク部材168を貫通して延びる穴174と整列す
るように配置される残りのディスク部材170および1
72についても同じことがあてはまる。更に、第一ディ
スク部材68について上述したように、第一ディスク部
材168において、穴176の位置を変えたり、省略す
ることも選択可能である。
【0031】作用上、フランジ175の上面177は、
スリーブ部材114の下面140に係合し、カム手段1
18の位置を維持するのに適しており、また、支持面と
しても機能する。上述したように、従来の装置では、第
一ディスク部材は、ラッチが負荷状態下にあるときに、
スリーブ部材内における該第一ディスク部材の位置から
出されてしまう。概して、従来の装置では、第一ディス
ク部材の移動は、カム部材の位置の反対側の端部におい
て最も多く見られた。本実施形態では、フランジ175
とスリーブ部材114の下面140との係合によって、
従来の装置では移動が生じてしまうような状況において
も、第一ディスク部材168の移動が防止される。
【0032】掛止具110の残りの部品および作用は、
掛止具10について既に詳述したものと同じであり、簡
略化するために本実施形態については説明しない。
【0033】図20および図21には、掛止具110に
関する第一ディスク部材の第二実施形態を示した。本実
施形態の第一ディスク部材268は、第一ディスク部材
268の周辺部の周りに部分的にのみ延在する一つのタ
ブ275を備え、このタブ275は穴274の概ね反対
側に配置される。図示したように、タブ275は周辺部
の周りに略45°の角度にわたり延在しているが、それ
よりも小さくまたは大きく第一ディスク部材268の周
辺部の周りに延在してもよい。更に、本実施形態では、
タブ275の位置は、上述したように従来の装置におけ
る第一ディスク部材の移動が、カム部材の反対側のディ
スク部材の位置で最も多く生じるため、穴274の略反
対側に位置する。しかしながら、タブ275を所望によ
り第一ディスク部材268の周辺部に沿って他の位置に
設けることも可能である。更に、本実施形態では、示し
たタブ275の形状は概ね丸くなっているが、この限定
は必ずしも必要ではなく、タブ275を他の形状とする
ことも可能である。
【0034】図22および図23には、掛止具110に
関する第一ディスク部材の他の実施形態を示した。本実
施形態では、穴374の略反対側に位置し且つ第一ディ
スク部材368の周辺部から延びる二つのタブ375お
よび376が設けられている。図示したように、これら
タブ375および376は、約45°の角度互いに離間
しており、略正方形の形状である。本実施形態では、二
つのタブ375および376を示したが、同じ目的で、
例えば、一つ、二つ、三つなど、タブをいくつ設けても
よい。また、これらタブをいかなる特定の大きさおよび
形状とすることもでき、更に、これらタブをディスク部
材の周辺部に沿った所望の位置、またはディスク部材の
周辺部に沿って互いに離間した位置に配置することもで
きる。例えば、三つのタブを設け、第一および第三のタ
ブを互いに約180°離して配置し、第二のタブを第一
のタブと第三のタブとの概ね中間でカム部材の反対側に
配置することが可能である。更に、第一および第三のタ
ブ部材をタブ375、376と同様の形状とし、第二の
タブ部材をタブ275に対応した形状としてもよい。こ
の例は例示のみを目的として記載したものであり、多く
の可能な変更を制限するものではない。
【0035】上述した第一ディスク部材268および3
68は、スリーブ部材の底部から上方へといった第一デ
ィスク部材168と同様な形式で、或いは選択可能に
は、タブ部分の特別な形状によっては可能である場合に
は下向きにスリーブ部材の方へといった形式で取り付け
られる。
【0036】上述したように、本発明の他の局面によれ
ば、強度および耐久性を高めたカム機構が提供される。
米国特許第4090727号のように一つ以上のディス
ク部材を備えた従来の装置では、ラッチが負荷状態下に
あるときにディスク部材が互いに分離し、互いから離れ
てしまい、装置の欠陥を引き起こす可能性がある。例と
して、本発明の特徴を掛止具10に関して説明する。図
2を参照すると、一つの実施形態によれば、カム手段4
18は、ディスク部材68および70の代わりのディス
ク部材468と第三ディスク部材72とを組み合わせる
ことにより提供される。ディスク部材468を一つの部
品からなる構造とし、多ディスク部材が互いから分離し
且つ互いから離れてしまうといった従来の技術における
問題点を解決することに有利性がある。ディスク部材4
68の特徴的な形状は図24〜図26に明示した。本実
施形態では、第一ディスク部材468は、互いに一体的
に接続された下方ディスク469と上方ディスク471
とを形成する。
【0037】図24に示した下方ディスク469は底面
図で見ると概ね丸く、カム部材を受容するための穴47
4と窪み476とを有する。図24および図26に示し
たように、穴474は実質的に丸い形状をしているが、
他の形状でもよい。また、図示した窪み476は、下方
ディスク469を完全に貫通して延びる穴を具備しても
よく、選択可能には、省略することも可能である。本実
施形態では、摺動部材の舌片のボスは、摺動部材が引き
込まれたときに、戻り止めとして窪み476に取り外し
可能に嵌まる。
【0038】図26に示した上方ディスク471は平面
図で見ると丸く、本実施形態では、その直径は下方ディ
スク469の直径よりも大きい。また、上方ディスク4
71は、下方ディスク469へと延び且つその中間部分
を通る概ね丸い空洞489を有する。本実施形態では、
また、上方ディスク471は、下方ディスク471と係
合して上方ディスクと下方ディスクとの間の接続を強化
する四つの支持部材490を空洞489に有する。ま
た、図24に示したように、下方ディスク469は四つ
の支持部材490の位置の概ね反対側に四つの窪み49
2を有するが、所望により窪み492を省略することも
できる。また、上方ディスク471は互いに反対側に位
置する一対の側部窪み488Bおよび490Bを備え、
これら側部窪み488Bおよび490Bは、本実施形態
では略正方形の形状をしており、旋回手段の略正方形の
フィンガーを受容する。ディスク部材468は従来の技
術で製造可能であり、金属から押出成形された商業的に
入手可能な材料で製造可能である。本実施形態では、図
2に示したディスク部材72を貫通する穴94は必要な
く、省略することができる。
【0039】本実施形態のディスク部材468は、上方
ディスク471がスリーブ部材の上面と係合するまで、
下方ディスク469を下方へとスリーブ部材の開口に挿
入することにより取り付けられる。残りの作動は上述と
同様である。
【0040】また、本発明のカム手段418は、上述し
た特徴の一方あるいは両方、即ち、摺動部材の予め定め
られた延出量または引込み量を増大する手段、またはス
リーブ部材の開口内にカム手段を保持する手段の一方あ
るいは両方を有する。掛止具10についての上述と同様
に、下方ディスク469を通る穴474とカム部材との
相互作用による増大手段を設けることができ、特に、穴
474の位置は下方ディスク469の中央部よりも下方
ディスク469の周辺部に近い。更に、掛止具110に
ついて上述したのと同様に、スリーブ部材とディスク部
材468との相互作用による保持手段を設けることもで
きる。例示のみを目的として、図27〜図29には、上
述の各特徴を有するディスク部材468Aが示されてい
る。尚、後述する二つの特徴のいずれか一方を有する実
施形態も選択可能である。
【0041】本実施形態の下方ディスク469Aは下方
ディスク469Aの周辺部の周りに部分的に延在する一
つのタブ475Aを有し、このタブ475Aは穴474
Aの略反対側に配置される。しかしながら、一つのタブ
475Aを示したが、ディスク部材268および368
について上述したように、所望の形状の一つ以上のタブ
を設け、下方ディスク469Aの周辺部に沿った所望の
位置に配置することもできる。本実施形態では、スリー
ブ部材の底面とタブ475Aとの相互作用により、カム
手段418Aがスリーブ部材の開口内に保持される。更
に、スリーブ部材と上方ディスク471Aとの相互作用
は、カム手段418Aの位置を維持する更なる手段を提
供する。特に、図28に示したように、上方ディスク4
71Aの下面473Aは、カム手段418Aが回転され
たときに、スリーブ部材の上面と係合するのに適してい
る。更に、図29に示したように、本実施形態では、上
方ディスク471Aはタブ475Aに隣接して窪み49
1Aを備えているが、所望により窪み491Aを省くこ
ともできる。
【0042】図27および図29に示すように、本実施
形態の増大手段は、下方ディスク469Aの中心部より
も周辺部近くに配置された穴474Aを有する下方ディ
スク469Aにより提供される。従って、更に、図2で
はディスク部材72で示した頂部ディスク部材は、穴4
74Aと整列するように配置された穴92を備え、各穴
474Aおよび92それぞれを通してカム部材を受容す
る。上述したように、カム部材と下方ディスク469A
との相互作用は、カム手段418Aが回転されたときの
摺動部材の延出量または引込み量を増大する。ディスク
部材468Aの残りの特徴は、ディスク部材468につ
いて上述で引用したものと同様である。
【0043】本発明の他の局面では、掛止具を狭い領域
に取り付けられるようにコンパクトなデザインである
が、適切な掛止に対して十分な力を提供する掛止具が提
供される。本発明の特徴によれば、図30は一つの実施
形態である掛止具510の側面図である。図示した掛止
具510は、その一部として、基部材512と、スリー
ブ部材514と、付勢手段515と、摺動部材516
と、カム手段518と、カム部材520と、旋回手段5
22とを有する。本実施形態では、摺動部材516およ
び旋回手段522の形状および作動は掛止具10につい
て説明したものと同じであるため、ここでは説明しな
い。カム手段518およびカム部材520は、カム手段
18、118、218、318または418、および上
述の関連したカム部材、または本発明の背景技術で言及
した従来の特許に開示されたような上記目的に適した従
来の構成のいずれかを具備する。例示としてではある
が、本実施形態では、カム手段518はカム手段218
に一致するため、更には説明しない。
【0044】図31の平面図に示した基部材512は、
その底部分から上方へ延びる少なくとも一つ、好ましく
は二つのボス517および519を有する。また、ボス
517および519は、側面図である図32に鎖線で示
すように、略環状でフック形状の端部分を有する(51
9のみが図では見られる)。本実施形態では、ボス51
7および519は概ね長方形であり、基部材512の底
部分の一部を曲げ上げることにより形成されている。し
かしながら、所望によりいかなる形状のボス517およ
び519を設けることもでき、または、基部材512の
底部分に取り付ける分離した部材として設けることもで
きる。更に、同じ目的で幾つのボスを設けてもよい。基
部材512は、更に、互いに向かい合った側部分526
および528それぞれを貫通する二つの傾斜した概ね長
い形どられたスロット530および532を有する。本
実施形態のスロット530および532は、上方のコー
ナーの近くから前端へ向けて底部分に対して約40°の
角度で下方へ傾斜して延びる。しかしながら、スロット
530および532を所望の角度に傾斜させることもで
きるが、好ましい範囲は30°〜50°の間である。
【0045】図30の線B−Bに沿った断面図である図
33に示したように、スリーブ部材514はヒンジ手段
により基部材512へ枢動可能に接続されている。掛止
具10について上述したのと同様に、ヒンジ手段は、ピ
ン534と、スリーブ部材514の管状部分544とを
具備する。更に、ピン534は、好ましくは、一方の端
部にヘッド536を、反対側の端部に金槌で打たれる部
分536Aを有し、これらは各々、基部材512のスロ
ット530および532を通って互いに向かい合った側
部分526および528の外側に配置される。更に、ピ
ン534はスリーブ部材514を接続するために管状部
分544内に受容される。本実施形態の管状部分544
は、スリーブ部材514の全幅にわたり延在せず、スリ
ーブ部材14の管状部分44についての構成とは異な
る。特に、スリーブ部材514の互いに向かい合った側
部分の各々は、略正方形の開口550を形成する管状部
分544に隣接して内方へ段になっている。
【0046】図34(a)および図34(b)に示すよ
うに、本実施形態の付勢手段515は、他の適切な材料
を用いることも可能であるが、好ましくは、ステンレス
スチールのような金属製の捩じりばねである。本実施形
態の捩じりばね515は、好ましくは、二つの巻き部分
521および523と、これら巻き部分521および5
23の間に延在する略U字形状の部分525と、巻き部
分521および523の互いに反対側に位置する端部か
ら延びる一対の端部分527および529とを具備す
る。尚、図示していないが、幾つかを挙げると、異なる
形状の捩じりばねを設けたり、巻き部分の数を変えた
り、各巻き部分における巻き数を変えたりといったよう
に、捩じりばね515を変更することも可能である。主
に考慮すべきは、取り付けられたときの捩じりばね51
5が、例えば本実施形態のように、基部材512の実質
的に外側境界内に配置されるということである。
【0047】図30の線C−Cに沿った断面図である図
35に示すように、取り付けられたときのピン534は
二つの巻き部分521および523内に嵌まり、U字形
状の部分525は基部材512の底部分から上方へ延び
る二つのボス517および519と係合する。図33に
明示したように、二つの巻き部分521および523
は、スリーブ部材514の略正方形の開口550内に配
置される。図35に示すように、好ましくは、捩じりば
ね515の互いに反対側に位置する端部分527および
529は、基部材512の前の方へ延び、また、互いに
向かい合った側部分526および528と基部材512
の底部分とを付勢するように配置される。更に、端部分
527および529は、側面図である図34(b)に示
したように、その終端部で僅かばかり曲げられている。
【0048】掛止具510が掛止されていない位置にあ
るときには、好ましくは、ピン534は、図30に示す
ように、基部材512の上方コーナー近くのスロット5
30および532の最も上端に当接して配置される。
【0049】作動においては、掛止具510が掛け金で
掛止されたとき、捩じりばね515の力は、パネルを互
いにしっかり止めておくための付加的な掛止力を提供す
るのに適している。摺動部材516が引き込まれて掛け
金で掛止されると、ピン534は、好ましくは、基部材
512の底部分の方向へ下方へ捩じりばね515の付勢
に逆らってスロット530および532において移動す
る。ピン534と接続されているために、巻き部分52
1および523もまたピン534の移動と同じ方向へ移
動せしめられる。同様に、捩じりばね515の互いに向
き合った端部分527および529が、巻き部分521
および523の移動と同時に、基部材512の前縁部5
69の方へ前方へと移動せしめられる。捩じりばね51
5のU字形状部分525はボス517および519によ
り所定位置に保持され、U字形状部分525の前方への
移動は防止されている。完全に掛止された位置では、好
ましくは、ピン534は、スロット530および532
の最も上端と最も下端との間に位置する。概して、掛止
具510に対する掛け金の位置は、掛止具510が完全
に掛止された位置にあるとき、スロット530および5
32内におけるピン534の位置を決定する。更に、掛
止具510により提供される力の量が、基部材512内
におけるスロット530および532の角度および/ま
たは長さを変えることにより増大させたり減少させたり
できる。掛け金の特徴的な形状は、掛け金102につい
て説明したものと同じである。
【0050】掛止具510のロック状態を解除するとき
には、上述した流れを逆転し、ピン534の位置がスロ
ット530および532の最も上端へ向かっての捩じり
ばね515の付勢力により移動せしめされる。
【0051】概して、上述した掛止具510の作動は、
米国特許第2820995号に示された作動と同様であ
る。しかしながら、本発明の設計の一つの利点は、捩じ
りばね515が基部材512の境界内に完全に収まって
いることである。特に、捩じりばね515は二つの互い
に向かい合った側部分526および528の間において
基部材512内に配置されている。上述したように、米
国特許第2820995号に示されたタイプの掛止具
は、掛止具自体から外へ延びるばねの構成を有してお
り、掛止具の大きさが大きくなったり、掛止具の全体的
な外観に悪影響を及ぼしたりしている。むしろ、本実施
形態では、捩じりばね515が基部材512の外側境界
内に収まっているので、掛止具の全体の大きさまたは
『跡』が低減され、より狭い領域に掛止具を取り付ける
ことが可能となり、且つ、装置の美観を改善できる。他
の利点は、スリーブ部材514および基部材512がピ
ン534により接続され、掛止具510の全体の強度特
性が向上されるということである。
【0052】図36〜図48には、上述した付勢手段5
15の選択可能な実施形態を示した。これら実施形態の
各々に共通する特徴は、付勢手段が基部材の境界内に収
まるということである。以下の説明を簡潔にするため
に、図30〜図35に示したものと異なる部分のみを説
明する。
【0053】図36および図37には、図30の付勢手
段515の第一の選択可能な実施形態を示した。本実施
形態の付勢手段は、基部材612の底部分から上方へ延
びる片持ちばねを形成する弾性部材615を具備する。
本実施形態の弾性部材615は基部材612の底部分か
ら延び、且つ、基部材612の底部分と一体的に設けら
れているのが好ましいが、基部材612の底部分へ取り
付ける分離した構成要素として弾性部材615を提供す
ることもできる。弾性部材615が基部材612と一体
的な部分であるならば、掛止具の部品点数を減らせると
いう利点がある。更に、本実施形態での弾性部材615
は、概して長方形の形状をし、その全長に沿って概して
丸くなっているのが好ましい。弾性部材615は打抜加
工や鋳造などの従来の技術により形成することができ
る。
【0054】作動においては、スリーブ部材の管状部分
は、掛止具が掛止されたときに、その終端部に隣接した
弾性部材615と係合するのに適している。好ましく
は、スリーブ部材の形状は、スリーブ部材の全幅にわた
り延在する管状部分644を有し、これは掛止具10の
スリーブ部材14について上述したものと同様である。
【0055】図示していないが、基部材612の位置を
180°回転して、『外側へ張り出した(outboard)』構
成を提供することもできる。この状態におけるラッチの
作動は上述したのと同じ形態で生じる。
【0056】図38〜図48には上述した弾性部材61
5の変更例を示した選択可能な実施形態を示した。概し
て、図38〜図48は、基部材内に提供される弾性部材
の形状、配置、数を変えた幾つかの変更例を示してい
る。尚、以下の実施形態は例示のみを目的としており、
本発明の範囲および技術的思想内において可能な変更を
限定するものではない。
【0057】図38および図39には、略V字形状の弾
性部材615Aが示されている。
【0058】図40および図41には、弾性部材615
よりも僅かばかり狭くて長い弾性部材615Bが示され
ている。
【0059】図42および図43には、一対の弾性部材
615Cが示されている。このデザインにおける利点
は、付加的な弾性部材があるために付勢力が増大される
ことであり、二つの弾性部材615Cの配置は、作動中
にスリーブ部材を中央に維持する働きをする。
【0060】図44および図45には、梁型のリーフス
プリング形態を形成する概して傾斜した一対の弾性部材
615Dが示されている。特に、側面図である図45に
明示したように、弾性部材615Dは基部材の底部分か
ら概ねその中央部分まで上方へ傾斜し、それから、基部
材の底部分の方へ下方へ傾斜して戻る。作動において
は、スリーブ部材の管状部分は、弾性部材615Dの上
方へ傾斜したカーブ部と係合するのに適している。この
デザインにおける更なる利点は、付勢力が増すことであ
り、二重ばね構成は、作動中にスリーブ部材を中央に維
持する働きをする。
【0061】図46〜図48では、弾性部材615E
は、ばね鋼材のような好ましくは十分な弾性を有する材
料からなる分離した湾曲したリーフスプリングを具備
し、これは、底部分内に形成されたスロット613と係
合することにより基部材612へ保持される。特に、弾
性部材615Eの端部分616がスロット613へ挿入
される。所望により、湾曲した部分の形状のような弾性
部材615Eの特徴的な形状を変えることもできる。作
動においては、管状スリーブ部分は、弾性部材615E
の湾曲した部分と係合するのに適している。
【0062】付勢手段515の他の実施形態を図49に
示した。図49では、図30〜図35に示した掛止具5
10と掛止具710とが異なる点は、後述する付勢手段
と、スリーブ部材と、基部材との形状である。説明を簡
潔にするために、同様の部分は説明せず、図30に示し
たのと同じ参照番号を付した。
【0063】分解図である図49と正面図である図50
とに示したように、基部材712は、その底部分から上
方へ延びる少なくとも一つの、好ましくは、一対のボス
717および719を有し、図示したように、これら
は、基部材712内においてスロット730および73
2の方向へ後方へと傾斜している。本実施形態のボスは
概して断面が長方形であり、基部材712の曲げ上げら
れた部分から形成されている。しかしながら、ボス71
7および719を基部材712の底部分に取り付けられ
る分離した要素として提供することも可能であり、ま
た、適切であればいかなる断面形状でもよい。
【0064】本実施形態の付勢手段715は圧縮ばねと
して作用するエラストマー材料から形成される。エラス
トマー材料は、ポリウレタン、シリコン、熱可塑性エラ
ストマー、ウレタンプラスチック、EDPMゴムなど適
切な材料である。本実施形態では、正面図である図51
と平面図である図52とに示したように、エラストマー
の付勢手段715は概して長方形の形状で、その長手軸
線方向に沿ってその上端に形成された概して丸くされた
スロット716を有し、これは、図53に示したよう
に、スリーブ部材714の管状部分744と係合するの
に適している。図53は図19で示したのと同様の断面
図である。更に、好ましくは、エラストマーの付勢手段
715の頂面は、図53に示したように、丸くなったス
ロット716から下方へその前端の方向へテーパになっ
ており、次いで、ボス717および719と係合してエ
ラストマーの付勢手段715の前方への移動を防止す
る。更に、付勢手段715は基部材712の底部分に形
成された対応する開口内に受容されるその下面から延び
る少なくとも一つのボスを備え、これは、エラストマー
の付勢手段715の前方への移動に対しての更なる保持
力を提供する。本実施形態では、図51に示すように、
各々が概して長方形断面を有する三つのボス718が、
下面から延び且つ二列で配設されて設けられ、その一つ
のボスがエラストマーの付勢手段715の後端の中央
に、二つのボスがエラストマーの付勢手段715の前端
の各コーナーに設けられ、図50に明示するように、三
つの対応する開口720が基部材712の底部分に形成
され、三つのボスを受容する。しかしながら、適切な断
面形状を有するボスを幾つ設けても、また、エラストマ
ーの付勢手段715の底面のいかなる位置にボスを配置
し、次いで、基部材712の底部分に形成された対応す
る開口内に受容されるようにすることもできる。更に、
エラストマーの付勢手段715は、その上面に、その側
部分に隣接して互いに向き合って下方へ段になった部分
722を有し、これらは、スリーブ部材が回転されたと
きに、スリーブ部材の互いに向かい合ったスリーブ部分
を受容する。エラストマーの付勢手段715はその前端
部に半円形状の切欠き723を有し、穴724を通る基
部材712のねじ接続用の十分な空隙を与える。
【0065】捩じりばね付勢手段について上述したよう
に、エラストマーの付勢手段の重要な局面は、その付勢
手段が取り付けられたときに、付勢手段が基部材の実質
的に外側境界内に配置されるということである。従っ
て、本発明の範囲および技術的思想を逸脱することなく
図示したもの以外の形状とすることも可能である。
【0066】作動においては、エラストマーの付勢手段
715は、エラストマーの付勢手段715の湾曲部分と
管状部分744との係合によりスリーブ部材のばね保持
を提供する。エラストマー付勢手段の一つの利点は、従
来の設計の金属製ばねや上述の金属製の付勢手段よりも
増大した付勢力を得られるということである。更に、所
望によりラッチのばね率を増大したり低減したりするた
めに、エラストマー付勢手段の材料、硬さ、または形状
を変えることもできる。
【0067】図54〜図56には、図49に示した付勢
手段715の他の実施形態を示した。図54に示したよ
うに、本実施形態のエラストマー付勢手段815は概し
て長方形の部材で、その上面内には上述したスロット7
16と同様にその長手方向に沿って延びる実質的に丸く
されたスロット816を有する。しかしながら、一つの
異なる点は、エラストマー付勢手段815が、概して丸
くされたスロット816の互いに反対側に位置する端部
に一対の突起870を有するということであり、これら
は、図49に示したピン534を受容するのに適した貫
通穴を備える。図49に示したのと他に異なる点は、付
勢手段815と共に用いるのに適したスリーブ部材の特
別な形状が上述した図33に示したスリーブ部材514
の形状に相当し、管状部分544が二つの突起870の
間において概して丸くされたスロット816内に配置さ
れるということである。次いで、突起870はスリーブ
部材514に形成された正方形の開口550内に配置さ
れる。付勢手段815の残りの部分は上述の付勢手段7
15と同様である。また、例えば、その下面から延び且
つ上述の基部材712と同様な基部材の底部分に形成さ
れた対応の開口内に受容される特定数のボスを有するこ
ともできる。更に、基部材は、基部材712と同様に付
勢手段815と係合する一つ以上のボスを有する。更
に、付勢手段815は付勢手段715について説明した
様々な材料からなり、図示したものと異なる形状をも選
択可能である。
【0068】エラストマー付勢手段815の作動はエラ
ストマー付勢手段715の作動と同様である。主な差異
は、ピン534が二つの突起870と係合することによ
りエラストマー付勢手段815を保持する作用をすると
いうことである。更に、付加的な付勢力が二つの突起8
70から提供される。
【0069】上述から、本発明が従来の掛止具に比べて
幾つかの利点を有することが判る。一つの利点は、本発
明が摺動部材の増大した延出を提供し、より大きな『掴
持範囲』が所望であるような多くの応用、例えば、より
厚いガスケットが用いられて掛け金が掛止具から遠い距
離に配置されているような多くの応用で本発明を用いる
ことができるということである。
【0070】本発明の他の利点は、カム機構の位置が装
置内に維持され、従来の装置に比べて掛止具の耐久性と
作動の両方が改善されるということである。特に、従来
の掛止具では、カム機構は動いてしまうか、さもなけれ
ば、スリーブ部材の開口内でその位置から傾斜し、装置
において幾つかの問題が生じる。一つの問題は、強度が
低減されるために、ラッチの構成要素の損傷または欠陥
の可能性が生じるということである。他の欠点は、更な
る摩擦抵抗がカム機構に生じ、操作者が掛止または掛止
解放のために装置を回転することが困難になるというこ
とである。本発明は、カム機構を摺動部材に対して平坦
な関係で保持してラッチの強度特性を維持し、カムが回
転されたときの滑らかな掛止および掛止解放作動を提供
することを確実なものとする。更には、本発明のカム保
持特性は、例えば、一つのディスク部材や二つ以上のデ
ィスク部材を有するといったように、異なる様々なカム
構成で利用できる。更に、本発明のカム保持特性を、上
述の増大した『掴持範囲』の特性と組み合わせてもよ
い。
【0071】本発明の他の利点は、新規のカム構成が提
供され、従来の多ディスクカム構成の或る問題を解決す
るということである。特に、従来の多ディスクカム構成
は、負荷がかかったときに分離し、部分が互いに離れて
装置の欠陥を招く。本発明は、装置を作動するために回
転され且つ部品点数が少ない一体的なディスク部材が提
供される構成を提供する。また、この特徴的なカム構成
は、カム保持特性および/または上述の増大した『掴持
範囲』の特性を有する。
【0072】本発明の他の利点は、コンパクトなデザイ
ンの掛止具が提供され、十分な量の掛止力を提供すると
いうことである。特に、従来の掛止具では、シール面や
ガスケット内における取付けの不正確さや不規則性を補
償するための更なる掛止力を提供するために、構造内に
ばね部材が含まれている。しかしながら、このような従
来の掛止具では、ばねは掛止具の本体を越えて延び、掛
止具をパネルに貼り付けるために大きな『跡』の付いた
領域を必要とする。従って、これらタイプの装置は、ラ
ッチを取り付けるための領域として限定された領域しか
ない場合に、これらを用いることができないという欠点
がある。更に、これらは、これと同じ理由で多くの応用
で使用するのには、いかにも『工業的な外見』過ぎると
思われることが多い。本発明では、全ての特徴部分がラ
ッチ構造内に収まり、小さなラッチデザインと美的に良
い構造との両方を提供する。更に、従来の装置では、取
っ手部材を用いて外部のばね部材を隠すことが多い。こ
れら特別な状態での取っ手部材の大きさが大きいため、
装置も大きくなる。更に、取っ手の特別な恰好は、外部
ばねを隠すこれらデザインに限定される。しかしなが
ら、本発明では、隠すことが必要な外部ばね部材がない
ため、取っ手部材の大きさは小さく、所望の形状に形成
できる。更に、全ての特徴部分がラッチの本体内に収ま
るため、十分な量の掛止力が提供される。更なる利点
は、本発明により生成される付勢力またはばね率の量
が、物理的な形状、材質、または材料の硬さによって変
化し、これは従来の装置にはないということである。特
に、従来の掛止具では、ばね率はワイヤ材料と捩じりル
ープの形状とにより決まり、このような装置での付勢力
における変更の可能性を制限する。他の利点は、本発明
のばね部材がしっかりとラッチに保持されるということ
である。しかしながら、従来の装置では、ばねは、ばね
の取付け形態によってはラッチから外れてしまう。更
に、ピンによるスリーブ部材と基部材との接続は、本発
明の全体の強度特性を改善する。他の利点は、本発明の
内部ばね特徴部分が、本発明または従来の装置の前述で
引用した特徴部分の一つまたは幾つかの組み合わせで組
み合わされるということである。
【0073】本発明の広い特許性のある思想から逸脱す
ることなく本発明の上記実施形態を変更可能であること
は当業者には明らかである。例えば、上記旋回手段のウ
イングハンドルを選択可能なウイング形状のデザイン、
または第三ディスク部材のねじ駆動スロットや、第三デ
ィスク部材の頂部に取り付けられた六角ナットのよう
に、選択可能な回転部材と交換することもできる。この
ような変更の他の例は、米国特許第2853752号に
あるように基部材が凹んでいる、または、一体的な保護
側部フランジ部分を有することである。他の例は、米国
特許第4746151号のような修正された摺動部材を
提供することである。更なる修正例は、米国特許第28
20995号で示したような外部ワイヤばねを本発明の
上述の実施形態内に含めることである。従って、本発明
は開示した特定の実施形態に限定されず、特許請求の範
囲により確定される発明の範囲および思想内である全て
の修正をカバーすることを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネルの一部に取り付けられた本発明の一つの
実施形態である掛止具の斜視図である。
【図2】図1の掛止具の分解図である。
【図3】図2のスリーブ部材の正面図である。
【図4】図2の第一ディスク部材の平面図である。
【図5】図4の第一ディスク部材の左側面図である。
【図6】図2の第二ディスク部材の平面図である。
【図7】図6の第二ディスク部材の左側面図である。
【図8】図2の第三ディスク部材の平面図である。
【図9】図8の第三ディスク部材の左側面図である。
【図10】線A−Aに沿った図1の掛止具の断面図であ
る。
【図11】図1の掛止具と係合するのに適した掛け金の
一つの実施形態を示した図である。
【図12】本発明の他の実施形態の掛止具の分解斜視図
である。
【図13】図12の第二ディスク部材の平面図である。
【図14】図13の第二ディスク部材の左側面図であ
る。
【図15】図12の第三ディスク部材の底面図である。
【図16】図15の第三ディスク部材の左側面図であ
る。
【図17】本発明の他の実施形態の掛止具を示した図で
ある。
【図18】図17の第一ディスク部材の平面図である。
【図19】図1の線A−Aに沿った図17の掛止具の断
面図である。
【図20】図17の第一ディスク部材の他の実施形態の
平面図である。
【図21】図20の第一ディスク部材の左側面図であ
る。
【図22】図17の第一ディスク部材の他の実施形態の
平面図である。
【図23】図22の第一ディスク部材の左側面図であ
る。
【図24】図17の第一および第二ディスク部材の他の
実施形態の底面図である。
【図25】図24の第一および第二ディスク部材の左側
面図である。
【図26】図24の第一および第二ディスク部材の平面
図である。
【図27】図24の第一および第二ディスク部材の他の
実施形態の底面図である。
【図28】図27の第一および第二ディスク部材の左側
面図である。
【図29】図27の第一および第二ディスク部材の平面
図である。
【図30】パネルに取り付けられた本発明の他の実施形
態の掛止具の側面図である。
【図31】図30の基部材の平面図である。
【図32】図31の基部材の側面図である。
【図33】図30の線B−Bに沿った断面平面図であ
る。
【図34】(a)は図30の付勢手段の正面図であり、
(b)は(a)の付勢手段の右側面図である。
【図35】図30の線C−Cに沿った断面正面図であ
る。
【図36】図30の付勢手段の他の実施形態の平面図で
ある。
【図37】図37の線D−Dに沿った断面側面図であ
る。
【図38】図30の付勢手段の他の実施形態の平面図で
ある。
【図39】図38の付勢手段の断面側面図である。
【図40】図30の付勢手段の他の実施形態の平面図で
ある。
【図41】図40の線F−Fに沿った断面側面図であ
る。
【図42】図30の付勢手段の他の実施形態の平面図で
ある。
【図43】図42の付勢手段の断面側面図である。
【図44】図30の付勢手段の他の実施形態の平面図で
ある。
【図45】図44の付勢手段の断面側面図である。
【図46】図30の付勢手段の他の実施形態の平面図で
ある。
【図47】図46の線I−Iに沿った付勢手段の断面立
面図である。
【図48】図46の付勢手段を受容するのに適した基部
材の一つの実施形態を示した図である。
【図49】本発明の他の実施形態の掛止具の分解斜視図
である。
【図50】図49の基部材の平面図である。
【図51】図49の付勢手段の正面図である。
【図52】図51の付勢手段の平面図である。
【図53】図1の線A−Aに沿った図50の掛止具の断
面側面図である。
【図54】図49の付勢手段の他の実施形態の平面図で
ある。
【図55】図54の線K−Kに沿った断面側面図であ
る。
【図56】図54の付勢手段の正面図である。
【符号の説明】
10…掛止具 12…基部材 14…スリーブ部材 16…摺動部材 18…カム手段 20…カム部材 22…旋回手段 34…ピン 68…第一ディスク部材 70…第二ディスク部材 72…第三ディスク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン マズロースキー アメリカ合衆国,ニューヨーク 12144, レンセリアー カントリー,レンセリア ー,エリザベス ストリート 2 (72)発明者 キュイラー ホーン アメリカ合衆国,ニューヨーク 12144, レンセリアー カントリー,レンセリア ー,ファースト ストリート 825

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第二部材に取り付けられた掛け金を締結
    するために第一部材に取り付けられるのに適しており、 基部材を備え、 開口とスリーブを形成する互いに向かい合った側部分と
    を有するスリーブ部材を具備し、 前記基部材と前記スリーブ部材とを枢動可能に接続する
    ヒンジ手段と、 前記スリーブ部材のスリーブ内に受容されて延出または
    引き込まれ且つカム開口を有する摺動部材と、 中で回転可能に前記スリーブ部材の上記開口内に受容さ
    れるカム手段と、 該カム手段から延び且つ前記カム開口を通って突出する
    カム部材と、 前記摺動部材を延出しまたは引き込むために前記カム手
    段を回転して前記カム開口内で前記カム部材を移動させ
    るための旋回手段とを具備し、 前記摺動部材は、該摺動部材が引き込まれたときに前記
    掛け金を掛止するのに適しており、 更に、前記ラッチは、前記摺動部材が前記掛け金と締結
    されると前記基部材に対して前記スリーブ部材を付勢す
    るための、前記基部材内に収められた付勢手段を有する
    掛止具。
  2. 【請求項2】 前記基部材が、互いに向かい合った側部
    分を有し、これら側部分の各々が開口を有し、前記ヒン
    ジ手段が該基部材の側部分の前記開口内に配置され、前
    記付勢手段が該基部材の側部分間に収まっている請求項
    1に記載の掛止具。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段が、前記ヒンジ手段が通る
    少なくとも一つの巻き部分を有する捩じりばねを具備す
    る請求項2に記載の掛止具。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジ手段が、前記スリーブ部材の
    管状部分を備えると共に、前記スリーブ部材の該管状部
    分と前記基部材の前記側部分の開口とを通って延びる枢
    動ピンを具備し、前記捩じりばねが、該枢動ピンが通る
    二重巻き捩じりばねを具備し、前記スリーブ部材の前記
    管状部分が該捩じりばねの前記巻き部分間に配置される
    請求項3に記載の掛止具。
  5. 【請求項5】 前記基部材が、前記互いに向かい合った
    側部分を接続する底部分を有し、該底部分が前記捩じり
    ばねを取り付けるための取付け手段を有する請求項3に
    記載の掛止具。
  6. 【請求項6】 前記取付け手段が、前記捩じりばねと係
    合する少なくとも一つの盛り上がったボスを具備する請
    求項5に記載の掛止具。
  7. 【請求項7】 前記取付け手段が、一対の盛り上がった
    ボスを具備し、これらボスの各々が実質的に環状の部分
    を有する請求項6に記載の掛止具。
  8. 【請求項8】 前記付勢手段が、前記ヒンジ手段と係合
    するエラストマー部材を具備する請求項2に記載の掛止
    具。
  9. 【請求項9】 前記基部材が、互いに向かい合った側部
    分を接続し且つ前記エラストマー部材を取り付けるため
    の手段を有する底部分を有する請求項8に記載の掛止
    具。
  10. 【請求項10】 前記取付け手段が、前記エラストマー
    部材と係合する少なくとも一つの盛り上がったボスを具
    備する請求項9に記載の掛止具。
  11. 【請求項11】 前記エラストマー部材が、前記ヒンジ
    手段を受容するために該エラストマー部材の少なくとも
    一部を通る少なくとも一つの開口を有する請求項8に記
    載の掛止具。
  12. 【請求項12】 前記ヒンジ手段が、前記スリーブ部材
    の管状部分を備えると共に、前記スリーブ部材の該管状
    部分と前記基部材の前記側部分の開口とを通って延びる
    枢動ピンを具備し、前記エラストマー部材が、互いに離
    間した別個の箇所に二つの突起を有し、これら突起の各
    々が、該突起を通り前記枢動ピンを受容する開口を有
    し、前記スリーブ部材の前記管状部分が前記エラストマ
    ー部材の該突起間に配置される請求項11に記載の掛止
    具。
  13. 【請求項13】 前記基部材が、前記互いに向かい合っ
    た側部分を接続する底部分を有し、該底部分が前記エラ
    ストマー部材を取り付けるための取付け手段を有する請
    求項12に記載の掛止具。
  14. 【請求項14】 前記取付け手段が、前記エラストマー
    部材と係合する少なくとも一つの盛り上がったボスを具
    備する請求項13に記載の掛止具。
  15. 【請求項15】 前記基部材が、前記互いに向かい合っ
    た側部分を接続する底部分を有し、前記付勢手段が、前
    記基部材の該底部分から延び且つ前記基部材の該底部分
    と一体的に設けられた概ね長い少なくとも一つの弾性部
    材を具備する請求項2に記載の掛止具。
  16. 【請求項16】 前記基部材が、前記互いに向かい合っ
    た側部分を接続する底部分を有し、前記付勢手段は、前
    記基部材の該底部分内のスロット内に受容されるばね部
    材を具備する請求項2に記載の掛止具。
  17. 【請求項17】 第二部材に取り付けられた掛け金を締
    結するために第一部材に取り付けられるのに適したタイ
    プであり、 基部材と、 該基部材に枢動可能に接続されたスリーブ部材とを具備
    し、該スリーブ部材は、上面および下面を形成すると共
    に開口とスリーブを形成する互いに向かい合った側部分
    とを有し、 前記スリーブ部材のスリーブ内に受容されて予め定めら
    れた量、延出または引き込まれ且つカム開口を有する摺
    動部材と、 中で回転可能に前記スリーブ部材の前記開口内に受容さ
    れるカム手段と、 該カム手段から延び且つ前記カム開口を通って突出する
    カム部材と、 前記摺動部材を延出しまたは引き込むために前記カム手
    段を回転して前記カム開口内で前記カム部材を移動させ
    るための旋回手段とを具備し、 前記摺動部材の予め定められた延出量または引込み量を
    増大する増大手段を具備する改良をした改良型の掛止
    具。
  18. 【請求項18】 前記カム手段が少なくとも一つのディ
    スク部材を具備し、該ディスク部材が該ディスク部材を
    通る穴を有し、該穴が前記ディスク部材の中心部よりも
    前記ディスク部材の周辺部近くにあり、前記ディスク部
    材の前記穴内に受容される概して長い部分を有する前記
    カム部材が、前記摺動部材の予め定められた延出量また
    は引込み量を増大する前記増大手段を具備する請求項1
    7に記載の改良型の掛止具。
  19. 【請求項19】 前記スリーブ部材の前記開口内に前記
    カム手段を保持するための保持手段を更に具備する請求
    項17に記載の改良型の掛止具。
  20. 【請求項20】 前記カム手段が、前記スリーブ部材の
    開口に隣接した該スリーブ部材の前記下面と係合する係
    合手段を有する少なくとも一つのディスク部材を具備
    し、該ディスク部材が前記保持手段を具備する請求項1
    9に記載の改良型の掛止具。
  21. 【請求項21】 前記係合手段が、前記ディスク部材の
    直径が増大した少なくとも一つの領域を具備する請求項
    20に記載の改良型の掛止具。
  22. 【請求項22】 前記ディスク部材の直径が増大した前
    記領域が、前記ディスク部材の周辺部周りにおいて予め
    定められた範囲に延在する少なくとも一つのタブを形成
    する請求項21に記載の改良型の掛止具。
  23. 【請求項23】 第二部材に取り付けられた掛け金を締
    結するために第一部材に取り付けられるのに適してお
    り、 基部材を備え、 上面および下面を形成すると共に開口とスリーブを形成
    する互いに向かい合った側部分とを有するスリーブ部材
    と、 前記基部材と前記スリーブ部材とを枢動可能に接続する
    ヒンジ手段と、 前記スリーブ部材のスリーブ内に受容されて延出または
    引き込まれ且つカム開口を有する摺動部材と、 中で回転可能に前記スリーブ部材の前記開口内に受容さ
    れるカム手段と、 該カム手段から延び且つ前記カム開口を通って突出する
    カム部材と、 前記摺動部材を延出しまたは引き込むために前記カム手
    段を回転して前記カム開口内で前記カム部材を移動させ
    るための旋回手段とを具備し、 更に、前記カム手段が前記旋回手段により回転されたと
    きに前記スリーブ部材の前記開口内に前記カム手段を保
    持するための保持手段を有する掛止具。
  24. 【請求項24】 前記保持手段が、前記スリーブ部材の
    開口に隣接した該スリーブ部材の前記下面と係合する係
    合手段を具備する請求項23に記載の掛止具。
  25. 【請求項25】 前記カム手段が、前記スリーブ部材の
    前記開口内に受容される少なくとも一つのディスク部材
    を具備し、前記係合手段が、前記ディスク部材の直径が
    増大した少なくとも一つの領域を具備する請求項24に
    記載の掛止具。
  26. 【請求項26】 前記ディスク部材の直径が増大した前
    記領域が、前記ディスク部材の周辺部周りにおいて予め
    定められた範囲に延在する少なくとも一つのタブを形成
    する請求項25に記載の掛止具。
  27. 【請求項27】 第二部材に取り付けられた掛け金に締
    結するために第一部材に取り付けられるのに適したタイ
    プであり、 基部材と、 上面および下面を形成すると共に開口とスリーブを形成
    する互いに向かい合った側部分とを有するスリーブ部材
    と、 前記基部材と前記スリーブ部材とを枢動可能に接続する
    ヒンジ手段と、 前記スリーブ部材の前記スリーブ内に受容されて予め定
    められた量、延出または引き込まれ且つカム開口を有す
    る摺動部材と、 中で回転可能に前記スリーブ部材の前記開口内に受容さ
    れるカム手段と、 該カム手段から延び且つ前記カム開口を通って突出する
    カム部材と、 前記摺動部材を延出しまたは引き込むために前記カム手
    段を回転して前記カム開口内で前記カム部材を移動させ
    るための旋回手段とを具備し、 前記摺動部材の予め定められた延出量または引込み量を
    増大する増大手段と、 前記スリーブ部材の前記開口内に前記カム手段を保持す
    るための保持手段と、 前記摺動部材が前記掛け金と締結されると前記基部材に
    対して前記スリーブ部材を付勢するための、前記基部材
    内に収められた付勢手段とを具備する改良をした改良型
    の掛止具。
  28. 【請求項28】 前記カム手段が少なくとも一つのディ
    スク部材を具備し、該ディスク部材が該ディスク部材を
    通る穴を有し、該穴が前記ディスク部材の中心部よりも
    前記ディスク部材の周辺部近くにあり、前記ディスク部
    材の前記穴内に受容される概ね長い部分を有する前記カ
    ム部材が、前記摺動部材の予め定められた延出量または
    引込み量を増大する前記増大手段を具備する請求項27
    に記載の改良型の掛止具。
  29. 【請求項29】 前記カム手段が、前記スリーブ部材の
    開口に隣接した該スリーブ部材の前記下面と係合する係
    合手段を有する少なくとも一つのディスク部材を具備
    し、該ディスク部材が前記保持手段を具備する請求項2
    7に記載の掛止具。
  30. 【請求項30】 前記係合手段が、前記ディスク部材の
    直径が増大した少なくとも一つの領域を具備する請求項
    29に記載の掛止具。
  31. 【請求項31】 前記ディスク部材の直径が増大した前
    記領域が、前記ディスク部材の周辺部周りにおいて予め
    定められた範囲に延在する少なくとも一つのタブを形成
    する請求項30に記載の掛止具。
  32. 【請求項32】 前記基部材が、互いに向かい合った側
    部分を有し、これら側部分の各々が開口を有し、前記ヒ
    ンジ手段が該基部材の側部分の前記開口内に配置され、
    前記付勢手段が該基部材の側部分間に収まっている請求
    項27に記載の掛止具。
  33. 【請求項33】 前記付勢手段が、前記ヒンジ手段が通
    る少なくとも一つの巻き部分を有する捩じりばねを具備
    する請求項32に記載の掛止具。
  34. 【請求項34】 前記付勢手段が、前記ヒンジ手段と係
    合するエラストマー部材を具備する請求項27に記載の
    掛止具。
  35. 【請求項35】 前記基部材が、前記互いに向かい合っ
    た側部分を接続する底部分を有し、該底部分が前記エラ
    ストマー部材を取り付けるための取付け手段を有する請
    求項34に記載の掛止具。
  36. 【請求項36】 前記基部材が、前記互いに向かい合っ
    た側部分を接続する底部分を有し、前記付勢手段が、前
    記基部材の該底部分から延び且つ前記基部材の該底部分
    と一体的に設けられた概ね長い少なくとも一つの弾性部
    材を具備する請求項27に記載の掛止具。
  37. 【請求項37】 前記基部材が、前記互いに向かい合っ
    た側部分を接続する底部分を有し、前記付勢手段が、前
    記基部材の該底部分内のスロット内に受容されるばね部
    材を具備する請求項27に記載の掛止具。
  38. 【請求項38】 第二部材に取り付けられた掛け金を締
    結するために第一部材に取り付けられるのに適してお
    り、 基部材を備え、 上面および下面を形成すると共に開口とスリーブを形成
    する互いに反対側に位置する側部分とを有するスリーブ
    部材と、 前記基部材を前記スリーブ部材に枢動可能に接続するヒ
    ンジ手段と、 前記スリーブ部材のスリーブ内に受容されて延出または
    引き込まれ且つカム開口を有する摺動部材と、 第一ディスク部材とを具備し、該第一ディスク部材が該
    第一ディスク部材を通る穴を有すると共に下方ディスク
    と上方ディスクとを形成し、該下方ディスクが、中で回
    転可能に前記スリーブ部材の前記開口内に受容され、且
    つ一つの部品からなる構成を形成する前記上方ディスク
    に一体的に接続され、 第二ディスク部材を具備し、該第二ディスク部材が該第
    二ディスク部材を通る穴を有しており、 前記第一ディスク部材と前記第二ディスク部材とをまと
    めて接続するための、前記第一ディスク部材と前記第二
    ディスク部材との前記穴を通って延びるカム部材を具備
    し、該カム部材が前記カム開口を通って突出し、 前記摺動部材を延出しまたは引き込むために前記第一お
    よび第二ディスク部材を回転して前記カム開口内で前記
    カム部材を移動させるための旋回手段を具備する掛止
    具。
  39. 【請求項39】 前記第一および第二ディスク部材が前
    記旋回手段により回転されたときに前記スリーブ部材の
    前記開口内に前記第一ディスク部材を保持するための保
    持手段を更に具備する請求項38に記載の掛止具。
  40. 【請求項40】 前記保持手段が、前記スリーブ部材の
    開口に隣接した該スリーブ部材の前記上面と係合する係
    合手段を具備する請求項39に記載の掛止具。
  41. 【請求項41】 前記上方および下方ディスク部材が、
    各々、規定された直径であり、前記上方ディスク部材の
    直径の少なくとも一部が、前記下方ディスク部材の直径
    よりも概ね大きく、前記上方ディスク部材の該大きな直
    径が、前記上面と係合する係合手段を具備する前記スリ
    ーブ部材の前記上面と係合する下面を形成する請求項4
    0に記載の掛止具。
  42. 【請求項42】 前記保持手段が、前記スリーブ部材の
    前記開口に隣接した該スリーブ部材の前記下面と係合す
    る係合手段を更に具備する請求項40に記載の掛止具。
  43. 【請求項43】 前記下面と係合する係合手段が、前記
    下方ディスク部材の周辺部周りにおいて予め定められた
    範囲に延在する少なくとも一つのタブを形成する、前記
    下方ディスク部材の直径が増大した少なくとも一つの領
    域を具備する請求項42に記載の掛止具。
  44. 【請求項44】 前記第一ディスク部材の前記上方ディ
    スクが、互いに反対側に位置する側部窪みを有し、前記
    旋回手段が、前記第一および第二ディスク部材を旋回す
    るために該側部窪みに嵌まるフィンガー部分を有する請
    求項38に記載の掛止具。
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