JPH09236354A - 吸収式ヒートポンプ - Google Patents
吸収式ヒートポンプInfo
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- JPH09236354A JPH09236354A JP8041601A JP4160196A JPH09236354A JP H09236354 A JPH09236354 A JP H09236354A JP 8041601 A JP8041601 A JP 8041601A JP 4160196 A JP4160196 A JP 4160196A JP H09236354 A JPH09236354 A JP H09236354A
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- expansion valve
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷・暖房負荷に対応した細かな制御が可能
で、安定した動作を有する吸収式ヒートポンプを提供す
る。 【解決手段】 蒸発器10の入り口に設けられた蒸発温
度検出手段23により冷媒の蒸発温度を検出し、制御手
段24が蒸発温度に応じて電子制御膨張弁9の開度を制
御する。したがって、蒸発温度を適正温度に保ち、冷媒
サイクルの安定化が実現できる。
で、安定した動作を有する吸収式ヒートポンプを提供す
る。 【解決手段】 蒸発器10の入り口に設けられた蒸発温
度検出手段23により冷媒の蒸発温度を検出し、制御手
段24が蒸発温度に応じて電子制御膨張弁9の開度を制
御する。したがって、蒸発温度を適正温度に保ち、冷媒
サイクルの安定化が実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒にアンモニ
ア、吸収剤にアンモニアを用いたアンモニア吸収式ヒー
トポンプシステムのうち、特に家庭用に用いる小型の装
置に関するものである。
ア、吸収剤にアンモニアを用いたアンモニア吸収式ヒー
トポンプシステムのうち、特に家庭用に用いる小型の装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の吸収式ヒートポンプは、家
庭用のものはなく業務用であり、図11に冷房時のシス
テム図を示したように、発生器と精溜器とが一体に構成
された発生・精溜器50と、1次側に冷媒流路と2次側
に冷却水流路を備えた凝縮器51と、凝縮器冷媒流路5
1出口に設けられた冷媒タンク52と、過冷却器53
と、膨張弁54と、1次側に冷媒流路と2次側に冷水流
路を備えた蒸発器55と、溶液熱交換器56と、減圧弁
57と、1次側に冷媒流路と2次側に冷却水流路を備え
た吸収器58と、吸収器冷媒流路出口に設けられた濃溶
液タンク59と、溶液ポンプ60と、各要素部品を接続
する冷媒回路61と、前記凝縮器及び吸収器の2次側冷
却水流路を連結してなる冷却水回路62と、前記蒸発器
の2次側冷水回路を含む冷水回路63とから構成されて
いた。一般的に、一点鎖線で囲った部分が室外機に組み
込まれる。
庭用のものはなく業務用であり、図11に冷房時のシス
テム図を示したように、発生器と精溜器とが一体に構成
された発生・精溜器50と、1次側に冷媒流路と2次側
に冷却水流路を備えた凝縮器51と、凝縮器冷媒流路5
1出口に設けられた冷媒タンク52と、過冷却器53
と、膨張弁54と、1次側に冷媒流路と2次側に冷水流
路を備えた蒸発器55と、溶液熱交換器56と、減圧弁
57と、1次側に冷媒流路と2次側に冷却水流路を備え
た吸収器58と、吸収器冷媒流路出口に設けられた濃溶
液タンク59と、溶液ポンプ60と、各要素部品を接続
する冷媒回路61と、前記凝縮器及び吸収器の2次側冷
却水流路を連結してなる冷却水回路62と、前記蒸発器
の2次側冷水回路を含む冷水回路63とから構成されて
いた。一般的に、一点鎖線で囲った部分が室外機に組み
込まれる。
【0003】上記構成において、冷房時には、冷水回路
63の冷水を冷水循環ポンプ64を用いて室内側放熱機
65に、そして冷却水回路62の温水を温水循環ポンプ
66を用いて室外機放熱器67に循環させる。また、暖
房時には、冷水回路63の冷水を室外側放熱機67に、
冷却水回路62の温水を室内機放熱器65に循環させ
る。冷房・暖房時の流路の切り換えは、例えば切り換え
弁を用いて行う。なお、図11においては、切り換え弁
は省略している。
63の冷水を冷水循環ポンプ64を用いて室内側放熱機
65に、そして冷却水回路62の温水を温水循環ポンプ
66を用いて室外機放熱器67に循環させる。また、暖
房時には、冷水回路63の冷水を室外側放熱機67に、
冷却水回路62の温水を室内機放熱器65に循環させ
る。冷房・暖房時の流路の切り換えは、例えば切り換え
弁を用いて行う。なお、図11においては、切り換え弁
は省略している。
【0004】ここで用いられる膨張弁は、一般的には、
単なるキャピラリーチューブで代用されており、その開
度は固定されていた。また、作動媒体としてフロンを用
いる電気圧縮式のヒートポンプの場合には、例えば、図
12に示したように、蒸発器68出口の冷媒温度を感温
筒69内の液体の体積変化により弁70に直結するベロ
ーズ71・押さえ棒72を動作させる温度式自動膨張弁
73や、圧力式自動膨張弁、等の温度・圧力の変化を機
械エネルギーに変換して動作する機械式のものが用いら
れていた。
単なるキャピラリーチューブで代用されており、その開
度は固定されていた。また、作動媒体としてフロンを用
いる電気圧縮式のヒートポンプの場合には、例えば、図
12に示したように、蒸発器68出口の冷媒温度を感温
筒69内の液体の体積変化により弁70に直結するベロ
ーズ71・押さえ棒72を動作させる温度式自動膨張弁
73や、圧力式自動膨張弁、等の温度・圧力の変化を機
械エネルギーに変換して動作する機械式のものが用いら
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャピ
ラリーチューブを膨張弁として用いた場合には、いわゆ
る膨張弁としての開度は一定となるために、一般家庭で
要求される冷・暖房負荷(室内・外の温度、容量、等)
に対応した細かな能力制御を行うことができない。膨張
弁の開度は、当然の事ながら、最大能力に対応した冷媒
(ここで言う冷媒とはアンモニアを意味する)循環量を
確保する開度に設定されるが、小さい冷・暖房負荷では
その開度を変える必要があるからである。
ラリーチューブを膨張弁として用いた場合には、いわゆ
る膨張弁としての開度は一定となるために、一般家庭で
要求される冷・暖房負荷(室内・外の温度、容量、等)
に対応した細かな能力制御を行うことができない。膨張
弁の開度は、当然の事ながら、最大能力に対応した冷媒
(ここで言う冷媒とはアンモニアを意味する)循環量を
確保する開度に設定されるが、小さい冷・暖房負荷では
その開度を変える必要があるからである。
【0006】また、電気圧縮式に用いられている膨張弁
をそのままアンモニア吸収式ヒートポンプに用いる事は
できない。フロンに比べてアンモニアの蒸発潜熱は、約
10倍あり、同じ性能を出すのであれば約1/10の循
環量で済む。よって、弁を受ける弁座の形状を変える必
要があるとともに、細かな弁開度の制御が必要となる。
少しの弁開度の変化でも、アンモニアの場合には大きな
蒸発温度の変化をおこし、性能、及び動作に悪影響を与
えるからである。
をそのままアンモニア吸収式ヒートポンプに用いる事は
できない。フロンに比べてアンモニアの蒸発潜熱は、約
10倍あり、同じ性能を出すのであれば約1/10の循
環量で済む。よって、弁を受ける弁座の形状を変える必
要があるとともに、細かな弁開度の制御が必要となる。
少しの弁開度の変化でも、アンモニアの場合には大きな
蒸発温度の変化をおこし、性能、及び動作に悪影響を与
えるからである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、再生器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁と、
蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポンプとを配管接続
してなる冷媒回路と、前記蒸発器の二次側に形成される
冷水循環回路と、前記凝縮器の二次側に形成される温水
循環回路と、前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出する蒸
発温度検出手段と、前記蒸発温度検出手段の検出温度に
応じて前記電子制御膨張弁の開度を制御する制御手段を
有する構成としてある。
するため、再生器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁と、
蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポンプとを配管接続
してなる冷媒回路と、前記蒸発器の二次側に形成される
冷水循環回路と、前記凝縮器の二次側に形成される温水
循環回路と、前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出する蒸
発温度検出手段と、前記蒸発温度検出手段の検出温度に
応じて前記電子制御膨張弁の開度を制御する制御手段を
有する構成としてある。
【0008】本発明は上記した構成によって、蒸発温度
検出手段が検出した温度に応じて、膨張弁の開度が制御
されるので、蒸発温度変化に応じてきめ細かな開度制御
が実現できる。
検出手段が検出した温度に応じて、膨張弁の開度が制御
されるので、蒸発温度変化に応じてきめ細かな開度制御
が実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の吸収式ヒートポンプは、
再生器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器の一
次側と、吸収器と、溶液ポンプとを配管接続してなる冷
媒回路と、前記蒸発器の二次側に形成される冷水循環回
路と、前記凝縮器の二次側に形成される温水循環回路
と、前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出する蒸発温度検
出手段と、前記蒸発温度検出手段の検出温度に応じて前
記電子制御膨張弁の開度を制御する制御手段を有する構
成としてあり、蒸発温度検出手段が検出した温度に応じ
て、膨張弁の開度が制御されるので、蒸発温度変化に応
じてきめ細かな開度制御が実現できる。
再生器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器の一
次側と、吸収器と、溶液ポンプとを配管接続してなる冷
媒回路と、前記蒸発器の二次側に形成される冷水循環回
路と、前記凝縮器の二次側に形成される温水循環回路
と、前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出する蒸発温度検
出手段と、前記蒸発温度検出手段の検出温度に応じて前
記電子制御膨張弁の開度を制御する制御手段を有する構
成としてあり、蒸発温度検出手段が検出した温度に応じ
て、膨張弁の開度が制御されるので、蒸発温度変化に応
じてきめ細かな開度制御が実現できる。
【0010】そして、制御手段は、蒸発温度の目標値を
設定する目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出温
度が前記目標値設定手段の定める目標値と一致するよう
に前記電子制御膨張弁に電気信号を出力する出力設定手
段を有する構成とすることにより、冷媒の蒸発温度の目
標値を設定し、その目標値と一致するように電子制御膨
張弁の開度を制御することができる。
設定する目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出温
度が前記目標値設定手段の定める目標値と一致するよう
に前記電子制御膨張弁に電気信号を出力する出力設定手
段を有する構成とすることにより、冷媒の蒸発温度の目
標値を設定し、その目標値と一致するように電子制御膨
張弁の開度を制御することができる。
【0011】また本発明の吸収式ヒートポンプは、再生
器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器の一次側
と、吸収器と、溶液ポンプとを配管接続してなる冷媒回
路と、前記蒸発器の二次側に形成される冷水循環回路
と、前記凝縮器の二次側に形成される温水循環回路と、
前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出する蒸発温度検出手
段と、前記冷水循環回路の冷水温度を検出する冷水温度
検出手段と、前記蒸発温度検出手段および前記冷水温度
検出手段の検出温度に応じて前記電子制御膨張弁の開度
を制御する制御手段を有する構成としてあり、蒸発温度
検出手段と冷水温度検出手段が検出する温度をもとに、
制御手段により電子制御膨張弁の開度を制御できる。
器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器の一次側
と、吸収器と、溶液ポンプとを配管接続してなる冷媒回
路と、前記蒸発器の二次側に形成される冷水循環回路
と、前記凝縮器の二次側に形成される温水循環回路と、
前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出する蒸発温度検出手
段と、前記冷水循環回路の冷水温度を検出する冷水温度
検出手段と、前記蒸発温度検出手段および前記冷水温度
検出手段の検出温度に応じて前記電子制御膨張弁の開度
を制御する制御手段を有する構成としてあり、蒸発温度
検出手段と冷水温度検出手段が検出する温度をもとに、
制御手段により電子制御膨張弁の開度を制御できる。
【0012】そして、制御手段は冷水温度検出手段の検
出温度より予め定められた値だけ低い温度を目標値とし
て設定する目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出
温度が前記目標値設定手段の定める目標値と一致するよ
うに電子膨張弁に電気信号を出力する出力設定手段を有
する構成とすることによって、冷水温度より所定の値だ
け低い温度に蒸発温度がなるように電子式膨張弁の開度
を制御することができる。
出温度より予め定められた値だけ低い温度を目標値とし
て設定する目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出
温度が前記目標値設定手段の定める目標値と一致するよ
うに電子膨張弁に電気信号を出力する出力設定手段を有
する構成とすることによって、冷水温度より所定の値だ
け低い温度に蒸発温度がなるように電子式膨張弁の開度
を制御することができる。
【0013】また本発明の吸収式ヒートポンプは、再生
器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器の一次側
と、吸収器と、溶液ポンプとを配管接続してなる冷媒回
路と、前記蒸発器の二次側に形成される冷水循環回路
と、前記凝縮器の二次側に形成される温水循環回路と、
前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出する蒸発温度検出手
段と、外気温を検出する外気温検出手段と、暖房時には
前記温水循環回路、冷房時には前記冷水循環回路により
室内空調を行うように切り替える切り替え手段と、暖房
時には前記蒸発温度検出手段および前記外気温検出手段
の検出温度に応じて前記電子制御膨張弁の開度を制御す
る制御手段を有する構成としてあり、室外温度検出手段
と蒸発温度検出手段が検出する温度をもとに、制御手段
により電子制御膨張弁の開度を制御できる。
器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器の一次側
と、吸収器と、溶液ポンプとを配管接続してなる冷媒回
路と、前記蒸発器の二次側に形成される冷水循環回路
と、前記凝縮器の二次側に形成される温水循環回路と、
前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出する蒸発温度検出手
段と、外気温を検出する外気温検出手段と、暖房時には
前記温水循環回路、冷房時には前記冷水循環回路により
室内空調を行うように切り替える切り替え手段と、暖房
時には前記蒸発温度検出手段および前記外気温検出手段
の検出温度に応じて前記電子制御膨張弁の開度を制御す
る制御手段を有する構成としてあり、室外温度検出手段
と蒸発温度検出手段が検出する温度をもとに、制御手段
により電子制御膨張弁の開度を制御できる。
【0014】さらに、制御手段は外気温検出手段の検出
温度より予め定められた値だけ低い温度を目標値として
設定する目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出温
度が前記目標値設定手段と一致するように電子膨張弁に
電気信号を出力する出力設定手段を有する構成とするこ
とによって、室外温度をもとに蒸発温度の目標値を設定
し、その目標値と蒸発温度が一致するように電子式膨張
弁の開度を制御することができる。
温度より予め定められた値だけ低い温度を目標値として
設定する目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出温
度が前記目標値設定手段と一致するように電子膨張弁に
電気信号を出力する出力設定手段を有する構成とするこ
とによって、室外温度をもとに蒸発温度の目標値を設定
し、その目標値と蒸発温度が一致するように電子式膨張
弁の開度を制御することができる。
【0015】また本発明の吸収式ヒートポンプは、膨張
弁の筺体内部に蒸発温度検出手段を組みんだ構成として
あるから、取扱いが容易になるとともに、正確な蒸発温
度を検出することができる。
弁の筺体内部に蒸発温度検出手段を組みんだ構成として
あるから、取扱いが容易になるとともに、正確な蒸発温
度を検出することができる。
【0016】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。 (実施例1)図1において、ガス電磁弁1より供給され
たガスと、バーナファン2より供給された空気によりバ
ーナ3で加熱された冷媒の循環する冷媒回路4は、再生
器5、精溜器6、凝縮器7の一次側、過冷却器8の一次
側、電子制御膨張弁9、蒸発器10の1次側、過冷却器
8の2次側、吸収器11の1次側、溶液ポンプ12、溶
液熱交換器13の1次側を順次配管接続して構成され
る。また、精溜器6の下部、溶液熱交換器13の2次
側、減圧弁14、吸収器11の1次側を配管接続した経
路には精溜器6で冷媒ガスから分離された冷媒稀溶液の
流路が形成されている。蒸発器10で冷媒と熱交換し冷
却された冷水が循環する冷水循環回路15は、蒸発器1
0の2次側、第1循環ポンプ16、室内ファン17を備
えた室内熱交換器18を順次配管接続することにより構
成される。さらに、凝縮器7で冷媒と熱交換し暖められ
た温水が循環する温水循環回路19は、凝縮器7の2次
側、吸収器11の2次側、第2循環ポンプ20、室外放
熱ファン21を備えた室外熱交換器22を順次配管接続
することにより構成されている。そして前記蒸発器10
の1次側の入り口の配管に冷媒蒸発温度を検出する蒸発
温度検出手段23が備えられている。24は制御手段で
あり、蒸発温度検出手段23の検出温度に応じて電子制
御膨張弁9の開度を制御する。
る。 (実施例1)図1において、ガス電磁弁1より供給され
たガスと、バーナファン2より供給された空気によりバ
ーナ3で加熱された冷媒の循環する冷媒回路4は、再生
器5、精溜器6、凝縮器7の一次側、過冷却器8の一次
側、電子制御膨張弁9、蒸発器10の1次側、過冷却器
8の2次側、吸収器11の1次側、溶液ポンプ12、溶
液熱交換器13の1次側を順次配管接続して構成され
る。また、精溜器6の下部、溶液熱交換器13の2次
側、減圧弁14、吸収器11の1次側を配管接続した経
路には精溜器6で冷媒ガスから分離された冷媒稀溶液の
流路が形成されている。蒸発器10で冷媒と熱交換し冷
却された冷水が循環する冷水循環回路15は、蒸発器1
0の2次側、第1循環ポンプ16、室内ファン17を備
えた室内熱交換器18を順次配管接続することにより構
成される。さらに、凝縮器7で冷媒と熱交換し暖められ
た温水が循環する温水循環回路19は、凝縮器7の2次
側、吸収器11の2次側、第2循環ポンプ20、室外放
熱ファン21を備えた室外熱交換器22を順次配管接続
することにより構成されている。そして前記蒸発器10
の1次側の入り口の配管に冷媒蒸発温度を検出する蒸発
温度検出手段23が備えられている。24は制御手段で
あり、蒸発温度検出手段23の検出温度に応じて電子制
御膨張弁9の開度を制御する。
【0017】次に、上記構成における動作を説明する。
まず、冷媒回路4の動作を説明する。バーナ3により加
熱された冷媒蒸気は、精溜器6で純度の高い冷媒ガス
と、濃度の低い冷媒稀溶液とに分離される。精溜器6よ
り発生した冷媒ガスは凝縮器7の1次側に送られ、ここ
で、2次側の回路を流れる水と熱交換し凝縮液化され
る。液化された液冷媒は過冷却器8で冷却された後、電
子制御膨張弁9を通ることにより、減圧され断熱膨張作
用を受ける。減圧された液冷媒は蒸発器10の1次側に
送られ、ここで、2次側を通る水と熱交換することによ
り、蒸発し、ガス化される。ガス化した冷媒は過冷却器
8で加熱された吸収器11へ送られる。
まず、冷媒回路4の動作を説明する。バーナ3により加
熱された冷媒蒸気は、精溜器6で純度の高い冷媒ガス
と、濃度の低い冷媒稀溶液とに分離される。精溜器6よ
り発生した冷媒ガスは凝縮器7の1次側に送られ、ここ
で、2次側の回路を流れる水と熱交換し凝縮液化され
る。液化された液冷媒は過冷却器8で冷却された後、電
子制御膨張弁9を通ることにより、減圧され断熱膨張作
用を受ける。減圧された液冷媒は蒸発器10の1次側に
送られ、ここで、2次側を通る水と熱交換することによ
り、蒸発し、ガス化される。ガス化した冷媒は過冷却器
8で加熱された吸収器11へ送られる。
【0018】一方、精溜器6で発生した冷媒稀溶液の方
は、溶液熱交換器13で冷却された後、減圧弁14を通
ることにより減圧され、吸収器11の1次側へ送られ
る。吸収器11の1次側では、冷媒ガスが冷媒稀溶液に
吸収され、冷媒稀溶液より濃度の高い冷媒濃溶液に変化
する。冷媒濃溶液は溶液ポンプ12により一部は溶液熱
交換器13で加熱された後、再生器5に送られる。ま
た、溶液ポンプ12は濃溶液の一部を精溜器6へ圧送す
る構成を取っている。
は、溶液熱交換器13で冷却された後、減圧弁14を通
ることにより減圧され、吸収器11の1次側へ送られ
る。吸収器11の1次側では、冷媒ガスが冷媒稀溶液に
吸収され、冷媒稀溶液より濃度の高い冷媒濃溶液に変化
する。冷媒濃溶液は溶液ポンプ12により一部は溶液熱
交換器13で加熱された後、再生器5に送られる。ま
た、溶液ポンプ12は濃溶液の一部を精溜器6へ圧送す
る構成を取っている。
【0019】次に、冷水循環回路15の動作を説明す
る。蒸発器10の1次側の冷媒と熱交換し冷却された冷
水は第1循環ポンプ16により室内熱交換器18に圧送
され、ここで、室内空気と熱交換し冷房運転を行う。次
に、温水循環回路19の動作を説明する。凝縮器7の1
次側の冷媒および吸収器11の1次側冷媒と熱交換し加
熱された温水は第2循環ポンプ20で室外熱交換器22
へ圧送され、ここで、外気に熱を放出する。
る。蒸発器10の1次側の冷媒と熱交換し冷却された冷
水は第1循環ポンプ16により室内熱交換器18に圧送
され、ここで、室内空気と熱交換し冷房運転を行う。次
に、温水循環回路19の動作を説明する。凝縮器7の1
次側の冷媒および吸収器11の1次側冷媒と熱交換し加
熱された温水は第2循環ポンプ20で室外熱交換器22
へ圧送され、ここで、外気に熱を放出する。
【0020】次に、図2を用いて電子制御膨張弁9の動
作を説明する。図2は電子制御膨張弁の断面図である。
9aは流路の絞り部9bの開度を制御するニードル、9
cはニードル9aを上下方向に動作させるパルスモータ
である。電子制御膨張弁9の内部を流れるアンモニアの
流量はパルスモータ9cで発生した回転力に対応して上
下するニードル9aによって制御されることになる。
作を説明する。図2は電子制御膨張弁の断面図である。
9aは流路の絞り部9bの開度を制御するニードル、9
cはニードル9aを上下方向に動作させるパルスモータ
である。電子制御膨張弁9の内部を流れるアンモニアの
流量はパルスモータ9cで発生した回転力に対応して上
下するニードル9aによって制御されることになる。
【0021】次に電子制御膨張弁9の開度と冷媒の蒸発
温度との関係について説明する。電子制御膨張弁9の開
度を大とすることにより蒸発器10に流入する冷媒流量
は増加するため、吸収器11の出口の濃溶液濃度が減少
し、その結果、蒸発器8と吸収器10を結ぶ低圧側ライ
ンの圧力が上昇する。そのため低圧側ラインの圧力上昇
に従って、冷媒の蒸発温度が上昇するように作用する。
逆に、電子制御膨張弁9の開度を小とすれば、冷媒の蒸
発温度は低下するように作用する。冷凍サイクルを安定
させるために蒸発温度が適正範囲に定められるように弁
開度を制御する必要がある。そこで、蒸発温度が高すぎ
る場合には弁開度を小として蒸発温度を低下させるよう
に、また、逆に蒸発温度が低すぎる場合には弁開度を大
として蒸発温度を上昇させるように制御すれば良い。
温度との関係について説明する。電子制御膨張弁9の開
度を大とすることにより蒸発器10に流入する冷媒流量
は増加するため、吸収器11の出口の濃溶液濃度が減少
し、その結果、蒸発器8と吸収器10を結ぶ低圧側ライ
ンの圧力が上昇する。そのため低圧側ラインの圧力上昇
に従って、冷媒の蒸発温度が上昇するように作用する。
逆に、電子制御膨張弁9の開度を小とすれば、冷媒の蒸
発温度は低下するように作用する。冷凍サイクルを安定
させるために蒸発温度が適正範囲に定められるように弁
開度を制御する必要がある。そこで、蒸発温度が高すぎ
る場合には弁開度を小として蒸発温度を低下させるよう
に、また、逆に蒸発温度が低すぎる場合には弁開度を大
として蒸発温度を上昇させるように制御すれば良い。
【0022】そこで、制御手段24では、蒸発温度検出
手段23の検出温度に応じた弁開度の関係、すなわち、
温度上昇に伴って弁開度を小とする関係を記憶してお
り、適当なサンプリング時間毎に検出した温度に対応し
た弁開度を与えるように、パルスモータ9cに回転信号
を供給する。ここで与えられた回転信号に応じてニード
ル9aが動作して弁開度が変化する。
手段23の検出温度に応じた弁開度の関係、すなわち、
温度上昇に伴って弁開度を小とする関係を記憶してお
り、適当なサンプリング時間毎に検出した温度に対応し
た弁開度を与えるように、パルスモータ9cに回転信号
を供給する。ここで与えられた回転信号に応じてニード
ル9aが動作して弁開度が変化する。
【0023】上記の構成によれば、制御手段24が、蒸
発温度検出手段23の検出温度に応じて、電子制御膨張
弁9の開度を制御するので、冷媒の蒸発温度範囲を適正
範囲に保ち、冷媒サイクルの安定化を図ることができ
る。
発温度検出手段23の検出温度に応じて、電子制御膨張
弁9の開度を制御するので、冷媒の蒸発温度範囲を適正
範囲に保ち、冷媒サイクルの安定化を図ることができ
る。
【0024】(実施例2)図3は本発明の実施例2の構
成図である。図3おいて実施例1と異なる制御手段24
に関して説明する。25は目標値設定手段であり、蒸発
器10入り口の冷媒温度の目標値を設定する。26は出
力設定手段であり目標値設定手段で定めた冷媒温度の目
標値と、蒸発温度検出手段23の検出温度が一致するよ
うに電子制御膨張弁9の弁開度を設定する。すなわち、
適当なサンプリング時間毎に蒸発温度検出手段23の検
出温度Tjを読み込み、目標値設定手段25で定めた目
標値Tsとの温度偏差ΔT=Ts−Tjにしたがって、
PI制御、PID制御等によって出力を設定する。例え
ば、PI制御を用いた場合には、実施例1で述べたと同
様に、蒸発温度Tjが上昇すれば弁開度を小とするよう
に作用させれば良いので、弁開度Sと温度偏差ΔTとの
関係式は数式1のようになる。
成図である。図3おいて実施例1と異なる制御手段24
に関して説明する。25は目標値設定手段であり、蒸発
器10入り口の冷媒温度の目標値を設定する。26は出
力設定手段であり目標値設定手段で定めた冷媒温度の目
標値と、蒸発温度検出手段23の検出温度が一致するよ
うに電子制御膨張弁9の弁開度を設定する。すなわち、
適当なサンプリング時間毎に蒸発温度検出手段23の検
出温度Tjを読み込み、目標値設定手段25で定めた目
標値Tsとの温度偏差ΔT=Ts−Tjにしたがって、
PI制御、PID制御等によって出力を設定する。例え
ば、PI制御を用いた場合には、実施例1で述べたと同
様に、蒸発温度Tjが上昇すれば弁開度を小とするよう
に作用させれば良いので、弁開度Sと温度偏差ΔTとの
関係式は数式1のようになる。
【0025】 S=K1+K2×ΔT+K3×ΣΔT・・・・・・数式1 ここで、K1、K2、K3はそれぞれ正の定数である。
【0026】上記の構成によれば、蒸発温度の目標値が
固定化される。例えば、冷房運転時には、蒸発器10の
2次側の出口の冷水温度を7℃前後に保つ方式が一般的
にとられているが、7℃の冷水と熱交換するためには、
蒸発器10の一次側の入口温度はこれより低い3〜4℃
前後に保たなければならない。したがって、目標値設定
手段25にこの温度が設定され、温度偏差が生じれば、
弁開度が変化して、常に一定温度が得られるように作用
する。
固定化される。例えば、冷房運転時には、蒸発器10の
2次側の出口の冷水温度を7℃前後に保つ方式が一般的
にとられているが、7℃の冷水と熱交換するためには、
蒸発器10の一次側の入口温度はこれより低い3〜4℃
前後に保たなければならない。したがって、目標値設定
手段25にこの温度が設定され、温度偏差が生じれば、
弁開度が変化して、常に一定温度が得られるように作用
する。
【0027】(実施例3)図4は上記各実施例1、2に
用いる電子制御膨張弁7の例を示す。図4においては蒸
発温度検出手段23を電子制御膨張弁9の内部に組み込
んである。図4で、蒸発温度検出手段23は電子制御膨
張弁9内部の出口側流路に接触させており、膨張作用を
受けた直後の冷媒温度の検出が可能である。
用いる電子制御膨張弁7の例を示す。図4においては蒸
発温度検出手段23を電子制御膨張弁9の内部に組み込
んである。図4で、蒸発温度検出手段23は電子制御膨
張弁9内部の出口側流路に接触させており、膨張作用を
受けた直後の冷媒温度の検出が可能である。
【0028】上記構成によれば、圧力損失、熱損失が極
めて少なくより正確な温度検出が可能となる。なお、こ
の電子制御膨張弁9は以下に述べる各実施例に用いても
よいものである。
めて少なくより正確な温度検出が可能となる。なお、こ
の電子制御膨張弁9は以下に述べる各実施例に用いても
よいものである。
【0029】(実施例4)図5において実施例1と異な
るのは、冷水循環回路15に冷水温度検出手段27を設
けた点と、制御手段27の構成である。冷水温度検出手
段25は蒸発器10の二次側出口の配管上に備えられい
る。制御手段24は、蒸発温度検出手段23および冷水
温度検出手段27の検出温度に応じて電子制御膨張弁9
の開度を設定する。すなわち、冷水循環回路15の冷水
負荷の大小を冷水温度により推定し、負荷情報を加味し
て電子制御膨張弁9の開度を設定する。負荷に見合った
冷凍能力を発揮するためには、負荷が大きくなるに従っ
て、冷媒循環量を増す必要がある。したがって、同一の
蒸発温度を得るためには、負荷が大きくなるに伴って、
電子制御膨張弁9の開度を大とする必要がある。冷水温
度が高ければ、負荷は大と判定できるので、冷水温度が
高く、蒸発温度が低い時には電子制御膨張弁9の開度は
大、逆に、冷水温度が低く、蒸発温度が高い時には電子
制御膨張弁9の開度は小とすれば良い。よって、制御手
段24は、蒸発温度検出手段23の検出温度と冷水温度
検出手段27の検出温度の組み合わせに対応する電子制
御膨張弁9の開度を記憶しており、適当なサンプリング
時間毎に読み込んだ、両方の温度に対応した出力を電子
制御膨張弁9に出力する。図6では、蒸発温度Tjをパ
ラメータとした、蒸発温度に対する電子制御膨張弁開度
の関係を示す。図6で、Teは冷水温度であり、Te1<
Te2<Te3の関係がある。
るのは、冷水循環回路15に冷水温度検出手段27を設
けた点と、制御手段27の構成である。冷水温度検出手
段25は蒸発器10の二次側出口の配管上に備えられい
る。制御手段24は、蒸発温度検出手段23および冷水
温度検出手段27の検出温度に応じて電子制御膨張弁9
の開度を設定する。すなわち、冷水循環回路15の冷水
負荷の大小を冷水温度により推定し、負荷情報を加味し
て電子制御膨張弁9の開度を設定する。負荷に見合った
冷凍能力を発揮するためには、負荷が大きくなるに従っ
て、冷媒循環量を増す必要がある。したがって、同一の
蒸発温度を得るためには、負荷が大きくなるに伴って、
電子制御膨張弁9の開度を大とする必要がある。冷水温
度が高ければ、負荷は大と判定できるので、冷水温度が
高く、蒸発温度が低い時には電子制御膨張弁9の開度は
大、逆に、冷水温度が低く、蒸発温度が高い時には電子
制御膨張弁9の開度は小とすれば良い。よって、制御手
段24は、蒸発温度検出手段23の検出温度と冷水温度
検出手段27の検出温度の組み合わせに対応する電子制
御膨張弁9の開度を記憶しており、適当なサンプリング
時間毎に読み込んだ、両方の温度に対応した出力を電子
制御膨張弁9に出力する。図6では、蒸発温度Tjをパ
ラメータとした、蒸発温度に対する電子制御膨張弁開度
の関係を示す。図6で、Teは冷水温度であり、Te1<
Te2<Te3の関係がある。
【0030】上記構成によれば、冷水温度の変化に対応
して、適正な弁開度が得られるため、冷水負荷の変動に
影響を受けずに冷媒サイクルの安定化を図ることができ
る。
して、適正な弁開度が得られるため、冷水負荷の変動に
影響を受けずに冷媒サイクルの安定化を図ることができ
る。
【0031】(実施例5)図7において、実施例4と異
なるのは、制御手段24の構成である。目標値設定手段
25は冷水温度検出手段27で検出された冷水温度Te
よりもT1だけ低い温度Ts=Te−T1を蒸発温度の
目標値として設定する。出力設定手段26は蒸発温度検
出手段23の検出温度が目標値Tsに一致するように電
子制御膨張弁8の弁開度を設定する。すなわち、適当な
サンプリング時間毎に蒸発温度検出手段23の検出温度
Tjと冷水温度検出手段25の検出温度を読み込み、目
標値設定手段25で定めた目標値Tsとの温度偏差ΔT
=Ts−Tjにしたがって、PI制御、PID制御等に
よって出力を設定する。例えば、PI制御を用いた場合
には、実施例2で述べた数式1と同様の形で制御式が表
現される。
なるのは、制御手段24の構成である。目標値設定手段
25は冷水温度検出手段27で検出された冷水温度Te
よりもT1だけ低い温度Ts=Te−T1を蒸発温度の
目標値として設定する。出力設定手段26は蒸発温度検
出手段23の検出温度が目標値Tsに一致するように電
子制御膨張弁8の弁開度を設定する。すなわち、適当な
サンプリング時間毎に蒸発温度検出手段23の検出温度
Tjと冷水温度検出手段25の検出温度を読み込み、目
標値設定手段25で定めた目標値Tsとの温度偏差ΔT
=Ts−Tjにしたがって、PI制御、PID制御等に
よって出力を設定する。例えば、PI制御を用いた場合
には、実施例2で述べた数式1と同様の形で制御式が表
現される。
【0032】上記の構成によれば、冷水負荷の変化に伴
って蒸発温度の目標値が変化する。したがって、冷水負
荷の変化時には、冷水循環回路と冷媒回路の温度バラン
スを保ちつつ、徐々に変化に追従するように作用するの
で、冷媒サイクルの安定化を図ることができる。
って蒸発温度の目標値が変化する。したがって、冷水負
荷の変化時には、冷水循環回路と冷媒回路の温度バラン
スを保ちつつ、徐々に変化に追従するように作用するの
で、冷媒サイクルの安定化を図ることができる。
【0033】(実施例6)図8において実施例1と異な
るのは、第1切り替え弁29および第2切り替え弁30
を備えるとともに、これら切り換え弁の作用により、冷
房時には蒸発器10の2次側回路により室内空調し、暖
房時には、凝縮器8の2次側回路により室内空調を行う
ようにして、冷暖房可能とした点、室外熱交換器22に
外気温検出手段31を設けた点、および制御手段24の
構成である。
るのは、第1切り替え弁29および第2切り替え弁30
を備えるとともに、これら切り換え弁の作用により、冷
房時には蒸発器10の2次側回路により室内空調し、暖
房時には、凝縮器8の2次側回路により室内空調を行う
ようにして、冷暖房可能とした点、室外熱交換器22に
外気温検出手段31を設けた点、および制御手段24の
構成である。
【0034】暖房運転時には、凝縮器7の2次側で得ら
れた温水は第1切り替え弁29、第1循環ポンプ16を
通り、室内熱交換器18で室内空気と熱交換することに
より室内を暖房し、第2切り替え弁30を通り凝縮器7
へ還る。一方、蒸発器10の2次側で得られた冷水は第
1切り替え弁29、第2循環ポンプ20を通り、室外熱
交換器22で室外空気と熱交換を行った後、蒸発器10
へ還る。暖房運転時に、外気温は−10℃〜10℃程度
まで対応する必要があるが、ヒートポンプ運転を実現す
るためには、蒸発温度は−20℃〜0℃程度の範囲にわ
たって制御する必要がある。すなわち、外気温に見合っ
た高効率の暖房運転を行うには、外気温が低くなるに従
って、電子制御膨張弁の開度を小として、蒸発温度を下
げることが必要である。よって、外気温が高く、蒸発温
度が低い時には電子制御膨張弁9の開度は大、逆に、外
気温が低く、蒸発温度が高い時には電子制御膨張弁9の
開度は小とすれば良い。よって、制御手段24は、蒸発
温度検出手段23の検出温度と外気温検出手段31の検
出温度の組み合わせに対応する電子制御膨張弁9の開度
を記憶しており、適当なサンプリング時間毎に読み込ん
だ、両方の温度に対応した出力を電子制御膨張弁9に出
力する。図9では、外気温Toをパラメータとした蒸発
温度に対する電子制御膨張弁開度の関係を示す。図9
で、Toは外気温であり、To1<To2<To3の関係があ
る。
れた温水は第1切り替え弁29、第1循環ポンプ16を
通り、室内熱交換器18で室内空気と熱交換することに
より室内を暖房し、第2切り替え弁30を通り凝縮器7
へ還る。一方、蒸発器10の2次側で得られた冷水は第
1切り替え弁29、第2循環ポンプ20を通り、室外熱
交換器22で室外空気と熱交換を行った後、蒸発器10
へ還る。暖房運転時に、外気温は−10℃〜10℃程度
まで対応する必要があるが、ヒートポンプ運転を実現す
るためには、蒸発温度は−20℃〜0℃程度の範囲にわ
たって制御する必要がある。すなわち、外気温に見合っ
た高効率の暖房運転を行うには、外気温が低くなるに従
って、電子制御膨張弁の開度を小として、蒸発温度を下
げることが必要である。よって、外気温が高く、蒸発温
度が低い時には電子制御膨張弁9の開度は大、逆に、外
気温が低く、蒸発温度が高い時には電子制御膨張弁9の
開度は小とすれば良い。よって、制御手段24は、蒸発
温度検出手段23の検出温度と外気温検出手段31の検
出温度の組み合わせに対応する電子制御膨張弁9の開度
を記憶しており、適当なサンプリング時間毎に読み込ん
だ、両方の温度に対応した出力を電子制御膨張弁9に出
力する。図9では、外気温Toをパラメータとした蒸発
温度に対する電子制御膨張弁開度の関係を示す。図9
で、Toは外気温であり、To1<To2<To3の関係があ
る。
【0035】上記構成によれば、暖房運転時には外気温
の変化に対応して、適正な弁開度が得られるため、高効
率のヒートポンプ運転が可能である。
の変化に対応して、適正な弁開度が得られるため、高効
率のヒートポンプ運転が可能である。
【0036】(実施例7)図10において、実施例6と
異なるのは、制御手段24の構成である。目標値設定手
段25は外気温手段31で検出された外気温Toよりも
Taだけ低い温度Ts=Te−Taを蒸発温度の目標値とし
て設定する。出力設定手段26は蒸発温度検出手段23
の検出温度が目標値Tsに一致するように電子制御膨張
弁9の弁開度を設定する。すなわち、適当なサンプリン
グ時間毎に蒸発温度検出手段23の検出温度Tjと外気
温検出手段25の検出温度を読み込み、目標値設定手段
25で定めた目標値Tsとの温度偏差ΔT=Ts−To
にしたがって、PI制御、PID制御等によって出力を
設定する。例えば、PI制御を用いた場合には、実施例
2で述べた数式1と同様の形で制御式が表現される。
異なるのは、制御手段24の構成である。目標値設定手
段25は外気温手段31で検出された外気温Toよりも
Taだけ低い温度Ts=Te−Taを蒸発温度の目標値とし
て設定する。出力設定手段26は蒸発温度検出手段23
の検出温度が目標値Tsに一致するように電子制御膨張
弁9の弁開度を設定する。すなわち、適当なサンプリン
グ時間毎に蒸発温度検出手段23の検出温度Tjと外気
温検出手段25の検出温度を読み込み、目標値設定手段
25で定めた目標値Tsとの温度偏差ΔT=Ts−To
にしたがって、PI制御、PID制御等によって出力を
設定する。例えば、PI制御を用いた場合には、実施例
2で述べた数式1と同様の形で制御式が表現される。
【0037】上記構成によれば、暖房運転時には外気温
の変化に対応して、適正な弁開度が得られるため、高効
率のヒートポンプ運転が可能である。
の変化に対応して、適正な弁開度が得られるため、高効
率のヒートポンプ運転が可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の吸収式ヒー
トポンプは、蒸発温度検出手段の検出する温度に応じ
て、電子制御膨張弁の開度を制御しているので、きめの
細かい制御が実現できるという効果がある。
トポンプは、蒸発温度検出手段の検出する温度に応じ
て、電子制御膨張弁の開度を制御しているので、きめの
細かい制御が実現できるという効果がある。
【0039】また、冷水温度に応じて、蒸発温度が変化
するので、負荷の変動時であっても安定した動作が実現
できる。
するので、負荷の変動時であっても安定した動作が実現
できる。
【0040】また、暖房運転時には、外気温の変化に応
じて、蒸発温度が変化するので、広範囲な温度変化に対
応して高効率なヒートポンプ運転が可能となる。
じて、蒸発温度が変化するので、広範囲な温度変化に対
応して高効率なヒートポンプ運転が可能となる。
【0041】また、電子制御膨張弁の筺体内部に蒸発温
度検出手段を設けているので、より正確な蒸発温度の制
御が可能となる。
度検出手段を設けているので、より正確な蒸発温度の制
御が可能となる。
【図1】本発明の実施例1における吸収式ヒートポンプ
の構成図
の構成図
【図2】同実施例1における電子制御膨張弁の断面図
【図3】本発明の実施例2における吸収式ヒートポンプ
の構成図
の構成図
【図4】本発明の実施例3における電子制御膨張弁の断
面図
面図
【図5】本発明の実施例4における吸収式ヒートポンプ
の構成図
の構成図
【図6】同実施例4における温度検出手段と電子制御膨
張弁の開度の関係図
張弁の開度の関係図
【図7】本発明の実施例5における吸収式ヒートポンプ
の構成図
の構成図
【図8】本発明の実施例6における吸収式ヒートポンプ
の構成図
の構成図
【図9】同実施例6における温度検出手段と電子制御膨
張弁の開度の関係図
張弁の開度の関係図
【図10】本発明の実施例7における吸収式ヒートポン
プの構成図
プの構成図
【図11】従来の吸収式ヒートポンプを示す構成図
【図12】従来の膨張弁を示す断面図
4 冷媒回路 5 再生器 6 精溜器 7 凝縮器 9 電子制御膨張弁 10 蒸発器 11 吸収器 12 溶液ポンプ 15 冷水循環回路 19 温水循環回路 23 蒸発温度検出手段 24 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 正満 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 澤田 敬 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】再生器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁
と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポンプとを配管
接続してなる冷媒回路と、前記蒸発器の二次側に形成さ
れる冷水循環回路と、前記凝縮器の二次側に形成される
温水循環回路と、前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出す
る蒸発温度検出手段と、前記蒸発温度検出手段の検出温
度に応じて前記電子制御膨張弁の開度を制御する制御手
段を有する吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項2】制御手段は、蒸発温度の目標値を設定する
目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出温度が前記
目標値設定手段の定める目標値と一致するように前記電
子制御膨張弁に電気信号を出力する出力設定手段を有す
る請求項1記載の吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項3】再生器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁
と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポンプとを配管
接続してなる冷媒回路と、前記蒸発器の二次側に形成さ
れる冷水循環回路と、前記凝縮器の二次側に形成される
温水循環回路と、前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出す
る蒸発温度検出手段と、前記冷水循環回路の冷水温度を
検出する冷水温度検出手段と、前記蒸発温度検出手段お
よび前記冷水温度検出手段の検出温度に応じて前記電子
制御膨張弁の開度を制御する制御手段を有する吸収式ヒ
ートポンプ。 - 【請求項4】制御手段は冷水温度検出手段の検出温度よ
り予め定められた値だけ低い温度を目標値として設定す
る目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出温度が前
記目標値設定手段の定める目標値と一致するように電子
膨張弁に電気信号を出力する出力設定手段を有する請求
項3記載の吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項5】再生器と、精溜器と、凝縮器と、膨張弁
と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポンプとを配管
接続してなる冷媒回路と、前記蒸発器の二次側に形成さ
れる冷水循環回路と、前記凝縮器の二次側に形成される
温水循環回路と、前記蒸発器入り口の冷媒温度を検出す
る蒸発温度検出手段と、外気温を検出する外気温検出手
段と、暖房時には前記温水循環回路、冷房時には前記冷
水循環回路により室内空調を行うように切り替える切り
替え手段と、暖房時には前記蒸発温度検出手段および前
記外気温検出手段の検出温度に応じて前記電子制御膨張
弁の開度を制御する制御手段を有する吸収式ヒートポン
プ。 - 【請求項6】制御手段は外気温検出手段の検出温度より
予め定められた値だけ低い温度を目標値として設定する
目標値設定手段と、蒸発温度検出手段の検出温度が前記
目標値設定手段と一致するように電子膨張弁に電気信号
を出力する出力設定手段を有する請求項5記載の吸収式
ヒートポンプ。 - 【請求項7】膨張弁は筺体内部に蒸発温度検出手段を組
みんだことを特徴とする請求項1、3または5記載の吸
収式ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8041601A JPH09236354A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 吸収式ヒートポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8041601A JPH09236354A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 吸収式ヒートポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09236354A true JPH09236354A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12612914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8041601A Pending JPH09236354A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 吸収式ヒートポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09236354A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009024944A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Yazaki Corp | 吸収式冷温水機 |
| WO2023287368A1 (en) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | Muanchart Mankaew | Equipment and processes for temperature stabilization |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8041601A patent/JPH09236354A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009024944A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Yazaki Corp | 吸収式冷温水機 |
| WO2023287368A1 (en) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | Muanchart Mankaew | Equipment and processes for temperature stabilization |
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