JPH09236426A - 接触感知器及び接触感知システム - Google Patents

接触感知器及び接触感知システム

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JPH09236426A
JPH09236426A JP21730796A JP21730796A JPH09236426A JP H09236426 A JPH09236426 A JP H09236426A JP 21730796 A JP21730796 A JP 21730796A JP 21730796 A JP21730796 A JP 21730796A JP H09236426 A JPH09236426 A JP H09236426A
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contactor
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mechanical filter
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JP21730796A
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Jiro Shibata
治郎 柴田
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Nippon Giken Co Ltd
Original Assignee
Nippon Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、被接触物の接触感知を適切且
つ確実に行うこと。 【解決手段】 恒弾性材料によって形成されたメカニカ
ルフィルタ20の振動子の一部分である先端部の接触子
21或いは22による被接触物40との接触によるメカ
ニカルフィルタ20の特性の変化により、被接触物40
に対する接触感知を行うようにしたので、接触感知を行
うべき被接触物40の材質が導体等に限定されず、絶縁
体等であってもその接触感知を容易且つ確実に行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動子の一部分を
接触子としたメカニカルフィルタによって、固体、液
体、気体等の被接触物の接触感知を行う接触感知器及び
接触感知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】接触子と被接触物との接触感知は、接触
子と被接触物との接触によって接触箇所に流れる電流や
接触による接触子の変位によって発生する電気信号の変
化等を検出することにより可能となっている。ちなみ
に、レーザ測長器やCCDカメラ等の光計測によるもの
は、非接触による検出が主であり、対象物の位置や形
状、有無等の検出が可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の接触による被接触物の接触検出は、接触点間に流
れる電流検出や、接触子の変位によって発生する電気信
号の変化等の検出によって可能とされている。
【0004】ところが、電流検出による場合、接触子と
被接触物との間に絶縁物が介在したり、被接触物自体が
絶縁物であったりすると、接触点間に電流が流れないた
め、被接触物の接触感知は不可能となってしまう。
【0005】また、接触子の変位による被接触物の接触
感知の場合、接触子が被接触物に接触してから変位する
までに時間や接触圧力を要するため、感度が鈍いばかり
か、被接触物が変形してしまうおそれがある。更には、
接触子が被接触物と接触する以前に外部からの振動によ
る変位や電気的雑音によって感知ミスを招いてしまうお
それもある。
【0006】一方、上述した光計測による非接触の検出
方式では、構成が大がかりであるため、装置自体が大き
なものとなってしまうばかりか、高価であるという不具
合がある。更に、検出すべき対象物表面が凸凹していた
り透明であったり、光計測器自体に振動が発生した場合
等においては、乱反射光や誤ったデータを採ってしまう
ことになり、対象物の検出ミスを起こしてしまうおそれ
がある。
【0007】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、簡単な構成で、被接触物の接触感知を適切
且つ確実に行うことができる接触感知器及び接触感知シ
ステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被接触物との接触を感知する接触感知器において、振動
子の一部分を接触子としたメカニカルフィルタと、この
メカニカルフィルタに信号を入力する入力手段と、前記
接触子と前記被接触物との接触によってもたらされる前
記メカニカルフィルタの特性の変化を出力する出力手段
とを備えていることを特徴とする。
【0009】この発明では、固有の周波数で振動してい
る接触子が被接触物に接触すると、その振動が抑制され
て振動子の共振条件がずれ、メカニカルフィルタの濾波
特性、すなわちメカニカルフィルタ特性が変化すること
を利用したものであり、メカニカルフィルタに入力され
た信号が、接触後に減衰等して出力手段に出力されるこ
とにより被接触物に対する接触感知が行われる。
【0010】請求項2記載の発明は、前記接触子は、前
記被接触物の感知箇所の形状、寸法及び材質に合わせら
れたゲージとして設定されていることを特徴とする。
【0011】この発明では、接触子が被接触物の感知す
べき形状等に合わせられたゲージとして設定されている
ため、種々の形状等に対し限界ゲージとして一度に検査
することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、前記接触子は、前
記被接触物の接触感知箇所の環境に合わせられた形状、
寸法及び材質に設定されていることを特徴とする。
【0013】この発明では、振動子の一部分を接触子と
して使用しているため、振動子の電気機械トランスジュ
ーサ等を高温高湿、薬品、放射線等の厳しい環境下にさ
らされている接触子から隔離した場所に形成することが
可能となるので、接触子は、被接触物の接触感知箇所の
環境に合わせられた形状、寸法及び材質を設定して使用
できる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記接触子は、弾
性を有していることを特徴とする。
【0015】この発明では、接触子が弾性を有している
ため、接触子と被接触物との接触開始時から接触子の変
形に応じたメカニカルフィルタ特性の変化が連続して現
れるので、被接触物の移動量や被接触物の柔らかさ等の
検出に有効である。弾性をもたせるために、バネ剛材や
ゴム材、気体や液体をクッション材としたもの等を用い
ることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、前記振動子には、
前記接触子を着脱可能にするアダプタが形成されている
ことを特徴とする。
【0017】この発明では、振動子には、アダプタが形
成されているので、接触子の固着や取り外しが容易にな
る。
【0018】請求項6記載の発明は、前記メカニカルフ
ィルタの特性は、特性を調整する特性調整手段によって
自動調整されることを特徴とする。
【0019】この発明では、メカニカルフィルタ特性の
共振鋭度(Q)が温度変化等によってずれた場合であっ
ても、それぞれが自動的に調整されるので、長期間にわ
たり精度の高い接触感知が可能となる。また、自動調整
された程度を知ることによって、異常の程度の診断が可
能となる。
【0020】請求項7記載の発明は、前記接触子あるい
は前記被接触物は、移動手段によって互いに所定の位置
に合わせられるとともに、測距手段及び計時手段によっ
て移動開始点から前記被接触物との接触開始点までの移
動距離及び移動時間が計られることを特徴とする。
【0021】この発明では、位置の設定及び制御機能等
を有する移動手段によって、接触子と被接触子とが互い
に所定の位置に合わせられるようにしたので、被接触物
の所定の位置の接触感知が可能となり、被接触物の複雑
な形状や寸法、更には被接触物の移動速度、移動加速度
及び移動軌跡等の計測も可能となる。
【0022】請求項8記載の発明は、前記接触子は、前
記被接触物の接触感知箇所に対応させて複数個設けられ
ていることを特徴とする。
【0023】この発明では、接触子が被接触物の接触感
知箇所に合わせて複数個設けられているため、被接触物
の接触感知箇所が多数ある場合であっても、短時間で不
良個所の検出等が可能となる。
【0024】請求項9記載の発明は、前記接触子には、
前記被接触物の接触感知箇所の形状、寸法及び材質に対
応させた数の接触部位が設けられていることを特徴とす
る。
【0025】この発明では、被接触物の接触感知箇所が
多数あって、それぞれの形状が異なる場合であっても、
それぞれに対応させた接触子の接触部位によって接触感
知が行われるため、一度の接触感知により、広範囲の不
良個所検出等が可能となる。
【0026】請求項10記載の発明は、接触子は、所定
間隔離間されており、これら接触子間に掛け渡されてい
る細線に接触機能がもたされていることを特徴とする請
求項
【0027】この発明では、所定間隔離間された接触子
間に掛け渡した細線に接触機能をもたせたので、接触子
の寸法や質量及び信号入力電力の増大を招くことなく、
広範囲に渡った被接触物の接触感知を高感度、且つ高速
に行うことが可能となる。
【0028】請求項11記載の発明は、前記接触子は、
所定間隔離間されており、これら接触子間に掛け渡され
ている板に接触機能がもたされていることを特徴とす
る。
【0029】この発明では、所定間隔離間されている接
触子間に掛け渡した板に接触機能をもたせているので、
更に広範囲に渡った被接触物の接触感知を高感度、且つ
高速に行うことが可能となる。
【0030】請求項12記載の発明は、前記接触子の振
動の平均速度が、前記被接触物の移動速度の2倍以上と
されていることを特徴とする。
【0031】この発明では、接触子の振動数と振幅で定
まる振動の平均速度を、被接触物の移動速度の2倍以上
としたので、たとえば被接触物自体が高速に変化する振
動であっても、その振動状態を検出することが可能とな
る。
【0032】請求項13記載の発明は、前記メカニカル
フィルタ特性の変化を、計測手段が前記振動子の振動周
期の半分より短い周期で継続して採ったデータを用いて
計測することで、前記接触子と前記被接触物との接触状
態が感知されることを特徴とする。
【0033】この発明では、メカニカルフィルタ特性の
変化を、計測手段が振動子の振動周期の半分より短い周
期で継続して採ったデータを用いて計測することで、接
触子と被接触物との接触状態が感知されるようにしたの
で、振動子の振動周期に制約されることなく、高速に接
触感知を行うことができる。
【0034】請求項14記載の発明は、前記接触感知器
が複数個組み合わされており、更に制御手段によってそ
れぞれの接触感知器が関連づけられていることを特徴と
する。
【0035】この発明では、接触感知器を複数個組み合
わせ、更に制御手段によってそれぞれの接触感知器を関
連づけるようにしたので、より複雑な形状、寸法、材質
等の感知を高感度、高速に行うことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の詳細
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の接触感知
器の一実施の形態を示すものである。
【0037】同図に示すように、メカニカルフィルタ2
0には、エリンバー等のQの高い恒弾性材料に圧電セラ
ミックス等のトランスジューサが固着された振動子22
が形成されており、その一部分である先端部が接触子2
1となっている。
【0038】ここで、信号源10からの電気信号fが入
力抵抗Ri を通して上記の圧電セラミックス等のトラン
スジューサに接続された入力端子23と端子25との間
に印加されると、機械共振子である振動子22が同調し
てその先端部分の接触子21と共に固有の周波数で振動
する。更に、この機械振動が上記の圧電セラミックス等
のトランスジューサに接続された出力端子24と端子2
5から同調した電気信号fとして出力抵抗RO から出力
される。そして、この電気信号fが測定器30によって
測定される。
【0039】いま、接触子21が被接触物40に接触し
ていない場合は、メカニカルフィルタ20の濾波特性、
すなわちメカニカルフィルタ特性は変化しないので、信
号源10からの電気信号fは殆ど減衰することなしに通
過して測定器30によって測定されるが、接触子21が
被接触物40に接触すると、機械共振子の振動が抑制さ
れ、メカニカルフィルタ特性が変化し、信号源10から
の電気信号fは減衰等して測定器30によって測定され
る。このような相違から被接触物40に対する接触感知
が可能となっている。メカニカルフィルタ特性は、一般
的にメカニカルフィルタ20の周波数特性で周波数と位
相及び利得等の関係が表現される。
【0040】したがって、この実施の形態では、恒弾性
材料によって形成されたメカニカルフィルタ20の振動
子の一部分である先端部の接触子21による被接触物4
0との接触によるメカニカルフィルタ20の特性の変化
により、被接触物40に対する接触感知を行うようにし
たので、接触感知を行うべき被接触物40の材質が導体
等に限定されず、絶縁体等であってもその接触感知を容
易且つ確実に行うことができる。
【0041】ちなみに、図2に示すようなマイクロスイ
ッチ型の接触感知器によっても、被接触物40の接触感
知を行うことはできるが、次の点で本実施の形態におけ
るメカニカルフィルタ20を有する接触感知器とは機能
が異なる。
【0042】すなわち、マイクロスイッチ型では、被接
触物40に接触子26が接触していないとき、スイッチ
sは図示しない弾性部材の付勢力によって端子a側に接
続されており、被接触物40との接触によりスイッチs
が押し込まれて端子bに接続されると、抵抗R1 及びR
2 の抵抗値の違いによって測定器30の指示値が異な
り、接触の有無が感知される。
【0043】この場合、端子a,b間の距離dを大きく
とることで、外部からの振動の影響を受け難くすること
ができるが、逆に端子a,b間の距離dを大きくとると
感度が下がってしまう。これに対し、その距離dを小さ
くすることにより、感度を上げることは可能となるが、
逆に外部からの振動の影響を受け易くなり、振動等の影
響を受けて感知ミスを生じ易くなる。また、スイッチs
を切り換えるために押圧力を必要とするが、被接触物4
0の接触箇所41に加わる押圧力で被接触物40に変形
等の不都合を生じる場合がある。
【0044】更には、このようなスイッチsと端子a,
bとの接触式に限らず、電界や磁界の変化の大きさで被
接触物40を検出する非接触の方法でも同様の不具合を
生じるおそれがある。
【0045】この点、本実施の形態の接触感知器の場
合、メカニカルスイッチを必要とせず、メカニカルフィ
ルタ特性の変化によって接触感知が可能となるため、接
触感度が高く、しかも耐震性もあるため、上述した不都
合が解消されるものである。
【0046】図3は、請求項2、3、5に係るものであ
り、図1のメカニカルフィルタ20の構成を変えた場合
の他の実施の形態を示すものであり、音叉型のメカニカ
ルフィルタの接触子の形状、材質、着脱等に関するもの
であって、接触子21pは、耐磨耗性、耐薬品性、耐熱
性等に優れた軽量のセラミックス材で、極めてQの高い
恒弾性材料の振動子22aに取り外し可能な図示しない
アダプタである治具に取り付けられたものである。な
お、以下に説明する図において、図1と共通する部分に
は同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0047】同図に示す振動子22a及び接触子21p
は、上述したように、信号源10からの電気信号fに同
調して振動する。このとき、接触子21pの振動の方向
が矢印c方向である場合に、たとえば接触子21に対す
る上記の被接触物40との接触箇所を、たとえばP1 ,
P2 , P3 等と選ぶことができる。
【0048】ここで、それぞれの接触箇所P1 , P2 ,
P3 について説明すると、まずP1の場合、接触子21
pの振動の方向である矢印c方向に対して直交する方向
であり、この直交する方向では接触子21の位置の変化
がないため、この方向でのメカニカルフィルタ20を用
いた位置検出精度が高くされる。また、接触箇所P2に
おいては、接触子21の振動方向にあるため、微妙な抗
力も感知できる高感度部分であり、接触の程度によって
出力信号が変化する部分となっている。更に、接触箇所
P3 においては、その幅が狭くされているため、狭い場
所にある物を感知する場合等に便利な部分である。
【0049】図4は、請求項2又は3に係るものであ
り、図3の接触子21pの構成を変えた場合の他の実施
の形態を示すものである。
【0050】すなわち、同図は、図3の接触子21pの
形状を変えたものであって、同図(a)の接触子21a
は角錐状であり、同図(b)の接触子21bは針状であ
り、同図(c)の接触子21cは球状であり、同図
(d)の接触子21dは円筒状であり、同図(e)の接
触子21eは細板状であり、同図(f)の接触子21f
は曲板状であり、同図(g)の接触子21gは楔状であ
り、同図(h)の接触子21hは櫛状であり、同図
(i)の接触子21iは様々な被接触物の形状に合わせ
られた孔が設けられたものである。
【0051】そして、これらの接触子21a〜iのいず
れかを選択使用することにより、様々な形状等に合わせ
ての接触感知を行うことができる。
【0052】すなわち、たとえば図4(d)に示した円
筒状の接触子21dを寸法の限界ゲージとして適合する
形に組み上げることで、製品の良否判別を行うことが可
能である。また、図4(b)に示した針状の接触子21
bを用いることで、細穴の深さ検査等も可能である。
【0053】更に、材質においても、耐湿性、耐寒性の
あるもの、弾性のあるものや剛性のあるもの、さらには
絶縁体や導体あるいは半導体等を使用目的に合わせて選
定して接触子に形成することができる。
【0054】また、図3に示した接触子22aには圧電
音叉振動子に限らず、音片振動子あるいは磁歪振動子又
はクリスタル振動子、セラミック振動子等を用いてもよ
い。更に、これらに、接続用のアダプタを介して上記の
各種接触子21a〜i,21p等を着脱自在に取り付け
るようにしてもよい。
【0055】図5は、請求項4に係るものであり、図3
の接触子21pの構成を変えた場合の他の実施の形態を
示すものであって、振動子22aの先端部には接着材2
7によりバネ性のある細線からなる接触子21jが固着
されている。
【0056】この場合、被接触物40と比べて接触子2
1jには弾力性があるので、被接触物40を移動させて
接触子21jに接触させようとすると、接触子21jに
は接触開始からの移動量に応じた曲がり変形が与えられ
る。そして、その応力がメカニカルフィルタ20の振動
子22aの振動を抑制してメカニカルフィルタ特性を変
化させるので、上述した信号源10からの電気信号fは
測定器30によってその減衰や位相等が測定され、被接
触物40の移動量とその減衰量や位相変化等の相関から
被接触物40の移動量が計測される。
【0057】更には、接触子21jの材質や寸法等を適
宜選択することにより、被接触物の移動量や柔らかな被
接触物40の柔らかさの計測、接触圧が問題となる生体
や液体液体あるいは半導体表面等の位置や変位や寸法測
定、工作機械における振動部分の位置や変位や振動計
測、たとえばオーバートラベルを大きくとったタッチス
イッチやリミットスイッチ等にも適用が可能である。
【0058】図6は、請求項6に係るものであり、図1
の接触感知器の構成を変えた場合の他の実施の形態を示
すものであって、メカニカルフィルタ20の上記の入力
手段と上記の出力手段の中にCPU等の電子デバイスで
構成されている自動調整装置50,51が設けられてい
て、上記入力手段と上記出力手段の回路定数等を適正な
状態に自動調整するものである。
【0059】すなわち、この実施の形態では、メカニカ
ルフィルタ20の共振鋭度Qのピークが温度変化等の原
因でずれた場合であっても、自動調整装置50,51に
よって適正な状態に自動調整されるため、常に感度の良
い接触感知が可能となる。また、メカニカルフィルタ特
性の正常値と自動調整された値を比較することによっ
て、接触感知器の異常状態等を診断することができる。
【0060】図7は、図6の接触感知器の構成を変えた
場合の他の実施の形態を示すものであり、メカニカルフ
ィルタ20の出力がA/Dコンバータ52によってディ
ジタル信号に変換されると、制御部53がその変換され
たデータに基づき、分周器54の分周動作をコントロー
ルし、測定器30の指示値が所定の値となるように制御
する構成とされている。
【0061】したがって、この実施の形態では、分周器
54の分周動作をフィードバック制御するようにしてい
るため、メカニカルフィルタ20の出力を所定の値とす
ることができ、たとえば接触感知器の初期設定を行う場
合等に適している。
【0062】図8は、図1の接触感知器の構成を変えた
場合の他の実施の形態を示すものであり、被接触物40
と接触子21との接触状態を詳しく知るために、メカニ
カルフィルタ20の出力手段として、増幅器55、A/
Dコンバータ52、信号波形解析器58が設けられてい
る。
【0063】すなわち、抵抗R3 を大きくすることで、
メカニカルフィルタ特性の共振鋭度Qを下げている。ま
た、接触子21に弾性をもたせて振動の振幅を大きく、
しかも振動周波数を高く採っている。更に、増幅器5
5、A/Dコンバータ52及び信号波形解析器58は高
速・高分解能動作を可能なものとしている。
【0064】これにより、接触子21の振動周波数が高
く、A/Dコンバータ52等が高速・高分解能であるた
め、被接触物40に対しての微妙な接触状態の感知が可
能であり、被接触物40の移動距離や移動速度、更には
移動の加速度等を厳密に知ることが可能となるため、被
接触物40の移動解析等に適したものとなっている。
【0065】図9は、図1に示した接触子21をバッフ
ァ材60を介して被接触物40に接触させるようにした
場合の他の実施の形態を示すものである。
【0066】すなわち、この実施の形態では、接触子2
1と被接触物40との接触を、バッファ材60を介して
行わせるようにしているため、被接触物40が液体等の
ように流動的であるものに対しても有効であるばかり
か、接触による接触子21の磨耗や汚れ対策等にも有効
である。しかも、被接触物40が液体である場合には、
バッファ材60を介して内部圧力の変動等も知ることが
できる。
【0067】図10は、図1の接触感知器の構成を変え
た場合の他の実施の形態を示すものであり、メカニカル
フィルタ20の出力側には感知の作動時間を制御するシ
ーケンサ56が設けられている。また、この実施の形態
のメカニカルフィルタ20は、4端子になっていて、入
力端子23,25と出力端子24,26とを具備してい
る。
【0068】したがって、この実施の形態では、シーケ
ンサ56によって接触感知の作動時間が制御されるた
め、たとえば雑音の多い工場等において、ロボット機構
の位置制御やLSIのリード線曲がりを感知する場合
等、接触感知する必要のない感知工程での接触感知が作
動しないため、外部雑音による感知ミス等の発生が抑制
される。
【0069】図11は、図1の接触感知器の構成を変え
た場合の他の実施の形態を示すものであり、メカニカル
フィルタ20の出力側に、A/Dコンバータ52、A/
Dコンバータ52aの出力が取り込まれる制御部53、
制御部53の出力をアナログ信号に変換するD/Aコン
バータ57によってディジタルフィルタ70が設けられ
ている。
【0070】したがって、この実施の形態では、接触子
が自己振動しているために、外部から進入してくる振動
のノイズに対して基本的に強いところに優位性がある
が、更に、この実施の形態のように、ディジタルフィル
タ70を適用すると、フィルタ特性の設定や波形解析等
をソフトウェア上で容易にできるようになるので、雑音
除去や濾波特性の設定や変更及び高周波振動解析等によ
って、接触感知器の性能を大幅に向上させることが可能
となる。
【0071】図12は、請求項7及び請求項13に係る
ものであり、たとえば図5に示した接触子21jをロボ
ットに適用した場合の他の実施の形態を示すものであっ
て、ロボット80の先端部に弾性を有した接触子21j
が取り付けられている。
【0072】このような構成では、ロボット80の先端
部に取り付けられている接触子21jにより、測定した
い被接触物40の所定の位置であるたとえばP4 ,P5
,P6 をプログラミングしておくことで、被接触物4
0の位置や寸法等の計測において、従来のタッチセンサ
と比較し、約1/1000の接触圧と1000倍の高速
感知が可能となる。
【0073】この場合、被接触物40がテーブル81上
を移動している場合であっても、位置の設定及び制御機
能等を有する移動手段を用いてロボット80の動きを被
接触物40の移動に同期させることができるので、所定
の位置の接触感知が可能となるので、被接触物40の移
動速度や振動状態、或いは被接触物40の形状等の計測
も可能となる。
【0074】図13は、請求項8に係るものであり、図
1のメカニカルフィルタ20を複数設けた場合の他の実
施の形態を示すものであって、駆動シャフト86に取り
付けられているベース部85の下面側に上記のメカニカ
ルフィルタ20の振動子の一部分である接触子21が複
数取り付けられている。
【0075】また、それぞれの接触子21の長さln や
間隔uは、サーボモータ等の駆動力によって個別に設定
されるようになっている。更に、各接触子21による検
出信号は、信号線87によってコンピュータ機器等に与
えられるようになっている。
【0076】このような構成では、それぞれの接触子2
1の間隔uは、LSI等の電子部品90の端子91の間
隔に合わせられ、しかも各接触子21が個別に振動する
ようになっている。
【0077】したがって、この実施の形態では、何れか
の接触子21に電子部品90の端子91が接触すると、
メカニカルフィルタの特性が変化するため、端子91の
不良個所を瞬時にして判断することが可能となる。
【0078】ちなみに、図14に示すように、接触子2
1が単一のものとされている場合、電子部品90の端子
91の配置に合わせて接触子21を移動制御する必要が
あるため、全ての端子91の高さh等の検出を行うため
には時間或いは精度的に問題が発生する場合がある。
【0079】図15は、請求項9に係るものであり、図
1のメカニカルフィルタ20の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示すものであって、加工品100の加工箇
所101〜104に合わせて接触子21の形状・寸法が
変えられている。
【0080】すなわち、同図に示すメカニカルフィルタ
20は、圧電音片振動子を用いたものであって、振動子
22Aと接触子21Bとが一体に設けられている。接触
子21Bの下端部側の接触部位は、加工品100の加工
箇所101〜104に合わせた形状・寸法とされてい
る。
【0081】したがって、この実施の形態では、接触子
21Bの下端部側の接触部位が加工品100の加工箇所
101〜104のいずれかに接触することにより、振動
子22Aの振動が妨げられるため、加工形状がマチマチ
であっても、これらの加工箇所の加工不良等の検出を瞬
時に行うことができる。
【0082】なお、この実施の形態では、接触子21B
及び振動子22Aを単に一体的に設けた場合について説
明したが、この例に限らず、たとえば接触子21B及び
振動子22Aを分割線28に沿って分割させた構成とし
てもよく、この場合には加工品100の加工箇所101
〜104との接触を個別に検出することが可能となるた
め、接触感度を上げることができる。
【0083】図16は、図13の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0084】同図に示すように、駆動シャフト86に支
持されているベース部85は対向配置されている。それ
ぞれのベース部85には、3分割構成とされた入力端子
23aを有する振動子22Aが設けられているととも
に、それぞれの先端部に接触子21が設けられている。
【0085】そして、たとえばコネクタピン120の曲
がりを検査しようとする場合、駆動シャフト86の駆動
によって、接触子21が基準位置であるP7 ,P8 の位
置に合わせられた後、駆動シャフト86が矢印x方向に
移動される。このとき、何れかのコネクタピン120が
上下の何れかの接触子21に接触することにより、コネ
クタピン120の曲がりと曲がり方向とが同時に検出さ
れる。
【0086】したがって、この実施の形態では、接触子
21を分割して配置するようにしたので、接触子21が
一体に設けられている場合に比べ接触感度が上げられる
とともに、接触子21の幅寸法を1本のコネクタピン1
20の幅寸法とした場合に比べても横方向への移動距離
を1/6程度とすることができる。
【0087】ここで、接触子21の幅寸法を1本のコネ
クタピン120の幅寸法にすると、接触感知した接触子
からの出力信号と駆動シャフト86の位置から、コネク
タピン120の曲がり不良の場所と方向を特定すること
ができる。接触子21を固定し、コネクタピン120を
移動して曲がり不良を検査する場合でも、接触感知の出
力信号が出る接触子21の場所とコネクタピンの移動時
間から、曲がったコネクタピン120を分かるようにす
ることができる。なお、接触子の数と間隔や形状はこの
例に限定されるものではない。
【0088】図17は、図15の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0089】同図に示すように、駆動シャフト86に支
持されているベース部85には、加工品100の個々の
加工箇所105〜107の形状・寸法に合わせられた接
触子21が設けられている。
【0090】そして、駆動シャフト86の矢印x,y間
の移動により、個々の接触子21が加工品100の加工
箇所105〜107に沿って移動されることにより、加
工箇所105〜107の加工寸法の良否が連続的に検査
される。
【0091】したがって、この実施の形態における接触
感知器は、たとえば加工寸法の良否を判定する基準ゲー
ジとして用いることができ、CCDカメラ等の光学装置
やマイクロスイッチ等のような他のセンサ等によって加
工寸法の良否を検査するものと比較し、検査所要時間、
精度、感度等において格段に優れたものとなっている。
【0092】なお、この実施の形態では、駆動シャフト
86の移動に伴い、個々の接触子21を同時に移動させ
る場合について説明したが、この例に限らず、それぞれ
の接触子21をそれぞれの加工箇所の位置や形状・寸法
に合わせ、位置制御装置を用いて所定の軌跡で個別に移
動させるようにしてもよい。
【0093】図18は、図17の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0094】すなわち、同図においては、切削による加
工品100の加工箇所108〜112の基準寸法に合わ
せられた接触子21が複数設けられている。これら接触
子21は、図示しない自動位置制御装置によって所定の
位置に配設されている。
【0095】したがって、この実施の形態では、たとえ
ば加工品100を軸回りに回転させることにより、切削
された加工箇所108〜112のそれぞれの加工寸法の
検査が併行的に行われるので、加工寸法の検査を短時間
で行うことができる。
【0096】図19及び図20は、図13の接触感知器
の構成を変えた場合の他の実施の形態を示すものであ
る。
【0097】すなわち、これらの図においては、隔壁1
30,131によって区切られた空間の略中心部に接触
子21が配設され、更にそれぞれの空間内には内部に液
体を収容したゴム容器132が配設されており、これら
ゴム容器132によって多数のセルが構成されている。
【0098】このような構成では、図20に示すよう
に、たとえば上面側から押圧力Pが加えられると、その
押圧力Pはゴム容器132の間隙133側に変位となっ
て現れるため、押圧力Pの加えられた場所を知ることが
できるとともに、接触子21による感知により、押圧力
Pの加えられた場所や大きさ等を知ることができる。
【0099】このとき、それぞれのゴム容器132は、
隔壁130,131によって互いに隔離されているた
め、相互に押圧力Pの変位による干渉を及ぼさないよう
になっていて、接触子21が固有の振動数で振動してい
るため、外部振動による影響をも受け難く、メカニカル
フィルタ20特有の機能により、温度特性等においても
優れたものとなっている。
【0100】したがって、この実施の形態では、振動や
温度特性等に優れているので、介護機器や搬送設備のハ
ンドリング部等に用いた場合に有効である。
【0101】図21は、図13の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0102】すなわち、この実施の形態では、たとえば
危険ガスの噴射口135の近傍にメカニルフィルタ特性
を有する図示しない圧電音叉型振動子の一部分である接
触子21がそれぞれに対応させて配設されている。
【0103】そして、何れかの噴射口135からガスが
噴射された場合、その噴射力によってメカニカルフィル
タ特性が変化するため、その特性の変化から該当する噴
射口135を感知したり、ガスの圧力や湿度等を感知す
ることができる。
【0104】なお、この実施の形態においては、接触子
21の材質を耐熱性、耐薬品性に優れたセラミックス等
を用いることにより、他の方法では難しい感度の良いガ
ス検知が可能となる。
【0105】図22は、請求項10に係るものであり、
図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の実施の形態
を示すものである。
【0106】同図に示すように、メカニカルフィルタ2
0が2個設けられており、接触子21間に、軽量であり
且つ強固で変形し難い円柱状の鋼細線137が掛け渡さ
れて長い接触子を形成している。また、鋼細線137の
長さは5cm、直径は0.5mmφとされている。
【0107】このような構成では、信号源10からたと
えば1KHzの周波数の入力信号fが両メカニカルフィ
ルタ20の入力端子23と端子25との間に印加される
と、上述したように、両メカニカルフィルタ20がその
周波数に同調して振動する。
【0108】このとき、鋼細線137に上述した被接触
物40等が接触すると、両メカニカルフィルタ20の振
動が抑制され、両メカニカルフィルタ20の出力端子2
4と端子25から出力される信号が変化することによ
り、被接触物40等との接触状態を感知することができ
る。
【0109】このように、この実施の形態では、2個の
メカニカルフィルタ20の接触子21間に鋼細線137
を掛け渡した構成としたので、両メカニカルフィルタ2
0の質量・寸法・体積及びパワーを増加させることな
く、鋼細線137上の広い範囲で被接触物40等との接
触状態を高速・高感度で感知することができる。
【0110】すなわち、たとえば図23に示す構成の接
触感知器のように、メカニカルフィルタ20の接触子2
1を幅をもたせた構成とした場合、全体の寸法・質量が
大きくなるため、振動子22の励振に高電力を要し、ま
た振動子22が多モード振動になり易いので、振動波形
解析が難しく高速感知が難しく、更には接触感度が著し
く低下してしまうが、図22に示したように、2個のメ
カニカルフィルタ20の接触子21間に鋼細線137を
掛け渡した構成とすることで、小電力及び軽量のまま
で、高速、高感度にして広範囲の接触感知が可能とな
る。
【0111】また、ゴム線を掛け渡して使用する場合に
おいては、ゴムの張力で接触圧力が緩和されるので、柔
らかい接触が得られ、また、被接触物の移動距離が長い
場合でもこの間の接触感知が可能となる。掛け渡すもの
の形状、寸法及び材質等は被接触物の状態や計測する目
的に合わせて選定すればよい。更に、両メカニカルフィ
ルタの信号源10及び測定器30等はそれぞれ1回路に
なっているが、2回路にしてもよく、それぞれの振動子
22の振動周波数が必ずしも同一である必要はない。
【0112】なお、この実施の形態では、両メカニカル
フィルタ20の接触子21間に直線状の鋼細線137を
掛け渡した場合等について説明したが、この例に限ら
ず、鋼細線137を曲線状としてもよく、更に凹凸形状
等のように他の形状としてもよい。
【0113】図24は、図22の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0114】同図に示す接触感知器の場合、2個のメカ
ニカルフィルタ20の接触子21間にセラミックス製の
細い角柱線138が掛け渡されている。また、角柱線1
38には、寸法精度の良い円柱の突起139が複数突設
されている。
【0115】そして、このような構成では、加工品14
0に形成された円柱状の穴141に、上記の角柱線13
8の突起139が差し込まれることにより、その穴14
1の直径と深さ等の精度が検出される。
【0116】したがって、この実施の形態では、2個の
メカニカルフィルタ20の接触子21間に張架された角
柱線138に寸法精度の良い円柱の突起139を複数突
設したので、たとえば加工品140に形成された複数の
穴141の直径や深さ不良等を同時に検査することが可
能となる。
【0117】なお、この実施の形態では、角柱線138
に突起139を複数突設した場合について説明したが、
この例に限らず、突起139の形状や角柱線138の材
質等においては、測定対象に合わせて適切なものを選択
することで様々な形態をとることができる。
【0118】図25は、図22の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものであり、幅のある
接触子22に穴22bが形成されることで、接触感知器
の全体の質量が小さくされている。
【0119】したがって、この実施の形態では、幅のあ
る接触子22に穴22bを形成することで、図23の接
触感知器における問題の殆どが解消されるので、図23
の接触感知器に比べて高感度化、高速度化、高精度化が
図れる。
【0120】図26は、請求項11に係り、図22の接
触感知器の構成を変えた場合の他の実施の形態を示すも
のであって、同一特性のメカニカルフィルタ20が4個
設けられている。また、それぞれは、接触子21が面一
となるように配設されているとともに、各接触子21間
には薄板29が固定されている。
【0121】したがって、この実施の形態では、各接触
子21間に固定された薄板29により、面積の大きい接
触子を形成することができるので、広い範囲での接触感
知が可能となる。
【0122】図27は、請求項12に係り、図26の接
触感知器の構成を変えた場合の他の実施の形態を示すも
のである。
【0123】すなわち、同図に示すように、薄板29に
は測定対象物40a〜40cの形状に合わせられた複数
の突起29a〜29cが設けられている。
【0124】このような構成では、たとえば測定対象物
40a〜40cが1KHzの周波数で別個(非同期)に
移動している場合であっても、その振動状態を3KHz
の周波数で振動する突起29a〜29cにより感知する
ことができる。また、測定対象物40a〜40cの動き
については、サンプリング定理により検知可能である。
【0125】図28は、図22の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0126】同図に示すように、ベース部85に配設さ
れているメカニカルフィルタ20の接触子21間には、
鋼細線137が固定されている。また、ベース部85に
は、弾性を有した複数の接触子21jが配設されてい
る。
【0127】このような構成の接触感知器では、LSI
等の電子部品を基板に実装する場合においての半田ボー
ルの寸法不良等の検出に適したものであって、メカニカ
ルフィルタ20の接触子21間に固定されている鋼細線
137がボールグリッドアレー上を移動することによ
り、半田ボールの寸法不良が検出される。但し、鋼細線
137によって検出されるものは、基準より寸法の大き
いものであって、基準より寸法の小さいものは弾性を有
した複数のメカニカルフィルタの接触子21jによって
検出される。
【0128】したがって、この実施の形態では、接触感
知により、半田ボールの寸法不良が検出されるので、光
学的方法による検査において困難とされていた球状や円
筒形状の検出を可能とするばかりか、検査の際には電子
部品への通電を必要としないので、電子部品の破損防止
も可能となる。
【0129】なお、この実施の形態では、接触子21j
を一列に配設した場合について示しているが、この例に
限らず、接触子21jを二列以上配設させるようにして
もよく、この場合には、接触子21jの数が増やされる
ので、検出速度を上げることが可能となる。
【0130】図29は、図26の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものであり、たとえば
3個のメカニカルフィルタ20の接触子21に薄板29
が取り付けられている。
【0131】このような構成では、加工品100に形成
された溝113の幅Wを計測する場合、薄板29をその
溝113に挿入する。このとき、薄板29の振動の振幅
wは、入力端子23と端子25に印加する信号源10か
らの信号fで変わるので、溝113によって薄板29の
振動が抑制されてメカニカルフィルタ特性が変わったと
きの入力信号fの大きさから溝113の幅Wが計測され
るようになっている。
【0132】したがって、この実施の形態では、溝11
3の幅Wを電気的に計測することができるので、溝幅の
測定を高精度で行うことができる。また、図16や図3
5で説明するピン曲がりやピッチ不良の検査において、
薄板29の先端部分を平坦なものと櫛状に加工したもの
を2枚組み合わせて同図のピンの上下に配置させると、
広範囲に渡った検査を一度に行うことが可能となる。
【0133】図30は、請求項13に係るものであり、
移動物体の原点を出す場合に適した接触感知器を示すも
のである。同図に示すように、メカニカルフィルタ20
がケース150内部に収納され、その一部の接触子21
がケース150から露出している。ケース150は、バ
ネ板151によって支持されている。ケース150に
は、メカニカルフィルタの出力回路の2つの異なる場所
から引き出された信号線152〜154が設けられてい
る。同図では、メカニカルフィルタの信号入出力回路の
図示を省略してある。
【0134】これらの信号線(152−153),(1
52−154)間での信号A,Bの出力波形は、図31
に示す通りであり、接触子21がワーク160に接触し
始めると、信号線152〜154からの信号波形はバネ
板151の屈曲に応じた波形で出力される。すなわち、
接触子21がワーク160に接触する前では、それぞれ
の信号A,Bの波高値がH1 ,H2 であるのに対し、接
触子21がワーク160に接触し始めると、それぞれの
波高値がh1 ,h2 に変化する。
【0135】したがって、このような接触による交流波
形の変化を、CPUやA/Dコンバータを用い、T1 /
100のサンプリング周期で連続して高速に捕らえるこ
とにより、コンピュータによる推移データの数理的処理
で接触開始時点t0 や接触の程度を示す波高値h1 等を
精度よく計測することができる。
【0136】また、計測に際して、接触前のデータの推
移は、接触子21の振動に応じて緩やかであるが、接触
開始時点t0 では波形が急激に変化し、接触の強さによ
り波高値h1 ,h2 等が決まってくる。このため、接触
の前の1サイクルの波形と後の1サイクルのメカニカル
フィルタ特性の差異、すなわち自己相関をとることによ
り、接触の状態を高精度且つ高速に捕らえることも可能
である。
【0137】更に、コンピュータによる推移データの数
理的処理として、たとえば測定データの変化率の傾向を
判断したり、雑音除去や信号強調したりする場合に、接
触感知に伴う物理現象の意味付けに基づいてデジタル信
号処理を行う手法がある。
【0138】このように、この実施の形態では、移動物
体であるワーク160又は接触子21を移動させる移動
手段と移動開始点から接触開始点までの移動距離を計測
する測距手段とを備えることで、変位計や厚み計等を構
築することが可能であり、更に移動時間を計る計時手段
を備えることで、移動物体の速度や加速度を計測できる
装置の構築が可能である。
【0139】ちなみに、図32及び図33に示すよう
に、メカニカルフィルタの出力特性を信号線155,1
56から取り出す場合、これら信号線155,156か
らの交流信号は、CR平滑回路を通過すると直流の出力
電圧Va となるが、振動している接触子21への接触が
始まってから時定数τ後に出力電圧Vb となる。但し、
この実施の形態では、信号入出力回路の図示を省略して
いる。
【0140】したがって、接触を感知する場合には、予
め設定した基準電圧、すなわち閾値電圧Vs と出力電圧
Vb とをコンパレータ等で比較することにより、接触開
始時点t0 等を計測することができるが、このCR平滑
回路の時定数τで接触時間の精度が決まる。このため、
接触時点等を高精度で感知することが困難となるばかり
か、雑音による誤りを避けるために、余裕のある閾値電
圧Vs を定める必要があることから、高感度を期待する
ことが困難となっている。
【0141】図34は、上述した接触感知器をプレス機
の下死点を検出する場合に適用した他の実施の形態を示
すものである。
【0142】すなわち、プレス機170のプレス板17
1は、矢印D方向に移動自在とされているとともに、接
触子21は図示しないバネによって同方向に若干移動自
在となるように配設されている。但し、同図において
は、メカニカルフィルタの信号入力回路の図示を省略し
ている。また、測定器30は高速電流計である。
【0143】そして、プレス機170のプレス板171
が下降し、プレス機170の突出片172が接触子21
に接触することにより、接触による接触子21の弾性応
力の変化が接触点からの変位量を示す電気信号として表
される。
【0144】そこで、メカニカルフィルタ特性の変化を
出力する出力回路のインピーダンスZ1 ,Z2 の端子電
圧V1 ,V2 の瞬時値をデジタル信号として捕らえるこ
とにより、接触の始まり時点やプレス板171間の距離
等の検知が可能となる。
【0145】ここで、連続プレスの周期が1/10秒の
とき、接触子21の振動周期を1ミリ秒、このデジタル
信号のサンプリング周期を、接触子21の振動周期の半
分以下、すなわちサンプリング定理によって定まる時間
である500μ秒より短い5μ秒を周期として測定した
データをコンピュータ処理することによって、接触時点
や変位量、接触子の汚れ、プレス機170の動き状態等
を感知することができる。
【0146】また、メカニカルフィルタ20の振動周波
数を上げず、高速サンプリングとそのデータ解析等が可
能な手段を用いることにより、接触に関する感知を高速
・高感度で行うことができるため、振動子22の材質や
寸法、構造等の選択肢の広がり、信頼性、耐久性、価格
等にメリットが出せる。
【0147】更に、たとえば基準面173に接触子21
が接触する以前の高速サンプリングのデータから、この
接触センサ20の振動周波数を有する端子電圧V1 、或
いはV2 の1周期の平均実効値を計測して、正常値から
のズレが許容範囲を越えたときのみ警報を出し、初期状
態不備としてプレス機170を停止すること等も、デジ
タル信号処理技術によって可能となる。
【0148】図35は、図13の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すもので、多数並んでい
るICのリードピンのピッチ不良検査器に適用したもの
である。
【0149】すなわち、振動子に恒弾性材料を用いず
に、エッジモードで振動する圧電セラミックス190を
櫛状に配置して用いており、その先端部分が接触子21
となっている接触感知器の略図である。ここには、リー
ドピンの接触を感知しフィルタ特性の変化をもたらすI
C化したセラミックフィルタ回路Y1 〜Yn 及び出力端
子y1 〜yn が設けられている。但し、同図において
は、フィルタの信号入力回路の図示を省略している。
【0150】そして、図示しない搬送システムにより、
検査場所に選ばれてきたICのリードピン174のう
ち、ピッチ不良箇所は、所定の寸法に加工されているチ
タン酸鉛系のセラミックスの接触子21がリードピン1
74間に入ると、これに触れてセラミックフィルタ回路
Y1 〜Yn の端子y1 〜yn の該当する場所にフィルタ
特性の変化が出るので特定される。
【0151】同図に示したテーパピン180やリニアイ
メージセンサ181は、リードピン174の基準位置合
わせに用いられるものである。ピッチ間隔の検査等、検
査対象物が平面に多数配列されている場合は、この接触
子21の形状等を対応させて多数設けると、より高速の
検査が可能となる。
【0152】同図のICのリードピン174の配置にお
いて、リードピン174が規格範囲以上の上下の曲がり
やピッチずれ等の不良検査の実施例として、リードピン
174の上下の所定の位置と所定のピッチの位置にクリ
スタルフィルタの振動子の一部である接触子21を限界
ゲージのように配設して接触感知する形態がある。
【0153】したがって、同図のような平坦度やピッチ
間隔の検査等の場合は、リードピン174の配置や形状
及び寸法に合わせた接触子21を配設すると、より高速
の検査が可能となる。
【0154】図36は、請求項13に係るものであり、
図1の接触感知器を液体の状態を感知する場合に適用し
た他の実施の形態を示すものである。
【0155】同図に示すように、接触子21は、計測の
対象になっている液体191の中に浸っている。
【0156】定常状態の端子電圧V0 は、図37に示す
ように、時間t1 から時間t2 までのような波形を描い
ているが、気泡や固形物等が混入していてパルス状の波
形がhu ,hd のように、短時間ΔTの期間だけ現れた
場合でも、更に短時間Δtの継続的なサンプリング及び
コンピュータによる推移データの統計的処理等によって
信号として捕らえることができる。
【0157】そして、このような構成では、異物混入等
による突発的な波形の異常を発見する場合、上記のよう
に定常状態の波形の時間t1 から時間t2 までの値を基
準に引き続き連続して監視した値と比較したり、殆ど同
一の振動子を有する2つのメカニカルフィルタ回路の端
子電圧V0 の差分をアナログ信号として捕らえること
で、その異常感知が可能である。
【0158】したがって、この実施の形態では、液体の
流れや粘度、密度の不均一、気泡、不純物、汚れ等が時
間的に変化する状態を高速・高感度に計測することがで
きる。
【0159】なお、この実施の形態では、液体に関する
様々な状態を計測するようにした場合について説明した
が、この例に限らず、粉体や気体の濃度や湿度等の状態
を高速に計測する場合等にも同様に有効である。
【0160】また、この実施の形態では、接触子21を
液体中に浸して液体の状態を感知する場合について説明
したが、この例に限らず、たとえば接触子21の代わり
に半導体ウェハを上述したアダプタを介してエッチング
溶液の中に浸すようにしてもよく、この場合には、メカ
ニカルフィルタ特性の経時変化を高速解析手段によって
連続して捕らえて、化学反応の進行状態やウェハのエッ
チング量等の変化を高速・高精度に観測することも可能
である。
【0161】図38は、図36の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0162】同図に示すように、振動子である接触子2
1A〜21Hは、円周上に配設されている。また、接触
子21A,21D,21F,21Gは平板状をなし、接
触子21B,21C,21E,21Hは湾曲形状をなし
ている。
【0163】そして、これらの接触子21A〜21H
は、振動方向vと振動方向に直角の方向とでは同一の振
動抑制力に対するメカニカルフィルタ特性の変化が著し
く異なっており、また平面や半球面等、振動子である接
触子21A〜21Hの形状によって同一の流れ方向Fで
も振動抑制力の受け方がそれぞれ異なるので、予め、液
体と個々の接触子21A〜21Hとの特性関係を捕らえ
ておくと、それぞれの接触子21A〜21Hから出るフ
ィルタ特性を総合して評価することにより液体の状況を
把握することができる。
【0164】このように、この実施の形態では、液体の
粘度・速度・方向を高速に計測するセンサとして用いる
ことができる。
【0165】図39は、図13の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。但し、同
図においては、メカニカルフィルタの信号入出力回路の
図示を省略している。
【0166】同図に示すように、傾斜検知器200に
は、上述した接触子21が対向配置されている。また、
これら接触子21は、バネ20sによって傾斜検知器2
00の中心部側に付勢されている。
【0167】傾斜検知器200に形成されているネジ部
201には、三角形状の錘り202を支持した調整ネジ
部203が噛み合うようになっており、調整ネジ部20
3の調整によって錘り202の基準面204からの高さ
位置205が調整されること、錘り202と接触子21
とのギャップ206が設定されるようになっている。
【0168】そして、このような構成では、調整ネジ部
203の調整によって錘り202と接触子21とのギャ
ップ206を狭くすると、接触子21による感度が上げ
られる。逆に錘り202と接触子21とのギャップ20
6を広くすると、接触子21による感度が下げられる。
【0169】したがって、この状態で、錘り202が左
右の何れかに傾くき、接触子21に接触すると、接触子
21の振動が抑制され、その接触子21によるメカニカ
ルフィルタ特性の出力電圧を測定することによって基準
面204の傾きの方向を検知することができる。このと
き、接触子21は、バネ20sによって傾斜検知器20
0の中心部側に付勢されているため、傾きの連続的な計
測が可能となる。
【0170】なお、この実施の形態では、接触子21を
2個設けた場合について説明したが、この例に限らず、
錘り202を中心として放射方向に複数の接触子21を
設けるようにしてもよく、この場合には、接触子21に
よる感知点が増えるので、基準面204の傾斜方向の分
解能を上げることができる。
【0171】図40は、図13の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示すものである。同図に示すように、支
持部212の上端部には、微細加工された複数の接触子
21が円柱状に配設されている。これら接触子21の中
心部には、流れ受け板211を支持する弾性部材210
が配設されている。
【0172】このような構成では、流れ受け板211が
矢印方向に流れるたとえば液体の圧力Fを受けると、弾
性部材210がその方向に傾き接触子21に接触する。
これにより、メカニカルフィルタ特性が変化し、該当す
る出力端子e1 からの出力が変化することにより、液体
の流れの有無及び方向を瞬時にして感知することができ
る。
【0173】なお、この実施の形態では、液体の流れを
感知する場合について説明したが、この例ような液体に
限らず、ガス漏れや排気ダクトの空気の流れ、粉体の流
れ等といった液体以外の感知も可能である。
【0174】図41は、図13の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0175】同図に示すように、回転軸215の周囲に
は、複数の振動子である接触子21が配設されている。
また、これら接触子21は、バネ20sにより回転軸2
15の中心部に向けて付勢されることにより、接触子2
1の先端部が回転軸215の周面に対し、略均等した力
で弾接している。
【0176】このような構成では、回転軸215に対し
て各接触子21が均等に弾接しているため、回転軸21
5の回転が正常である場合、各接触子21のメカニカル
フィルタ特性による変化が現れない。一方、回転軸21
5にたとえば回転ブレが発生すると、各接触子21に対
しての接触状態が変わってくるため、メカニカルフィル
タ特性に変化が現れることから、回転軸215の異常を
検知することができる。
【0177】また、このような回転ブレに限らず、回転
軸215が磨耗した場合などであっても、同様の変化が
現れることから、回転軸215の異常を検知することが
できる。更に、各接触子21がバネ20sにより回転軸
215の中心部に向けて付勢されているため、回転軸2
15の異常の程度を数値として計測することも可能とな
る。
【0178】なお、この実施の形態では、回転軸215
の異常を検知する場合について説明したが、この例に限
らず、回転軸215の部分に液体を流すパイプを配設す
ることで、内圧の異常検知等も行うことができる。
【0179】また、この実施の形態では、回転軸215
の周囲に複数のメカニカルフィルタ20を配設した場合
について説明したが、接触子21の数や配設箇所及び形
状等は目的に応じて適宜設定可能である。
【0180】図42は、図1のメカニカルフィルタ20
の構成を変えた場合の他の実施の形態を示すものであ
り、メカニカルフィルタ20の内側には円柱状の接触子
21が2個配設されている。各接触子21の中心部に
は、たとえば光ファイバ220が挿通されている。但
し、同図においては、メカニカルフィルタの信号入出力
回路を省略している。
【0181】このような構成では、光ファイバ220が
各接触子21に接触しない状態で矢印方向に高速で送ら
れているとき、それぞれの出力端子e2 ,e3 には変化
が現れない。一方、光ファイバ220に断線或いは弛み
等が発生して少なくとも一方の接触子21に接触する
と、少なくとも一方の出力端子e2 ,e3 の出力に変化
が現れるため、これら断線或いは弛み等を瞬時に検知す
ることができる。
【0182】図43は、図12の接触感知器の構成を変
えた場合の他の実施の形態を示すもので、被接触物が固
体ではなく、液状の堆積物であって、その堆積物の界面
の位置をリアルタイムに観測する場合を示している。
【0183】同図において、ロボット80には、図示し
ない移動手段、測距手段及び計時手段が備わっており、
駆動シャフト86の先端部に付いている接触子21が液
状の堆積物40a〜40dに挿入されている。
【0184】そして、たとえば接触子21を粘度の異な
る堆積物40aと40bとの界面に位置させ、メカニカ
ルフィルタ特性が所定の値になるようにロボット80を
用いて接触子21の位置をサーボ制御すると、堆積物4
0aと40bとの界面位置に経時変化や場所的分布があ
っても、連続的にその界面位置や変化量、変化速度、変
化時刻等を計測することが可能となる。
【0185】なお、以上の各実施の形態においては、そ
れぞれの目的に応じた接触感知器を用いることで、様々
な接触感知による計測等を行わせる場合について説明し
たが、これらの例に限らず、上述したそれぞれの接触感
知器を適宜組み合わせ、制御手段によってこれらの接触
感知器に関連性をもたせるようにしてもよい。
【0186】また、本発明の実施の形態においては、メ
カニカルフィルタについて説明したが、これに限らず、
電気機械振動子をコンデンサやインダクタンス等で形成
されるインピーダンス素子あるいは回路として用いた接
触感知器に適用することも可能である。
【0187】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の接触感知
器及び接触感知システムによれば、固有の周波数で振動
している接触子が被接触物に接触すると、その振動が抑
制されて振動子の共振条件がずれ、メカニカルフィルタ
の濾波特性、すなわちメカニカルフィルタ特性が変化す
ることを利用したものであり、メカニカルフィルタに入
力された信号が、接触後に減衰等して出力手段に出力さ
れることにより被接触物に対する接触感知が行われるの
で、簡単な構成で、被接触物の接触感知を適切且つ確実
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接触感知器の一実施の形態を示す図で
ある。
【図2】図1の接触感知器の作用を示す図である。
【図3】図1の接触感知器のメカニカルフィルタを示す
斜視図である。
【図4】図3のメカニカルフィルタの接触子の形状を変
えた場合の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図5】図3の接触子の構成を変えた場合の他の実施の
形態を示す図である。
【図6】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の実
施の形態を示す図である。
【図7】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の実
施の形態を示す図である。
【図8】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の実
施の形態を示す図である。
【図9】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の実
施の形態を示す図である。
【図10】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す図である。
【図11】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す図である。
【図12】図5の接触子をロボットに適用した場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図13】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す図である。
【図14】図13の接触感知器の作用を説明するための
図である。
【図15】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す図である。
【図16】図13の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図17】図15の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図18】図17の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図19】図13の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図20】図19の接触感知器を示す側面図である。
【図21】図19の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す斜視図である。
【図22】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す概念図である。
【図23】図22の接触感知器の作用を説明するための
概念図である。
【図24】図22の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図25】図22の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図26】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す図である。
【図27】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す概念図である。
【図28】図22の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す概念図である。
【図29】図26の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す概念図である。
【図30】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す斜視図である。
【図31】図30の接触感知器の動作を示す波形図であ
る。
【図32】図30の接触感知器の作用を説明するための
斜視図である。
【図33】図32の接触感知器の動作を説明するための
波形図である。
【図34】図30の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図35】図13の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図36】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す図である。
【図37】図36の動作を説明するための波形図であ
る。
【図38】図36の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図39】図13の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図40】図13の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図41】図13の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【図42】図1の接触感知器の構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す図である。
【図43】図12の接触感知器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
20A 振動子 20b 穴 21,21a〜j,21p,21A〜H 接触子 23,23a,24,25 端子 27 接着剤 28 分割線 29a〜c,139 突起 41 接触箇所 52,52a,57 A/Dコンバータ 55 増幅器 58 信号波形解析器 60 バッファ材 70 ディジタルフィルタ 86 駆動シャフト 113 溝 130,131 隔壁 133 間隙 135 噴射口 138 角柱線 139 突起 140 加工品 141 円柱状の穴 150 ケース 151 バネ板 152〜156 信号線 171 プレス板 172 突出片 173 基準面 181 リニアイメージセンサ 190 セラミックフィルタ 191 液体 201 ネジ部 203 調整ネジ部 204 基準面 205 高さ位置 206 ギャップ 210 弾性部材 211 流れ受け板 212 支持部 220 光ファイバ a,b 端子 e1 ,e2 ,e3 ,y1 〜yn 出力端子 f 電気信号 s スイッチ p1 ,p2 ,p3 接触箇所 Ri ,Ro ,R1 ,R2 ,R3 抵抗 Y1 〜Yn セラミックフィルタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平7−319641 (32)優先日 平7(1995)11月13日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平7−353633 (32)優先日 平7(1995)12月31日 (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接触物との接触を感知する接触感知器
    において、 振動子の一部分を接触子としたメカニカルフィルタと、 このメカニカルフィルタに信号を入力する入力手段と、 前記接触子と前記被接触物との接触によってもたらされ
    る前記メカニカルフィルタの特性の変化を出力する出力
    手段とを備えていることを特徴とする接触感知器。
  2. 【請求項2】 前記接触子は、前記被接触物の感知箇所
    の形状、寸法及び材質に合わせられたゲージとして設定
    されていることを特徴とする請求項1記載の接触感知
    器。
  3. 【請求項3】 前記接触子は、前記被接触物の接触感知
    箇所の環境に合わせられた形状、寸法及び材質に設定さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の接触感
    知器。
  4. 【請求項4】 前記接触子は、弾性を有していることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の接触感知器。
  5. 【請求項5】 前記振動子には、前記接触子を着脱可能
    にするアダプタが形成されていることを特徴とする請求
    項1、2、3又は4記載の接触感知器。
  6. 【請求項6】 前記メカニカルフィルタの特性は、特性
    を調整する特性調整手段によって自動調整されることを
    特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の接触感知
    器。
  7. 【請求項7】 前記接触子あるいは前記被接触物は、移
    動手段によって互いに所定の位置に合わせられるととも
    に、測距手段及び計時手段によって移動開始点から前記
    被接触物との接触開始点までの移動距離及び移動時間が
    計られることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の接触感知器。
  8. 【請求項8】 前記接触子は、前記被接触物の接触感知
    箇所に対応させて複数個設けられていることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の接触感知
    器。
  9. 【請求項9】 前記接触子は、前記被接触物の接触感知
    箇所の形状、寸法及び材質に対応させた数の接触部位が
    設けられていることを特徴とする請求項1、2、4、
    5、6、7又は8記載の接触感知器。
  10. 【請求項10】 前記接触子は、所定間隔離間されてお
    り、これら接触子間に掛け渡されている細線に接触機能
    がもたされていることを特徴とする請求項1記載の接触
    感知器。
  11. 【請求項11】 前記接触子は、所定間隔離間されてお
    り、これら接触子間に掛け渡されている板に接触機能が
    もたされていることを特徴とする請求項1記載の接触感
    知器。
  12. 【請求項12】 前記接触子の振動の平均速度が、前記
    被接触物の移動速度の2倍以上とされていることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0又は11記載の接触感知器。
  13. 【請求項13】 前記メカニカルフィルタ特性の変化
    を、計測手段が前記振動子の振動周期の半分より短い周
    期で継続して採ったデータを用いて計測することで、前
    記接触子と前記被接触物との接触状態が感知されること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、7、8、9、1
    0、11又は12記載の接触感知器。
  14. 【請求項14】 前記接触感知器が複数個組み合わされ
    ており、更に制御手段によってそれぞれの接触感知器が
    関連づけられていることを特徴とする接触感知システ
    ム。
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JP25181195 1995-09-04
JP28668995 1995-10-07
JP29627095 1995-10-18
JP31964195 1995-11-13
JP35363395 1995-12-31
JP7-286689 1995-12-31
JP7-296270 1995-12-31
JP7-353633 1995-12-31
JP7-251811 1995-12-31
JP7-319641 1995-12-31
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276087A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Nec Fielding Ltd 突起物探索装置および突起物探索方法
CN111752133A (zh) * 2019-03-28 2020-10-09 精工电子有限公司 手表用带

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276087A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Nec Fielding Ltd 突起物探索装置および突起物探索方法
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