JPH09236894A - フレア防止枠の構造 - Google Patents

フレア防止枠の構造

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JPH09236894A
JPH09236894A JP4290396A JP4290396A JPH09236894A JP H09236894 A JPH09236894 A JP H09236894A JP 4290396 A JP4290396 A JP 4290396A JP 4290396 A JP4290396 A JP 4290396A JP H09236894 A JPH09236894 A JP H09236894A
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JP
Japan
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flare
aperture
incident light
range
flare prevention
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Application number
JP4290396A
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English (en)
Inventor
Fuminori Kawamura
文詔 河村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレアの発生を防止して鮮明なプリント写真
を得る。 【解決手段】 アパーチャ32に寄った位置には、標準
露光範囲30の外側に向かう入射光をカットするととも
に、フレアの発生を防止する本体側フレア防止枠35が
設けられ、撮影レンズ8に寄った位置には、暗箱側フレ
ア防止枠37が設けられている。暗箱側フレア防止枠3
7は、標準露光範囲30の外側に向かう入射光をカット
するとともに、撮影光路中に入り込んでプリント用露光
範囲31と標準露光範囲30との間の周縁部30aに向
かう入射光の一部をもカットする。この暗箱側フレア防
止枠37は、撮影光路に入り込んだ分だけ、フレアの発
生原因となる光を多くカットする。周縁部30aは、露
光アンダーとなるがプリント時にはマスクで隠されるた
めプリント写真に現れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレア防止枠の構
造に関し、さらに詳しくは露光範囲外に向かう撮影レン
ズからの入射光をカットしてフレアの発生を防止するフ
レア防止枠の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラで撮影を行った際に、撮影レンズ
からの入射光がレンズ面や鏡胴,カメラボディの内壁面
等で反射して、写真フイルムの撮影画面(露光範囲)の
一部または全面に迷光を与えて、写真フイルムに結像さ
れた画像のコントラストを低下させるフレアが発生す
る。このフレアを防止するために、例えば、簡単な撮影
機構を内蔵したユニット本体に未露光の写真フイルムを
予め内蔵したレンズ付きフイルムユニットでは、撮影レ
ンズの背後に配された絞り開口と写真フイルムが背後に
セットされるアパーチャとの間にフレア防止枠を配して
いる。
【0003】このフレア防止枠は、アパーチャと相似形
の開口が形成されており、絞り開口から入射した入射光
のうちの撮影画面の外側に向かう入射光をカットするこ
とにより、入射光が絞り開口とアパーチャとの間を遮光
する暗箱等の内面で反射した反射光で写真フイルムが露
光されないようにして、フレアの発生量を低減させてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなフレア防止枠を設けているにもかかわらず、十分
なフレアの発生の防止効果が得られず、撮影された画像
のコントラストが十分に良好な状態にあるとはいえなか
った。
【0005】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、より効果的にフレア防止を行うことがで
きるようにしたフレア防止枠の構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために請求項1記載のフレア防止枠の構造では、写
真フイルムの露光範囲を所定のサイズに規定するアパー
チャと撮影レンズとの間に配され、前記アパーチャで規
定された露光範囲よりも内側に設定されたプリント範囲
の外側で結像する前記撮影レンズからの入射光の一部を
遮断するように前記撮影レンズの光軸に向かって突出さ
れ、前記アパーチャとほぼ相似形な開口を有するように
したものである。
【0007】また、請求項2記載のフレア防止枠の構造
では、写真フイルムの露光範囲を所定のサイズに規定す
るアパーチャと撮影レンズとの間に、前記アパーチャで
規定された露光範囲の外側に向かう前記撮影レンズから
の入射光を遮断するように前記撮影レンズの光軸に向か
って突出されて前記アパーチャとほぼ相似形な開口を形
成する第1及び第2のフレア防止枠が配され、これらの
第1及び第2のフレア防止枠のうちの少なくとも一方の
フレア防止枠が前記アパーチャで規定された露光範囲よ
りも内側に設定されたプリント範囲の外側で結像する前
記撮影レンズからの入射光の一部を遮断するように前記
撮影レンズの光軸に向かって突出しているようにしたも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を実施したレンズ付きフイ
ルムユニットの外観を示す図2において、レンズ付きフ
イルムユニット2は、写真フイルムカートリッジや各種
撮影機構を内蔵したユニット本体3と、これを包む外装
体4とから構成されている。外装体4は、ユニット本体
3の巻上げノブ5,シャッタボタン6,ストロボ発光部
7等を露呈させるような輪郭となっており、また撮影レ
ンズ8,ファインダ9及び撮影枚数表示窓10等を露出
させるための穴が設けられており、外装体4でユニット
本体3を包んだ状態で撮影操作を行うことができる。
【0009】図3に示すように、ユニット本体3は、本
体基部12,後カバー13,露光ユニット14、ストロ
ボユニット15、及び前カバー16とから構成されてい
る。後カバー13は、本体基部12の背後に組み付けら
れて本体基部12との間で写真フイルムカートリッジ1
8を光密に収納する。前カバー16は、本体基部12の
前面に着脱自在に取り付けられる。この前カバー16の
上面には、その一部を切り欠いて弾性自在に形成したシ
ャッタボタン6が設けられており、このシャッタボタン
6を押圧操作することにより、撮影を行うことができ
る。
【0010】本体基部12には、写真フイルムカートリ
ッジ18のカートリッジ21を収納するためのカートリ
ッジ収納室22と、カートリッジ21から引き出された
未露光の写真フイルム23をロール形態にしたフイルム
ロール23aを収納するためのフイルムロール室24と
が一体に形成されている。カートリッジ収納室22とフ
イルムロール室24との底面は開口となっており、写真
フイルムカートリッジ18を装填した後に、後カバー1
3に設けた底蓋25,26によってそれぞれ塞がれる。
【0011】巻き上げノブ5は、カートリッジ収納室2
2の上面に回動自在に配され、その一部が後カバー13
からユニット本体3の外部に露呈されており、この露呈
された部分を正回転方向(図3中反時計方向)に回動操
作することにより、カートリッジ21のスプール27が
フイルム巻き上げ方向に回転されて、撮影済みの写真フ
イルム23がカートリッジ21内に収納される。
【0012】写真フイルムカートリッジ18は、当技術
分野で提案され、月刊誌「写真工業」( (株) 写真工業
出版社 1994年12月号 p.11)にも紹介されたAPS(A
dvanced Photo System) のものであり、カートリッジ2
1はプラスチックで形成され、特開平6−266053
号公報で知られるようなフイルム送り出し機構が内蔵さ
れている。カートリッジ21は、未使用時には写真フイ
ルム23を全て内部に収納しておき、使用時にはスプー
ル27の回転によって写真フイルム23を外部に送り出
す。また、写真フイルム23が引き出されるフイルム出
入り口には、回動されてカートリッジ21内を遮光する
蓋部材が組み込まれている。
【0013】図4に示すように、写真フイルム23には
大小2種類のパーフォレーション23b,23cが所定
のピッチで形成されており、露光ユニット14に組み込
まれた2歯スプロケット29(図5参照)がこれらに係
合することに応答してフイルム巻止め機構が作動して巻
上げノブ5にロックをかける。この間のフイルム給送に
連動してシャッタチャージが行われる。そして、シャッ
タレリーズ操作により撮影が行われ、以後これを繰り返
すことによって、写真フイルム23の後端側(スプール
27に係止された側)から先端側に向かって順次に撮影
が行われるようになる。なお、短い間隔で並んだ大小2
個のパーフォレーション23c,23bをもとにして1
コマ送り制御が行われるが、実際の撮影コマはパーフォ
レーション23b,23cの長い間隔に合わせた位置に
露光されるように決められている。
【0014】この写真フイルム23の標準的な撮影コマ
の露光範囲(以下、標準露光範囲という)30のサイズ
は、16.7mm×30.2mm(ハイビジョンサイ
ズ)となっているが、このレンズ付きフイルムユニット
2では、後述する暗箱側フレア防止枠37によって、こ
の標準露光範囲30よりも小さく実際にプリント写真に
プリントされる範囲(以下、プリント範囲という)31
よりも、図中にハッチングで示す周縁部30aの露光量
が少なくなる。
【0015】図3及び図5に示すように、本体基部12
の中央で撮影レンズ8の光軸8a上には、写真フイルム
23上の露光範囲を標準露光範囲30のサイズに規定す
るアパーチャ32が形成されている。このアパーチャ3
2の背面側は、撮影レンズ8の像面湾曲に合わせた形状
で写真フイルム23を支持するためにユニット本体3の
背面側に突出する湾曲形状にされ、これに合わせて、後
カバー13のアパーチャ32に対峙する部分も湾曲した
形状になっている。
【0016】また、このアパーチャ32の前面側の外周
には、暗箱33が取り付けられる枠上の係合壁34が形
成されている。この係合壁34は、前方に向けて突出し
た形状となっており、その前面の内周には写真フイルム
23の標準露光範囲30の外側に向かう入射光をカット
するとともに、フレアの発生を防止する本体側フレア防
止枠35が一体に形成されている。この本体側フレア防
止枠35は、撮影レンズ8からの入射光のうち撮影画面
30の外側に向かう入射光だけをカットするように係合
壁34から撮影レンズ8の光軸8aに向かって突出さ
れ、アパーチャ32と相似形の開口35aを形成してい
る。
【0017】露光ユニット14は、ベース部材36と、
このベース部材36に組み付けられたシャッタ機構,フ
イルム巻き止め機構、及びファインダ9の光学系等と、
ベース部材36の下部に一体に設けられ、撮影光路を筒
状に取り囲む暗箱33とからなる。また、この暗箱33
の内部には、フレアの発生をより効果的に低減するため
の暗箱側フレア防止枠37が組み付けられている。
【0018】図1に示すように、露光ユニット14は、
ベース部材36と一体に形成された暗箱33を本体基部
12の前面に形成された係合壁34に取り付けて、本体
基部12に装着される。暗箱33の背面側には、全周に
突条33aが形成されており、この突条33aが係合壁
34の端面に形成された溝34aに入り込むことによっ
て、撮影レンズ8から入射して写真フイルム23に向か
う入射光の撮影光路が遮光される。
【0019】暗箱33の前面には、撮影レンズ8が組み
付けられる。撮影レンズ8は、レンズ基板8aと、この
レンズ基板8aに組み込まれる2枚のレンズ8b,8c
と、これらの間に配されるスペーサ8dと、レンズ基板
8aの前面より被せられて、レンズ基板8aからレンズ
8b,8cが脱落することを防止するレンズ保持枠(図
示せず)とからなる。レンズ基板8aの背面には、絞り
開口38が形成され、この絞り開口38の背後にシャッ
タボタン6の押圧操作に応答して回動されるシャッタ羽
根39が配されている。また、シャッタ羽根39を挟ん
で絞り開口38と対峙する暗箱33の前面部分には露光
開口40が形成されおり、この露光開口40は、シャッ
タ羽根39が回動することにより開閉される。
【0020】暗箱側フレア防止枠37は、アパーチャ3
2とほぼ相似形となる開口37aを形成した枠状の部材
であって、暗箱33内に溶着,カシメ等により組み付け
られる。これにより、暗箱33を本体基部12の係合壁
34に取り付けた状態では、本体側フレア防止枠35と
露光開口40との間で暗箱側フレア防止枠37が暗箱3
3内に突出するようにして配される。
【0021】このようにして、撮影レンズ8と写真フイ
ルム23との間に適当な間隔で本体側フレア防止枠35
と暗箱側フレア防止枠37とを設けることにより、撮影
レンズ8に入射し撮影レンズ8から標準露光範囲30の
外側に向かう入射光を本体側フレア防止枠35と暗箱側
フレア防止枠37でカットし、暗箱33または係合壁3
4の内面で入射光が反射した反射光が写真フイルム23
の露光範囲30に向かわないようにし、フレア防止枠が
1個の場合よりもフレアの発生量を効果的に低減させる
ようにしている。なお、暗箱33及び係合壁34の内面
は、シボ加工等により各フレア防止枠35,37でカッ
トされなかった光の反射を低くするようにしてある。
【0022】ところで、現像済の写真フイルムからプリ
ント写真を作成する際には、写真フイルムにマスクがか
けられて、このマスクの開口内の範囲がプリント範囲と
して印画紙に焼き付けられる。一般に、このマスクの開
口は、写真フイルム上に撮影コマとして露光された範囲
よりも、小さいサイズのものが用いられる。このため、
作成されたプリント写真は、標準露光範囲30の周縁部
30aがプリントされず、プリント範囲31だけがプリ
ントされる。そこで、本発明は、この周縁部30aがプ
リントされないことに着目して、写真フイルム23上で
このプリントされない周縁部30aに露光すべき入射光
の一部をカットするように暗箱側フレア防止枠37を余
分に突出させるすることで、フレアの発生量をより効果
的に低減するようにしている。
【0023】暗箱側フレア防止枠37は、これが取り付
けられた位置で撮影レンズ8の絞り開口38から射出さ
れ暗箱33内に入射した入射光のうち標準露光範囲30
の外側に向かう入射光をカットするとともに、撮影光路
中に入り込んでプリント用露光範囲31と標準露光範囲
30との間の周縁部30aに向かう入射光の一部をもカ
ットするようにして、暗箱33の内面から撮影レンズ8
の光軸8aに向かって突出されている。すなわち、暗箱
側フレア防止枠37は、その配された位置で標準露光範
囲30のサイズに撮影レンズ8からの入射光を規定する
フレア防止枠の開口よりも小さいサイズの開口37aを
形成している。
【0024】このようにして、暗箱側フレア防止枠37
が撮影光路に入り込むことにより、その余分に入り込ん
だ分だけ、撮影と関係ない撮影レンズ8からの入射光を
多くカットして、フレアの発生量をより低くする。
【0025】なお、暗箱側フレア防止枠37は、フレア
発生の原因となる入射光以外にも、標準露光範囲30の
周縁部30aに向かう入射光の一部をカットするため、
周縁部30aは、プリント範囲31に比べて露光量が減
り、露光アンダーになるが、暗箱側フレア防止枠37が
撮影光路に入り込む長さを調節することにより、この露
光アンダーとなる周縁部30aがプリント写真にプリン
トされるプリント範囲31に入り込まないようにしてあ
る。したがって、実際のプリント写真の作成において支
障がなく、マスクが多少ずれても周縁部30aが露光さ
れているので、プリント写真に黒縁が生じることもな
い。
【0026】次に、上記構成の作用について説明する。
撮影時には、巻き上げノブ5を回動操作して、写真フイ
ルム23の1コマ送りを行う。この1コマ送りにより、
未露光の写真フイルム23の部分がアパーチャ32の背
後にセットされるとともに、シャッタチャージが行われ
る。この後に、シャッタボタン6を押圧操作すると、シ
ャッタ機構が作動され、シャッタ羽根39が回動されて
暗箱33の前面の露光開口40が開閉される。
【0027】このシャッタ羽根39の回動で露光開口4
0が開いている間には、撮影レンズ8のレンズ8b,8
cを介して絞り開口38から射出された光は、暗箱33
の露光開口40を介して暗箱33内に入射する。このと
きに、絞り開口38から入射した入射光のうち標準露光
範囲30に応じた撮影範囲の外側から入射して標準露光
範囲30の外側に向かう入射光のほとんどは、暗箱側フ
レア防止枠37と本体側フレア防止枠35のいずれかに
よってカットされる。これにより、暗箱33および係合
壁34の内面で反射して写真フイルム22を露光してし
まう撮影と関係ない入射光がほとんどカットされ、フレ
アの発生量が少なくなる。
【0028】また、暗箱側フレア防止枠37は、標準露
光範囲30よりも小さいプリント範囲31に撮影レンズ
8から暗箱33に入射された入射光の一部をカットする
ように余分に撮影光路中に入り込むようにしてあるか
ら、その分撮影と関係ない入射光を多くカットする。し
たがって、入射光を標準露光範囲30に規定するフレア
防止枠を2個設けた場合に比べて、フレアの発生量が少
なくなる。
【0029】一方、絞り開口38から暗箱33内に入射
された撮影範囲の入射光は、アパーチャ32を介して写
真フイルム23の標準露光範囲30を露光する。このと
きに、写真フイルム23のプリント範囲31内で結像す
る入射光は、各フレア防止枠37,35でカットされる
ことなく、開口37a,35aを介して全て写真フイル
ム23に達し、その入射光の全光量で写真フイルム23
のプリント範囲31が露光される。また、写真フイルム
23のプリント範囲31と標準露光範囲30との間の周
縁部30aで結像する入射光は、暗箱側フレア防止枠3
7でその一部がカットされるので、周縁部30aはカッ
トされなかった残りの入射光の光量で露光される。結果
として、周縁部30aは、プリント範囲31に比べて多
少であるが露光アンダーとなる。
【0030】以上のようにして、巻き上げノブ5の巻き
上げ操作,シャッタボタン6の押圧操作を交互に繰り返
し行って、写真フイルム23の各撮影コマに対して順次
に撮影を行う。そして、全撮影コマの撮影完了後には、
巻き上げノブ5を連続的に回動して、写真フイルム23
を全てカートリッジ21に収納し、レンズ付きフイルム
ユニット2ごと現像所またはDPE等に提出される。
【0031】現像所等では、ユニット本体3の底蓋25
を開いてユニット本体3から撮影済の写真フイルムカー
トリッジ18を取り出し、カートリッジ21から写真フ
イルム23を引き出して、現像処理及びプリント処理を
行う。プリント処理では、現像済の写真フイルム23の
各撮影コマの画像を印画紙に焼きつける。このときに、
各撮影コマには、プリント写真の画像周囲のエッジを綺
麗にしたり、画像の露光されていない写真フイルム23
のフイルムベースを透過した強い光の影響でプリント写
真の画像のコントラストが低下しないようにするため
に、標準露光範囲30よりも小さいサイズの開口を有し
たハイビジョン用のマスクがかけられ、マスクの開口内
のプリント範囲31に露光された画像だけが印画紙に焼
き付けられる。
【0032】これにより、図6に一例を示すように、図
6(a)のように露光された撮影コマ50の標準露光範
囲30のうちのプリント範囲31の画像だけが印画紙に
焼き付けられ、図6(b)のようなプリント写真51が
作成され、プリント範囲31の外側の周縁部30aの画
像は、プリント写真51には焼き付けられない。したが
って、プリント範囲31に比べて露光アンダーになって
いる周縁部30aの画像がプリント写真50に現れるこ
とはない。もちろん、マスクの開口が写真フイルム23
のプリント範囲31からずれると、周縁部30aの画像
がプリント写真51に現れるが、この周縁部30aの画
像は多少露光アンダーになっているだけなので実用上支
障ない。そして、このプリント写真51は、上記のよう
に本体側フレア防止枠35,暗箱側フレア防止枠37に
よってフレアの発生量を極めて少なくして露光された写
真フイルム23から作成されているので、コンストラス
トが良好で鮮明な画像が記録される。もちろん、この写
真フイルム23からハイビジョンサイズ以外のプリント
写真を作成することができるのはいうまでもない。
【0033】なお、上記説明では、暗箱側フレア防止枠
37でプリント範囲31の外側に達する入射光の一部を
カットするようにしているが、この暗箱側フレア防止枠
37で一部の入射光をカットする範囲は、プリント範囲
31よりも大きくかつ標準露光範囲30よりも内側の範
囲であればよい。例えば、プリント範囲31よりも多少
大きい範囲の外側に達する入射光の一部をカットするよ
うにすれば、プリント処理装置の違いによって生じるマ
スクの開口のサイズの差異による影響をなくすことがで
きる。
【0034】また、暗箱側フレア防止枠37だけを余分
に突出させて、この暗箱側フレア防止枠37でプリント
範囲30の外側に達する入射光の一部をカットするよう
にした例について説明したが、暗箱側フレア防止枠37
に代えて、アパーチャ32に寄った本体側フレア防止枠
35でプリント範囲31の外側に達する入射光の一部を
カットするようにしてもよく、このようにしてもフレア
の発生量を低くする効果がある。また、暗箱側フレア防
止枠37と本体側フレア防止枠35の両方をプリント範
囲31の外側に達する入射光の一部をカットするように
突出させてもよい。このようにして、暗箱側フレア防止
枠37と本体側フレア防止枠35の両方の突出長を長く
すれば、一方だけの場合に比べて、フレアの発生量をよ
り効果的に低減することができる。
【0035】上記実施形態では、撮影レンズとアパーチ
ャとの間に、暗箱側フレア防止枠と本体側フレア防止枠
とを設けた例について説明したが、これらの間に1個の
フレア防止枠を設けた場合であっても、このフレア防止
枠でプリント範囲の外側に達する入射光の一部をカット
するようすれば、フレアの発生量を低くすることができ
る。もちろん、2個以上のフレア防止枠を設けた場合に
でも、これらのフレア防止枠の1個または複数個のフレ
ア防止枠の突出長を長くすることで、フレア発生量を低
減することが可能である。
【0036】上記実施形態では、APSの写真フイルム
を用いて、標準の露光範囲のサイズに露光する場合に場
合について説明したが、各種のアスペクト比の露光範囲
の場合でも、本発明を利用することができる。さらに、
135タイプの写真フイルムを用いてもよく、予めフイ
ルムを内蔵させたレンズ付きフイルムユニットだけでな
く一般のカメラにも利用することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、アパーチャで規定された露光範囲よりも内側に設定
されたプリント時にプリントされるプリント範囲よりも
外側で結像する撮影レンズからの入射光の一部を遮断す
るようにして、撮影レンズの光軸に向かって突出させ、
アパーチャとほぼ相似形な開口を有するフレア防止枠を
アパーチャと撮影レンズとの間に設けたから、フレア防
止枠が余分に突出した分だけ多くの撮影と関係ない光を
遮断することができ、フレアの発生量を極めて少なくす
るとができる。そして、プリント時には、プリント範囲
だけがプリントされるから入射光が一部遮断されて露光
不足となった部分はプリント写真に焼き付けられること
がなく、またフレアの発生量を極めて低くした良好なプ
リント写真を作成することができる。
【0038】また、アパーチャと撮影レンズとの間にア
パーチャで規定された露光範囲の外側に向かう撮影レン
ズからの入射光を遮断するようにして撮影レンズの光軸
に向かって突出した2個のフレア防止枠のいずれか一方
または両方について、露光範囲よりも内側に設定された
プリント範囲の外側で結像する撮影レンズからの入射光
の一部を遮断するようにすることで、フレアの発生量を
極めて少なくするとができ、フレアの発生量を極めて低
くした良好なプリント写真を作成することができる。そ
して、両方のフレア防止枠をプリント範囲の外側で結像
する撮影レンズからの入射光の一部を遮断するようにし
た場合には、よりフレアの発生量を低くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した暗箱側フレア防止枠と本体側
フレア防止枠の作用を説明した説明図である。
【図2】暗箱側フレア防止枠と本体側フレア防止枠を設
けたレンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視図で
ある。
【図3】同レンズ付きフイルムユニットを分解して示す
分解斜視図である。
【図4】写真フイルムに露光される範囲を示す説明図で
ある。
【図5】アパーチャの背面側を示す斜視図である。
【図6】露光された写真フイルムとこの写真フイルムか
ら得られるプリント写真とを示す説明図である。
【符号の説明】
8 撮影レンズ 23 写真フイルム 32 アパーチャ 30 標準露光範囲 30a 周縁部 31 プリント範囲 33 暗箱 35 本体側フレア防止枠 35a 開口 37 暗箱側フレア防止枠 37a 開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムの露光範囲を所定のサイズ
    に規定するアパーチャと撮影レンズとの間に配され、前
    記アパーチャで規定された露光範囲よりも内側に設定さ
    れたプリント範囲の外側で結像する前記撮影レンズから
    の入射光の一部を遮断するように前記撮影レンズの光軸
    に向かって突出され、前記アパーチャとほぼ相似形な開
    口を有することを特徴とするフレア防止枠の構造。
  2. 【請求項2】 写真フイルムの露光範囲を所定のサイズ
    に規定するアパーチャと撮影レンズとの間に、前記アパ
    ーチャで規定された露光範囲の外側に向かう前記撮影レ
    ンズからの入射光を遮断するように前記撮影レンズの光
    軸に向かって突出されて前記アパーチャとほぼ相似形な
    開口を形成する第1及び第2のフレア防止枠が配され、
    これらの第1及び第2のフレア防止枠のうちの少なくと
    も一方のフレア防止枠が前記アパーチャで規定された露
    光範囲よりも内側に設定されたプリント範囲の外側で結
    像する前記撮影レンズからの入射光の一部を遮断するよ
    うに前記撮影レンズの光軸に向かって突出していること
    を特徴とするフレア防止枠の構造。
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