JPH09237122A - プラントにおける脱気器の復水流量制御装置 - Google Patents
プラントにおける脱気器の復水流量制御装置Info
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- JPH09237122A JPH09237122A JP4318296A JP4318296A JPH09237122A JP H09237122 A JPH09237122 A JP H09237122A JP 4318296 A JP4318296 A JP 4318296A JP 4318296 A JP4318296 A JP 4318296A JP H09237122 A JPH09237122 A JP H09237122A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 NPSH(脱気器下流におけるポンプの吸入
圧力)余裕が最大となるような復水流量の制御を行う。 【解決手段】 復水流量制御偏差に基づく対応値がドラ
ム水位制御偏差に基づく対応値より大きくなると、制御
手段7は復水流量制御偏差に基づいて制御弁を制御し、
その後、ドラム水位制御偏差に基づく対応値が復水流量
制御偏差に基づく対応値より大きくなり、かつ吸入圧力
制御余裕が所定値ΔNPSHより大きくなると、制御手
段7はドラム水位制御偏差に基づいて制御弁を制御する
ように、制御手段7の制御を切替える制御切替手段
(6、11、12、13、14、15、31、32)を
備えた。
圧力)余裕が最大となるような復水流量の制御を行う。 【解決手段】 復水流量制御偏差に基づく対応値がドラ
ム水位制御偏差に基づく対応値より大きくなると、制御
手段7は復水流量制御偏差に基づいて制御弁を制御し、
その後、ドラム水位制御偏差に基づく対応値が復水流量
制御偏差に基づく対応値より大きくなり、かつ吸入圧力
制御余裕が所定値ΔNPSHより大きくなると、制御手
段7はドラム水位制御偏差に基づいて制御弁を制御する
ように、制御手段7の制御を切替える制御切替手段
(6、11、12、13、14、15、31、32)を
備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、脱気器のドラム
より、例えばボイラに給水を行う、脱気器下流に設けら
れたポンプの吸入圧力(以下、NPSHという)を制御
するため、脱気器上流に設けられた制御弁を制御して、
脱気器への復水流量を制御するプラントにおける脱気器
の復水流量制御装置に関するものである。
より、例えばボイラに給水を行う、脱気器下流に設けら
れたポンプの吸入圧力(以下、NPSHという)を制御
するため、脱気器上流に設けられた制御弁を制御して、
脱気器への復水流量を制御するプラントにおける脱気器
の復水流量制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラントにおけるボイラに、脱気器のド
ラムより給水を行う場合、脱気器の下流に設けられたポ
ンプを駆動して行う。プラントにおける負荷(プラント
負荷)として、例えばタービン負荷が整定された状態で
は、脱気器のドラム水位の検出値(ドラム水位制御偏
差)に基づいて脱気器上流の制御弁を制御操作し、ドラ
ムに流入する復水流量を制御するドラム水位パラメータ
制御が行われる。
ラムより給水を行う場合、脱気器の下流に設けられたポ
ンプを駆動して行う。プラントにおける負荷(プラント
負荷)として、例えばタービン負荷が整定された状態で
は、脱気器のドラム水位の検出値(ドラム水位制御偏
差)に基づいて脱気器上流の制御弁を制御操作し、ドラ
ムに流入する復水流量を制御するドラム水位パラメータ
制御が行われる。
【0003】一方、プラント負荷が急激に減少した場合
は、脱気器のドラム圧力の低下を防止するため、ドラム
水位を一定に維持する上述の制御(ドラム水位パラメー
タ制御)を停止し、脱気器に流入する復水流量の検出値
(復水流量制御偏差)に基づいて、復水流量を絞るよう
制御弁を制御する復水流量パラメータ制御が行われる。
は、脱気器のドラム圧力の低下を防止するため、ドラム
水位を一定に維持する上述の制御(ドラム水位パラメー
タ制御)を停止し、脱気器に流入する復水流量の検出値
(復水流量制御偏差)に基づいて、復水流量を絞るよう
制御弁を制御する復水流量パラメータ制御が行われる。
【0004】この場合において、復水流量の制御設定値
はプラント負荷が急減した直前の復水流量に一定値(予
め定めた正の定数)を乗じた値が用いられ、その後にプ
ラント負荷の変動、復水流量の変動が生じても、復水流
量の制御設定値は影響を受けないよう構成されている。
したがって、ドラム水位パラメータ制御が停止されると
一時ドラム水位は無制御となるが、その後ドラム水位が
下限に達し、あるいは復水流量が給水流量を越えるよう
になると、ドラム水位パラメータ制御が再度開始され、
ドラム水位がプラント負荷の急減前の一定値に制御され
る。
はプラント負荷が急減した直前の復水流量に一定値(予
め定めた正の定数)を乗じた値が用いられ、その後にプ
ラント負荷の変動、復水流量の変動が生じても、復水流
量の制御設定値は影響を受けないよう構成されている。
したがって、ドラム水位パラメータ制御が停止されると
一時ドラム水位は無制御となるが、その後ドラム水位が
下限に達し、あるいは復水流量が給水流量を越えるよう
になると、ドラム水位パラメータ制御が再度開始され、
ドラム水位がプラント負荷の急減前の一定値に制御され
る。
【0005】図3は、かかる従来のプラントにおける脱
気器の復水流量制御装置の概略を示すブロック図であ
る。図3において、復水流量制御装置110は、図示し
ない各種検出センサにより検出され、あるいは、これら
検出値に基づいて算出された各種検出値(プラントの状
態量)が入力される入力装置112、この入力装置11
2に接続され、後述する演算を行って制御弁の開度指令
値を出力する演算装置100、この演算装置100に接
続され、演算装置100によって出力された開度指令値
にしたがって、制御弁の操作信号を出力する出力装置1
11を備えている。
気器の復水流量制御装置の概略を示すブロック図であ
る。図3において、復水流量制御装置110は、図示し
ない各種検出センサにより検出され、あるいは、これら
検出値に基づいて算出された各種検出値(プラントの状
態量)が入力される入力装置112、この入力装置11
2に接続され、後述する演算を行って制御弁の開度指令
値を出力する演算装置100、この演算装置100に接
続され、演算装置100によって出力された開度指令値
にしたがって、制御弁の操作信号を出力する出力装置1
11を備えている。
【0006】入力装置112に入力される検出値には、
ドラム水位H、復水流量F、タービン初段圧力P1ST、
ボイラへの給水流量Q(ポンプの吐出流量に等しい)が
示されている。入力装置112はこれら検出信号を演算
装置100において処理可能な電気信号に変換するとと
もに、プラントの状態量に適した物理量に変換する。
ドラム水位H、復水流量F、タービン初段圧力P1ST、
ボイラへの給水流量Q(ポンプの吐出流量に等しい)が
示されている。入力装置112はこれら検出信号を演算
装置100において処理可能な電気信号に変換するとと
もに、プラントの状態量に適した物理量に変換する。
【0007】図4は、演算装置100の構成を示すブロ
ック図である。図4において、PI制御器108はPI
制御(比例、積分制御)を用いて上述したドラム水位パ
ラメータ制御を行うための制御器であり、ドラム水位制
御偏差が小さくなるよう制御指令値を出力する。PI制
御器104は上述した復水流量パラメータ制御を行うた
めの制御器であり、復水流量制御偏差が小さくなるよう
制御指令値を出力する。切替スイッチ109は、後述す
るフリップフロップ118の出力(セット、リセット)
に基づいて、PI制御器104とPI制御器108の出
力を切替える。すなわち、フリップフロップ118の出
力がセット(オン)のとき、切替スイッチ109はPI
制御器104の出力側(a側)に切替えられ、一方、フ
リップフロップ118の出力がリセット(オフ)のと
き、切替スイッチ109はPI制御器108の出力側
(b側)に切替えられる。
ック図である。図4において、PI制御器108はPI
制御(比例、積分制御)を用いて上述したドラム水位パ
ラメータ制御を行うための制御器であり、ドラム水位制
御偏差が小さくなるよう制御指令値を出力する。PI制
御器104は上述した復水流量パラメータ制御を行うた
めの制御器であり、復水流量制御偏差が小さくなるよう
制御指令値を出力する。切替スイッチ109は、後述す
るフリップフロップ118の出力(セット、リセット)
に基づいて、PI制御器104とPI制御器108の出
力を切替える。すなわち、フリップフロップ118の出
力がセット(オン)のとき、切替スイッチ109はPI
制御器104の出力側(a側)に切替えられ、一方、フ
リップフロップ118の出力がリセット(オフ)のと
き、切替スイッチ109はPI制御器108の出力側
(b側)に切替えられる。
【0008】PI制御器108によるドラム水位パラメ
ータ制御においては、検出されたドラム水位Hがドラム
水位制御偏差検出器を構成する減算器107に入力さ
れ、この減算器107で、ドラム水位設定器106に設
定されたドラム水位の制御設定値Hcとドラム水位Hと
の偏差が検出される。そして、このドラム水位制御偏差
がPI制御器108に入力され、偏差が小さくなるよう
PI制御が行われる。
ータ制御においては、検出されたドラム水位Hがドラム
水位制御偏差検出器を構成する減算器107に入力さ
れ、この減算器107で、ドラム水位設定器106に設
定されたドラム水位の制御設定値Hcとドラム水位Hと
の偏差が検出される。そして、このドラム水位制御偏差
がPI制御器108に入力され、偏差が小さくなるよう
PI制御が行われる。
【0009】PI制御器104による復水流量パラメー
タ制御においては、検出された復水流量Fが復水流量制
御偏差検出器を構成する減算器103に入力され、この
減算器103で、復水流量制御設定値Fcと復水流量F
との偏差が検出される。そして、この復水流量制御偏差
がPI制御器104に入力され、偏差が小さくなるよう
PI制御が行われる。
タ制御においては、検出された復水流量Fが復水流量制
御偏差検出器を構成する減算器103に入力され、この
減算器103で、復水流量制御設定値Fcと復水流量F
との偏差が検出される。そして、この復水流量制御偏差
がPI制御器104に入力され、偏差が小さくなるよう
PI制御が行われる。
【0010】復水流量制御設定値Fcは、復水流量Fを
ホールドするトラックホールド回路105の出力値に、
絞り比設定器101に設定された絞り比(正の定数)F
c1を乗じて算出される。この乗算は乗算器102によ
り行われる。トラックホールド回路105が出力する復
水流量Hのホールドは、後述する処理器113によるプ
ラント負荷の急減信号出力時に行われる。
ホールドするトラックホールド回路105の出力値に、
絞り比設定器101に設定された絞り比(正の定数)F
c1を乗じて算出される。この乗算は乗算器102によ
り行われる。トラックホールド回路105が出力する復
水流量Hのホールドは、後述する処理器113によるプ
ラント負荷の急減信号出力時に行われる。
【0011】処理器113には、プラントの負荷(ター
ビン負荷)信号としてのタービン初段圧力P1STが入力
される。タービン初段圧力P1STはタービン負荷に比例
するため、タービン負荷信号として使用され得る。そし
て処理器113は、このタービン初段圧力P1STの変化
率に基づいて負荷が急減したとき負荷急減信号を出力す
る。
ビン負荷)信号としてのタービン初段圧力P1STが入力
される。タービン初段圧力P1STはタービン負荷に比例
するため、タービン負荷信号として使用され得る。そし
て処理器113は、このタービン初段圧力P1STの変化
率に基づいて負荷が急減したとき負荷急減信号を出力す
る。
【0012】処理器113の出力は、切替スイッチ10
9の切替え制御にも用いられる。まず、処理器113の
出力はフリップフロップ118のセット端子に接続さ
れ、処理器113より出力される負荷急減信号は、フリ
ップフロップ118をセットする。このときフリップフ
ロップ118の出力は切替スイッチ109を図示したよ
うにa側に切替え、復水流量パラメータ制御により制御
弁を制御させる。また、処理器113の出力は後述する
論理回路を介してフリップフロップ118のリセット端
子にも接続されている。
9の切替え制御にも用いられる。まず、処理器113の
出力はフリップフロップ118のセット端子に接続さ
れ、処理器113より出力される負荷急減信号は、フリ
ップフロップ118をセットする。このときフリップフ
ロップ118の出力は切替スイッチ109を図示したよ
うにa側に切替え、復水流量パラメータ制御により制御
弁を制御させる。また、処理器113の出力は後述する
論理回路を介してフリップフロップ118のリセット端
子にも接続されている。
【0013】図示された論理回路114〜117におい
て、115、117はOR回路、114はNOT回路、
116はAND回路をそれぞれ示している。OR回路1
15には、ドラム水位の下限値HLに正の所定値αを加
えた値が、検出されるドラム水位H以上となったときに
発生されるハイ信号と、検出される復水流量Hが給水流
量Q以上となったときに発生されるハイ信号とが入力さ
れる。AND回路116には、このOR回路115の出
力と、負荷急減信号が入力される。そしてOR回路11
7には、AND回路116の出力と、NOT回路114
を介した負荷急減信号が入力される。
て、115、117はOR回路、114はNOT回路、
116はAND回路をそれぞれ示している。OR回路1
15には、ドラム水位の下限値HLに正の所定値αを加
えた値が、検出されるドラム水位H以上となったときに
発生されるハイ信号と、検出される復水流量Hが給水流
量Q以上となったときに発生されるハイ信号とが入力さ
れる。AND回路116には、このOR回路115の出
力と、負荷急減信号が入力される。そしてOR回路11
7には、AND回路116の出力と、NOT回路114
を介した負荷急減信号が入力される。
【0014】なお、フリップフロップ118は、セット
信号入力によりセット(オン)され、リセット信号入力
によりリセット(オフ)されるが、セット信号とリセッ
ト信号が同時に入力された場合はセット入力を優先し、
セットされる構成を有する。
信号入力によりセット(オン)され、リセット信号入力
によりリセット(オフ)されるが、セット信号とリセッ
ト信号が同時に入力された場合はセット入力を優先し、
セットされる構成を有する。
【0015】以上の論理回路114〜117とフリップ
フロップの構成において、負荷急減信号未発生時、ある
いは負荷急減信号発生時でもドラム水位Hがその下限値
に所定値αを加えた値以下である場合、又は復水流量F
が給水流量Q以上である場合にフリップフロップ118
はリセットされ、それ以外の場合にフリップフロップは
セットされ、切替スイッチ109を介して、制御がそれ
ぞれドラム水位パラメータ制御と復水流量パラメータ制
御に切替えられる。
フロップの構成において、負荷急減信号未発生時、ある
いは負荷急減信号発生時でもドラム水位Hがその下限値
に所定値αを加えた値以下である場合、又は復水流量F
が給水流量Q以上である場合にフリップフロップ118
はリセットされ、それ以外の場合にフリップフロップは
セットされ、切替スイッチ109を介して、制御がそれ
ぞれドラム水位パラメータ制御と復水流量パラメータ制
御に切替えられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、負荷
急変時に行われる復水流量パラメータ制御において、復
水流量の制御設定値は負荷急減発生直前の復水流量に一
定値である絞り比Fc1を乗じた値であり、この制御設
定値は、その後の負荷変動、復水流量変動によらず一定
となる。この絞り比は、事前に想定した負荷急減の各種
ケース(負荷急減時のプラント負荷、急減後の整定負
荷、負荷減少幅、負荷減少率等)を数値解析し、全ケー
スにおいて適用可能な、すなわち、ポンプ吸入圧力に十
分な余裕があり、かつドラム水位が正常範囲を逸脱しな
いような過度応答により唯一決定されたものである。
急変時に行われる復水流量パラメータ制御において、復
水流量の制御設定値は負荷急減発生直前の復水流量に一
定値である絞り比Fc1を乗じた値であり、この制御設
定値は、その後の負荷変動、復水流量変動によらず一定
となる。この絞り比は、事前に想定した負荷急減の各種
ケース(負荷急減時のプラント負荷、急減後の整定負
荷、負荷減少幅、負荷減少率等)を数値解析し、全ケー
スにおいて適用可能な、すなわち、ポンプ吸入圧力に十
分な余裕があり、かつドラム水位が正常範囲を逸脱しな
いような過度応答により唯一決定されたものである。
【0017】このような構成は、負荷急減後のプラント
状態の時間的変化を考慮せず、負荷急減直前の状態のみ
に重点をおいて制御設定値を定めたものであり、従って
このような構成では、負荷急減の各種ケースにおける最
適制御、すなわちNPSH余裕が最大となるような復水
流量の制御を行うことができない。
状態の時間的変化を考慮せず、負荷急減直前の状態のみ
に重点をおいて制御設定値を定めたものであり、従って
このような構成では、負荷急減の各種ケースにおける最
適制御、すなわちNPSH余裕が最大となるような復水
流量の制御を行うことができない。
【0018】また、負荷急減を検出することにより、復
水流量制御をドラム水位パラメータ制御から復水流量パ
ラメータ制御に切替えているが、この負荷をタービン初
段圧力より求める場合に生じ得るように、負荷の低下
(減)率が小さいと、負荷急減検出に時間を要し、制御
の切替えが遅れてNPSH余裕が小さくなるという問題
もある。
水流量制御をドラム水位パラメータ制御から復水流量パ
ラメータ制御に切替えているが、この負荷をタービン初
段圧力より求める場合に生じ得るように、負荷の低下
(減)率が小さいと、負荷急減検出に時間を要し、制御
の切替えが遅れてNPSH余裕が小さくなるという問題
もある。
【0019】さらに、従来の構成では、NPSH余裕を
確保するのが目的であるにも拘わらず、NPSH値を用
いず制御を行っているため、制御性に劣るという問題が
ある。
確保するのが目的であるにも拘わらず、NPSH値を用
いず制御を行っているため、制御性に劣るという問題が
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明の請求項1に係るプラントにおける脱気
器の復水流量制御装置は、復水流量Fの制御設定値F*
をプラント(タービン)の負荷変動に対応して定める手
段(2、22)と、復水流量Fを検出する復水流量検出
手段21と、復水流量Fの制御設定値F*と検出された
復水流量Fの偏差を検出する復水流量制御偏差検出手段
3と、ドラムの水位Hの制御設定値H*を定める手段1
と、ドラムの水位Hを検出するドラム水位検出手段20
と、ドラムの水位Hの制御設定値H*と検出されたドラ
ムの水位Hの偏差を検出するドラム水位制御偏差検出手
段8と、ポンプの吸入圧力を検出するための吸入圧力検
出手段33と、ポンプが適正に稼動するための吸入圧力
の下限値NPSH*を得るための下限値出力手段34
と、ポンプの吸入圧力と下限値NPSH*との差に基づ
く吸入圧力制御余裕を検出する吸入圧力制御余裕検出手
段36と、復水流量制御偏差またはドラム水位制御偏差
に基づいて、各偏差が小さくなるよう制御弁を制御する
制御手段7と、復水流量制御偏差に基づく対応値がドラ
ム水位制御偏差に基づく対応値より大きくなると、制御
手段7は復水流量制御偏差に基づいて制御弁を制御し、
その後、ドラム水位制御偏差に基づく対応値が復水流量
制御偏差に基づく対応値より大きくなり、かつ吸入圧力
制御余裕が所定値ΔNPSHより大きくなると、制御手
段7はドラム水位制御偏差に基づいて制御弁を制御する
ように、制御手段7の制御を切替える制御切替手段
(6、11、12、13、14、15、31、32)と
を備えてなるものである。
ため、この発明の請求項1に係るプラントにおける脱気
器の復水流量制御装置は、復水流量Fの制御設定値F*
をプラント(タービン)の負荷変動に対応して定める手
段(2、22)と、復水流量Fを検出する復水流量検出
手段21と、復水流量Fの制御設定値F*と検出された
復水流量Fの偏差を検出する復水流量制御偏差検出手段
3と、ドラムの水位Hの制御設定値H*を定める手段1
と、ドラムの水位Hを検出するドラム水位検出手段20
と、ドラムの水位Hの制御設定値H*と検出されたドラ
ムの水位Hの偏差を検出するドラム水位制御偏差検出手
段8と、ポンプの吸入圧力を検出するための吸入圧力検
出手段33と、ポンプが適正に稼動するための吸入圧力
の下限値NPSH*を得るための下限値出力手段34
と、ポンプの吸入圧力と下限値NPSH*との差に基づ
く吸入圧力制御余裕を検出する吸入圧力制御余裕検出手
段36と、復水流量制御偏差またはドラム水位制御偏差
に基づいて、各偏差が小さくなるよう制御弁を制御する
制御手段7と、復水流量制御偏差に基づく対応値がドラ
ム水位制御偏差に基づく対応値より大きくなると、制御
手段7は復水流量制御偏差に基づいて制御弁を制御し、
その後、ドラム水位制御偏差に基づく対応値が復水流量
制御偏差に基づく対応値より大きくなり、かつ吸入圧力
制御余裕が所定値ΔNPSHより大きくなると、制御手
段7はドラム水位制御偏差に基づいて制御弁を制御する
ように、制御手段7の制御を切替える制御切替手段
(6、11、12、13、14、15、31、32)と
を備えてなるものである。
【0021】また、この発明の請求項2に係るプラント
における脱気器の復水流量制御装置は、ドラム水位制御
偏差に基づく制御弁の制御と、復水流量制御偏差に基づ
く制御弁の制御を共通の制御器7で行うようにしたもの
である。
における脱気器の復水流量制御装置は、ドラム水位制御
偏差に基づく制御弁の制御と、復水流量制御偏差に基づ
く制御弁の制御を共通の制御器7で行うようにしたもの
である。
【0022】
【作用】この発明の請求項1に係るプラントにおける脱
気器の復水流量制御装置によれば、定常状態にあるプラ
ントの負荷が急減すると、それに対応して復水流量の制
御設定値が変更される。このため、復水流量制御偏差が
ドラム水位制御偏差より大きくなり、制御手段による制
御弁の制御は復水流量制御偏差に基づいて行われる。そ
の後、制御手段により復水流量制御偏差を小さくするよ
う制御弁が制御される。この場合復水流量は減じる方向
に制御される。復水流量が減少するまでは制御余裕(N
PSH余裕)は小さいが、復水流量が制御設定値に整定
してくると制御余裕は大きくなる。この場合、復水流量
が小さいとドラム水位が低下し、ドラム水位制御偏差が
大きくなる。このドラム水位制御偏差が復水流量制御偏
差より大きくなると制御手段はドラム水位制御偏差に基
づいて制御弁を制御するようになる。従って、制御手段
は復水流量を増大させてドラム水位を回復させる。
気器の復水流量制御装置によれば、定常状態にあるプラ
ントの負荷が急減すると、それに対応して復水流量の制
御設定値が変更される。このため、復水流量制御偏差が
ドラム水位制御偏差より大きくなり、制御手段による制
御弁の制御は復水流量制御偏差に基づいて行われる。そ
の後、制御手段により復水流量制御偏差を小さくするよ
う制御弁が制御される。この場合復水流量は減じる方向
に制御される。復水流量が減少するまでは制御余裕(N
PSH余裕)は小さいが、復水流量が制御設定値に整定
してくると制御余裕は大きくなる。この場合、復水流量
が小さいとドラム水位が低下し、ドラム水位制御偏差が
大きくなる。このドラム水位制御偏差が復水流量制御偏
差より大きくなると制御手段はドラム水位制御偏差に基
づいて制御弁を制御するようになる。従って、制御手段
は復水流量を増大させてドラム水位を回復させる。
【0023】また、この発明の請求項2に係るプラント
における脱気器の復水流量制御装置によれば、一つの制
御器が復水流量制御偏差あるいはドラム水位制御偏差に
基づいて制御弁を制御する。
における脱気器の復水流量制御装置によれば、一つの制
御器が復水流量制御偏差あるいはドラム水位制御偏差に
基づいて制御弁を制御する。
【0024】
実施の形態1.以下にこの発明の好ましい実施の形態に
ついて図に従って説明する。図1は、この発明に係るプ
ラントにおける脱気器の復水流量制御装置の概略を示す
ブロック図である。図1において、100A〜112A
はそれぞれ、図3の100〜112に対応するものであ
る。また、20はドラム水位Hを検出するためのドラム
水位検出手段、21は復水流量Fを検出するための復水
流量検出手段、22はプラントの負荷としてのタービン
の初段圧力P1STを検出するためのタービン初段圧力検
出手段、23は脱気器のドラム圧力を検出するための脱
気器圧力検出手段、24はドラム水の温度を検出するた
めのドラム水温度検出手段、25はボイラへの給水流量
を検出するための給水流量検出手段、26はポンプの回
転数を検出するためのポンプ回転数検出手段である。
ついて図に従って説明する。図1は、この発明に係るプ
ラントにおける脱気器の復水流量制御装置の概略を示す
ブロック図である。図1において、100A〜112A
はそれぞれ、図3の100〜112に対応するものであ
る。また、20はドラム水位Hを検出するためのドラム
水位検出手段、21は復水流量Fを検出するための復水
流量検出手段、22はプラントの負荷としてのタービン
の初段圧力P1STを検出するためのタービン初段圧力検
出手段、23は脱気器のドラム圧力を検出するための脱
気器圧力検出手段、24はドラム水の温度を検出するた
めのドラム水温度検出手段、25はボイラへの給水流量
を検出するための給水流量検出手段、26はポンプの回
転数を検出するためのポンプ回転数検出手段である。
【0025】図より明らかなように、入力装置112A
には、従来技術として図3で示したドラム水位H、復水
流量F、タービン初段圧力P1ST、給水流量Qの他に脱
気器圧力P、ドラム水温度T、ポンプ回転数Nが入力さ
れている。
には、従来技術として図3で示したドラム水位H、復水
流量F、タービン初段圧力P1ST、給水流量Qの他に脱
気器圧力P、ドラム水温度T、ポンプ回転数Nが入力さ
れている。
【0026】図2は、図1に示した演算装置100Aの
構成を示すブロック図である。図2において、1はドラ
ム水位の制御設定値H*を定めるドラム水位設定手段、
8は制御設定値H*から検出されたドラム水位Hを減算
してドラム水位の偏差を検出する減算器であり、この発
明のドラム水位制御偏差検出手段を構成している。10
はこのドラム水位制御偏差に正の定数Pを乗じてP×
(H*−H)を出力する乗算器であり、正の定数Pは設
定器9に設定されている。乗算器10の出力は切替スイ
ッチ6のb側端子に接続されている。
構成を示すブロック図である。図2において、1はドラ
ム水位の制御設定値H*を定めるドラム水位設定手段、
8は制御設定値H*から検出されたドラム水位Hを減算
してドラム水位の偏差を検出する減算器であり、この発
明のドラム水位制御偏差検出手段を構成している。10
はこのドラム水位制御偏差に正の定数Pを乗じてP×
(H*−H)を出力する乗算器であり、正の定数Pは設
定器9に設定されている。乗算器10の出力は切替スイ
ッチ6のb側端子に接続されている。
【0027】また、図2において、3は復水流量制御設
定値F*から検出された復水流量Fを減算して復水流量
の偏差を検出する減算器であり、この発明の復水流量制
御偏差検出手段を構成している。ここで、復水流量制御
設定値F*は、算出手段2により、タービン初段圧力P
1STをパラメータとする関数として、次式により求めら
れる。
定値F*から検出された復水流量Fを減算して復水流量
の偏差を検出する減算器であり、この発明の復水流量制
御偏差検出手段を構成している。ここで、復水流量制御
設定値F*は、算出手段2により、タービン初段圧力P
1STをパラメータとする関数として、次式により求めら
れる。
【0028】F*=r×P1ST+S (rは正の定数、Sは定数)
【0029】5は復水流量制御偏差に正の定数qを乗じ
てq×(F*−F)を出力する乗算器であり、正の定数
qは設定器4に設定されている。乗算器5の出力は切替
スイッチ6のa側端子に接続されている。切替スイッチ
6は、後述するフリップフロップ11の出力によりa側
とb側に切替えられ、それら端子を一つの共通の制御手
段であるPI制御器7の入力に切替え接続する。PI制
御器7は入力される偏差を小さくするような制御を行
い、その出力は図示しない制御弁の開度指令値となる。
従って、このPI制御器7は、ドラム水位制御偏差に基
づく制御弁の制御と、復水流量制御偏差に基づく制御弁
の制御とを一つのPI制御器で行うものである。なお、
フリップフロップ11の入力に対する出力の関係は図4
で示したフリップフロップ118と同じであるが、入力
信号を形成する構成が図4のものとは異なっている。
てq×(F*−F)を出力する乗算器であり、正の定数
qは設定器4に設定されている。乗算器5の出力は切替
スイッチ6のa側端子に接続されている。切替スイッチ
6は、後述するフリップフロップ11の出力によりa側
とb側に切替えられ、それら端子を一つの共通の制御手
段であるPI制御器7の入力に切替え接続する。PI制
御器7は入力される偏差を小さくするような制御を行
い、その出力は図示しない制御弁の開度指令値となる。
従って、このPI制御器7は、ドラム水位制御偏差に基
づく制御弁の制御と、復水流量制御偏差に基づく制御弁
の制御とを一つのPI制御器で行うものである。なお、
フリップフロップ11の入力に対する出力の関係は図4
で示したフリップフロップ118と同じであるが、入力
信号を形成する構成が図4のものとは異なっている。
【0030】次に、このフリップフロップ11の制御信
号(動作信号)について説明する。31は復水流量制御
偏差対応値出力手段である。この復水流量制御偏差対応
値出力手段31は、減算器3で得られる復水流量の偏差
の絶対値|F*−F|を正の定数である復水流量の許容
偏差ΔFで除した値を出力する。32はドラム水位制御
偏差対応値出力手段である。このドラム水位制御偏差対
応値出力手段32は、減算器8で得られるドラム水位の
偏差の絶対値|H*−H|を正の定数であるドラム水位
の許容偏差ΔHで除した値を出力する。
号(動作信号)について説明する。31は復水流量制御
偏差対応値出力手段である。この復水流量制御偏差対応
値出力手段31は、減算器3で得られる復水流量の偏差
の絶対値|F*−F|を正の定数である復水流量の許容
偏差ΔFで除した値を出力する。32はドラム水位制御
偏差対応値出力手段である。このドラム水位制御偏差対
応値出力手段32は、減算器8で得られるドラム水位の
偏差の絶対値|H*−H|を正の定数であるドラム水位
の許容偏差ΔHで除した値を出力する。
【0031】これら出力手段31、32の出力は比較器
14に入力され、この比較器14は復水流量制御偏差対
応値がドラム水位制御偏差対応値以上となるときにハイ
信号(フリップフロップ11をセットするのに寄与する
信号)を出力する。比較器14の出力はフリップフロッ
プ11のセット端子に接続される。
14に入力され、この比較器14は復水流量制御偏差対
応値がドラム水位制御偏差対応値以上となるときにハイ
信号(フリップフロップ11をセットするのに寄与する
信号)を出力する。比較器14の出力はフリップフロッ
プ11のセット端子に接続される。
【0032】33はポンプの吸入圧力(NPSH)を検
出するための吸入圧力検出手段である。このNPSHの
値は、検出手段33により、ドラム水位H、脱気器圧力
P、ドラム水温度T、給水流量Qをパラメータとする関
数fun1として求められる。34はNPSH要求値
(下限値)出力手段である。この下限値NPSH*は、
出力手段34により、ポンプの特性曲線fun2を用い
て、ポンプ回転数Nと給水流量Qとから算出される。
出するための吸入圧力検出手段である。このNPSHの
値は、検出手段33により、ドラム水位H、脱気器圧力
P、ドラム水温度T、給水流量Qをパラメータとする関
数fun1として求められる。34はNPSH要求値
(下限値)出力手段である。この下限値NPSH*は、
出力手段34により、ポンプの特性曲線fun2を用い
て、ポンプ回転数Nと給水流量Qとから算出される。
【0033】検出手段33と出力手段34によって、そ
れぞれ出力される吸入圧力NPSHと下限値NPSH*
は、吸入圧力制御余裕検出手段36に入力される。この
吸入圧力制御余裕検出手段36は、検出された吸入圧力
NPSHから下限値NPSH*の差の絶対値を求めるも
のである。この吸入圧力NPSHと下限値NPSH*の
差は、ポンプが適正に稼動するための制御余裕(NPS
H余裕)を示すもので、吸入圧力NPSHが下限値NP
SH*より低下するとポンプにキャビテーションが発生
し、性能劣化、損傷の原因となる。制御余裕検出手段3
6はこの制御余裕の絶対値をとり、比較器15の一方の
入力端子に出力する。
れぞれ出力される吸入圧力NPSHと下限値NPSH*
は、吸入圧力制御余裕検出手段36に入力される。この
吸入圧力制御余裕検出手段36は、検出された吸入圧力
NPSHから下限値NPSH*の差の絶対値を求めるも
のである。この吸入圧力NPSHと下限値NPSH*の
差は、ポンプが適正に稼動するための制御余裕(NPS
H余裕)を示すもので、吸入圧力NPSHが下限値NP
SH*より低下するとポンプにキャビテーションが発生
し、性能劣化、損傷の原因となる。制御余裕検出手段3
6はこの制御余裕の絶対値をとり、比較器15の一方の
入力端子に出力する。
【0034】35は特定の正の定数(ΔNPSH)を設
定するための所定値設定手段である。これは、制御余裕
の大きさの程度を知るためのもので、比較器15の他方
の入力端子に出力される。比較器15は、これら所定値
ΔNPSHと制御余裕の絶対値|NPSH−NPSH*
|を比較し、制御余裕が所定値より大きい場合にハイ信
号(フリップフロップ11をリセットするのに寄与する
信号)を出力する。
定するための所定値設定手段である。これは、制御余裕
の大きさの程度を知るためのもので、比較器15の他方
の入力端子に出力される。比較器15は、これら所定値
ΔNPSHと制御余裕の絶対値|NPSH−NPSH*
|を比較し、制御余裕が所定値より大きい場合にハイ信
号(フリップフロップ11をリセットするのに寄与する
信号)を出力する。
【0035】比較器15の出力はAND回路13の一方
の入力端子に出力される。AND回路13の他方の入力
端子にはNOT回路12を介して比較器14の出力が入
力される。AND回路13の出力はフリップフロップ1
1のリセット端子に入力される。
の入力端子に出力される。AND回路13の他方の入力
端子にはNOT回路12を介して比較器14の出力が入
力される。AND回路13の出力はフリップフロップ1
1のリセット端子に入力される。
【0036】以上の構成により、復水流量制御偏差対応
値がドラム水位制御偏差対応値より大きくなると、フリ
ップフロップ11はセット信号を出力し、切替スイッチ
6をa側に切替え、PI制御器7に復水流量制御偏差に
基づいた制御弁の制御を行わせる。その後、ドラム水位
制御偏差対応値が復水流量制御偏差対応値より大きくな
り、かつ吸入圧力の制御余裕(NPSH余裕)が所定値
ΔNPSHより大きくなると、フリップフロップ11は
リセット信号を出力し、切替スイッチ6をb側に切替
え、PI制御器7にドラム水位制御偏差対応値に基づい
た制御弁の制御を行わせる。
値がドラム水位制御偏差対応値より大きくなると、フリ
ップフロップ11はセット信号を出力し、切替スイッチ
6をa側に切替え、PI制御器7に復水流量制御偏差に
基づいた制御弁の制御を行わせる。その後、ドラム水位
制御偏差対応値が復水流量制御偏差対応値より大きくな
り、かつ吸入圧力の制御余裕(NPSH余裕)が所定値
ΔNPSHより大きくなると、フリップフロップ11は
リセット信号を出力し、切替スイッチ6をb側に切替
え、PI制御器7にドラム水位制御偏差対応値に基づい
た制御弁の制御を行わせる。
【0037】以上の構成において、復水流量制御偏差対
応値出力手段31、ドラム水位制御偏差対応値出力手段
32、比較器14、比較器15、NOT回路12、AN
D回路13、フリップフロップ11、およびスイッチ6
はこの発明の制御切替手段を構成している。
応値出力手段31、ドラム水位制御偏差対応値出力手段
32、比較器14、比較器15、NOT回路12、AN
D回路13、フリップフロップ11、およびスイッチ6
はこの発明の制御切替手段を構成している。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明の請求項1に係るプラントにおける脱気器の復水流量
制御装置によれば、復水流量の制御設定値をプラントの
負荷変動に対応して定める手段と、復水流量を検出する
復水流量検出手段と、復水流量の制御設定値と検出され
た復水流量の偏差を検出する復水流量制御偏差検出手段
と、ドラムの水位の制御設定値を定める手段と、ドラム
の水位を検出する水位検出手段と、ドラムの水位の制御
設定値と検出されたドラムの水位の偏差を検出するドラ
ム水位制御偏差検出手段と、ポンプの吸入圧力を検出す
るための吸入圧力検出手段と、ポンプが適正に稼動する
ための吸入圧力の下限値を得るための下限値出力手段
と、ポンプの吸入圧力と下限値との差に基づく吸入圧力
制御余裕を検出する吸入圧力制御余裕検出手段と、復水
流量制御偏差またはドラム水位制御偏差に基づいて偏差
を小さくするよう制御弁を制御する制御手段と、復水流
量制御偏差に基づく値がドラム水位制御偏差に基づく値
より大きくなると、制御手段は復水流量制御偏差に基づ
いて制御弁を制御し、その後、ドラム水位制御偏差に基
づく値が復水流量制御偏差に基づく値より大きくなり、
かつ吸入圧力制御余裕が所定値より大きくなると、制御
手段はドラム水位制御偏差に基づいて制御弁を制御する
ように、制御手段の制御を切替える制御切替手段とを備
えたため、以下のような効果を奏する。まず、負荷の変
動が即時に復水流量制御設定値に反映でき、また、復水
流量制御偏差とドラム水位制御偏差の大きさの関係で制
御目的を切替えることができ、任意の負荷減少に対して
脱気器の圧力低下率を小さくして十分なNPSH余裕を
得ることができる。また、NPSHとNPSH余裕を常
時監視することができ、NPSH余裕を確実に制御する
ことができる。さらに、負荷急減を検出することなく、
制御手段による制御を切替えることができる。
明の請求項1に係るプラントにおける脱気器の復水流量
制御装置によれば、復水流量の制御設定値をプラントの
負荷変動に対応して定める手段と、復水流量を検出する
復水流量検出手段と、復水流量の制御設定値と検出され
た復水流量の偏差を検出する復水流量制御偏差検出手段
と、ドラムの水位の制御設定値を定める手段と、ドラム
の水位を検出する水位検出手段と、ドラムの水位の制御
設定値と検出されたドラムの水位の偏差を検出するドラ
ム水位制御偏差検出手段と、ポンプの吸入圧力を検出す
るための吸入圧力検出手段と、ポンプが適正に稼動する
ための吸入圧力の下限値を得るための下限値出力手段
と、ポンプの吸入圧力と下限値との差に基づく吸入圧力
制御余裕を検出する吸入圧力制御余裕検出手段と、復水
流量制御偏差またはドラム水位制御偏差に基づいて偏差
を小さくするよう制御弁を制御する制御手段と、復水流
量制御偏差に基づく値がドラム水位制御偏差に基づく値
より大きくなると、制御手段は復水流量制御偏差に基づ
いて制御弁を制御し、その後、ドラム水位制御偏差に基
づく値が復水流量制御偏差に基づく値より大きくなり、
かつ吸入圧力制御余裕が所定値より大きくなると、制御
手段はドラム水位制御偏差に基づいて制御弁を制御する
ように、制御手段の制御を切替える制御切替手段とを備
えたため、以下のような効果を奏する。まず、負荷の変
動が即時に復水流量制御設定値に反映でき、また、復水
流量制御偏差とドラム水位制御偏差の大きさの関係で制
御目的を切替えることができ、任意の負荷減少に対して
脱気器の圧力低下率を小さくして十分なNPSH余裕を
得ることができる。また、NPSHとNPSH余裕を常
時監視することができ、NPSH余裕を確実に制御する
ことができる。さらに、負荷急減を検出することなく、
制御手段による制御を切替えることができる。
【0039】また、この発明の請求項2に係るプラント
における脱気器の復水流量制御装置によれば、ドラム水
位制御偏差に基づく制御弁の制御と、復水流量制御偏差
に基づく制御弁の制御は共通の制御器で行われるように
したので、従来のように制御器を2台設ける必要はな
く、演算時間を短縮でき、また切替えに基づく積分処理
等の信頼性向上を図ることができるという効果を奏す
る。
における脱気器の復水流量制御装置によれば、ドラム水
位制御偏差に基づく制御弁の制御と、復水流量制御偏差
に基づく制御弁の制御は共通の制御器で行われるように
したので、従来のように制御器を2台設ける必要はな
く、演算時間を短縮でき、また切替えに基づく積分処理
等の信頼性向上を図ることができるという効果を奏す
る。
【図1】 この発明の復水流量制御装置の概略を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】 この発明の復水流量制御装置の演算装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】 従来の復水流量制御装置の概略を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】 従来の復水流量制御装置の演算装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1 ドラム水位設定手段、2 復水流量制御設定値算出
手段、3、8 減算器、4、9 設定器、5、10 乗
算器、7 PI制御器、11 フリップフロップ、12
NOT回路、13 AND回路、14、15 比較
器、20 ドラム水位検出手段、21 復水流量検出手
段、22 タービン初段圧力検出手段、23 脱気器圧
力検出手段、24 ドラム水温度検出手段、25 給水
流量検出手段、26 ポンプ回転数検出手段、31 復
水流量制御偏差対応値出力手段、32 ドラム水位制御
偏差対応値出力手段、33 吸入圧力検出手段、34
NPSH要求値(下限値)出力手段、35 所定値設定
手段、36 吸入圧力制御余裕検出手段 110A 復
水流量制御装置、100A 演算装置。
手段、3、8 減算器、4、9 設定器、5、10 乗
算器、7 PI制御器、11 フリップフロップ、12
NOT回路、13 AND回路、14、15 比較
器、20 ドラム水位検出手段、21 復水流量検出手
段、22 タービン初段圧力検出手段、23 脱気器圧
力検出手段、24 ドラム水温度検出手段、25 給水
流量検出手段、26 ポンプ回転数検出手段、31 復
水流量制御偏差対応値出力手段、32 ドラム水位制御
偏差対応値出力手段、33 吸入圧力検出手段、34
NPSH要求値(下限値)出力手段、35 所定値設定
手段、36 吸入圧力制御余裕検出手段 110A 復
水流量制御装置、100A 演算装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 脱気器のドラムより給水を行うポンプの
吸入圧力を制御するため、上記ドラムへ送られる復水流
量を制御弁により制御するプラントにおける脱気器の復
水流量制御装置において、 上記復水流量の制御設定値を上記プラントの負荷変動に
対応して定める手段と、 上記復水流量を検出する復水流量検出手段と、 上記復水流量の制御設定値と検出された上記復水流量の
偏差を検出する復水流量制御偏差検出手段と、 上記ドラムの水位の制御設定値を定める手段と、 上記ドラムの水位を検出する水位検出手段と、 上記ドラムの水位の制御設定値と検出された上記ドラム
の水位の偏差を検出するドラム水位制御偏差検出手段
と、 上記ポンプの吸入圧力を検出するための吸入圧力検出手
段と、 上記ポンプが適正に稼動するための吸入圧力の下限値を
得るための下限値出力手段と、 上記ポンプの吸入圧力と上記下限値との差に基づく吸入
圧力制御余裕を検出する吸入圧力制御余裕検出手段と、 上記復水流量制御偏差または上記ドラム水位制御偏差に
基づいて上記各々の偏差を小さくするよう上記制御弁を
制御する制御手段と、 上記復水流量制御偏差に基づく値が上記ドラム水位制御
偏差に基づく値より大きくなると、上記制御手段は上記
復水流量制御偏差に基づいて上記制御弁を制御し、その
後、上記ドラム水位制御偏差に基づく値が上記復水流量
制御偏差に基づく値より大きくなり、かつ上記吸入圧力
制御余裕が所定値より大きくなると、上記制御手段は上
記ドラム水位制御偏差に基づいて上記制御弁を制御する
ように、上記制御手段の制御を切替える制御切替手段
と、 を備えてなるプラントにおける脱気器の復水流量制御装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のプラントにおける脱気器
の復水流量制御装置において、 上記ドラム水位制御偏差に基づく上記制御弁の制御と、
上記復水流量制御偏差に基づく上記制御弁の制御は共通
の制御器で行われるプラントにおける脱気器の復水流量
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4318296A JPH09237122A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | プラントにおける脱気器の復水流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4318296A JPH09237122A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | プラントにおける脱気器の復水流量制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09237122A true JPH09237122A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12656766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4318296A Withdrawn JPH09237122A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | プラントにおける脱気器の復水流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09237122A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108821435A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-11-16 | 石家庄市桥西污水处理厂 | 一种污水处理中的溶氧控制方法 |
| CN115232897A (zh) * | 2022-06-28 | 2022-10-25 | 武汉钢铁有限公司 | 一种高炉软水密闭循环冷却系统调节水量的方法 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP4318296A patent/JPH09237122A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108821435A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-11-16 | 石家庄市桥西污水处理厂 | 一种污水处理中的溶氧控制方法 |
| CN108821435B (zh) * | 2018-07-11 | 2021-04-02 | 石家庄市桥西污水处理厂 | 一种污水处理中的溶氧控制方法 |
| CN115232897A (zh) * | 2022-06-28 | 2022-10-25 | 武汉钢铁有限公司 | 一种高炉软水密闭循环冷却系统调节水量的方法 |
| CN115232897B (zh) * | 2022-06-28 | 2023-05-23 | 武汉钢铁有限公司 | 一种高炉软水密闭循环冷却系统调节水量的方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |