JPH09237485A - テープカセット及び記録/再生装置 - Google Patents

テープカセット及び記録/再生装置

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JPH09237485A
JPH09237485A JP8067516A JP6751696A JPH09237485A JP H09237485 A JPH09237485 A JP H09237485A JP 8067516 A JP8067516 A JP 8067516A JP 6751696 A JP6751696 A JP 6751696A JP H09237485 A JPH09237485 A JP H09237485A
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JP
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data
recording
tape
volatile memory
tape cassette
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JP8067516A
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Inventor
Tadashi Osue
匡 尾末
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープカセットに備えられた不揮発性メモリ
から読み出すデータの誤りが無いようにして、記録/再
生システムとしての信頼性を向上させる。 【解決手段】 不揮発性メモリに格納されるべきデータ
に誤り検出符号を付加し、記録/再生装置により不揮発
性メモリのデータを読み出す際に、上記誤り検出符号に
基づいて符号誤りが検出された場合には、再度、不揮発
性メモリからデータの読み出しを行う(F101〜F105) よ
うに構成して、正しいデータが記録/再生装置側に取り
込めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリを
備えたテープカセット、及びこのようなテープカセット
に対応して記録/再生が可能とされる記録/再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、デジタルデータを磁気テープに
記録/再生することのできる記録/再生装置として、い
わゆるテープストリーマドライブが知られている。この
ようなテープストリーマドライブは、メディアであるテ
ープカセットのテープ長にもよるが、例えば数十〜数百
ギガバイト程度の膨大な記録容量を有することが可能で
あり、このため、コンピュータ本体のハードディスク等
のメディアに記録されたデータをバックアップするなど
の用途に広く利用されている。また、データサイズの大
きい画像データ等の保存に利用する場合にも好適とされ
ている。
【0003】そして、上述のようなテープストリーマド
ライブとして、例えば、8ミリVTRのテープカセット
を記録媒体として、回転ヘッドによるヘリカルスキャン
方式を採用してデータの記録/再生を行うようにされた
ものが提案されている。
【0004】また、上記テープストリーマドライブに対
応するメディアとなるテープカセットに対して、不揮発
性メモリを備えることが先に本出願人により提案されて
いる。そして、この不揮発性メモリに対しては、例え
ば、テープカセットに関する製造年月日、製造場所、磁
気テープ長、テープ厚等の各種情報、磁気テープに関す
るイニシャライズ時の各種情報、及び磁気テープに対す
る記録/再生に伴う各種使用履歴に関する情報等を記憶
させることが検討されている。このような、不揮発性メ
モリに格納された多様な情報に基づいて、テープストリ
ーマドライブ、及びテープストリーマドライブとデータ
のやり取りを行うホストコンピュータは、適宜データの
記録/再生やデータ処理等に関する所要の動作を実行す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に不揮発性メモリに格納されたデータに基づいて、テー
プストリーマドライブ、若しくはホストコンピュータが
常に適正な動作を実行できるようにするためには、不揮
発性メモリからテープストリーマドライブ側へのデータ
の読み出し時において、読み出しデータにエラーが存在
しないようにされて、常に正しいデータが取り込まれる
ことが好ましい。ところが、実際には何らかの要因によ
って不揮発性メモリからテープストリーマドライブ側へ
データを供給する伝送経路にノイズが重畳したり、ま
た、不揮発性メモリとテープストリーマドライブ間のデ
ータ伝送が物理的接点により行われる場合には接点不良
が生じたりするなどして、読み出しデータに誤りが発生
する可能性が存在する。そこで、本発明は上記した問題
を考慮して、不揮発性メモリからデータを読み出すのに
当たり、できるだけ符号誤りのないデータが得られるよ
うにして、記録/再生システムとしての信頼性を向上す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、磁気記録及び
磁気再生が行われる磁気テープを備えたテープカセット
において、当該テープカセットに関連する所要の情報が
格納される不揮発性メモリを設けると共に、不揮発性メ
モリに格納されるデータに対して、誤り検出符号、又は
誤り訂正符号が付加されることとした。
【0007】また、記録/再生装置として、磁気テープ
と不揮発性メモリを備えたテープカセットに対応して、
磁気テープに対する記録又は再生、及び不揮発性メモリ
に対するデータの読み出しが可能とされると共に、不揮
発性メモリから読み出したデータに付加されている誤り
検出符号に基づいて、読み出しデータの誤りの有無を検
出することのできる誤り検出部を備えて構成することと
した。あるいは、不揮発性メモリから読み出したデータ
に付加されている誤り訂正符号に基づいて、読み出しデ
ータの誤り訂正を行うことのできる誤り訂正回路を備え
て構成することとした。
【0008】また、記録/再生装置として、磁気テープ
と不揮発性メモリを備えたテープカセットに対応して、
少なくとも上記磁気テープに対する記録又は再生、及び
不揮発性メモリに対するデータの書き込みが可能とされ
ると共に、不揮発性メモリに書き込むべきデータに対し
て誤り検出符号を付加することのできる誤り検出符号付
加部、又は誤り訂正符号を付加することのできる誤り訂
正符号付加部を備えて構成することとした。
【0009】そして、上記構成によればテープカセット
に備えられる不揮発性メモリに対して、誤り検出符号若
しくはエラー訂正符号を付加したデータを記憶保持させ
ることが可能となり、不揮発性メモリからのデータ読み
出し時には、誤り検出符号に基づいてエラー検出を行っ
て適宜適正な処理を実行したり、エラー訂正符号に基づ
いて読み出しデータについてエラー訂正を行って、誤り
のあるデータの復元を図ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1〜図8を参照して説明する。ここで、先に本出願
人により、不揮発性メモリを備えたテープカセットを記
録媒体とし、また、記録/再生装置として、上記不揮発
性メモリを備えたテープカセットに対応して記録/再生
が可能とされたテープストリーマドライブについての発
明が各種提案されているが、本実施の形態は、このよう
なメモリ付きテープカセットと、これに対応可能なテー
プストリーマドライブよりなるデータストレージシステ
ムを本発明に対して適用したものとされる。なお、以降
はテープカセットに備え付けられる不揮発性メモリにつ
いては、MIC(Memory In Cassete)ということにす
る。
【0011】また、以降の実施の形態に付いての説明は
次の順序で行う。 1.テープカセットの構成 2.記録/再生装置の構成 3.磁気テープ上に記録されるデータの構造 4.MICのデータ構造 (a) MIC全体のデータ構造 (b) MICのデータブロックの構造例(1) (c) MICのデータブロックの構造例(2) 5.記録/再生装置の動作
【0012】1.テープカセットの構成 先ず、本実施の形態のテープストリーマドライブに対応
するテープカセットについて図2及び図3を参照して説
明する。図2は、テープカセットの内部構造を概念的に
示すものとされ、この図に示すテープカセット1の内部
にはリール2A及び2Bが設けられ、このリール2A及
び2B間にテープ幅8mmの磁気テープ3が巻装され
る。そして、このテープカセット1には不揮発性メモリ
であるMIC4が設けられており、このMIC4のモジ
ュールからは電源端子5A、データ入力端子5B、クロ
ック入力端子5C、アース端子5D等が導出されてい
る。このMIC4には、後述するようにテープカセット
ごとの製造年月日や製造場所、テープの厚さや長さ、材
質、各パーティションごとの記録データの使用履歴等に
関連する情報、ユーザ情報等が管理情報として記憶され
る。
【0013】例えば、パーティションごとの記録データ
の管理情報などは、通常のテープストリーマドライブシ
ステムにおいては、例えば磁気テープ上のパーティショ
ンの先頭位置などに対して書き込みが行われるものであ
り、テープストリーマドライブは一旦パーティションの
先頭位置の管理情報にアクセスして後に、記録/再生動
作に移行するものとされる。これに対して、本実施の形
態のテープストリーマドライブシステムでは、テープカ
セットが機器側に単に装填されている状態において、M
IC4から記録データの管理情報を読み出すことが可能
とされる。このため、通常のテープストリーマドライブ
では困難であったアクセス速度の向上を図ることが可能
とされる。
【0014】図3は、テープカセット1の外観例を示す
ものとされ、筺体全体は上側ケース6、下側ケース7、
及びガードパネル8からなり、通常の8ミリVTRに用
いられるテープカセットの構成と基本的には同様となっ
ている。このテープカセット1の側面のラベル面9に
は、端子ピン10A、10B、10C、10Dが設けら
れており、上記図2にて説明した電源端子5A、データ
入力端子5B、クロック入力端子5C、アース端子5D
とそれぞれ接続されているものとされる。即ち、本実施
の形態としては、テープカセット1は次に説明するテー
プストリーマドライブと、上記端子ピン10A、10
B、10C、10Dを介して物理的に接触してデータ信
号等の相互伝送が行われるものとされる。
【0015】2.記録/再生装置の構成 次に、図1により本実施の形態のテープストリーマドラ
イブの構成について説明する。このテープストリーマド
ライブは、テープ幅8mmのテープカセットを用いて、
ヘリカルスキャン方式により磁気テープに対して記録/
再生を行うようにされている。この図において回転ドラ
ム11には、例えば2つの記録ヘッド12A、12B及
び2つの再生ヘッド13A、13Bが設けられる。記録
ヘッド12A、12Bは互いにアジマス角の異なる2つ
のギャップが究めて近接して配置される構造となってい
る。同様に再生ヘッド13A及び13Bも互いにアジマ
ス角の異なる2つのギャップが究めて近接して配置され
る構造となっている。
【0016】回転ドラム11はドラムモータ11により
回転されると共に、テープカセット1から引き出された
磁気テープ3が巻き付けられる。また、磁気テープ3
は、ここでは図示しないキャプスタンモータ及びピンチ
ローラにより送られる。ドラムモータ14は、メカコン
トローラ17の制御によって駆動される。メカコントロ
ーラ17ではドラムモータ14のサーボ制御及びトラッ
キング制御を行うものとされ、システム全体の制御処理
を実行するシステムコントローラ15と双方向に接続さ
れている。
【0017】このテープストリーマドライブにおいて
は、データの入出力にSCSIインターフェイス20が
用いられており、例えばデータ記録時にはホストコンピ
ュータ25から、後述する固定長のレコード(reco
rd)という伝送データ単位によりSCSIインターフ
ェイス20を介して逐次データが入力され、圧縮/伸長
回路21に供給される。なお、このようなテープストリ
ーマドライブシステムにおいては、可変長のデータの集
合単位によってホストコンピュータ25よりデータが伝
送されるモードも存在するが、ここでは説明は省略す
る。
【0018】圧縮/伸長回路21では、入力されたデー
タについて必要があれば、所定方式によって圧縮処理を
施すようにされる。圧縮方式の一例として、例えばLZ
符号による圧縮方式を採用するのであれば、この方式で
は過去に処理した文字列に対して専用のコードが割り与
えられて辞書の形で格納される。そして、以降に入力さ
れる文字列と辞書の内容とが比較されて、入力データの
文字列が辞書のコードと一致すればこの文字列データを
辞書のコードに置き換えるようにしていく。辞書と一致
しなかった入力文字列のデータは逐次新たなコードが与
えられて辞書に登録されていく。このようにして入力文
字列のデータを辞書に登録し、文字列データを辞書のコ
ードに置き換えていくことによりデータ圧縮が行われる
ようにされる。
【0019】圧縮/伸長回路21の出力は、バッファコ
ントローラ22に供給されるが、バッファコントローラ
22においてはその制御動作によって圧縮/伸長回路2
1の出力をバッファメモリ23に一旦蓄積する。このバ
ッファメモリ23に蓄積されたデータはバッファコント
ローラ22の制御によって、最終的に後述するようにし
てグループ(Group)という磁気テープの40トラ
ック分に相当する固定長の単位としてデータを扱うよう
にされ、このデータが変調/復調回路18に供給され
る。
【0020】ECC・変調/復調回路18では、入力デ
ータについて誤り訂正コードを付加すると共に、磁気記
録に適合するように入力データについて変調処理を行っ
てRFアンプ19に供給する。RFアンプ19で増幅さ
れた記録信号は記録ヘッド12A、12Bに供給される
ことにより磁気テープ3に対するデータの記録が行われ
ることになる。
【0021】また、データ再生動作について簡単に説明
すると、磁気テープ3の記録データが再生ヘッド13
A、13BによりRF再生信号として読み出され、その
再生出力はRFアンプ19を介してECC・変調/復調
回路18に供給されて、復調処理を経た後、誤り訂正処
理が施される。ECC・変調/復調回路18の復調出力
はバッファコントローラ22の制御によってバッファメ
モリに一時蓄積され、ここから圧縮/伸長回路21に供
給される。圧縮/伸長回路21では、システムコントロ
ーラ15の判断に基づいて、記録時に圧縮/伸長回路2
1により圧縮が施されたデータであればここでデータ伸
長処理を行い、非圧縮データであればデータ伸長処理を
行わずにそのままパスして出力される。圧縮/伸長回路
21の出力データはSCSIインターフェイス20を介
して再生データとしてホストコンピュータ25に出力さ
れる。
【0022】また、この図にはテープカセットの磁気テ
ープ3と共にMIC4が示されている。このMIC4
は、テープカセット本体がテープストリーマドライブに
装填されると、図3に示した端子ピンを介してシステム
コントローラ15とデータの入出力が可能なように接続
される。そして、本実施の形態においてはMIC4とシ
ステムコントローラ15間のデータ用のラインに対し
て、誤り検出符号回路16が設けられる。この誤り検出
符号回路16は、例えばシステムコントローラ15から
MIC4に対してデータを書き込むときには、システム
コントローラ15の制御によって、書き込みデータに対
して所定方式による誤り検出符号を付加するものとされ
る。そして、MIC4からのデータ読み出し時には、シ
ステムコントローラ15は、読み出しデータに付加され
た誤り検出符号に基づいてデータ誤りの有無を検出する
ものとされる。
【0023】また、MIC4と外部のホストコンピュー
タ25間はSCSIのコマンドを用いて情報の相互伝送
が行われる。このため、特にMIC4とホストコンピュ
ータ25間との間に専用のラインを設ける必要はなく、
結果的にテープカセットとホストコンピュータ25との
データのやりとりは、SCSIインターフェイスだけで
結ぶことができる。
【0024】3.磁気テープ上に記録されるデータの構
造 次に、上述してきたテープストリーマドライブとテープ
カセットよりなるデータストレージシステムに適用され
るデータフォーマットについて概略的に説明する。図4
は、磁気テープ3に記録されるデータの構造を示してい
る。図4(a)には1本の磁気テープ3が模式的に示さ
れている。本実施の形態においては、図4(b)のよう
に1本の磁気テープ3をパーティション(Partit
ion)単位で分割して利用することができるものとさ
れ、本実施の形態のシステムの場合には最大256のパ
ーティション数を設定して管理することが可能とされて
いる。また、この図に示す各パーティションは、それぞ
れパーティション#0、#1、#2、#3・・・として
記されているように、パーティションナンバが与えられ
て管理されるようになっている。従って、本実施の形態
においてはパーティションごとにそれぞれ独立してデー
タの記録/再生等を行うことが可能とされるが、例えば
図4(b)に示す1パーティション内におけるデータの
記録単位は、図4(c)に示すグループ(Group)
といわれる固定長の単位に分割することができ、このグ
ループごとの単位によって磁気テープ3に対する記録が
行われる。この場合、1グループは20フレーム(Fr
ame)のデータ量に対応し、図4(d)に示すように
1フレームは2トラック(Track)により形成され
る。従って、1グループは40トラックにより形成され
ることになる。
【0025】4.MICのデータ構造 (a) MIC全体のデータ構造 図5は、テープカセット1に備えられるMIC4に記憶
されるデータの構造を示すものとされる。このMIC4
の容量は例えば2メガバイトとされており、この領域に
対して図のようにフィールドF1〜F6が設定されてい
る。これらフィールドF1〜F6において、フィールド
F1はMICヘッダ(MIC HEADER)とされて、テープカセ
ットの製造時の各種情報、及び初期化時のテープに関連
する情報やパーティションごとの情報などが書き込まれ
る。また、フィールドF2はアブソリュートボリューム
マップ(Absolute Volume Map) とされて、例えば1巻の
磁気テープに対して記録されたデータに関する絶対位置
情報が格納され、フィールドF3はボリュームインフォ
メーション(VolumeInformation) とされて、1巻の磁
気テープに関する各種履歴情報が格納される。これらの
領域に格納された情報は、例えばテープストリーマドラ
イブにおける記録/再生制御等のために利用することが
できる。フィールドF4はユーザボリュームノート(Use
r Volume Note)とされ、テープカセット自体に関してユ
ーザ(ベンダー等)が提供した情報が格納され、必要が
あれば外部のホストコンピュータ25に供給されて、所
要の処理制御のために利用することができる。フィール
ドF5は、パーティションインフォメーション(Partiti
ons Information)とされ、磁気テープに対して書き込ま
れたパーティションごとの記録データに関する各種履歴
情報が格納され、テープストリーマドライブが自身の記
録/再生動作に利用することができる。
【0026】フィールドF6は、ユーザパーティション
ノート(User Partition Notes)とされ、パーティション
ごとにユーザが書き込み可能なコメント等の各種情報が
格納される。このフィールドF6のユーザパーティショ
ンノートは、磁気テープ上に記録されたパーティション
ごとに対応して作成されるユーザデータ領域F6a(Us
er Data for every Partition ) により形成される。
【0027】(b) MICのデータブロックの構造例
(1) そして本実施の形態においては、例えば、図6に示すよ
うな構造によるデータブロックの単位で、MIC4に対
してデータが格納されるものとみることができる。この
図においては、先ずこのデータブロックごとの先頭に位
置する1バイトのヘッダ領域A1が設けられ、続いて6
4バイトのデータ領域A2が設けられる。そして、続く
2バイトの領域に対して誤り検出符号領域A3が設けら
れる。この誤り検出符号領域A3は、上記データ領域A
12のデータについて誤り検出を行うために付加された
パリティのための領域とされる。
【0028】本実施の形態においては、例えば図5によ
り説明したMIC4のF1〜F6の各領域のデータは、
上記図6に示されるデータブロック単位の集合によって
形成されるものと見ることができる。そして、MIC4
に対してデータの書き込みを行う場合には、書き込むべ
きデータに対して誤り検出符号を付加することによっ
て、図6に示した構造のデータブロックを形成し、この
データブロック単位でデータを書き込んでいくようにさ
れる。
【0029】なお、ここで用いられる誤り検出符号とし
ては、例えば単純パリティなどによる誤り検出方式に基
づくものなどが考えられるが、特に限定されるものでは
なく、実際に要求されるデータの誤り検出精度などを考
慮して設定されればよい。また、図1に示した誤り検出
符号回路16は、実際に図6のデータブロック構造に基
づいて採用されることになる誤り検出符号方式に対応し
て構成されることになる。
【0030】(c) MICのデータブロックの構造例
(2) また、上述の図6のように『誤り検出符号』を付加する
代わりに、『誤り訂正符号』をMICへの書き込みデー
タに付加することが考えられる。この場合には、例えば
図7に示すようなMICのデータブロック構造となる。
なお、図6と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。この場合には、各々所定のデータサイズのヘッダ
領域とデータ領域A12に続いて、誤り訂正符号(EC
C)領域A13が設けられることになる。この場合、誤
り訂正符号領域A13は、データ領域A2のデータにつ
いて誤り訂正を行うパリティが格納されるための領域と
なる。なお、この場合の各領域A11〜A13のデータ
サイズは、実際に採用される符号方式などによって異な
るものとされるため、ここでは特に限定しない。また、
これに対応して図1に示した本実施の形態のテープスト
リーマドライブにおいては、誤り検出符号回路16にお
いて( )内に示すように、誤り検出符号回路16の代
わりにECC(誤り訂正符号)回路16Aが設けられる
ことになる。誤り訂正符号回路16Aとされた場合に
は、システムコントローラ15から供給されるMICデ
ータについて誤り訂正符号を付加してMIC4に書き込
みを行うようにされ、MICデータの読み出し時には、
システムコントローラ15の制御によりデータの誤り検
出及び誤り訂正を行うことになる。
【0031】5.記録/再生装置の動作 次に、これまでの説明のようにして、『誤り検出符号』
もしくは『誤り訂正符号』が付加されたデータが格納さ
れるMIC4が備えられたテープカセット1に対応して
記録/再生を行うことが可能とされる、図1に示したテ
ープストリーマドライブの動作について説明するが、先
にMIC4のデータについて『誤り検出符号』が付加さ
れている(図6のデータ構造とされている)場合の動作
について説明する。
【0032】先ず、本実施の形態のテープストリーマド
ライブ側からMIC4に対するデータ書き込み時の動作
であるが、例えば装填されたテープカセット1に対する
記録/再生等の動作が行われて、MIC4に格納される
べきテープカセット本体、又は磁気テープの使用履歴な
どの所要の情報について書き換える必要が生じたとす
る。具体的には、図5にて説明したアブソリュートボリ
ュームマップ(フィールドF2)、ボリュームインフォ
メーション(フィールドF3)、パーティションインフ
ォメーション(フィールド5)、及びユーザパーティシ
ョンノート(フィールド6)の一部領域などに書き換え
可能領域が存在し、実際に行われた記録/再生動作の結
果に応じて、データの更新が必要な領域の指定及びその
更新内容が特定されることになる。そして、このように
してMIC4の情報について更新が必要となった場合に
はシステムコントローラ15は誤り検出符号回路16に
対して、MIC4に書き込むべき更新データを供給す
る。誤り検出符号回路16では、システムコントローラ
15の制御により、先に図6に示すデータ構造に基づい
て、誤り検出符号をMIC4の更新データに付加して、
この後MIC4の所要の領域に対して書き込みを行うよ
うにされる。
【0033】ところで、図5にて説明したデータ構造を
有するMIC4においては、上述のように書き換え可能
な領域とは異なり、例えばMICヘッダ(フィールドF
1)、ユーザボリュームノート(フィールドF4)及び
ユーザパーティションノート(F6)の一部領域など
は、出荷時やイニシャライズ時、及びデータ提供時に製
造メーカやユーザ(ベンダー)等によりデータが書き込
まれるものとされ、基本的にエンドユーザの手にテープ
カセットが渡って後は、テープストリーマドライバの記
録/再生動作に伴うデータの書き換えは不可とされる領
域が存在する。従って、メーカやベンダーなどが、上記
のようなエンドユーザによる書換不可とされる領域にデ
ータを書き込む際には、予め図6に示したデータ構造に
よって、誤り検出符号を付加してデータの書き込みを行
うものとされる。
【0034】次に、本実施の形態のテープストリーマド
ライブによりMIC4からデータを読み出す際の動作
を、図8のフローチャートを参照して説明する。この図
はシステムコントローラ15の処理動作を示すものとさ
れる。このMIC4からのデータ読み出しのためのルー
チンにおいては、先ずステップF101において、シス
テムコントローラ15に対してMICデータの読み出し
要求が行われる。このMICデータの読み出し要求とし
ては、例えば外部のホストコンピュータ25からMIC
データの読み出しを要求するデータ信号が供給される場
合、また、テープストリーマドライブの動作状態に基づ
いてシステムコントローラ15自身が内部で読み出し要
求を発生させる場合など、実際の状況により適宜異なる
ものとされる。また、このステップでMIC4のデータ
の読み出し要求が為される際、同時にMIC4から読み
出すべき領域・テーブル(アドレス)の指定も行われる
ものとされる。また、MICデータの読み出し要求が行
われる状況としては、テープカセットの装填時の他に、
条件によっては記録/再生の実行中などにおいて、MI
Cデータが必要となる場合など各種考えられる。
【0035】上述のようにしてMICデータの読み出し
要求を受けると、システムコントローラ15はステップ
F102に進んで、指定された領域・テーブルのデータ
をMICから読む込む処理を実行する。このようにして
読み込まれたデータは、例えばシステムコントローラ1
5内部のメモリの所定領域に対して保持されることにな
り、各種処理に用いられることになる。前述のように本
実施の形態ではMIC4に格納されているデータには誤
り検出符号が付加されており、システムコントローラ1
5は、次のステップF103においてMIC4から読み
出したデータについて、付加された誤り検出符号に基づ
いてエラー検出を行う。そして、このステップF103
において、読み出しデータについてエラーが検出されな
い場合には、このルーチンを抜けて次の段階の所要の処
理を実行することになるが、エラーが検出された場合に
はステップF104に進むことになる。
【0036】ステップF104では、上記ステップF1
03におけるエラー検出回数が予め設定された規定回数
以上となったかどうかを判別しているが、ここで規定回
数に満たない場合には、ステップF105に進んで、ス
テップF103においてデータに誤りがあると判別され
たMIC4の領域に対して再度読み出し(リトライ)を
実行する。そしてステップF103の処理に戻ることに
より、上記ステップF105で再度読み出したMICデ
ータについてエラー検出を行うことになる。そして、再
度読み出されたデータについてエラーが検出されなけれ
ば、先のステップF105のリトライによるデータ読み
出しが正常に行われたとして、このルーチンを抜けるこ
とになるが、依然としてエラーが検出された場合にはス
テップF104→F105→F103の処理を繰り返す
ことになる。そして、この際にステップF104におい
て、ステップF103によるエラー検出回数が規定回数
を越えたと判別された場合にはステップF106に進
む。ステップF106では、例えばMIC4からのデー
タ読み出しが適正に行われなかった旨を示す情報を、S
CSIインターフェイス20を介してホストコンピュー
タ20に伝送するようにされる。この情報を受けたホス
トコンピュータ20では、例えば、MIC4からのデー
タ読み出しが適正に行われなかったことを示すアラート
表示を行うなどの対応処理を実行する。
【0037】このように、本実施の形態のテープストリ
ーマドライブでは、MIC4からデータを読み出すとき
には、MICデータに付加された誤り検出符号に基づい
て、読み出しデータの誤り検出を行い、データの誤りが
検出された場合には再度MICからデータの読み出しを
行うという動作が行われるものである。これにより、例
えば何らかの外部からの要因等によって、MIC4のデ
ータ読み出し時において、MIC4とシステムコントロ
ーラ15間のデータ伝送経路にノイズが重畳して、これ
が原因となってデータに誤りが生じたとする。このよう
な事態となっても、本実施の形態のように再度MIC4
へアクセスが行われてデータの再読み込みが行われるこ
とで、正しいデータが得られる可能性は著しく高くな
る。これにより、テープストリーマドライブ及びホスト
コンピュータ2では、正しいMICデータに基づいて、
所要の処理動作を適正に実行することが可能となる。
【0038】また、例えば本実施の形態としてはMIC
4とテープストリーマドライブ間のデータ伝送経路は物
理的接点を介して行うものとされているが、仮に電波や
赤外線等などを用いて無接点によりデータ伝送路を形成
するような場合にも、外来ノイズ等によるデータ誤りに
対処することができる。更に、上述のようにしてデータ
誤りの可能性が著しく減少されることで、例えばMIC
4に格納される情報内容として非常に重要度の高いとさ
れるデータを、ユーザ(ベンダー)などが安心してMI
C4に格納して提供することができるようにもなる。
【0039】次に、MIC4のデータについて『誤り訂
正符号』が付加されている、つまり、図7に示したデー
タ構造とされている場合に対応したテープストリーマド
ライブ側の動作であるが、MIC4に対するデータ書き
込み時は、先に説明したMIC4のデータに『誤り検出
符号』が付加されている場合の動作に準ずる。つまり、
MIC4の情報について更新が必要となった場合にはシ
ステムコントローラ15は誤り訂正符号回路16Aに対
して、MIC4に書き込むべき更新データを供給する。
誤り訂正符号回路16Aでは、図7に示したデータ構造
に基づいて、誤り訂正符号を更新データに付加して、こ
の後MIC4の所要の領域に対してデータの書き込みを
行うことになる。
【0040】また、この場合にもMIC4において、エ
ンドユーザによるデータの書き換えが不可とされる領域
については、メーカやベンダー側が上記書換不可の領域
にデータを書き込む際には、予め図7に示したデータ構
造に則って誤り訂正符号を付加してデータの書き込みを
行うことになる。
【0041】また、MIC4のデータに誤り訂正符号が
付加される場合のシステムコントローラ15の処理動作
も、特にフローチャート等による図示は省略するが、例
えば、先に図8のフローチャートに示した処理動作に準
ずることで実現することができる。但し、この場合には
ステップF103で読み出しデータについてエラー検出
がされた場合のステップF105の処理として、MIC
4よりデータの際読み出しを実行する代わりに、誤り訂
正符号回路16Aを利用して、エラーが検出されたデー
タについてエラー訂正を実行するようにされる。このよ
うに構成して、MIC4から読み出したデータについて
復元を図ることができるようにすることによっても、結
果的にMIC4から正しいデータを得る可能性は著しく
向上される。
【0042】なお、本発明の実施の形態としては、これ
まで説明してきた各図に示す構成に限定されるものでは
なく、テープカセット、テープストリーマドライブ、及
びMICに格納されるべきデータのフォーマット等は、
実際の使用条件等に応じて適宜変更が可能とされる。ま
た、これまで説明してきた実施の形態としては、デジタ
ル信号の記録/再生が行われる不揮発性メモリ付きの8
ミリVTR用テープカセットと、このテープカセットに
対応するテープストリーマドライブからなる記録/再生
システムについて説明してきたが、これに限定されるも
のではなく、例えば映像信号や音声信号の情報を記録/
再生可能な記録/再生システムにおいて、テープカセッ
トにMICが備えられるような場合にも当然適用が可能
である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、テープカ
セットに備えられるMICに格納されるべきデータに対
して、誤り検出符号又は誤り訂正符号を付加するデータ
構造とすることで、例えばMICのデータから読み出し
たデータについて符号誤りが検出された場合には、MI
Cに対して再度データの読み出しを行う、又は誤り訂正
符号に基づいて読み出しデータについて誤り訂正を行う
ことが可能となる。このため、MICデータに対して誤
り検出符号又は誤り訂正符号を付加しない場合と比較し
て、本発明ではMICから取り出したデータについて誤
りが無いとされる可能性がきわめて高くなり、それだけ
記録/再生システムとしての信頼性が向上されるという
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録/再生装置とされる
テープストリーマドライブの構成例を示すブロック図と
される。
【図2】本実施の形態のテープカセットの内部構造を概
略的に示す平面図である。
【図3】本実施の形態のテープカセットの外観を示す斜
視図である。
【図4】磁気テープに記録されるデータ構造を示す模式
図である。
【図5】MICのデータ構造を示す模式図である。
【図6】MICのデータブロックの構造例を示す模式図
である。
【図7】MICのデータブロックの構造例を示す模式図
である。
【図8】本実施の形態のテープストリーマドライブにお
いて、MICデータ読み出し時の処理動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 テープカセット、3 磁気テープ、4 MIC、1
1 回転ドラム、12A,12B 記録ヘッド、13
A,13B 再生ヘッド、15 システムコントロー
ラ、16 誤り検出符号回路、16A 誤り訂正符号回
路、17 メカコントローラ、18 変調/復調回路、
19 RFアンプ、20 SCSIインターフェイス、
21 圧縮/伸長回路、22 バッファコントローラ、
23 バッファメモリ、25 ホストコンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録及び磁気再生が行われる磁気テ
    ープを備えたテープカセットにおいて、 上記当該テープカセットに関連する所要の情報が格納さ
    れる不揮発性メモリを設けると共に、 上記不揮発性メモリに格納されるデータに対して、誤り
    検出符号が付加されることを特徴とするテープカセッ
    ト。
  2. 【請求項2】 磁気記録及び磁気再生が行われる磁気テ
    ープを備えたテープカセットにおいて、 上記当該テープカセットに関連する所要の情報が格納さ
    れる不揮発性メモリを設けると共に、 上記不揮発性メモリに格納されるデータに対して、誤り
    訂正符号が付加されることを特徴とするテープカセッ
    ト。
  3. 【請求項3】 磁気テープと不揮発性メモリを備えたテ
    ープカセットに対応して、上記磁気テープに対する記録
    又は再生、及び上記不揮発性メモリに対するデータの読
    み出しが可能とされると共に、 上記不揮発性メモリから読み出したデータに付加されて
    いる誤り検出符号に基づいて、読み出しデータの誤りの
    有無を検出することのできる誤り検出手段を備えている
    ことを特徴とする記録/再生装置。
  4. 【請求項4】 上記誤り検出手段により、読み出しデー
    タについて誤りが有ると判別された場合には、上記不揮
    発性メモリに対して再度データの読み出しを行うように
    構成された制御手段を備えていることを特徴とする請求
    項3に記載の記録/再生装置。
  5. 【請求項5】 磁気テープと不揮発性メモリを備えたテ
    ープカセットに対応して、上記磁気テープに対する記録
    又は再生、及び上記不揮発性メモリに対するデータの読
    み出しが可能とされると共に、 上記不揮発性メモリから読み出したデータに付加されて
    いる誤り訂正符号に基づいて、読み出しデータの誤り訂
    正を行うことのできる誤り訂正手段を備えていることを
    特徴とする記録/再生装置。
  6. 【請求項6】 磁気テープと不揮発性メモリを備えたテ
    ープカセットに対応して、少なくとも上記磁気テープに
    対する記録又は再生、及び上記不揮発性メモリに対する
    データの書き込みが可能とされると共に、 上記不揮発性メモリに書き込むべきデータに対して誤り
    検出符号を付加することのできる誤り検出符号付加手段
    を備えて構成されることを特徴とする記録/再生装置。
  7. 【請求項7】 磁気テープと不揮発性メモリを備えたテ
    ープカセットに対応して、少なくとも上記磁気テープに
    対する記録又は再生及び上記不揮発性メモリに対するデ
    ータの書き込みが可能とされると共に、 上記不揮発性メモリに書き込むべきデータに対して誤り
    訂正符号を付加することのできる誤り訂正符号付加手段
    を備えて構成されることを特徴とする記録/再生装置。
JP8067516A 1996-02-29 1996-02-29 テープカセット及び記録/再生装置 Withdrawn JPH09237485A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005349933A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 転てつ機用回路および転てつ機
JP2008186499A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Sony Corp ドライブ装置、記録メディアの取り扱い可能性報知方法、記録メディアの取り扱い動作制御方法および記録メディア

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