JPH09238077A - カスケードa/d変換器 - Google Patents

カスケードa/d変換器

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JPH09238077A
JPH09238077A JP32270996A JP32270996A JPH09238077A JP H09238077 A JPH09238077 A JP H09238077A JP 32270996 A JP32270996 A JP 32270996A JP 32270996 A JP32270996 A JP 32270996A JP H09238077 A JPH09238077 A JP H09238077A
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Koichi Irie
浩一 入江
Naoya Kusayanagi
直也 草柳
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1クロックでエラーなく動作させることが可
能なカスケードA/D変換器を実現する。 【解決手段】 アナログ入力信号をディジタル信号に変
換する比較器と、この比較器の出力を保持するラッチ回
路と、比較器の出力を再びアナログ信号に変換するD/
A変換器と、このD/A変換器の出力をアナログ入力信
号から減算する減算器とを複数段カスケード接続して構
成されるカスケードA/D変換器において、複数段の比
較器のコードの変化を検出する複数のウインドウ・コン
パレータと、このウインドウ・コンパレータの出力に基
づきコードの変化点で生じるノイズを除去するエラー補
正回路とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカスケードA/D変
換器に関し、特に高速動作が可能なカスケードA/D変
換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高速動作が可能なA/D変換器と
しては全並列型A/D変換器若しくは直並列型A/D変
換器がある。
【0003】図13はこのような従来のA/D変換器の
一例を示す構成ブロック図である。図13において
(A)は全並列型A/D変換器を、(B)は直並列型A
/D変換器をそれぞれ示している。
【0004】図13(A)において1は抵抗アレイ、2
は比較器、3はエンコーダ、100はアナログ入力信
号、101はディジタル出力信号である。
【0005】抵抗アレイ1の一端には基準電圧が印加さ
れ、抵抗アレイ1の他端は接地される。抵抗アレイ1の
タップ間電圧は複数の比較器2の反転入力端子にそれぞ
れ接続され、複数の比較器2の非反転入力端子にはアナ
ログ入力信号100がそれぞれ入力される。
【0006】複数の比較器2の出力はそれぞれエンコー
ダ3に接続され、エンコーダ3の出力はディジタル出力
信号101として出力される。
【0007】一方、図13(B)において4及び7は並
列型A/D変換器、5はD/A変換器、6は減算器、1
00aはアナログ入力信号、101a及び101bはデ
ィジタル出力信号である。
【0008】アナログ入力信号100aは並列型A/D
変換器4及び減算器6の加算入力端子にそれぞれ入力さ
れ、並列型A/D変換器4の出力は上位のディジタル出
力信号101aとして出力されると共にD/A変換器5
に接続される。
【0009】D/A変換器5の出力は減算器6の減算入
力端子に接続され、減算器6の出力は並列型A/D変換
器7に接続される。並列型A/D変換器7は下位のディ
ジタル出力信号101bを出力する。
【0010】ここで、図13(A)及び(B)に示す従
来例の動作を説明する。但し、両者は代表的なA/D変
換器であるので簡単に説明する。
【0011】図13(A)において基準電圧は抵抗アレ
イ1により複数の基準電圧に分圧され、アナログ入力信
号100はそれぞれ複数の比較器2で前記複数の基準電
圧と比較される。エンコーダ3は複数の比較器2の出力
をエンコードすることにより、ディジタル出力信号10
1を出力する。
【0012】この結果、アナログ入力信号100は複数
の比較器2で同時に比較され、エンコードされるので高
速動作が可能になる。
【0013】一方、図13(B)においてはアナログ入
力信号100aは並列型A/D変換器4により上位のデ
ィジタル出力信号101aに変換され出力される。
【0014】この時、D/A変換器5はこの上位のディ
ジタル出力信号101aを再びアナログ信号に変換し、
減算器6はアナログ入力信号100aから上位成分を差
し引く。
【0015】さらに、上位成分を差し引かれたアナログ
信号は並列型A/D変換器7で下位のディジタル出力信
号101bに変換されて出力される。
【0016】この結果、上位のディジタル出力信号10
1aと下位のディジタル出力信号101bを別個に変換
することにより、並列型A/D変換器4及び7の回路規
模を小さくすることが可能になる。
【0017】但し、前記2つの従来例ではやはり、回路
規模、消費電力及び入力容量が大きいと言った問題点が
ある。
【0018】これに反し、小回路規模、低消費電力、低
入力容量であるA/D変換器としてカスケードA/D変
換器がある。図14及び図15はこのようなカスケード
A/D変換器の一例を示す回路図とタイミング図であ
る。ここでは簡単の為、4ビットA/D変換器を例示し
ている。
【0019】図14(A)において8a,8b,8c及
び8dは比較器、9a,9b,9c及び9dはラッチ回
路、10a,10b及び10cはD/A変換器、11
a,11b及び11cは減算器、100bはアナログ入
力信号、101cはディジタル出力信号である。
【0020】アナログ入力信号100bは比較器8aの
非反転入力端子及び減算器11aの加算入力端子に入力
され、比較器8aの出力はラッチ回路9aに接続され
る。
【0021】ラッチ回路9aの出力はディジタル出力信
号101cのMSBとして出力されると共にD/A変換
器10aに接続される。D/A変換器10aの出力は減
算器11aの減算入力端子に接続される。
【0022】減算器11aの出力は比較器8bの非反転
入力端子及び減算器11bの加算入力端子に接続され、
比較器8bの出力はラッチ回路9bに接続される。
【0023】ラッチ回路9bの出力はディジタル出力信
号101cとして出力されると共にD/A変換器10b
に接続される。D/A変換器10bの出力は減算器11
bの減算入力端子に接続される。
【0024】減算器11bの出力は比較器8cの非反転
入力端子及び減算器11cの加算入力端子に接続され、
比較器8cの出力はラッチ回路9cに接続される。
【0025】ラッチ回路9cの出力はディジタル出力信
号101cとして出力されると共にD/A変換器10c
に接続される。D/A変換器10cの出力は減算器11
cの減算入力端子に接続される。
【0026】減算器11cの出力は比較器8dの非反転
入力端子に接続され、比較器8dの出力はラッチ回路9
dに接続される。また、ラッチ回路9dの出力はディジ
タル出力信号101cのLSBとして出力される。さら
に、比較器8a,8b,8c及び8dの反転入力端子は
接地される。
【0027】ここで、図14(A)に示す従来例の動作
を図14(B)を用いて説明する。図14(B)におい
て(a),(b),(c)及び(d)はラッチ回路9
a,9b,9c及び9dのラッチクロックを示してお
り、”ハイレベル”でラッチ動作を行なう。
【0028】アナログ入力信号100bは比較器8aで
ゼロクロスを判定され、その出力はラッチ回路9aにお
いて図14(B)中(a)の”ハイレベル”のタイミン
グでラッチされる。
【0029】D/A変換器10aは比較器8aの出力が
ラッチされるとその出力を再びアナログ信号に変換し、
減算器11aで上位ビット分の値を差し引く。
【0030】同様して各段階で比較器8b〜8dの出力
を図14(B)に示す”ハイレベル”のタイミングでラ
ッチして行くことにより、ディジタル出力信号101c
を得ることができる。
【0031】この結果、各段階で”1ビット”づつディ
ジタル信号に変換して行くことにより、小回路規模、低
消費電力、低入力容量となる。
【0032】一方、図15(A)において12a,12
b及び12cはサンプルホールド回路、100cはアナ
ログ入力信号、101dはディジタル出力信号である。
また、8a〜8d、9a〜9d、10a〜10c、11
a〜11cは図14(A)と同一符号を付してある。
【0033】接続関係に関しては図14(A)とほぼ同
様であり、異なる点は減算回路11a,11b及び11
cの出力段にサンプルホールド回路12a,12b及び
12cを設けた点である。
【0034】図15(A)に示す従来例の動作に関して
も図14(A)と基本的に同様であり、異なる点は、図
15(B)に示すようにラッチ回路9a〜9cのラッチ
動作後に、サンプルホールド回路12a〜12cの出力
が図15(B)中(b),(d)及び(f)の”ハイレ
ベル”のタイミングでホールドされる点である。
【0035】効果に関しても、図14(A)に示す従来
例と同様で、小回路規模、低消費電力、低入力容量とな
る。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14に示す
従来例では上位ビットの変換結果が確定した後に次のビ
ットの変換を行なうため図14(B)中”イ”に示す様
にビット数に比例してA/D変換の時間が増大してしま
うと言った問題点がある。
【0037】また、図15に示す従来例のように各ステ
ージ毎にサンプルホールド回路を設けて、パイプライン
動作をさせることにより、A/D変換時間は図15
(B)中”イ”に示すように短縮されるが、消費電力及
び回路規模の大きいサンプルホールド回路が多数必要で
あり、回路規模が大きく消費電力も大きくなってしまう
と言った問題点がある。
【0038】一方、カスケードA/D変換器を1クロッ
クで動作させると高速動作となるもののエラーが発生し
てしまうと言った問題点がある。
【0039】ここで、1クロックでカスケードA/D変
換器を動作させた場合にエラーが発生する理由を説明す
る。
【0040】図16はカスケードA/D変換器を1クロ
ック動作させる場合の回路図である。図16において1
00dはアナログ入力信号、101eはディジタル出力
信号である。
【0041】また、その他の各符号は図14(A)と同
一符号であり、接続関係に関しても比較器8a〜8cの
出力が直接D/A変換器10a〜10cに接続される点
以外は図14(A)と同様である。
【0042】ここで、図16に示す従来例の動作を図1
7を用いて説明する。図17は図16に示す従来例の動
作を示す特性曲線図である。
【0043】図17において横軸は入力されるアナログ
入力信号100dのレベルであり、「−FS/2」から
「+FS/2」の入力レベルを示している。ここで、
「FS」はカスケードA/D変換器のフルスケールを示
している。
【0044】(a)は比較器8aの出力、(b)はD/
A変換器10aの出力、(c)は減算器11aの出力、
(d)は比較器8bの出力、(e)は比較器8cの出
力、(f)は比較器8dの出力、(g)はディジタル出
力信号101eである。
【0045】1クロックで動作させる場合、例えば、比
較器8aの出力を直接D/A変換器10aの入力として
用いるため、比較器8a及びD/A変換器10aの有限
な利得の影響により、コードの変わり目が急峻に変化せ
ず、その影響が減算器11aを介して後段にまで及んで
しまう。
【0046】すなわち、図17中”イ”に示すように減
算器11aの出力はアナログ入力信号100dのレベル
が”0”で緩慢に変化してしまう。その影響が、例え
ば、図17中”ロ”に示すようにディジタル出力信号1
00eが”0001”から”0010”に変化する点で
図17中(e)及び(f)の値が中途半端な値になって
しまい、”0011”や”0000”と言った値を出力
してしまう場合がありエラーとなってしまう。従って本
発明が解決しようとする課題は、1クロックでエラーな
く動作させることが可能なカスケードA/D変換器を実
現することにある。
【0047】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明の第1では、アナログ入力信号をディ
ジタル信号に変換する比較器と、この比較器の出力を保
持するラッチ回路と、前記比較器の出力を再びアナログ
信号に変換するD/A変換器と、このD/A変換器の出
力を前記アナログ入力信号から減算する減算器とを複数
段カスケード接続して構成されるカスケードA/D変換
器において、前記複数段の比較器のコードの変化を検出
する複数のウインドウ・コンパレータと、このウインド
ウ・コンパレータの出力に基づきコードの変化点で生じ
るノイズを除去するエラー補正回路とを備えたことを特
徴とするものである。
【0048】また、このような課題を達成するために、
本発明の第2では、アナログ入力信号をディジタル信号
に変換する比較器と、この比較器の出力を保持するラッ
チ回路と、前記比較器の出力を再びアナログ信号に変換
するD/A変換器と、このD/A変換器の出力を前記ア
ナログ入力信号から減算する減算器とを複数段カスケー
ド接続して構成されるカスケードA/D変換器におい
て、前記複数段の比較器のコードの変化を検出する複数
のウインドウ・コンパレータと、このウインドウ・コン
パレータの出力に遅延を与える遅延手段と、前記ウイン
ドウ・コンパレータ若しくは前記遅延手段の出力に基づ
きコードの変化点で生じるノイズを除去するエラー補正
回路とを備えたことを特徴とするものである。
【0049】また、このような課題を達成するために、
本発明の第3では、本発明の第1若しくは第2において
比較器にヒステリシス特性を持たせたことを特徴とする
ものである。
【0050】
【作用】カスケードA/D変換器のコードの変化をウイ
ンドウ・コンパレータで検出し、コードの変化点で生じ
るノイズを除去することにより、全段を1クロックで動
作させることが可能になり、高速動作となる。
【0051】また、従来のカスケードA/D変換器と比
較して1段分少ない回路構成で動作するので、さらに高
速動作が可能になる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係るカスケードA/D変換器
の一実施例を示す回路図である。ここでは簡単の為、4
ビットA/D変換器を例示している。
【0053】図1において13a,13b,13c,1
3d,13e及び13fは比較器、14,15,16及
び21は論理積回路(以下、AND回路と呼ぶ。)、1
7及び19は排他的論理和回路(以下、EOR回路と呼
ぶ。)、18及び20は論理和回路(以下、OR回路と
呼ぶ。)、100eはアナログ入力信号、101fはデ
ィジタル出力信号である。
【0054】また、8a〜8c,9a〜9d,10a,
10b,11a及び11bは図14と同一符号を付して
あり、13a,13b及び14はウインドウ・コンパレ
ータ50aを、13c,13d及び15はウインドウ・
コンパレータ50bを、13e,13f及び16はウイ
ンドウ・コンパレータ50cを、18,20及び21は
エラー補正回路51をそれぞれ構成している。
【0055】アナログ入力信号100eは比較器8a及
び13aの非反転入力端子、比較器13bの反転入力端
子、減算器11aの加算入力端子に入力される。
【0056】比較器8aの出力はラッチ回路9a、D/
A変換器10a、EOR回路17の一方の入力端子に接
続され、D/A変換器10aの出力は減算器11aの減
算入力端子に接続される。
【0057】また、比較器13a及び13bの出力はそ
れぞれAND回路14の入力端子に接続され、AND回
路14の出力はOR回路18の一方の入力端子、AND
回路15及び21の負論理入力端子、AND回路16の
一方の負論理入力端子に接続される。
【0058】減算器11aの出力は比較器8b及び13
cの非反転入力端子、比較器13dの反転入力端子、減
算器11bの加算入力端子に接続される。
【0059】比較器8bの出力はD/A変換器10b、
EOR回路17の他方の入力端子、EOR回路19の一
方の入力端子に接続され、D/A変換器10bの出力は
減算器11bの減算入力端子に接続される。
【0060】また、比較器13c及び13dの出力はそ
れぞれAND回路15の他の2つの正論理入力端子に接
続され、AND回路15の出力はOR回路20の一方の
入力端子、AND回路16の他方の負論理入力端子に接
続される。
【0061】さらに、EOR回路17の出力はOR回路
18の他方の入力端子に接続され、OR回路18の出力
はラッチ回路9bに接続される。
【0062】減算器11bの出力は比較器8c及び13
eの非反転入力端子、比較器13fの反転入力端子に接
続される。
【0063】比較器8cの出力はEOR回路19の他方
の入力端子に接続され、EOR回路19の出力はOR回
路20の他方の入力端子に接続される。OR回路20の
出力はAND回路21の正論理入力端子に接続され、A
ND回路21の出力はラッチ回路9cに接続される。
【0064】また、比較器13e及び13fの出力はそ
れぞれAND回路16の他の2つの正論理入力端子に接
続され、AND回路16の出力はラッチ回路9dに接続
される。
【0065】さらに、ラッチ回路9a〜9dの出力はデ
ィジタル出力信号101fとして出力される。
【0066】また、比較器8a〜8cの反転入力端子は
接地され、比較器13b,13d及び13fの非反転入
力端子には”+ΔV”の電圧が、比較器13a,13c
及び13eの反転入力端子には”−ΔV”の電圧がそれ
ぞれ印加される。但し、「ΔV=FS/16」である。
【0067】ここで、図1に示す実施例の動作を図2を
用いて説明する。図2は「−FS/2」から「+FS/
2」のアナログ入力信号100eに対する各出力若しく
は各入力を示す特性曲線図である。
【0068】図2において(a),(b)及び(c)は
比較器8a,8b及び8cの出力、(d),(e)及び
(f)はウインドウ・コンパレータ50a,50b及び
50cの出力、(g)及び(h)はEOR回路17及び
19の出力、(i),(j),(k)及び(l)はラッ
チ回路9a,9b,9c及び9dの入力をそれぞれ示し
ている。
【0069】また、図1に示す実施例は交番2進符号
(以下、グレイコード(Gray Code )と呼ぶ。)を出力
するカスケードA/D変換器を例示している。
【0070】比較器8a,8b及び8cの動作は図17
の動作と同じであり、図2中(a),(b)及び(c)
は図17中(a),(d)及び(e)と同一である。
【0071】ウインドウ・コンパレータ50a,50b
及び50cは入力信号が「0」近傍であり、且つ、前段
のウインドウ・コンパレータの出力が”ローレベル”で
ある場合”ハイレベル”を出力する。
【0072】従って、ウインドウ・コンパレータ50a
は図2中(d)に示すようにアナログ入力信号100e
が”0”近傍で”ハイレベル”を出力する。
【0073】ウインドウ・コンパレータ50bは図2中
(b)から分かるようにアナログ入力信号100eが”
0”及び”±FS/4”近傍で”ハイレベル”を出力す
る可能性があるが、アナログ入力信号100eが”0”
近傍においては前段のウインドウ・コンパレータ50a
の出力が”ハイレベル”であるので、図17中(e)に
示すように”±FS/4”近傍のみが”ハイレベル”に
なる。
【0074】同様にウインドウ・コンパレータ10cは
図2中(c)から分かるように7ヶ所で”ハイレベル”
になる可能性があるが、前段のウインドウ・コンパレー
タ10a及び10bが”ハイレベル”の部分は除かれる
ので、図2中(f)に示すようになる。
【0075】EOR回路17及び19の出力はディジタ
ル出力信号101fの内の中間ビットのグレイコードを
出力しているが、図2中”イ”,”ロ”、”ハ”及び”
ニ”に示すようにスパイク状のノイズが生じていること
がわかる。これは比較器8a〜8cの出力の”ハイレベ
ル”から”ローレベル”若しくは”ローレベル”から”
ハイレベル”の変化が鈍っていることに起因している。
【0076】ここで、エラー補正回路51は前記スパイ
ク状のノイズが生じている部分をウインドウ・コンパレ
ータの出力で補正することにより、図2中(j)及び
(k)に示すように前記スパイク状のノイズを除去す
る。
【0077】すなわち、図2中”イ”及び”ハ”のスパ
イク状のノイズはウインドウ・コンパレータ50aの出
力により、一方、図2中”ロ”及び”ニ”のスパイク状
のノイズはウインドウ・コンパレータ50bの出力によ
りそれぞれマスクをすることで除去することができる。
【0078】また、最終段のウインドウ・コンパレータ
50cの出力(図2中(f))は図2中(l)に示すよ
うに、そのままディジタル出力信号100fのLSBと
して出力することができるので1段分の回路を削減でき
る。
【0079】また、ウインドウ・コンパレータのウイン
ドウ幅は最終段のウインドウ・コンパレータ50cの
み”2LSB(ΔV=FS/16)”に等しく設定すれ
ば良く、ほかのウインドウ・コンパレータのウインドウ
幅は前記スパイク状のノイズをマスクするのに十分であ
れば特に厳密に設定する必要はない。
【0080】この結果、カスケードA/D変換器のコー
ドの変化をウインドウ・コンパレータで検出し、コード
の変化点で生じるノイズを除去することにより、全段を
1クロックで動作させることが可能になり、高速動作と
なる。
【0081】また、従来のカスケードA/D変換器と比
較して1段分少ない回路構成で動作するので、さらに高
速動作が可能になる。
【0082】言い換えれば、通常のカスケードA/D変
換器並みの回路規模、消費電力及び入力容量で、全並列
型A/D変換器に匹敵する高速動作が可能になる。
【0083】なお、図1に示す実施例ではグレイコード
を出力するカスケードA/D変換器を例示しているが、
もちろん通常の2進符号(以下、バイナリーコードと呼
ぶ。)を出力させることも可能である。
【0084】図3はこのようなバイナリーコードを出力
するカスケードA/D変換器の一実施例を示す回路図で
ある。
【0085】図3において8eは比較器、22a,22
b,22c,22d,22e,22f及び22gはラッ
チ回路、23a,23b,23c,23d及び24はA
ND回路、25,26及び27はOR回路、100fは
アナログ入力信号、101gはディジタル出力信号であ
る。
【0086】ここで、8a〜8c,10a,10b,1
1a,11b,13a〜13f,14〜16及び50a
〜50cは図1と同一符号を付してあり、23a〜23
d及び24〜27はエラー補正回路52を構成してい
る。
【0087】接続関係に関しては基本部分は同じであ
り、異なる点は以下の通りである。アナログ入力信号1
00fは比較器8eの非反転入力端子に入力され、比較
器8eの出力はラッチ回路22gに接続される。また、
比較器8eの反転入力端子には”7/8・(FS/
2)”の電圧が印加される。
【0088】比較器8a,8b及び8cの出力はラッチ
回路22a,22c及び22eにそれぞれ接続され、ウ
インドウ・コンパレータ50a,50b及び50cの出
力はラッチ回路22b,22d及び22fに接続され
る。
【0089】ラッチ回路22aの反転出力はAND回路
23aの一方の入力端子に接続される。
【0090】ラッチ回路22bの出力はAND回路23
aの他方の入力端子に接続され、ラッチ回路22bの反
転出力はAND回路23bの一方の入力端子及びAND
回路24の第1の入力端子に接続される。
【0091】ラッチ回路22cの出力はAND回路23
bの他方の入力端子に接続され、ラッチ回路22cの反
転出力はAND回路23cの一方の入力端子に接続され
る。
【0092】ラッチ回路22dの出力はAND回路23
cの他方の入力端子に接続され、ラッチ回路22dの反
転出力はAND回路24の第2の入力端子に接続され
る。
【0093】ラッチ回路22eの出力はAND回路24
の第3の入力端子に接続され、ラッチ回路22eの反転
出力はAND回路23dの一方の入力端子に接続され
る。
【0094】ラッチ回路22fの出力はAND回路23
dの他方の入力端子に接続され、ラッチ回路22gの出
力はOR回路27の第4の入力端子に接続される。
【0095】AND回路23aの出力はOR回路25の
一方の入力端子、OR回路26の第1の入力端子及びO
R回路27の第1の入力端子にそれぞれ接続される。
【0096】AND回路23bの出力はOR回路25の
他方の入力端子に接続され、AND回路23cの出力は
OR回路26の第2の入力端子及びOR回路27の第2
の入力端子に接続される。
【0097】AND回路24の出力はOR回路26の第
3の入力端子に接続され、AND回路23dの出力はO
R回路27の第3の入力端子に接続される。
【0098】さらに、ラッチ回路22aの出力、OR回
路25〜27の出力はディジタル出力信号101gのM
SB〜LSBとして出力される。
【0099】ここで、図3に示す実施例の動作を図4及
び図5を用いて説明する。図4及び図5は「−FS/
2」から「+FS/2」のアナログ入力信号100fに
対する各出力若しくは各入力を示す特性曲線図である。
【0100】図4において(a),(b),(c),
(d),(e),(f)及び(g)はラッチ回路22
a,22c,22e,22g,22b,22d及び22
fの入力である。
【0101】図5において(a),(b),(c),
(d)及び(e)はAND回路23a,23b,23
c,24及び23dの出力、(f),(g),(h)及
び(i)はラッチ回路22a、OR回路25,26及び
27の出力である。
【0102】図4中(d)以外は図2に示した特性と同
一であるので説明は省略する。比較器8eの反転入力端
子には”7/8・(FS/2)”の電圧が印加されてい
るので、図4中(d)に示すようにアナログ入力信号1
00fが”7/8・(FS/2)”を超えた場合にの
み”ハイレベル”となる。
【0103】また、図5において(a)はラッチ回路2
2aの反転出力とラッチ回路22bの出力との論理積、
(b)はラッチ回路22cの出力とラッチ回路22bの
反転出力との論理積、(c)はラッチ回路22cの反転
出力とラッチ回路22dの出力との論理積をそれぞれ求
めることにより得られる。
【0104】同様に、(d)はラッチ回路22eの出力
とラッチ回路22b及び22dの反転出力との論理積、
(e)はラッチ回路22eの反転出力とラッチ回路22
fの出力との論理積をそれぞれ求めることにより得られ
る。
【0105】さらに、図5において(f)はラッチ回路
22aの出力、(g)はAND回路23a及び23bの
出力の論理和、(h)はAND回路23a,23c及び
24の出力の論理和、(i)はAND回路23a,23
c,23d及びラッチ回路22gの出力の論理和をそれ
ぞれ求めることにより得られる。
【0106】ここで、図5中(f)〜(i)はディジタ
ル出力信号101gであり、図5からバイナリーコード
出力になっていることが分かる。
【0107】この結果、1クロックで動作させることが
可能なバイナリーコード出力のカスケードA/D変換器
が実現できる。
【0108】また、エラー補正回路は図1及び図3の実
施例から分かるようにラッチ回路の前後どちらに設けて
も良い。
【0109】また、前述の各従来例では各段の分解能を
1ビットづつに対応させているが、これに限る訳ではな
く、各段の分解能を2ビット以上にして処理することも
可能である。
【0110】また、図6は図1に示す実施例を5ビット
構成とした例を示す回路図である。図6において8a〜
8c,9a〜9c,10a,10b,11a,11b,
13a〜13f,14〜21及び50a〜50cは図1
と同一符号を付してあり、8f,13g及び13hは比
較器、10dはD/A変換器、11dは減算器、28及
び31はAND回路、29はEOR回路、30はOR回
路、100gはアナログ入力信号、101hはディジタ
ル出力信号である。
【0111】さらに、13g,13h及び28はウイン
ドウ・コンパレータ50dを、18,20,21,30
及び31はエラー補正回路53をそれぞれ構成してい
る。
【0112】接続関係に関しては基本的に図1と同様で
あり異なる点は下記の通りである。減算器11bの出力
が減算器11dの加算入力端子に接続され、比較器8c
の出力はD/A変換器10dの入力端子に接続され、D
/A変換器10dの出力は減算器11dの減算入力端子
に接続される。
【0113】減算器11dの出力は比較器8f及び13
gの非反転入力端子と比較器13hの反転入力端子に接
続され、比較器8fの出力はEOR回路29の一方の入
力端子に接続される。また、EOR回路29の他方の入
力端子には比較器8cの出力が接続される。
【0114】EOR回路29の出力はOR回路30の一
方の入力端子に接続され、OR回路30の出力はAND
回路31の入力端子に接続される。また、AND回路3
1の出力はラッチ回路9eの入力端子に接続される。
【0115】OR回路30の他方の入力端子にはAND
回路16の出力が、AND回路31の2つの負論理入力
端子にはAND回路14及び15の出力がそれぞれ接続
される。
【0116】比較器13g及び13hの出力はAND回
路28の2つの入力端子にそれぞれ接続され、AND回
路28の3つの負論理入力端子にはAND回路14,1
5及び16の出力がそれぞれ接続される。また、AND
回路28の出力はラッチ回路9fの入力端子に接続され
る。
【0117】また、比較器8fの反転入力端子は接地さ
れ、比較器13hの非反転入力端子には”+ΔV”の電
圧が、比較器13gの反転入力端子には”−ΔV”の電
圧がそれぞれ印加される。
【0118】図6に示す回路の基本動作は図1に示す実
施例と同様であるので基本動作の説明は省略する。
【0119】図7は図6に示す回路のアナログ入力信号
100gのレベルによる信号経路の違いを示す表であ
る。ちなみに、図7の「信号経路」において用いられて
いる符号は図6中で用いられる符号と同一である。
【0120】例えば、図7中”イ”では信号経路上の回
路数が少ないものの図7中”ロ”では信号経路上の回路
数が多く、同一ビットであってもアナログ入力信号のレ
ベルによりA/D変換に要する時間が変動してしまうこ
とが分かる。
【0121】また、図6に示す回路図ではある段のウイ
ンドウ・コンパレータの出力はその段以降の全ての段の
エラー補正回路に接続させている。例えば、図6におい
てウインドウ・コンパレータ50aの出力はエラー補正
回路53を構成するOR回路18、AND回路21及び
31にそれぞれ接続される。
【0122】このため、ある段のウインドウ・コンパレ
ータの出力が”1”になるとエラー補正回路53により
前記ウインドウ・コンパレータ以降の段のディジタルデ
ータは全て即座に決定してしまう場合がある。
【0123】例えば、ウインドウ・コンパレータ50a
の出力が”1”になるとその時点でエラー補正回路53
を構成するOR回路18の出力は”1”、AND回路2
1及び31の出力は”0”、ウインドウ・コンパレータ
50dの出力は”0”に決定してしまう。
【0124】カスケードA/D変換器は最上位ビットか
ら順次A/D変換結果され、この変換結果を順次遅延さ
せたクロック信号で決定して行くことにより最終段のセ
トリングが終了する以前に次のA/D変換作業に移るこ
とができ、A/D変換時間の短縮を可能にするものであ
る。
【0125】しかし、上述のようにアナログ入力信号の
レベルによっては即座に最下位ビットまでA/D変換が
終了してしまう場合があるので、最終段のセトリングが
終了する前にこのようなアナログ入力信号をA/D変換
にかけてしまうと前回のA/D変換結果が破壊されてし
まう。
【0126】従って、前のアナログ入力信号のA/D変
換終了前に次のアナログ入力信号のA/D変換を開始で
きることによるA/D変換時間の短縮と言った効果が実
現できなくなる場合がある。
【0127】また、ビット数が増加するのに伴いウイン
ドウ・コンパレータを構成しているAND回路の入力端
子数が大きくなり、必要なAND回路の種類も増え、配
線も複雑になってしまう。
【0128】図8はこのような問題を解決した実施例を
示す回路図である。図8において8a〜8c,8f,9
a〜9c,9e,9f,10a,10b,10d,11
a,11b,11d,13a〜13h,14,15,1
7〜21,29,30及び50a〜50bは図6と同一
符号を付してあり、16a,28a及び31aはAND
回路、32及び33はOR回路、100hはアナログ入
力信号、101iはディジタル出力信号である。
【0129】さらに、13e,13f及び16aはウイ
ンドウ・コンパレータ50eを、13g,13h及び2
8aはウインドウ・コンパレータ50fを、18,2
0,21,30及び31aはエラー補正回路54を、3
2及び33は遅延手段55をそれぞれ構成している。
【0130】接続関係も図6とほぼ同じであり異なる点
は以下の点である。即ち、AND回路14及び15の出
力がOR回路32にそれぞれ接続され、OR回路32の
出力がAND回路16a及び31aの反転入力端子とO
R回路33の一方の入力端子に接続される。
【0131】OR回路33の他方の入力端子にはAND
回路16aの出力が接続され、OR回路33の出力はA
ND回路28aの負論理入力端子に接続される。
【0132】ここで、図8に示す実施例の動作を図9及
び図10を用いて説明する。図9は図6と図8の各信号
の論理式等を示す表、図10は図8に示す実施例のアナ
ログ入力信号100hのレベルによる信号経路の違いを
示す表である。ちなみに、図10の「信号経路」におい
て用いられている符号は図8中で用いられる符号と同一
である。
【0133】図6におけるウインドウ・コンパレータ5
0a,50b,50c及び50dの出力信号を”W1
O”,”W2O”,”W3O”及び”W4O”とし、図
8におけるウインドウ・コンパレータ50a,50b,
50e及び50fの出力信号を”W1O’”,”W2
O’”,”W3O’”及び”W4O’”とする。
【0134】また、比較器13a〜13hの出力信号を
それぞれ”C1LO”,”C1HO”,”C2L
O”,”C2HO”,C3LO”,”C3HO”,”C
4LO”及び”C4HO”とする。
【0135】さらに、比較器8a,8b,8c及び8f
の出力信号をそれぞれ”C1O”,”C2O”,”C3
O”及び”C4O”とする。
【0136】図9(A)から分かるように、ウインドウ
・コンパレータの出力信号”W1O”〜”W4O”はそ
れぞれ”W1O’”〜”W4O’”に等しく、図9
(B)から分かるようにラッチ回路9a,9b,9c,
9e及び9fへの入力の論理式も図6と図8との間で等
しい。
【0137】従って、図8に示す実施例は図6に示す回
路図と同様の動作をすることになる。
【0138】一方、図10から分かるようにラッチ回路
9e及び9fまでの入力経路に関しては図10中”○”
印で示すようにOR回路32及び33が経路に加わるこ
とにより遅延が生じ、同一ビットでのアナログ入力信号
のレベルによるA/D変換時間の変動を抑えることがで
きる。
【0139】また、OR回路32及び33は図12中”
イ”,”ロ”,”ハ”及び”ニ”に示す経路には入らな
いのでセトリングを悪化させることはない。
【0140】また、OR回路32及び33の遅延時間を
大きくすることにより、同一ビットでのA/D変換時間
の差を抑えたり、OR回路32及び33の入力若しくは
出力に遅延回路を設けることにより同一ビットでのA/
D変換時間の差を抑えても良い。
【0141】この結果、ウインドウ・コンパレータの出
力に遅延を与えることにより、同一ビットでのアナログ
入力信号のレベルによるA/D変換時間の変動を抑える
ことができる。
【0142】また、ビット数が増加してもウインドウ・
コンパレータを構成しているAND回路の入力数は3入
力で良く、必要なAND回路の種類も減り、配線も単純
な繰り返しパターンになり、配線領域を小さくし、設計
工数を削減できる。
【0143】また、図1等に示す実施例では各段の比較
器、D/A変換器、減算器等を経る信号経路の全体の増
幅度がコードの変わり目において極めて大きくなって、
セトリングが悪化し、ノイズが生じたり、安定性の確保
が困難になる場合があった。
【0144】例えば、図11は比較器8a〜8c等の入
出力特性等を示す特性曲線図である。アナログ入力信号
としては図11中”イ”に示すようなリンギングしなが
ら前記比較器のしきい値近傍で変動するパルス信号を仮
定する。
【0145】また、前記比較器の入出力特性は図11
中”ロ”に示すような特性であるので、図11中”イ”
に示すようなアナログ入力信号が印加されると図11
中”ハ”に示すような出力信号を出力する。
【0146】図11中”ハ”に示す出力信号には図11
中”ニ”の部分にリンギングが現れており、このリンギ
ングは後段のD/A変換器、減算器及び他の比較器等を
経ることにより増幅され続ける。実際にはアナログ入力
が変化するまでリンギングが存在することになりノイズ
の発生原因となったり、安定動作に支障をきたす恐れが
ある。
【0147】この場合には、前記比較器にヒステリシス
特性を持たせるこにより改善される。例えば、図12は
ヒステリシス特性を有する比較器の入出力特性等を示す
特性曲線であり、アナログ入力信号としては図11中”
イ”と同様のパルス信号を仮定する。
【0148】図12中”イ”はヒステリシス特性を有す
る比較器の入出力特性であり、図12中”ロ”に示すよ
うなパルス信号が印加されてもヒステリシス特性により
しきい値近傍が不感帯になるため、出力信号は図12
中”ハ”に示すように入力のリンギングが吸収された信
号になる。
【0149】この結果、比較器にヒステリシス特性を持
たせることにより、セトリング特性が向上する。また、
この不感帯の幅をウインドウ・コンパレータのウインド
ウ幅よりも小さくしておけばA/D変換の直流精度に対
して影響を与えることはない。
【0150】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。カスケードA/
D変換器のコードの変化をウインドウ・コンパレータで
検出し、コードの変化点で生じるノイズを除去すること
により、1クロックでエラーなく動作させることが可能
なカスケードA/D変換器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカスケードA/D変換器の一実施
例を示す回路図である。
【図2】アナログ入力信号に対する各出力若しくは各入
力を示す特性曲線図である。
【図3】バイナリーコードを出力するカスケードA/D
変換器の一実施例を示す回路図である。
【図4】アナログ入力信号に対する各出力若しくは各入
力を示す特性曲線図である。
【図5】アナログ入力信号に対する各出力若しくは各入
力を示す特性曲線図である。
【図6】図1に示す実施例を5ビット構成とした例を示
す回路図である。
【図7】図6に示す回路のアナログ入力信号100gの
レベルによる信号経路の違いを示す表である。
【図8】問題を解決した実施例を示す回路図である。
【図9】図6と図8の各信号の論理式を示す表である。
【図10】図8に示す実施例のアナログ入力信号100
hのレベルによる信号経路の違いを示す表である。
【図11】比較器の入出力特性等を示す特性曲線図であ
る。
【図12】ヒステリシス特性を有する比較器の入出力特
性等を示す特性曲線である。
【図13】従来のA/D変換器の一例を示す構成ブロッ
ク図である。
【図14】カスケードA/D変換器の一例を示す回路図
とタイミング図である。
【図15】カスケードA/D変換器の一例を示す回路図
とタイミング図である。
【図16】カスケードA/D変換器を1クロック動作さ
せる場合の回路図である。
【図17】図16に示す従来例の動作を示す特性曲線図
である。
【符号の説明】
1 抵抗アレイ 2,8a,8b,8c,8d,8e,8f,13a,1
3b,13c,13d,13e,13f,13g,13
h 比較器 3 エンコーダ 4、7 並列型A/D変換器 5,10a,10b,10c,10d D/A変換器 6,11a,11b,11c,11d 減算器 9a,9b,9c,9d,22a,22b,22c,2
2d,22e,22f,22g ラッチ回路 12a,12b,12c サンプルホールド回路 14,15,16,16a,21,23a,23b,2
3c,23d,24,28,28a,31,31a 論
理積回路 17,19,29 排他的論理和回路 18,20,25,26,27,30,32,33 論
理和回路 50a,50b,50c,50d,50e,50f ウ
インドウ・コンパレータ 51,52,53,54 エラー補正回路 55 遅延手段 100,100a,100b,100c,100d,1
00e,100f,100g,100h アナログ入力
信号 101,101a,101b,101c,101d,1
01e,101f,101g,101h,101i デ
ィジタル出力信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ入力信号をディジタル信号に変換
    する比較器と、この比較器の出力を保持するラッチ回路
    と、前記比較器の出力を再びアナログ信号に変換するD
    /A変換器と、このD/A変換器の出力を前記アナログ
    入力信号から減算する減算器とを複数段カスケード接続
    して構成されるカスケードA/D変換器において、 前記複数段の比較器のコードの変化を検出する複数のウ
    インドウ・コンパレータと、 このウインドウ・コンパレータの出力に基づきコードの
    変化点で生じるノイズを除去するエラー補正回路とを備
    えたことを特徴とするカスケードA/D変換器。
  2. 【請求項2】アナログ入力信号をディジタル信号に変換
    する比較器と、この比較器の出力を保持するラッチ回路
    と、前記比較器の出力を再びアナログ信号に変換するD
    /A変換器と、このD/A変換器の出力を前記アナログ
    入力信号から減算する減算器とを複数段カスケード接続
    して構成されるカスケードA/D変換器において、 前記複数段の比較器のコードの変化を検出する複数のウ
    インドウ・コンパレータと、 このウインドウ・コンパレータの出力に遅延を与える遅
    延手段と、 前記ウインドウ・コンパレータ若しくは前記遅延手段の
    出力に基づきコードの変化点で生じるノイズを除去する
    エラー補正回路とを備えたことを特徴とするカスケード
    A/D変換器。
  3. 【請求項3】前記比較器にヒステリシス特性を持たせた
    ことを特徴とする特許請求の範囲請求項1若しくは請求
    項2記載のカスケードA/D変換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0966104A3 (en) * 1998-06-16 2003-05-21 Yokogawa Electric Corporation Cascade A/D converter
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JP2008141630A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Yokogawa Electric Corp A/d変換回路
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