JPH0923807A - ブロック状凍結乾燥食品 - Google Patents
ブロック状凍結乾燥食品Info
- Publication number
- JPH0923807A JPH0923807A JP7178831A JP17883195A JPH0923807A JP H0923807 A JPH0923807 A JP H0923807A JP 7178831 A JP7178831 A JP 7178831A JP 17883195 A JP17883195 A JP 17883195A JP H0923807 A JPH0923807 A JP H0923807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- freeze
- dried food
- dried
- fatty acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロックの保形性が良好で、口蓋等への付着
や唾液を吸い取られることもほとんどなく、そのまま喫
食できる、栄養価が高く、色、風味を保持したブロック
状乾燥食品を得る。 【解決手段】 パン類又は穀類をカユ状に調製し、必要
により栄養素、味付け材を添加したものに、油脂(特に
中鎖脂肪酸トリグリセリド)を添加して、これを凍結乾
燥したブロック状凍結乾燥食品。
や唾液を吸い取られることもほとんどなく、そのまま喫
食できる、栄養価が高く、色、風味を保持したブロック
状乾燥食品を得る。 【解決手段】 パン類又は穀類をカユ状に調製し、必要
により栄養素、味付け材を添加したものに、油脂(特に
中鎖脂肪酸トリグリセリド)を添加して、これを凍結乾
燥したブロック状凍結乾燥食品。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、喫食感及び保形性
に優れたブロック状凍結乾燥食品に関し、そのまま手軽
に喫食できる固形食品に関する。
に優れたブロック状凍結乾燥食品に関し、そのまま手軽
に喫食できる固形食品に関する。
【0002】
【従来の技術】ビスケット等にビタミン、ミネラルを添
加した固形形態の栄養調整食品が種々市販されている
が、加熱工程を経て製造されるため栄養素の熱損失、素
材の香りが保持できない等不利がある。
加した固形形態の栄養調整食品が種々市販されている
が、加熱工程を経て製造されるため栄養素の熱損失、素
材の香りが保持できない等不利がある。
【0003】一方、凍結乾燥法を採用した場合は、栄養
素が熱破壊されず、味が優れており、素材の色、風味を
保持できるので好ましい。
素が熱破壊されず、味が優れており、素材の色、風味を
保持できるので好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブロック状凍結乾燥食品にあっては、喫食前に水または
熱湯を加えて復元しなければならず、仮にそのまま喫食
した場合は、唾液が吸い取られ、歯や口蓋に付着する問
題点があった。また保形性が悪く、包装から取り出すと
きや食べるときに崩れやすい欠点があった。
ブロック状凍結乾燥食品にあっては、喫食前に水または
熱湯を加えて復元しなければならず、仮にそのまま喫食
した場合は、唾液が吸い取られ、歯や口蓋に付着する問
題点があった。また保形性が悪く、包装から取り出すと
きや食べるときに崩れやすい欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、パン類又は穀
類をカユ状に調製し、必要により栄養素、味付け材を添
加したものに、油脂を添加して、これを凍結乾燥したブ
ロック状凍結乾燥食品である。
類をカユ状に調製し、必要により栄養素、味付け材を添
加したものに、油脂を添加して、これを凍結乾燥したブ
ロック状凍結乾燥食品である。
【0006】
【発明の実施の形態】主材の原料としては、食パン、ク
ロワッサン等のパン類及び飯米、米、麦、ひえ、あわ等
の穀類が挙げられ、これに熱水を注いでカユ状に調製す
る。
ロワッサン等のパン類及び飯米、米、麦、ひえ、あわ等
の穀類が挙げられ、これに熱水を注いでカユ状に調製す
る。
【0007】味付け材としては、食塩、化学調味料、コ
ーンスープ、野菜スープ、みそ汁等のスープ類、シチュ
ー、果汁、牛乳、コーヒー、紅茶等が挙げられ、必要に
よりビタミン、ミネラル、乾燥蛋白粉等の栄養素と共に
添加される。
ーンスープ、野菜スープ、みそ汁等のスープ類、シチュ
ー、果汁、牛乳、コーヒー、紅茶等が挙げられ、必要に
よりビタミン、ミネラル、乾燥蛋白粉等の栄養素と共に
添加される。
【0008】油脂としては、食用油脂(植物油、動物
油、バター、マーガリン)の中で、酸化安定性に優れて
おり、低融点であり、低粘度であるものが好ましい。特
に中鎖脂肪酸トリグリセリドが好ましく、炭素数5〜1
2の飽和脂肪酸よりなるトリグリセリドであり、常温〜
40℃で液体であり、ヨウ素価が10以下であるものが
最も好ましい。例えば日清製油(株)製のO.D.O、
花王(株)製のココナードRK、ココナードMT、ココ
ナードMT−N及び溶かしバター等がある。
油、バター、マーガリン)の中で、酸化安定性に優れて
おり、低融点であり、低粘度であるものが好ましい。特
に中鎖脂肪酸トリグリセリドが好ましく、炭素数5〜1
2の飽和脂肪酸よりなるトリグリセリドであり、常温〜
40℃で液体であり、ヨウ素価が10以下であるものが
最も好ましい。例えば日清製油(株)製のO.D.O、
花王(株)製のココナードRK、ココナードMT、ココ
ナードMT−N及び溶かしバター等がある。
【0009】油脂の添加量は、製品中15〜60重量
%、好ましくは30〜50重量%が適している。
%、好ましくは30〜50重量%が適している。
【0010】凍結乾燥するには、カユ状(水分50〜8
0%、好ましくは60〜70%)にした材料を冷凍庫中
で凍結固化した後、減圧条件下で水分を蒸散させ、乾燥
品を製する従来の方法で行うことができる。水分量が多
いと空隙が多い疎の組織となり、少ないと密の組織にな
る。
0%、好ましくは60〜70%)にした材料を冷凍庫中
で凍結固化した後、減圧条件下で水分を蒸散させ、乾燥
品を製する従来の方法で行うことができる。水分量が多
いと空隙が多い疎の組織となり、少ないと密の組織にな
る。
【0011】原料の処方 主材として食パンを、味付け材としてコーンポタージュ
スープを、中鎖脂肪酸トリグリセリドは日清製油(株)
製のO.D.Oを用いた。表1に原料の処方の重量%、
( )内は乾燥製品中の重量%を示す。
スープを、中鎖脂肪酸トリグリセリドは日清製油(株)
製のO.D.Oを用いた。表1に原料の処方の重量%、
( )内は乾燥製品中の重量%を示す。
【0012】
【表1】
【0013】製造方法 (実施例)市販のコーンポタージュスープに熱湯を加え
て溶かし、これに耳をとり除いて1cm角に切った食パン
を加えた。軽く煮た後、これに中鎖脂肪酸トリグリセリ
ドを加えて充分に混合撹拌し、更にビタミン及びミネラ
ル混合物等を加えて撹拌混和した。これを厚さが2cmに
なるようにシャーレに入れ、−20℃の冷凍庫に一日放
置した後、共和真空技術(株)製の凍結乾燥装置(モデ
ルPL−50MBS)を用い、凍結温度:−20℃、真
空度:0.1Torr、乾燥時間:36時間でブロック状に
凍結乾燥した。
て溶かし、これに耳をとり除いて1cm角に切った食パン
を加えた。軽く煮た後、これに中鎖脂肪酸トリグリセリ
ドを加えて充分に混合撹拌し、更にビタミン及びミネラ
ル混合物等を加えて撹拌混和した。これを厚さが2cmに
なるようにシャーレに入れ、−20℃の冷凍庫に一日放
置した後、共和真空技術(株)製の凍結乾燥装置(モデ
ルPL−50MBS)を用い、凍結温度:−20℃、真
空度:0.1Torr、乾燥時間:36時間でブロック状に
凍結乾燥した。
【0014】(比較例)中鎖脂肪酸トリグリセリドを加
えなかった以外は、実施例と同様に操作して凍結乾燥し
た。
えなかった以外は、実施例と同様に操作して凍結乾燥し
た。
【0015】評価方法 (a)官能試験 ブロック状凍結乾燥品について、「口どけ」、「口蓋等
への付着性」、「食感」の3項目について、検査員5人
による官能試験を行い、それぞれの項目について、どち
らが「良い」か「悪い」かの判定をした。 (b)硬さの測定 厚さ2cmのブロック状凍結乾燥品をクリアランスを2mm
に設定した皿にのせ、米国ゼネラルフーズ社製のTEXTUR
OMETER(GTX−2−IN型)を用いて、プランジャー
13mm径で破砕し、硬さと脆さを測定した。 (c)表面構造の確認 (株)ハイロックス製の高解像度マイクロスコープシス
テムKH−2000を用い、ブロック状凍結乾燥品の表
面構造を60倍の倍率で観察した。
への付着性」、「食感」の3項目について、検査員5人
による官能試験を行い、それぞれの項目について、どち
らが「良い」か「悪い」かの判定をした。 (b)硬さの測定 厚さ2cmのブロック状凍結乾燥品をクリアランスを2mm
に設定した皿にのせ、米国ゼネラルフーズ社製のTEXTUR
OMETER(GTX−2−IN型)を用いて、プランジャー
13mm径で破砕し、硬さと脆さを測定した。 (c)表面構造の確認 (株)ハイロックス製の高解像度マイクロスコープシス
テムKH−2000を用い、ブロック状凍結乾燥品の表
面構造を60倍の倍率で観察した。
【0016】評価結果 評価結果を表2に示す。
【0017】
【表2】
【0018】「口どけ」、「口蓋等への付着性」、
「食感」のいずれも、5人の検査員は全員実施例製品の
ほうが食感が良いと判定した。 硬さ、脆さとも、実施例の製品は比較例の製品に比し
て高い値を示し、保形性が優れていた。 実施例の製品は、そのまま喫食でき、おいしいと評価
された。
「食感」のいずれも、5人の検査員は全員実施例製品の
ほうが食感が良いと判定した。 硬さ、脆さとも、実施例の製品は比較例の製品に比し
て高い値を示し、保形性が優れていた。 実施例の製品は、そのまま喫食でき、おいしいと評価
された。
【0019】
【発明の効果】本発明の凍結乾燥品においては、水分が
蒸散した部位に中鎖脂肪酸トリグリセリドが均一に残る
ことになる。中鎖脂肪酸トリグリセリドは、凝固点が低
く(O.D.Oの凝固点は−13℃)、常温では低粘度
の液体であるため、凍結乾燥により水分が蒸散して生じ
た空隙に速やかに展延して、空隙を埋めた密の状態とな
る。そのためブロックの保形性が良好となり、口蓋等へ
の付着や唾液を吸い取られることもほとんどなくなり、
そのまま喫食できる、栄養価が高く、色、風味を保持し
たブロック状乾燥食品が得られる。
蒸散した部位に中鎖脂肪酸トリグリセリドが均一に残る
ことになる。中鎖脂肪酸トリグリセリドは、凝固点が低
く(O.D.Oの凝固点は−13℃)、常温では低粘度
の液体であるため、凍結乾燥により水分が蒸散して生じ
た空隙に速やかに展延して、空隙を埋めた密の状態とな
る。そのためブロックの保形性が良好となり、口蓋等へ
の付着や唾液を吸い取られることもほとんどなくなり、
そのまま喫食できる、栄養価が高く、色、風味を保持し
たブロック状乾燥食品が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 パン類又は穀類をカユ状に調製し、必要
により栄養素、味付け材を添加したものに、油脂を添加
して、これを凍結乾燥したブロック状凍結乾燥食品。 - 【請求項2】 油脂が中鎖脂肪酸トリグリセリドである
請求項1の凍結乾燥食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7178831A JPH0923807A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | ブロック状凍結乾燥食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7178831A JPH0923807A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | ブロック状凍結乾燥食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923807A true JPH0923807A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16055435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7178831A Pending JPH0923807A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | ブロック状凍結乾燥食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0923807A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09194364A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-29 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | ビタミンa吸収促進剤 |
| JPWO2003007932A1 (ja) * | 2001-07-16 | 2004-11-04 | 日清オイリオ株式会社 | 体脂肪量調整剤 |
| JPWO2004080209A1 (ja) * | 2003-03-13 | 2006-06-08 | 日清オイリオグループ株式会社 | 血清レムナント様リポタンパク濃度調整剤 |
| JP2015065871A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 日清オイリオグループ株式会社 | 蒸しケーキ類及びその製造方法 |
| JP2015116130A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 日清オイリオグループ株式会社 | ケーキ類及びその製造方法 |
| JP2015146796A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-20 | 天野実業株式会社 | 凍結乾燥食品に適した味噌含有調味料及びそれを用いた凍結乾燥食品 |
| JP2022091174A (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-21 | アスザックフーズ株式会社 | 乾燥食品製造方法および乾燥食品 |
| JP2023037728A (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-16 | 日清オイリオグループ株式会社 | 層状ベーカリー食品および層状ベーカリー食品生地 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP7178831A patent/JPH0923807A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09194364A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-29 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | ビタミンa吸収促進剤 |
| JPWO2003007932A1 (ja) * | 2001-07-16 | 2004-11-04 | 日清オイリオ株式会社 | 体脂肪量調整剤 |
| JPWO2004080209A1 (ja) * | 2003-03-13 | 2006-06-08 | 日清オイリオグループ株式会社 | 血清レムナント様リポタンパク濃度調整剤 |
| JP2015065871A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 日清オイリオグループ株式会社 | 蒸しケーキ類及びその製造方法 |
| JP2015116130A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 日清オイリオグループ株式会社 | ケーキ類及びその製造方法 |
| JP2015146796A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-20 | 天野実業株式会社 | 凍結乾燥食品に適した味噌含有調味料及びそれを用いた凍結乾燥食品 |
| JP2022091174A (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-21 | アスザックフーズ株式会社 | 乾燥食品製造方法および乾燥食品 |
| JP2023037728A (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-16 | 日清オイリオグループ株式会社 | 層状ベーカリー食品および層状ベーカリー食品生地 |
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