JPH0923810A - 食肉用冷却洗浄槽の汚水回収システム - Google Patents

食肉用冷却洗浄槽の汚水回収システム

Info

Publication number
JPH0923810A
JPH0923810A JP20176095A JP20176095A JPH0923810A JP H0923810 A JPH0923810 A JP H0923810A JP 20176095 A JP20176095 A JP 20176095A JP 20176095 A JP20176095 A JP 20176095A JP H0923810 A JPH0923810 A JP H0923810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
ice
tank
sewage
heat storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20176095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3618410B2 (ja
Inventor
Junji Matsuda
潤二 松田
Nobumitsu Koga
信光 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mayekawa Manufacturing Co
Original Assignee
Mayekawa Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mayekawa Manufacturing Co filed Critical Mayekawa Manufacturing Co
Priority to JP20176095A priority Critical patent/JP3618410B2/ja
Publication of JPH0923810A publication Critical patent/JPH0923810A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3618410B2 publication Critical patent/JP3618410B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食肉の冷却洗浄槽内の汚水の一部を浄化して
冷却洗浄槽内に回収することにより、冷却洗浄槽内の汚
水を再利用すると共に汚水の処理量を低減すること。 【解決手段】 移送される食肉を冷却しながら洗浄する
ための冷却洗浄槽と、冷凍サイクル中の氷生成用の蒸発
器が内部に設置された氷蓄熱槽とを備えた食肉用冷却洗
浄槽の汚水回収システム。冷却洗浄槽内の汚水を氷蓄熱
槽内に導入してこの汚水から氷を生成し、この氷を前記
冷却洗浄槽内に回収すると共に前記氷蓄熱槽内に残る濃
縮された汚水を下水として排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食肉の冷却洗浄槽の汚
水の一部を回収して再利用するようにした食肉用冷却洗
浄槽の汚水回収システムに関する。
【0002】
【従来の技術】食肉、例えば鳥肉のブロイラー工場にお
いては、鳥肉移送ラインに従って連続的に移送される鳥
肉を洗浄するために、複数の冷却洗浄槽が、前記鳥肉移
送ラインに沿って配列されている。
【0003】鳥肉移送ラインに従って移送される鳥肉
は、各冷却洗浄槽内の冷却水中に順次浸漬させられ、冷
却水中を通過する過程で冷却されると共に徐々に洗浄さ
れる。最終冷却洗浄槽内の冷却水により最終の洗浄処理
がなされた鳥肉は、鳥肉移送ラインに従って最終冷却洗
浄槽から引上げられた後、次の処理工程に向かって移送
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記各冷却洗浄槽のう
ち、最終冷却洗浄槽内に殺菌された清水(上水)が導入
される。各冷却洗浄槽は導管を介して互いに直列に連結
され、最前の冷却洗浄槽には汚水を槽外に排出する排出
口が設けられている。したがって、冷却洗浄水は、最終
冷却洗浄槽から最前の冷却洗浄槽に向かって流れ、最前
の冷却洗浄槽から汚水として槽外に排出される。すなわ
ち最前の冷却洗浄槽内の汚水はその排出口から下水とし
て全て排出され、汚水の有効利用が図られていない。ま
た汚水の全量が排出されるので、汚水の処理量が大量と
なって汚水処理設備が大掛かりとなり、汚水処理費用が
嵩むこととなる。
【0005】本発明は前記した事実に基づいてなされた
もので、その目的は、食肉の冷却洗浄槽内の汚水の一部
を浄化して冷却洗浄槽内に回収することにより、冷却洗
浄槽内の汚水を再利用すると共に汚水の処理量を低減す
ることができる、新規な食肉用冷却洗浄槽の汚水回収シ
ステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による食肉用冷却
洗浄槽の汚水回収システムにおいては、製氷作用におい
て水の浄化が行なわれる現象に着目し、食肉の冷却洗浄
槽内の汚水を氷蓄熱槽内に導入して氷を生成し、この氷
を冷却洗浄槽内に回収して再利用すると共に氷蓄熱槽内
に残る濃縮された汚水を下水として排出するようにな
す。
【0007】すなわち本発明に係る食肉用冷却洗浄槽の
汚水回収システムの第1の特徴は、移送される食肉を冷
却しながら洗浄するための冷却洗浄槽と、冷凍サイクル
中の氷生成用の蒸発器が内部に設置された氷蓄熱槽とを
備え、前記冷却洗浄槽内の汚水を前記氷蓄熱槽内に導入
してこの汚水から氷を生成し、この氷を前記冷却洗浄槽
内に回収すると共に前記氷蓄熱槽内に残る濃縮された汚
水を下水として排出することである。
【0008】また本発明に係る食肉用冷却洗浄槽の汚水
回収システムの第2の特徴は、前記構成に加えて、前記
冷却洗浄槽を含む複数の冷却洗浄槽が配列され、前記冷
却洗浄槽のうち最終冷却洗浄槽の上流側に配列された前
記冷却洗浄槽内に、前記氷蓄熱槽内で生成された氷が投
入されることである。
【0009】
【作用】本発明は前記のように構成されているので、冷
却洗浄槽内の汚水はその排出口から下水として排出され
る前に一旦氷蓄熱槽内に導入される。氷蓄熱槽内に導入
された汚水の一部は、その内部に設置された冷凍サイク
ル中の蒸発器によって凍結されることにより氷となる。
この製氷過程において、汚水は浄化される。蒸発器によ
り生成された氷は蒸発器の脱氷動作によって離脱し、氷
蓄熱槽の上部に浮上する。この氷を冷却洗浄槽内に回収
することにより、鳥肉の冷却に再利用される。すなわち
回収された氷は冷却洗浄槽内の冷却水を再冷却すると共
に融解により冷却水を浄化するよう作用する。鳥肉洗浄
による汚水は有効に再利用され、稼働効率が向上する。
【0010】以上のようにして氷蓄熱槽内の汚水の一部
は製氷される。そして、汚水は製氷した際に、特に緩慢
凍結を行なった場合浄水部分のみが凍結し、汚水が凍結
されないために、前記凍結により汚水の濃縮と浄水の製
氷が可能となる。したがって氷蓄熱槽内の汚水のうち凍
結しない残された汚水は濃縮され、該濃縮された汚水は
氷蓄熱槽外へ下水として排出される。又前記汚水の製氷
を行なう事により、製氷された氷はきれいである為に、
これを再度冷却洗浄槽に戻しても問題が生じる事がな
い。又本氷蓄熱槽は、鳥肉洗浄による汚水から製氷によ
り浄水を分離生成する機能を有し、その結果、汚水の処
理量が低減され、汚水処理設備が縮小されるので、汚水
処理費用が低減される。
【0011】本発明においてはまた、前記構成に加え
て、前記冷却洗浄槽を含む複数の冷却洗浄槽が配列さ
れ、前記冷却洗浄槽のうち最終冷却洗浄槽の上流側に配
列された前記冷却洗浄槽内に、前記氷蓄熱槽内で生成さ
れた氷が投入されるよう構成される。この理由は、前記
蓄熱槽で生成された氷は、きれいな氷であるが、該氷を
搬送する際に蓄熱槽内の汚水を利用して搬送するため
に、IPFをいくら高くしても汚水が再投入されるのを
されるのを避けられない。そこで最終冷却洗浄槽内に前
記氷とともに汚水が投入されると食肉の汚れにつなが
る。そこで本発明は最終冷却洗浄槽の上流側の中間若し
くは最上流側の冷却洗浄槽内に前記氷を投入するように
している。尚、最終冷却洗浄槽内に導入された冷却水は
最上流側の氷蓄熱槽に向かって流れ、徐々にその温度が
上昇する傾向にあるが、この構成によれば、最終冷却洗
浄槽の上流側の冷却洗浄槽内に前記氷が投入されるの
で、冷却水の温度は逆に低下させられると共に浄化させ
られる。その結果、鳥肉の冷却効果が一層向上されると
共に一層清潔な洗浄が遂行される。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従って
構成された食肉用冷却洗浄槽の汚水回収システムの実施
例を説明する。本発明の第1の実施例を示す図1を参照
して、2は冷却洗浄槽、4は鳥肉移送ラインをそれぞれ
示している。冷却洗浄槽2内には導管6から冷却されか
つ殺菌された清水が連続的に導入されている。鳥肉移送
ライン4は、トランスファチェーン7を備え、トランス
ファチェーン7にはハンガ8が間隔を置いて装着されて
いる。ハンガ8の下端に設けられた図示しないフックに
は、それぞれ鳥肉10が引っ掛けられることにより保持
されている。トランスファチェーン7は、ハンガ8によ
って吊り下げられて図1の右から左へ移送される鳥肉1
0が冷却洗浄槽2の手前の上方から徐々に降下し、冷却
洗浄槽2内の冷却水内に浸漬されて移送された後、徐々
に上昇して冷却水から引き上げられ、次の処理工程に向
かって移送されるよう構成されている。各鳥肉10は、
冷却洗浄槽2内の冷却水内に浸漬されて移送される過程
で冷却されながら洗浄される。
【0013】冷却洗浄槽2には排出管12が接続されて
いる。14は氷蓄熱槽(図3も参照)であって、別に設
けられた冷凍サイクル(氷蓄熱システム)16中の氷生
成用の蒸発器18がその内部に設置されている。前記排
出管12の端部は氷蓄熱槽14の上方からその内部に向
かって開口しており、排出管12から排出された冷却洗
浄槽2内の汚水は氷蓄熱槽14内に導入される。なお、
冷凍サイクル16についてはのちに詳しく説明する。
【0014】20は氷搬送管であって、その一端は氷蓄
熱槽14内に開口し、他端は冷却洗浄槽2の上部におい
て冷却洗浄槽2内に向かって開口している。22は氷搬
送管20の上流位置に設置された氷搬送用のポンプ、2
4は氷搬送管20の、ポンプ22の下流側に設けられた
氷/水分離器である。
【0015】氷/水分離器24は、氷搬送管20の一部
と、その周囲を間隔を置いて包囲する大径の外管とから
なる2重管構造をなしている。大径の外管に覆われた氷
搬送管20の一部には複数個の貫通孔が形成されてい
る。ポンプ22によって氷と共に搬送される水(汚水)
の大部分は氷/水分離器24を通過する過程で、氷搬送
管20の一部に形成された前記貫通孔から外管内に分離
され、IPFの調整が行なわれる。分離された汚水は、
氷/水分離器24と氷蓄熱槽14とを接続する戻し管2
6により氷蓄熱槽14内に戻される。
【0016】冷凍サイクル16が作動すると、蒸発器1
8の製氷作用によって氷蓄熱槽14内に導入された汚水
の一部から氷28が生成される。冷凍サイクル16はま
た、後述するように蒸発器18により生成されそれに付
着した氷28を蒸発器18の熱交換器に温冷媒を導入す
る事により脱氷させる機能をも有している。この脱氷動
作により、生成された氷28は蒸発器18から脱氷させ
られ、氷蓄熱槽14の上部に浮上する。なお蒸発器18
に関連して当業者には周知のものでよいバブリング装置
を設置し、この装置を適宜作動(バブリング)させるよ
う構成することもできる。バブリングによって前記した
脱氷作用が効果的に行なわれる。
【0017】前記ポンプ22を作動させると、氷蓄熱槽
14の上部に浮上した氷28は氷/水分離器24により
IPFを調整した後、氷搬送管20を介して搬送され、
氷洗浄槽2内に回収される。回収された該氷28は冷却
洗浄槽2内の冷却水を再冷却すると共に融解により冷却
水を浄化するよう作用する。このようにして鳥肉洗浄に
よる冷却洗浄槽2内の汚水はそのまま下水として捨てら
れることなく有効に再利用され、システム全体の稼働効
率が向上する。
【0018】他方、氷蓄熱槽14内の汚水のうち凍結し
ない残された汚水は、前記製氷により濃縮される。濃縮
された汚水は氷蓄熱槽14に設けられた排出管29を介
して槽外へ下水として排出される。これにより汚水の処
理量が低減され、汚水処理設備が縮小されるので、汚水
処理費用が低減される。
【0019】次に図2を参照して、本発明の第2の実施
例を説明する。なお図2において、図1と実質上同一部
分は同一番号で示し、詳細な説明は省略する。本発明の
第2の実施例においては、複数、この実施例においては
3つの冷却洗浄槽30、2及び32が、鳥肉移送ライン
4に沿って鳥肉10の移送方向である図2の右から左へ
その順に配置されている。鳥肉移送ライン4に沿って移
送される鳥肉10の最終洗浄が行なわれる最終冷却洗浄
槽32内には、導管6から冷却されかつ殺菌された清水
が連続的に導入される。最終冷却洗浄槽32とその前に
配置された冷却洗浄槽2及び冷却洗浄槽2とその前に配
置された最前の冷却洗浄槽30とは、それぞれ導管34
及び36を介して互いに直列に連結されている。最前の
冷却洗浄槽30には汚水を槽外に排出する排出管12が
接続されている。排出管12の端部は、前記氷蓄熱槽1
4の上部からその内部に向かって開口している。したが
って、導管6から最終冷却洗浄槽32内に導入された冷
却洗浄水は、導管34、冷却洗浄槽2、導管36及び冷
却洗浄槽30の順に鳥肉10の移送方向に対して逆方向
である図2の左から右に流れ、最前の冷却洗浄槽30か
ら汚水として槽外の氷蓄熱槽14内に排出される。
【0020】トランスファチェーン7は、ハンガ8によ
って吊り下げられて移送される鳥肉10が冷却洗浄槽3
0の手前の上方から徐々に降下し、冷却洗浄槽30内の
冷却内に浸漬されて移送された後、徐々に上昇して冷却
水から引き上げられ、次いで冷却洗浄槽2及び32の順
に同様な作用が行われ、最終冷却洗浄槽32内の冷却水
内から引き上げられた後、次の処理工程に向かって移送
されるよう構成されている。鳥肉10は、冷却洗浄槽3
0、2及び32内の冷却水内に順次浸漬されて移送され
る過程で冷却されながら三次、二次及び一次の洗浄が遂
行される。
【0021】一次の洗浄が遂行される最前の冷却洗浄槽
30内の汚水は、排出管12から連続的に氷蓄熱槽14
内に導入される。先に説明したように、氷蓄熱槽14内
には、冷凍サイクル(氷蓄熱システム)16中の氷生成
用の蒸発器18が設置され、また、氷蓄熱槽14と最終
冷却洗浄槽32の前に配置された冷却洗浄槽2との間に
は氷搬送管20が配置されている。氷搬送管20の一端
は氷蓄熱槽14内に開口し、他端は冷却洗浄槽2の上部
からその内部に向かって開口している。22は氷搬送管
20の上流位置に設置された氷搬送用のポンプ、24は
氷搬送管20の、ポンプ22の下流側に設けられた氷/
水分離器である。
【0022】冷凍サイクル16が作動すると、前記した
ように蒸発器18の製氷作用によって氷蓄熱槽14内に
導入された汚水の一部から氷28が生成される。生成さ
れた氷28は温熱冷媒により蒸発器18から脱氷させら
れ、氷蓄熱槽14の上部に浮上する。
【0023】前記ポンプ22を作動させると、氷蓄熱槽
14の上部に浮上した氷28は氷/水分離器24により
IPFを調整した後、氷搬送管20を介して搬送され、
氷洗浄槽2内に回収される。最終冷却洗浄槽32内に導
入された冷却水は最前の氷蓄熱槽30に向かって流れ、
徐々にその温度は上昇する傾向にある。しかしながらこ
の構成によれば、最終冷却洗浄槽32の前の冷却洗浄槽
2内に前記氷28が回収されるので、最前の氷蓄熱槽3
0に向かって流れる冷却水は冷却洗浄槽2において改め
て冷却される。したがって冷却水の温度は逆に低下させ
られると共に氷28の融解により浄化させられる。その
結果、鳥肉の冷却効果が一層向上されると共に一層清潔
な洗浄が遂行される。又本実施例においては最終冷却洗
浄槽32の上流側の中間冷却洗浄槽2内に前記氷を投入
するようにしている為に、前記蓄熱槽で生成された氷を
蓄熱槽14内の汚水を利用して搬送する場合でも最終冷
却洗浄槽内には汚水が投入されず、汚水/氷の投入によ
っても食肉の汚れにつながらない。
【0024】氷蓄熱槽14内の汚水のうち凍結しない残
された汚水は、濃縮される。濃縮された汚水は氷蓄熱槽
14に設けられた排出管29を介して槽外へ下水として
排出される。これにより汚水の処理量が低減され、汚水
処理設備が縮小されるので、汚水処理費用が低減され
る。
【0025】次に、前記した食肉用冷却洗浄槽の汚水回
収システムに適用される冷凍サイクル(氷蓄熱システ
ム)16を、図3及び図4を参照して詳細に説明する。
図4において、40はガス冷媒を圧縮する圧縮機、42
は圧縮機40を駆動する電動モータ、44はこの加圧ガ
ス冷媒を冷却空気等により冷却して液化させる凝縮器、
46はレシーバである。
【0026】14は前記氷蓄熱槽、18a、18bは氷
蓄熱槽14内に設けられた蒸発器、48a、48bは膨
張弁、50a、50bは膨張弁48a、48bをバイパ
スするバイパス管路52、54に設けられた開閉弁、5
6a、56bは三方弁であって、前記レシーバ46と蒸
発器18a、18bとを接続する冷媒管路58、60に
設けられている。
【0027】前記蒸発器18a、18bは、この実施例
では2個示されているが、これに限定されることなく複
数個設けられ、通常そのうちの1個毎に脱氷動作できる
ように構成されている。すなわちこの実施例において、
蒸発器18aを脱氷動作させる際には、膨張弁48aを
閉、バイパス管路52の開閉弁50aを開、他方の製氷
動作用蒸発器18bへの膨張弁48bを開、バイパス管
路54の開閉弁50bを閉として、蒸発器18aにレシ
ーバ46に貯蔵された温熱の液体冷媒を供給するように
なっている。
【0028】62は液分離器、64a、64bは四方弁
である。また66は四方弁64aと蒸発器18bへの冷
媒管路60の膨張弁48bの上流側とを接続する分岐管
路、68は四方弁64bと蒸発器18aへの冷媒管路5
8の膨張弁48aの上流側とを接続する分岐管路、70
は前記四方弁64a、64bと液分離器62とを接続す
る分岐管路である。
【0029】72は脱水動作中の蒸発器18aと前記四
方弁64aとを接続する冷媒管路、74は製氷動作中の
蒸発器18bと前記四方弁64bとを接続する冷媒管路
である。76は圧縮機40出口と凝縮器44とを接続す
るガス冷媒管路、78、80は該ガス冷媒管路76から
分岐されて三方弁56a、56bに夫々接続されるホッ
トガス用の冷媒管路である。
【0030】また前記液分離器62の内部には圧縮機4
0出口のガス冷媒管路76から分岐された冷媒管路82
が接続され、液分離器62内の上部空間は管路84を介
して凝縮器44に接続され、さらに、液分離器62の下
部は管路86を介してレシーバ46に接続されている。
【0031】前記氷蓄熱槽14の内部構成を示す図3に
おいて、12は氷蓄熱槽14の上部空間に連通される前
記排水管、29は前記槽14の下部に連通される前記排
出管であり、前記蒸発器18を構成する蒸発器18a、
18bは槽14の底部に多数並置されている。氷蓄熱槽
14内には排出管12から前記冷却洗浄槽2又は30か
らの汚水が導入される。28はこの汚水から生成された
氷である。
【0032】前記のように構成された冷凍サイクル16
において、蒸発器18aを脱氷動作、蒸発器18bその
他(図示していないが、1個又は複数個設置可能であ
る)を製氷動作させる場合について説明する。図示しな
い弁開閉制御装置により、蒸発器18a(脱水)用の膨
張弁48aは閉、バイパス管路52の開閉弁50aは
開、蒸発器18b(製氷)用の膨張弁48bは開、バイ
パス管路54の開閉弁50bは閉のように開閉操作され
ている。
【0033】凝縮器44により冷却されレシーバ46に
溜まった液体冷媒は、三方弁56a(このときレシーバ
出口管路88と管路58とを連通)、バイパス管路5
2、開閉弁50aを経て氷蓄熱槽14内の蒸発器18a
に導入され、ここで蒸発器18aに生成されている氷2
8と蒸発器18a内の熱交換管を介して接触し、これを
蒸発器18aから脱氷させる。蒸発器18aから脱氷さ
せられた氷28は図3に示されているように、槽14内
を浮上して上方に溜まる。
【0034】脱氷作用により過冷却された冷液媒は管路
72を経て四方弁64aに入る。このとき四方弁64a
は、管路72と分岐管路66及び分岐管路70とを連通
し、圧縮機40への管路90側を遮断するように弁開閉
制御装置(図示せず)により設定されている。
【0035】したがって前記過冷却された液体冷媒は、
一部が分岐管路70を経て液分離器62へ、残部が分岐
管路66を経て製氷動作にある蒸発器18bへの冷媒管
路60へそれぞれ送給される。分岐管路70及び66へ
の流量の分配割合は、前記弁開閉制御装置によって四方
弁64aの通路面積を調整することにより行なう。
【0036】液分離器62には圧縮機40出口のガス冷
媒が管路82を介して導入されているので、該液分離器
40に導入された過冷却冷媒は前記高温高圧のガス冷媒
と混合せしめられる。これによりガス冷媒は冷却されて
その大部分が液化されると共に、過冷却液体冷媒はガス
冷媒と熱交換することによりその一部が蒸発させられ
る。これら混合液冷媒は管路86を経てレシーバ46に
送られる。液化されなかったガス冷媒は液分離器62の
上部から管路84を介して凝縮器44に送られ、ここで
冷却され液化される。
【0037】なお、前記液分離器62においては、前記
過冷却液冷媒との混合により圧縮機40出口のガス冷媒
の全量を液化させることも可能である。この場合は、凝
縮器44への負荷が無くなり、稼働効率がより上昇す
る。
【0038】一方四方弁64aから分岐管路66に導入
された過冷却液体冷媒は冷媒管路60に入って凝縮器4
4からの液体冷媒と合流する。この過冷却液体冷媒との
混合より降温させられた液体冷媒は膨張弁48bを経て
蒸発器18bに導かれ、氷蓄熱槽14内の汚水から気化
熱を奪って該汚水を氷結させる。
【0039】蒸発器18bでの製氷動作により気化され
た冷媒は管路74をへて四方弁64bに到達する。この
とき四方弁64bは、管路74と管路92とを連通し、
分岐管路90及び分岐管路68を遮断するように調整さ
れている。したがって前記ガス化された冷媒は四方弁6
4bから管路92を経て圧縮機40の吸入口に導入さ
れ、次のサイクルに入る。
【0040】なお、蒸発器18aにおける脱氷動作時に
レシーバ46からの液体冷媒の熱量が不足する際には、
三方弁56aを操作して圧縮機40出口の高温、高圧ガ
ス冷媒を管路78を経て管路58中の液体冷媒中に導入
し、これを昇温させる。
【0041】また、蒸発器18bを脱氷動作、蒸発器1
8aを製氷動作とする際には、膨張弁48bを閉、開閉
弁50bを開、膨張弁48aを開、開閉弁50aを閉と
し、凝縮器44から液体冷媒を管路60、バイパス管路
54、開閉弁50b、蒸発器18b、管路74を経て四
方弁64bに導く。
【0042】四方弁64bは、管路74と分岐管路68
及び分岐管路70とを連通し、管路90を遮断するよう
に開閉制御されている。
【0043】したがって四方弁64bを経た過冷却液体
冷媒の一方は、分岐管路70を経て液分離器62に導入
され、前記と同様に圧縮機40出口のガス冷媒と混合さ
せられ、他方は分岐管路68を経て管路58内の液体冷
媒と合流し、膨張弁48aを経て蒸発器18aに導入さ
れ、前記と同様に製氷動作を行なう。
【0044】以上説明した冷凍サイクル(氷蓄熱システ
ム)16はそれ自体新規な発明をなし、その第1の特徴
とするところは、蒸発器における脱氷作用によって過冷
却状態となった冷媒を圧縮機出口の冷媒に混入させれば
凝縮器の冷却エネルギすなわち負荷を低減させうること
に着目し、圧縮機から吐出されたガス冷媒を冷却して液
化する凝縮器と氷蓄熱槽内に複数個設けられて前記凝縮
器から膨張弁を経た冷媒を蒸発させて前記氷蓄熱槽内に
導入された原水(前記実施例においては冷却洗浄槽2又
は30から導入された汚水)から氷を生成する蒸発器
と、前記凝縮器の液冷媒出口から前記膨張弁をバイパス
して前記蒸発器に接続される脱氷液体冷媒管路とを備え
た冷凍サイクルにおいて、前記膨張弁をバイパスして脱
氷工程にある蒸発器通過により奪熱された液冷媒と前記
圧縮機出口のガス冷媒とを混合して該液冷媒によりガス
冷媒を冷却する液分離器を設けたことである。
【0045】またこの冷凍サイクル16は、前記の構成
に加えて、前記脱氷工程にある蒸発器の冷媒出口を分岐
して、一方の分岐管路を前記液分離器に接続し、他方の
分岐管路を製氷工程にある他の蒸発器への冷媒管路の膨
張弁上流側管路に接続したことを第2の特徴としてい
る。
【0046】以上のようにこの実施例に係る冷凍サイク
ル16にあっては、脱氷動作を行なう側の蒸発器18a
を経た過冷却状態にある液体冷媒を、液分離器62にて
圧縮機40から吐出された高温、高圧のガス冷媒と混合
させるので、該液分離器62が凝縮器の機能を果たし、
運転条件によっては、圧縮機40出口のガス冷媒のほぼ
全量を液化させることができるので、凝縮器44の負荷
が大きく低減される(負荷をほぼゼロとしうる)。これ
により冷凍サイクルの稼働コストが大幅に低減される。
【0047】また、弁の開閉を切り換えるのみで製氷と
脱氷とを連続的に行なうことができ、高圧の冷媒液によ
り脱氷作用をさせているので脱氷作用のためのエネルギ
損失はない。
【0048】したがって、以上のように構成された冷凍
サイクルを、本発明に係る前記食肉用冷却洗浄槽の汚水
回収システムに適用した場合には、該システム全体の稼
働効率が向上すると共に、稼働コストが大幅に低減され
る。
【0049】以上、本発明による食肉用氷洗浄槽の汚水
回収システムを実施例について説明したが、本発明は前
記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸
脱することなく種々の変形あるいは修正が可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、食肉の冷却洗浄槽内の
汚水を氷蓄熱槽内に導入して氷を生成し、この氷を冷却
洗浄槽内に回収すると共に氷蓄熱槽内に残る濃縮された
汚水を下水として排出するようになされているので、食
肉の冷却洗浄槽内の汚水の一部を浄化して回収・再利用
すると共に汚水の処理量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された食肉用氷洗浄槽の汚
水回収システムの第1の実施例を示す概略図。
【図2】本発明に従って構成された食肉用氷洗浄槽の汚
水回収システムの第2の実施例を示す概略図。
【図3】前記各実施例に使用される氷蓄熱槽の斜視概略
図。
【図4】前記氷蓄熱槽を含む冷凍サイクルの実施例を示
す構成図(系統図)。
【符号の説明】
2 冷却洗浄槽 4 鳥肉移送ライン 10 鳥肉 12 排出管 14 氷蓄熱槽 16 冷凍サイクル(氷蓄熱システム) 18 蒸発器 20 氷搬送管 22 ポンプ 28 氷 29 排出管 30 最前の冷却洗浄槽 32 最終冷却洗浄槽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送される食肉を冷却しながら洗浄する
    ための冷却洗浄槽と、冷凍サイクル中の氷生成用の蒸発
    器が内部に設置された氷蓄熱槽とを備え、 前記冷却洗浄槽内の汚水を前記氷蓄熱槽内に導入してこ
    の汚水から氷を生成し、この氷を前記冷却洗浄槽内に回
    収すると共に前記氷蓄熱槽内に残る濃縮された汚水を下
    水として排出することを特徴とする食肉用冷却洗浄槽の
    汚水回収システム。
  2. 【請求項2】 前記冷却洗浄槽を含む複数の冷却洗浄槽
    が配列され、前記冷却洗浄槽のうち最終冷却洗浄槽の上
    流側に配列された前記冷却洗浄槽内に、前記氷蓄熱槽内
    で生成された氷が投入される請求項1記載の食肉用冷却
    洗浄槽の汚水回収システム。
JP20176095A 1995-07-14 1995-07-14 食肉用冷却洗浄槽の汚水回収システム Expired - Fee Related JP3618410B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20176095A JP3618410B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 食肉用冷却洗浄槽の汚水回収システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20176095A JP3618410B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 食肉用冷却洗浄槽の汚水回収システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0923810A true JPH0923810A (ja) 1997-01-28
JP3618410B2 JP3618410B2 (ja) 2005-02-09

Family

ID=16446489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20176095A Expired - Fee Related JP3618410B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 食肉用冷却洗浄槽の汚水回収システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3618410B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034023A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Mayekawa Mfg Co Ltd 食鳥屠体の冷却方法及び装置
JP2009292817A (ja) * 2000-12-15 2009-12-17 Ecolab Inc 家禽類を処理する際に洗浄する方法及び組成物
CN103651724A (zh) * 2013-11-27 2014-03-26 河南中宏康馨农业有限公司 一种禽类屠宰生产线用运输、清洗系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009292817A (ja) * 2000-12-15 2009-12-17 Ecolab Inc 家禽類を処理する際に洗浄する方法及び組成物
JP2009034023A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Mayekawa Mfg Co Ltd 食鳥屠体の冷却方法及び装置
CN103651724A (zh) * 2013-11-27 2014-03-26 河南中宏康馨农业有限公司 一种禽类屠宰生产线用运输、清洗系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3618410B2 (ja) 2005-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102642975B (zh) 火电厂闪蒸联合冷冻海水淡化系统
US3714791A (en) Vapor freezing type desalination method and apparatus
JPWO1999013279A1 (ja) 冷凍装置の配管洗浄装置および配管洗浄方法
US4226089A (en) Waste heat recovery device
JP3618410B2 (ja) 食肉用冷却洗浄槽の汚水回収システム
CN108981241A (zh) 一种翅片顶排管束式冷库蒸发器及其融霜水收集装置
KR102101393B1 (ko) 냉,온열 통합 축열시스템
CN217048199U (zh) 车辆及其冷凝水管理系统
CN211625791U (zh) 一种贮能式快速预冷系统
CN222454598U (zh) 一种制冰机和净水器二合一机组
CN223892476U (zh) 用于废水蒸发结晶系统的冲洗水管路结构
CN220728585U (zh) 一种热回收式冷凝装置
CN219045832U (zh) 管道结构及冰箱
JPH0561539B2 (ja)
JPH0120621Y2 (ja)
JP3225187B2 (ja) 溶剤回収装置
JPH0842878A (ja) 氷蓄熱システム
KR100189625B1 (ko) 냉장고의 제상장치(除霜裝置) 및 방법
CN213433759U (zh) 一种双流程预冷回热式冷干机
CN215176177U (zh) 一种快速除冰的溶液冷冻再生装置
CN212158276U (zh) 利用液化气体冷量冷却压缩空气的冷量回收装置
KR100194432B1 (ko) 제상장치
CN2477641Y (zh) 冷媒过滤机
RU1808077C (ru) Домашний холодильник
JP2000093131A (ja) 濃縮装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040325

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041110

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees