JPH09238215A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH09238215A
JPH09238215A JP8259905A JP25990596A JPH09238215A JP H09238215 A JPH09238215 A JP H09238215A JP 8259905 A JP8259905 A JP 8259905A JP 25990596 A JP25990596 A JP 25990596A JP H09238215 A JPH09238215 A JP H09238215A
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昭一郎 吉浦
Hidetomo Nishiyama
英知 西山
Masakatsu Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対的に低機能となった画像形成装置の買い
替えを不要とし、使用者の経済的負担を軽減する。 【解決手段】 デジタル複写機において、使用者により
画像処理についての指令が入力部に入力されると(S1
・S2・S5)、デジタル複写機の制御部は、原稿の画
像情報をホストコンピュータに出力する。ホストコンピ
ュータは、入力された画像情報に所定の画像処理を施し
(S10)、この処理済の画像情報を転送装置を通じて
デジタル複写機に出力する(S12)。デジタル複写機
の制御部は、処理済の画像情報を画像記録部に供給し、
画像記録部はその画像情報に基づいて可視像を形成する
(S14)。これにより、必要な画像処理機能をホスト
コンピュータのみに備えさえすれば、各デジタル複写機
の買い替えが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に対する
画像処理機能を備えたコンピュータ装置等の画像処理装
置と、画像情報をプリントアウトするデジタル複写機等
の画像形成装置とを備え、これら両者が、通信回線等に
よる両者間での画像情報の転送を行う転送装置にて接続
されている画像形成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在商品化されている画像形成装置とし
ての例えばデジタル複写機は、原稿画像を複写処理する
場合、その原稿画像を画像読み取り部にて読み取り、読
み取った原稿画像に対し、指定された画像処理を画像処
理部にて施し、その画像情報を記録部にてプリントアウ
トするものである。従って、このようなデジタル複写機
では、そのデジタル複写機が備えている画像処理機能の
みを利用して、用紙上に画像を得るものとなる。
【0003】一方、近年においては、複数の画像記録装
置等のネットワーク化が提案されている。例えば特開昭
53−116834号には、複数の画像読取り装置と複
数の画像記録装置とが1個の制御部を介して接続された
構成が開示されている。この構成では、何れかの画像読
取り装置にて読み取られた原稿画像が何れかの画像記録
装置にてプリントアウトされる。このような構成では、
画像読取り装置での原稿の交換等による画像記録装置の
待機時間を短縮できるようになっている。
【0004】また、特開昭61−198958号には、
画像読取り部と画像記録部とを備えた複数の複写機が制
御装置に接続されている画像形成システムが開示されて
いる。この画像形成システムでは、設定された原稿複写
モードに応じて、記録すべき画像信号が複数の複写機へ
分散して供給され、これら複写機にて複写動作が並行し
て行われるようになっている。
【0005】また、特開平1−285977号には、画
像読み取り部にて読み取った画像情報が複写処理を行っ
て良いものか否か、つまり複製を禁じられているものか
否かを判定する判定手段を画像処理部に追加し、原稿画
像を複写処理する際にその判定手段の出力に基づいて複
写出力を制御する機能が備えられているものが開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の画像
形成システムでは以下のような問題点を有している。例
えばデジタル複写機における各種の画像処理機能はソフ
トウェアーに依存している。一方、近年における上記ソ
フトウェアーの開発の進歩は目ざましく、デジタル複写
機においては、短期間のうちに画像処理機能が高機能化
され、また従来にない機能を付加した複写機が新たに商
品化されている。このため、例えば所望の画像処理機能
を有するデジタル複写機を購入した場合、このデジタル
複写機は、購入時点においてたとえ最高の画像処理機能
を有するものであっても、短期間のうちに相対的に低機
能のものとなってしまう。
【0007】この場合、購入済のデジタル複写機につい
て、その複写機が備えている機能以上の機能をその複写
機に望むことはできず、さらなる高機能あるいは新規の
機能を必要とする場合には、複写機の買い替えが必要と
なる。これは、使用者にとって経済的に大きな負担を強
いるものであり、また、メーカーにとって時代にあった
商品を提供していく以上、必ずつきまとう問題となって
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明の画像形成システムは、少なくと
も一台の画像形成装置および画像処理装置と、これら両
者に相互通信を行わせて情報を両者間で転送する転送装
置とを備え、前記画像形成装置は、画像情報に基づいて
可視像を形成する画像記録部と、画像処理についての指
令を入力するための入力部と、この入力部からの画像処
理装置にて画像処理を行うことを指示する指令に基づい
て、画像情報を画像処理装置に出力する一方、画像処理
装置にて処理された画像情報を前記画像記録部に供給す
る制御部とを備え、前記画像処理装置は、転送装置を介
して入力された画像情報に所定の画像処理を施し、この
画像情報を前記転送装置を通じて画像形成装置に出力す
るものであることを特徴としている。
【0009】上記の構成によれば、画像形成装置におい
て、使用者により画像処理についての指令が入力部に入
力されると、制御部は、例えば画像形成装置が備える画
像読取り部にて読み取られた原稿の画像情報を画像処理
装置に出力する。この画像情報は転送装置を介して画像
処理装置に入力される。画像処理装置は、入力された画
像情報に対して所定の画像処理を施し、この処理済の画
像情報を転送装置を通じて画像形成装置に出力する。処
理済の画像情報が画像形成装置に入力されると、画像形
成装置の制御部は、その画像情報を画像記録部に供給す
る。この画像記録部では、前記画像情報に基づいて可視
像を形成する。
【0010】上記のように、本画像形成システムでは、
画像処理を画像処理装置に依頼することができるので、
画像処理装置に多数の画像形成装置が転送装置を介して
接続されている場合において、各画像形成装置が個々に
所定の画像処理機能を備える必要がない。従って、各画
像形成装置が備えるものよりもさらに高機能あるいは新
規の画像処理機能が開発され、これを必要とする場合で
あっても、前記画像処理機能を画像処理装置のみに備え
さえすれば、各画像形成装置の買い替えが不要となる。
これにより、画像形成装置を使用する使用者の経済的負
担を軽減することができる。
【0011】また、請求項2の発明の画像形成システム
は、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装置
と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で転
送する転送装置とを備え、前記画像形成装置は、画像情
報に対して所定の画像処理を行う画像処理部と、画像情
報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、画像処理
についての指令を入力するための入力部と、この入力部
にて指定された画像処理の種類に応じ、画像情報に対す
る画像処理を画像形成装置の画像処理部と画像処理装置
との何れで行うかを選択し、画像形成装置での処理を選
択したときに、画像情報を画像形成装置の画像処理部に
供給するとともに、ここで処理された画像情報を画像記
録部に供給する一方、画像処理装置での処理を選択した
ときに、画像情報を画像処理装置に出力するとともに、
画像処理装置にて処理された画像情報を前記画像記録部
に供給する制御部とを備え、前記画像処理装置は、転送
装置を介して入力された画像情報に所定の画像処理を施
し、この画像情報を前記転送装置を通じて画像形成装置
に出力するものであることを特徴としている。
【0012】上記の構成によれば、画像形成装置におい
て、使用者により画像処理についての指令が入力部に入
力されると、制御部は、例えば画像形成装置が備える画
像読取り部にて読み取られた原稿の画像情報に対する画
像処理を画像形成装置の画像処理部と画像処理装置との
何れで行うかを、前記入力部にて指定された画像処理の
種類に応じて選択する。このときに、制御部は、画像処
理装置での処理を選択すると、前記画像情報を画像処理
装置に出力する。これにより、請求項1の構成による作
用にて説明したように、前記画像情報が画像処理装置に
て処理され、この処理済画像情報に基づいて、画像形成
装置の画像記録部により可視像が形成される。
【0013】一方、制御部は、画像形成装置での処理を
選択すると、前記画像情報を画像形成装置の画像処理部
に供給する。この画像処理部は、前記画像情報に対して
所定の画像処理を施し、この処理済の画像情報を画像記
録部に出力する。この画像記録部では、前記画像情報に
基づいて可視像を形成する。
【0014】上記のように、本画像形成システムでは、
請求項1の構成による作用に加えて、入力部にて指定さ
れた画像処理の種類に応じ、画像処理を画像処理装置と
画像形成装置の画像処理部との何れで行うかを選択する
ようになっている。従って、画像処理装置のみが備える
画像処理機能が選択された場合には、画像処理装置での
処理を当然選択する。一方、例えば画像形成装置の画像
処理部と画像処理装置との両者が備えている画像処理機
能が入力部にて指定された場合には、そのときの状況に
適した側で処理を行うように設定することができる。
【0015】この場合、例えば、無条件に画像形成装置
側での処理を選択し、画像処理装置の使用に伴うサービ
ス料および回線使用料等の費用を節減する構成とするこ
とができる。また、例えば、指定された画像処理が簡単
なもので短時間で処理可能なものであれば、処理速度が
遅い画像形成装置での処理を選択する一方、指定された
画像処理が複雑で処理に長時間を要するものであれば、
処理速度が速い画像処理装置での処理を選択する構成と
することができる。さらに、この構成に例えば処理の緊
急度に応じて何れかを選択する構成を加えることができ
る。
【0016】従って、本画像形成システムでは、上記の
構成により、指定された画像処理に応じて、画像形成装
置の画像処理部と画像処理装置とのうちの適切な側で処
理を行うことができる。
【0017】また、請求項3の発明の画像形成システム
は、請求項1または2の発明の画像形成システムにおい
て、前記画像処理装置が、行い得る画像処理の種類を示
す情報を出力可能であるとともに、画像形成装置からの
制御信号により指定された画像処理を行うものであり、
前記画像形成装置が表示部を有し、画像形成装置の前記
制御部が、前記転送装置を通じて得られる画像処理装置
からの情報に基づいて、画像処理装置が行い得る画像処
理の種類を前記表示部に表示させるとともに、前記入力
部にて指定された種類の画像処理を行うことを指令する
制御信号を前記画像情報と共に転送装置を通じて画像処
理装置に出力するものであることを特徴としている。
【0018】上記の構成によれば、画像処理装置からこ
の装置が行い得る画像処理の種類を示す情報が出力さ
れ、この情報を転送装置を通じて画像形成装置が受信す
ると、画像形成装置の制御部は、前記情報に基づいて画
像処理装置が行い得る画像処理の種類を表示部に表示さ
せる。また、前記制御は、表示部での表示に基づいて、
使用者により入力部にて所定の画像処理が指定される
と、その画像処理を行うことを指令する制御信号を画像
情報と共に転送装置を通じて画像処理装置に出力する。
これにより、前述のようにして画像処理部にて画像処理
が行われる。
【0019】このような動作により、画像形成装置の使
用者においては、画像処理装置が備える画像処理機能
を、使用しようとする画像形成装置上において目視によ
り容易に知ることができる。従って、使用者による画像
処理機能の選択が容易となり、システムの利便性が向上
する。
【0020】また、請求項4の発明の画像形成システム
は、請求項3の発明の画像形成システムにおいて、前記
画像処理装置が、行い得る画像処理の種類が変更された
ときに、この変更内容を前記転送装置を通じて画像形成
装置に出力するものであることを特徴としている。
【0021】上記の構成によれば、画像処理装置が備え
る画像処理の種類が、例えば追加、入れ換えにより高機
能のものに変更されたとき、画像形成装置は、この変更
を表示部の表示により知ることができる。従って、使用
者は、その時点において最適な画像処理機能を適切に選
択することができ、システムの利便性が向上する。
【0022】また、請求項5の発明の画像形成システム
は、請求項1または2の発明の画像形成システムにおい
て、少なくとも前記画像処理装置が画像情報を記憶する
記憶部を備え、前記画像形成装置の制御部が、画像情報
を前記転送装置を通じて画像処理装置の記憶部に転送し
て記憶させるものであることを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、画像処理装置の記憶
部を利用して画像情報の処理を行うことができる。従っ
て、例えば1台の画像処理装置に多数の画像形成装置が
転送装置を介して接続されているような構成において、
画像形成装置が例えば数ライン分の作業用のメモリ、あ
るいは数ページ分のデータを記憶可能なページメモリし
か備えていないような場合であっても、画像処理装置の
みが大容量の記憶部、即ちメモリを備えていれば、各画
像形成装置に大容量メモリを備えることなく、大容量メ
モリが必要な例えば電子RDHのような処理を行うこと
ができる。尚、電子RDHは、例えば10ページ分の原
稿の画像データを全て一旦メモリに記憶しておき、メモ
リから各ページの画像データを順次呼び出し、これを繰
り返して20部複写するといった処理である。
【0024】また、本画像形成システムにおいては、画
像形成装置が数ページ分のデータを記憶可能なページメ
モリを備えている場合に、このページメモリと画像処理
装置の大容量メモリとの併用もでき、さらに大容量の記
憶容量を有する処理が可能となる。
【0025】また、請求項6の発明の画像形成システム
は、請求項1または2の発明の画像形成システムにおい
て、前記画像形成装置と画像処理装置とが画像情報を記
憶する記憶部を備え、前記画像形成装置の制御部が、画
像情報を画像形成装置の記憶部に記憶させる一方、この
記憶部の記憶容量が不足するときに、画像情報を前記転
送装置を通じて画像処理装置の記憶部に転送して記憶さ
せるものであることを特徴としている。
【0026】上記の構成によれば、請求項5の構成によ
る作用に加えて、画像処理装置の記憶部を使用する前
に、先ず、画像形成装置側の記憶部を使用するので、画
像処理装置と画像形成装置との間の画像情報の転送時間
を削除、あるいは削減することができるので、画像情報
の処理速度を向上することができる。
【0027】また、請求項7の発明の画像形成システム
は、請求項1、2、5または6の発明の画像形成システ
ムにおいて、前記画像形成装置が表示部を備え、前記画
像形成装置の制御部が、画像処理装置を使用しようとす
るときにこの状態を前記表示部に表示させ、前記入力部
により画像処理装置を使用する指令が入力されたとき
に、画像処理装置を使用しての処理を行わせる一方、前
記入力部により画像処理装置を使用する指令が入力され
ないときに、画像処理装置を使用しての処理を禁止する
ものであることを特徴としている。
【0028】上記の構成によれば、画像処理装置が使用
されようとするときには、この状態が画像形成装置の表
示部に表示される。そして、使用者により、画像処理装
置の使用を指令する入力が入力部にて行われた場合に
は、画像処理装置を使用しての処理が行われる一方、上
記入力が行われない場合には、画像処理装置が使用され
ない。これにより、使用者は、画像処理装置を使用して
の処理が行われる場合に、これを確認することができ
る。
【0029】即ち、画像処理装置を使用した処理では、
通常、画像処理装置の使用料や転送装置を構成する回線
の使用料が必要となる場合がある。また、画像形成装置
と画像処理装置との間で画像情報の送受信を行うことに
より、処理に長時間を要する場合もある。従って、画像
処理装置を使用しようとする場合に、これを使用者に確
認しておく必要があり、本画像形成システムではこれが
可能となる。
【0030】また、請求項8の発明の画像形成システム
は、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装置
と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で転
送する転送装置と、適否判定装置とを備え、前記画像形
成装置は、表示部と、画像情報に基づいて可視像を形成
する画像記録部と、画像処理についての指令を入力する
ための入力部と、この入力部からの画像処理装置にて画
像処理を行うことを指示する指令に基づいて、画像情報
を画像処理装置に出力する一方、前記処理済画像情報を
前記画像記録部に供給する制御部とを備え、前記画像処
理装置は、転送装置を介して入力された画像情報に所定
の画像処理を施し、この画像情報を前記転送装置を通じ
て画像形成装置に出力するものであり、適否判定装置
は、画像処理装置にて処理された処理済画像情報を画像
処理装置への処理依頼元の画像形成装置の画像記録部で
処理することの適否を判定するとともに、この判定結果
を前記表示部に表示させるものであることを特徴として
いる。
【0031】上記の構成によれば、使用者により画像処
理についての指令が画像形成装置の入力部に入力される
と、請求項1の構成による作用において説明したよう
に、画像情報は、画像形成装置から画像処理装置に発送
され、所定の画像処理を画像処理装置にて受ける。ここ
で処理された画像情報は、画像形成装置に返送され、そ
の画像記録部により可視像として出力される。
【0032】一方、適否判定装置は、画像処理装置にて
処理された処理済画像情報を画像処理装置への処理依頼
元の画像形成装置の画像記録部で処理することの適否を
判定し、この判定の結果を画像形成装置の表示部に表示
させる。
【0033】上記の構成によれば、例えば画像処理依頼
元の画像形成装置における画像記録部での記録能力を超
えた画像処理が画像処理装置にて行われた場合に、この
事態を使用者に知らせて警告することができる。
【0034】また、請求項9の発明の画像形成システム
は、請求項8の発明の画像形成システムにおいて、前記
画像形成装置が1台の画像処理装置に対して複数台接続
され、前記適否判定装置は、処理依頼元の画像形成装置
に対して不適当との判定を行ったとき、前記処理済画像
情報の処理に適する画像記録部を備えた好適画像形成装
置を前記判定動作を行いながら検索するとともに、この
好適画像形成装置が存在するときに、前記処理済画像情
報をその好適画像形成装置に転送して処理させるもので
あることを特徴としている。
【0035】上記の構成によれば、画像処理依頼元の画
像形成装置の画像記録部が画像処理装置での処理済画像
情報を可視像として出力するのに不適当である場合、さ
らに適否判定装置により、前記処理済画像情報の処理に
適する画像記録部を備えた好適画像形成装置が検索され
る。そして、この好適画像形成装置が存在するときに、
前記処理済画像情報がその好適画像形成装置に転送され
て処理される。このような動作により、所望の画像処理
が行われた画像を得る場合に、良好な画像を得ることが
できる。
【0036】また、請求項10の発明の画像形成システ
ムは、請求項8または9の発明の画像形成システムにお
いて、前記適否判定装置が、画像記録部における記録密
度に基づいて、前記処理済画像情報をその画像形成装置
の画像記録部で処理することの適否を判定するものであ
ることを特徴としている。
【0037】上記の構成によれば、使用者が所望する画
像を適正な記録密度で再現することができる。
【0038】また、請求項11の発明の画像形成システ
ムは、請求項8または9の発明の画像形成システムにお
いて、前記適否判定装置が、前記処理済画像情報を画像
記録部で記録するのに必要な用紙サイズと、画像形成装
置が使用可能な最大用紙サイズとに基づいて、前記処理
済画像情報をその画像形成装置の画像記録部で処理する
ことの適否を判定するものであることを特徴としてい
る。
【0039】上記の構成によれば、使用者が所望する画
像を用紙上に確実に再現することができる。即ち、処理
済画像情報を適切に再現することができる画像記録部を
備えている画像形成装置であっても、処理済画像情報を
可視像として出力するのに必要なサイズの用紙を使用す
ることができなければ、その画像を確実に用紙上に再現
することができない。本画像形成システムではこのよう
な事態が生じるのを防止している。
【0040】また、請求項12の発明の画像形成システ
ムは、請求項8または9の発明の画像形成システムにお
いて、前記適否判定装置が、前記処理済画像情報を画像
記録部で記録するのに必要な用紙サイズと、前記画像記
録部に供給可能なものとして画像形成装置が備えている
用紙サイズとに基づいて、前記処理済画像情報をその画
像形成装置の画像記録部で処理することの適否を判定す
るものであることを特徴としている。
【0041】上記の構成によれば、使用者が所望する画
像を用紙上に確実に再現することができ、かつ画像処理
装置が画像形成装置への用紙の補給を待って待機する事
態を防止することができる。即ち、処理済画像情報を適
切に再現することができる画像記録部を備えている画像
形成装置であっても、処理済画像情報を可視像として出
力するのに必要なサイズの用紙が備えられていなけれ
ば、その画像を他のサイズの用紙に出力した場合、用紙
上に確実に再現することができない。また、画像を用紙
上に出力しようとする時点において、必要なサイズの用
紙がその画像形成装置にセットされていなければ、上記
画像を直ぐに出力することができず、使用者による用紙
の補給を待たなければならない。本画像形成システムで
はこのような事態が生じるのを防止している。
【0042】また、請求項13の発明の画像形成システ
ムは、請求項8または9の発明の画像形成システムにお
いて、前記適否判定装置が、前記画像形成装置が画像記
録部による記録動作が可能な状態であるか否かに基づい
て、前記処理済画像情報をその画像形成装置の画像記録
部で処理することの適否を判定するものであることを特
徴としている。
【0043】上記の構成によれば、画像形成装置が記録
動作可能な状態へ復帰するのを待って画像処理装置が待
機する事態を防止し、かつ所望の画像を用紙上へ迅速に
出力することができる。即ち、処理済画像情報を適切に
再現することができる画像記録部を備えている画像形成
装置であっても、その画像形成装置が、例えば紙詰まり
状態、定期点検中、電源OFF状態、あるいはその他の
記録動作が可能でない状態であれば、直ぐに記録動作を
行うことができず、画像処理装置は記録動作可能な状態
への画像記録装置の復帰を待たなければならない。本画
像形成システムではこのような事態が生じるのを防止し
ている。
【0044】また、請求項14の発明の画像形成システ
ムは、請求項1または2の発明の画像形成システムにお
いて、前記画像処理装置が、転送装置を介して入力され
た画像情報に対して画像処理を行うことの適否を画像情
報に基づいて判定する画像情報適否判定部と、この画像
情報適否判定部の判定結果が不適となった場合に、前記
画像形成装置に対して画像情報の再送を要求する制御部
とを備えているものであることを特徴としている。
【0045】上記の構成によれば、前記画像処理装置に
おいて、画像情報適否判定部により、転送装置を介して
入力された画像情報に対して画像処理を行うことが不適
と判定された場合、画像処理装置の制御部は画像形成装
置に対して画像情報の再送を要求する。この要求に応じ
て、画像形成装置から画像処理装置に画像情報が再送さ
れると、画像処理装置では再送された画像情報に対して
画像処理を行う。この処理済の画像情報は、画像形成装
置に返送され、前述のように、画像として出力される。
【0046】このような動作により、本画像形成システ
ムでは、画像処理を行うことが不適当な画像情報に対す
る画像処理装置での無駄な画像処理動作を事前に防止す
ることができる。
【0047】また、請求項15の発明の画像形成システ
ムは、請求項14の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像情報適否判定部が、画像情報の質に基づいて判
定するものであることを特徴としている。
【0048】上記の構成によれば、例えば転送装置が含
む通信回線の状態が悪く、ノイズなどが画像情報に混入
して画像情報の質が低下した場合、このような画像情報
に対する画像処理装置での無駄な画像処理動作を事前に
防止することができる。
【0049】また、請求項16の発明の画像形成システ
ムは、請求項1または2の発明の画像形成システムにお
いて、前記画像形成装置が、画像処理装置を経て得られ
た処理済画像情報の状態を使用者が確認してその適否を
前記画像形成装置の制御部に入力するための情報確認部
を備え、前記画像形成装置の制御部が、前記情報確認部
から処理済画像情報についての適入力が得られたとき、
処理済画像情報を画像記録部に供給する一方、前記情報
確認部から処理済画像情報についての不適入力が得られ
たとき、再度画像処理を行うことを要求する再画像処理
要求情報と共に画像情報を再度画像処理装置に出力する
ものであり、前記画像処理装置が、画像形成装置からの
再画像処理要求情報に基づいて、入力された画像情報に
所定の画像処理を再度施すものであることを特徴として
いる。
【0050】上記の構成によれば、画像形成装置の情報
確認部にて、使用者が、画像処理装置での処理済画像情
報の状態を確認し、その画像情報が適当であると入力す
ると、その画像情報は、画像記録部により可視像として
出力される。
【0051】一方、使用者が、上記画像情報が不適当で
あると入力すると、画像形成装置の制御部は、再画像処
理要求情報と共に画像情報を再度画像処理装置に出力す
る。画像処理装置は、上記再画像処理要求情報に基づい
て、入力された画像情報に所定の画像処理を施し、画像
形成装置に返送する。画像形成装置では、画像処理装置
から返送されて来た上記画像情報に基づいて可視像を形
成する。
【0052】上記のように、本画像形成システムでは、
情報確認部にて画像処理済の画像情報を確認することが
でき、かつこの確認を行ったときに、不適当な画像情報
については、画像処理装置に画像情報を再送し、再度画
像処理を依頼することができるようになっている。従っ
て、質の低い画像情報等の不適当な画像情報を画像形成
装置から無駄に可視像として出力する事態を防止するこ
とができる。
【0053】また、請求項17の発明の画像形成システ
ムは、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装
置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で
転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、前記画像
形成装置は、画像情報に基づいて可視像を形成する画像
記録部と、画像処理についての指令を入力するための入
力部と、この入力部からの画像処理装置にて画像処理を
行うことを指示する指令に基づいて、画像情報を画像処
理装置に出力する一方、画像処理装置にて処理された画
像情報を前記画像記録部に供給する制御部とを備え、前
記画像処理装置は、転送装置を介して入力された画像情
報に所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送装
置を通じて処理依頼元の画像形成装置に出力するもので
あり、前記経歴管理装置は、前記画像処理装置により行
われた画像処理内容を処理依頼元の画像形成装置に対応
する履歴情報として記憶するものであることを特徴とし
ている。
【0054】上記の構成によれば、使用者により画像処
理についての指令が画像形成装置の入力部に入力される
と、請求項1の構成による作用において説明したよう
に、画像情報は、画像形成装置から画像処理装置に発送
され、所定の画像処理を画像処理装置にて受ける。ここ
で処理された画像情報は、画像形成装置に返送され、そ
の画像記録部により可視像として出力される。このと
き、経歴管理装置は、画像処理装置により行われた画像
処理内容を処理依頼元の画像形成装置に対応する履歴情
報として記憶する。
【0055】上記の動作により、本画像形成システムで
は、上記履歴情報に基づいて、画像形成装置がどのよう
な画像処理を画像処理装置に依頼したかなどの情報を管
理することができる。また、画像形成装置による画像処
理装置の利用状況を把握することができる。また、画像
処理装置等の利用が有料である場合に、この利用につい
ての費用の集計が容易である。さらに、各画像処理機能
の利用度合いが分かり、画像処理装置においては、使用
者が要望する画像処理機能についての動向を把握でき、
使用者の要望に沿った画像処理機能の提供が可能とな
る。
【0056】また、請求項18の発明の画像形成システ
ムは、請求項17の発明の画像形成システムにおいて、
前記経歴管理装置が、前記履歴情報の集計機能を有する
ものであることを特徴としている。
【0057】上記の構成によれば、請求項17の構成に
よる作用に加えて、画像処理装置等の利用が有料である
場合において、使用者による画像処理装置の利用状況の
管理が容易になるとともに、使用者への料金請求が容易
となる。
【0058】また、請求項19の発明の画像形成システ
ムは、請求項18の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置が表示部を有し、前記経歴管理装置
が、前記画像処理装置に設けられるとともに、前記履歴
情報を前記転送装置により画像形成装置に転送可能であ
り、前記画像形成装置の制御部が、経歴管理装置から送
られてきた前記履歴情報を前記表示部に表示させるもの
であることを特徴としている。
【0059】上記の構成によれば、経歴管理装置から画
像形成装置には、集計された履歴情報が送られ、画像形
成装置はこの情報を表示部に表示する。従って、使用者
は、表示部の表示により履歴情報が送られて来たことを
知ることができ、また画像処理装置の利用状況や利用料
金の確認を容易に行うことができる。
【0060】また、請求項20の発明の画像形成システ
ムは、請求項18の発明の画像形成システムにおいて、
前記経歴管理装置が、前記画像処理装置に設けられると
ともに、前記履歴情報を前記転送装置により画像形成装
置に転送可能であり、前記画像形成装置の制御部が、経
歴管理装置から送られてきた前記履歴情報を可視像化す
べきものとして前記画像記録部に供給するものであるこ
とを特徴としている。
【0061】上記の構成によれば、経歴管理装置から画
像形成装置には、集計された履歴情報が送られ、画像形
成装置の画像記録部はこの情報を可視像として出力す
る。これにより、使用者は上記出力により履歴情報が送
られて来たことを知ることができ、また画像処理装置の
利用状況や利用料金の確認を容易に行うことができる。
【0062】また、請求項21の発明の画像形成システ
ムは、請求項20の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置の画像記録部が、画像記録部に供給可
能なものとして画像形成装置が備えている最大サイズの
用紙に前記履歴情報を記録するものであることを特徴と
している。
【0063】上記の構成によれば、請求項20の構成に
よる作用に加えて、履歴情報が画像形成装置の画像記録
部により記録されるとき、この記録が最大サイズの用紙
に行われる。この最大サイズの用紙は、画像形成装置に
おいて、通常、使用頻度が少なく、また最大サイズであ
ることにより、例えば排紙トレイ上において他の用紙に
紛れて見失われる事態が生じ難い。従って、使用者は、
履歴情報が印された用紙の確認を容易に行うことができ
る。
【0064】また、請求項22の発明の画像形成システ
ムは、請求項17の発明の画像形成システムにおいて、
前記経歴管理装置が前記画像処理装置に設けられ、前記
画像形成装置が、前記画像処理装置に依頼した画像処理
内容を履歴情報として記憶する依頼状況管理部を備えて
いるものであることを特徴としている。
【0065】上記の構成によれば、使用者は、依頼状況
管理部に記憶されている、前記画像処理装置に依頼した
画像処理内容を示す履歴情報を確認することにより、経
歴管理装置から送られてくる履歴情報を待つことなく、
事前に画像処理装置の利用状況を知ることができる。ま
た、経歴管理装置から履歴情報が送られて来たときに、
この履歴情報と画像形成装置の依頼状況管理部にて記憶
されている履歴情報とを対比させることにより、経歴管
理装置から送られて来た履歴情報の正誤を確認すること
ができる。
【0066】また、請求項23の発明の画像形成システ
ムは、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装
置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で
転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、前記画像
処理装置が、転送装置を介して画像形成装置から入力さ
れた画像情報に所定の画像処理を施し、この画像情報を
前記転送装置を通じて処理依頼元の画像形成装置に出力
するものであり、前記経歴管理装置が、前記画像処理装
置に設けられ、前記画像処理装置により行われた画像処
理内容を処理依頼元の画像形成装置に対応した履歴情報
として記憶するとともに、この履歴情報を前記転送装置
により画像形成装置に転送可能であり、前記画像形成装
置が、画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部
と、画像処理についての指令を入力するための入力部
と、この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行う
ことを指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装
置に出力する一方、画像処理装置にて処理された画像情
報を前記画像記録部に供給する制御部と、画像処理装置
に依頼した画像処理内容を履歴情報として記憶する依頼
状況管理部と、この依頼状況管理部に記憶されている履
歴情報と前記経歴管理装置から転送されて来た履歴情報
とを対比可能な合成情報に形成するとともに、この合成
情報を使用者により確認可能に可視化する確認部とを備
えているものであることを特徴としている。
【0067】上記の構成によれば、使用者により画像処
理についての指令が画像形成装置の入力部に入力される
と、請求項1の構成による作用において説明したよう
に、画像情報は、画像形成装置から画像処理装置に発送
され、所定の画像処理を画像処理装置にて受ける。ここ
で処理された画像情報は、画像形成装置に返送され、そ
の画像記録部により可視像として出力される。このと
き、画像形成装置の依頼状況管理部は画像処理装置に依
頼した画像処理内容を履歴情報として記憶する。同様
に、経歴管理装置は、画像処理装置により行われた画像
処理内容を処理依頼元の画像形成装置に対応する履歴情
報として記憶する。
【0068】その後、経歴管理装置から画像形成装置に
履歴情報が送られて来ると、画像形成装置の確認部は、
上記履歴情報と画像形成装置の依頼状況管理部に記憶さ
れている履歴情報とを合成情報とし、この合成情報を使
用者により確認可能となるように可視化する。これによ
り、使用者による上記両履歴情報の一致不一致の確認が
容易となり、画像形成システムの利便性が向上する。
【0069】また、請求項24の発明の画像形成システ
ムは、請求項23の発明の画像形成システムにおいて、
前記確認部が、前記両履歴情報における対応する画像処
理項目同士が対比可能に並んだ状態となるように前記合
成情報を形成するものであり、前記画像形成装置の制御
部が、前記確認部にて形成された合成情報を可視像化す
べきものとして前記画像記録部に供給するものであるこ
とを特徴としている。
【0070】上記の構成によれば、経歴管理装置に記憶
されていた履歴情報と画像形成装置の依頼状況管理部に
記憶されていた履歴情報とが、対応する画像処理項目同
士が対比可能に並んだ状態で用紙上に記録される。これ
により、使用者による上記両履歴情報の一致不一致の確
認がさらに容易となる。
【0071】また、請求項25の発明の画像形成システ
ムは、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装
置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で
転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、前記画像
形成装置が、画像情報に基づいて可視像を形成する画像
記録部と、画像処理についての指令を入力するための入
力部と、この入力部からの画像処理装置にて画像処理を
行うことを指示する指令に基づいて、画像情報を画像処
理装置に出力する一方、画像処理装置にて処理された画
像情報を前記画像記録部に供給する制御部とを備え、前
記画像処理装置が、転送装置を介して入力された画像情
報に所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送装
置を通じて処理依頼元の画像形成装置に出力する画像処
理部と、転送装置を介して入力された画像情報が、特定
画像として登録されている画像の画像情報であるか否か
を判定する特定画像判定部とを備え、前記経歴管理装置
が、前記画像処理装置により行われた画像処理内容を処
理依頼元の画像形成装置に対応した履歴情報として記憶
するとともに、前記特定画像判定部により特定画像のも
のであると判定された画像情報、および特定画像の画像
処理を依頼した画像形成装置を特定するための情報を記
憶するものであることを特徴としている。
【0072】上記の構成によれば、使用者により画像処
理についての指令が画像形成装置の入力部に入力される
と、請求項1の構成による作用において説明したよう
に、画像情報は、画像形成装置から画像処理装置に発送
され、所定の画像処理を画像処理装置にて受ける。ここ
で処理された画像情報は、画像形成装置に返送され、そ
の画像記録部により可視像として出力される。このと
き、画像処理装置の特定画像判定部は、画像処理を依頼
された画像情報が、特定画像として登録されている画像
の画像情報であるか否かを判定する。一方、経歴管理装
置は、前記画像処理装置により行われた画像処理内容を
処理依頼元の画像形成装置に対応した履歴情報として記
憶するとともに、前記特定画像判定部により特定画像の
ものであると判定された画像情報、および特定画像の画
像処理を依頼した画像形成装置を特定するための情報を
記憶する。
【0073】このような動作により、本画像形成システ
ムでは、特定画像、例えば紙幣の画像についての画像処
理が画像処理装置に依頼された場合、経歴管理装置の記
憶内容に基づいて、特定画像、およびこの特定画像に対
する画像処理を依頼した画像形成装置を知ることができ
る。従って、紙幣や有価証券の偽造等の犯罪行為を防止
することができる。また、上記のような機能は、各画像
形成装置に備える必要がなく、これら画像形成装置が接
続されている画像処理装置のみに備えていればよいの
で、各画像形成装置のコストアップを回避することがで
きる。
【0074】また、請求項26の発明の画像形成システ
ムは、請求項25の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像処理装置が、前記特定画像判定部にて画像情報
が特定画像のものであると判定されたとき、画像形成装
置に画像確認要求情報を送出するものであり、前記画像
形成装置が、前記画像確認要求情報に基づいて操作者に
原稿画像の確認を促すための報知部を備えているもので
あることを特徴としている。
【0075】上記の構成によれば、画像形成装置から画
像処理の依頼のために送られて来た画像情報が、画像処
理装置の特定画像判定部にて特定画像のものであると判
定されたとき、画像処理装置は画像確認要求情報を画像
処理依頼元の画像形成装置に送出する。これに応じて、
画像形成装置は報知部により使用者に原稿画像の確認を
促す。
【0076】これにより、紙幣や有価証券等の特定画像
に対して画像処理が行われようとする場合において、使
用者に警告することができるとともに、本画像形成シス
テムが悪用される事態を防止することができる。
【0077】また、請求項27の発明の画像形成システ
ムは、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装
置と、これら各装置に相互通信を行わせて情報を各装置
間で転送する転送装置とを備え、前記画像形成装置は、
画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、画
像処理についての指令を入力するための入力部と、この
入力部からの画像処理装置にて画像処理を行うことを指
示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装置に出力
する一方、画像処理装置にて処理された画像情報を前記
画像記録部に供給する制御部とを備え、前記画像処理装
置は、転送装置を介して入力された画像情報に所定の画
像処理を施し、この画像情報を前記転送装置を通じて処
理依頼元の画像形成装置に出力する画像処理部と、転送
装置を介して入力された画像情報が、特定画像として登
録されている画像の画像情報であるか否かを判定する特
定画像判定部とを備え、前記特定画像判定部にて、入力
された画像情報が特定画像として登録されているもので
あると判定されたときには、その旨の情報を転送装置を
介して画像形成装置に送出するものであることを特徴と
している。
【0078】上記の構成によれば、使用者により画像処
理についての指令が画像形成装置の入力部に入力される
と、請求項1の構成による作用において説明したよう
に、画像情報は、画像形成装置から画像処理装置に発送
され、所定の画像処理を受ける。ここで処理された画像
情報は、画像形成装置に返送され、その画像記録部によ
り可視像として出力される。このとき、画像処理装置の
特定画像判定部は、画像処理を依頼された画像情報が、
特定画像として登録されている画像の画像情報であるか
否かを判定する。
【0079】そして、前記特定画像判定部にて、入力さ
れた画像情報が特定画像として登録されているものであ
ると判定されたときには、その旨の情報が転送装置を介
して画像形成装置に送出される。
【0080】このような動作により、依頼元の画像形成
装置では、画像情報が特定画像、例えば紙幣の画像につ
いてのものであることを知ることができる。従って、紙
幣や有価証券の偽造等の犯罪行為を防止することができ
る。また、上記のような機能は、各画像形成装置に備え
る必要がなく、これら画像形成装置が接続されている画
像処理装置のみに備えていればよいので、各画像形成装
置のコストアップを回避することができる。
【0081】また、請求項28の発明の画像形成システ
ムは、請求項27の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、前記画像処理装置からの、画像情
報が特定画像として登録されているものである旨の情報
に基づいて操作者に原稿画像の確認を促すための確認報
知部を備えているものであることを特徴としている。
【0082】上記の構成によれば、画像形成装置から画
像処理の依頼のために送られて来た画像情報が、画像処
理装置の特定画像判定部にて特定画像のものであると判
定されたとき、画像処理装置はその旨の情報を画像処理
依頼元の画像形成装置に送出する。これに応じて、画像
形成装置は確認報知部により使用者に原稿画像の確認を
促す。
【0083】これにより、紙幣や有価証券等の特定画像
に対して画像処理が行われようとする場合において、使
用者に警告することができるとともに、本画像形成シス
テムの画像形成装置が悪用される事態を防止することが
できる。
【0084】また、請求項29の発明の画像形成システ
ムは、請求項27の発明の画像形成システムにおいて、
前記の特定画像判定部を備えた画像処理装置は複数設け
られる一方、前記入力された画像情報が特定画像として
登録されているものである旨の情報を受けた画像形成装
置は、当該画像情報を他の画像処理装置に転送装置を介
して出力し、他の画像処理装置の特定画像判定部にて当
該画像情報が特定画像として登録されているものである
か否かの判定を求めるものであるとともに、前記他の画
像処理装置に判定を求めるに際しては、先の画像処理装
置の特定画像判定部よりも判定レベルの高いものを選択
するものであることを特徴としている。
【0085】上記の構成によれば、入力された画像情報
が特定画像として登録されているものである旨の情報を
受けた画像形成装置は、その当該画像情報を他の画像処
理装置に転送装置を介して出力し、この他の画像処理装
置の特定画像判定部にて、当該画像情報が特定画像とし
て登録されているものであるか否かの判定を求める。
【0086】また、他の画像処理装置に判定を求めるに
際しては、先の画像処理装置の特定画像判定部よりも判
定レベルの高いものが選択される。
【0087】従って、当該画像情報が特定画像のもので
あるか否かの判定に対して、複数の特定画像判定部を利
用してより精度の高い判定を行うことができる。
【0088】また、請求項30の発明の画像形成システ
ムは、請求項29の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、他の画像処理装置の特定画像判定
部に判定を求めると同時に前記可視像の形成を中断する
一方、当該他の画像処理装置からの判定結果が所定時間
内に戻らないときには、中断していた可視像の形成を再
開するものであることを特徴としている。
【0089】上記の構成によれば、前記画像形成装置
は、他の画像処理装置の特定画像判定部に判定を求めた
場合に、当該他の画像処理装置からの判定結果が所定時
間内に戻らないときには、中断していた可視像の形成を
再開する。
【0090】従って、特定画像判定部を備えた当該他の
画像処理装置が、判定依頼を受けた直後にトラブルを起
こして判定結果を返信できなかった場合でも、依頼元の
画像形成装置は、可視像の形成を滞りなく再開すること
が可能となる。
【0091】また、請求項31の発明の画像形成システ
ムは、請求項30の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、当該他の画像処理装置からの判定
結果が所定時間内に戻らないときには、中断していた可
視像の形成を、画像レベルを下げて再開するものである
ことを特徴としている。
【0092】上記の構成によれば、前記画像形成装置
は、画像レベルを下げて中断していた可視像の形成を再
開する。
【0093】このため、当該画像が特定画像である可能
性が高いことが判明しているとき等には、その画像レベ
ルを下げて可視像の形成を再開することにより、犯罪を
防ぐことが可能となる。
【0094】
【発明の実施の形態】
〔発明の実施の形態1〕本発明の一実施の形態を図1な
いし図20に基づいて以下に説明する。本画像形成シス
テムは、画像形成装置としてのデジタル複写機と画像処
理装置とが、デジタル画像情報の通信を行う手段である
転送装置を介して接続されたものとなっている。
【0095】図2は上記デジタル複写機の一例となるデ
ジタル複写機30の全体構成を示す断面図である。同図
において、デジタル複写機30は、スキャナ部31、画
像記録部としてのレーザプリンタ部32、多段給紙ユニ
ット33およびソータを含む後処理装置34を備えてい
る。
【0096】スキャナ部31は、透明ガラスからなる原
稿載置台35、原稿載置台35上へ自動的に原稿を供給
搬送するための両面対応自動原稿送り装置(以下、RA
DF:Recirculating Automatic Document Feeder と称
する)36、および原稿載置台35上に載置された原稿
画像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニッ
ト、すなわちスキャナユニット40を備えている。この
スキャナ部31にて読み取られた原稿画像は、画像情
報、即ち画像データとして後述する画像処理部へ送ら
れ、ここで画像データに対して所定の画像処理が施され
る。
【0097】多段給紙ユニット33は、第1カセット5
1、第2カセット52、第3カセット53、および選択
により追加可能な第4カセット54を有している。
【0098】この多段給紙ユニット33における各段の
カセット51〜54には、用紙の束が収容されており、
操作者にて所望するサイズの用紙を収容するカセットが
選択されると、そのカセット内の用紙束の上から用紙が
1枚ずつ送りだされ、レーザプリンタ部32へ向けて順
次搬送される。
【0099】RADF36は、所定の原稿トレイ上に一
度にセットされた複数枚の原稿に対し、1枚ずつ自動的
にスキャナ部31の原稿載置台35上へ送給する装置で
ある。このRADF36は、操作者の選択に応じて原稿
の片面または両面をスキャナユニット40に読み取らせ
るように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のため
の搬送経路、および搬送経路切換え機構等を有してい
る。
【0100】スキャナユニット40は、ランプリフレク
タアセンブリ41、CCD(ChargeCoupled Device) 4
2、複数の反射ミラー43…およびレンズ44を備えて
いる。ランプリフレクタアセンブリ41は、原稿載置台
35上に載置された原稿の面に光を照射して走査するも
のである。CCD42は、原稿からの反射光像を電気的
画像信号に変換する素子である。反射ミラー43は、原
稿からの反射光像をCCD42に導くためのものであ
り、レンズ44は、原稿からの反射光像をCCD42に
結像させるものである。スキャナ部31は、上記RAD
F36とスキャナユニット40との連携動作により、原
稿載置台35上に原稿を順次載置させながら、原稿載置
台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動させ
て原稿画像を読み取り、画像データに変換するように構
成されている。
【0101】スキャナ部31から得られた画像データ
は、後述する画像処理部へ送られ、各種処理が施された
後、画像処理部の図3に示すメモリ73に一旦記憶され
る。その後、上記画像データは、出力指示に応じてレー
ザプリンタ部32に与えられ、用紙上に画像として記録
される。
【0102】レーザプリンタ部32は、手差し原稿トレ
イ45、レーザ書込みユニット46および画像を形成す
るための電子写真プロセス部47を備えている。レーザ
書込みユニット46は、上述のメモリ73から画像デー
タに応じたレーザ光を出射する半導体レーザ、上記レー
ザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向
されたレーザ光が電子写真プロセス部47の感光体ドラ
ム48上で等速度偏向されるように補正するf−θレン
ズ等を有している。
【0103】電子写真プロセス部47は、周知の態様に
従い、感光体ドラム48、この感光体ドラム48の周囲
に配置された帯電器、現像器、転写器、剥離器、クリー
ニング器、除電器および定着器49等により構成されて
いる。画像が形成されるべき用紙の搬送方向における定
着器49の下流側には、搬送路50が設けられている。
この搬送路50は、後処理装置34へ通じている搬送路
57と多段給紙ユニット33へ通じている搬送路58と
に分岐している。
【0104】多段給紙ユニット33は両面ユニット55
および共通搬送路56を含んでいる。両面ユニット55
は反転搬送路55aと、この反転搬送路55aの入出紙
口に入紙口が通じている両面/合成搬送路55bとを備
えている。反転搬送路55aは用紙の裏表を反転させる
ものである。両面/合成搬送路55bは、搬送路58に
より搬送される用紙を電子写真プロセス部47に導くも
のである。
【0105】共通搬送路56は、第1カセット51、第
2カセット52、第3カセット53から送出された用紙
を電子写真プロセス部47に搬送するものである。共通
搬送路56は、電子写真プロセス部47へ向かう途中で
第4カセット54からの搬送路59と合流し、搬送路6
0に通じている。搬送路60は、両面/合成搬送路55
bおよび手差し原稿トレイ45に通じる搬送路61の合
流点62でこれらと合流し、電子写真プロセス部47の
感光体ドラム48と転写器との間の画像形成位置へ通じ
ている。これら3本の搬送路の上記合流点62は電子写
真プロセス部47に近い位置に設定されている。
【0106】レーザプリンタ部32において、上述のメ
モリ73から読み出された画像データは、レーザ書込み
ユニット46からレーザ光線として出射され、電子写真
プロセス部47の感光体ドラム48の表面に静電潜像と
して形成される。この静電潜像は可視像化されてトナー
像となり、このトナー像は、多段給紙ユニット33から
搬送された用紙上に静電転写された後、定着器49によ
り用紙上に定着される。このようにして画像が形成され
た用紙は、定着器49から搬送路50および57を介し
て後処理装置34へ送られたり、搬送路50・58およ
び両面ユニット55を介して電子写真プロセス部47へ
再度供給される。
【0107】次に、デジタル複写機30が備える画像処
理部について説明する。この画像処理部は、スキャナ部
31から得られた原稿の画像データに画像処理を行うも
のである。画像処理部は、図3に示すように、画像デー
タ入力部70、画像データ処理部71、画像データ出力
部72、記憶部としてのメモリ73、および制御部とし
てのプリントコントロールユニット(以下、PCUと称
する)74を備えている。
【0108】PCU74は、デジタル複写機30全体の
動作を制御するものであり、CPU(Central Processin
g Unit) により構成されている。メモリ73は、画像デ
ータを記憶するものであり、RAM(Random Access Mem
ory)や、ハードディスク等により構成されている。
【0109】画像データ入力部70は、CCD部70
a、ヒストグラム処理部70bおよび誤差拡散処理部7
0cを含んでいる。この画像データ入力部70は、CC
D42から読み込まれた原稿の画像データを2値化変換
し、2値のデジタル量としてヒストグラムをとりなが
ら、誤差拡散法により画像データを処理して、メモリ7
3に一旦記憶するものである。
【0110】上記CCD部70aでは、画像データの各
画素濃度に応じたアナログ信号がA/D変換された後、
MTF補正、白黒補正またはガンマ補正され、256階
調(8ビット)のデジタル信号としてヒストグラム処理
部70bへ出力される。
【0111】ヒストグラム処理部70bでは、CCD部
70aから出力されたデジタル信号が256階調の画素
濃度別に加算されることにより濃度情報(ヒストグラム
データ)が得られる。このヒストグラムデータは、画素
データとして誤差拡散処理部70cへ送られ、また必要
に応じてPCU74へ送られる。
【0112】誤差拡散処理部70cでは、疑似中間処理
の一種である誤差拡散法により、即ち2値化の誤差を隣
接画素の2値化判定に反映させる方法により、CCD部
70aから出力された8ビット/画素のデジタル信号が
1ビット(2値化)に変換され、原稿における局所領域
濃度を忠実に再現するための再配分演算が行われる。
【0113】画像データ処理部71は、多値化処理部7
1a・71b、合成処理部71c、濃度変換処理部71
d、変倍処理部71e、画像プロセス部71f、誤差拡
散処理部71gおよび圧縮処理部71hを含んでいる。
この画像データ処理部71は、入力された画像データを
操作者が希望する画像データに変換する処理部である。
従って、最終的な出力画像データがメモリ73に記憶さ
れるまで、ここで処理が行われる。但し、画像データ処
理部71に含まれている上述の各処理部は必要に応じて
機能するものであり、機能しない場合もある。
【0114】上記多値化処理部71a・71bでは、誤
差拡散処理部70cで2値化された画像データが再度2
56階調に変換される。合成処理部71cでは、画素毎
の論理演算、即ち論理和、論理積または排他的論理和の
演算が選択的に行われる。この演算の対象となるデータ
は、メモリ73に記憶されている画素データおよびパタ
ーンジェネレータ(PG)からのビットデータである。
【0115】濃度変換処理部71dでは、256階調の
データに対し、所定の階調変換テーブルに基づいて入力
濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定される。変倍
処理部71eでは、指定された変倍率に応じて、入力さ
れた既知データに基づいて補間処理を行うことにより、
変倍後の対象画素に対する画素データ(濃度値)が求め
られる。その後、この画素データに基づいて、副走査方
向が変倍され、次に主走査方向が変倍処理される。
【0116】画像プロセス部71fでは、入力された画
素データに対して様々な画像処理が行われる。また、特
徴抽出等、データ列に対する情報収集が行われる。誤差
拡散処理部71gでは、画像データ入力部70の誤差拡
散処理部70cと同様な処理が行われる。圧縮処理部7
1hでは、ランレングスという符号化により、2値デー
タが圧縮される。尚、画像データの圧縮に関しては、最
終的な出力画像データが完成した時点で最後の処理ルー
プにおいて圧縮が機能する。
【0117】画像データ出力部72は、復元部72a、
多値化処理部72b、誤差拡散処理部72cおよびレー
ザ出力部72dを含んでいる。画像データ出力部72
は、圧縮状態でメモリ73に記憶されている画像データ
を復元し、元の256階調に再度変換した後、2値デー
タより滑らかな中間調表現となる4値データの誤差拡散
を行い、レーザ出力部72dへデータを転送するもので
ある。
【0118】上記復元部72aでは、圧縮処理部71h
によって圧縮された画像データが復元される。多値化処
理部72bでは、画像データ処理部71の多値化処理部
71a・71bと同様な処理が行われる。誤差拡散処理
部72cでは、画像データ入力部70の誤差拡散処理部
70cと同様な処理が行われる。
【0119】レーザ出力部72dでは、図示しないシー
ケンスコントローラからの制御信号に基づき、デジタル
画素データがレーザのオン/オフ信号に変換される。こ
のオン/オフ信号に基づいてレーザ書込みユニット46
における半導体レーザがオン/オフ状態となり、感光体
ドラム48上に静電潜像が書き込まれる。
【0120】尚、画像データ入力部70および画像デー
タ出力部72において扱われるデータは、メモリ73の
容量の削減のため、基本的には2値データの形でメモリ
73に記憶されているが、画像データの劣化を考慮して
4値のデータの形で処理することも可能である。
【0121】デジタル複写機30の動作は前記PCU7
4により制御されており、このPCU74による制御系
の構成は図4に示すものとなっている。
【0122】同図において、PCU74には、デスク関
係負荷75、RADF関係負荷76、操作基板ユニット
77、ソータコントロールユニット78、スキャナ関係
負荷79、プリンタ関係負荷80および前記画像データ
処理部71が接続されている。
【0123】PCU74は、上記の各部をシーケンス制
御により管理し、制御の際に各部へ制御信号を出力して
いる。デスク関係負荷75は、デジタル複写機本体以外
の多段給紙ユニット33および後処理装置34のソータ
におけるモータ、クラッチ等の負荷である。RADF関
係負荷76は、RADF36におけるモータ、クラッチ
およびスイッチ等の負荷である。スキャナ関係負荷79
は、スキャナユニット40におけるモータおよびソレノ
イド等の負荷である。プリンタ関係負荷80は、電子写
真プロセス部47におけるモータ、ソレノイドおよび高
圧電源等の負荷である。ソータコントロールユニット7
8は、CPUを備え、PCU74からの制御信号に基づ
いてソータの動作を制御するものである。
【0124】操作基板ユニット77は、デジタル複写機
30に対しての操作者による複写モード等の各種設定や
指令等の入力部であり、CPUを備えている。操作基板
ユニット77は、操作者が入力により設定した例えば複
写モードに応じた制御信号をPCU74に転送する。P
CU74は、上記制御信号に基づき、デジタル複写機3
0を上記モードに応じて動作させる。一方、PCU74
は、操作基板ユニット77へデジタル複写機30の動作
状態を示す制御信号を転送する。操作基板ユニット77
は、上記制御信号に基づき、デジタル複写機30が現在
どのような動作状態にあるのかを操作者に示すため、そ
の状態を表示部により表示する。
【0125】また、画像データ処理部71に接続された
前記メモリ73は、例えば半導体メモリからなるメイン
メモリ73aとハードディスク73bとから構成されて
いる。メインメモリ73aには画像データ通信ユニット
81が接続されている。この画像データ通信ユニット8
1は、他のデジタル情報機器との画像データおよび画像
制御信号等の情報通信を可能にするために設けられたも
のである。画像データ通信ユニット81は、例えば図1
1に示すデジタル複写機93において、インタフェース
93a、あるいはインタフェース93aおよびモデム9
8である。
【0126】前記操作基板ユニット77は、図5に示す
入力部としての操作パネル90を備えている。操作パネ
ル90には、中央部にタッチパネル式の表示部である液
晶表示装置1が配置されている。液晶表示装置1の画面
上の一部には、画面切換え指示エリア1aが設けられて
いる。この画面切換え指示エリア1aは、液晶表示装置
1の表示画面を画像編集機能選択用の画面に切り換える
指示を入力するためのものである。このエリア1aを操
作者が指で直接押圧操作すると、後述のように、所望の
機能を選択できるように、液晶表示装置1の画面上に各
種編集機能が一覧表示される。このとき、表示された各
種編集機能の表示領域のうち、所望の編集機能の領域を
操作者が指で押圧すると、その編集機能が設定される。
【0127】また、操作パネル90には、図5における
左端位置に、液晶表示装置1の画面の明るさを調整する
ための明るさ調整ダイヤル2が設けられている。このダ
イヤル2と液晶表示装置1との間には、倍率自動設定キ
ー3、ズームキー4、固定倍率キー5・6および等倍キ
ー7が設けられている。倍率自動設定キー3は複写倍率
を自動的に選択するモードを設定するためのものであ
り、ズームキー4は複写倍率を1%きざみで設定するた
めのものである。固定倍率キー5・6は固定倍率を選択
するためのものであり、等倍キー7は複写倍率を標準倍
率(等倍)に戻すためのものである。
【0128】液晶表示装置1の同図における右方位置に
は、枚数設定キー13、クリアキー14、スタートキー
15、全解除キー16、割り込みキー17、操作ガイド
キー18、メッセージ順送りキー19、メモリ送信モー
ドキー20、コピー/ファックスモード切換えキー2
1、ワンタッチダイヤルキー22が設けられている。
【0129】枚数設定キー13は複写枚数を設定するた
めのものであり、クリアキー14は、複写枚数をクリア
したり、連続コピーを途中で止める時に操作するもので
ある。スタートキー15はコピーの開始を指示するため
のものであり、全解除キー16は、現在設定されている
モードの全てを解除して標準状態に復帰させるためのも
のである。割り込みキー17は連続コピー中に別の原稿
に対するコピーを行いたい時に操作するものである。操
作ガイドキー18は、デジタル複写機30の操作が分か
らない時に操作するものであり、これが操作されると、
デジタル複写機30の操作方法が液晶表示装置1に表示
される。メッセージ順送りキー19は、操作ガイドキー
18の操作により表示されたメッセージの表示を順送り
しながら切り換えるためのものである。
【0130】メモリ送信モードキー20、コピー/ファ
ックスモード切換えキー21およびワンタッチダイヤル
キー22はファクシミリモードに関する設定キーであ
る。メモリ送信モードキー20は送信原稿を一旦メモリ
に蓄えてから送信することを指定するものであり、コピ
ー/ファックスモード切換えキー21はデジタル複写機
30のモードをコピーとファックスとの間で切り換える
ためのものである。ワンタッチダイヤルキー22は、予
めデジタル複写機30に電話番号を記憶させておいた送
信先に対し、ワンタッチ操作で電話を発信させるための
ものである。
【0131】尚、上記各種キーの種類および配置等に関
する上記操作パネル90の構成は、あくまでも一例であ
り、デジタル複写機30に搭載される各種機能に応じて
異なったものとなる。
【0132】上記液晶表示装置1では、例えば、図6
(a)に示す基本画面、同図(b)に示す第1機能設定
画面、同図(c)に示す第2機能設定画面、図7(a)
に示す画質設定画面、同図(b)に示す後処理設定画
面、図8(a)に示す初期設定画面、同図(b)に示す
指紋登録画面、同図(c)に示す部門管理設定画面、図
9(a)に示すリミッタ設定画面、および同図(b)に
示すシミュレーション画面、並びに後述する各画面の表
示が可能となっている。
【0133】基本画面においては、機能設定領域、画質
設定領域、後処理設定領域、初期設定領域、設定機能確
認操作領域およびカセット設定領域が設けられる。これ
ら各領域は各設定キー101a〜101dとなる。さら
に、基本画面においては、設定カセット表示、濃度表
示、コピー枚数表示および倍率表示が行われる。上記設
定機能確認操作領域を操作した場合には、本画像形成シ
ステムにおいて設定されている機能が液晶表示装置1に
表示される。
【0134】第1機能設定画面においては、鏡像、斜
体、反転、影付け、トリミングおよびマスキングの各編
集機能を設定するための領域が設けられる。これら各領
域は各設定キー102a〜102fとなる。さらに、基
本画面への遷移、次頁画面への遷移のための各操作領域
が設定される。
【0135】第2機能設定画面においては、合成および
独立変倍の各編集機能を設定するための領域、翻訳機能
を設定するための領域が設けられる。これら各領域は各
設定キー103a〜103cとなる。さらに、基本画面
への遷移、次頁画面への遷移のための各操作領域が設定
される。
【0136】画質設定画面においては、濃度、HI−F
I(高画質複写モード)、バックグランド除去モード、
オート変倍モード、文字モード、文字写真混在モード、
写真モードおよび倍率の設定のための各設定領域が設け
られる。さらに、濃度および倍率の表示が行われる。
【0137】後処理設定画面においては、原稿が片面で
あるか両面であるかの入力領域、コピーが片面であるか
両面であるかの入力領域、および製本機能の設定領域が
設けられる。さらに、ステープルソータ、ソータおよび
フィニッシュの後処理機能の設定領域、および電子RD
Hの設定領域が設けられる。
【0138】初期設定画面においては、指紋登録、部門
管理、シミュレーション、メンテ管理、新規機能登録、
および出力装置の選択の各モードの設定領域、並びに基
本画面への遷移のための操作領域が設定される。
【0139】指紋登録画面においては、部門コードおよ
び氏名の入力領域が設けられるとともに、入力された部
門コードおよび氏名の表示が行われる。
【0140】上記各画面の遷移は、図10に示した順序
で行われる。即ち、液晶表示装置1では、先ず、基本画
面が表示され、この表示画面において機能設定領域、画
質設定領域、後処理設定領域あるいは初期設定領域の何
れかの領域が押圧操作されると、表示画面がその領域に
対応する画面に遷移するようになっている。例えば、機
能設定領域が押圧操作された場合、第1機能設定画面に
切り換わり、この画面において、次頁画面への遷移のた
めの操作領域が押圧操作されると、画面が第2機能設定
画面(NEXT機能設定画面)に遷移する。一方、基本
画面への遷移のための操作領域が押圧操作されると、画
面が基本画面に遷移する。さらに、例えば第1機能設定
画面において、斜体機能設定領域が押圧操作されると、
画面が図12(c)に示す斜体設定画面に遷移する。こ
の画面は、図10における例えば機能2パラメータ設定
画面である。斜体設定画面においては、斜体角度の設定
領域である角度入力キー106a、および設定完了入力
領域である設定完了キー106bが設けられる。さら
に、斜体角度の表示が行われる。
【0141】尚、第1および第2機能設定画面におい
て、所定の機能設定領域が押圧操作されると、それに応
じて、液晶表示装置1の画面が上記斜体設定画面のよう
に、対応するパラメータ設定画面となる。
【0142】ここで、上記機能設定領域の操作によって
設定可能な本画像形成システムが有する画像編集機能の
例とその処理動作を表1に示す。尚、本画像形成システ
ムに設定されている画像編集機能は、これらに限定され
るものではない。その他のものとしては、例えば、手書
きの文字や画像を清書する機能などが考えられる。
【0143】
【表1】
【0144】一方、本画像形成システムは、例えば図1
1に示すように、オフィス内に設けられた画像形成装置
としてのデジタル複写機91〜93、スキャナ94およ
び画像形成装置としてのプリンタ95と、オフィス外の
サービスセンター内に設けられた画像処理装置としての
大型のホストコンピュータ96とを備えている。上記サ
ービスセンターは、高度画像処理を含む各種情報サービ
スを行うところである。
【0145】上記デジタル複写機91は、メモリレスの
低機能廉価版のものであり、基本的な編集機能をもって
いる。尚、ここでいうメモリレスとは、多量の画像デー
タを格納可能なページメモリは備えていないものの、デ
ジタル複写機での画像データに対する通常の作業を行う
のに必要なラインメモリは最低限備えていることを示
す。また、基本的な編集機能とは、例えば白黒反転な
ど、ページメモリがなくても実行できるものである。ま
た、デジタル複写機91は、図2に示したスキャナユニ
ット40によるスキャナ機能がモノクロで解像度が40
0DPIとなっている。また、コピー速度が20CPM
(20枚/分)であり、低速クラスのものである。さら
に、デジタル複写機91は、レーザプリンタ部32によ
るプリンタ機能がモノクロで400DPIであり、イン
タフェース(I/F)91aを備えている。
【0146】デジタル複写機92は、スキャナ機能がモ
ノクロで解像度が400DPI、プリンタ機能がモノク
ロで400DPI、コピー速度が40CPMの中級クラ
スのものである。また、各種編集機能、ページメモリと
して64Mバイト(400DPI、8bit/画素でA
4サイズ4ページ相当の容量)のメモリ、およびインタ
フェース92aをそれぞれ備えている。上記メモリは、
図4に示したメインメモリ73aに相当する。
【0147】デジタル複写機93は、スキャナ機能がモ
ノクロで解像度が400DPI、プリンタ機能がモノク
ロで400DPI、コピー速度が高速の60CPMであ
る。また、各種編集機能、文字認識機能、ビットデータ
のコード化機能およびページメモリとして500Mバイ
トの大容量(400DPI、8bit/画素、圧縮率1
/4でA4サイズ100ページ相当の容量)のメモリを
備え、上級クラスのものとなっている。従って、画像デ
ータのページ順を変更する処理や、各種フォーマットの
原稿データを記憶しておくことも可能である。上記メモ
リは、図4に示すメインメモリ73aおよびハードディ
スク73bを含んだものに相当する。さらにデジタル複
写機93はインタフェース93aを備えている。また、
デジタル複写機91〜93は、例えば、高速での画像デ
ータの転送が可能なネットワークであるイーサネットに
より接続されている。さらに、上記インタフェース93
aは、他の情報装置とのデータの送受信を可能にするた
め、SCSI(small computer system interface)、R
S−232Cといった汎用の規格にも対応可能となって
いる。
【0148】また、スキャナ94は、カラー画像の読み
取りが可能であり、解像度が600DPIとなってい
る。プリンタ95は、カラー画像のプリントが可能であ
り、記録密度が600DPIとなっている。これらスキ
ャナ94およびプリンタ95は、それぞれのインタフェ
ース94a・95aによりデジタル複写機93と接続さ
れ、デジタル複写機93との画像データの送受信が可能
となっている。
【0149】ホストコンピュータ96は、高速データ処
理用CPU、高速データ編集用アルゴリズム、高速情報
認識アルゴリズム、デジタル複写機93のメモリ73よ
りも遙に容量が大きい大容量メモリ、紙幣等を認識する
ための各種データベース、およびインタフェース96a
を備えている。
【0150】上記デジタル複写機93とホストコンピュ
ータ96とは、それぞれのインタフェース93a・96
aを通じて例えば電話回線97により接続されている。
尚、上記両者の接続は、電話回線97に限らず、その他
光通信網等、何らかの適当な通信回線で接続されていれ
ばよい。デジタル複写機93側およびホストコンピュー
タ96側には、例えばISDN(integrated services
digital network )対応の汎用のモデム(変調器)98
が設けられている。このモデム98は、デジタル化され
た電気信号を電話回線97にて送受信するのに適した信
号に変換するための装置である。モデム98での変調方
式としては、PM(位相変調)、AM(振幅変調)ある
いはFM(周波数変調)等がある。上記のインタフェー
ス91a〜96a、電話回線97およびモデム98・9
8は転送手段を構成している。
【0151】デジタル複写機91〜93とホストコンピ
ュータ96とは、上記電話回線97を通じて各種データ
の送受信が可能となっている。上記データの内容として
は、例えば制御用のコマンドコードや、画像の濃度デー
タなどのビットデータである。また、デジタル複写機9
1〜93は、電話回線97によりデータを送受信するこ
とが可能なFAX機能や、パソコン、ワープロなどから
の文書データをプリントアウトするプリンタモードを有
している。
【0152】尚、図11において、サービスセンターに
は、一つのオフィスが接続されたものとなっているが、
実際には、全国に存在する多数のユーザーのオフィスが
接続されたものとなる。また、一般に、各オフィスに備
えられているデジタル複写機は、価格的な問題、画像メ
モリの容量などによりその機能が大きく左右され、ま
た、各オフィスでの使用目的、および機能に対する要求
度合いに応じて種々のものがある。従って、オフィスに
備えられるデジタル複写機としては、上記デジタル複写
機91〜93に限定されることなく、多数の商品ライン
アップが考えられる。
【0153】また、ホストコンピュータ96は、画像編
集機能を含む高画像処理機能、および高速画像処理を提
供することを目的としており、通常、デジタル複写機に
搭載されているような機能は少なくとも搭載されてい
る。但し、基本的な機能であって低価格機種においても
搭載されているようなものは省かれている場合もあり得
る。即ち、ホストコンピュータ96には、サービスセン
ターが提供する機能としての適否を考慮した上で、所定
の機能が搭載される。
【0154】また、画像処理機能については、情報化社
会におけるインフラストラクチャーの整備や業務効率の
改善の要求に応じて、新規のものが逐次開発される。従
って、ホストコンピュータ96に搭載されている画像処
理機能については、新たな画像処理機能の開発に応じ
て、新規のものが追加され、あるいは相対的に利用価値
の低下した従来のものと入れ換えられる。
【0155】ここで、本発明の実施の形態において、上
記デジタル複写機91〜93およびホストコンピュータ
96が備える画像編集機能の一例を次の表2に示す。
【0156】
【表2】
【0157】上記の構成において、先ず、本画像形成シ
ステムの基本動作について説明する。オフィス内のデジ
タル複写機91〜93とサービスセンター内のホストコ
ンピュータ96とは電話回線97を通じて互いにデータ
の送受信が可能である。従って、例えばデジタル複写機
91〜93から送信されたデジタル信号は、デジタル複
写機93側のモデム98にて変調され、電話回線97に
てホストコンピュータ96側に伝送された後、ホストコ
ンピュータ96側のモデム98にて復調され、ホストコ
ンピュータ96に入力される。上記デジタル信号の内容
は、制御用のコマンドコードや、画像の濃度データなど
のビットデータである。従って、ホストコンピュータ9
6は、上記制御用のコマンドコードの内容を解析し、画
像データに対して指定されている画像編集機能により画
像処理を行う。ホストコンピュータ96にて処理された
画像データは、送信時とは逆の過程を経てデジタル複写
機93に返送され、例えばデジタル複写機93により画
像として用紙上に出力される。
【0158】表2に示したように、デジタル複写機93
・92・91はこの順に高い画像編集機能を有する一
方、ホストコンピュータ96は最も高い画像処理機能を
有している。従って、オフィス内のデジタル複写機91
〜93が備えていない画像編集機能を使用したい場合、
あるいはデジタル複写機91〜93側のメモリ73の容
量が不足して、所望の画像編集機能を使用することがで
きない場合等においては、上記のように、オフィス側か
らサービスセンター側へ画像データを転送し、ここで画
像データを処理した後、画像データを返送してもらえ
ば、所望の処理が行われた画像をオフィス側で用紙上に
出力することができる。
【0159】次に、本画像形成システムにおいて、サー
ビスセンターでの画像処理サービスを利用して画像処理
を行う場合の動作を図1のフローチャートにより詳細に
説明する。ここでは、デジタル複写機91にて、原稿画
像に対する画像処理として、『白黒反転』『斜体』を選
択するものとする。尚、液晶表示装置1の機能設定画面
においては、ホストコンピュータ96が備えている機能
も表示されるようになっている。
【0160】この場合には、図6(a)に示す液晶表示
装置1の基本画面において、機能設定キー101aが押
圧操作されると(S1)、液晶表示装置1の画面が同図
(b)に示す第1機能設定画面に遷移する。次に、この
状態において斜体設定キー102bおよび反転設定キー
102cが押圧操作されると(S2)、液晶表示装置1
の画面では、図12(a)に示すように、斜体設定キー
102bおよび反転設定キー102cの領域が反転表示
される。この反転表示は、斜体設定キー102bおよび
反転設定キー102cが押圧操作されたことを示すもの
である。
【0161】次に、デジタル複写機91のPCU74
は、設定された機能にデジタル複写機91で処理不可能
な機能があるか否かを判定する(S3)。この場合、表
2に示したように、デジタル複写機91は『白黒反転』
機能を有するものの『斜体』機能を有していない。従っ
て、S3での判定結果はYESとなる。そこで、液晶表
示装置1に、デジタル複写機91にて『斜体』が処理不
可能である旨、およびこの『斜体』に関してはホストコ
ンピュータ96にて処理する必要がある旨を表示する
(S4)。この表示画面は、図12(b)に示すものと
なる。
【0162】次に、上記表示画面において設けられた実
行キー112aが押圧操作されると(S5)、液晶表示
装置1の画面が図12(c)に示した斜体設定画面に遷
移する。次に、この表示画面において設けられた角度入
力キー106aにより『斜体』の角度が入力され、設定
完了キー106bが押圧操作されると、デジタル複写機
91において処理可能な『白黒反転』を実行する(S
6)。この場合、処理の対象となる画像データは、例え
ばスキャナ部31にて読み取られた原稿画像のデータで
ある。また、デジタル複写機91は、ページメモリを備
えておらず、ラインメモリのみ備えているので、画像デ
ータは読み取られたライン毎の画像データが順次処理さ
れる。尚、上記ラインメモリは、例えばPCU74が内
部に備え、PCU74が作業を行う際に使用するもので
ある。
【0163】次に、『白黒反転』させた画像データに対
してスクランブル処理を行い(S7)、順次サービスセ
ンターのホストコンピュータ96に転送する(S8)。
この場合、制御用のコマンドコード、即ち『斜体』処理
を指令するコマンドコードと共に『斜体』処理すべき画
像データが、インタフェース91a、デジタル複写機9
1とデジタル複写機93とを接続する回線、インタフェ
ース93a、モデム98、電話回線97、モデム98お
よびインターフェース96aを介して、ホストコンピュ
ータ96へ入力される。
【0164】尚、上記スクランブル処理は、画像データ
の漏洩を防止するために行っている。即ち、本画像形成
システムでは、オフィス側とサービスセンター側とが例
えば汎用のネットワークにより通信を行っている。この
場合、不特定多数の人がネットワークに対し任意にアク
セス可能であり、ハッカーなどによりネットワーク上を
流れるデータが盗み見られる可能性がある。そこで、上
記スクランブル処理により画像データが漏洩することを
防止している。
【0165】一方、ホストコンピュータ96は、デジタ
ル複写機91から送られてきたデータのスクランブルを
解除する(S9)。次に、ホストコンピュータ96は、
コマンドコードにより依頼された処理内容を確認し、そ
の依頼内容に従って、『白黒反転』処理済の画像データ
に対し、『斜体』処理を施す(S10)。
【0166】ホストコンピュータ96は、画像データに
対する処理が完了すると、この処理済の画像データを、
スクランブル処理した後(S11)、先程とは逆の経路
で、画像データ発送元であるデジタル複写機91に返送
する(S12)。
【0167】デジタル複写機91は、受信したデータの
スクランブルを解除し(S13)、この画像データを用
紙上に画像として出力する(S14)。この場合の動作
は、前述のデジタル複写機30において説明した通りで
ある。
【0168】また、S5において実行キー112aが押
圧操作される前に規定時間が経過すれば(S15)、デ
ジタル複写機91にて実行可能な処理である『白黒反
転』のみを行い(S16)、S14に移行する。尚、上
記規定時間の計時は、PCU74が備えるタイマーによ
って行われる。さらにS3において、設定された機能に
デジタル複写機91で処理不可能な機能がない場合に
は、S16に移行する。
【0169】上記のように、本画像形成システムでは、
オフィス内のデジタル複写機91〜93が備えていない
画像編集機能が選択された場合、サービスセンターのホ
ストコンピュータ96に依頼して、その画像編集を行う
ことができる。即ち、オフィス内のデジタル複写機91
〜93は、僅かな通信料金だけで、ホストコンピュータ
96に搭載された最新かつ豊富な画像編集機能、即ち画
像処理機能を使用することができる。従って、オフィス
内の個々のデジタル複写機91〜93は必ずしも高い画
像編集機能等を備える必要がなく、また、デジタル複写
機91〜93の機能が相対的に低下した場合にも、これ
らを買い替えることが不要である。
【0170】尚、図1に示した例では、サービスセンタ
ーでの処理の依頼が例えば有料であって、デジタル複写
機91のユーザーの了解の基にサービスセンターで処理
を行うことを前提としているため、S5において実行キ
ー112aが押圧操作さた後、サービスセンターに処理
を依頼するものとなっている。しかしながら、これに代
えて、図13に示すように、S3において、デジタル複
写機91側で処理不可能な機能が選択された場合に、S
5での実行キー112aの押圧操作の有無の確認無し
に、サービスセンターに処理を依頼する構成としてもよ
い。
【0171】また、図1に示した例では、S12におい
て、ホストコンピュータ96での処理済の画像データを
発送元のデジタル複写機91に返送し、そのデジタル複
写機91にて画像を出力するものとしているが、これに
代えて、図14のS17およびS18に示すように、処
理済画像データの返送先を種々の条件に応じて選択し、
その選択したデジタル複写機あるいはプリンタにて画像
を出力するものとしてもよい。
【0172】次に、新規に開発された画像処理機能、即
ち新規機能のホストコンピュータ96への搭載手順、お
よび上記新規機能のオフィス側機器への登録手順を図1
5(a)(b)のフローチャートに基づいて説明する。
ここでは、仮に上記新規機能をデジタル複写機93に登
録するものとする。
【0173】図15(a)に示すように、先ず、サービ
スセンター内のホストコンピュータ96に、開発された
画像処理アルゴリズム(ソフトウェア)がインストール
される(S31)。これに伴い、ホストコンピュータ9
6は、デジタル複写機93に対する各種サービス内容に
応じて、新規機能を含む情報サービスを行う(S3
2)。
【0174】このS32の動作において、同図(b)に
示すように、ホストコンピュータ96は、デジタル複写
機93からの登録要求に対して、デジタル複写機93の
表示処理能力に応じたデータを送信する(S41)。そ
の後、デジタル複写機93におけるID(識別番号)と
画像処理機能(画像編集機能)についての登録内容とを
管理し、デジタル複写機93からの処理要求に応じて、
所定の処理を実行する(S42)。
【0175】上記S41の動作において、ホストコンピ
ュータ96は、先ず、搭載した新規機能をデジタル複写
機93で選択可能とするため、デジタル複写機93に新
規機能の内容を連絡する。この場合、ホストコンピュー
タ96は、新規機能を示すコマンドを先頭に、新規機能
の内容(ここでは、『翻訳:英→日』『翻訳:日→英』
『辞書機能』)を電話回線97を通じてデジタル複写機
93に送信する。送信データ内容は、受信する機器、即
ちデジタル複写機93における液晶表示装置1の表示回
路内のデータ保持内容により決定する。例えば、表示文
字データを外字ROM内にフォントデータとして持つ場
合には、その外字コードを送信することで、新規機能の
表示内容を指示する。
【0176】ホストコンピュータ96からの上記データ
を受信すると、デジタル複写機93の液晶表示装置1
は、図16に示す機能登録画面となる。この表示によ
り、ユーザーは新規機能を確認することができる。ま
た、新規機能であっても、ユーザーにとっては使用した
いものとそうでないものとがある。そこで、ユーザーに
よりデジタル複写機93に登録したい新規機能が、その
機能の表示領域を押圧操作することにより選択される。
ここでは、『翻訳:英→日』が選択されたものとする。
選択された『翻訳:英→日』の表示領域は、同図に示す
ように、反転表示となる。この状態で実行キー113a
が押圧操作されると、選択可能な機能として『翻訳:英
→日』機能が登録される。この登録された機能は、例え
ば図6(c)に示す第2機能設定画面において、翻訳
(英→日)設定キー103cとして追加表示されること
になる。一方、上記機能登録画面において、取り消しキ
ー113bを押圧操作すると、処理が中断され、また、
登録が抹消される。尚、上記実行キー113aおよび取
り消しキー113bは、機能登録画面において設けられ
るものであり、このように、キーの設置は他の表示画面
においても適宜行われる。
【0177】また、図16の機能登録画面において、ヘ
ルプキー113cが押圧操作されると、液晶表示装置1
は図17に示す画面となり、新規機能の表示領域の横
に、その機能についての概略の内容説明が表示される。
尚、同図は、『翻訳:英→日』を選択済の状態を示して
いる。さらに、図16の機能登録画面において、ホスト
全機能表示キー113dが押圧操作されると、液晶表示
装置1は図18に示す画面となり、ホストコンピュータ
96が備えている全機能が表示される。また、同図にお
いて、機能の種類の表示領域は限られているので、一度
の表示では全ての機能の表示はできない。そこで、スク
ロールキー113eを操作すれば、全機能を順次表示す
ることができる。
【0178】また、ホストコンピュータ96から各オフ
ィスへの新規機能情報の送信は、例えば定期的にまとめ
て、あるいは新規機能が追加される毎に行われる。ここ
では、これらの場合を定期情報サービスとする。また、
任意の時期に、オフィス側からサービスセンターに新規
機能を確認することも可能であり、これを任意情報サー
ビスとする。次に、サービスセンターが行う上記定期情
報サービスを図19により、また任意情報サービスを図
20により説明する。
【0179】定期情報サービスのためには、先ず、ユー
ザーによりホストコンピュータ96への定期情報サービ
ス登録が行われる。これにより、ユーザーに対する情報
提供サイクルがホストコンピュータ96に登録される
(S51)。
【0180】上記のようにホストコンピュータ96への
登録が完了すると、ホストコンピュータ96は、オフィ
ス側の機器の電源ONを確認しながら、各登録サイクル
にて、オフィスの機器へ前記新規機能の情報を送信する
(S52・S53)。
【0181】オフィス側の機器では、ホストコンピュー
タ96からの新規機能情報を受信すると、これを記憶し
(S54)、前記のように新規機能を登録し(S5
5)、機能選択画面に追加する(S56)。
【0182】また、任意情報サービスの際には、ユーザ
ーによりホストコンピュータ96への任意情報サービス
登録が行われる(S61)。これが完了すると、ホスト
コンピュータ96は、オフィス側の機器の電源ONを確
認しながら、任意サイクルにて、オフィスの機器へ前記
新規機能の情報を送信する(S62・S63)。以下の
S64〜S66の動作は、前記S54〜S56の動作と
同様である。
【0183】尚、上記の説明においては、ホストコンピ
ュータ96と画像データの送受信を行うユーザー側機器
として、デジタル複写機91〜93を対象としている
が、スキャナ94とプリンタ95とを組み合わせたもの
も、デジタル複写機としての機能を備えることができる
ので、これらをデジタル複写機同様、ホストコンピュー
タ96との通信対象とすることができる。この場合、ス
キャナ94での読み取りにて得られた画像データをホス
トコンピュータ96に転送して画像処理を行い、処理済
の画像データをプリンタ95に転送して印刷することに
なる。また、プリンタ95に入力された画像データをホ
ストコンピュータ96にて画像処理し、スキャナ94に
戻して印刷することも可能であることから、プリンタ9
5のみでも、ホストコンピュータ96との通信対象とな
り得る。このことは、他の発明の実施の形態において示
した構成においても同様である。
【0184】〔発明の実施の形態2〕本発明の他の実施
の形態を図21および図22に基づいて以下に説明す
る。本画像形成システムは、前記図11に示した構成を
備えている。本画像形成システムでは、ホストコンピュ
ータ96の大容量メモリを利用して、オフィス側のデジ
タル複写機91〜93にて複写を行うことができるよう
になっている。このような本画像形成システムの動作
を、ここでは、仮にデジタル複写機92とホストコンピ
ュータ96との通信動作により説明する。この場合にお
いて、デジタル複写機92は電子RDH機能を備えたも
のとなっている。この電子RDHとは、例えば、10ペ
ージ分の原稿の画像データを全て一旦メモリに記憶して
おき、メモリから各ページの画像データを順次呼び出
し、これを繰り返して20部複写するというものであ
る。上記電子RDHは、図6(a)に示した後処理設定
キー101cの操作により選択可能となる。この場合、
後処理設定キー101cの操作により、例えば図7
(b)に示す後処理設定画面に電子RDH設定キーが表
示されることになる。
【0185】デジタル複写機92は、メモリ73として
64Mバイトのページメモリを搭載している。従って、
上記ページメモリは、例えばA4サイズの原稿で画像デ
ータが256階調であるとすると、4枚分を連続読み込
み可能である。この容量は、通常の複写処理において原
稿画像を一時的に記憶して複写を行う場合には十分であ
る。しかしながら、例えば10ページ分の原稿画像を上
記電子RDHにより複数部複写する場合には、6枚分の
ページメモリが不足することになる。従って、この場合
には、ホストコンピュータ96の大容量メモリを利用し
て電子RDHを実行する。以下、この場合の動作を、図
21のフローチャートに基づいて説明する。
【0186】デジタル複写機92において電子RDHが
選択されるとともに、原稿が図2に示すRADF36に
セットされ(S71)、図5に示すスタートキー15が
ONされると(S72)、RADF36により原稿が順
次搬送され、原稿の画像がスキャナユニット40にて読
み取られる。これによって得られた画像データは、順次
メモリ73に蓄積されていく(S73)。また、上記画
像データに対しては画像データ処理部71にて、順次、
濃度変換および設定に基づく変倍等の処理が行われる
(S74)。尚、上記電子RDH設定キーが操作された
ときには、液晶表示装置1において、図22(a)に示
す外部メモリ選択キー121aが設けられ、メモリ残量
表示部121bによりメモリ容量が表示される。但し、
同図に示すメッセージ表示は行われていない。
【0187】その後、スキャナユニット40による原稿
の読み取り途中に、メモリ73の空き容量が残りの原稿
読取りに必要となるメモリ容量よりも少なくなり(S7
5)、事前に上記外部メモリ選択キー121aが押圧操
作されていなければ(S76)、図22(a)に示すよ
うに、液晶表示装置1に外部メモリを使用する必要があ
る旨のメッセージを表示する(S77)。
【0188】その後、ユーザーにより外部メモリ選択キ
ー121aが押圧操作されると(S78)、液晶表示装
置1は、図22(b)に示すメッセージの表示画面とな
る。また、この画面において、外部メモリ選択キー12
1aは押圧操作されたことを示す反転表示となり、メモ
リ残量表示部121bでの表示は、上記大容量メモリの
容量を加えた容量表示となる。
【0189】次に同図(b)に示すメッセージに従っ
て、ユーザーにより続行キー121cが押圧操作される
と(S79)、外部メモリとしてホストコンピュータ9
6の大容量メモリを使用するため、画像データをホスト
コンピュータ96に転送する(S80)。このときの液
晶表示装置1の画面は同図(c)に示すものとなる。ま
た、この場合に転送する画像データとしては、その後、
順次読み取られる画像データ、あるいは既に読み取られ
てメモリ73に蓄積されていた画像データの何れか一方
である。また、上記画像データの転送動作は、前述した
画像データの発送動作と同様にして行われる。ホストコ
ンピュータ96は受信した画像データをその大容量メモ
リに記憶する。
【0190】上記のようにして読み取り待ちの原稿が無
くなるまでS73〜S80の動作を繰り返す(S8
1)。その後、全ての原稿についての読み取りが終了す
ると、外部メモリを使用している場合には(S82)、
出力順に従って、画像データをホストコンピュータ96
からデジタル複写機92に転送し、用紙上に画像として
出力する(S83)。この場合には、原稿の最終ページ
側のものから順次出力される。また、各メモリからの画
像データの読み出しは、書き込みの場合と同様、デジタ
ル複写機92のメモリ73から読み出す場合、デジタル
複写機93内のデータラインを介して行われ、ホストコ
ンピュータ96から読み出す場合、電話回線97を介し
て行われる。
【0191】一方、S75において、デジタル複写機9
2のメモリ73の空き容量が残りの原稿読取りに必要と
なるメモリ容量よりも多い場合には、メモリ73への画
像データの記憶を継続して行い(S84)、S81へ移
行する。その後、S81およびS82を経て、メモリ7
3に記憶されている画像データを出力順に従って用紙上
に出力する(S86)。
【0192】また、S78において外部メモリ選択キー
121aが押圧操作される前に規定時間が経過した場合
(S85)、S82へ移行した後、S86において、そ
れまでメモリ73に記憶されている画像データを出力順
に従って用紙上に出力する。
【0193】尚、上記の説明では、デジタル複写機92
のページメモリを全て原稿画像から読み取った画像デー
タの記憶に使用するようにしているが、その一部である
数枚分の領域を、デジタル複写機92の制御動作用とし
て常に確保しておく構成としてもよい。
【0194】〔発明の実施の形態3〕本発明のさらに他
の実施の形態を図23ないし図26に基づいて以下に説
明する。本画像形成システムでは、例えば図11に示し
た構成によるオフィス側とサービスセンター側とで画像
データの送受信行い、サービスセンターにて例えば所定
のオフィスのユーザー側機器から依頼された画像データ
の画像処理を行った後、この処理済画像データを依頼元
のオフィスへ転送する場合に、転送先のユーザー側機器
を選択するものとなっている。これは以下の理由によ
る。尚、上記ユーザー側機器を以下において仮にデジタ
ル複写機とする。このデジタル複写機は、前記デジタル
複写機30に相当するものであり、ユーザー側には、例
えば画像再現機能の異なるデジタル複写機が複数台備え
られている。
【0195】例えば、ホストコンピュータ96により画
像データに対して高度な画像処理を施した場合であって
も、依頼元のデジタル複写機が画像処理済の画像データ
を、画像として再現することができなければ、あるいは
例えば高度な画像処理に応じた高画質にて画像として再
現することができなければ、ホストコンピュータ96で
の処理に要した時間および費用等が無駄になる。例え
ば、写真などの原稿画像を高画質の画像処理により忠実
な濃度再現画像として出力したい場合に、依頼元のデジ
タル複写機がその画像を高画質で再現することができな
い場合がこれに相当する。
【0196】そこで、本画像形成システムにおいては、
サービスセンターのホストコンピュータ96がユーザー
側のデジタル複写機のプリント機能を確認し、この機能
をユーザーから依頼された画像処理内容と比較して、依
頼元のデジタル複写機にて処理済の画像データを画像と
して出力することが適切であるか否かを判定し、判定結
果を画像処理依頼元のデジタル複写機に知らせるように
なっている。さらに、上記判定において不適切と判定し
た場合であって、依頼元のデジタル複写機の近くに適切
な機器がある場合には、その機器にて画像を出力するこ
とを促すようになっている。
【0197】画像を出力する機器として適切か否かの判
定基準は、例えば、その機器における画像の記録密度、
その機器が使用可能な最大用紙サイズ、その機器に給紙
可能な状態でセットされている用紙のサイズ、その機器
自身が記録可能な状態にあるか否か、例えばトナーエン
プティ状態、紙詰まり状態、定期点検中等でないかどう
かである。上記のようなホストコンピュータ96の機能
は適否判定装置としての機能である。
【0198】また、上記の各デジタル複写機において
は、ホストコンピュータ96へ画像処理を依頼したとき
に、液晶表示装置1が図24に示す出力装置選択画面と
なる。この画面においては、出力装置リストとしてホス
トコンピュータ96と接続されている各デジタル複写機
のリストやメッセージが表示されるとともに、自動選択
モード設定キー131aおよび実行キー131b等が設
けられる。
【0199】上述した本画像形成システムの動作は、下
記の自動選択モードにおいて行われる。次に、この自動
選択モードによる本画像形成システムの動作を、図23
のフローチャートにより具体的に説明する。
【0200】自動選択モードはホストコンピュータ96
からの画像データの返送先のデジタル複写機をホストコ
ンピュータ96が自動的に選択するモードであり、図2
4に示した出力装置選択画面において、自動選択モード
設定キー131aを押圧操作することにより設定され
る。このキー131aを押圧操作した場合、図25に示
すように、キー131aの領域が反転表示となる。ま
た、ユーザーは、図25に示す画面において、出力装置
としての選択範囲を限定することができる。この場合、
ユーザーは、出力装置リストに表示されているデジタル
複写機のうち、選択範囲に含めるものの表示領域を押圧
操作する。押圧操作の結果、その表示領域は反転表示と
なる。
【0201】尚、マニュアルで出力装置となるデジタル
複写機を選択する場合には、出力装置リストに表示され
た「本機PPC」を含む各デジタル複写機のうち、所望
のデジタル複写機の表示領域をユーザーが押圧操作す
る。これにより、そのデジタル複写機の表示領域が反転
表示となり、マニュアルモードが設定される。この場
合、ホストコンピュータ96にて処理された画像データ
は、上記のようにして設定されたデジタル複写機に返送
され、そのデジタル複写機から画像として出力される。
【0202】自動選択モードにおいて、ホストコンピュ
ータ96は、先ず、オフィス側のデジタル複写機から転
送されてきた画像データに対し、依頼された内容の画像
処理を行う(S91)。
【0203】次に、ホストコンピュータ96では、処理
済画像データの返送先のデジタル複写機を選択する。こ
のとき、デジタル複写機の選択範囲が予め入力されてい
なければS94に移行する(S92)。一方、上述した
操作によりデジタル複写機の選択範囲が予め入力されて
いれば、ホストコンピュータ96は、その選択範囲内の
デジタル複写機から画像データ返送先のデジタル複写機
を抽出するものとする(S93)。
【0204】次に、ホストコンピュータ96は、行った
画像処理の種類と、デジタル複写機における解像度、階
調性および最大記録サイズ等とを考慮して返送先デジタ
ル複写機の抽出を実行する(S94)。この場合、条件
に適合するものが複数台あれば、それら複数台のものを
抽出結果として上げる。
【0205】さらに、ホストコンピュータ96は、上記
のようにして抽出したデジタル複写機が画像を出力可能
な状態であるか否かを、それらデジタル複写機との通信
により確認し、画像を出力可能な状態でないものを除外
する(S95)。画像を出力可能な状態でないものと
は、紙詰まり中、メンテナンス中、サービス中、あるい
は電源OFF中のもの、さらには画像の出力に必要なサ
イズの用紙を搭載していないもの、トナー残量不足のも
の等である。
【0206】上記のようにして適合するデジタル複写機
を抽出すると(S96)、ホストコンピュータ96はそ
の抽出結果の情報を依頼元のデジタル複写機に送信する
(S97)。これを受けたデジタル複写機では、液晶表
示装置1に図26に示す表示を行う。この表示において
は、「本機PPC」、「技術部PPC1」、「技術部P
PC2」および「企画部PPC1」が適合するデジタル
複写機として抽出されたものとなっている。また、依頼
元のデジタル複写機に最も近いデジタル複写機の表示領
域が点滅表示となる。この場合には、依頼元そのもので
ある「本機PPC」が点滅表示となっている。
【0207】次に、図26に示す表示画面において、上
記出力装置リストに示されているデジタル複写機のうち
所定のものがユーザーにより選択されると(S98)、
ホストコンピュータ96はそのデジタル複写機を処理済
画像データの転送先、即ち用紙上へ画像を出力する複写
機とする(S99)。尚、S98の選択において、ユー
ザーは、先ず、所定のデジタル複写機の表示領域を押圧
操作し、次に実行キー131bを押圧操作する。
【0208】また、規定時間内にS98での選択が行わ
れなければ(S102)、ホストコンピュータ96は、
依頼元のデジタル複写機に最も近いデジタル複写機であ
る「本機PPC」を処理済画像データの返送先として決
定する(S103)。
【0209】次に、ホストコンピュータ96または処理
済画像データの返送先となったデジタル複写機では、そ
のデジタル複写機が画像を出力するのに適した状態とな
っているか否かを判定する(S100)。この画像を出
力するのに適した状態とは、適切なカセット、画質モー
ド、コピーモード、倍率等が設定された状態である。
【0210】上記判定の結果がYESであれば、ホスト
コンピュータ96は、上記返送先となったデジタル複写
機に対して、メモリに記憶している処理済の画像データ
を転送する(S101)。一方、上記判定の結果がNO
であれば、ホストコンピュータ96は、上記返送先とな
ったデジタル複写機が画像を出力するのに適した状態と
なったときに(S104)、処理済の画像データを転送
する。この結果、画像データが転送されたデジタル複写
機にて、その画像データに基づいて、画像が用紙上に出
力される。
【0211】〔発明の実施の形態4〕本発明のさらに他
の実施の形態を図27および図28に基づいて以下に説
明する。本画像形成システムは、例えば図11に示した
構成により、オフィス側とサービスセンター側とでデー
タの送受信を行うものである。サービスセンターのホス
トコンピュータ96は、例えば図2に示すスキャナ部3
1にて読み取られ、デジタル複写機から転送されてきた
原稿の画像データに対し、この画像データがデジタル複
写機から依頼された画像処理を施すのに適したものであ
るか否かを判定する機能を備えている。そして、この判
定結果が不適当となった場合、画像データ発送元のデジ
タル複写機に画像データの再送を要求するようになって
いる。
【0212】これは、画像データが原因となって、依頼
された画像処理をホストコンピュータ96が実行できな
い事態、および使用できないような質の低い画像データ
に対し、ホストコンピュータ96にて無駄に処理が行わ
れる事態を防止するものである。画像データが画像処理
に適さないものとなる原因としては、スキャナ部31に
て読み取られる原稿自身の画質が悪いこと、原稿画像を
読み取るスキャナ部31自身の解像度が低いこと、原稿
を読み取っているときに原稿がずれること、通信回線で
ある電話回線97の状態が悪く、ノイズなどが画像デー
タ上に影響すること等が考えられる。上記のようなホス
トコンピュータ96の機能は画像情報適否判定部として
の機能である。
【0213】次に、上記画像形成システムの動作を図2
7のフローチャートに基づいて説明する。ここでは、
『翻訳』機能が選択された場合において、デジタル複写
機から画像データを再送する場合を例にとって説明す
る。『翻訳』機能は、図11に示すデジタル複写機91
〜93には、表2に示すように、備えられておらず、ホ
ストコンピュータ96に依頼されることになる。
【0214】この動作においては、先ず、スキャナ部3
1にて読み取られた、翻訳すべき画像データをデジタル
複写機からサービスセンターのホストコンピュータ96
へ転送する(S111)。この動作は、図1に示した場
合と同様にして行われる。
【0215】ホストコンピュータ96では、受信データ
のスクランブルを解除し(S112)、受信した画像デ
ータが翻訳処理に適合するものであるか否かを判定する
(S113)。
【0216】次に、ホストコンピュータ96は、この判
定の結果が「不適合」であっても、デジタル複写機の依
頼に従って『翻訳』を実行する(S114)。そして、
画像データの再送要求理由を情報として、処理したデー
タに添付し、これを返送データとする(S115)。一
方、S113での判定の結果が「適合」であった場合
(S125)、ホストコンピュータ96は、デジタル複
写機の依頼に従って『翻訳』を実行して処理済の画像デ
ータを返送データとし、S116の動作に移行する。
【0217】次に、ホストコンピュータ96は、返送デ
ータに対してスクランブル処理を行い(S116)、こ
の返送データを依頼元のデジタル複写機へ返送する(S
117)。
【0218】デジタル複写機では、ホストコンピュータ
96から返送された画像データのスクランブルを解除す
る(S118)。このとき、デジタル複写機は、画像デ
ータに再送要求情報が添付されていれば(S119)、
その処理済の画像データを液晶表示装置1において表示
可能に取り込む(S120)。また、デジタル複写機
は、再送要求理由を液晶表示装置1に表示するととも
に、再送の意思を問う表示を行う(S121)。一方、
S119において、画像データに再送要求情報が添付さ
れていなければ、デジタル複写機は、S124において
その画像データを画像として用紙上に出力する。
【0219】上記S121での液晶表示装置1の表示は
図28(a)に示すように、画像データが『翻訳』処理
に不適当であったことを警告するものとなる。また、警
告の根拠を『WARNING LIST』において画質
(処理レベル)、データサイズおよびパリティエラーに
分類して表示する。この項目はユーザーにとっての再送
要求の判定基準となる。尚、同図(a)に示すデータサ
イズの90%の表示は、A4サイズ原稿の画像データに
おいて、ホストコンピュータ96が受信した画像データ
は何らかのトラブルにより10%不足しているという意
味である。また、同図(a)に示す画面においては、プ
レビューキー141a、再スキャンキー141bおよび
続行キー141cが設けられる。
【0220】上記プレビューキー141aが押圧操作さ
れると、同図(c)に示すように、前記処理済画像デー
タ、即ち翻訳結果を表示する。これは情報確認部として
の操作パネル90の動作である。プレビューキー141
aは、画質(処理レベル)のレベルを目視にて確認して
から、出力するか否かを判断したい場合に操作される。
同図(c)に示す画面においては、Uキー141d、D
キー141e、Rキー141fおよびLキー141gの
操作にて画面をスクロールさせることにより、出力画像
の全領域について良否を確認することができる。確認が
終了し、確認キー141hが押圧操作されると、同図
(a)に示す画面に復帰する。
【0221】また、再スキャンキー141bが押圧操作
されると(S122)、デジタル複写機は再度原稿画像
のスキャンをスキャナ部31にて行い、これにより得ら
れた『翻訳』すべき画像データをホストコンピュータ9
6に再送する。これに伴って、ホストコンピュータ96
は上記画像データに対して『翻訳』の処理を行い、上記
1回目の動作と同様にして発送元のデジタル複写機に処
理済画像データを返送する。デジタル複写機では、返送
された画像データを受信して上記と同様の処理を行う
(S123)。この動作の結果、液晶表示装置1には図
28(b)に示す表示が行われる。この表示画面では、
『WARNING LIST』において、データサイズ
が100%となっており、基本的には処理済画像データ
を出力することに問題はないと判断できる。但し、処理
レベル(OCR認識率)については、ユーザーによって
妥協基準が異なるため、CHECK画面として表示す
る。
【0222】その後、デジタル複写機は、返送された画
像データを画像として出力する(S124)。一方、S
122において、続行キー141cが押圧操作された場
合、デジタル複写機は、ホストコンピュータ96へ画像
データを再送することなく、S124において、最初に
返送された画像データを画像として出力する。
【0223】上記のように本画像形成システムでは、ユ
ーザーから画像処理の依頼があった場合に、その依頼に
応じて単に画像処理を実行するだけでなく、画像データ
が依頼された画像処理を行うのに適当なものであるか否
かを判定し、不適当なものである場合には、画像データ
の再送を要求するものとなっているので、所望の画像を
正確かつ確実に得ることができる。
【0224】尚、本画像形成システムにおいて、デジタ
ル複写機はホストコンピュータ96からの再送要求があ
った後、ユーザーのキー入力、即ち判断に基づいて画像
データの再送を行うものとなっているが、これに代え
て、ホストコンピュータ96からの再送要求に応じて、
自動的に例えば再スキャンを行い、得られた画像データ
をホストコンピュータ96に再送する構成としてもよ
い。この構成は、図27において、S120およびS1
21の動作を省いたものとなる。
【0225】〔発明の実施の形態5〕本発明のさらに他
の実施の形態を図29ないし図35に基づいて以下に説
明する。本画像形成システムは、例えば図11に示した
構成により、オフィス側とサービスセンター側とでデー
タの送受信を行うものである。サービスセンターのホス
トコンピュータ96は、前述した他の画像形成システム
の場合と同様、例えば図2に示すスキャナ部31にて読
み取られ、デジタル複写機91〜93から転送されてき
た原稿の画像データに対して、デジタル複写機91〜9
3より依頼された所定の画像処理を行うようになってい
る。
【0226】ホストコンピュータ96は、各デジタル複
写機91〜93から画像処理を依頼される毎に、その依
頼がいずれのデジタル複写機からのものであるかを判断
する。そして、その大容量メモリに、各デジタル複写機
91〜93別の画像処理の依頼月日、画像処理の開始時
間、画像処理内容、処理時間などのデータを順次記憶し
ていくようになっている。この記録内容をまとめた利用
状況の管理表の例を図31に示す。
【0227】また、サービスセンター側にて、所定の時
期あるいは期間毎に上記大容量メモリに記憶された情報
を集計することにより、ユーザー側の各デジタル複写機
91〜93がどのような画像処理を依頼したかなどの情
報を管理できるとともに、各デジタル複写機91〜93
によるホストコンピュータ96の利用状況を把握するこ
とができる。また、ユーザーへの画像処理サービスが有
料である場合等において、このサービスに要した費用の
集計が容易である。また、通信回線、即ち電話回線97
を通じて請求書をユーザー側に転送することにより、上
記費用の請求を容易に行うことができる。また、上記情
報に基づいて、各画像処理機能の利用度合いが分かり、
ユーザーの要望する画像処理機能についての動向を把握
することができる。上記請求書の例を図29に示す。こ
の様式に倣って、所定のデジタル複写機におけるサービ
スセンターについての利用状況表も作成することができ
る。このようなホストコンピュータ96の機能は経歴管
理装置としての機能である。
【0228】一方、各デジタル複写機91〜93では、
利用状況情報がホストコンピュータ96から転送されて
くると、これを液晶表示装置1に表示させること、ある
いは用紙上に出力することができる。上記利用状況情報
の出力動作は、この情報を受信した時点にて自動的に行
う構成、あるいは上記情報を受信していることを液晶表
示装置1に表示しておき、この表示を確認したユーザー
が行わせる構成とすることができる。上記利用状況情報
が液晶表示装置1に表示された状態は、図30に示すも
のとなる。この表示においては、アップキー151aお
よびダウンキー151bによる表示内容の上下スクロー
ルが可能である。また、用紙上への出力はプリントキー
151cの押圧操作により行われる。尚、表示キー15
1dは、上記利用状況情報の表示を指示するための入力
キーである。
【0229】また、デジタル複写機91〜93におい
て、利用状況情報を受信したときに自動的に用紙上に出
力する構成の場合、出力された用紙が、排紙トレイ上で
他の画像が記録された用紙と混じってしまい、ユーザー
が見落とし、あるいは紛失する事態が生じ易い。このよ
うな事態を防止するために、上記利用状況情報は、通常
よく使用される用紙とは異なる用紙を使用して出力す
る。ここでいう通常とは異なる用紙とは、図2に示す多
段給紙ユニット33に備えられている用紙のうちの最大
サイズのもの、用紙の幅もしくは長さが最大のもの、使
用頻度の最も少ないものなどである。このうち、最大サ
イズの用紙を使用することが、ユーザーの見落としおよ
び紛失を防止する上で最良である。
【0230】次に、上記画像形成システムの動作を図3
2のフローチャートに基づいて説明する。サービスセン
ターのホストコンピュータ96では、デジタル複写機9
1〜93の利用状況を個別に集計してこれを利用状況情
報とし(S131)、この個別の情報を対応するデジタ
ル複写機91〜93に転送する(S132)。
【0231】ユーザー側のデジタル複写機91〜93で
は、上記利用状況情報を受信すると(S133)、この
情報をメモリに記憶し(S134)、利用状況情報を受
信したことを示すメッセージを液晶表示装置1に表示す
る(S135)。
【0232】デジタル複写機91〜93では、上記の表
示に基づいて図30に示すプリントキー151cが押圧
操作されると(S136)、プリンタとしてレーザプリ
ンタ部32が利用状況情報の印字出力のための準備を行
い(S137)、これが完了すると、利用状況情報を、
例えば図29に示すように、用紙上に出力する(S13
8)。
【0233】一方、S136での印字指示の前に表示キ
ー151dが押圧操作されると(S139)、液晶表示
装置1に例えば図30に示すように、利用状況情報を表
示する(S140)。
【0234】尚、ホストコンピュータ96から利用状況
情報受信後、上記S136においてユーザーからの印刷
指示を受けることなく、自動的にその情報を出力可能な
構成の場合の動作は、図33に示すものとなる。即ち、
この場合には、自動モードが設定されていると(S14
1)、S137に移行した後、S138において利用状
況情報の印字出力を行う。この場合に使用される用紙
は、前述のように、多段給紙ユニット33から供給可能
な用紙のうち、例えば最大サイズのものである。
【0235】また、本画像形成システムでは、ユーザー
側のページメモリを有するデジタル複写機92・93
が、ホストコンピュータ96に処理を依頼する毎に、上
記利用状況情報を記憶するものとなっている。この機能
はメモリ73とPCU74とによって構成される依頼状
況管理部としての機能である。この機能により、デジタ
ル複写機92・93側においても同様の管理を行えば、
サービスセンターから費用を請求される前に、費用の額
を予測することが可能となる。
【0236】また、デジタル複写機92・93では、ホ
ストコンピュータ96から電話回線97を通じて請求書
が送信されて来たときに、デジタル複写機92・93側
で記憶している利用状況と請求内容を照合させながら、
その内容を確認することも可能である。このために、デ
ジタル複写機92・93では、メモリ73に記憶してい
る利用状況情報とホストコンピュータ96から送信され
て来た利用状況情報とを合成し、これを例えば図34に
示すように液晶表示装置1に表示し、また図35に示す
ように印字して出力することができるようになってい
る。これは、メモリ73とPCU74とによって構成さ
れる確認部としての機能である。
【0237】〔発明の実施の形態6〕本発明のさらに他
の実施の形態を図36および図37に基づいて以下に説
明する。本画像形成システムは、例えば図11に示した
構成により、オフィス側とサービスセンター側とでデー
タの送受信を行うものである。サービスセンターのホス
トコンピュータ96は、前述した他の画像形成システム
の場合と同様、例えば図2に示すスキャナ部31にて読
み取られ、デジタル複写機91〜93から転送されてき
た原稿の画像データに対して、デジタル複写機91〜9
3より依頼された所定の画像処理を行うようになってい
る。
【0238】本画像形成システムにおいて、ホストコン
ピュータ96は、特定画像についての画像処理をデジタ
ル複写機91〜93が依頼してきた場合に、その画像や
画像処理等についての情報を付加情報として大容量メモ
リに記憶するようになっている。
【0239】即ち、本画像形成システムにおいては、特
定画像の画像データ、例えば有価証券や紙幣などの複写
禁止物に関する画像データがホストコンピュータ96に
予め登録されている。そして、ホストコンピュータ96
では、登録済の画像データと画像処理を目的としてデジ
タル複写機91〜93から受信した画像データとを比較
して、受信した画像データが特定画像のものであるか否
かを判定している。これは画像処理装置の特定画像判定
部としての機能である。この判定の結果、受信した画像
データが特定画像のものでなければ、ホストコンピュー
タ96はそのまま所定の画像処理を行う。これは、ホス
トコンピュータ96における画像処理部としての機能で
ある。一方、特定画像のものであれば、ホストコンピュ
ータ96は、一旦ユーザー側のデジタル複写機91〜9
3にその原稿画像についての確認要求情報を送信する。
この確認要求情報は、デジタル複写機91〜93から送
信されて来た画像が複写に適したものではないことを伝
えること、ユーザーに原稿を確認するように警告するこ
と、および原稿画像の再送を要求すること等を目的とす
るものである。そこで、上記確認要求情報を受信したデ
ジタル複写機91〜93では、液晶表示装置1に上記確
認要求情報に基づく上記趣旨の表示を行わせる。さら
に、ホストコンピュータ96は、最初に送信されて来た
画像データに関して、依頼された画像処理内容、依頼元
のデジタル複写機91〜93を特定するための管理情
報、画像データ自体などを合わせて記憶する。これは、
画像処理装置における経歴管理装置としての機能であ
る。
【0240】次に、上記画像形成システムの動作を図3
6および図37に基づいて具体的に説明する。尚、ここ
では、仮にデジタル複写機92とホストコンピュータ9
6とが通信動作を行うものとし、デジタル複写機92が
それ自身で行うことができない画像処理をホストコンピ
ュータ96に依頼するものとする。
【0241】図36に示すように、先ず、デジタル複写
機92において所定の画像処理モードが設定され(S1
71)、スタートキー15がONされると(S17
2)、デジタル複写機92はスキャナ部31による原稿
画像の読み取り動作を開始する(S173)。これによ
り得られた画像データは一旦メモリ73に記憶される。
次に、デジタル複写機92は、画像処理を依頼するため
に、読み取った画像データを所定の画像処理を指令する
コマンドコードとともにホストコンピュータ96に転送
する(S174)。
【0242】その後、デジタル複写機92は待機状態と
なり、上記画像データはホストコンピュータ96にて受
信され、内容が確認される。ここで、ホストコンピュー
タ96から画像データの再送要求があると(S17
5)、デジタル複写機92は、上記S172〜S174
の動作を繰り返し、ホストコンピュータ96に画像デー
タを再送する。
【0243】また、デジタル複写機92は、上記S17
5において再送要求がなく、ホストコンピュータ96か
ら画像処理済の画像データを受信すると(S176)、
この画像データを用紙上に出力する(S177)。
【0244】一方、ホストコンピュータ96において
は、図37に示すように、前記特定画像データを更新す
るモードが設定されている場合(S151)、その特定
画像更新動作を行う(S152)。
【0245】また、ホストコンピュータ96は、特定画
像データの更新動作中ではなく、ユーザー側のデジタル
複写機92から画像処理依頼を受信すると(S15
3)、その受信した画像データが登録済の特定画像であ
るか否かを判定する(S154)。この判定の結果、特
定画像であれば(S155)、ホストコンピュータ96
は、画像データの再送要求を含む、前記の確認要求情報
をデジタル複写機92に送信し(S156)、タイマー
をセットするとともに(S157)、カウンタをセット
する(S158)。また、このとき、ホストコンピュー
タ96は、画像データについて依頼された画像処理内
容、依頼元のデジタル複写機92を特定するための管理
情報、画像データ自体などをその大容量メモリに記憶す
る。上記タイマーは、デジタル複写機92からの画像デ
ータの再送についての待ち時間の上限を規定するもので
あり、カウンタは、上記画像データの再送回数の上限を
規定するものである。
【0246】その後、ホストコンピュータ96は、S1
62においてタイマーがタイムアップする前に、デジタ
ル複写機92からの画像データを再度受信すると(S1
61)、S154に移行して、それ以下の動作を同様に
繰り返す。また、ホストコンピュータ96は、デジタル
複写機92からの画像データの再送回数が規定値に達す
ると(S159)、デジタル複写機92からの依頼によ
る画像処理モードをキャンセルし(S160)、その
旨、デジタル複写機92に送信した後、動作を終了す
る。
【0247】一方、S155において、デジタル複写機
92から受信した画像データが特定画像のものでなけれ
ば、画像データに対して所定の画像処理を行い(S16
3)、その処理についての情報を、例えば図31に示し
たように、履歴情報として記憶する(S164)。その
後、ホストコンピュータ96は、処理済の画像データを
デジタル複写機92に返送して処理を終了する(S16
5)。
【0248】上記のように、本画像形成システムでは、
ホストコンピュータ96が特定画像についての情報を管
理しているので、ユーザー側の各デジタル複写機91〜
93は、上記情報を管理する必要がない。即ち、各デジ
タル複写機91〜93は、各々、特定画像の管理機能や
大容量のメモリを備える必要がなく、廉価な構成とする
ことができる。
【0249】また、ホストコンピュータ96において
は、前記S151およびS152の更新動作により、技
術的あるいは社会的要求の変化等に応じて新規のあるい
は必要な特定画像データを追加し、あるいは不要な情報
と入れ換えることができる。そして、この更新動作は、
ホストコンピュータ96においてのみ行うことで各デジ
タル複写機91〜93等からの種々の要求に対応可能と
なる。
【0250】〔発明の実施の形態7〕本発明のさらに他
の実施の形態を図38ないし図40に基づいて以下に説
明する。本画像形成システムは、コピー禁止画像である
か否かを判定する判定部を具備しない複写装置において
も、コピー禁止画像の画像記録動作を禁止するための制
御が可能となるよう考慮したものである。すなわち、電
子写真技術等のデジタル印字技術は年々進歩しており、
コピー禁止技術もそれに伴い進歩しなければならない
が、いかに最新の技術が革新されても古い複写装置では
その技術を利用できないようでは意味がない。本実施の
形態の画像形成システムでは、利用者は僅かな追加投資
で常に最新の技術を利用することが可能となる。尚、コ
ピー禁止画像である特定画像とは、例えば、紙幣および
商品券等の貨幣ならびに有価証券のような法律で複製が
禁じられているものの他、社内機密文書、特定の規則に
よりコピー不可能文書とされるもの等の画像をいう。
【0251】本実施の形態の画像形成システムにおける
画像処理部としてのデジタル複写機93では、図4に示
すように、特定画像判定部としてのPCU74は、画像
データ入力部70からの入力画像とROM(Read Only
Memory) を含むメモリ73に予め記録されているデータ
とを元に、入力画像がコピー禁止画像か否かを判定する
機能を備えている。
【0252】具体的には、PCU74におけるコピー禁
止画像の判定は、メモリ73に予めめコピー禁止画像と
なる特定画像のデータを多数登録しておき、これとの照
合により行う。すなわち、入力画像と特定画像とが同値
であるか否かの判定により行う。尚、例えば、画像の右
肩に「極秘」と言った朱印がある場合にはコピー禁止画
像であると見做すというようなユーザー独自のルールを
追加できるようにすることも可能である。
【0253】また、判定結果としては、コピー可または
コピー不可に加えて、グレーつまりコピー不可である可
能性が高いという出力を行うこともできる。これは、特
定画像データと完全に一致する入力画像データは見つか
らないが、類似性が検出された入力画像データが存在し
た場合に出力される。
【0254】さらに、デジタル複写機93においては、
メモリ73に予めコピー禁止となる特定画像データが記
録されているが、このコピー禁止の特定画像データは商
品の出荷段階でマスクROM等に記録して供給する他、
転送装置としての前記インタフェース93aを通じて他
のデジタル複写機93…からメモリ73にダウンロード
する方法で供給することも可能である。
【0255】次に、PCU74は、入力画像がコピー禁
止画像であると判断した場合には、操作基板ユニット7
7の液晶表示装置1を通じて当該原稿がコピー禁止であ
る旨を示す。
【0256】ところで、判定結果が100%コピー禁止
であると判定された場合には上述したようにコピー禁止
である旨を示せば良いが、100%コピー禁止か否かは
不明であるがコピー禁止である可能性がかなり高いとい
った画像の場合もある。この場合には、画像データ処理
部71にて画像処理を施し、画像のレベルを下げて画像
データ出力部72へ送信して出力を行う。画像のレベル
を下げる目的は、例えば紙幣のコピー等の疑惑が有る場
合に、そのまま高い画像のレベルでコピーされて犯罪等
に利用されるのを防止するためである。画像のレベルを
下げる方法としては、解像度を下げたり、フルカラーで
はなくモノカラーで出力を行うことが考えられる。
【0257】また、デジタル複写機93は、インタフェ
ース91a・93aを通じて他の例えばデジタル複写機
91から画像情報を受け取り、その画像がコピー禁止画
像であるか否かを判定し、インタフェース93a・91
aを通じて判定結果を依頼元のデジタル複写機91に返
送する。
【0258】さらに、デジタル複写機93が本画像形成
システム内に複数台接続されている場合には、何れかの
デジタル複写機93…を活用してコピー禁止画像の判定
を行うことが可能である一方、1台のデジタル複写機9
3にて判定した後、他のデジタル複写機93にて再判定
することも可能である。
【0259】上記のコピー禁止画像であるか否かの判定
を行うための制御動作について、図38に示すフローチ
ャートおよび図39(a)(b)(c)に基づいて説明
する。
【0260】まず、本画像形成システム内において特定
画像判定部を具備していないデジタル複写機91にて複
写が開始された場合(S201)、デジタル複写機91
は本画像形成システム内に存在する特定画像判定部を有
するデジタル複写機93に対して、入力画像をインタフ
ェース91a・93aを通じて送信し、禁止画像判定を
依頼する(S202)。このとき、判定を依頼する画像
については消去せずに判定結果が返ってくるまで依頼元
であるデジタル複写機91のメモリ73内に保持してお
く。
【0261】次いで、一定時間を経て(S203)、判
定結果が返ってきたら(S204)、その結果に基づき
依頼元のデジタル複写機91は複写動作の制御を行う。
判定結果がコピー可であれば(S205)、通常通り複
写動作を完了させる(S206)。すなわち、当該画像
の印字出力を行う(S212)。
【0262】一方、判定結果がコピー不可であれば、完
全にコピー禁止か否かを判定する(S207)。そし
て、完全にコピー禁止であれば、デジタル複写機93は
その旨をインタフェース93a・91aを通じて送信す
る。これにより、デジタル複写機91は、図39(a)
に示すように、確認報知部としての液晶表示装置1にて
この原稿画像は複製が禁じられているため複写を差し控
える旨の画面をユーザーに提示して複写動作を停止する
(S208)。
【0263】判定結果がグレーの場合つまりコピー禁止
である可能性が高い場合には、上記デジタル複写機93
よりも判定レベルの高い複写装置が画像形成システム内
に存在するか否かを調べ(S209)、存在すれば(S
210)、S202に戻ってその判定レベルの高い複写
装置に対して判定依頼を行う。
【0264】なお、ここでは、これら各デジタル複写機
93の特定画像判定部の判定レベルの情報は、デジタル
複写機91の上記メモリ73に格納されており、PCU
74が判定レベルの高い特定画像判定部を有する複写装
置を選択するようになっている。
【0265】上記デジタル複写機93よりも判定レベル
の高い複写装置が存在しなかった場合には、図39
(b)に示すように、複写画像のレベルを落として複写
動作を行う旨の画面を提示し、確認がとれた後に、複写
画像のレベルを落として複写動作を再開し(S21
1)、画像の印字出力を行う(S212)。
【0266】尚、本実施の形態では、コピー禁止の疑い
がある場合に、複写画像のレベルを落として複写動作を
行うようになっているが、必ずしもこれに限らず、例え
ば、図39(c)に示すように、ユーザーに違法等とな
る可能性があるが複写しても良いか否か画面を表示して
確認し、通常通り複写するかまたは複写を停止するかを
選択できるようにしておいても良い。
【0267】一方、S204においては、判定依頼先の
トラブル、例えば電源断やネットワークトラブル等によ
りいつまで待っても判定結果を受け取れない可能性もあ
る。
【0268】そこで、この事態を回避するため、一定の
タイムアウト時間を設け、所定時間が経過しても判定結
果が返ってこない場合には、トラブルと見做して判定結
果を待たずに処理を再開することも可能である(S21
3)。
【0269】ただし、このように時間制限を設ける場合
において、処理の開始までに判定依頼先から判定結果が
返ってきた場合には(S214)、S205に移行して
その判定結果に基づいて処理を再開する。
【0270】処理再開の方法としては、通常通りの複写
動作を再開する方法の他に、画像のレベルを落として複
写動作を再開する方法または他の判定手段を備えた複写
装置に再度依頼を行う方法が可能である。そして、他の
判定手段を備えた複写装置に再度依頼を行った結果、画
像の複写が適切であると判断された場合には、最終的に
判定前から保持していた判定依頼画像の印字出力を行う
(S212)。
【0271】次に、簡易なコピー禁止画像判定手段を備
えた例えばデジタル複写機92にて、コピー禁止画像の
判定を行う場合について、図40に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0272】基本的な流れとしては、図38のフローチ
ャートにて説明したように、特定画像判定部を備えてい
ないデジタル複写機91にて、コピー禁止画像を判定す
るときの流れと同じである。しかし、この場合は、依頼
元にも簡易な特定画像判定部が具備されており、明らか
にコピー禁止画像でないとわかる画像については自機で
あるデジタル複写機92にて画像判定を行い、ネットワ
ークを通じて画像判定を依頼することなく複写動作を完
了することが可能となっている点が異なる。このため、
処理速度としては全く特定画像判定部を有しない場合よ
りも簡易な画像判定手段を有する方式の方が有利であ
る。
【0273】具体的には、図40に示すように、デジタ
ル複写機92にて複写が開始された場合(S251)、
デジタル複写機92は自機の特定画像判定部にて入力画
像がコピー禁止画像であるか否かの画像判定を行う(S
252、S253)。
【0274】このときコピー禁止画像であれば、前記図
39に示すように、違法行為である旨を提示してコピー
動作を中止する(S254)。
【0275】コピー禁止でなければコピー可能か否かを
判断する(S255)。そして、コピー可能であれば通
常通りのコピー処理を再開し(S256)、当該画像の
印字出力を行う(S265)。
【0276】また、コピー可能でなければ、画像形成シ
ステム内に本デジタル複写機92よりも判定レベルの高
い複写装置が存在するか否かを調べ(S257)、存在
しない場合には(S258)、複写画像のレベルを落と
して複写動作を行う(S259、S265)。
【0277】また、デジタル複写機92よりも判定レベ
ルの高い複写装置が存在する場合には、画像形成システ
ム内に存在する判定レベルの高い特定画像判定部を有す
る例えばデジタル複写機93に対して、入力画像をイン
タフェース92a・93aを通じて送信し、禁止画像判
定を依頼する(S260)。
【0278】そして、一定時間、依頼先からの判定結果
通知を待ち(S261)、判定結果通知がくると(S2
62)、S253に戻ってその結果に基づき再度複写動
作の制御を行う。
【0279】一方、判定結果通知が一定時間待っても戻
ってこない場合には、複写画像のレベルを落として複写
動作を行う(S263、S265)。尚、処理の再開後
印字出力の開始までに判定依頼先から判定結果通知が返
ってきた場合には(S264)、上述したと同様にS2
53に戻りその判定結果に基づいて処理を行う。
【0280】このように、図38または図40のいずれ
の場合であっても、判定依頼は依頼元より判定レベルの
高い複写装置に対して行うようになっている。ここで、
判定レベルの高い複写装置とは、メモリ73内に予め用
意された、コピー禁止画像のデータ量が多いものをい
う。メモリ73内のコピー禁止画像のデータ量が少ない
場合、完全にコピー禁止画像であることが判明する割合
よりも、類似であるという結果になる可能性が高いから
である。また、照合の際に用いるアルゴリズムとして、
より精密な、つまり多くのCPU時間を使用するアルゴ
リズムを用いているものという定義にしても良い。
【0281】尚、上記の判定基準によれば、画像形成シ
ステム内の各デジタル複写機92・93が備えている画
像判定手段のレベルの高低は半自動的に決定されるが、
必ずしも自動としないで、ユーザーによってこれらの順
列を設定できるようになっていても良い。
【0282】以上のように、本実施の形態の画像形成シ
ステムでは、使用者により画像処理についての指令がデ
ジタル複写機91の操作パネル90に入力されると、実
施の形態1において説明したように、画像情報は、デジ
タル複写機91から例えばデジタル複写機93に発送さ
れ、所定の画像処理を受ける。ここで処理された画像情
報は、デジタル複写機91に返送され、その画像データ
出力部72により可視像として出力される。このとき、
デジタル複写機93の特定画像判定部としてのPCU7
4は、画像処理を依頼された画像情報が、特定画像とし
て登録されている画像の画像情報であるか否かを判定す
る。
【0283】そして、PCU74にて、入力された画像
情報が特定画像として登録されているものであると判定
されたときには、その旨の情報がインタフェース93a
・91aを介してデジタル複写機91に送出される。
【0284】このような動作により、依頼元のデジタル
複写機91では、画像情報が特定画像、例えば紙幣の画
像についてのものであることを知ることができる。
【0285】このため、特定画像判定部を持たないデジ
タル複写機91においても、コピーに不適切な画像、例
えば紙幣や有価証券等の原稿を、ユーザーが意図的もし
くは誤って複写し、紙幣や有価証券の偽造等の犯罪を犯
すことを未然に防ぐことが可能となる。
【0286】また、上記のような機能は、各デジタル複
写機91…に備える必要がなく、これら各デジタル複写
機91…が接続されているデジタル複写機93に備えて
いればよいので、各デジタル複写機91のコストアップ
を回避することができる。
【0287】さらに、特定画像判定部を有するデジタル
複写機93がシステム内に複数台存在する場合には、そ
れらを有効に活用してコピー禁止画像の判定を行うこと
が可能になる。例えば、それらのうち何台かが故障して
いても、最低限l台の特定画像判定部を備えたデジタル
複写機93が稼働していれば、システム全体としては特
定画像か否かの判定を行うことができる。
【0288】また、本実施の形態の画像形成システムで
は、デジタル複写機91から画像処理の依頼のために送
られて来た画像情報が、デジタル複写機93のPCU7
4にて特定画像のものであると判定されたとき、デジタ
ル複写機93はその旨の情報を画像処理依頼元のデジタ
ル複写機91に送出する。これに応じて、デジタル複写
機91は液晶表示装置1により使用者に原稿画像の確認
を促す。
【0289】これにより、紙幣や有価証券等の特定画像
に対して画像処理が行われようとする場合において、使
用者に警告することができるとともに、本画像形成シス
テムのデジタル複写機91が悪用される事態を防止する
ことができる。
【0290】また、本実施の形態の画像形成システムで
は、入力された画像情報が特定画像として登録されてい
るものである旨の情報を受けたデジタル複写機91・9
2は、その当該画像情報を他のデジタル複写機93にイ
ンタフェース91a・92a・93aを介して出力し、
さらに他のデジタル複写機93のPCU74にて、当該
画像情報が特定画像として登録されているものであるか
否かの判定を求める。
【0291】また、さらに他のデジタル複写機93に判
定を求めるに際しては、先のデジタル複写機93のPC
U74よりも判定レベルの高いもの、すなわち判定速度
や判定アルゴリズムの高いものが選択される。
【0292】従って、当該画像情報が特定画像のもので
あるか否かの判定に対して、複数の特定画像判定部を利
用してより精度の高い判定を行うことができる。
【0293】また、本実施の形態の画像形成システムで
は、デジタル複写機91・92は、他のデジタル複写機
93…のPCU74に判定を求めた場合に、当該他のデ
ジタル複写機93からの判定結果が所定時間内に戻らな
いときには、中断していた画像の出力処理を再開する。
【0294】従って、PCU74を備えた当該他のデジ
タル複写機93が、判定依頼を受けた直後にトラブルを
起こして判定結果を返信できなかった場合でも、依頼元
のデジタル複写機91は、画像の出力処理を滞りなく再
開することが可能となる。
【0295】また、本実施の形態では、デジタル複写機
91・92は、画像レベルを下げて中断していた画像出
力処理を再開する。
【0296】このため、当該画像が特定画像である可能
性が高いことが判明しているとき等には、その画像レベ
ルを下げて画像出力処理を再開することにより、犯罪を
防ぐことが可能となる。
【0297】また、本実施の形態の画像形成システムで
は、デジタル複写機91・92から特定画像であるか否
かの判定を求められた他のデジタル複写機93は、その
判定結果のみを当該デジタル複写機91・92に出力す
る。
【0298】このため、各デジタル複写機93…に対し
てコピー禁止画像判定のやりとりを行う際に、通信手段
(ネットワーク)に対する負荷を最小限度にとどめるこ
とが可能となる。
【0299】すなわち、依頼先にて判定画像を加工した
ものを依頼元に返送するようにした場合、画像データが
ネットワーク上を往復することとなる。画像データは一
般にデータ量が大きいため、ネットワークに対して大き
な負荷をかけてしまうことになる。本実施の形態の画像
形成システムでは、このような事態が生じるのを防止し
ている。
【0300】また、本実施の形態の画像形成システムで
は、デジタル複写機91・92は、他のデジタル複写機
93のPCU74に判定を求めると同時にその画像情報
をメモリ73に格納する。
【0301】このため、判定結果のみを依頼元に返送す
るようにした場合であっても、依頼元は保持しておいた
画像に基づいて出力処理を再開することが可能となる。
これはネットワークに対する負荷を最小限にするだけで
なく、データ電送のオーバーへッドを省くことにより、
画像形成システムの全体的な処理速度を向上させる意味
でも効果的である。また、依頼先から判定結果が返信さ
れてこない場合に、データを消去してしまうことは得策
ではない。
【0302】また、本実施の形態の画像形成システムで
は、デジタル複写機91・92は、中断していた画像の
出力処理を再開した後に、当該他のデジタル複写機93
からの判定結果が戻ってきたときには、その判定結果に
基づいて画像の出力処理を、再度、再開するものであ
る。
【0303】このため、依頼先がトラブルであると判断
して出力処理を再開した後に、依頼先から返信があった
場合でも、まだ出力処理が完了していなければその処理
を取り消し、依頼先からの判定結果を基にして出力処理
を再開することが可能となる。
【0304】〔発明の実施の形態8〕本発明のさらに他
の実施の形態を図41および図42に基づいて以下に説
明する。本画像形成システムは、図41に示すように、
例えば6台のデジタル複写機201〜206を備え、こ
れらデジタル複写機201〜206は、互いに通信を行
うためのインタフェース201a〜206aを有してい
る。本画像形成システムでは、最も大容量の前記メモリ
73を有するデジタル複写機201と最も多くの画像処
理機能を有するデジタル複写機202とを組にして主画
像処理装置としている。
【0305】これらデジタル複写機201とデジタル複
写機202とは、両者のインタフェース201a・20
2aおよび通信回線97aにより通信可能に接続され、
デジタル複写機203〜206は、同様に、インタフェ
ース201a・203a〜206aおよび通信回線97
aによりそれぞれデジタル複写機201と通信可能に接
続されている。また、デジタル複写機202〜206
は、デジタル複写機201を介して、デジタル複写機2
01以外の他のデジタル複写機とも通信可能となってい
る。
【0306】本画像形成システムにおいては、デジタル
複写機201とデジタル複写機202とにより前記実施
の形態1において説明した各動作を行い得るようになっ
ている。例えば、デジタル複写機202の機能は図11
に示したデジタル複写機93に相当し、デジタル複写機
201の機能はデジタル複写機93よりも画像処理機能
が少なく、メモリ容量が大きいものである。また、デジ
タル複写機203・204の機能はデジタル複写機92
に相当し、デジタル複写機205・206の機能はデジ
タル複写機91に相当するものである。
【0307】主画像処理装置を構成するデジタル複写機
201・202においては、デジタル複写機201が、
主に大容量のメモリ73を必要とする画像データの管理
を担当し、デジタル複写機202が、画像処理を担当す
るというように、役割を分担している。すなわち、例え
ばデジタル複写機203から画像処理が依頼された場
合、デジタル複写機202から送信された画像データは
デジタル複写機201のメモリ73にて記憶され、順次
デジタル複写機202に送られて画像処理される。
【0308】処理後の画像データは、再びデジタル複写
機201のメモリ73に格納された後、デジタル複写機
201からデジタル複写機203に返送される。このよ
うな制御は、例えばデジタル複写機201のPCU74
にて行われる。
【0309】このような複数のデジタル複写機の役割分
担にて主デジタル複写機を構成することにより、高機能
が必要となる主デジタル複写機を1台のデジタル複写機
にて構成する場合と比較して、コストダウンが可能であ
ると共に、画像形成システムの効率を向上することがで
きる。
【0310】尚、本実施の形態の画像形成システムにお
いては、以下のように構成することも可能である。
【0311】すなわち、図42に示すように、例えば5
台のデジタル複写機211〜215を備え、これらデジ
タル複写機211〜215は、互いに通信を行うための
インタフェース211a〜215aを有している。ま
た、これらデジタル複写機211〜215は、ループ状
のネットワークを構成するように、各インタフェース2
11a〜215aおよび通信回線97aにより接続され
ている。各デジタル複写機211〜215は、例えば前
記デジタル複写機30に相当する構成となっている。
【0312】本画像形成システムでは、各デジタル複写
機211〜215自身が所望の画像処理機能を有してい
ない場合、他のデジタル複写機に依頼して画像データに
画像処理を行うようになっている。このために、各デジ
タル複写機211〜215は、他のデジタル複写機が有
する画像処理機能やメモリ容量等の情報を保持してい
る。上記画像処理の依頼動作においては、各デジタル複
写機が自動的に依頼先のデジタル複写機を選択するも
の、或いは各々の液晶表示装置1に処理可能なデジタル
複写機を表示し、操作者が選択するものとすることがで
きる。
【0313】本画像形成システムでは、前記実施の形態
1に示した画像形成システムと同様の各動作を行い得る
ようになっている。この場合、画像処理依頼元のデジタ
ル複写機により画像処理を依頼されるデジタル複写機
は、主デジタル複写機ではなく、その画像処理機能を有
する他のデジタル複写機である。
【0314】このような前記主デジタル複写機を特定し
ない本画像形成システムの構成は、各デジタル複写機2
11〜215が互いに異なる画像処理機能を有している
場合に有効となる。
【0315】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の画像形
成システムは、少なくとも一台の画像形成装置および画
像処理装置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を
両者間で転送する転送装置とを備え、前記画像形成装置
は、画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部
と、画像処理についての指令を入力するための入力部
と、この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行う
ことを指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装
置に出力する一方、画像処理装置にて処理された画像情
報を前記画像記録部に供給する制御部とを備え、前記画
像処理装置は、転送装置を介して入力された画像情報に
所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送装置を
通じて画像形成装置に出力する構成である。
【0316】これにより、画像形成装置が備えるものよ
りもさらに高機能あるいは新規の画像処理機能が開発さ
れ、これを必要とする場合であっても、前記画像処理機
能を画像処理装置のみに備えさえすれば、画像処理装置
に転送装置を介して多数の画像形成装置が接続されてい
る場合において、各画像形成装置が個々に前記画像処理
機能を備える必要がない。従って、各画像形成装置の買
い替えが不要となり、画像形成装置を使用する使用者の
経済的負担を軽減することができるという効果を奏す
る。
【0317】また、請求項2の発明の画像形成システム
は、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装置
と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で転
送する転送装置とを備え、前記画像形成装置は、画像情
報に対して所定の画像処理を行う画像処理部と、画像情
報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、画像処理
についての指令を入力するための入力部と、この入力部
にて指定された画像処理の種類に応じ、画像情報に対す
る画像処理を画像形成装置の画像処理部と画像処理装置
との何れで行うかを選択し、画像形成装置での処理を選
択したときに、画像情報を画像形成装置の画像処理部に
供給するとともに、ここで処理された画像情報を画像記
録部に供給する一方、画像処理装置での処理を選択した
ときに、画像情報を画像処理装置に出力するとともに、
画像処理装置にて処理された画像情報を前記画像記録部
に供給する制御部とを備え、前記画像処理装置は、転送
装置を介して入力された画像情報に所定の画像処理を施
し、この画像情報を前記転送装置を通じて画像形成装置
に出力する構成である。
【0318】これにより、請求項1の発明の効果に加
え、例えば画像形成装置の画像処理部と画像処理装置と
の両者が備えている画像処理機能が入力部にて指定され
た場合には、前記両者のうちの適切な側で処理を行うこ
とができるという効果を奏する。
【0319】また、請求項3の発明の画像形成システム
は、請求項1または2の発明の画像形成システムにおい
て、前記画像処理装置が、行い得る画像処理の種類を示
す情報を出力可能であるとともに、画像形成装置からの
制御信号により指定された画像処理を行うものであり、
前記画像形成装置が表示部を有し、画像形成装置の前記
制御部が、前記転送装置を通じて得られる画像処理装置
からの情報に基づいて、画像処理装置が行い得る画像処
理の種類を前記表示部に表示させるとともに、前記入力
部にて指定された種類の画像処理を行うことを指令する
制御信号を前記画像情報と共に転送装置を通じて画像処
理装置に出力する構成である。
【0320】これにより、請求項1または2の発明の効
果に加えて、画像形成装置の使用者においては、画像処
理装置が備える画像処理機能を、使用しようとする画像
形成装置上において目視により容易に知ることができ
る。従って、使用者による画像処理機能の選択が容易と
なり、システムの利便性を向上することができるという
効果を奏する。
【0321】また、請求項4の発明の画像形成システム
は、請求項3の発明の画像形成システムにおいて、前記
画像処理装置が、行い得る画像処理の種類が変更された
ときに、この変更内容を前記転送装置を通じて画像形成
装置に出力する構成である。
【0322】これにより、請求項3の発明の効果に加え
て、使用者がその時点において最適な画像処理機能を適
切に選択することができるようになり、この結果、シス
テムの利便性を向上することができるという効果を奏す
る。
【0323】また、請求項5の発明の画像形成システム
は、請求項1または2の発明の画像形成システムにおい
て、少なくとも前記画像処理装置が画像情報を記憶する
記憶部を備え、前記画像形成装置の制御部が、画像情報
を前記転送装置を通じて画像処理装置の記憶部に転送し
て記憶させる構成である。
【0324】これにより、請求項1または2の発明の効
果に加えて、例えば1台の画像処理装置に多数の画像形
成装置が転送装置を介して接続されているような構成に
おいて、画像形成装置が例えば数ライン分の作業用のメ
モリ、あるいは数ページ分のデータを記憶可能なページ
メモリしか備えていないような場合であっても、画像処
理装置のみが大容量の記憶部、即ちメモリを備えていれ
ば、各画像形成装置に大容量メモリを備えることなく、
大容量メモリが必要な例えば電子RDHのような処理を
行うことができる。
【0325】また、本画像形成システムにおいては、画
像形成装置が数ページ分のデータを記憶可能なページメ
モリを備えている場合に、このページメモリと画像処理
装置の大容量メモリとの併用もでき、さらに大容量の記
憶容量を有する処理が可能になるという効果を奏する。
【0326】また、請求項6の発明の画像形成システム
は、請求項1または2の発明の画像形成システムにおい
て、前記画像形成装置と画像処理装置とが画像情報を記
憶する記憶部を備え、前記画像形成装置の制御部が、画
像情報を画像形成装置の記憶部に記憶させる一方、この
記憶部の記憶容量が不足するときに、画像情報を前記転
送装置を通じて画像処理装置の記憶部に転送して記憶さ
せる構成である。
【0327】これにより、請求項5の発明の効果に加え
て、画像処理装置と画像形成装置との間の画像情報の転
送時間を削除、あるいは削減することができるので、画
像情報の処理速度を向上することができるという効果を
奏する。
【0328】また、請求項7の発明の画像形成システム
は、請求項1、2、5または6の発明の画像形成システ
ムにおいて、前記画像形成装置が表示部を備え、前記画
像形成装置の制御部が、画像処理装置を使用しようとす
るときにこの状態を前記表示部に表示させ、前記入力部
により画像処理装置を使用する指令が入力されたとき
に、画像処理装置を使用しての処理を行わせる一方、前
記入力部により画像処理装置を使用する指令が入力され
ないときに、画像処理装置を使用しての処理を禁止する
構成である。
【0329】これにより、請求項1、2、5または6の
発明の効果に加えて、例えば、画像処理装置を使用した
ときに、画像処理装置の使用料や転送装置を構成する回
線の使用料が必要となる場合、または画像形成装置と画
像処理装置との間で画像情報の送受信を行うことによ
り、処理に長時間を要する場合等において、使用者の確
認を得た上で画像処理装置を使用することができるとい
う効果を奏する。
【0330】また、請求項8の発明の画像形成システム
は、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装置
と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で転
送する転送装置と、適否判定装置とを備え、前記画像形
成装置は、表示部と、画像情報に基づいて可視像を形成
する画像記録部と、画像処理についての指令を入力する
ための入力部と、この入力部からの画像処理装置にて画
像処理を行うことを指示する指令に基づいて、画像情報
を画像処理装置に出力する一方、前記処理済画像情報を
前記画像記録部に供給する制御部とを備え、前記画像処
理装置は、転送装置を介して入力された画像情報に所定
の画像処理を施し、この画像情報を前記転送装置を通じ
て画像形成装置に出力するものであり、適否判定装置
は、画像処理装置にて処理された処理済画像情報を画像
処理装置への処理依頼元の画像形成装置の画像記録部で
処理することの適否を判定するとともに、この判定結果
を前記表示部に表示させる構成である。
【0331】これにより、例えば画像処理依頼元の画像
形成装置における画像記録部での記録能力を超えた画像
処理が画像処理装置にて行われた場合に、この事態を使
用者に警告することができるという効果を奏する。
【0332】また、請求項9の発明の画像形成システム
は、請求項8の発明の画像形成システムにおいて、前記
画像形成装置が1台の画像処理装置に対して複数台接続
され、前記適否判定装置は、処理依頼元の画像形成装置
に対して不適当との判定を行ったとき、前記処理済画像
情報の処理に適する画像記録部を備えた好適画像形成装
置を前記判定動作を行いながら検索するとともに、この
好適画像形成装置が存在するときに、前記処理済画像情
報をその好適画像形成装置に転送して処理させる構成で
ある。
【0333】これにより、請求項8の発明の効果に加え
て、所望の画像処理が行われた画像を得る場合に、良好
な画像を得ることができるという効果を奏する。
【0334】また、請求項10の発明の画像形成システ
ムは、請求項8または9の発明の画像形成システムにお
いて、前記適否判定装置が、画像記録部における記録密
度に基づいて、前記処理済画像情報をその画像形成装置
の画像記録部で処理することの適否を判定する構成であ
る。
【0335】これにより、請求項8または9の発明の効
果に加えて、使用者が所望する画像を適正な記録密度で
再現することができるという効果を奏する。
【0336】また、請求項11の発明の画像形成システ
ムは、請求項8または9の発明の画像形成システムにお
いて、前記適否判定装置が、前記処理済画像情報を画像
記録部で記録するのに必要な用紙サイズと、画像形成装
置が使用可能な最大用紙サイズとに基づいて、前記処理
済画像情報をその画像形成装置の画像記録部で処理する
ことの適否を判定する構成である。
【0337】これにより、請求項8または9の発明の効
果に加えて、使用者が所望する画像を欠けることなく、
用紙上に確実に再現することができるという効果を奏す
る。
【0338】また、請求項12の発明の画像形成システ
ムは、請求項8または9の発明の画像形成システムにお
いて、前記適否判定装置が、前記処理済画像情報を画像
記録部で記録するのに必要な用紙サイズと、前記画像記
録部に供給可能なものとして画像形成装置が備えている
用紙サイズとに基づいて、前記処理済画像情報をその画
像形成装置の画像記録部で処理することの適否を判定す
る構成である。
【0339】これにより、請求項8または9の発明の効
果に加えて、使用者による画像形成装置への用紙の補給
を待って、画像処理装置が待機する事態を防止し、使用
者が所望する画像を用紙上に確実に再現することができ
るという効果を奏する。
【0340】また、請求項13の発明の画像形成システ
ムは、請求項8または9の発明の画像形成システムにお
いて、前記適否判定装置が、前記画像形成装置が画像記
録部による記録動作が可能な状態であるか否かに基づい
て、前記処理済画像情報をその画像形成装置の画像記録
部で処理することの適否を判定する構成である。
【0341】これにより、請求項8または9の発明の効
果に加えて、画像形成装置が記録動作可能な状態へ復帰
するのを待って画像処理装置が待機する事態を防止し、
かつ所望の画像を用紙上へ迅速に出力することができる
という効果を奏する。
【0342】また、請求項14の発明の画像形成システ
ムは、請求項1または2の発明の画像形成システムにお
いて、前記画像処理装置が、転送装置を介して入力され
た画像情報に対して画像処理を行うことの適否を画像情
報に基づいて判定する画像情報適否判定部と、この画像
情報適否判定部の判定結果が不適となった場合に、前記
画像形成装置に対して画像情報の再送を要求する制御部
とを備えている構成である。
【0343】これにより、請求項1または2の発明の効
果に加えて、画像処理を行うことが不適当な画像情報に
対する画像処理装置での無駄な画像処理動作を事前に防
止することができるという効果を奏する。
【0344】また、請求項15の発明の画像形成システ
ムは、請求項14の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像情報適否判定部が、画像情報の質に基づいて判
定する構成である。
【0345】これにより、請求項14の発明の効果に加
えて、例えばノイズが混入して質が低下した画像情報に
対する画像処理装置での無駄な画像処理動作を事前に防
止することができる。この結果、画質の良好な画像を得
ることができるという効果を奏する。
【0346】また、請求項16の発明の画像形成システ
ムは、請求項1または2の発明の画像形成システムにお
いて、前記画像形成装置が、画像処理装置を経て得られ
た処理済画像情報の状態を使用者が確認してその適否を
前記画像形成装置の制御部に入力するための情報確認部
を備え、前記画像形成装置の制御部が、前記情報確認部
から処理済画像情報についての適入力が得られたとき、
処理済画像情報を画像記録部に供給する一方、前記情報
確認部から処理済画像情報についての不適入力が得られ
たとき、再度画像処理を行うことを要求する再画像処理
要求情報と共に画像情報を再度画像処理装置に出力する
ものであり、前記画像処理装置が、画像形成装置からの
再画像処理要求情報に基づいて、入力された画像情報に
所定の画像処理を再度施す構成である。
【0347】これにより、使用者は、情報確認部にて画
像処理済の画像情報を確認することができ、かつこの確
認を行ったときに、不適当な画像情報については、画像
処理装置に画像情報を再送し、再度画像処理を依頼する
ことができる。従って、質の低い画像情報等の不適当な
画像情報を画像形成装置から無駄に可視像として出力す
る事態を防止することができるという効果を奏する。
【0348】また、請求項17の発明の画像形成システ
ムは、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装
置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で
転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、前記画像
形成装置は、画像情報に基づいて可視像を形成する画像
記録部と、画像処理についての指令を入力するための入
力部と、この入力部からの画像処理装置にて画像処理を
行うことを指示する指令に基づいて、画像情報を画像処
理装置に出力する一方、画像処理装置にて処理された画
像情報を前記画像記録部に供給する制御部とを備え、前
記画像処理装置は、転送装置を介して入力された画像情
報に所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送装
置を通じて処理依頼元の画像形成装置に出力するもので
あり、前記経歴管理装置は、前記画像処理装置により行
われた画像処理内容を処理依頼元の画像形成装置に対応
する履歴情報として記憶する構成である。
【0349】これにより、本画像形成システムでは、上
記履歴情報に基づいて、画像形成装置がどのような画像
処理を画像処理装置に依頼したかなどの情報を管理する
ことができる。また、画像形成装置による画像処理装置
の利用状況を把握することができる。また、画像処理装
置等の利用が有料である場合に、この利用についての費
用の集計が容易である。さらに、各画像処理機能の利用
度合いが分かり、画像処理装置においては、使用者が要
望する画像処理機能についての動向を把握でき、使用者
の要望に沿った画像処理機能の提供が可能となるといっ
た効果を奏する。
【0350】また、請求項18の発明の画像形成システ
ムは、請求項17の発明の画像形成システムにおいて、
前記経歴管理装置が、前記履歴情報の集計機能を有する
構成である。
【0351】これにより、請求項17の発明の効果に加
えて、画像処理装置等の利用が有料である場合におい
て、使用者による画像処理装置の利用状況の管理が容易
になるとともに、使用者への料金請求が容易になるとい
う効果を奏する。
【0352】また、請求項19の発明の画像形成システ
ムは、請求項18の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置が表示部を有し、前記経歴管理装置
が、前記画像処理装置に設けられるとともに、前記履歴
情報を前記転送装置により画像形成装置に転送可能であ
り、前記画像形成装置の制御部が、経歴管理装置から送
られてきた前記履歴情報を前記表示部に表示させる構成
である。
【0353】これにより、請求項18の発明の効果に加
えて、使用者は、表示部の表示により履歴情報が送られ
て来たことを知ることができ、また画像処理装置の利用
状況や利用料金の確認を容易に行うことができるという
効果を奏する。
【0354】また、請求項20の発明の画像形成システ
ムは、請求項18の発明の画像形成システムにおいて、
前記経歴管理装置が、前記画像処理装置に設けられると
ともに、前記履歴情報を前記転送装置により画像形成装
置に転送可能であり、前記画像形成装置の制御部が、経
歴管理装置から送られてきた前記履歴情報を可視像化す
べきものとして前記画像記録部に供給する構成である。
【0355】これにより、請求項18の発明の効果に加
えて、使用者は、画像記録部にて可視像化された履歴情
報により、履歴情報が送られて来たことを知ることがで
き、また画像処理装置の利用状況や利用料金の確認を容
易に行うことができるという効果を奏する。
【0356】また、請求項21の発明の画像形成システ
ムは、請求項20の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置の画像記録部が、画像記録部に供給可
能なものとして画像形成装置が備えている最大サイズの
用紙に前記履歴情報を記録する構成である。
【0357】これにより、画像形成装置の例えば排紙ト
レイ上において、履歴情報が記された用紙が他の情報が
記録された用紙に紛れる事態が防止される。従って、使
用者は、履歴情報が印された用紙を見失うことなく、そ
の確認を容易に行うことができるという効果を奏する。
【0358】また、請求項22の発明の画像形成システ
ムは、請求項17の発明の画像形成システムにおいて、
前記経歴管理装置が前記画像処理装置に設けられ、前記
画像形成装置が、前記画像処理装置に依頼した画像処理
内容を履歴情報として記憶する依頼状況管理部を備えて
いる構成である。
【0359】これにより、請求項17の発明の効果に加
えて、使用者は、依頼状況管理部に記憶されている、画
像処理装置に依頼した画像処理内容を示す履歴情報を確
認することにより、経歴管理装置から送られてくる履歴
情報を待つことなく、事前に画像処理装置の利用状況を
知ることができる。また、経歴管理装置から履歴情報が
送られて来たときに、この履歴情報と画像形成装置の依
頼状況管理部にて記憶されている履歴情報とを対比させ
ることにより、経歴管理装置から送られて来た履歴情報
の正誤を確認することができるといった効果を奏する。
【0360】また、請求項23の発明の画像形成システ
ムは、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装
置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で
転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、前記画像
処理装置が、転送装置を介して画像形成装置から入力さ
れた画像情報に所定の画像処理を施し、この画像情報を
前記転送装置を通じて処理依頼元の画像形成装置に出力
するものであり、前記経歴管理装置が、前記画像処理装
置に設けられ、前記画像処理装置により行われた画像処
理内容を処理依頼元の画像形成装置に対応した履歴情報
として記憶するとともに、この履歴情報を前記転送装置
により画像形成装置に転送可能であり、前記画像形成装
置が、画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部
と、画像処理についての指令を入力するための入力部
と、この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行う
ことを指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装
置に出力する一方、画像処理装置にて処理された画像情
報を前記画像記録部に供給する制御部と、画像処理装置
に依頼した画像処理内容を履歴情報として記憶する依頼
状況管理部と、この依頼状況管理部に記憶されている履
歴情報と前記経歴管理装置から転送されて来た履歴情報
とを対比可能な合成情報に形成するとともに、この合成
情報を使用者により確認可能に可視化する確認部とを備
えている構成である。
【0361】これにより、経歴管理装置に記憶されてい
た履歴情報と画像形成装置の依頼状況管理部に記憶され
ていた履歴情報との使用者による一致不一致の確認が容
易となり、画像形成システムの利便性が向上するという
効果を奏する。
【0362】また、請求項24の発明の画像形成システ
ムは、請求項23の発明の画像形成システムにおいて、
前記確認部が、前記両履歴情報における対応する画像処
理項目同士が対比可能に並んだ状態となるように前記合
成情報を形成するものであり、前記画像形成装置の制御
部が、前記確認部にて形成された合成情報を可視像化す
べきものとして前記画像記録部に供給する構成である。
【0363】これにより、経歴管理装置に記憶されてい
た履歴情報と画像形成装置の依頼状況管理部に記憶され
ていた履歴情報とが、対応する画像処理項目同士が対比
可能に並んだ状態で用紙上に記録されるので、使用者に
よる上記両履歴情報の一致不一致の確認がさらに容易に
なるという効果を奏する。
【0364】また、請求項25の発明の画像形成システ
ムは、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装
置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両者間で
転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、前記画像
形成装置が、画像情報に基づいて可視像を形成する画像
記録部と、画像処理についての指令を入力するための入
力部と、この入力部からの画像処理装置にて画像処理を
行うことを指示する指令に基づいて、画像情報を画像処
理装置に出力する一方、画像処理装置にて処理された画
像情報を前記画像記録部に供給する制御部とを備え、前
記画像処理装置が、転送装置を介して入力された画像情
報に所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送装
置を通じて処理依頼元の画像形成装置に出力する画像処
理部と、転送装置を介して入力された画像情報が、特定
画像として登録されている画像の画像情報であるか否か
を判定する特定画像判定部とを備え、前記経歴管理装置
が、前記画像処理装置により行われた画像処理内容を処
理依頼元の画像形成装置に対応した履歴情報として記憶
するとともに、前記特定画像判定部により特定画像のも
のであると判定された画像情報、および特定画像の画像
処理を依頼した画像形成装置を特定するための情報を記
憶する構成である。
【0365】これにより、請求項17の発明の効果に加
えて、特定画像、例えば紙幣の画像についての画像処理
が画像処理装置に依頼された場合、経歴管理装置の記憶
内容に基づいて、特定画像、およびこの特定画像に対す
る画像処理を依頼した画像形成装置を知ることができ
る。従って、紙幣や有価証券の偽造等の犯罪行為を防止
することができる。また、上記のような機能は、各画像
形成装置に備える必要がなく、これら画像形成装置が接
続されている画像処理装置のみに備えていればよいの
で、各画像形成装置のコストアップを回避することがで
きる等の効果を奏する。
【0366】また、請求項26の発明の画像形成システ
ムは、請求項25の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像処理装置が、前記特定画像判定部にて画像情報
が特定画像のものであると判定されたとき、画像形成装
置に画像確認要求情報を送出するものであり、前記画像
形成装置が、前記画像確認要求情報に基づいて操作者に
原稿画像の確認を促すための報知部を備えている構成で
ある。
【0367】これにより、請求項25の発明の効果に加
えて、紙幣や有価証券等の特定画像に対して画像処理が
行われようとする場合には、使用者に警告することがで
きるとともに、本画像形成システムが悪用される事態を
防止することができるという効果を奏する。
【0368】また、請求項27の発明の画像形成システ
ムは、少なくとも一台の画像形成装置および画像処理装
置と、これら各装置に相互通信を行わせて情報を各装置
間で転送する転送装置とを備え、前記画像形成装置は、
画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、画
像処理についての指令を入力するための入力部と、この
入力部からの画像処理装置にて画像処理を行うことを指
示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装置に出力
する一方、画像処理装置にて処理された画像情報を前記
画像記録部に供給する制御部とを備え、前記画像処理装
置は、転送装置を介して入力された画像情報に所定の画
像処理を施し、この画像情報を前記転送装置を通じて処
理依頼元の画像形成装置に出力する画像処理部と、転送
装置を介して入力された画像情報が、特定画像として登
録されている画像の画像情報であるか否かを判定する特
定画像判定部とを備え、前記特定画像判定部にて、入力
された画像情報が特定画像として登録されているもので
あると判定されたときには、その旨の情報を転送装置を
介して画像形成装置に送出する構成である。
【0369】これにより、依頼元の画像形成装置では、
画像情報が特定画像、例えば紙幣の画像についてのもの
であることを知ることができる。従って、紙幣や有価証
券の偽造等の犯罪行為を防止することができる。また、
上記のような機能は、各画像形成装置に備える必要がな
く、これら画像形成装置が接続されている画像処理装置
のみに備えていればよいので、各画像形成装置のコスト
アップを回避することができるという効果を奏する。
【0370】また、請求項28の発明の画像形成システ
ムは、請求項27の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、前記画像処理装置からの、画像情
報が特定画像として登録されているものである旨の情報
に基づいて操作者に原稿画像の確認を促すための確認報
知部を備えている構成である。
【0371】これにより、請求項27の発明の効果に加
えて、紙幣や有価証券等の特定画像に対して画像処理が
行われようとする場合において、使用者に警告すること
ができるとともに、本画像形成システムの画像形成装置
が悪用される事態を防止することができるという効果を
奏する。
【0372】また、請求項29の発明の画像形成システ
ムは、請求項27の発明の画像形成システムにおいて、
前記の特定画像判定部を備えた画像処理装置は複数設け
られる一方、前記入力された画像情報が特定画像として
登録されているものである旨の情報を受けた画像形成装
置は、当該画像情報を他の画像処理装置に転送装置を介
して出力し、他の画像処理装置の特定画像判定部にて当
該画像情報が特定画像として登録されているものである
か否かの判定を求めるものであるとともに、前記他の画
像処理装置に判定を求めるに際しては、先の画像処理装
置の特定画像判定部よりも判定レベルの高いものを選択
する構成である。
【0373】これにより、請求項27の発明の効果に加
えて、当該画像情報が特定画像のものであるか否かの判
定に対して、複数の特定画像判定部を利用してより精度
の高い判定を行うことができるという効果を奏する。
【0374】また、請求項30の発明の画像形成システ
ムは、請求項29の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、他の画像処理装置の特定画像判定
部に判定を求めると同時に前記可視像の形成を中断する
一方、当該他の画像処理装置からの判定結果が所定時間
内に戻らないときには、中断していた可視像の形成を再
開する構成である。
【0375】これにより、請求項29の発明の効果に加
えて、特定画像判定部を備えた当該他の画像処理装置
が、判定依頼を受けた直後にトラブルを起こして判定結
果を返信できなかった場合でも、依頼元の画像形成装置
は、可視像の形成を滞りなく再開することが可能となる
という効果を奏する。
【0376】また、請求項31の発明の画像形成システ
ムは、請求項30の発明の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、当該他の画像処理装置からの判定
結果が所定時間内に戻らないときには、中断していた可
視像の形成を、画像レベルを下げて再開する構成であ
る。
【0377】これにより、請求項30の発明の効果に加
えて、当該画像が特定画像である可能性が高いことが判
明しているとき等には、その画像レベルを下げて可視像
の形成を再開することにより、犯罪を防ぐことが可能と
なるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像形成システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図2】上記画像形成システムが備えるデジタル複写機
の縦断面図である。
【図3】上記デジタル複写機が備える画像処理部の構成
を示すブロック図である。
【図4】上記デジタル複写機が備える制御系の構成を示
すブロック図である。
【図5】上記デジタル複写機が備える操作パネルの正面
図である。
【図6】同図(a)は上記操作パネルの液晶表示装置に
おける基本画面を示す説明図、同図(b)は同第1機能
設定画面を示す説明図、同図(c)は同第2機能設定画
面を示す説明図である。
【図7】同図(a)は上記操作パネルの液晶表示装置に
おける画質設定画面を示す説明図、同図(b)は同後処
理設定画面を示す説明図である。
【図8】同図(a)は上記操作パネルの液晶表示装置に
おける初期設定画面を示す説明図、同図(b)は同指紋
登録画面を示す説明図、同図(c)は部門管理設定画面
を示す説明図である。
【図9】同図(a)は上記操作パネルの液晶表示装置に
おけるリミッタ設定画面を示す説明図、同図(b)は同
シミュレーション画面を示す説明図である。
【図10】上記操作パネルの液晶表示装置における各画
面が遷移する過程を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態における画像形成シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図12】同図(a)は図6(b)に示した第1機能設
定画面での画像編集機能の選択状態を示す説明図、同図
(b)は図1のS4の動作に対応した液晶表示装置の表
示状態を示す説明図、同図(c)は同斜体設定画面を示
す説明図である。
【図13】図1に示した画像形成システムの動作の他の
例を示すフローチャートである。
【図14】図1に示した画像形成システムの動作のさら
に他の例を示すフローチャートである。
【図15】同図(a)は、図11に示したホストコンピ
ュータへの新規機能の搭載手順を示すフローチャート、
同図(b)は、同図(a)におけるS32の動作を示す
フローチャートである。
【図16】図15(a)におけるS32の動作に対応す
るデジタル複写機の液晶表示装置での表示状態を示す説
明図である。
【図17】図16に示すヘルプキーがONされたときの
上記液晶表示装置の表示状態を示す説明図である。
【図18】図16に示すホスト全機能表示キーがONさ
れたときの上記液晶表示装置の表示状態を示す説明図で
ある。
【図19】サービスセンターの前記ホストコンピュータ
がオフィス側の機器に対して行う定期情報サービスの動
作を示すフローチャートである。
【図20】サービスセンターの前記ホストコンピュータ
がオフィス側の機器に対して行う任意情報サービスの動
作を示すフローチャートである。
【図21】本発明の他の実施の形態における画像形成シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図22】同図(a)は、図21に示した動作におい
て、デジタル複写機のメモリが満杯になったときの液晶
表示装置の表示状態を示す説明図、同図(b)は、同図
(a)に示す外部メモリ選択キーがONされたときの上
記液晶表示装置の表示状態を示す説明図、同図(c)
は、同図(b)に示す続行キーがONされたときの上記
液晶表示装置の表示状態を示す説明図である。
【図23】本発明のさらに他の実施の形態における画像
形成システムの動作を示すフローチャートである。
【図24】図23に示した自動選択モードでの液晶表示
装置の表示状態を示す説明図である。
【図25】図24に示す自動選択モード設定キーがON
されたときの上記液晶表示装置の表示状態を示す説明図
である。
【図26】図23のS97の動作に対応する上記液晶表
示装置の表示状態を示す説明図である。
【図27】本発明のさらに他の実施の形態における画像
形成システムの動作を示すフローチャートである。
【図28】同図(a)は、図27に示したS121の動
作に対応する液晶表示装置の表示状態を示す説明図、同
図(b)は、同図(a)に示す再スキャンキーがONさ
れたときの上記液晶表示装置の表示状態を示す説明図、
同図(c)は、同図(a)に示すプレビューキーがON
されたときの上記液晶表示装置の表示状態を示す説明図
である。
【図29】本発明のさらに他の実施の形態の画像形成シ
ステムにおいて、ホストコンピュータからデジタル複写
機に送信される請求書の例を示す説明図である。
【図30】図29の請求書に示された利用状況の情報に
ついてのデジタル複写機の液晶表示装置での表示状態を
示す説明図である。
【図31】図29に示した請求書等を送信するために、
ホストコンピュータでの各デジタル複写機の利用状況情
報の管理状態を示す説明図である。
【図32】ホストコンピュータでの上記利用状況情報の
管理動作と、この情報を受信したデジタル複写機での動
作とを示すフローチャートである。
【図33】図32に示した動作において、ホストコンピ
ュータから受信した情報をデジタル複写機が自動的に印
字出力する場合の動作を示すフローチャートである。
【図34】図33の動作を行う画像形成システムにおい
て、デジタル複写機が記憶する情報とホストコンピュー
タから受信した情報とを合成して表示するデジタル複写
機の動作を示す説明図である。
【図35】図34に示した表示情報が印字出力された状
態を示す説明図である。
【図36】本発明のさらに他の実施の形態の画像形成シ
ステムにおけるデジタル複写機の動作を示すフローチャ
ートである。
【図37】図36に示したデジタル複写機の動作に対応
するホストコンピュータの動作を示すフローチャートで
ある。
【図38】本発明の他の実施の形態における画像形成シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図39】原稿画像は複製が禁止されているものである
ことを示す液晶表示装置での表示状態を示す説明図であ
る。
【図40】本発明のさらに他の実施の形態における画像
形成システムの動作を示すフローチャートである。
【図41】本発明のさらに他の実施の形態における画像
形成システムの概略構成を示す説明図である。
【図42】本発明のさらに他の実施の形態における画像
形成システムの概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置(表示部、確認部、確認報知部) 32 レーザプリンタ部(画像記録部) 71 画像データ処理部 73 メモリ(記憶部、依頼状況管理部) 74 PCU(制御部、依頼状況管理部、確認部、特
定画像判定部) 90 操作パネル(入力部、情報確認部) 91 デジタル複写機(画像形成装置) 91a インタフェース(転送装置) 92 デジタル複写機(画像形成装置) 92a インタフェース(転送装置) 93 デジタル複写機(画像形成装置) 93a インタフェース(転送装置) 95 プリンタ(画像形成装置) 95a インタフェース(転送装置) 96 ホストコンピュータ(画像処理装置、適否判定
装置、画像情報適否判定部、経歴管理装置、画像処理
部、特定画像判定部) 96a インタフェース(転送装置) 97 電話回線(転送装置) 98 モデム(転送装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 昌克 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一台の画像形成装置および画像
    処理装置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両
    者間で転送する転送装置とを備え、 前記画像形成装置は、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像処理についての指令を入力するための入力部と、 この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行うこと
    を指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装置に
    出力する一方、画像処理装置にて処理された画像情報を
    前記画像記録部に供給する制御部とを備え、 前記画像処理装置は、転送装置を介して入力された画像
    情報に所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送
    装置を通じて画像形成装置に出力するものであることを
    特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】少なくとも一台の画像形成装置および画像
    処理装置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両
    者間で転送する転送装置とを備え、 前記画像形成装置は、 画像情報に対して所定の画像処理を行う画像処理部と、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像処理についての指令を入力するための入力部と、 この入力部にて指定された画像処理の種類に応じ、画像
    情報に対する画像処理を画像形成装置の画像処理部と画
    像処理装置との何れで行うかを選択し、画像形成装置で
    の処理を選択したときに、画像情報を画像形成装置の画
    像処理部に供給するとともに、ここで処理された画像情
    報を画像記録部に供給する一方、画像処理装置での処理
    を選択したときに、画像情報を画像処理装置に出力する
    とともに、画像処理装置にて処理された画像情報を前記
    画像記録部に供給する制御部とを備え、 前記画像処理装置は、転送装置を介して入力された画像
    情報に所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送
    装置を通じて画像形成装置に出力するものであることを
    特徴とする画像形成システム。
  3. 【請求項3】前記画像処理装置は、行い得る画像処理の
    種類を示す情報を出力可能であるとともに、画像形成装
    置からの制御信号により指定された画像処理を行うもの
    であり、 前記画像形成装置は表示部を有し、画像形成装置の前記
    制御部は、前記転送装置を通じて得られる画像処理装置
    からの情報に基づいて、画像処理装置が行い得る画像処
    理の種類を前記表示部に表示させるとともに、前記入力
    部にて指定された種類の画像処理を行うことを指令する
    制御信号を前記画像情報と共に転送装置を通じて画像処
    理装置に出力するものであることを特徴とする請求項1
    または2に記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】前記画像処理装置は、行い得る画像処理の
    種類が変更されたときに、この変更内容を前記転送装置
    を通じて画像形成装置に出力するものであることを特徴
    とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】少なくとも前記画像処理装置は画像情報を
    記憶する記憶部を備え、 前記画像形成装置の制御部は、画像情報を前記転送装置
    を通じて画像処理装置の記憶部に転送して記憶させるも
    のであることを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像形成システム。
  6. 【請求項6】前記画像形成装置と画像処理装置とは画像
    情報を記憶する記憶部を備え、 前記画像形成装置の制御部は、画像情報を画像形成装置
    の記憶部に記憶させる一方、この記憶部の記憶容量が不
    足するときに、画像情報を前記転送装置を通じて画像処
    理装置の記憶部に転送して記憶させるものであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像形成システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記画像形成装置は表示部を備え、 前記画像形成装置の制御部は、画像処理装置を使用しよ
    うとするときにこの状態を前記表示部に表示させ、前記
    入力部により画像処理装置を使用する指令が入力された
    ときに、画像処理装置を使用しての処理を行わせる一
    方、前記入力部により画像処理装置を使用する指令が入
    力されないときに、画像処理装置を使用しての処理を禁
    止するものであることを特徴とする請求項1、2、5ま
    たは6に記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】少なくとも一台の画像形成装置および画像
    処理装置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を両
    者間で転送する転送装置と、適否判定装置とを備え、 前記画像形成装置は、 表示部と、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像処理についての指令を入力するための入力部と、 この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行うこと
    を指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装置に
    出力する一方、前記処理済画像情報を前記画像記録部に
    供給する制御部とを備え、 前記画像処理装置は、転送装置を介して入力された画像
    情報に所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送
    装置を通じて画像形成装置に出力するものであり、 適否判定装置は、画像処理装置にて処理された処理済画
    像情報を画像処理装置への処理依頼元の画像形成装置の
    画像記録部で処理することの適否を判定するとともに、
    この判定結果を前記表示部に表示させるものであること
    を特徴とする画像形成システム。
  9. 【請求項9】前記画像形成装置が1台の画像処理装置に
    対して複数台接続され、 前記適否判定装置は、処理依頼元の画像形成装置に対し
    て不適当との判定を行ったとき、前記処理済画像情報の
    処理に適する画像記録部を備えた好適画像形成装置を前
    記判定動作を行いながら検索するとともに、この好適画
    像形成装置が存在するときに、前記処理済画像情報をそ
    の好適画像形成装置に転送して処理させるものであるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】前記適否判定装置は、画像記録部におけ
    る記録密度に基づいて、前記処理済画像情報をその画像
    形成装置の画像記録部で処理することの適否を判定する
    ものであることを特徴とする請求項8または9に記載の
    画像形成システム。
  11. 【請求項11】前記適否判定装置は、前記処理済画像情
    報を画像記録部で記録するのに必要な用紙サイズと、画
    像形成装置が使用可能な最大用紙サイズとに基づいて、
    前記処理済画像情報をその画像形成装置の画像記録部で
    処理することの適否を判定するものであることを特徴と
    する請求項8または9に記載の画像形成システム。
  12. 【請求項12】前記適否判定装置は、前記処理済画像情
    報を画像記録部で記録するのに必要な用紙サイズと、前
    記画像記録部に供給可能なものとして画像形成装置が備
    えている用紙サイズとに基づいて、前記処理済画像情報
    をその画像形成装置の画像記録部で処理することの適否
    を判定するものであることを特徴とする請求項8または
    9に記載の画像形成システム。
  13. 【請求項13】前記適否判定装置は、前記画像形成装置
    が画像記録部による記録動作が可能な状態であるか否か
    に基づいて、前記処理済画像情報をその画像形成装置の
    画像記録部で処理することの適否を判定するものである
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成シ
    ステム。
  14. 【請求項14】前記画像処理装置は、 転送装置を介して入力された画像情報に対して画像処理
    を行うことの適否を画像情報に基づいて判定する画像情
    報適否判定部と、 この画像情報適否判定部の判定結果が不適となった場合
    に、前記画像形成装置に対して画像情報の再送を要求す
    る制御部とを備えているものであることを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像形成システム。
  15. 【請求項15】前記画像情報適否判定部は、画像情報の
    質に基づいて判定するものであることを特徴とする請求
    項14に記載の画像形成システム。
  16. 【請求項16】前記画像形成装置は、画像処理装置を経
    て得られた処理済画像情報の状態を使用者が確認してそ
    の適否を前記画像形成装置の制御部に入力するための情
    報確認部を備え、 前記画像形成装置の制御部は、前記情報確認部から処理
    済画像情報についての適入力が得られたとき、処理済画
    像情報を画像記録部に供給する一方、前記情報確認部か
    ら処理済画像情報についての不適入力が得られたとき、
    再度画像処理を行うことを要求する再画像処理要求情報
    と共に画像情報を再度画像処理装置に出力するものであ
    り、 前記画像処理装置は、画像形成装置からの再画像処理要
    求情報に基づいて、入力された画像情報に所定の画像処
    理を再度施すものであることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の画像形成システム。
  17. 【請求項17】少なくとも一台の画像形成装置および画
    像処理装置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を
    両者間で転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、 前記画像形成装置は、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像処理についての指令を入力するための入力部と、 この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行うこと
    を指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装置に
    出力する一方、画像処理装置にて処理された画像情報を
    前記画像記録部に供給する制御部とを備え、 前記画像処理装置は、転送装置を介して入力された画像
    情報に所定の画像処理を施し、この画像情報を前記転送
    装置を通じて処理依頼元の画像形成装置に出力するもの
    であり、 前記経歴管理装置は、前記画像処理装置により行われた
    画像処理内容を処理依頼元の画像形成装置に対応する履
    歴情報として記憶するものであることを特徴とする画像
    形成システム。
  18. 【請求項18】前記経歴管理装置は、前記履歴情報の集
    計機能を有するものであることを特徴とする請求項17
    に記載の画像形成システム。
  19. 【請求項19】前記画像形成装置は表示部を有し、 前記経歴管理装置は、前記画像処理装置に設けられると
    ともに、前記履歴情報を前記転送装置により画像形成装
    置に転送可能であり、 前記画像形成装置の制御部は、経歴管理装置から送られ
    てきた前記履歴情報を前記表示部に表示させるものであ
    ることを特徴とする請求項18に記載の画像形成システ
    ム。
  20. 【請求項20】前記経歴管理装置は、前記画像処理装置
    に設けられるとともに、前記履歴情報を前記転送装置に
    より画像形成装置に転送可能であり、前記画像形成装置
    の制御部は、経歴管理装置から送られてきた前記履歴情
    報を可視像化すべきものとして前記画像記録部に供給す
    るものであることを特徴とする請求項18に記載の画像
    形成システム。
  21. 【請求項21】前記画像形成装置の画像記録部は、画像
    記録部に供給可能なものとして画像形成装置が備えてい
    る最大サイズの用紙に前記履歴情報を記録するものであ
    ることを特徴とする請求項20に記載の画像形成システ
    ム。
  22. 【請求項22】前記経歴管理装置は、前記画像処理装置
    に設けられ、前記画像形成装置は、前記画像処理装置に
    依頼した画像処理内容を履歴情報として記憶する依頼状
    況管理部を備えているものであることを特徴とする請求
    項17に記載の画像形成システム。
  23. 【請求項23】少なくとも一台の画像形成装置および画
    像処理装置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を
    両者間で転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、 前記画像処理装置は、転送装置を介して画像形成装置か
    ら入力された画像情報に所定の画像処理を施し、この画
    像情報を前記転送装置を通じて処理依頼元の画像形成装
    置に出力するものであり、 前記経歴管理装置は、前記画像処理装置に設けられ、前
    記画像処理装置により行われた画像処理内容を処理依頼
    元の画像形成装置に対応した履歴情報として記憶すると
    ともに、この履歴情報を前記転送装置により画像形成装
    置に転送可能であり、 前記画像形成装置は、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像処理についての指令を入力するための入力部と、 この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行うこと
    を指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装置に
    出力する一方、画像処理装置にて処理された画像情報を
    前記画像記録部に供給する制御部と、 画像処理装置に依頼した画像処理内容を履歴情報として
    記憶する依頼状況管理部と、 この依頼状況管理部に記憶されている履歴情報と前記経
    歴管理装置から転送されて来た履歴情報とを対比可能な
    合成情報に形成するとともに、この合成情報を使用者に
    より確認可能に可視化する確認部とを備えているもので
    あることを特徴とする画像形成システム。
  24. 【請求項24】前記確認部は、前記両履歴情報における
    対応する画像処理項目同士が対比可能に並んだ状態とな
    るように前記合成情報を形成するものであり、前記画像
    形成装置の制御部は、前記確認部にて形成された合成情
    報を可視像化すべきものとして前記画像記録部に供給す
    るものであることを特徴とする請求項23に記載の画像
    形成システム。
  25. 【請求項25】少なくとも一台の画像形成装置および画
    像処理装置と、これら両者に相互通信を行わせて情報を
    両者間で転送する転送装置と、経歴管理装置とを備え、 前記画像形成装置は、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像処理についての指令を入力するための入力部と、 この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行うこと
    を指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装置に
    出力する一方、画像処理装置にて処理された画像情報を
    前記画像記録部に供給する制御部とを備え、 前記画像処理装置は、 転送装置を介して入力された画像情報に所定の画像処理
    を施し、この画像情報を前記転送装置を通じて処理依頼
    元の画像形成装置に出力する画像処理部と、 転送装置を介して入力された画像情報が、特定画像とし
    て登録されている画像の画像情報であるか否かを判定す
    る特定画像判定部とを備え、 前記経歴管理装置は、前記画像処理装置により行われた
    画像処理内容を処理依頼元の画像形成装置に対応した履
    歴情報として記憶するとともに、前記特定画像判定部に
    より特定画像のものであると判定された画像情報、およ
    び特定画像の画像処理を依頼した画像形成装置を特定す
    るための情報を記憶するものであることを特徴とする画
    像形成システム。
  26. 【請求項26】前記画像処理装置は、前記特定画像判定
    部にて画像情報が特定画像のものであると判定されたと
    き、画像形成装置に画像確認要求情報を送出するもので
    あり、 前記画像形成装置は、前記画像確認要求情報に基づいて
    操作者に原稿画像の確認を促すための報知部を備えてい
    るものであることを特徴とする請求項25に記載の画像
    形成システム。
  27. 【請求項27】少なくとも一台の画像形成装置および画
    像処理装置と、これら各装置に相互通信を行わせて情報
    を各装置間で転送する転送装置とを備え、 前記画像形成装置は、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像処理についての指令を入力するための入力部と、 この入力部からの画像処理装置にて画像処理を行うこと
    を指示する指令に基づいて、画像情報を画像処理装置に
    出力する一方、画像処理装置にて処理された画像情報を
    前記画像記録部に供給する制御部とを備え、 前記画像処理装置は、 転送装置を介して入力された画像情報に所定の画像処理
    を施し、この画像情報を前記転送装置を通じて処理依頼
    元の画像形成装置に出力する画像処理部と、 転送装置を介して入力された画像情報が、特定画像とし
    て登録されている画像の画像情報であるか否かを判定す
    る特定画像判定部とを備え、 前記特定画像判定部にて、入力された画像情報が特定画
    像として登録されているものであると判定されたときに
    は、その旨の情報を転送装置を介して画像形成装置に送
    出するものであることを特徴とする画像形成システム。
  28. 【請求項28】前記画像形成装置は、 前記画像処理装置からの、画像情報が特定画像として登
    録されているものである旨の情報に基づいて操作者に原
    稿画像の確認を促すための確認報知部を備えているもの
    であることを特徴とする請求項27に記載の画像形成シ
    ステム。
  29. 【請求項29】前記の特定画像判定部を備えた画像処理
    装置は複数設けられる一方、 前記入力された画像情報が特定画像として登録されてい
    るものである旨の情報を受けた画像形成装置は、 当該画像情報を他の画像処理装置に転送装置を介して出
    力し、他の画像処理装置の特定画像判定部にて当該画像
    情報が特定画像として登録されているものであるか否か
    の判定を求めるものであるとともに、 前記他の画像処理装置に判定を求めるに際しては、先の
    画像処理装置の特定画像判定部よりも判定レベルの高い
    ものを選択するものであることを特徴とする請求項27
    に記載の画像形成システム。
  30. 【請求項30】前記画像形成装置は、他の画像処理装置
    の特定画像判定部に判定を求めると同時に前記可視像の
    形成を中断する一方、当該他の画像処理装置からの判定
    結果が所定時間内に戻らないときには、中断していた可
    視像の形成を再開するものであることを特徴とする請求
    項29に記載の画像形成システム。
  31. 【請求項31】前記画像形成装置は、当該他の画像処理
    装置からの判定結果が所定時間内に戻らないときには、
    中断していた可視像の形成を、画像レベルを下げて再開
    するものであることを特徴とする請求項30に記載の画
    像形成システム。
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