JPH09238455A - 交流発電機 - Google Patents
交流発電機Info
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- JPH09238455A JPH09238455A JP4513696A JP4513696A JPH09238455A JP H09238455 A JPH09238455 A JP H09238455A JP 4513696 A JP4513696 A JP 4513696A JP 4513696 A JP4513696 A JP 4513696A JP H09238455 A JPH09238455 A JP H09238455A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 69
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 37
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁束の有効活用によってより高出力の交流発
電機を提供する。 【解決手段】 ロータ100を、外周に異なる磁極を交
互に有する2つの回転体(外周に異なる磁極を交互に着
磁した2つの環状の磁石)102a,102bを所定の
間隔をとって駆動軸101に取り付けて形成する。ステ
ータ200を、2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁
路を形成する2×N(整数)個の電機子鉄心201a〜
201dを所定の間隔をとって配置して形成する。電機
子鉄心に該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖するように巻
線202a,202bをそれぞれ巻回し、各巻線に誘起
される逆相の起電力が順相になるように巻線を相互接続
した。
電機を提供する。 【解決手段】 ロータ100を、外周に異なる磁極を交
互に有する2つの回転体(外周に異なる磁極を交互に着
磁した2つの環状の磁石)102a,102bを所定の
間隔をとって駆動軸101に取り付けて形成する。ステ
ータ200を、2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁
路を形成する2×N(整数)個の電機子鉄心201a〜
201dを所定の間隔をとって配置して形成する。電機
子鉄心に該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖するように巻
線202a,202bをそれぞれ巻回し、各巻線に誘起
される逆相の起電力が順相になるように巻線を相互接続
した。
Description
【0001】本発明は交流発電機にかかり、より詳細に
は、磁石をロータ、電機子をステータとする特に自転車
灯火用などに適した交流発電機に関するものである。
は、磁石をロータ、電機子をステータとする特に自転車
灯火用などに適した交流発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の交流発電機として、図6
に示すようなものが一般に使用されている。同図におい
て、1は駆動軸1aにより回転自在に支持されたロータ
であり、駆動軸1aに磁石1bを固定して一体化した構
成となっており、磁石1bの外周にはN極、S極が90
°の等間隔で交互に着磁されている。2は電機子鉄心2
aと巻線2bとを有する固定されたステータである。電
機子鉄心2aは、一端で互いに連結された4つの鉄心片
2a1〜2a4を有し、鉄心片2a1及び2a3と鉄心
片2a2及び2a4の自由端が互いに等しい間隔で互い
に対向されている。これらの互いに対向している鉄心片
2a1〜2a4は磁石1bを回転自在に収容する空所を
形成し、この空所に収容された磁石1bの外周に90°
の等間隔で着磁された磁極に沿って延長されている。な
お、鉄心片2a1及び2a3についてはそれらの基部が
互いに接近されて巻線2bの巻回部2cが形成されてい
る。
に示すようなものが一般に使用されている。同図におい
て、1は駆動軸1aにより回転自在に支持されたロータ
であり、駆動軸1aに磁石1bを固定して一体化した構
成となっており、磁石1bの外周にはN極、S極が90
°の等間隔で交互に着磁されている。2は電機子鉄心2
aと巻線2bとを有する固定されたステータである。電
機子鉄心2aは、一端で互いに連結された4つの鉄心片
2a1〜2a4を有し、鉄心片2a1及び2a3と鉄心
片2a2及び2a4の自由端が互いに等しい間隔で互い
に対向されている。これらの互いに対向している鉄心片
2a1〜2a4は磁石1bを回転自在に収容する空所を
形成し、この空所に収容された磁石1bの外周に90°
の等間隔で着磁された磁極に沿って延長されている。な
お、鉄心片2a1及び2a3についてはそれらの基部が
互いに接近されて巻線2bの巻回部2cが形成されてい
る。
【0003】この従来の交流発電機の原理は、鉄心片2
a1及び2a4のみを部分的に示す図7に見られるよう
に、磁石1bの外周のN極及びS極の磁極を短絡する短
絡磁路を形成するように配置されている。電機子鉄心2
aに巻回された巻線2bには、磁極の短絡によって電機
子鉄心2aに流れる磁束が交鎖し、このことによって、
磁石1bが回転して電機子鉄心2aを通じて流れる磁束
が変化すると、ファラデーの法則に従った誘起起電力が
巻線2bに発生されるようになる。
a1及び2a4のみを部分的に示す図7に見られるよう
に、磁石1bの外周のN極及びS極の磁極を短絡する短
絡磁路を形成するように配置されている。電機子鉄心2
aに巻回された巻線2bには、磁極の短絡によって電機
子鉄心2aに流れる磁束が交鎖し、このことによって、
磁石1bが回転して電機子鉄心2aを通じて流れる磁束
が変化すると、ファラデーの法則に従った誘起起電力が
巻線2bに発生されるようになる。
【0004】なお、図示の例では、4極構造となってい
るが、実際には、8極、16極、32極などが実用化さ
れている。
るが、実際には、8極、16極、32極などが実用化さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6について
上述した従来の発電機では、一対の磁極だけでその磁束
分布を見ると、図8のように、磁石1bの中央部の磁束
が両端に比べて小さく、磁石1bの体積を十分な誘起起
電力に活用できていないため、大きな出力を得ることが
難しく、電気出力/機械入力で定義される電力効率も3
0%前後と低いものであった。
上述した従来の発電機では、一対の磁極だけでその磁束
分布を見ると、図8のように、磁石1bの中央部の磁束
が両端に比べて小さく、磁石1bの体積を十分な誘起起
電力に活用できていないため、大きな出力を得ることが
難しく、電気出力/機械入力で定義される電力効率も3
0%前後と低いものであった。
【0006】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、磁束の有効活用によってより高出力の交流発電機
を提供することを課題としている。
鑑み、磁束の有効活用によってより高出力の交流発電機
を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1に記載の交流発電機は、
外周に異なる磁極を交互に有する2つの回転体を所定の
間隔をとって駆動軸に取り付けて形成したロータと、前
記2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁路を形成する
2×N(整数)個の電機子鉄心を所定の間隔をとって配
置して形成したステータとを備え、前記電機子鉄心に該
電機子鉄心に流れる磁束に交鎖するように巻線をそれぞ
れ巻回し、各巻線に誘起される逆相の起電力が順相にな
るように前記巻線を相互接続したことを特徴としてい
る。
本発明により成された請求項1に記載の交流発電機は、
外周に異なる磁極を交互に有する2つの回転体を所定の
間隔をとって駆動軸に取り付けて形成したロータと、前
記2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁路を形成する
2×N(整数)個の電機子鉄心を所定の間隔をとって配
置して形成したステータとを備え、前記電機子鉄心に該
電機子鉄心に流れる磁束に交鎖するように巻線をそれぞ
れ巻回し、各巻線に誘起される逆相の起電力が順相にな
るように前記巻線を相互接続したことを特徴としてい
る。
【0008】上記構成において、外周に異なる磁極を交
互に有する2つの回転体を所定の間隔をとって駆動軸に
取り付け、2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁路を
形成する2×N(整数)個の電機子鉄心を所定の間隔を
とって配置している。そして、電機子鉄心には該電機子
鉄心に流れる磁束に交鎖するように巻線をそれぞれ巻回
し、各巻線に誘起される逆相の起電力が順相になるよう
に巻線を相互接続している。
互に有する2つの回転体を所定の間隔をとって駆動軸に
取り付け、2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁路を
形成する2×N(整数)個の電機子鉄心を所定の間隔を
とって配置している。そして、電機子鉄心には該電機子
鉄心に流れる磁束に交鎖するように巻線をそれぞれ巻回
し、各巻線に誘起される逆相の起電力が順相になるよう
に巻線を相互接続している。
【0009】従って、巻線の巻回される電機子鉄心が2
つの回転体の異なる磁極間にそれぞれ独立に配置され、
回転体の発する磁束が電機子鉄心により有効に利用され
て大きな起電力が巻線によって発生されるとともに、巻
線によって発生された起電力が合成されて高出力を生じ
るようになる。
つの回転体の異なる磁極間にそれぞれ独立に配置され、
回転体の発する磁束が電機子鉄心により有効に利用され
て大きな起電力が巻線によって発生されるとともに、巻
線によって発生された起電力が合成されて高出力を生じ
るようになる。
【0010】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項2に記載の交流発電機は、外周に異なる磁極
を交互に有する2つの回転体を所定の間隔をとって駆動
軸に取り付けて形成したロータと、前記2つの回転体の
異なる磁極間に独立の磁路を形成する2×N(2以上の
整数)個の電機子鉄心を所定の間隔をとって配置して形
成したステータとを備え、同一方向の磁束が流れる複数
の前記電機子鉄心に該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖す
るように共通の巻線をそれぞれ巻回し、各巻線に誘起さ
れる逆相の起電力が順相になるように前記巻線を相互接
続したことを特徴としている。
れた請求項2に記載の交流発電機は、外周に異なる磁極
を交互に有する2つの回転体を所定の間隔をとって駆動
軸に取り付けて形成したロータと、前記2つの回転体の
異なる磁極間に独立の磁路を形成する2×N(2以上の
整数)個の電機子鉄心を所定の間隔をとって配置して形
成したステータとを備え、同一方向の磁束が流れる複数
の前記電機子鉄心に該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖す
るように共通の巻線をそれぞれ巻回し、各巻線に誘起さ
れる逆相の起電力が順相になるように前記巻線を相互接
続したことを特徴としている。
【0011】上記構成において、外周に異なる磁極を交
互に有する2つの回転体を所定の間隔をとって駆動軸に
取り付け、2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁路を
形成する2×N(2以上の整数)個の電機子鉄心を所定
の間隔をとって配置し、同一方向の磁束が流れる複数の
電機子鉄心に該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖するよう
に共通の巻線をそれぞれ巻回し、各巻線に誘起される逆
相の起電力が順相になるように前記巻線を相互接続して
いるので、各巻線が発生する起電力が大きくなり、これ
らの起電力を合成して得られる起電力も大きなものとな
る。
互に有する2つの回転体を所定の間隔をとって駆動軸に
取り付け、2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁路を
形成する2×N(2以上の整数)個の電機子鉄心を所定
の間隔をとって配置し、同一方向の磁束が流れる複数の
電機子鉄心に該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖するよう
に共通の巻線をそれぞれ巻回し、各巻線に誘起される逆
相の起電力が順相になるように前記巻線を相互接続して
いるので、各巻線が発生する起電力が大きくなり、これ
らの起電力を合成して得られる起電力も大きなものとな
る。
【0012】請求項3に記載の交流発電機は、請求項2
に記載の交流発電機において、前記複数の電機子鉄心を
前記2つの回転体間の異なる位置で部分的に相互に接近
させて巻回部を形成し、該巻回部に巻線を巻回したこと
を特徴としている。
に記載の交流発電機において、前記複数の電機子鉄心を
前記2つの回転体間の異なる位置で部分的に相互に接近
させて巻回部を形成し、該巻回部に巻線を巻回したこと
を特徴としている。
【0013】上記構成において、複数の電機子鉄心を2
つの回転体間の異なる位置で部分的に相互に接近させて
形成した巻回部に巻線を巻回しているので、回転体間の
スペースを有効に利用できる。
つの回転体間の異なる位置で部分的に相互に接近させて
形成した巻回部に巻線を巻回しているので、回転体間の
スペースを有効に利用できる。
【0014】請求項4に記載の交流発電機は、請求項2
又は3に記載の交流発電機において、前記回転体が、外
周に異なる磁極を交互に着磁した2つの環状の磁石から
なることを特徴としている。
又は3に記載の交流発電機において、前記回転体が、外
周に異なる磁極を交互に着磁した2つの環状の磁石から
なることを特徴としている。
【0015】上記構成において、回転体が磁石からなる
ので、電磁石に比べて発生する磁束は小さいが給電が必
要ない分構成が単純である。
ので、電磁石に比べて発生する磁束は小さいが給電が必
要ない分構成が単純である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a)〜(c)は本発明によ
る交流発電機の一実施の形態を示し、(a)は斜視図、
(b)は側断面図、(c)は右側面図であり、交流発電
機はロータ100とステータ200とからなっている。
に基づいて説明する。図1(a)〜(c)は本発明によ
る交流発電機の一実施の形態を示し、(a)は斜視図、
(b)は側断面図、(c)は右側面図であり、交流発電
機はロータ100とステータ200とからなっている。
【0017】ロータ100はステンレスのような非磁性
材料からなる駆動軸101に固着された2つの薄い磁石
102a及び102bを有する。駆動軸101に対する
磁石102a及び102bの固着は、所定の間隔をあけ
て行われている。各磁石はN極とS極が機械角90°の
等間隔で交互に位置するように、周面に沿って図2に示
すような磁束密度を呈するように着磁されているので、
図3に示すような閉磁路を形成する。なお、駆動軸10
1に対する磁石102a及び102bの取付は、対応す
る機械角位置において互いに異なる磁極が位置するよう
に行われている。
材料からなる駆動軸101に固着された2つの薄い磁石
102a及び102bを有する。駆動軸101に対する
磁石102a及び102bの固着は、所定の間隔をあけ
て行われている。各磁石はN極とS極が機械角90°の
等間隔で交互に位置するように、周面に沿って図2に示
すような磁束密度を呈するように着磁されているので、
図3に示すような閉磁路を形成する。なお、駆動軸10
1に対する磁石102a及び102bの取付は、対応す
る機械角位置において互いに異なる磁極が位置するよう
に行われている。
【0018】ステータ200は、4つの電機子鉄心20
1a〜201dと、電機子鉄心201a及び201cと
電機子鉄心201b及び201dとにそれぞれ巻回した
巻線202a及び202bとからなっている。4つの電
機子鉄心201a〜201dは、軸方向において離間し
て駆動軸101に取り付けられた磁石102a及び10
2bの同一機械角にある異なる磁極間にそれぞれ独立の
磁路を形成するように、機械角90°の等間隔で互いに
離間して駆動軸101の長手方向に配置されている。ま
た、電機子鉄心201a及び201cは、磁石102a
及び102bを回避した位置で部分的に互いに近接され
て巻線202aを巻回するための巻回部201eが形成
されている。電機子鉄心201b及び201dは、磁石
102a及び102bと巻回部201eとを回避した位
置で部分的に互いに近接されて巻線202bを巻回する
ための巻回部201fが形成されている。
1a〜201dと、電機子鉄心201a及び201cと
電機子鉄心201b及び201dとにそれぞれ巻回した
巻線202a及び202bとからなっている。4つの電
機子鉄心201a〜201dは、軸方向において離間し
て駆動軸101に取り付けられた磁石102a及び10
2bの同一機械角にある異なる磁極間にそれぞれ独立の
磁路を形成するように、機械角90°の等間隔で互いに
離間して駆動軸101の長手方向に配置されている。ま
た、電機子鉄心201a及び201cは、磁石102a
及び102bを回避した位置で部分的に互いに近接され
て巻線202aを巻回するための巻回部201eが形成
されている。電機子鉄心201b及び201dは、磁石
102a及び102bと巻回部201eとを回避した位
置で部分的に互いに近接されて巻線202bを巻回する
ための巻回部201fが形成されている。
【0019】なお、これらの電機子鉄心は図示しない非
磁性体からなる取付枠にそれぞれ固定されて相互の位置
関係が保持されて一体化されるようになっており、また
ロータ100の駆動軸101を回転自在に支持する軸受
けも取付枠に取付られる。また、各電機子鉄心201a
〜201dは、渦電流損をできるだけ少なくするよう
に、打ち抜き成形した磁性材料からなる薄板を多数積層
しかつスポット溶接などによって一体化して形成されて
いる。
磁性体からなる取付枠にそれぞれ固定されて相互の位置
関係が保持されて一体化されるようになっており、また
ロータ100の駆動軸101を回転自在に支持する軸受
けも取付枠に取付られる。また、各電機子鉄心201a
〜201dは、渦電流損をできるだけ少なくするよう
に、打ち抜き成形した磁性材料からなる薄板を多数積層
しかつスポット溶接などによって一体化して形成されて
いる。
【0020】ステータ200の電機子鉄心201a及び
201cに流れる磁束は同一方向、電機子鉄心201b
及び201dに流れる磁束も同一方向であるが、電機子
鉄心201a及び201cと電機子鉄心201b及び2
01dに流れる磁束の方向は互いに逆方向である。
201cに流れる磁束は同一方向、電機子鉄心201b
及び201dに流れる磁束も同一方向であるが、電機子
鉄心201a及び201cと電機子鉄心201b及び2
01dに流れる磁束の方向は互いに逆方向である。
【0021】よって、この交流発電機の原理は、電機子
鉄心201a及び電機子鉄心201dのみを部分的に示
す図4について検討することによって理解できる。電機
子鉄心201a及び201dは磁石102a及び102
bの外周のN極及びS極の異なる磁極間をそれぞれ短絡
する短絡磁路を形成するように配置されている。電機子
鉄心201a及び201dに巻回された巻線202a及
び102bには、磁極の短絡によって電機子鉄心201
a及び201dに流れる磁束が交鎖し、このことによっ
て、磁石102a及び102bが回転して電機子鉄心2
01a及び201dを通じて流れる磁束が変化すると、
ファラデーの法則に従った誘起起電力が巻線202a及
び202bbに発生されるようになる。この様子を模式
化して示すと図5に示すようになる。
鉄心201a及び電機子鉄心201dのみを部分的に示
す図4について検討することによって理解できる。電機
子鉄心201a及び201dは磁石102a及び102
bの外周のN極及びS極の異なる磁極間をそれぞれ短絡
する短絡磁路を形成するように配置されている。電機子
鉄心201a及び201dに巻回された巻線202a及
び102bには、磁極の短絡によって電機子鉄心201
a及び201dに流れる磁束が交鎖し、このことによっ
て、磁石102a及び102bが回転して電機子鉄心2
01a及び201dを通じて流れる磁束が変化すると、
ファラデーの法則に従った誘起起電力が巻線202a及
び202bbに発生されるようになる。この様子を模式
化して示すと図5に示すようになる。
【0022】同図において、磁石102aのN極からで
た磁束は電機子鉄心201aにその一端から入り、磁石
102bのS極と対向している他端まで流れてS極に至
る。S極に入った磁束は磁石102b内を伝わって磁石
201bのN極から導出されて電機子鉄心201dにそ
の他端から入り、磁石102aのS極と対向している他
端まで流れてS極に至る。そして、磁石102a内を伝
わって磁石102aの元のN極から導出されるようにな
り、閉磁路が形成される。
た磁束は電機子鉄心201aにその一端から入り、磁石
102bのS極と対向している他端まで流れてS極に至
る。S極に入った磁束は磁石102b内を伝わって磁石
201bのN極から導出されて電機子鉄心201dにそ
の他端から入り、磁石102aのS極と対向している他
端まで流れてS極に至る。そして、磁石102a内を伝
わって磁石102aの元のN極から導出されるようにな
り、閉磁路が形成される。
【0023】上述のように磁束が閉磁路の電機子鉄心2
01a及び201dを流れている過程で巻線202a及
び202bを交鎖するが、電機子鉄心201a及び20
1dを通じて流れる磁束の方向が互いに逆向きとなって
いるので、巻線202a及び202bは逆相の起電力を
発生するようになる。そこで、巻線202a及び202
bの接続を図示のように行い、逆相が順相になるように
行うことにより、負荷RLを閉回路に各巻線が誘起する
起電力の電圧の略2倍の電圧を供給することができるよ
うになる。
01a及び201dを流れている過程で巻線202a及
び202bを交鎖するが、電機子鉄心201a及び20
1dを通じて流れる磁束の方向が互いに逆向きとなって
いるので、巻線202a及び202bは逆相の起電力を
発生するようになる。そこで、巻線202a及び202
bの接続を図示のように行い、逆相が順相になるように
行うことにより、負荷RLを閉回路に各巻線が誘起する
起電力の電圧の略2倍の電圧を供給することができるよ
うになる。
【0024】特に、複数の電機子鉄心201a及び20
1c、201b及び201dに流れる磁束に応じて1つ
の巻線202a、202bが起電力を生じるようになっ
ているので、各巻線は1つの電機子鉄心に流れる磁束に
より生じるものよりも大きな起電力を生じることができ
る。
1c、201b及び201dに流れる磁束に応じて1つ
の巻線202a、202bが起電力を生じるようになっ
ているので、各巻線は1つの電機子鉄心に流れる磁束に
より生じるものよりも大きな起電力を生じることができ
る。
【0025】以上要するに、外周に異なる磁極を交互に
着磁した2つの環状の磁石102a及び102bを所定
の間隔をとって駆動軸101に取り付け、この2つの回
転体の異なる磁極間に独立の磁路を形成する2×N(整
数)個の電機子鉄心201a〜201dを所定の間隔を
とって配置しているので、電機子鉄心202a〜202
dに該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖するように巻線2
02a、202bを巻回することで、各巻線に誘起され
る逆相の起電力を取り出すことができ、磁石の発する磁
束を有効に用いることができ、より高い出力電圧が得ら
れるようになるとともに、駆動軸101の低速回転時に
おいても高出力を得ることができる。
着磁した2つの環状の磁石102a及び102bを所定
の間隔をとって駆動軸101に取り付け、この2つの回
転体の異なる磁極間に独立の磁路を形成する2×N(整
数)個の電機子鉄心201a〜201dを所定の間隔を
とって配置しているので、電機子鉄心202a〜202
dに該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖するように巻線2
02a、202bを巻回することで、各巻線に誘起され
る逆相の起電力を取り出すことができ、磁石の発する磁
束を有効に用いることができ、より高い出力電圧が得ら
れるようになるとともに、駆動軸101の低速回転時に
おいても高出力を得ることができる。
【0026】なお、ロータ100の磁石102a及び1
02bは、外周に異なる磁極を交互に有する2つの回転
体であればよく、永久磁石の代わりにスリップリングな
どを介して電源供給される電磁石構造とすることも可能
である。
02bは、外周に異なる磁極を交互に有する2つの回転
体であればよく、永久磁石の代わりにスリップリングな
どを介して電源供給される電磁石構造とすることも可能
である。
【0027】また、実施の形態では、磁石は4極構造を
もっているが、2の整数倍の数の磁極ををもった磁石を
使用することができる。
もっているが、2の整数倍の数の磁極ををもった磁石を
使用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、外周に異なる磁極を交互に有する2つの回
転体を所定の間隔をとって駆動軸に取り付け、2つの回
転体の異なる磁極間に独立の磁路を形成する2×N(整
数)個の電機子鉄心を所定の間隔をとって配置してい
る。そして、電機子鉄心には該電機子鉄心に流れる磁束
に交鎖するように巻線をそれぞれ巻回し、各巻線に誘起
される逆相の起電力が順相になるように巻線を相互接続
しているので、巻線の巻回される電機子鉄心が2つの回
転体の異なる磁極間にそれぞれ独立に配置され、回転体
の発する磁束が電機子鉄心により有効に利用されて大き
な起電力が巻線によって発生されるとともに、巻線によ
って発生された起電力が合成されて高出力を生じるよう
になり、小型化を図ることも可能になる。
明によれば、外周に異なる磁極を交互に有する2つの回
転体を所定の間隔をとって駆動軸に取り付け、2つの回
転体の異なる磁極間に独立の磁路を形成する2×N(整
数)個の電機子鉄心を所定の間隔をとって配置してい
る。そして、電機子鉄心には該電機子鉄心に流れる磁束
に交鎖するように巻線をそれぞれ巻回し、各巻線に誘起
される逆相の起電力が順相になるように巻線を相互接続
しているので、巻線の巻回される電機子鉄心が2つの回
転体の異なる磁極間にそれぞれ独立に配置され、回転体
の発する磁束が電機子鉄心により有効に利用されて大き
な起電力が巻線によって発生されるとともに、巻線によ
って発生された起電力が合成されて高出力を生じるよう
になり、小型化を図ることも可能になる。
【0029】また、請求項2に記載の発明によれば、外
周に異なる磁極を交互に有する2つの回転体を所定の間
隔をとって駆動軸に取り付け、2つの回転体の異なる磁
極間に独立の磁路を形成する2×N(2以上の整数)個
の電機子鉄心を所定の間隔をとって配置し、同一方向の
磁束が流れる複数の電機子鉄心に該電機子鉄心に流れる
磁束に交鎖するように共通の巻線をそれぞれ巻回し、各
巻線に誘起される逆相の起電力が順相になるように前記
巻線を相互接続しているので、各巻線が発生する起電力
が大きくなり、これらの起電力を合成して得られる起電
力も大きなものとなり、小型化も可能になる。
周に異なる磁極を交互に有する2つの回転体を所定の間
隔をとって駆動軸に取り付け、2つの回転体の異なる磁
極間に独立の磁路を形成する2×N(2以上の整数)個
の電機子鉄心を所定の間隔をとって配置し、同一方向の
磁束が流れる複数の電機子鉄心に該電機子鉄心に流れる
磁束に交鎖するように共通の巻線をそれぞれ巻回し、各
巻線に誘起される逆相の起電力が順相になるように前記
巻線を相互接続しているので、各巻線が発生する起電力
が大きくなり、これらの起電力を合成して得られる起電
力も大きなものとなり、小型化も可能になる。
【0030】請求項3に記載の発明によれば、複数の電
機子鉄心を2つの回転体間の異なる位置で部分的に相互
に接近させて形成した巻回部に巻線を巻回しているの
で、回転体間のスペースを有効に利用でき、小型化にも
有効である。
機子鉄心を2つの回転体間の異なる位置で部分的に相互
に接近させて形成した巻回部に巻線を巻回しているの
で、回転体間のスペースを有効に利用でき、小型化にも
有効である。
【0031】請求項4に記載の発明によれば、回転体が
磁石からなるので、電磁石に比べて発生する磁束は小さ
いが給電が必要ない分構成が単純で、低価格化及び小型
化が図られる。
磁石からなるので、電磁石に比べて発生する磁束は小さ
いが給電が必要ない分構成が単純で、低価格化及び小型
化が図られる。
【図1】本発明による単相交流発電機の一実施の形態を
示し、(a)は斜視図、(b)は側断面図、(c)は右
側面図である。
示し、(a)は斜視図、(b)は側断面図、(c)は右
側面図である。
【図2】図1中の磁石の着磁特性を示すグラフである。
【図3】図1中の環状の磁石の着磁の様子を閉磁路とと
もに示す図である。
もに示す図である。
【図4】図1の交流発電機の原理を説明するための図で
ある。
ある。
【図5】図1の交流発電機の原理を説明するための模式
化図である
化図である
【図6】従来の発電機の他の例を示し、(a)は斜視
図、(b)は側面図、(c)は右側面図である。
図、(b)は側面図、(c)は右側面図である。
【図7】図6の交流発電機の原理を説明するための図で
ある。
ある。
【図8】図6の交流発電機の問題点を説明するための図
である。
である。
100 ロータ 101 駆動軸 102a,102b 回転体(環状の磁石) 200 ステータ 201a〜201d 電機子鉄心 202a,202b 巻線 201e,201f 巻回部
Claims (4)
- 【請求項1】 外周に異なる磁極を交互に有する2つの
回転体を所定の間隔をとって駆動軸に取り付けて形成し
たロータと、 前記2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁路を形成す
る2×N(整数)個の電機子鉄心を所定の間隔をとって
配置して形成したステータとを備え、 前記電機子鉄心に該電機子鉄心に流れる磁束に交鎖する
ように巻線をそれぞれ巻回し、 各巻線に誘起される逆相の起電力が順相になるように前
記巻線を相互接続したことを特徴とする交流発電機。 - 【請求項2】 外周に異なる磁極を交互に有する2つの
回転体を所定の間隔をとって駆動軸に取り付けて形成し
たロータと、 前記2つの回転体の異なる磁極間に独立の磁路を形成す
る2×N(2以上の整数)個の電機子鉄心を所定の間隔
をとって配置して形成したステータとを備え、 同一方向の磁束が流れる複数の前記電機子鉄心に該電機
子鉄心に流れる磁束に交鎖するように共通の巻線をそれ
ぞれ巻回し、 各巻線に誘起される逆相の起電力が順相になるように前
記巻線を相互接続したことを特徴とする交流発電機。 - 【請求項3】 前記複数の電機子鉄心を前記2つの回転
体間の異なる位置で部分的に相互に接近させて巻回部を
形成し、該巻回部に巻線を巻回したことを特徴とする請
求項2に記載の交流発電機。 - 【請求項4】 前記回転体が、外周に異なる磁極を交互
に着磁した2つの環状の磁石からなることを特徴とする
請求項2又は3に記載の交流発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4513696A JPH09238455A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 交流発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4513696A JPH09238455A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 交流発電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09238455A true JPH09238455A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12710873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4513696A Withdrawn JPH09238455A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 交流発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09238455A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180052006A (ko) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | 이래에이엠에스 주식회사 | 차량용 교류 발전기의 슬립링 및 이를 포함하는 차량용 교류 발전기 |
-
1996
- 1996-03-01 JP JP4513696A patent/JPH09238455A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180052006A (ko) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | 이래에이엠에스 주식회사 | 차량용 교류 발전기의 슬립링 및 이를 포함하는 차량용 교류 발전기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |