JPH09238667A - タバコ含有有害物質除去剤 - Google Patents

タバコ含有有害物質除去剤

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JPH09238667A
JPH09238667A JP5200496A JP5200496A JPH09238667A JP H09238667 A JPH09238667 A JP H09238667A JP 5200496 A JP5200496 A JP 5200496A JP 5200496 A JP5200496 A JP 5200496A JP H09238667 A JPH09238667 A JP H09238667A
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JP
Japan
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tobacco
harmful substance
weight
acid
smoke
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JP5200496A
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English (en)
Inventor
Hirohide Komatsu
弘英 小松
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FUOODEIMU KK
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FUOODEIMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主流煙及び副流煙中のタールやニコチン等の
有害物質を低下可能であって、タバコ煙中で発生する活
性酸素の反応性を抑制可能なタバコ含有有害物質除去剤
を提供する。 【解決手段】 羅漢果、クロロフィル、アジピン酸、酒
石酸、ステアリン酸、ギャバロン、硝酸カリウムなどか
らタバコ含有有害物質除去剤を調製した。羅漢果やクロ
ロフィルは、活性酸素抑制指標としてのSOD価が非常
に高く、羅漢果にはニコチンの燃焼促進作用及び一酸化
炭素の消失促進作用がある。このようにSOD価の高い
物質、有害物質を燃焼促進する物質を多く配合すること
により、副流煙中の有害物質濃度を低下させることがで
き、活性酸素の反応性を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タバコに付着又は
混入させて喫煙することにより、喫煙者又は周囲の人々
が吸引する有害物質量を激減させることのできるタバコ
含有有害物質除去剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタバコ含有有害物質除去
剤としては、メントール、アスコルビン酸、グルチミ
ン、コンフリー粉末、ベレルオキシアンナオキシン、ス
テアリン酸、ベルトール、グローブアニリン、レシチ
ン、安息香酸、ワニリンを混合してなるものが知られて
いる(特公昭62−44910号公報)。
【0003】又、アスコルビン酸、植物油脂カプセル化
粉末、マルトース、クエン酸、リンゴ酸、脂肪酸、乳
酸、ステアリン酸、グルタミン酸、コンフリー粉末、枸
杞、リコリス、グリチルリジン、熊ササ乾燥粉末、レシ
チン、霊芝粉末、クズの葉乾燥粉末、メントールエステ
ル、天然ワニリン、ホウ酸、硝酸カリウムを配合してな
るものが知られている(特公平5−77388号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】タバコの煙には、喫煙
時に喫煙者の口の中に入る主流煙と、燃えているタバコ
から立ちのぼる副流煙とがある。これらいずれの煙にも
体に有害なニコチンやタールが含まれているが、特に副
流煙には主流煙の約2〜3倍のニコチンが含まれてお
り、タールにあっては実に3〜4倍も含まれている。こ
のため、特に近年、この副流煙による喫煙者の周囲の人
に対する害が問題となってきた。例えば、夫が一日20
本以上タバコを吸う家庭の妻は、非喫煙者であっても、
夫が非喫煙者の妻に比べて約2倍の肺癌死亡が確認され
たという報告もある。
【0005】しかしながら、従来のタバコ含有有害物質
除去剤の多くは、主として主流煙中の有害物質除去を目
的としたものであり、副流煙中の有害物質を除去する効
果に関してはほとんど知られていなかった。例えば、上
記従来のタバコ含有有害物質除去剤について言えば、主
要成分の一つであるアスコルビン酸は熱に極めて弱いた
め、タバコの吸口側に付着させて主流煙中の有害物質を
除去するには有効であったが、タバコ燃焼部に付着させ
て副流煙中の有害物質を除去するには問題があった。
【0006】また、最近になって、タバコ煙中において
活性酸素(フリーラジカル)が発生し、この活性酸素の
細胞内での反応の蓄積が老化につながり、がんや動脈硬
化などの病気の発生に関与していることが明らかになっ
てきた。この活性酸素を抑える物質としては、現在のと
ころ、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)など
の分解酵素があり、これに似た作用をするものにカロチ
ン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化剤などがある
ことが明らかになっている。
【0007】そこで、本発明は、かかる問題に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、喫煙者及
び喫煙者の周囲の人に対する害を軽減するため、主流煙
中の有害物質は勿論、副流煙中の有害物質をも有効に低
下させることができ、更にはタバコ煙中において発生す
る活性酸素の反応性を抑制することができるタバコ含有
有害物質除去剤を提供せんとするところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成すべく、羅漢果、クロロフィル、アジピン酸、酒石
酸、ステアリン酸、ギャバロン、硝酸カリウムを含有し
てなるタバコ含有有害物質除去剤を提供する。
【0009】上記成分の配合割合は、羅漢果15〜34
重量%、クロロフィル14〜30重量%、アジピン酸1
0〜24重量%、酒石酸4〜11重量%、ステアリン酸
4〜15重量%、ギャバロン3〜12重量%、硝酸カリ
ウム0.5〜4重量%とするのが好ましい。
【0010】さらに、本発明は、上記成分に加えてヨモ
ギエキス、ドクダミエキス、ハトムギエキス、柿葉、ル
イボスティ、アロエ粉末を含有してなる羅漢果、クロロ
フィル、アジピン酸、酒石酸、ステアリン酸、硝酸カリ
ウムを添加してなるタバコ含有有害物質除去剤をも提供
するものである。
【0011】上記成分の配合割合は、羅漢果15〜34
重量%、クロロフィル14〜30重量%、アジピン酸1
0〜24重量%、酒石酸4〜11重量%、ステアリン酸
4〜15重量%、ギャバロン3〜12重量%、硝酸カリ
ウム0.5〜4重量%、ヨモギエキス0.1〜0.9重
量%、ドクダミエキス0.1〜0.9重量%、ハトムギ
エキス0.1〜0.6重量%、柿葉0.1〜1.1重量
%、ルイボスティ0.1〜0.8重量%、アロエ粉末
0.1〜0.9重量%とするのが好ましい。
【0012】上記配合にさらに、ワニリン1〜10重量
%、メントールエステル1〜10重量%を添加するよう
にしてもよい。
【0013】次に、上記各配合成分の作用について説明
する。羅漢果は、粘膜多糖体に働きかけ、喉の粘液の分
泌を活発にし、喉の粘膜を保護する作用があるばかり
か、カロチンを多く含み、抗酸化剤として活性酸素を抑
えることができる。実際、活性酸素抑制指標としてのS
OD価は2.1×103単位/gと非常に高い値を示
す。また、この羅漢果には、ニコチンの燃焼促進作用及
び一酸化炭素の消失促進作用があることも知られてい
る。
【0014】クロロフィルは、SOD、カタラーゼ、パ
ーオキシターゼ等の酵素類や、ビタミンA及びB群、葉
緑素などを含有している。中でも、クロロフィルのSO
D価は非常に高く、上記の羅漢果同様、タバコ煙中の活
性酸素を抑えることができる。また、クロロフィルに
も、ニコチンの燃焼促進作用及び一酸化炭素の消失促進
作用があることが知られている。
【0015】アジピン酸、酒石酸及びステアリン酸に
は、揮発性のニコチンを固定する作用があり、これによ
りタバコ煙中のニコチンを減少させることができる。ま
た、ステアリン酸には、燃焼時にニコチンを分解する作
用もあり、タバコ煙中のニコチンをより一層減少させる
ことができる。
【0016】ギャバロンは、333mg/100gとい
う高濃度のガンマアミノ酪酸(血圧降下成分)やビタミ
ンCを含んでいるため、血圧上昇を抑制する作用があ
る。硝酸カリウムは、助燃剤として働くから、本発明の
タバコ含有有害物質除去剤を有効に燃焼させる役割を果
たす。
【0017】ヨモギエキス、ドクダミエキス、アロエ粉
末には、胃の荒れを和らげる作用がある。ハトムギは、
コイクノライドという成分を含んでいるため、肌荒れを
和らげる作用がある。柿葉は、ビタミンC、ビタミン
A、クロロフィルを多く含んでいるため、活性酸素を抑
え、血圧上昇を抑制する作用がある。
【0018】ルイボスティは、各種のミネラルやフラボ
ノイド類をバランスよく含んでおり、胃痛や肌荒れを和
らげる作用があるほか、SOD価が高いという特徴をも
ち、上記成分と共に、タバコ煙中の活性酸素を抑制する
作用がある。
【0019】また、ワニリン又はメントールエステル
は、タバコの刺激臭を和らげ、喫煙者や周囲の人達に清
涼感を与える効果がある。
【0020】なお、本発明のタバコ含有有害物質除去剤
は、紙巻きタバコ、葉巻のいずれにも有効に適用でき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の一実施例と
して、以下の配合割合のタバコ含有有害物質除去剤を調
製した。 羅漢果・・・・・・・・29.1重量%、 大麦若葉・・・・・・・26.5重量% アジピン酸・・・・・・16.4重量% 酒石酸・・・・・・・・ 7.0重量% ステアリン酸・・・・・ 6.9重量% ギャバロン・・・・・・ 5.5重量% 硝酸カリウム・・・・・ 1.0重量% ヨモギエキス・・・・・ 0.8重量% ドクダミエキス・・・・ 0.8重量% ハトムギエキス・・・・ 0.5重量% 柿葉・・・・・・・・・ 1.0重量% ルイボスティ・・・・・ 0.7重量% アロエ粉末・・・・・・ 0.8重量% ワニリン ・・・・・・ 2.0重量% メントールエステル・・ 1.0重量%
【0022】(比較例1)実施例1の比較例として、以
下の成分(特公平5−77388に係る発明の成分)を
以下の配合割合で調製した。 アスコルビン酸・・・・19.0重量% 植物油脂カプセル粉末・10.0重量% マルトース・・・・・・ 9.0重量% クエン酸・・・・・・・ 1.0重量% りんご酸・・・・・・・ 0.3重量% 脂肪酸・・・・・・・・ 0.5重量% 乳酸・・・・・・・・・ 0.5重量% ステアリン酸・・・・・16.5重量% グリタミン酸・・・・・ 1.0重量% コンフリー粉末・・・・15.5重量% 枸杞粉末・・・・・・・ 0.8重量% リコリス・・・・・・・ 0.7重量% グリチルリジン・・・・ 2.1重量% 熊ササ乾燥粉末・・・・ 0.2重量% レシチン・・・・・・・14.0重量% 霊芝・・・・・・・・・ 0.2重量% クズの葉乾燥粉末・・・ 0.2重量% メントールエステル・・ 0.7重量% 天然ワニリン・・・・・ 1.0重量% ホウ酸・・・・・・・・ 3.0重量% 硝酸カリウム・・・・・ 3.8重量%
【0023】紫外・可視スペクトルによるタール検出試
・何も付着させない普通のタバコ(対照)、 ・上記実施例1のタバコ含有有害物質除去剤をタバコ先
端部に付着させたタバコ、 ・比較例1のタバコ含有有害物質除去剤をタバコ先端部
に付着させたタバコ、 これら3種類のタバコの煙中のタール含有量を比較すべ
く、神奈川県産業技術総合研究所に依頼して、以下の紫
外・可視スペクトルによるタール検出試験を行った。
【0024】図1には、本試験の試験装置の概略を示し
てある。それぞれ2.4規定に調製した塩酸水溶液10
0ccを入れ、水中置換可能なようにガラス管が配設し
た三角フラスコ4つを、ガラス管を連結して2つずつの
2組とし、一組を主流煙吸収用、一組を副流煙吸収用と
してある。主流煙吸収用の組においては、一方の三角フ
ラスコ内から突出したガラス管の一端にタバコを装着
し、他方の三角フラスコ内から突出したガラス管の他端
を吸引するようにしてある。副流煙吸収用の組において
は、一方の三角フラスコから突出したガラス管の一端に
径大の副流煙吸引口を設け、この副流煙吸引口内にタバ
コの燃焼部を収納するようにし、他方の三角フラスコか
ら突出したガラス管の他端を吸引するようにしてある。
【0025】何も付着させない普通のタバコ(登録商
標:セブンスター)を対照とし、これと同種のタバコの
先端部に上記実施例1又は比較例1を7mg/本付着さ
せたタバコをそれぞれ3本ずつ合計9本用意し、各タバ
コを1本ずつ装置にセットし、先端から4cmの所迄6
分間かけて燃焼させた。そして、主流煙及び副流煙を、
それぞれフラスコ内の塩酸水溶液に吸収させ、これらの
それぞれ水溶液200ccにしたものを紫外・可視自記
分光光度計(島津社製MPS−5000)にかけて光吸
収強度を測定した。
【0026】普通のタバコ(対照)については主流煙と
副流煙とを、実施例1又は比較例1を付着させたタバコ
については副流煙を測定し、これらの結果を、図2及び
図3に示す。図2は、分光透過スペクトルであり、図3
は、対照に対する実施例1及び比較例1を付着させたタ
バコの副流煙の成分減少率を示したものである。これら
の図において、Aは普通のタバコの主流煙、Bは普通の
タバコの副流煙、Cは実施例1を付着させたタバコの副
流煙、Dは比較例1を付着させたタバコの副流煙を示
す。
【0027】この結果、普通のタバコ(対照)に比べれ
ば、上記実施例1及び比較例1を付着させたタバコは、
ともに副流煙中のタール含有量を低下させた。しかしな
がら、例えば図3における波長460/nmの時点で両
者を比較すると、D(比較例1を付着させたタバコ)は
対照に対して6%の成分減少に留まっているのに対し、
C(実施例1を付着させたタバコ)は34%の成分減少
を示すなど、Cの成分減少率はDのそれを著しく上回る
結果であった。これより、実施例1は、比較例1に比べ
て、副流煙中のタールを著しく減少させることができる
ことが判明した。
【0028】ニコチン濃度測定試験 ・何も付着させない普通のタバコ(対照)、 ・上記実施例1のタバコ含有有害物質除去剤をタバコ先
端部に付着させたタバコ、 ・比較例1のタバコ含有有害物質除去剤をタバコ先端部
に付着させたタバコ これら3種類のタバコの副流煙中のニコチン濃度を比較
すべく、財団法人日本食品分析センターに依頼して、下
記方法により試験した。
【0029】試験装置は、上記タール検出試験と同様の
装置(図1)を用いた。本試験では、普通のタバコ(登
録商標:セブンスター)と、これと同種のタバコの先端
部に上記実施例1又は比較例1のタバコ含有有害物質除
去剤を7mg/本付着させたタバコをそれぞれ5本ず
つ、合計15本用意し、各タバコを1本ずつ装置にセッ
トし、先端から4cmの所迄6分間かけて燃焼させた。
そして、副流煙をフラスコ内の塩酸水溶液に吸収させ、
これらの水溶液をそれぞれ200ccにしたものから副
流煙中に含まれるニコチン量をガスクロマトグラフィー
により測定した。
【0030】この結果、普通のタバコ(対照)の副流煙
には14μg/g、実施例1を付着させたタバコの副流
煙には8.0μg/g、比較例1を付着させたタバコの
副流煙には17μg/gのニコチンが含まれていた。こ
れより、実施例1のタバコ含有有害物質除去剤を付着す
れば、何も付けない普通のタバコは勿論、比較例1に比
べても、副流煙中のニコチン濃度を極めて有効に低下さ
せることができることが判明した。
【0031】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、副流煙
中のニコチン乃至タールなどの有害物質の濃度を、従来
のタバコ含有有害物質除去剤にも増して有効に低下させ
ることができ、更には、SOD価の高い物質を多く配合
することにより、タバコ煙中において発生する活性酸素
の反応性を抑制することができるから、喫煙者は勿論、
特に喫煙者の周囲の非喫煙者に対する害を有効に低減す
ることができる。
【簡単な図面の説明】
【図1】タール検出試験及びニコチン濃度測定試験の試
験装置の概略を示した図である。
【図2】主流煙及び副流煙中のタール濃度を測定した分
光透過スペクトルである。
【図3】本発明に係る実施例1と比較例1との副流煙中
のタール濃度を比較した光波長と成分減少率との関係を
示したグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羅漢果、クロロフィル、アジピン酸、酒
    石酸、ステアリン酸、ギャバロン、硝酸カリウムを含有
    してなるタバコ含有有害物質除去剤。
  2. 【請求項2】 さらに、ヨモギエキス、ドクダミエキ
    ス、ハトムギエキス、柿葉、ルイボスティ、アロエ粉末
    を含有してなる羅漢果、クロロフィル、アジピン酸、酒
    石酸、ステアリン酸、硝酸カリウムを添加してなるタバ
    コ含有有害物質除去剤。
JP5200496A 1996-03-08 1996-03-08 タバコ含有有害物質除去剤 Ceased JPH09238667A (ja)

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