JPH09239254A - 分散装置 - Google Patents

分散装置

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JPH09239254A
JPH09239254A JP8050663A JP5066396A JPH09239254A JP H09239254 A JPH09239254 A JP H09239254A JP 8050663 A JP8050663 A JP 8050663A JP 5066396 A JP5066396 A JP 5066396A JP H09239254 A JPH09239254 A JP H09239254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vessel
inner cylinder
dispersion
agitator shaft
dispersion liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP8050663A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Tsuji
憲昌 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP8050663A priority Critical patent/JPH09239254A/ja
Publication of JPH09239254A publication Critical patent/JPH09239254A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベッセル内筒の磨耗を均一にして穴が開くのを
防止でき、また分散液に対して耐磨耗性が高い材質を選
定できると共に肉厚を大きくすることができ、これによ
ってベッセル内筒の寿命を長くすることが可能な分散装
置を提供する。 【解決手段】ベッセル内筒51の内側に回転するアジテ
ーターシャフト22が配置され、前記ベッセル内筒51
と前記アジテーターシャフト22との間に供給された磁
性分散液を分散する分散装置1において、前記ベッセル
内筒51を遠心鋳造で成形した。これによって、前記ベ
ッセル内筒51の真円度を高くすることができると共に
強度が安定し、磨耗が均一になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散装置に関し、
さらに詳しくは、アジテーターシャフトの外周面ならび
に固定容器の内周面に撹拌ピン等を有して、この固定容
器とアジテーターシャフトとの空間に供給された被分散
液に剪断力を加えて分散するもので、特に磁性分散液の
撹拌に適用して好適な分散装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種工業分野において例えば
液体の分散や液体と粉体の分散・混練等の工程を必要す
るものがある。その一つに、磁性分散液がある。この磁
性分散液を分散する分散蔵置は、例えば多数の攪拌ピン
が植設されたアジテーターシャフト(ロータ)が適宜固
定された固定容器(ベッセル内筒)の中心部に回転自在
に配置され、この固定容器の外周側に外側ケーシングで
あるベッセルジャケットが配置されている。そして、ア
ジテーターシャフトの外側ならびに固定容器の内側には
撹拌ピンが向き合うように配置されており、この空間に
例えばガラスビーズや鋼球などとともに被分散液が供給
されて適宜分散されるものである。また、固定容器の外
側には該固定容器と間隔をあけて外側ケーシングが配置
されており、この外側ケーシングと固定容器との隙間に
は、例えば冷却水等を通して温度調節可能な構造となっ
ている。
【0003】そして、この温調構造は、例えば、アジテ
ーターシャフトの軸方向に沿って延びた仕切板で多数の
小室に分割されていると共に、この小室の外側と外側ケ
ーシングとの間には、該外側ケーシングの全周にわたる
一つの空間である最外周空間が形成されている。これら
の小室ならびに最外周空間は適宜形成された連通孔で全
て連続している。そして、所定の小室に例えば冷却水が
供給され、この冷却水が次の小室に順次流れていき、最
後の小室から外側ケーシングとベッセルジャケットとの
間の最外周空間に排出され、さらにこの最外周空間から
ベッセルジャケットの外側に排出される構造となってい
る。このような従来の磁性分散液の分散装置において
は、アジテーターシャフトと固定容器との間に磁性分散
液が供給され、この磁性分散液が回転するアジテーター
シャフトの攪拌ピンと固定容器の撹拌ピンとで攪拌され
ることにより剪断力が加えられて分散される。このとき
に発生した熱が、固定容器の外周を流れる冷却水で冷却
され、適宜温度に調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁性分散液など
を分散する分散装置においては、固定容器(ベッセル内
筒)は、金属板材を湾曲させて端部を溶接することによ
って円筒状に形成されている。したがって、固定容器の
真円度を高くすることが困難であることから、固定容器
はその内方に部分的に突出する部分が発生してしまう。
この結果、固定容器の内面の摩耗に偏りが発生し、内側
に突出した部分が極端に磨耗してしまい、場合によって
はここに孔が開いてしまうことがあった。また、特に溶
接部の強度は他の部分に比べて不安定であり、この溶接
部の磨耗が極端に進んで孔が開いてしまい、被分散液に
冷却水が混入する等のトラブルが発生し易かった。
【0005】ここで、磨耗が進行しても長時間使用でき
るようにするために金属板材の肉厚を大きくすることも
考えられるが、上述のように固定容器を金属板材の曲げ
加工で形成しているので、肉厚をある程度以上大きくす
ることは、加工性の低下ならびに加工精度の低下を伴う
ことから極めて困難である。更に、曲げ加工に使用する
材料は市販品から選定しなければならないので、使用で
きる材質にも制限があり、特に、対象とする磁性分散液
のように耐磨耗性が高い素材を分散させる場合には、適
当なものが選定できないのが現状であった。そのため
に、従来のものは、磨耗が早く進んで寿命が極端に短
く、メンテナンスのサイクルが非常に短い欠点を抱えて
いた。このため、被分散液の製造コストが高くなってい
た。
【0006】本発明の目的は上記課題を解消することに
あり、固定容器の磨耗を均一にして局部的な穴が開くの
を防止でき、また被分散液に対して耐磨耗性が高い材質
を選定できると共に肉厚を大きくすることができ、これ
によって固定容器の寿命を長くすることが可能な分散装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、固
定容器の内側に該固定容器とは一定の間隔をあけて撹拌
用のアジテーターシャフトが回転自在に配置され、前記
固定容器と前記アジテーターシャフトとの空間に供給さ
れた被分散液を、前記アジテーターシャフトの回転によ
って分散する分散装置において、前記固定容器が遠心鋳
造によって成形されたものから構成されたことを特徴と
する分散装置によって達成することができる。この分散
装置は、例えば磁性分散液等の被分散液に接触する固定
容器(ベッセル内筒)を遠心鋳造で成形するので、真円
度を高くすることができる。また、溶接部がないので強
度が安定する。更に、分散しようとする被分散液に対応
して任意の材料を選択することができると共に、肉厚を
大きくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る分散装置の実
施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図
1は、磁性分散液を分散する分散装置を示す正面図、図
2は図1のA矢視図、図3は図1のB−B断面図であ
る。
【0009】図1に示すように、この磁性分散液の分散
装置1は、ベース11と、ベース11上に固定された分
散部12と、分散部12の側方に配置された駆動部13
と、分散部12の下側に配置された分散液供給ポンプ1
4とを備えている。分散部12は磁性分散液を分散する
ものであり、ベース11に固定された支持部21と、こ
の支持部21に回転自在に取り付けられた撹拌用のアジ
テーターシャフト22(ロータ)と、アジテーターシャ
フト22の外周側に配置された円筒状のベッセル23と
を備えている。このベッセル23はベッセル内筒51と
ベッセルジャケット52との二重構造となっている。一
方、アジテーターシャフト22の外周面には、磁性分散
液を撹拌するため多数の撹拌ピン24が植設され、ベッ
セル内筒51の内周面にも多数の撹拌ピン80が植設さ
れている。また、ベッセル23には、後述のように磁性
分散液の温度を調整するため温調構造(図3参照)が設
けられている。
【0010】アジテーターシャフト22とベッセル内筒
51との間の分散室25の両端部には、それぞれ分散液
入り口26と分散液出口27が設けられている。図2に
も示すように、分散液入り口26は配管28及びバルブ
29を介して分散液供給ポンプ14の排出口30に接続
されている。図3に示すように、アジテーターシャフト
22は内筒81とその外周側に同心に配置された外筒8
2とを備え、外筒82には上述の撹拌ピン24が植設さ
れている。内筒81の先端部には、複数の貫通孔83が
設けられている。また、内筒81の内部の内側冷却室8
4には、根元側の端部に位置させて冷却水導入口85が
設けられ、ここから内側冷却室84内に温調液体である
冷却水が供給される。また、内筒81と外筒82の間の
外側冷却室86の端部には、冷却水導入口85を内包す
る冷却水排出口87が設けられている。
【0011】アジテーターシャフト22の外側のベッセ
ル23は、分散室25内の磁性分散液の温度調整ができ
るように構成されたもので、上述のようにベッセル内筒
51と、ベッセルジャケット52とを備えている。ベッ
セル内筒51には、上述の撹拌ピン80が適宜な固定手
段で取り付けられている。このベッセル内筒51は、真
円度を高くすると共に耐磨耗性を上げるため、分散しよ
うとする磁性分散液に対して耐磨耗性が高い材質を用い
て遠心鋳造で成形されている。すなわち、ベッセル内筒
51の加工は、鋳型を回転しながら溶湯を注ぎ込み、そ
の遠心力を利用して鋳物を加圧し、さらに鋳物内外の遠
心力の差によって不純物を分離させ、特に外周寄りの部
分に良質の部分を得ることができる。本発明において
は、鋳型には砂型あるいは金型のいずれを用いてもよ
い。ここでは、ベッセル内筒51の素材を遠心鋳造で成
形し、この素材の内外周面及び端面を機械加工すること
によって、真円度などの加工精度を高くすると共に、内
外周面付近にある不純物を削り落として組成を均一にす
ることができる。
【0012】なお、ベッセル内筒51とベッセルジャケ
ット52は同心円に配置され、図示しないが、その間の
隙間には冷却水を通過させるように区画された小室が設
けられていおり、このうち、適宜な位置の小室の外周壁
には冷却水入り口55が設けられ、この冷却水入り口5
5が設けられ小室に対して最も遠い位置の小室には冷却
水出口56が設けられている。
【0013】図1に示すように、分散部12のアジテー
ターシャフト22と駆動部13との連結部にはメカニカ
ルシール32が介装され、分散室25内の磁性分散液が
アジテーターシャフト22を伝わって外部に漏れ出ない
ようになっている。駆動部13は、支持部21の上側に
配置されたモータ41と、モータ41の回転軸に連結さ
れた流体継手42と、制御部43とを備えている。流体
継手42の出力軸(図示せず)にはプーリ44が取り付
けられ、このプーリ44にベルト45の一端が巻回され
ている。ベルト45の他端は、アジテーターシャフト2
2の端部に取り付けられたプーリ46に巻回されてい
る。
【0014】次に、この磁性分散液の分散装置1の作用
を説明する。この磁性分散液の分散装置1においては、
図1に示すように分散液供給ポンプ14から排出された
磁性分散液が、分散部12の分散液入り口26から分散
室25に供給される。分散室25に供給された磁性分散
液は、モータ41によって回転駆動されるアジテーター
シャフト22の多数の撹拌ピン24で撹拌される。
【0015】このとき、磁性分散液にはベッセル内筒5
1に固定された撹拌ピン80と、回転しているアジテー
ターシャフト22の撹拌ピン24によって剪断力が作用
して適宜分散される。分散された磁性分散液は、分散液
出口27から排出されて、例えば塗布工程等の次工程に
送られる。磁性分散液の分散作用が行われる際には、図
3に示すようにアジテーターシャフト22の冷却水導入
口85から内側冷却室84内に冷却水が供給される。こ
の冷却水は、内側冷却室84の端部の貫通孔83から外
側冷却室86に流れ込み、外側冷却室86内を軸方向に
流れて冷却水排出口87から排出される。
【0016】この冷却水によってアジテーターシャフト
22の周囲にある磁性分散液が冷却される。冷却水によ
る冷却は、冷却水温度調節や流量によって調節すること
ができる。すなわち、温度調節は磁性分散液の特性によ
って適宜設定するものであり、通常、一定の温度の水の
流量を変える簡単な調節方法が採用される。アジテータ
ーシャフト22の内部に冷却水が供給されると同時に、
ベッセル内筒51側から冷却することも同時に行われ
る。すなわち、ベッセル23の冷却水入り口55からも
冷却水が供給される。この冷却水は、適宜区画された通
路(図示しない)を順次流れて冷却水出口56から排出
される。
【0017】このように、分散室25内の磁性分散液は
アジテーターシャフト22及びベッセル内筒51によっ
て内外から冷却され、全体的に分散に適した温度に調整
される。これによって、分散処理による必要以上の温度
上昇が回避され、好適な分散処理が確実に行われ、極め
て良好に分散された磁性分散液が次工程に供給される。
上述のように、この磁性分散液の分散装置1は、ベッセ
ル内筒51を遠心鋳造で成形したので、真円度を高くす
ることができる。これによって、ベッセル円筒51の内
面に局部的な突出部がなくなると共に従来のように溶接
部分もなく強度が安定するので、内周面の磨耗も均一に
なり、従来のように局部的に磨耗が進行して孔が開くよ
うなことを防止できる。したがって、長時間の使用のと
もなう摩耗による冷却水が漏れるなどのトラブルを解消
することができる。
【0018】また、ベッセル内筒51の材質を任意に選
択することができるので、分散しようとする磁性分散液
に対して耐磨耗性が高い材質を自由に選択することがで
き、これによって、ベッセル内筒51を最適な素材を用
いて製造でき、偏摩耗もなく寿命を長くすることができ
る。更に、ベッセル内筒51の厚さを任意に設定するこ
とができるので、この厚さを大きくすることにより寿命
を更に延ばすことができる。更に、本発明においては、
アジテーターシャフト22もベッセル内筒51と同様に
遠心鋳造で成形することが好ましい。これにより、アジ
テータシャフト22も高超力鋼による肉厚の均一なシャ
フトとすることができ、一段と寿命の長い分散装置を得
ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁性分散液に接触するベッセル内筒を遠心鋳造で成形す
るので、真円度を高くすることが容易であり、しかも素
材成分が均一で安定にできることから、耐摩耗性もベッ
セル内筒全体にわたって均一で強度も安定し、これによ
って、偏磨耗を回避することができるので、ベッセル内
筒に孔が開くようなことを防止することができる。ま
た、分散する液が例えば磁性分散液のごとく分散容器に
対して極めて高い耐摩耗性を要求する材料においても、
耐磨耗性の高い材質を選択することができると共に、真
円度を損なうことなく肉厚を厚くすることも自在である
ので、従来の比べて飛躍的にベッセル内筒の寿命を延ば
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁性分散液の分散装置を示す図で
ある。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のBーB断面図である。
【符号の説明】
1 分散装置 12 分散部 13 駆動部 22 アジテーターシャフト 23 ベッセル 24 撹拌ピン 25 分散室 51 ベッセル内筒 52 ベッセルジャケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定容器の内側に該固定容器とは一定の
    間隔をあけて撹拌用のアジテーターシャフトが回転自在
    に配置され、前記固定容器と前記アジテーターシャフト
    との空間に供給された被分散液を、前記アジテーターシ
    ャフトの回転によって分散する分散装置において、 前記固定容器が遠心鋳造によって成形されたものから構
    成されたことを特徴とする分散装置。
JP8050663A 1996-03-07 1996-03-07 分散装置 Pending JPH09239254A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8050663A JPH09239254A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 分散装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8050663A JPH09239254A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 分散装置

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JPH09239254A true JPH09239254A (ja) 1997-09-16

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ID=12865203

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JP8050663A Pending JPH09239254A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 分散装置

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JP (1) JPH09239254A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045671A (ja) * 2000-08-04 2002-02-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 重合体溶液の製造装置と、同装置を用いたアクリロニトリル系紡糸原液の製造方法、アクリロニトリル系繊維の製造方法、及び炭素繊維の製造方法
JP2005270955A (ja) * 2004-02-23 2005-10-06 Hosokawa Funtai Gijutsu Kenkyusho:Kk 処理装置及び粉体処理方法
CN109036830A (zh) * 2018-09-18 2018-12-18 钱光宝 磁性粗粉加工系统
CN111701502A (zh) * 2020-07-21 2020-09-25 宋如心 一种玻尿酸护肤品制备系统
JP2021126646A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 ネッツシュ−ファインマールテヒニック ゲーエムベーハー 温度調整された構成要素及び温度調整された構成要素を製造するための方法

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