JPH09239399A - 連続排泥水処理装置 - Google Patents
連続排泥水処理装置Info
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- JPH09239399A JPH09239399A JP7948996A JP7948996A JPH09239399A JP H09239399 A JPH09239399 A JP H09239399A JP 7948996 A JP7948996 A JP 7948996A JP 7948996 A JP7948996 A JP 7948996A JP H09239399 A JPH09239399 A JP H09239399A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 泥水の処理時間が短縮されて作業能率が高
く、泥水処理を完全な循環システムとして自動化して排
泥水を安価に有効利用でき、排出される固体部も小粒子
状となって搬送も簡単で、構造もコンパクト化できて車
載化を実現し、現場への移動も簡便におこなえる連続排
泥水処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 上部に泥水投入部14を備えると共に下端部
に排出口を備えた槽体12と、排出口に連通され、排出
駆動部22を備えた排出送給部24とを有し、槽体に
は、泥水の上澄水を排出する上澄水排出部16が連通さ
れ、槽体には、槽体内に沈殿した粗大粒子や汚泥等の固
体部と液体部との境界面を検知する超音波検知部58が
設けられている。超音波検知部で固体部と液体部との境
界面を検知しつつ排出供給部を駆動し、槽体内に堆積し
た固体部を排出させる。
く、泥水処理を完全な循環システムとして自動化して排
泥水を安価に有効利用でき、排出される固体部も小粒子
状となって搬送も簡単で、構造もコンパクト化できて車
載化を実現し、現場への移動も簡便におこなえる連続排
泥水処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 上部に泥水投入部14を備えると共に下端部
に排出口を備えた槽体12と、排出口に連通され、排出
駆動部22を備えた排出送給部24とを有し、槽体に
は、泥水の上澄水を排出する上澄水排出部16が連通さ
れ、槽体には、槽体内に沈殿した粗大粒子や汚泥等の固
体部と液体部との境界面を検知する超音波検知部58が
設けられている。超音波検知部で固体部と液体部との境
界面を検知しつつ排出供給部を駆動し、槽体内に堆積し
た固体部を排出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばジェット水を利
用した掘削現場、その他の作業現場で発生する泥水を固
液分離し、特に固体部分を確実に取り出して固液分離後
の固体及び上澄水を効果的に再利用するための連続排泥
水処理装置に関するものである。
用した掘削現場、その他の作業現場で発生する泥水を固
液分離し、特に固体部分を確実に取り出して固液分離後
の固体及び上澄水を効果的に再利用するための連続排泥
水処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、下水道や地下ケーブル等の埋設、
或は建築物の基礎を構築するための地盤掘削等において
は、ジェット水発生装置に接続した高圧ホースの先端ノ
ズルからジェット水を地盤内に噴射しながら水圧で穴を
掘削し、この掘削により生じた泥水を地上へと吸引排除
するジェット掘削が、簡単な構成で作業経費も安価であ
り、地下の埋設物も損傷することなく掘削できるために
多くの作業現場で行われている。
或は建築物の基礎を構築するための地盤掘削等において
は、ジェット水発生装置に接続した高圧ホースの先端ノ
ズルからジェット水を地盤内に噴射しながら水圧で穴を
掘削し、この掘削により生じた泥水を地上へと吸引排除
するジェット掘削が、簡単な構成で作業経費も安価であ
り、地下の埋設物も損傷することなく掘削できるために
多くの作業現場で行われている。
【0003】前記ジェット水掘削現場等においては、大
量の水が消費されて泥水となり、このまま放置すれば地
下水の水質等を汚染するため、この掘削により生じた泥
水を貯留タンク内に送給して処理タンクに貯留しながら
固液分離し、粗大粒子や汚泥等を分離した後の上澄水を
取出してジェット水として再利用する処理装置が各種開
発されている。なかでも特開昭58−172122号公
報に提案されている上澄水自動排水装置付き吸引機構
は、貯留タンクと、貯留タンクに接続された減圧機構
と、貯留タンク内に泥水を吸引する吸引ホースと、貯留
タンク内で固液分離された上澄水を排出させる上澄水自
動排出装置とを備えている。そして、貯留タンク内へ泥
水を吸引貯留し、貯留タンク内で固液分離した上澄水を
上澄水自動排出装置から外部へ排出しながらジェット水
として再利用している。
量の水が消費されて泥水となり、このまま放置すれば地
下水の水質等を汚染するため、この掘削により生じた泥
水を貯留タンク内に送給して処理タンクに貯留しながら
固液分離し、粗大粒子や汚泥等を分離した後の上澄水を
取出してジェット水として再利用する処理装置が各種開
発されている。なかでも特開昭58−172122号公
報に提案されている上澄水自動排水装置付き吸引機構
は、貯留タンクと、貯留タンクに接続された減圧機構
と、貯留タンク内に泥水を吸引する吸引ホースと、貯留
タンク内で固液分離された上澄水を排出させる上澄水自
動排出装置とを備えている。そして、貯留タンク内へ泥
水を吸引貯留し、貯留タンク内で固液分離した上澄水を
上澄水自動排出装置から外部へ排出しながらジェット水
として再利用している。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
上澄水自動排水装置付き吸引機構では、固液分離した汚
泥等の固形物が貯留タンク内に順次堆積して満杯となっ
たら、泥水の吸引、上澄水の排水を一次的に中断して固
形物の排出、運搬、その他の処理をおこなわねばなら
ず、このために泥水処理の作業時間がかかり、作業能率
が低く、泥水の連続処理ができないので泥水処理を自動
化された循環システムとして確立することが不可能であ
った。また、汚泥等の固形物を貯留タンクから排出する
にしても、固形物の含水率が高いために作業現場では固
形物の排出処理が不可能であり、遠隔地に設けた処理場
まで運搬しなければならず、運搬経費が割高となり、同
時に泥水を長時間にわたって処理するためには貯留タン
クも大型となってコンパクト化が不可能であり、排出さ
れる固形物そのものを再利用可能状態とするまでに処理
時間、処理施設が別途にかかるうえ、別途の処理が必要
となることから、固形物や上澄水の再利用を行うこと自
体に多くのコストを必要とする等の問題があった。
上澄水自動排水装置付き吸引機構では、固液分離した汚
泥等の固形物が貯留タンク内に順次堆積して満杯となっ
たら、泥水の吸引、上澄水の排水を一次的に中断して固
形物の排出、運搬、その他の処理をおこなわねばなら
ず、このために泥水処理の作業時間がかかり、作業能率
が低く、泥水の連続処理ができないので泥水処理を自動
化された循環システムとして確立することが不可能であ
った。また、汚泥等の固形物を貯留タンクから排出する
にしても、固形物の含水率が高いために作業現場では固
形物の排出処理が不可能であり、遠隔地に設けた処理場
まで運搬しなければならず、運搬経費が割高となり、同
時に泥水を長時間にわたって処理するためには貯留タン
クも大型となってコンパクト化が不可能であり、排出さ
れる固形物そのものを再利用可能状態とするまでに処理
時間、処理施設が別途にかかるうえ、別途の処理が必要
となることから、固形物や上澄水の再利用を行うこと自
体に多くのコストを必要とする等の問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、(1)沈殿堆積した固体
部を排出するために、槽体内への泥水の投入、上澄水の
排水を停止させる必要がない。(2)一つの槽体内で泥
水の投入、上澄水の排水を行いながら同時に固体部を排
出処理できて泥水の作業能率が高い。(3)作業現場に
泥水の自動化された循環システムを設置して上澄水をウ
オータージェット掘削等に有効利用できる。(4)構造
が簡略で、装置全体をコンパクト化できて車載化を実現
でき、装置の現場への移動も簡便に行える等を特徴とし
た連続排泥水処理装置を提供することにある。
れたものであり、その目的は、(1)沈殿堆積した固体
部を排出するために、槽体内への泥水の投入、上澄水の
排水を停止させる必要がない。(2)一つの槽体内で泥
水の投入、上澄水の排水を行いながら同時に固体部を排
出処理できて泥水の作業能率が高い。(3)作業現場に
泥水の自動化された循環システムを設置して上澄水をウ
オータージェット掘削等に有効利用できる。(4)構造
が簡略で、装置全体をコンパクト化できて車載化を実現
でき、装置の現場への移動も簡便に行える等を特徴とし
た連続排泥水処理装置を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、上部に泥水投入部14を
備えると共に下端部に排出口20を備えた槽体12と、
前記排出口20に連通され、排出駆動部22を備えた排
出送給部24とを有し、前記槽体12には、同槽体12
内の泥水の上澄水Cを排出する上澄水排出部16が連通
され、前記槽体12には、該槽体12内に沈殿した粗大
粒子や汚泥等の固体部Sと液体部との境界面Bを検知す
る超音波検知部58が設けられ、前記超音波検知部58
と前記排出送給部24とを連係させ、前記超音波検知部
58の検知信号により固体部Sと液体部との境界面Bを
検知しつつ排出供給部24を駆動して前記槽体12内に
堆積した固体部Sのみを排出制御させることを特徴とし
てなる連続排泥水処理装置10から構成される。
めに、請求項1に係る発明は、上部に泥水投入部14を
備えると共に下端部に排出口20を備えた槽体12と、
前記排出口20に連通され、排出駆動部22を備えた排
出送給部24とを有し、前記槽体12には、同槽体12
内の泥水の上澄水Cを排出する上澄水排出部16が連通
され、前記槽体12には、該槽体12内に沈殿した粗大
粒子や汚泥等の固体部Sと液体部との境界面Bを検知す
る超音波検知部58が設けられ、前記超音波検知部58
と前記排出送給部24とを連係させ、前記超音波検知部
58の検知信号により固体部Sと液体部との境界面Bを
検知しつつ排出供給部24を駆動して前記槽体12内に
堆積した固体部Sのみを排出制御させることを特徴とし
てなる連続排泥水処理装置10から構成される。
【0007】また、請求項2に係る発明では、前記超音
波検知部58は、前記槽体12の壁面に設置された送信
用超音波センサ60と、前記槽体12の壁面であって、
該送信用超音波センサ60の対向位置に設置された受信
用超音波センサ62とを備えてなることとしてもよい。
波検知部58は、前記槽体12の壁面に設置された送信
用超音波センサ60と、前記槽体12の壁面であって、
該送信用超音波センサ60の対向位置に設置された受信
用超音波センサ62とを備えてなることとしてもよい。
【0008】また、請求項3に係る発明では、前記送信
用超音波センサ60と受信用超音波センサ62とは、前
記槽体12の壁面に上下複数段に設置されてなることと
してもよい。
用超音波センサ60と受信用超音波センサ62とは、前
記槽体12の壁面に上下複数段に設置されてなることと
してもよい。
【0009】また、請求項4に係る発明では、前記排出
送給部24は、前記槽体12の下端の排出口20に閉鎖
通路を形成するように接続された排出筒68と、この排
出筒68内に設けられた搬送コンベヤ70と、この搬送
コンベヤ70の近傍に設けられ、前記超音波検知部58
と連係されて該超音波検知部58の検知信号に対応して
前記搬送コンベヤ70を駆動させ、固体部Sの排出をお
こなう駆動原動機72とを備えてなることとしてもよ
い。
送給部24は、前記槽体12の下端の排出口20に閉鎖
通路を形成するように接続された排出筒68と、この排
出筒68内に設けられた搬送コンベヤ70と、この搬送
コンベヤ70の近傍に設けられ、前記超音波検知部58
と連係されて該超音波検知部58の検知信号に対応して
前記搬送コンベヤ70を駆動させ、固体部Sの排出をお
こなう駆動原動機72とを備えてなることとしてもよ
い。
【0010】また、請求項5に係る発明では、前記排出
筒68には、凝固剤投入部84が接続され、前記搬送コ
ンベヤ70の端部側には、凝固中の固体部Sを撹拌する
撹拌部86が設けられてなることとしてもよい。
筒68には、凝固剤投入部84が接続され、前記搬送コ
ンベヤ70の端部側には、凝固中の固体部Sを撹拌する
撹拌部86が設けられてなることとしてもよい。
【0011】また、請求項6に係る発明では、前記槽体
12は、気密状に密閉され、前記密閉された槽体12に
は、前記泥水投入部14から外部の泥水を吸引投入する
ための減圧吸引部98が連通されてなることとしてもよ
い。
12は、気密状に密閉され、前記密閉された槽体12に
は、前記泥水投入部14から外部の泥水を吸引投入する
ための減圧吸引部98が連通されてなることとしてもよ
い。
【0012】また、請求項7に係る発明では、前記槽体
12内には、同槽体12に対して略同心状に配置され、
多数の濾過孔112が開孔された多孔濾過筒体114が
設置され、前記泥水投入部14は外部から前記多孔濾過
筒体114内へ導入されてなることとしてもよい。
12内には、同槽体12に対して略同心状に配置され、
多数の濾過孔112が開孔された多孔濾過筒体114が
設置され、前記泥水投入部14は外部から前記多孔濾過
筒体114内へ導入されてなることとしてもよい。
【0013】また、請求項8に係る発明では、前記槽体
12内は、前記多孔濾過筒体114内に形成され、泥水
を固体部と液体部とに固液分離する固液分離室118
と、多孔濾過筒体114の外面側であって前記槽体12
の内周面に沿って周回され、固液分離させた液体部を上
澄水として貯留する上澄水貯留室120とに区分され、
前記槽体12の壁面側から前記上澄水貯留室12内に突
入して前記固液分離室118の壁面へ向け送信用保護筒
122を設ける共に、この送信用保護筒122の対向位
置に、同じく前記槽体12の壁面側から前記固液分離室
118の壁面へ向け受信用保護筒124を設け、前記送
信用保護筒122内と受信用保護筒124内との固液分
離室118側には、送信用超音波センサ60と受信用超
音波センサ62とがそれぞれ対向設置されてなることと
してもよい。
12内は、前記多孔濾過筒体114内に形成され、泥水
を固体部と液体部とに固液分離する固液分離室118
と、多孔濾過筒体114の外面側であって前記槽体12
の内周面に沿って周回され、固液分離させた液体部を上
澄水として貯留する上澄水貯留室120とに区分され、
前記槽体12の壁面側から前記上澄水貯留室12内に突
入して前記固液分離室118の壁面へ向け送信用保護筒
122を設ける共に、この送信用保護筒122の対向位
置に、同じく前記槽体12の壁面側から前記固液分離室
118の壁面へ向け受信用保護筒124を設け、前記送
信用保護筒122内と受信用保護筒124内との固液分
離室118側には、送信用超音波センサ60と受信用超
音波センサ62とがそれぞれ対向設置されてなることと
してもよい。
【0014】
【作用】請求項1に係る連続排泥水処理装置によれば、
上部に泥水投入部を備えると共に下端部に排出口を備え
た槽体と、前記排出口に連通され、排出駆動部を備えた
排出送給部とを有し、前記槽体には、同槽体内の泥水の
上澄水を排出する上澄水排出部が連通され、前記槽体に
は、該槽体内に沈殿した粗大粒子や汚泥等の固体部と液
体部との境界面を検知する超音波検知部が設けられ、前
記超音波検知部と前記排出送給部とを連係させ、前記超
音波検知部の検知信号により固体部と液体部との境界面
を検知しつつ排出供給部を駆動して前記槽体内に堆積し
た固体部のみを排出制御させることを特徴としている。
泥水投入部から泥水を槽体内に投入して貯留しながら粗
大粒子や汚泥等の固体部を沈殿させ、固液分離した上澄
水を上澄水排出部から外部へ排出する。槽体内に沈殿す
る固体部と液体部との境界面を超音波検知部で検知しな
がら境界面が設定値以上に上昇した時点で排出供給部を
作動させて固体部を排出する。従って、泥水の槽体内へ
の投入、上澄水の排出を停止させる必要がなく、固体部
の排出を連続処理できて泥水の処理時間が短縮され、作
業能率が向上する。また、泥水処理を循環システムとし
て自動化して上澄水を安価に再利用でき、固体部も小粒
子状の固まりとなって搬送移動も簡単にでき、装置自体
もコンパクト化でき車載化を実現できる。
上部に泥水投入部を備えると共に下端部に排出口を備え
た槽体と、前記排出口に連通され、排出駆動部を備えた
排出送給部とを有し、前記槽体には、同槽体内の泥水の
上澄水を排出する上澄水排出部が連通され、前記槽体に
は、該槽体内に沈殿した粗大粒子や汚泥等の固体部と液
体部との境界面を検知する超音波検知部が設けられ、前
記超音波検知部と前記排出送給部とを連係させ、前記超
音波検知部の検知信号により固体部と液体部との境界面
を検知しつつ排出供給部を駆動して前記槽体内に堆積し
た固体部のみを排出制御させることを特徴としている。
泥水投入部から泥水を槽体内に投入して貯留しながら粗
大粒子や汚泥等の固体部を沈殿させ、固液分離した上澄
水を上澄水排出部から外部へ排出する。槽体内に沈殿す
る固体部と液体部との境界面を超音波検知部で検知しな
がら境界面が設定値以上に上昇した時点で排出供給部を
作動させて固体部を排出する。従って、泥水の槽体内へ
の投入、上澄水の排出を停止させる必要がなく、固体部
の排出を連続処理できて泥水の処理時間が短縮され、作
業能率が向上する。また、泥水処理を循環システムとし
て自動化して上澄水を安価に再利用でき、固体部も小粒
子状の固まりとなって搬送移動も簡単にでき、装置自体
もコンパクト化でき車載化を実現できる。
【0015】また、請求項2によれば、前記超音波検知
部は、前記槽体の壁面に設置された送信用超音波センサ
と、前記槽体の壁面であって、該送信用超音波センサの
対向位置に設置された受信用超音波センサとを備えてい
る。槽体の壁面に設置した送信用超音波センサから超音
波を槽体内へ向け発信させ、これを受信用超音波センサ
で受信しながら超音波の伝播速度により槽体内に体積し
た固体部と液体部との境界面を検知できる。そして、境
界面が設定値以上に上昇した時点で槽体の下端の排出口
から順次排出する。
部は、前記槽体の壁面に設置された送信用超音波センサ
と、前記槽体の壁面であって、該送信用超音波センサの
対向位置に設置された受信用超音波センサとを備えてい
る。槽体の壁面に設置した送信用超音波センサから超音
波を槽体内へ向け発信させ、これを受信用超音波センサ
で受信しながら超音波の伝播速度により槽体内に体積し
た固体部と液体部との境界面を検知できる。そして、境
界面が設定値以上に上昇した時点で槽体の下端の排出口
から順次排出する。
【0016】また、請求項3によれば、前記送信用超音
波センサと受信用超音波センサとは、前記槽体の壁面に
上下複数段に設置されている。槽体内に堆積した固体部
と液体部との境界面を上下複数段に設置した送信用超音
波センサと受信用超音波センサとで検知し、最上段の送
受信用超音波センサで境界面を検知したときに固体部の
排出供給部を作動させ、最下段の送受信用超音波センサ
で境界面を検知したときに固体部の排出供給部の作動を
停止するように排出供給部を制御して固体部の排出を実
効化できる。
波センサと受信用超音波センサとは、前記槽体の壁面に
上下複数段に設置されている。槽体内に堆積した固体部
と液体部との境界面を上下複数段に設置した送信用超音
波センサと受信用超音波センサとで検知し、最上段の送
受信用超音波センサで境界面を検知したときに固体部の
排出供給部を作動させ、最下段の送受信用超音波センサ
で境界面を検知したときに固体部の排出供給部の作動を
停止するように排出供給部を制御して固体部の排出を実
効化できる。
【0017】また、請求項4によれば、前記排出送給部
は、前記槽体の下端の排出口に着脱自在に継手された排
出筒と、この排出筒に連設された搬送コンベヤと、この
搬送コンベヤと、この搬送コンベヤの近傍に設けられ、
前記超音波検知部と連係されて該超音波検知部の検知信
号に対応して前記搬送コンベヤを駆動させ、固体部の排
出をおこなう駆動原動機とを備えている。超音波検知部
で堆積した固体部と液体部との境界面の上限位置と、下
限位置を検知し、上限位置の検知で駆動原動機を駆動し
ながら搬送コンベヤにより固体部を排出させ、下限位置
の検知で駆動原動機を停止させて搬送コンベヤによる固
体部の排出を停止させながら固体部の排出を自動化でき
る。
は、前記槽体の下端の排出口に着脱自在に継手された排
出筒と、この排出筒に連設された搬送コンベヤと、この
搬送コンベヤと、この搬送コンベヤの近傍に設けられ、
前記超音波検知部と連係されて該超音波検知部の検知信
号に対応して前記搬送コンベヤを駆動させ、固体部の排
出をおこなう駆動原動機とを備えている。超音波検知部
で堆積した固体部と液体部との境界面の上限位置と、下
限位置を検知し、上限位置の検知で駆動原動機を駆動し
ながら搬送コンベヤにより固体部を排出させ、下限位置
の検知で駆動原動機を停止させて搬送コンベヤによる固
体部の排出を停止させながら固体部の排出を自動化でき
る。
【0018】また、請求項5によれば、前記排出筒に
は、凝固剤投入部が接続され、 前記搬送コンベヤの端
部側には、凝固中の固体部を撹拌する撹拌部が設けられ
ている。排出筒内を移動中の固体部に凝固剤が添加させ
て固化しつつ搬送コンベヤで搬送され、更に攪拌部を通
過するときに攪拌されて小粒子状に破砕された固形状態
で排出される。従って、排出される固体部は小粒子状で
あるため搬送や、現場における放置処理が容易となる。
は、凝固剤投入部が接続され、 前記搬送コンベヤの端
部側には、凝固中の固体部を撹拌する撹拌部が設けられ
ている。排出筒内を移動中の固体部に凝固剤が添加させ
て固化しつつ搬送コンベヤで搬送され、更に攪拌部を通
過するときに攪拌されて小粒子状に破砕された固形状態
で排出される。従って、排出される固体部は小粒子状で
あるため搬送や、現場における放置処理が容易となる。
【0019】また、請求項6によれば、前記槽体は、気
密状に密閉され、前記密閉された槽体には、前記泥水投
入部から外部の泥水を吸引投入するための減圧吸引部が
連通されている。槽体内を減圧しながら泥水投入部から
外部の泥水を吸引投入できる。泥水投入部は中間位置に
ポンプ等を接続する必要がなく、目詰まり等の故障も少
なく、また、減圧吸引部と共に維持管理も容易にでき
る。
密状に密閉され、前記密閉された槽体には、前記泥水投
入部から外部の泥水を吸引投入するための減圧吸引部が
連通されている。槽体内を減圧しながら泥水投入部から
外部の泥水を吸引投入できる。泥水投入部は中間位置に
ポンプ等を接続する必要がなく、目詰まり等の故障も少
なく、また、減圧吸引部と共に維持管理も容易にでき
る。
【0020】また、請求項7によれば、前記槽体内に
は、同槽体に対して略同心状に配置され、多数の濾過孔
が開孔された多孔濾過筒体が設置され、前記泥水投入部
は、外部から前記多孔濾過筒体内へ導入されている。泥
水を多孔濾過筒体内に投入しながら固液分離した固体部
を槽体内に堆積させ、上澄水は多孔濾過筒体の濾過孔か
ら槽体の内周面側へ通過させて夾雑物を濾過孔の内面側
に捕捉しながら除去する。従って、上澄水を上澄水排出
部から目詰り、故障もなく排出できることとなる。
は、同槽体に対して略同心状に配置され、多数の濾過孔
が開孔された多孔濾過筒体が設置され、前記泥水投入部
は、外部から前記多孔濾過筒体内へ導入されている。泥
水を多孔濾過筒体内に投入しながら固液分離した固体部
を槽体内に堆積させ、上澄水は多孔濾過筒体の濾過孔か
ら槽体の内周面側へ通過させて夾雑物を濾過孔の内面側
に捕捉しながら除去する。従って、上澄水を上澄水排出
部から目詰り、故障もなく排出できることとなる。
【0021】また、請求項8によれば、前記槽体内は、
前記多孔濾過筒体内に形成され、泥水を固体部と液体部
とに固液分離する固液分離室と、多孔濾過筒体の外周側
であって前記槽体の内周面に沿って周回され、固液分離
させた液体部を上澄水として貯留する上澄水貯留室とに
区分され、前記槽体の壁面側から前記上澄水貯留室内に
突入して前記固液分離室の壁面へ向け送信用保護筒を設
けると共に、この送信用保護筒の対向位置に、同じく前
記槽体の壁面側から前記固液分離室の壁面へ向け受信用
保護筒を設け、前記送信用保護筒内と受信用保護筒内と
の固液分離室側には、送信用超音波センサと受信用超音
波センサとがそれぞれ対向設置されている。槽体内の多
孔濾過筒体内に投入された泥水は、この多孔濾過筒体の
固液分離室内で固液分離されて粗大粒子や汚泥等の固体
部が徐々に沈殿され、固体部と分離された液体部は上澄
水となって多孔濾過筒体の濾過孔を通過するときに夾雑
物が除去されて上澄水貯留室内に貯留され、外部へ排水
される。このとき送信用保護筒内の固液分離室側に設け
た送信用超音波センサから超音波を固液分離室内へ向け
発信させ、これを対向した受信用保護筒内の受信用超音
波センサで受信しながら固液分離室内に堆積した固体部
と液体部との境界面を検知する。槽体内の固液分離室の
対向壁面に送受信用超音波センサを設置して固液分離室
内に直接超音波を放射させながら固体部と液体部との境
界面を適確に誤差なく検知できる。
前記多孔濾過筒体内に形成され、泥水を固体部と液体部
とに固液分離する固液分離室と、多孔濾過筒体の外周側
であって前記槽体の内周面に沿って周回され、固液分離
させた液体部を上澄水として貯留する上澄水貯留室とに
区分され、前記槽体の壁面側から前記上澄水貯留室内に
突入して前記固液分離室の壁面へ向け送信用保護筒を設
けると共に、この送信用保護筒の対向位置に、同じく前
記槽体の壁面側から前記固液分離室の壁面へ向け受信用
保護筒を設け、前記送信用保護筒内と受信用保護筒内と
の固液分離室側には、送信用超音波センサと受信用超音
波センサとがそれぞれ対向設置されている。槽体内の多
孔濾過筒体内に投入された泥水は、この多孔濾過筒体の
固液分離室内で固液分離されて粗大粒子や汚泥等の固体
部が徐々に沈殿され、固体部と分離された液体部は上澄
水となって多孔濾過筒体の濾過孔を通過するときに夾雑
物が除去されて上澄水貯留室内に貯留され、外部へ排水
される。このとき送信用保護筒内の固液分離室側に設け
た送信用超音波センサから超音波を固液分離室内へ向け
発信させ、これを対向した受信用保護筒内の受信用超音
波センサで受信しながら固液分離室内に堆積した固体部
と液体部との境界面を検知する。槽体内の固液分離室の
対向壁面に送受信用超音波センサを設置して固液分離室
内に直接超音波を放射させながら固体部と液体部との境
界面を適確に誤差なく検知できる。
【0022】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の好
適な実施例を説明する。図1、図2には、本発明に係る
連続排泥水装置10が示されている。図より明らかな様
に、前記排泥水装置10は、縦形に支持された槽体12
を備え、この槽体12の上部周壁面には、泥水投入部1
4と、この泥水投入部14から投入される泥水を固液分
離させた後の上澄水を排出させる上澄水排出部16とが
設けられている。また、槽体12の下端部には、下方へ
向け漏斗状に順次縮径された沈殿室18が設けられ、該
沈殿室18の下端の排出口20に、排出駆動部22を備
えた排出送給部24が連通されている。
適な実施例を説明する。図1、図2には、本発明に係る
連続排泥水装置10が示されている。図より明らかな様
に、前記排泥水装置10は、縦形に支持された槽体12
を備え、この槽体12の上部周壁面には、泥水投入部1
4と、この泥水投入部14から投入される泥水を固液分
離させた後の上澄水を排出させる上澄水排出部16とが
設けられている。また、槽体12の下端部には、下方へ
向け漏斗状に順次縮径された沈殿室18が設けられ、該
沈殿室18の下端の排出口20に、排出駆動部22を備
えた排出送給部24が連通されている。
【0023】槽体12は、耐食性、耐圧性の金属、硬質
合成樹脂等を素材として中空筒状に形成されている。こ
の槽体12の上端開口は上面板26で閉鎖され、この上
面板26には、蓋28が着脱自在に固定された点検口3
0が設けられている。この槽体12は、図示しない特殊
作業車の荷台等に設けた支持枠32に支持されており、
この支持枠32は、その基部側が荷台に枢着34されて
図示しない流体圧機構等によって上下回動しながら槽体
12を特殊作業車の荷台上に倒伏した状態から縦形に起
立した状態に保持し得る様に設置する。
合成樹脂等を素材として中空筒状に形成されている。こ
の槽体12の上端開口は上面板26で閉鎖され、この上
面板26には、蓋28が着脱自在に固定された点検口3
0が設けられている。この槽体12は、図示しない特殊
作業車の荷台等に設けた支持枠32に支持されており、
この支持枠32は、その基部側が荷台に枢着34されて
図示しない流体圧機構等によって上下回動しながら槽体
12を特殊作業車の荷台上に倒伏した状態から縦形に起
立した状態に保持し得る様に設置する。
【0024】図1、図2に示す様に、泥水投入部14
は、槽体12の上部外壁面側から槽体12内の略中心位
置へ突出された投入管36と、この投入管36の外端に
設けた管継手38に着脱自在に接続された吸引ホース4
0とを有している。この吸引ホース40は不使用時にお
いては、管継手38から取外して格納しておき、作業開
始時において管継手38に吸引ホース40の一端を接続
し、他端をジェット水で掘削中の穴H内へ挿入して穴H
内の泥水Wを槽体12内へ吸引するものである。上澄水
排出部16は、槽体12の上部外壁面で泥水投入部14
と対向した位置に設けられている。この上澄水排出部1
6は、槽体12の外壁面に設けられた架台42と、この
架台42に設置された排水ポンプ44と、この排水ポン
プ44の吸引口から槽体12内の内周面側に近接して挿
入された排水管46とを有し、この排水ポンプ44の吐
出口に接続された排水ホース48が上澄水貯水タンク5
0へ連通されている。
は、槽体12の上部外壁面側から槽体12内の略中心位
置へ突出された投入管36と、この投入管36の外端に
設けた管継手38に着脱自在に接続された吸引ホース4
0とを有している。この吸引ホース40は不使用時にお
いては、管継手38から取外して格納しておき、作業開
始時において管継手38に吸引ホース40の一端を接続
し、他端をジェット水で掘削中の穴H内へ挿入して穴H
内の泥水Wを槽体12内へ吸引するものである。上澄水
排出部16は、槽体12の上部外壁面で泥水投入部14
と対向した位置に設けられている。この上澄水排出部1
6は、槽体12の外壁面に設けられた架台42と、この
架台42に設置された排水ポンプ44と、この排水ポン
プ44の吸引口から槽体12内の内周面側に近接して挿
入された排水管46とを有し、この排水ポンプ44の吐
出口に接続された排水ホース48が上澄水貯水タンク5
0へ連通されている。
【0025】前記泥水投入部14の投入管36から槽体
12内に投入されて貯留された泥水は、内部に含有され
た粗大粒子や汚泥等が液体との比重差により槽体12の
下端部の沈殿室18内に沈降しながら固体部Sとなって
堆積する。また、粗大粒子や汚泥等が沈降除去された後
の上澄水Cは、排水管46から排水ポンプ44に吸引さ
れて外部の上澄水貯水タンク50内に一次的に貯水され
る。この上澄水貯水タンク50には、貯水された上澄水
Cをジェット水として再利用するため、循環ポンプ52
が接続され、この循環ポンプ52の吐出口に接続された
高圧ホース54が前記掘削中の穴Hへ向け延長され、こ
の高圧ホース54の先端に接続した噴射ノズル56を穴
Hに挿入してジェット水を噴射しながら掘削してゆくも
のである。なお、前記排水ポンプ44は槽体12の上部
外壁面に架設した架台42に設置しているが、必ずしも
これに限ることなく、現場の地面や車載式においては特
殊作業車の荷台に設置しもよい。
12内に投入されて貯留された泥水は、内部に含有され
た粗大粒子や汚泥等が液体との比重差により槽体12の
下端部の沈殿室18内に沈降しながら固体部Sとなって
堆積する。また、粗大粒子や汚泥等が沈降除去された後
の上澄水Cは、排水管46から排水ポンプ44に吸引さ
れて外部の上澄水貯水タンク50内に一次的に貯水され
る。この上澄水貯水タンク50には、貯水された上澄水
Cをジェット水として再利用するため、循環ポンプ52
が接続され、この循環ポンプ52の吐出口に接続された
高圧ホース54が前記掘削中の穴Hへ向け延長され、こ
の高圧ホース54の先端に接続した噴射ノズル56を穴
Hに挿入してジェット水を噴射しながら掘削してゆくも
のである。なお、前記排水ポンプ44は槽体12の上部
外壁面に架設した架台42に設置しているが、必ずしも
これに限ることなく、現場の地面や車載式においては特
殊作業車の荷台に設置しもよい。
【0026】本発明の一つの特徴的なことは、前記槽体
12内に、該槽体12内に沈殿した粗大粒子や汚泥等の
固体部Sと液体部との境界面Bを検知する超音波検知部
58が設けられ、前記超音波検知部58と前記排出送給
部24とを連係させ、前記超音波検知部58の検知信号
により固体部Sと液体部との境界面Bを検知しつつ排出
供給部24を駆動して前記槽体12内に堆積した固体部
Sのみを排出制御させることにある。
12内に、該槽体12内に沈殿した粗大粒子や汚泥等の
固体部Sと液体部との境界面Bを検知する超音波検知部
58が設けられ、前記超音波検知部58と前記排出送給
部24とを連係させ、前記超音波検知部58の検知信号
により固体部Sと液体部との境界面Bを検知しつつ排出
供給部24を駆動して前記槽体12内に堆積した固体部
Sのみを排出制御させることにある。
【0027】これにより、槽体12内に堆積した固体部
Sの排出のために槽体12内への泥水の投入、上澄水C
の外部への供給を停止することなく、固体部Sのみを連
続的に、かつ確実に排出できて排泥水の処理時間が大幅
に短縮されて作業能率が大幅に向上する。また、泥水処
理を完全な循環システムとして自動化して上澄水Cを地
盤掘削時の噴射水等として再利用でき、作業全体のコス
ト低減を達成できる。更に、排出する固体部Sは排出時
の凝固剤処理で小粒子状、或は固まり状となり、それら
の分離された固体部Sの運搬移動も極めて簡単となる。
従って、装置自体もコンパクト化できて車載化を実現で
き、遠隔地、狭小地は勿論その他の現場への装置の移動
も簡便に、かつ短時間に行うことが可能となる。
Sの排出のために槽体12内への泥水の投入、上澄水C
の外部への供給を停止することなく、固体部Sのみを連
続的に、かつ確実に排出できて排泥水の処理時間が大幅
に短縮されて作業能率が大幅に向上する。また、泥水処
理を完全な循環システムとして自動化して上澄水Cを地
盤掘削時の噴射水等として再利用でき、作業全体のコス
ト低減を達成できる。更に、排出する固体部Sは排出時
の凝固剤処理で小粒子状、或は固まり状となり、それら
の分離された固体部Sの運搬移動も極めて簡単となる。
従って、装置自体もコンパクト化できて車載化を実現で
き、遠隔地、狭小地は勿論その他の現場への装置の移動
も簡便に、かつ短時間に行うことが可能となる。
【0028】前記音波検知部58は、槽体12の内壁面
側に設置された送信用超音波センサ60と、この送信用
超音波センサ60と対向位置となる槽体12の内壁面側
に設置された受信用超音波センサ62とを備え、該超音
波センサ60と受信用超音波センサ62とは出力側の電
圧を増幅するためにOPアンプ等の増幅回路64に接続
され、この増幅回路64は、前記排出送給部24並びに
排出送給部24内を排送中の固体部Sに、後述する凝固
剤等を投入する凝固剤投入部を制御するための制御部6
6に入力されている。これにより、槽体12内を通過す
る超音波で堆積した固体部Sと液体部との境界面Bを検
知でき、固体部と液体部との境界面Bが設定値以上に上
昇した時点で排出供給部24を自動的に作動させて固体
部Sの排出を実効化できる。また、送信用超音波センサ
60や受信用超音波センサ62は槽体12の外壁面側に
設けてもよい。これにより、各センサの保守、点検が容
易となり、固体部と液体部との境界面Bの的確な検知を
水に汚染されることもなくでき、探知能力に影響を受け
ないから耐用年数も長く使用できる。
側に設置された送信用超音波センサ60と、この送信用
超音波センサ60と対向位置となる槽体12の内壁面側
に設置された受信用超音波センサ62とを備え、該超音
波センサ60と受信用超音波センサ62とは出力側の電
圧を増幅するためにOPアンプ等の増幅回路64に接続
され、この増幅回路64は、前記排出送給部24並びに
排出送給部24内を排送中の固体部Sに、後述する凝固
剤等を投入する凝固剤投入部を制御するための制御部6
6に入力されている。これにより、槽体12内を通過す
る超音波で堆積した固体部Sと液体部との境界面Bを検
知でき、固体部と液体部との境界面Bが設定値以上に上
昇した時点で排出供給部24を自動的に作動させて固体
部Sの排出を実効化できる。また、送信用超音波センサ
60や受信用超音波センサ62は槽体12の外壁面側に
設けてもよい。これにより、各センサの保守、点検が容
易となり、固体部と液体部との境界面Bの的確な検知を
水に汚染されることもなくでき、探知能力に影響を受け
ないから耐用年数も長く使用できる。
【0029】実施例において、前記送信用超音波センサ
60は、槽体12の内壁面側の上下方向に間隔をおいた
位置に、下方側から複数段に設置された第1、第2、第
3送信用超音波センサ60a、60b、60cを備えて
いる。また、前記受信用超音波センサ62は、同じく、
槽体12の内壁面側の上下方向に間隔をおいた位置で、
下方側から複数段に設置された第1、第2、第3受信用
超音波センサ62a、62b、62cを備えている。こ
れらの複数段の各送信用センサと各受信用センサとは同
一高さで対向されている。
60は、槽体12の内壁面側の上下方向に間隔をおいた
位置に、下方側から複数段に設置された第1、第2、第
3送信用超音波センサ60a、60b、60cを備えて
いる。また、前記受信用超音波センサ62は、同じく、
槽体12の内壁面側の上下方向に間隔をおいた位置で、
下方側から複数段に設置された第1、第2、第3受信用
超音波センサ62a、62b、62cを備えている。こ
れらの複数段の各送信用センサと各受信用センサとは同
一高さで対向されている。
【0030】槽体12内の泥水の処理中においては、複
数の第1、第2、第3送信用超音波センサ60a、60
b、60cから略0.5ないし2.0MHz程度の超音
波を間欠的に発信し、この発信させた超音波を対向した
側の第1、第2、第3受信用超音波センサ62a、62
b、62cが受信しながら、槽体12内に堆積する固体
部Sと液体部との境界面Bの高さを検知することとな
る。例えば、固体部と液体部との境界面Bを第3送受信
用超音波センサ60c、62cで検知した時点で制御部
66は排出供給部24の排出駆動部22を駆動させ、槽
体12内の固体部Sを排出するものであり、固体部Sの
排出を確実に実効化できることとなる。
数の第1、第2、第3送信用超音波センサ60a、60
b、60cから略0.5ないし2.0MHz程度の超音
波を間欠的に発信し、この発信させた超音波を対向した
側の第1、第2、第3受信用超音波センサ62a、62
b、62cが受信しながら、槽体12内に堆積する固体
部Sと液体部との境界面Bの高さを検知することとな
る。例えば、固体部と液体部との境界面Bを第3送受信
用超音波センサ60c、62cで検知した時点で制御部
66は排出供給部24の排出駆動部22を駆動させ、槽
体12内の固体部Sを排出するものであり、固体部Sの
排出を確実に実効化できることとなる。
【0031】図2に示す様に、排出送給部24は、槽体
12の下方側の沈殿室18の排出口20に閉鎖通路を形
成するように接続された排出筒68と、この排出筒68
内に設けられた搬送コンベヤ70と、この搬送コンベヤ
70の近傍に設けられ、前記超音波検知部58と連係さ
れて該超音波検知部58の検知信号に対応して前記搬送
コンベヤ70を駆動させ、固体部Sの排出をおこなう駆
動原動機72とを備えている。前記排出筒68は、垂直
筒74と、この垂直筒74の下端に連設された水平筒7
6とで略L形状に形成されている。この垂直筒74の上
端と沈殿室18の排出口20とはフランジ継手、或は回
り継手等の継手78で着脱自在に連結されている。ま
た、搬送コンベヤ70は、水平筒76内の中心位置に長
手方向に向け軸支された回転軸80と、この回転軸80
に固定されたスクリュ羽根82とを備えている。更に、
垂直筒74側となる水平筒74の外端部に駆動モータか
らなる駆動原動機72が設置されて回転軸80と連動さ
れている。この駆動原動機72は、超音波探知部58の
制御部66に接続されている。
12の下方側の沈殿室18の排出口20に閉鎖通路を形
成するように接続された排出筒68と、この排出筒68
内に設けられた搬送コンベヤ70と、この搬送コンベヤ
70の近傍に設けられ、前記超音波検知部58と連係さ
れて該超音波検知部58の検知信号に対応して前記搬送
コンベヤ70を駆動させ、固体部Sの排出をおこなう駆
動原動機72とを備えている。前記排出筒68は、垂直
筒74と、この垂直筒74の下端に連設された水平筒7
6とで略L形状に形成されている。この垂直筒74の上
端と沈殿室18の排出口20とはフランジ継手、或は回
り継手等の継手78で着脱自在に連結されている。ま
た、搬送コンベヤ70は、水平筒76内の中心位置に長
手方向に向け軸支された回転軸80と、この回転軸80
に固定されたスクリュ羽根82とを備えている。更に、
垂直筒74側となる水平筒74の外端部に駆動モータか
らなる駆動原動機72が設置されて回転軸80と連動さ
れている。この駆動原動機72は、超音波探知部58の
制御部66に接続されている。
【0032】これにより、超音波検知部58で槽体12
内の固体部と液体部との境界面Bが設定値に上昇したこ
とを検知し、この検知信号を制御部66へ入力した後で
制御部66に接続された駆動原動機72へ伝達して水平
筒76内のスクリュ羽根82を回転させながら沈殿室1
8内に堆積した固体部Sを順次槽体12の外部へ排出さ
せる。この固体部Sの排出で固体部と液体部との境界面
Bが設定値以下に下降したら駆動原動機72を停止させ
て固体部Sの排出が停止される。この状態で槽体12内
に連続投入される泥水から固液分離される固体部Sが沈
殿してゆき、固体部と液体部との境界面Bが再び設定値
まで上昇し、これを超音波検知部58が検知した時点で
排出供給部24が駆動されて固体部を再び排出させるこ
ととなる。また、沈殿室18の排出口20に、継手78
で連結した排出筒68は、装置の搬送時に取外し、嵩張
りを防止しながら損傷を防止する。また、取外すことに
よって槽体12内や搬送コンベヤ70等の保守点検も容
易にできることとなる。
内の固体部と液体部との境界面Bが設定値に上昇したこ
とを検知し、この検知信号を制御部66へ入力した後で
制御部66に接続された駆動原動機72へ伝達して水平
筒76内のスクリュ羽根82を回転させながら沈殿室1
8内に堆積した固体部Sを順次槽体12の外部へ排出さ
せる。この固体部Sの排出で固体部と液体部との境界面
Bが設定値以下に下降したら駆動原動機72を停止させ
て固体部Sの排出が停止される。この状態で槽体12内
に連続投入される泥水から固液分離される固体部Sが沈
殿してゆき、固体部と液体部との境界面Bが再び設定値
まで上昇し、これを超音波検知部58が検知した時点で
排出供給部24が駆動されて固体部を再び排出させるこ
ととなる。また、沈殿室18の排出口20に、継手78
で連結した排出筒68は、装置の搬送時に取外し、嵩張
りを防止しながら損傷を防止する。また、取外すことに
よって槽体12内や搬送コンベヤ70等の保守点検も容
易にできることとなる。
【0033】この搬送コンベヤ70は、密閉された排出
筒68内で回転するスクリュ羽根82を駆動する駆動原
動機72の回転数を制御させながら固体部の性状に合わ
せて排出量を確実に調整できる。特に、後述する凝固剤
を排出筒68内に投入して混合させつつ固形状態で排出
するとき、凝固剤が固体部S内に十分混合して運搬に適
した状態に固化できる様に排出速度を調整でき、固体部
Sの搬送作業の実効を図れることとなる。なお、駆動原
動機72は駆動モータに限ることなく、例えば、駆動エ
ンジンを備えてもよく、電源がない僻地でも装置を運転
しながら排泥水の連続処理が可能となる。
筒68内で回転するスクリュ羽根82を駆動する駆動原
動機72の回転数を制御させながら固体部の性状に合わ
せて排出量を確実に調整できる。特に、後述する凝固剤
を排出筒68内に投入して混合させつつ固形状態で排出
するとき、凝固剤が固体部S内に十分混合して運搬に適
した状態に固化できる様に排出速度を調整でき、固体部
Sの搬送作業の実効を図れることとなる。なお、駆動原
動機72は駆動モータに限ることなく、例えば、駆動エ
ンジンを備えてもよく、電源がない僻地でも装置を運転
しながら排泥水の連続処理が可能となる。
【0034】図1、図2に示す様に、排出筒68には、
凝固剤投入部84が接続され、前記搬送コンベヤ70の
排出端側には凝固中の固体部Sを撹拌する撹拌部86が
設けられている。凝固剤投入部84は、薬剤収容タンク
88と、この薬剤収容タンク88内に連通して付設され
た小形ポンプ90とを有し、この小形ポンプ90から排
出筒68の垂直筒74へ送液管92が連通されている。
また、小形ポンプ90は、超音波検知部58の制御部6
6に接続されている。この薬剤収容タンク88内には、
ヂオドール(商品名)、ビスタ(商品名)等の液状凝固
剤が収容され、制御部66からの検知信号で搬送コンベ
ヤ70と共に小形ポンプ90も駆動される。この小形ポ
ンプ90で薬剤収容タンク88内に貯留されている凝固
剤を吸引して送液管92から垂直筒74内を移動中の固
体部内に凝固剤を添加する。この凝固剤が添加された固
体部Sは垂直筒74から水平筒76へ移動しながら凝固
してゆく。なお、凝固剤の代わりにマトマールD2等の
改質剤、或はセメント系固化剤を使用してもよい。ま
た、粉状の凝固剤を自然流下の状態で排出筒68内へ注
入してもよい。
凝固剤投入部84が接続され、前記搬送コンベヤ70の
排出端側には凝固中の固体部Sを撹拌する撹拌部86が
設けられている。凝固剤投入部84は、薬剤収容タンク
88と、この薬剤収容タンク88内に連通して付設され
た小形ポンプ90とを有し、この小形ポンプ90から排
出筒68の垂直筒74へ送液管92が連通されている。
また、小形ポンプ90は、超音波検知部58の制御部6
6に接続されている。この薬剤収容タンク88内には、
ヂオドール(商品名)、ビスタ(商品名)等の液状凝固
剤が収容され、制御部66からの検知信号で搬送コンベ
ヤ70と共に小形ポンプ90も駆動される。この小形ポ
ンプ90で薬剤収容タンク88内に貯留されている凝固
剤を吸引して送液管92から垂直筒74内を移動中の固
体部内に凝固剤を添加する。この凝固剤が添加された固
体部Sは垂直筒74から水平筒76へ移動しながら凝固
してゆく。なお、凝固剤の代わりにマトマールD2等の
改質剤、或はセメント系固化剤を使用してもよい。ま
た、粉状の凝固剤を自然流下の状態で排出筒68内へ注
入してもよい。
【0035】前記撹拌部86は、水平筒76内に軸支し
た搬送コンベヤ70の排出側へ延設された水平筒76a
と、この水平筒76a内に搬送コンベヤ70側から延長
軸支された回転軸80aと、この回転軸80aの長手方
向に間隔をおいて固定された複数の撹拌板94を有して
いる。更に、水平筒76aの端部は下向きに曲成され、
この曲成された放出口には開閉弁96が枢着され、この
開閉弁96は付勢ばね98で閉弁方向へばね付勢されて
いる。
た搬送コンベヤ70の排出側へ延設された水平筒76a
と、この水平筒76a内に搬送コンベヤ70側から延長
軸支された回転軸80aと、この回転軸80aの長手方
向に間隔をおいて固定された複数の撹拌板94を有して
いる。更に、水平筒76aの端部は下向きに曲成され、
この曲成された放出口には開閉弁96が枢着され、この
開閉弁96は付勢ばね98で閉弁方向へばね付勢されて
いる。
【0036】従って、排出筒68を通過中に添加された
凝固剤で次第に固化された固体部Sは、搬送コンベヤ7
0から撹拌部86を通過するときに回転する撹拌板94
で撹拌されながら粒状に破砕された固形状態で放出口へ
移動する。そして、放出口で付勢ばね97に抗して開閉
弁96を押し開きながら排出される。これにより、粒状
に破砕された固体部Sは、槽体12内で固液分離し、連
続して固体部を排出しつつその排出した固体のそのまま
の状態で運搬用のトラック等に積載でき、運搬作業への
移行を極めて円滑に行える。また、建設副産物として取
扱運搬がし易く、埋戻材として建設現場等に簡易に放出
でき、特別な置場等を設ける必要もなく処理経費も大幅
に節約できる。また、開閉弁96は放出口を閉着する様
に付勢ばね97でばね付勢されているため、槽体12内
を減圧しながわ泥水の吸引を開始するときに排出筒68
側から外気が流入するのを防止しながら槽体12内を有
効に減圧できる。
凝固剤で次第に固化された固体部Sは、搬送コンベヤ7
0から撹拌部86を通過するときに回転する撹拌板94
で撹拌されながら粒状に破砕された固形状態で放出口へ
移動する。そして、放出口で付勢ばね97に抗して開閉
弁96を押し開きながら排出される。これにより、粒状
に破砕された固体部Sは、槽体12内で固液分離し、連
続して固体部を排出しつつその排出した固体のそのまま
の状態で運搬用のトラック等に積載でき、運搬作業への
移行を極めて円滑に行える。また、建設副産物として取
扱運搬がし易く、埋戻材として建設現場等に簡易に放出
でき、特別な置場等を設ける必要もなく処理経費も大幅
に節約できる。また、開閉弁96は放出口を閉着する様
に付勢ばね97でばね付勢されているため、槽体12内
を減圧しながわ泥水の吸引を開始するときに排出筒68
側から外気が流入するのを防止しながら槽体12内を有
効に減圧できる。
【0037】図1、図2に示す様に、槽体12は上面開
口が上面板26で気密状に密閉され、この密閉された槽
体12に泥水投入部14から外部の泥水を吸引投入する
ための減圧吸引部98が連通されている。この減圧吸引
部98は、槽体12内の上部内周面側の空気室99に連
通された吸引管100と、不純物除去タンク102と、
真空ポンプ104とを備えている。前記吸引管100の
端部は不純物除去タンク102内に貯留された溶液10
6内に連通され、更に、不純物除去タンク102内の空
気室108に一端が連通された空気管110の他端が真
空ポンプ104の吸引口に連通されている。
口が上面板26で気密状に密閉され、この密閉された槽
体12に泥水投入部14から外部の泥水を吸引投入する
ための減圧吸引部98が連通されている。この減圧吸引
部98は、槽体12内の上部内周面側の空気室99に連
通された吸引管100と、不純物除去タンク102と、
真空ポンプ104とを備えている。前記吸引管100の
端部は不純物除去タンク102内に貯留された溶液10
6内に連通され、更に、不純物除去タンク102内の空
気室108に一端が連通された空気管110の他端が真
空ポンプ104の吸引口に連通されている。
【0038】真空ポンプ104を駆動して不純物除去タ
ンク102内を減圧しながら密閉された槽体12内の空
気が、不純物除去タンク102内の溶液106内を通過
しながら吸引されて減圧される。従って、例えばウータ
ジェット法による地盤掘削中の穴内に発生する泥水内に
泥水投入部16の投入管36から延長した吸引ホース4
0の端部を浸漬することにより、泥水は吸引ホース40
内に吸引されながら槽体12内へ投入される。これによ
り、泥水の圧送方式に比べ、圧送ポンプを泥水の投入路
側に備える必要がなく、気密状の槽体に真空吸引部とし
て真空ポンプを接続すればよく、泥水投入部14側の吸
引ホースや真空ポンプは目詰まり等の故障が少なく、維
持、管理が簡単となる。
ンク102内を減圧しながら密閉された槽体12内の空
気が、不純物除去タンク102内の溶液106内を通過
しながら吸引されて減圧される。従って、例えばウータ
ジェット法による地盤掘削中の穴内に発生する泥水内に
泥水投入部16の投入管36から延長した吸引ホース4
0の端部を浸漬することにより、泥水は吸引ホース40
内に吸引されながら槽体12内へ投入される。これによ
り、泥水の圧送方式に比べ、圧送ポンプを泥水の投入路
側に備える必要がなく、気密状の槽体に真空吸引部とし
て真空ポンプを接続すればよく、泥水投入部14側の吸
引ホースや真空ポンプは目詰まり等の故障が少なく、維
持、管理が簡単となる。
【0039】また、図2、図3に示す様に、槽体12内
には、同槽体12に対して略同心状に配置され、多数の
濾過孔112が開孔された多孔濾過筒体114が設置さ
れ、前記泥水投入部14は、外部から前記多孔濾過筒体
114内へ導入されている。この多孔濾過筒体114
は、ステンレス鋼の様な耐食鋼、或は硬質合成樹脂を素
材として、槽体12と同様に筒体状に形成され、略直径
5mm程度の濾過孔112が多数開孔されている。この
多孔濾過筒体114の上端は、槽体12の上面板26の
下面側に固定され、この多孔濾過筒体114の下端は複
数の腕杆116で沈殿室18の内面側に支持されてい
る。槽体12内に略同心状に配置された多孔濾過筒体1
14内の上部位置に、槽体12の外部側から泥水の投入
管36が貫通され、この投入管36の先端の投入口は槽
体12の内底部へ向け曲成されている。前記多孔濾過筒
体114を槽体12内に配置することによって、槽体1
2内は、多孔濾過筒体114内に形成され、泥水を固定
部と液体部とに固液分離する固液分離室118と、多孔
濾過筒体114の外周側であって槽体12の内周面に沿
って周回され、固液分離された液体部を上澄水Cとして
貯留する上澄水貯留室120とに区分される。
には、同槽体12に対して略同心状に配置され、多数の
濾過孔112が開孔された多孔濾過筒体114が設置さ
れ、前記泥水投入部14は、外部から前記多孔濾過筒体
114内へ導入されている。この多孔濾過筒体114
は、ステンレス鋼の様な耐食鋼、或は硬質合成樹脂を素
材として、槽体12と同様に筒体状に形成され、略直径
5mm程度の濾過孔112が多数開孔されている。この
多孔濾過筒体114の上端は、槽体12の上面板26の
下面側に固定され、この多孔濾過筒体114の下端は複
数の腕杆116で沈殿室18の内面側に支持されてい
る。槽体12内に略同心状に配置された多孔濾過筒体1
14内の上部位置に、槽体12の外部側から泥水の投入
管36が貫通され、この投入管36の先端の投入口は槽
体12の内底部へ向け曲成されている。前記多孔濾過筒
体114を槽体12内に配置することによって、槽体1
2内は、多孔濾過筒体114内に形成され、泥水を固定
部と液体部とに固液分離する固液分離室118と、多孔
濾過筒体114の外周側であって槽体12の内周面に沿
って周回され、固液分離された液体部を上澄水Cとして
貯留する上澄水貯留室120とに区分される。
【0040】これにより、投入管36から槽体12内の
固液分離室118内へ投入された泥水は貯留されながら
泥水内に含有された粗大粒子や汚泥等の固体部Sが液体
部との比重差により固液分離され、固液分離された固体
部Sは槽体12の下端部の沈殿室18内へ沈降しながら
徐々に固液分離室118内へ上昇堆積する。また、泥水
から固液分離された後の液体部は上澄水Cとなって多孔
濾過筒体114の多数の濾過孔112を通過して外周側
の上澄水貯留室120内へ通流して貯留され、上澄水排
出部16の排水ポンプ44に連通した排水管46で吸引
されながら上澄水貯水タンク50へ送水されて貯留され
る。この多孔濾過筒体114の略5mm径程度の濾過孔
112内を固液分離された上澄水Cが通流するときに、
上澄水Cに混入した夾雑物は濾過孔112の内面側に捕
捉されて濾過され、上澄水貯留室120へ流入した上澄
水Cを上澄水排出部16の排水ポンプ44で目詰り、故
障もなく長時間にわたって安定処理できる。
固液分離室118内へ投入された泥水は貯留されながら
泥水内に含有された粗大粒子や汚泥等の固体部Sが液体
部との比重差により固液分離され、固液分離された固体
部Sは槽体12の下端部の沈殿室18内へ沈降しながら
徐々に固液分離室118内へ上昇堆積する。また、泥水
から固液分離された後の液体部は上澄水Cとなって多孔
濾過筒体114の多数の濾過孔112を通過して外周側
の上澄水貯留室120内へ通流して貯留され、上澄水排
出部16の排水ポンプ44に連通した排水管46で吸引
されながら上澄水貯水タンク50へ送水されて貯留され
る。この多孔濾過筒体114の略5mm径程度の濾過孔
112内を固液分離された上澄水Cが通流するときに、
上澄水Cに混入した夾雑物は濾過孔112の内面側に捕
捉されて濾過され、上澄水貯留室120へ流入した上澄
水Cを上澄水排出部16の排水ポンプ44で目詰り、故
障もなく長時間にわたって安定処理できる。
【0041】図2、図3に示す様に、槽体12の壁面側
から上澄水貯留室120内に突入して固液分離室118
の壁面へ向け送信用保護筒122を設けると共に、この
送信用保護筒122の対向位置に、同じく槽体12の壁
面側から固液分離室118の壁面へ向け受信用保護筒1
24を設け、前記送信用保護筒122内と受信用保護筒
124内との固液分離室118側には、送信用超音波セ
ンサ60と受信用超音波センサ62とがそれぞれ対向設
置されている。前記送信用保護筒122と受信用保護筒
124とは、槽体12と同一の金属または硬質合成樹脂
を素材として形成され、槽体12の壁面に開孔した孔か
ら内部の固液分離室118の壁面へ向け気密状に突出さ
れ、その突出部内に送受信用超音波センサ60、62が
設置されている。実施例では、前記送信用保護筒122
と受信用保護筒124とは、上下3段に対向設置されて
いる。そして、下段側の送信用保護筒122から順次第
1、第2、第3送信用超音波センサ60a、60b、6
0cが設置され、また下段側の受信用保護筒124から
順次第1、第2、第3受信用超音波センサ62a、62
b、62cが設置されて相互に対向されている。これに
より、多孔濾過筒体114で形成された固液分離室11
8内に各送信用超音波センサ60から各受信用超音波セ
ンサ62へ超音波を直接放射できるため、固液分離室1
18内に堆積した固体部Sと液体部との境界面Bを誤差
がなく適確に検知でき、多孔濾過筒体114による泥水
の固液分離機構の実効化が可能となる。
から上澄水貯留室120内に突入して固液分離室118
の壁面へ向け送信用保護筒122を設けると共に、この
送信用保護筒122の対向位置に、同じく槽体12の壁
面側から固液分離室118の壁面へ向け受信用保護筒1
24を設け、前記送信用保護筒122内と受信用保護筒
124内との固液分離室118側には、送信用超音波セ
ンサ60と受信用超音波センサ62とがそれぞれ対向設
置されている。前記送信用保護筒122と受信用保護筒
124とは、槽体12と同一の金属または硬質合成樹脂
を素材として形成され、槽体12の壁面に開孔した孔か
ら内部の固液分離室118の壁面へ向け気密状に突出さ
れ、その突出部内に送受信用超音波センサ60、62が
設置されている。実施例では、前記送信用保護筒122
と受信用保護筒124とは、上下3段に対向設置されて
いる。そして、下段側の送信用保護筒122から順次第
1、第2、第3送信用超音波センサ60a、60b、6
0cが設置され、また下段側の受信用保護筒124から
順次第1、第2、第3受信用超音波センサ62a、62
b、62cが設置されて相互に対向されている。これに
より、多孔濾過筒体114で形成された固液分離室11
8内に各送信用超音波センサ60から各受信用超音波セ
ンサ62へ超音波を直接放射できるため、固液分離室1
18内に堆積した固体部Sと液体部との境界面Bを誤差
がなく適確に検知でき、多孔濾過筒体114による泥水
の固液分離機構の実効化が可能となる。
【0042】次に、本発明に係る連続排泥水処理装置1
0の作用を説明する。図1に示す様に、建設現場の地盤
に基礎を構築するための穴H等をウォータジェット法で
掘削し、この掘削した穴H内に生じる泥水等を本発明に
係る連続排泥水処理装置10を用いて処理するものであ
る。この連続排泥水処理装置10を現場に搬送して穴H
の近傍となる地盤に設置したり、或は車載形として特殊
作業車に搭載した状態で搬入する。そして、泥水投入部
14の吸引ホース40の先端を穴H内に挿入させ、排出
送給部24側の排水ホース48を上澄水貯水タンク50
へ連通させる。この上澄水貯水タンク50には、作業を
開始するときにジェット水の噴射のために必要な容量の
水を貯留しておく。この上澄水貯水タンク50に連通し
た循環ポンプ52から延長した高圧ホース54の先端を
穴Hへ延長して先端側を作業者が把持し、循環ポンプ5
2を駆動しながら高圧ホース54の先端の噴射ノズル5
6からジェット水を噴射して掘削し、同時に槽体12に
連通された減圧吸引部98を駆動して槽体12内を減圧
状態に保持して穴H内に発生する泥水を吸引ホース40
から吸引し、投入管36から槽体12内へ順次投入して
貯留する。
0の作用を説明する。図1に示す様に、建設現場の地盤
に基礎を構築するための穴H等をウォータジェット法で
掘削し、この掘削した穴H内に生じる泥水等を本発明に
係る連続排泥水処理装置10を用いて処理するものであ
る。この連続排泥水処理装置10を現場に搬送して穴H
の近傍となる地盤に設置したり、或は車載形として特殊
作業車に搭載した状態で搬入する。そして、泥水投入部
14の吸引ホース40の先端を穴H内に挿入させ、排出
送給部24側の排水ホース48を上澄水貯水タンク50
へ連通させる。この上澄水貯水タンク50には、作業を
開始するときにジェット水の噴射のために必要な容量の
水を貯留しておく。この上澄水貯水タンク50に連通し
た循環ポンプ52から延長した高圧ホース54の先端を
穴Hへ延長して先端側を作業者が把持し、循環ポンプ5
2を駆動しながら高圧ホース54の先端の噴射ノズル5
6からジェット水を噴射して掘削し、同時に槽体12に
連通された減圧吸引部98を駆動して槽体12内を減圧
状態に保持して穴H内に発生する泥水を吸引ホース40
から吸引し、投入管36から槽体12内へ順次投入して
貯留する。
【0043】この槽体12内の多孔濾過筒体114で形
成された固液分離室118へ投入された泥水は、その水
位が上昇しながら泥水に含有された砂利、砂等の粗大粒
子や汚泥等の固体部Sは比重差によって沈殿室18内へ
堆積する。この固体部Sを分離した上澄水Cは多孔濾過
筒体114の多数の濾過孔112の内面側から外周側の
上澄水貯留室120内へ通流して貯留される。槽体12
内へ投入された泥水の水位が上昇して上澄水Cを排水管
46で排水可能になったら、上澄水排出部16の排水ポ
ンプ44が作動して固液分離室118内から上澄水貯留
室120へ流入する上澄水Cを順次外部の上澄水貯水タ
ンク50内へ送給しながらジェット水として循環可能に
貯留しつつ再利用する。
成された固液分離室118へ投入された泥水は、その水
位が上昇しながら泥水に含有された砂利、砂等の粗大粒
子や汚泥等の固体部Sは比重差によって沈殿室18内へ
堆積する。この固体部Sを分離した上澄水Cは多孔濾過
筒体114の多数の濾過孔112の内面側から外周側の
上澄水貯留室120内へ通流して貯留される。槽体12
内へ投入された泥水の水位が上昇して上澄水Cを排水管
46で排水可能になったら、上澄水排出部16の排水ポ
ンプ44が作動して固液分離室118内から上澄水貯留
室120へ流入する上澄水Cを順次外部の上澄水貯水タ
ンク50内へ送給しながらジェット水として循環可能に
貯留しつつ再利用する。
【0044】このように、ジェット水を利用して掘削し
た穴H内の泥水を槽体12内へ吸引投入して固液分離し
ながら、槽体12の壁面に設置した超音波検知部58を
作動させるものであり、槽体12の壁面側から上澄水貯
留室120内に突入して固液分離室118の壁面へ向け
設けられた上下複数の送信用保護筒122内の固液分離
室側に設置した送信用超音波センサ60から、送信用保
護筒122の対向位置で槽体12の壁面側から固液分離
室118の壁面へ向け設けられた上下複数の受信用保護
筒124内の固液分離室側に設置された受信用超音波セ
ンサ62へ向けて超音波を間欠的に発射しながら固液分
離室118内に堆積する固体部Sと液体部との境界面B
を検知する。固液分離室118の両壁面で、上下方向へ
複数段に設置されたセンサの内で最上段に配置された第
3送信用超音波センサ60cと第3受信用超音波センサ
62cとで固体部Sと液体部との境界面Bを検知した時
点で制御部66から排出送給部24と凝固剤投入部84
へ駆動信号が伝達され、排出筒68内の搬送コンベヤ7
0が作動されると共に凝固剤投入部84内に貯留された
液状凝固剤が小形ポンプ90で排出筒68内を移動中の
固体部Sに添加される。
た穴H内の泥水を槽体12内へ吸引投入して固液分離し
ながら、槽体12の壁面に設置した超音波検知部58を
作動させるものであり、槽体12の壁面側から上澄水貯
留室120内に突入して固液分離室118の壁面へ向け
設けられた上下複数の送信用保護筒122内の固液分離
室側に設置した送信用超音波センサ60から、送信用保
護筒122の対向位置で槽体12の壁面側から固液分離
室118の壁面へ向け設けられた上下複数の受信用保護
筒124内の固液分離室側に設置された受信用超音波セ
ンサ62へ向けて超音波を間欠的に発射しながら固液分
離室118内に堆積する固体部Sと液体部との境界面B
を検知する。固液分離室118の両壁面で、上下方向へ
複数段に設置されたセンサの内で最上段に配置された第
3送信用超音波センサ60cと第3受信用超音波センサ
62cとで固体部Sと液体部との境界面Bを検知した時
点で制御部66から排出送給部24と凝固剤投入部84
へ駆動信号が伝達され、排出筒68内の搬送コンベヤ7
0が作動されると共に凝固剤投入部84内に貯留された
液状凝固剤が小形ポンプ90で排出筒68内を移動中の
固体部Sに添加される。
【0045】この排出筒68内を通過中に添加された凝
固剤で次第に固化された固体部Sは、搬送コンベヤ70
から撹拌部86を通過するときに回転する撹拌板94で
撹拌されながら粒状に破砕された固形状態で放出口へ移
動して放出され、そのままで運搬用のトラック等に積載
しながら円滑に運搬できる。固液分離室118内に堆積
した固体部Sの排出で固体部Sと液体部との境界面Bが
下降し、最下段の第1送信用超音波センサ60aと第1
受信用超音波センサ62aで固体部Sと液体部との境界
面Bを検知した時点で排出送給部24と凝固剤投入部8
4との作動は停止されて粒状に破砕された固体部Sの排
出は停止される。
固剤で次第に固化された固体部Sは、搬送コンベヤ70
から撹拌部86を通過するときに回転する撹拌板94で
撹拌されながら粒状に破砕された固形状態で放出口へ移
動して放出され、そのままで運搬用のトラック等に積載
しながら円滑に運搬できる。固液分離室118内に堆積
した固体部Sの排出で固体部Sと液体部との境界面Bが
下降し、最下段の第1送信用超音波センサ60aと第1
受信用超音波センサ62aで固体部Sと液体部との境界
面Bを検知した時点で排出送給部24と凝固剤投入部8
4との作動は停止されて粒状に破砕された固体部Sの排
出は停止される。
【0046】この間において、泥水の槽体12内への吸
引、固液分離した上澄水の上澄水貯留室120から上澄
水貯水タンク50への排水は停止されることなく、連続
して泥水を処理してゆくものである。そして、泥水から
固液分離される固体部Sの沈殿で、固液分離室118内
の固体部Sと液体部との境界面Bが再び上昇し、第3送
受信用超音波センサ60c、62cで再び境界面Bを検
知して排出送給部24と凝固剤投入部84とを作動させ
て固体部Sを再び排出させる。
引、固液分離した上澄水の上澄水貯留室120から上澄
水貯水タンク50への排水は停止されることなく、連続
して泥水を処理してゆくものである。そして、泥水から
固液分離される固体部Sの沈殿で、固液分離室118内
の固体部Sと液体部との境界面Bが再び上昇し、第3送
受信用超音波センサ60c、62cで再び境界面Bを検
知して排出送給部24と凝固剤投入部84とを作動させ
て固体部Sを再び排出させる。
【0047】従って、槽体内に堆積した固体部Sの排出
のために槽体内への泥水の投入、上澄水Cの外部への供
給を停止させる必要がなく、固液分離後の固体部Sのみ
を連続的に、かつ確実に排出処理することが可能となっ
て排泥水の処理時間が大幅に短縮され、作業能率が大幅
に向上する。また、泥水処理を完全な循環システムとし
て自動化して上澄水を再利用できるから、ウオータージ
ェット法による地盤掘削時の噴射水を同時に生成でき、
作業全体のコストが低減されると共に排泥水の有効利用
が図れることとなる。また、排出される固体部の含水率
も低く、外部への排出時の凝固剤処理においては小粒子
状、或は固まり状となって排出できるため、分離された
固体部の運搬移動が極めて簡単となる。更に、装置も簡
単でコンパクト化できて車載化を実現でき、遠隔地、狭
小地は勿論、その他の箇所への装置全体の移動も簡便
に、かつ短時間におこなえることとなる。なお、実施例
では、槽体12内への泥水の投入を減圧吸引を利用して
槽体内へ吸引しているが、これに限るものでなく、泥水
を圧送ポンプで槽体内へ投入してもよい。更に、本発明
に係る連続排泥水処理装置10は、ウオータージェット
法による地盤掘削時に発生する泥水の再循環処理に限る
ことなく、本発明の特許請求の範囲に記載された技術思
想を逸脱しない範囲において、例えば土木推進工事、建
設現場、生コンクリート製造工場等で発生する泥水の処
理に利用して水質汚濁等の公害の発生を防止できる。ま
た、公園等の汚染土壌(砂)を水と共にタンク内に吸引
して薬剤処理した後で排出することも可能である。
のために槽体内への泥水の投入、上澄水Cの外部への供
給を停止させる必要がなく、固液分離後の固体部Sのみ
を連続的に、かつ確実に排出処理することが可能となっ
て排泥水の処理時間が大幅に短縮され、作業能率が大幅
に向上する。また、泥水処理を完全な循環システムとし
て自動化して上澄水を再利用できるから、ウオータージ
ェット法による地盤掘削時の噴射水を同時に生成でき、
作業全体のコストが低減されると共に排泥水の有効利用
が図れることとなる。また、排出される固体部の含水率
も低く、外部への排出時の凝固剤処理においては小粒子
状、或は固まり状となって排出できるため、分離された
固体部の運搬移動が極めて簡単となる。更に、装置も簡
単でコンパクト化できて車載化を実現でき、遠隔地、狭
小地は勿論、その他の箇所への装置全体の移動も簡便
に、かつ短時間におこなえることとなる。なお、実施例
では、槽体12内への泥水の投入を減圧吸引を利用して
槽体内へ吸引しているが、これに限るものでなく、泥水
を圧送ポンプで槽体内へ投入してもよい。更に、本発明
に係る連続排泥水処理装置10は、ウオータージェット
法による地盤掘削時に発生する泥水の再循環処理に限る
ことなく、本発明の特許請求の範囲に記載された技術思
想を逸脱しない範囲において、例えば土木推進工事、建
設現場、生コンクリート製造工場等で発生する泥水の処
理に利用して水質汚濁等の公害の発生を防止できる。ま
た、公園等の汚染土壌(砂)を水と共にタンク内に吸引
して薬剤処理した後で排出することも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上、説明した様に請求項1に係る連続
排泥水処理装置によれば、上部に泥水投入部を備えると
共に下端部に排出口を備えた槽体と、前記排出口に連通
され、排出駆動部を備えた排出送給部と、を有し、前記
槽体には、同槽体内の泥水の上澄水を排出する上澄水排
出部が連通され、前記槽体には、該槽体内に沈殿した粗
大粒子や汚泥等の固体部と液体部との境界面を検知する
超音波検知部が設けられ、前記超音波検知部と前記排出
送給部とを連係させ、前記超音波検知部の検知信号によ
り固体部と液体部との境界面を検知しつつ排出送給部を
駆動して前記槽体内に堆積した固体部のみを排出制御さ
せることを特徴としてなることにより、槽体内に堆積し
た固体部の排出のために槽体内への泥水の投入、上澄水
の外部への供給を停止させる必要がなく、固液分離後の
固体部を連続的に、かつ確実に排出処理することが可能
となって排泥水の処理時間が大幅に短縮され、作業能率
が大幅に向上する。また、泥水処理を完全な循環システ
ムとして自動化して上澄水を再利用でき、例えばウオー
タージェット法による地盤掘削時の噴射水を同時に生成
でき、作業全体のコスト低減を達成できると共に排泥水
の有効利用を図ることが可能である。また、排出する固
体部は連続処理方手法にしては含水率が低く、外部への
排出時の凝固剤処理においては小粒子状、或は固まり状
となるからそれらの分離された固体部の運搬移動が極め
て簡単である。すなわち、装置から排出した固体部をそ
のままトラック等に積載して運搬、移動が可能である。
更に、装置も簡単でコンパクト化できるから車載化が実
現でき、遠隔地、狭小地は勿論その他の装置全体の移動
を簡便に、かつ短時間に行うことが可能である。
排泥水処理装置によれば、上部に泥水投入部を備えると
共に下端部に排出口を備えた槽体と、前記排出口に連通
され、排出駆動部を備えた排出送給部と、を有し、前記
槽体には、同槽体内の泥水の上澄水を排出する上澄水排
出部が連通され、前記槽体には、該槽体内に沈殿した粗
大粒子や汚泥等の固体部と液体部との境界面を検知する
超音波検知部が設けられ、前記超音波検知部と前記排出
送給部とを連係させ、前記超音波検知部の検知信号によ
り固体部と液体部との境界面を検知しつつ排出送給部を
駆動して前記槽体内に堆積した固体部のみを排出制御さ
せることを特徴としてなることにより、槽体内に堆積し
た固体部の排出のために槽体内への泥水の投入、上澄水
の外部への供給を停止させる必要がなく、固液分離後の
固体部を連続的に、かつ確実に排出処理することが可能
となって排泥水の処理時間が大幅に短縮され、作業能率
が大幅に向上する。また、泥水処理を完全な循環システ
ムとして自動化して上澄水を再利用でき、例えばウオー
タージェット法による地盤掘削時の噴射水を同時に生成
でき、作業全体のコスト低減を達成できると共に排泥水
の有効利用を図ることが可能である。また、排出する固
体部は連続処理方手法にしては含水率が低く、外部への
排出時の凝固剤処理においては小粒子状、或は固まり状
となるからそれらの分離された固体部の運搬移動が極め
て簡単である。すなわち、装置から排出した固体部をそ
のままトラック等に積載して運搬、移動が可能である。
更に、装置も簡単でコンパクト化できるから車載化が実
現でき、遠隔地、狭小地は勿論その他の装置全体の移動
を簡便に、かつ短時間に行うことが可能である。
【0049】また、請求項2によれば、前記超音波検知
部は、前記槽体の壁面に設置された送信用超音波センサ
と、前記槽体の壁面であって、該送信用超音波センサの
対向位置に設置された受信用超音波センサとを備えてな
ることにより、槽体内を通過する超音波で堆積した固体
部と液体部との境界面を確実に検知でき、固体部と液体
部との境界面が設定値以上に上昇した時点で排出供給部
を自動的に作動させて固体部の排出を実効化できる。
部は、前記槽体の壁面に設置された送信用超音波センサ
と、前記槽体の壁面であって、該送信用超音波センサの
対向位置に設置された受信用超音波センサとを備えてな
ることにより、槽体内を通過する超音波で堆積した固体
部と液体部との境界面を確実に検知でき、固体部と液体
部との境界面が設定値以上に上昇した時点で排出供給部
を自動的に作動させて固体部の排出を実効化できる。
【0050】また、請求項3によれば、前記送信用超音
波センサと受信用超音波センサとは、前記槽体の壁面に
上下複数段に設置されてなることにより、槽体内に堆積
している固体部の堆積高さを上下複数の送受信用超音波
センサで検知しながら、固体部の排出を確実に実効化で
きる。
波センサと受信用超音波センサとは、前記槽体の壁面に
上下複数段に設置されてなることにより、槽体内に堆積
している固体部の堆積高さを上下複数の送受信用超音波
センサで検知しながら、固体部の排出を確実に実効化で
きる。
【0051】また、請求項4によれば、前記排出送給部
は、前記槽体の下端の排出口に閉鎖通路を形成する様に
連続接続された排出筒と、この排出筒内に設けられた搬
送コンベヤと、この搬送コンベヤの近傍に設けられ、前
記超音波検知部と連係されて該超音波検知部の検知信号
に対応して前記搬送コンベヤを駆動させ、固体部の排出
を行う駆動原動機とを備えてなることにより、槽体内で
設定値以上に固体部が堆積すると超音波検知部の検知信
号により搬送コンベヤを自動的に駆動して固体部を排出
でき、自動的な固体部の排出処理の実効を図ることがで
きる。
は、前記槽体の下端の排出口に閉鎖通路を形成する様に
連続接続された排出筒と、この排出筒内に設けられた搬
送コンベヤと、この搬送コンベヤの近傍に設けられ、前
記超音波検知部と連係されて該超音波検知部の検知信号
に対応して前記搬送コンベヤを駆動させ、固体部の排出
を行う駆動原動機とを備えてなることにより、槽体内で
設定値以上に固体部が堆積すると超音波検知部の検知信
号により搬送コンベヤを自動的に駆動して固体部を排出
でき、自動的な固体部の排出処理の実効を図ることがで
きる。
【0052】また、請求項5によれば、前記排出筒に
は、凝固剤投入部が接続され、前記搬送コンベヤの排出
端側には凝固中の汚泥を撹拌する撹拌部が設けられてな
ることにより、搬送コンベヤから排出される固体部は凝
固剤で固化され、更に撹拌部を通過するときに粒状に破
砕された固形状態で排出されるため、そのまま、運搬用
のトラックに積載でき、運搬作業への移行を極めて円滑
に行える。また、建設副産物として取扱運搬がし易いた
め、埋戻材として建設現場等に簡易に放出でき、特別な
置場等を設ける必要もなく、処理経費も大幅に節約でき
る。
は、凝固剤投入部が接続され、前記搬送コンベヤの排出
端側には凝固中の汚泥を撹拌する撹拌部が設けられてな
ることにより、搬送コンベヤから排出される固体部は凝
固剤で固化され、更に撹拌部を通過するときに粒状に破
砕された固形状態で排出されるため、そのまま、運搬用
のトラックに積載でき、運搬作業への移行を極めて円滑
に行える。また、建設副産物として取扱運搬がし易いた
め、埋戻材として建設現場等に簡易に放出でき、特別な
置場等を設ける必要もなく、処理経費も大幅に節約でき
る。
【0053】また、請求項6によれば、前記槽体は、気
密状に密閉され、前記密閉された槽体には、前記泥水投
入部から外部の泥水を吸引投入するための真空吸引部が
連通されてなることにより、泥水の圧送方式に比べ、圧
送ポンプを泥水の投入路側に備える必要がなく、気密状
の槽体に真空吸引部として真空ポンプを接続すればよ
く、従って真空ポンプは故障が少なく、維持、管理が簡
単となる。
密状に密閉され、前記密閉された槽体には、前記泥水投
入部から外部の泥水を吸引投入するための真空吸引部が
連通されてなることにより、泥水の圧送方式に比べ、圧
送ポンプを泥水の投入路側に備える必要がなく、気密状
の槽体に真空吸引部として真空ポンプを接続すればよ
く、従って真空ポンプは故障が少なく、維持、管理が簡
単となる。
【0054】また、請求項7によれば、前記槽体内に
は、同槽体に対して略同心状に配置され、多数の濾過孔
が開孔された多孔濾過筒体が設置され、前記泥水投入部
は、外部から前記多孔濾過筒体内へ導入されてなること
により、多孔濾過筒体内で固液分離された上澄水は、内
部に混入している夾雑物を濾過孔で捕捉した後で外部へ
排水でき、排水中に目詰り、或は故障等を発生すること
がなく、上澄水の排水処理を長時間にわたって安定して
おこないながら多孔濾過筒体内における泥水の固液分離
が実効化される。
は、同槽体に対して略同心状に配置され、多数の濾過孔
が開孔された多孔濾過筒体が設置され、前記泥水投入部
は、外部から前記多孔濾過筒体内へ導入されてなること
により、多孔濾過筒体内で固液分離された上澄水は、内
部に混入している夾雑物を濾過孔で捕捉した後で外部へ
排水でき、排水中に目詰り、或は故障等を発生すること
がなく、上澄水の排水処理を長時間にわたって安定して
おこないながら多孔濾過筒体内における泥水の固液分離
が実効化される。
【0055】また、請求項8によれば、前記槽体内は、
前記多孔濾過筒体内に形成され、泥水を固体部と液体部
とに固液分離する固液分離室と、多孔濾過筒体の外周側
であって前記槽体の内周面に沿って周回され、固液分離
させた液体部を上澄水として貯留する上澄水貯留室とに
区分され、前記槽体の壁面側から前記上澄水貯留室内に
突入して前記固液分離室の壁面へ向け送信用保護筒を設
けると共に、この送信用保護筒の対向位置に、同じく前
記槽体の壁面側から前記固液分離室の壁面へ向け受信用
保護筒を設け、前記送信用保護筒内と受信用保護筒内と
の固液分離室側には、送信用超音波センサと受信用超音
波センサとがそれぞれ対向設置されてなることにより、
多孔濾過筒体で形成された固液分離室内に超音波を直接
放射して堆積した固体部と液体部との境界面の検知を誤
差もなく適確に検知でき、多孔濾過筒体による泥水の固
液分離機構の実効化が可能となる。
前記多孔濾過筒体内に形成され、泥水を固体部と液体部
とに固液分離する固液分離室と、多孔濾過筒体の外周側
であって前記槽体の内周面に沿って周回され、固液分離
させた液体部を上澄水として貯留する上澄水貯留室とに
区分され、前記槽体の壁面側から前記上澄水貯留室内に
突入して前記固液分離室の壁面へ向け送信用保護筒を設
けると共に、この送信用保護筒の対向位置に、同じく前
記槽体の壁面側から前記固液分離室の壁面へ向け受信用
保護筒を設け、前記送信用保護筒内と受信用保護筒内と
の固液分離室側には、送信用超音波センサと受信用超音
波センサとがそれぞれ対向設置されてなることにより、
多孔濾過筒体で形成された固液分離室内に超音波を直接
放射して堆積した固体部と液体部との境界面の検知を誤
差もなく適確に検知でき、多孔濾過筒体による泥水の固
液分離機構の実効化が可能となる。
【図1】本発明の実施例に係る連続排泥水処理装置の系
統図である。
統図である。
【図2】図1に示す連続排泥水処理装置の槽体及び排出
送給部の拡大縦断面図である。
送給部の拡大縦断面図である。
【図3】槽体と超音波検知部の対応関係を示した断面説
明図であある。
明図であある。
10 連続排泥水装置 12 槽体 14 泥水投入部 16 上澄水排出部 20 排出口 22 排出駆動部 24 排出送給部 58 超音波検知部 60 送信用超音波センサ 62 受信用超音波センサ 68 排出筒 70 搬送コンベヤ 72 駆動原動機 84 凝固剤投げ部 86 撹拌部 98 減圧吸引部 112 濾過孔 114 多孔濾過筒体 118 固液分離室 120 上澄水貯留室 122 送信用保護筒 124 受信用保護筒 S 固体部 C 上澄水 B 固体部と液体部との境界面 H 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上水 裕之 福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州 電力株式会社配電部配電技術課内 (72)発明者 清田 寛 佐賀市鍋島1丁目19番19号 第一土木株式 会社技術開発部内
Claims (8)
- 【請求項1】 上部に泥水投入部を備えると共に下端部
に排出口を備えた槽体と、前記排出口に連通され、排出
駆動部を備えた排出送給部と、を有し、 前記槽体には、同槽体内の泥水の上澄水を排出する上澄
水排出部が連通され、 前記槽体には、該槽体内に沈殿した粗大粒子や汚泥等の
固体部と液体部との境界面を検知する超音波検知部が設
けられ、 前記超音波検知部と前記排出送給部とを連係させ、 前記超音波検知部の検知信号により固体部と液体部との
境界面を検知しつつ排出供給部を駆動して前記槽体内に
堆積した固体部のみを排出制御させることを特徴として
なる連続排泥水処理装置。 - 【請求項2】 前記超音波検知部は、前記槽体の壁面に
設置された送信用超音波センサと、前記槽体の壁面であ
って、該送信用超音波センサの対向位置に設置された受
信用超音波センサと、を備えてなる請求項1記載の連続
排泥水処理装置。 - 【請求項3】前記送信用超音波センサと受信用超音波セ
ンサとは、前記槽体の壁面に上下複数段に設置されてな
る請求項2記載の連続排泥水処理装置。 - 【請求項4】 前記排出送給部は、前記槽体の下端の排
出口に閉鎖通路を形成するように接続された排出筒と、
この排出筒内に設けられた搬送コンベヤと、この搬送コ
ンベヤの近傍に設けられ、前記超音波検知部と連係され
て該超音波検知部の検知信号に対応して前記搬送コンベ
ヤを駆動させ、固体部の排出をおこなう駆動原動機と、
を備えてなる請求項1ないし3のいずれかに記載の連続
排泥水処理装置。 - 【請求項5】 前記排出筒には、凝固剤投入部が接続さ
れ、 前記搬送コンベヤの端部側には、凝固中の固体部を撹拌
する撹拌部が設けられてなる請求項4記載の連続排泥水
処理装置。 - 【請求項6】 前記槽体は、気密状に密閉され、 前記密閉された槽体には、前記泥水投入部から外部の泥
水を吸引投入するための減圧吸引部が連通されてなる請
求項1ないし5のいずれかに記載の連続排泥水処理装
置。 - 【請求項7】 前記槽体内には、同槽体に対して略同心
状に配置され、多数の濾過孔が開孔された多孔濾過筒体
が設置され、 前記泥水投入部は、外部から前記多孔濾過筒体内へ導入
されてなる請求項1ないし6のいずれかに記載の連続排
泥水処理装置。 - 【請求項8】 前記槽体内は、前記多孔濾過筒体内に形
成され、泥水を固体部と液体部とに固液分離する固液分
離室と、多孔濾過筒体の外周側であって前記槽体の内周
面に沿って周回され、固液分離させた液体部を上澄水と
して貯留する上澄水貯留室と、に区分され、 前記槽体の壁面側から前記上澄水貯留室内に突入して前
記固液分離室の壁面へ向け送信用保護筒を設けると共
に、この送信用保護筒の対向位置に、同じく前記槽体の
壁面側から前記固液分離室の壁面へ向け受信用保護筒を
設け、 前記送信用保護筒内と受信用保護筒内との固液分離室側
には、送信用超音波センサと受信用超音波センサとがそ
れぞれ対向設置されてなる請求項1ないし7のいずれか
に記載の連続排泥水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7948996A JPH09239399A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 連続排泥水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7948996A JPH09239399A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 連続排泥水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09239399A true JPH09239399A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13691325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7948996A Pending JPH09239399A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 連続排泥水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09239399A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103395954A (zh) * | 2013-08-15 | 2013-11-20 | 周悦先 | 一种用于处理泥饼中污染物的洗泥装置及其洗泥方法 |
| CN115304229A (zh) * | 2022-10-10 | 2022-11-08 | 生态环境部华南环境科学研究所(生态环境部生态环境应急研究所) | 一种用于污泥细胞破解的微孔超声破解装置 |
| CN119565240A (zh) * | 2023-09-18 | 2025-03-07 | 中铁七局集团有限公司 | 一种桥梁桩基开挖泥浆分离净化装置 |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP7948996A patent/JPH09239399A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103395954A (zh) * | 2013-08-15 | 2013-11-20 | 周悦先 | 一种用于处理泥饼中污染物的洗泥装置及其洗泥方法 |
| CN115304229A (zh) * | 2022-10-10 | 2022-11-08 | 生态环境部华南环境科学研究所(生态环境部生态环境应急研究所) | 一种用于污泥细胞破解的微孔超声破解装置 |
| CN115304229B (zh) * | 2022-10-10 | 2022-12-09 | 生态环境部华南环境科学研究所(生态环境部生态环境应急研究所) | 一种用于污泥细胞破解的微孔超声破解装置 |
| CN119565240A (zh) * | 2023-09-18 | 2025-03-07 | 中铁七局集团有限公司 | 一种桥梁桩基开挖泥浆分离净化装置 |
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