JPH09239489A - 鋳型造型用模型及び鋳型 - Google Patents
鋳型造型用模型及び鋳型Info
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- JPH09239489A JPH09239489A JP7830596A JP7830596A JPH09239489A JP H09239489 A JPH09239489 A JP H09239489A JP 7830596 A JP7830596 A JP 7830596A JP 7830596 A JP7830596 A JP 7830596A JP H09239489 A JPH09239489 A JP H09239489A
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 造型機を使用して押湯付きの鋳型を作る際
に、押湯に付設される押湯保温スリーブの破損を少なく
し、鋳型造型用模型の抜型時に鋳物砂が鋳型窩に落下し
たり、溶湯流によって洗い流されたりすることを防止し
て、鋳物の介在物欠陥をなくすることを目的とする。 【解決手段】 押湯保温スリーブの位置決め部材に押湯
保温スリーブを被せ、位置決め部材と一体にされた鋳物
模型から押湯保温スリーブを離して保持するための手段
を、鋳物模型と位置決め部材との境界付近に設ける。
に、押湯に付設される押湯保温スリーブの破損を少なく
し、鋳型造型用模型の抜型時に鋳物砂が鋳型窩に落下し
たり、溶湯流によって洗い流されたりすることを防止し
て、鋳物の介在物欠陥をなくすることを目的とする。 【解決手段】 押湯保温スリーブの位置決め部材に押湯
保温スリーブを被せ、位置決め部材と一体にされた鋳物
模型から押湯保温スリーブを離して保持するための手段
を、鋳物模型と位置決め部材との境界付近に設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鋳型造型用模型
に関するものである。とくに、この発明は、押湯保温ス
リーブを備えた鋳型造型用模型に関するものであり、ま
たそのような鋳型造型用模型を使って作られた鋳型に関
するものである。
に関するものである。とくに、この発明は、押湯保温ス
リーブを備えた鋳型造型用模型に関するものであり、ま
たそのような鋳型造型用模型を使って作られた鋳型に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】鋳物を作るには鋳型が必要とされる。ま
た、鋳型を作るには、鋳物の形をした鋳物模型が必要と
される。すなわち、鋳型を作るには、鋳物模型の周りに
鋳物砂を充填し、圧縮して鋳物砂を締め固め、その後鋳
物模型を抜き去り、あとに鋳物型窩を残して鋳型とする
ことが必要とされる。
た、鋳型を作るには、鋳物の形をした鋳物模型が必要と
される。すなわち、鋳型を作るには、鋳物模型の周りに
鋳物砂を充填し、圧縮して鋳物砂を締め固め、その後鋳
物模型を抜き去り、あとに鋳物型窩を残して鋳型とする
ことが必要とされる。
【0003】また、鋳物を作る際に、型窩に流し込んだ
溶融金属が冷却とともに収縮するので、鋳物の中に「引
け巣」が生成するのを避けるために、鋳物型窩の上方、
及び/又は側方に押湯が設けられる。押湯は、その中の
溶融金属ができるだけ長い時間溶融状態を保つようにす
るために保温が必要とされる。このために、押湯はその
周りに発熱性又は断熱性の押湯保温スリーブが付設され
る。
溶融金属が冷却とともに収縮するので、鋳物の中に「引
け巣」が生成するのを避けるために、鋳物型窩の上方、
及び/又は側方に押湯が設けられる。押湯は、その中の
溶融金属ができるだけ長い時間溶融状態を保つようにす
るために保温が必要とされる。このために、押湯はその
周りに発熱性又は断熱性の押湯保温スリーブが付設され
る。
【0004】押湯保温スリーブは、耐火材で作られた断
面が円形又は楕円形の筒からなり、成形時に型から取り
外し易くするために内面にテーパーが付されている。押
湯保温スリーブには、両端が開放された開放押湯保温ス
リーブと、一端が閉塞された盲押湯保温スリーブとがあ
る。盲押湯保温スリーブには、閉塞された上端が平板で
構成されるものと、ドーム状の球面板で構成されるもの
とがある。上端がドーム状の球面板で構成された押湯保
温スリーブには、下部が開放押湯保温スリーブと同じ筒
状のものと、上部と下部を別々に作って接着剤で貼り合
わせた、上部下部ともにドーム状の押湯保温スリーブが
ある。さらに、頂部に孔を開けた盲押湯保温スリーブを
逆さまにして、上部に平板の蓋を載せたものも使用され
ている。
面が円形又は楕円形の筒からなり、成形時に型から取り
外し易くするために内面にテーパーが付されている。押
湯保温スリーブには、両端が開放された開放押湯保温ス
リーブと、一端が閉塞された盲押湯保温スリーブとがあ
る。盲押湯保温スリーブには、閉塞された上端が平板で
構成されるものと、ドーム状の球面板で構成されるもの
とがある。上端がドーム状の球面板で構成された押湯保
温スリーブには、下部が開放押湯保温スリーブと同じ筒
状のものと、上部と下部を別々に作って接着剤で貼り合
わせた、上部下部ともにドーム状の押湯保温スリーブが
ある。さらに、頂部に孔を開けた盲押湯保温スリーブを
逆さまにして、上部に平板の蓋を載せたものも使用され
ている。
【0005】押湯保温スリーブを備えた鋳型を作るに
は、押湯保温スリーブの位置を決めるための位置決め部
材を鋳物模型と一体にした鋳型造型用模型を作り、これ
を模型として使用する。例えば両端開放型の押湯保温ス
リーブを付設する場合には、図1に示したように、鋳物
模型1a上に位置決め部材3aを一体に付設して鋳型造
型用模型を作り、その中の位置決め部材3aに押湯保温
スリーブ2aを被せ、この周りに鋳物砂を充填し締め固
め、その後鋳型造型用模型を抜き去り、あとに鋳物型窩
と押湯保温スリーブを残して鋳型として来た。この方法
では、押湯保温スリーブの下端が鋳物模型に密接すべき
ものとされた。
は、押湯保温スリーブの位置を決めるための位置決め部
材を鋳物模型と一体にした鋳型造型用模型を作り、これ
を模型として使用する。例えば両端開放型の押湯保温ス
リーブを付設する場合には、図1に示したように、鋳物
模型1a上に位置決め部材3aを一体に付設して鋳型造
型用模型を作り、その中の位置決め部材3aに押湯保温
スリーブ2aを被せ、この周りに鋳物砂を充填し締め固
め、その後鋳型造型用模型を抜き去り、あとに鋳物型窩
と押湯保温スリーブを残して鋳型として来た。この方法
では、押湯保温スリーブの下端が鋳物模型に密接すべき
ものとされた。
【0006】また、上端がドーム状にされている盲押湯
保温スリーブを用いるときは、例えば図2に示したよう
に、端がドーム状とされた位置決め部材3bに盲押湯保
温スリーブ2bを被せ、スリーブ2bの下端4bを鋳物
模型1bに密接させておき、この周りに鋳物砂を充填し
て締め固め、その後鋳物模型とともに位置決め部材を抜
き去り、そこに鋳物型窩と押湯を形成して鋳型としてい
る。位置決め部材3bは、押湯保温スリーブの空腔全体
を占める必要はなく、押湯保温スリーブの位置決めがで
きる高さがあれば、図3に示すように押湯保温スリーブ
の空腔の中間の高さのものでもよい。
保温スリーブを用いるときは、例えば図2に示したよう
に、端がドーム状とされた位置決め部材3bに盲押湯保
温スリーブ2bを被せ、スリーブ2bの下端4bを鋳物
模型1bに密接させておき、この周りに鋳物砂を充填し
て締め固め、その後鋳物模型とともに位置決め部材を抜
き去り、そこに鋳物型窩と押湯を形成して鋳型としてい
る。位置決め部材3bは、押湯保温スリーブの空腔全体
を占める必要はなく、押湯保温スリーブの位置決めがで
きる高さがあれば、図3に示すように押湯保温スリーブ
の空腔の中間の高さのものでもよい。
【0007】同様に、上端が平板状にされた盲押湯スリ
ーブを用いるときは、例えば図3に示したように、盲押
湯保温スリーブ2cを位置決め部材3cに被せ、スリー
ブ2cの下端4cを鋳物模型1cに密接させておき、こ
の周りに鋳物砂を充填して締め固め、その後鋳物模型と
ともに位置決め部材を抜き去り、あとに鋳物型窩と押湯
とを形成して鋳型としてもよい。
ーブを用いるときは、例えば図3に示したように、盲押
湯保温スリーブ2cを位置決め部材3cに被せ、スリー
ブ2cの下端4cを鋳物模型1cに密接させておき、こ
の周りに鋳物砂を充填して締め固め、その後鋳物模型と
ともに位置決め部材を抜き去り、あとに鋳物型窩と押湯
とを形成して鋳型としてもよい。
【0008】しかし、こうして作った鋳型には欠点があ
った。それは生型造型機により鋳物砂の充填及び締め固
めを行うと、押湯保温スリーブの下端(4a、4b、4
c)付近が破損したり、押湯保温スリーブが移動して鋳
物模型との間に隙間を生じ、その隙間へ鋳物砂が入り込
み、入り込んだ鋳物砂が型窩内へ落下したり、あるいは
側方押湯の場合は溶湯流に洗われて鋳型窩内に運ばれ
て、鋳物の砂かみ不良を引き起こしていた。
った。それは生型造型機により鋳物砂の充填及び締め固
めを行うと、押湯保温スリーブの下端(4a、4b、4
c)付近が破損したり、押湯保温スリーブが移動して鋳
物模型との間に隙間を生じ、その隙間へ鋳物砂が入り込
み、入り込んだ鋳物砂が型窩内へ落下したり、あるいは
側方押湯の場合は溶湯流に洗われて鋳型窩内に運ばれ
て、鋳物の砂かみ不良を引き起こしていた。
【0009】例えば、新東工業(株)製のAMFタイプ
の生型造型機を用いると、型枠を90度回転させて上か
ら鋳物砂を空気圧によって落下させるので、押湯保温ス
リーブは横から風を受けることとなり、従って押湯保温
スリーブは風圧によって浮き上がり、鋳物模型との間に
隙間を生じて、そこに鋳物砂が侵入する。また、新東工
業(株)製のAVSタイプのような生型造型機を用いて
鋳物砂に振動を加えるジョルティングを行うと、振動に
よって押湯保温スリーブが浮き上がって鋳物模型との間
に隙間を生じて、そこに鋳物砂が侵入する。このように
して、鋳物砂が充填された鋳型は、さらに圧縮されて締
め固めがおこなわれる。しかし、鋳物砂は鋳物模型と押
湯保温スリーブの下端との間の隙間全体に均一に侵入し
ているわけではないので、締め固めが不充分となる。そ
のため鋳物砂が鋳型窩に落下したりあるいは溶湯流によ
って洗い流されて鋳型窩に入って、砂かみ不良をおこし
ている。
の生型造型機を用いると、型枠を90度回転させて上か
ら鋳物砂を空気圧によって落下させるので、押湯保温ス
リーブは横から風を受けることとなり、従って押湯保温
スリーブは風圧によって浮き上がり、鋳物模型との間に
隙間を生じて、そこに鋳物砂が侵入する。また、新東工
業(株)製のAVSタイプのような生型造型機を用いて
鋳物砂に振動を加えるジョルティングを行うと、振動に
よって押湯保温スリーブが浮き上がって鋳物模型との間
に隙間を生じて、そこに鋳物砂が侵入する。このように
して、鋳物砂が充填された鋳型は、さらに圧縮されて締
め固めがおこなわれる。しかし、鋳物砂は鋳物模型と押
湯保温スリーブの下端との間の隙間全体に均一に侵入し
ているわけではないので、締め固めが不充分となる。そ
のため鋳物砂が鋳型窩に落下したりあるいは溶湯流によ
って洗い流されて鋳型窩に入って、砂かみ不良をおこし
ている。
【0010】現在は、上述の砂かみを防ぐために、押湯
保温スリーブの下端に入り込んだ鋳物砂を手作業で取り
除いている。それは、入り込んだ鋳物砂が押湯保温スリ
ーブに比較的強く付着しているために、空気の吹き付け
などの機械的手段によったのでは、付着した鋳物砂を完
全に取り除くことができないからである。このために、
この鋳物砂の除去に時間がかかり、鋳型の製造を非能率
にして来た。
保温スリーブの下端に入り込んだ鋳物砂を手作業で取り
除いている。それは、入り込んだ鋳物砂が押湯保温スリ
ーブに比較的強く付着しているために、空気の吹き付け
などの機械的手段によったのでは、付着した鋳物砂を完
全に取り除くことができないからである。このために、
この鋳物砂の除去に時間がかかり、鋳型の製造を非能率
にして来た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述のよ
うな欠点を改良しようとするものである。すなわち、こ
の発明は、造型機を使用して押湯付きの鋳型を作る際
に、押湯に付設される押湯保温スリーブの破損を少なく
し、また鋳型造型用模型の周りに鋳物砂を充填し、押湯
保温スリーブと鋳物模型の間の鋳物砂をしっかり締め固
めることによって、鋳物砂が鋳型窩に落下したり、溶湯
流によって洗いながされたりすることを防止して、鋳物
の介在物欠陥をなくすることを目的とするものである。
うな欠点を改良しようとするものである。すなわち、こ
の発明は、造型機を使用して押湯付きの鋳型を作る際
に、押湯に付設される押湯保温スリーブの破損を少なく
し、また鋳型造型用模型の周りに鋳物砂を充填し、押湯
保温スリーブと鋳物模型の間の鋳物砂をしっかり締め固
めることによって、鋳物砂が鋳型窩に落下したり、溶湯
流によって洗いながされたりすることを防止して、鋳物
の介在物欠陥をなくすることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明者は、位置決め
部材に被せた押湯保温スリーブの下端を鋳物模型から突
出するピンで支えて、スリーブ下端を鋳物模型から敢え
て離しておき、そこに鋳物砂を積極的に入り込ませて砂
鋳型を形成すると、抜型、鋳型合わせ、その後の工程で
の鋳物砂の落下や、注湯時の洗われがなくなるだけでな
く、押湯保温スリーブの破損も少なくなることを見出し
た。すなわち、従来は、押湯保温スリーブの下端を鋳物
模型に密接させて来たから、時々その間に僅かな隙間が
できることとなり、その結果そこに侵入する鋳物砂の量
も僅かであり、締め固めも徹底せず、そのために鋳物砂
が落下するようになるが、この隙間を逆に或る程度大き
くして、そこに或る程度の肉厚を持った鋳型壁を形成す
るようにすると、もはやその隙間に入り込んだ鋳物砂は
落下したり、溶湯流によって洗い流されたりしないこと
を見出した。
部材に被せた押湯保温スリーブの下端を鋳物模型から突
出するピンで支えて、スリーブ下端を鋳物模型から敢え
て離しておき、そこに鋳物砂を積極的に入り込ませて砂
鋳型を形成すると、抜型、鋳型合わせ、その後の工程で
の鋳物砂の落下や、注湯時の洗われがなくなるだけでな
く、押湯保温スリーブの破損も少なくなることを見出し
た。すなわち、従来は、押湯保温スリーブの下端を鋳物
模型に密接させて来たから、時々その間に僅かな隙間が
できることとなり、その結果そこに侵入する鋳物砂の量
も僅かであり、締め固めも徹底せず、そのために鋳物砂
が落下するようになるが、この隙間を逆に或る程度大き
くして、そこに或る程度の肉厚を持った鋳型壁を形成す
るようにすると、もはやその隙間に入り込んだ鋳物砂は
落下したり、溶湯流によって洗い流されたりしないこと
を見出した。
【0013】隙間に入り込んで締め固められた鋳物砂が
落下しないようになるまでの最少の鋳物砂の厚みは、鋳
物砂の性質によって異なる。とくに、鋳物砂を作るのに
用いた結合剤の特性及び量並びに砂粒の大きさなどによ
って異なる。従って、厚みの最少値を厳密に定めること
は困難である。しかし、現在まで、この発明者が実験に
よって確かめた結果では、厚みの最少値は3mm位であ
る。逆に、厚みの最大値はどうかと云うと、厚みが大き
くなるに伴い、押湯効果が減少するので、この面からの
制約がある。押湯効果も押湯保温スリーブを構成する材
料などによって異なるので、厚みの最大値も厳密に規定
することは困難であるが、おおよその見当から云えば略
押湯保温スリーブの内径に相当する厚みである。押湯効
果の面から好ましい厚みは、5mm以上で押湯保温スリ
ーブの内径の2分の1以下である。この場合の内径はス
リーブの下端における内径を指す。この発明はこのよう
な知見に基づいて完成されたものである。
落下しないようになるまでの最少の鋳物砂の厚みは、鋳
物砂の性質によって異なる。とくに、鋳物砂を作るのに
用いた結合剤の特性及び量並びに砂粒の大きさなどによ
って異なる。従って、厚みの最少値を厳密に定めること
は困難である。しかし、現在まで、この発明者が実験に
よって確かめた結果では、厚みの最少値は3mm位であ
る。逆に、厚みの最大値はどうかと云うと、厚みが大き
くなるに伴い、押湯効果が減少するので、この面からの
制約がある。押湯効果も押湯保温スリーブを構成する材
料などによって異なるので、厚みの最大値も厳密に規定
することは困難であるが、おおよその見当から云えば略
押湯保温スリーブの内径に相当する厚みである。押湯効
果の面から好ましい厚みは、5mm以上で押湯保温スリ
ーブの内径の2分の1以下である。この場合の内径はス
リーブの下端における内径を指す。この発明はこのよう
な知見に基づいて完成されたものである。
【0014】この発明は、鋳物型窩を作るための鋳物模
型に、押湯保温スリーブの位置を決めるための位置決め
部材を一体に付設した鋳型造型用模型において、位置決
め部材に被せた押湯保温スリーブを鋳物模型から離して
保持するための手段を、鋳物模型と位置決め部材の境界
付近に設けたことを特徴とする、鋳型造型用模型を提供
するものである。
型に、押湯保温スリーブの位置を決めるための位置決め
部材を一体に付設した鋳型造型用模型において、位置決
め部材に被せた押湯保温スリーブを鋳物模型から離して
保持するための手段を、鋳物模型と位置決め部材の境界
付近に設けたことを特徴とする、鋳型造型用模型を提供
するものである。
【0015】また、この発明は、上述の鋳型造型用模型
を用いて鋳型を製造する方法をも提供するものである。
その製造方法は、鋳型造型用模型における位置決め部材
に押湯保温スリーブを被せ、鋳型造型用模型の周りに鋳
物砂を充填して締め固め、その後鋳型造型用模型を抜き
去って、あとに鋳物型窩を形成するとともに押湯保温ス
リーブを残すことを特徴とするものである。
を用いて鋳型を製造する方法をも提供するものである。
その製造方法は、鋳型造型用模型における位置決め部材
に押湯保温スリーブを被せ、鋳型造型用模型の周りに鋳
物砂を充填して締め固め、その後鋳型造型用模型を抜き
去って、あとに鋳物型窩を形成するとともに押湯保温ス
リーブを残すことを特徴とするものである。
【0016】さらに、この発明は、上述の鋳型造型用模
型を用いて製造した鋳型をも提供するものである。その
鋳型は、鋳物型窩の上方及び/又は側方に押湯保温スリ
ーブが付設されている鋳型において、押湯保温スリーブ
が鋳物型窩から離れており、離れた距離が3mm以上、
押湯保温スリーブの内径以下であって、その距離の間に
鋳物砂が充填されていることを特徴とするものである。
型を用いて製造した鋳型をも提供するものである。その
鋳型は、鋳物型窩の上方及び/又は側方に押湯保温スリ
ーブが付設されている鋳型において、押湯保温スリーブ
が鋳物型窩から離れており、離れた距離が3mm以上、
押湯保温スリーブの内径以下であって、その距離の間に
鋳物砂が充填されていることを特徴とするものである。
【0017】
【発明実施の態様】この発明は、鋳型造型用模型に押湯
保温スリーブを鋳物模型から離して保持するための手段
を設けることを最大の特徴としている。その保持手段は
鋳物模型側に設けることもでき、また位置決め部材側に
設けることもできる。何れの側に設けるかによって、保
持手段は構造を異にする。保持手段を鋳物模型側に設け
た具体例を図4−図7に示し、位置決め部材側に設けた
具体例を図8に示している。
保温スリーブを鋳物模型から離して保持するための手段
を設けることを最大の特徴としている。その保持手段は
鋳物模型側に設けることもでき、また位置決め部材側に
設けることもできる。何れの側に設けるかによって、保
持手段は構造を異にする。保持手段を鋳物模型側に設け
た具体例を図4−図7に示し、位置決め部材側に設けた
具体例を図8に示している。
【0018】図4−図7において、11a、11bは鋳
物模型であり、12a、12bは押湯保温スリーブ、1
3a、13bは位置決め部材、14a、14bは押湯保
温スリーブ12a、12bの下端、15a、15bは保
持手段を構成しているピン、16aは鋳物砂、17aは
環状部である。位置決め部材13a、13bは鋳物模型
11a、11b上に固定されており、押湯保温スリーブ
12a、12bは位置決め部材13a、13bに被せら
れている。図4−図6は、同じ鋳型造型用模型を使用し
て鋳型が製造される過程を示している。図7では別の押
湯保温スリーブ12bが用いられているが、押湯保温ス
リーブ12bは上部下部がともにドーム状とされ下部の
ドーム状部に孔20bが開けられており、この孔20b
に鋳物模型に固定された位置決め部材13bが挿入され
ている。
物模型であり、12a、12bは押湯保温スリーブ、1
3a、13bは位置決め部材、14a、14bは押湯保
温スリーブ12a、12bの下端、15a、15bは保
持手段を構成しているピン、16aは鋳物砂、17aは
環状部である。位置決め部材13a、13bは鋳物模型
11a、11b上に固定されており、押湯保温スリーブ
12a、12bは位置決め部材13a、13bに被せら
れている。図4−図6は、同じ鋳型造型用模型を使用し
て鋳型が製造される過程を示している。図7では別の押
湯保温スリーブ12bが用いられているが、押湯保温ス
リーブ12bは上部下部がともにドーム状とされ下部の
ドーム状部に孔20bが開けられており、この孔20b
に鋳物模型に固定された位置決め部材13bが挿入され
ている。
【0019】図4−図7において、保持手段がピン15
a、15bによって構成されている。ピン15a、15
bは、鋳物模型11a、11bと位置決め部材13a、
13bとが接する境界付近のところで、鋳物模型側に固
定されている。位置決め部材13a、13bに押湯保温
スリーブが被せられると、ピン15a、15bの先端は
押湯保温スリーブ12a、12bの下端14a、14b
に接触して押湯保温スリーブを支持することとなる。ピ
ン15a、15bは、互いに等しい間隔をおいて位置決
め部材13a、13bの周りに配置され、位置決め部材
から僅かに離れたところに位置している。ピン15a、
15bの先端は尖っている。従って、押湯保温スリーブ
12a、12bが上から強く押されるとピン15a、1
5bは先端が押湯保温スリーブ12a、12bの肉厚の
ほぼ中央又は下面に食い込んで、ピン15a、15bは
押湯保温スリーブ12a、12bを強固に支持すること
となる。
a、15bによって構成されている。ピン15a、15
bは、鋳物模型11a、11bと位置決め部材13a、
13bとが接する境界付近のところで、鋳物模型側に固
定されている。位置決め部材13a、13bに押湯保温
スリーブが被せられると、ピン15a、15bの先端は
押湯保温スリーブ12a、12bの下端14a、14b
に接触して押湯保温スリーブを支持することとなる。ピ
ン15a、15bは、互いに等しい間隔をおいて位置決
め部材13a、13bの周りに配置され、位置決め部材
から僅かに離れたところに位置している。ピン15a、
15bの先端は尖っている。従って、押湯保温スリーブ
12a、12bが上から強く押されるとピン15a、1
5bは先端が押湯保温スリーブ12a、12bの肉厚の
ほぼ中央又は下面に食い込んで、ピン15a、15bは
押湯保温スリーブ12a、12bを強固に支持すること
となる。
【0020】図4は、この発明に係る鋳型造型用模型の
位置決め部材13aに、押湯保温スリーブ12aを被せ
たときの状態を示している。このとき、ピン15aの先
端は押湯保温スリーブ12aの下端14aに接している
が、まだ内部へ深く食い込んでいない。図5は、図4に
示した鋳型造型用模型の周りに鋳物砂16aを充填し、
圧縮して締め固めたあとの状態を示している。押湯保温
スリーブ12aは、鋳物砂が充填され圧縮されると、鋳
物模型11aの方へ強く押されて降下するので、ピン1
5aの先端が押湯保温スリーブ12aの下端14aへ食
い込む。それとともに、鋳物模型11aと押湯保温スリ
ーブ12aの下端14aとの間の隙間に充填されていた
鋳物砂16aが、圧縮によって締め固められ、ピン15
aを含んだ位置決め部材13aを包囲する環状部17a
を形成する。その後、鋳型造型用模型を抜き去ると、ピ
ン15aは鋳型造型用模型とともに抜き去られ、図6に
示したように、押湯保温スリーブ12aを残して押湯1
8aを形成するとともに、鋳物型窩19aを形成する。
図7は、上部下部がともにドーム状とされている押湯保
温スリーブの実施態様を示すもので、鋳型造型用模型を
作る方法及び手順は、図4−図6の場合と同じである。
位置決め部材13aに、押湯保温スリーブ12aを被せ
たときの状態を示している。このとき、ピン15aの先
端は押湯保温スリーブ12aの下端14aに接している
が、まだ内部へ深く食い込んでいない。図5は、図4に
示した鋳型造型用模型の周りに鋳物砂16aを充填し、
圧縮して締め固めたあとの状態を示している。押湯保温
スリーブ12aは、鋳物砂が充填され圧縮されると、鋳
物模型11aの方へ強く押されて降下するので、ピン1
5aの先端が押湯保温スリーブ12aの下端14aへ食
い込む。それとともに、鋳物模型11aと押湯保温スリ
ーブ12aの下端14aとの間の隙間に充填されていた
鋳物砂16aが、圧縮によって締め固められ、ピン15
aを含んだ位置決め部材13aを包囲する環状部17a
を形成する。その後、鋳型造型用模型を抜き去ると、ピ
ン15aは鋳型造型用模型とともに抜き去られ、図6に
示したように、押湯保温スリーブ12aを残して押湯1
8aを形成するとともに、鋳物型窩19aを形成する。
図7は、上部下部がともにドーム状とされている押湯保
温スリーブの実施態様を示すもので、鋳型造型用模型を
作る方法及び手順は、図4−図6の場合と同じである。
【0021】こうして作られた鋳型は、図6に示したよ
うに、押湯保温スリーブ12aの下端14aと鋳物型窩
19aとの間に、環状部17aが形成されている。環状
部17aは、ピン15aの跡として空洞を含んでいる
が、相当な肉厚と高さとを持って鋳型の一部を構成して
いるので、剥がれたり落下したりする恐れは全くない。
従って、そのまま鋳型として使用でき、所望通りの鋳物
を作ることができる。
うに、押湯保温スリーブ12aの下端14aと鋳物型窩
19aとの間に、環状部17aが形成されている。環状
部17aは、ピン15aの跡として空洞を含んでいる
が、相当な肉厚と高さとを持って鋳型の一部を構成して
いるので、剥がれたり落下したりする恐れは全くない。
従って、そのまま鋳型として使用でき、所望通りの鋳物
を作ることができる。
【0022】ピンの太さは、一般的に云えば鋳物砂を締
め固める際に締め固めの邪魔にならないようにできるだ
け細いものであることが好ましいが、鋳型造型時の圧力
に耐えるだけの強度を持つことが必要である。また、ピ
ンの太さは、押湯保温スリーブの厚み及び造型圧によっ
ても異なる。ピンを鉄又はステンレスで作る場合には、
直径1−5mmの棒を用いるのが好ましい。押湯保温ス
リーブの内径が40−100mmの場合は、棒の直径は
1−3mm程度でよいが、内径が100mmを越える場
合は、棒の直径は3−5mm程度のものが好ましい。し
かし、押湯保温スリーブの内径が大きくなれば、ピンの
数を増やせばよいので、通常5mm以上のものは必要と
しない。ピンの断面形状は、特定するものではないが、
通常円形又は四角形とするのが好ましい。ピンの上端
は、細いものでは切断したままの状態にしておいてもよ
いが、太いものでは上端のみを尖鋭にするか又は全体に
わたってテーパーを付けることが好ましい。
め固める際に締め固めの邪魔にならないようにできるだ
け細いものであることが好ましいが、鋳型造型時の圧力
に耐えるだけの強度を持つことが必要である。また、ピ
ンの太さは、押湯保温スリーブの厚み及び造型圧によっ
ても異なる。ピンを鉄又はステンレスで作る場合には、
直径1−5mmの棒を用いるのが好ましい。押湯保温ス
リーブの内径が40−100mmの場合は、棒の直径は
1−3mm程度でよいが、内径が100mmを越える場
合は、棒の直径は3−5mm程度のものが好ましい。し
かし、押湯保温スリーブの内径が大きくなれば、ピンの
数を増やせばよいので、通常5mm以上のものは必要と
しない。ピンの断面形状は、特定するものではないが、
通常円形又は四角形とするのが好ましい。ピンの上端
は、細いものでは切断したままの状態にしておいてもよ
いが、太いものでは上端のみを尖鋭にするか又は全体に
わたってテーパーを付けることが好ましい。
【0023】ピンの先端を先細にすると、鋳物砂を充填
し圧縮する際に、押湯保温スリーブが下降するに伴い、
その下端にピンが次第に深く突き刺さり、これによって
造型圧が吸収されるので、押湯保温スリーブの損傷が少
なくなる。また、抜型の際には、ピンが鋳物砂を掻き落
とすことなく、円滑に抜ける。さらに、鋳物砂を充填す
る際に、押湯保温スリーブの下端がピンの先によって係
止されるので、押湯保温スリーブが鋳物砂の吹き込みや
振動によってズレたり外れたりすることが防がれる。
し圧縮する際に、押湯保温スリーブが下降するに伴い、
その下端にピンが次第に深く突き刺さり、これによって
造型圧が吸収されるので、押湯保温スリーブの損傷が少
なくなる。また、抜型の際には、ピンが鋳物砂を掻き落
とすことなく、円滑に抜ける。さらに、鋳物砂を充填す
る際に、押湯保温スリーブの下端がピンの先によって係
止されるので、押湯保温スリーブが鋳物砂の吹き込みや
振動によってズレたり外れたりすることが防がれる。
【0024】ピンは、鋳物砂を充填し圧縮した最後の段
階で、押湯保温スリーブの下端と鋳物模型との間に或る
程度の距離を残すものであることが必要とされる。この
ことは、これまで用いられて来た押湯保温スリーブに対
し、直径が1〜5mmの鉄製棒を用いれば容易に達成で
きる。それは、これまでの押湯保温スリーブが耐火性繊
維を含み適度の柔軟伸縮性を持ち、造型の際に圧力によ
り適度のピンの進入を許すものであるからである。
階で、押湯保温スリーブの下端と鋳物模型との間に或る
程度の距離を残すものであることが必要とされる。この
ことは、これまで用いられて来た押湯保温スリーブに対
し、直径が1〜5mmの鉄製棒を用いれば容易に達成で
きる。それは、これまでの押湯保温スリーブが耐火性繊
維を含み適度の柔軟伸縮性を持ち、造型の際に圧力によ
り適度のピンの進入を許すものであるからである。
【0025】図4−図7に示した鋳型造型用模型を使用
すると、鋳物砂を充填した段階では押湯保温スリーブが
ピンによって保持されて、鋳物模型の上面から離れた位
置にあるので、押湯保温スリーブの下端と鋳物模型との
間の隙間にも鋳物砂が最初は緩く充填される。その後鋳
物砂が圧縮されると、ピンが押湯保温スリーブの下端へ
次第に深く突き刺さって行く。押湯保温スリーブのこの
ような移動によって圧縮力が吸収されるので押湯保温ス
リーブが破壊され難くなる。また押湯保温スリーブは、
前述のように、耐火性繊維を含んでいるので、造型時に
強い圧縮力が加えられ、その後抜型によって圧力が開放
されると、一般に元の寸法に戻ろうとし、このために押
湯保温スリーブの周りの鋳物砂に緩みを生じるが、この
発明に係る鋳型造型用模型を用いた場合にはそのような
ことも起こらない。その上に、押湯保温スリーブの下端
と鋳物模型との間の隙間に入り込んだ鋳物砂も充分に締
め固められているので、鋳物砂が鋳物型窩へ落下した
り、溶湯流によって洗い流されることがない。
すると、鋳物砂を充填した段階では押湯保温スリーブが
ピンによって保持されて、鋳物模型の上面から離れた位
置にあるので、押湯保温スリーブの下端と鋳物模型との
間の隙間にも鋳物砂が最初は緩く充填される。その後鋳
物砂が圧縮されると、ピンが押湯保温スリーブの下端へ
次第に深く突き刺さって行く。押湯保温スリーブのこの
ような移動によって圧縮力が吸収されるので押湯保温ス
リーブが破壊され難くなる。また押湯保温スリーブは、
前述のように、耐火性繊維を含んでいるので、造型時に
強い圧縮力が加えられ、その後抜型によって圧力が開放
されると、一般に元の寸法に戻ろうとし、このために押
湯保温スリーブの周りの鋳物砂に緩みを生じるが、この
発明に係る鋳型造型用模型を用いた場合にはそのような
ことも起こらない。その上に、押湯保温スリーブの下端
と鋳物模型との間の隙間に入り込んだ鋳物砂も充分に締
め固められているので、鋳物砂が鋳物型窩へ落下した
り、溶湯流によって洗い流されることがない。
【0026】上述の鋳型造型用模型を使用して作った鋳
型は、次のような構造のものとなっている。すなわち、
図6に示したように、鋳物型窩19aの上方に押湯保温
スリーブ12aが付設されている鋳型であって、押湯保
温スリーブ12aが鋳物型窩から離れており、この距離
の間に鋳物砂が充填されている。この充填された鋳物砂
は相当な高さを持って堅固な環状部を形成し、鋳型の一
部をなしている。環状部の高さは、通常は、押湯保温ス
リーブの内径以下で、3mm以上である。
型は、次のような構造のものとなっている。すなわち、
図6に示したように、鋳物型窩19aの上方に押湯保温
スリーブ12aが付設されている鋳型であって、押湯保
温スリーブ12aが鋳物型窩から離れており、この距離
の間に鋳物砂が充填されている。この充填された鋳物砂
は相当な高さを持って堅固な環状部を形成し、鋳型の一
部をなしている。環状部の高さは、通常は、押湯保温ス
リーブの内径以下で、3mm以上である。
【0027】以上は、押湯保温スリーブの保持手段を鋳
物模型側に付設した例を示したが、押湯保温スリーブの
保持手段は、これを位置決め部材側に付設することもで
きる。図8は、ドーム状の盲押湯保温スリーブ22の下
端24を鋳物模型21から離して保持するための手段2
5を、位置決め部材23に付設した例を示している。保
持手段25は鋳物模型21と位置決め部材23の境界付
近において、位置決め部材23の周囲方向に等しい距離
をおいて複数個付設され、それぞれは上下方向に延びる
リブの形を呈している。各リブの上端は上に行くほど高
さが低くなって、押湯保温スリーブ22の内面に食い込
み易いようになっている。従って、位置決め部材23に
被せられた押湯保温スリーブ22は各リブの上端の食い
込みによって固定され、下端24と鋳物模型21との間
に隙間を残している。このために、造型の際にはこの隙
間に鋳物砂が入り込むこととなる。
物模型側に付設した例を示したが、押湯保温スリーブの
保持手段は、これを位置決め部材側に付設することもで
きる。図8は、ドーム状の盲押湯保温スリーブ22の下
端24を鋳物模型21から離して保持するための手段2
5を、位置決め部材23に付設した例を示している。保
持手段25は鋳物模型21と位置決め部材23の境界付
近において、位置決め部材23の周囲方向に等しい距離
をおいて複数個付設され、それぞれは上下方向に延びる
リブの形を呈している。各リブの上端は上に行くほど高
さが低くなって、押湯保温スリーブ22の内面に食い込
み易いようになっている。従って、位置決め部材23に
被せられた押湯保温スリーブ22は各リブの上端の食い
込みによって固定され、下端24と鋳物模型21との間
に隙間を残している。このために、造型の際にはこの隙
間に鋳物砂が入り込むこととなる。
【0028】図8では、保持手段25を別体に作って押
湯模型23側に付設したが、保持手段25は押湯模型と
一体に形成されていてもよい。
湯模型23側に付設したが、保持手段25は押湯模型と
一体に形成されていてもよい。
【0029】以上、この発明を開放押湯保温スリーブ、
ドーム状盲押湯保温スリーブ、上部下部がともにドーム
状の盲押湯保温スリーブの実施例について説明したが、
この発明は、上述した形状の押湯保温スリーブに限定さ
れず、図2のドーム状盲押湯保温スリーブ及び図3の頂
部平板型の盲押湯保温スリーブの頂部に比較的大きな孔
を開けて逆さまにし、平板の蓋を載せた盲押湯保温スリ
ーブ等他の形状の押湯保温スリーブにも適用できるもの
である。
ドーム状盲押湯保温スリーブ、上部下部がともにドーム
状の盲押湯保温スリーブの実施例について説明したが、
この発明は、上述した形状の押湯保温スリーブに限定さ
れず、図2のドーム状盲押湯保温スリーブ及び図3の頂
部平板型の盲押湯保温スリーブの頂部に比較的大きな孔
を開けて逆さまにし、平板の蓋を載せた盲押湯保温スリ
ーブ等他の形状の押湯保温スリーブにも適用できるもの
である。
【0030】
【発明の効果】この発明に係る鋳型造型用模型では、位
置決め部材に被せた押湯保温スリーブを鋳物模型から離
して保持するための手段が設けられているから、この模
型を使用して得られた鋳型は押湯保温スリーブの下端と
鋳物模型との間に、しっかり締め固められた鋳型環状部
が形成されることとなる。従って、鋳物砂が落下した
り、溶湯流によって洗い流されたりすることがない。ま
た、上記の保持手段を鋳物模型側又は位置決め部材側に
設けることができ、従って鋳型造型用模型を抜き去ると
きに同時に保持手段を鋳型から抜き去ることができるこ
ととなり、鋳型の製造が容易である。その結果、所望の
鋳型を容易に作ることができ、また砂かみのない良質の
鋳物を容易に作ることができる。この発明は、このよう
な利益をもたらすものである。
置決め部材に被せた押湯保温スリーブを鋳物模型から離
して保持するための手段が設けられているから、この模
型を使用して得られた鋳型は押湯保温スリーブの下端と
鋳物模型との間に、しっかり締め固められた鋳型環状部
が形成されることとなる。従って、鋳物砂が落下した
り、溶湯流によって洗い流されたりすることがない。ま
た、上記の保持手段を鋳物模型側又は位置決め部材側に
設けることができ、従って鋳型造型用模型を抜き去ると
きに同時に保持手段を鋳型から抜き去ることができるこ
ととなり、鋳型の製造が容易である。その結果、所望の
鋳型を容易に作ることができ、また砂かみのない良質の
鋳物を容易に作ることができる。この発明は、このよう
な利益をもたらすものである。
【図1】従来の鋳型造型用模型の使用状態を示した一部
切欠縦断面図である。
切欠縦断面図である。
【図2】従来の他の鋳型造型用模型の使用状態を示した
一部切欠縦断面図である。
一部切欠縦断面図である。
【図3】従来のさらに別の鋳型造型用模型の使用状態を
示した一部切欠縦断面図である。
示した一部切欠縦断面図である。
【図4】この発明に係る鋳型造型用模型の使用状態の初
期段階を示した一部切欠縦断面図である。
期段階を示した一部切欠縦断面図である。
【図5】図4に示した鋳型造型用模型の使用状態のさら
に進んだ段階を示した一部切欠縦断面図である。
に進んだ段階を示した一部切欠縦断面図である。
【図6】図5に示した鋳型造型用模型の使用状態のさら
に進んだ段階を示した一部切欠縦断面図である。
に進んだ段階を示した一部切欠縦断面図である。
【図7】この発明に係る他の鋳型造型用模型の使用状態
を示した一部切欠縦断面図である。
を示した一部切欠縦断面図である。
【図8】この発明に係る他の鋳型造型用模型の使用状態
を示した一部切欠縦断斜視図である。
を示した一部切欠縦断斜視図である。
1a、1b、1c、11a、11b、21 鋳物模
型 2a、2b、2c、12a、12b、22 押湯保
温スリーブ 3a、3b、3c、13a、13b、23 位置決
め部材 4a、4b、4c、14a、14b、24 押湯保
温スリーブの下端 15a、15b ピン 16a 鋳物砂 17a 環状部 18a 押湯 19a 鋳物型
窩 20b 孔 25 リブ
型 2a、2b、2c、12a、12b、22 押湯保
温スリーブ 3a、3b、3c、13a、13b、23 位置決
め部材 4a、4b、4c、14a、14b、24 押湯保
温スリーブの下端 15a、15b ピン 16a 鋳物砂 17a 環状部 18a 押湯 19a 鋳物型
窩 20b 孔 25 リブ
Claims (6)
- 【請求項1】 鋳物型窩を作るための鋳物模型に、押湯
保温スリーブの位置を決めるための位置決め部材を一体
に付設した鋳型造型用模型において、位置決め部材に被
せた押湯保温スリーブを鋳物模型から離して保持するた
めの手段を、鋳物模型と位置決め部材との境界付近に設
けたことを特徴とする、鋳型造型用模型。 - 【請求項2】 上記手段が、鋳物模型側に付設されてい
るピンであることを特徴とする、請求項1に記載の鋳型
造型用模型。 - 【請求項3】 上記手段が、位置決め部材の表面で下端
から上に向かって延びるリブであることを特徴とする、
請求項1に記載の鋳型造型用模型。 - 【請求項4】 リブの上部が上端に近づくに従って突出
高を小さくして先細となっていることを特徴とする、請
求項3に記載の鋳型造型用模型。 - 【請求項5】 請求項1−4の何れかの項に記載の鋳型
造型用模型を用い、位置決め部材に押湯保温スリーブを
被せ、鋳型造型用模型の周りに鋳物砂を充填して締め固
め、その後鋳型造型用模型を抜き去って、あとに鋳物型
窩を形成するとともに押湯保温スリーブを残すことを特
徴とする、鋳型の製造方法。 - 【請求項6】 鋳物型窩の上方及び/又は側方に押湯保
温スリーブが付設されている鋳型において、押湯保温ス
リーブが鋳物型窩から或る距離だけ離れており、その距
離は3mm以上であって押湯保温スリーブの内径以下で
あり、その距離の間には鋳物砂が充填されていることを
特徴とする、鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7830596A JPH09239489A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 鋳型造型用模型及び鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7830596A JPH09239489A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 鋳型造型用模型及び鋳型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09239489A true JPH09239489A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13658225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7830596A Withdrawn JPH09239489A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 鋳型造型用模型及び鋳型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09239489A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005095020A3 (de) * | 2004-03-31 | 2006-06-15 | Luengen Gmbh & Co Kg As | Speiser mit verformbarer tülle |
| WO2005095021A3 (de) * | 2004-04-02 | 2007-08-02 | Luengen Gmbh & Co Kg As | Schirm- oder dübelspeiser |
| CN100408225C (zh) * | 2003-10-28 | 2008-08-06 | 福塞科国际有限公司 | 用于金属铸造的供料器元件和供料器系统 |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP7830596A patent/JPH09239489A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100408225C (zh) * | 2003-10-28 | 2008-08-06 | 福塞科国际有限公司 | 用于金属铸造的供料器元件和供料器系统 |
| WO2005095020A3 (de) * | 2004-03-31 | 2006-06-15 | Luengen Gmbh & Co Kg As | Speiser mit verformbarer tülle |
| WO2005095021A3 (de) * | 2004-04-02 | 2007-08-02 | Luengen Gmbh & Co Kg As | Schirm- oder dübelspeiser |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |