JPH09239910A - 即席麺容器用蓋材 - Google Patents
即席麺容器用蓋材Info
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- JPH09239910A JPH09239910A JP8056147A JP5614796A JPH09239910A JP H09239910 A JPH09239910 A JP H09239910A JP 8056147 A JP8056147 A JP 8056147A JP 5614796 A JP5614796 A JP 5614796A JP H09239910 A JPH09239910 A JP H09239910A
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- Japan
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- thin paper
- instant noodle
- lid
- ultraviolet absorber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アルミニウム箔を使用しなくとも紫外線吸収効
果を有し、内容物の変色や酸化を生じない薄紙を用いた
即席麺用蓋材を提供すること。 【解決手段】薄紙に少なくともポリオレフィン系樹脂が
積層されている蓋材であって、前記ポリオレフィン系樹
脂が積層されていない方の面には、紫外線吸収剤が塗布
されていること。
果を有し、内容物の変色や酸化を生じない薄紙を用いた
即席麺用蓋材を提供すること。 【解決手段】薄紙に少なくともポリオレフィン系樹脂が
積層されている蓋材であって、前記ポリオレフィン系樹
脂が積層されていない方の面には、紫外線吸収剤が塗布
されていること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、即席麺容器用の蓋
材に関し、特に紙カップやプラスチックカップの蓋材に
関するものである。
材に関し、特に紙カップやプラスチックカップの蓋材に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、即席麺用の容器として、紙カップ
やプラスチックカップが使用されている。この場合の蓋
材としては、店頭に陳列された際、蛍光灯の光により内
容物である即席麺が変色したり、酸化したりする現象を
防止するため、薄紙/アルミニウム箔/ポリエチレン構
成等、アルミニウム箔を使用した構成の蓋材が使用され
てきた。アルミニウム箔を使用すると、光遮断性、ガス
バリヤー性、水蒸気バリヤー性(透湿度)といった内容
物を保護するという面は格段に良くなるが、包装の合理
化とか、廃棄物の処理といった環境面から見ると、アル
ミニウム箔を使用することが最良の方法とはいえないと
いうのが昨今の状況である。
やプラスチックカップが使用されている。この場合の蓋
材としては、店頭に陳列された際、蛍光灯の光により内
容物である即席麺が変色したり、酸化したりする現象を
防止するため、薄紙/アルミニウム箔/ポリエチレン構
成等、アルミニウム箔を使用した構成の蓋材が使用され
てきた。アルミニウム箔を使用すると、光遮断性、ガス
バリヤー性、水蒸気バリヤー性(透湿度)といった内容
物を保護するという面は格段に良くなるが、包装の合理
化とか、廃棄物の処理といった環境面から見ると、アル
ミニウム箔を使用することが最良の方法とはいえないと
いうのが昨今の状況である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、薄紙を用い
た即席麺容器用蓋材に関する上記のような問題点を除去
するためになされたもので、アルミニウム箔を使用しな
くとも紫外線吸収効果を有し、内容物の変色や酸化を生
じない薄紙を用いた即席麺容器用蓋材を提供することを
目的とする。
た即席麺容器用蓋材に関する上記のような問題点を除去
するためになされたもので、アルミニウム箔を使用しな
くとも紫外線吸収効果を有し、内容物の変色や酸化を生
じない薄紙を用いた即席麺容器用蓋材を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
薄紙に少なくともポリオレフィン系樹脂が積層されてい
る蓋材であって、前記薄紙のポリオレフィン系樹脂が積
層されていない方の面には、紫外線吸収剤を塗布したこ
とを特徴とする即席麺容器用蓋材である。
薄紙に少なくともポリオレフィン系樹脂が積層されてい
る蓋材であって、前記薄紙のポリオレフィン系樹脂が積
層されていない方の面には、紫外線吸収剤を塗布したこ
とを特徴とする即席麺容器用蓋材である。
【0005】また、第2の発明は、薄紙に少なくともポ
リオレフィン系樹脂が積層されている蓋材であって、前
記ポリオレフィン系樹脂には、紫外線吸収剤が練り込ま
れていることを特徴とする即席麺容器用蓋材である。
リオレフィン系樹脂が積層されている蓋材であって、前
記ポリオレフィン系樹脂には、紫外線吸収剤が練り込ま
れていることを特徴とする即席麺容器用蓋材である。
【0006】また、第3の発明は、前記紫外線吸収剤と
して、有機系紫外線吸収剤を用いたことを特徴とする即
席麺容器用蓋材である。
して、有機系紫外線吸収剤を用いたことを特徴とする即
席麺容器用蓋材である。
【0007】また、第4の発明は、前記紫外線吸収剤の
添加量は0.5〜5%であることを特徴とする即席麺容
器用蓋材である。
添加量は0.5〜5%であることを特徴とする即席麺容
器用蓋材である。
【0008】また、第5の発明は、前記薄紙のポリオレ
フィン系樹脂が積層されている方の面には、アクリル系
樹脂が塗布されていることを特徴とする即席麺容器用蓋
材である。
フィン系樹脂が積層されている方の面には、アクリル系
樹脂が塗布されていることを特徴とする即席麺容器用蓋
材である。
【0009】このように本発明によれば、1〜15g/
m2 の有機系紫外線吸収剤を薄紙に塗布あるいは薄紙に
積層されているポリオレフィン系樹脂に練り込ませるこ
とによって、即席麺容器用蓋材に紫外線吸収効果を持た
せているので、即席麺の酸化や変色を防止することがで
きる。また、薄紙にはアクリル系樹脂が塗布されている
ので、蓋材を容器から剥がす際、蓋材の紙が破れたり容
器に紙が残ってしまうということがなく、蓋材が容器か
ら綺麗に剥がれる。
m2 の有機系紫外線吸収剤を薄紙に塗布あるいは薄紙に
積層されているポリオレフィン系樹脂に練り込ませるこ
とによって、即席麺容器用蓋材に紫外線吸収効果を持た
せているので、即席麺の酸化や変色を防止することがで
きる。また、薄紙にはアクリル系樹脂が塗布されている
ので、蓋材を容器から剥がす際、蓋材の紙が破れたり容
器に紙が残ってしまうということがなく、蓋材が容器か
ら綺麗に剥がれる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下実施例により本発明を詳細に
説明する。本発明の即席麺容器用蓋材は、2つの方法に
より作製可能となる。第1の方法は紫外線吸収剤を薄紙
に塗布する方法で、その層構成は、例えば図1に示すよ
うに、薄紙11の片面に紫外線吸収剤12を含有する塗
布液が塗布され、薄紙11のもう片面には、アクリル樹
脂層13を設け、薄紙11の、アクリル樹脂層13を設
けた面にポリオレフィン系樹脂14が積層された構成と
なっている。
説明する。本発明の即席麺容器用蓋材は、2つの方法に
より作製可能となる。第1の方法は紫外線吸収剤を薄紙
に塗布する方法で、その層構成は、例えば図1に示すよ
うに、薄紙11の片面に紫外線吸収剤12を含有する塗
布液が塗布され、薄紙11のもう片面には、アクリル樹
脂層13を設け、薄紙11の、アクリル樹脂層13を設
けた面にポリオレフィン系樹脂14が積層された構成と
なっている。
【0011】第2の方法は紫外線吸収剤をポリオレフィ
ン系樹脂に練り込む方法で、その層構成は、例えば図2
に示すように、薄紙11の片面にアクリル樹脂層13を
設け、このアクリル樹脂層面に、紫外線吸収剤を練り込
んだポリオレフィン系樹脂24をフィルム状にして積層
した構成となっている。
ン系樹脂に練り込む方法で、その層構成は、例えば図2
に示すように、薄紙11の片面にアクリル樹脂層13を
設け、このアクリル樹脂層面に、紫外線吸収剤を練り込
んだポリオレフィン系樹脂24をフィルム状にして積層
した構成となっている。
【0012】薄紙11としては、坪量50〜100g/
m2 程度の純白ロール紙、A模造紙、片アート紙等が好
ましく使用できる。薄紙11の上に必要に応じて印刷層
(図示せず)を設けても良い。
m2 程度の純白ロール紙、A模造紙、片アート紙等が好
ましく使用できる。薄紙11の上に必要に応じて印刷層
(図示せず)を設けても良い。
【0013】薄紙11の片面に設ける紫外線吸収剤を含
有する紫外線吸収剤塗布層12は、ウレタン系、アクリ
ル系等のバインダー樹脂100重量部に、後記する紫外
線吸収剤を0.5〜5重量部添加して得られた塗布液
を、グラビア方式等公知の塗布方法により、上記薄紙1
1の片面に塗布量が1〜15g/m2 になるように調節
しながら塗布して乾燥することにより得られる。紫外線
吸収剤の添加量が0.5重量部以下になると紫外線吸収
効果が低下し、5重量部以上になるとバインダー樹脂へ
の分散性が悪くなったりして好ましくない。なお、紫外
線吸収剤塗布層12の塗布面は、図1に示す本実施例で
は後記するアクリル樹脂層13を設けない方の面とした
が、アクリル樹脂層を設けた方の面の上に重ねて紫外線
吸収剤塗布層12を設けても構わない。
有する紫外線吸収剤塗布層12は、ウレタン系、アクリ
ル系等のバインダー樹脂100重量部に、後記する紫外
線吸収剤を0.5〜5重量部添加して得られた塗布液
を、グラビア方式等公知の塗布方法により、上記薄紙1
1の片面に塗布量が1〜15g/m2 になるように調節
しながら塗布して乾燥することにより得られる。紫外線
吸収剤の添加量が0.5重量部以下になると紫外線吸収
効果が低下し、5重量部以上になるとバインダー樹脂へ
の分散性が悪くなったりして好ましくない。なお、紫外
線吸収剤塗布層12の塗布面は、図1に示す本実施例で
は後記するアクリル樹脂層13を設けない方の面とした
が、アクリル樹脂層を設けた方の面の上に重ねて紫外線
吸収剤塗布層12を設けても構わない。
【0014】紫外線吸収剤としては、サリチル酸誘導
体、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導
体、シアノアクリレート誘導体等の有機系紫外線吸収剤
を使用することができる。
体、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導
体、シアノアクリレート誘導体等の有機系紫外線吸収剤
を使用することができる。
【0015】アクリル樹脂層13は、蓋材を容器本体か
ら剥がす際、蓋材が破れることなく容器本体から剥がれ
るようにする役割を担っており、アクリル樹脂の溶液
を、グラビア方式等公知の塗布方法により、上記薄紙1
1の紫外線吸収剤塗布層12を設けない方の片面に、塗
布量が10g/m2 程度になるように調節しながら塗布
して乾燥することにより得られる。
ら剥がす際、蓋材が破れることなく容器本体から剥がれ
るようにする役割を担っており、アクリル樹脂の溶液
を、グラビア方式等公知の塗布方法により、上記薄紙1
1の紫外線吸収剤塗布層12を設けない方の片面に、塗
布量が10g/m2 程度になるように調節しながら塗布
して乾燥することにより得られる。
【0016】ポリオレフィン系樹脂14としては、ポリ
エチレン、ポリオレフィン系接着樹脂等が好ましく使用
でき、容器本体の材質構成によって適宜選択して使用す
る。
エチレン、ポリオレフィン系接着樹脂等が好ましく使用
でき、容器本体の材質構成によって適宜選択して使用す
る。
【0017】薄紙11とポリオレフィン系樹脂14との
積層は押出しコート法、またポリオレフィン系樹脂14
が例えば、低密度ポリエチレン樹脂14aと接着性ポリ
オレフィン樹脂(LTS)14b等の二層構成となる場
合は多層押出しコート法等の公知の積層方法により行え
ば良い。
積層は押出しコート法、またポリオレフィン系樹脂14
が例えば、低密度ポリエチレン樹脂14aと接着性ポリ
オレフィン樹脂(LTS)14b等の二層構成となる場
合は多層押出しコート法等の公知の積層方法により行え
ば良い。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例をさらに具体的に説明
する。 〈実施例1〉薄紙11である坪量100g/m2 の純白
ロール紙に、下記処方の紫外線吸収剤入り塗布液をグラ
ビア方式により、2g/m2 (ドライ)塗布し、紫外線
吸収剤塗布層12を形成させた。 塗布液処方 ウレタン系樹脂 100重量部 紫外線吸収剤 2重量部 溶剤(トルエン、酢酸エチル混合溶剤) 200重量部
する。 〈実施例1〉薄紙11である坪量100g/m2 の純白
ロール紙に、下記処方の紫外線吸収剤入り塗布液をグラ
ビア方式により、2g/m2 (ドライ)塗布し、紫外線
吸収剤塗布層12を形成させた。 塗布液処方 ウレタン系樹脂 100重量部 紫外線吸収剤 2重量部 溶剤(トルエン、酢酸エチル混合溶剤) 200重量部
【0019】つぎに、紫外線吸収剤塗布層12を形成さ
せた薄紙11の紫外線吸収剤塗布層を形成していない方
の面に、下記処方のアクリル塗布液をグラビア方式によ
り、10g/m2 (ドライ)塗布し、アクリル樹脂層1
3を形成させた。 塗布液処方 アクリル系樹脂液 100重量部 溶剤(水) 100重量部
せた薄紙11の紫外線吸収剤塗布層を形成していない方
の面に、下記処方のアクリル塗布液をグラビア方式によ
り、10g/m2 (ドライ)塗布し、アクリル樹脂層1
3を形成させた。 塗布液処方 アクリル系樹脂液 100重量部 溶剤(水) 100重量部
【0020】続いて、上記薄紙11のアクリル樹脂層を
形成させた方の面に、低密度ポリエチレン樹脂14a
(厚み20μm)、接着性ポリオレフィン樹脂(LT
S、商品名 EL−550、大日本インキ化学工業株式
会社製)14b(厚み25μm)を多層押出しコート法
によりこの順に積層し、 紫外線吸収剤塗布層12/1
00g/m2 純白ロール紙11/アクリル樹脂層13/
20μm厚低密度ポリエチレン14a/25μm接着性
ポリオレフィン14b 構成のロール状蓋材を作製した
(図3参照)。
形成させた方の面に、低密度ポリエチレン樹脂14a
(厚み20μm)、接着性ポリオレフィン樹脂(LT
S、商品名 EL−550、大日本インキ化学工業株式
会社製)14b(厚み25μm)を多層押出しコート法
によりこの順に積層し、 紫外線吸収剤塗布層12/1
00g/m2 純白ロール紙11/アクリル樹脂層13/
20μm厚低密度ポリエチレン14a/25μm接着性
ポリオレフィン14b 構成のロール状蓋材を作製した
(図3参照)。
【0021】最後に、このロール状蓋材から所望の形状
の蓋材に打ち抜き即席麺用蓋材10を作製した。
の蓋材に打ち抜き即席麺用蓋材10を作製した。
【0022】〈実施例2〉実施例1からアクリル樹脂層
13を除いた構成の蓋材10aを実施例1と同様の方法
により作製した(詳細な説明は省略する)。その層構成
は、紫外線吸収剤塗布層12/100g/m2 純白ロー
ル紙11/20μm厚低密度ポリエチレン14a/25
μm厚接着性ポリオレフィン14bである(図4参
照)。
13を除いた構成の蓋材10aを実施例1と同様の方法
により作製した(詳細な説明は省略する)。その層構成
は、紫外線吸収剤塗布層12/100g/m2 純白ロー
ル紙11/20μm厚低密度ポリエチレン14a/25
μm厚接着性ポリオレフィン14bである(図4参
照)。
【0023】〈比較例1〉実施例2から紫外線吸収剤塗
布層12を除いた構成の蓋材50を実施例1と同様の方
法により作製した(詳細な説明は省略する)。その層構
成は、70g/m2 純白ロール紙11/20μm厚低密
度ポリエチレン14a/25μm接着性ポリオレフィン
14b である(図5参照)。
布層12を除いた構成の蓋材50を実施例1と同様の方
法により作製した(詳細な説明は省略する)。その層構
成は、70g/m2 純白ロール紙11/20μm厚低密
度ポリエチレン14a/25μm接着性ポリオレフィン
14b である(図5参照)。
【0024】〈比較例2〉従来からのアルミニウム箔を
使用した層構成の一例である。すなわち、薄紙11であ
る70g/m2 純白ロール紙と7μm厚アルミニウム箔
63とを低密度ポリエチレン62(20μm厚)でサン
ドラミし、この積層紙のアルミニウム箔側に接着性ポリ
オレフィン樹脂(LTS)64を25μm押出しラミし
て、70g/m2 純白ロール紙11/20μm厚低密度
ポリエチレン62/7μm厚アルミニウム箔63/25
μm厚接着性ポリオレフィン64 構成からなる蓋材6
0を作製した(図6参照)。
使用した層構成の一例である。すなわち、薄紙11であ
る70g/m2 純白ロール紙と7μm厚アルミニウム箔
63とを低密度ポリエチレン62(20μm厚)でサン
ドラミし、この積層紙のアルミニウム箔側に接着性ポリ
オレフィン樹脂(LTS)64を25μm押出しラミし
て、70g/m2 純白ロール紙11/20μm厚低密度
ポリエチレン62/7μm厚アルミニウム箔63/25
μm厚接着性ポリオレフィン64 構成からなる蓋材6
0を作製した(図6参照)。
【0025】作製した実施例、比較例、合計4種類の蓋
材の光透過率、内容物の褪色性および開封時の蓋材の破
れを評価するため、以下に示す試験方法に従ってチェッ
ク、測定した。その結果を表1に示す。 蓋材の光透過率‥‥330タイプ分光光度計(日立製作
所製)を用い紫外領域878〜350nmでの透過率を
測定、スキャンスピード 100mm/分。 内容物の褪色性‥‥ネギ、即席麺、乾燥えびを充填した
内容量50gのビーズ発泡タイプのポリスチレン容器
(以下EPSと略称する)を上記4種類の蓋材で密封す
る。この密封した各容器を600ルクス蛍光灯下に1週
間放置する。その後開封して容器内内容物の褪色程度を
目視観察する。 ○ ‥‥ 褪色なし。 × ‥‥ 褪色あり。 開封時の蓋材の破れ‥‥EPSと各蓋材をカップシーラ
ーで、シール温度を変化させ、シール圧力 2kg/c
m2 、シール時間 0.8秒の条件でシールし、その後
蓋材を開封して開封状態を観察する。 ○ ‥‥ 蓋材が破れず、EPSからきれいに剥がれ
る。 × ‥‥ 蓋材が破れ、EPSからきれいに剥がれな
い。
材の光透過率、内容物の褪色性および開封時の蓋材の破
れを評価するため、以下に示す試験方法に従ってチェッ
ク、測定した。その結果を表1に示す。 蓋材の光透過率‥‥330タイプ分光光度計(日立製作
所製)を用い紫外領域878〜350nmでの透過率を
測定、スキャンスピード 100mm/分。 内容物の褪色性‥‥ネギ、即席麺、乾燥えびを充填した
内容量50gのビーズ発泡タイプのポリスチレン容器
(以下EPSと略称する)を上記4種類の蓋材で密封す
る。この密封した各容器を600ルクス蛍光灯下に1週
間放置する。その後開封して容器内内容物の褪色程度を
目視観察する。 ○ ‥‥ 褪色なし。 × ‥‥ 褪色あり。 開封時の蓋材の破れ‥‥EPSと各蓋材をカップシーラ
ーで、シール温度を変化させ、シール圧力 2kg/c
m2 、シール時間 0.8秒の条件でシールし、その後
蓋材を開封して開封状態を観察する。 ○ ‥‥ 蓋材が破れず、EPSからきれいに剥がれ
る。 × ‥‥ 蓋材が破れ、EPSからきれいに剥がれな
い。
【0026】
【表1】
【0027】表1から考察すると、紫外線吸収剤塗布層
を形成させ、かつ、紫外線吸収剤塗布層を形成させない
方の面にアクリル樹脂層を形成させた蓋材は、内容物の
褪色が無く、広いシール温度範囲で開封時の蓋材の破れ
も無いことがわかる(実施例1)。一方、紫外線吸収剤
塗布層を形成させない蓋材や、アクリル樹脂層を形成さ
せない蓋材は、内容物が褪色したり、開封時に蓋材が破
れたりして、即席麺用の蓋材として不十分であることが
わかる(比較例1)。
を形成させ、かつ、紫外線吸収剤塗布層を形成させない
方の面にアクリル樹脂層を形成させた蓋材は、内容物の
褪色が無く、広いシール温度範囲で開封時の蓋材の破れ
も無いことがわかる(実施例1)。一方、紫外線吸収剤
塗布層を形成させない蓋材や、アクリル樹脂層を形成さ
せない蓋材は、内容物が褪色したり、開封時に蓋材が破
れたりして、即席麺用の蓋材として不十分であることが
わかる(比較例1)。
【0028】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、有機系紫
外線吸収剤を薄紙に塗布し、かつ、有機系紫外線吸収剤
を塗布しない方の面にアクリル系樹脂を塗布した蓋材
は、即席麺用蓋材として適していることがわかる。従来
用いられているアルミニウム箔を用いた蓋材と比較して
も性能面で遜色ないことがわかる。アルミニウム箔を使
用していないため、包装の合理化、廃棄物の処理のし易
さといった面からは本発明の蓋材は好ましく使用でき
る。
外線吸収剤を薄紙に塗布し、かつ、有機系紫外線吸収剤
を塗布しない方の面にアクリル系樹脂を塗布した蓋材
は、即席麺用蓋材として適していることがわかる。従来
用いられているアルミニウム箔を用いた蓋材と比較して
も性能面で遜色ないことがわかる。アルミニウム箔を使
用していないため、包装の合理化、廃棄物の処理のし易
さといった面からは本発明の蓋材は好ましく使用でき
る。
【図1】本発明の即席麺容器用蓋材の一実施例の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】本発明の即席麺容器用蓋材の別の実施例の構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】本発明の即席麺容器用蓋材の一実施例のさらに
具体的な構成を示す説明図である。
具体的な構成を示す説明図である。
【図4】本発明の即席麺容器用蓋材の別の実施例のさら
に具体的な構成を示す説明図である。
に具体的な構成を示す説明図である。
【図5】本発明の即席麺容器用蓋材とは別の蓋材の構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図6】本発明の即席麺容器用蓋材とはさらに別の蓋材
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
10‥‥即席麺容器用蓋材 10a‥即席麺容器用蓋材 11‥‥薄紙 12‥‥紫外線吸収剤塗布層 13‥‥アクリル樹脂層 14‥‥ポリオレフィン系樹脂 14a‥低密度ポリエチレン 14b‥接着性ポリオレフィン樹脂 24‥‥紫外線吸収剤入りポリオレフィン系樹脂 50‥‥蓋材 60‥‥蓋材 62‥‥低密度ポリエチレン 63‥‥アルミニウム箔 64‥‥接着性ポリオレフィン樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/32 B32B 27/32 Z B65D 77/20 B65D 77/20 L
Claims (5)
- 【請求項1】薄紙に少なくともポリオレフィン系樹脂が
積層されている蓋材であって、 前記薄紙のポリオレフィン系樹脂が積層されていない方
の面には、紫外線吸収剤を塗布したことを特徴とする即
席麺容器用蓋材。 - 【請求項2】薄紙に少なくともポリオレフィン系樹脂が
積層されている蓋材であって、 前記ポリオレフィン系樹脂には、紫外線吸収剤が練り込
まれていることを特徴とする即席麺容器用蓋材。 - 【請求項3】前記紫外線吸収剤として、有機系紫外線吸
収剤を用いたことを特徴とする請求項1または2に記載
の即席麺容器用蓋材。 - 【請求項4】前記紫外線吸収剤の添加量は0.5〜5%
であることを特徴とする請求項3に記載の即席麺容器用
蓋材。 - 【請求項5】前記薄紙のポリオレフィン系樹脂が積層さ
れている方の面には、アクリル系樹脂が塗布されている
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の即
席麺容器用蓋材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056147A JPH09239910A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 即席麺容器用蓋材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056147A JPH09239910A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 即席麺容器用蓋材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09239910A true JPH09239910A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13018981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8056147A Pending JPH09239910A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 即席麺容器用蓋材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09239910A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000281096A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 蓋 材 |
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1996
- 1996-03-13 JP JP8056147A patent/JPH09239910A/ja active Pending
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