JPH09239979A - インクジェットヘッド及びその製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09239979A
JPH09239979A JP5714396A JP5714396A JPH09239979A JP H09239979 A JPH09239979 A JP H09239979A JP 5714396 A JP5714396 A JP 5714396A JP 5714396 A JP5714396 A JP 5714396A JP H09239979 A JPH09239979 A JP H09239979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
photosensitive resin
ink flow
liquid chamber
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5714396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tsunoda
慎一 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5714396A priority Critical patent/JPH09239979A/ja
Publication of JPH09239979A publication Critical patent/JPH09239979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク流路を形成する各層間で段差が発生し
て気泡が滞留し、インク吐出特性にバラツキがある。 【解決手段】 第1、第2感光性樹脂層13、14の同
一のインク流路(共通液室19)形状を形成している部
分で第1、第2感光性樹脂層13、14間の段差がない
構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットヘッ
ド及びその製造方法に関し、特にインク流路を複層構造
で形成するインクジェットヘッド及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録時の振
動、騒音が殆どなく、カラー化が容易なことから、コン
ピュータ等のデジタル処理装置のデータを出力するプリ
ンタの他、ファクシミリやコピー等にも用いられるよう
になっている。このようなインクジェット記録装置は、
インク滴を吐出するためのノズルと、ノズルに対応して
設けた電気機械変換素子や電気熱変換体などのアクチュ
エータ素子と、このアクチュエータ素子で加圧されるイ
ンク流路(以下、「加圧液室」と称する。)を備えたイ
ンクジェットヘッドを記録ヘッドに用いて、記録信号に
応じてノズルからインク滴を記録媒体(インク滴が付着
するもの)に吐出することによって、高速、高解像度、
高品質の記録を行なうものである。
【0003】ところで、インクジェット記録装置に対す
る高速、高画質化の要求に伴ってインクジェットヘッド
のノズルの集積度の高密度化、ノズル径の微細化が必要
になっている。そのために、液室構造の集積度の向上や
流体的にバランスをとるための流体抵抗部の微細化が不
可欠になっている。
【0004】しかし、一方で、飛翔インク滴体積を確保
しなければ画質が低下するために、加圧液室や加圧液室
にインクを供給するためのインク流路(以下、「共通液
室」と称する。)の体積をあまり縮小することができな
い。そこで、ノズル配列方向のピッチを大きくすること
で液室体積を確保することは集積度の低下を招くため
に、ノズル配列方向と垂直な方向、主に厚み方向を厚く
することによって液室体積の確保を図るようにしてい
る。
【0005】したがって、液室部には共通液室と加圧液
室との間のインク供給路となる厚さの薄い流体抵抗部
と、厚さの厚い加圧液室、共通液室が必要になり、これ
らを任意に形成するために、厚み方向に金属板或いはド
ライフィルムレジスト等の薄層部材を積層してインク流
路を形成するインクジェットヘッドが種々提案されてい
る(例えば、特開平4−158045号公報、特開平4
−216951号公報等)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに金属板或いはドライフィルムレジスト等の薄層部材
を積層してインク流路を形成するようにした場合、各層
を貼り合わせる際に複数層に跨がって形成される加圧液
室などの部位に位置ずれによる段差が発生する。このよ
うな段差は、インク中の気泡が滞留する(気泡トラッ
プ)原因となり、インク噴射(吐出)特性のバラツキを
発生させる。特に複数のノズルを有するマルチノズルイ
ンクジェットヘッドにあっては、各ノズル間でのインク
噴射特性のバラツキにつながり、画質を低下させる。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、液室構造の段差をなくしてインク噴射特性のバラ
ツキを低減し、画像品質を向上することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェットヘッドは、複数の薄層部
材でインク流路のすべて又は一部を形成するインクジェ
ットヘッドにおいて、前記複数の薄層部材は1層又は複
数層ごとに異なるインク流路パターン形状を有すると共
に、各層間の略同一のインク流路形状を形成している部
分で各層間の段差がない構造とした。
【0009】請求項2のインクジェットヘッドは、上記
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、前記複数の
薄層部材の1つがノズルを形成するノズルプレートであ
る構成とした。
【0010】請求項3のインクジェットヘッドは、上記
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、前記
複数の薄層部材のうちの少なくともいずれかが感光性樹
脂からなる構成とした。
【0011】請求項4のインクジェットヘッドは、上記
請求項1乃至3のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、前記インク流路が、アクチュエータ素子で加圧さ
れる加圧液室、加圧液室にインクを供給する共通液室の
少なくともいずれかである構成とした。
【0012】請求項5のインクジェットヘッドの製造方
法は、基材上に異なる流路パターンを有する複数の感光
性樹脂層を積層してインク流路を形成するインクジェッ
トヘッドの製造方法において、ネガ型感光性樹脂を用い
て、2以上の感光性樹脂層で略同一のインク流路形状を
形成する感光性樹脂層について、前記略同一のインク流
路形状を形成する部分をこのインク流路形状よりも広い
領域を露光不可能とするマスクパターンを用いて露光
し、順次積層、露光した後、前記略同一のインク流路形
状を形成する最終の感光性樹脂層について、前記略同一
のインク流路形状を形成する部分をこのインク流路形状
と略同じ領域を露光不可能とするマスクパターンを用い
て露光した後、少なくとも前記略同一のインク流路形状
を形成する2以上の感光性樹脂層を一括して現像する構
成とした。
【0013】請求項6のインクジェットヘッドの製造方
法は、基材上に異なる流路パターンを有する複数の感光
性樹脂層を積層してインク流路を形成するインクジェッ
トヘッドの製造方法において、ポジ型感光性樹脂を用い
て、2以上の感光性樹脂層で略同一のインク流路形状を
形成する感光性樹脂層について、前記略同一のインク流
路形状を形成する部分をこのインク流路形状よりも狭い
領域を露光可能とするマスクパターンを用いて露光し、
順次積層、露光した後、前記略同一のインク流路形状を
形成する最終の感光性樹脂層について、前記略同一のイ
ンク流路形状を形成する部分をこのインク流路形状と略
同じ領域を露光可能とするマスクパターンを用いて露光
した後、少なくとも前記略同一のインク流路形状を形成
する2以上の感光性樹脂層を一括して現像する構成とし
た。
【0014】請求項7のインクジェットヘッドの製造方
法は、上記請求項5又は6のインクジェットヘッドの製
造方法において、3層以上の感光性樹脂層で前記インク
流路を形成し、最後に積層した感光性樹脂層を露光した
後、すべての感光性樹脂層を一括して現像する構成とし
た。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明を適用するイン
クジェットヘッドの外観斜視図、図2は図1のA−A線
に沿う要部拡大断面図、図3は図1のB−B線に沿う要
部拡大断面図である。
【0016】このインクジェットヘッドは、アクチュエ
ータユニット1と、このアクチュエータユニット1上に
接合した液室ユニット2とからなる。アクチュエータユ
ニット1は、絶縁基板3上に複数の積層型圧電素子を列
状に設けた2列の圧電素子列4,4と、これら2列の圧
電素子列4,4の周囲を取り囲むフレーム5を接着剤6
によって接合している。圧電素子列4は、インクを液滴
化して飛翔させるための駆動パルスが与えられる複数の
アクチュエータ素子である圧電素子7,7…と、これら
の圧電素子7,7間に位置して、駆動パルスが与えられ
ない支柱部となる複数の圧電素子8,8…とを交互に配
置してなる。
【0017】液室ユニット2は、ダイアフラム部11を
有する振動板12上に感光性樹脂フィルム(ドライフィ
ルムレジスト)で形成した第1感光性樹脂層13、第2
感光性樹脂層14、第3感光性樹脂層15及びノズル1
6を有するノズルプレート17を順次積層して各圧電素
子7,7…に対応するインク流路である複数の加圧液室
18,18…、各加圧液室18,18…にインクを供給
するインク流路である複数の共通液室19,19、共通
液室19と加圧液室18を連通するインク流路である流
体抵抗部を兼ねたインク供給路20,20をそれぞれ形
成している。
【0018】この液室ユニット2の振動板12は、Ni
(ニッケル)の金属プレートからなり、エレクトロフォ
ーミング(電鋳)工法によって製造している。この振動
板12は、図3に示すように第3感光性樹脂層15側を
平坦面とし、チャンネル方向と直交する方向では圧電素
子7側にそれぞれ厚みの異なるダイアフラム領域12
a、接合領域12b及び逃げ領域12cを形成して、圧
電素子7,7…に対応してダイアフラム部11、11…
を形成したものである。
【0019】この振動板12のダイアフラム領域12a
は、最も厚みの薄い領域(薄肉部)であって、厚さを3
〜10μm程度にしたダイアフラム部11のダイアフラ
ム領域(圧電素子7の変位に応じて変形する弾性部分)
である。また、接合領域12bは、最も厚みの厚い領域
(厚肉部)であり、圧電素子7,圧電素子8及びフレー
ム5との接合領域であって、例えば20μm程度以上の
厚さに形成している。この場合、図4に示すようにチャ
ンネル方向と直交する方向では、各接合領域12bの
内、圧電素子8に対応する部分は、液室ユニット2を圧
電素子8に接合するための梁部12eとなる。更に、逃
げ領域12cは、中間の厚さの領域であって、圧電素子
7との接触を避けるための領域である。
【0020】この振動板12を形成する材料は、圧電素
子7による加圧力を加圧液室18に伝搬できる弾性部分
を形成でき、インクに対する耐液性がよく、低透湿性の
ものであればよい。ただし、この振動板12としては、
圧電素子8と高い剛性で接合する上で、ヤング率を10
0Kg/mm2以上とした非弾性材料を用いることが好まし
い。ここでは、上述したようにエレクトロンフォーミン
グ工法(電鋳)によって製造したNi(ニッケル)の金
属プレートを用いているが、この他SUS等の金属膜、
非常に薄い低透湿性の樹脂膜、例えばポリフェニレンサ
ルファイド、ポリイミド、ポリエーテルサルフォン、ポ
リクロロトリフルオロエチレン、アラミド等の樹脂膜を
用いることもできる。
【0021】また、ノズルプレート17にはインク滴を
飛翔させるための微細孔である多数のノズル16を形成
しており、このノズル16の径はインク滴出口側の直径
で35μm以下に形成している。このノズルプレート1
7も振動板12と同様にエレクトロンフォーミング工法
(電鋳)によって製造したNi(ニッケル)の金属プレ
ートを用いているが、Si、その他の金属材料を用いる
こともできる。なお、実際には、1列32〜64個のノ
ズル16を2列配列した64〜128個構成で1つのイ
ンクジェットヘッドを製作するが、この64〜128個
のノズル16を有するノズルプレート17の品質は、イ
ンクの滴形状、飛翔特性を決定し、画像品質に大きな影
響を与えるものであり、より高品位の画像品質を得る上
で表面の均一化処理が不可欠である。
【0022】そして、このインクジェットヘッドにおい
ては、予めアクチュエータユニット1と液室ユニット2
とを別々に組付けた後、接着剤21によって両ユニット
1,2を接着接合して製造している。
【0023】このインクジェットヘッドは、ノズルプレ
ート17側に第1、第2感光性樹脂層13、14を形成
する一方、振動板12側に第3感光性樹脂層15を形成
した後、これらのノズルプレート17と振動板12とを
第2、第3感光性樹脂層14、15の位置合わせをして
接着接合して液室ユニット2とする。ここで、第1、第
2感光性樹脂層13、14は、ノズルプレート17を基
材として積層されてインク流路である加圧液室18及び
共通液室19の一部を形成している複数の薄層部材とな
る。
【0024】そして、これらの複数の薄層部材である第
1、第2感光性樹脂層13、14は、液室ユニット2の
拡大図である図5に示すように、個々に見るとそれぞれ
異なるインク流路パターン形状、すなわち第1感光性樹
脂層13は加圧液室18の狭い領域を形成し、第2感光
性樹脂層14は加圧液室18の広い領域を形成する形状
を有すると共に、共通液室19については第1、第2感
光性樹脂層13、14共に同一のインク流路形状を形成
している。
【0025】そこで、このインクジェットヘッドにおい
ては、図6に示すように第1、第2感光性樹脂層13、
14の同一のインク流路(共通液室19)形状を形成し
ている部分で第1、第2感光性樹脂層13、14間の段
差がない、すなわち、第1、第2感光性樹脂層13、1
4で形成している共通液室19の壁面19aで第1、第
2感光性樹脂層13、14間で段差がない構造にしてい
る。
【0026】このように、基材上に積層した複数の薄層
部材でインク流路のすべて又は一部を形成する場合に、
複数の薄層部材は1層又は複数層ごとに異なるインク流
路パターン形状を有すると共に、各層間の略同一のイン
ク流路形状を形成している部分で各層間の段差がない構
造とすることにより、段差部で発生する気泡滞留を無く
することができると共に、段差部があることで液室形状
が非対称になることにって発生するインク吐出特性(噴
射特性)のバラツキを低減することができる。
【0027】次に、液室ユニットの製造工程について図
7乃至図9を参照して説明する。なお、ここでは、説明
を簡単にするために、上記実施例の第2感光性樹脂層1
4を設けない形態で説明する。
【0028】先ず、次のようにして、振動板12上に第
3感光体樹脂層15を形成した部材を製造する。 図7(a)に示すように予めエレクトロンフォーミ
ング工法(電鋳)を用いてNi(ニッケル)の金属プレ
ートからなる振動板12を製造した後、同図(b)に示
すように振動板12のフラットな面上に感光性樹脂であ
るネガ型ドライフィルムレジスト31を熱及び圧力によ
ってラミネートする。このドライフィルムレジストの厚
さは例えば20〜50μm程度である。
【0029】 同図(c)に示すようにインク流路形
状に応じたパターン(同図中、黒塗り部分が光遮蔽、白
部分が光透過)を有するマスク32を用いて紫外線(U
V光)露光をして、ドライフィルムレジスト31の露光
部分を硬化させる。これにより、ドライフィルムレジス
ト31は同図(d)に示すように溶剤不溶化領域である
硬化部分(露光部分)31aと溶剤溶化領域である未硬
化部分(未露光部分)31bとが生じる。 同図(e)に示すように未露光部分を除去できる溶
剤を用いて現像し、未露光部分31bを除去して、露光
部分31aを残すことにより、この露光部分31aで所
定のパターンを有する第3感光性樹脂層15が形成され
る。 水洗い、乾燥の後、再度紫外線露光と加熱によって
本硬化する。
【0030】一方、振動板12側と同様にして、ノズル
プレート17側に第1感光性樹脂層13を形成した部材
を製造する。すなわち、 図8(a)に示すように予めエレクトロンフォーミ
ング工法(電鋳)を用いてNi(ニッケル)の金属プレ
ートからなるノズル16を有するノズルプレート17を
製造した後、同図(b)に示すようにノズルプレート1
7のフラットな面上に感光性樹脂であるネガ型ドライフ
ィルムレジスト33を熱及び圧力によってラミネートす
る。このドライフィルムレジストの厚さは例えば40〜
100μm程度である。
【0031】 同図(c)に示すようにインク流路形
状に応じたパターンを有するマスク34を用いて紫外線
(UV光)露光をして、ドライフィルムレジスト33の
露光部分を硬化させる。これにより、ドライフィルムレ
ジスト33は同図(d)に示すように硬化部分(露光部
分)33aと未硬化部分(未露光部分)33bとが生じ
る。 同図(e)に示すように未露光部分を除去できる溶
剤を用いて現像して、未露光部分33bを除去すること
により、露光部分33aを残すことにより、この露光部
分33aで所定のパターンを有する第1感光性樹脂層1
3が形成される。 水洗い、乾燥の後、再度紫外線露光と加熱によって
本硬化する。
【0032】そして、図9に示すように、振動板12と
ノズルプレート17に形成されたドライフィルムレジス
トからなる第1感光性樹脂層13と第2感光性樹脂層1
5の対応する面同士を接合する。この接合は位置合わせ
治具を用いて行い、加圧及び前記本硬化のときより高い
温度での加熱を行う。なお、実際には、以上の工程は、
複数個分のヘッド面積のプレートにて組付けを行う。
【0033】このようにして感光性樹脂層等の薄層部材
でインク流路を形成する液室ユニットを製造する場合、
上記のインクジェットヘッドのように複数の薄層部材で
ある第1、第2感光性樹脂層13、14を積層して加圧
液室18や共通液室19の一部を形成すると、図8で説
明した製造工程を第1、第2感光性樹脂層13、14の
形成にそのまま適用すると、第1、第2感光性樹脂層1
3、14間で位置ずれを生じる。
【0034】この点を分かりやすくするため、上記イン
クジェットヘッドよりも液室構造を複雑にした図10に
示すような構造をなす液室ユニットを製造する場合を例
にして、図11乃至図13を参照して説明する。図11
乃至図13は、図3と同じ方向から見た説明図である。
【0035】この液室ユニットは、振動板12とノズル
プレート17との間に全体で4層の感光性樹脂層41〜
44を設けて加圧液室18、共通液室19及びインク供
給路20を形成するようにしたものであり、第1感光性
樹脂層41で共通液室19及びノズル16への導入口1
6aを、第2感光性樹脂層42で加圧液室18及び共通
液室19を、第3感光性樹脂層43で加圧液室18、共
通液室19及びインク供給路(流体抵抗部)20を形成
している。
【0036】先ず、図11を参照して、同図(a)に示
すような振動板12上に、同図(b)に示すように感光
性樹脂であるネガ型ドライフィルムレジスト45を熱及
び圧力によってラミネートする。そして、加圧液室1
8、共通液室19と略同じ形状の領域を露光不能とする
(マスキングする)部分46a,46bを有するマスク
46を用いて紫外線(UV光)露光をして、ドライフィ
ルムレジスト45の露光部分を硬化させる。
【0037】これにより、ドライフィルムレジスト45
は同図(c)に示すように溶剤不溶化領域である硬化部
分(露光部分)45aと溶剤溶化領域である加圧液室1
8及び共通液室19と略同じ領域を有する未硬化部分
(未露光部分)45bとが生じるので、未露光部分45
aを除去できる溶剤を用いて現像し、未露光部分45b
を除去して、露光部分45aを残すことにより、同図
(e)に示すようにこの露光部分45aで所定のパター
ンを有する第4感光性樹脂層44が形成される。そこ
で、水洗い、乾燥の後、再度紫外線露光と加熱によって
本硬化する。
【0038】一方、図12及び図13を参照して、図1
2(a)に示すようにノズルプレート17上に、同図
(b)に示すように感光性樹脂であるネガ型ドライフィ
ルムレジスト47を熱及び圧力によってラミネートす
る。そして、同図(c)に示すように加圧液室18、共
通液室19と略同じ形状の領域を露光不能とする(マス
キングする)部分48a,48bを有するマスク48を
用いて紫外線(UV光)露光をして、ドライフィルムレ
ジスト47の露光部分を硬化させた後、現像して、ドラ
イフィルムレジスト47の未露光部分47bを除去して
露光部分47aを残すことにより、同図(d)に示すよ
うに露光部分47aで所定のパターンを有する第1感光
性樹脂層41が形成される。
【0039】次いで、同図(e)に示すように第1感光
性樹脂層41上にネガ型ドライフィルムレジスト49を
ラミネートし、同図(f)に示すように加圧液室18、
共通液室19と略同じ形状の領域を露光不能とする(マ
スキングする)部分50a,50bを有するマスク50
を用いて露光をして、ドライフィルムレジスト49の露
光部分を硬化させた後、現像して、ドライフィルムレジ
スト49の未露光部分49bを除去して露光部分49a
を残すことにより、同図(g)に示すように露光部分4
9aで所定のパターンを有する第2感光性樹脂層42が
形成される。
【0040】さらに、図13(a)に示すように第2感
光性樹脂層42上にネガ型ドライフィルムレジスト51
をラミネートし、同図(b)に示すように加圧液室1
8、共通液室19と略同じ形状の領域を露光不能とする
(マスキングする)部分52a,52bを有するマスク
52を用いて露光をして、ドライフィルムレジスト51
の露光部分を硬化させた後、現像して、ドライフィルム
レジスト51の未露光部分51bを除去して露光部分5
1aを残すことにより、同図(c)に示すように露光部
分51aで所定のパターンを有する第3感光性樹脂層4
3が形成される。
【0041】このように、第1感光性樹脂層41から第
3感光性樹脂層43までを個別的にインク流路領域と同
じ領域をマスクしながら露光して現像することを繰り返
して積層した後、後露光、加熱を行って、前述した振動
板12の第4感光性樹脂層44と位置合わせをして接合
する。
【0042】このようにして液室を形成する場合に、各
感光性樹脂層について所要の流路パターンを有するマス
クを用いて格別に露光、現像を行うために、図14に拡
大して示すように、露光における位置ずれに起因して、
加圧液室18の壁面18aを形成している第2、第3感
光性樹脂層42,43間、共通液室19の壁面19aを
形成している第1、第2感光性樹脂層41,42間に段
差55、56が発生し、この段差が気泡トラップの原因
となり、インク充填性の悪化、形状が非対称になること
によるインク吐出特性のバラツキを生じさせる。
【0043】これに対して、本発明によるインクジェッ
トヘッドでは、図15及びその拡大図である図16に示
すように、加圧液室18の壁面18aを形成している第
2、第3感光性樹脂層42,43間、共通液室19の壁
面19aを形成している第1、第2感光性樹脂層41,
42間の段差をなくすることで、気泡滞留による充填不
良や形状非対称による吐出特性のバラツキを減少させて
いる。
【0044】そこで、このようなインクジェットヘッド
の製造方法について図17及び図18を参照して説明す
る。 図17(a)に示すようにノズルプレート17上に、
同図(b)に示すように第1感光性樹脂層41を形成す
るためのネガ型ドライフィルムレジスト61を熱及び圧
力によってラミネートする。
【0045】同図(c)に示すように共通液室19、
加圧液室18に対応する領域を露光不能とする(マスキ
ングする)部分62a,62bを有するマスク62を用
いて紫外線(UV光)露光をする。このマスク62のマ
スキングする部分62a,62bのうち、第1,第2感
光性樹脂層41,42で略同一のインク流路形状を形成
する部分である共通液室19に対応する部分62aは、
共通液室19の所定形状より広い領域を露光不可能とす
る形状に形成し、他のインク導入口16aに対応する部
分62bは、インク導入口16aの寸法とおりで露光不
能とする形状に形成している。
【0046】同図(d)に示すように第1感光性樹脂
層41を形成するためのネガ型ドライフィルムレジスト
61上に、第2感光性樹脂層42を形成するためのネガ
型ドライフィルムレジスト63をラミネートする。 同図(e)に示すように共通液室19、加圧液室18
に対応する領域を露光不能とする(マスキングする)部
分64a,64bを有するマスク64を用いて紫外線
(UV光)露光をする。
【0046】このマスク64のマスキングする部分64
a,64bのうち、第1,第2感光性樹脂層41,42
で略同一のインク流路形状を形成する部分である共通液
室19に対応する部分64aは、第2感光性樹脂層42
が略同一のインク流路形状を形成する各層の最終の層に
なるので、共通液室19の所定形状と同じ領域を露光不
可能とする形状に形成している。他の第2,第3感光性
樹脂層42,43で略同一のインク流路形状を形成する
部分である加圧液室18に対応する部分64bは、加圧
液室18の所定形状より広い領域を露光不可能とする形
状に形成している。したがって、上記工程の露光によ
って、共通液室19の加圧液室17側の壁面側はレジス
ト63と共にレジスト61の一部も露光される。
【0047】図18(a)に示すように、第2感光性
樹脂層42を形成するためのネガ型ドライフィルムレジ
スト63上に、第3感光性樹脂層43を形成するための
ネガ型ドライフィルムレジスト65をラミネートする。 同図(b)に示すように共通液室19、加圧液室1
8、インク供給路20に対応する領域を露光不能とする
(マスキングする)部分66a,66bを有するマスク
66を用いて紫外線(UV光)露光をする。
【0048】このマスク66のマスキングする部分66
a,66bのうち、第2,第3感光性樹脂層42,43
で略同一のインク流路形状を形成する部分である加圧液
室18に対応する部分66bは、第3感光性樹脂層43
が略同一のインク流路形状を形成する各層の最終の層に
なるので、加圧液室18の所定形状と同じ領域を露光不
可能とする形状に形成している。また、他の共通液室1
9及びインク供給路20に対応する部分66aも所定形
状と同じ領域を露光不可能とする形状に形成している。
したがって、上記工程の露光によって、加圧液室18
の壁面側はレジスト65と共にレジスト63の一部も露
光される。また、共通液室19の壁面のうちの加圧液室
18側の壁面側はレジスト65と共にレジスト63,6
1の一部も露光される。
【0049】このようにして第1〜第3感光性樹脂層
41〜43を形成するレジスト61,63,65を積
層、露光した後、これらを一括して現像することによっ
て、同図(c)に示すように最後まで露光されなかった
未露光部分を除去する。そして、これを全面露光、熱処
理等によって本硬化することにより、同図(d)に示す
ように第1〜第3感光性樹脂層41〜43とする。
【0050】このとき、第1,第2感光性樹脂層41,
42で形成する共通液室19の加圧液室18側形状は2
回目のマスク64を使用した露光で、共通液室19の加
圧液室18と反対側形状は3回目のマスク66を使用し
た露光でそれぞれ規定されるので、各層間の段差が生じ
ない。また、第2,第3感光性樹脂層42,43で形成
する加圧液室18の形状も3回目のマスク66を使用し
た露光で規定されるので、各層間の段差が生じない。
【0051】このように、ネガ型感光性樹脂を用いて、
2以上の感光性樹脂層で略同一のインク流路形状を形成
する感光性樹脂層について、略同一のインク流路形状を
形成する部分をこのインク流路形状よりも広い領域を露
光不可能とするマスクパターンを用いて露光し、順次積
層、露光した後、略同一のインク流路形状を形成する最
終の感光性樹脂層について、略同一のインク流路形状を
形成する部分をこのインク流路形状と略同じ領域を露光
不可能とするマスクパターンを用いて露光した後、略同
一のインク流路形状を形成する2以上の感光性樹脂層を
一括して現像することによって、段差のない液室形状を
得ることができる。
【0052】また、感光性樹脂としてポジ型感光性樹脂
を用いた場合には、露光部分が溶剤可溶性となるので、
露光する領域を最終の感光性樹脂層までは狭くしてお
き、最終の感光性樹脂層で所定領域とするようにすれ
ば、すなわち、2以上の感光性樹脂層で略同一のインク
流路形状を形成する感光性樹脂層について、略同一のイ
ンク流路形状を形成する部分をこのインク流路形状より
も狭い領域を露光可能とするマスクパターンを用いて露
光し、順次積層、露光した後、略同一のインク流路形状
を形成する最終の感光性樹脂層について、略同一のイン
ク流路形状を形成する部分をこのインク流路形状と略同
じ領域を露光可能とするマスクパターンを用いて露光し
た後、略同一のインク流路形状を形成する2以上の感光
性樹脂層を一括して現像することによって、段差のない
液室形状を得ることができる。
【0056】このポジ型感光性樹脂を用いる場合には、
露光部分が溶剤可溶性となって現像によって除去される
ので、上述した図17及び図18に示したような液室構
造においては微細構造(流体抵抗部等)を形成する側か
らレジストを積層し、露光することが好ましい。
【0057】なお、本発明で用いる薄層部材としては、
金属板、樹脂シート、上述したドライフィルムレジス
ト、液体レジストを硬化したもの等を挙げることができ
る。また、液室(インク流路)の形成も、打ち抜き、エ
ッチング、成型、上述した感光性樹脂による露光パター
ンなどを挙げることができる。これらのうち、上述した
ドライフィルムレジストを用いて露光パターンで積層す
る方法が、微細形状のコントロールが容易で、複雑な形
状を持つインク流路の形成が容易になる。
【0058】また、薄層部材の1つをノズルプレートと
して、インク流路を形成するための薄層部材と同様の工
程で形成することもでき、このようにすれば、インク流
路を形成する薄層部材とノズルプレートとの接合工程を
別工程とすることなく、一括して行うことができて、工
程の簡略化を図れる。さらに、上記実施例では、アクチ
ュエータ素子として圧電素子を用いたインクジェットヘ
ッドで説明しているが、アクチュエータ素子はこれに限
るものでなく発熱抵抗体等のその他のアクチュエータ素
子を使用するインクジェットヘッドにも本発明は同様に
適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェットヘッドによれば、複数の薄層部材は1層又は複
数層ごとに異なるインク流路パターン形状を有すると共
に、各層間の略同一のインク流路形状を形成している部
分で各層間の段差がない構造としたので、複数の薄層部
材を貫通して形成されるインク流路で段差による気泡滞
留が発生せず、形状的にも対称性を確保することができ
て、インク噴射特性のバラツキを低減することができ、
画像品質が向上する。
【0060】請求項2のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1のインクジェットヘッドにおいて、複
数の薄層部材の1つがノズルを形成するノズルプレート
である構成としたので、ノズルプレートの接合を別工程
とすることなく、一括して行うことができて工程の簡略
化を図れる。
【0061】請求項3のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドにおい
て、複数の薄層部材のうちの少なくともいずれかが感光
性樹脂からなる構成としたので、接着剤を使用すること
なく複数の薄層部材を接着が可能で、かつ、複雑なイン
ク流路も容易に形成することができる。
【0062】請求項4のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1乃至3のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、インク流路が、アクチュエータ素子で加
圧される加圧液室、加圧液室にインクを供給する共通液
室の少なくともいずれかである構成としたので、加圧液
室や共通液室での気泡滞留を防止できて、インク噴射特
性のバラツキを低減することができる。
【0063】請求項5のインクジェットヘッドの製造方
法によれば、ネガ型感光性樹脂を用いて、2以上の感光
性樹脂層で略同一のインク流路形状を形成する感光性樹
脂層について、略同一のインク流路形状を形成する部分
をこのインク流路形状よりも広い領域を露光不可能とす
るマスクパターンを用いて露光し、順次積層、露光した
後、略同一のインク流路形状を形成する最終の感光性樹
脂層について、略同一のインク流路形状を形成する部分
をこのインク流路形状と略同じ領域を露光不可能とする
マスクパターンを用いて露光した後、少なくとも略同一
のインク流路形状を形成する2以上の感光性樹脂層を一
括して現像する構成としたので、複数の感光性樹脂層間
の段差をなくすることができ、また、各層間の位置合わ
せ精度がそれほど要求されず、製造装置、工程の簡略化
を図れる。
【0064】請求項6のインクジェットヘッドの製造方
法によれば、ポジ型感光性樹脂を用いて、2以上の感光
性樹脂層で略同一のインク流路形状を形成する感光性樹
脂層について、略同一のインク流路形状を形成する部分
をこのインク流路形状よりも狭い領域を露光可能とする
マスクパターンを用いて露光し、順次積層、露光した
後、略同一のインク流路形状を形成する最終の感光性樹
脂層について、略同一のインク流路形状を形成する部分
をこのインク流路形状と略同じ領域を露光可能とするマ
スクパターンを用いて露光した後、少なくとも略同一の
インク流路形状を形成する2以上の感光性樹脂層を一括
して現像する構成としたので、複数の感光性樹脂層間の
段差をなくすることができ、また、各層間の位置合わせ
精度がそれほど要求されず、製造装置、工程の簡略化を
図れる。
【0065】請求項7のインクジェットヘッドの製造方
法によれば、上記請求項5又は6のインクジェットヘッ
ドの製造方法において、3層以上の感光性樹脂層でイン
ク流路を形成し、最後に積層した感光性樹脂層を露光し
た後、すべての感光性樹脂層を一括して現像する構成と
したので、より複雑なインク流路形状を容易に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するインクジェットヘッドの外観
斜視図
【図2】同インクジェットヘッドの分解斜視図
【図3】図1のA−A線に沿う要部拡大断面図
【図4】図1のB−B線に沿う要部拡大断面図
【図5】液室ユニットの要部拡大図
【図6】図5の要部拡大図
【図7】液室ユニットの製造工程のうちの振動板の製造
工程を説明する工程図
【図8】液室ユニットの製造工程のうちのノズルプレー
トの製造工程を説明する工程図
【図9】液室ユニットの製造工程のうちの振動板とノズ
ルプレートの接合を説明する工程図
【図10】他の液室ユニットの構造を説明する断面図
【図11】同液室ユニットの一般的な製造過程を説明す
るための振動板側の製造工程を説明する工程図
【図12】同じくノズルプレート側の製造工程の一部を
説明する工程図
【図13】同じくノズルプレート側の製造工程の残部を
説明する工程図
【図14】一般的な製造工程を実施したときに生じる層
間位置ずれを説明する要部拡大図
【図15】本発明に係る製造方法を実施した図10と同
様な液室ユニットの構造を説明する断面図
【図16】図16の要部拡大図
【図17】本発明に係る製造方法の製造工程のうちのノ
ズルプレート側の工程の一部を説明する工程図
【図18】同じくノズルプレート側の工程の残部を説明
する工程図
【符号の説明】
1…アクチュエータユニット、2…液室ユニット、7…
圧電素子、12…振動板、13…第1感光性樹脂層、1
4…第2感光性樹脂層、15…第3感光性樹脂層、16
…ノズル、17…ノズルプレート、18…加圧液室、1
9…共通液室、20…インク供給路、41…第1感光性
樹脂層、42…第2感光性樹脂層、43…第3感光性樹
脂層、44…第4感光性樹脂層、61,63,65…ド
ライフィルムレジスト、62,64,66…マスク。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の薄層部材でインク流路のすべて又
    は一部を形成するインクジェットヘッドにおいて、前記
    複数の薄層部材は1層又は複数層ごとに異なるインク流
    路パターン形状を有すると共に、各層間の略同一のイン
    ク流路形状を形成している部分で各層間の段差がないこ
    とを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
    において、前記複数の薄層部材の1つがノズルを形成す
    るノズルプレートであることを特徴とするインクジェッ
    トヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    ヘッドにおいて、前記複数の薄層部材のうちの少なくと
    もいずれかが感光性樹脂からなることを特徴とするイン
    クジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のイン
    クジェットヘッドにおいて、前記インク流路が、アクチ
    ュエータ素子で加圧される加圧液室、加圧液室にインク
    を供給する共通液室の少なくともいずれかであることを
    特徴とするインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 基材上に異なる流路パターンを有する複
    数の感光性樹脂層を積層してインク流路を形成するイン
    クジェットヘッドの製造方法において、ネガ型感光性樹
    脂を用いて、2以上の感光性樹脂層で略同一のインク流
    路形状を形成する感光性樹脂層について、前記略同一の
    インク流路形状を形成する部分をこのインク流路形状よ
    りも広い領域を露光不可能とするマスクパターンを用い
    て露光し、順次積層、露光した後、前記略同一のインク
    流路形状を形成する最終の感光性樹脂層について、前記
    略同一のインク流路形状を形成する部分をこのインク流
    路形状と略同じ領域を露不光可能とするマスクパターン
    を用いて露光した後、少なくとも前記略同一のインク流
    路形状を形成する2以上の感光性樹脂層を一括して現像
    することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 基材上に異なる流路パターンを有する複
    数の感光性樹脂層を積層してインク流路を形成するイン
    クジェットヘッドの製造方法において、ポジ型感光性樹
    脂を用いて、2以上の感光性樹脂層で略同一のインク流
    路形状を形成する感光性樹脂層について、前記略同一の
    インク流路形状を形成する部分をこのインク流路形状よ
    りも狭い領域を露光可能とするマスクパターンを用いて
    露光し、順次積層、露光した後、前記略同一のインク流
    路形状を形成する最終の感光性樹脂層について、前記略
    同一のインク流路形状を形成する部分をこのインク流路
    形状と略同じ領域を露光可能とするマスクパターンを用
    いて露光した後、少なくとも前記略同一のインク流路形
    状を形成する2以上の感光性樹脂層を一括して現像する
    ことを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6又は7に記載のインクジェット
    ヘッドの製造方法において、3層以上の感光性樹脂層で
    前記インク流路を形成し、最後に積層した感光性樹脂層
    を露光した後、すべての感光性樹脂層を一括して現像す
    ることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
JP5714396A 1996-03-14 1996-03-14 インクジェットヘッド及びその製造方法 Pending JPH09239979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5714396A JPH09239979A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 インクジェットヘッド及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5714396A JPH09239979A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 インクジェットヘッド及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09239979A true JPH09239979A (ja) 1997-09-16

Family

ID=13047361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5714396A Pending JPH09239979A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 インクジェットヘッド及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09239979A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167906A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Palo Alto Research Center Inc 流体構造
JP2010100028A (ja) * 2008-01-28 2010-05-06 Canon Inc 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法および構造体の形成方法
JP2013141773A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Ricoh Co Ltd 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167906A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Palo Alto Research Center Inc 流体構造
JP2010100028A (ja) * 2008-01-28 2010-05-06 Canon Inc 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法および構造体の形成方法
JP2013141773A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Ricoh Co Ltd 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5375326A (en) Method of manufacturing ink jet head
KR101778507B1 (ko) Pzt 프린트헤드 제조를 위한 간극 충전재로서의 감광 재료의 사용
US7340831B2 (en) Method for making liquid discharge head
JPH09239979A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP5148827B2 (ja) 流体構造
JPH1071722A (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JPH08156272A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP3116984B2 (ja) インクジェットヘッド
JPH09277530A (ja) インクジェットヘッド
JPH09327910A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP3539653B2 (ja) インクジェットヘッド
JPH11105297A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JPH1110892A (ja) ノズル形成部材及びその製造方法
JPH09136423A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
US7065874B2 (en) Method for making liquid ejection head
US7587821B2 (en) Method of manufacturing an inkjet head
JPH06297711A (ja) インクジェットヘッド
JP7195792B2 (ja) 基板の加工方法、並びに、液体吐出ヘッド用基板およびその製造方法
JPH10119263A (ja) インクジェットヘッド
US7014987B2 (en) Manufacturing method of liquid jet head
JP3267412B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP3334894B2 (ja) インクジェット記録ヘッド及びその製造方法
JP3191557B2 (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JPH11115187A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JPH1158736A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法