JPH09240773A - 巻取原反用密封包装体 - Google Patents
巻取原反用密封包装体Info
- Publication number
- JPH09240773A JPH09240773A JP7541496A JP7541496A JPH09240773A JP H09240773 A JPH09240773 A JP H09240773A JP 7541496 A JP7541496 A JP 7541496A JP 7541496 A JP7541496 A JP 7541496A JP H09240773 A JPH09240773 A JP H09240773A
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- Japan
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- shaft
- disk
- original
- winding
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】金属単体シートあるいは金属層を有する積層体
等の金属性シートの巻取原反を酸化させることなく常温
流通させることができる低コストの巻取原反用密封包装
体を提供する。 【解決手段】巻取原反軸2の両端からはめ込み可能な中
心孔6と巻取り径よりも大きな外径を有し、かつ外縁に
パッキン材6が設けられた左右2枚の円盤4と内径が該
円盤4の外径より大きく、前記原反軸上の所定の位置に
固定される2枚の前記円盤間の外法寸法より長いバリア
ー性フィルムによる筒状体3とからなる内装材を用い
て、前記円盤4の周辺と前記原反軸回りをシールドする
ことによって密閉系Mを形成し、密閉系Mから突き出る
原反軸2の支持体7ごと外装材8で外装する。
等の金属性シートの巻取原反を酸化させることなく常温
流通させることができる低コストの巻取原反用密封包装
体を提供する。 【解決手段】巻取原反軸2の両端からはめ込み可能な中
心孔6と巻取り径よりも大きな外径を有し、かつ外縁に
パッキン材6が設けられた左右2枚の円盤4と内径が該
円盤4の外径より大きく、前記原反軸上の所定の位置に
固定される2枚の前記円盤間の外法寸法より長いバリア
ー性フィルムによる筒状体3とからなる内装材を用い
て、前記円盤4の周辺と前記原反軸回りをシールドする
ことによって密閉系Mを形成し、密閉系Mから突き出る
原反軸2の支持体7ごと外装材8で外装する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属性シート材料の
巻取原反の防錆用密封包装体に関する。
巻取原反の防錆用密封包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】金属酸化を嫌う金属性シート材料の巻取
原反の端面からの酸化を防止するために、温度、湿度を
一定に管理した雰囲気下で輸送、保管が行われている。
また、巻取り全体を酸素、水蒸気等のバリアー性のある
包装材料で密閉包装する場合もある。また、特願平7−
240494号には巻取原反の両端面に貼着されるラベ
ルが提案されている。
原反の端面からの酸化を防止するために、温度、湿度を
一定に管理した雰囲気下で輸送、保管が行われている。
また、巻取り全体を酸素、水蒸気等のバリアー性のある
包装材料で密閉包装する場合もある。また、特願平7−
240494号には巻取原反の両端面に貼着されるラベ
ルが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金属単体あるいは金属
層を有する積層体等の金属性シート材料の巻取原反の酸
化を防止するために輸送、保管等の物流を温度、湿度を
一定に管理した雰囲気下で行うことは物流コストが高く
なり易いという問題がある。また全体を別途用意したバ
リアー性のある包装袋で梱包するのは、巻取りが100
Kgを越えるため脱着が面倒であり、さらに包装材料コ
ストがかかり過ぎるという問題がある。またこの場合、
バリアー層にアルミ箔を使用すると皺部分にピンホール
が発生するという問題がある。特願平7−240494
号で提案されている巻取原反の両端面にラベルを貼着す
る方法はラベル貼りに人手がかかり、ラベル貼着の個人
差による不安定要素が残るという問題がある。またラベ
ルは使い捨てであるため長期的にはコストがかかるとい
う問題がある。本発明は、前述の問題点に鑑みてなされ
たもので、基礎内装材に筒状体に成形されたバリアー性
フィルムと2枚の円盤を用い、これを数種のシールド部
材を使用することによって容易に密閉系が形成され、し
かもシールド部材はもとより内装材を繰返し利用できる
経済的な包装体を提供する。
層を有する積層体等の金属性シート材料の巻取原反の酸
化を防止するために輸送、保管等の物流を温度、湿度を
一定に管理した雰囲気下で行うことは物流コストが高く
なり易いという問題がある。また全体を別途用意したバ
リアー性のある包装袋で梱包するのは、巻取りが100
Kgを越えるため脱着が面倒であり、さらに包装材料コ
ストがかかり過ぎるという問題がある。またこの場合、
バリアー層にアルミ箔を使用すると皺部分にピンホール
が発生するという問題がある。特願平7−240494
号で提案されている巻取原反の両端面にラベルを貼着す
る方法はラベル貼りに人手がかかり、ラベル貼着の個人
差による不安定要素が残るという問題がある。またラベ
ルは使い捨てであるため長期的にはコストがかかるとい
う問題がある。本発明は、前述の問題点に鑑みてなされ
たもので、基礎内装材に筒状体に成形されたバリアー性
フィルムと2枚の円盤を用い、これを数種のシールド部
材を使用することによって容易に密閉系が形成され、し
かもシールド部材はもとより内装材を繰返し利用できる
経済的な包装体を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明による巻取原反用密封包装体は、巻取
原反の原反軸の両端からはめ込み可能な中心孔と巻取り
径よりも大きな外径を有する2枚の円盤と内径が該円盤
の外径より大きく、少なくとも前記原反軸上の所定の位
置に固定される2枚の前記円盤間の外法寸法を有するバ
リアー性フィルムによる筒状体からなる内装材を用い
て、前記円盤周辺のシールド手段と両側に突出した前記
原反軸回りのシールド手段によって巻取原反周辺に密閉
系を形成し、前記円盤周辺のシールド手段を、2枚の前
記円盤の外縁と前記バリアー性フィルムによる筒状体の
両端内面をパッキン材を介して締めつけ用バンドで圧接
することで構成し、前記原反軸回りのシールド手段を、
2枚の前記円盤のそれぞれを内外から前記中心孔周辺で
固定する2対の内側フランジと外側フランジと、該外側
フランジと前記原反軸間を原反軸方向に摺動するスペー
サーと該スペーサーを内側に押し込むインナーナットか
らなる部材によって、前記円盤と前記内側フランジ間、
前記内側フランジと前記外側フランジ間、前記内側フラ
ンジと前記スペーサー間にそれぞれ挿入されるOリング
を圧接することで構成する。さらに前記密閉系を該密閉
系より露出する前記原反軸を両端で支持する支持台と供
に外装することを構成とする。
になされた本発明による巻取原反用密封包装体は、巻取
原反の原反軸の両端からはめ込み可能な中心孔と巻取り
径よりも大きな外径を有する2枚の円盤と内径が該円盤
の外径より大きく、少なくとも前記原反軸上の所定の位
置に固定される2枚の前記円盤間の外法寸法を有するバ
リアー性フィルムによる筒状体からなる内装材を用い
て、前記円盤周辺のシールド手段と両側に突出した前記
原反軸回りのシールド手段によって巻取原反周辺に密閉
系を形成し、前記円盤周辺のシールド手段を、2枚の前
記円盤の外縁と前記バリアー性フィルムによる筒状体の
両端内面をパッキン材を介して締めつけ用バンドで圧接
することで構成し、前記原反軸回りのシールド手段を、
2枚の前記円盤のそれぞれを内外から前記中心孔周辺で
固定する2対の内側フランジと外側フランジと、該外側
フランジと前記原反軸間を原反軸方向に摺動するスペー
サーと該スペーサーを内側に押し込むインナーナットか
らなる部材によって、前記円盤と前記内側フランジ間、
前記内側フランジと前記外側フランジ間、前記内側フラ
ンジと前記スペーサー間にそれぞれ挿入されるOリング
を圧接することで構成する。さらに前記密閉系を該密閉
系より露出する前記原反軸を両端で支持する支持台と供
に外装することを構成とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明をさらに
詳細に説明する。図1は本発明による巻取原反用密封包
装体の包装形態説明図である。図1(a)は内装の説明
図である。図1(b)は内装形態の側面図である。巻取
原反1は金属単体シートあるいは金属層を有する積層体
等の金属性シートが原反軸2の周辺に巻き取られたもの
で、必要長さだけ巻取原反1から引き出されて使用され
る。本発明では、このような巻取原反1を密封包装する
ために、内装材として、図1(a)に示すように、酸
素、水蒸気バリアー性に優れたバリアー性フィルムによ
る筒状体3と2枚の中心孔5を有する円盤4とが使用さ
れる。筒状体はバリアー性フィルムを封筒貼り、あるい
は合掌貼りして成形することができ、切り捨て部分がな
く、また使用面積も少なくて済み極めて経済的である。
円盤4の外径と中心孔5の内径はそれぞれ巻取原反1の
外径、両端から突出している原反軸2の外径より大きく
設定されている。一方バリアー性フィルムによる筒状体
3の径もわずかに円盤4の外径より大きく設定されてい
る。従って、バリアー性フィルムによる筒状体3は原反
軸2の両端からはめ込まれる2枚の円盤4ごと巻取原反
を覆うことができる。本発明による巻取原反用密封包装
体においては、このバリアー性フィルムによる筒状体3
と2枚の円盤4によて囲まれた空間がシールドされて、
密閉系Mを形成する。
詳細に説明する。図1は本発明による巻取原反用密封包
装体の包装形態説明図である。図1(a)は内装の説明
図である。図1(b)は内装形態の側面図である。巻取
原反1は金属単体シートあるいは金属層を有する積層体
等の金属性シートが原反軸2の周辺に巻き取られたもの
で、必要長さだけ巻取原反1から引き出されて使用され
る。本発明では、このような巻取原反1を密封包装する
ために、内装材として、図1(a)に示すように、酸
素、水蒸気バリアー性に優れたバリアー性フィルムによ
る筒状体3と2枚の中心孔5を有する円盤4とが使用さ
れる。筒状体はバリアー性フィルムを封筒貼り、あるい
は合掌貼りして成形することができ、切り捨て部分がな
く、また使用面積も少なくて済み極めて経済的である。
円盤4の外径と中心孔5の内径はそれぞれ巻取原反1の
外径、両端から突出している原反軸2の外径より大きく
設定されている。一方バリアー性フィルムによる筒状体
3の径もわずかに円盤4の外径より大きく設定されてい
る。従って、バリアー性フィルムによる筒状体3は原反
軸2の両端からはめ込まれる2枚の円盤4ごと巻取原反
を覆うことができる。本発明による巻取原反用密封包装
体においては、このバリアー性フィルムによる筒状体3
と2枚の円盤4によて囲まれた空間がシールドされて、
密閉系Mを形成する。
【0006】この円盤周辺のシールド手段は次のように
して行われる。図1(a)に示すように、2枚の円盤4
の全周縁にはパッキン材6が1〜3mmの厚みで設けら
れており、このパッキン材6を介してバリアー性フィル
ムによる筒状体3の端部内面と円盤4の外縁とが締めつ
け用バンド7で圧接される。一方において、原反軸2と
円盤4の中心孔5の間隙も後述する方法でシールドされ
る。こうして図1(b)に示すように密閉系Mが形成さ
れ、この中に巻取原反1が密封される。
して行われる。図1(a)に示すように、2枚の円盤4
の全周縁にはパッキン材6が1〜3mmの厚みで設けら
れており、このパッキン材6を介してバリアー性フィル
ムによる筒状体3の端部内面と円盤4の外縁とが締めつ
け用バンド7で圧接される。一方において、原反軸2と
円盤4の中心孔5の間隙も後述する方法でシールドされ
る。こうして図1(b)に示すように密閉系Mが形成さ
れ、この中に巻取原反1が密封される。
【0007】図1(c)は外装形態側面図である。図1
(b)で示すように密封された巻取原反1はさらに密閉
系Mから露出している原反軸2の両端を木製等の支持体
7によって支持され、その状態で木枠あるいは強化ダン
ボール等の外装材8で外装されて巻取原反用密封包装体
10となる。以上で明らかなように、本発明による巻取
原反用密封包装体10は内装材と外装材によって2重に
包装されたものであり、その内部に密閉系Mが形成され
たものである。
(b)で示すように密封された巻取原反1はさらに密閉
系Mから露出している原反軸2の両端を木製等の支持体
7によって支持され、その状態で木枠あるいは強化ダン
ボール等の外装材8で外装されて巻取原反用密封包装体
10となる。以上で明らかなように、本発明による巻取
原反用密封包装体10は内装材と外装材によって2重に
包装されたものであり、その内部に密閉系Mが形成され
たものである。
【0008】図2は締めつけ用バンド7の一例の説明図
である。締めつけ用バンドは、円盤4の外径に合わせて
内径を調整できるよう、少なくとも円周を3分割した円
弧を折り曲げ自在に3か所で連接し、その一箇所にアジ
ャストファスナー12を設けたもので、円盤4の外縁を
任意の締めつけ力でもって締めつけができるようにした
ものである。図1(b)に示すように、円盤4の外縁に
バリアー性フィルムによる筒状体3が被せられた上から
この締めつけバンド7をもって締めつけることによって
筒状体の両端部がシールドされる。
である。締めつけ用バンドは、円盤4の外径に合わせて
内径を調整できるよう、少なくとも円周を3分割した円
弧を折り曲げ自在に3か所で連接し、その一箇所にアジ
ャストファスナー12を設けたもので、円盤4の外縁を
任意の締めつけ力でもって締めつけができるようにした
ものである。図1(b)に示すように、円盤4の外縁に
バリアー性フィルムによる筒状体3が被せられた上から
この締めつけバンド7をもって締めつけることによって
筒状体の両端部がシールドされる。
【0009】図3は原反軸回りのシールド手段説明図で
ある。図3(a)は原反軸のシールド部分の側面図であ
り、図3(b)はその拡大断面図である。図3(a)、
(b)に示すように原反軸2のシールド部材は、円盤4
の中心孔5に内外から嵌合されてコーキング材を施した
締めつけビス13によって円盤4を支持することができ
る内外フランジ11、12、円盤4と内外フランジ1
1、12を貫通してこの3者を固定する締めつけビス1
3、外側フランジ12と原反軸2間に設けられ、原反軸
2上を慴動するスペーサー14及びインナーナット15
からなり、さらに内側フランジ11とスペーサー14
間、内側フランジ11と外側フランジ12間、内側フラ
ンジ11と円盤4の内側面の間にそれぞれ3個のOリン
グが設けられる。図3(b)で示すように、インナーナ
ット15を廻してスペーサー14を押し込んでいくと内
側フランジ12とスペーサー14間に設けられたOリン
グは変形して内側フランジ11と原反軸2間をシールド
する。一方内側フランジ11と外側フランジ間及び内側
フランジ11と円盤4内側面間は、その間にあらかじめ
挿入されているOリングによって締めつけビス13によ
る締付け時にすでにシールドされている。以上のように
原反軸2の片側につき3個のOリングを用いて、3か所
をシールドすることによって原反軸2の回りは、完全に
シールドが施され、前述の円盤4の周辺のシールドと合
わせ密閉系が完成する。以上のシールド部材及び円盤4
は繰返し使用することが可能であり、またバリアー性フ
ィルム3の繰返し使用も場合によっては可能である。し
かも一般包装で見られるいわゆる包み込む操作がないた
めにバリアー性フィルムに皺がでにくく、バリアー性素
材としてアルミ箔の使用が可能となる。また、バリアー
性フィルムの使用量は使用形態が筒状体であるために少
なくて済む。従ってシールド部材等の初期投資は必要に
なるが、長期的にみれば、従来の防湿あるいは防錆用包
材を一回ごとに使い捨てる方法に較べ経済的であり、ま
たシールド部材による密閉性の信頼性を高めることが可
能である。
ある。図3(a)は原反軸のシールド部分の側面図であ
り、図3(b)はその拡大断面図である。図3(a)、
(b)に示すように原反軸2のシールド部材は、円盤4
の中心孔5に内外から嵌合されてコーキング材を施した
締めつけビス13によって円盤4を支持することができ
る内外フランジ11、12、円盤4と内外フランジ1
1、12を貫通してこの3者を固定する締めつけビス1
3、外側フランジ12と原反軸2間に設けられ、原反軸
2上を慴動するスペーサー14及びインナーナット15
からなり、さらに内側フランジ11とスペーサー14
間、内側フランジ11と外側フランジ12間、内側フラ
ンジ11と円盤4の内側面の間にそれぞれ3個のOリン
グが設けられる。図3(b)で示すように、インナーナ
ット15を廻してスペーサー14を押し込んでいくと内
側フランジ12とスペーサー14間に設けられたOリン
グは変形して内側フランジ11と原反軸2間をシールド
する。一方内側フランジ11と外側フランジ間及び内側
フランジ11と円盤4内側面間は、その間にあらかじめ
挿入されているOリングによって締めつけビス13によ
る締付け時にすでにシールドされている。以上のように
原反軸2の片側につき3個のOリングを用いて、3か所
をシールドすることによって原反軸2の回りは、完全に
シールドが施され、前述の円盤4の周辺のシールドと合
わせ密閉系が完成する。以上のシールド部材及び円盤4
は繰返し使用することが可能であり、またバリアー性フ
ィルム3の繰返し使用も場合によっては可能である。し
かも一般包装で見られるいわゆる包み込む操作がないた
めにバリアー性フィルムに皺がでにくく、バリアー性素
材としてアルミ箔の使用が可能となる。また、バリアー
性フィルムの使用量は使用形態が筒状体であるために少
なくて済む。従ってシールド部材等の初期投資は必要に
なるが、長期的にみれば、従来の防湿あるいは防錆用包
材を一回ごとに使い捨てる方法に較べ経済的であり、ま
たシールド部材による密閉性の信頼性を高めることが可
能である。
【0010】バリアーフィルムは、優れた酸素、水蒸気
の遮断性のあることが必要で、このバリアー性を付与す
るためには、9μm以上のアルミ箔を用いることが望ま
しい。しかし、対象となる金属の種類、輸送、保存の条
件によっては、アルミ蒸着あるいはシリカ蒸着フィル
ム、また湿度70%RH以下においてすぐれた酸素バリ
アー性を示すエチレン−ビニルアルコールコポリマー、
優れた防湿性を示す環状ポリオレフィン系樹脂等のフィ
ルム等を適宜選択して使用することができる。さらに各
内装材とシールド部材によって得られる密閉系の中に防
錆剤や乾燥剤を単体であるいは組み合わせて併用すれば
金属性の巻取原反1に対してさらに優れた酸化防止効果
を発揮させることができる。ここに使用する防錆剤は常
温で気体となる腐食抑制剤であって、昇華したガスによ
って錆発生の電気化学反応を抑制するものであり、鉄は
もちろんアルミ、スズ、亜鉛、銅、黄銅等の非鉄金属に
それぞれ適合するものがあるので、これらの中から対象
となる金属性の原反1に応じて適宜選択して使用すれば
よい。またシリカゲルのような乾燥剤を併用して低湿度
の維持を図るようにしてもよい。円盤4は寸方精度の出
せる素材であれば金属でもプラスチックでもよく、繰返
し使用で寸方精度に狂いの発生しないものが望ましい。
締めつけ用バンド7は以上説明したものに限定されず適
度の締めつけ力があればいかなるものを用いてもよい。
材質は金属、プラスチックを問わず、締めつけ機構、成
形方法は自由である。ただし、軽量、コンパクトで安定
性のあるものが望ましい。
の遮断性のあることが必要で、このバリアー性を付与す
るためには、9μm以上のアルミ箔を用いることが望ま
しい。しかし、対象となる金属の種類、輸送、保存の条
件によっては、アルミ蒸着あるいはシリカ蒸着フィル
ム、また湿度70%RH以下においてすぐれた酸素バリ
アー性を示すエチレン−ビニルアルコールコポリマー、
優れた防湿性を示す環状ポリオレフィン系樹脂等のフィ
ルム等を適宜選択して使用することができる。さらに各
内装材とシールド部材によって得られる密閉系の中に防
錆剤や乾燥剤を単体であるいは組み合わせて併用すれば
金属性の巻取原反1に対してさらに優れた酸化防止効果
を発揮させることができる。ここに使用する防錆剤は常
温で気体となる腐食抑制剤であって、昇華したガスによ
って錆発生の電気化学反応を抑制するものであり、鉄は
もちろんアルミ、スズ、亜鉛、銅、黄銅等の非鉄金属に
それぞれ適合するものがあるので、これらの中から対象
となる金属性の原反1に応じて適宜選択して使用すれば
よい。またシリカゲルのような乾燥剤を併用して低湿度
の維持を図るようにしてもよい。円盤4は寸方精度の出
せる素材であれば金属でもプラスチックでもよく、繰返
し使用で寸方精度に狂いの発生しないものが望ましい。
締めつけ用バンド7は以上説明したものに限定されず適
度の締めつけ力があればいかなるものを用いてもよい。
材質は金属、プラスチックを問わず、締めつけ機構、成
形方法は自由である。ただし、軽量、コンパクトで安定
性のあるものが望ましい。
【0011】
【発明の効果】本発明による巻取原反用密封包装体10
によれば、これまでの金属性巻取原反の低温、低湿度の
雰囲気下における物流を温度、湿度の制御を全く行わな
い通常の常温物流に切り換えることが可能となり、また
巻取り全体を防錆包装する代わりに、筒状に成形したバ
リアー性フィルムだけで済み、筒状の形態を最後まで保
持するため皺になりにくく、アルミ箔の効果的な使用が
可能になる、しかもシールド部材、円盤はもとよりバリ
アー性フィルムも場合によっては繰返し使用することが
できるので長期的に見ると物流のトータルコストの大幅
な低減が可能となり、また本発明によるシールド手段に
より信頼性のある、良質の金属性原反の供給が可能とな
る。
によれば、これまでの金属性巻取原反の低温、低湿度の
雰囲気下における物流を温度、湿度の制御を全く行わな
い通常の常温物流に切り換えることが可能となり、また
巻取り全体を防錆包装する代わりに、筒状に成形したバ
リアー性フィルムだけで済み、筒状の形態を最後まで保
持するため皺になりにくく、アルミ箔の効果的な使用が
可能になる、しかもシールド部材、円盤はもとよりバリ
アー性フィルムも場合によっては繰返し使用することが
できるので長期的に見ると物流のトータルコストの大幅
な低減が可能となり、また本発明によるシールド手段に
より信頼性のある、良質の金属性原反の供給が可能とな
る。
【図1】包装形態説明図
【図2】締めつけ用バンドの一例の説明図
【図3】原反軸のシールド説明図
1 巻取原反 2 原反軸 3 バリアー性フィルムによる筒状体 4 円盤 5 中心孔 6 パッキン材 7 締めつけ用バンド 8 外装材 10 巻取原反用密封包装体 11 内側フランジ 12 外側フランジ 13 締めつけビス 14 スペーサー 15 インナーナット 16 Oリング M 密閉系
Claims (4)
- 【請求項1】 巻取原反の原反軸の両端からはめ込み可
能な中心孔と巻取り径よりも大きな外径を有する2枚の
円盤と内径が該円盤の外径より大きく、長さが少なくと
も前記原反軸上の所定の位置に固定される2枚の前記円
盤間の外法寸法を有するバリアー性フィルムによる筒状
体からなる内装材を用いて、前記円盤周辺のシールド手
段と両側に突出した前記原反軸回りのシールド手段によ
って巻取原反周辺に密閉系が形成されることを特徴とす
る巻取原反用密封包装体。 - 【請求項2】 前記円盤周辺のシールド手段が、2枚の
前記円盤の外縁と前記バリアー性フィルムによる筒状体
の両端部内面がパッキン材を介して締めつけ用バンドで
圧接されることを特徴とする請求項1記載の巻取原反用
密封包装体。 - 【請求項3】 前記原反軸回りのシールド手段が、2枚
の前記円盤のそれぞれを内外から前記中心孔周辺で固定
する内側フランジと外側フランジと、該外側フランジと
前記原反軸間を原反軸方向に摺動するスペーサーと、該
スペーサーを内側に押し込むインナーナットからなる部
材によって、前記円盤と前記内側フランジ間、前記内側
フランジと前記外側フランジ間、前記内側フランジと前
記スペーサー間にそれぞれ挿入されるOリングが圧接さ
れることを特徴とする請求項1記載の巻取原反用密封包
装体。 - 【請求項4】 前記密閉系が該密閉系より露出する前記
原反軸を両端で支持する支持台と供に外装されることを
特徴とする請求項1記載の巻取原反用密封包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7541496A JPH09240773A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 巻取原反用密封包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7541496A JPH09240773A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 巻取原反用密封包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09240773A true JPH09240773A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13575505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7541496A Withdrawn JPH09240773A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 巻取原反用密封包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09240773A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005030610A1 (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 包装フィルムおよび電極用部材の包装体、並びに包装体用架台 |
| CN102958815A (zh) * | 2010-06-22 | 2013-03-06 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 封装、包裹、柱形卷绕的湿敏膜及其制造方法 |
| JP2020051476A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社サタケ | 圧電式バルブ |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP7541496A patent/JPH09240773A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005030610A1 (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 包装フィルムおよび電極用部材の包装体、並びに包装体用架台 |
| CN102958815A (zh) * | 2010-06-22 | 2013-03-06 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 封装、包裹、柱形卷绕的湿敏膜及其制造方法 |
| JP2020051476A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社サタケ | 圧電式バルブ |
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