JPH09242083A - ケーソン本体 - Google Patents
ケーソン本体Info
- Publication number
- JPH09242083A JPH09242083A JP7840196A JP7840196A JPH09242083A JP H09242083 A JPH09242083 A JP H09242083A JP 7840196 A JP7840196 A JP 7840196A JP 7840196 A JP7840196 A JP 7840196A JP H09242083 A JPH09242083 A JP H09242083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caisson
- blade
- friction
- reducing agent
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ケーソンを沈設する際の周辺地盤との摩擦を低
減すること。 【解決手段】ケーソン壁体10とその下部に形成された
ケーソン刃口20を有するケーソン本体1において、ケ
ーソン刃口20の側部に摩擦低減剤を吐き出す吐出部3
0を形成する。
減すること。 【解決手段】ケーソン壁体10とその下部に形成された
ケーソン刃口20を有するケーソン本体1において、ケ
ーソン刃口20の側部に摩擦低減剤を吐き出す吐出部3
0を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーソン工法に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーソン工法において、ケーソン
を沈設する際の周辺地盤との摩擦抵抗を低減するため
に、図4に示すようにケーソン刃口aより上方のケーソ
ン壁体bの全周囲にフリクションカット(5〜10cm
幅)cを設けている。または、更に摩擦低減効果を高め
るために、フリクションカット上部のケーソン壁体に適
当な間隔でノズルを配置し、エアーや水を噴射するジェ
ット工法を併用している。
を沈設する際の周辺地盤との摩擦抵抗を低減するため
に、図4に示すようにケーソン刃口aより上方のケーソ
ン壁体bの全周囲にフリクションカット(5〜10cm
幅)cを設けている。または、更に摩擦低減効果を高め
るために、フリクションカット上部のケーソン壁体に適
当な間隔でノズルを配置し、エアーや水を噴射するジェ
ット工法を併用している。
【0003】しかし、従来の方法では、次のような問題
点がある。 <イ>ケーソン壁体の下部のケーソン刃口からフリクシ
ョンカットまでの摩擦係数が特に大きく、沈設時に大き
な抵抗となっていた。 <ロ>ジェット工法を併用する場合、フリクションカッ
トにより乱された土砂面にエアーや水が噴射されるた
め、周辺地盤の乱れが多くなり地盤沈下などを引き起こ
していた。 <ハ>ジェットのノズルは、一般にケーソン壁面の数m
2 毎に一カ所配置されるので、ケーソン構築時に、常に
ノズル部の取り付け作業が発生し、作業が煩雑になって
いた。
点がある。 <イ>ケーソン壁体の下部のケーソン刃口からフリクシ
ョンカットまでの摩擦係数が特に大きく、沈設時に大き
な抵抗となっていた。 <ロ>ジェット工法を併用する場合、フリクションカッ
トにより乱された土砂面にエアーや水が噴射されるた
め、周辺地盤の乱れが多くなり地盤沈下などを引き起こ
していた。 <ハ>ジェットのノズルは、一般にケーソン壁面の数m
2 毎に一カ所配置されるので、ケーソン構築時に、常に
ノズル部の取り付け作業が発生し、作業が煩雑になって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ケーソンを
沈設する際の周辺地盤との摩擦を低減する点にある。
沈設する際の周辺地盤との摩擦を低減する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーソン壁体
とその下部に形成されたケーソン刃口を有するケーソン
本体において、ケーソン刃口の側部に摩擦低減剤を吐き
出す吐出部を形成することを特徴とする、ケーソン本
体、又は、上記ケーソン本体において、吐出部は、ケー
ソン刃口の側部外方に板材を設けて形成した溝部を備え
ることを特徴とする、ケーソン本体、又は、上記ケーソ
ン本体において、溝部に逆止弁を備えることを特徴とす
る、ケーソン本体、又は、上記ケーソン本体において、
ケーソン壁体の下方側部にフリクションカットを形成す
ることを特徴とする、ケーソン本体にある。
とその下部に形成されたケーソン刃口を有するケーソン
本体において、ケーソン刃口の側部に摩擦低減剤を吐き
出す吐出部を形成することを特徴とする、ケーソン本
体、又は、上記ケーソン本体において、吐出部は、ケー
ソン刃口の側部外方に板材を設けて形成した溝部を備え
ることを特徴とする、ケーソン本体、又は、上記ケーソ
ン本体において、溝部に逆止弁を備えることを特徴とす
る、ケーソン本体、又は、上記ケーソン本体において、
ケーソン壁体の下方側部にフリクションカットを形成す
ることを特徴とする、ケーソン本体にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 <イ>ケーソン本体 ケーソン本体1は、例えば図1乃至図3のようにケーソ
ン壁体10とその下部に形成されたケーソン刃口20を
備えており、ケーソン刃口20から地盤に沈設されてい
く。
の形態を説明する。 <イ>ケーソン本体 ケーソン本体1は、例えば図1乃至図3のようにケーソ
ン壁体10とその下部に形成されたケーソン刃口20を
備えており、ケーソン刃口20から地盤に沈設されてい
く。
【0007】<ロ>ケーソン刃口 ケーソン刃口20は、ケーソン壁体10の下部に形成さ
れている。ケーソン刃口20の強度を高めるために、例
えば先端部に刃口金物21を配置する。刃口金物21
は、例えば先端部の幅略10cmと、側部両側に略50
cmの高さになるように配置される。
れている。ケーソン刃口20の強度を高めるために、例
えば先端部に刃口金物21を配置する。刃口金物21
は、例えば先端部の幅略10cmと、側部両側に略50
cmの高さになるように配置される。
【0008】ケーソン刃口20に摩擦低減剤を吐出する
吐出部30を設け、ケーソン刃口20と地盤間の摩擦抵
抗を低減する。摩擦低減剤には、例えばベントナイト溶
液などの滑剤が使用される。
吐出部30を設け、ケーソン刃口20と地盤間の摩擦抵
抗を低減する。摩擦低減剤には、例えばベントナイト溶
液などの滑剤が使用される。
【0009】<ハ>吐出部 吐出部30は、摩擦低減剤をケーソン刃口20と地盤間
に吐出できるもので良く、例えば、ケーソン刃口20の
外側に溝部31を形成し、溝部31に摩擦低減剤を保持
し、外部に排出する。溝部31は、例えば鋼板などの板
材32をケーソン刃口20の外方に配置し、ケーソン刃
口20の側面との間に形成された溝によって構成され
る。なお、この溝部31と板材32を合わせた幅は、例
えば2〜3cmとする。この幅分がフリクションカット
11と同様な作用も兼ねている。
に吐出できるもので良く、例えば、ケーソン刃口20の
外側に溝部31を形成し、溝部31に摩擦低減剤を保持
し、外部に排出する。溝部31は、例えば鋼板などの板
材32をケーソン刃口20の外方に配置し、ケーソン刃
口20の側面との間に形成された溝によって構成され
る。なお、この溝部31と板材32を合わせた幅は、例
えば2〜3cmとする。この幅分がフリクションカット
11と同様な作用も兼ねている。
【0010】摩擦低減剤の吐出が土砂などで閉塞される
場合、溝部31に逆止弁33を配置して、土砂などの侵
入を防止する。逆止弁33は、例えば溝部31の上方の
開口位置で、ケーソン刃口20の周囲全体、又は一部に
配置される。
場合、溝部31に逆止弁33を配置して、土砂などの侵
入を防止する。逆止弁33は、例えば溝部31の上方の
開口位置で、ケーソン刃口20の周囲全体、又は一部に
配置される。
【0011】逆止弁33は、摩擦低減剤を外部に吐出で
き、外部から異物の侵入を防止できるものである。例え
ば、ゴムなどの可撓性のある材質を溝部31の開口位置
に配置し、摩擦低減剤などの圧力により変形して開口部
が形成され、開口部から摩擦低減剤が吐出するようにな
る。
き、外部から異物の侵入を防止できるものである。例え
ば、ゴムなどの可撓性のある材質を溝部31の開口位置
に配置し、摩擦低減剤などの圧力により変形して開口部
が形成され、開口部から摩擦低減剤が吐出するようにな
る。
【0012】ケーソン本体1に注入パイプ34を配置
し、注入パイプ34は刃口金物21を通して吐出部30
に連通し、吐出部30に摩擦低減剤を供給する。注入パ
イプ34に供給する摩擦低減剤の供給量を調節して、ケ
ーソン本体1と地盤の摩擦抵抗を調整することができ
る。
し、注入パイプ34は刃口金物21を通して吐出部30
に連通し、吐出部30に摩擦低減剤を供給する。注入パ
イプ34に供給する摩擦低減剤の供給量を調節して、ケ
ーソン本体1と地盤の摩擦抵抗を調整することができ
る。
【0013】<ニ>ケーソン壁体 ケーソン壁体10の外周にフリクションカット11を形
成すると、フリクションカット11より上方の周面摩擦
力を低減できると共に、ケーソン刃口20の先端からフ
リクションカット11の間の周面摩擦力を摩擦低減剤の
吐出で低減できる。その結果、ケーソン本体1全体の摩
擦力を減少することができる。ここで、フリクションカ
ット11の幅は、例えば2〜3cmにする。
成すると、フリクションカット11より上方の周面摩擦
力を低減できると共に、ケーソン刃口20の先端からフ
リクションカット11の間の周面摩擦力を摩擦低減剤の
吐出で低減できる。その結果、ケーソン本体1全体の摩
擦力を減少することができる。ここで、フリクションカ
ット11の幅は、例えば2〜3cmにする。
【0014】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>ケーソン刃口の吐出部から摩擦低減剤を吐出する
ので、ケーソン本体と地盤間の周面摩擦抵抗が低減し、
ケーソンの沈設を容易にすることができる。 <ロ>ケーソン刃口の外周に溝部を突出して形成するこ
とにより、周辺摩擦抵抗を低減することができる。
できる。 <イ>ケーソン刃口の吐出部から摩擦低減剤を吐出する
ので、ケーソン本体と地盤間の周面摩擦抵抗が低減し、
ケーソンの沈設を容易にすることができる。 <ロ>ケーソン刃口の外周に溝部を突出して形成するこ
とにより、周辺摩擦抵抗を低減することができる。
【図1】本発明のケーソン本体の一部構造図
【図2】ケーソン本体下部の断面図
【図3】注入パイプの箇所のケーソン本体下部の断面図
【図4】従来のケーソン本体の一部構造図
Claims (4)
- 【請求項1】ケーソン壁体とその下部に形成されたケー
ソン刃口を有するケーソン本体において、 ケーソン刃口の側部に摩擦低減剤を吐き出す吐出部を形
成することを特徴とする、 ケーソン本体。 - 【請求項2】請求項1に記載のケーソン本体において、 吐出部は、ケーソン刃口の側部外方に板材を設けて形成
した溝部を備えることを特徴とする、 ケーソン本体。 - 【請求項3】請求項2に記載のケーソン本体において、 溝部に逆止弁を備えることを特徴とする、 ケーソン本体。
- 【請求項4】請求項1に記載のケーソン本体において、 ケーソン壁体の下方側部にフリクションカットを形成す
ることを特徴とする、 ケーソン本体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7840196A JPH09242083A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | ケーソン本体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7840196A JPH09242083A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | ケーソン本体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242083A true JPH09242083A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13661011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7840196A Pending JPH09242083A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | ケーソン本体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09242083A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018053660A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 清水建設株式会社 | 刃口構造、刃口損傷確認方法及び刃口補修方法 |
| WO2021243995A1 (zh) * | 2020-06-02 | 2021-12-09 | 江西基业科技集团有限公司 | 深基坑挡墙结构和地下空间结构的施工方法 |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP7840196A patent/JPH09242083A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018053660A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 清水建設株式会社 | 刃口構造、刃口損傷確認方法及び刃口補修方法 |
| WO2021243995A1 (zh) * | 2020-06-02 | 2021-12-09 | 江西基业科技集团有限公司 | 深基坑挡墙结构和地下空间结构的施工方法 |
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