JPH0924231A - 気体分離装置 - Google Patents

気体分離装置

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JPH0924231A
JPH0924231A JP7179039A JP17903995A JPH0924231A JP H0924231 A JPH0924231 A JP H0924231A JP 7179039 A JP7179039 A JP 7179039A JP 17903995 A JP17903995 A JP 17903995A JP H0924231 A JPH0924231 A JP H0924231A
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pressure
tank
compressor
air
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の気体分離装置は、コンプレッサの運
転状態による吸着効率の低下といった課題を解決するも
のである。 【解決手段】 気体分離装置11では、吸着槽23,
4のいずれかが吸着工程になった場合には、コンプレッ
サ13がロード運転状態に維持されるため、供給される
原料空気の圧力が吸着に必要な下限圧力PB 以上に確保
され、これにより吸着効率が高められて高濃度の窒素ガ
スを安定的に分離生成することができる。また、吸着槽
23, 24が均圧工程のとき排気弁15を閉弁させてコ
ンプレッサ13をアンロード運転させると共に、吸着槽
23, 24が吸着工程に入る時点では、排気弁15が閉
弁されて空気槽16の圧力Pが上限圧力PA に保たれて
いるので、均圧工程から吸着・取出工程に切り替わって
も圧力不足とならず、吸着槽23, 24に酸素分子が吸
着剤に吸着されるのに必要な圧力が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPSA式(Pressure
Swing Adsorption )の気体分離装置に係り、特に吸着
剤が充填された吸着槽にコンプレッサにより圧縮された
圧縮空気を供給して空気を窒素と酸素に分離するよう構
成した気体分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PSA式気体分離装置は、分子
ふるいカーボンやゼオライトなどからなる吸着剤を用い
て空気を窒素と酸素に分離し、いずれか一方を製品ガス
として取出し、使用するものである。
【0003】例えば窒素ガスを製品ガスとして取り出す
PSA式気体分離装置にあっては、 (a)吸着工程:吸着剤が充填された吸着槽にコンプレ
ッサにより圧縮された圧縮空気を導入して吸着槽内を昇
圧させ圧力を利用して吸着剤に酸素分子を吸着させる工
程、 (b)取出工程:吸着工程の後半で吸着剤により分離生
成された窒素を取出す工程、 (c)均圧工程:取出工程終了後の吸着槽に残存する窒
素濃度の高い残留ガスを吸着工程前の他の吸着槽に供給
して吸着槽間の圧力を均圧化する工程、 (d)再生工程:取出工程及び均圧工程終了後の吸着槽
内を大気解放または真空ポンプで減圧して吸着剤に吸着
された酸素分子を脱着することにより吸着剤を再生する
工程、が順次行われる。
【0004】これらの各工程(a)〜(d)は、各吸着
槽毎に繰返し行われ、各吸着槽における工程が連携して
実行されるように各機器が制御される。一対の吸着槽を
有する気体分離装置では、一方の吸着槽で取出工程が完
了し、他方の吸着槽で再生工程が完了した後、均圧工程
を行う。この均圧工程では、両吸着槽間を連通させて取
出工程の後の吸着槽に残留するガスを再生工程後の吸着
槽へ供給して均圧化を図り、次回の吸着工程の吸着効率
を高めてより高純度の製品ガスを生成するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記気体分
離装置では、上記各工程(a)〜(d)を繰り返して窒
素を分離生成しているが、吸着槽に圧縮空気を供給する
コンプレッサの駆動制御が吸着槽の各工程の制御と切り
離して行われており、コンプレッサにより生成された圧
縮空気を空気槽に蓄圧し、吸着工程時に空気槽内の圧縮
空気が吸着槽へ供給される。また、コンプレッサは、空
気槽の圧力が所定圧力未満であるときはロード運転(通
常運転)が行われ、空気槽の圧力が所定圧力に達すると
アンロード運転(無負荷運転時)に切り換わる。尚、ア
ンロード運転時はコンプレッサの駆動用モータが駆動さ
れたままであるが、給気弁が開いた状態に保持されて圧
縮空気の生成は行われない。
【0006】このように従来の気体分離装置では、コン
プレッサが吸着槽に圧縮空気を供給する空気槽の圧力に
よりロード運転あるいはアンロード運転に切り替わるよ
うに動作しているため、吸着槽が吸着工程であるにも拘
わらずコンプレッサがアンロード運転状態であることが
ある。この場合、空気槽に蓄圧された圧縮空気が吸着槽
に供給されるが、コンプレッサがアンロード運転のた
め、空気槽に供給される圧縮空気の供給量が減少して吸
着槽内の圧力が急激に低下してしまい、酸素分子を吸着
剤に十分に吸着させることができず、吸着効率が低下す
るといった問題が生ずる。
【0007】このような状態の圧力変化をグラフに表す
と、図5に示すようになる。このグラフでは、第1の吸
着槽1と第2の吸着槽2が並列に設けられ、第1の吸着
槽1が吸着工程のとき第2の吸着槽2が取出工程とな
り、第1の吸着槽1が取出工程のとき第2の吸着槽2が
吸着工程となるように制御されている。そして、吸着工
程と取出工程との間に均圧工程が行われる。
【0008】図5においては、コンプレッサの空気槽の
圧力変化はグラフI(実線)で示し、第1の吸着槽1の
圧力変化はグラフII(1点鎖線)で示し、第2の吸着槽
2の圧力変化はグラフIII (2点鎖線)で示し、製品ガ
スとしての窒素が貯えられる窒素槽の圧力変化はグラフ
IV(破線)で示す。
【0009】コンプレッサは、空気槽の圧力が上限圧力
A 以上に上昇した場合にロード運転からアンロード運
転に切り替わり、空気槽の圧力が下限圧力PB 以下に低
下した場合アンロード運転からロード運転に切り替わる
ように動作する。そして、吸着槽1,2の圧力は、吸着
・取出工程で上昇し、再生工程で降下する。
【0010】ところが、均圧工程だけでなく吸着工程に
なってもコンプレッサがアンロード運転になっているた
め、空気槽の圧力だけでなく吸着槽1,2及び窒素槽の
圧力も低下してしまうことが分かる。そのため、次の吸
着・取出工程で大量の空気を必要とするにも拘わらず圧
力不足により、吸着効率が低下して製品ガスの窒素濃度
が低下することになる。
【0011】そこで、本発明は上記問題を解決した気体
分離装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、吸着剤が充填された吸着槽にコンプレッサに
より圧縮された圧縮空気を供給して該吸着槽内を昇圧さ
せる吸着工程を行うと共に、該吸着槽内の吸着剤により
生成された製品ガスを該吸着槽から取り出すよう構成さ
れた気体分離装置において、前記吸着槽が吸着工程に切
り替わる時点で前記吸着槽に供給される圧力が吸着工程
に必要な圧力を維持するように前記コンプレッサの運転
状態を制御する制御手段を備えてなることを特徴とする
ものである。
【0013】従って、請求項1によれば、吸着槽が吸着
工程に切り替わる時点で吸着槽に供給される圧力が吸着
工程に必要な圧力を維持するようにコンプレッサの運転
状態を制御することにより、吸着槽が吸着工程になった
時点で圧力不足となることを防止でき、圧力減少に伴う
吸着槽における吸着効率の低下を防止できる。
【0014】また、請求項2の発明は、前記請求項1記
載の気体分離装置において、前記吸着槽に圧縮空気を供
給する管路に空気を外部に排出させる排気弁を設け、前
記吸着槽が吸着工程以外の工程で前記吸着槽に供給され
る圧縮空気の圧力が所定圧以上であるとき、前記排気弁
を開弁させる弁制御手段を設けたことを特徴とするもの
である。
【0015】従って、請求項2によれば、吸着槽が吸着
工程以外の工程で吸着槽に供給される圧縮空気の圧力が
所定圧以上であるとき、吸着槽に圧縮空気を供給する管
路に設けられた排気弁を開弁することにより、吸着槽に
供給される圧力を所定圧に減圧することができるので、
吸着工程に切り替わった時点でコンプレッサがロード運
転からアンロード運転に切り替わることを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に本発明になる気体分離装置
の一実施例を示す。尚、図1は気体分離装置のシステム
構成を示す図である。気体分離装置11は圧縮空気から
窒素を製品ガスとして生成するPSA式の窒素発生装置
であり、スタート信号の入来により作動開始する。気体
分離装置11の制御装置12は、コンプレッサ13及び
電磁弁よりなる吸着ユニット14の各バルブV1
7 、排気弁15を制御する。
【0017】コンプレッサ13からの圧縮空気は空気槽
16に貯えられ、空気供給管路17を介して吸着ユニッ
ト14に供給される。また、コンプレッサ13は、空気
槽16の圧力が上限圧力PA 以上に上昇した場合にロー
ド運転からアンロード運転に切り替わり、空気槽16の
圧力が下限圧力PB 以下に低下した場合アンロード運転
からロード運転に切り替わるように制御される。
【0018】上記空気供給管路17から分岐した分岐管
路18の途中には、排気弁15が設けられ、分岐管路1
8には排気弁15が開弁されたときに大気中に放出され
る空気の音を緩和するためのサイレンサ19が設けられ
ている。また、空気槽16には、コンプレッサ13によ
り蓄圧された圧縮空気の圧力を計測する圧力計20が設
けられている。この圧力計20は、空気槽16の圧力を
検出し、その検出信号を制御装置12に出力する。そし
て、上記排気弁15は、圧力計20により検出された圧
力値に基づいて開閉制御されており、後述するように空
気槽16の圧力が所定圧力以上(本実施例では、P>8
kgf/cm2 )になったときに開弁されて空気槽16の圧縮
空気を大気中に排気して空気槽16の圧力を減圧する。
【0019】吸着ユニット14では、空気供給管路17
に連通された給気管路21,22を介して分子ふるいカ
ーボンよりなる吸着剤(図示せず)が充填された第1,
第2の吸着槽23,24に供給される。多孔質の分子ふ
るいカーボンよりなる吸着剤は、吸着槽23,24内の
圧力上昇により酸素分子を吸着し、減圧されるとその圧
力差により酸素分子を脱着する。
【0020】また、管路21,22には排気管路25,
26が分岐接続されている。吸着槽23,24の上部に
は取出管路27,28が接続されており、両管路27,
28間には両吸着槽23,24を連通するための均圧管
路29が横架されている。また、上記取出管路27,2
8は、取出管路30で合流し、取出管路30を介して窒
素槽31に連通されている。尚、取出管路30には、窒
素槽31の窒素ガスが吸着槽23,24側へ逆流するこ
とを防止するための逆流防止弁32が配設されている。
【0021】さらに、給気管路21,22との間を連通
する排気管路25,26の端部は、再生工程で排気され
る音を緩和するためのサイレンサ33に連通されてい
る。上記吸着槽23,24から取り出された窒素ガスが
蓄圧される窒素槽31の下流側に設けられた管路34に
は、減圧弁35、圧力計36、電磁弁37、流量を調整
する可変絞り38が配設されている。
【0022】また、上記吸着ユニット14の各管路に
は、常閉形の電磁弁V1 〜V7 が配設されている。各電
磁弁V1 〜V7 は通常閉弁しているが、制御装置12か
らの制御信号により吸着、取出、再生、均圧の各工程に
応じて選択的に開弁する。吸着ユニット14では第1,
第2の吸着槽23,24内に上記空気槽16から圧縮空
気が供給されて、昇圧、減圧を繰り返しながら原料空気
から窒素と酸素とを分離する。尚、本実施例では、一対
の吸着槽23,24を有するため、第1の吸着槽23が
昇圧されて吸着工程のとき第2の吸着槽24では減圧さ
れて再生工程が行なわれ、第1の吸着槽23が再生工程
のとき第2の吸着槽24は吸着工程となる。
【0023】そして、制御装置12は予め入力されたプ
ログラムに基づいて吸着槽23,24が交互に窒素ガス
を生成するように吸着ユニット14の各バルブV1 〜V
7 を開閉制御する。各バルブV1 〜V7 の開弁状態を各
工程毎に分類すると、以下のようになる。
【0024】 第1の吸着槽23は吸着工程:バルブV1 が開弁。 第2の吸着槽24は再生工程:バルブV6 が開弁。 第1の吸着槽23は取出工程:バルブV1 ,V2 が開弁。 第2の吸着槽24は再生工程のまま:バルブV6 が開弁。
【0025】 吸着槽23, 24は均圧工程:バルブV7 が開弁。 第1の吸着槽23は再生工程:バルブV3 が開弁。 第2の吸着槽24は吸着工程:バルブV4 が開弁。 第1の吸着槽23は再生工程のまま:バルブV3 が開弁。
【0026】 第2の吸着槽24は取出工程:バルブV4 ,V5 が開弁。 吸着槽23, 24は均圧工程:バルブV7 が開弁。 この〜が順次行われて1サイクルが終了し、この順
番で各工程が繰り返される。尚、各工程の所要時間は、
予めプログラム上に設定されている。
【0027】次に制御装置12が実行する処理につき説
明する。図2はコンプレッサ13の制御動作を説明する
ためのフローチャートである。制御装置12は、スター
トスイッチ(図示せず)がオンに操作されると、コンプ
レッサ13の駆動モータ(図示せず)を起動させてロー
ド状態に制御する。これと共に、ステップS1(以下
「ステップ」を省略する)において、コンプレッサ13
からの圧縮空気が蓄圧された空気槽16の圧力Pが上限
圧力PA である8.5kgf/cm2 に達したか否かを判定す
る。そして、S1で空気槽16の圧力Pが8.5kgf/cm
2 以上であるときは、S2に進み、コンプレッサ13を
アンロード運転(無負荷運転)に切り替える。
【0028】次のS3では、空気槽16の圧力Pが下限
圧力PB である7kgf/cm2 に達したか否かを判定する。
このS3において、空気槽16の圧力Pが下限圧力PB
以上であるときは、S4に移行して第1の吸着槽23が
均圧工程から吸着工程に切り替わったか否かを判定す
る。
【0029】そして、S4において、第1の吸着槽23
が均圧工程から吸着工程に切り替わっていない場合に
は、S5に移行して第2の吸着槽24が均圧工程から吸
着工程に切り替わったか否かを判定する。このS5にお
いても、第2の吸着槽24が均圧工程から吸着工程に切
り替わっていない場合には、上記S3に戻りS3〜S5
の処理を繰り返す。
【0030】また、S3において、空気槽16の圧力P
が下限圧力PB 以下に低下したときは、S6に移行して
コンプレッサ13をロード運転(通常運転)に切り替え
る。従って、吸着槽23, 24の状態に拘わらず空気槽
16の圧力Pが下限圧力PB以下に低下した場合には、
コンプレッサ13がロード運転となってコンプレッサ1
3により生成された圧縮空気が空気槽16に供給され
る。これにより、空気槽16の圧力Pが下限圧力PB
上に保たれる。
【0031】また、S4において、第1の吸着槽23が
均圧工程から吸着工程に切り替わった場合には、S6に
移行してコンプレッサ13をロード運転(通常運転)に
切り替える。従って、第1の吸着槽23が吸着工程にな
ったときは、コンプレッサ13がロード運転となってコ
ンプレッサ13により生成された圧縮空気が空気槽16
に供給される。そのため、吸着工程となった第1の吸着
槽23では、多量の空気が必要であるが、コンプレッサ
13がロード運転となって圧縮空気が空気槽16に供給
されているため、空気槽16からの供給圧力により吸着
に必要な圧力が確保され、圧力不足になることが防止さ
れる。
【0032】また、S5においても、第2の吸着槽24
が均圧工程から吸着工程に切り替わった場合には、上記
S4の場合と同様にS6に移行してコンプレッサ13を
ロード運転(通常運転)に切り替える。従って、第2の
吸着槽24が吸着工程になったときは、コンプレッサ1
3がロード運転となるため、第2の吸着槽24には空気
槽16からの十分な圧力が供給される。そのため、吸着
工程となった第2の吸着槽24では、吸着に必要な圧力
が確保され、圧力不足になることが防止される。
【0033】このように、吸着槽23, 24のいずれか
が吸着工程になった場合には、コンプレッサ13がロー
ド運転状態に維持されるため、供給される原料空気の圧
力が吸着に必要な下限圧力PB 以上に確保され、これに
より吸着効率が高められて高濃度の窒素ガスを安定的に
分離生成することができる。尚、S6の後は再びS1に
戻り、空気槽16の圧力Pが上限圧力PA である8.5
kgf/cm2 に達したか否かを判定し、P≧8.5kgf/cm2
であるときは、コンプレッサ13をアンロード運転に切
り替える。
【0034】次に制御装置12が実行する排気弁15の
制御動作について説明する。図3は排気弁15の制御動
作を説明するためのフローチャートである。制御装置1
2はS11において、吸着槽23又は24が吸着工程又
は取出工程であるか否かを判定する。そして、吸着槽2
, 24が共に吸着工程又は取出工程である場合には、
S12に進み、空気槽16の圧力Pが8kgf/cm2 以上に
上昇したか否かを判定する。尚、S11で吸着槽23又
は24のいずれかが吸着工程又は取出工程でなかった場
合、あるいはS12でP<8kgf/cm2 であるときは、待
機状態となる。
【0035】しかし、S12において、P>8kgf/cm2
であるときは、S13に進み、排気弁15を開弁させ
る。そのため、空気槽16に蓄圧された圧縮空気が空気
供給管路17、分岐管路18を通過してサイレンサ19
から大気中に放出される。これにより、空気槽16の圧
力Pは減圧される。
【0036】次のS14では、空気槽16の圧力Pが8
kgf/cm2 に達したか否かを判定する。空気槽16の圧力
がP≧8kgf/cm2 であるときはS15に移行して吸着槽
23又は24が吸着工程又は取出工程であるか否かを判
定する。そして、吸着槽23 , 24が共に吸着工程又は
取出工程である場合には、S14,S15の処理を繰り
返す。
【0037】しかし、S14において、空気槽16の圧
力がP≦8kgf/cm2 に減圧された場合には、S16に移
行して排気弁15を閉弁させる。また、S15におい
て、吸着槽23又は24のいずれかが均圧工程である場
合にも、次に実行される吸着工程に備えてS16に移行
して排気弁15を閉弁させる。その後、S11に戻り、
S11以降の処理を繰り返す。
【0038】このように、吸着工程又は取出工程以外の
ときに空気槽16の圧力がP>8kgf/cm2 であるとき
は、排気弁15を開弁させて空気槽16の圧力を減圧
し、P≦8kgf/cm2 になった時点で排気弁15を閉弁さ
せるため、空気槽16の圧力をP≒8kgf/cm2 に保つこ
とができる。これにより、コンプレッサ13が空気槽1
6の圧力上昇によりロード運転からアンロード運転に切
り替わることを防止できる。そのため、多量の空気が必
要となる吸着工程のときにコンプレッサ13がアンロー
ド運転になることが防止され、吸着工程で圧力不足にな
ることが防止される。
【0039】また、排気弁15を開弁させた後、空気槽
16の圧力がP≦8kgf/cm2 でない場合でも、均圧工程
になった時点で排気弁15を閉弁させるため、均圧工程
から吸着工程に切り替わったときに空気槽16の圧力が
不足することが防止される。ここで、図4に示された空
気槽16、吸着槽23, 24、窒素槽31の各圧力の変
化を見ながら上記図2、図3の制御処理による排気弁1
5の開閉動作及びコンプレッサ13の運転状態を説明す
る。尚、図4において、コンプレッサ13の空気槽16
の圧力変化はグラフI(実線)で示し、第1の吸着槽2
3の圧力変化はグラフII(1点鎖線)で示し、第2の吸
着槽24の圧力変化はグラフIII (2点鎖線)で示し、
製品ガスとしての窒素が貯えられる窒素槽31の圧力変
化はグラフIV(破線)で示す。
【0040】コンプレッサ13がロード運転されて圧縮
空気が空気槽16に蓄圧され、吸着工程又は取出工程以
外の工程のときに空気槽16の圧力Pが8kgf/cm2 に達
すると、その時点、すなわちA点(図4中に示す)で排
気弁15を開弁させる。これにより、空気槽16に蓄圧
された原料空気が大気中に放出され、コンプレッサ13
から空気槽16に供給される空気量と、大気中に放出さ
れる空気量及び吸着槽23, 24において窒素ガスを分
離生成するために消費される空気量とが略等しくなって
空気槽16の圧力Pが8kgf/cm2 で一定となる。
【0041】その結果、空気槽16、吸着槽23,
4、窒素槽31の各圧力が一定値に保たれる。また、空
気槽16の圧力Pが上限圧力PA 以下に維持されるた
め、コンプレッサ13はアンロード運転に切り替わるこ
とが防止される。そして、A点から次のB(図4中に示
す)点までの間は、排気弁15が開弁状態に維持されて
いるので、空気槽16、吸着槽23, 24、窒素槽31
の各圧力が一定値に保たれたままの状態が維持される。
【0042】次のB点においては、吸着槽23の吸着・
取出工程が終了して均圧工程に入っているが、次に行わ
れる吸着槽24の吸着・取出工程に備えるため、排気弁
15を閉弁させる。この時点では、まだ均圧工程であり
空気槽16の圧縮空気が吸着槽24に供給されていない
ので、B点からC点に至る過程で空気槽16の圧力Pは
排気弁15の閉弁と共に急激に上昇する。
【0043】次のC点においては、空気槽16の圧力P
が上限圧力PA (8.5kgf/cm2 )以上に昇圧するた
め、コンプレッサ13がロード運転からアンロード運転
に切り替わる。このアンロード運転への切り替え動作に
より、コンプレッサ13が圧縮空気を生成しない無負荷
運転状態になり、空気槽16への圧縮空気の供給が停止
される。そのため、C点からD点に至る過程では、空気
槽16の圧力Pが上限圧力PA に保たれる。
【0044】次のD点においては、均圧工程から吸着槽
24の吸着・取出工程に切り替わるため、空気槽16に
蓄圧された圧縮空気が吸着槽24に供給され、空気槽1
6の圧力Pが急激に低下する。そして、空気槽16の圧
力Pが下限圧力PB (7kgf/cm2 )以下に低下すると、
再びコンプレッサ13がアンロード運転からロード運転
に切り替わってコンプレッサ13で生成された圧縮空気
が空気槽16に供給されるため、空気槽16の圧力Pが
上昇する。
【0045】このように、吸着槽23, 24が吸着工程
に入る時点では、排気弁15が閉弁されて空気槽16の
圧力Pが上限圧力PA に保たれているので、均圧工程か
ら吸着・取出工程に切り替わっても圧力不足とならず、
吸着槽23, 24に酸素分子が吸着剤に吸着されるのに
必要な圧力が確保される。そのため、吸着工程での吸着
効率が高められ、より高濃度の窒素ガスを生成すること
ができる。
【0046】尚、上記実施例では、図2に示すコンプレ
ッサ13の制御と図3に示す排気弁15の開閉制御を組
み合わせるようにしたが、これに限らず、コンプレッサ
13の制御のみを行うか、あるいは排気弁15の開閉制
御のみを行うようにしても良い。
【0047】また、上記実施例では、各吸着槽が酸素分
子を吸着する構成であるが、各吸着槽が他の気体分子を
吸着する構成(例えば酸素発生装置等)にも適用できる
のは勿論である。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、吸着槽が吸着工程に切り替わる時点で吸着槽に供給
される圧力が吸着工程に必要な圧力を維持するようにコ
ンプレッサの運転状態を制御するため、吸着槽が吸着工
程になった時点で圧力不足となることを防止でき、圧力
減少に伴う吸着槽における吸着効率の低下を防止でき
る。しかも、吸着工程に切り替わる時点で吸着槽に供給
される圧力が吸着工程に必要な圧力に維持されているた
め、吸着槽における吸着効率を高めることができ、より
高濃度の製品ガスを生成することができる。
【0049】また、請求項2によれば、吸着槽が吸着工
程以外の工程で吸着槽に供給される圧縮空気の圧力が所
定圧以上であるとき、吸着槽に圧縮空気を供給する管路
に設けられた排気弁を開弁するため、吸着槽に供給され
る圧力を所定圧に減圧することができるので、吸着工程
に切り替わった時点でコンプレッサがロード運転からア
ンロード運転に切り替わることを防止できる。そのた
め、吸着槽が吸着工程になった時点で圧力不足となるこ
とを防止でき、圧力減少に伴う吸着効率の低下を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる気体分離装置の一実施例の概略構
成図である。
【図2】コンプレッサの制御動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】排気弁の制御動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】空気槽、吸着槽、窒素槽の各圧力の変化を示す
グラフである。
【図5】従来の気体分離装置における空気槽、吸着槽、
窒素槽の各圧力の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
11 気体分離装置 12 制御装置 13 コンプレッサ 14 吸着ユニット 15 排気弁 16 空気槽 17 空気供給管路 20 圧力計 23,24 吸着槽 31 窒素槽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着剤が充填された吸着槽にコンプレッ
    サにより圧縮された圧縮空気を供給して該吸着槽内を昇
    圧させる吸着工程を行うと共に、該吸着槽内の吸着剤に
    より生成された製品ガスを該吸着槽から取り出すよう構
    成された気体分離装置において、 前記吸着槽が吸着工程に切り替わる時点で前記吸着槽に
    供給される圧力が吸着工程に必要な圧力を維持するよう
    に前記コンプレッサの運転状態を制御する制御手段を備
    えてなることを特徴とする気体分離装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の気体分離装置におい
    て、 前記吸着槽に圧縮空気を供給する管路に空気を外部に排
    出させる排気弁を設け、 前記吸着槽が吸着工程以外の工程で前記吸着槽に供給さ
    れる圧縮空気の圧力が所定圧以上であるとき、前記排気
    弁を開弁させる弁制御手段を設けたことを特徴とする気
    体分離装置。
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