JPH09242365A - 立体格納塔 - Google Patents

立体格納塔

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JPH09242365A
JPH09242365A JP8050197A JP5019796A JPH09242365A JP H09242365 A JPH09242365 A JP H09242365A JP 8050197 A JP8050197 A JP 8050197A JP 5019796 A JP5019796 A JP 5019796A JP H09242365 A JPH09242365 A JP H09242365A
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lifting
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〆男 田中
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清 井戸
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健二 郷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降機構を簡単かつ安価に構成できるととも
に、同昇降機構を極力低い位置に配置することが可能な
立体駐車装置を提供すること。 【解決手段】 リフトチェン26はリフトフレーム19
の前端側を支持するとともに、昇降用モータ23の駆動
によって同リフトフレーム19の前端側を昇降させる。
この前端側の昇降動作に、ガイドスプロケット21A,
バランスチェン20及びガイドスプロケット21Bを介
して昇降リフト17の後端側が連動して昇降される。従
って、同昇降リフト17は略水平状態を保持しつつ、昇
降空間S内を昇降される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体駐車装置等の
立体格納塔に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の立体駐車装置としては、図8及び
図9に示すようなものが存在する。同立体駐車装置にお
いては、格納空間Kが鉛直方向に延びる昇降空間Sの左
右両側方に並設されている。同昇降空間S及び格納空間
Kは複数の階に区画されている。自動車Cが載置される
横行トレー51は、格納空間Kの各階に収容配置されて
おり、自動車Cの入庫・出庫時には同格納空間Kと昇降
空間Sとの同一階間を横行移動可能である。昇降リフト
52は、昇降空間S内において昇降可能に設けられてい
る。前記横行トレー51と昇降リフト52は、図示しな
い互い違いの櫛歯状のフォークを有している。従って、
同横行トレー51と昇降リフト52とが、昇降空間S内
においてフォーク部分を以てすれ違うことにより、両者
51,52間での自動車Cの受渡しがなされる。
【0003】さて、前記立体駐車装置は、昇降リフト5
2を昇降移動させるための昇降機構としてウインチ53
を備えている。同ウインチ53は昇降空間S内おいてそ
の最上部中央に配置されており、同ウインチ53から垂
下された四本のワイヤ54が昇降リフト52の前後両端
部にそれぞれ連結されている。従って、ウインチ53に
よるワイヤ54の巻き取り或いは繰り出しにより、昇降
リフト52が昇降空間S内を上昇或いは下降される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術においては、一つのウインチ53を昇降空間S内の最
上部中央に配置して、同ウインチ53により四本のワイ
ヤ54の巻き取り及び繰り出しを行っていた。このた
め、ウインチ53が最上階における横行トレー51や昇
降リフト52上の自動車Cに干渉されないよう、同ウイ
ンチ53を高い位置に配置しなくてはならず、立体駐車
装置の全高が高くなっていた。
【0005】ここで、四本のワイヤ54を、それぞれ専
用に設けたウインチにより巻き取り及び繰り出すように
しても良い。このようにすれば、各ウインチを昇降空間
Sの側方に寄せて配置でき、同ウインチを前記技術と比
較して低く配置しても、最上階の横行トレー51や昇降
リフト52上の自動車Cに干渉されることを防止でき
る。しかし、多数のウインチを備えることは昇降機構の
コスト高につながるし、各ウインチを同期して制御する
ための制御回路が複雑となっていた。
【0006】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的は、昇降機
構を簡単かつ安価に構成できるとともに、同昇降機構を
極力低い位置に配置することが可能な立体駐車装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、昇降リフトの一端側に回転可能
に配設された第1回転体と、前記昇降リフトの他端側に
回転可能に配設された第2回転体と、第1及び第2回転
体間に掛け渡されるとともに、その一方の固定端側が第
1回転体を介して昇降リフトの上昇方向に沿って上昇さ
れ、他方の固定端側が第2回転体を介して昇降リフトの
下降方向に沿って下降された索状部材と、前記昇降リフ
トの他端側を支持するとともに、同他端側を昇降させる
昇降手段とを備えた立体格納塔である。
【0008】請求項2の発明では、前記格納空間の各階
には格納物が載置される横行トレーが収容され、同横行
トレーは、格納空間と昇降空間との同一階間を横行移動
可能であり、さらに、同横行トレーと前記昇降リフトは
互い違いとなるフォークを備えており、同フォーク部分
を以てのすれ違いにより両者間での格納物の受渡しを行
うように構成されたものである。
【0009】請求項3の発明では、前記昇降リフトはフ
ォークを支持するリフトフレームを有し、同リフトフレ
ームは中空状をなすとともに、前記索状部材が同リフト
フレームの内空間を挿通されている。
【0010】請求項4の発明では、前記フォークは、リ
フトフレームに穿設されたフォーク支持孔を介して同リ
フトフレームに挿入固定されている。請求項5の発明で
は、前記リフトフレームの内空間には、同内空間に挿入
されたフォークの端部を受けるフォーク受け部材が配設
されており、同フォーク受け部材の背後には、フォーク
に干渉されない索状部材の挿通空間が形成されている。
【0011】(作用)上記構成の請求項1の発明におい
ては、昇降リフトの他端側が昇降手段により支持されて
いる。従って、同昇降リフトの一端側は、第1回転体、
第2回転体及び索状部材の連係で、他端側と同じ高さに
保持される。そして、昇降リフトの他端側が昇降手段に
より昇降されると、前記第1回転体、第2回転体及び索
状部材の連係で、一端側も他端側と同様に昇降される。
【0012】請求項2の発明においては、横行トレーと
昇降リフトが、互いのフォーク部分を以てすれ違うこと
により、格納物の受渡しが行われる。横行トレーに受け
渡された格納物は、同横行トレーが昇降空間から格納空
間に横行移動されることで格納される。また、昇降リフ
トに受け渡された格納物は、同昇降リフトが昇降される
ことで、所定の出庫位置まで搬送される。
【0013】請求項3の発明においては、索状部材が同
リフトフレームの内空間を挿通されている。従って、リ
フトフレームの周囲に、索状部材を配置するための専用
のスペースを必要としない。
【0014】請求項4の発明においてフォークは、リフ
トフレームに穿設されたフォーク支持孔を介して同リフ
トフレームに挿入固定されている。従って、フォークを
リフトフレームの側面に溶接等で固定することと比較し
て、簡単な加工で十分な取付強度を確保できる。
【0015】ここで、前記フォークの挿入位置によって
は、同フォークが、リフトフレームの内空間に挿通され
た索状部材に干渉されるおそれがある。そこで、請求項
5の発明においては、フォーク受け部材をリフトフレー
ムの内空間に配設し、同フォーク受け部材により、索状
部材に干渉されるおそれのあるフォークの挿入端部が受
けられて、それ以上の内空間への挿入が阻止される。従
って、同フォーク受け部材の背後には、フォークに干渉
されてその挿通が妨げられることのない、索状部材の挿
通空間が形成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の立体格納塔を立体
駐車装置に具体化した一実施形態について説明する。
【0017】図1〜図5に示すように、メインフレーム
11A〜11Dは敷地の四隅において、それぞれ鉛直方
向に立設されている。昇降空間Sはメインフレーム11
A〜11Dによって囲まれた空間の中央に区画形成さ
れ、同メインフレーム11A〜11Dに沿って鉛直方向
に延びている。格納空間Kは同昇降空間Sの左右両側方
に隣接して区画形成され、同じくメインフレーム11A
〜11Dに沿って鉛直方向に延びている。
【0018】昇降フレーム12A〜12Dは前記昇降空
間Sの四隅に配置されており、同昇降空間Sに沿って鉛
直方向に延びている。各昇降フレーム12A〜12Dは
横断面「コ」字状をなし、昇降空間Sの前方側に位置さ
れる昇降フレーム12A,12Bと、後方側に位置され
る昇降フレーム12C,12Dとは、その「コ」字状の
開口部を対向させた状態で配置されている。
【0019】左右方向に延びる一対の第1ローラフレー
ム13は、前方側の昇降フレーム12A,12B間及び
後方側の昇降フレーム12C,12D間にそれぞれ横架
されている。同第1ローラフレーム13は、鉛直方向に
沿って、所定間隔をおいて複数が設けられている。昇降
空間Sは、同第1ガイドレール13によって複数の階に
区画されている。複数の第1ガイドローラ14は、各階
において両第1ローラフレーム13の対向面にそれぞれ
回転可能に設けられている。
【0020】左右方向に延びる一対の第2ローラフレー
ム15は、前方側のメインフレーム11A,11Bと昇
降フレーム12A,12B、及び後方側のメインフレー
ム11C,11Dと昇降フレーム12C,12Dの各間
にそれぞれ横架されている。同第2ローラフレーム15
は、鉛直方向に沿って所定間隔をおいて複数が設けられ
ており、それぞれ前記第1ローラフレーム13と同じ高
さ位置に配置されている。各格納空間Kは、同第2ロー
ラフレーム15によって複数の階に区画され、各階には
格納室K1が区画形成されている。複数の第2ガイドロ
ーラ16は、各階の収容室K1において両第2ローラフ
レーム15の対向面にそれぞれ回転可能に設けられてい
る。
【0021】昇降リフト17は、前記昇降空間Sの左右
両側方においてそれぞれ前後方向に延びる一対のリフト
フレーム18と、両リフトフレーム18から互いに対向
されるリフトフレーム18に向けて突出配置された櫛歯
状のフォーク19A,19Bとにより構成されている。
【0022】図4〜図7に示すように、前記リフトフレ
ーム18は中空状をなし、横断面「コ」字状をなす一対
の鋼材18a,18bを、その端面同士を突き合わせた
状態にて溶接することにより構成されている。複数のフ
ォーク挿入孔18cは、各リフトフレーム18の互いに
対向される鋼材18aの対向面に穿設されている。フォ
ーク19A,19Bは各フォーク挿入孔18cを介して
リフトフレーム18内に挿入され、他方の鋼材18bの
内面に当接された挿入端部及びフォーク挿入孔18cと
の接触部分を以て溶接固定されている。同フォーク19
A,19Bのうち、リフトフレーム18の前方側の一群
(19A)は自動車Cの車輪止めを兼ねる。このため、
同フォーク19A群のうちの中央側の一対は、昇降リフ
ト17上に自動車Cが載置された際、その車輪が若干落
ち込まれるようにするため、両側のフォーク19Aと比
較して低い位置に配設されている。
【0023】ここで、板状をなすフォーク受け部材33
が、前記鋼材18a,18b間において、前方側のフォ
ーク19A群に対応する位置に配置固定されている。同
フォーク受け部材33は、フォーク19A群において両
側のフォーク19Aのみの挿通を許容するフォーク挿入
孔33aを有している。従って、中央側の一対のフォー
ク19Aの挿入端部は、同フォーク受け部材33の壁面
に受けられて同部材33に溶接固定されている。その結
果、図5及び図7に示すように、同フォーク受け部材3
3において、中央側のフォーク19Aを受けた背後のリ
フトフレーム18の内空間には、同リフトフレーム18
の前端側から後端側にかけてフォーク19A,19Bが
干渉されることのない、挿通空間Mが形成されている。
【0024】そして、各リフトフレーム18の前後両端
部は、前後の昇降フレーム12A〜12Dの開口部内に
それぞれ挿入されている。同昇降リフト17は、後述す
る昇降機構によって昇降空間S内を昇降可能に構成され
ている。
【0025】自動車Cを載置するための横行トレー28
A,28Bは、前後方向に並行された一対のフォークフ
レーム29と、両フォークフレーム29の端部間にそれ
ぞれ固定された、横断面「コ」字状をなすガイドフレー
ム30とにより構成されている。また、同横行トレー2
8は、その左右両側に、前記昇降リフト17のフォーク
19と互い違いに突出する櫛歯状のフォーク31を有し
ている。同横行トレー28A,28Bは、それぞれガイ
ドフレーム30の「コ」字状の内空間を以て前記第2ガ
イドローラ16に嵌め合わされ、第2ローラフレーム1
5により支持されている。同横行トレー28A,28B
は、常には、前記各階の格納室K1に収容されており、
自動車Cの入庫・出庫時には、第2ガイドローラ16及
び第1ガイドローラ14により案内支持されて、格納室
K1と昇降空間Sとの同一階間で横行移動可能となって
いる。
【0026】前記のように、横行トレー28A,28B
を横行移動させる横行機構としては、チェン部35が各
横行トレー28A,28Bのガイドフレーム30の上面
に設けられている。同チェン部35は、ガイドフレーム
30の長手方向(横行トレー28A,28Bの移動方
向)に沿って延在されている。
【0027】第1及び第2軸受け36,37は、前後の
第1及び第2ローラフレーム13,15の上面におい
て、昇降フレーム12A〜12D寄りにそれぞれ配設さ
れている。各一対の第1横行用スプロケット38は、第
1軸受け36によって回転可能に軸支されている。各一
対の第2横行用スプロケット39は、第2軸受け37に
よって回転可能に軸支されている。図4の拡大円中に示
すように、同第1及び第2横行用スプロケット38,3
9は、その外周側に形成された歯部38a,39aが、
各横行トレー28A,28Bのチェン部35の移動軌跡
に交わるようにして配置されている。なお、第1及び第
2横行用スプロケット38,39は、横行トレー28
A,28Bが格納室K1と昇降空間Sとを移動される
間、常に少なくとも一方がチェン部35に噛合される位
置関係にある。
【0028】連動シャフト40は、前後の各第2ローラ
フレーム15間において回転可能に軸架されている。第
1及び第2横行用スプロケット38,39の回転軸及び
連動シャフト40の両端部には、それぞれスプロケット
38b,39b,40a,40bが固定されている。無
端状をなす駆動チェン41は、前方側及び後方側の各ス
プロケット38b,39b,40a,40b間にそれぞ
れ巻き掛けられている。同駆動チェン41は、昇降空間
Sに干渉されないようにするため、昇降フレーム12A
〜12Dの外側において取り廻されている。
【0029】ブレーキモータからなる横行用モータ42
A,42Bは、前方側の第2ローラフレーム15におい
て第2軸受け37の上部にそれぞれ配置され、その駆動
軸に取着されたスプロケット42aを以て前方側の駆動
チェン41に噛合されている。従って、同横行用モータ
42A,42Bの駆動により、前方側の第1及び第2横
行用スプロケット38,39が回転されるとともに、連
動シャフト40を介して後方側の第1及び第2横行用ス
プロケット38,39も同方向に連動回転される。そし
て、同第1及び第2横行用スプロケット38,39の回
転により、前記横行トレー28A,28Bは、格納室K
1と昇降空間Sとの同一階間を横行移動可能となってい
る。
【0030】入出庫室Fは昇降空間Sの最下階に設けら
れており、同入出庫室Fが本立体駐車装置に対する自動
車Cの出入口となっている。床32は同入出庫室Fの下
部に設けられており、図示しないが、同床32の左右両
側には前記横行トレー28A,28Bのフォーク31と
同形状、つまり、前記昇降リフト17のフォーク19と
互い違いとなるフォークが形成されている。
【0031】次に、前記昇降機構について説明する。図
1〜図7に示すように、索状部材としての一対のバラン
スチェン20は、昇降空間S内において左右両側方に配
置されている。第1回転体としてのガイドスプロケット
21Bは、各リフトフレーム18の内部においてその後
端側に配設されている。第2回転体としてのガイドスプ
ロケット21Aは、各リフトフレーム18の内部におい
てその前端側に回転可能に配設されている。両ガイドス
プロケット21A,21Bは、同一面内において回転可
能である。
【0032】前記バランスチェン20は、各リフトフレ
ーム19の前記挿通空間Mに略水平状態で挿通され、ガ
イドスプロケット21A,21B間に掛け渡されてい
る。同バランスチェン20の後端側は、ガイドスプロケ
ット21Bを経由することにより上昇され、その上昇端
は後方側の昇降フレーム12C,12Dの上端部に固定
されている。また、各バランスチェン20の前端側は、
ガイドスプロケット21Aを経由することにより下降さ
れ、その下降端は前方側の昇降フレーム12A,12B
の下端部に固定されている。
【0033】カウンタシャフト22は、前方側の昇降フ
レーム12A,12Bの上端部間に回転可能に軸架され
ており、一方の昇降フレーム12Bの上端部に固定され
た昇降用モータ23によって正逆方向に回転駆動され
る。一対の駆動スプロケット24は、同カウンタシャフ
ト22において各昇降フレーム12A,12Bの内空間
に対応した位置に固定配置されている。リフトチェン2
6は各駆動スプロケット24に巻き掛けられている。同
リフトチェン26の一端部は、昇降リフト17の前端部
に固定され、他端部にはバランスウエイト27が取着さ
れている。同バランスウエイト27により、昇降リフト
17側との間でのリフトチェン26を介した重量バラン
スが調整される。
【0034】ここで、前記バランスチェン20は、その
上昇端及び下降端の高低差に、リフトフレーム18内に
おけるガイドスプロケット21A,21B間の距離(掛
け渡し距離)を加えた長さと略同じ長さを有している。
従って、リフトフレーム18の前端側がリフトチェン2
6に吊下支持されることにより、ガイドスプロケット2
1B、バランスチェン20及びガイドスプロケット21
Aの連係で、同リフトフレーム18の後端側も前端側と
略同じ高さに保持される。つまり、昇降リフト23は、
略水平状態にバランス支持されている。
【0035】そして、前記リフトチェン26が、昇降用
モータ23の駆動によって一方向或いは他方向へ送られ
ると、昇降リフト17の前端側が積極的に上昇或いは下
降動作されようとする。この前端側の昇降動作に、ガイ
ドスプロケット21A,バランスチェン20及びガイド
スプロケット21Bを介して昇降リフト17の後端側が
連動して昇降される。従って、図5において二点鎖線で
示すように、同昇降リフト17は略水平状態を保持しつ
つ、昇降フレーム12A〜12Dに案内されて昇降空間
S内を昇降される。
【0036】次に、上記構成の立体駐車装置の作用につ
いて説明する。 (入庫動作)自動車Cを立体駐車装置に入庫させるため
には、昇降リフト17を床32の下方に移動配置させて
おく。この状態で、自動車Cを入出庫室F内に乗り入
れ、床面32上で停止させる。そして、昇降リフト17
を上昇させることにより、同昇降リフト17のフォーク
19と床32のフォークとがすれ違い、同床32上の自
動車Cが昇降リフト17に受け渡される。
【0037】自動車Cを載せた昇降リフト17は昇降空
間S内を上昇され、所定の格納室K1が属する階よりも
上方位置で停止される。その後、格納室K1内の横行ト
レー28A,28Bが昇降空間Sに横行移動される。こ
の状態で、昇降リフト17が下降されることにより、同
昇降リフト17のフォーク19と横行トレー28A,2
8Bのフォーク31とがすれ違い、昇降リフト17から
横行トレー28A,28Bに対して自動車Cが受け渡さ
れる。自動車Cを受け取った横行トレー28A,28B
は、格納室K1内に横行移動され、自動車Cは所定の格
納室K1内に格納される。
【0038】(出庫動作)自動車Cを立体駐車装置から
出庫させるためには、同自動車Cが格納された格納室K
1の横行トレー28A,28Bを昇降空間Sに横行移動
させる。この状態で、昇降リフト17を上昇させること
により、同昇降リフト17のフォーク19と横行トレー
28A,28Bのフォーク31とがすれ違い、同横行ト
レー28A,28Bから昇降リフト17に対して自動車
Cが受け渡される。
【0039】自動車Cを載せた昇降リフト17は、格納
室K1の階よりも上方位置において一端停止され、その
間に昇降空間Sに位置される横行トレー28A,28B
が自身の格納室K1に横行移動される。そして、昇降リ
フト17が最下階まで下降され、同昇降リフト17のフ
ォーク19と床32のフォークとがすれ違い、昇降リフ
ト17から床32に対して自動車Cが受け渡される。そ
して、自動車Cを入出庫室Fから乗り出すことにより出
庫が完了される。
【0040】上記構成の本実施形態においては、次のよ
うな効果を奏する。 (1)前記昇降リフト17のリフトフレーム18は、リ
フトチェン26によってその前端側のみが支持され、ガ
イドスプロケット21A,21B及びバランスチェン2
0の連係で、同リフトフレーム18が略水平状態に保持
されている。また、同リフトフレーム18を昇降させる
には、リフトチェン26の巻き取り及び繰り出しを行う
のみで良い。従って、昇降用モータ23を昇降空間Sの
側方に配置でき、同昇降用モータ23やリフトチェン2
6等を低い位置(最上階の空間とラップされる程度の位
置)に配置しても、最上階の横行トレー28A,28B
及び昇降リフト17上の自動車Cに干渉されることはな
い。従って、立体駐車装置の全高を従来と比較して低く
できる。また、リフトフレーム18の前端側のみを積極
的に昇降させれば良いため、昇降用モータ23の数を従
来と比較して低減でき、昇降機構を安価に構成できる。
【0041】(2)両駆動スプロケット24を、カウン
タシャフト22により連結することで、昇降用モータ2
3が共通化されている。従って、昇降リフト17を昇降
させるのに駆動源(昇降用モータ23)は一つで良く、
その制御回路も簡単となる。その結果、昇降機構を安価
に構成することができる。
【0042】(3)バランスチェン20は、リフトフレ
ーム18の内空間に挿通されている。従って、バランス
チェン20を配置するためのスペースをリフトフレーム
18の周囲に確保する必要がなく、昇降機構の省スペー
ス化に貢献される。
【0043】(4)フォーク19A,19Bは、リフト
フレーム18にフォーク挿入孔18cを介して挿入固定
されている。ここで従来の昇降リフトにおいては、複数
のフォークを取付板に溶接固定し、さらに同取付板をリ
フトフレームの側面に溶接固定していた。従って、リフ
トフレームはフォークを片持ち支持することになり、同
フォーク及び取付板の溶接の際、溶かし込みを十分に行
わないと、自動車Cの重量に耐える取付強度を確保する
ことができなかった。しかし、本実施形態においては、
フォーク19A,19Bの端部が、鋼材18bやフォー
ク受け部材33に溶接固定されるとともに、その途中位
置がフォーク挿入孔18cの内縁によって支持されてい
る。従って、溶接部分にそれほどの溶かし込みを行わな
くとも、所定の取付強度を得ることが可能となる。言い
換えれば、同じ溶接の仕方で、従来よりもフォーク19
A,19Bのリフトフレーム18に対する取付強度を上
げることができる。
【0044】(5)他のフォーク19A,19Bと異な
る高さに配設されるフォーク19A(中央側)の挿入端
部は、フォーク受け部材33に溶接固定されている。従
って、同フォーク受け部材33の背後には、同フォーク
フォーク19A(中央側)に干渉されない挿通空間Mを
確保できた。その結果、本実施形態においては、フォー
ク19A,19Bの配置高さが異なっても、バランスチ
ェン20をリフトフレーム18の内空間に挿通させるこ
とと、フォーク19A,19Bをリフトフレーム18内
に挿入固定することを同時に具体化できた。
【0045】なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で
以下の態様でも実施できる。 (1)両駆動スプロケット24をそれぞれ別個の昇降用
モータにより回転駆動すること。このようにすれば、ス
ペースを取るカウンタシャフト22を廃止できる。
【0046】(2)上記実施形態においては、互い違い
に設けられたフォーク19A,19B,31により自動
車Cの受渡しを行っていたが、横行トレー28A,28
Bをそのまま昇降リフト17に載せて各格納室K1と入
出庫室Fとの間を移動させるように構成しても良い。
【0047】(3)格納空間Kが、昇降空間Sの一側方
にのみ形成された立体駐車装置において具体化するこ
と。 (4)自動車C以外の格納物を格納するための立体格納
塔として、例えば、自動倉庫等において具体化するこ
と。
【0048】上記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて記載する。前記第1及び第2回転体21A,21
Bと索状部材20とは噛合関係にある請求項1〜5のい
ずれかに記載の立体格納塔。
【0049】このようにすれば、第1及び第2回転体2
1A,21Bと索状部材20との係合が確実となる。
【0050】
【発明の効果】上記構成の請求項1及び2の発明によれ
ば、昇降機構を簡単かつ安価に構成できる。また、同昇
降機構を極力低い位置に配置することが可能となる。従
って、立体駐車装置の全高を低くすることができる。
【0051】請求項3の発明によれば、索状部材の配置
スペースを昇降リフトの周囲に確保する必要がなく、昇
降リフトの省スペース化に貢献される。請求項4の発明
によれば、フォークのリフトフレームに対する固定を簡
単かつ確実に行い得る。
【0052】請求項5の発明によれば、フォークが索状
部材に干渉されず、前記請求項3及び請求項4の発明を
同時に具体化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 立体駐車装置を示す正面図。
【図2】 立体駐車装置を示す平面図。
【図3】 図1の部分拡大図。
【図4】 図2のA−A線断面図。
【図5】 図2のB−B線断面図。
【図6】 リフトフレームの分解斜視図。
【図7】 図2のC−C線断面図。
【図8】 従来の立体駐車装置を示す要部拡大図。
【図9】 従来の立体駐車装置を示す要部拡大図。
【符号の説明】
17…昇降リフト、18…昇降リフトを構成するリフト
フレーム、21A…第2回転体としてのガイドスプロケ
ット、21B…第1回転体としてのガイドスプロケッ
ト、20…索状部材としてのバランスチェン、23…昇
降手段を構成する昇降用モータ、26…同じくリフトチ
ェン、S…昇降空間、K…格納空間。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階に区画された格納空間と、同格納
    空間に並設され、同じく複数階に区画された昇降空間
    と、同昇降空間内を昇降可能に配置された昇降リフトと
    を備えた立体格納塔において、 前記昇降リフトの一端側に回転可能に配設された第1回
    転体と、 前記昇降リフトの他端側に回転可能に配設された第2回
    転体と、 第1及び第2回転体間に掛け渡されるとともに、その一
    方の固定端側が第1回転体を介して昇降リフトの上昇方
    向に沿って上昇され、他方の固定端側が第2回転体を介
    して昇降リフトの下降方向に沿って下降された索状部材
    と、 前記昇降リフトの他端側を支持するとともに、同他端側
    を昇降させる昇降手段とを備えた立体格納塔。
  2. 【請求項2】 前記格納空間の各階には格納物が載置さ
    れる横行トレーが収容され、同横行トレーは、格納空間
    と昇降空間との同一階間を横行移動可能であり、さら
    に、同横行トレーと前記昇降リフトは互い違いとなるフ
    ォークを備えており、同フォーク部分を以てのすれ違い
    により両者間での格納物の受渡しを行うように構成され
    た請求項1に記載の立体格納塔。
  3. 【請求項3】 前記昇降リフトはフォークを支持するリ
    フトフレームを有し、同リフトフレームは中空状をなす
    とともに、前記索状部材が同リフトフレームの内空間を
    挿通されている請求項2に記載の立体格納塔。
  4. 【請求項4】 前記フォークは、リフトフレームに穿設
    されたフォーク支持孔を介して同リフトフレームに挿入
    固定されている請求項3に記載の立体格納塔。
  5. 【請求項5】 前記リフトフレームの内空間には、同内
    空間に挿入されたフォークの端部を受けるフォーク受け
    部材が配設されており、同フォーク受け部材の背後に
    は、フォークに干渉されない索状部材の挿通空間が形成
    されている請求項4に記載の立体格納塔。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004256175A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 M Haloila Ab:Oy 包装機械及びトップフォイル包装機械
JP2014015816A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Nissei Ltd フォーク式駐車装置リニューアル方法およびフォーク式駐車装置
JP2015074894A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 日本ケーブル株式会社 エレベータ式駐車装置
JP2017206901A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 Ihi運搬機械株式会社 フォーク式駐車装置のトレイ横行装置

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