JPH0924271A - 硫黄化合物吸着剤 - Google Patents
硫黄化合物吸着剤Info
- Publication number
- JPH0924271A JPH0924271A JP7208287A JP20828795A JPH0924271A JP H0924271 A JPH0924271 A JP H0924271A JP 7208287 A JP7208287 A JP 7208287A JP 20828795 A JP20828795 A JP 20828795A JP H0924271 A JPH0924271 A JP H0924271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorbent
- sulfur compound
- manganese oxide
- specific surface
- manganese
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 title claims abstract 3
- 150000003464 sulfur compounds Chemical class 0.000 title abstract 3
- AMWRITDGCCNYAT-UHFFFAOYSA-L hydroxy(oxo)manganese;manganese Chemical compound [Mn].O[Mn]=O.O[Mn]=O AMWRITDGCCNYAT-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract 6
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 claims 1
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 abstract 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 1
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構 成】比表面積50m2/g以上で、X線の最大
強度を示す回折角度(2θ)が37±1°である酸化マ
ンガンあるいはこれにさらにCu及び/又はFeを含有
する酸化マンガンを主成分とする硫黄化合物吸着剤。 【効 果】燃料の中に含まれる硫黄化合物系付臭剤を
効率良く吸着することができるとともに、空気中の悪臭
物質である硫黄化合物を効率良く吸着することができ
る。
強度を示す回折角度(2θ)が37±1°である酸化マ
ンガンあるいはこれにさらにCu及び/又はFeを含有
する酸化マンガンを主成分とする硫黄化合物吸着剤。 【効 果】燃料の中に含まれる硫黄化合物系付臭剤を
効率良く吸着することができるとともに、空気中の悪臭
物質である硫黄化合物を効率良く吸着することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ガス、プロパンガ
スなどに含まれる硫黄化合物系付臭剤が、都市ガスなど
の炭化水素を燃料電池の反応用原料あるいはスプレーな
どの高圧充填剤として用いる場合において反応に有害あ
るいは人体に対して毒性あるいは不快となるためそれら
の目的に供する前に炭素水素ガスから付臭剤を除去する
ことができる硫黄化合物吸着剤に関するものである。ま
たトイレ、冷蔵庫内にて発生する硫黄化合物系悪臭を除
去することができる吸着剤に関するものである。
スなどに含まれる硫黄化合物系付臭剤が、都市ガスなど
の炭化水素を燃料電池の反応用原料あるいはスプレーな
どの高圧充填剤として用いる場合において反応に有害あ
るいは人体に対して毒性あるいは不快となるためそれら
の目的に供する前に炭素水素ガスから付臭剤を除去する
ことができる硫黄化合物吸着剤に関するものである。ま
たトイレ、冷蔵庫内にて発生する硫黄化合物系悪臭を除
去することができる吸着剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】悪臭である硫黄化合物は、従来主として
活性炭により吸着されてきた。しかし都市ガス、プロパ
ンガスの主成分である炭化水素が活性炭の細孔を占める
ため硫黄化合物が活性炭に吸着されないという問題があ
った。また活性炭以外の吸着剤としてMnO2,Cu−
ゼオライトなどが市販されているが、これらのものは、
メルカプタンを吸着するもののサルファイドを殆ど吸着
しないという問題点がみられた。
活性炭により吸着されてきた。しかし都市ガス、プロパ
ンガスの主成分である炭化水素が活性炭の細孔を占める
ため硫黄化合物が活性炭に吸着されないという問題があ
った。また活性炭以外の吸着剤としてMnO2,Cu−
ゼオライトなどが市販されているが、これらのものは、
メルカプタンを吸着するもののサルファイドを殆ど吸着
しないという問題点がみられた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題を
解決するためになされたものであって、硫化水素、メル
カプタン系硫黄化合物及び硫化メチル系硫黄化合物を効
率良く吸着除去するための吸着剤を提供することを目的
とする。
解決するためになされたものであって、硫化水素、メル
カプタン系硫黄化合物及び硫化メチル系硫黄化合物を効
率良く吸着除去するための吸着剤を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、都市ガス、プ
ロパンガスなどに含まれる硫黄化合物とりわけ硫化メチ
ルを高効率に吸着することができる吸着剤である。また
トイレ、冷蔵庫内に発生する硫黄化合物系悪臭を高効率
に吸着することができる吸着剤である。本発明にかかる
吸着剤が対象とする硫黄化合物は、硫化水素、メチルメ
ルカプタン、t−ブチルメルカプタンなどのメルカプタ
ン類、一硫化メチル、二硫化メチルなどのサルファイド
類である。本吸着剤が、炭化水素類をバランスガスとす
る系においても有効に機能する理由については詳らかで
はないが、比表面積が50m2/g以上でX線の最大強
度の回折角度(2θ)が37±1°である酸化マンガン
が有する酸素欠陥が大きく関わっていると考えられる。
また上述した酸化マンガンにCu及び/又はFeを含有
させることによって炭化水素類をバランスガスとする系
においてサルファイド類の吸着能が大幅に向上する。本
発明にかかる酸化マンガンを得る方法として、焼成する
ことによって酸化マンガン前駆体例えば水酸化マンガ
ン、炭酸マンガン、酢酸マンガンなどを、通常雰囲気、
温度、時間などの焼成条件をコントロールし、必要に応
じて酸化処理をすることによって得ることができる。例
えば、MnCO3を焼成温度が250〜450℃におい
て焼成し酸処理し、所望の酸化マンガンを得ることがで
きる。またその他の方法として、硝酸マンガンと過マン
ガン酸カリを反応させて水洗乾燥させることにより比表
面積が50m2/g以上でX線の最大回折角度(2θ)
が37±1°である酸化マンガンを得ることができる。
ロパンガスなどに含まれる硫黄化合物とりわけ硫化メチ
ルを高効率に吸着することができる吸着剤である。また
トイレ、冷蔵庫内に発生する硫黄化合物系悪臭を高効率
に吸着することができる吸着剤である。本発明にかかる
吸着剤が対象とする硫黄化合物は、硫化水素、メチルメ
ルカプタン、t−ブチルメルカプタンなどのメルカプタ
ン類、一硫化メチル、二硫化メチルなどのサルファイド
類である。本吸着剤が、炭化水素類をバランスガスとす
る系においても有効に機能する理由については詳らかで
はないが、比表面積が50m2/g以上でX線の最大強
度の回折角度(2θ)が37±1°である酸化マンガン
が有する酸素欠陥が大きく関わっていると考えられる。
また上述した酸化マンガンにCu及び/又はFeを含有
させることによって炭化水素類をバランスガスとする系
においてサルファイド類の吸着能が大幅に向上する。本
発明にかかる酸化マンガンを得る方法として、焼成する
ことによって酸化マンガン前駆体例えば水酸化マンガ
ン、炭酸マンガン、酢酸マンガンなどを、通常雰囲気、
温度、時間などの焼成条件をコントロールし、必要に応
じて酸化処理をすることによって得ることができる。例
えば、MnCO3を焼成温度が250〜450℃におい
て焼成し酸処理し、所望の酸化マンガンを得ることがで
きる。またその他の方法として、硝酸マンガンと過マン
ガン酸カリを反応させて水洗乾燥させることにより比表
面積が50m2/g以上でX線の最大回折角度(2θ)
が37±1°である酸化マンガンを得ることができる。
【0005】酸化マンガンへのCu及び/正はFeの担
持は、例えば炭酸マンガンを焼成する際にCuあるいは
Feの塩を混入させておいたり、硝酸マンガンと過マン
ガン酸カリを反応させる際にCuあるいはFeの塩も同
時に加えるなどの方法によって行うことができる。その
時、酸化マンガン中のCuあるいはFeの含有率は1〜
20wt%が好ましい。1wt%以下では、Cu,Fe
の添加による効果が小さく、20%以上では逆に吸着能
が低下するからである。本発明による吸着剤は従来知ら
れている成形方法によってハニカム状、球状等の種々の
形状に成形することができる。この成形に際し、成形助
剤、成形補強体、無機繊維、有機バインダー等を適宜配
合してもよい。またあらかじめ成形された基材状にウォ
ッシュコート法等によって被覆担持させることもでき
る。さらに従来知られているその他の吸着剤の調製方法
によることもできる。
持は、例えば炭酸マンガンを焼成する際にCuあるいは
Feの塩を混入させておいたり、硝酸マンガンと過マン
ガン酸カリを反応させる際にCuあるいはFeの塩も同
時に加えるなどの方法によって行うことができる。その
時、酸化マンガン中のCuあるいはFeの含有率は1〜
20wt%が好ましい。1wt%以下では、Cu,Fe
の添加による効果が小さく、20%以上では逆に吸着能
が低下するからである。本発明による吸着剤は従来知ら
れている成形方法によってハニカム状、球状等の種々の
形状に成形することができる。この成形に際し、成形助
剤、成形補強体、無機繊維、有機バインダー等を適宜配
合してもよい。またあらかじめ成形された基材状にウォ
ッシュコート法等によって被覆担持させることもでき
る。さらに従来知られているその他の吸着剤の調製方法
によることもできる。
【0006】
【実施 例】以下具体的に実施例により説明する。 実施例1 和光純薬製特級硝酸マンガン6水和物121.8gと和
光純薬製特級硫酸第一鉄7水和物59.0gを400m
lのイオン交換水に溶解した硝酸マンガン−硫酸第一鉄
混合水溶液を和光純薬特級過マンガン酸カリウム40g
を200mlのイオン交換水に溶解した過マンガン酸カ
リウム水溶液に攪拌下で滴下し、約30分にて反応を終
えその後、ろ過、イオン交換水にて水洗を行い63gの
乾燥物を得た。この時、比表面積は249m2/gで、
乾燥物中のFeの含有率は6.5%であった。
光純薬製特級硫酸第一鉄7水和物59.0gを400m
lのイオン交換水に溶解した硝酸マンガン−硫酸第一鉄
混合水溶液を和光純薬特級過マンガン酸カリウム40g
を200mlのイオン交換水に溶解した過マンガン酸カ
リウム水溶液に攪拌下で滴下し、約30分にて反応を終
えその後、ろ過、イオン交換水にて水洗を行い63gの
乾燥物を得た。この時、比表面積は249m2/gで、
乾燥物中のFeの含有率は6.5%であった。
【0007】実施例2 実施例1において、硫酸第一鉄7水和物の重量を11.
8gとした以外は実施例1と同様にして、65gの乾燥
物を得た。この時、比表面積は240m2/gで、乾燥
物中のFeの含有率は1.2%であった。
8gとした以外は実施例1と同様にして、65gの乾燥
物を得た。この時、比表面積は240m2/gで、乾燥
物中のFeの含有率は1.2%であった。
【0008】実施例3 実施例1において、硫酸第一鉄7水和物の重量を177
gとした以外は実施例1と同様にして、63gの乾燥物
を得た。この時、比表面積は234m2/gで、乾燥物
中のFeの含有率は18.4%であった。
gとした以外は実施例1と同様にして、63gの乾燥物
を得た。この時、比表面積は234m2/gで、乾燥物
中のFeの含有率は18.4%であった。
【0009】実施例4 実施例1において、硫酸第一鉄の代わりに和光純薬製硝
酸銅3水和物51.3gを用いること以外は実施例1と
同様にした。水洗後62gの乾燥物を得、この時、比表
面積は208m2/gで、乾燥物中のCu含有率は6.
1%であった。
酸銅3水和物51.3gを用いること以外は実施例1と
同様にした。水洗後62gの乾燥物を得、この時、比表
面積は208m2/gで、乾燥物中のCu含有率は6.
1%であった。
【0010】実施例5 和光純薬製特級炭酸マンガン100gと和光純薬製特級
炭酸銅6.0gを混合した後、空気中300℃で5時間
焼成した。得られた焼成物を0.1Nの硝酸水溶液1l
に投入し、30分間攪拌し酸処理を行った後、ろ過、イ
オン交換水にて水洗を行い、8.2gの乾燥物を得た。
この時、比表面積は185m2/gで、乾燥物中のCu
の含有率は5.8%であった。
炭酸銅6.0gを混合した後、空気中300℃で5時間
焼成した。得られた焼成物を0.1Nの硝酸水溶液1l
に投入し、30分間攪拌し酸処理を行った後、ろ過、イ
オン交換水にて水洗を行い、8.2gの乾燥物を得た。
この時、比表面積は185m2/gで、乾燥物中のCu
の含有率は5.8%であった。
【0011】比較例 和光純薬製特級硝酸マンガン6水和物121.8gを5
0mlのイオン交換水に溶解した硝酸マンガン水溶液を
和光純薬製特級過マンガン酸カリウム40gを200m
lのイオン交換水に溶解した過マンガン酸カリウム水溶
液に攪拌下で滴下し、約30分にて反応を終えその後、
ろ過、イオン交換水にて水洗を行い61gの乾燥物を得
た。この時、比表面積は204m2/gであった。
0mlのイオン交換水に溶解した硝酸マンガン水溶液を
和光純薬製特級過マンガン酸カリウム40gを200m
lのイオン交換水に溶解した過マンガン酸カリウム水溶
液に攪拌下で滴下し、約30分にて反応を終えその後、
ろ過、イオン交換水にて水洗を行い61gの乾燥物を得
た。この時、比表面積は204m2/gであった。
【0012】吸着評価試験 実施例によって得た吸着剤(実施例1〜5及び比較例)
を用いて下記の試験条件にて、硫黄化合物の吸着率
(%)の時間的変化を求めた。 試験条件1 ガス組成 t−ブチルメチルカプタン 3ppm 硫化メチル 3ppm プロパン バランス 温 度 20℃ SV 30,000Hr−1 試験条件2 ガス組成 H2S 5ppm メチルメルカプタン 5ppm 空 気 バランス 相対湿度 60% 温 度 20℃ SV 100,000Hr−1
を用いて下記の試験条件にて、硫黄化合物の吸着率
(%)の時間的変化を求めた。 試験条件1 ガス組成 t−ブチルメチルカプタン 3ppm 硫化メチル 3ppm プロパン バランス 温 度 20℃ SV 30,000Hr−1 試験条件2 ガス組成 H2S 5ppm メチルメルカプタン 5ppm 空 気 バランス 相対湿度 60% 温 度 20℃ SV 100,000Hr−1
【0013】吸着剤の調製 実施例1〜5及び比較例で得られた粉体50gと日産化
学製シリカゾル(商品名スノーテックスN)50gと水
を適宜加えて顆粒状に成形し、20メッシュアンダー3
0メッシュオーバーとした。試験条件及び結果を表1,
2に示す。
学製シリカゾル(商品名スノーテックスN)50gと水
を適宜加えて顆粒状に成形し、20メッシュアンダー3
0メッシュオーバーとした。試験条件及び結果を表1,
2に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の吸着剤は、硫黄
化合物の吸着能力において優れた結果を発揮する。
化合物の吸着能力において優れた結果を発揮する。
Claims (1)
- 【請求項1】比表面積が50m2/g以上でX線の最大
強度の回折角度(2θ)が37±1°であるCu及び/
又はFeを含有する酸化マンガンを主成分とする硫黄吸
着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208287A JPH0924271A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 硫黄化合物吸着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208287A JPH0924271A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 硫黄化合物吸着剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924271A true JPH0924271A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16553758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7208287A Pending JPH0924271A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 硫黄化合物吸着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0924271A (ja) |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP7208287A patent/JPH0924271A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040113 |