JPH09242965A - 樹脂管に対する分岐部形成方法 - Google Patents

樹脂管に対する分岐部形成方法

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JPH09242965A
JPH09242965A JP4911096A JP4911096A JPH09242965A JP H09242965 A JPH09242965 A JP H09242965A JP 4911096 A JP4911096 A JP 4911096A JP 4911096 A JP4911096 A JP 4911096A JP H09242965 A JPH09242965 A JP H09242965A
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JP
Japan
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hole saw
operating rod
hole
jig
branch joint
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JP4911096A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ishikawa
哲夫 石川
Hiroshi Shimizu
博 清水
Takahiro Tanaka
孝裕 田中
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホールソーが繰り返し使用でき、切りかすを
分岐継手内に残さず、またガス漏出の無い分岐部形成方
法を提供する。 【解決手段】次の各工程を備える分岐部形成方法とす
る。 (1)対象樹脂管に分岐継手50を融着する。 (2)中間部に閉鎖機構6を備えた穿孔治具10を分岐
継手に螺着する。 (3)穿孔治具内に気密を保ちつつ挿入した操作ロッド
を用い、ホールソー30で樹脂管に貫通孔を形成する。 (4)閉鎖機構を閉鎖後、ホールソーを穿孔治具10か
ら抜き取る。 (5)穿孔治具内に気密を保ちつつ挿入した操作ロッド
を用い、シールプラグ40を継手に螺着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂管に対する分
岐部形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分岐部形成方法の良く知
られた例としては、分岐部を形成する対象の樹脂管に分
岐継手を接着し、前記分岐継手の分岐管路内周面に設け
られたメネジ部に螺合自在なオネジ部と前記オネジ部の
先端に取り付けられたホールソーからなる穿孔具を前記
分岐管路内にて螺進させ、この内蔵型ホールソーで前記
対象樹脂管に穿孔の後、そのまま、前記オネジ部を前記
分岐継手の分岐管路、乃至は枝管用のプラグとして残す
という方法がある。また、別の従来方法として、ホール
ソーを内蔵しない分岐継手を用い、別途用意されたホー
ルソーによって工具穿孔する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した、内蔵型のホ
ールソーを用いる従来方法では、対象樹脂管に穿孔する
ためのホールソーは、穿孔後もオネジ部と共に分岐継手
内に残されたままとなり、言い換えれば、高価なホール
ソーを一度しか使用できない使い捨てタイプであるた
め、結果的にコストが高くつくという欠点があった。ま
た、穿孔によって生じた樹脂管管壁の切りかすもホール
ソー内に付着した状態で分岐継手内に残す構造であるた
め、穿孔後の任意の時点で断片がガス流路内に落下しガ
スの円滑な流通を妨げる可能性を持っていた。さらに、
上述した、非内蔵型ホールソーを用いる従来方法では、
ホールソーが使い捨てとならず経済的であるという長所
がある一方で、穿孔終了後プラグを挿入するまでの期間
は対象樹脂管からガスが漏出し、たとえSNBと呼ばれ
るガス封入用の透明バッグを用いて安全対策を施したと
してもガス導管内の圧力変動を防止できないという欠点
があった。本発明の目的は、上に例示した従来方法に見
られる上記欠点に鑑み、ホールソーが使い捨てとなら
ず、より経済的で、樹脂管管壁の切りかすを分岐継手内
に残すこともなく、また対象樹脂管からのガス漏出の無
い分岐部形成方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る樹脂管に対する分岐部の形成方法は、
次の各工程を備えることを特徴構成とする。 〈1〉前記樹脂管に合成樹脂製の分岐継手を融着する第
1工程、〈2〉軸芯方向の中間部に閉鎖機構を備えた筒
状の穿孔治具を前記分岐継手に螺着する第2工程、
〈3〉前記穿孔治具内の気密状態を保持した状態で前記
穿孔治具内に挿入した第1操作ロッドを用いて、前記ホ
ールソーによって前記樹脂管の壁面に貫通孔を形成する
第3工程、〈4〉前記ホールソーを前記穿孔治具の前記
閉鎖機構と前記遊端部の間の位置まで引き戻した後、前
記閉鎖機構を閉鎖位置にし、その後前記ホールソーを前
記穿孔治具から抜き取る第4工程、〈5〉前記穿孔治具
内の気密状態を保持した状態で前記穿孔治具内に挿入し
た第2操作ロッドを用いて、前記継手のメネジ部に螺合
可能で、且つ、前記貫通孔を遮断可能なシールプラグを
前記継手に螺着する第5工程。
【0005】〔作用と効果〕 〈1〉上記の特徴構成のために、本発明に係る樹脂管に
対する分岐部の形成方法では、分岐部形成の各作業毎に
ホールソーを回収可能であるという特有の作用が生じ
る。従って、一つのホールソーを複数回の分岐部形成作
業に使用可能となり、作業コストが低減され、しかも、
樹脂管管壁の切りかすを分岐継手内に残すこともないと
いう独特の効果が得られた。
【0006】〈2〉さらに、上記の特徴構成のために、
本発明に係る樹脂管に対する分岐部の形成方法では、穿
孔終了後プラグを挿入するまでの期間も対象樹脂管から
のガス漏出が無いという特有の作用が生じる。従って、
分岐部形成作業に基づくガス導管内の圧力変動がないと
いう独特の効果が得られた。
【0007】
【発明の実施の形態】前記第5工程におけるシールプラ
グとして、分岐継手のメネジ部に螺合可能な硬質樹脂製
プラグ本体に、前記対象樹脂管に穿孔された貫通孔を密
閉可能なゴム製シール部材を取り付けたものを用いると
特に良い。このように構成することによって、硬質樹脂
でできたプラグ本体は分岐継手のメネジ部により安定し
た状態で螺合される上、プラグ本体のオネジ部を分岐継
手のメネジ部よりも僅かに大径に形成しておけば、前記
螺合は圧着を伴うものとなり、分岐継手のメネジ部との
シールプラグの間のシール性が向上し、また、この圧着
を伴う螺合に基づき、シールプラグが分岐継手のメネジ
部上の任意の位置で位置決めされるので、外部からの振
動などに左右されず開口部を安定して閉塞できて都合が
良い。また、ゴムで出来たシール部材は、対象樹脂管に
穿孔された貫通孔の仕上がり形状や寸法の若干の変動に
関わらず柔軟に、したがってより確実に密閉可能となり
都合が良い。尚、プラグ本体を形成する前記硬質樹脂の
例としては、ポリアセタールが代表として挙げられる。
【0008】前記閉鎖機構としては、ボールバルブ等の
シール性の高いバルブを前記穿孔治具の外部から開閉操
作可能に設置すれば良いが、シール性が確保できればバ
ルブに限らず、摺動式シャッタ等でも良い。前記第5工
程における、第2操作ロッドには、六角等の非円形の断
面形状を持った操作部を設け、シールプラグには、前記
操作部の断面形状に対応した断面形状を持った被操作部
を設け、前記操作部と前記被操作部とを互いに嵌合自在
に形成しておくと更に良い。このように構成することに
よって、前記操作部をその軸芯周りに回動させるだけ
で、前記シールプラグを分岐継手のメネジ部に螺着し、
更に同部を螺進させることが出来て都合が良い。
【0009】前記第2操作ロッドの操作部と前記シール
プラグの被操作部の間に、両部材が第2操作ロッドの軸
芯方向に沿った相対移動を抑制するためのボール・デテ
ント機構を設けておけば更に良い。このように構成する
ことによって、前記筒状の穿孔治具が軸芯方向に長い形
状で構成されていても、前記ボール・デテント機構を用
いて第2操作ロッドの操作部にシールプラグを仮り止め
できるので、第2操作ロッドを操作することによってシ
ールプラグを分岐継手のメネジ部の開始部まで案内する
ことが出来て円滑な螺合操作が確保され都合が良い。前
記第3工程にて用いる第1操作ロッドとホールソーとの
連結部には、第1操作ロッドの軸芯周りの回転をホール
ソーに伝達するための断面形状が六角形など非円形の係
合手段が必要であるが、同時に、同連結部に、第1操作
ロッドの径方向に沿った第1操作ロッドとホールソーと
の相対移動によってのみ解除可能な抜け止め機構を設け
ておけば更に良い。このように構成することによって、
穿孔作業終了後にホールソーを用意に、且つ、確実に穿
孔治具外に回収することができて都合が良い。
【0010】また、第3工程にて用いる第1操作ロッド
とホールソーとの連結部を、両部材の一方に設けられた
係合突起と、両部材の一方に設けられ、両部材間の軸芯
方向に沿った相対移動に応じて、係合突起を受入れ可能
な係合凹部とによって構成してあり、これら係合突起と
係合凹部の双方を同時に横断する抜け止め機構を設けて
実施すれば更に良い。このように構成することによっ
て、第1操作ロッドのホールソーに対する連結位置が、
より正確に決められ、結果的に穿孔操作が円滑にできて
都合が良い。
【0011】
【実施例】図を用いて本発明に係る分岐部形成方法の実
施例について解説する。先ず、本実施例に用いる器具に
ついて解説する。図1は、本発明にかかる樹脂管に対す
る分岐部形成方法の各工程の内、特にホールソーによる
穿孔作業工程(第3工程)に入る直前の状態を示す一部
破断側面図である。図2は、同穿孔作業工程が終了した
直後の状態を示す側面図である。図3は、ホールソーを
穿孔治具から抜き取る工程(第4工程)を示す側面図で
ある。図4は、同分岐部形成方法の第5工程として分岐
継手内にシ−ルプラグを螺着した後、更に下向きに螺進
させて、第3工程によって形成された貫通孔を前記シー
ルプラグによって遮断した状態を示す一部破断側面図で
ある。
【0012】図5は、図4の状態に引き続き、分岐継手
に設けられた枝管を利用したバイパスが接続完了後、ガ
スを開通させるためにシ−ルプラグを上方に螺進、引退
させた状態を示す一部破断側面図である。図6は、図5
の状態に引き続き、分岐継手の直管をキャップで遮断し
た状態を示す一部破断側面図である。図7は、ホールソ
ーと操作ロッドとの連結機構の一実施例を示す斜視図で
ある。図8は、シールプラグと操作ロッドとの連結機構
の一実施例を示す斜視図である。図9は、穿孔治具の別
の使用方法として、第4工程、すなわち、ホールソー抜
き取り後の穿孔治具の上端にバイパス用のチューブを接
続して、ガスを開通させた状態を示す側面図である。図
10は、穿孔治具、操作ロッド、及びホールソーの別実
施例を示す一部破断側面図である。図11は、図10の
ホールソーを示す断面図である。
【0013】〔穿孔治具〕図1で、穿孔治具10は、概
して筒状の形状を備えた穿孔治具本体1と、閉鎖機構と
して穿孔治具本体1の軸芯方向中間付近に設けられたボ
ールバルブ6を備えており、ボールバルブ6は、穿孔治
具本体1の外部に設けられたハンドル7によって、開放
位置と閉鎖位置の間で操作自在、また位置保持自在とな
っている。因みに、図1はボールバルブ6を開放位置に
保持した状態を示しているが、図3はボールバルブ6を
閉鎖位置に保持した状態を示している。穿孔治具本体1
の下端には、樹脂製の分岐継手50上に外嵌螺着可能な
メネジ部9が形成されており、穿孔治具本体1の外側面
の下端部付近には、前記分岐継手50上への螺着及び取
り外しを容易にするための一対の操作ハンドル8,8が
設けられている。
【0014】また、穿孔治具本体1のボールバルブ6と
遊端部2の中間部には穿孔治具本体1内の気密状態を検
定可能なようにミニカプラ11が設けられている。分岐
継手50上に外嵌螺着された穿孔治具本体1に対して、
操作ロッド20を装着することが可能である。操作ロッ
ド20は、図1に示されたホールソー30を分岐継手5
0内に挿入し、操作するための第1操作ロッドと、図4
に示されたシールプラグ40を分岐継手50内に挿入
し、操作するための第2操作ロッドとを兼ねている。
【0015】〔操作ロッド〕図1と図3に示されるよう
に、操作ロッド20は、ロッド本体21a、ロッド本体
21aの上端に固定された操作ハンドル21b、及びロ
ッド本体21aの上端部付近に形成されたオネジ部23
上に密接しつつ外嵌螺着した状態のまま同オネジ部23
上を螺進可能なシールキャップ21cを有する。図3に
特に良く示されるように、穿孔治具本体1の上端付近に
は、一対のカムレバー3,3が設けられており、このカ
ムレバー3,3は穿孔治具本体1の周部に形成された一
対の出入孔を通って穿孔治具本体1の内部側に出入可能
なカム面を備えており、一方、シールキャップ21cの
外側には、その外周面に沿って被係合溝22が形成され
ているため、前記一対のカムレバー3,3の穿孔治具本
体1に対する揺動によって、前記カム面が被係合溝22
内に係入するため、シールキャップ21cを穿孔治具本
体1に内嵌固定できる。しかも前記内嵌固定の際にシー
ルキャップ21cは、前記一対のカムレバー3,3の揺
動によって、前記穿孔治具本体1内に設けられたゴム製
シールリング5に対して押し付けられた状態で固定され
るため、シールキャップ21cと穿孔治具本体1の間の
気密性が自動的に確保される。
【0016】図7と図8に最も良く示されるように、操
作ロッド21aの先端には、樹脂管60の管壁に穿孔可
能なホールソー30か、この穿孔によって形成された連
通孔を密封するためのシールプラグ40のいずれかを択
一して連結することができ、更に、ボールバルブ6を開
放位置に操作しておけば、これらの部材を遊端部2から
穿孔治具10内に挿入し、さらに穿孔治具10内を下方
に螺進せしめて、分岐継手50の上端部付近まで案内す
ることができる。 〔ホールソー〕図1から3、及び図7に示されるよう
に、ホールソー30は、ホールソー本体31と、ホール
ソー本体31に対してボールベアリング38を介して回
転自在に連結されたホールソー刃体36を有する。ホー
ルソー本体31は、分岐継手50のメネジを形成された
内周面に対して、前記メネジと螺合することなく摺動移
動自在な円滑な外周面32を備えている。この外周面3
2は、ホールソー本体31、並びにホールソー刃体36
の、分岐継手50内においてセンタリングし、また分岐
継手50と軸芯を一致させるためのガイド面となってい
る。操作ロッド本体21aと前記ホールソー30との連
結部には、操作ロッド20の径方向に沿った操作ロッド
本体21aとホールソー30との相対移動によってのみ
解除可能な抜け止め機構が設けられている。前記抜け止
め機構は、操作ロッド本体21aの先端に形成された、
側面視でT字型の断面を備えた係合部26、及び係合部
26と対応する断面形状を備えるようにホールソー本体
31に形成された被係合溝34を有している。前記抜け
止め機構は、穿孔作業の終了後、ホールソー30を確実
に穿孔治具本体1の開放端2向きに移動させて回収する
ために有効である。
【0017】さらに、特に図7に示されるように、操作
ロッド本体21aと前記ホールソー30の間には、操作
ロッド本体21aの回転力を前記ホールソー30に伝達
可能なように回転力伝達手段が設けられている。回転力
伝達手段は、具体的には、操作ロッド本体21aに形成
された互いに平行に延び、操作ロッド本体21aの径方
向を向いた第1操作面25,25と、第1操作面25,
25と対向するようにホールソー本体31に形成された
被操作面33,33を備えている。また、前記抜け止め
機構には、操作ロッド本体21aとホールソー30の間
の操作ロッド20の径方向に沿った前記相対移動を抑制
するためのボール・デテント機構が設けられている。ボ
ール・デテント機構は、具体的には、ホールソー本体3
1の被操作面33,33の中央に出退自在に配置され、
且つ出退の出側にバネ付勢されたボール35,35、及
び前記ボール35,35を係入可能なように第1操作面
25,25の中央に形成された凹部27,27とを備え
ている。一方、ホールソー刃体36は、押し付け作用に
よって樹脂管の管壁を穿孔可能な刃先37を先端に備え
ている。
【0018】本実施例で用いられるホールソー30は、
ホールソー刃体36がホールソー本体31に対してボー
ルベアリング38を介して回転自在に連結されているこ
とから理解されるように、ホールソー刃体36が回転を
伴わずに対象物に切り込んで行く押し切り式であるた
め、操作ロッド本体21aの回転は、ホールソー刃体3
6に伝達されないが、回転式の刃体を持ったホールソー
を用いる場合には、当然、上記回転力伝達手段が穿孔操
作に有効に働く。ホールソー30は、ロッド本体21a
のオネジ部23と、シールキャップ21cに形成されて
いるメネジ部との螺合に基づいて、操作ロッド20を上
から見て時計周りに回動操作すれば、分岐継手50の内
部をその基端部向きに移動するため、結果的に刃先37
で樹脂管の管壁を穿孔可能となる。
【0019】〔シールプラグ〕図4から6、及び図8に
示されるように、シールプラグ40は、硬質樹脂製のプ
ラグ本体41とプラグ本体41の先端付近に係止された
リング状の弾性シール部材45(ゴム製)を備えてい
る。操作ロッド本体21aの回転力をプラグ本体41に
確実に伝達できるように、プラグ本体41の上面には、
断面が六角形状、即ち非円形の被操作面43が形成され
ており、この被操作面43は、操作ロッド本体21aに
形成された、やはり断面が六角形の第2操作部28と嵌
合自在となっている。プラグ本体41の外周面には、分
岐継手50のメネジ部52に螺合可能なオネジ部42が
形成されており、従って、操作ロッド20の回動操作に
応じて、シールプラグ40は、メネジ部52内を分岐継
手50の基端部に向かって(各図では下向き)螺進す
る。そして、前記螺進を分岐継手50の下端まで続けた
場合には、最終的に、弾性シール部材45を、ホールソ
ー30によって樹脂管60の管壁に穿孔された貫通孔の
周縁部に押し付けることにより、同貫通孔61を遮断す
ることが可能となる。
【0020】貫通孔61の前記遮断は、具体的には次の
状態で実現される。すなわち、貫通孔61の内径は、そ
れと隣接する分岐継手50の下端部の内径よりも若干小
さめに形成されているので、シールプラグ40を分岐継
手50の下端まで下げた時に、弾性シール部材45の下
面の外周部は、貫通孔61の周縁部、即ち樹脂管60外
面上に接当し、更にシールプラグ40を下げると、弾性
シール部材45は前記周縁部に対して強い力で押し付け
られるために、弾性シール部材45の下面付近が径方向
外側に変形して、分岐継手50の下端の内周面にも圧着
維持される状態となる。したがって、結果的に、弾性シ
ール部材45が、貫通孔61周辺において、樹脂管60
の外周面に対しては分岐継手50の直管部の軸芯に沿っ
た方向で押し付けられ、同時に、分岐継手50の内周面
に対しては分岐継手50の直管部の軸芯の径方向外向き
にに沿った方向で押し付けられるため、ガスのより確実
な遮断が可能となる。
【0021】また、前記第2操作部28と前記被操作面
43の間には、両者が前記第2操作ロッドの軸芯方向に
沿った相対移動を抑制するためのボール・デテント機構
が設けられている。ボール・デテント機構は、具体的に
は、第2操作部28の一箇所に出退自在に配置され、且
つ出退の出側にバネ付勢されたボール29,29と、前
記ボール29,29を係入可能なようにプラグ本体41
の被操作面43の各中央部付近に形成された凹部44,
44・・・を有する。尚、プラグ本体41の材質として
はポリエチレン製の分岐継手50のメネジ部52に対し
てネジ山間に隙間の生じない寸法に形成しておいた場
合、メネジ部52に対してタップ切りしながら螺進可能
な、即ちポリエチレンよりも硬度の高い樹脂製であれば
良く、具体的な例としてはポリアセタールが挙げられ
る。
【0022】〔分岐部形成工程〕本発明に基づく分岐部
形成方法を、上述した各器具を用いて実施する場合の各
工程について解説する。 〈1〉前記樹脂管60に合成樹脂製の分岐継手50を融
着する第1工程。ここでは、分岐継手50のサドル51
に内装された伝熱線により分岐継手50を融着する(図
1を参照のこと)。 〈2〉穿孔治具10を前記分岐継手50に螺着する第2
工程。ここでは、穿孔治具10の外側に固着された一対
の操作ハンドル8,8を利用して、穿孔治具10の下端
付近に形成されたメネジ部9を分岐継手50の上端部の
オネジ部に螺着する(同じく、図1を参照のこと)。
【0023】〈3〉穿孔治具10内の気密状態を保持し
た状態で穿孔治具10内に装入した、第1操作ロッドと
しての、操作ロッド20を用いて、ホールソー30によ
って前記樹脂管60の壁面に貫通孔61を形成する第3
工程。ここでは、先ず閉鎖機構としてのボールバルブ6
を閉鎖位置にしておき、操作ロッド20の先端に連結し
たホールソー30を穿孔治具10内に装入した後、シー
ルキャップ21cをカムレバー3,3によって穿孔治具
10の遊端部2に接続し、気密テスト用のミニカプラ1
1を介してシールキャップ21c部とボールバルブ6の
気密度をチェックする。次ぎに、ボールバルブ6を開放
位置にし、操作ロッド20を回動操作することによって
ホールソー30の刃先37を樹脂管60に押し付けて穿
孔する(図1、及び図2を参照のこと)。
【0024】〈4〉ホールソー30を前記穿孔治具の前
記ボールバルブ6と前記遊端部2の間の位置まで引き戻
した後、ボールバルブ6を閉鎖位置にし、その後前記ホ
ールソー30を穿孔治具10から抜き取る第4工程。こ
こでは、先ず操作ロッド20を反時計周りに回動操作す
ることによって、操作ロッド20のオネジ部23をシー
ルキャップ21cのメネジ部から開放した後、更にホー
ルソー30をボールバルブ6の上まで案内する(図3を
参照のこと)。ホールソー30によって切り取られた樹
脂管60の切りかす60’は、ホールソー30内面に把
持されているため、確実に樹脂管60外に取り出される
(ここで使われているホールソー30は、この嵌まり込
んだ切りかす60’のために使い捨て式となる)。
【0025】〈5〉穿孔治具10内の気密状態を保持し
た状態で穿孔治具10内に装入した、第2操作ロッドと
しての、操作ロッド20を用いて、分岐継手50のメネ
ジ部52に螺合可能で、且つ、前記貫通孔61を遮断可
能なシールプラグ40を前記分岐継手50に螺着する第
5工程。ここでは、先ず、操作ロッド20の先端に取り
付けられたホールソー30をシールプラグ40に付け替
え、ボールバルブ6を閉鎖位置に維持したまま、シール
プラグ40を穿孔治具10内に装入した後、シールキャ
ップ21cをカムレバー3,3によって穿孔治具10の
遊端部2に接続し、気密テスト用のミニカプラ11を介
してシールキャップ21c部とボールバルブ6の気密度
をチェックする。次ぎに、ボールバルブ6を開放位置に
切り換えた後に、シールプラグ40を分岐継手50のメ
ネジ部52に、少なくともシールプラグ40の全体が分
岐継手50内に収納されるまで螺着する。
【0026】第5工程が終了した後は、シールプラグ4
0の扱い方に関して、種々の実施形態が考えられるが、
下記の形態を例示しておく。 〈6〉第5工程に引き続き、操作ロッド20を時計周り
に回動操作して、シールプラグ40のプラグ本体41を
分岐継手50のメネジ部52に沿って螺進させれば、最
終的にシールプラグ40のシール部材45が前記穿孔さ
れた貫通孔の周部と接当して留まり、貫通孔60の遮断
が達成される(図4を参照のこと)。そして、以降の任
意の時点で貫通孔60の開通を開始できる待機状態とす
ることができる(これを第6工程としておく)。 〈7〉第6工程の遮断状態の後、シールプラグ40を再
び分岐継手50の上端付近まで上昇引退させてから(図
5を参照)、又は、第5工程の状態から、キャップ70
によって分岐継手50の直管部を外気と密閉遮断する
(図6を参照)。
【0027】ここで、キャップ70を用いる理由は、シ
ールプラグ40自体では、分岐継手50のメネジ部52
との間に僅かな間隙を形成しており、この間隙からガス
が流出するので、分岐継手50の直管の上端におけるガ
ス遮断手段として機能しないからである。キャップ70
は、分岐継手50の直管部の上端付近外周に設けられた
O−リングに圧接する内周面を備えており、ガス遮断手
段として充分に機能する。また、キャップ70による半
永久的な遮断を行う際には、次の手順でガスの漏洩をチ
ェックしながら行うことによって、キャップ70と前記
O−リングとの圧接状態を確認工程を取り入れる。
【0028】すなわち、キャップ70を分岐継手50の
直管部の上端付近に螺着させた状態で、キャップ70と
メネジ部52との間の間隙から僅かな流量でガスが漏洩
している状態をガス検知器で確認する。次に、前記ガス
検知器でガスの流出の有無を検定しながら前記キャップ
70を分岐継手50上に少しずつ締め込んで行く。この
ような工程に従うことによって、確実にガスを遮断して
おりながら、かつ、キャップ70が分岐継手50のO−
リングを過度に圧接変形していない、つまり、必要充分
な力加減で圧接されている状態を得ることができる。
【0029】〔別実施例〕 〈1〉第4工程の後、シールプラグ40を分岐継手50
内に螺着することなく、図9に示されるように、カプラ
付きのホース等を穿孔治具10の遊端部に係合すること
によって、簡易なバイパス路とすることが出来る。 〈2〉図10に示される穿孔治具10’の形態では、製
作コストを低廉にする目的でカムレバーの無い穿孔治具
本体1’と、非カプラ式のシールキャップ21dとを採
用している。シールキャップ21dは、両部材を上下方
向に締めつけているボルトを数ミリ程度弛めさえすれ
ば、穿孔治具本体1’に対して回動操作によって着脱可
能である。
【0030】図10では、穿孔治具10’を用いて穿孔
を行っている状態を示しているが、勿論、シールプラグ
40の螺着操作にも用いることが出来る。また、この場
合、シールプラグ40の上下方向の長さをホールソーに
比べて長めに設定しておけば、シールプラグ40の螺進
の際は、操作ロッド20の上部のオネジ部23は、シー
ルキャップ21dのメネジ部よりも充分に上方に位置す
るため、螺進はシールプラグ40のオネジ42と分岐継
手50のメネジ部52との螺合のみに依存して行われ
る。したがって、シールキャップ21dのメネジ部のピ
ッチを設定するに当たって、分岐継手50内のメネジ部
52のピッチを考慮に入れる必要が無く、都合が良い。
【0031】〈3〉図10や図11に示すように、非使
い捨て式のホールソー30’を用いても良い。ホールソ
ー30’には切りかす排出機構80が設けられている。
切りかす排出機構80は、特に図11に良く示されてい
るように、ホールソー刃体36の内部で軸芯に沿って移
動可能な押し出しディスク81と、押し出しディスク8
1に固着された支持ロッド82と、押し出しディスク8
1を弱い力でホールソー刃体36の外向きに常に付勢し
ている圧縮バネ83と、支持ロッド82の上向きの引退
を許すために操作ロッド本体21aの下端に形成された
空洞部85からなる。
【0032】図10に示されるように、切りかす排出機
構80の設けられたホールソー30’では、樹脂管60
の穿孔が完了した時点で、管壁から切り取られた切りか
す(切片)60’は、圧縮バネ83の付勢力に打ち勝っ
て刃体36内に保持された状態になる。したがって、ホ
ールソー30’を穿孔治具10の外に回収する際に、ホ
ールソー30’と共に回収される。回収後、ホールソー
30’の刃体36の一部を小ハンマー等で軽く打撃する
と、切りかす(切片)60’は圧縮バネ83の押し圧力
によって刃体36の外に押し出され、ホールソー30’
の再使用が可能となる。
【0033】また、ホールソー30’が操作ロッド20
に連結された状態では、ホールソー30’の支持ロッド
82の上端が操作ロッド20の下端に設けられた空洞部
85に対して既に進入している構造なので、ホールソー
30のように、ホールソー30を操作ロッド20に対し
て軸芯を横断する向きに嵌め込む構造は採用できない。
したがって、ホールソー30’には、操作ロッド20’
の下端をその軸芯方向に沿った相対移動で受け入れる係
合凹部34’が設けられている。そして、操作ロッド2
0’の下端を係合凹部34’に係入した状態で、これら
両部材を同時に横断する回動及び抜け落ち防止機構が設
けられている。回動及び抜け落ち防止機構は、具体的に
は、操作ロッド20’の外周面と係合凹部34’の内周
面の双方を横断するべくホールソー30’の軸芯と直角
方向に延びた孔、及びこの孔に挿通されて、先端がホー
ルソー30’に螺着可能なボルトからなっている。
【0034】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一工程を示す一部破断側面図
【図2】図1に続く工程を示す一部破断側面図
【図3】図2に続く工程を示す一部破断側面図
【図4】本発明の実施例の一工程を示す一部破断側面図
【図5】本発明の実施例の一工程を示す一部破断側面図
【図6】本発明の実施例の一工程を示す一部破断側面図
【図7】本発明の実施例で用いられるホールソーと操作
ロッドの斜視図
【図8】本発明の実施例で用いられるシールプラグと操
作ロッドの斜視図
【図9】本発明の別実施例の一工程を示す一部破断側面
【図10】本発明の別実施例の一工程を示す一部破断側
面図
【図11】ホールソーの別実施例を示す破断側面図
【符号の説明】
6 閉鎖機構 10 穿孔治具 30 ホールソー 40 シールプラグ 50 分岐継手 60 樹脂管 61 貫通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各工程を備えた樹脂管に対する分岐
    部形成方法。 〈1〉前記樹脂管(60)に合成樹脂製の分岐継手(5
    0)を融着する第1工程、 〈2〉軸芯方向の中間に閉鎖機構(6)が、そして上端
    に遊端部が備えられた筒状の穿孔治具(10)を前記分
    岐継手(50)に螺着する第2工程、 〈3〉前記穿孔治具(10)内の気密状態を保持した状
    態で前記穿孔治具(10)内に装入された第1操作ロッ
    ドを用いて、ホールソー(30)によって前記樹脂管
    (60)の壁面に貫通孔(61)を形成する第3工程、 〈4〉前記ホールソー(30)を前記穿孔治具の前記閉
    鎖機構(6)と前記遊端部の間の位置まで引き戻した
    後、前記閉鎖機構(6)を閉鎖位置にした後に前記ホー
    ルソー(30)を前記穿孔治具(10)から抜き取る第
    4工程、 〈5〉前記穿孔治具(10)内の気密状態を保持した状
    態で前記穿孔治具(10)内に装入した第2操作ロッド
    を用いて、前記分岐継手(50)のメネジ部(52)に
    螺合可能で、且つ、前記貫通孔(61)を遮断可能なシ
    ールプラグ(40)を前記分岐継手(50)に螺着する
    第5工程。
  2. 【請求項2】 前記第5工程における前記シールプラグ
    (40)として、前記分岐継手のメネジ部(52)に螺
    合可能な硬質樹脂製プラグ本体(41)に、前記貫通孔
    を密閉可能なゴム製シール部材(45)を取り付けたも
    のを用いる請求項1の分岐部形成方法。
  3. 【請求項3】 前記第2操作ロッドには非円形の断面形
    状を持った第2操作部(28)を設け、前記シールプラ
    グ部材(40)には、前記第2操作部(28)の断面形
    状に対応した断面形状を持った被操作面(43)を設
    け、前記第2操作部(28)と前記被操作面(43)と
    を互いに嵌合自在に形成してある請求項1または2に記
    載の分岐部形成方法。
  4. 【請求項4】 前記第2操作部(28)と前記被操作面
    (43)の間に、両者が前記第2操作ロッドの軸芯方向
    に沿った相対移動を抑制するためのボール・デテント機
    構(29,44)が設けられている請求項1、2または
    3に記載の分岐部形成方法。
  5. 【請求項5】 前記第3工程にて用いる前記第1操作ロ
    ッドと前記ホールソー(30)との連結部に、前記第1
    操作ロッドと前記ホールソー(30)の間の、前記第1
    操作ロッドの径方向に沿った相対移動によってのみ解除
    可能な抜け止め機構が設けられている請求項1から4の
    いずれか1項に記載の分岐部形成方法。
  6. 【請求項6】 前記第3工程にて用いる前記第1操作ロ
    ッドと前記ホールソー(30)との連結部を、前記両部
    材の一方に設けられた係合突起と、前記両部材の一方に
    設けられ、前記係合突起を、両部材間の軸芯方向に沿っ
    た相対移動に応じて、受入れ可能な係合凹部とによって
    構成してあり、前記係合突起と前記係合凹部の双方を同
    時に横断することによって、前記第1操作ロッドと前記
    ホールソー(30)の間の相対回転及び抜け落ちを防止
    するための回転及び抜け落ち防止機構が設けられている
    請求項1から4のいずれか1項に記載の分岐部形成方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748173B1 (ko) * 2006-07-25 2007-08-09 주식회사 경동도시가스 가스배관 연결 방법 및 그에 사용되는 장치
JP2008180373A (ja) * 2006-12-28 2008-08-07 Sekisui Chem Co Ltd 分岐継手
JP2010210084A (ja) * 2009-02-12 2010-09-24 Sekisui Chem Co Ltd サドル型分岐継手
JP2011153676A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Sankoo:Kk ガス用分岐管の封止工具、気密試験方法、気密試験装置及び撤去方法

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