JPH09243232A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JPH09243232A
JPH09243232A JP4882096A JP4882096A JPH09243232A JP H09243232 A JPH09243232 A JP H09243232A JP 4882096 A JP4882096 A JP 4882096A JP 4882096 A JP4882096 A JP 4882096A JP H09243232 A JPH09243232 A JP H09243232A
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cooling
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heat insulating
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Hiroyuki Ichiyouda
博之 伊帳田
Tomio Suyama
富夫 陶山
Hisanobu Ishihara
寿伸 石原
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却室蓋を冷却室の開口に正規に位置合わせ
して閉じることができ、また冷媒配管の出入口のシール
確認が容易にできるようにする。 【解決手段】 冷却器27に接続された冷媒配管34,
35は、並んで断熱材チューブ37により被包された状
態で冷却室蓋27の裏面の側縁から引き出され、凝縮ユ
ニット24側と接続される。断熱材チューブ37の引き
出される部分は、U字形の押さえ部40を有する押さえ
板39で固定される。冷却室9の出入口10の口縁に
は、押さえ部40が整合して嵌合可能な嵌合凹部46が
設けられる。冷却室蓋25は押さえ板39が嵌合凹部4
6に嵌合しつつ閉じられ、両者の嵌合により冷却室蓋2
5の上下方向の位置合わせが正確になされる。冷却室蓋
25の固定作業が迅速にできる。断熱材チューブ37が
冷却室9の開放された側面側に引き出される構造である
から、その出入口のシールの良否も確認しやすい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却ユニットが引
き出し形式で収納される冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷却ユニットの組み付けやメンテ
ナンスを容易にするために、ユニット全体をハウジング
の前面側から引き出すことができるようにした冷蔵庫が
提案されている。その一例として、本出願人の出願にな
る実開平7−35972号公報に記載のものが知られて
いる。これを図11によって簡単に説明する。冷蔵庫の
本体70内には冷蔵室が構成されて引き出し式の冷蔵ボ
ックス71が複数個収納されるとともに、本体70の一
側面の上部に冷却室72が張り出して形成されている。
冷却室72の前面壁73には出入口となる開口74が形
成され、下面側に収納スペース75が設けられている。
一方の冷却ユニット76は、基板77上に凝縮器78、
圧縮機79等(凝縮ユニット86)が載置されるととも
に、凝縮器78の上面に冷却室72の開口74を閉塞す
る冷却室蓋80がブラケット81を介して立設され、そ
の裏面側に冷却器82が設けられている。冷却器82に
冷媒を循環する冷媒配管87は、断熱材チューブで覆わ
れた状態で冷却室蓋80を貫通し、凝縮器78および圧
縮機79と接続されている。
【0003】そして冷却ユニット76全体は、凝縮ユニ
ット86側が収納スペース75に収納されつつ、冷却器
82が開口74から冷却室72内に挿入され、冷却室蓋
80が開口74の口縁に当たるまで押し込まれたところ
で、冷却室蓋80の上下両縁に形成された挿通孔83に
ボルト84を通し、開口74の上下の口縁に埋設された
ナット85に螺合して締め付けることで、冷却室蓋80
が開口74を閉塞した状態で前面壁73に固定されるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷却室72
の開口74の口縁に設けられたナット85と、冷却室蓋
80に設けられたボルト84の挿通孔83とは、冷却室
蓋80が開口74の口縁に当たったときに互いに整合す
るように設計されてはいるが、部品の製作上や取付上の
公差が積み重なってそれらの位置がずれることがある。
そのため、冷却室蓋80は凝縮器78上に仮止めできる
ようにしておき、仮止め状態でユニット76全体を収納
してから、まず冷却室蓋80を位置合わせして開口74
の口縁に固定し、そののち凝縮器78に本止めするとい
うことがなされている。
【0005】しかしながら、上記の冷却室蓋80の位置
合わせを行う場合に、ナット85の部分は冷却室蓋80
の裏側に隠れてしまうので、目視によって位置合わせを
行うことは難しく、挿通孔83にボルト84を挿通して
ナット85に正規に突き当たるか否かを確認しつつ位置
合わせを行う必要があるため、面倒な作業を余儀なくさ
れ、さらなる改良が切望されていた。本発明は上記のよ
うな要望に基づいて完成されたものであって、その目的
は、冷却室蓋を冷却室の開口に位置合わせして閉じるこ
とができるようにすることにある。また他の目的は、冷
媒配管を引き出す部分でのシールの確認を容易にできる
ようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め手段として、請求項1の発明は、貯蔵物が収納される
本体の側方には、冷却器が収納される冷却室が連設され
るとともに、その冷却室の外部近傍には、前記冷却器と
一体的に組み付けられてその冷却器に冷媒配管を介して
冷媒を循環させる凝縮ユニットの収納スペースが設けら
れ、凝縮ユニットが収納スペースに収納されることに伴
い、前記冷却器が冷却室の壁面に形成された開口から引
き出し可能に収納され、かつ冷却器の手前側に設けられ
た冷却室蓋により前記開口が閉塞されるようにした冷却
貯蔵庫において、前記冷却器に接続された冷媒配管は、
前記冷却室蓋の裏面側の側縁から凝縮ユニット側に引き
出され、その冷媒配管の引き出される部分は、冷却室蓋
の裏面に取り付けられる押さえ板で押さえられて固定さ
れる一方、前記冷却室の開口の口縁には、前記押さえ板
が整合して嵌合可能な嵌合凹部が設けられている構成と
したところに特徴を有する。請求項2の発明は、請求項
1の発明において、前記冷却器に接続された冷媒配管
は、前記冷却室蓋の裏面側における前記本体とは反対側
の側縁から引き出されている構成としたところに特徴を
有する。
【0007】
【発明の作用および効果】
<請求項1の発明>請求項1の発明の作用は以下のよう
である。冷媒配管は押さえ板で固定された状態で冷却室
蓋の裏面の側縁から引き出されており、凝縮ユニットが
収納スペースに押し込まれることに伴って冷却器が開口
から冷却室内に収納されると、冷却室蓋は、押さえ板の
出っ張った部分が嵌合凹部に嵌まりつつ開口の口縁に当
接されて閉じられる。押さえ板と嵌合凹部との嵌まり合
いにより冷却室蓋が正規位置に位置合わせされる。した
がって冷却室蓋を固定する作業を迅速にかつ正確に行う
ことが可能となる。
【0008】<請求項2の発明>請求項2の発明では、
上記に加え、冷媒配管の出入口が、冷却室における本体
とは反対側の開放された側面に設けられ、すなわち目視
しやすい箇所に設けられることになるので、出入口にシ
ールを行う場合に、シール性の確認を容易に行うことが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図10に基づいて説明する。図1ないし図3にお
いて、符号1は冷蔵庫の本体であって、前面に開口した
横長の箱形に形成され、その内部に食材を貯蔵する冷蔵
室2が構成されている(図4参照)。前面の開口には観
音開き式の扉3が備えられており、底面の四隅に設けら
れた脚4によって支持されている。
【0010】本体1の正面から見て左側部には、冷却ユ
ニット6が取り出し可能に収納されるようになってい
る。詳細には、本体1における左側部の上部側には、本
体1の前面から奥方に引っ込んだ位置から張り出すよう
にして直方体状の膨出部8が形成され、その内部が冷却
室9となっている。この膨出部8を含む本体1を構成す
る壁面の内部には断熱材7が充填されており、外部に対
する断熱性が確保されている。冷却室9の前面壁には出
入口10が形成されているとともに、冷却室9の下面側
には収納スペース11が構成されており、この収納スペ
ース11と冷却室9とによって、凝縮器23、圧縮機2
0、冷却器(蒸発器)27等からなる冷却ユニット6が
引き出し自在に収納されるようになっている。
【0011】収納スペース11において、本体1の側面
の下縁には浅皿状をなす受け板13の一側縁が固定され
ている。また、膨出部8の側面の下縁における前後両端
部からは、一対の支持フレーム14が垂下して取り付け
られ、各支持フレーム14の下端に受け板13のもう一
方の側縁が固定され、これにより受け板13の支持がな
されている。この受け板13上には、冷却ユニット6の
基板15が載置可能とされている。この基板15は左右
両側縁が折曲げられた伏コ字形に形成されており、上記
の受け板13上に前方から押し込まれ、基板15の前縁
(図3の右縁)に設けられた突当板17が、受け板13
の前縁の中央部に立ち上がって形成されたねじ受け片1
8に突き当たることで押し込みが停止され、突当板17
とねじ受け片18とがねじ止めにより固定されるように
なっている。
【0012】冷却ユニット6は、収納スペース11に収
められる部分と、冷却室9内に収められる部分とに分か
れ、これらが上記の基板15上において上下に積み上げ
状に配置されている。収納スペース11に収められる部
分として、奥側に圧縮機20、その手前側にモータ22
で駆動される凝縮器ファン21、最も手前側に凝縮器2
3がそれぞれ配置されている。これらが本発明の凝縮ユ
ニット24に相当する。凝縮器23の上面には、上記し
た冷却室9の出入口10を閉塞するための冷却室蓋25
がL型ブラケット26を介して固定されている。冷却室
蓋25は断熱構造である。また、上記のブラケット26
は、ねじにより冷却室蓋25ならびに凝縮器23に対し
て仮止めされ、位置決めされたのちに本止めされるよう
になっている。冷却室蓋25の表面側には電装箱32が
取り付けられている。
【0013】冷却室蓋25の裏面側には、冷却室9に対
して出し入れ可能な冷却器27がブラケット28を介し
て取り付けられている。この冷却器27はケーシング3
6内に収容されて設けられ、図4に示すように、ケーシ
ング36の底面と、冷蔵室2側の面における上部が開放
されていて、それぞれ空気の取入口29と、空気の吹出
口30とされており、その空気の吹出口30の前面には
庫内ファン31が取り付けられている。
【0014】冷却ユニット6における配管構造は以下の
ようである。圧縮機20の出力ポート20bと凝縮器2
3の入力ポート23aとは配管33で接続されている。
また凝縮器23の出力ポート23bと冷却器27の入力
ポート27aとが配管34で、冷却器27の出力ポート
27bと圧縮機20の入力ポート20aとが配管35で
それぞれ接続され、冷却サイクルが構成されている。
【0015】上記の配管のうち、配管34,35につい
てさらに詳細に説明する。冷却器27の入力ポート27
aは、図10に示すように、冷却室蓋25の裏面側にお
ける正面から見た左側縁の下端側に導かれており、一方
の出力ポート27bも、上記の入力ポート27aのすぐ
下面側に導かれている。入力ポート27aには、凝縮器
23からの冷媒を供給するための配管34の一端が溶接
により接続され、出力ポート27bには、冷却器27か
ら圧縮機20に冷媒を帰還させるための配管35の一端
が、同じく溶接により接続されている。両配管34,3
5は並んだ状態で冷却室蓋25の左側方(図10では手
前側)に少し引き出され、図3に示すように下方に屈曲
されたのち奥方に向けられ、一方の配管35は前方に回
曲されて圧縮機20の入力ポート20aに接続されると
ともに、他方の配管34は、途中から配管35と分かれ
て凝縮器23の出力ポート23bと接続されている。上
記の冷却器27の出力ポート27b側と接続された配管
35は、全長にわたって断熱材チューブ37で被包され
ている。冷却器27の入力ポート27a側と接続された
配管34は、途中まで配管35と並んでいるので、その
並んだ部分では一緒に断熱材チューブ37で被包され、
配管35と分かれた部分から剥き出しの状態となって凝
縮器23と接続されることになる。
【0016】両配管34,35が断熱材チューブ37で
被包されて冷却室蓋25の左側方に引き出される部分
は、図5に示すように、押さえ板39により冷却室蓋2
5の裏面に固定されるようになっている。この押さえ板
39は剛性に優れた金属を素材として形成され、前記し
た冷却室9の出入口10の左側縁の幅と略等しい幅を有
しており、U字形をなす押さえ部40が形成され、押さ
え部40の両端が外側に直角曲げされることで取付部4
1が形成された構造となっている。その押さえ部40内
に断熱材チューブ37が嵌合可能であり、取付部41に
はねじ42の挿通孔43が形成されている。一方の冷却
室蓋25の裏面には、その左側縁の下端部側の所定位置
に、上下一対のねじ孔44が上記のねじ42の挿通孔4
3と対応して形成されている。すなわち、押さえ板39
の押さえ部40内に断熱材チューブ37を嵌めて、シー
ル部材45を介して冷却室蓋25の裏面に当て、両挿通
孔43に通したねじ42をねじ孔44に螺合して締め付
けることで、図6に示すように、両配管34,35の引
き出される部分が押さえ板39内にシールされた状態で
冷却室蓋25の裏面に固定される。
【0017】冷却室9の出入口10の左側縁には、上記
した押さえ板39の押さえ部40が整合して嵌合可能な
U字形の嵌合凹部46が形成されている。また、冷却室
9の出入口10の上下両縁にはナット48が埋設されて
いるとともに(図7参照)、冷却室蓋25の上下両端部
には、上記のナット48に螺合されるボルト49を挿通
可能な挿通孔50が貫通状に形成されている。また冷却
室9の出入口10の周縁には、上記の嵌合凹部46を含
めて断熱パッキン52が貼着されている。但し、ナット
48を設けた部分では、ボルト49の挿通を許容するよ
うに孔53が開けられている。すなわち冷却室蓋25
は、押さえ板39の押さえ部40を嵌合凹部46に嵌め
つつ出入口10の周縁に当接され、その場合、冷却室蓋
25に設けられたボルト49の挿通孔50と、出入口1
0側に設けられたナット48とが、上下方向において正
確に対応する設定となっている。
【0018】なお庫内では、図4に示すように、冷却室
9と冷蔵室2の間において冷気の案内板55が設けられ
ている。この案内板55は、冷却室9内に冷却器27が
収納された場合における庫内ファン31の下方位置か
ら、冷蔵室2の天井面の少し下方位置に向けて斜め前方
に延出されて設けられている。その案内板55の下面か
らは、冷蔵室2の底面の少し上方位置まで垂下された帰
還用板56が設けられ、この帰還用板56と、冷蔵室2
と収納スペース11とを仕切る本体1の側壁1aの間に
は所定のスペースが設けられ、その間に冷却器27の取
入口29に達する帰還路57が構成されている。したが
って、冷却ユニット6が駆動されると、図4の矢線に示
すように、冷蔵室2内の空気が帰還路57を通って冷却
器27の下面側の取入口29から吸引され、冷気に変換
されたのち、庫内ファン31から案内板55の上面を通
って冷蔵室2の天井面側に吹き出され、すなわち冷蔵室
2に冷気が循環供給されるようになっている。
【0019】また、膨出部8を含む本体1の上面には天
板59が張られており、支持フレーム14の外側におい
て、冷却室9ならびに収納スペース11の側方を覆うよ
うにしてサイドパネル60が張られるとともに、後面側
にリヤパネル61が張られている。さらに、冷却室9な
らびに収納スペース11の前面側には、フロントパネル
62がヒンジ63を介して揺動開閉可能に装着されてい
る。フロントパネル62の下部側には、複数の外気の吸
気口65が全面にわたって開口されているとともに、上
部側における冷却室9の側壁とサイドパネル60の間の
空間と対応する部分には、排気口66が形成されてい
る。また、サイドパネル60、リヤパネル61にも排気
口66が形成されている。したがって冷却運転中には、
凝縮器ファン21の駆動によって、外気がフロントパネ
ル62の吸気口65から収納スペース11内に吸引さ
れ、凝縮器23を冷却して熱交換された暖排気が上記し
た各排気口66から外部に排気されるようになってい
る。
【0020】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。冷却ユニット6は基板15
上に一体的に組み付けられるが、冷却器27の入出力ポ
ート27a,27bにそれぞれ接続されて冷却室蓋25
の側方に引き出される配管34,35は、断熱材チュー
ブ37で被包された状態において既述した要領により押
さえ板39で冷却室蓋25の裏面側に固定される。繰り
返すと、押さえ板39の押さえ部40内に断熱材チュー
ブ37を嵌めて、シール部材45を介して冷却室蓋25
の裏面に当て、両挿通孔43に通したねじ42をねじ孔
44に螺合して締め付けることで、両配管34,35の
引き出される部分がシールされた状態で冷却室蓋25の
裏面に固定される。また冷却室蓋25自体は、ブラケッ
ト26を介して凝縮器23の上面に仮止め状態とされ
る。
【0021】そして冷却ユニット6は、図7に示すよう
に、基板15が受け板13の上に載せられて前方から押
し込まれ、凝縮ユニット24側が収納スペース11に挿
入されるとともに、冷却器27が出入口10を通して冷
却室9内に挿入される。押し込みの終端付近になると、
押さえ板39の押さえ部40が冷却室9の側縁の嵌合凹
部46に入り込む。このとき、仮に冷却室蓋25の位置
がずれていたとしても、U字形の押さえ部40と嵌合凹
部46との嵌合でガイドされて冷却室蓋25が上下方向
に位置合わせされる。冷却ユニット6が所定位置まで押
し込まれたら、冷却室蓋25が断熱パッキン52に当接
される。この状態では、上記のように冷却室蓋25の上
下方向の位置合わせが完了しているので、冷却室蓋25
のずれがあったとしても左右方向のずれだけであるか
ら、押さえ板39を嵌合凹部46内で摺動させつつ冷却
室蓋25を左右方向に移動させて、ボルト49の挿通孔
50とナット48とが整合する正規位置に簡単に修正す
ることができる。
【0022】このように冷却室蓋25が正規位置で閉じ
られたら、冷却室蓋25の上下の挿通孔50にそれぞれ
ボルト49を挿通し、ナット48に螺合して締め付ける
と、図8,9に示すように、断熱パッキン52を潰しつ
つ冷却室蓋25が冷却室9の出入口10の口縁に押し付
けられ、出入口10が気密に閉じられる。また、冷却器
27に接続された両配管34,35もその回りをシール
されて外部に引き出されるから、冷却室9内は気密状態
に保持される。その後、ブラケット26が冷却室蓋25
ならびに凝縮器23の上面に本止めされ、また基板15
が収納スペース11の受け板13に固定されることで冷
却ユニット6の収納作業が完了する。
【0023】本実施形態では、以下のような数々の利点
が得られる。押さえ板39の押さえ部40と嵌合凹部4
6との嵌合によって、冷却室蓋25の上下方向の位置合
わせが正確に行われる。そのため、冷却室蓋25を冷却
室9に固定する作業を迅速に行うことができる。特に、
押さえ板39の押さえ部40はU字形状であって出っ張
った部分が曲面状となっているので、嵌合凹部46と嵌
合する途中で曲面がガイドとなって、冷却室蓋25の位
置合わせが自動的に行われる。
【0024】また、押さえ板39の押さえ部40がU字
形に形成されていることは、断熱材チューブ37の外形
形状と良くなじんで、断熱材チューブ37を安定して保
持することができ、組付性にも優れる。一方の嵌合凹部
46側もU字形といった曲面状に形成されていること
で、断熱パッキン52の貼着作業がやりやすく、かつ正
確にできる。ひいては、押さえ板39との間のシールが
正確に行われる。
【0025】さらに、断熱材チューブ37の出入口が冷
却室9の左側面側、言い換えると開放されていて目視し
やすい箇所に設けられているので、出入口に施されたシ
ールの良否の確認がやりやすい。また、冷却室蓋25側
に凹部を設ける構造ではないので、冷却室蓋25におい
て断熱層が薄くなる部分ができることが避けられ、結露
の発生が未然に防止される。
【0026】なお、メンテナンスにおいて冷却器27を
交換する場合は、以下のようにして行う。まず冷却ユニ
ット6全体を外部に引き出し、図10に示すように、押
さえ板39を外したのち、断熱材チューブ37を矢線で
示すように手前側にずらす。そうすると溶接部58が露
出するので、溶接を溶かすことで入出力ポート27a,
27bが配管34,35から外され、冷却器27を取り
外すことができる。新たな冷却器27を設置したら、そ
の入出力ポート27a,27bをそれぞれ配管34,3
5に溶接して接続し、断熱材チューブ37を元の位置ま
で戻したのち、押さえ板39で再度固定すればよい。こ
のように、冷却器27の交換にも簡単に対応することが
できる。
【0027】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)押さえ板の内側に設けるシール材は、断熱材チュ
ーブの全周にわたって装着するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の正面図で
ある。
【図2】 その側面図である。
【図3】 冷却ユニットを収納する前の状態の斜視図で
ある。
【図4】 冷蔵庫の内部を示す断面図である。
【図5】 断熱材チューブの取付部分の分解斜視図であ
る。
【図6】 その断面図である。
【図7】 冷却ユニットの挿入途中の状態を示す側面図
である。
【図8】 冷却ユニットの挿入完了状態を示す側面図で
ある。
【図9】 その上方から見た断面図である。
【図10】 冷却器を交換する場合の作業手順を説明す
るための斜視図である。
【図11】 従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1…本体 6…冷却ユニット 9…冷却室 10…出入
口 11…収納スペース 24…凝縮ユニット 25…
冷却室蓋 27…冷却器 34,35…(冷却器27と
接続された)配管 37…断熱材チューブ 39…押さ
え板 40…押さえ部 46…嵌合凹部 52…断熱パ
ッキン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵物が収納される本体の側方には、冷
    却器が収納される冷却室が連設されるとともに、その冷
    却室の外部近傍には、前記冷却器と一体的に組み付けら
    れてその冷却器に冷媒配管を介して冷媒を循環させる凝
    縮ユニットの収納スペースが設けられ、凝縮ユニットが
    収納スペースに収納されることに伴い、前記冷却器が冷
    却室の壁面に形成された開口から引き出し可能に収納さ
    れ、かつ冷却器の手前側に設けられた冷却室蓋により前
    記開口が閉塞されるようにした冷却貯蔵庫において、 前記冷却器に接続された冷媒配管は、前記冷却室蓋の裏
    面側の側縁から凝縮ユニット側に引き出され、その冷媒
    配管の引き出される部分は、冷却室蓋の裏面に取り付け
    られる押さえ板で押さえられて固定される一方、前記冷
    却室の開口の口縁には、前記押さえ板が整合して嵌合可
    能な嵌合凹部が設けられていることを特徴とする冷却貯
    蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記冷却器に接続された冷媒配管は、前
    記冷却室蓋の裏面側における前記本体とは反対側の側縁
    から引き出されていることを特徴とする請求項1記載の
    冷却冷蔵庫。
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