JPH09244401A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09244401A
JPH09244401A JP5612296A JP5612296A JPH09244401A JP H09244401 A JPH09244401 A JP H09244401A JP 5612296 A JP5612296 A JP 5612296A JP 5612296 A JP5612296 A JP 5612296A JP H09244401 A JPH09244401 A JP H09244401A
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JP
Japan
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developing
control electrode
image
electrode plate
toner
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JP5612296A
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English (en)
Inventor
Isao Endo
勇雄 遠藤
Toru Komatsu
小松  徹
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の縦スジ、現像ムラ等がなく、解像度と
現像性の高い画像を安定して得られる非接触の現像装置
を提供する。 【構成】 像形成体である感光体ドラム10に対向して
設けられた、現像剤を搬送する現像スリーブ130と現
像スリーブ130との間隙に絶縁部材83によって支持
され、電圧印加可能な電極部82を有する制御電極板8
0を配し、非磁性1成分の現像剤を用いる現像装置13
において、制御電極板80のない場合の現像時の前記像
形成体のトナー付着量をM0(mg/cm2)、制御電極
板80を前記現像剤搬送体の周面に沿って移動させた際
の現像時の前記像形成体の最大トナー付着量をM
max(mg/cm2)とする時、0.1≦(M0/Mmax
≦0.5となるような振動電界を有する現像バイアス電
圧を設定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式複写装
置等の画像形成装置において、非磁性1成分の現像剤を
用いて静電潜像を非接触現像する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写装置等に用いられる
現像方法の一つとして、非磁性トナーからなる1成分現
像方法がある。この現像方法は、表面を粗面にして回転
可能に支持された円筒状のスリーブを有し、この現像ス
リーブ表面に帯電したトナーを支持し、現像領域に搬送
して現像を行うものである。
【0003】この現像法は、トナー粒子として平均粒径
10μm前後のものを用いているため、繊細な線や点或
いは濃淡差等を再現する高画質画像が得られにくいとい
う問題がある。こうした高画質な画像を得るためには、
トナー粒子をより微粒子にすることが必須であると考え
られる。しかし、トナー粒子として平均粒径10μm以
下の微粒子にすると、現像時のクーロン力に対して相
対的にファンデルワールス力の影響が大きくなるため、
現像性の低下が生じやすくなり、トナーの凝集も起こ
りやすくなるため、帯電制御が困難となる、等の副作用
の方が目立って、鮮明な画像が得られないという問題が
あるため、実際に微粒子化を行うことは困難であった。
【0004】この問題を解決する方法として現像域上流
部に電極を有する板状部材を前記現像剤搬送体である現
像スリーブに当接し、前記電極と前記現像スリーブ、前
記現像スリーブと前記像形成体の間に、前者の方が強く
なるような振動電界を形成し、現像剤中のトナーをクラ
ウド化して現像を行う方法が、特開平5−346736
号公報、特開平6−175485号公報に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した制御
電極法では、前記制御電極板の長手方向のうねりや反り
によって、前記現像スリーブと前記電極との間の距離が
変化するため、現像性が不均一となり縦スジ、現像ムラ
等が発生し画質低下を引き起こす。
【0006】また、前記制御電極板上にトナーが堆積し
て、像形成体上の画像を汚したり、トナーが堆積した部
分は、その厚さ分だけ誘電率が増加するため、現像性が
高くなり均一な画像が得られなくなるという問題点があ
った。
【0007】本発明は、前記制御電極法の問題点を解決
し、制御電極板のうねり、反りによる縦スジ、現像ムラ
等がなく、解像度及び現像性の高い均一で高画質の画像
を安定して得られる非接触で現像を行う現像装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体に
対向して設けられた現像剤搬送体と、該現像剤搬送体と
前記像形成体との間隙に絶縁性部材によって支持され、
電圧印加可能な電極部を有する制御電極板を配し、非磁
性1成分の現像剤を用いて現像を行う現像装置におい
て、前記制御電極板を有しない場合の現像時の前記像形
成体のトナー付着量をM0(mg/cm2)、前記制御電
極板を有し、該制御電極板を前記現像剤搬送体の周面に
沿って位置変化させた際の像形成体の最大トナー付着量
をMmax(mg/cm2)とする時、 0.1≦(M0/Mmax)≦0.5 となるような振動電界を有する現像バイアス電圧を設定
することを特徴とする現像装置によって達成される。
【0009】また、前記制御電極板を用い、任意の設定
位置でのトナー付着量をM(mg/cm2)とすると
き、 0.5≦(M/Mmax)≦0.9、かつM>M0 となる位置に前記制御電極板を設定することを特徴とす
る前記現像装置は好ましい実施態様である。
【0010】
【発明の実施の形態】図2及び図3は本発明の現像装置
を好適な現像手段として備えたカラー画像形成装置の一
例を示す概略構成図である。
【0011】図2及び図3において、10はドラム状の
像形成体すなわち感光体ドラムで、光学ガラスもしくは
透明アクリル樹脂等の透明部材によって形成される円筒
状の基体の外周に透明導電層,有機感光層(OPC)を
塗布したものである。
【0012】この画像形成装置では、画像露光用の露光
ビームの結像点である感光体ドラムの光導電体層におい
て、光導電体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対し
て適正なコントラストを付与できる波長の露光光量を有
していればよい。従って、感光体ドラムの透明基体の光
透光率は、100%である必要はなく、露光ビームの透
過時にある程度の光が吸収されるような特性であっても
構わない。透光性基体の素材としては、ソーダガラス、
パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般光学部材な
どに使用されるフッ素、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレートなどの各種透光性樹脂
が使用可能である。また、透光性導電層としては、イン
ジウム、スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸
化インジウム、ヨウ化銅やAu、Ag、Ni、Alなど
からなる透光性を維持した金属薄膜が用いられ、成膜法
としては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、各種スパッタ
リング法、各種CVD法、浸漬塗工法、スプレー塗布法
などが利用される。また、光導電体層としては、アモル
ファスシリコン(a−Si)合金感光層、アモルファス
セレン合金感光層や、各種有機感光層(OPC)が使用
可能である。
【0013】前記感光体ドラム10は一方の端部のフラ
ンジ10Aが後述するカートリッジ30の備えるガイド
ピン30Pによって軸受支持され、他方の端部のフラン
ジ10Bが装置本体の基板40の備える複数のガイドロ
ーラ40Rに外嵌して外周の歯車10Gを駆動歯車40
Gに噛合し、その動力により前記の透明導電層を接地し
た状態で時計方向に回転される。
【0014】11はスコロトロン帯電器(以下単に帯電
器ということもある)で感光体ドラム10の前述した有
機感光層に対し所定の電位に保持されたグリッドと放電
ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用を行い、感
光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0015】12は感光体ドラム10の軸方向に配列し
た発光素子をアレイ状に一列に並べたFL,EL,P
L,LEDや、発光素子と光シャッタ機能をもつ素子を
一列に並べたLISA,PLZT,LCSと等倍結像素
子としてのセルフォックレンズとから構成される露光光
学系で、別体の画像読み取り装置によって読み取られた
各色の画像信号がメモリより順次取り出されて前記の各
露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力される。
【0016】前記の各露光光学系12は何れも装置本体
の基板40に対しガイドピン40P1を案内として固定
した円柱状の支持部材20に取り付けられて前記感光体
ドラム10の基体内部に収容される。
【0017】13(Y)ないし13(K)はイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒色
(K)の各現像剤を収容する現像装置で、それぞれ感光
体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って同方向に
回転する現像スリーブ130を備えている。
【0018】前記の各現像装置13は、前述した帯電器
11による帯電,露光光学系12による像露光によって
形成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイア
ス電圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0019】次に本装置におけるカラー画像形成装置の
プロセスについて説明する。
【0020】本装置とは別体の画像読み取り装置におい
て、撮像素子により読み取られた原稿画像の画像データ
あるいは、コンピュータで編集された画像データを、
Y,M,CおよびKの各色別の画像信号として一旦メモ
リに記憶し格納される。
【0021】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により前記の駆動歯車40Gが回動して感光体
ドラム10を時計方向へと回転し、同時に帯電器11
(Y)の帯電作用により感光体ドラム10に電位の付与
が開始される。
【0022】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号
による露光が開始されドラムの回転走査によってその表
面の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応す
る静電潜像を形成する。
【0023】前記の潜像は現像装置13(Y)により現
像スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感
光体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像
が形成される。
【0024】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器11(M)の帯電
作用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による露光が行われ、現像装置13(M)に
よる非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)の
トナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合
わせて形成される。
【0025】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)、現像装置13(C)によって、
さらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また帯電器11(K)、露光光学系12(K)、現
像装置13(K)によって第4の色信号に対応する黒色
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナー
像が形成される。
【0026】これ等各露光光学系による感光体ドラム1
0の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述し
た透明の基体を透して行われる。従って第2,第3及び
第4の色信号に対応する画像の露光は何れも先に形成さ
れたトナー像の影響を全く受けることなく行われ、第1
の色信号に対応する画像と同等の静電潜像を形成するこ
とが可能となる。なお各露光光学系12の発熱による感
光体ドラム10内の温度の安定化及び温度上昇の防止
は、前記支持部材20に熱伝導性の良好な材料を用い、
低温の場合はヒータ201を用い、高温の場合はヒート
パイプ202を介して外部に放熱する等の措置を講ずる
ことにより支障のない程度迄抑制することができる。ま
た各現像装置13による現像作用に際しては、それぞれ
現像スリーブ130に対し直流あるいはさらに交流を加
えた現像バイアスが印加され、現像装置13の収容する
1成分現像剤によるジャンピング現像が行われて、透明
電導層を接地する感光体ドラム10に対してトナーと同
極性の直流バイアスを印加して、露光部にトナーを付着
させる非接触の反転現像が行われるようになっている。
【0027】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は転写器14Aにおいて給紙カ
セット15より搬送されタイミングローラ16の駆動に
よって同期して給紙される転写紙に転写される。
【0028】トナー像の転写を受けた転写紙は、除電器
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着したのち排紙
ローラ18を介して装置上部のトレイ上に排出される。
【0029】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19において残留トナーを除去、清
掃して原稿画像のトナー像の形成を続行するかもしくは
一旦停止して新たな画像のトナー像の形成にかかる。
【0030】前記の感光体ドラム10、各帯電器11、
各現像装置13とさらにクリーニング装置19はカート
リッジ30に収容され一体化された状態で像露光手段に
負荷や衝撃を与えることなく、光学系12を有する支持
部材20を残して装置本体内に着脱出来るように構成さ
れている。着脱時に支持部材20を残す構成は、ヒータ
201,ヒートパイプ202、LEDを動作させるリー
ド線203や光学系12を感光体ドラム10の回動や感
光体ドラム10の着脱にもかかわらず支持部材20に固
定しておくことができる特長を有している。また感光体
ドラム10の軸心を決めるのに利用することもできる。
【0031】図1は本発明の現像装置の一例を示す概略
断面図である。現像装置の詳細については後述する。図
1は、露光光学系12の感光体ドラム10上での露光位
置を、現像器13の現像ケーシング138内で現像スリ
ーブ130の上流側に設けた状態をも示している。
【0032】このカラー画像形成装置では、LED等を
用いた露光光学系12を感光体ドラム10の内側に配置
し、露光光学系12による像露光位置を現像ケーシング
138内で現像スリーブ130の上流側に設けていて、
感光体ドラム10中心と現像スリーブ130中心とを結
ぶ中心線を中心線pとすると、中心線p上の感光体ドラ
ム10と現像スリーブ130との距離が最も近接し、こ
の中心線p上に現像中心Pがある。現像中心Pから上流
側の現像ケーシング138の端面までの感光体ドラム1
0上の距離をL1、現像中心Pから像露光位置までの感
光体ドラム10の距離をL2、現像中心Pからの現像が
行われる現像領域の幅(感光体ドラム10の周面方向の
長さ)をw1、感光体ドラム10に塗布された有機感光
体の電位低下時間をT、プロセススピードすなわち感光
体ドラム10の周速をvとした時、 L1>L2>vT+w1 の関係に設定されている。
【0033】ここで本実施例においては、L1及びL2
3〜30mmの間に設定する。またプロセススピードv
は30〜300mm/secの間にある。また本実施例
で用いられる有機感光体の電位低下時間Tは、実験的に
容易に求められるが、0.1sec以下である。また現
像領域の幅w1は通常1〜2mmの間にある。
【0034】従ってプロスセスピードvが30〜300
mm/secで電位低下時間Tが0.1secのとき
は、 vT+w1=4〜32mm となり、プロセススピードvが30〜300mm/se
cで電位低下時間Tが0.05secのときは、 vT+w1=2.5〜17mm となり、L2>3〜32mm又はL2>2.5〜17mm
の条件を満たす位置で像露光を行うよう構成すること
で、図4に示すように感光体電位が充分電位低下し、先
に現像されたトナー像が像形成体上に安定して付着した
状態で、次の現像がその上に行われることとなる。
【0035】また、前記図2の現像装置13(Y)〜1
3(K)は、非磁性1成分の現像剤を収容する現像装置
で同一の構成からなるので符号を単に13とする。
【0036】図1は上記現像装置13の1組を取り出し
てその構成を示す断面図である。図1(a),(b)に
おいて、130は現像剤搬送体である現像スリーブで、
アルミニウム等の非磁性材料からなり表面を粗に加工さ
れていて図の矢示方向に回転可能である。現像剤は現像
スリーブ130の回転によって同方向に移動し現像領域
に搬送される。136は回転する現像スリーブ130の
現像領域上流側に設けられ、現像領域へ搬送される現像
剤量を規制する規制ブレード、133は現像を終えて現
像スリーブ130に付着する現像剤Dを掻き取る掻き取
り部材、134は現像剤Dを撹拌しながら現像スリーブ
130に供給するファーブラシ等からなる供給部材、1
35は現像剤Dを撹拌して現像剤であるトナーを均一に
帯電する撹拌スクリュー、136は現像剤層の厚さを規
制する規制ブレードで、現像スリーブ130とトナーを
摺擦させてトナーを帯電させるため、ウレタンゴム、シ
リコンゴム等の弾性ゴムからなる弾性ブレードタイプが
好ましい。138は現像ケーシング、139は制御電極
板80の支持部材81の基部を現像ケーシング138に
固定するため現像ケーシング138に設けられた支持
部、88,89は制御電極板80の支持部材81を支持
部139に固定するための押さえ板と止めネジである。
【0037】80は現像領域の上流側に現像剤Dの層に
当接するよう設けた電気的絶縁材よりなる絶縁部材83
上に電圧印加可能な電極部82と、さらに電極部82の
上流側に絶縁部材83を支持するために結合された支持
部材81よりなる制御電極板で、詳細は後述する。電極
部82は金属等の導電性材料からなり絶縁部材83の先
端部上に線状に一体に設けられる。
【0038】現像スリーブ130には直流と交流とが重
畳した現像バイアス電圧が印加され、感光体ドラム10
と最も近接した現像領域において、非接触の状態で反転
現像が行われる。
【0039】現像スリーブ130上に形成される現像剤
層は感光体ドラム10の表面に接触せず間隙を保つよう
に、現像スリーブ130と規制ブレード136の当接力
・間隙及び現像スリーブ130と感光体ドラム10の最
近接距離g0は調整される。
【0040】また、現像スリーブ130には直流電源E
1と交流電源E2により直流成分に交流成分を重畳した交
流バイアス電圧が保護抵抗R1を介して印加される。さ
らに、電極部82には直流電源E3から直流成分のみの
バイアス電圧が保護抵抗R2を介して印加される。電極
部82には、現像剤中のトナーと同極性の直流電圧を印
加するのがトナー付着防止の観点から好ましい。
【0041】以上の現像装置13では、上記交流バイア
ス電圧印加によって、感光体ドラム10と現像スリーブ
130との間に形成する振動電界(これを第2の振動電
界ということにする)と共に、制御電極板80の電極部
82と現像スリーブ130との間に第1の振動電界を発
生させるようにしてある。この時、交流バイアス電圧は
現像スリーブ130のみに印加されているため、前記第
1の振動電界と第2の振動電界は同位相となり、トナー
粒子を第1の振動電界から第2の振動電界に円滑に移行
させる。
【0042】また、電極部82は感光体ドラム10より
現像スリーブ130に近接して設けてあるため第1の振
動電界の強さが第2の振動電界の強さより大となる。
【0043】上記第1の振動電界によってその電気力線
に直角の方向に、電極部82付近に達した現像剤のトナ
ー粒子を振動させるので、トナーは雲霞状になり、いわ
ゆるトナークラウドを十分に発生させることができる。
このトナークラウドは第2の振動電界によって感光体ド
ラム10上の潜像に向う飛翔を助けられ高効率で均一な
現像が行われる。
【0044】以上の交流成分は波形が正弦波に限らず、
矩形波や三角波等であってもよい。そして周波数も関係
するが、電圧値は高い程現像剤Dを振動させるようにな
って、トナー粒子の分離飛翔が行われ易くなるが、反
面、カブリや落雷現象のような絶縁破壊が発生し易くな
る。カブリの発生は直流成分で防止し、絶縁破壊は、現
像スリーブ130の表面を樹脂や酸化皮膜等により絶縁
ないしは半絶縁にコーティングすることによって防止す
ることができる。
【0045】現像スリーブ130に印加されるバイアス
電圧の交流成分の周波数は、100Hz〜20kHz、
特に1kHz〜10kHzであることが好ましい。
【0046】この現像装置13を用いた前記カラー画像
形成装置において、感光体ドラム10の感光体として負
に帯電させるOPC感光体を用い反転現像が行われ、感
光体が例えば−850Vに帯電され、画像部最大濃度部
の電位を−50Vとすると、電極部83aには−750
V、現像スリーブ130には−750Vの直流電圧に交
流電圧を重畳した交流バイアス電圧が好ましく印加され
る。ここで、現像スリーブ130に印加する交流バイア
ス電圧は、制御電極板80のない場合の現像時の感光体
ドラム10のトナー付着量をM0(mg/cm2)、制御
電極板80を有する場合の制御電極板80の任意の位置
にした現像時の感光体ドラム10のトナー付着量をM
(mg/cm2)、制御電極板80を現像スリーブ13
0の周面に沿って移動させた際の現像時の感光体ドラム
10の最大トナー付着量をMmax(mg/cm2)とする
時、M0とMmaxとの比率が次のようになる振動電界を有
する現像バイアス電圧を設定するのが良い。
【0047】0.1≦(M0/Mmax)≦0.5 M0/Mmax<0.1 となる場合は制御電極板80の効
果が大き過ぎて、電極部82の汚れ、制御電極板80の
そり、うねりによる縦スジ、濃度ムラが発生し易い。
【0048】0.5<M0/Mmax となる場合は電極に
よるクラウド発生が少なく、現像性が不足する。
【0049】図5〜図7は前記現像バイアス電圧を変え
た場合の制御電極板80の設定位置と感光体ドラム10
の現像時のトナー付着量との関係を示すグラフである。
図のdは感光体ドラム10と現像スリーブ130との中
心線pと制御電極板80の下流側先端との間の距離(m
m)を表している。
【0050】図5は現像バイアス電圧を適正にし、M0
=0.3(mg/cm2)、Mmax=0.8(mg/cm
2)、すなわちM0/Mmax=0.38となるように選択
したときのグラフで、バイアス電圧の良好な場合を示
す。
【0051】図6は現像バイアス電圧を過度に高くし
て、M0=0.5(mg/cm2)、Mmax=0.9(m
g/cm2)、すなわちM0/Mmax=0.56となるよ
うに選択したときのグラフで、この場合は制御電極板8
0への放電が起き易く、画像乱れが起き易く不適当であ
る。
【0052】図7は現像バイアス電圧を低くして、M0
=0.05(mg/cm2)、Mmax=0.65(mg/
cm2)、すなわちM0/Mmax=0.07となるように
選択したときのグラフで、この場合は制御電極板80の
効果が大き過ぎてスジ、ムラ等の画像の濃度ムラが起き
易く不適当である。
【0053】反転現像の場合好ましいバイアス電圧は、
図1(a)の各電源の電圧e1(E1の電圧),e2(E2
の電圧),e3(E3の電圧)は e1:トナーと同極性で絶対値で300〜2,500
V、好ましくは400V〜2,000V e2(V0-P):200V〜2,000V、周波数は10
0Hz〜20kHz、好ましくは300V〜1,500
V、周波数は1〜10kHz e3:トナーと同極性で絶対値でe1に対し、0.5e1
<e3<1.5e1の範囲にあることが現像性の確保と電
極部82のトナー付着を防止する点から好ましい。
【0054】Mmaxの制御はe2を変更する他、e1,e3
の調整でも行うことができる。
【0055】以上のようにバイアス電圧を設定すること
で制御電極板80の効果を適正化し、縦スジや濃度ム
ラ、放電等の発生を防止することができる。
【0056】感光体ドラム10へのトナー付着量M,M
0,Mmaxは次のようにして測定される。
【0057】感光体ドラム10の感光体上に所定の現像
バイアス電圧で、最高濃度画像部分(感光体表面電位−
50Vの部分)のベタ画像を形成する。このトナーを、
面積(cm2)と重量(mg)を予め測定した粘着テー
プにより感光体から剥離し、その重量を測定する。この
トナー剥離前後の粘着テープの重量差をdM(mg)と
し、粘着テープの粘着面の面積をA(cm2)とすると
き、 トナー付着量M(mg/cm2)=dM(mg)/A
(cm2) から算出することができる。
【0058】上記測定は、例えば図13に示すような治
具801を作成し、この治具801とシックネスゲージ
802を用い、制御電極板80を現像スリーブ130の
周方向に移動させながら、dを0.5mm単位でその位
置を調整して、上記測定を繰り返し、最もトナー付着量
が大きい場合をMmax、制御電極板80を装着しない場
合のトナー付着量をM0とした。
【0059】また、制御電極板80の設置位置は、図1
(b)に示すように、現像領域内部又は現像領域より現
像スリーブ130の回転に対し上流部にすると共に、同
一の現像バイアス電圧を印加した状態で、 0.5≦(M/Mmax)≦0.9、かつ、M>M0 となる図5の点線で示す範囲、すなわちC及びDの範囲
に制御電極板80を設置するのがよい。
【0060】M≦M0となる設定位置では、制御電極板
80部分が現像域を過度に覆ってしまい、現像が過剰に
抑制されるため使用不可能となる。
【0061】M=Mmaxとなる設定位置では、制御電極
板80が現像に関与する割合が大きいため、電極部82
のトナー汚れによる画像の濃度ムラが大きくなり、また
設定精度により画像濃度が大きな影響を受け好ましくな
い。制御電極板80の設定位置は現像性が電極部82の
位置に鈍感になる位置に設定するのが好ましい。
【0062】特に前記現像時の感光体ドラム10のトナ
ー付着量Mが M=(0.6〜0.9)×Mmax となる領域に設定すると、現像性に対する電極部82の
影響が適度となり、電極部82の汚れ等による画像の濃
度ムラや縦スジ等が発生しなくなる。
【0063】また、特に感光体ドラム10の現像時のト
ナー付着量Mは、制御電極板80が現像剤搬送方向上流
側に配置されるに従い、前記MmaxからM0に低下する領
域があるが、この領域に制御電極板80aを設定するの
が好ましい。Mmaxとなる位置から下流側でM0→Mmax
となる領域では制御電極板80が現像領域に入り込み過
ぎているため長期に渡って現像を続けた場合、現像に制
御電極板80の影響が大きく現れ、現像ムラや縦スジが
発生し易い。従って、最も好ましいのは図5のDの領域
である。
【0064】次に、本実施例の現像装置13に用いられ
る制御電極板80の構成について説明する。
【0065】制御電極板80は、図8(a)に示すよう
に、電極部82を支持するセラミック等の絶縁性部材か
らなる絶縁部材83と、その絶縁部材83を支持する支
持部材81からなる。絶縁部材83と支持部材81とは
接着剤等によりそれぞれの一部を接着して一体に結合さ
れる。
【0066】(支持部材81の材質)支持部材81の材
質は、直線性が高く、かつ弾性を有する金属薄板が好ま
しい。例えば、上記線状電極に用いる金属や合金を用い
ることができるが、特にこれらのうち、コスト、可撓性
の観点からステンレス(SUS)の薄板を用いることが
好ましい。
【0067】支持部材81の厚さは、材質にもよるが、
絶縁部材83との結合の容易さを考慮して、0.05m
m〜1mmが好ましい。0.05mmより薄いと絶縁部
材83と結合するとき、しわ、歪みが発生し易くなる。
1mmより厚くなると、弾性が失われ、制御電極板80
の設定の自由度が狭くなる。
【0068】支持部材81に上記金属薄板を用いる場
合、現像スリーブ130に印加するバイアス電圧や感光
体電位のリークを防止するために、金属薄板はフッ素系
樹脂等により絶縁被覆することが好ましい。
【0069】絶縁部材83は狭い現像領域の空間に設置
できるよう薄く、かつ制御電極板80の全体(特に電極
部82)の直線性を保持するために、絶縁部材83は下
記のような材料よりなることが好ましい。
【0070】(絶縁部材83の材質)絶縁部材83とし
ては例えば、ポリエステル、ポリイミド、ガラスエポキ
シ、エチレン−4フッ化エチレン共重合体、4フッ化エ
チレン−6フッ化プロピレン共重合体、ポリ4フッ化エ
チレン、ポリアミドイミド、ポリスルホン、トリアジン
樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリウレタン等の
絶縁性樹脂、又はこれらをガラス繊維等で強化した複合
材料の他、紙、紙フェノール、ワニス、シリコンゴム等
の材料、また、セラミック系の材料として、アルミナ
(Al23)系、単結晶サファイア(Al23)、フォ
ルステライト(2MgO/SiO2)系、ステアタイト
(MgO/SiO2)系、ジルコン(ZrO2・Si
2)系、コージライト(2MgO・2Al23・5S
iO2)系、チタニア系、炭化珪素(SiC)系、窒化
珪素(Si34)系、ジルコニア(ZrO2)系、サーメ
ット系の各セラミックを用いることができる。
【0071】絶縁部材83に適当な弾性を付与するため
に、上記セラミックには5〜20重量%の樹脂を含有さ
せたものを用いても良い。また、現像スリーブ130側
の面の表面粗さを小さくするために、絶縁部材83の表
面は研磨処理されていることが望ましい。
【0072】(電極部82の形成法)上記の絶縁部材8
3に電解銅箔、焼きなまし電解銅箔、ベリリウム銅箔等
を接着剤によって貼り付け、従来公知のフォトポリマー
を用いたフォトエッチング法、スクリーン印刷によるエ
ッチングレジスト構成法により、絶縁部材83上に必要
な電極部82を形成する。この他、導電性インキを凸
版、孔版、凹版、平版によって電極部82に対応して印
刷する方法や、金属を蒸着する方法を用いることができ
る。
【0073】図8(b)は電極部82の下流先端と絶縁
部材83の下流先端が一致する例、図8(c),(d)
は絶縁部材83の先端部にガラスエポキシ板等の絶縁材
よりなるひさし部材84を接着剤等により接着し、その
絶縁部材83とひさし部材84との間に電極部82を形
成した例を示し、また図8(e)は上記ひさし部材84
の先端下面に電極部82を形成した例を示している。
【0074】制御電極板80はまた、図9(a),
(b),(c),(d)に示すように、断面が円形又は
四辺形の線状電極を、絶縁部材83の先端部に接着剤等
を用いて接着して、電極部82を形成したものを使用す
ることができる。さらに、図9(e)に示すように、絶
縁部材83の先端部に切り込み83aを設け、そこに線
状電極を埋め込んで電極部82を形成することもでき
る。またさらに図9(f),(g)に示すように、絶縁
部材83の先端部にひさし部材84を設け、そのひさし
部材84の先端下面に線状電極を接着して電極部82を
設ける構成としてもよい。
【0075】(線状電極の材質)上記線状電極の材質
は、銅、銅−亜鉛、銅−カドミウム、リン青銅、銅−ベ
リリウム、コルソン合金、アルミニウム、アルミニウム
合金、タンタル、タングステン、ニッケル、モリブデ
ン、ステンレス鋼、金、チタン、クロム、パラジウム、
銀等の金属、酸化銅等の金属酸化物、ガラスに銅粉、グ
ラファイト、ニッケル、銀等をコーティングした複合
物、又はグラファイト、カーボン繊維等の導電性材料を
用いることができる。これらの材料により形成された電
極部は、放電防止、防錆、強度付与のため、絶縁被覆さ
れていることが望ましい。
【0076】電極部82の現像スリーブ130の周方向
の長さは、現像スリーブ130の径や搬送速度にもよる
が、0.05〜5mm、特に0.1〜1mmが好まし
い。0.05mm以下では充分なトナークラウドを発生
させることができず、5mm以上ではトナーが振動によ
って帯電し、過剰帯電となるため現像性が低下する。
【0077】制御電極板80は現像スリーブ130上に
現像剤Dが搬送されると、図12(a),(b)に示す
ように絶縁部材83と現像スリーブ130との間に現像
剤Dが入り込むため、若干湾曲して絶縁部材83は現像
スリーブ130に対して若干間隙を有して対峙するか殆
ど間隙のない状態、すなわち現像スリーブ130に当接
/近接の状態で現像スリーブ130に対峙するようにな
る。
【0078】制御電極板80の電極部82と絶縁部材8
3との厚みの和t(図8参照)は、感光体ドラム10と
現像スリーブ130との最近接距離である現像間隙をg
0(mm)とすると、 (1/10)g0<t<(2/3)g0 であることが好ましい。
【0079】t>(2/3)g0では、電極部82の上
に感光体である誘電体が接近するため、電極部82上で
電界強度が強くなり電極部82に高いバイアス電圧を印
加した時に、潜像を乱したり、多色画像形成時に像形成
体である感光体ドラム10上の多色トナーを引きはがす
恐れがある。
【0080】t<(1/10)g0では、電極部82が
感光体ドラム10から離れるため、電界が弱まり充分な
トナークラウドが形成されない。また、絶縁部材83が
薄くなりその剛性が低くなり割れ易くなる。
【0081】制御電極板80の厚みは、マイクロメータ
(ミツトヨ製、M320−25A)によって、制御電極
板80の現像スリーブ130の回転軸方向について20
点測定して得た値の平均値を制御電極板80の厚みtと
した。
【0082】図10は電極部82の幅と現像領域の幅と
の関係を示す図である。図10において、W3は電極部
82の幅(現像スリーブ130の軸方向の長さ)、W4
は現像スリーブ130上の現像領域の軸方向の幅(現像
剤層の幅)とすると、W3>W4として、電極部82に直
流電圧を印加するためのターミナル部82aも、現像領
域の幅W4より外側になる部分に設け、不要なトナーク
ラウドの発生を防止する。
【0083】さらに、現像スリーブ130の表面粗さR
1(μm)と絶縁部材83の現像スリーブ130に対
向する面の粗さRz2(μm)は、Rz2≧Rz1になる
と、現像スリーブ130上に搬送される現像剤Dが絶縁
部材83に搬送を阻害されて、現像領域へのトナー搬送
量が低下し画像濃度低下を起こす。Rz1は0.2μm
〜20μmの範囲、Rz2は0.02μm〜5.0μm
の範囲にあるのが、良好な搬送性と、画像乱れのない、
高い濃度の画像を得るのに好ましい。なお、表面粗さR
zはJIS B 0601に準じ、ミツトヨ製Surf
test−402を用いて、基準長さ25mmで測定を
行った。
【0084】次に、現像剤Dのトナーについて説明す
る。
【0085】一般にトナー粒子は、平均粒径が小さくな
ると、定性的に粒径の二乗に比例して帯電量が減少し、
相対的にファンデルワールス力のような付着力が大きく
なって、飛散し易くなり、カブリが発生し易くなる。そ
して、平均粒径が10μm以下になると、この問題が顕
著に現れるようになる。その点を本実施例の現像装置で
は現像を二重の振動電界下で行うことで解消するように
している。
【0086】トナーの体積平均粒径D50(μm)が大き
くなると、既に触れているように、画像の荒れが目立つ
ようになる。D50が10μm以下の微粒子化したトナー
を用いると、解像力は格段に向上して、濃淡差も忠実に
再現した鮮明な高画質画像を与えるようになる。D50
20μm以上では、画質の低下を生じ、1μm以下にな
ると帯電不良、飛散等が起こり易くなる。
【0087】以上の理由からトナーの体積平均粒径D50
は1〜20μm、好ましくは4μm<D50<10μmで
ある。
【0088】D50>10μmでは粒径が大きく解像力が
不足し、D50<4μmでは凝集力が大きく、摩擦帯電不
良となり易い。
【0089】ここで、平均粒径に用いた体積平均粒径D
50はコールターカウンターTA−II型(アパーチャー1
00μm、コールター社製)で測定された。
【0090】また、トナー粒子が電界に追随するため
に、トナー粒子の帯電量の絶対値は、1成分現像剤にお
いては絶対値で1〜30μC/g、特に1〜20μC/
gにするのが現像性確保、カブリや飛散防止の観点から
望ましい。特に粒径の小さい場合は高い帯電量が必要で
ある。
【0091】ここで上記非磁性トナーの平均帯電量Q1
は、2cm×5cmの導電性板を、前述した規制ブレー
ド86Aを備え、直径20mmの現像スリーブ130を
有する現像装置(8a)に、最近接距離0.7mmで対
向させ、現像スリーブ130に帯電させた1成分現像剤
を供給して200rpmで回転させながら現像スリーブ
130にDCとACの重畳電圧(例えばDC;1000
V、AC;750VO-P、AC周波数8kHz)を印加
して、前記導電性板上に現像剤中のトナーを現像し、こ
のトナーが現像された導電性板をファラデーゲージに接
続してトナーを窒素ガスによって吹き飛ばし、このとき
飛ばされたトナーの電荷量と重量とを測定することによ
り得られる値である。
【0092】このようなトナーのバインダー樹脂として
は、スチレン系樹脂,ビニル系樹脂,エチル系樹脂,ロ
ジン変性樹脂,アクリル系樹脂,ポリアミド樹脂,エポ
キシ樹脂,ポリエステル樹脂や、これらのスチレン−ア
クリル系樹脂等の共重合体樹脂又は混合した樹脂等が好
ましい。これらの樹脂にカラー顔料等の着色成分や、必
要に応じて帯電制御剤、ワックス等の離型剤等を加え
て、従来公知の粉砕造粒法,懸濁重合法,乳化重合法等
のトナー製造方法と同等の方法によって作ることができ
る。
【0093】1成分現像剤Dとしては上記トナーに、コ
ロイダルシリカ等の流動化剤をトナーに対して0.1重
量部〜10重量部程度添加して、そのまま現像剤Dとし
て用いることができる。
【0094】〔本発明の実施例と比較例の比較実験〕実
施例1及び比較例1〜7は、図1に示した現像装置13
を備えた図2に示したカラー画像形成装置を用い、それ
ぞれの感光体ドラム10はOPC感光体で、電位低下時
間Tは0.05(sec)その周速は180mm/se
c.感光体ドラム10上に形成された静電潜像の最高電
位は−850V(非画像部電位)、最低電位は−50V
(画像部電位)、g0=0.3mm、現像スリーブ13
0の表面粗さRz=1.7μm、L1=15mm、L2
12mm現像域の幅w1=1(mm)で、L1>L2>V
T+w1(15>12>10)の関係にある。その他の
プロセス条件は表1に記載した通りである。
【0095】実施例1,2及び比較例1〜7の制御電極
板80の構成・寸法は図11に示すもので、絶縁部材8
3として厚さ0.1mmのガラスエポキシ板を用い、図
11に図示したように、電極部82は、周方向の幅0.
5mm、厚さ0.02mmの銅箔を用いてラミネートエ
ッチング法によって形成した。さらに、厚さ0.1mm
のステンレス(SUS)板からなる支持部材81を接着
剤によって絶縁部材83に装着し、この制御電極板80
を、現像装置13の現像ケーシング138に固定した。
絶縁部材83の現像スリーブ130側の表面粗さはRz
=0.8μmである。
【0096】いずれの実施例及び比較例も現像剤D層の
規制部材として、ウレタンゴムの弾性ブレードよりなる
規制ブレードを用いた。
【0097】また、現像剤Dは、実施例1,2及び比較
例1〜6いずれも下記のものを用いた。
【0098】スチレン−アクリル樹脂100重量部、カ
ラー顔料10重量部、ニグロシン2重量部を溶融・混練
した後、粉砕・分級して、体積平均粒径5.5μmのイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナーを得
た。この各トナーに流動化剤としてコロイダルシリカを
それぞれ2重量部添加したものをそのまま現像剤Dとし
て用いた。
【0099】帯電量Q1は、Y;−3.3μC/g、
M;−3.0μC/g、C;−2.9μC/g、K;−
3.5μC/gである。
【0100】(制御電極板80の設定位置)図11に示
す制御電極板80を備え、それぞれの現像スリーブ13
0に対する設定位置は、いずれもg0=0.3mmと
し、実施例1及び2は図5の実1及び実2で示した位置
に、比較例1,2,3は図5の比1〜比3で示した位置
に、比較例4及び5は図6の比4及び比5で示した位置
に、比較例6及び7は図7の比6及び比7で示した位置
にした現像装置13により、それぞれ表1に示した条件
で比較実験を行った。
【0101】この際、画像荒れ測定法として、次によう
にして行った。各実施例、比較例のフルカラー画像記録
終了後(50万コピーごとに、コピー出力濃度0.7の
ハーフトーンを出力して、その部分の濃度ムラを画像解
析装置RT−2000C(ヤーマン(株)社製)により
測定した。測定は30μm×30μmのウィンドゥサイ
ズで、現像方向に対し垂直方向に測定長さ30mm、3
0μmピッチで行い、その濃度ムラの標準偏差(σ)が
0.15以下であれば、画像に掃き目やがさつきがな
い、良好な画像と判断した。
【0102】
【表1】
【0103】以上のカラー画像形成装置を用い、表1中
に示した条件で、5万枚のフルカラー画像記録を行った
ところ、実施例1及び2では、最初から最後まで、縦ス
ジ、画像ムラがなく、画像濃度、解像力の高い画像を安
定して得ることができた。
【0104】特に実施例1,2では画像ムラの極めて少
ない良好な画像を得ることができた。
【0105】一方、これに対し、比較例1〜7では、表
1に示したように、数千コピー時より制御電極板80の
汚れ、うねり、反りによる、縦スジ、現像ムラが発生
し、安定した画像形成を行うことができなかった。
【0106】
【発明の効果】本発明のような振動電界を有する現像バ
イアス電圧を印加し、本発明の制御電極板位置とし、非
磁性1成分現像剤を用いた現像装置により、従来の制御
電極法の問題点を解決し、縦スジ、画像ムラがなく、画
像濃度、解像力の高い画像を安定して得られる現像装置
を提供することができることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一例を示す概略断面図。
【図2】図1の現像装置を備えたカラー画像形成装置の
一例を示す概略断面図。
【図3】図2の感光体ドラム、支持部材及びカートリッ
ジを示す断面図。
【図4】像形成体の露光による電位低下を示すグラフ。
【図5】適正条件時の制御電極板の位置dとトナー付着
量の関係を示すグラフ。
【図6】高バイアス時の制御電極板の位置dとトナー付
着量の関係を示すグラフ。
【図7】低バイアス時の制御電極板の位置dとトナー付
着量の関係を示すグラフ。
【図8】制御電極板の構成を示す断面図。
【図9】制御電極板の他の構成を示す断面図。
【図10】制御電極板と現像剤搬送体との幅の関係を示
す平面図。
【図11】制御電極板の具体的寸法を示す断面図。
【図12】制御電極板の設置状態を示す側面図。
【図13】dの調整を治具を用いて行う場合の説明図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム(像形成体) 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系(露光手段) 13 現像装置 130 現像スリーブ(現像剤搬送体) 138 現像ケーシング 80 制御電極板 81 支持部材 82 電極部 83 絶縁部材 E1,E3 直流電源 E2 交流電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体に対向して設けられた現像剤搬
    送体と、該現像剤搬送体と前記像形成体との間隙に絶縁
    性部材によって支持され、電圧印加可能な電極部を有す
    る制御電極板を配し、非磁性1成分の現像剤を用いて現
    像を行う現像装置において、前記制御電極板を有しない
    場合の現像時の前記像形成体のトナー付着量をM0(m
    g/cm2)、前記制御電極板を有し、該制御電極板を
    前記現像剤搬送体の周面に沿って位置変化させた際の像
    形成体の最大トナー付着量をMmax(mg/cm2)とす
    る時、 0.1≦(M0/Mmax)≦0.5 となるような振動電界を有する現像バイアス電圧を設定
    することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御電極板を用い、任意の設定位置
    でのトナー付着量をM(mg/cm2)とするとき、 0.5≦(M/Mmax)≦0.9、かつM>M0 となる位置に前記制御電極板を設定することを特徴とす
    る請求項1に記載の現像装置。
JP5612296A 1996-03-13 1996-03-13 現像装置 Pending JPH09244401A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276178A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
KR100657447B1 (ko) * 2003-06-17 2006-12-14 캐논 가부시끼가이샤 현상 장치

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KR100657447B1 (ko) * 2003-06-17 2006-12-14 캐논 가부시끼가이샤 현상 장치
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