JPH09244841A - ヘルプ表示機能を有する装置 - Google Patents

ヘルプ表示機能を有する装置

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JPH09244841A
JPH09244841A JP5523096A JP5523096A JPH09244841A JP H09244841 A JPH09244841 A JP H09244841A JP 5523096 A JP5523096 A JP 5523096A JP 5523096 A JP5523096 A JP 5523096A JP H09244841 A JPH09244841 A JP H09244841A
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JP5523096A
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Masanori Banba
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部と処理実行のためのスイッチとを有
し、利用時に各種操作のヘルプメッセージを表示するこ
とのできるヘルプ表示機能を有する装置において、表示
画面上にカーソルに相当するものが表示されていない場
合でも、簡素な操作手順によりヘルプ表示機能を迅速に
行なえるようにする。 【解決手段】 各種画像情報を表示する表示部1と、表
示部1の表示状態を制御する表示制御部2と、表示部1
上の表示画面に対する指示を入力するための入力部3
と、各種操作についてのヘルプ表示を行なう際に操作さ
れるヘルプキー4と、表示部1上に表示される前記各種
画像情報のうちヘルプ表示可能なヘルプ項目に関する情
報を保持するヘルプ項目ファイル5と、前記ヘルプ項目
について表示部1上にヘルプ表示すべき説明画面情報を
保持するヘルプ表示ファイル6とをそなえ、表示制御部
2が、強調表示制御機能7と、ヘルプ表示制御機能8と
を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図15〜図18) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 発明の実施の形態 (a)本発明の一実施形態の説明(図2〜図11) (b)その他(図12〜図14) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータや自動取引装置〔自動預金支払機(AT
M:Automatic Teller Machine)〕等のような、表示部
と処理実行のためのスイッチ(装置上のボタン,画面上
のタッチキーや表示キー等を含む)とを有する装置にお
いて、利用時に各種操作のヘルプメッセージを表示する
際に用いて好適の、ヘルプ表示機能を有する装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】従来より、例えばパーソナルコンピュー
タや自動取引装置等のように、表示画面(表示部)を有
し、オペレータがこの表示画面を参照しながら操作を行
なうことにより各種情報処理を行なう装置がある。近
年、上述の各種情報処理を行なう装置においては、表示
画面に表示される情報量を多くすることができるので、
各種情報処理の多機能化が容易に実現されている。
【0004】例えば、パーソナルコンピュータのウィン
ドウ100には、例えば図15に示すように、各処理毎
に操作ボタン101(各種処理を行なうための「OK」
ボタン,「キャンセル」ボタン,「参照」ボタンおよび
「設定」ボタン)が表示されるようになっている。な
お、図15に示すウィンドウには、メニュー102とし
ての「ファイル(F)」,「編集(E)」,「オプショ
ン(O)」および「ヘルプ(H)」も表示されている。
【0005】また、この図15に示すウィンドウにおい
ては、そのレイアウトを簡素化することにより、利用者
による装置の操作性を向上させており、利用者は、所望
の処理に対応した操作ボタンを押下することにより、そ
の処理を容易に実行することができる。また、自動取引
装置の表示画面には、各種処理を実行するための操作キ
ーが表示されて設けられているが、この自動取引装置の
表示画面のレイアウトについても簡素化することによ
り、利用者による装置の操作性を向上させている。即
ち、利用者は、所望の処理に対応した操作キーを押下す
ることにより、その処理を容易に実行することができる
のである。
【0006】このほか、上述のような装置の操作性を向
上させるためには、装置の操作手順を簡略化することも
行なわれているが、このようにしても、あらゆる利用者
が装置を最初から完全に使いこなすことは極めて困難で
ある。このため、利用者は、装置の操作手順又は操作内
容あるいは装置の動作モード等がわからない場合には、
装置がもつ機能やその機能を実現するための操作手順や
関連する用語等を説明した取扱説明書としての冊子(マ
ニュアル)を参照することにより操作手順を習得してい
る。
【0007】しかしながら、操作手順がわからない場合
に、その都度マニュアルを参照することは煩雑であり、
例えばその装置が個人の所有するものでない場合にはマ
ニュアルの常設が困難となる。このようにマニュアルが
常設されていないときは、利用者はマニュアルを参照す
ることができなくなる。このため、近年、装置本体にマ
ニュアルをドキュメントファイルとして格納しておくこ
とにより、マニュアルレス化を図ることが行なわれてい
る。
【0008】この場合においては、装置は、利用者がマ
ニュアルを参照する必要があるときには、入力部からコ
マンドを入力することを通じてマニュアルをファイルか
ら読み出して表示させるヘルプ表示機能をそなえてい
る。ここで、ヘルプ表示とは、装置のマニュアルが説明
画面として表示画面上に表示されたものであって、通
常、ヘルプ表示機能を実行する処理(ヘルプ処理)を起
動するためのヘルプキーを利用者が押下した後、ヘルプ
表示が可能である用語やコマンド等の項目(ヘルプ項
目)の中から、ヘルプ表示させたい項目を選択すること
により行なわれている。
【0009】即ち、選択された用語やコマンド等の項目
についての説明(装置の有する機能や使い方等)が、ヘ
ルプ表示として表示されるようになっているのである。
このようなヘルプ表示を行なう機能であるヘルプ表示機
能の要件としては、ヘルプ表示での説明内容がわかりや
すいこと,ヘルプ表示を行なう際のヘルプ処理が容易に
実行できること,ヘルプ処理を実行することにより、本
来の処理の実行しにくくなったり煩雑になったりしない
こと等が挙げられ、これらの要件をそなえることにより
ヘルプ表示機能は充実する。
【0010】具体的には、ヘルプ表示させたい項目の指
定の方法およびヘルプ表示としての説明画面の表示の方
法を適切なものとすることにより、ヘルプ表示機能を充
実させることができる。また、ヘルプ表示機能が充実す
ることにより装置の使い勝手がよくなるため、ヘルプ表
示機能の充実度により装置のイメージが左右されること
もある。
【0011】一般的には、上述のパーソナルコンピュー
タや自動取引装置においてヘルプ表示を行なう手法とし
ては、例えば以下に示す6つの手法がある。 (1)主処理の開始前にヘルプ表示が必要か否かを判断
し、必要ならばヘルプ表示を行なった後に主処理を開始
する手法。ここで、主処理とは、装置の有する本来の機
能を実行することであり、例えば、表計算ソフトなら表
計算機能を実行することであり、自動取引装置(AT
M)なら入出金等の取引を実行することである。
【0012】この(1)のヘルプ表示方法は、主処理を
開始する前に全ての説明をヘルプ表示として表示して、
利用者に最初にまとめて説明を読ませる方法であり、装
置のもつ機能を事前に説明する際に用いることができ
る。 (2)主処理の実行画面上にヘルプキーを表示して設け
て、ヘルプ表示処理を主処理のもつ機能の一つとした手
法。
【0013】この(2)のヘルプ表示方法は、主処理の
コマンドの一つとしてヘルプキーが表示されて設けら
れ、利用者が、このヘルプキーを押下することにより、
主処理とは独立してヘルプ処理を行なう方法である。 (3)主処理の実行中に使用できるヘルプキーを常設し
ておき、ヘルプキーが押下されると、表示画面がヘルプ
表示としての説明画面またはヘルプ項目の選択画面に遷
移するもの。
【0014】この(3)のヘルプ表示方法は、(2)の
方法の発展型ともいえる方法であり、ヘルプキーを例え
ば入力部に常設して、このヘルプキーを押下することに
より、主処理中のどの画面を表示している状態でもヘル
プ処理を実行することを可能としたものである。この方
法は、説明が必要な場面でヘルプ表示を表示するため、
(1),(2)の方法に比べると使用しやすく、パーソ
ナルコンピュータのアプリケーションソフト等でよく利
用される方法である。 (4)主処理の実行中に使用できるヘルプキーを常設し
ておき、ヘルプキーが押下されると、ヘルプ表示とし
て、表示画面上のカーソル位置に表示されている項目に
対しての説明を表示する手法。
【0015】この(4)のヘルプ表示方法は、(3)の
方法と同様に、ヘルプキーを例えば入力部に常設して、
ヘルプ表示させたい項目にカーソルを合わせ、実行キー
を押下する代わりにヘルプキーを押下することにより、
その項目に対するヘルプ表示を行なう方法である。この
方法では、主処理の実行画面のイメージを変えることな
く、ヘルプ処理を実行することができる。 (5)表示画面上に表示されている項目が、ヘルプ表示
が可能であるヘルプ項目である場合は、ヘルプ項目であ
ることを示すためにその表示色を変えて表示して、この
ヘルプ項目が指定された場合にヘルプ表示を行なう手
法。
【0016】この(5)のヘルプ表示方法は、入力装置
としてマウスを用いるパーソナルコンピュータ等で使用
されており、ヘルプ画面として説明を表示している際
に、補足として更に詳細な説明を表示させたいときに使
用されている。 (6)主処理の開始前にヘルプ表示が必要か否かを判断
し、必要ならばヘルプ表示を行なうように(即ち、ヘル
プ表示ありに)予め設定することにより、主処理を実行
する際に、常にヘルプ表示として説明を表示させる手
法。
【0017】この(6)のヘルプ表示方法は、予めヘル
プ表示ありに設定することにより、表示画面上にヘルプ
表示を常駐させる方法である。この方法では、ヘルプ表
示を常駐させていることによって主処理の実行画面が見
づらくなるのを防ぐため、ヘルプ表示としての説明画面
を表示画面を占有するような大きいものとしないで、一
行程度の注釈的なものとしていることが多い。
【0018】ここで、例えば、上述の(3)の手法でヘ
ルプ表示を行なうパーソナルコンピュータを操作する利
用者は、以下に示すようなヘルプ処理を実行することに
より、表示画面上へのヘルプ表示を行なうことができ
る。即ち、利用者が前述の図15に示すウィンドウ10
0において、「ヘルプ(H)」を選択すると、ウィンド
ウ100には、例えば図16に示すようなヘルプ表示を
行なう際のコマンドを選択するためのメニュー102′
が表示される。
【0019】この図16に示すウィンドウ100′にお
いては、コマンド選択のためのメニュー102′として
の「目次(C)」,「キーワードで検索(S)」,「ヘ
ルプの使い方(H)」および「バージョン情報(A)」
が表示されている。利用者は、このコマンド選択メニュ
ー102′から「ヘルプの使い方(H)」を選択する
と、表示画面には、例えば図17に示すようなヘルプ項
目を選択するためのウィンドウ110が表示される。
【0020】即ち、この図17に示すウィンドウ110
には、“ヘルプ機能の使い方”および“目次”について
の説明が表示されるようになっている。なお、この図1
7に示す目次中の所望のテーマを選択すれば、図示しな
いヘルプ表示が可能であるヘルプ項目の一覧を操作ボタ
ンとして表示することができる。利用者は、上述のヘル
プ項目の一覧の中から、ヘルプ表示させたいヘルプ項目
に対応する操作ボタンを選択して押下することにより、
図18に示すようなそのヘルプ項目を説明するためのウ
ィンドウ120を表示することができる。
【0021】なお、この図18に示すヘルプ表示ウィン
ドウ(ヘルプ項目説明画面)120においては、該当す
る項目の説明や、オプションの説明等が表示されてい
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
(1)に示す手法においては、利用者はこれから実行し
ようとする処理内容(処理手順)やその表示画面を参照
することなくヘルプ表示として表示された説明を読まな
ければならないため、説明としては親切でない。さら
に、装置のもつ機能が複数ある場合には、これから実行
しようとする機能以外の機能についてもヘルプ表示が行
なわれるため、利用者に難解である印象を与えるほか、
利用者が表示された説明の中から必要な説明を探し出さ
なければならず、ヘルプ処理が煩雑となるという課題が
ある。
【0023】また、上述の(2)に示す手法において
は、(1)の手法と同様に、主処理とは独立してヘルプ
処理が行なわれるため、装置のもつ機能が複数ある場合
には、現在必要としている機能以外の機能についてもヘ
ルプ表示が行なわれるため、利用者に難解である印象を
与えるとともに、利用者が表示された説明の中から必要
な説明を探し出さなければならず、ヘルプ処理が煩雑と
なるという課題がある。また、ヘルプキーと主処理の実
行画面との対応性(即ち、ヘルプキーを主処理の実行画
面の適切な位置に表示して設けることができるか否か)
についても考慮に入れる必要もある。
【0024】さらに、(3)に示す手法においては、カ
ーソル(ポインタ)をもたない画面を表示している場合
には、ヘルプキーを押下するとヘルプ項目の選択機能を
もたせた一覧が表示され、この画面上でヘルプ項目の選
択を行なうこととなるため、このヘルプ項目の選択画面
が主処理の実行画面を覆うこととなる。このため、主処
理の実行画面を見やすくすべくこのヘルプ項目の選択画
面を移動させると、操作が煩雑となるとともに、ヘルプ
処理の迅速さが損なわれるという課題がある。また、こ
のようにヘルプ項目の選択画面が表示される方法では、
実際の実行画面に対するヘルプ項目の説明のイメージを
つかみにくいという課題もある。
【0025】また、(4)に示す手法においては、表示
画面上にカーソルに相当するものが表示されていない場
合には、この方法を用いることができないという課題が
ある。例えばタッチパネルにより形成された表示画面を
有する入力装置(銀行のATM等)では、表示画面上に
カーソルに相当するものが表示されておらず、タッチパ
ネル(画面)を押下すると入力確定を行なうことになる
ため、ヘルプ処理を行なうことができない。
【0026】さらに、上述の(5)に示す手法において
は、表示色が変えられている項目は、ヘルプ表示を行な
うための機能しかもたず、主処理の実行キーとしての役
目をもたないため、主処理の実行画面のイメージとかけ
はなれてしまう。さらに、ヘルプ項目を選択するとヘル
プ説明のためのウィンドウが表示されるので、利用者が
ヘルプ説明を参照した後に実行画面上の処理に移るため
には、当該ヘルプ表示ウィンドウを閉じる操作という手
間が必要であり、ヘルプ説明参照後に即座に実行画面上
の処理を行なうことができないという課題がある。
【0027】また、上述の(6)に示す手法において
は、注釈程度の説明以上の説明が必要な場合には、使用
することができないという課題がある。本発明は、この
ような課題に鑑み創案されたもので、簡素な操作手順に
よりヘルプ表示機能を迅速に実現できるとともに、装置
が本来行なう処理の流れを妨げることなく、また、装置
が本来行なう処理の実行画面のイメージを変えることな
くヘルプ表示機能を実現できるヘルプ表示機能を有する
装置を提供することを目的とする。
【0028】また、表示画面上にカーソルに相当するも
のが表示されていない場合でも、上述のようなヘルプ表
示機能を実現できるヘルプ表示機能を有する装置を提供
することも目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1に示すヘルプ表示機能を有する装置
は、表示部1,表示制御部2,入力部3,ヘルプキー
4,ヘルプ項目ファイル5及びヘルプ表示ファイル6を
そなえて構成されている。ここで、表示部1は、主処理
を行なうための各種画像情報を表示するものであり、入
力部3は、表示部1上の表示画面に対する指示を入力す
るためのものであり、ヘルプキー4は、主処理を実行す
るための各種操作についてのヘルプ表示を行なう際に操
作されるものである。
【0030】また、ヘルプ項目ファイル5は、表示部1
上に表示される前記各種画像情報のうちヘルプ表示可能
なヘルプ項目に関する情報を保持するものであり、ヘル
プ表示ファイル6は、前記ヘルプ項目について表示部1
上にヘルプ表示すべき説明画面情報を保持するものであ
る。さらに、表示制御部2は、表示部1の表示状態を制
御するものであり、強調表示制御機能7とヘルプ表示制
御機能8とを有している。
【0031】ここで、強調表示制御機能7は、ヘルプキ
ー4の操作時に、ヘルプ項目ファイル5を参照し、表示
部1上において、主処理のための表示画面を保持したま
まで、その表示画面内に存在するヘルプ項目に対応する
部分を他部分に対して強調的に表示するように、表示部
1の表示状態を制御するものである。また、ヘルプ表示
制御機能8は、表示部1上において強調的に表示された
ヘルプ項目のうち、入力部3からの指示により選択され
たヘルプ項目についての説明画面情報をヘルプ表示ファ
イル6から読み出し、その説明画面情報を表示部1上で
表示するように、表示部1の表示状態を制御するもので
ある(請求項1)。
【0032】さらに、表示制御部2が、ヘルプキー4の
再操作に応じ、表示部1上において強調表示制御機能7
によるヘルプ項目の強調表示およびヘルプ表示制御機能
8によるヘルプ表示を行なっている状態から主処理のた
めの表示画面を表示する状態に戻るように、表示部1の
表示状態を制御するようにしてもよく(請求項2)、表
示制御部2が、ヘルプキー4の継続的操作の終了に応
じ、表示部1上において強調表示制御機能7によるヘル
プ項目の強調表示およびヘルプ表示制御機能8によるヘ
ルプ表示を行なっている状態から主処理のための表示画
面を表示する状態に戻るように、表示部1の表示状態を
制御してもよい(請求項3)。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (a)本発明の一実施形態の説明 本発明の一実施形態では、表示画面(表示部)を有する
装置であって、その表示画面上にカーソルに相当するも
のが表示されていないヘルプ表示機能を有する装置とし
て、自動取引装置〔自動預金支払機(ATM:Automati
c Teller Machine)〕を例にあげて説明する。
【0034】図2は本発明の一実施形態にかかるヘルプ
表示機能を有する装置としての自動取引装置10の外観
を示す図であり、この図2に示す自動取引装置10は、
利用者(顧客)に関する取引データ等を保持する図示し
ないホストコンピュータに収容されるもので、利用者が
通帳やカードを挿入して、各種操作を行なうことにより
支払,預入,残高照会等の取引を行なうものである。
【0035】また、従来の自動取引装置と異なり、本実
施形態にかかる自動取引装置10には後述するようなヘ
ルプ表示機能が付加されている。この図2に示す自動取
引装置10には、科目表示板21,通帳挿入口22,カ
ード挿入口23,紙幣取り出し口24,貨幣取り出し口
25,表示部(表示画面)11およびヘルプキー14が
設けられている。
【0036】ここで、科目表示板21は、本実施形態に
かかる自動取引装置10を用いて行なうことのできる取
引の科目(例えば「支払」,「入金」,「残高照会」
等)が表示されたものである。通帳挿入口22は、各種
取引を行なう際に通帳の挿入および放出を行なうもので
あり、カード挿入口23は、各種取引を行なう際にキャ
ッシュカードの挿入および放出を行なうものであり、現
金取り出し口24は、各種取引を行なう際に現金(紙幣
および貨幣)の挿入および放出を行なうものである。
【0037】表示部11は、各種取引を行なう際に必要
な情報である各種取引情報を、各種画像情報として表示
するものであり、XY座標センサからなるタッチパネル
で形成された入力部13をそなえている。ここで、入力
部13は、表示部11上の表示画面に対する指示を入力
するためのものである。具体的には、表示部11上の表
示画面に表示された各種取引情報を参照した顧客が、こ
の各種取引情報に対する指示として取引に必要な情報
(金額等)を入力するためのものである。なお、入力部
13は、自動取引装置10における表示部11とは別の
部位に操作ボタンとして設けることもできる。
【0038】換言すれば、表示部11は、主処理(本装
置10にて主として行なわれる支払,入金,残高照会等
の処理)を行なうための各種画像情報を表示するもので
ある。ヘルプキー14は、主処理としての各種取引を実
行するための各種操作についてのヘルプ表示(このヘル
プ表示については後述する)を行なう際に操作されるも
のである。さらに、このヘルプキー14は、利用者が一
度押下すると継続的に動作が有効となり、次に押下する
と動作が無効となるように設定されている。
【0039】また、上述の図2に示す自動取引装置10
は、機能的には図3に示すブロック図のような構成を有
している。即ち、この図3に示す自動取引装置10にお
いて、30は主制御部で、この主制御部30は、送受信
部31,顧客入力制御部32,表示制御部12,通帳リ
ードライト/通帳発行部35,カードリードライト/領
収書発行部36および現金入金/支払い部37における
動作を統括制御するものである。
【0040】送受信部31は、図示しないホストコンピ
ュータとの間で通信を行なうことにより、利用者に関す
る取引情報の送受を行なうものであり、I/O制御ドラ
イバ33は、表示部11,入力部13およびヘルプキー
14と、自動取引装置10の制御系とをインタフェース
するものである。また、顧客入力制御部32は、表示部
11,入力部13またはヘルプキー14からの、利用者
による操作情報を、I/O制御ドライバ33を介して入
力されるものであり、送受信部31は、この顧客入力制
御部32からの利用者による操作情報に基づいて、各部
(符号11〜14,31〜37参照)の動作を制御する
ようになっているのである。
【0041】さらに、表示制御部12は、送受信部31
からの制御を受けて、表示部11の表示状態を制御する
ものであり、本装置10の動作モードに応じた画像を表
示部11にて表示するように制御するようになってい
る。さらに、この表示制御部12は、ヘルプ処理を行な
う際の機能部として、強調表示制御機能部17とヘルプ
表示制御機能部18とを有している。
【0042】ここで、強調表示制御機能部17は、ヘル
プキー14の操作時に、後述のヘルプ項目ファイル15
を参照し、表示部11上において、主処理としての各種
取引を行なうための表示画面を保持したままで、その表
示画面内に存在するヘルプ項目に対応する部分を他部分
に対して強調的に表示(網かけ表示,異なる表示色によ
る表示,枠を点滅させる等)するように、表示部11の
表示状態を制御するものである。
【0043】また、ヘルプ表示制御機能部18は、表示
部11上において強調的に表示されたヘルプ項目のう
ち、入力部13からの指示により選択されたヘルプ項目
についての説明画面情報を、後述のヘルプ表示ファイル
16から読み出し、その説明画面情報を表示部11上で
表示するように、表示部11の表示状態を制御するもの
である。
【0044】なお、表示制御部12は、ヘルプキー14
の再操作(即ちヘルプキー14の2度目の押下)に応
じ、表示部11上において強調表示制御機能部17によ
るヘルプ項目の強調表示およびヘルプ表示制御機能部1
8によるヘルプ表示を行なっている状態から、各種取引
のための表示画面を表示する状態に戻るように、表示部
11の表示状態を制御するようになっている。
【0045】また、ヘルプ項目ファイル15は、表示部
11上に表示される各種取引を行なう際に必要な情報
(各種取引情報)のうち、ヘルプ表示が可能である項目
(ヘルプ項目)に関する情報を保持するものであり、記
憶部34内に格納されている。さらに、ヘルプ表示ファ
イル16は、上述のヘルプ項目について、表示部11上
にヘルプ表示すべき説明画面情報を保持するものであ
り、ヘルプ項目ファイル15と同様に記憶部34内に格
納されている。
【0046】ここで、上述したヘルプ表示とは、装置が
もつ機能やその機能を実現するための操作手順等を説明
したマニュアルが表示画面上に表示されたものであり、
ヘルプ表示機能とは、このようなヘルプ表示を行なう機
能のことである。このヘルプ表示は、利用者が、装置が
もつ機能,その機能を実現するための操作手順,また関
連する用語等を理解していないときに、これらを理解す
るために必要となるものであり、利用者が、ヘルプキー
14を押下してヘルプ表示が可能である項目(ヘルプ項
目)の中からヘルプ表示させたい項目を指定することに
より、その内容がヘルプ表示として表示画面上に表示さ
れるようになっている。
【0047】即ち、利用者は指定した項目についてのヘ
ルプ表示を参照することにより、理解していなかった装
置がもつ機能を実現するための操作手順を理解し、その
後、主処理の操作を行なうことができるのである。とこ
ろで、通帳リードライト/通帳発行部35は、通帳挿入
口22に挿入された通帳に付された磁気ストライプ部
(MS部)から口座番号等の情報を読み出す(リードす
る)とともに、各種取引が行なわれると、送受信部31
を介してホストコンピュータから送信された記帳データ
を通帳に印字する(ライトする)ものであるほか、記帳
データの印字の際に通帳の印字可能部分がなくなった場
合は、新たに通帳を発行して記帳データの印字を続行し
たり、新規の利用者が通帳を通帳挿入口22に挿入する
ことなく各種取引を行なう場合に通帳を発行するもので
ある。
【0048】また、カードリードライト/領収書発行部
36は、カード挿入口23に挿入されたカードに付され
た磁気ストライプ部(MS部)から口座番号等の情報を
読み出す(リードする)とともに、各種取引が行なわれ
ると、送受信部31を介してホストコンピュータから送
信された情報のうちで記録すべき情報があるときにはこ
れを磁気ストライプ部に記録する(ライトする)もので
あるほか、取引結果が印字された領収書を発行するもの
である。
【0049】さらに、現金入金/支払い部37は、入出
金等の取引を行なう際に、現金取り出し口24に挿入さ
れた現金(紙幣および貨幣)を計数するとともに、現金
取り出し口24から放出された現金を計数するものであ
る。上述の構成により、本発明の一実施形態にかかる自
動取引装置10では、表示部(表示画面)11に表示さ
れた指示に従って、利用者が入力部13から所定の情報
を入力することにより各種取引が行なわれる。
【0050】このとき、利用者がヘルプ表示を参照した
い場合には、図4〜図6のフローチャートに示すよう
に、ヘルプキー14を押下して、ヘルプ表示が可能であ
る項目(ヘルプ項目)の中からヘルプ表示させたい項目
を指定することにより、ヘルプ表示を表示部11に表示
させる。また、ヘルプ表示の参照が終了すると、利用者
が、再度ヘルプキー14を押下することにより、表示部
11に表示されたヘルプ表示が解除され、各種取引が続
行される。
【0051】即ち、図2,図3に示す自動取引装置10
においては、例えば図7に示すような初期画面が描画さ
れて、表示部(表示画面)11に表示され(図4のステ
ップA1)、表示画面11上のタッチキー13である取
引キーとしての「支払」キー,「入金」キー,「残高照
会」キー,「通帳記入」キー,「振替」キー,「振込」
キーのうちのいずれかの取引キーの入力の待ち受け状態
となる(ステップA2)。
【0052】ここで、ヘルプキー14が押下されたか否
かを判断し(ステップA2のYESルートおよびステッ
プA3のNOルートからステップA4)、ヘルプキー1
4が押下された場合は、後述するようなヘルプキー処理
が行なわれ(ステップA4におけるYESルートからス
テップA5)、ヘルプキー14が押下されない場合は、
後述するような押下キー別処理が行なわれる(ステップ
A4におけるNOルートからステップA6)。
【0053】ヘルプキー処理とは、ヘルプキー14の押
下を受けて自動取引装置10の動作モードの切り換えを
行なう処理であり、図5のフローチャートに示すよう
に、ヘルプキー14が押下される前の動作モードがヘル
プ処理モードであるか否かを判断する(ステップB
1)。ここで、ヘルプキー14が押下される前の動作モ
ードがヘルプ処理モードでないとき(即ちヘルプ処理中
でないとき)は、ヘルプキー14の押下を受けて動作モ
ードをヘルプ処理モードとする(ステップB1のNOル
ートからステップB2)。
【0054】また、ヘルプキー14が押下される前の動
作モードがヘルプ処理モードであるとき(即ちヘルプ処
理中であるとき)は、ヘルプキー14の押下を受けてヘ
ルプ表示状態を解除して動作モードを通常の処理モード
にする(ステップB1のYESルートからステップB
3)。このようにして自動取引装置10の動作モードを
切り換えた後、それぞれの動作モードに対応した表示画
面が描画されて表示部11に表示される(ステップB
4)。
【0055】例えば、動作モードが通常の処理モードで
あるときは、図8に示すような表示画面が描画され、動
作モードがヘルプ処理モードであるときは、図10に示
すような表示画面が描画される。なお、図8に示す表示
画面は、振込方法を選択するための画面であり、タッチ
キー13の「カード」キー,「カード通帳」キー,「現
金」キーが表示されて設けられている。また、図10に
示す表示画面は、図8に示す表示画面と同様のレイアウ
トを有するものであるが、ヘルプ表示が可能であるタッ
チキー13′(ヘルプ項目)が網かけ表示により強調表
示されている。
【0056】また、押下キー別処理とは、図2,図3に
示す自動取引装置10の表示部(表示画面)11上に表
示されて設けられたタッチキー13が押下されて行なわ
れる処理であり、図6のフローチャートに示すように、
まず、自動取引装置10の動作モードがヘルプ処理モー
ドか否かを判断する(ステップC1)。ここで、動作モ
ードがヘルプ処理モードでないとき(即ち通常の処理モ
ードであるとき)は、押下されたキーに対応した処理
(自動取引装置10における主処理としての各種取引に
関する処理)が行なわれる(ステップC1におけるNO
ルートからステップC2)。
【0057】このときの実際の操作手順を、図7〜図9
を参照しながら説明する。図7〜図9に示す表示画面に
は、「支払」キー,「入金」キー等のタッチキー13が
表示されて設けられており、これらのキーのうちのいず
れかを押下することにより、所望の取引を行なうように
なっている。なお、図8,図9に示す表示画面におい
て、タッチキー13のうちの「取消」キーを押下する
と、図7に示す初期画面に戻るものとする。
【0058】図7に示す初期画面において、例えばタッ
チキー13のうちの「振込」キーが押下されると、表示
画面は図8に示すような振込方法を選択するための画面
となる。ここで、利用者が、振込取引の操作手順を理解
している場合は、そのまま振込取引が続行され、図8に
示す表示画面において、例えばタッチキー13のうちの
「カード通帳」キーが押下されると、表示画面は図9に
示すようなカードの挿入を指示する画面となる。
【0059】このような表示画面の指示に従って、自動
取引装置10の操作を行なうことにより、振込取引が行
なわれる。また、動作モードがヘルプ処理モードである
とき(即ちヘルプ処理中であるとき)は、押下されたキ
ーについての説明がヘルプ表示として表示される(ステ
ップC1におけるYESルートからステップC3)。
【0060】このときの実際の操作手順を、図7,図
8,図10,図11を参照しながら説明する。前述のご
とく、図7に示す初期画面において、例えばタッチキー
13のうちの「振込」キーが押下されると、表示画面は
図8に示すような振込方法を選択するための画面とな
る。
【0061】利用者が、振込取引の操作手順を理解して
いない場合であって、この図8に示す表示画面において
どの振込方法を選択すればいいかわからないときは、利
用者は、この表示画面における“わからなければヘルプ
キーを押してください”という指示に従って、ヘルプキ
ー14を押下する。図8に示す表示画面において、ヘル
プキー14が押下されると、表示画面は図10に示すよ
うな表示画面となる。
【0062】この図10に示す表示画面においては、前
述のごとく、ヘルプ表示が可能であるタッチキー13′
が強調的に表示(ここでは網かけ表示)されている。こ
こで、ヘルプ項目に関する情報(即ちヘルプ表示が可能
であるタッチキー13の一覧等)は、図3に示す記憶部
34のヘルプ項目ファイル15に保持されており、ヘル
プ表示が可能であるタッチキー13の強調表示は、図3
に示す表示制御部12の強調表示制御機能17によって
行なわれる。
【0063】図10に示す表示画面において、ヘルプ表
示が可能であるタッチキー13′のうちの「カード通
帳」キーが押下されると、表示画面は図11に示すよう
な示すような表示画面となる。この図11に示す表示画
面には、「カード通帳」キーの説明“カードによるお振
込と通帳の記入を同時に行います”がヘルプ表示として
表示されるとともに、表示された説明が「カード通帳」
キーの説明であることを示すために、「カード通帳」キ
ーに他のタッチキー13′とは異なる強調表示(ここで
は網かけおよび太枠表示)が施されている(このときの
「カード通帳」キーを符号13′′で示す)。
【0064】ここで、ヘルプ表示される説明画面に関す
る情報(ヘルプ表示される説明内容)は、図3に示す記
憶部34のヘルプ表示ファイル16に保持されており、
このヘルプ表示される説明内容の表示は、図3に示す表
示制御部12のヘルプ表示制御機能18によって行なわ
れる。また、ヘルプ表示されるタッチキー13′′の強
調表示も、図3に示す表示制御部12の強調表示制御機
能17によって行なわれる。
【0065】なお、図11に示す表示画面において、
「カード通帳」キー以外のタッチキー13′である「カ
ード」キーまたは「現金」キーを押下すれば、「カー
ド」キーまたは「現金」キーについての説明も表示させ
ることができる。また、図10,図11に示す表示画面
において、タッチキー13のうちの「取消」キーを押下
すれば、表示画面は図7に示すような初期画面に戻り、
再度ヘルプキー14を押下すれば、ヘルプ処理を終了す
ることができ、このとき、表示画面は図8に示すような
振込方法を選択するための主処理の実行画面に戻る。
【0066】上述のようなヘルプキー処理または押下キ
ー別処理が行なわれると、自動取引装置10は、再びキ
ー入力の待ち受け状態となる(図4のステップA2)。
ここで、キー入力があった場合において(ステップA2
のYESルートからステップA3)、「終了」キーが押
下された場合には、自動取引装置10における取引を終
了する(ステップA3におけるYESルート)。
【0067】なお、「終了」キーが押下されない場合に
は(ステップA3のNOルートからステップA4)、ヘ
ルプキー14が押下されたか否かに応じて、再び上述し
たヘルプキー処理(ステップA5)または押下キー別処
理(ステップA6)が行なわれる。なお、上述したよう
な主処理やヘルプ処理モードの統括及び制御は、図3に
示す自動取引装置10の送受信部31が行なっている。
【0068】このように、本発明の一実施形態にかかる
ヘルプ表示機能を有する装置としての自動取引装置10
によれば、表示制御部12に強調表示制御機能部17と
ヘルプ表示制御機能部18とをそなえたことにより、ヘ
ルプキー14の押下を行なうと、各種取引処理での表示
画面に表示されている項目のうちでヘルプ表示が可能で
ある項目(ヘルプ項目)が強調的に表示されることによ
り、各種取引処理の表示画面のイメージのままで容易に
ヘルプ項目が識別できる。
【0069】また、強調表示されたヘルプ項目の中か
ら、ヘルプ表示を行ないたい項目を選択するという簡素
な操作手順により、迅速にヘルプ表示を行なうことがで
きる。さらに、ヘルプ表示が可能である項目を強調的に
表示するため、本実施形態にかかる自動取引装置10の
ように、カーソルに相当するものが表示画面上に表示さ
れていない場合でも、ヘルプ表示を行なうことができ
る。
【0070】また、ヘルプキー14の再押下(再操作)
に応じて、ヘルプ表示の消去を行なうことができるの
で、ヘルプ表示終了操作が極めて容易となり、その後の
取引処理操作に即座に移行することができ、利用者の利
便性を向上させることができる利点もある。なお、本実
施形態においては、表示制御部12が、ヘルプキー14
の再押下(再操作)に応じ、表示部11上においてヘル
プ項目の強調表示およびヘルプ表示を行なっている状態
から、各種取引のための表示画面を表示する状態に戻る
ように、表示部11の表示状態を制御する場合について
説明したが、表示制御部12は、ヘルプキー14の継続
的操作の終了に応じ、表示部11上においてヘルプ項目
の強調表示およびヘルプ表示を行なっている状態から、
主処理のための表示画面を表示する状態に戻るように、
表示部11の表示状態を制御するようにしてもよい。
【0071】即ち、ヘルプキー14を、利用者が継続的
に押下している間は動作が有効であり、利用者が指を離
すと動作が無効となるように設定して、ヘルプキー14
を押下した状態で所望の項目を選択することにより、選
択された項目についてのヘルプ表示を行ない、利用者が
ヘルプキー14から指を離してヘルプキー14の押下を
終了することにより、ヘルプ表示を解除するようしても
よく、このようにすれば、ヘルプ表示終了操作が極めて
容易となり、その後の取引処理操作に即座に移行するこ
とができ、利用者の利便性を向上させることができる利
点がある。
【0072】(b)その他 上述した本発明の一実施形態では、表示画面(表示部)
を有する装置であって、その表示画面上にカーソルに相
当するものが表示されていないヘルプ表示機能を有する
装置として、自動取引装置を例にあげて説明した。以下
では、表示画面(表示部)を有する装置であって、その
表示画面上にカーソルに相当するものが表示されている
ヘルプ表示機能を有する装置として、パーソナルコンピ
ュータを例にあげて、このパーソナルコンピュータにお
けるヘルプ表示機能について図12〜図14を用いて説
明する。
【0073】この場合においても、前述の実施形態の場
合と同様に、表示制御部は、ヘルプ項目の強調表示を行
なう強調表示制御機能部と、ヘルプ表示される説明内容
の表示の制御を行なうヘルプ表示制御機能部とをそなえ
ており、パーソナルコンピュータにおいては、中央処理
装置(CPU)が表示制御部としての機能を有してい
る。
【0074】また、ヘルプ項目ファイルは、ヘルプ表示
が可能である項目(ヘルプ項目)に関する情報(ヘルプ
項目の一覧等)を保持するものであり、ヘルプ表示ファ
イルは、ヘルプ表示される説明画面に関する情報(ヘル
プ表示される説明内容)を保持するものであり、パーソ
ナルコンピュータにおいては、これらのヘルプ項目ファ
イルおよびヘルプ表示ファイルは、メモリ等の記憶媒体
により構成されている。
【0075】さらに、ヘルプキーは、利用者が一度押下
すると、ヘルプキーから指を離しても継続的にヘルプ処
理モードとなり、再度ヘルプキーを押下することによ
り、ヘルプ処理モードが解除されるように設定されてい
る。このような構成により、パーソナルコンピュータに
おいて、何らかのアプリケーションソフトウェアを起動
している場合には、その表示画面には、初期画面として
例えば図12に示すようなウィンドウ50が表示されて
いる。
【0076】この図12に示すウィンドウ50には、メ
ニュー52としての「ファイル(F)」,「編集
(E)」,「オプション(O)」および「ヘルプ
(H)」が表示されるとともに、操作ボタン51として
の「OK」ボタン,「キャンセル」ボタン,「参照」ボ
タンおよび「設定」ボタンが表示されている。ヘルプ表
示を行なう際に、利用者が、例えばキーボードに設けら
れたヘルプキーを押下すると、図12に示すウィンドウ
50は、図13に示すようなヘルプ項目選択ウィンドウ
50′に遷移する。
【0077】この図13に示すウィンドウ50′では、
パーソナルコンピュータにおける強調表示制御機能部に
より、ヘルプ表示が可能である項目(ヘルプ項目)であ
るメニュー52′および操作ボタン51′が強調的に表
示(図13においては網かけ表示)されている。このよ
うに強調表示されたメニュー52′および操作ボタン5
1′のいずれかが選択されると、パーソナルコンピュー
タのヘルプ表示制御機能部により、表示画面には、図1
4に示すように選択されたメニュー52′または操作ボ
タン51′に対応した説明画面(ヘルプ表示)としての
ウィンドウ60が表示される。
【0078】なお、図12に示す表示画面において、カ
ーソル(ポインタ)が有効である位置にある場合は、ヘ
ルプキーを押下すると、図13に示すようなヘルプ表示
が可能であるメニュー52′および操作ボタン51′を
強調表示したウィンドウ50′を表示することなく、直
ちに図14に示すような選択されたメニュー52または
操作ボタン51に対応した説明画面(ヘルプ表示)とし
てのウィンドウ60を表示することもできる。
【0079】また、再度ヘルプキーを押下すると、図1
4に示すような選択されたメニュー52′または操作ボ
タン51′に対応した説明画面(ヘルプ表示)としての
ウィンドウ60が消去され、利用者は、その後のウィン
ドウ50上の操作に即座に戻ることができる。さらに、
上述のパーソナルコンピュータに本発明を適用した場合
においても、前述の一実施形態と同様、ヘルプキーは、
利用者が継続的に押下している間は動作が有効であり、
利用者が指を離すと動作が無効となるように設定して、
ヘルプキーを押下した状態で所望の項目を選択すること
により、選択された項目についてのヘルプ表示を行な
い、利用者がヘルプキーから指を離してヘルプキーの押
下を終了することにより、ヘルプ表示を解除するように
してもよく、このようにすれば、ヘルプ表示終了操作が
極めて容易となり、その後の取引処理操作に即座に移行
することができ、利用者の利便性を向上させることがで
きる利点がある。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のヘルプ表示機能を有する装置によれば、表示部,
表示制御部,入力部,ヘルプキー,ヘルプ項目ファイル
およびヘルプ表示ファイルをそなえることにより、表示
画面上にカーソルに相当するものが表示されているかい
ないかにかかわらず、簡素な操作手順によりヘルプ表示
機能を迅速に実現できるとともに、装置が本来行なう処
理の流れを妨げることなく、また、装置が本来行なう処
理の実行画面のイメージを変えることなくヘルプ表示を
行なうことができる利点がある。
【0081】また、請求項2記載の本発明のヘルプ表示
機能を有する装置によれば、表示制御部が、ヘルプキー
の再操作に応じ、表示部の表示状態を制御することによ
り、ヘルプキーを再押下すればヘルプ表示を消去するこ
とができ、これにより、ヘルプ表示終了操作が極めて容
易となり、その後の取引処理操作に即座に移行すること
ができ、利用者の利便性を向上させることができる利点
がある。
【0082】さらに、請求項3記載の本発明のヘルプ表
示機能を有する装置によれば、表示制御部が、ヘルプキ
ーの継続的操作の終了に応じ、表示部の表示状態を制御
することにより、ヘルプキーの押下を終了すればヘルプ
表示を消去することができ、これにより、ヘルプ表示終
了操作が極めて容易となり、その後の取引処理操作に即
座に移行することができ、利用者の利便性を向上させる
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置の外
観を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置の構
成を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置にお
ける表示部の表示状態を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置にお
ける表示部の表示状態を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置にお
ける表示部の表示状態を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置に
おける表示部の表示状態を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態にかかる自動取引装置に
おける表示部の表示状態を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態にかかるパーソナルコン
ピュータにおける表示部の表示状態を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態にかかるパーソナルコン
ピュータにおける表示部の表示状態を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態にかかるパーソナルコン
ピュータにおける表示部の表示状態を示す図である。
【図15】従来のパーソナルコンピュータにおける表示
部の表示状態を示す図である。
【図16】従来のパーソナルコンピュータにおける表示
部の表示状態を示す図である。
【図17】従来のパーソナルコンピュータにおける表示
部の表示状態を示す図である。
【図18】従来のパーソナルコンピュータにおける表示
部の表示状態を示す図である。
【符号の説明】
1 表示部 2 表示制御部 3 入力部 4 ヘルプキー 5 ヘルプ項目ファイル 6 ヘルプ表示ファイル 7 強調表示制御機能 8 ヘルプ表示制御機能 10 自動取引装置 11 表示部(表示画面) 12 表示制御部 13 入力部(XY座標センサ),タッチキー 13′,13′′ タッチキー 14 ヘルプキー 15 ヘルプ項目ファイル 16 ヘルプ表示ファイル 17 強調表示制御機能 18 ヘルプ表示制御機能 21 科目表示板 22 通帳挿入口 23 カード挿入口 24 現金取り出し口 30 主制御部 31 送受信部 32 顧客入力制御部 33 I/O制御ドライバ 34 記憶部 35 通帳リードライト/通帳発行部 36 カードリードライト/領収書発行部 37 現金入金/支払い部 50,50′,60 ウィンドウ 51,51′ 操作ボタン 52,52′ メニュー 100,100′,110,120 ウィンドウ 101 操作ボタン 102,102′ メニュー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主処理を行なうための各種画像情報を表
    示する表示部と、 該表示部の表示状態を制御する表示制御部と、 該表示部上の表示画面に対する指示を入力するための入
    力部と、 主処理を実行するための各種操作についてのヘルプ表示
    を行なう際に操作されるヘルプキーと、 該表示部上に表示される前記各種画像情報のうちヘルプ
    表示可能なヘルプ項目に関する情報を保持するヘルプ項
    目ファイルと、 前記ヘルプ項目について該表示部上にヘルプ表示すべき
    説明画面情報を保持するヘルプ表示ファイルとをそな
    え、 該表示制御部が、 該ヘルプキーの操作時に、該ヘルプ項目ファイルを参照
    し、該表示部上において、主処理のための表示画面を保
    持したままで、その表示画面内に存在するヘルプ項目に
    対応する部分を他部分に対して強調的に表示するよう
    に、該表示部の表示状態を制御する強調表示制御機能
    と、 該表示部上において強調的に表示されたヘルプ項目のう
    ち、該入力部からの指示により選択されたヘルプ項目に
    ついての説明画面情報を該ヘルプ表示ファイルから読み
    出し、その説明画面情報を該表示部上で表示するよう
    に、該表示部の表示状態を制御するヘルプ表示制御機能
    とを有していることを特徴とする、ヘルプ表示機能を有
    する装置。
  2. 【請求項2】 該表示制御部が、該ヘルプキーの再操作
    に応じ、該表示部上において該強調表示制御機能による
    ヘルプ項目の強調表示および該ヘルプ表示制御機能によ
    るヘルプ表示を行なっている状態から主処理のための表
    示画面を表示する状態に戻るように、該表示部の表示状
    態を制御することを特徴とする、請求項1記載のヘルプ
    表示機能を有する装置。
  3. 【請求項3】 該表示制御部が、該ヘルプキーの継続的
    操作の終了に応じ、該表示部上において該強調表示制御
    機能によるヘルプ項目の強調表示および該ヘルプ表示制
    御機能によるヘルプ表示を行なっている状態から主処理
    のための表示画面を表示する状態に戻るように、該表示
    部の表示状態を制御することを特徴とする、請求項1記
    載のヘルプ表示機能を有する装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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