JPH09244875A - 半導体演算回路 - Google Patents
半導体演算回路Info
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Abstract
ための半導体演算回路を提供する。 【解決手段】 2進表現された複数のデータを加算する
回路において、前記複数のデータを同時に入力するため
の端子と、前記複数のデータのビットすべてに対し一括
して加算演算を行い、その加算結果と一次の関係のある
アナログもしくは多値信号を発生する手段と、前記アナ
ログもしくは多値信号をデジタル信号に変換する手段
と、を備えたことを特徴とする。複数のデータがそれぞ
れ1ビットの信号で構成され、それを4項以上一括して
加算する。複数の連続したビットで構成されたビットグ
ループを複数項一括して加算する。
Description
る。特に、多項の加算演算、采算器における多行加算の
分野において、高速かつ小型な回路構成とするための半
導体演算回路に関する。
バイナリ・デジタル処理では入力データ(本明細書で
「データ」とは複数のビットで構成される入力の一項全
体を示す)をデータのビット(「ビット」とは一桁の2
進数値を示す)毎に分割して処理をし、それぞれに全加
算器素子を用いることで実現してきた。
めに、桁上げ信号を1入力と考えれば、2項演算は問題
なく処理できる系を構成できる。しかしながら、多項を
加算する場合には多段に全加算器を組み合わせる必要が
あり、回路の複雑化・大規模化は免れられない。多項加
算処理はさまざまな分野で生じる演算処理であるが、特
に四則演算の乗算も多数回の加算によって実現されるよ
うに演算処理には必須の処理であり、全加算器に変わる
多項加算基本素子の開発が望まれている。
多項加算処理を高速あるいは小面積で実現するための半
導体演算回路を提供することを目的としている。
は、2進表現されたデータを加算する回路において、デ
ータを同時に入力するための端子を持ち、前記データの
ビットすべてに対し一括して加算演算を行い、その加算
結果と一次の関係のあるアナログ信号を発生する手段
と、前記アナログ信号をデジタル信号に変換する手段を
備えたことを特徴とする。
が、本発明がこれら実施例に限定されるものではないこ
とはいうまでもない。特に、一括加算を行う素子として
ニューロンM0Sトランジスタを用いる例を示すが、加
算結果と一次の関係のあるアナログ信号を発生する回路
素子ならばよく、例えば、加算結果と一次の関係のある
アナログ電流を発生する回路でも構わない。
ト、ビットグループという言葉の概念を示す。 (第1の実施例)図2は、加算器の概念を示したもので
ある。従来は、図2(a)に示すようにビットデータを
2個または3個入力することで一つのキャリー(桁上げ
信号)と一つの加算結果を出力する回路のみ存在してい
たが、本実施例(図2(b))では、7入力を一括して
加算し、計3個のの出力をする回路構成をとるように、
4項以上の入力を加算する回路となっている。
路図である。この回路は、7つの入力ビットデータを一
括加算する回路である。7本の出力端子331、33
2、333、334、335、336、337の内バイ
ナリの「0」を出力している端子の数で加算結果を表現
する。入力ビットは、301、302、303、30
4、305、306、307の7つの入力端子に与え
る。この端子は、311、312、313、314、3
15、316、317のフローティングとされた電極に
所定の大きさの容量を介して結合し、フローティング電
極に入力ビットの加算平均で与えられるアナログ電圧
(オフセット電圧があってもよい)を生じさせる。この
フローティング電極が、ニューロンMOSトランジスタ
(発明者:柴田直、大見忠弘、特開平3−6679号公
報および特開平4−816971号公報)のゲート電極
となり、このニューロンM0Sトランジスタはそれぞれ
設定しきい値の異なるニューロンM0Sインバータ回路
321、322、323、324、325、326、3
27を構成する。設定しきい値は、入力端子と並列の6
端子にVDDもしくはGND電位を与えることで設定し
た。ニューロンM0Sインバータ回路321は一括加算
結果(0〜7)が1以上で、「0」を出力端子331に
出力し、同インバータ回路322が一括加算結果が2以
上で「0」を332に出力、同インバータ回路323〜
326と続き、そして同インバータ回路327が一括加
算結果が7以上で「0」を337に出力するという回路
構成をとる。
バイナリの「0」を出力している端子の数で加算結果を
表現する回路構成であるが、出力がバイナリもしくはデ
ジタル信号である回路構成ならば、例えば、0〜7の加
算結果を3ビットの2進数で出力しても、0から7の離
散値で表現しても構わない。また、本実施例ではニュー
ロンMOSインバータ回路を用いているが、設定しきい
値に対しバイナリもしくはデジタル信号出力がなされる
回路構成であればよく、例えば、ニューロンMOSセン
スアンプ型回路(発明者:小谷光司、柴田直、大見忠
弘、特願平7−2441号参照。なお、図4に実施例の
一つを示す)でも構わない。また、本実施例では設定し
きい値を付加した6端子にVDDもしくはGND電位を与
えることで設定したが、フローティングゲート電荷をリ
セットする機能である入力の減算機能を用いてもよく、
ニューロンMOSセンスアンプ型回路の左右のノードに
与える電位差で設定しても構わない。
は、複数の連続したビットで構成されたビットグループ
を複数項一括して加算する半導体演算回路である。本実
施例では、入出力を連続した3ビットのグループビット
として取り扱うことで9項までの一括加算を行う半導体
演算回路について示すが、本発明が3ビットのグループ
化に縛られることはなく、例えば2ビットのグループ化
や4ビットのグループ化でもよい。また、9項の一括加
算を例として取り上げるのは、9項一活加算が3ビット
のブロック化による最も効率のよい項数であるためであ
り、従来技術と比較の上では複数項以上の一括加算であ
れば何項の加算でも構わない。
記図2の(b)で示した一括加算回路の入出力のビット
それぞれが、グループ化されたビットに置き換えられた
回路である。このブロック化の効果は1ビットの一括加
算器と比較して出力数を抑圧することができるため、少
ない項数の加算には特に効果を発揮する。図5は、3ビ
ットグループ化手法の効果を示した図である。充分な桁
数のあるデータを9行加算する演算について、全加算器
を用いた場合、ビット一括加算手法を用いた場合、3ビ
ットグループ化手法を用いた場合それぞれについて示し
ている。
の四角で囲った部分一つにつき全加算器が一つ必要であ
り、それぞれに加算結果と桁上げ信号が生じるため、1
段目の全加算器では9行の入力をしたところで6行もの
結果が残る。以降図示はしていないが2段目の全加算器
で6行を入力し、4行の結果を得、3段目は4行の入力
をし、という繰り返しにより加算が進んでいくことにな
る。この9行が6行になり、ついで4行になるというの
は全加算器が3入力2出力回路であることに極めて関係
が深く、行数が2/3ずつ減つていくことになる。
一括加算手法を用いると、この一括加算器が9入力4出
力であるために、9行の入力データを4行にすることが
できる。これは全加算器を用いた場合の6行よりも一括
加算の効果により行数を大きく削減できるため、高速で
加算が実現できる。 (c)本第2の実施例で用いた3ビットのグルーブ化ア
ルゴリズムを用いると、各入力データは3ビットという
グループ単位で用いられるため、3ビットグループ9行
の加算は図中の四角の中の数値すべてが一括して入力さ
れ加算される。例えば、501の一括加算により3ビッ
トのグループ化された桁上げ成分503と3ビットのグ
ループ化された加算結果502が生じることになる。こ
のように3ビット9項の―括加算器は9入力2出力回路
となるために、9行の入力データを一気にたった2行に
減らすことができ、ビットブロック化手法の効果は歴然
としている。
の一活加算器の回路図である。この回路は大きく分けて
ステージ1と呼ぶ桁上げ信号(0〜7)発生部601と
ステージ2と呼ばれる加算結果(0〜7)を出力する部
分602で構成される。それぞれのステージの出力結果
は、7本の出力端子611〜617と621〜627中
「1」を出力している端子数で与えられる。また、ステ
ージ2の加算結果は(一括加算結果一桁上げ信号×8)
という演算により実現されるために、ステージ2への入
力は一括加算結果と(桁上げ信号=ステージ1の出力)
を切り替える必要がある。そのためのスイッチ群が「I
NPUT/CARRYSELECTOR」603であ
る。ステージ1とステージ2はどちらもほぼ同様の構成
をとり、図中三角形で示された7つの設定しきい値の異
なる論理決定回路で構成される。
ロンM0Sセンスアンプ型回路を用いた例である。な
お、センスアンプ部は図4に示したものと同じである
が、スイッチとして用いている4つのMOSトランジス
タについて省略している。3ビットをグループ化した9
つの入力データは、フローティングとされた電極70
1、702に上位ビットから4:2:1という結合容量
比をもつように入力端子に与えられる。それにより、フ
ローティング電極に入力データの加算平均で与えられる
アナログ電圧(オフセット電圧があってもよい)が生じ
る。このフローティング電極が、ニューロンM0Sトラ
ンジスタ703、704のゲート電極となっており、そ
れぞれのフローティングゲートの電圧の高低により各々
のニューロンM0Sトランジスタのソース−ドレイン間
のコンダクタンスが変化し、そのコンダクタンスにより
出力ノード705、706の電位差を生じさせる。
ニューロンMOSトランジスタにデータを入力する構成
をとったが、片側にのみデータを入力するセンスアンプ
でもよく、電圧駆動型のセンスアンプでもよい。また、
論理決定回路は、フローティングゲートの電位に基づき
しきい演算のできる回路ならどのような回路でもよく、
例えばニューロンMOSインバータ回路を用いてもよ
い。
めのタイミングチャートである。使用しているダイナミ
ック型センスアンブがリセット、プリチャージ、増幅の
3サイクルの繰り返しで動作する(この動作白体は前記
センスアンプの特許に詳細を述べてある)。ステージ1
の3サイクルに対し、ステージ2は1サイクル遅れて動
作することで内部でパイプラインの処理をしている。
のうち、一括加算結果(0〜63)に対し、7.5に相
当するしきい値を持っセンスアンプと23.5に相当す
るセンスアンブ回路についての動作波形である。波形9
01は、リセットクロック、波形902はブリチャージ
クロック、波形903は増幅クロックの波形である。波
形904、905は入力した電圧であり、しきい値7.
5に相当する回路には加算結果7に相当する電圧と加算
結果8になる入力をし、しきい値23.5に相当するセ
ンスアンプには、加算結果が23と24という入力を
し、正しいしきい演算を行っていることを測定してい
る。センスアンブの両出力ノードの測定結果が906、
907である。プリチャージ時に両出力ノードはVDDに
なり、次の増幅サイクルで結果の判断、その次のサイク
ルでその結果をラッチしている。すなわち、「0」と
「1」に分かれた部分が結果を示している。「7」を入
力した場合と「8」を入力した場合で出力結果が反転し
ているため、正しく「7.5」をしきい値として演算が
行われていることがわかる。また、「23.5」のしき
い値についても「23」と「24」のそれぞれの入力で
結果が反転していることから正確にしきい演算をしてい
ることがわかる。
は、乗算の加算演算を行う回路を、一括加算器を用いる
ことで高速にかつ小さいサイズで実現することを特徴と
する回路である。なお、本発明での一括加算器の使用実
施例はこの乗算器のみ記載しているが、用途としてはそ
の他画像処理などにも用いられ、乗算器に限定されるも
のではない。
Decoder」と呼ばれる従来から存在する手法を用
いて筆算を展開すると、図10のように最大9行に展開
され、これを高速に加算する必要がある。従来の全加算
器はこの加算に5段の全加算器を組み合わせる必要があ
り、速度的、面積的な問題があったが、図7で示した3
ビット9行の一括加算器を図11のように組み合わせる
(図中FSUが一括加算器である)ことでたった一段の
一括加算器で回路が実現できる。
を用いたため16ビット乗算器に限定したが、乗算器の
筆算で生じた行数を一段で一括加算できる加算器を用い
ればどのような乗算器にも適応でき、例えば、4ビット
17項一括加算器を用いれば最大33ビットの乗算器を
実現できる。64ビット乗算器は、「Booth De
coder」を使用することで、最高33行の行が生じ
ることから、図7の一括加算器を用いると2段の一括加
算器の組み合わせで計算が実現できる。この組み合わせ
を図l2に示す。このユニットを各3ビットのグループ
毎に配置することで64ビット乗算器の連続加算部が実
現できる。
イプライン処埋ができ、図13に示すように1段目と2
段目の間は1サイクルのずれで動作する。パイプライン
間のメモリは、センスアンブのラッチ機能を使用してい
ることも特徴とされる。図14に示したのが、64ビッ
ト乗算器を構成するために従来の全加算器を用いた場
合、ビットブロック化をしない回路の例としての代表と
して図3の7入力3出力の一括加算器を用いた場合と、
ビットブロック化として3ビット9行の一括加算器を使
用した場合の各パラメータの比較である。速度は、1ミ
クロンの設計ルールの回路についてシミュレーションで
求めた結果である。Cap.数はνMOSの容量のサイ
ズを表すもので最小の入力の容量サイズを1としてい
る。7入力3出力の一括加算器を用いた場合、面積も段
数もCMOS構成よりは少ないが、低速であるという問
題がある。3ビット9行一括加算回路を用いた場合がバ
イプライン処理により最も高速で実現でき、CMOS全
加算器の場合と比較して約1/3のトランジスタ数で実
現できるが、非常に大きな容量が必要である。ただし、
1容量は1トランジスタよりも小さくてよく、更に3次
元構造容量、高誘電率絶縁膜の採用などのDRAMで使
用されている様々な技術を適用することでこの容量が占
有する面積は極小化され、CMOS全加算器よりも回路
規模は小さくできる。また、CMOS構成では、3,0
82個8段もの全加算器を組み合わせるために配置する
配線は膨大な面積に及ぶ。一括加算器では使用する加算
器数が少ない上、定型的パタ一ンの繰り返しであるため
に加算器−加算器間の配線も容易である。
を用いたが、一括加算する手法を用いれば何ビットのブ
ロック化したものでもブロック化していないものでも構
わない。
算手法を採用することで多項の加算演算処理が高速にか
つ簡易に処理できる。請求項2に係わる発明によれば、
1ビットのデータを高速にかつ簡易に加算でき、また、
各入力に重みがないために使用するアナログ信号をデジ
タル信号に変換する回路のしきい演算精度要求がゆるく
てよい。
ビット列をまとめて処理するために出力される行数が抑
制され少ない出力数の一括加算が実現でき、高速加算に
寄与できる。請求項4に係わる発明によれば、容量結合
による電圧の加算平均が実現できるために簡潔な回路で
加算が実現できる。
された入力がMOS型のトランジスタにより容易に演算
ができる。請求項6に係わる発明によれば、スイッチを
介してフローティング電極に蓄えられた剰余電荷をなく
すことができるために高い信頼性を持ちかつ多入力の―
括加算器が実現できる。また、スイッチの機能により、
フローティングゲート上の減算機能が実現できるために
簡潔な回路構成が実現される。
ブフィードバックのかかる回路構成のために出力が必ず
バイナリの「0」もしくは「1」が出力されるための次
段への接続に精度の間題が解決される。また、クロック
制御が容易であるためにパイプライン処理に適してお
り、高速化にされに寄与できる。
を示す図である。
されてきた全加算器、図2(b)は実施例に係る一活加
算器である。
る。
るセンスアンプ型ニューロンMOS論値回路の回路図。
力行数の違い。(a)全加算器を使用した場合、(b)
1ビット一括加算器を使用した場合、(c)3ビットグ
ループ化手法を用いた一括加算器の場合。
一括加算器の回路図。
スアンプ型ニューロンMOS回路を使用した場合の回路
図。
間のタイミングチャート。
動作測定図。
せ。
せ。
ラメータ。
Claims (7)
- 【請求項1】 2進表現された複数のデータを加算する
回路において、 前記複数のデータを同時に入力するための端子と、 前記複数のデータのビットすべてに対し一括して加算演
算を行い、その加算結果と一次の関係のあるアナログも
しくは多値信号を発生する手段と、 前記アナログもしくは多値信号をデジタル信号に変換す
る手段と、を備えたことを特徴とする半導体演算回路。 - 【請求項2】前記複数のデータがそれぞれ1ビットの信
号で構成され、それを4項以上一括して加算することを
特徴とする前記請求項1記載の半導体演算回路。 - 【請求項3】複数の連続したビットで構成されたビット
グループを複数項一括して加算することを特徴とした前
記請求項1記載の半導体演算回路。 - 【請求項4】前記アナログ信号を発生する手段として、
電気的にフローティングとされた電極と、前記電極と所
定の大きさの容量を介して接続された複数の入力端子を
有し、前記入力端子に前記データの所定のビット信号を
入力する手段を有したことを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれか1項記載の半導体演算回路。 - 【請求項5】 前記電極により、オン・オフ状態の制御
されるMOS型トランジスタを少なくともlつ有したこ
とを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項
記載の半導体演算回路。 - 【請求項6】前記電極が少なくともlつのスイッチを介
して、所定の電位をもった信号線と接続する手段を有し
たことを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか
1項記載の半導体演算回路。 - 【請求項7】第1のインバータ回路の出力が第2のイン
バータ回路の入力と第1の接点において接続され、前記
第2のインバータの出カが前記第1のインバータの入力
と第2の接点において接続され、前記電極に生じる電圧
信号に基づき、前記第1の接点及び第2の接点間に電位
差を生じせしめる演算回路を用いたことを特徴とする請
求項2ないし請求項6のいずれか1項記載の半導体演算
回路。
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