JPH09245010A - グループ編成管理システムと方法 - Google Patents

グループ編成管理システムと方法

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JPH09245010A
JPH09245010A JP8052980A JP5298096A JPH09245010A JP H09245010 A JPH09245010 A JP H09245010A JP 8052980 A JP8052980 A JP 8052980A JP 5298096 A JP5298096 A JP 5298096A JP H09245010 A JPH09245010 A JP H09245010A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク接続された複数の情報通信処理
装置のグループ編成管理システムと方法に関し、構成す
るいずれかのメンバーから操作することにより動的にグ
ループ編成が行える手段を提供することを目的とする。 【解決手段】 各情報通信処理装置にグループ編成管理
機能を対等に分散して設置するようにして、グループ編
成状態を記憶するグループ編成テーブル6と、変更を入
力する操作手段1と、通信手段7と、グループ編成の変
更を行う代表権の獲得を制御するグループ代表権制御手
段2と、グループ代表間でグループ編成情報の交換を行
うグループ間編成情報交換手段3と、交換したグループ
編成情報をグループ内に通知するグループ内編成情報通
知手段4と、グループ編成情報に基づきグループ編成テ
ーブルを更新するグループ編成テーブル更新手段5とを
各装置に備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークで接続
された複数の情報通信処理装置をグループに区分して編
成し、上記情報通信処理装置が上記編成されたグループ
内で通信し、情報を共有して会議や授業等のグループ情
報処理を行うグループ通信システムにおいて、グループ
編成の変更を容易に行うことができるグループ編成管理
システムと方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今後のコンピュータシステムにおいて
は、LANやWANといったネットワーク接続された端
末が動的にグループを作りコミュニケーションを行うこ
とが必要となってくる。このため、必要に応じてグルー
プを構成したり、グループから抜け出したりできる必要
がある。また、別々のグループが結合したり、自由にグ
ループを拡張できることが必要になる。
【0003】従来のグループを作る考え方は、サーバや
ホストに相当するグループ管理装置で、いくつかのグル
ープの枠を作っておき、利用者がその枠に入ることでグ
ループを構成していた。図9に示すようにグループ管理
装置に設定された枠Ga(グループa)に端末A、B、
Cが、Gb(グループb)に端末D、E、F、Gが設定
されており各グループ内の端末には各端末で操作した同
じ画面が表示されたりしてグループの共同作業が進めら
れるようになっているような構成がある。
【0004】ところが、この方法ではグループ管理側で
登録が間に合わないとグループに入れなかったり、別々
のグループを一つにしたり、切り離したりすることがで
きず、グループ編成方法に拡張性、自由度が少なかっ
た。
【0005】特開平2−125544「同報通信方法」
においても、グループを形成する複数の受信ノードへの
同報通信方法において、グループに対する参加、離脱の
要求を送信ノードに通知し、送信ノードがその通知に応
じてグループ構成を集中して管理している。
【0006】このように、従来技術においては、グルー
プ編成は、グループ管理側の設定によって決められるも
のであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、グループ通
信を行っているとき、選定されていない別のメンバーを
急にグループに加えたい、もしくは別々にコミュニケー
ションを行っていたグループを一つのグループとしてコ
ミュニケーションを行いたいときがある。
【0008】この様なケースのとき、管理者による設定
の変更を行ったり、別のグループ全員が一度そのグルー
プを抜けて他のグループに入り直す必要があった。この
ため、管理者がいないと急なメンバーの追加ができなか
ったり、グループを一度解散してから他のグループに入
り直すと言う余分な作業が発生するという問題があっ
た。
【0009】本発明はこのような点にかんがみて、ネッ
トワークを構成するメンバーの端末から操作することに
より必要に応じて動的にグループ編成が行えるようにす
る手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成されたグループ編成管理システムと方法によって
解決される。
【0011】図1は、本発明の構成図である。ネットワ
ークで接続された複数の情報通信処理装置をグループに
区分して編成し、上記情報通信処理装置が上記編成され
たグループ内で通信し、情報を共有してグループ情報処
理を行うグループ通信システムにおける各情報通信処理
装置に分散して共通に備えるグループ編成管理システム
であって、以下のような手段とテーブルを備えるように
構成する。
【0012】6は所属するグループの編成状態を記憶す
るグループ編成テーブルであり、グループを構成するメ
ンバーの物理的、論理的な関係を記憶するものである。
1はグループ編成変更の指示を入力する操作手段であ
り、各情報通信処理装置を操作する利用者がグループ編
成の変更指示を入力するものである。
【0013】7は他の情報通信処理装置とグループ編成
情報を授受する通信手段であり、各情報通信処理装置に
分散して配置されているグループ編成管理システム間で
グループ編成管理を行う情報の送受信を行うものであ
る。
【0014】2は上記操作手段1あるいは上記通信手段
7から得たグループ編成情報に基づきグループを代表し
てグループ編成の変更を行うグループ代表権の獲得と開
放を制御するグループ代表権制御手段であり、現在所属
するグループの代表として他のグループとの間で自グル
ープの編成情報を交換したり、あるいは、他グループか
らの情報を自グループのメンバーに通知するときに同時
に他のメンバーがグループの代表としての動作を行わな
いように制御するものである。
【0015】3は上記グループ代表権を得た情報通信処
理装置が他グループのグループ代表となる情報通信処理
装置との間で上記通信手段7を用いてグループ編成情報
の交換を行うグループ間編成情報交換手段である。
【0016】4は上記グループ間編成情報交換手段3に
より交換されたグループ編成情報を上記通信手段を用い
てグループ内の他の情報通信処理装置に通知するグルー
プ内編成情報通知手段である。
【0017】5は上記通知されたグループ編成情報に基
づきグループ編成テーブル6を更新するグループ編成テ
ーブル更新手段である。
【0018】
【発明の実施の形態】図2に本発明の実施の形態の構成
図を示す。21a〜21eは情報通信処理装置であり、
マルチメディアデータを通信して情報を共有しグループ
情報処理を行うものである。
【0019】それぞれ接続部でLAN22a、LAN2
2bで接続されてネットワークを構成している。さら
に、21cと21eの間は公衆回線23により広域接続
されて21c、21eにより中継され、全体として一つ
のネットワークを構成することもできるようになってい
る。ネットワークの接続手段はこのようにLAN、公衆
回線、専用線の他無線等特に種類を問わず構成できるも
のである。
【0020】情報通信処理装置21a〜21eはそれぞ
れグループ管理に必要な同様な構成を備えている。グル
ープ編成管理部は本発明のグループ編成管理システムの
中心を構成するものであり、各情報通信処理装置21a
〜21eそれぞれに分散して備えるものである。個別に
存在する情報通信処理装置を利用の形態に合わせて、必
要とした利用者が自分の装置を操作してグループ編成の
変更指示を入力することにより管理者を煩わせること無
く必要に応じたグループを編成することができる。
【0021】このように編成され、グループ化されたネ
ットワーク環境で情報通信処理装置を利用するとき、グ
ループ情報処理部は接続部を経由して同じグループに属
する他の情報通信処理装置の対応するグループ情報処理
部と通信し共同して様々なデータである動画・静止画・
音声・イメージ等マルチメディアデータを作成(入力)
・加工・再生(出力)するように運用されるものであ
る。具体的には、メンバーAが挨拶した音声データをグ
ループ全員に送るようにした音声を利用した会議、同様
にある端末に入力した情報が各端末に同時に表示され同
じ画面を見ながら会議を行うようにしたテレビ画面を共
用した会議、また同一画面を表示した端末に向かって共
同で新しい情報を創り出すグループ作業や学校でのグル
ープ授業の利用等の形態がある。
【0022】システムの動作を説明するにあたって、図
3と図4を用いて、まず、グループの編成方法について
説明する。図3はグループ化とグループ編成の変更の説
明図である。
【0023】本発明の実施の形態においてはグループは
各グループ編成テーブルにあるポインタによりリンクを
形成しリング状に接続することでグループを表すように
している。この様なリンクを使わずに単にグループを構
成するメンバー一覧リストだけでもグループ編成の変更
を行うメンバーが個別に通信を行い処理を行っても良い
がここでは、グループ情報処理を行うマルチメディアデ
ータをも含めて装置間を順次データをリレーして伝送す
ることにより伝送効率を高めた方法をとるため、リンク
によりグループをつなぐようにしている。
【0024】図3(a)にあるようにA、B、Cの3つ
のメンバー(情報通信処理装置)が1つのグループを構
成するとき、A→B→C→(A)のように矢印で次のメ
ンバーを指し示すようになっている。
【0025】この矢印は図4のグループ編成テーブルの
例に示すように、グループ編成テーブルにあるポインタ
に次のメンバー名として示すようにしてある。図4のグ
ループ編成テーブルではリンクの接続替えのための情報
として逆方向のリンクも備えるようにしているが図3で
は順方向の矢印のみを表示している。
【0026】ここで、グループ編成の例として図3
(a)の状態から(b)の状態に変更するグループの接
続(すなわちA、B、CのグループとD、E、Fのグル
ープの結合をメンバーCの操作による指示でメンバーE
に対して働き掛けて行うもの)と図3(c)に示すグル
ープA、B、C、E、F、DからメンバーEが脱退する
場合とをとりあげる。
【0027】図3(a)においてメンバーCとEに○印
が、またCからEに向けて点線の矢印が示してあるがこ
れは上記したようにグループABCに属するメンバーC
の利用者が操作して別のグループDEFの1メンバーで
あるEに対してグループABCとグループDEFとを接
続依頼することを示している。
【0028】図3(b)ではグループが接続され接続を
働き掛けたメンバーCからメンバーEに向けてリンクが
張られてA→B→C→E→F→D→AというグループA
BCEFDが編成された状態を示している。C→A、D
→Eの点線の矢印は以前のグループの痕跡を説明するも
のである。
【0029】このようにグループが接続されて以降は
A、B、C、E、F、Dが1つのグループとして情報を
共有して運用されることになる。図3(c)は上記のよ
うにして編成されたグループABCEFDからメンバー
Eが脱退して抜け出すことを説明するものであり、抜け
出るメンバーEを○印でマークし、メンバーCからE、
EからFのリンクがCからFにつなぎ変えられているこ
とを示している。
【0030】図4はメンバーEのグループ編成テーブル
の例を示している。(a)は自分のメンバー名「E」と
順方向、逆方向のリンクとして次のメンバー名「F」と
前のメンバー名「D」を記憶するようになっている。
【0031】図4(b)はネットワークに接続されてい
る自分を除く情報通信処理装置の一覧であり、これらの
相手メンバーとの通信方法として物理的接続方法を示し
ている(「公衆回線」「LAN」)。また、他の情報通
信処理装置を経由して中継して接続する構成の場合は中
継するメンバーを記憶するようになっている。図2にお
けるメンバーEはメンバーD、メンバーFとはLAN2
2bにより接続されており、メンバーCとは公衆回線2
3で接続されている。図4(b)にはこれらの物理的接
続が通信方法欄に記憶されている。ところが、メンバー
AとメンバーBについては直接の物理的接続が無く一旦
公衆回線を経由してメンバーCに中継してもらって情報
のやり取りをすることになる。そこで、図4のテーブル
においては中継欄にメンバーCが表示されている。
【0032】図4(b)のグループ欄は現時点のメンバ
ーEが属しているグループのメンバーを「*」を記入し
て示している。すなわちD、FがメンバーEと一緒にな
ってグループDEFを構成していることを示している。
各装置にも同様なテーブルが備えられており全体として
のグループの編成が物理的、論理的なつながりとして表
現されていることになる。
【0033】図5にはグループ接続の電文の流れの例を
示している。上記したメンバーA、B、Cからなるグル
ープABCのメンバーCから同様に上記したグループD
EFのメンバーEに対してグループの接続を行なう場合
の説明図である。
【0034】図の上部に示したA、B、C、D、E、F
はメンバーを表し、時間軸は上部から下部に向かって時
間が進むように示している。左右方向の矢印は電文の流
れの方向と発信元、着信先を示し、矢印に沿って示した
ものが電文である。
【0035】発信元に(1)で示した電文は後で説明する
電文の形式であて先指定したものを表し、(a)はグルー
プのメンバー全部に通信する電文であることを示す。後
にフローチャートとあわせて図5の流れの説明を行なう
が、ここに流れる電文について先に説明しておく。
【0036】図6に電文形式と電文例の説明図を示して
ある。図6(a)は電文の形式である。あて先、発信元
はそれぞれの装置の通信アドレスを表し、以下代表して
メンバー名を示す。コマンドはその電文の役割機能を表
す。コマンドはその先頭に「(1)」あるいは
「(a)」を付けて送信相手が特定の相手を指定したも
のか、グループのメンバー全員への送信であるのかを区
別している。コマンドの種類は図に示すようにグループ
の接続依頼、接続承認、接続して新たに参加することに
なった他のグループのメンバーを通知する参加通知、前
述したグループのメンバーをつなぐリンクのつなぎ替え
指示をするリンク設定、脱退するメンバーが脱退を宣言
する脱退通知、その他、グループ情報処理が運用される
ときのマルチメディアデータをデータ部に持つことを示
す透過データ等がある。データは、その内容はコマンド
によって変わるが、コマンドで示された機能に必要なパ
ラメータ等のデータである。
【0037】図6(b)〜(d)には電文例を示す。
(b)はメンバーCからEに対してグループの接続依頼
をするコマンドを送る電文である。あて先欄には
「E」、発信元欄には「C」、コマンド欄には「(1)
接続依頼」としてあて先Eを指定して電文を送るように
してある。データ部は指定なし。
【0038】図6(c)にはグループDEFの全メンバ
ーに対して、新規に接続してグループに参加する新メン
バー「A、B、C」を「(a)参加通知」コマンドで発
信元「E」として伝える電文を例示している。
【0039】図6(d)には図3(c)に示したような
グループABCEFDからメンバーEが脱退するときに
Eが全メンバーに送信する電文であり、データ部には脱
退するメンバー「E」、Eの次にリンクしていたメンバ
ー「F」、前にリンクしていたメンバー「C」を含めて
送信し、リンクのつなぎ替えの必要なメンバーCおよび
Fにはリンクの調整をそれぞれ行なうように指示してい
る。
【0040】ここで、電文の伝送の仕方について説明す
る。リング状にリンクしたグループのメンバーに対して
の電文の伝送はリレー方式でメンバーからメンバーにリ
ンクで示された方向に順次伝送するようになっている。
【0041】あて先が全メンバーのときは内容を受け取
り、コマンドにしたがった処理を行なうとともにリンク
によって示される次のメンバーに同じ電文を送信する。
最後に発信した電文が自分に戻ってきたときにその電文
は破棄され、同時にグループの全メンバーに電文の伝送
が完了したことを知り必要な次の処理の切っ掛けとする
ことになる。
【0042】あて先が特定相手の送信においてはテーブ
ルの通信方法に従って順次受け渡される。途中のメンバ
ーはあて先が自分でないので何もせずにテーブルの通信
方法に従ってあて先メンバーに向けて電文を受渡し、自
分があて先である場合には受け取ったコマンドの内容に
したがって処理を行なうようにしている。
【0043】図7に操作により起動されるグループ編成
処理のフローチャートを示す。利用者があるメンバーの
情報通信処理装置を操作してグループの接続あるいはグ
ループからの脱退を指示したときのグループ編成処理を
示している。グループの接続処理については図5もあわ
せて参照しながら説明する。
【0044】操作により指示された内容が「グループの
接続」である場合はステップS70からステップS71
に制御が移り、「接続依頼」のコマンドの電文が送信さ
れる。図7は切っ掛けとなった操作が行なわれたメンバ
ーにおける処理のみを表示しているので電文を受信した
相手側の動作については図示していないが、以下の説明
では図5の説明により全体としての動きを補足して説明
する。
【0045】図5においてメンバーCが発信したこの
「接続依頼」コマンドにより、受信したメンバーEは自
分の所属するグループDEFの代表としてCとともにグ
ループ接続の処理を行なう代表権を確立するために
「(a)ロック」電文をグループ内のメンバーに送信す
る。電文が一巡して戻ってきたことを確認できれば代表
権を確認できたことになる。ここで代表権とは他のメン
バーがグループ編成について同様の処理を起動しないよ
うにすることの確認であり上記ロック電文で処理の排他
制御を行なうことにより実現するものである。
【0046】代表権を獲得したメンバーEはCに対して
グループ接続承認コマンドを送信する。メンバーCはス
テップS72で接続承認コマンドの受信を確認するとス
テップS73に移り上記Eと同様に自分の所属するグル
ープABCのグループ編成を行なう代表権の確立をロッ
クコマンドをグループ内メンバーに送信して確認する。
【0047】ここでCは自グループの参加メンバーリス
ト「A、B、C」をデータ部に乗せて参加通知コマンド
を相手グループ代表のEに送信する(ステップS7
4)。受信したEは自分のグループ内の各メンバー
(D、E、F)に「A、B、C」が新たにグループに参
加することを通知する。受け取った各メンバーはそれぞ
れのグループ編成テーブル(図4)にある通知された相
手メンバーA、B、Cのグループ欄にマーク「*」を記
憶する。テーブルになければ追加する。Eは自グループ
への参加通知が完了したことを確認すると逆にCに対し
てグループDEFのメンバーリスト「D、E、F」を参
加通知する。
【0048】ステップS75で受信したCは自グループ
全員に対して新規参加メンバーリスト「D、E、F」を
通知する(ステップS76)。上記と同様にグループA
BCの各メンバーのグループ編成テーブルにも新メンバ
ー「D、E、F」の該当欄にグループに参加した印が付
けられることになる。
【0049】次にステップS77でグループのメンバー
をリング状につなぐリンク情報の変更を行なう。リンク
はグループ接続を働き掛けたメンバーの次に接続を依頼
されたメンバーがつながれる。図5の例ではメンバーC
はEを「次のメンバー」であるとしてリンクを作り、
「前C」として示したリンク設定電文で通知されて、メ
ンバーEの逆方向リンクで「前のメンバー」はCである
とするようにリンクをつくる。
【0050】このとき、図4に示すように元々メンバー
Eから逆方向リンクで「前のメンバー」としてポイント
されていたのはメンバーDであったことを「元D」とい
うリンク設定コマンドで依頼元Cに通知する。「元D」
を受信したグループ編成処理を行なっているメンバーC
はあて先をDとして「次A」というリンク設定コマンド
でDの「次のメンバー」を示すリンクをAに設定させる
と同時にAの「前のメンバー」をDとするように設定さ
せている。ここには具体例でリンク設定替えを説明した
が、一般的なリンクのつなぎ替えでありフローチャート
には特に示していない。
【0051】以上で各メンバーのグループ編成テーブル
には新グループを構成するメンバーが表示され、新グル
ープをリング状につなぐリンク情報も確立したことにな
る。ステップS77ではここでグループ編成の変更を利
用者からの操作により起動したメンバーCから代表権解
除を新グループ全員に対して「(a)アンロック」電文
を送信することにより行なう。このとき、メンバーCの
代表権とともにメンバーEの代表権も解除される。ここ
で、新グループは通常のグループ運用ができる状態にな
ったことになる。
【0052】ステップS70で利用者からのグループ編
成の変更操作が「脱退」を指示されたときは、ステップ
S78に移りグループからの脱退処理を行なう。グルー
プからの脱退の例として図3の(c)、(d)で示す例
により説明する。グループABCEFDのメンバーEが
利用者の操作により脱退を指示されたとき、ステップS
78でグループを構成する全メンバーに対してロックコ
マンドを送信して代表権を確立する。
【0053】ステップS79でデータ部に脱退するメン
バー名を記した脱退通知コマンドをグループの全メンバ
ーに送信する。脱退通知の電文を受信したメンバーはそ
れぞれ自分のグループ編成テーブルにあるグループを構
成していることを示すマークを脱退するメンバーに対応
する欄から削除し、さらに脱退するメンバーの前と次の
メンバーについてはリンク情報の変更をそれぞれ行な
う。
【0054】脱退通知コマンドは図6(d)に示すよう
に脱退するメンバー、次のメンバー、前のメンバーがデ
ータ部により通知されるので上記受信したメンバーを自
分のメンバー名と比較することにより上記の変更が可能
となる。
【0055】図8には電文受信により起動されるグルー
プ編成処理のフローチャートを示す。図7では操作によ
り起動されるグループ編成処理について示し、その説明
の中で図5を参照しながら電文を受信した側の動作につ
いても補足して説明したが、図8はそれに対応するフロ
ーチャートを含んでいる。
【0056】上記図7の説明にも示したように、本発明
のグループ編成処理は各情報通信処理装置が対等に同じ
機能を持つように構成されており、電文の送受信によっ
てそれぞれの装置に分散して記憶されているグループ編
成テーブルを処理していくようになっている。図8のフ
ローチャートはこれらの受信した電文の内容によって処
理が起動される部分について示す。ステップを追って説
明する。
【0057】まず、ステップS801でグループ化の本
来の目的であるグループ情報処理でマルチメディアデー
タをグループで共有する通信を行なうことを最優先し
て、一般データすなわちグループ編成管理のためのデー
タではない透過データであることをコマンド「透過デー
タ」で判別する。透過データとしてデータ部により示さ
れる音声、映像、イメージ等のデータはそのまま受信し
たメンバーの情報通信処理装置のグループ情報処理部
(図2)に送られ音声会議、テレビ会議等の処理が行な
われる(ステップS808)。
【0058】その他のグループ編成管理のための電文に
ついてはステップS802であて先が全メンバー宛かを
調べる。あて先が特定のメンバーとして指定されている
ときは図6に図示するように電文のコマンドの先頭に
「(1)」が指定されている。上記したように電文の伝
送は各メンバーをリレー式に伝送して行くので受け取っ
た電文に示されているあて先が自分宛かどうかを調べる
(ステップS810)。あて先が自分でないときは電文
をテーブルの通信方法に従って送信する(ステップS8
06)。
【0059】あて先が自分宛のときは図7のフローチャ
ートで説明したようにグループ編成処理を実行する。す
なわち、ステップS811に示すように、受け取ったコ
マンドが「接続依頼」のときは代表権確立を行なうよう
にし、「接続承認」が帰ってきたときにはやはり自分の
グループの代表権の確立を行い、「参加通知」のときは
グループ内の各メンバーに新メンバーを通知し、「リン
ク設定」のときはリンク変更を行なう。
【0060】次に、ステップS802であて先がグルー
プ全員となっている場合すなわち電文のコマンドの先頭
に「(a)」がついている場合にはステップS803に
移り電文の発信元を確認する。発信元が自分のときは自
分が自グループの全メンバーに何らかの情報を通知し処
理を依頼した電文が全てに伝わったことが確認されたこ
とを意味するのでそのあとの処理に戻る(ステップS8
09)。
【0061】他のメンバーからの電文の場合にはステッ
プS804で代表権の確立と解除を行なうロックあるい
はアンロック電文か否かを調べる。そうであればステッ
プS805でロック状態を確認する。フローチャートに
図示していないがロック状態にあるときにロックしよう
としたときは本来の排他制御の機能として新たなロック
を排除するようにエラーとして発信元に通知することに
なる。ここではロックあるいはアンロックを行なうとし
て示してありその状態を変更して記録する。この電文は
グループ全員へ伝送するものでありステップS806で
次のメンバーに同じ電文を送信する。
【0062】ステップS804でロックアンロック指示
でなかったときにはステップS812に移行しコマンド
が「脱退通知」であるかを調べる。「脱退通知」の場合
はテーブルのマークを消しステップS814にあるよう
にデータ部にある脱退するメンバーの前あるいは次のメ
ンバーであるときにはステップS815で上記図7のフ
ローチャートで説明したようにリンク調整を行ないステ
ップS806で次メンバーに同一電文を送信して終わ
る。自分が脱退するメンバーに隣接したメンバーでなけ
ればテーブルのマークを消しステップS806で次のメ
ンバーに同一電文を送って終わる。
【0063】ステップS812で結果がNOとなるもの
は参加通知コマンドであるのでステップS813でグル
ープ編成テーブルの新メンバーに対応する欄にグループ
メンバーであることを示すマークをつける。このあとは
他と同様に同一電文を次のメンバーに送信する(ステッ
プS806)。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よればセンターに集中したグループ管理ではなくネット
ワークを構成する各メンバーである情報通信処理装置に
対等なグループ管理機能を分散設置することにより、参
加・脱退・グループの統合等をメンバー全員が特定の管
理者を介さないで対等にかつ自由に行えるようになり、
データの共有・交換を行なうグループ情報処理を行なう
システムの動的なグループ運用が可能になり、グループ
情報処理の作業環境向上と作業生産性の向上が図れると
いう工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成図
【図2】 本発明の実施の形態の構成図
【図3】 グループ化とグループ編成の変更の説明図
【図4】 グループ編成テーブルの例
【図5】 グループ接続の電文の流れの例
【図6】 電文形式と電文例の説明図
【図7】 操作により起動されるグループ編成処理のフ
ローチャート
【図8】 電文受信により起動されるグループ編成処理
のフローチャート
【図9】 従来技術の説明図
【符号の説明】
1 操作手段 2 グループ代表権制御手段 3 グループ間編成情報交換手段 4 グループ内編成情報通知手段 5 グループ編成テーブル更新手段 6 グループ編成テーブル 7 通信手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークで接続された複数の情報通
    信処理装置をグループに区分して編成し、上記情報通信
    処理装置が上記編成されたグループ内で通信し、情報を
    共有してグループ情報処理を行うグループ通信システム
    において、 上記各情報通信処理装置には、 所属するグループの編成状態を記憶するグループ編成テ
    ーブルと、 グループ編成変更の入力を指示する操作手段と、 他の情報通信処理装置とグループ編成情報を授受する通
    信手段と、 上記操作手段あるいは上記通信手段から得たグループ編
    成情報に基づきグループを代表してグループ編成の変更
    を行うグループ代表権の獲得と開放を制御するグループ
    代表権制御手段と、 上記グループ代表権を得た情報通信処理装置が他グルー
    プのグループ代表となる情報通信処理装置と上記通信手
    段を用いてグループ編成情報の交換を行うグループ間編
    成情報交換手段と、 上記グループ間編成情報交換手段により交換されたグル
    ープ編成情報を上記通信手段を用いてグループ内の他の
    情報通信処理装置に通知するグループ内編成情報通知手
    段と、 上記通知されたグループ編成情報に基づきグループ編成
    テーブルを更新するグループ編成テーブル更新手段と、
    を備えることを特徴とするグループ編成管理システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークで接続された複数の情報通
    信処理装置をグループに区分して編成し、上記情報通信
    処理装置が上記編成されたグループ内で通信し、情報を
    共有してグループ情報処理を行うグループ通信システム
    において、 上記各情報通信処理装置毎に所属するグループの編成状
    態を分散して記憶し、 グループの編成を変更するとき、自情報通信処理装置の
    オペレータにより指示された、あるいは他情報通信処理
    装置から通知されたグループ編成を変更する情報に基づ
    き、グループを代表してグループ編成の変更を行うグル
    ープの代表権の獲得と開放を制御し、 上記グループ代表権を得た情報通信処理装置が他グルー
    プのグループ代表となる情報通信処理装置とグループ編
    成情報を交換し、 上記交換されたグループ編成情報をグループ内の他の情
    報通信処理装置に通知し、 上記通知されたグループ編成情報に基づき各情報通信処
    理装置毎に所属するグループの編成状態の分散した記憶
    を更新することを特徴とするグループ編成管理方法。
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