JPH09245462A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JPH09245462A JPH09245462A JP8052707A JP5270796A JPH09245462A JP H09245462 A JPH09245462 A JP H09245462A JP 8052707 A JP8052707 A JP 8052707A JP 5270796 A JP5270796 A JP 5270796A JP H09245462 A JPH09245462 A JP H09245462A
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- tape
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- magnetic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定化板を用いることによって磁気ヘッドの
近傍では磁気テープの振動を抑え、且つ、磁気テープに
付着した異物によるドロップアウトを防止する。 【解決手段】 磁気テープTの一方面側に磁気ヘッド1
5を配置し、磁気テープTの他方面側で、且つ、磁気ヘ
ッド15の対向位置に安定化板6を設け、この安定化板
6の磁気ヘッド15よりテープ走行上流側の位置とテー
プ走行下流側の位置とにそれぞれ孔20aを形成し、こ
の孔20aを形成する面を、磁気テープTに対して略直
角の角度で臨む異物掻き取り面20bとして構成する。
近傍では磁気テープの振動を抑え、且つ、磁気テープに
付着した異物によるドロップアウトを防止する。 【解決手段】 磁気テープTの一方面側に磁気ヘッド1
5を配置し、磁気テープTの他方面側で、且つ、磁気ヘ
ッド15の対向位置に安定化板6を設け、この安定化板
6の磁気ヘッド15よりテープ走行上流側の位置とテー
プ走行下流側の位置とにそれぞれ孔20aを形成し、こ
の孔20aを形成する面を、磁気テープTに対して略直
角の角度で臨む異物掻き取り面20bとして構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープを記録
媒体とし、この磁気テープと磁気ヘッド間で信号の伝達
を行う記録再生装置に関する。
媒体とし、この磁気テープと磁気ヘッド間で信号の伝達
を行う記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8には従来の記録再生装置の要部構成
図が示されている。図8において、磁気テープTは複数
のガイド30,(図示せず)によって規制されたテープ
走行路を通って走行するよう構成されている。一対のガ
イド30間には磁気ヘッド31が配置され、この磁気ヘ
ッド31は磁気テープTに圧接している。磁気ヘッド3
1は磁気テープTのテープ幅以上の幅広で、且つ、テー
プ幅方向に移動可能に構成されている。
図が示されている。図8において、磁気テープTは複数
のガイド30,(図示せず)によって規制されたテープ
走行路を通って走行するよう構成されている。一対のガ
イド30間には磁気ヘッド31が配置され、この磁気ヘ
ッド31は磁気テープTに圧接している。磁気ヘッド3
1は磁気テープTのテープ幅以上の幅広で、且つ、テー
プ幅方向に移動可能に構成されている。
【0003】上記構成において、磁気テープTが走行す
ると、磁気ヘッド31上を磁気テープTが通過し、この
通過の際に記録信号又は再生信号の伝達が行われる。そ
して、磁気ヘッド31をテープ幅方向に移動することに
よってトラックサーボがかけられる。
ると、磁気ヘッド31上を磁気テープTが通過し、この
通過の際に記録信号又は再生信号の伝達が行われる。そ
して、磁気ヘッド31をテープ幅方向に移動することに
よってトラックサーボがかけられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、一対のガイド30間に磁気ヘッド31
が配置されているため、一対のガイド30間で磁気テー
プTの振動が生じると、磁気テープTの振動が磁気ヘッ
ド31の近傍位置にも伝達され、この磁気テープTの振
動によって適正な記録再生に支障をきたすという欠点が
あった。
来例においては、一対のガイド30間に磁気ヘッド31
が配置されているため、一対のガイド30間で磁気テー
プTの振動が生じると、磁気テープTの振動が磁気ヘッ
ド31の近傍位置にも伝達され、この磁気テープTの振
動によって適正な記録再生に支障をきたすという欠点が
あった。
【0005】そこで、本発明は、安定化板を用いること
によって磁気ヘッドの近傍では磁気テープの振動を十分
に抑え、且つ、安定化板と磁気テープ間に入り込む異物
によるドロップアウトが生じない記録再生装置を提供す
ることを課題とする。
によって磁気ヘッドの近傍では磁気テープの振動を十分
に抑え、且つ、安定化板と磁気テープ間に入り込む異物
によるドロップアウトが生じない記録再生装置を提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の記録再生装置は、磁気テープの一方面側に磁
気ヘッドを配置し、前記磁気テープの他方面側で、且
つ、前記磁気ヘッドの対向位置に安定化板を設け、前記
磁気ヘッドよりテープ走行上流側の位置に、前記磁気テ
ープの他方面に対して略直角以上の角度で臨む異物掻き
取り面を有するダストクリーナ手段を設けたものであ
る。
の本発明の記録再生装置は、磁気テープの一方面側に磁
気ヘッドを配置し、前記磁気テープの他方面側で、且
つ、前記磁気ヘッドの対向位置に安定化板を設け、前記
磁気ヘッドよりテープ走行上流側の位置に、前記磁気テ
ープの他方面に対して略直角以上の角度で臨む異物掻き
取り面を有するダストクリーナ手段を設けたものであ
る。
【0007】即ち、磁気テープが走行を始めると、磁気
テープ近傍に空気流が発生し、この空気流が磁気テープ
と安定化板との間に入り込み、この流入空気流の気圧を
一定とするべく磁気テープが走行するので、磁気テープ
が安定化板に沿うよう安定して走行するため、磁気テー
プの振動は安定化板の位置では十分抑えられる。また、
磁気テープの他方面に付着した異物は、磁気ヘッドより
上流に位置するダストクリーナ手段の異物掻き取り面で
掻き落とされるため、磁気テープと安定化板との間には
異物が入り込まない。
テープ近傍に空気流が発生し、この空気流が磁気テープ
と安定化板との間に入り込み、この流入空気流の気圧を
一定とするべく磁気テープが走行するので、磁気テープ
が安定化板に沿うよう安定して走行するため、磁気テー
プの振動は安定化板の位置では十分抑えられる。また、
磁気テープの他方面に付着した異物は、磁気ヘッドより
上流に位置するダストクリーナ手段の異物掻き取り面で
掻き落とされるため、磁気テープと安定化板との間には
異物が入り込まない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1から図3には本発明の第1実施
形態が示されている。図2(a)には記録再生装置の概
略斜視図、図2(b)にはその概略平面図がそれぞれ示
されている。図2(a),(b)において、記録再生装
置は、ドライブ装置とテープカートリッジTKとから成
り、テープカートリッジTKは図示しないドライブ装置
の装置本体に対して着脱自在に構成されている。テープ
カートリッジTKのケース1内には一対のリール2,3
が回転自在に収納され、この一対のリール2,3には磁
気テープTがそれぞれ巻回されている。又、ケース1内
の一側面側には左右一対のガイド4,5とこの左右一対
のガイド4,5間に配置された安定化板(ベルヌイ・プ
レート)6とが設けられ、磁気テープTはこの一対のガ
イド4,5と安定化板6によって規制されたテープ走行
路を通って一対のリール2,3間を走行するよう構成さ
れている。
を用いて説明する。図1から図3には本発明の第1実施
形態が示されている。図2(a)には記録再生装置の概
略斜視図、図2(b)にはその概略平面図がそれぞれ示
されている。図2(a),(b)において、記録再生装
置は、ドライブ装置とテープカートリッジTKとから成
り、テープカートリッジTKは図示しないドライブ装置
の装置本体に対して着脱自在に構成されている。テープ
カートリッジTKのケース1内には一対のリール2,3
が回転自在に収納され、この一対のリール2,3には磁
気テープTがそれぞれ巻回されている。又、ケース1内
の一側面側には左右一対のガイド4,5とこの左右一対
のガイド4,5間に配置された安定化板(ベルヌイ・プ
レート)6とが設けられ、磁気テープTはこの一対のガ
イド4,5と安定化板6によって規制されたテープ走行
路を通って一対のリール2,3間を走行するよう構成さ
れている。
【0009】さらに、ケース1の一側面中央部分、すな
わち、安定化板6の周囲部分には開口部7が形成され、
この開口部7はシャッタ8によって開閉される。シャッ
タ8はドライブ装置の装置本体に装着された状態で開位
置に位置し(図2(a),(b)の状態)、それ以外で
は閉位置に位置する。
わち、安定化板6の周囲部分には開口部7が形成され、
この開口部7はシャッタ8によって開閉される。シャッ
タ8はドライブ装置の装置本体に装着された状態で開位
置に位置し(図2(a),(b)の状態)、それ以外で
は閉位置に位置する。
【0010】一方、ドライブ装置側にはピンチローラ
9,10とキャプスタン11,12の組が左右一対設け
られ、この左右一対の組が装着されたテープカートリッ
ジTKの開口部7内に位置される。ピンチローラ9,1
0とキャプスタン11,12の各組は、記録再生時には
選択時に磁気テープTを挾持する位置に配置され、いず
れか一方のキャプスタン11,12の回転によって磁気
テープTが走行される。
9,10とキャプスタン11,12の組が左右一対設け
られ、この左右一対の組が装着されたテープカートリッ
ジTKの開口部7内に位置される。ピンチローラ9,1
0とキャプスタン11,12の各組は、記録再生時には
選択時に磁気テープTを挾持する位置に配置され、いず
れか一方のキャプスタン11,12の回転によって磁気
テープTが走行される。
【0011】また、ドライブ装置側にはボイスコイルモ
ータ13が固定され、このボイスコイルモータ13の駆
動軸には図1(a),(b)に詳しく示す如く、ジンバ
ル支持板14が固定されている。このジンバル支持板1
4には板バネ体にて構成されたジンバル16が固定さ
れ、このジンバル16に磁気ヘッド15が固定されてい
る。この磁気ヘッド15は安定化板6の対向位置で磁気
テープTに圧接するよう配置されている。即ち、磁気ヘ
ッド15はジンバル16によって磁気テープTの双方向
のいずれかの移動に際しても同様の条件で磁気テープT
に圧接され、又、ボイスコイルモータ13の駆動力によ
り磁気ヘッド15がテープ幅方向に移動する。
ータ13が固定され、このボイスコイルモータ13の駆
動軸には図1(a),(b)に詳しく示す如く、ジンバ
ル支持板14が固定されている。このジンバル支持板1
4には板バネ体にて構成されたジンバル16が固定さ
れ、このジンバル16に磁気ヘッド15が固定されてい
る。この磁気ヘッド15は安定化板6の対向位置で磁気
テープTに圧接するよう配置されている。即ち、磁気ヘ
ッド15はジンバル16によって磁気テープTの双方向
のいずれかの移動に際しても同様の条件で磁気テープT
に圧接され、又、ボイスコイルモータ13の駆動力によ
り磁気ヘッド15がテープ幅方向に移動する。
【0012】図1(a),(b)には上記磁気ヘッド1
5と上記安定化板6の詳しい構成が示されている。図1
(a),(b)において、磁気ヘッド15は、磁気テー
プTの一方面側に配置され、ヘッドアーム14のバネ力
による押圧力によって磁気テープTに圧接されていると
共に磁気テープTの接触面側にスライダー面15aを有
する。このスライダー面15aには、図3に詳しく示す
如く、ヘッドギャップ15bが臨むよう配置されている
と共に凹部15cが設けられている。この凹部15cは
四方向全てにスライダー面15aを有する位置に配置さ
れているが、少なくとも磁気テープTの走行方向上流側
にスライダー面15aの一部を構成する面15a1が位
置する箇所に凹部15cを設ければ良い。又磁気ヘッド
15は磁気テープTのテープ幅より小さく、上述の如く
テープ幅方向に移動することによって複数トラック(例
えば100〜200トラック)の記録再生が可能となっ
ている。
5と上記安定化板6の詳しい構成が示されている。図1
(a),(b)において、磁気ヘッド15は、磁気テー
プTの一方面側に配置され、ヘッドアーム14のバネ力
による押圧力によって磁気テープTに圧接されていると
共に磁気テープTの接触面側にスライダー面15aを有
する。このスライダー面15aには、図3に詳しく示す
如く、ヘッドギャップ15bが臨むよう配置されている
と共に凹部15cが設けられている。この凹部15cは
四方向全てにスライダー面15aを有する位置に配置さ
れているが、少なくとも磁気テープTの走行方向上流側
にスライダー面15aの一部を構成する面15a1が位
置する箇所に凹部15cを設ければ良い。又磁気ヘッド
15は磁気テープTのテープ幅より小さく、上述の如く
テープ幅方向に移動することによって複数トラック(例
えば100〜200トラック)の記録再生が可能となっ
ている。
【0013】また、安定化板6は、磁気テープTの他方
面側で、且つ、磁気ヘッド15の対向位置に配置されて
いる。この安定化板6は、磁気テープT及び磁気ヘッド
15からの圧力によって変形しない程度の硬度を少なく
とも有する長方形状のプレートであり、そのテープ接触
面6aは摩擦係数の非常に小さい面として構成されてい
る。
面側で、且つ、磁気ヘッド15の対向位置に配置されて
いる。この安定化板6は、磁気テープT及び磁気ヘッド
15からの圧力によって変形しない程度の硬度を少なく
とも有する長方形状のプレートであり、そのテープ接触
面6aは摩擦係数の非常に小さい面として構成されてい
る。
【0014】ダストクリーナ手段20は、安定化板6の
磁気ヘッド15よりテープ走行上流側とテープ走行下流
側の各位置に孔20aを有し、この各孔20aを形成す
る面が磁気テープTの他方面に対して略直角の角度で臨
む異物掻き取り面20bとしてそれぞれ構成されてい
る。
磁気ヘッド15よりテープ走行上流側とテープ走行下流
側の各位置に孔20aを有し、この各孔20aを形成す
る面が磁気テープTの他方面に対して略直角の角度で臨
む異物掻き取り面20bとしてそれぞれ構成されてい
る。
【0015】又、安定化板6のテープ接触面6a側で、
且つ、前記各孔20aより端部側は中央のテープ接触面
6aより一段低く、且つ、アール曲面6bとして構成さ
れている。これにより磁気テープTは振動しながら走行
する場合にも安定化板6に対してスムーズに接触し、テ
ープダメージを受けない。
且つ、前記各孔20aより端部側は中央のテープ接触面
6aより一段低く、且つ、アール曲面6bとして構成さ
れている。これにより磁気テープTは振動しながら走行
する場合にも安定化板6に対してスムーズに接触し、テ
ープダメージを受けない。
【0016】次に、上記構成の作用を説明する。記録再
生モード時にはキャプスタン11,12の回転により磁
気テープTが走行する。この走行中の磁気テープTが磁
気ヘッド15上を連続的に通過し、この通過の際に記録
信号又は再生信号の伝達がなされる。
生モード時にはキャプスタン11,12の回転により磁
気テープTが走行する。この走行中の磁気テープTが磁
気ヘッド15上を連続的に通過し、この通過の際に記録
信号又は再生信号の伝達がなされる。
【0017】磁気テープTが走行を始めると、磁気テー
プT近傍に磁気テープTと共に流れる空気流が発生し、
この空気流が磁気テープTと安定化板6との間に入り込
み、この流入空気流の気圧を一定とするべく磁気テープ
Tが走行する。即ち、磁気テープTが振動等により安定
化板6より離れる方向に変位しようとすると磁気テープ
Tと安定化板6間の気圧が減少して磁気テープTを安定
化板6に近づけるべく力が働き、又、磁気テープTが振
動等により安定化板6に近づく方向に変位しようとする
と磁気テープTと安定化板6間の気圧が増加して磁気テ
ープTを安定化板6より遠ざけるべく力が働き、その結
果、図1(b)に示す如く、磁気テープTは安定化板6
に対して一定で、且つ、微小のクリアランスを保持した
状態で走行する。このように、磁気テープTは安定化板
6との間の気圧を一定とするべく安定化板6に沿うよう
安定して走行するため、磁気テープTの振動は安定化板
6の位置では十分抑えられる。
プT近傍に磁気テープTと共に流れる空気流が発生し、
この空気流が磁気テープTと安定化板6との間に入り込
み、この流入空気流の気圧を一定とするべく磁気テープ
Tが走行する。即ち、磁気テープTが振動等により安定
化板6より離れる方向に変位しようとすると磁気テープ
Tと安定化板6間の気圧が減少して磁気テープTを安定
化板6に近づけるべく力が働き、又、磁気テープTが振
動等により安定化板6に近づく方向に変位しようとする
と磁気テープTと安定化板6間の気圧が増加して磁気テ
ープTを安定化板6より遠ざけるべく力が働き、その結
果、図1(b)に示す如く、磁気テープTは安定化板6
に対して一定で、且つ、微小のクリアランスを保持した
状態で走行する。このように、磁気テープTは安定化板
6との間の気圧を一定とするべく安定化板6に沿うよう
安定して走行するため、磁気テープTの振動は安定化板
6の位置では十分抑えられる。
【0018】また、磁気ヘッド15は磁気テープT側に
押圧力を加えられるが、磁気テープTの反対側には安定
化板6が配置されているため、磁気ヘッド15は従来に
較べて小さい押圧力で走行する磁気テープTに対して略
接触状態に配置できるため、磁気ヘッド15が磁気テー
プTに及ぼすダメージが小さく、且つ、磁気ヘッド15
の摩耗も少ない。又、磁気ヘッド15がテープ幅方向に
移動しても磁気ヘッド15がスライダー面15aを有す
ること、及び、小型であることも相まって磁気テープT
にはテープ幅方向に変位させる大きな力が作用しない。
従って、高トラック密度のサーボも容易にかかる。
押圧力を加えられるが、磁気テープTの反対側には安定
化板6が配置されているため、磁気ヘッド15は従来に
較べて小さい押圧力で走行する磁気テープTに対して略
接触状態に配置できるため、磁気ヘッド15が磁気テー
プTに及ぼすダメージが小さく、且つ、磁気ヘッド15
の摩耗も少ない。又、磁気ヘッド15がテープ幅方向に
移動しても磁気ヘッド15がスライダー面15aを有す
ること、及び、小型であることも相まって磁気テープT
にはテープ幅方向に変位させる大きな力が作用しない。
従って、高トラック密度のサーボも容易にかかる。
【0019】さらに、磁気テープTと磁気ヘッド15の
スライダー面15aとの間に入り込んだ流入空気流は、
体積の大きい凹部15cに流入することによって減圧状
態となるため、この減圧によって磁気ヘッド15は磁気
テープTに引き付けられる。即ち、磁気ヘッド15はス
ライダー面15aの位置で浮上力が働く一方、凹部15
cの位置で降下力が働くため、磁気テープTが高速走行
されても磁気ヘッド15はほとんど浮上しない。従っ
て、短波長記録が可能となり、線記録密度を上げること
ができる。
スライダー面15aとの間に入り込んだ流入空気流は、
体積の大きい凹部15cに流入することによって減圧状
態となるため、この減圧によって磁気ヘッド15は磁気
テープTに引き付けられる。即ち、磁気ヘッド15はス
ライダー面15aの位置で浮上力が働く一方、凹部15
cの位置で降下力が働くため、磁気テープTが高速走行
されても磁気ヘッド15はほとんど浮上しない。従っ
て、短波長記録が可能となり、線記録密度を上げること
ができる。
【0020】一方、磁気テープTの他方面(安定化板6
側)に異物(ゴミ,ほこり等)29が付着していると、
この異物29が磁気テープTと安定化板6とのクリアラ
ンスdより大きな径であるときには異物29が異物掻き
取り面20bに衝突して掻き取られる。従って、異物2
9が磁気テープTを介して磁気ヘッド15の姿勢を乱す
ことがなく再生信号にドロップアウトが発生しない。
側)に異物(ゴミ,ほこり等)29が付着していると、
この異物29が磁気テープTと安定化板6とのクリアラ
ンスdより大きな径であるときには異物29が異物掻き
取り面20bに衝突して掻き取られる。従って、異物2
9が磁気テープTを介して磁気ヘッド15の姿勢を乱す
ことがなく再生信号にドロップアウトが発生しない。
【0021】図4(a)にはダストクリーナ手段のない
安定化板6を用いた場合のテープ走行状態、図4(b)
にはダストクリーナ手段20のある安定化板6を用いた
場合のテープ走行状態がそれぞれ示されている。図4
(a)において、磁気テープTの他方面(安定化板6
側)に異物29が付着していると、この異物29が安定
化板6のアール曲面6bに案内されて磁気テープTと安
定化板6とのクリアランスdより大きな径であっても安
定化板6との間に入り込む。すると、図5に示すよう
に、入り込んだ異物29によって磁気テープTが変形
し、この磁気テープTの変形によって磁気ヘッド15の
姿勢が乱れる。これによってヘッドキャップ15bと磁
気テープTとの間に一時的にスペーシングが発生し、再
生出力にドロップアウトが発生する。具体的には記録波
長が0.8μm未満、特に0.5μm付近になると、異
物29による磁気テープTと磁気ヘッド15間のスペー
シングが原因でドロップアウトが生じる。
安定化板6を用いた場合のテープ走行状態、図4(b)
にはダストクリーナ手段20のある安定化板6を用いた
場合のテープ走行状態がそれぞれ示されている。図4
(a)において、磁気テープTの他方面(安定化板6
側)に異物29が付着していると、この異物29が安定
化板6のアール曲面6bに案内されて磁気テープTと安
定化板6とのクリアランスdより大きな径であっても安
定化板6との間に入り込む。すると、図5に示すよう
に、入り込んだ異物29によって磁気テープTが変形
し、この磁気テープTの変形によって磁気ヘッド15の
姿勢が乱れる。これによってヘッドキャップ15bと磁
気テープTとの間に一時的にスペーシングが発生し、再
生出力にドロップアウトが発生する。具体的には記録波
長が0.8μm未満、特に0.5μm付近になると、異
物29による磁気テープTと磁気ヘッド15間のスペー
シングが原因でドロップアウトが生じる。
【0022】図4(b)において、磁気テープTと安定
化板6とのクリアランスdより大きな径の異物29は、
上述した如く異物掻き取り面20bで掻き取られるた
め、磁気テープTと安定化板6との間にはそのクリアラ
ンスdより小さい径の異物29しか入り込まない。小さ
い径の異物29は磁気テープTを変形させることがない
ため、磁気ヘッド15の再生出力にはドロップアウトが
発生しない。図4(a)と図4(b)の両者の場合にお
ける磁気ヘッド15のRF再生出力を検出すると、図6
(a)と図6(b)のような波形が得られた。即ち、図
6(b)に示す如くダストクリーナ手段20がある場合
にはRF波形が所定レベルV0以上であるが、図6
(a)に示す如くダストクリーナ手段20がない場合に
はRF波形が所定レベルV0以下となるときがあり、ド
ロップアウトが発生することがわかる。
化板6とのクリアランスdより大きな径の異物29は、
上述した如く異物掻き取り面20bで掻き取られるた
め、磁気テープTと安定化板6との間にはそのクリアラ
ンスdより小さい径の異物29しか入り込まない。小さ
い径の異物29は磁気テープTを変形させることがない
ため、磁気ヘッド15の再生出力にはドロップアウトが
発生しない。図4(a)と図4(b)の両者の場合にお
ける磁気ヘッド15のRF再生出力を検出すると、図6
(a)と図6(b)のような波形が得られた。即ち、図
6(b)に示す如くダストクリーナ手段20がある場合
にはRF波形が所定レベルV0以上であるが、図6
(a)に示す如くダストクリーナ手段20がない場合に
はRF波形が所定レベルV0以下となるときがあり、ド
ロップアウトが発生することがわかる。
【0023】図7(a),(b)には本発明の第2実施
形態が示されている。図7(a),(b)において、磁
気テープTの一方面側に磁気ヘッド15が配置され、磁
気テープ15の他方面側で、且つ、磁気ヘッド15の対
向位置に安定化板6が設けられている。この安定化板6
のテープ接触面6aの両端側はアール曲面6bとしてそ
れぞれ形成されている。
形態が示されている。図7(a),(b)において、磁
気テープTの一方面側に磁気ヘッド15が配置され、磁
気テープ15の他方面側で、且つ、磁気ヘッド15の対
向位置に安定化板6が設けられている。この安定化板6
のテープ接触面6aの両端側はアール曲面6bとしてそ
れぞれ形成されている。
【0024】ダストクリーナ手段20は、安定化板6の
両側で、且つ、安定化板6に対して離間した位置に配置
された一対のクリーナ部材21を有し、この一対のクリ
ーナ部材21には磁気テープTの他方面に対して略直角
の角度で臨む異物掻き取り面21aがそれぞれ設けられ
ている。即ち、一対のクリーナ部材21は磁気ヘッド1
5よりテープ走行上流側とテープ走行下流側の各位置に
それぞれ配置されている。
両側で、且つ、安定化板6に対して離間した位置に配置
された一対のクリーナ部材21を有し、この一対のクリ
ーナ部材21には磁気テープTの他方面に対して略直角
の角度で臨む異物掻き取り面21aがそれぞれ設けられ
ている。即ち、一対のクリーナ部材21は磁気ヘッド1
5よりテープ走行上流側とテープ走行下流側の各位置に
それぞれ配置されている。
【0025】また、一対のクリーナ部材21のさらに外
側の位置にはテープガイド22がそれぞれ設けられてい
る。この一対のテープガイド22により、磁気テープT
は振動しながら走行する場合にもクリーナ部材21に対
してスムーズに接触し、テープダメージを受けることが
ない。
側の位置にはテープガイド22がそれぞれ設けられてい
る。この一対のテープガイド22により、磁気テープT
は振動しながら走行する場合にもクリーナ部材21に対
してスムーズに接触し、テープダメージを受けることが
ない。
【0026】上記構成において、磁気テープTの他方面
(安定化板6側)に異物が付着していると、この異物が
テープ走行上流側のクリーナ部材21の異物掻き取り面
20bに衝突して掻き取られる。この第2実施形態の場
合にはクリーナ部材21の異物掻き取り面21aの先端
が磁気テープTに略接触するため、第1実施形態の場合
に較べて小さな異物も掻き取ることができる。
(安定化板6側)に異物が付着していると、この異物が
テープ走行上流側のクリーナ部材21の異物掻き取り面
20bに衝突して掻き取られる。この第2実施形態の場
合にはクリーナ部材21の異物掻き取り面21aの先端
が磁気テープTに略接触するため、第1実施形態の場合
に較べて小さな異物も掻き取ることができる。
【0027】尚、上記第1及び第2実施形態において
は、ダストクリーナ手段20の異物掻き取り面20b,
21aを磁気ヘッド15のテープ走行上流側とテープ走
行下流側の両位置にそれぞれ設けたが、一方向のテープ
走行でのみ記録・再生を行う場合には磁気ヘッド15の
テープ走行上流側にのみ設けても良い。
は、ダストクリーナ手段20の異物掻き取り面20b,
21aを磁気ヘッド15のテープ走行上流側とテープ走
行下流側の両位置にそれぞれ設けたが、一方向のテープ
走行でのみ記録・再生を行う場合には磁気ヘッド15の
テープ走行上流側にのみ設けても良い。
【0028】尚、上記第1及び第2実施形態の異物掻き
取り面20b,21aの角度α(図1(b),図7
(b))を略直角に構成したが、略直角以上の角度に構
成しても良い。
取り面20b,21aの角度α(図1(b),図7
(b))を略直角に構成したが、略直角以上の角度に構
成しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、磁気
テープの一方面側に磁気ヘッドを配置し、前記磁気テー
プの他方面側で、且つ、前記磁気ヘッドの対向位置に安
定化板を設け、前記磁気ヘッドよりテープ走行上流側の
位置に、前記磁気テープの他方面に対して略直角以上の
角度で臨む異物掻き取り面を有するダストクリーナ手段
を設けたので、安定化板を用いることによって磁気ヘッ
ドの近傍では磁気テープの振動を十分に抑え、且つ、安
定化板と磁気テープ間に入り込む異物によるドロップア
ウトが発生しないという効果を有する。
テープの一方面側に磁気ヘッドを配置し、前記磁気テー
プの他方面側で、且つ、前記磁気ヘッドの対向位置に安
定化板を設け、前記磁気ヘッドよりテープ走行上流側の
位置に、前記磁気テープの他方面に対して略直角以上の
角度で臨む異物掻き取り面を有するダストクリーナ手段
を設けたので、安定化板を用いることによって磁気ヘッ
ドの近傍では磁気テープの振動を十分に抑え、且つ、安
定化板と磁気テープ間に入り込む異物によるドロップア
ウトが発生しないという効果を有する。
【図1】(a)は、磁気ヘッドと安定化板との配置関係
を示す斜視図、(b)はその平面図(第1実施形態)。
を示す斜視図、(b)はその平面図(第1実施形態)。
【図2】(a)は記録再生装置の概略斜視図、(b)は
その概略平面図(第1実施形態)。
その概略平面図(第1実施形態)。
【図3】磁気ヘッドの斜視図(第1実施形態)。
【図4】(a)はダストクリーナ手段を有しない安定化
板を用いた場合のテープ走行状態を示す図、(b)はダ
ストクリーナ手段を有する安定化板を用いた場合のテー
プ走行状態を示す図。
板を用いた場合のテープ走行状態を示す図、(b)はダ
ストクリーナ手段を有する安定化板を用いた場合のテー
プ走行状態を示す図。
【図5】異物によって磁気ヘッドのヘッドギャップと磁
気テープ間にスペーシングが生じた状態を示す図。
気テープ間にスペーシングが生じた状態を示す図。
【図6】(a)はダストクリーナ手段を有しない安定化
板を用いた場合の磁気ヘッドのRF再生出力特性線図、
(b)はダストクリーナ手段を有する安定化板を用いた
場合の磁気ヘッドのRF再生出力特性線図。
板を用いた場合の磁気ヘッドのRF再生出力特性線図、
(b)はダストクリーナ手段を有する安定化板を用いた
場合の磁気ヘッドのRF再生出力特性線図。
【図7】(a)は、ダストクリーナ手段を示す斜視図、
(b)はその正面図(第2実施形態)。
(b)はその正面図(第2実施形態)。
【図8】磁気ヘッドと磁気テープの配置関係を示す斜視
図(従来例)。
図(従来例)。
T…磁気テープ、6…安定化板、6a…テープ接触面、
15…磁気ヘッド、20…ダストクリーナ手段、20a
…孔、20b,21a…異物掻き取り面、21…クリー
ナ部材(別部材)。
15…磁気ヘッド、20…ダストクリーナ手段、20a
…孔、20b,21a…異物掻き取り面、21…クリー
ナ部材(別部材)。
Claims (8)
- 【請求項1】 磁気テープの一方面側に磁気ヘッドを配
置し、 前記磁気テープの他方面側で、且つ、前記磁気ヘッドの
対向位置に安定化板を設け、 前記磁気ヘッドよりテープ走行上流側の位置に、前記磁
気テープの他方面に対して略直角以上の角度で臨む異物
掻き取り面を有するダストクリーナ手段を設けたことを
特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 前記磁気ヘッドよりテープ走行下流側の
位置に、前記テープ走行上流側の異物掻き取り面と対を
なす異物掻き取り面を設けたことを特徴とする請求項1
に記載の記録再生装置。 - 【請求項3】 前記ダストクリーナ手段は、前記安定化
板に孔を設け、この孔を形成する面を前記異物掻き取り
面として構成したことを特徴とする請求項1に記載の記
録再生装置。 - 【請求項4】 前記ダストクリーナ手段は、前記安定化
板に一対の孔を設け、この各孔を形成する面を前記一対
の異物掻き取り面として構成したことを特徴とする請求
項2に記載の記録再生装置。 - 【請求項5】 前記ダストクリーナ手段は、前記安定化
板とは別部材で構成したことを特徴とする請求項1に記
載の記録再生装置。 - 【請求項6】 前記ダストクリーナ手段の一対の異物掻
き取り面は、前記安定化板とは別部材でそれぞれ構成し
たことを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。 - 【請求項7】 前記磁気ヘッドは、前記磁気テープ側に
押圧力を加えられ、且つ、前記磁気テープ接触面側にス
ライダー面を有することを特徴とする請求項1に記載の
記録再生装置。 - 【請求項8】 前記磁気ヘッドは、前記磁気テープ側に
押圧力を加えられ、且つ、前記磁気テープ接触面側にス
ライダー面を有することを特徴とする請求項2に記載の
記録再生装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8052707A JPH09245462A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 記録再生装置 |
| US08/749,019 US5982592A (en) | 1995-11-20 | 1996-11-14 | Magnetic tape stabilizer for a recording and playback device |
| NO964907A NO964907L (no) | 1995-11-20 | 1996-11-19 | Anordning for innspilling og avspilling |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8052707A JPH09245462A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09245462A true JPH09245462A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12922376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8052707A Pending JPH09245462A (ja) | 1995-11-20 | 1996-03-11 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09245462A (ja) |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8052707A patent/JPH09245462A/ja active Pending
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