JPH09246309A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- JPH09246309A JPH09246309A JP8056433A JP5643396A JPH09246309A JP H09246309 A JPH09246309 A JP H09246309A JP 8056433 A JP8056433 A JP 8056433A JP 5643396 A JP5643396 A JP 5643396A JP H09246309 A JPH09246309 A JP H09246309A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のワイヤボンディング装置には、ダイパ
ッドやインナーリードが酸化されるので、モールド工程
を経た半導体装置のモールド樹脂にひび割れが発生する
等の課題があった。 【解決手段】 ヒートブロック6表面に半導体チップ1
が固着されたダイパッド5とインナーリード2とを備え
たリードフレームを載置し、リード拘束治具7により加
圧固定する。ガス導入口10,12から導入した酸化防
止用ガス14をガス吸引口11,13から排気すること
により、ダイパッド5下面やインナーリード2部にガス
の流路31,32を形成する。ダイパッド5やインナー
リード2は、このガスの流路31,32中にあるので酸
化を防止できる。
ッドやインナーリードが酸化されるので、モールド工程
を経た半導体装置のモールド樹脂にひび割れが発生する
等の課題があった。 【解決手段】 ヒートブロック6表面に半導体チップ1
が固着されたダイパッド5とインナーリード2とを備え
たリードフレームを載置し、リード拘束治具7により加
圧固定する。ガス導入口10,12から導入した酸化防
止用ガス14をガス吸引口11,13から排気すること
により、ダイパッド5下面やインナーリード2部にガス
の流路31,32を形成する。ダイパッド5やインナー
リード2は、このガスの流路31,32中にあるので酸
化を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造装
置、特にワイヤボンディング装置に関するものである。
置、特にワイヤボンディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば特開昭64−8123
5号公報に示された従来のワイヤボンディング装置を示
す構成図であり、図において、1は半導体チップ、2は
リードフレームのインナーリード、3は半導体チップ1
表面に設けられた電極とインナーリード2の端部とを接
続するボンディングワイヤ、4はワイヤボンディングを
行うためのボンディングツール、5はリードフレームの
中央に設けられ、半導体チップ1がダイボンドされるダ
イパッド、6はリードフレームが載置されるとともに、
これに熱エネルギーを与えるヒートブロック、7はイン
ナーリード2をヒートブロック6に加圧固定するリード
拘束治具、10はダイパッド5の下面および周辺不活性
ガスを供給するダイパッド部ガス導入口、12はインナ
ーリード2のワイヤボンディング部に不活性ガスを供給
するリード部ガス導入口である。
5号公報に示された従来のワイヤボンディング装置を示
す構成図であり、図において、1は半導体チップ、2は
リードフレームのインナーリード、3は半導体チップ1
表面に設けられた電極とインナーリード2の端部とを接
続するボンディングワイヤ、4はワイヤボンディングを
行うためのボンディングツール、5はリードフレームの
中央に設けられ、半導体チップ1がダイボンドされるダ
イパッド、6はリードフレームが載置されるとともに、
これに熱エネルギーを与えるヒートブロック、7はイン
ナーリード2をヒートブロック6に加圧固定するリード
拘束治具、10はダイパッド5の下面および周辺不活性
ガスを供給するダイパッド部ガス導入口、12はインナ
ーリード2のワイヤボンディング部に不活性ガスを供給
するリード部ガス導入口である。
【0003】このワイヤボンディング装置では、ヒート
ブロック6上に、半導体チップ1がダイボンドされたダ
イパッド5を載置し、インナーリード2をリード拘束治
具7で固定したのち、半導体チップ1上に設けられた電
極とインナーリード2とをボンディングツール4を用
い、ボンディングワイヤ3で接続する。ダイパッド部ガ
ス導入口10は、図示しない不活性ガス供給装置に圧力
調整器を介して接続されており、インナーリード2、ダ
イパッド5、およびヒートブロック6によって形成され
る空間(ワイヤボンディング空間)内に不活性ガスを導
入する。このワイヤボンディング空間をカバー23で部
分的に覆うことにより、不活性ガスを導入する空間を制
限して、ワイヤボンディング空間内の雰囲気中に混入す
る大気中の酸素濃度を低くする。これにより、ダイパッ
ド5およびインナーリード2の酸化を抑制する。
ブロック6上に、半導体チップ1がダイボンドされたダ
イパッド5を載置し、インナーリード2をリード拘束治
具7で固定したのち、半導体チップ1上に設けられた電
極とインナーリード2とをボンディングツール4を用
い、ボンディングワイヤ3で接続する。ダイパッド部ガ
ス導入口10は、図示しない不活性ガス供給装置に圧力
調整器を介して接続されており、インナーリード2、ダ
イパッド5、およびヒートブロック6によって形成され
る空間(ワイヤボンディング空間)内に不活性ガスを導
入する。このワイヤボンディング空間をカバー23で部
分的に覆うことにより、不活性ガスを導入する空間を制
限して、ワイヤボンディング空間内の雰囲気中に混入す
る大気中の酸素濃度を低くする。これにより、ダイパッ
ド5およびインナーリード2の酸化を抑制する。
【0004】しかしながら、この装置では、ワイヤボン
ディング時にボンディングツール4の移動などに伴って
ワイヤボンディング空間の不活性ガス雰囲気中へ大気が
混合するのを避けることができず、ワイヤボンディング
空間を所望の酸素濃度に維持することが困難である。ま
た、ダイパッド5に不活性ガスを吹き付ける構成である
ため、ダイパッド5がヒートブロック6から浮いた状態
となりやすく、ワイヤボンディングプロセスの安定性維
持が困難である。その結果、ダイパッド5の固定が不十
分となったり、超音波振動が不安定となったりするか
ら、ワイヤボンディングプロセスの歩留まりが低下す
る。
ディング時にボンディングツール4の移動などに伴って
ワイヤボンディング空間の不活性ガス雰囲気中へ大気が
混合するのを避けることができず、ワイヤボンディング
空間を所望の酸素濃度に維持することが困難である。ま
た、ダイパッド5に不活性ガスを吹き付ける構成である
ため、ダイパッド5がヒートブロック6から浮いた状態
となりやすく、ワイヤボンディングプロセスの安定性維
持が困難である。その結果、ダイパッド5の固定が不十
分となったり、超音波振動が不安定となったりするか
ら、ワイヤボンディングプロセスの歩留まりが低下す
る。
【0005】図14は、例えば特開昭63−26684
6号公報に示された従来のワイヤボンディング装置を示
す構成図である。図13に示した従来の装置に相当する
部分には同一符号を付して、その説明を省略する。この
装置では、リード拘束治具7上に不活性ガス導入部24
を設け、図中矢印で示すように、半導体チップ1および
ダイパッド5の上方に不活性ガスを吹き付けてエアカー
テンを形成する。同時にヒートブロック6に設けたダイ
パッド部ガス導入口10およびリード部ガス導入口12
からダイパッド5およびインナーリード2に不活性ガス
を吹き付ける。
6号公報に示された従来のワイヤボンディング装置を示
す構成図である。図13に示した従来の装置に相当する
部分には同一符号を付して、その説明を省略する。この
装置では、リード拘束治具7上に不活性ガス導入部24
を設け、図中矢印で示すように、半導体チップ1および
ダイパッド5の上方に不活性ガスを吹き付けてエアカー
テンを形成する。同時にヒートブロック6に設けたダイ
パッド部ガス導入口10およびリード部ガス導入口12
からダイパッド5およびインナーリード2に不活性ガス
を吹き付ける。
【0006】しかしながら、この装置では、エアカーテ
ンなどが作る空気や不活性ガスから成る気流のために、
半導体チップ1、ダイパッド5、およびインナーリード
2の温度を安定して維持するのが困難である。また、上
記の気流は大気を巻き込んだりするから、ワイヤボンデ
ィング空間の酸素濃度を所望の値に維持するのが困難で
ある。
ンなどが作る空気や不活性ガスから成る気流のために、
半導体チップ1、ダイパッド5、およびインナーリード
2の温度を安定して維持するのが困難である。また、上
記の気流は大気を巻き込んだりするから、ワイヤボンデ
ィング空間の酸素濃度を所望の値に維持するのが困難で
ある。
【0007】図15は、例えば特開平1−95527号
公報に示された従来のワイヤボンディング装置を示す構
成図である。図13および図14に示した従来の装置に
相当する部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。この装置には、リード拘束治具7に不活性ガス導入
口25が設けられている。この不活性ガス導入口25か
らインナーリード2、半導体チップ1、およびダイパッ
ド5に向けて不活性ガスを吹き付けることにより、イン
ナーリード2およびダイパッド5の酸化を防止する。
公報に示された従来のワイヤボンディング装置を示す構
成図である。図13および図14に示した従来の装置に
相当する部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。この装置には、リード拘束治具7に不活性ガス導入
口25が設けられている。この不活性ガス導入口25か
らインナーリード2、半導体チップ1、およびダイパッ
ド5に向けて不活性ガスを吹き付けることにより、イン
ナーリード2およびダイパッド5の酸化を防止する。
【0008】しかしながら、この装置では、不活性ガス
導入口25から吹き出す不活性ガスが大気を巻き込んだ
り、ボンディングツール4の移動に伴って不活性ガス雰
囲気中に大気が混合したりするのを避けられず、ワイヤ
ボンディング空間の酸素濃度を所望の値に維持するのが
困難である。
導入口25から吹き出す不活性ガスが大気を巻き込んだ
り、ボンディングツール4の移動に伴って不活性ガス雰
囲気中に大気が混合したりするのを避けられず、ワイヤ
ボンディング空間の酸素濃度を所望の値に維持するのが
困難である。
【0009】図16は、例えば特開平4−80932号
公報に示された従来のワイヤボンディング装置を示す構
成図である。図13から図15に示した従来の装置に相
当する部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。この装置では、ワイヤボンディング部を覆うカバー
26を設け、このカバー26とヒートブロック6とでワ
イヤボンディング空間を形成する。ワイヤボンディング
プロセス中、カバー26に設けたガス供給口27から窒
素ガスを供給するとともに、接着剤などからのアウトガ
スが混入した窒素ガスをヒートブロック6に設けた排気
ダクト28から排気する。
公報に示された従来のワイヤボンディング装置を示す構
成図である。図13から図15に示した従来の装置に相
当する部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。この装置では、ワイヤボンディング部を覆うカバー
26を設け、このカバー26とヒートブロック6とでワ
イヤボンディング空間を形成する。ワイヤボンディング
プロセス中、カバー26に設けたガス供給口27から窒
素ガスを供給するとともに、接着剤などからのアウトガ
スが混入した窒素ガスをヒートブロック6に設けた排気
ダクト28から排気する。
【0010】しかしながら、この装置は、カバー26を
必要とするために作業性が悪い。また、窒素ガスの供給
はアウトガスによる汚染を防ぐためのものであり、大気
の混入に対する配慮がなされていないから、インナーリ
ード2やダイパッド5が酸化するのを防ぐことはできな
い。
必要とするために作業性が悪い。また、窒素ガスの供給
はアウトガスによる汚染を防ぐためのものであり、大気
の混入に対する配慮がなされていないから、インナーリ
ード2やダイパッド5が酸化するのを防ぐことはできな
い。
【0011】上述した従来の技術のほかに、特開昭64
−4033号公報には、ヒートブロックに吸引孔を設
け、ボンディング時にリードフレームをボンディングス
テージに吸着することにより作業の安定性を増したもの
が示されている。
−4033号公報には、ヒートブロックに吸引孔を設
け、ボンディング時にリードフレームをボンディングス
テージに吸着することにより作業の安定性を増したもの
が示されている。
【0012】特開平1−274440号公報には、ヒー
トブロックに多数の気孔を有するポーラス部を設け、こ
のポーラス部でリードフレームを真空吸着するものが示
されている。しかしながら、この方法にはリードフレー
ムに与える熱を抑制してワイヤボンディングの安定性を
高める効果はあるが、ワイヤボンディング空間内の雰囲
気中の酸素がポーラス部を通って流れるため、リードフ
レームの酸化を抑制することは困難である。
トブロックに多数の気孔を有するポーラス部を設け、こ
のポーラス部でリードフレームを真空吸着するものが示
されている。しかしながら、この方法にはリードフレー
ムに与える熱を抑制してワイヤボンディングの安定性を
高める効果はあるが、ワイヤボンディング空間内の雰囲
気中の酸素がポーラス部を通って流れるため、リードフ
レームの酸化を抑制することは困難である。
【0013】特開平4−94550号公報には、ヒート
ブロックの、ダイパッド下面に向き合う位置に貫通孔を
開け、この貫通孔によりダイパッドを吸引してワイヤボ
ンディング時の安定性を高めたものが示されている。
ブロックの、ダイパッド下面に向き合う位置に貫通孔を
開け、この貫通孔によりダイパッドを吸引してワイヤボ
ンディング時の安定性を高めたものが示されている。
【0014】特開平4−192433号公報には、イン
ナーリードを固定する固定台に真空吸着用の小孔を設
け、インナーリードを吸着することによりワイヤボンデ
ィングの安定性を高めたものが示されている。しかしな
がら、これらの公報に示されたワイヤボンディング装置
では、リードフレームの酸化を防止するのに十分ではな
い。
ナーリードを固定する固定台に真空吸着用の小孔を設
け、インナーリードを吸着することによりワイヤボンデ
ィングの安定性を高めたものが示されている。しかしな
がら、これらの公報に示されたワイヤボンディング装置
では、リードフレームの酸化を防止するのに十分ではな
い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱圧着併用超音
波ワイヤボンディング装置においては、ボンディングに
必要な熱エネルギーがヒートブロックから与えられるた
め、リードフレームは、1チップを処理する数十秒から
数分の間、加熱環境にさらされる。このため、材料に銅
などを用いたリードフレームでは、表面の酸化が避けら
れない課題があった。
波ワイヤボンディング装置においては、ボンディングに
必要な熱エネルギーがヒートブロックから与えられるた
め、リードフレームは、1チップを処理する数十秒から
数分の間、加熱環境にさらされる。このため、材料に銅
などを用いたリードフレームでは、表面の酸化が避けら
れない課題があった。
【0016】ワイヤボンディング工程の後、モールド工
程で樹脂封止が行われる。モールド工程では、リードフ
レームは金型内に固定され、この金型内に加熱されて粘
度の低くなったモールド樹脂を加圧して押し込む。これ
により、半導体チップはモールド樹脂で完全に被覆され
る。この後のリフロー工程や輸送工程で高温多湿の環境
にさらされると、熱膨張差によって反りが生じ、ダイパ
ッドとモールド樹脂との間に熱応力が発生する。このと
きダイパッドの表面が酸化されていると、この表面酸化
皮膜が容易に剥離するため、ダイパッドとモールド樹脂
との間に隙間が発生する。その結果、モールド樹脂にひ
び割れが発生し、製品不良が発生する。この製品不良を
防ぐためには、ダイパッドの酸化防止を必要とする課題
があった。
程で樹脂封止が行われる。モールド工程では、リードフ
レームは金型内に固定され、この金型内に加熱されて粘
度の低くなったモールド樹脂を加圧して押し込む。これ
により、半導体チップはモールド樹脂で完全に被覆され
る。この後のリフロー工程や輸送工程で高温多湿の環境
にさらされると、熱膨張差によって反りが生じ、ダイパ
ッドとモールド樹脂との間に熱応力が発生する。このと
きダイパッドの表面が酸化されていると、この表面酸化
皮膜が容易に剥離するため、ダイパッドとモールド樹脂
との間に隙間が発生する。その結果、モールド樹脂にひ
び割れが発生し、製品不良が発生する。この製品不良を
防ぐためには、ダイパッドの酸化防止を必要とする課題
があった。
【0017】ダイパッドの酸化を防止するために、加熱
温度の低温化、ワイヤボンディング空間の雰囲気の不活
性化などが行われている。上記した従来技術のうち、酸
化防止のためにリードフレームの下面に不活性ガスを吹
き付けるものは、インナーリードやダイパッドをヒート
ブロックに安定して固定できない。従って、温度変化が
大きくなるから、ワイヤボンディング部の接合状態が不
安定になってしまう。また、超音波振動を安定して与え
られない。これらの結果、歩留まりの低下を招いてい
た。また、加熱温度を低くすると、ワイヤボンディング
に使われる熱エネルギーが低下するから、ワイヤボンデ
ィング部の接合強度が低下する課題があった。
温度の低温化、ワイヤボンディング空間の雰囲気の不活
性化などが行われている。上記した従来技術のうち、酸
化防止のためにリードフレームの下面に不活性ガスを吹
き付けるものは、インナーリードやダイパッドをヒート
ブロックに安定して固定できない。従って、温度変化が
大きくなるから、ワイヤボンディング部の接合状態が不
安定になってしまう。また、超音波振動を安定して与え
られない。これらの結果、歩留まりの低下を招いてい
た。また、加熱温度を低くすると、ワイヤボンディング
に使われる熱エネルギーが低下するから、ワイヤボンデ
ィング部の接合強度が低下する課題があった。
【0018】従来技術のうち、ワイヤボンディング部全
体を不活性ガス雰囲気で覆うものは作業性が悪い。ま
た、装置が大がかりになるから高価になってしまう課題
があった。
体を不活性ガス雰囲気で覆うものは作業性が悪い。ま
た、装置が大がかりになるから高価になってしまう課題
があった。
【0019】従来技術のうち、ワイヤボンディング部上
に不活性ガスを吹き付けるものは、ボンディングツール
の移動などの際に空気を巻き込み、不活性ガスと空気と
の混合ガスを発生させる。この混合ガスがダイパッドに
供給されるために酸素濃度を下げることができないか
ら、ダイパッドの酸化を十分には防止できない課題があ
った。
に不活性ガスを吹き付けるものは、ボンディングツール
の移動などの際に空気を巻き込み、不活性ガスと空気と
の混合ガスを発生させる。この混合ガスがダイパッドに
供給されるために酸素濃度を下げることができないか
ら、ダイパッドの酸化を十分には防止できない課題があ
った。
【0020】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ダイパッドおよびインナーリード
を酸化させることなく、安定したワイヤボンディングを
行うことのできる半導体製造装置、特にワイヤボンディ
ング装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、ダイパッドおよびインナーリード
を酸化させることなく、安定したワイヤボンディングを
行うことのできる半導体製造装置、特にワイヤボンディ
ング装置を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る半導体製造装置は、ダイパッド上に固着された半導体
チップとインナーリードとをボンディングワイヤで接続
するワイヤボンディングを行うものであって、表面に半
導体チップが固着されたダイパッドとインナーリードと
を備えたリードフレームが載置されるとともに、載置さ
れたリードフレームに熱エネルギーを与えるヒートブロ
ックと、このヒートブロックの表面に、ダイパッドおよ
びインナーリードが酸化するのを防止するガスの流路を
形成するガス流路形成手段とを備えるものである。
る半導体製造装置は、ダイパッド上に固着された半導体
チップとインナーリードとをボンディングワイヤで接続
するワイヤボンディングを行うものであって、表面に半
導体チップが固着されたダイパッドとインナーリードと
を備えたリードフレームが載置されるとともに、載置さ
れたリードフレームに熱エネルギーを与えるヒートブロ
ックと、このヒートブロックの表面に、ダイパッドおよ
びインナーリードが酸化するのを防止するガスの流路を
形成するガス流路形成手段とを備えるものである。
【0022】請求項2記載の発明に係る半導体製造装置
は、ガス流路形成手段を、ヒートブロックを貫通して設
けたガス導入口とガス吸引口とから構成したものであ
る。
は、ガス流路形成手段を、ヒートブロックを貫通して設
けたガス導入口とガス吸引口とから構成したものであ
る。
【0023】請求項3記載の発明に係る半導体製造装置
は、ガス導入口とガス吸引口とを、ヒートブロックのダ
イパッドが載置される表面に開口するように設けたもの
である。
は、ガス導入口とガス吸引口とを、ヒートブロックのダ
イパッドが載置される表面に開口するように設けたもの
である。
【0024】請求項4記載の発明に係る半導体製造装置
は、ヒートブロックの表面に、ダイパッドと重なる部分
が低くなるように段差を設けたものである。
は、ヒートブロックの表面に、ダイパッドと重なる部分
が低くなるように段差を設けたものである。
【0025】請求項5記載の発明に係る半導体製造装置
は、ダイパッドが載置されるヒートブロックの上部に、
底部にガス導入口が設けられ、断面が凹状のガス導入部
と、底部にガス吸引口が設けられ、断面が凹状のガス排
気部とを設けたものである。
は、ダイパッドが載置されるヒートブロックの上部に、
底部にガス導入口が設けられ、断面が凹状のガス導入部
と、底部にガス吸引口が設けられ、断面が凹状のガス排
気部とを設けたものである。
【0026】請求項6記載の発明に係る半導体製造装置
は、ガス導入部とガス排気部とを相互に分離する隔壁を
設け、ガス導入口からガス導入部へ酸化防止用ガスを導
入し、このガスをガス排気部の底部に設けられたガス吸
引口から排気し、ガス排気部のガス圧が大気圧より低く
なるようにしたものである。
は、ガス導入部とガス排気部とを相互に分離する隔壁を
設け、ガス導入口からガス導入部へ酸化防止用ガスを導
入し、このガスをガス排気部の底部に設けられたガス吸
引口から排気し、ガス排気部のガス圧が大気圧より低く
なるようにしたものである。
【0027】請求項7記載の発明に係る半導体製造装置
は、ヒートブロックの周辺内側を一周する形状に形成さ
れ、かつ底部にガス導入口が設けられ、断面が凹状のガ
ス導入部と、このガス導入部の内側に隔壁によって分離
して形成され、底部にガス吸引口が設けられた断面が凹
状のガス排気部とを備えたものである。
は、ヒートブロックの周辺内側を一周する形状に形成さ
れ、かつ底部にガス導入口が設けられ、断面が凹状のガ
ス導入部と、このガス導入部の内側に隔壁によって分離
して形成され、底部にガス吸引口が設けられた断面が凹
状のガス排気部とを備えたものである。
【0028】請求項8記載の発明に係る半導体製造装置
は、ガス導入部とガス排気部とを相互に分離する隔壁
を、その高さがダイパッドが接触する部分で最も高くな
るように形成したものである。
は、ガス導入部とガス排気部とを相互に分離する隔壁
を、その高さがダイパッドが接触する部分で最も高くな
るように形成したものである。
【0029】請求項9記載の発明に係る半導体製造装置
は、ヒートブロック表面のダイパッドと接触する部分に
弾性体を取り付けたものである。
は、ヒートブロック表面のダイパッドと接触する部分に
弾性体を取り付けたものである。
【0030】請求項10記載の発明に係る半導体製造装
置は、リードフレームを構成するインナーリードおよび
タイバーをヒートブロックに加圧固定するリード拘束治
具と、タイバーと、ヒートブロックとで形成される空間
に開口するガス導入口を設け、インナーリード先端の下
部にガス吸引口を設けたものである。
置は、リードフレームを構成するインナーリードおよび
タイバーをヒートブロックに加圧固定するリード拘束治
具と、タイバーと、ヒートブロックとで形成される空間
に開口するガス導入口を設け、インナーリード先端の下
部にガス吸引口を設けたものである。
【0031】請求項11記載の発明に係る半導体製造装
置は、リード拘束治具のタイバーと接触する部分に弾性
体を取り付けたものである。
置は、リード拘束治具のタイバーと接触する部分に弾性
体を取り付けたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。この発明に係るワイヤボンディング装置で
は、銅または銅合金などから成るリードフレームを用い
る。リードフレームには、半導体チップがダイボンドさ
れるダイパッドと、それを中心にして複数本のリードと
が放射状に設けられている。各リードはタイバーによっ
て互いに接続されており、タイバーの内側のリードがイ
ンナーリードであり、外側のリードがアウターリードで
ある。ワイヤボンディング装置は、ダイパッド上にダイ
ボンドされた半導体チップ上に設けられた電極とインナ
ーリードとをボンディングワイヤで接続する装置であ
る。
説明する。この発明に係るワイヤボンディング装置で
は、銅または銅合金などから成るリードフレームを用い
る。リードフレームには、半導体チップがダイボンドさ
れるダイパッドと、それを中心にして複数本のリードと
が放射状に設けられている。各リードはタイバーによっ
て互いに接続されており、タイバーの内側のリードがイ
ンナーリードであり、外側のリードがアウターリードで
ある。ワイヤボンディング装置は、ダイパッド上にダイ
ボンドされた半導体チップ上に設けられた電極とインナ
ーリードとをボンディングワイヤで接続する装置であ
る。
【0033】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1による半導体製造装置を示す図であり、ワイヤボン
ディング装置の側面断面図である。図において、1は半
導体チップ、2はリードフレームのインナーリード、3
は半導体チップ1表面に設けられた電極とインナーリー
ド2の端部とを接続するボンディングワイヤ、4はワイ
ヤボンディングを行うためのボンディングツール、5は
リードフレームの中央に設けられ、半導体チップ1がダ
イボンドされるダイパッド、6はリードフレームが載置
されるとともに、これに熱エネルギーを与えるヒートブ
ロック、7はインナーリード2をヒートブロック6に加
圧固定するリード拘束治具、8はリードフレームのタイ
バー、9はリードフレームのアウターリード、10はダ
イパッド5の下面および周辺部(ダイパッド部(ガスの
流路)31)に酸化防止用ガスを導入するダイパッド部
ガス導入口(ガス導入口、ガス流路形成手段)、11は
ダイパッド部31からガスを排気するダイパッド部ガス
吸引口(ガス吸引口、ガス流路形成手段)、12はヒー
トブロック6とリード拘束治具7とで形成される空間
(リード部(ガスの流路)32)に酸化防止用ガスを供
給するリード部ガス導入口(ガス導入口、ガス流路形成
手段)、13はリード部32からガスを排気するリード
部ガス吸引口(ガス吸引口、ガス流路形成手段)、14
は酸化防止用ガス、15は半導体チップ1をダイパッド
5にダイボンドしているダイボンド材、16は半導体チ
ップ1上に設けられ、ボンディングワイヤ3の一端がボ
ンディングされる第一の電極、17はインナーリード2
上に設けられ、ボンディングワイヤ3の他端がボンディ
ングされる第二の電極である。
態1による半導体製造装置を示す図であり、ワイヤボン
ディング装置の側面断面図である。図において、1は半
導体チップ、2はリードフレームのインナーリード、3
は半導体チップ1表面に設けられた電極とインナーリー
ド2の端部とを接続するボンディングワイヤ、4はワイ
ヤボンディングを行うためのボンディングツール、5は
リードフレームの中央に設けられ、半導体チップ1がダ
イボンドされるダイパッド、6はリードフレームが載置
されるとともに、これに熱エネルギーを与えるヒートブ
ロック、7はインナーリード2をヒートブロック6に加
圧固定するリード拘束治具、8はリードフレームのタイ
バー、9はリードフレームのアウターリード、10はダ
イパッド5の下面および周辺部(ダイパッド部(ガスの
流路)31)に酸化防止用ガスを導入するダイパッド部
ガス導入口(ガス導入口、ガス流路形成手段)、11は
ダイパッド部31からガスを排気するダイパッド部ガス
吸引口(ガス吸引口、ガス流路形成手段)、12はヒー
トブロック6とリード拘束治具7とで形成される空間
(リード部(ガスの流路)32)に酸化防止用ガスを供
給するリード部ガス導入口(ガス導入口、ガス流路形成
手段)、13はリード部32からガスを排気するリード
部ガス吸引口(ガス吸引口、ガス流路形成手段)、14
は酸化防止用ガス、15は半導体チップ1をダイパッド
5にダイボンドしているダイボンド材、16は半導体チ
ップ1上に設けられ、ボンディングワイヤ3の一端がボ
ンディングされる第一の電極、17はインナーリード2
上に設けられ、ボンディングワイヤ3の他端がボンディ
ングされる第二の電極である。
【0034】この実施の形態1のワイヤボンディング装
置は、ヒートブロック6およびリード拘束治具7を主要
構成部品とする。ヒートブロック6は、その上に載置さ
れたリードフレームにワイヤボンディングに必要な熱エ
ネルギーを与える。また、ヒートブロック6には、ダイ
パッド部31に酸化防止用ガス14を導入するためのダ
イパッド部ガス導入口10、ダイパッド部31から酸化
防止用ガス14を排気するためのダイパッド部ガス吸引
口11、リード部32に酸化防止用ガス14を導入する
ためのリード部ガス導入口12、およびリード部32か
らガスを排気するためのリード部ガス吸引口13がそれ
ぞれ貫通して形成されている。
置は、ヒートブロック6およびリード拘束治具7を主要
構成部品とする。ヒートブロック6は、その上に載置さ
れたリードフレームにワイヤボンディングに必要な熱エ
ネルギーを与える。また、ヒートブロック6には、ダイ
パッド部31に酸化防止用ガス14を導入するためのダ
イパッド部ガス導入口10、ダイパッド部31から酸化
防止用ガス14を排気するためのダイパッド部ガス吸引
口11、リード部32に酸化防止用ガス14を導入する
ためのリード部ガス導入口12、およびリード部32か
らガスを排気するためのリード部ガス吸引口13がそれ
ぞれ貫通して形成されている。
【0035】ダイパッド部ガス導入口10およびリード
部ガス導入口12は、例えば酸化防止用ガス14を内蔵
したボンベと圧力調整弁などからなる酸化防止用ガス供
給手段に接続され、ダイパッド5とヒートブロック6と
の間の空間(ダイパッド部31)内、およびリード拘束
治具7とヒートブロック6との間の空間(リード部3
2)内に酸化防止用ガス14を導入する。ダイパッド部
ガス吸引口11およびリード部ガス吸引口13は、例え
ば排気ポンプなどに接続され、ダイパッド部31内およ
びリード部32内からガスを排気する。ダイパッド部ガ
ス導入口10、リード部ガス導入口12、ダイパッド部
ガス吸入口11、およびリード部ガス吸入口13をヒー
トブロック6を貫通して設けたから、ダイパッド5およ
びインナーリード2に接触してガスの供給および排気を
行うことができ、酸素の巻き込みを抑制するため、ワイ
ヤボンディング時により効果的にダイパッド5およびイ
ンナーリード2の酸化を防止できる。
部ガス導入口12は、例えば酸化防止用ガス14を内蔵
したボンベと圧力調整弁などからなる酸化防止用ガス供
給手段に接続され、ダイパッド5とヒートブロック6と
の間の空間(ダイパッド部31)内、およびリード拘束
治具7とヒートブロック6との間の空間(リード部3
2)内に酸化防止用ガス14を導入する。ダイパッド部
ガス吸引口11およびリード部ガス吸引口13は、例え
ば排気ポンプなどに接続され、ダイパッド部31内およ
びリード部32内からガスを排気する。ダイパッド部ガ
ス導入口10、リード部ガス導入口12、ダイパッド部
ガス吸入口11、およびリード部ガス吸入口13をヒー
トブロック6を貫通して設けたから、ダイパッド5およ
びインナーリード2に接触してガスの供給および排気を
行うことができ、酸素の巻き込みを抑制するため、ワイ
ヤボンディング時により効果的にダイパッド5およびイ
ンナーリード2の酸化を防止できる。
【0036】ダイパッド5およびインナーリード2が酸
化するのを防止するガスの流路を形成するガス流路形成
手段は、酸化防止用ガス14を導入するダイパッド部ガ
ス導入口10およびリード部ガス導入口12と、酸化防
止用ガス14を排気するダイパッド部ガス吸引口11お
よびリード部ガス吸引口13とで構成する。この実施の
形態1では、2つのガス流路を形成している。すなわ
ち、ダイパッド部ガス導入口10から導入され、ダイパ
ッド部ガス吸引口11から排気される酸化防止用ガス1
4が形成するダイパッド部31と、リード部ガス導入口
12から導入され、リード部ガス吸引口13から排気さ
れる酸化防止用ガス14が形成するリード部32とであ
る。リード拘束治具7は、ワイヤボンディングを行う際
にリードフレームをヒートブロック6に加圧固定する。
ボンディングツール4は、半導体チップ1上に設けられ
た第一の電極16とインナーリード2に形成された第二
の電極17とをボンディングワイヤ3により接続するの
に用いる。
化するのを防止するガスの流路を形成するガス流路形成
手段は、酸化防止用ガス14を導入するダイパッド部ガ
ス導入口10およびリード部ガス導入口12と、酸化防
止用ガス14を排気するダイパッド部ガス吸引口11お
よびリード部ガス吸引口13とで構成する。この実施の
形態1では、2つのガス流路を形成している。すなわ
ち、ダイパッド部ガス導入口10から導入され、ダイパ
ッド部ガス吸引口11から排気される酸化防止用ガス1
4が形成するダイパッド部31と、リード部ガス導入口
12から導入され、リード部ガス吸引口13から排気さ
れる酸化防止用ガス14が形成するリード部32とであ
る。リード拘束治具7は、ワイヤボンディングを行う際
にリードフレームをヒートブロック6に加圧固定する。
ボンディングツール4は、半導体チップ1上に設けられ
た第一の電極16とインナーリード2に形成された第二
の電極17とをボンディングワイヤ3により接続するの
に用いる。
【0037】次に動作について説明する。まず、ダイパ
ッド5上に半導体チップ1がダイボンドされたリードフ
レームをヒートブロック6上に載置し、リード拘束治具
7によりインナーリード2およびタイバー8を加圧固定
する。リード拘束治具7はインナーリード2をヒートブ
ロック6に密着するように押え付けて拘束するから、イ
ンナーリード2のがたつきがなくなる。従って、ワイヤ
ボンディング中に、インナーリード2に超音波振動を安
定して与えることができる。また、ワイヤボンディング
に必要な熱エネルギーの一部がヒートブロック6からリ
ード拘束治具7を介してインナーリード2に伝達され
る。
ッド5上に半導体チップ1がダイボンドされたリードフ
レームをヒートブロック6上に載置し、リード拘束治具
7によりインナーリード2およびタイバー8を加圧固定
する。リード拘束治具7はインナーリード2をヒートブ
ロック6に密着するように押え付けて拘束するから、イ
ンナーリード2のがたつきがなくなる。従って、ワイヤ
ボンディング中に、インナーリード2に超音波振動を安
定して与えることができる。また、ワイヤボンディング
に必要な熱エネルギーの一部がヒートブロック6からリ
ード拘束治具7を介してインナーリード2に伝達され
る。
【0038】ヒートブロック6およびリード拘束治具7
は、内部にインナーリード2が保持された空間、すなわ
ちリード部32を形成する。リード拘束治具7をタイバ
ー8の全体にわたって隙間なく密着させることにより、
リード部32のアウターリード9側の気密性を高めるこ
とができる。インナーリード2は断面が長方形でほぼ等
間隔に配置されているから、リード拘束治具7がインナ
ーリード2をヒートブロック6に押し付けると、リード
部32のインナーリード2側の気密性が高まる。一方、
半導体チップ1がダイボンドされたダイパッド5がヒー
トブロック6上に載置され、ダイパッド5とヒートブロ
ック6との間に隙間、すなわちダイパッド部31を形成
する。
は、内部にインナーリード2が保持された空間、すなわ
ちリード部32を形成する。リード拘束治具7をタイバ
ー8の全体にわたって隙間なく密着させることにより、
リード部32のアウターリード9側の気密性を高めるこ
とができる。インナーリード2は断面が長方形でほぼ等
間隔に配置されているから、リード拘束治具7がインナ
ーリード2をヒートブロック6に押し付けると、リード
部32のインナーリード2側の気密性が高まる。一方、
半導体チップ1がダイボンドされたダイパッド5がヒー
トブロック6上に載置され、ダイパッド5とヒートブロ
ック6との間に隙間、すなわちダイパッド部31を形成
する。
【0039】以上のようにしてリードフレームがヒート
ブロック6上に載置された状態で、ボンディングツール
4を用いて半導体チップ1上に設けられた第一の電極1
6とインナーリード2上に設けられた第二の電極17と
をボンディングワイヤ3で接続する。ボンディングワイ
ヤ3には、金、銅、アルミニウムなどの金属、およびこ
れらの金属の合金などから成る細線を用いる。このと
き、ダイパッド部ガス導入口10からダイパッド部31
に酸化防止用ガス14を導入する。また、リード部ガス
導入口12からリード部32にも酸化防止用ガス14を
導入する。酸化防止用ガス14としては、Arなどの不
活性ガス、窒素ガス、窒素と水素との混合ガスから成る
還元性ガスなどを用いる。
ブロック6上に載置された状態で、ボンディングツール
4を用いて半導体チップ1上に設けられた第一の電極1
6とインナーリード2上に設けられた第二の電極17と
をボンディングワイヤ3で接続する。ボンディングワイ
ヤ3には、金、銅、アルミニウムなどの金属、およびこ
れらの金属の合金などから成る細線を用いる。このと
き、ダイパッド部ガス導入口10からダイパッド部31
に酸化防止用ガス14を導入する。また、リード部ガス
導入口12からリード部32にも酸化防止用ガス14を
導入する。酸化防止用ガス14としては、Arなどの不
活性ガス、窒素ガス、窒素と水素との混合ガスから成る
還元性ガスなどを用いる。
【0040】ダイパッド部31に導入された酸化防止用
ガス14は、ダイパッド部ガス吸引口11から排気され
るから、ダイパッド部31に酸化防止用ガス14の流路
が形成される。この結果、ダイパッド部31への空気の
流入がなくなるから、ダイパッド5の下面およびその周
辺部が接触する雰囲気の酸素濃度が低くなり、ダイパッ
ド5の酸化を防止することができる。
ガス14は、ダイパッド部ガス吸引口11から排気され
るから、ダイパッド部31に酸化防止用ガス14の流路
が形成される。この結果、ダイパッド部31への空気の
流入がなくなるから、ダイパッド5の下面およびその周
辺部が接触する雰囲気の酸素濃度が低くなり、ダイパッ
ド5の酸化を防止することができる。
【0041】リード部32に導入された酸化防止用ガス
14は、隣り合うインナーリード2間の隙間から吹き出
し、リード部ガス吸引口13から排気される。これによ
り、インナーリード2に設けられた第二の電極17の周
辺に酸化防止用ガス14の流路が形成される。この酸化
防止用ガス14の流路は、上述したようにリード部32
の気密性が高いから、リード部ガス導入口12へ導入す
るガス圧を高くしなくとも安定して形成することができ
る。この結果、インナーリード2のワイヤボンディング
が行われる部分が酸化防止用ガス14によって大気から
保護され、接触する雰囲気の酸素濃度が低くなるから、
ワイヤボンディング時にインナーリード2の酸化を防止
することができる。
14は、隣り合うインナーリード2間の隙間から吹き出
し、リード部ガス吸引口13から排気される。これによ
り、インナーリード2に設けられた第二の電極17の周
辺に酸化防止用ガス14の流路が形成される。この酸化
防止用ガス14の流路は、上述したようにリード部32
の気密性が高いから、リード部ガス導入口12へ導入す
るガス圧を高くしなくとも安定して形成することができ
る。この結果、インナーリード2のワイヤボンディング
が行われる部分が酸化防止用ガス14によって大気から
保護され、接触する雰囲気の酸素濃度が低くなるから、
ワイヤボンディング時にインナーリード2の酸化を防止
することができる。
【0042】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ワイヤボンディング時にリードフレームのダイパッ
ド5およびインナーリード2の酸化を防止することがで
きる。従って、ワイヤボンディング工程の後のモールド
工程で樹脂封止された半導体装置は、リフロー工程や輸
送工程で高温多湿の環境にさらされても、熱膨張差によ
って反りが生じたり、ダイパッドとモールド樹脂との間
に熱応力が発生したりしてもダイパッドとモールド樹脂
との間に隙間が発生することがないから、製品不良が発
生しない。従って、半導体装置の信頼性を高めることが
できる。また、従来例のように大がかりなカバーなどを
必要としないから、作業性の良好な装置を安価に提供で
きる。
ば、ワイヤボンディング時にリードフレームのダイパッ
ド5およびインナーリード2の酸化を防止することがで
きる。従って、ワイヤボンディング工程の後のモールド
工程で樹脂封止された半導体装置は、リフロー工程や輸
送工程で高温多湿の環境にさらされても、熱膨張差によ
って反りが生じたり、ダイパッドとモールド樹脂との間
に熱応力が発生したりしてもダイパッドとモールド樹脂
との間に隙間が発生することがないから、製品不良が発
生しない。従って、半導体装置の信頼性を高めることが
できる。また、従来例のように大がかりなカバーなどを
必要としないから、作業性の良好な装置を安価に提供で
きる。
【0043】実施の形態2.図2および図3はこの発明
の実施の形態2による半導体製造装置を示す図であり、
図2は図1に示したワイヤボンディング装置のダイパッ
ド部31下のヒートブロック6の部分平面図、図3は図
2のA−A断面図である。ただし、見やすくするため
に、図2ではダイパッド5および半導体チップ1を省略
してある。この実施の形態2の装置では図2および図3
に示すように、ダイパッド5とヒートブロック6とで挟
まれたダイパッド部31内に酸化防止用ガス14を導入
するためのダイパッド部ガス導入口10をヒートブロッ
ク6を貫通して設け、ダイパッド部31からガスを排気
するためのダイパッド部ガス吸引口11を、同じくヒー
トブロック6を貫通して設けている。図2および図3
は、平面が正方形のヒートブロック6の四隅および四辺
の中央に合計8個のダイパッド部ガス導入口10を配置
し、ヒートブロック6の中心に1個のダイパッド部ガス
吸引口11を配置した例を示している。
の実施の形態2による半導体製造装置を示す図であり、
図2は図1に示したワイヤボンディング装置のダイパッ
ド部31下のヒートブロック6の部分平面図、図3は図
2のA−A断面図である。ただし、見やすくするため
に、図2ではダイパッド5および半導体チップ1を省略
してある。この実施の形態2の装置では図2および図3
に示すように、ダイパッド5とヒートブロック6とで挟
まれたダイパッド部31内に酸化防止用ガス14を導入
するためのダイパッド部ガス導入口10をヒートブロッ
ク6を貫通して設け、ダイパッド部31からガスを排気
するためのダイパッド部ガス吸引口11を、同じくヒー
トブロック6を貫通して設けている。図2および図3
は、平面が正方形のヒートブロック6の四隅および四辺
の中央に合計8個のダイパッド部ガス導入口10を配置
し、ヒートブロック6の中心に1個のダイパッド部ガス
吸引口11を配置した例を示している。
【0044】酸化防止用ガス14は、ダイパッド部ガス
導入口10を通してダイパッド部31内に導入され、ダ
イパッド部ガス吸引口11を通して排気される。ダイパ
ッド部ガス吸引口11を、例えば差圧式のガスポンプな
どに接続することにより、ダイパッド部31内に導入す
る酸化防止用ガス14の流量をダイパッド部ガス吸引口
11から排気する流量より小さくすることができる。こ
の結果、ダイパッド部31内のガス圧が大気より低くな
るから、ダイパッド5をヒートブロック6に密着させる
ことができる。ダイパッド5とヒートブロック6とが密
着すると、ダイパッド部31内の酸素濃度を極めて低く
保つことができるから、ダイパッド5下面の酸化をより
効果的に防止することができる。
導入口10を通してダイパッド部31内に導入され、ダ
イパッド部ガス吸引口11を通して排気される。ダイパ
ッド部ガス吸引口11を、例えば差圧式のガスポンプな
どに接続することにより、ダイパッド部31内に導入す
る酸化防止用ガス14の流量をダイパッド部ガス吸引口
11から排気する流量より小さくすることができる。こ
の結果、ダイパッド部31内のガス圧が大気より低くな
るから、ダイパッド5をヒートブロック6に密着させる
ことができる。ダイパッド5とヒートブロック6とが密
着すると、ダイパッド部31内の酸素濃度を極めて低く
保つことができるから、ダイパッド5下面の酸化をより
効果的に防止することができる。
【0045】図2および図3では、ダイパッド部ガス吸
引口11をヒートブロック6の中心に1個設けた例を示
したが、これに限らず、ダイパッド5がヒートブロック
6にバランスよく固定される任意の位置に任意の個数設
けることができる。例えば、(1)正方形のヒートブロ
ック6の対角線上で中心から等距離の位置に偶数個設け
る。(2)正方形のヒートブロック6の各辺の中心を結
ぶ線上で中心から等距離の位置に偶数個設ける。(3)
正方形のヒートブロック6の中心、(1)の位置および
個数、および(2)の位置および個数を組み合わせてダ
イパッド5がヒートブロック6にバランスよく固定され
る位置に複数個設ける。
引口11をヒートブロック6の中心に1個設けた例を示
したが、これに限らず、ダイパッド5がヒートブロック
6にバランスよく固定される任意の位置に任意の個数設
けることができる。例えば、(1)正方形のヒートブロ
ック6の対角線上で中心から等距離の位置に偶数個設け
る。(2)正方形のヒートブロック6の各辺の中心を結
ぶ線上で中心から等距離の位置に偶数個設ける。(3)
正方形のヒートブロック6の中心、(1)の位置および
個数、および(2)の位置および個数を組み合わせてダ
イパッド5がヒートブロック6にバランスよく固定され
る位置に複数個設ける。
【0046】ヒートブロック6に設けるダイパッド部ガ
ス導入口10は、ダイパッド部31内の酸素濃度がほぼ
均一になるように配置する。図2および図3では、ダイ
パッド5下面が対面するヒートブロック6の外周部に等
間隔に8個配置した例を示したが、上記の条件を満たす
任意の位置および個数にて配置することができる。
ス導入口10は、ダイパッド部31内の酸素濃度がほぼ
均一になるように配置する。図2および図3では、ダイ
パッド5下面が対面するヒートブロック6の外周部に等
間隔に8個配置した例を示したが、上記の条件を満たす
任意の位置および個数にて配置することができる。
【0047】また、図3に示すように、ヒートブロック
6の表面にダイパッド5と重なる部分が低くなるように
段差33を設けると、ダイパッド部31が大気と接触す
る部分を小さくできるから、ダイパッド部31内の酸素
濃度をより低くできる。これによりダイパッド5下面の
酸化をより効果的に防止することが可能になる。この段
差33を半導体チップ1上に形成された第一の電極(図
1の符号16)の位置より内側の位置まで形成すると、
ワイヤボンディング時に安定した超音波の伝達および安
定した温度上昇が実現する。これにより安定したワイヤ
ボンディングが可能になる。
6の表面にダイパッド5と重なる部分が低くなるように
段差33を設けると、ダイパッド部31が大気と接触す
る部分を小さくできるから、ダイパッド部31内の酸素
濃度をより低くできる。これによりダイパッド5下面の
酸化をより効果的に防止することが可能になる。この段
差33を半導体チップ1上に形成された第一の電極(図
1の符号16)の位置より内側の位置まで形成すると、
ワイヤボンディング時に安定した超音波の伝達および安
定した温度上昇が実現する。これにより安定したワイヤ
ボンディングが可能になる。
【0048】実施の形態3.図4および図5はこの発明
の実施の形態3による半導体製造装置を示す図であり、
図4は図1に示すワイヤボンディング装置のダイパッド
部31下のヒートブロック6の部分平面図、図5は図4
のA−A断面図である。ただし、見やすくするために図
4では、ダイパッド5および半導体チップ1を省略して
ある。この実施の形態3の装置は、図4および図5に示
すように、ヒートブロック6の上面に、底部にダイパッ
ド部ガス導入口10を設けた凹状のガス導入部18、お
よび底部にダイパッド部ガス吸引口11を設けた凹状の
ガス排気部19をそれぞれ形成したものである。ガス導
入部18およびガス排気部19は、それぞれ複数個形成
する。図4は、一例としてガス導入部18を8個、ガス
排気部19を5個形成した例を示している。
の実施の形態3による半導体製造装置を示す図であり、
図4は図1に示すワイヤボンディング装置のダイパッド
部31下のヒートブロック6の部分平面図、図5は図4
のA−A断面図である。ただし、見やすくするために図
4では、ダイパッド5および半導体チップ1を省略して
ある。この実施の形態3の装置は、図4および図5に示
すように、ヒートブロック6の上面に、底部にダイパッ
ド部ガス導入口10を設けた凹状のガス導入部18、お
よび底部にダイパッド部ガス吸引口11を設けた凹状の
ガス排気部19をそれぞれ形成したものである。ガス導
入部18およびガス排気部19は、それぞれ複数個形成
する。図4は、一例としてガス導入部18を8個、ガス
排気部19を5個形成した例を示している。
【0049】図4および図5に示すように、ガス導入部
18およびガス排気部19は隔壁20により相互に分離
されている。ガス導入部18にダイパッド部ガス導入口
10から酸化防止用ガス14を導入し、ダイパッド5に
接するガスの酸素濃度を低くすることによりダイパッド
5の酸化を防止する。導入した酸化防止用ガス14は、
ガス排気部19の底面に形成したダイパッド部ガス吸引
口11から排気される。これによりガス排気部19内は
負圧となり、ダイパッド5下面にかかるガス圧が低くな
るから、ダイパッド5をヒートブロック6に密着固定で
きる。
18およびガス排気部19は隔壁20により相互に分離
されている。ガス導入部18にダイパッド部ガス導入口
10から酸化防止用ガス14を導入し、ダイパッド5に
接するガスの酸素濃度を低くすることによりダイパッド
5の酸化を防止する。導入した酸化防止用ガス14は、
ガス排気部19の底面に形成したダイパッド部ガス吸引
口11から排気される。これによりガス排気部19内は
負圧となり、ダイパッド5下面にかかるガス圧が低くな
るから、ダイパッド5をヒートブロック6に密着固定で
きる。
【0050】また、ガス導入部18とガス排気部19と
は隔壁20により分離されているから、ガス導入部18
からガス排気部19への酸化防止用ガス14の流路の断
面を限定できる。これによりガス圧が高くなってもガス
の漏出を防止することができるから、酸化防止用ガス1
4の浪費をなくすことができる。さらに、酸化防止用ガ
ス14の流量が小さくなった際に生じるダイパッド5の
温度変動を小さくすることができるから、ワイヤボンデ
ィングプロセスの安定性が増す。さらに、例えばスルー
ホールが設けられているような平坦でないダイパッド5
に対しても、ダイパッド5の平坦部に対応する位置にガ
ス排気部19を配置することにより、ダイパッド5をヒ
ートブロック6に確実に固定することができる。
は隔壁20により分離されているから、ガス導入部18
からガス排気部19への酸化防止用ガス14の流路の断
面を限定できる。これによりガス圧が高くなってもガス
の漏出を防止することができるから、酸化防止用ガス1
4の浪費をなくすことができる。さらに、酸化防止用ガ
ス14の流量が小さくなった際に生じるダイパッド5の
温度変動を小さくすることができるから、ワイヤボンデ
ィングプロセスの安定性が増す。さらに、例えばスルー
ホールが設けられているような平坦でないダイパッド5
に対しても、ダイパッド5の平坦部に対応する位置にガ
ス排気部19を配置することにより、ダイパッド5をヒ
ートブロック6に確実に固定することができる。
【0051】図5では隔壁20を凸型の断面形状に形成
した例を示したが、これに限らず、例えば断面形状を逆
U字型や逆V字型にすることができる。隔壁20の断面
形状を逆U字型や逆V字型にすると、隔壁20とダイパ
ッド5との間にゴミを挟み込むことを防止できるから、
ゴミに起因するダイパッド5のがたつきや、酸化防止用
ガス14の流れの偏りを防ぐことができる。
した例を示したが、これに限らず、例えば断面形状を逆
U字型や逆V字型にすることができる。隔壁20の断面
形状を逆U字型や逆V字型にすると、隔壁20とダイパ
ッド5との間にゴミを挟み込むことを防止できるから、
ゴミに起因するダイパッド5のがたつきや、酸化防止用
ガス14の流れの偏りを防ぐことができる。
【0052】図4ではガス導入部18およびガス排気部
19の平面形状を正方形に形成した例を示したが、これ
に限らず、円形や三角形など任意の形状に形成すること
ができる。また、図4ではガス排気部19をヒートブロ
ック6の中央部に5個設けた例を示したが、これに限ら
ず、ダイパッド5がヒートブロック6にバランスよく固
定される位置であれば任意の位置に任意の個数設けるこ
とができる。例えば、(1)正方形のヒートブロック6
の中心に1個設ける。(2)正方形のヒートブロック6
の対角線上で中心から等距離の位置に複数個設ける。
(3)正方形のヒートブロック6の各辺の中心を結ぶ線
上で中心から等距離の位置に複数個設ける。(4)正方
形のヒートブロック6の中心、(1)の位置および個
数、(2)の位置および個数、および(3)の位置およ
び個数を組み合わせてダイパッド5がヒートブロック6
にバランスよく固定される位置に複数個設ける。
19の平面形状を正方形に形成した例を示したが、これ
に限らず、円形や三角形など任意の形状に形成すること
ができる。また、図4ではガス排気部19をヒートブロ
ック6の中央部に5個設けた例を示したが、これに限ら
ず、ダイパッド5がヒートブロック6にバランスよく固
定される位置であれば任意の位置に任意の個数設けるこ
とができる。例えば、(1)正方形のヒートブロック6
の中心に1個設ける。(2)正方形のヒートブロック6
の対角線上で中心から等距離の位置に複数個設ける。
(3)正方形のヒートブロック6の各辺の中心を結ぶ線
上で中心から等距離の位置に複数個設ける。(4)正方
形のヒートブロック6の中心、(1)の位置および個
数、(2)の位置および個数、および(3)の位置およ
び個数を組み合わせてダイパッド5がヒートブロック6
にバランスよく固定される位置に複数個設ける。
【0053】実施の形態4.図6および図7は、この発
明の実施の形態4による半導体製造装置を示す図であ
り、図6は図1に示すダイパッド部31下のヒートブロ
ック6の部分平面図、図7は図6のA−A断面図であ
る。ただし、見やすくするために図6では、ダイパッド
5および半導体チップ1を省略してある。この実施の形
態4の装置では、底部にダイパッド部ガス導入口10が
形成されたガス導入部18を、ヒートブロック6の周辺
内側を一周する形状に形成しており、このガス導入部1
8の内側にガス排気部19を形成している。これによ
り、ガス排気部19は大気と直接接触することがなくな
る。ダイパッド部ガス導入口10からガス導入部18に
導入された酸化防止用ガス14は、ガス排気部19方向
とダイパッド5外側方向との二方向に分流し、大気がダ
イパッド5下面に侵入することがないから、ダイパッド
5下面の酸化を効果的に防止することができる。
明の実施の形態4による半導体製造装置を示す図であ
り、図6は図1に示すダイパッド部31下のヒートブロ
ック6の部分平面図、図7は図6のA−A断面図であ
る。ただし、見やすくするために図6では、ダイパッド
5および半導体チップ1を省略してある。この実施の形
態4の装置では、底部にダイパッド部ガス導入口10が
形成されたガス導入部18を、ヒートブロック6の周辺
内側を一周する形状に形成しており、このガス導入部1
8の内側にガス排気部19を形成している。これによ
り、ガス排気部19は大気と直接接触することがなくな
る。ダイパッド部ガス導入口10からガス導入部18に
導入された酸化防止用ガス14は、ガス排気部19方向
とダイパッド5外側方向との二方向に分流し、大気がダ
イパッド5下面に侵入することがないから、ダイパッド
5下面の酸化を効果的に防止することができる。
【0054】この実施の形態4では、ダイパッド部ガス
導入口10をガス導入部18の底部にほぼ等間隔に配置
することにより、ガス導入部18から導入された酸化防
止用ガス14をヒートブロック6の周囲から大気中へ均
一かつ確実に流出させることが可能になる。これによ
り、ダイパッド5を安定してヒートブロック6に固着す
ることができる。
導入口10をガス導入部18の底部にほぼ等間隔に配置
することにより、ガス導入部18から導入された酸化防
止用ガス14をヒートブロック6の周囲から大気中へ均
一かつ確実に流出させることが可能になる。これによ
り、ダイパッド5を安定してヒートブロック6に固着す
ることができる。
【0055】また、ガス導入部18は、その外周とヒー
トブロック6の外周との間の距離が、ダイパッド5が接
触するヒートブロック6表面の領域の全周にわたってほ
ぼ等しくなるように形成する。これにより、酸化防止用
ガス14の流れがヒートブロック6の全面にわたって均
一になるから、ダイパッド5下の酸素濃度が全面にわた
って等しくなり、ダイパッド5下面の酸化をより効果的
に防止することが可能になる。
トブロック6の外周との間の距離が、ダイパッド5が接
触するヒートブロック6表面の領域の全周にわたってほ
ぼ等しくなるように形成する。これにより、酸化防止用
ガス14の流れがヒートブロック6の全面にわたって均
一になるから、ダイパッド5下の酸素濃度が全面にわた
って等しくなり、ダイパッド5下面の酸化をより効果的
に防止することが可能になる。
【0056】また、図6ではガス導入部18を直線状に
形成する例を示したが、これに限らず、ダイパッド5に
スルーホールが形成されているような場合には、スルー
ホールを避けて蛇行した形状に形成する。これにより、
ダイパッド5とヒートブロック6との密着性を高めるこ
とができる。
形成する例を示したが、これに限らず、ダイパッド5に
スルーホールが形成されているような場合には、スルー
ホールを避けて蛇行した形状に形成する。これにより、
ダイパッド5とヒートブロック6との密着性を高めるこ
とができる。
【0057】また、図6ではガス排気部19をヒートブ
ロック6の中央部に5個設けた例を示したが、これに限
らず、ダイパッド5がヒートブロック6にバランスよく
固定される位置であれば任意の位置に任意の個数設ける
ことができる。例えば、(1)正方形のヒートブロック
6の中心に1個設ける、(2)正方形のヒートブロック
6の対角線上で中心から等距離の位置に複数個設ける、
(3)正方形のヒートブロック6の各辺の中心を結ぶ線
上で中心から等距離の位置に複数個設ける、(4)正方
形のヒートブロック6の中心、(1)の位置および個
数、(2)の位置および個数、および(3)の位置およ
び個数を組み合わせてダイパッド5がヒートブロック6
にバランスよく固定される位置に複数個設ける。
ロック6の中央部に5個設けた例を示したが、これに限
らず、ダイパッド5がヒートブロック6にバランスよく
固定される位置であれば任意の位置に任意の個数設ける
ことができる。例えば、(1)正方形のヒートブロック
6の中心に1個設ける、(2)正方形のヒートブロック
6の対角線上で中心から等距離の位置に複数個設ける、
(3)正方形のヒートブロック6の各辺の中心を結ぶ線
上で中心から等距離の位置に複数個設ける、(4)正方
形のヒートブロック6の中心、(1)の位置および個
数、(2)の位置および個数、および(3)の位置およ
び個数を組み合わせてダイパッド5がヒートブロック6
にバランスよく固定される位置に複数個設ける。
【0058】実施の形態5.図8および図9は、この発
明の実施の形態5による半導体製造装置を示す図であ
り、図8は図1に示すダイパッド部31下のヒートブロ
ック6の部分平面図、図9は図8のA−A断面図であ
る。ただし、見やすくするために図8では、ダイパッド
5および半導体チップ1を省略してある。この実施の形
態5の装置では、底部にダイパッド部ガス導入口10が
形成されたガス導入部18を、ヒートブロック6の周辺
内側を一周する形状に形成しており、このガス導入部1
8の内側にガス排気部19を形成している。これによ
り、ガス排気部19は大気と直接接触することがないか
ら、ダイパッド部ガス導入口10からガス導入部18に
導入された酸化防止用ガス14は、ガス排気部19方向
とダイパッド5外側方向との二方向に分流し、大気がダ
イパッド5下面に侵入することがないから、ダイパッド
5下面の酸化を効果的に防止することができる。
明の実施の形態5による半導体製造装置を示す図であ
り、図8は図1に示すダイパッド部31下のヒートブロ
ック6の部分平面図、図9は図8のA−A断面図であ
る。ただし、見やすくするために図8では、ダイパッド
5および半導体チップ1を省略してある。この実施の形
態5の装置では、底部にダイパッド部ガス導入口10が
形成されたガス導入部18を、ヒートブロック6の周辺
内側を一周する形状に形成しており、このガス導入部1
8の内側にガス排気部19を形成している。これによ
り、ガス排気部19は大気と直接接触することがないか
ら、ダイパッド部ガス導入口10からガス導入部18に
導入された酸化防止用ガス14は、ガス排気部19方向
とダイパッド5外側方向との二方向に分流し、大気がダ
イパッド5下面に侵入することがないから、ダイパッド
5下面の酸化を効果的に防止することができる。
【0059】また、図9に示すように、ガス導入部18
とガス排気部19とを分離する隔壁20は、ヒートブロ
ック6とダイパッド5とが接触する面でその高さが最も
高くなるように形成してある。この結果、ダイパッド5
がヒートブロック6に良好に密着するとともに、ダイパ
ッド5の周辺部とヒートブロック6との間に隙間ができ
るから、ダイパッド部ガス導入口10からガス導入部1
8に導入された酸化防止用ガス14は、その大半が大気
中に流出する。これにより、ダイパッド5下面に大気が
流入するのを防ぐことができるから、ダイパッド5下面
の酸化を確実に防ぐことができる。
とガス排気部19とを分離する隔壁20は、ヒートブロ
ック6とダイパッド5とが接触する面でその高さが最も
高くなるように形成してある。この結果、ダイパッド5
がヒートブロック6に良好に密着するとともに、ダイパ
ッド5の周辺部とヒートブロック6との間に隙間ができ
るから、ダイパッド部ガス導入口10からガス導入部1
8に導入された酸化防止用ガス14は、その大半が大気
中に流出する。これにより、ダイパッド5下面に大気が
流入するのを防ぐことができるから、ダイパッド5下面
の酸化を確実に防ぐことができる。
【0060】ダイパッド5にスルーホール等が形成され
ており表面が平坦でない場合には、隔壁20を、ダイパ
ッド5の平坦部と途切れることなく接する平面形状に形
成することにより、ダイパッド5とヒートブロック6と
の密着性を高め、ダイパッド5下面の酸素濃度を低く保
つことができる。また、ガス排気部19をダイパッド5
のスルーホール部に重ならないように配置することによ
り、ダイボンド材15がヒートブロック6ヘ付着するの
を防止することができる。
ており表面が平坦でない場合には、隔壁20を、ダイパ
ッド5の平坦部と途切れることなく接する平面形状に形
成することにより、ダイパッド5とヒートブロック6と
の密着性を高め、ダイパッド5下面の酸素濃度を低く保
つことができる。また、ガス排気部19をダイパッド5
のスルーホール部に重ならないように配置することによ
り、ダイボンド材15がヒートブロック6ヘ付着するの
を防止することができる。
【0061】また、ヒートブロック6とダイパッド5と
の接触面を水平に保つことにより、酸化防止用ガス14
の流れをダイパッド5の周辺部に限定することができ
る。さらに、ヒートブロック6のダイパッド5と接触す
る面の面荒さを小さくすることにより、酸化防止用ガス
14をヒートブロック6の周辺部方向へ確実に限定して
流すことができる。これらにより、酸化防止用ガス14
を効率的に使用することが可能になる。
の接触面を水平に保つことにより、酸化防止用ガス14
の流れをダイパッド5の周辺部に限定することができ
る。さらに、ヒートブロック6のダイパッド5と接触す
る面の面荒さを小さくすることにより、酸化防止用ガス
14をヒートブロック6の周辺部方向へ確実に限定して
流すことができる。これらにより、酸化防止用ガス14
を効率的に使用することが可能になる。
【0062】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態6による半導体製造装置を示す図であり、図1に示
す装置のダイパッド5直下のヒートブロック6の部分断
面を示している。この実施の形態6の装置では、図10
に示すように、ヒートブロック6表面のダイパッド5と
の接触部に弾性体21を取り付ける。弾性体21には、
例えばヤング率がヒートブロック6やダイパッド5より
も低いポリイミド樹脂などを用いる。弾性体21を取り
付けることにより、ダイパッド5のひずみや平坦度のば
らつきが吸収され、圧力差のあるガス導入部18とガス
排気部19との間を確実に気密に保つことができる。ガ
ス導入部18からガス排気部19へのガスの流入をなく
すことができるから、ガス導入部18内のガス圧を高め
ることができる。このため、ガス導入部18内への大気
の流入を防ぐことができるから、ダイパッド5下面がさ
らされる雰囲気の酸素濃度が低くなり、ダイパッド5下
面の酸化を確実に防ぐことができる。
形態6による半導体製造装置を示す図であり、図1に示
す装置のダイパッド5直下のヒートブロック6の部分断
面を示している。この実施の形態6の装置では、図10
に示すように、ヒートブロック6表面のダイパッド5と
の接触部に弾性体21を取り付ける。弾性体21には、
例えばヤング率がヒートブロック6やダイパッド5より
も低いポリイミド樹脂などを用いる。弾性体21を取り
付けることにより、ダイパッド5のひずみや平坦度のば
らつきが吸収され、圧力差のあるガス導入部18とガス
排気部19との間を確実に気密に保つことができる。ガ
ス導入部18からガス排気部19へのガスの流入をなく
すことができるから、ガス導入部18内のガス圧を高め
ることができる。このため、ガス導入部18内への大気
の流入を防ぐことができるから、ダイパッド5下面がさ
らされる雰囲気の酸素濃度が低くなり、ダイパッド5下
面の酸化を確実に防ぐことができる。
【0063】弾性体21としてポリイミド樹脂を用いる
例を示したが、これ以外に、ダイパッドがヒートブロッ
クに密着するために、ダイパッド5およびヒートブロッ
ク6よりも弾性率が低く、300℃程度までの耐熱性を
備え、かつポリイミド樹脂と同等またはそれ以上の熱伝
導率を有する任意の材料を用いることができる。
例を示したが、これ以外に、ダイパッドがヒートブロッ
クに密着するために、ダイパッド5およびヒートブロッ
ク6よりも弾性率が低く、300℃程度までの耐熱性を
備え、かつポリイミド樹脂と同等またはそれ以上の熱伝
導率を有する任意の材料を用いることができる。
【0064】また、弾性体21は、図6および図7に示
した実施の形態4の隔壁20上部のダイパッド5との接
触部や、図8および図9に示した実施の形態5の隔壁2
0上部のダイパッド5との接触部に取り付けることがで
きる。
した実施の形態4の隔壁20上部のダイパッド5との接
触部や、図8および図9に示した実施の形態5の隔壁2
0上部のダイパッド5との接触部に取り付けることがで
きる。
【0065】実施の形態7.図11はこの発明の実施の
形態7による半導体製造装置を示す図であり、図1に示
したワイヤボンディング装置のヒートブロック6、リー
ド拘束治具7、およびリードフレームから成る構成を示
す側面部分断面図である。リード拘束治具7、リードフ
レーム、およびヒートブロック6により形成される空
間、すなわちリード部32内のアウターリード9方向へ
の気密は、タイバー8、ヒートブロック6およびリード
拘束治具7により保たれる。リード部32内に設けられ
たリード部ガス導入口12から導入された酸化防止用ガ
ス14は、図中太矢印で示すように、リード拘束治具7
とヒートブロック6に押え付けられ、隣接するインナー
リード2間の隙間から流れ出し、インナーリード2の先
端が位置する部分に設けられたダイパッド部ガス吸引口
11から排気される。このように、リード部32内が酸
化防止用ガス14で満たされ、酸素濃度が低くなるか
ら、リード部32内のインナーリード2の酸化を防止す
ることができる。
形態7による半導体製造装置を示す図であり、図1に示
したワイヤボンディング装置のヒートブロック6、リー
ド拘束治具7、およびリードフレームから成る構成を示
す側面部分断面図である。リード拘束治具7、リードフ
レーム、およびヒートブロック6により形成される空
間、すなわちリード部32内のアウターリード9方向へ
の気密は、タイバー8、ヒートブロック6およびリード
拘束治具7により保たれる。リード部32内に設けられ
たリード部ガス導入口12から導入された酸化防止用ガ
ス14は、図中太矢印で示すように、リード拘束治具7
とヒートブロック6に押え付けられ、隣接するインナー
リード2間の隙間から流れ出し、インナーリード2の先
端が位置する部分に設けられたダイパッド部ガス吸引口
11から排気される。このように、リード部32内が酸
化防止用ガス14で満たされ、酸素濃度が低くなるか
ら、リード部32内のインナーリード2の酸化を防止す
ることができる。
【0066】実施の形態8.図12はこの発明の実施の
形態8による半導体製造装置を示す図であり、図1に示
したワイヤボンディング装置のヒートブロック6、リー
ド拘束治具7、およびリードフレームから成る構成を示
す側面部分断面図である。この実施の形態は、図11に
示す実施の形態7の変形例であり、リード拘束治具7の
タイバー8と接触する部分に弾性体21を設ける。これ
により、タイバー8、ヒートブロック6、およびリード
拘束治具7が確実に密着されるから、リード部32の外
周方向への気密性が向上する。従って、インナーリード
2の酸化をより確実に防止することができる。弾性体2
1には、例えばポリイミド樹脂を用いるが、これ以外に
ダイパッド5およびヒートブロック6よりも弾性率が低
く、300℃程度までの耐熱性を備えかつポリイミド樹
脂と同等またはそれ以上の熱伝導率を有する任意の材料
を用いることができる。
形態8による半導体製造装置を示す図であり、図1に示
したワイヤボンディング装置のヒートブロック6、リー
ド拘束治具7、およびリードフレームから成る構成を示
す側面部分断面図である。この実施の形態は、図11に
示す実施の形態7の変形例であり、リード拘束治具7の
タイバー8と接触する部分に弾性体21を設ける。これ
により、タイバー8、ヒートブロック6、およびリード
拘束治具7が確実に密着されるから、リード部32の外
周方向への気密性が向上する。従って、インナーリード
2の酸化をより確実に防止することができる。弾性体2
1には、例えばポリイミド樹脂を用いるが、これ以外に
ダイパッド5およびヒートブロック6よりも弾性率が低
く、300℃程度までの耐熱性を備えかつポリイミド樹
脂と同等またはそれ以上の熱伝導率を有する任意の材料
を用いることができる。
【0067】上述したこの発明の実施の形態7および8
では、リード部ガス導入口12をヒートブロック6を貫
通して設ける例について説明したが、これに限らず、例
えばリード部ガス導入口12を、リード拘束治具7を貫
通して設けてもよいし、インナーリード2やダイパッド
5の近傍にノズルとして配設してもよい。
では、リード部ガス導入口12をヒートブロック6を貫
通して設ける例について説明したが、これに限らず、例
えばリード部ガス導入口12を、リード拘束治具7を貫
通して設けてもよいし、インナーリード2やダイパッド
5の近傍にノズルとして配設してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、表面に半導体チップが固着されたダイパッドとイ
ンナーリードを備えたリードフレームが載置されるとと
もに、載置されたリードフレームに熱エネルギーを与え
るヒートブロックの表面に酸化防止用ガスの流路を形成
するように構成したので、ワイヤボンディング時にリー
ドフレームのダイパッドおよびインナーリードの酸化を
防止する効果がある。従って、ワイヤボンディング工程
の後のモールド工程で樹脂封止された半導体装置は、リ
フロー工程や輸送工程で高温多湿の環境にさらされて
も、熱膨張差によって反りが生じたり、ダイパッドとモ
ールド樹脂との間に熱応力が発生したりしてもダイパッ
ドとモールド樹脂との間に隙間が発生することがないか
ら、製品不良が発生しない。従って、半導体装置の信頼
性を高めることができる効果がある。また、従来例のよ
うに大がかりなカバーなどを必要としないから、作業性
の良好な装置を安価に提供できる効果がある。
れば、表面に半導体チップが固着されたダイパッドとイ
ンナーリードを備えたリードフレームが載置されるとと
もに、載置されたリードフレームに熱エネルギーを与え
るヒートブロックの表面に酸化防止用ガスの流路を形成
するように構成したので、ワイヤボンディング時にリー
ドフレームのダイパッドおよびインナーリードの酸化を
防止する効果がある。従って、ワイヤボンディング工程
の後のモールド工程で樹脂封止された半導体装置は、リ
フロー工程や輸送工程で高温多湿の環境にさらされて
も、熱膨張差によって反りが生じたり、ダイパッドとモ
ールド樹脂との間に熱応力が発生したりしてもダイパッ
ドとモールド樹脂との間に隙間が発生することがないか
ら、製品不良が発生しない。従って、半導体装置の信頼
性を高めることができる効果がある。また、従来例のよ
うに大がかりなカバーなどを必要としないから、作業性
の良好な装置を安価に提供できる効果がある。
【0069】請求項2記載の発明によれば、ガス流路形
成手段がヒートブロックを貫通して設けたガス導入口と
ガス吸引口とから成るように構成したので、ワイヤボン
ディング時に、より効果的にダイパッドおよびインナー
リードの酸化を防止する効果がある。
成手段がヒートブロックを貫通して設けたガス導入口と
ガス吸引口とから成るように構成したので、ワイヤボン
ディング時に、より効果的にダイパッドおよびインナー
リードの酸化を防止する効果がある。
【0070】請求項3記載の発明によれば、ガス導入口
とガス吸引口とを、ヒートブロックのダイパッドが載置
される表面に開口して設けるように構成したので、ダイ
パッドの下面および周辺部(ダイパッド部)内のガス圧
が大気より低くなるから、ダイパッドをヒートブロック
に密着させることができる。これにより、ダイパッド部
内の酸素濃度を極めて低く保つことができるから、ダイ
パッド下面の酸化をより効果的に防止する効果がある。
とガス吸引口とを、ヒートブロックのダイパッドが載置
される表面に開口して設けるように構成したので、ダイ
パッドの下面および周辺部(ダイパッド部)内のガス圧
が大気より低くなるから、ダイパッドをヒートブロック
に密着させることができる。これにより、ダイパッド部
内の酸素濃度を極めて低く保つことができるから、ダイ
パッド下面の酸化をより効果的に防止する効果がある。
【0071】請求項4記載の発明によれば、ヒートブロ
ックの表面に、ダイパッドと重なる部分が低くなるよう
に段差を設けるように構成したので、ダイパッドが大気
と接触する部分を小さくできるから、ダイパッドとヒー
トブロックとで囲まれる空間内の酸素濃度をより低くで
き、ダイパッド下面の酸化をより効果的に防止する効果
がある。
ックの表面に、ダイパッドと重なる部分が低くなるよう
に段差を設けるように構成したので、ダイパッドが大気
と接触する部分を小さくできるから、ダイパッドとヒー
トブロックとで囲まれる空間内の酸素濃度をより低くで
き、ダイパッド下面の酸化をより効果的に防止する効果
がある。
【0072】請求項5記載の発明によれば、ダイパッド
が載置されるヒートブロックの上部に、底部にガス導入
口が設けられ、断面が凹状のガス導入部と、底部にガス
吸引口が設けられ、断面が凹状のガス排気部とを設ける
ように構成したので、ガス導入部内に導入した酸化防止
用ガスは、ガス排気部の底面に形成したガス吸引口から
排気される。これによりガス排気部内は負圧となり、ダ
イパッド下面にかかるガス圧が低くなるから、ダイパッ
ドをヒートブロックに密着固定できる効果がある。
が載置されるヒートブロックの上部に、底部にガス導入
口が設けられ、断面が凹状のガス導入部と、底部にガス
吸引口が設けられ、断面が凹状のガス排気部とを設ける
ように構成したので、ガス導入部内に導入した酸化防止
用ガスは、ガス排気部の底面に形成したガス吸引口から
排気される。これによりガス排気部内は負圧となり、ダ
イパッド下面にかかるガス圧が低くなるから、ダイパッ
ドをヒートブロックに密着固定できる効果がある。
【0073】請求項6記載の発明によれば、ガス導入部
とガス排気部とを相互に分離する隔壁を設け、ガス導入
口からガス導入部へ酸化防止用ガスを導入し、このガス
をガス排気部の底部に設けられたガス吸引口から排気
し、ガス排気部のガス圧が大気圧より低くなるように構
成したので、ガス導入部から導入した酸化防止用ガス
は、ガス排気部の底面に形成したガス吸引口から排気さ
れる。これによりガス排気部内は負圧となり、ダイパッ
ド下面にかかるガス圧が低くなるから、ダイパッドをヒ
ートブロックに密着固定できる効果がある。
とガス排気部とを相互に分離する隔壁を設け、ガス導入
口からガス導入部へ酸化防止用ガスを導入し、このガス
をガス排気部の底部に設けられたガス吸引口から排気
し、ガス排気部のガス圧が大気圧より低くなるように構
成したので、ガス導入部から導入した酸化防止用ガス
は、ガス排気部の底面に形成したガス吸引口から排気さ
れる。これによりガス排気部内は負圧となり、ダイパッ
ド下面にかかるガス圧が低くなるから、ダイパッドをヒ
ートブロックに密着固定できる効果がある。
【0074】さらに、ガス導入部とガス排気部とは隔壁
により分離されているから、ガス導入部からガス排気部
への酸化防止用ガスの流路の断面を限定できる。これに
よりガス圧が高くなってもガスの漏出を防止することが
できるから、酸化防止用ガスの浪費をなくすことができ
る効果がある。さらに、酸化防止用ガスの流量が小さく
なった際に生じるダイパッドの温度変動を小さくするこ
とができるから、ワイヤボンディングプロセスの安定性
が増す効果がある。さらに、平坦でないダイパッドに対
しても、ダイパッドの平坦部に対応する位置にガス排気
部を配置することにより、ダイパッドをヒートブロック
に確実に固定できる効果がある。
により分離されているから、ガス導入部からガス排気部
への酸化防止用ガスの流路の断面を限定できる。これに
よりガス圧が高くなってもガスの漏出を防止することが
できるから、酸化防止用ガスの浪費をなくすことができ
る効果がある。さらに、酸化防止用ガスの流量が小さく
なった際に生じるダイパッドの温度変動を小さくするこ
とができるから、ワイヤボンディングプロセスの安定性
が増す効果がある。さらに、平坦でないダイパッドに対
しても、ダイパッドの平坦部に対応する位置にガス排気
部を配置することにより、ダイパッドをヒートブロック
に確実に固定できる効果がある。
【0075】請求項7記載の発明によれば、ヒートブロ
ックの周辺内側を一周する形状に形成され、底部にガス
導入口が設けられた断面が凹状のガス導入部と、このガ
ス導入部の内側に隔壁によって分離して形成され、底部
にガス吸引口が設けられた断面が凹状のガス排気部とを
備えるように構成したので、ガス排気部は大気と直接接
触することがなくなる。これによりダイパッド部ガス導
入口からガス導入部に導入された酸化防止用ガスは、ガ
ス排気部方向とダイパッド外側方向との二方向に分流
し、大気がダイパッド下面に侵入することがないから、
ダイパッド下面の酸化を効果的に防止する効果がある。
ックの周辺内側を一周する形状に形成され、底部にガス
導入口が設けられた断面が凹状のガス導入部と、このガ
ス導入部の内側に隔壁によって分離して形成され、底部
にガス吸引口が設けられた断面が凹状のガス排気部とを
備えるように構成したので、ガス排気部は大気と直接接
触することがなくなる。これによりダイパッド部ガス導
入口からガス導入部に導入された酸化防止用ガスは、ガ
ス排気部方向とダイパッド外側方向との二方向に分流
し、大気がダイパッド下面に侵入することがないから、
ダイパッド下面の酸化を効果的に防止する効果がある。
【0076】また、ガス導入口をガス導入部の底部にほ
ぼ等間隔に配置すれば、ガス導入部に導入された酸化防
止用ガスをヒートブロックの周囲から大気中へ均一かつ
確実に流出させることが可能になる。これにより、ダイ
パッドを安定してヒートブロックに固着することができ
る効果がある。さらに、ガス導入部を、その外周とヒー
トブロックの外周との間の距離が、ダイパッドが接触す
るヒートブロック表面の領域の全周にわたってほぼ等し
くなるように形成することにより、酸化防止用ガスの流
れがヒートブロックの全面にわたって均一になるから、
ダイパッド下の酸素濃度が全面にわたって等しくなり、
ダイパッド下面の酸化をより効果的に防止する効果があ
る。
ぼ等間隔に配置すれば、ガス導入部に導入された酸化防
止用ガスをヒートブロックの周囲から大気中へ均一かつ
確実に流出させることが可能になる。これにより、ダイ
パッドを安定してヒートブロックに固着することができ
る効果がある。さらに、ガス導入部を、その外周とヒー
トブロックの外周との間の距離が、ダイパッドが接触す
るヒートブロック表面の領域の全周にわたってほぼ等し
くなるように形成することにより、酸化防止用ガスの流
れがヒートブロックの全面にわたって均一になるから、
ダイパッド下の酸素濃度が全面にわたって等しくなり、
ダイパッド下面の酸化をより効果的に防止する効果があ
る。
【0077】請求項8記載の発明によれば、ガス導入部
とガス排気部とを相互に分離する隔壁を、その高さがダ
イパッドが接触する部分で最も高くなるように構成した
ので、ダイパッドがヒートブロックに良好に密着すると
ともに、ダイパッドの周辺部とヒートブロックとの間に
隙間ができるから、ガス導入口からガス導入部に導入さ
れた酸化防止用ガスは、その大半が大気中に流出する。
これにより、ダイパッド下面に大気が流入するのを防ぐ
ことができるから、ダイパッド下面の酸化を確実に防ぐ
効果がある。
とガス排気部とを相互に分離する隔壁を、その高さがダ
イパッドが接触する部分で最も高くなるように構成した
ので、ダイパッドがヒートブロックに良好に密着すると
ともに、ダイパッドの周辺部とヒートブロックとの間に
隙間ができるから、ガス導入口からガス導入部に導入さ
れた酸化防止用ガスは、その大半が大気中に流出する。
これにより、ダイパッド下面に大気が流入するのを防ぐ
ことができるから、ダイパッド下面の酸化を確実に防ぐ
効果がある。
【0078】請求項9記載の発明によれば、ヒートブロ
ック表面のダイパッドと接触する部分に弾性体を取り付
けるように構成したので、ダイパッドのひずみや平坦度
のばらつきが吸収され、圧力差のあるガス導入部とガス
排気部との間を確実に気密に保つことができる。これに
より、ガス導入部からガス排気部へのガスの流入をなく
すことができるから、ガス導入部内のガス圧を高めるこ
とができる。このため、ガス導入部内への大気の流入を
防ぐことができるから、ダイパッド下面がさらされる雰
囲気中の酸素濃度が低くなり、ダイパッド下面の酸化を
確実に防ぐ効果がある。
ック表面のダイパッドと接触する部分に弾性体を取り付
けるように構成したので、ダイパッドのひずみや平坦度
のばらつきが吸収され、圧力差のあるガス導入部とガス
排気部との間を確実に気密に保つことができる。これに
より、ガス導入部からガス排気部へのガスの流入をなく
すことができるから、ガス導入部内のガス圧を高めるこ
とができる。このため、ガス導入部内への大気の流入を
防ぐことができるから、ダイパッド下面がさらされる雰
囲気中の酸素濃度が低くなり、ダイパッド下面の酸化を
確実に防ぐ効果がある。
【0079】請求項10記載の発明によれば、リードフ
レームを構成するインナーリードおよびタイバーをヒー
トブロックに加圧固定するリード拘束治具と、タイバー
と、ヒートブロックとで形成される空間に開口するガス
導入口を設け、インナーリード先端の下部にガス吸引口
を設けるように構成したので、前記空間内が酸化防止用
ガスで満たされ、酸素濃度が低くなるから、前記空間内
のインナーリードの酸化を防止する効果がある。
レームを構成するインナーリードおよびタイバーをヒー
トブロックに加圧固定するリード拘束治具と、タイバー
と、ヒートブロックとで形成される空間に開口するガス
導入口を設け、インナーリード先端の下部にガス吸引口
を設けるように構成したので、前記空間内が酸化防止用
ガスで満たされ、酸素濃度が低くなるから、前記空間内
のインナーリードの酸化を防止する効果がある。
【0080】請求項11記載の発明によれば、リード拘
束治具の、タイバーと接触する部分に弾性体を取り付け
るように構成したので、タイバー、ヒートブロック、お
よびリード拘束治具が確実に密着されるから、インナー
リード、リード拘束治具、タイバー、およびヒートブロ
ックとで形成される空間の外周方向への気密性が向上す
る。従って、インナーリードの酸化をより確実に防止す
る効果がある。
束治具の、タイバーと接触する部分に弾性体を取り付け
るように構成したので、タイバー、ヒートブロック、お
よびリード拘束治具が確実に密着されるから、インナー
リード、リード拘束治具、タイバー、およびヒートブロ
ックとで形成される空間の外周方向への気密性が向上す
る。従って、インナーリードの酸化をより確実に防止す
る効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体製造装
置を示す側面断面図である。
置を示す側面断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による半導体製造装
置を示す部分平面図である。
置を示す部分平面図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による半導体製造装
置を示す部分平面図である。
置を示す部分平面図である。
【図5】 図4のA−A断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による半導体製造装
置を示す部分平面図である。
置を示す部分平面図である。
【図7】 図6のA−A断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による半導体製造装
置を示す部分平面図である。
置を示す部分平面図である。
【図9】 図8のA−A断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態6による半導体製造
装置を示す部分断面図である。
装置を示す部分断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態7による半導体製造
装置を示す側面部分断面図である。
装置を示す側面部分断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態8による半導体製造
装置を示す側面部分断面図である。
装置を示す側面部分断面図である。
【図13】 従来の半導体製造装置を示す側面断面図で
ある。
ある。
【図14】 従来の半導体製造装置を示す側面断面図で
ある。
ある。
【図15】 従来の半導体製造装置を示す側面断面図で
ある。
ある。
【図16】 従来の半導体製造装置を示す側面断面図で
ある。
ある。
1 半導体チップ、2 インナーリード、3 ボンディ
ングワイヤ、5 ダイパッド、6 ヒートブロック、7
リード拘束治具、8 タイバー、10 ダイパッド部
ガス導入口(ガス導入口、ガス流路形成手段)、11
ダイパッド部ガス吸引口(ガス吸引口、ガス流路形成手
段)、12 リード部ガス導入口(ガス導入口、ガス流
路形成手段)、13 リード部ガス吸引口(ガス吸引
口、ガス流路形成手段)、14 酸化防止用ガス、31
ダイパッド部(ガスの流路)、32 リード部(ガス
の流路)。
ングワイヤ、5 ダイパッド、6 ヒートブロック、7
リード拘束治具、8 タイバー、10 ダイパッド部
ガス導入口(ガス導入口、ガス流路形成手段)、11
ダイパッド部ガス吸引口(ガス吸引口、ガス流路形成手
段)、12 リード部ガス導入口(ガス導入口、ガス流
路形成手段)、13 リード部ガス吸引口(ガス吸引
口、ガス流路形成手段)、14 酸化防止用ガス、31
ダイパッド部(ガスの流路)、32 リード部(ガス
の流路)。
Claims (11)
- 【請求項1】 ダイパッド上に固着された半導体チップ
とインナーリードとをボンディングワイヤで接続するワ
イヤボンディングを行う半導体製造装置であって、 表面に上記半導体チップが固着された上記ダイパッドと
上記インナーリードとを備えたリードフレームが載置さ
れるとともに、載置されたリードフレームに熱エネルギ
ーを与えるヒートブロックと、 このヒートブロックの表面に、上記ダイパッドおよび上
記インナーリードが酸化するのを防止するガスの流路を
形成するガス流路形成手段とを備えた半導体製造装置。 - 【請求項2】 ガス流路形成手段を、ヒートブロックを
貫通して設けたガス導入口とガス吸引口とから構成した
ことを特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。 - 【請求項3】 ガス導入口とガス吸引口とを、ヒートブ
ロックのダイパッドが載置される表面に開口するように
設けたことを特徴とする請求項2記載の半導体製造装
置。 - 【請求項4】 ヒートブロックの表面に、ダイパッドと
重なる部分が低くなるように段差を設けたことを特徴と
する請求項3記載の半導体製造装置。 - 【請求項5】 ダイパッドが載置されるヒートブロック
の上部に、底部にガス導入口が設けられ、断面が凹状の
ガス導入部と、底部にガス吸引口が設けられ、断面が凹
状のガス排気部とを設けたことを特徴とする請求項2記
載の半導体製造装置。 - 【請求項6】 ガス導入部とガス排気部とを相互に分離
する隔壁を設け、ガス導入口から上記ガス導入部へ酸化
防止用ガスを導入し、このガスを上記ガス排気部の底部
に設けられたガス吸引口から排気し、上記ガス排気部の
ガス圧が大気圧より低くなるようにしたことを特徴とす
る請求項5記載の半導体製造装置。 - 【請求項7】 ヒートブロックの周辺内側を一周する形
状に形成され、かつ底部にガス導入口が設けられ、断面
が凹状のガス導入部と、このガス導入部の内側に隔壁に
よって分離して形成され、底部にガス吸引口が設けられ
た断面が凹状のガス排気部とを備えたことを特徴とする
請求項5記載の半導体製造装置。 - 【請求項8】 ガス導入部とガス排気部とを相互に分離
する隔壁を、その高さがダイパッドが接触する部分で最
も高くなるように形成したことを特徴とする請求項7記
載の半導体製造装置。 - 【請求項9】 ヒートブロック表面のダイパッドと接触
する部分に弾性体を取り付けたことを特徴とする請求項
7または請求項8記載の半導体製造装置。 - 【請求項10】 リードフレームを構成するインナーリ
ードおよびタイバーをヒートブロックに加圧固定するリ
ード拘束治具と、上記タイバーと、上記ヒートブロック
とで形成される空間に開口するガス導入口を設け、上記
インナーリード先端の下部にガス吸引口を設けたことを
特徴とする請求項2記載の半導体製造装置。 - 【請求項11】 リード拘束治具の、タイバーと接触す
る部分に弾性体を取り付けたことを特徴とする請求項1
0記載の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056433A JPH09246309A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056433A JPH09246309A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09246309A true JPH09246309A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13026963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8056433A Pending JPH09246309A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09246309A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012039157A (ja) * | 2011-11-18 | 2012-02-23 | Kaijo Corp | ワイヤボンディング装置 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP8056433A patent/JPH09246309A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012039157A (ja) * | 2011-11-18 | 2012-02-23 | Kaijo Corp | ワイヤボンディング装置 |
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