JPH09246792A - 部品実装方法 - Google Patents

部品実装方法

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JPH09246792A
JPH09246792A JP8057378A JP5737896A JPH09246792A JP H09246792 A JPH09246792 A JP H09246792A JP 8057378 A JP8057378 A JP 8057378A JP 5737896 A JP5737896 A JP 5737896A JP H09246792 A JPH09246792 A JP H09246792A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品実装機において、高精度な実装と同
時に、高生産性を実現する部品実装方法を提供するこ
と。 【解決手段】 部品吸着工程#14・部品装着工程#1
7と同時に、リニアスケール計測工程#20・#20′
を行う。熱膨張係数が異なる2種のリニアスケールの伸
縮の差を検出し、正確なオフセット値を算出する。これ
を基に、吸着位置計算工程#12・装着位置計算工程#
15で各位置に応じたオフセット値を加算することによ
り、正確な位置決めを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板(プリン
ト基板)などに電子部品を挿入・装着する電子部品実装
機における、部品実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品実装においては、製品の軽薄短
小化、及び部品の小型化に伴い、電子部品の吸着・装着
時における位置決めに、より一層の高精度化が求められ
ている。また同時に、生産性の向上も望まれている。以
下、図2・図4を参照しながら、従来の部品実装方法に
ついて説明する。
【0003】図2(a)は、電子部品実装機の概観図で
ある。図において、1は実装手段で、部品を吸着・装着
する。2は搬送部で、回路基板6を搬入・搬出する。3
は部品供給部で、実装手段1へ部品を供給する。4はロ
ボット部で、実装手段1を移動・位置決めする。5は操
作盤(制御部)で、電子部品実装機全体の制御を行い、
作業者により操作される。6は回路基板で、実装手段1
により部品が装着される。
【0004】図2(b)は、ロボット部4の詳細図であ
る。実装手段1は、モータ7とボールネジ8により、移
動・位置決めされる。この際、リニアスケール9により
位置検出を行い、正確な位置決めを行うように構成され
ている。以上のように構成された電子部品実装機におけ
る部品実装方法について、以下、図4のフローチャート
を用いて説明する。
【0005】最初の判断処理として、前回の実装時との
温度差が一定値以下であれば、#31以下の実装工程を
行う(#30)。すなわち、回路基板6を搬送し(#3
1)、吸着位置を計算し(#32)、実装手段1を吸着
位置に移動し(#33)、実装手段1が部品供給部3よ
り部品を吸着する(#34)。次に、装着位置を計算し
(#35)、実装手段1を装着位置に移動し(#3
6)、実装手段1が回路基板6へ部品を装着する(#3
7)。回路基板1枚のEOPでなければ、実装を繰り返
し(#38)、生産終了でなければ、最初から処理を繰
り返す(#39)。
【0006】ところで、上記の実装方法においては、部
品実装時における温度変化により、ロボット部4のボー
ルネジ8が伸縮するだけでなく、位置の検出に用いられ
るリニアスケール9自身も伸縮し、実装精度低下の要因
となっている。これを防ぐために、制御部5に温度検出
素子を接続し、電子部品実装機の設置雰囲気温度を検出
し、図4に示す#30,#40の工程を設けている。
【0007】すなわち、前回との温度差が一定値以下で
なければ(#30)、マシンキャリブレーションを行う
というものである(#40)。ここで、マシンキャリブ
レーションとは、各種カメラ・センサーなどを用いて、
実装手段1を位置決めした際、どれだけの位置ずれがあ
るかを検出し、これをオフセット値として記憶するもの
である。
【0008】このオフセット値は、実装手段1の吸着位
置・装着位置の計算時(#32・#35)に加算され、
これにより吸着位置・装着位置への移動が正確に精度良
く位置決めされるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この部品実装方法に
は、高精度の位置決め・実装はもちろんのこと、高生産
性が要求されている。しかしながら、従来の部品実装方
法では、マシンキャリブレーションによる稼働低下が避
けられず、生産性を向上するには、#30における温度
差の判断値を大きくして、マシンキャリブレーションの
回数を減少するか、または、電子部品実装機を恒温室な
どに設置する必要があった。しかし、前者の場合は実装
精度が低下し、後者の場合は設備投資が増大するという
課題があった。
【0010】本発明は、正確な位置決めによる実装の高
精度化と、同時に高生産性を実現することができる実装
方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、リニアスケールなどによる位置検出手段を
有する電子部品実装機における部品実装方法であって、
熱膨張係数の異なる2種のリニアスケールを用い、両リ
ニアスケール間の検出位置の差分を検出することによ
り、位置決めするためのオフセット値を算出することを
特徴とする部品実装方法である。
【0012】これにより、電子部品実装機の設置雰囲気
温度の変化によらず、正確な位置決めによる高精度な実
装と、同時に高生産性を実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、リニアスケールなどによる位置検出手段を有する電
子部品実装機における部品実装方法であって、熱膨張係
数の異なる2種のリニアスケールを用い、両リニアスケ
ール間の検出位置の差分を検出することにより、位置決
めするためのオフセット値を算出する部品実装方法であ
り、電子部品実装機の設置雰囲気温度が変化することに
よって、ロボット部が伸縮しても、2種のリニアスケー
ルがそれぞれ別々の伸縮量となるという作用を有し、そ
の差分を検出することによりオフセット値を正確に算出
することを可能としたものである。
【0014】請求項2に記載の発明は、部品吸着工程と
部品装着工程にそれぞれリニアスケールの位置検出手段
を設け、部品吸着および部品装着工程に並行してリニア
スケールの計測を行う請求項1記載の部品実装方法であ
り、前記2種のリニアスケールの別々の伸縮量を計測す
ることで、ロボット部の伸縮による位置ずれの無い正確
な位置決めを行うことができ、また生産性を低下するこ
となく実装を行うことが可能となる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
・図2・図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図2は、電子部品実装機の概観図で、
従来例における説明を援用する。ただし、図2(b)に
おいては、リニアスケール9は、1つしか示されていな
いが、本実施例においては、1つのロボット部4には、
2つのリニアスケールが設けられている。この詳細説明
は、図3にて後述する。
【0016】図1は、本実施例のフローチャートであ
る。図1を用いて、本実施例を説明する。まず、回路基
板6を搬送し(#11)、吸着位置を計算し(#1
2)、実装手段1を吸着位置に移動し(#13)、実装
手段1が部品供給部3より部品を吸着する(#14)。
このとき、同時にリニアスケールの計測を行い、オフセ
ット値を算出・記憶する(#20)。この処理について
は、図3を用いて後述する。
【0017】ついで、装着位置を計算し(#15)、実
装手段1を装着位置に移動し(#16)、実装手段1が
回路基板6へ部品を装着する(#17)。このとき、同
時にリニアスケールの計測を行い、オフセット値を算出
・記憶する(#20′)。この処理については、図3を
用いて後述する。回路基板1枚のEOPでなければ、実
装を繰り返し(#18)、生産終了でなければ、最初か
ら処理を繰り返す(#19)。
【0018】すなわち、従来例のようにマシンキャリブ
レーションを実装工程とは別工程として行うことなく、
吸着・装着時に、同時並行してリニアスケールの計測を
行い、オフセット値を算出・記憶するため、正確な位置
決めとが可能となり、生産性を低下することなく正確に
実装を行うことが可能となる。ここで、図3を用いて、
本実施例におけるオフセット値算出の原理を説明する。
【0019】図3に示すように、ロボット部4には、2
個のリニアスケール(9a,9b)が設けられている。
各リニアスケールは、熱膨張係数が異なる素材で形成さ
れている。また、原点位置は、熱による伸縮時にずれる
ことがないように固定されている。各リニアスケール
は、熱による伸縮の際、固定された原点を中心に伸縮す
る。以下、原点位置と1000mm位置に着目して説明
する。
【0020】図3(a)に基準温度での状態を示す。基
準温度では、各リニアスケールの1000mm検出位置
は、実際の1000mm位置を示している。図3(b)
に+10度Cでの状態を示す。この状態においては、各
リニアスケールは、それぞれ異なった伸長を示す。ここ
では、リニアスケール9bの方が熱膨張係数が大きい。
このとき、各リニアスケールの1000mm検出位置
は、実際の1000mm位置よりも大きい位置となる。
通常実装手段1の位置決めは、一方のリニアスケールに
基づいて行われるが、本実施例においては、位置決め時
に他方のリニアスケールの検出位置の検出ズレを計測す
る。この検出ズレは、基準温度より温度が高くなればよ
り拡大し、基準温度より温度が低くなれば、逆方向によ
り拡大する。すなわち、リニアスケールの検出位置の差
分(検出ズレ)を検出することにより、実際の正確な位
置に位置決めするためのオフセット値を算出することが
できる。
【0021】また、リニアスケールの伸縮は原点位置を
中心として、原点位置からの距離に比例するため、得ら
れたオフセット値から、別の位置に位置決めする際のオ
フセット値を算出することも可能である。従って、図1
のリニアスケールの計測工程(#20,#20′)にお
いて、毎回色々な位置において、リニアスケールの差分
(検出ズレ)を検出することにより、各位置に対するオ
フセット値を算出することができる。このオフセット値
は、原点位置からの距離に比例するため、オフセット値
をそれぞれの位置に応じて換算し、各位置への位置決め
に用いる。(#12,#15) また、毎回の吸着・装着の位置決め毎にオフセット値を
算出できるため、それらの平均を算出することにより、
計測の誤差や、1回毎の位置決めのわずかな誤差による
リニアスケール検出ズレ誤差の影響を無くし、実装の精
度を一層向上することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、熱膨張
係数の異なる2種のリニアスケールを用い、別々の伸縮
量を検出することにより、位置決めのためのオフセット
値を算出するので、ロボット部において伸縮による位置
ずれのない正確な位置決めを行うことができるなど、高
精度な実装を可能とし、同時にオフセット算出のための
余分な工程を必要としないため、高生産性を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による部品実装方法を
示すフローチャートである。
【図2】(a)は電子部品実装機の概観図であり、
(b)はロボット部の詳細図である。
【図3】(a)(b)は本発明の一実施の形態によるオ
フセット値算出の原理図である。
【図4】従来例の部品実装方法を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
#12 吸着位置計算工程 #13 実装手段移動工程 #14 部品吸着工程 #15 装着位置計算工程 #16 実装手段移動工程 #17 部品装着工程 #20 リニアスケール計測工程 #20′ リニアスケール計測工程

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアスケールなどによる位置検出手段
    を有する電子部品実装機における部品実装方法であっ
    て、熱膨張係数の異なる2種のリニアスケールを用い、
    両リニアスケール間の検出位置の差分を検出することに
    より、位置決めするためのオフセット値を算出すること
    を特徴とする部品実装方法。
  2. 【請求項2】 部品吸着工程と部品装着工程にそれぞれ
    リニアスケールの位置検出手段を設け、部品吸着および
    部品装着工程に並行してリニアスケールの計測を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の部品実装方法。
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