JPH09247392A - 原稿読み取り装置 - Google Patents

原稿読み取り装置

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JPH09247392A
JPH09247392A JP8071211A JP7121196A JPH09247392A JP H09247392 A JPH09247392 A JP H09247392A JP 8071211 A JP8071211 A JP 8071211A JP 7121196 A JP7121196 A JP 7121196A JP H09247392 A JPH09247392 A JP H09247392A
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JP8071211A
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Goro Mori
五郎 森
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿台上にごみが付着する頻度を低減させ
て、読み取り品質の著しい低下を防止することができる
原稿読み取り装置を得る。 【解決手段】 各種原稿を原稿読み取り部に搬送するた
めの原稿搬送ローラ対5、6、7と、読み取り部で移動
する原稿1上の画像を電気信号に変換するための一次元
の読み取り素子16と、読み取り部で原稿1を照明する
ための照明装置13と、記録部に設けられた透明な原稿
台11と、原稿台11に対向して配置されていて、原稿
台11を通過する原稿1を原稿台11に押し付けながら
回転するバックアップローラ14を有し、さらに上記原
稿台11を移動させる機構を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿読み取り装置
に関するものであり、デジタル複写機のスキャナの読み
取り部、画像入力用のスキャナの読み取り部、さらに
は、ファクシミリ装置等の読み取り部などに適用可能な
原稿読み取り装置である。
【0002】
【従来の技術】従来の原稿搬送形読み取り装置の例につ
いて図9、図10を参照しながら説明する。図9におい
て、符号64は、バックアップローラを示しており、符
号65、65は搬送ローラ対を示している。また、符号
66はレンズを示しており、符号67は、CCD等の読
み取り素子を示している。図9に示すように、原稿61
上に付着したごみ(0.2mm〜1mm位のもので消す
ゴムのかすなど)60が原稿台(一般的にコンタクトガ
ラスと呼ばれる)62上の読み取り部63に付着して滞
留した場合、読み取った原稿画像データ上に直線の黒デ
ータがあらわれてしまう。従って、図10の(a)に示
すような原稿61を読み取った場合、図10の(b)に
示すような画像68として、読み取られる。符号69
は、原稿61上に付着したごみが起因して生じた黒色の
直線(鉛直線)を示す。つまり、原稿61を読み取った
画像データ上で、上記ごみ60が黒データとして処理さ
れて、その結果、黒色の直線69が画像68上にあらわ
れてしまうということである。
【0003】これに対して、アナログ複写機において
は、原稿移動タイプと光学系移動タイプとがあるが、こ
の両タイプは共に5〜10mmの幅(原稿の進行方向の
露光域の幅)のスリット域で露光している。このスリッ
ト露光域では、原稿と感光体が同期して移動しなけれ
ば、感光体上に潜像が形成されないので、コンタクトガ
ラス上に前述のごみが付着して滞留しても、光学系移動
タイプでは、ごみの大きさに対応した黒点となり、また
原稿移動タイプでは、ぼけた潜像となるため、付着した
ごみに影響されることなく画像が現像される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、読み取
り素子としてCCDを使用した原稿移動タイプにおいて
は、原稿61上に付着したごみ60が黒色の直線69と
してあらわれ、読み取り品質の著しい低下を招いてしま
う。この現象は、CCDを使用した原稿移動タイプのデ
ジタルスキャナで顕著にあらわれる。つまり、原稿移動
タイプのデジタルスキャナでは、例えば、一般的に利用
されている読み取り密度が400dpi(dots p
er inch)の場合、読み取り露光幅が63.5μ
m(=25.4/400)と非常に狭いため、この部分
に63.5μm以上の幅のあるごみ(例えば、消しゴム
のかす、髪の毛、静電プロッタのインクのかす等)が付
着し滞留すると、画像に無関係に、その部分が黒データ
として読み取られ続けてしまい、読み取った画像に黒い
線69が顕著にあらわれてしまうという問題がある。
【0005】図9の従来例では、読み取り部63に、シ
ェーディング補正の基準反射板を兼ね、表面が白色塗装
されたバックアップローラ64を使用しており、このバ
ックアップローラ64の反射濃度は0.03〜0.08
(反射率93〜83%)程度となっている。このバック
アップローラ64が原稿61を押さえつけながら画像を
読み取っているため、原稿61上に付着したごみ60
は、上記バックアップローラ64と原稿台62との最狭
部(バックアップローラ64の中心線から上記原稿台6
2へ垂線で結んだ位置)で、原稿台62へ強く押し付け
られ、原稿台62上に付着してしまう問題がある。つま
り、原稿台62が固定されているために、その発生の頻
度が高くなってしまうという問題がある。
【0006】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、原稿移動時に原稿台を
原稿の移動方向又は原稿の移動方向に対し直角方向に移
動させることにより、原稿台上にごみが付着する頻度を
低減させて、読み取り品質の著しい低下を防止すること
ができる原稿読み取り装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各種原稿を原稿読み取り部に搬送するための原稿搬送ロ
ーラ対と、読み取り部で移動する原稿上の画像を電気信
号に変換するための一次元の読み取り素子と、読み取り
部で原稿を照明するための照明装置と、記録部に設けら
れた透明な原稿台と、原稿台に対向して配置されてい
て、原稿台を通過する原稿を原稿台に押し付けながら回
転するバックアップローラを有する原稿読み取り装置に
おいて、上記原稿台を移動させる機構を有することを特
徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、上記原稿台が任意
の時期に任意の量だけ、原稿の進行方向又は進行方向に
対し直角方向に、又は進行方向と直角方向とを合わせた
方向に移動可能であることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、原稿台が手動で移
動可能であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明にかかる原稿読み取り装置の実施の形態について説明
する。図5において、原稿1を載せる原稿テーブル2の
上方に上ユニットケース3が支軸(原稿読み取り装置の
本体構造側板に固定されている)4により上下方向に揺
動自在に支持されている。上記原稿テーブル2の後方
(図5において左方)には透明な原稿台11が配置され
ており、上記原稿台11の下方にはランプ13、13、
レンズ15及び一次元CCD等の読み取り素子16が配
置されている。一方、上記原稿台11の上方には、上ユ
ニットケース3に支持されていて、図5において正時計
方向に回転するバックアップローラ14が配設されてい
る。また、上記原稿台11の右側には、2つの原稿搬送
ローラ対5、6が配設されており、一方、上記原稿台1
1の左方には、1つの原稿搬送ローラ対7が配設されて
いる。
【0011】上記原稿テーブル2上の原稿1は、搬送ロ
ーラ対5、6、7によって図5において右側から左方向
へ搬送されながら原稿台11の上を通過し、この時、露
光(照明)位置Lにおいてランプ13、13によって照
明される。このランプ13、13によって照明された原
稿1からの反射光は、レンズ15によって読み取り素子
16上に集光され、上記読み取り素子16によって原稿
1の画像が読み取られる。
【0012】この場合、上記原稿1が原稿テーブル2上
に挿入され、上ユニットケース3の原稿挿入口近くに設
けた第1センサ17が原稿1を検知したとき、上記原稿
搬送ローラ対5、6、7及び上記バックアップローラ1
4が回転を始め、そして、ランプ13、13が点灯す
る。搬送される原稿1の先端が原稿搬送ローラ対5の後
方に配置された第2センサ18によって検知されると、
原稿1の搬送速度が予め選択された変倍率に応じた搬送
速度に変わる。その後、原稿1の先端が原稿搬送ローラ
対6の後方に配置されたレジスターセンサ19により検
知されると、露光位置Lにおけるバックアップローラ1
4からの反射光が読み取り素子16によって読み取られ
る。上記バックアップローラ14の表面は予め白色塗装
されており、従って、このバックアップローラ14の反
射濃度は0.03〜0.08(反射率93〜83%)程
度となっている。この読み取られたバックアップローラ
14の反射光データは、A/D変換され、シェーディン
グ補正データとして、シェーディングRAMに記憶され
る。
【0013】その後、上記原稿1が原稿台11上を搬送
されて、上記原稿台11とバックアップローラ14との
間の隙間を移送され、その間、露光位置Lにおいてラン
プ13、13により照明され、そのときの原稿1からの
反射光が上記レンズ15により読み取り素子16に集光
され、これにより原稿1の画像が読み取り素子16に縮
小結像されて読み取られる。その後、読み取り走査を終
了した原稿1は、上記原稿搬送ローラ対7によって排紙
トレイ20へ排出される。
【0014】読み取られた原稿1の画像データは、上記
ランプ13、13の光量ムラ、上記レンズ15のcos
4θ則による光量低下、上記読み取り素子(CCD)1
6の各画素の感度ムラ等を補償するために、シェーディ
ング補正データに基づいて補正される。
【0015】次に、上ユニットケース3についてより具
体的に説明する。上ユニットケース3は軸4を中心とし
て所定の角度だけ、上記原稿テーブル2及び原稿台11
の面を開放するように、上方へ揺動することができる。
従って、この開放により、各原稿搬送ローラ対5、6、
7、原稿テーブル2、センサ17、18、19、そして
原稿台11等の清掃、搬送トラブル原稿の処理、ランプ
13、13等の交換等といったメンテナンス作業を容易
に行うことができる。また、上記照明ランプ13、1
3、レンズ15及び読み取り素子16には、外部から防
塵するためにカバー21が設けられる。符号22は、後
述する光軸を示している。
【0016】図6において、光学系について説明する。
図6に示すように、上記レンズ15を含む光学系は原稿
1の主走査方向に沿って2組配置してある。上記原稿1
の画像情報は、二つの読み取り素子16によって個別に
読み取られる。図6においては二つの光軸22、22に
沿ってそれぞれレンズ15と読み取り素子16とが配置
されている。原稿1の主走査方向の中心点Pを境にして
一半部は一方の読み取り素子16で読み取られ、他方の
半部は他方の読み取り素子16で読み取られる。
【0017】上記原稿1は、原稿台11とバックアップ
ローラ14との間を移送される。後述するように、バッ
クアップローラ14は回転駆動されるため、これが原稿
台11に接触すると上記原稿台11を傷つけることにな
る。これを回避するため、図6に示すように、上記バッ
クアップローラ14の軸方向の両端部にガイドコロ2
3、23が回転自在に支持されている。上記ガイドコロ
23、23の直径は、上記バックアップローラ14の直
径よりもわずかに大きく設定されており、従って、バッ
クアップローラ14と原稿台11との間にわずかの隙間
が形成される。この隙間は、例えば、通常のシート状原
稿の厚さが50〜100μm程度であることに鑑み、
0.1〜0.2mm程度の微小間隔に設定される。
【0018】ここで、仮に、上記原稿台11を通過する
原稿1にカールあるいは折り目があった場合、その原稿
は上記バックアップローラ14によって原稿台11に押
し付けられて平坦になるので、原稿の画像面とレンズ1
5との間に常に一定に保持される。このように、原稿は
原稿台11から浮いたりしないので原稿の照明位置にお
ける隣り合う光学系の境界点Pは常に一定位置に保持さ
れ、よって隣り合う光学系の画像の継ぎ目のビット・ズ
レや画像欠落が防止される。また、図6において、符号
25、25は、上記バックアップローラ14を回転駆動
するための動力伝達手段を示している。
【0019】次に、別の実施の形態について説明する。
図7において、符号40は、バックアップローラ14の
回転中心と、バックアップローラ14と原稿台11との
最狭部とを結ぶ線を示している。また、符号41は、こ
の実施の形態におけるレンズ光軸を示しており、符号4
0の線よりも1.5mm位右側(原稿搬送方向上流側)
に位置している。残りの符号は、上記実施の形態で説明
したものと同じである。ここで、上記図5において説明
した実施の形態では、光軸22(図7において符号41
に対応)は上記バックアップローラ14と原稿台11の
最狭部に位置しており、この最狭部を読み取り位置にし
たものであるが、この最狭部にはごみが付着しやすいの
で、図7、図8に示す例では、最狭部を避けた位置を読
み取り位置にしている。
【0020】図8に示しているように、光軸41を符号
40の線よりも1.5mm位右側に位置させて、この部
分を読み取り位置にしているため、ごみの付着を防止す
ることができる。
【0021】次に、上記実施の形態に適用可能な原稿台
の一例について説明する。図1において、符号70は、
原稿台を示している。この原稿台70には、後述する駆
動ピンが嵌合する円形の穴70a、70aが設けられて
いて、かつ、この穴70a、70aは、原稿が搬送され
ても、搬送された原稿と関与しない位置に設置されてい
る。符号72、72は、上記原稿台70を移動させる駆
動体を示している。上記駆動体72、72は、一定の厚
みをもった円盤72b、72bと、その下部の中心に設
けられた円筒72c、72cと、上部に設けられた駆動
ピン72a、72aを有している。上記ピン72a、7
2aは、上記穴70a、70aに嵌合していて、円盤7
2b、72bの中心部から半径方向にずれた位置に設け
られている。また、符号71、71は、駆動モータを示
していて、符号71a、71aは、駆動モータ71、7
1の駆動軸を示している。この駆動軸71a、71aは
円柱形をしていて、上記円盤72b、72bの円筒72
c、72cに嵌合している。従って、駆動モータ71、
71が回転駆動されることによって、この回転駆動力が
上記円盤72b、72bに伝達され、駆動ピン72a、
72aを介して、原稿台70が同一平面上で円を描きな
がら平行移動する。この原稿台70が描く円の半径は、
上記円盤72b、72bの中心部からピン72a、72
aまでの距離と一致している。また、上記駆動モータ7
1、71は、駆動回転を位置的に制御することが可能な
モータであり、例えば、ステッピングモータ等を使用し
て、駆動モータ71、71を互いに同方向に同角度だけ
駆動(同期回転駆動)させる。
【0022】図2において、上記駆動モータ71、71
が1回転した場合、つまり、上記駆動体72、72が1
回転した場合の原稿台70の移動距離について説明す
る。符号73は、搬送方向入り口側のガイド板を示し、
符号74は、搬送方向出口側のガイド板を示している。
上記ガイド板73、74は、原稿台70を支持し、また
原稿を円滑に搬送するために設けられたものである。ま
た、符号75は、上記原稿台70の原稿搬送方向の最大
移動距離を示している。ここで、上記原稿台70が図2
(a)に示すように、原稿搬送方向入り口側にずれてい
る状態にあるものとし、この状態から上記駆動モータ7
1、71が180度分だけ回転すると、この回転駆動力
が駆動体72、72、駆動ピン72a、72aを介し
て、原稿台70に伝達され、原稿台70は図2(b)に
示すように原稿搬送方向出口側に向かって移動する。さ
らに、上記駆動モータ71、71が180度分だけ回転
すると、上記原稿台70は図2(a)の位置に移動す
る。つまり、 原稿台70の原稿搬送方向の最大移動距離75=上記円
盤72b、72bの中心部からピン72a、72aまで
の距離×2 となる。
【0023】また、上記駆動モータ71、71は、原稿
が搬送しているか否かにかかわらず、例えばタイマによ
って間歇的に一定時間だけ動作させ、あるいは、駆動モ
ータ71、71がステッピングモータの場合は駆動パル
スを任意に制御するなどして、任意な時期に、任意な移
動量分だけ原稿台70を移動させることが可能である。
【0024】A1サイズの原稿を1枚搬送させて、上記
駆動モータ71、71を5度分だけ回転駆動させた後、
複数枚のA1サイズの原稿を搬送するように設定した場
合において、黒い線が発生しやすい原稿を使用し、、原
稿台70を移動させた場合と固定させた場合とで黒い線
が発生するコピー枚数量を比較したところ、上記原稿台
70を移動させた場合の黒い線の発生頻度を、原稿台7
0を固定した場合の黒い線の発生頻度よりも約1/10
に軽減することができた。
【0025】以上、原稿台70を駆動モータ71、71
によって自動的に移動させる場合の一例について説明し
たが、次に、上記原稿台70を手動的に移動させる場合
について、例を挙げて説明する。図3において、符号8
0は、原稿台を示している。この原稿台80には、後述
する駆動レバー81、81のピンが嵌合する円形の穴8
0a、80aが設けられていて、かつ、この穴80a、
80aは、原稿が搬送されても、搬送された原稿と関与
しない位置に設置されている。符号81、81は、駆動
レバーを示していて、この駆動レバー81、81の一端
には、円筒形のピン81a、81aが設けられている。
一方、上記駆動レバー81、81の他端には、ピン81
b、81bが設けられている。上記ピン81b、81b
は本体に取り付けられていて、上記駆動レバー81、8
1が回転できるようになっている。従って、上記駆動レ
バー81、81は、ピン81b、81bを支点として、
水平面内で回転することができる。符号82は、左右連
動レバーを示していている。この左右連動レバー82に
は、ピン81a、81aとピン81b、81bの間にピ
ン82a、82aが設けられていて、このピン82a、
82aは、上記駆動レバー81、81をピン81b、8
1bを支点として回転駆動させるように上記駆動レバー
81、81に結合している。また、上記左右連動レバー
82の一端は、符号82bで示しているようにL字型に
形成されていて、このL字型部分82bで原稿台80を
手動操作する。このL字型部分82bは、本体の外部に
突出していて、本体の外部から容易に手動操作すること
ができる。上記駆動レバー81、81、連動レバー8
2、原稿台80によって平行リンクが構成されている。
【0026】次に、上記原稿台80の手動動作について
説明する。上記左右連動レバー82のL字型部分82b
をα方向に手動で往復操作すると、上記駆動レバー8
1、81がピン81b、81bを支点としてβ方向に回
転する。上記駆動レバー81、81がピン81b、81
bを支点としてβ方向に回転すれば、駆動レバー81、
81のピン81b、81bを介して、原稿台80もβ方
向に回転する。従って、原稿を読み取り、その読み取っ
た画像に図10(b)に示す黒い線69のようなものが
発生した場合には、上記左右連動レバー82のL字型部
分82bをα方向に手動操作し、原稿台80をβ方向に
回転駆動させることによって、上述のような黒い線69
の発生を解消することができる。上記の例では、原稿台
80が原稿搬送方向に対しほぼ直交する方向に移動する
ようになっていたが、原稿搬送方向に移動するようにし
てもよい。
【0027】以上、原稿台80を手動的に回転移動させ
る場合の一例について説明したが、次に、上記原稿台8
0を手動的に原稿搬送方向のみに移動させるようにした
例について説明する。図4において、符号90は、原稿
台を示している。また、符号91、92は、本体の一部
分である壁面を示している。壁面92には、ねじ94、
94(この場合は、2組のねじを使用している)が嵌合
しており、ねじ94、94の先端が上記原稿台90の側
面90bに接している。上記原稿台90の一側面90a
と壁面91との間には、弾性体93、93(この場合
は、2組のコイルバネを使用している)が原稿台90の
一側面90aと壁面91とを押圧するように設けられて
いる。一方、上記原稿台90の他側面90bと壁面92
とは、ねじ94、94によって、位置決めされているた
め、上記原稿台90は、壁面91と壁面92の間に、弾
性体93、93とねじ94、94との相互作用によって
位置決めされている。ここで、上記ねじ94、94を回
転させれば、原稿搬送方向(図4においてγ方向)に任
意に原稿台90を移動させることができる。従って、原
稿を読み取り、その読み取った画像に図10(b)に示
す黒い線69のようなものが発生した場合には、上記ね
じ94、94を回転させ、原稿台90を原稿搬送方向
(図4においてγ方向)に任意に移動させることによっ
て、上述のような発生を解消することができる。原稿台
90の移動方向は、原稿搬送方向に対し直交する方向で
あってもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿台を
移動させる機構を設けたため、原稿に付着したごみが、
原稿台へ付着、滞留することを防止することができ、ご
みの付着、滞留によって、読み取り画像上に黒い線が発
生することを軽減することができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、任意の時期
に任意の量だけ原稿台を原稿の進行方向又は進行方向に
対し直角方向に、又は進行方向と直角方向とを合わせた
方向に移動させるようにしたため、原稿台へのごみの付
着、滞留が原因となって読み取り画像上に黒い線が発生
した場合において、上記のように原稿台を移動させるこ
とにより、適宜にこの発生を防止することができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、原稿台を手
動で移動させるようにしたため、簡単な機構で、しかも
低コストで読み取り画像上に黒い線が発生した場合にお
いて適宜にこの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる原稿読み取り装置に適用可能な
原稿台の例を示す斜視図である。
【図2】上記原稿台の移動変化を示す全体側断面図であ
る。
【図3】本発明にかかる原稿読み取り装置に適用可能な
別の原稿台の例を示す斜視図である。
【図4】本発明にかかる原稿読み取り装置に適用可能な
さらに別の原稿台の例を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかる原稿読み取り装置の一実施の形
態を示す全体側断面図である。
【図6】上記実施の形態中の光学系の例を示す正面断面
図である。
【図7】本発明にかかる原稿読み取り装置の別の実施の
形態を示す全体側断面図である。
【図8】上記実施の形態中のバックアップローラの部分
を示す側面図である。
【図9】原稿読み取り装置の従来例を示す断面図であ
る。
【図10】上記従来例に供される原稿と従来例によって
形成される画像の例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 原稿 2 原稿テーブル 3 上ユニットケース 5 原稿搬送ローラ対 6 原稿搬送ローラ対 7 原稿搬送ローラ対 11 原稿台 14 バックアップローラ 16 読み取り素子 70 原稿台 71、71 駆動モータ 80 原稿台 90 原稿台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種原稿を原稿読み取り部に搬送するた
    めの原稿搬送ローラ対と、 読み取り部で移動する原稿上の画像を電気信号に変換す
    るための一次元の読み取り素子と、 読み取り部で原稿を照明するための照明装置と、 記録部に設けられた透明な原稿台と、 原稿台に対向して配置されていて、原稿台を通過する原
    稿を原稿台に押し付けながら回転するバックアップロー
    ラを有する原稿読み取り装置において、 上記原稿台を移動させる機構を有することを特徴とする
    原稿読み取り装置。
  2. 【請求項2】 原稿台が任意の時期に任意の量だけ、原
    稿の進行方向又は進行方向に対し直角方向に、又は進行
    方向と直角方向とを合わせた方向に移動可能であること
    を特徴とする請求項1記載の原稿読み取り装置。
  3. 【請求項3】 原稿台が手動で移動可能であることを特
    徴とする請求項1記載の原稿読み取り装置。
JP8071211A 1996-03-01 1996-03-01 原稿読み取り装置 Pending JPH09247392A (ja)

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